市河:中盤戦、最初は出場22回を誇る彼らから。
ホームライナー    OA率:8/22
漫才/熱中症
秋田:この名前で出るべきかな、と。
元木:久々や。
過去に2度C大会への道を目の前で閉ざされた。悲願へ三度アタック!ホームライナー!

元木:はいどうも、ホームライナーです!
   いやー、季節はすっかり夏ですねー!

秋田:暑くてもう汗臭いくなってるんじゃないかと心配ですよ。

元木:そういう時は制汗スプレー付ければいいんですよ。

秋田:付けてますよ、32を。

元木:8×4のこと!?何で計算しちゃったの!?

秋田:制汗スプレーが無くなっていくのを青函トンネルで精悍な顔つきで性感を刺激しながら静観していたい。

元木:せいかんせいかんうるさいわ!

秋田:暑さで熱くなった鉄を触って「うおっ、熱っ」ってなってるのを青函トンネルで精悍な

元木:それはもういいって!

秋田:まあ暑いといったら一番気をつけなければいけないのが熱中症ですよ。

元木:確かに、死亡例も出てますからね。

秋田:特に酷いのが車の中に赤ちゃんを置いてそのまま死なせちゃうってパターン。

元木:子供を何だと思ってるんでしょうねえ。

秋田:一番よく聞くのがパチンコの駐車場に置き去りにするってのが。

元木:赤ちゃん置いてパチンコ行くのもどうかと思いますけどねえ。

秋田:ちゃんと赤ちゃんにも打たせてあげないと。

元木:そういうことじゃないだろ!

秋田:「ほーら太郎ちゃん、確変でちゅよー」「キャッキャッ」

元木:やめとけよ!ダメ人間になるって!三つ子の魂百までだぞ!

秋田:ビギナーズラックで大当たりしたりするかもしれないのに。

元木:ビギナーズラックが究極過ぎるわ!人生のビギナーだぞ!

秋田:ところで聞いたところによると熱中症ってのは温度より湿度が高い方がなりやすいそうで。

元木:そうなんですよね。だから湿度の高い日はこまめに水分補給をしないと。

秋田:もしくは空気を吸ったときに空気中の水分を体内に貯めておくとか。

元木:どんな生物だよ!

秋田:空気中の水分は多いですからね。

元木:そういう問題じゃないから!人間ってそんな器用な生き物じゃないから!

秋田:それか空気中から水分だけ抽出してそれを飲むとか。

元木:理科の実験!?大体そんな面倒くさいことしてる暇があるならコンビニ行け!

秋田:ここまで対策してもなる時はなってしまいますからね。

元木:まあそうですね。

秋田:だからなってしまった時の対処法も覚えておかないと。

元木:大事なことですね。

秋田:じゃあ俺が熱中症で倒れたという設定で。
   あーあー、暑いー。うー、バタンキュー。

元木:随分とわざとらしいけどよしとしておこう。

秋田:まずは体を冷やしておくのがいいそうで。

元木:そうですね。冷やすところも重要で、首を冷やしておくと首に集まってる血管が冷えてそこから体中が冷えるらしいですよ。

秋田:そう考えるとあれですね、漫画とかでよくある「首洗って出直して来い!」ってのは熱中症にならないように配慮して言ってるんですね。

元木:それとこれとは話が別だろ!あれはあれで意味があるの!

秋田:「お前を倒すのは俺なんだから、熱中症ごときにやられるな・・・!」

元木:無駄に格好よくさせるなよ!

秋田:あとは水分補給・・・これはさっき言った空気中の水分を貯める方法でオッケーですね。

元木:ノンオッケーだよ!素直に水でも飲んでろ!

秋田:それでもダメな場合は最悪救急車呼ぶしかないですね。どうしてもの場合だけですけど。

元木:公共機関に何の恨みがあるんだお前は。
   まあでもやっぱり最終的にはそうですね。

秋田:焦らず騒がず117117。

元木:119だよ!しかも2回言ったら完全にアリコじゃねえか!

秋田:「すいません、熱中症になったんですけど保険って適応されますか?」

元木:何の心配してんだよ!もっと目先のことに心配しろよ!

秋田:とりあえず救急車は呼んだから日陰に移ってモノポリーでもして待ってるか。

元木:随分と悠長だな!安静にしてろ安静に!そうこうしてる間に救急車が来たぞ!

秋田:ほら、お前のお迎えだぞ。

元木:お前のお迎えだよ!学校の近くを救急車が通った時の小学生か!

秋田:病院行ったら注射とかされんのかなあ、怖いなあ。

元木:だから小学生かって!熱中症で注射って聞いた事ないし!

秋田:大体保険が適応されるのかもまだ分かんないのに。

元木:その心配はもういいって!大概の病気には適応されるから!

秋田:病院に付いたからさっそく全然知らない足を骨折した高校生のギブスに「ファイト!」って書いてくるか。

元木:おとなしく病室行けよ!書かれた高校生も困惑するだけだから!

秋田:俺病院食って味が好きになれないんだよなあ・・・。

元木:我慢しろよ!色々栄養バランスとか考えられてんだよ!

秋田:さっきの看護婦さん可愛かったな。あの人に検尿とかされたいなあ。

元木:ゲスな欲望が丸出し過ぎるわ!
   ってか途中から熱中症対策どこ行ったんだよ!完全にお前が病院ライフ満喫してるだけじゃん!

秋田:こんな感じでどう?

元木:全然ダメだよ!もういい、お前といるとツッコミで熱くなって熱中症になるわ!

秋田:それは大変だ!首を洗って出直して来い!

元木:だからそれは違うって!いい加減にしろ!

二人:どうも、ありがとうございました。

6組目 ホームライナー







碓氷:それでは、計量です!
























289







市河:289KB!

碓氷:暫定順位は……!?



