市河:10組が出番を終え、オーバー300が2組。
   ここからこの重い空気を変えてくれそうな実力者が続々登場します!
炭酸電池    OA率:5/10
コント/余命宣告
たん:ビッグチャレンジがんばります!
でん:ビッグなチャレンジですからね!
ビーックビックビックびっくーびっく。大物になれ!炭酸電池!

たん:次の方どうぞ・・・

でん:失礼します。

たん:どうぞ、こちらへお座りください。

でん:はい。それで、息子の病気についてわかりましたか?

たん:えー、先ほど、診断結果が出ました。

でん:ああ、ありがとうございます。

たん:それでですね・・・、そろそろしっかりと親御さんに伝えたいのですが・・・よろしいでしょうか?

でん:・・・わかりました。

たん:では、もう一度お聞きします。結果をお伝えしてよろしいでしょうか。

でん:はい、もう覚悟は十分しています。先生、今日は、本当のことを教えてください!!

たん:えー・・・。大変言いづらいのですが・・・、もう、息子さんの寿命は、あと、かっこいい犬です。

でん:・・・・・・・・・・ん?

たん:いや、ですから、残り、かっこいい犬です。

でん:・・・ん?なになにそれ!え。なに?ん?ん?ん?

たん:いわゆる、3か月です。

でん:なんで3カ月が、かっこいい犬・・・・・・1(ワン)クールってこと!!!?

たん:というわけで、息子さんの診断結果は、・・・タンスの角に足の小指があたったときの効果音の病気です。

でん:え?え?今度は、なに!?

たん:いわゆる、 ガン です。

でん:ちょっと、待ってもらえますか!すごく衝撃的なことを聞かされていると思うんですが、なんか耳にストレートに入ってこないのはなぜでしょうか。

たん:え〜と、それは、多分ですが、あなたの耳に水が入ってるからだと思われます。

でん:いや、光じゃないんだから、声は、水によって屈折しないでしょ。

   さっきから、なんか、物事をわざわざ回り口説く言ってる気がするんですが・・・

たん:あっその事ですか。それはですね、実は私、昔から俗語の前に、まわり口説く言ってしまう癖がありまして。

でん:どんな癖!?

たん:少し気になると思いますが、息子さんの大事な病気について話してるので、そこは気にせずお願いします。

でん:そうですよ、そんなのどうでもいいです。まずは息子の病気です。

   私も薄々気づいてはいましたので、本当のことを言ってもらって少し安心しました。しかし、余命3カ月というのは信じたくありません!

たん:宿題やったのに忘れました!! と言う生徒・・・いわゆる、信じ難い気持ちはよくわかります。

でん:・・・。

たん:しかし、ディズニーランドのプーさんの中身はおっさん・・・いわゆる、現実は受け止めてください。

でん:・・・。そっそれで、息子の助かる方法は無いんですか?

たん:今、机の下に物が落ちて潜りこんで拾った後そのまま立ち上がっちゃって机に頭をあてたときの効果音の病気 いわゆる、ガンの治療法は色々と研究されていますが、

   あなたの旦那さんの息子さん。いわゆる、あなたの息子さんのような、小さい子供には コーラにメントス!いわゆる、大変危険だと思います。

でん:聞きづらいっ!!!まぁ、なんとか話の筋は理解できましたが・・・。今から手術をしてもどうなんですか?

たん:そうですね、多分、春のパン祭りの応募券を秋に溜め終わるですかね・・・。 いわゆる、手遅れだと思います。

でん:そういう軽い手遅れじゃないでしょ!!

   でも一か八かで手術というのも考えてもらえないでしょうか?

たん:んー、良純天気予報ですからねー。いわゆる、成功する確率はほぼ無いですからねぇー。

でん:それはどのぐらいの確率と解釈すればいいんですか!? でも、1%でも成功する確率があるのでしたら、やる価値はあると思います。

たん:それは、そうですけど・・・。私も、手術するのは、決して、視力回復の方法を探すため、インターネットを5時間やる。 いわゆる、無駄っ! だとは思っていませんが、

でん:確かに無駄だけど!

たん:まあ、一応検討しておきましょう。

でん:あと、このことは、本人には、内緒にしていてください。お願いします。

たん:わかりました。あなたのお母さんのお母さんの曾孫 いわゆる、あなたの息子さんには、

   電車で寝ていて隣の手すりに頭がぶつかる時の効果音の病気 いわゆる、ガンということは伝えないでおきましょう。

でん:ちょい!!!!!さっきから、私の息子でいいじゃないですか!!そこはいちいち回り口説く言わなくてもいいでしょ!

   あと、ガンという病気を効果音の「ガーン」と一緒にしないでください!!

たん:それは、本当に禁煙です!本当に禁煙です!いわゆる、すいません!すいません!

でん:そっちの吸いませんじゃないし!!!

たん:んー

でん:ちょっと!聞いてます!?

たん:あの〜・・・

でん:え?

たん:こないだ、自販機のカルピスを水で薄めてた人がいたんですよ。

でん:・・・・・・・で? いきなり、なんの話をしてるんですか?

たん:これ面白くないですか?原液じゃないカルピスですよ?

でん:いや息子の話は・・・!?・・・・その話は、いわゆるなんですか?

たん:いわゆる・・・余談です。

でん:そのまんまかよ!!!なんかまた重大なこと言われると思ったら、ただのクソ話だった。

たん:ちょっと!あなたの親友 いわゆる クソは言いすぎですし、失礼ですよ。

でん:あんたのほうが失礼だよ!! ってか、いい加減にしてください!もう、なんなんですか、その癖は!

たん:ビスコを食べる時は、二つに破って、中身の白い部分だけ舐めてしまうのは仕方ないです。いわゆる、癖は。

でん:そんな癖もあるのか!! あなたは、真面目なんですか?ふざけてるんですか?

たん:私は、ジミー大西をしたこと。いわゆる、ふざけたことなんて一度もありません。

でん:ジミーさんはふざけてやってるわけじゃないし、それも失礼ですな。

   そういう癖を持っている人が医者だと、診断結果も適当に出してるって感じに思えてくるんですよね。

たん:そんな、私が、2年前に犯したミス。いわゆる、誤診があるみたいな言い方しないでくださいよ!

でん:2年前に起こしたのかよ!!!

たん:いや今のは、ジョークです。ジョークです。いわゆる、焦りを隠している私です!

でん:なんか信じられなくなってきたよ!!

たん:10年前あなたをストーカーした人。 いわゆる、私を信じて!

でん:あの時のお前だったのか!!!!

たん:ペロンチョン!ペロンチョン!

でん:なんなのそれは!!

たん:いわゆる、意味不明な言葉です。

でん:また、そのままじゃねーか!もう我慢できない!!息子を他の病院に移動させますから!

たん:城島選手はやめてください。いわゆる、移動が成功に繋がります。

でん:じゃあ、いいんじゃんよ!では、さようなら。

たん:ちょっと待ってください!!!

でん:なんですか!

たん:私は、いつもこうです。

でん:え?

たん:患者さんに、この癖のせいで怒られます。私は今、本当に反省してます!

   本当に!本当に!申し訳ありません。息子さんの病気も最善を尽くして、私が責任を持って治させてみせます!だからもう一度考え直してもらえませんか?

でん:・・・信じていいんですね?

たん:はい。

でん:私こそ、ちょっと言いすぎちゃいました。病院なのにあんな大声をあげて・・・。

   わかりました。息子をよろしくお願いします。

たん:はい。まぁ、いわゆる口先だけってやつですね!

でん:もう止めちまえ!!!!!

11組目 炭酸電池







碓氷:それでは、計量です!
























317







市河:317KB!

碓氷:暫定順位は……!?



順位出場者KB
1位言霊連盟361
2位炭酸電池317
3位モンスターゲート305
4位ホームライナー289
5位蝙蝠269
6位後藤○○261
6位神風とくやこうや261
8位レンコン257
9位トリックル249
10位ヘルシーライフ245
10位七草245
12位  
13位  
14位  
15位  

2点3点6点4点6点7点 4点7点7点5点4点

・設定がわかりやすく上手くその設定を使いこなしていたんですが、、
 おぉ!と言ってしまうような、そういう凝った言い回しがあまり見られなかったのが残念です

碓氷:暫定2位、この時点でC大会出場確定です。 市河:おめでとうございます! 碓氷:めでたくC大会初出場ということになりました炭酸電池。 市河:続くは返り咲きを狙うこの2人。





QQQ    OA率:14/21
コント/面接
Q1:図々しくもやって参りました。
Q2:宜しくお願いします。
最近の不調をここで払拭できるか!?QQQ!

(コンコン) 

Q1:どうぞー。

(ガチャッ)

Q2:失礼します。

Q1:いやぁーこんな山奥までご苦労様。

Q2:あ、いえ・・・。

Q1:疲れたでしょ?こんな山奥の小屋でアルバイトなんかの面接にはるばる来るなんて。

Q2:いえ、前々からここでバイトしようって決めてまして・・・なのでお気になさらずに。

Q1:あ、そう?じゃ、とりあえず掛けてもらって。

Q2:あ、はい失礼します。

Q1:いやでも珍しいよね?君みたいな大学生の子が、山小屋でバイトしたがるなんて。
   アルバイトくらい他にもたくさんあったろうに。

Q2:前々から興味があったので。はい。

Q1:へぇ〜そいつは嬉しいねえ。じゃあ早速なんだけど、どうしてここで働こうって思ったの? 

Q2:死に場所に最適かな・・・と。

Q1:はい?

Q2:はい?


Q1:・・・・・・。


Q2:・・・・・・。


Q1:・・・はい?


Q2:・・・はい?


Q1:・・・はい?


Q2:・・・はい。

Q1:いやいや“はい”じゃなくってさ。ん?え、何今なんつった?

Q2:死に場所に最適かな・・・と。

Q1:どういうこと?

Q2:いやまあ、単刀直入に言えば・・・死にに。

Q1:死にに?

Q2:ここへ。

Q1:来たの?

Q2:はい。 

Q1:働きに?

Q2:死にに。

Q1:死にに?

Q2:死にに。

Q1:働かずに?

Q2:働きながら。

Q1:働きながら?

Q2:はい。

Q1:死ぬの?

Q2:ええ。

Q1:働きながら?

Q2:はい。

Q1:働きながら!?

Q2:はい。

Q1:働きながらぁ!? 

Q2:はいッ!!


Q1:・・・・・・。


Q2:・・・・・・。


Q1:いやだからさぁ・・・あのね、うんえーっと・・・あのー君さ、言ってることおかしくないか?

Q2:そう・・・ですかね?

Q1:いやそうだろ。働きたいんじゃないの?

Q2:はいもちろん、働きたいです。

Q1:働きたいの!?

Q2:はい。

Q1:死にたいのに!?

Q2:はい。

Q1:・・・ええええええ!?

Q2:いやあのですね、ちゃんと僕の話を聞いていただきたいんですよ!!

Q1:いやいやいやいやいや!!

Q2:僕・・・もう人生に疲れちゃって・・・。

Q1:いやいやいやいやいやどうしたんだよまた急にブルーになっちゃって・・・!!

Q2:いやなことばっかで・・・なんていうかその・・・いきがいも何もなくなっちゃって・・・。

Q1:・・・なんかやなことでもあったのか?

Q2:だからもう自殺するしかないって・・・考えたんです。 

Q1:君さぁまだ若いんだから。

Q2:でも・・・自殺するなんて結局は・・・逃げてるだけなんですよね。

Q1:・・・・・・。

Q2:そんなんじゃいけないって事に気付いたんです・・・。

Q1:君・・・分かってるじゃないか。 

Q2:だから・・・もうどうせなら精一杯働いてやろうって・・・そう思ったんですッ!!

Q1:そうだ!!

Q2:精一杯働いて死のうって!!

Q1:ぜんぜんそんなことなかった!!

Q2:でも山小屋だったら・・・山の上だったら
   飛び降りてきれいさっぱりさせられるかなって・・・そう思ったんですッ!! 

Q1:いやダメだろそれ!!自殺になっちゃうだろ!!

Q2:人のために汗水流して働いて疲れて死ぬ・・・なんて素晴らしいアイディアなんだ!!そう思いませんか!?

Q1:なんなんだよなんか怒るに怒りづらいよ!!

Q2:働いて疲れて死ぬ・・・つまりこれは自殺でも他殺でもない・・・自然死なんですよ!!

Q1:いや過労死だよ多分それ!!

Q2:だからポックリいきたいんです・・・ポックリーッ!!

Q1:ポックリーッ!?

Q2:ポックリポックリーッ!!

Q1:なんなんださっきから君は!!

Q2:・・・・・・。

Q1:だいたいなぁさっきから行きたいんだか生きたいんだか逝きたいんだかはっきりしないんだよ!!

Q2:・・・なのでどうか!!どうか採用してくださいお願いします!!

Q1:ダメだ!!

Q2:どうしてですか!!

Q1:ダメなもんはダメだ!!

Q2:お願いします!!精一杯汗水流して働いて死んで生まれ変わりたいんですッ!!

Q1:回りくどいんだよ!!死にたいんだったらもっとストレートに死ねッ!!

Q2:はい!!

Q1:あっ、死ぬな!!

Q2:はい!?

Q1:なんか勢いでつい口走ってしまった!!死んだら元も子もないだろって言ってんだよ!!

Q2:働かせてくれないと・・・どっかの崖から不幸を先立ちますよッ!!

Q1:分かった分かった一旦落ち着こうかっっ!!なっ!?なっ!?

Q2:ということは・・・採用していただけるんですね!?

Q1:ここで死なれちゃ困るからだよ!!別に死んでいいって許可出したわけじゃないんだからな!?

Q2:ありがとうございます!!

Q1:はぁ・・・。

Q2:今日から働いて死ねるように精一杯頑張りますんでどうか一つ、よろしくお願いいたします。

Q1:え、今日からもう働くつもりでここに来たのか?

Q2:そのつもりでした。差し支えなければ是非シフトに組んでいただいて結構ですんで。

Q1:・・・・・・その働く意欲をさぁ

Q2:はい?

Q1:なんていうかこうもっとその働く意欲をさぁ・・・もっとプラスな事に変換しようとは思わんのか?

Q2:いえ・・・もう心に誓ったことですから。

Q1:・・・・・・仕方ない。じゃあ早速、いきなり力仕事になっちゃうんだけどさぁ、
   倉庫の中の非常食を補充したいから、そこに積まれてるダンボールを倉庫に運んでもらえるかい?

Q2:はい!!

Q1:じゃ早速運んじゃおうか。よいしょっ

Q2:ふんっ

Q1:よいしょっ(ドサッ)

Q2:ふんっ

Q1:よいしょっ(ドサッ)

Q2:・・・・・・。

Q1:よいっしょ。(ドサッ)

Q2:なんて重たい荷物なんだ・・・こんなのさえ持てないなんて・・・僕は・・・。

Q1:ん?

Q2:なんて無力な人間なんだ・・・。

Q1:・・・ええええええ!?

Q2:死にたくなってきた・・・。

Q1:君さぁ・・・こんなんでへこたれちゃってたらこの先やってけないって。

Q2:死にたい・・・。

Q1:ほら一緒に持つの手伝ってやるからさ。な?

Q2:鬱だ・・・。

Q1:・・・・・・。

Q2:死のう・・・。

Q1:じゃあもう死んじゃえばいいんじゃないか?

Q2:はい・・・?

Q1:働いて死ぬために働きに来たのに・・・働けなくって死ねないんなら・・・もういっそここで死んじゃえば楽なんじゃないか?

Q2:・・・・・・。

Q1:だってそうだろ?なんかこういうこと言っちゃうのもなんなんだけど、
   やっぱりそんなんだと雇えないんだよ申し訳ないけど。君にはちょっとガッカリだなぁ。

Q2:・・・・・・ぅ。

Q1:ん?

Q2:違・・・ぅ・・・僕は・・・・・・僕はこんなところで・・・死ぬワケにはぃかないんだ・・・・・・。

Q1:・・・・・・。

Q2:うああああああああああああああああああああああッ!!

Q1:ッ!!

Q2:俺はああああああああああああッ!!俺は・・・こんなところでくたばっちまうようなヤワな人間じゃねえんだよおッ!!!

Q1:!?