順位出場者KB
1位ホームライナー289
2位蝙蝠269
3位後藤○○261
4位レンコン257
5位ヘルシーライフ245
5位七草245
7位  
8位  
9位  
10位  
11位  
12位  
13位  
14位  
15位  

3点2点6点4点5点6点 4点7点5点1点6点

・元木:ビギナーズラックが究極過ぎるわ!人生のビギナーだぞ!
 これいいわぁ。

・コンスタントに笑いを積み上げていった印象ですが、
 「検尿してもらいたい」のようなインパクトある笑いがもうちょいあってもいいかなと

碓氷:暫定1位です。 市河:ここまでの調子なら200KB台での逃げ切りもありそうです。    続いては最終戦から勢いに乗っているこのコンビ。





モンスターゲート    OA率:1/3
漫才/にんげんっていいな
うし: ランキングの下の方からぬるっと参加させていただきます
とら: そしてぬるっとチャンピオン大会に行かせていただきます
うし: ぬるっとね
とら: これぞ上方漫才やで!
うし: これ書いた中の人が大阪に住んでるだけで関西弁は使ってませんがね
ぬらりくらりと強豪かわしてC大会に滑り込めるか!?モンスターゲート!

うし: どうも〜、モンスターゲートです

とら: 子供の頃って懐かしいよな

うし: まぁな

とら: 俺子供の頃まんが日本むかしばなしが大好きだったんだよ

うし: へー

とら: 特に俺エンディングにかかってた「にんげんっていいな」って曲が大好きでね

うし: ああ、あれはいい いい曲だ うん

とら: ちょっとここで歌ってみていい?

うし: いいとも 止める理由なんてあるわけがないよ

とら: では・・・
    ♪イベリコ見ていたかくれんぼ

うし: 待て

とら: なんだよ いきなり止めやがって

うし: 止める理由が急浮上してきたんだよ イベリコじゃねえよ、くまのこだよ

とら: え、違ってた!?

うし: 違ってたよ なんか近所の明るい森イメージしてたら
    いきなり設備の整った牧場出てきてびっくりしたわ 
    ダメだよ、そんな所でかくれんぼしたら 管理人にすげえ怒られるぜ

とら: そうか、じゃあ続きな

うし: 頼むぜ、ホントに

とら: ♪お尻を出した子 皆勤賞

うし: あ〜、違う賞取っちゃってるわ

とら: そうなの?

うし: 皆勤賞じゃねえよ、一等賞だよ 
    毎回参加するのは子供ながらご苦労様だけどさ
    皆勤賞もらうぐらい参加してるしてるんなら見つかる理由学習しようぜ
    あるいは、誰か教えてやれ 「ケツ出てるから見つかるんだよ〜」ってな

とら: そうか、「お尻を出した子 一等賞」だな・・・
    「お尻を出した子一等賞」ってどういうことだ?

うし: それは俺にもわからんから聞くな そういうもんだってことで納得しろ

とら: わかった・・・ じゃ続きな
    ♪丑三つ時にまた明日 また明日

うし: そんな時間まで何してんだ! 特に親は何してんだ!

とら: どうしたんだ急に

うし: お前が豪快に間違えるから、日本の教育を憂うあまりつい熱くなっちまったじゃねえかよ

とら: オーバーなやつだな

うし: とにかく丑三つ時に子供外うろつかせてんじゃねえよ 夕焼け小焼けだよ
    それが門限ってもんだろうが

とら: ああ、夕焼け小焼けでまたあした、な
    ♪We are we are we are the world

うし: 日本むかしばなしだっつってんだろ 急に世界に行くなよ
    目を向けるのは大事だけどさ
    いいな いいな にんげんっていいなだろうが
    そこでにんげんっていいなって言わないといつ言うんだよって話だよ
    にんげん嫌いなのか?

とら: いや大好きだ
    3度の飯よりにんげんが好きだ

うし: その表現もどうかと思うけどさ
    とにかくいい加減ちゃんと歌えよ

とら: わかったよ・・・
    ♪みんなでなかよくパフュ、パヒュ、パヒューム

うし: わかってねえじゃねえか
    何丑三つ時までポリリズム繰り返してるんだよ
    ん?今までずっと子供だと思ってたけど、ひょっとしてギャルなのか?
    ダンスの大会控えたギャルが練習してるのか?
    それでも丑三つ時まで外うろついてんじゃねえよ!おうちに帰れよ!

とら: あ、また日本の教育憂いた

うし: みんなでなかよくポチャポチャお風呂だよ

とら: なるほどね じゃ続き・・・
    ♪あったかい気持ちになれるんだよな

うし: ・・・

とら: ♪吉田帰れ 木村は残れ

うし: あ〜、ちょっと待って
    なかなか衝撃的な歌詞が続いたんだけどその前に片付けなければならないことがあるんだ
    お前ちょっとさっきの歌詞戻ってもう一度歌ってみてくれる?

とら: わかった
    ♪あったかい気持ちになれるんだよな

うし: そこ違うんだな
    そこは♪あったかいふとんで眠るんだろな なんだよ

とら: おー、お前よく気づいたな

うし: 照れるじゃねえか

とら: でも改めて指摘されて気づいたんだけど、どうやら俺1番と2番まぜて歌ってたわ

うし: えっ!?

とら: 本当の歌詞は「おいしいおやつに ほかほかごはん こどもの帰りを待ってるだろな」だったわ

うし: うわ〜、それは気づかなかったな

とら: 難しいもんだな

うし: 奥が深いもんだな

とら: あっはっは

うし: あっはっは

とら: あっはっは

うし: うるせえばか さっさと続き歌え

とら: はい・・・
    ♪吉田帰れ 木村は残れ

うし: さぁやってきました
    今までの歌詞の中で一番おかしなことになってるな
    これはどういうことなんだろうな
    きっとダンスしてるギャルのリーダーが丑三つ時に「はい集合〜」って言うわけだな
    で「ちょっと木村 あんたたるんでるんじゃないの
    こんなんじゃもうすぐ控えた大会優勝なんてできるわけないよ」って言うのかな?
    で吉田って奴が出てきて「言いすぎですよ 木村だってこんなにがんばってるのに」って言うのかな?
    でもリーダーは「吉田は黙ってて ちょっと木村 あんただけここに残って練習しな」って言って
    そしたら吉田が「そんな もう丑三つ時ですよ」って言ってな
    でもリーダーは「吉田は黙ってて いいからもう吉田帰れ 木村は残れ」って言って・・・
    なんだよこれ! 全然あったかい気持ちになれねえじゃねえかよ!
    なんで丑三つ時になったかわかるか? 設備の整った牧場でかくれんぼしてるからだよ!
    かくれんぼなんかで遊んでなかったら、木村も無駄に体力消費しなくて
    ちゃんとダンスに専念できたかもしれねえだろ!
    それから・・・

とら: ♪バッバッバク宙して バイバイバイ

うし: まだ俺がこの歌詞の検証がんばってるのに勝手に先進めるんじゃねえよ!
    あとそれじゃ帰れねえよ 疲れきってるのに宙返りとか無茶すぎだろ

とら: 本当はなんだったっけ

うし: 僕も帰ろ お家へ帰ろ でんでんでんぐりがえってバイバイバイだよ

とら: ああそうか お疲れ様です

うし: ありがとう
    ありがとうじゃねえよ お前全然にんげんっていいな歌えてねえじゃねえか

とら: あ、終わるんですか? 皆勤賞とWe are the world の検証すんでませんがよろしいんですか?

うし: それは正直ちょっと面倒くさいからいい
    とにかくお前のにんげんっていいなとギャルのダンサーなんてもんは俺絶対認めねえからな

とら: でもまんざいっていいなと思ったろ?

うし: 思ったけど、お前はいいかげんにしろ

二人: どうもありがとうございました

7組目 モンスターゲート







碓氷:それでは、計量です!
























305







市河:305KB!

碓氷:暫定順位は……!?



順位出場者KB
1位モンスターゲート305
2位ホームライナー289
3位蝙蝠269
4位後藤○○261
5位レンコン257
6位ヘルシーライフ245
6位七草245
8位  
9位  
10位  
11位  
12位  
13位  
14位  
15位  

2点2点10点1点8点5点 3点7点9点1点5点

・めっちゃおもしろかったです
 「♪吉田帰れ 木村は残れ」がね、特にね、
 また先にこれ出しておいて泳がしておくとかね、ずるいよ。

・「子供ながらご苦労様」といった独特な言い回しが面白かったです。
 てかうしさんのキャラが好き。二人ともメガネかけてるイメージです

碓氷:またまた暫定1位が入れ替わりました。 市河:遂に300を越えるコンビが出てきましたね。 碓氷:そして次から…。 市河:ええ、次からいよいよサバイバルゲームの開始です。    続いてはC大会4度出場の彼ら。





言霊連盟    OA率:14/17
コント/ファミレス
槍沢:お久しぶりです言霊連盟です。
栃城:恥を忍んで帰ってきたわけですが……
   今回に関しては大会に出たいとかそういうことよりもね。
槍沢:お世話になった企画なんで、最後の祭りに乗っかりたくて出場しました。
栃城:それと、このネタをリベンジさせ損ねたっていうのもあったしね。
槍沢:詳しくは188回参照で。
栃城:今日の為に全面的に作り直してきたのがいい方向に転がればいいんですが……。
槍沢:なにはともあれ僕らのネタを
二人:どうぞ!
雪辱はこの舞台で果たす!言霊連盟!

槍沢:南口に出てすぐ目の前のファミレス……あ、あった! この店か。

SE:カランコロンカラン

栃城:いらっしゃいませ! お客様お一人様ですか?

槍沢:あ、いえ。待ち合わせしているんで、あとで二人なります。

栃城:そうですか、ではこちらの紙にお名前を書いてください。

槍沢:はい。「槍沢」と。

栃城:! 槍沢様ですか!?

槍沢:? なんでそんなに大声出してるんですか?

栃城:では、ただいまご案内します。

槍沢:お願いします。

栃城:……ただ、ですねぇ。……その前にひとつお伝えしたいのですが。

槍沢:はい?

栃城:実は厨房の方で揉め事が起こっていまして……。出来ることなら刺激させないようお願いします。

槍沢:どういうことですか?

栃城:要するに、注文は遠慮していただきたいと。

槍沢:レストランに来たのになにも食べるなってことですか?

栃城:騒ぎが収まるまでドリンクバーで粘っていただければと……。

槍沢:店からそんな要求されたの初めてですよ。

栃城:揉め事が解決したら、改めて好きなだけ注文していただいて大丈夫ですので。

槍沢:……はあ。まあ、別に食事目当てじゃないし、いいですけど。
   でも、そもそもなんで揉めてたんですか?

栃城:前のお客様の食べ残しを次に同じメニューを注文されたお客様に出すかどうかということです。

槍沢:なにで揉めてるんですか!

栃城:次の客に出すのは即決だったのですが、一体何次利用までするのかで話し合いがこじれまして。

槍沢:出すのありきで議論してたんですか。

栃城:何回までならバレないかで揉めていたんですよ。

槍沢:しかも、論点そこですか!
   さすがにこれ以上は衛生的に……とかじゃないんですか?

栃城:はい。では、テーブルにご案内します。

槍沢:よく平然と案内できますね。そんな話聴かされて、のんきにご飯食べられるとでも?

栃城:でしたら、この付け合せのサラダは前の客の使い回しじゃないのか? とビクビクしながら食べていただければ。

槍沢:嫌ですよそんな食べ方! ……なんだこの店は?
   ……でも、麻里と待ち合わせてるから帰るわけにもいかないし。
   いいや、とりあえず席に案内してください。

栃城:かしこまりました。ではこちらでございます。
   ちなみに今連絡厨房の話し合いも、無事、五次利用まで可ということでまとまりました!