Q2:俺は絶対あきらめねぇ・・・死んで生まれ変わるその日まではぁッ!!!

Q1:いやだから生まれ変わるとかそんなんないから多分!!

Q2:うぉぉぉぉぉぉ絶対死んでみせるからなぁぁぁッ!!

Q1:だから死んじゃえよいっそここで!!

Q2:いやだぁぁぁ死にたくない!!

Q1:あるから!!崖あるからすぐそこに!!自殺の名所っぽい崖いっぱいあるから!!

Q2:・・・・・・ぃ。

Q1:東尋坊みたいなとこあるから・・・。

Q2:死にたくない・・・。

Q1:・・・死ねよ!?

Q2:死にたくない!!

Q1:じゃあ死ぬな!!

Q2:死にたい・・・。

Q1:死ね!!

Q2:死にたくない!!

Q1:死ぬな!!

Q2:死にたい!!

Q1:死ね!!

Q2:死にたくない!!

Q1:死ぬな!!

Q2:死にたい!!

Q1:死ね!!

Q2:死にたくない!!

Q1:死にたいッ!!

12組目 QQQ







碓氷:それでは、計量です!
























393







市河:393KB!

碓氷:暫定順位は……!?



順位出場者KB
1位QQQ393
2位言霊連盟361
3位炭酸電池317
4位モンスターゲート305
5位ホームライナー289
6位蝙蝠269
7位後藤○○261
7位神風とくやこうや261
9位レンコン257
10位トリックル249
11位ヘルシーライフ245
11位七草245
13位  
14位  
15位  

9点7点7点3点8点3点 5点8点8点7点9点

・Q2:お願いします!!精一杯汗水流して働いて死んで生まれ変わりたいんですッ!!
 ↑これは噴きました。

・最後の1行でおもくそ噴きました!

・やっぱ押し問答のくだりをさせたら天下一品ですね。
 ずっとその様子を見ていたい。逆に言うと普通の会話が見劣りしました

碓氷:暫定1位、よってC大会出場決定です。 市河:そして、後藤○○と神風とくやこうやの2組とはここでお別れです。 後藤:最後まで青バトは甘くなかったね。 ○○:さようなら青バト とくや「だめでしたね。笑いが薄かったかな・・・」 こうや「ま、青バトは終わるようですが、これからも僕らは漫才やっていきますので。」 二人「どこかでまた来ます。」 碓氷:ファイナル2度進出の実績を持つ実力者がまた1組名乗りを挙げました。 市河:ここから最後まで女性芸人擁するユニットが続きます。まずはこちら。





MindPercussion    OA率:1/2
コント/バレンタインチョコレート
マキ:青バトが終わるということで、いてもたってもいられなくなりました。
霜山:もしファイナルに行ったらさらに美しい新ネタを披露するつもりです。
マキ:ハードル上げるな、まず現実見つめろや。
カヤ:初挑戦のときから書き始めてたネタです・・・。
ここまで上位3組はすべてコント勢。勢いに乗れ!MindPercussion!

カヤ:フゥ・・・ただいまマキ姉。

マキ:あっ、おかえりカヤ、ちゃんと材料買えた?

カヤ:うん、買えたと思う。

マキ:それにしてもずいぶん買ったわね、何人の男にあげるつもりよ?

カヤ:べ、別に男の子にはそんなにあげないよ!あげるとしても義理だし・・・それに大半がホラ、友チョコだし。

マキ:ふーん、その割には手作りチョコだなんて随分と気合入ってるじゃない。

カヤ:い、いやこれは!普通に買ったチョコよりも、手作りのチョコをあげた方が気持ちとかがこもっていて、友情深まりそうでいいかな〜って思って・・・。

マキ:ふぅ〜ん、今までバレンタインチョコなんか全く作った事のなかったカヤが。

カヤ:本当だって!それに、チョコをあげる男の子なんて、幼馴染の霜山君ぐらいしかいないし・・・。

マキ:霜山君かぁ、彼いい子よね。前髪変だけど。

カヤ:うん、確かに前髪が変だけど・・・。

マキ:何、今年こそ霜山君に本命渡しちゃうの?

カヤ:いやいやそんな物渡さないよ!霜山君とはただの幼馴染だし・・・。

マキ:本当にぃ?

カヤ:本当よ!というかマキ姉、チョコの作り方本当に頼むよ!私本当に何にも知らないんだから・・・。

マキ:それは分かってるって!ちゃんとこのマキ姉ちゃんが教えてあげますから・・・・・・んっ?(レジ袋を漁る)

カヤ:あれ?どうしたのマキ姉。

マキ:・・・ちょっとカヤ、アレは?

カヤ:えっ?アレって・・・えっ、私何か買い忘れてた!?

マキ:待ってよカヤ、何でバレンタインを買い忘れるのよ!!

カヤ:えっ・・・バレンタイン・・・?

マキ:もーカヤどんだけ抜けてるのよ!!隠し味の大納言は買ってきてるのに肝心のバレンタインを忘れるなんて・・・。

カヤ:ちょっ、ちょっと待ってよマキ姉、何よそのバレンタインって!!

マキ:バレンタインはバレンタインよ!!ホラ、ちゃんと私が渡したメモにだって書いてあるじゃない!!

カヤ:えっ!?このバレンタインって材料の事だったの!?

マキ:それ以外何のバレンタインあるのよ・・・・・・あれ?もしかしてカヤ・・・バレンタイン知らないの・・・?

カヤ:・・・バレンタインデーの略じゃないの・・・?

マキ:はっ!?えっ!?ウソッ!?マジで!?なんでバレンタイン知らないで生きてきたの!!?

カヤ:バレンタインってそんなに有名な物なの!?

マキ:というかどうしてバレンタインチョコは知っててバレンタインを知らないの!?辛子マヨネーズを知ってて辛子を知らないような物じゃない!!

カヤ:えっ!?というか、バレンタインチョコってバレンタインデーに配るチョコレートだからバレンタインチョコなんじゃないの!?

マキ:何言ってんのよカヤ、普通のチョコレートがバレンタインチョコになる訳が無いでしょ!!

カヤ:じゃ、じゃあ今まで私が買っていたバレンタインチョコって、バレンタインが入ってるチョコレートの事だったの!?

マキ:そうに決まってるじゃない!!バレンタインが入っていなかったら何が入ってると思ったの!?練炭!?

カヤ:練炭が入ってるチョコレートなんて想像した事ないよ!!何も変わらない普通のチョコレートだと思ってたよ!!

マキ:もうカヤ・・・・・・物知らずにも程があるよ・・・。

カヤ:だって・・・バレンタインチョコとか作った事ないし・・・。

マキ:作った事がなくても名前で分かるでしょ!!「シナモントースト」って言えば大体シナモンが入ってるトーストだって予想できるでしょ、それと同じよ!!

カヤ:それはシナモンを知っているから分かる事じゃん!!私はバレンタインと言う素材を見た事も聞いた事も無いのよ!!

マキ:バレンタインを見た事も無い・・・?カヤ、それヤバイよ、お嫁にいけないよ・・・。

カヤ:婚活レベルの知識なの!?

マキ:ちょっとカヤ・・・去年の余ったバレンタインを見せてあげるよ・・・そこの戸棚開けてごらん。

カヤ:去年のがあるんだ・・・(扉を開ける)

マキ:どうカヤ、分かった?

カヤ:えーとマキ姉・・・・・・どれがバレンタイン・・・?

マキ:それよ、その中の全部がバレンタインよ。

カヤ:えっ・・・?これが全部バレンタイン!?普通にお米かと思った!

マキ:ああ、そういえばパッと見はお米みたいね。

カヤ:ちょっ、ちょっと待って、これ全部がバレンタイン!?多くない!?

マキ:いや、普通よ。バレンタインって結構いろんな種類があるから、様々なヤツをいっぱい買わなきゃいけないのよ。

カヤ:えっ?じゃあこの中にあるバレンタインみんな違う種類なの?

マキ:そうよ、たとえば今カヤが手に持ってるのはバレンタインAC、その下辺りにあるのがバレンタインG2。

カヤ:そんな薬品みたいな名前なんだ!?