槍沢:多いですね、五回までって!

栃城:では、こちらが席でございます。

槍沢:(席に着く)

栃城:では、ご注文が決まりましたら、この席から大きく身を乗り出して、手を振りながらすみませーんと呼んでいただけると、

槍沢:直接呼ぶんですか?

栃城:こちらにあるボタンを押したのと同じ効果があります。

槍沢:じゃ、最初からボタンだけ薦めてくださいよ。

栃城:で、こちらがメニューに……

槍沢:ああ、メニューとかいいです。待ち合わせしているだけなんで、ドリンクバーで。

栃城:ドリンクバー……のみでございますか?

槍沢:別にいいじゃないですか、ドリンクバーだけでも。

栃城:せっかくですので、なにかお食事も

槍沢:さっきまでの話の流れでよく勧められますね! 

栃城:せっかくレストランに来たんですから食事していっても……。

槍沢:いいですって! ドリンクバーだけで。

栃城:ドリンクバーだけねえ……。正直、店側としてはそういうお客さんって迷惑なんです。

槍沢:はい?

栃城:こちらも客単価とか色々ありますし……。
   ドリンクバーだけで済まそうなんて、ちょっと自分勝手というか人間性を疑いますね。

槍沢:なんでドリンクバーだけでそこまで言われなきゃいけないんですか?
   さっきはドリンクバーで粘ってくれって頼んでたくせに……。

栃城:さっきはさっき、今は今。情勢って言うのは刻一刻と変化しているんですからね!
   そういう柔軟性というか応用力っていう物がないと、これから先ビジネスパーソンとして成功しませんよ!

槍沢:なんの話ですか?

栃城:どうします? なにか注文しない限りこのまま食いさがり続けますけれど。

槍沢:もう、脅迫じゃないですか!
   ……じゃあ、いいですよ。適当に、ハンバーグセットをライスで。

栃城:かしこまりました! こちら、もう850円足せば具だくさんきのこグラタンがつきますが、どうされますか?

槍沢:どうもしませんよ。それ、オプションでもなんでもなくて、単に別メニューでしょ。

栃城:そうですか、では当店独自のサービスとして、食べるときに、はいアーンとしてあげることも可能ですが。

槍沢:いらないですよ! なんですかそのメイド喫茶みたいなサービス。

栃城:そうですか……。では、「はいアーンは廃案」ということでよろしいでしょうか。

槍沢:くだらないですよ。もう、なんでもいいからすぐにハンバーグセット持ってきてくださいよ。

栃城:では、少々お待ちください。(舞台袖に消える)

槍沢:はあ、なんだあの店員。って、そんなことより麻里だ、麻里。
   あいつ、今更呼び出すってことは……。いや、でもなあ……。

栃城:(舞台袖から、ハンバーグセットを持って現れる)

槍沢:お、持ってきた。

栃城:(槍沢の向かいの席に座り、持ってきたハンバーグセットを食べ始める)

槍沢:ちょっと、なに勝手に食べてるんですか!

栃城:はい?

槍沢:それ、僕の注文したメニューですよね!?

栃城:ええ、そうですよ。

槍沢:あっさり認めましたね! そうですよじゃなくて、なんで僕の注文食べちゃうんですか!

栃城:いま、時間わかります?

槍沢:え? (時計を確認する)……5時40分ですけど。

栃城:だからです(食べ続ける)。

槍沢:理由になってないでしょ!

栃城:ここのバイト、6時で昼番と夕番が交代するんですよ

槍沢:それがどうしたんですか?

栃城:よく飲食店のバイトであるでしょ。
   上がった後にその店で食事したり、その店の商品買って帰ったりっていう。そういうノリですよ。

槍沢:思いっきり勤務時間内じゃないですか! あと20分我慢してくださいよ!
   ……てか、食べるにしてもなんでぼくの注文を……

栃城:だって早く来ちゃうから! 丁度いいタイミングを狙っていたのにあなたが早く来ちゃうから!

槍沢:なんの話ですか!? なんですか、このファミレス!、
   勤務中に仕事を放り出して客の注文食べるても問題ないんですか!
栃城:まあ、食べ残しを二次利用、三次利用しようって店ですから、職業倫理は推して知るべしかと。

槍沢:開き直るな! ……よく、クビにならないなと思ったら、店自体変なのかよ。

栃城:こう見えても僕、店長から信頼されてるんですよ。

槍沢:ああ、そうですか。

栃城:バイトのシフトや従業員の忘れ物の管理を任されてるんですよ。

槍沢:結構、重要な仕事任されてますね! なに考えてるんだここの店長は!?

栃城:うーん。じゃあわかりました。そんなに食べたいなら一口あげますよ。

槍沢:なんで、上から目線だよ。一口じゃなくて、全口が僕のですよ!

栃城:じゃあ、もう一回頼みなおしてくださいよ。

槍沢:もう、これ以上言っても埒が明かないからそうします。すみませーん、ハンバーグセットひとつ。
   ……いや、別メニューはいいです。はいアーンもいいです、ダジャレもいいよ!

栃城:あ、僕オレンジジュース。

槍沢:なに、勝手に頼んでるんですか?

栃城:はいアーンで。

槍沢:どうやるんですか? グラスでも持ってくれるんですか?

栃城:いや、ジュース類は口移しで飲ませてくれるの。

槍沢:嫌なサービスですね!

栃城:この、はいアーンのサービスはメイド喫茶が出てくるずっと前からはじめてたのに、
   ブームの後は、うちが真似してるように見られて悔しかったから、メイド喫茶では絶対できないサービスをって考えたんですよ。

槍沢:なんの対抗意識ですか!?
   ……あ、つい熱くなって頼んじゃったけれど別に食べたくなかったんだよな。

栃城:ところで、待ち合わせしてるって言ってましたけれど、誰となんです?

槍沢:誰だっていいじゃないですか。

栃城:教えてくださいよ。教えてくれたら一口あげますから。

槍沢:いりませんよ! もうハンバーグセット頼んじゃったし。

栃城:ね、ね、教えてくださいよ。教えて、教えて。
   ねえ、ねえいいでしょ! 教えてよ。

槍沢:……もう、鬱陶しいなあ。
   …………別れた彼女ですよ。

栃城:へえ、元彼女! やったねえ!!

槍沢:……なんでうれしそうなんですか?

栃城:いいから続きを話して!

槍沢:……先月にちょっとしたすれ違いで別れてしまって、
   それからずっとそのことを後悔していて、やり直したいと思っていたんですよ。
   そうしたら今日の昼にメールが来てこの店に呼び出されたんですよ。

栃城:そりゃ、完全にやりなおそうって話だよ!

槍沢:そう……ですかね。ならいいんですけれど……。自信がないです。
   彼女は本当によくできた女性で、僕にはもったいないくらいの人だから、今更僕に振り向いてくれるとは思えなくて……。

栃城:大丈夫だって、自信持ちなよ! 女心に詳しい俺が言うんだから間違いないよ!

槍沢:そういう経験が豊富なんですか?

栃城:いや、一回も。

槍沢:!? ……じゃあ、よく相談されるとか?

栃城:そういうのでもなくてね。
   ほら、従業員の忘れもの管理してるって言いましたよね。で、忘れ物の携帯を見たら友達への相談メールが沢山あってね。

槍沢:あんたなにやってるんだよ!

栃城:そういうのを通して女心を学んでいるんですよ。

槍沢:完全に犯罪じゃないですか!
   ……いくら不安だからって、こんな人に胸の内を明かして損したわ。

栃城:いやあ、でも全額おごってもらって、なんか悪いですね。

槍沢:いや、おごりませんよ! なんであなたの食べた分まで支払わなきゃいけないんですか!

栃城:でも、伝票には一名様って書いてあるし……。

槍沢:納得できるか! 僕が一人でいたところに、あなたが割り込んできたから二名様でしょ!

栃城:そんなバカな理屈通りませんって。

槍沢:通るよ! バカな理屈並べてるのはあなたの方でしょ! 大体最初から……

栃城:まあまあまあ、あんまり興奮しないで。こんなところ彼女に見られたら復縁できるものもできないないですよ。

槍沢:い、いま彼女のことは関係ないでしょ!

栃城:そうですかね。ほら、後を見てください。もう来てますよ。

槍沢:えっ?(振り向く)麻里……!
   (栃城の方を向き)あなたどうして……!
   (再び、彼女の方に振り向き)って、その格好! ……この店の制服?

栃城:やあ、麻里ちゃんおはよう。今日もよろしくね。
   あ、今月後半のシフト早めに出しておいてね。

槍沢:ここ、麻里のバイト先だったのか!
   それで、自分の店に僕を呼び出したってわけか……。
   いや、でも制服着て働いてるってことは……?

栃城:それから、これ。君の携帯。
   昨日休憩室に忘れていったでしょ。僕が預かっておいたからね。

槍沢:じゃあ、あのメールはあなたが!

栃城:彼女はうちの店のエースでね。
   よく働いてくれているんだけれど、先月から落ち込んでばっかりで仕事にならなくて困ってたんだよ。

槍沢:そうだったんですか……。

栃城:麻里ちゃん、今日はホールとかレジとかやらなくていいから。
   今日の君の仕事は彼とじっくり二人の未来について話し合うことだ。

槍沢:うわあ、いま僕、犯罪者にすげえ感謝している……。

栃城:麻里ちゃんにメニュー運ばせてそこで合わせるつもりだったから、君がドリンクバーだけって注文したときはどうしようかと思ったよ。

槍沢:じゃあ、なにか食べるようにしつこく薦めてきたのは……。

栃城:計算のうちだよ。
   まあ、予想より早く来られたからまた困っちゃったけれどね。

槍沢:じゃあ、注文食べ出したのも計算のうち!?

栃城:もちろん。

槍沢:すごい……全部、仕組まれていたんだ!
   じゃあ、二次利用とかで厨房がもめているっていうのも時間稼ぎかなにかで!

栃城:いや、それは本当。

槍沢:そうなの!? 使い回すの!?

栃城:あと、オレンジジュースも本当に飲みたいから頼んだの。

槍沢:それはどうでもいいですよ。

栃城:じゃあ、そういうわけで、はいアーンお願いね。麻里ちゃん。

槍沢:はいアーンも本当にあるんだ。
   って、ちょっと待て! オレンジジュースのはいアーンってたしか……。

栃城:口移しですよ。

槍沢:認められるか! なんだよヨリ戻しかけの彼氏の前で口移しって!

栃城:大丈夫、大丈夫。仕事でやってることですから!

槍沢:そういう問題じゃない!

栃城:じゃあ、わかった。こうしましょう。
   先に僕がオレンジジュース飲むんで、槍沢さんはその二次利用って形で口移ししてもらってください。

槍沢:いい加減にしろ!

二人:どうもありがとうございました。

8組目 言霊連盟







碓氷:それでは、計量です!
























361







市河:361KB!

碓氷:暫定順位は……!?