マキ:右側に置いてあるのがバレンタインOV−2左側に重ねて積んであるのがそれぞれUs、BT、CFO−7。
   正面に積んであるのがそれぞれM7、DV4、Ma、Bc、Jhd、DD2、Hk2、Er、Yu−68・・・。

カヤ:わー、成績オール3のマキ姉がもの凄く頭のいい理系の人に見える・・・。

マキ:・・・っとまあ・・・これで大体分かったでしょ、バレンタインはなんなのか。

カヤ:う〜ん・・・まあ、色々疑問はあるけど何とか。

マキ:よし、カヤが新しい事を学んだ所で、さっそくバレンタインチョコ作りを始めますか。

カヤ:えっ、でも新しいバレンタイン買ってないじゃん。

マキ:ああもういいや、買いに行く時間もそんなに無いし去年のバレンタイン使っちゃう、量も思った以上にあったし。

カヤ:大丈夫なの去年ので!?

マキ:平気平気、バレンタインって結構長持ちだから、5年以内だったら余裕で食べられるから。

カヤ:凄っ!!ちょっとした食糧問題解決できるよ!!

マキ:まあその分味が落ちるから、なるべく新しいのを買ったほうが良いんだけどね。

カヤ:もう・・・やっぱりバレンタイン謎多すぎるよ・・・。

マキ:うし、じゃあチョコ作りの準備だー。


準備中・・・。



マキ:ふう、ではではカヤちゃん、買ってきた材料を出してください。

カヤ:ハイ、マキ姉、まずはグーベルなんとかっていう名前のチョコレート

マキ:このチョコレートはね、とってもカカオの風味が強くて、香料を使ってない事で有名なのよね。

カヤ:それと無糖練乳に無塩バター。

マキ:余計な物はあまり入れちゃいけないのね、自然の味をそのままにしないと良いチョコレートは出来ないわ。

カヤ:それと・・・・・・ゴーヤに、カボスに、大納言・・・。

マキ:これは隠し味ね、ゴーヤでさらに苦味を引き立ててカボスでちょっとした酸味を与えた後、大納言の奥深い甘味で彼の舌にトドメを刺すの。

カヤ:そして買ってきた物じゃないけど・・・・・・・・・あそこにある大量のバレンタイン・・・・・・。

マキ:これはもうバレンタインチョコの基本中の基本ね、これがなければバレンタインチョコレートっぽい味が出ないわ。

カヤ:・・・マキ姉、後半の材料が凄くカオスだよ!!

マキ:何よカヤ、まだバレンタインに納得行ってないの?

カヤ:うんまあ確かにバレンタインも違和感あるけどさ!そんな事よりマキ姉の隠し味の方が負けじと劣らないインパクトがあるよ!!

マキ:ええ・・・もうそこから批判しちゃう・・・?

カヤ:いや、カボスはまだ許せるよ!カボスはもの凄く大目に見てギリギリ許せるよ!一応みかんの仲間だし!
   でもゴーヤって何よ!大納言って何よ!どうしてチョコレートに野菜や豆が入っちゃうの!?

マキ:「誰もが思いつかないものを作る」それが私のチョコレートよ。

カヤ:ただのマキ姉がそんなジャンル作ったって何になるのよ!!

マキ:大丈夫よ、理論上おいしいんだから。

カヤ:これだけ不安が残る理論は初めてだよ!!もう私科学を信じていけないよ!!

マキ:では、カヤが少し疑い深くなった所でバレンタインチョコ作りを開始しますか。

カヤ:不安だらけで始まっちゃうよ・・・。

マキ:ハイ、まずチョコレートを刻んで容器に入れます。

カヤ:(チョコレートを刻む)なんか随分ゴツイなこの容器・・・。

マキ:そしたらその中に無塩バターと無糖練乳を入れて掻き混ぜます。

カヤ:うわー、安心出来る材料をいきなり全部使っちゃった・・・(容器に入れて掻き混ぜる)。

マキ:そしたらレンジに入れて一分間暖めます。

カヤ:電子レンジで暖めるんだ、なんかチョコレートってお鍋で暖めるイメージがあったけど。

マキ:まあ普通のチョコレートは鍋で暖めるんだけどね。バレンタインチョコレートは鍋で暖めちゃいけないのよ。

カヤ:えっ、どうして?

マキ:ウチの鍋って普通の鉄で出来た鍋じゃん、この鍋でチョコレートを暖めたあと、中にバレンタインを入れると鍋はどうなると思う?

カヤ:・・・どうなるの?

マキ:バレンタインが強烈に反応して溶けちゃうの。

カヤ:溶けちゃうのっ!?

マキ:もう本当に使い物にならないくらい溶けちゃうの、ホラ、五年くらい前にカヤ見た事無かったっけ、ベロンベロンに溶けた鍋。

カヤ:ああ、あのまるで空襲の被害を受けたかのように変形していた鍋!?私あれ軽くトラウマだよ!!

マキ:あれがバレンタインで溶けた鍋よ。

カヤ:あれが!?怖っ!ちょっとした塩酸よりもすごい反応起きてるよ!!

マキ:だからバレンタインチョコを作る時は、この決して変形しないバレンタイン専用の容器でチョコを暖めないといけないのよ。

カヤ:もうなんか・・・バレンタインが変な薬にしか見えないよ・・・。

マキ:と、しゃべってる間に一分経ちましたと、カヤ、レンジからチョコ出して。

カヤ:・・・はいはい(レンジから取り出す)・・・よく見るとこの容器・・・金みたいなのでできている・・・!!

マキ:よし、ではカヤ、ここからがバレンタインチョコレート作りで一番大変な所よ。

カヤ:危ないサーカスの幕開けね。

マキ:まずはカヤ、左側の一番上にあるバレンタインBTを開封して。

カヤ:・・・怖いよマキ姉ぇ・・・。

マキ:大丈夫よ、触るだけじゃよほど運が無い限り溶けないから。

カヤ:運が無ければ溶けるんだ!触れるだけで溶けるんだ!

マキ:平気よ平気、溶ける確率なんて0.1%程度しか無いんだから。

カヤ:1000人に1人は溶けんじゃない!!私ヤダよ、マキ姉開けてよ!!

マキ:もう、カヤ怖がりすぎだよ・・・(開封する)熱っ、爪から煙出た。

カヤ:溶けたぁっ!!!

マキ:縁起物だ、とっておこう。

カヤ:もう家に置いとかないでよそんな危険物!!!お庭に埋めちゃってよ!!

マキ:さあ気を取り直してと・・・(別のバレンタインの袋を開ける)うん、これは大丈夫だね、ホラカヤ来なよ、ゴーヤ構えてないで来なさいよ。

カヤ:何かもう私、人間が信じられなくなるよ・・・。

マキ:そんな事言わないのっ。それでねカヤ、ここからは分担して作業するわよ、まずカヤはバレンタインをチョコレートに入れて、私はゴーヤを切ってるから。

カヤ:・・・いやいやいや!!!バレンタインはマキ姉がやってよ!!ゴーヤは私が切るからさ。

マキ:ゴメンねカヤ、この作業だけは誰にも譲れないのよ、「ゴーヤ料理の超人マキ」の名に懸けて!

カヤ:なによその異名!誰が付けたのよマキ姉!!

マキ:いや、自称なんだけどさ。

カヤ:沖縄の主婦に謝りなさいよ!!

マキ:とにかく、ゴーヤを上手に切るには私がやらなきゃダメなのよ、そうでないとゴーヤはただの苦いだけの野菜になってしまうのよ。

カヤ:いいよゴーヤはただ苦いだけで!!

マキ:それはカヤが苦いゴーヤしか食べてないからでしょ、本当のゴーヤは苦いだけじゃないのよ。

カヤ:本当のゴーヤって・・・どんな味がするの・・・?

マキ:まあそれは食べれば分かるよ、と言うわけでカヤ、バレンタインお願いね。(カヤの手からゴーヤを奪う)

カヤ:・・・・・・どうしてもダメなの・・・?

マキ:譲る訳にはいかないのよ、それじゃあカヤ、左手にカップを持って。

カヤ:・・・・・・本当に溶けないんだよね・・・!(左手にカップを持つ)

マキ:それでは、カヤはバレンタインをカップですくってチョコレートに入れ続けといて。

カヤ:えっ?入れるって、どうやって?

マキ:ああ、チョコレートの上に降りかけてくれればいいから。

カヤ:ただバレンタインを上に降りけてれば良いの?