順位出場者KB
1位言霊連盟361
2位モンスターゲート305
3位ホームライナー289
4位蝙蝠269
5位後藤○○261
6位レンコン257
7位ヘルシーライフ245
7位七草245
8位  
9位  
10位  
11位  
12位  
13位  
14位  
15位  

4点8点6点5点6点3点 5点7点8点6点8点

・以前同じ回に同じファミレスネタを出してその時は気付かなかったんですが、
 今改めて観てみると、全然中身の濃度ちゃうやんけ・・・

碓氷:一気に1位に、しかもぶっちぎりです。 市河:これは頭2つも3つも抜けたんじゃないでしょうか。 碓氷:一方、ヘルシーライフと七草の2組は残念ながらここで敗退となります。 大黒:・・・まあ何か俺ららしいというか・・・ 西岡:・・・だな。でも今日は勝ちたかったな・・・ 大黒:とにかくこれまでお疲れ様でした!そしてありがとうございました!!! 草野:・・・うん。 鈴城:ありがとうございました。 市河:いよいよ戦いが本格化してきた中、次に現れるのはこのコンビです。





トリックル    OA率:1/4
コント/万引き
黒岩:どうも、第300回目で初オンエアを獲得しましたトリックルです。

霧雨:まあギリギリだったけどねぇ。

黒岩:ですが、ビッグチャレンジに出場できたので、このチャンスを生かしたいです。

霧雨:今回コントですが、頑張ります!
史上最大の下剋上となるか!?トリックル!

霧雨:・・・君、なんでこんな事をしたかな?

(黒岩が部屋に入る。)

霧雨:あ、店長。この子、万引きの疑いがあってここに呼んで、今説教してたんですよ。

黒岩:・・・そうか。

霧雨:いいか。万引きは一歩間違えたら犯罪なんだよ。
   ったく、いい歳して何しているんだか。

黒岩:お前もだよ!お前も万引きして呼ばれているんだよ!
   あと、一歩間違えなくても万引きは犯罪だよ!
   ちょっといろいろ聞いていくから。そこのあなた、名前は?

霧雨:霧雨です。みんなから霧雨って言われています。

黒岩:普通だね!別に言わなくてもいいでしょ!
   じゃあそっちは?
   ・・・ミサキさんね。

霧雨:それで出身は?・・・なるほど近畿ね。メモ、メモ。

黒岩:お前は聞かなくていいよ!そして近畿って広いね。
   じゃあ、霧雨さん。盗ったものを出して。

霧雨:缶ジュースとこのメモ帳とシャーペン。

黒岩:何、取ったものを早速使っているんだよ!これじゃあ、使い物にならないじゃあないか。

霧雨:大丈夫ですって。気付きませんって。少し芯が減ったぐらい。

黒岩:そっちじゃないよ!メモ帳の方!
   まあいいわ。じゃあミサキさん。盗ったもの出して。
   え?何も盗ってないって?

霧雨:そんなはずないでしょ!だっていくつかの商品を手にとって、

黒岩:ほら、証言もあるんだから。

霧雨:棚にそっと置いたところを見たんだから。

黒岩:じゃあ盗ってないでしょ!何カバンにそっと入れたみたいな感じで言ってんの。
   ちょっとカバンの中に入っているもの出して。
   携帯電話に財布。

霧雨:ねえ、出身は近畿のどこ?愛知?

黒岩:教科書に筆記具。

霧雨:福井でしょ?もしかして栃木?

黒岩:それで手鏡に、

霧雨:分かった、北京だ。

黒岩:さっきからうるさいよ!あと、今言ってたの全部近畿じゃないし、最後に至っては日本じゃないよ!
   ちょっと黙ってて!あ、ほらあった。お菓子。

霧雨:やったね。じゃあ見つかったというわけで、このお菓子とここにある缶で乾杯と、

黒岩:いかないよ!てか全部うちの商品だよ!
   えっと、ミサキさん。なんで盗ったの?

霧雨:と店長が言いますので何か一言を。

黒岩:大喜利みたいになってるよ!そういうのはいいから!
   ねぇ、ミサキさん。黙ってないで、何か言って。

霧雨:そうだよ。なにかしゃべらないと話が進まないんだから。

黒岩:霧雨さんは黙ってて!あなたがしゃべると話が止まるんだから。
   ・・・え?お金がなかったって。

霧雨:だからってそんなことしてもいいと思ってるの?

黒岩:・・・そうですよ。
   え、母親が病気で寝込んでいて生活が苦しくてしてしまったのか。

霧雨:ベタな言い訳だな。

黒岩:うるさいよ!さっきからちょくちょく入ってきて、黙れないの?

霧雨:すいません、私喋らないとイライラしてしまう性格なので。

黒岩:その性格、直した方がいいですよ!
   じゃあ、霧雨さんはなんで盗んだの?

霧雨:黙秘権で。

黒岩:めんどくさいな!いいから言って。

霧雨:お金がなかったのでつい・・・

黒岩:ついじゃないですよ。

霧雨:実は、店に入る前に服ごと全て取られまして。

黒岩:服ごと!?裸だったの?

霧雨:大丈夫です。マスクと靴下はちゃんと履いていました。

黒岩:そういう問題じゃないよ!完全に変質者だよ!
   取り返せなかったの?

霧雨:なにせ足が速くて、それに僕が何を言ってもワン、ニャンって。

黒岩:人じゃないの!?猫や犬なの!?
   じゃあ服とかどうしたの?

霧雨:店に入る前に近くの服屋のを着てきました。

黒岩:裸で!?よく捕まらなかったねえ。

霧雨:大丈夫ですよ。ミサキさんも同じ被害にあいましたから。

黒岩:そういう問題じゃないよ!てかその前にミサキさんもなの!?
   本当によく捕まらなかったねえ。

霧雨:大丈夫です。まあ警察官に尋ねられたぐらいですね。

黒岩:それヤバいよね!?じゃあなんでここにいるの?

霧雨:お金を渡したら見逃してくれました。

黒岩:最低だな!金で解決だなんて。
   てか、財布あるじゃん!あるんだったら買えたでしょ?

霧雨:その人に500円を渡したら金がなくなって。

黒岩:あ、それでなの!?てか500円って安いねぇ。
   じゃあ、ミサキさんも払ったの?

霧雨:いえ、二人分です。
   そこはレディーファーストでね。

黒岩:使い方間違ってるよ!
   ちょっと待て。お金が無かったんなら、その服どうしたの?

霧雨:これは試着すると言って、来たまま帰りました。

黒岩:ダメだよ!その服も盗んだことになるんだよ!
   ミサキさんはどうしたの?

霧雨:通行人から服を奪いましたですって。

黒岩:それもダメだよ!二人とも絶対捕まるよ!

霧雨:どっちの答えが面白かったですか?

黒岩:大喜利やってたの!?そんな状況じゃないでしょ!

霧雨:そっかあ、どっちもつまらなかったかぁ。

黒岩:そういう問題じゃないよ!じゃあ服の件は?

霧雨:まあまあ、服の件は冗談ですって。

黒岩:ムカつくわ!じゃあなんで盗ったの?

霧雨:じ、実は生活が苦しくて。

黒岩:あなたも?だからといって、

霧雨:分かっています。
   でも母親が病のせいかやる気が出ないだの憂鬱だので寝てばかりで。

黒岩:それ五月病だと思うよ!そういう症状が起きるのだから。てかそれとどう関係なるの?

霧雨:そのせいで、父親は毎晩酒をあびるほど飲むようになり、

黒岩:なんで!?奥さんが五月病になっただけそうはならないと思うよ。

霧雨:あと高級車買ってから、生活が苦しくなったんです。

黒岩:原因はそれだよ!その車を売れば少しは楽になるよ!
   てか、さっきから聞いてれば、ふざけすぎでしょ!

霧雨:ふざけてないよ。僕はただこの気まずい状況をなんとかしようと思って。

黒岩:そこがふざけているっていってんの!
   ちゃんと反省しているの?

霧雨:当たり前じゃないですか。店長に面白いと言われるような答えを考えます。

黒岩:そっちじゃないよ!大喜利はもういいよ!
   ちょっと反省していないんだったら、警察呼ぶよ!

霧雨:ちょっと待てよ。俺はどうなってもいいから、ミサキさんは許してやって。

黒岩:そのつもりなんだよ!
   あなたに言ってるの!

霧雨:万引きの事も本当に反省しています。本当にすいませんでした。

黒岩:・・・分かった。2人とも許してあげるから、もう帰っていいよ。

霧雨:分かりました。では、失礼します。

(霧雨とミサキが部屋を出る。)

黒岩:はあ、疲れた・・・

霧雨:店長!

(霧雨と男が部屋に入る)

黒岩:また君かよ!
   それで今度は何?

霧雨:万引き犯を捕まえました。

黒岩:どんだけ出るんだよ!今日で三人目だよ!
   それよりなんで盗ったって分かるの?

霧雨:だってこの男性のカバンの中に僕が入れた商品が入っていたのが決定的証拠です。

黒岩:じゃあ、お前が犯人だよ!

9組目 トリックル







碓氷:それでは、計量です!
























249







市河:249KB!

碓氷:暫定順位は……!?



順位出場者KB
1位言霊連盟361
2位モンスターゲート305
3位ホームライナー289
4位蝙蝠269
5位後藤○○261
6位レンコン257
7位トリックル249
8位ヘルシーライフ245
8位七草245
10位  
11位  
12位  
13位  
14位  
15位  

1点3点6点3点6点2点 2点3点6点4点3点

・若干ツッコミの言い回しに違和感がありました

・ボケの置き方や緩急の付け方などの技術面は多少なり感じるものの、
 肝心なボケの一つ一つがどれも小粒なのが悔やまれます

碓氷:第7位、惜しくも出場圏内に届かず…。 霧雨:正直悔しいですねぇ。 黒岩:まあ、仕方ないですねぇ。 市河:次からC大会出場確定組が決定していきます。    中盤のヤマの最後を飾るはこの2人!





神風とくやこうや    OA率:4/16
漫才/スポーツの話
とくや「いよいよビッグチャレンジです。気合入れて臨みます。」
こうや「C大会行かせて!」
苦労人の努力は最後の最後に結実するか!?神風とくやこうや!

とくや「おばんです!神風とくやです!」

こうや「神風こうやです!」

二人「とくやこうやです。よろしくお願いします!」

とくや「いや〜、それにしてもすごいことやったよね、なでしこJAPAN。」

こうや「ああ。日本初のワールドカップ優勝だからねえ。」

とくや「そして国民栄誉賞。団体では初めてなんですよ。」

こうや「そう、彼女たちにとっても人生初の国民栄誉賞ですからね。」

とくや「当たり前だ!そんなに二度も三度も国民栄誉賞もらったら価値が暴落するだろ!」

こうや「授与する菅総理にとっても初めての・・・」

とくや「そりゃそうだろ。」

こうや「まともな行動だとおもいますが・・・」

とくや「失礼だろ!何だかんだ言われても一生懸命やってるんじゃないか?」

こうや「ま、あれが最後の晴れ舞台となるようですが・・・」

とくや「勝手に決めるな!内閣に謝れ!」

こうや「でも、なでしこの選手の人たちも生活がガラッと変わっちゃって大変らしいですよ。」

とくや「そうそう。あまりにも有名になりすぎて普通に買い物にもいけなくなっちゃったり、
    ファンが家に殺到して引っ越さなくっちゃいけなくなったり・・・」
    あと、合コンしてたら、それを見たファンがツイッターで報告して、
    大騒ぎになったのもありましたからね。」
    有名税とでもいうんでしょうけど、おちおち飲みにもいけないってもはね・・・」