マキ:そうゆう事、それじゃあよろしくね、私はゴーヤを切る。チョイヤァ!!

カヤ:(凄い!ゴーヤが空中で4つになった!!)

   ・・・・・・やるしかないんだね・・・(バレンタインをカップですくう)・・・お米だと思え・・・お米だと思え・・・。


(バレンタインをチョコレートにかける)

フッ


カヤ:・・・・・・マキ姉・・・!

マキ:んっ?どうしたのよカヤ(ゴーヤ:43分割)

カヤ:・・・バレンタインが消えた・・・!!

マキ:何手止めてるのよカヤ!どんどん入れてってよ!チョコレートとバレンタインの吸収速度は世界一なんだから!!

カヤ:えっ、今の吸収してたの!?消滅したとしか思えなかったよ!!

マキ:だからもっとガバって入れちゃって良いから、それでその袋の中身が無くなったら今度は右側の一番上に詰まれてるバレンタインCFO−7の袋を入れてね、私はゴーヤを切る。シェイクスピアァァ!!

カヤ:(凄い!ゴーヤがまるで空で踊ってるようだ!!)

    もう・・・本当に何なのよバレンタインって・・・・・・(おそるおそる掛ける)

フッ

    ・・・・・・本当に吸収してるんだよね・・・変な怪奇現象が起きてるようにしか見えないけど・・・・・・。

(数分後)


マキ:ワンダァァッ!!ジョジアァァッ!!ネスカフェェッ!!(ゴーヤ:278分割)

カヤ:・・・・・・本当に一袋全部吸収しちゃったよ・・・。

   次に入れるバレンタインってこれだっけ・・・?(中央の一番上に積んであるバレンタインを取る)

  (開ける)・・・(自分の手を見る)・・・溶けてないね・・・(バレンタインを降りかける)

ふっ


マキ:んっ?ちょ、ちょっとカヤカヤカヤ!!(ゴーヤ:液体)

カヤ:うわっ、いきなり話しかけないでよマキ姉!!バレンタイン思いっきり引っ掛けちゃったじゃない!!

マキ:それはゴメンだけど!それよりちょっとカヤ、今入れたのバレンタインCFO−7じゃなくてバレンタインJhdじゃない!!

カヤ:どうやったらその距離から違いが分かるのよっ!!

マキ:普通分かるわよ!JhdはCFO−7と比べて少し消える音が平仮名っぽいのよ!!

カヤ:何よ平仮名っぽいって!!どんな聞き方をしたらその違いが分かるのよ!!

マキ:よく聞けば分かるわよ!!「こんにちは」と「コンニチーワ」の違いのような物よ!!

カヤ:深すぎてよく理解できないよ!つまりバレンタインは日本語と片言を話すって事?

マキ:そう、普通のバレンタインは海外からの輸入品だけどJhdだけは日本で栽培されてるの、だから普通のバレンタインは消える音が怪しい日本語っぽいけどJhdだけは丁寧な日本語で消えるのよ。

カヤ:・・・もう本当にメチャクチャな理論だけどなんかツッコむのが面倒臭そうだから納得しておくよ。

マキ:「Jhd」って意味も確かJが「日本」でhが「収穫された」でdが・・・忘れちゃったけど、のそれぞれの頭文字を取って出来てるのよ。

カヤ:・・・dは「ドラッグ」って意味じゃないのかな・・・?

マキ:そんな事よりカヤ!ここでJhd入れちゃったら大変だよ!!急いで入れ直さないとダメになるよ!まずバレンタインG2開けて今すぐ!!

カヤ:・・・なんかバレンタイン引っ掛けた所が凄い痒くなってきてるんだけど・・・(袋を開ける)

マキ:今はそんな事いいから!!そしたら超速でチョコレートに入れて!!

カヤ:えっ、う、うん・・・(バレンタインを入れる)

マキ:早く早く!!霜山君の前髪が溶けてもいいの!?

カヤ:何よその現象!!食べるだけで髪が溶けちゃうの!?

マキ:今はそんなの気にしないで早く入れてよ!!

カヤ:う、うん・・・もう分かったよ!!(もてる限りの速さでバレンタインを入れる)

マキ:それ終わったら次にバレンタインDD2、Ma、AC、M7、K−26、Usの順に入れてって!!あっ、私入れる順番に並べておくね!!

カヤ:ありがとうマキ姉!凄い久しぶりに役に立つ事をされたよ!!

マキ:ふぅ、さて、私はゴーヤを切る。ソイ・ジョォォオオオオオイイイイイ!!!!

カヤ:(なんて事!ゴーヤの雫が空中で弧を描いてる!)

マキ:カロリメーーーーーーーツッッッ!!!!!!!!




数時間後


カヤ:ハァハァハァハァ・・・・・・・・。

マキ:ハァハァハァハァ・・・・・・・・。

カヤ:・・・・・・何でお菓子作りで息切れしてるんだろう・・・。

マキ:ハァハァ・・・ハァ!ふぅ、切った切った!!

カヤ:もう・・・凄いねこれ・・・殆んど水だね・・・。

マキ:これが私のゴーヤなのよ。カヤ、少し舐めてみる?

カヤ:うん、バレンタインよりは安全だし・・・(舐める)苦っ!凄い苦いよこれ!!

マキ:そりゃあゴーヤ一本分が濃縮されてるからね。でもよく味わってごらん、苦いだけじゃないでしょ。

カヤ:えっ?あっ・・・そういえば・・・何か・・・甘いような・・・。

マキ:そうよ、本気で切ったゴーヤというのは、甘いのよ!!

カヤ:・・・・・・それだけ?

マキ:えっ、う、うん・・・。

カヤ:・・・・・・それでさマキ姉、このバレンタインってさあ・・・。

マキ:終わり!?私の努力に対する感想はたったの4文字で終わり!?

カヤ:だって・・・なんか期待はずれだったんだもん!もっと凄いことが起きるとちょっとワクワクしてたんだからね!!

マキ:凄いことじゃん!!ただ苦いだけと定着しているゴーヤを私は混ぜ物1つ使わずに甘く仕上げたんだよ!!
   苦いだけじゃなく甘いゴーヤ、つまりこれはゴーヤにとって新たな一歩を踏み出したんだよ!!人の歴史で例えたら文明開化レベルの大事件なのよ!!
   それを結果として残したのはどこの大学教授でもなく農家の大主でもなくこの普通の私立高校に通う成績オール3のこのマキなんだよ!!これは凄いことじゃん、とても凄い事じゃないっ!!!!

カヤ:マキ姉・・・理系の大学に行って論文が書けるといいね・・・ほら、涙拭いて。

マキ:グスッ・・・ありがとうカヤ・・・。

カヤ:・・・・・・それでさあ、マキ姉・・・今さらだけどこのバレンタインって入れると何の意味があるの?

マキ:それはね、バレンタインデーっぽい味が出るのよ。

カヤ:・・・・・・どんな味よそれ?

マキ:うーんと・・・じゃあさカヤ、自分が男だとイメージして。そしたら自分の手元には昨日買った普通のチョコと今日のバレンタインデーで女の子から貰ったチョコがあるとして。

カヤ:・・・・・・うん。

マキ:そしたらその2枚のチョコを食べ比べてみて・・・同じ味がする?

カヤ:同じ味・・・・・いや、違う・・・女の子から貰ったチョコレートの方が、少しほんのりと甘い気がする・・・。

マキ:そうよ、そのほんのりとした甘い味が、バレンタインが出す味、つまりバレンタインデーの味なのよ!!

カヤ:・・・それだけ?バレンタインを入れる意味って。

マキ:それだけじゃないわよ!市販のチョコよりもバレンタインチョコの方が少し柔らかい気がしたでしょ!その柔らかさもバレンタインが出してるのよ!

カヤ:・・・・・・それだけ?

マキ:それだけじゃないわよ!市販のチョコの色よりもバレンタインチョコの方が少し色が可愛らしい気がしたでしょ!その色もバレンタインが出してるのよ!

カヤ:・・・・・・それだけ?

マキ:えっ?それと・・・市販のチョコよりタンパク質が多めに取れるのよ!!

カヤ:・・・・・・それだけ?

マキ:うっ、うん・・・。

カヤ:・・・・・・本当に、それしか変化無いの?

マキ:えっ、ええ・・・。

カヤ:(持ってたカボスを握り潰す)やってられるかぁ!!!

マキ:キャー!!カヤがキレたぁ!!

カヤ:何でたかがそんな小さな効果を出すためだけにあんな怖い思いをしなければならばいんだ!!こんなチョコ考えた人間本気で頭がおかしいんじゃないの!!
   ああもう染みる!!バレンタイン引っかけた所にカボスが掛かって凄い染みる!!超痛い!!

マキ:ちょっとカヤ少し落ち着きなさい!!落ち着いたら落ち着いて考えてみなさい!!

カヤ:何が落ち着いてよ!!落ち着いて考えても十分疑問に思うわよ!!というか、考えれば考えるほど疑問が出てくるよ!!
   だって触れただけで溶けるかもしれない素材をたかが繊細な甘味をチョコに付けるためだけに販売してるんだよ!!私にコネがあるんだったら今すぐ偉い人にこの食品の廃止を求めるよ!!

マキ:それは無理よ、だってバレンタインの大半は税金になるんだもん。

カヤ:タバコと同じ扱いか!!一体どこまで危機的状況なんだ日本経済は!!

マキ:それに・・・バレンタインが廃止されたら、一番困るのは男の子達だと思うよ・・・。

カヤ:えっ、どういうことよそれ!男の子って、そんなにバレンタインを楽しみにしてるの・・・?

マキ:・・・っま、それは後々分かる事よ!そんなことより、カヤ、仕上げに入るわよ!

カヤ:ああ、うん・・・分かったよ!せっかくここまで作ったもんね・・・。

マキ:じゃあ、まず、このバレンタイン入りのチョコレートをかき混ぜまーす。(ニャー)(モー)(ヒヒーン)

カヤ:ぬわ!チョコから動物の鳴き声みたいな擬音が響いてるよ!!

マキ:フフ、動物園にいるみたいで楽しいでしょ。(メエェェ)(ブヒィ)(タスケテー)

カヤ:嫌だよ!なまめかしすぎるよこんなアクション!それに人の声が混じってたよ今!

マキ:そしてここに、私の汗と涙の結晶のゴーヤ汁と、カヤが潰したカボスを、流し込みますー。(ウギャァァァァァァァ)

カヤ:悲鳴が!悲鳴が轟いてるよチョコから!何の怪奇現象よこれ!

マキ:私の発明品にもがけ、誰も理解してくれない発明品にもがけ、バレンタイン共!フハハハハッ!!

カヤ:きっと評価してくれる人はどこかにいるから!マッドサイエンシストにならないで!!

マキ:・・・フゥ、後はコレに大納言をばら撒いて・・・。

カヤ:豆はダイレクトなんだ!!ここに来てまさかのトッピング!

マキ:大丈夫よ、大納言は、美味しいんだから!

カヤ:元のブラス面が全て完成品に反映されるわけがないんだよマキ姉!!

マキ:それで後は、冷蔵庫で一晩冷やして・・・完成でーす!!ヤッホーイ!

カヤ:やった・・・やったよ、私たちはこの大嵐を乗り切ったよ・・・。

マキ:さあ、全て一からやり遂げた感想はどうですか?カヤちゃん?

カヤ:う、うん・・・今までの人生で一番命の危険を感じる作業だったよ・・・。

マキ:ハハ、これでまた一歩カヤも大人になったってわけだね。

カヤ:・・・大人になるって凄く大変だね・・・。

マキ:そういうことよ。じゃあ、先に私風呂に入るね、ふぁー・・・疲れた。

カヤ:うん・・・あっ、そういえばマキ姉って誰にチョコ渡すの?手作りでこんなにたくさん作っちゃって・・・。

マキ:ふふ、それは秘密よ。けど私はバレンタインチョコがたくさん必要なの。

カヤ:そうなの・・・あっ、あと、色々教えてくれてありがとね、マキ姉。

マキ:いいってば、可愛い妹のためだ。

カヤ:うん・・・(冷蔵庫から紫色の煙が出てる)・・・マキ姉・・・これはどうすればいいの・・・?

マキ:ああ大丈夫、それはほっといて問題ないよ。臭いけど我慢してね。

カヤ:う、うん・・・。


その夜、私たちの家はギンナンみたいな香りに包まれた。


バレンタイン当日、カヤの学校の下駄箱


カヤ:(制服を嗅ぐ)・・・ああ、外に干しとけばよかったなぁ・・・。

霜山:ういっす、おはようカヤ子。

カヤ:あっ!お、おはよう霜山君!(振り向くとそこにはウネウネ動く霜山の前髪)ギュワァァッ!!な、何!?何が起きてるのその前髪!?

霜山:(目をギョロギョロさせて)いやー、つい我慢ができなくて爆発しちゃったみたいなんだよねー。ハハ、だっせ、だっせ俺。アハハハハハ!

カヤ:ば、爆発って何よ霜山君・・・まるで死にかけのウナギみたいだよその髪・・・。

霜山:んっ?この匂い・・・(カヤの制服を嗅ぐ)

カヤ:あっ、ゴメン、そんなに匂うかな!?

霜山:良い香りだな・・・脳みそがとろけちまいそうだ・・・。

カヤ:えっ、えー・・・。

霜山:なあさぁ、なあさぁ、カヤ子。今日が何の日か、なんの日なのかぁ、分かってるよなぁ。(腕に注射器を刺すジェスチャー)

カヤ:うっ・・・うん・・・ハ、ハイ!これ!ハッピーバレンタイン!(紙袋を差し出す)

霜山:ヌオオオォォォォォオオオオオッッッ!!!!!キター!キター!キター!!!これをどんなに待ちわびてただろうか・・・。んっ!?もしかしてカヤ子・・・これ、手作りか!?

カヤ:そうだよ・・・昨日、マキ姉と頑張って作ったんだ・・・死にかけたけどね。(かぶれた腕を少し見せる)

霜山:じゃあさ、じゃあさぁ!?何種類ものバレンタインを入れて作ったんだよなコレ!!!

カヤ:・・・10種類くらいは入れたかな・・・。

霜山:ヌオオオオォォォォォオオオオオオオヨッシャアアアァァアァァァァァッッッ!!!!!サンキュー、サンキューなカヤ子オオオォォォ!!!!!(紙袋ごとむさぼる)

カヤ:あっ・・・。

霜山:(野獣のように食らいつく)グオオオオオオオォォォォォォォッッッ!!!!

カヤ:・・・こんなワイルドな霜山君初めて・・・。

霜山:グッハァア!!!!ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・フゥ、スッキリした!!(前髪のうねりが止まり、爽やかな顔)

カヤ:!!?

霜山:(手を繋いで)ありがとな!ありがとなカヤ子!!お前のおかげで命拾いしたぜ!!いやー、やっぱ持つべきものは親友だよな!!

カヤ:そ、そんなに喜んでくれて・・・ありがとうね。それより、大丈夫なの?前髪は?

霜山:ああこんなもんカヤ子のチョコのおかげでバリバリ元通りだぜ!いやー、バレンタインサイコー!!!現代医学サイコー!!

カヤ:・・・ね、ねぇ・・・。

霜山:あっ、そろそろ授業始まるぜカヤ子!(階段を登ろうとする)

カヤ:・・・あっ、あのさ霜山君!!

霜山:んっ?何だ?

カヤ:もし・・・バレンタインが、廃止になったら・・・霜山君はどう思う・・・?

霜山:・・・・・・・・・・・・日本中の男子を全滅させる気かお前。

カヤ:・・・・・・・・・・・・えっ?

霜山:・・・・・・一年間バレンタインを摂取せずに正気を保てる男子が、いると思うのか。(階段を駆け上がる)

カヤ:・・・・・・・・・・・・・・(周りじっくりを見渡す)



男子1:誰かぁ・・・チョコで溶かした手作りのバレンタインをくれ・・・気が狂いそうだよ・・・。


男子2:フヘヘヘヘ・・・さっきから手の震えが止まらないぜ・・・やはり市販のチョコじゃ効果が薄いぜ・・・手作りバレンタインチョコが欲しい・・・もう二年近く喉を通してねえよ・・・。


 教師:お金は払います、仲間も売ります、だから誰でもいいですから僕にバレンタインチョコをください・・・ああ、我慢しすぎて歯ぐきから血が止まらない・・・。


 校長:(壁に向かって話してる)分かってるよ・・・市販のチョコより手作りバレンタインチョコの方が何百倍も快感を得られることくらい・・・だからバレンタインデー前から色男アピールを生徒や職員にし続けたんだよ!・・・チクショウもう男からでもいいから誰かくれよ・・・。


 マキ:ちょっとそこのお兄さん達、私の余ったバレンタインチョコ、金額次第で売ってあげてもよろしくて?