こうや「そうだよな。おちおち飲酒運転もできないですからね。」

とくや「それは人としてやっちゃいけないだろ!」

こうや「交差点で信号待ちしている間に寝てしまって・・・」

とくや「それは別のスポーツで起きた不祥事だ!」

こうや「試合後に『遊びの試合みたい』とか言ってめちゃくちゃ怒られる・・・」

とくや「それは弟子の方のトラブルだろ!日本相撲協会に謝れ!」

こうや「あと、女子のスポーツですごいって言えば、ゴルフでありましたね。」

とくや「有村選手ね。同一ラウンドでアルバトロスとホールインワンを同時に達成したってやつ。」

こうや「どっちもめったに出ないですからね。」

とくや「計算すると、こういうことができる確率って、三万回に一回くらいらしいですよ。」

こうや「三万回に一回!?本当にすごいですね。
    でも、有村選手が御両親から生まれてくるのは約四億個に一個の割合での受精ですからね。」

とくや「何言ってるんだよ!」

こうや「四億に比べれば、三万なんて大したこと・・・」

とくや「あるよ!!比べるものが間違ってるだろ!」

こうや「そして5年に1回の確率で国際免許を勘違いして使って無免許運転に・・・」

とくや「それ違うゴルファーの話だろ!何だその確率は!日本プロゴルフ協会に謝れ!」

こうや「気づいた時には交差点で信号待ちして・・・」

とくや「寝てねぇよ!前の話を蒸し返すな!」

こうや「そういえば、大相撲の方は大変でしたね。」

とくや「八百長問題!あれは大変なことですよ。」

こうや「お金もらって勝たせるなんて、スポーツマンとしてあるまじきことですからね。」

とくや「そうそう。」

こうや「酒飲んで運転して交差点で・・・」

とくや「それはもういいよ!」

こうや「人としてあるまじきこと・・・」

とくや「しつこいよ!」

こうや「それでも、本場所は再開して盛り上がっていましたね。」

とくや「特に魁皇関がね。通産勝利の新記録を達成して。」

こうや「地元では勝つたびに花火を上げてお祝いしているんですよ。」

とくや「そうそう。でも、今年に入って花火を上げていた人が亡くなって。
    急遽地元の後援会の方が臨時の免許を取って上げていたそうですよ。
    まあ、残念ながら魁皇関は先場所で引退してしまったんですけど・・・」

こうや「花火の免許も無駄になったのですが・・・」

とくや「何でそういうこというんだ!」

こうや「だって、すぐ引退しちゃったじゃん!免許を取る労力や花火の用意を考えると、
    絶対元取れてないって!」

とくや「ばかやろう!お前、福岡県民に謝れ!
    でも、魁皇関の引退で、日本人の大関がいなくなってしまいましたね。」

こうや「いなくなったんですか?」

とくや「いなくなったよ。大関から上はみんな外国人。」

こうや「いるでしょ!」

とくや「・・・?いる!?・・・ま、候補ならいるけど・・・」

こうや「日本人の大関いますよね?・・・ほら、ワンカップ。」

とくや「酒じゃねーか!くだらないよ!」

こうや「ワンカップ大関が。」

とくや「それは日本酒の大関な!俺言ってるのは日本人の大関!」

こうや「ま、『ワンカップ』って呼び名が日本っぽくないですけどね。」

とくや「このバカチン!」

こうや「大相撲も、これからどんどん盛り上げていかないとなりませんね。」

とくや「そういえば、名古屋場所の序二段で、『北斗対羅王丸』って取り組みがあったんですよ。」

こうや「『ほくと』と『らおう』!?・・・何か漫画の世界みたいですね。」

とくや「『北斗』の方が漫画の大ファンで四股名にしたらしいですよ。」

こうや「そうなると、これからそういった四股名の力士がどんどん出てくるといいかも。」

とくや「あ、組み合わせとかで話題になってね。」

こうや「『北斗』に対抗して『健介』とかね。」

とくや「そっちの『北斗』!?」

こうや「間違いなく『北斗』が勝つと思うんですが・・・」

とくや「現存の人物じゃなくて漫画あたりからとろうよ!」

こうや「じゃあ、ドラゴンボールが好きな力士がいて、『悟空』って四股名にして・・・」

とくや「ああ、いいね。で、相手は。」

こうや「『必殺』と書いて『ピッコロ』。」

とくや「『ごくう』と『ピッコロ』!?『必殺』って書き方も何か・・・」

こうや「『悟空対必殺(ピッコロ)』の対戦が組まれて話題になったり・・・」

とくや「それは話題になるね。」

こうや「あと別の日に『必殺(ピッコロ)対ぽろり』とか・・・」

とくや「ピッコロが違うだろ!『にこにこぷん』だろ!古いぞ!」

こうや「結果はもろだしでぽろりの負け・・・」

とくや「ばかやろう!『ポロリ』の方かよ!」

こうや「『ぽろり ポロリで反則負け』これ絶対一面飾るぜ。」

とくや「飾れるか!負けた方ショック受けるだろ!」

こうや「こうやって大相撲を盛り上げるのは・・・」

とくや「なしだよ!じゃかーしい!もうやめんべ!」

二人「とくやこうやでした。どうもありがとうございました!」

10組目 神風とくやこうや







碓氷:それでは、計量です!
























261







市河:261KB!

碓氷:暫定順位は……!?



順位出場者KB
1位言霊連盟361
2位モンスターゲート305
3位ホームライナー289
4位蝙蝠269
5位後藤○○261
5位神風とくやこうや261
7位レンコン257
8位トリックル249
9位ヘルシーライフ245
9位七草245
11位  
12位  
13位  
14位  
15位  

3点5点7点2点4点2点 5点1点7点1点5点

・うーん、サンスポ読みながらふざけあってる中年2人にしか見えませんでした。
 ワンカップとか特に。その様が面白ければ問題ないんですが・・・

碓氷:暫定5位タイ。ギリギリ踏みとどまりました。 市河:レンコンさんはここで敗退となります。 コン:仕方がない最近体中が痛くてたまらなかったし。 レン:関係あります? 碓氷:言霊連盟が真っ先にC大会出場を決めました。 市河:それではここまでの感想を芸歴46年の大ベテラン落語家・馬琴亭照英(仮名)さんに伺いましょう。 『全体的に強豪揃いで、学ぶところも多く、面白かったという印象を受けました。』 碓氷:さすがはC大会を狙いに来たメンバーが集まったといったところでしょうか。 市河:では、最後の5組へ参りましょう!





終盤5組へ!