男子1:20万円!

男子2:なにを、じゃあその倍40万円!

 教師:50万円!プラス教員免許でどうです!?

 校長:70万円!プラス高校私服可でどうだ!!




カヤ:あっ・・・マキ姉がどんどん悪人面になっていく・・・・・・・・・・・・・。













どうして男の子はバレンタインデーにチョコレートを欲しがるのか、その理由が少し分かった気がしました。

13組目 MindPercussion







碓氷:それでは、計量です!
























357







市河:357KB!

碓氷:暫定順位は……!?



順位出場者KB
1位QQQ393
2位言霊連盟361
3位MindPercussion357
4位炭酸電池317
5位モンスターゲート305
6位ホームライナー289
7位蝙蝠269
8位後藤○○261
8位神風とくやこうや261
10位レンコン257
11位トリックル249
12位ヘルシーライフ245
12位七草245
14位  
15位  

4点7点8点3点5点2点 6点5点10点6点9点

・長さに対してボケの威力が伴ってなかったように思いました

・これだけ長いネタなのに、笑わせる要素がネタ中の雰囲気だけってのはすごいと思いました

碓氷:暫定3位。こちらもまたC大会出場決定です。 市河:そして惜しくも蝙蝠はここで敗退です。 勝智:(警官に連れられていく) 美月:・・・さよ〜なら。 碓氷:終盤になって続々高得点が飛び出し、順位が目まぐるしく変わっています。 市河:残りは2組。続いては10戦無敗、今回の大本命の登場。





KOYOMI    OA率:10/10
コント/再会
如月「結局、新ネタ書けずに既存ネタの改変版しか出来ませんでした・・・。」

睦月「やれる範囲で精一杯のコトをやろうと思います!」

如月「C大会は過去2回、しかもその内の1回は年間ランキング2位で出させてもらってますけど一度もファイナルには行ったコトないので。
   せっかくいただいたチャンスを活かしたいと思います。」
悲願のファイナル進出へまず一歩を!KOYOMI!

睦月「にしてもさ〜、」 

(舞台明転) 

睦月「まさかバッタリ会うなんてホント偶然だったよね〜。」 

如月「そうだね。高校卒業以来だから・・・5年?」 

睦月「もうそんなに経つのか〜。やっぱ時の流れは早いなぁ。あ、飲み物麦茶でいい?」 

如月「うん。大丈夫。 
    でもさ、アンタって結構変わったよね?」 

睦月「そうかな?」 

如月「ほら、高校時代、相当ジミだったじゃない。睦月って。」 

睦月「え〜っ、そんなジミだった?」 

如月「ジミってか暗かったよね。私いれても2、3人ぐらいとしか話したりしてなかったじゃない。」 

睦月「まぁ、そうだけどさぁ。」 

如月「ソレでも私は遠目ですぐ分かったけどね、睦月だって。」 

睦月「・・・如月はそうだろうね。」 

如月「え?」 

睦月「でも如月はあんま変わってないよね?」 

如月「あ、うん・・・。そう?変わってないかなぁ。」 

睦月「遠目で見たときまったく如月だって分からなかったもん。」 

如月「アンタ、日本語の組み立て方間違ってるよ?」 

睦月「冗談だって冗談。すぐ分かったよ。いろんな意味で変わってなかったらからね。」 

如月「いろんな意味って?」 

睦月「ん、別に・・・。」 

如月「・・・何かひっかかる言い方するわね。」 

睦月「まぁとにかく、如月見つけたからさ。こんなコトもあるんだーって思いながらもすぐに駆け寄って、
   駆け寄っていく途中にあったカレー屋さんのおいしそうな匂いにも負けそうになりながらも如月のトコに行ったじゃん。」 

如月「よかった。『私』>『カレー』で。」 

睦月「違うよ。『如月』≧『カレー』だよ。」 

如月「・・・聞かなきゃ良かった。そんな私とカレーがデッドヒートを繰り広げてるなんて。」 

睦月「だから、『カレーを食べてる如月』だったらダントツ1位だよ。夢のコラボ!」 

如月「ずいぶん定期的に見られる夢のコラボだね。」 

睦月「今度一緒にカレー食べにいこうね〜。」 

如月「まぁ、いいけど。でさ、ソレよりさ、アンタって結構いいトコすんでるよね?」 

睦月「そうでもないと思うけどなぁ・・・。」 

如月「だって、エレベーター付きで入り口がオートロック。それに11階だっけ?そこそこ眺めもいいし。んで部屋の広さが・・・、」 

睦月「12畳。」 

如月「でしょ?一人暮らしにしてはかなり広いじゃん。」 

睦月「まぁ、広いね。」 

如月「何の仕事してるの?」 

睦月「なんていったらいいんだろ・・・。歌手、でもないしな・・・。」 

如月「待って待って待って!」 

睦月「はいはいはい?」 

如月「アンタ歌手なの!?」 

睦月「いや、歌手ってほどじゃないんだけどさ。私メイド喫茶で働いてたの。」 

如月「メイド喫茶!?」 
  
睦月「そしたら勤めてる人でユニット組んでCDデビュー!みたいな。 
   ま、普段は普通にメイド喫茶で働いてるだけなんだけどさ。」 

如月「・・・なんかすごいデビューの仕方ね。どんなCD出してるの?」 

睦月「『萌え萌えメイドでめろりんきゅ〜』とか。」 

如月「なんか、現実を超越してるね。越えちゃいけない方向に。」 

睦月「たま〜にライブみたいなのにも出なきゃいけないんだけど、客がスゴいの。」 

如月「スゴい?」 

睦月「なんか、コッチが歌ってるときに手を叩きながら回ったり。」 

如月「あぁ、なんかテレビで見たコトある。」 

睦月「途中でピストル撃つ振り付けがあるんだけど、ソコで倒れたりとか。」 

如月「うわ〜。」 

睦月「私たちが『えいっ!』ってやれば、全員あぐらかいたまま宙に浮いたりとか。」 

如月「・・・なんだろう、この表現であってるか分からないんだけど、その観客たちはなにかを無駄遣いしてる気がする。」 

睦月「ま、そんな人たちのおかげでこうやってこんな部屋に住めてるんだけどね。」 

如月「ソコは感謝しないといけないね。そのエスパーたちに。」 

睦月「ところでさ、如月は何やってるのよ?」 

如月「私は・・・。」 

睦月「何?言えないような仕事?」 

如月「そういうワケじゃないんだけれども・・・。」 

睦月「じゃあいいじゃん〜。教えてよ〜。」 

如月「・・・フリーターよフリーター。」 

睦月「ってコトはアルバイトかなんか?」 

如月「・・・も、してない。」 

睦月「ってコトは何!?今流行りのニート!?」 

如月「人聞きの悪いコト言わないでよ。仕事が見つからないだけで働く意思はあるんだからね。 
   色々な仕事に申し込んではみてるんだけど、面接にこぎつけないどころか、何の連絡もないのよ。どうなってるんだか。」 

睦月「・・・。」 

如月「1回だけ連絡来たコトあるんだけど、それもなんか写真不備だとかで面接すら出来ず。ちゃんと規定通りに添付したのにさ。」 

睦月「・・・まぁ、そうなるだろうね。」 

如月「何よソレ。どういうコト!?」 

睦月「ほ、ほら、如月って意外とドジなところあったりしたじゃん。人数確認のトキにいっつも自分を数え忘れたりさ。」 

如月「ソレは・・・そうかもしれないけど。でもあのときは確かに写真添付したのにな・・・。」 

睦月「・・・・・・。」 

如月「ま、そのうち仕事は見つかるでしょ。」 

睦月「それじゃ、今はどうやって生活してるの?」 

如月「高校出たときにさ、なんか親やら親戚やらが結構な額のお金くれてさ。ソレで生活してる。」 

睦月「高校出たとき、って。何?5年間もそのお金だけで生活してたの!?いったいいくら貰ったの!?」 

如月「まぁ、それなりの金額。具体的な金額は言えないけどね。」 

睦月「え〜、羨ましい〜。信じられない〜。」 

如月「信じようが信じまいが事実は変わらないの。」 

睦月「え〜、働いてもないのに5年も暮らしてるんだよ?羨ましいじゃんずるいじゃん!しかもそのお金ってつまりは、」 

如月「ちょっと落ち着きなさいよ。毒飲ますよ?」 

睦月「・・・はーい・・・。」 

如月「もう、まったく・・・。」 

睦月「にしても、久々に聞いたなぁ、その『毒飲ます』って。」 

如月「私も久しぶりに言ったよ。昔は口癖みたいにいってたのにね。」 

睦月「でも何で『毒飲ます』なの?」 

如月「ほら、死ね!ってストレートにいったら侮辱罪だったかなんだったかの罪になるじゃん。 

睦月「うわ、策士だ。」 

如月「いや、策士ってほどではないと思うけど。」 

睦月「もうストレートに死ね!って言ったほうが傷つかないのに。」 

如月「そう?死ねって直接いうよりワンクッション置いてるからいいと思うけど?」 

睦月「そんなモンなのかなぁ。じゃあ私もワンクッション置くことにしようっと。」 

如月「そういえばさ、卒業アルバムとかないの?」 

睦月「ア・・・アルバム!?な、ないよ!」 

如月「どうしたのよ、絵に描いたように慌てて。」 

睦月「あ、わ、ててなんかないよ!」 

如月「慌ててるじゃない。だって、今お茶飲もうとしてるけど、もうソレ空だからね。」 

睦月「あ。」 

如月「ホントはあるんでしょ?何で隠すのよ?」 

睦月「隠してなんか無いって!ホントにないの!」 

如月「無いの?」 

睦月「信じようが信じまいが谷村新司だろうが事実は変わらないんだよ!」 

如月「なんかアリスがいた気がするんだけど。ヒトの言ったコトに一手間加えないの。」 

睦月「そうだ!」 

如月「何よ。分かりやすくごまかそうと大声あげて。」 

睦月「違うよ。名案が浮かんだの。如月が職を手にする方法。」 

如月「へぇ、言ってみなさいよ。」 

睦月「ウチの店手伝えばいいんだよ!」 

如月「・・・働きたくないよ。そんなオカルト集団が集う店なんかで。」 

睦月「だからこそだよ。如月が来てくれたほうがお客さん増えるだろうし。 
   ソレに案外楽しいよ?食べ終わった食器片付けようとすると、スプーン曲がってたりとか。」 

如月「より一層行きたくなくなったよ。」 

睦月「食器が何枚かなくなってたりさ。」 

如月「あのさ、睦月。いいコト教えてあげる。」 

睦月「何?」 

如月「今度食器なくなってたら110番したほうがいいと思うよ。」 

睦月「何で?」 

如月「何でって、ソレは世間一般には窃盗罪って言われてる行為だからよ。」 

睦月「え?超能力じゃないの?」 

如月「たとえ超能力だとしても罪状にはなんのプラスの効果もないんだ。残念だけど。」 

睦月「あ〜、めぐりめぐって罪になるのね?」 

如月「ううん。一度もわき道にそれずに罪になるの。」 

睦月「でも、食器とかじゃなくて普通捨てるようなモノが無くなってたらソレは別に110番しなくてもいいんでしょ?」 

如月「捨てるようなモノって?」 

睦月「たとえば、私が口つけたストローとか。」 

如月「うん、一応110番したほうがいいかもしれないよ。今度はストーカー罪っていう問題に発展するかもしれないし。」 

睦月「へぇ。じゃあさ、たまにカバンに入ったまま来店する人がいるんだけどソレは?」 

如月「多分、多分だけどその人は苦労してる芸人さんだから暖かく見守ってあげなさい。」 

睦月「は〜い。」 

(SE:電話の着信音) 

睦月「あ、電話だ。ちょっと待っててね。あ、もしもし〜、プロデューサーさんかにゃ。今ですにゃ?大丈夫ですにゃ。」 

(睦月退場) 

如月「・・・睦月には申し訳ないけど、絶対睦月の店には行かないようにしよう・・・。 
   っとこの隙に・・・。さっきこの辺見てたから・・・・。あ、あったあった、卒業アルバム。 
   卒業アルバムぐらい黙って見せてくれたっていいじゃない。ケチなんだから・・・。 
   うわ〜、やっぱり睦月ジミだわ。 
    こりゃあ隠したくなるのも納得かな。 
    ってあれ?顔写真の数が39枚?ウチのクラスって40人じゃなかったっけ・・・? 
    ま、気のせいかな。 
    あ〜あった文化祭の集合写真! 
    ん?2、4、6、8、10、12・・・。やっぱり39人しかいない。 
    あれ?40人だと思ってたんだけどなぁ・・・。」 

(睦月入場) 

睦月「如月!何してるの!」 

如月「あ、睦月。ごめんね、勝手に見ちゃった。」 

睦月「見ちゃっ・・・たん・・・だ・・・。」 

如月「ホントごめんって。このジミさ加減は見せなくなくなるよね。確かに。」 

睦月「いや、そういうコトじゃなくて、その、」 

如月「でもさ、ウチのクラスって40人じゃなかったっけか?この顔写真、39人分しかないんだけど。ほら、この写真だって39人しか写ってない。」 

睦月「・・・やっぱり如月は変わってないね。」 

如月「何がよ。」 

睦月「さっきも言ったじゃん。『いつも自分を数え忘れてた』って。」 

如月「・・・ん?ソレがどうかしたの?」 

睦月「ソコに写ってないのは・・・如月だよ。」 

如月「えっ・・・? 
ホントだ・・・。この写真も・・・、この写真もこの写真も!ウソ!なんで!なんでなのよ!なんで私がいないのよ!」 

睦月「・・・知られちゃったのもんは仕方ないか・・・。」 

如月「知られちゃった・・・?何か私に隠してるの!?」 

睦月「如月、今から言うコトは信じられないと思うけど、」 

如月「何よ、さっさと言いなさいよ!」 

睦月「あなたは・・・『造られた存在』なんだ。私によってね。」 

如月「・・・『造られた存在』・・・?どういうコトよ、ソレって・・・。」 

(ゆっくりと舞台暗転、睦月・如月それぞれにライト) 

睦月「高校時代、私は引っ込み思案で友達なんて出来やしなかった。いつも一人ぼっちだった。 
    だけどそんな私でも友達が欲しかった。だから・・・ 
    私は『心の中』に友達を作ったんだ。」 
    その友達はとてもやさしかった。その友達と遊んでる時間は楽しかった。 
    そして、いつしかその友達は私の中から飛び出して、実体を持つようになった。 
    それから・・・前にもまして一緒にいる時間が楽しくなった。 
    前より色々なコトが出来るようになったから。」 

如月「・・・・・・・・・・・・。」 

睦月「でも・・・、私はもう一人じゃないんだ。仕事も充実してるし私生活だって充実してる。 
    もう『私の心で造られた存在』はいらないんだ。 
    如月、私の自分勝手なのは分かってる。 
    でも、ずっと自分が都合よく作り出した存在に頼ってるワケにはいかないんだ。 
    だから・・・・・・さよなら・・・、如月。」 

如月「ちょ、ちょっと待って、何よさよならって!」 

(睦月のライトフェードアウト) 

如月「なによさよならって・・・。ねぇ、ウソでしょ睦月、ねぇって!」 

睦月「な〜んちゃって。」(舞台明転) 

如月「・・・は?」 

睦月「そんなワケないじゃん、『造られた存在』なんてさ。」 

如月「そ、そうだよね。そんなワケないよね・・・。あ〜ビックリした。」 

睦月「如月ったらすっかり騙されちゃって、あ〜おっかし。」 

如月「いやさ、普段バカなコトしか言わない人間がさ、急にマジメなコトいったら誰だって信じるって。」 

睦月「何ソレ、ヒッドい!」 

如月「で、じゃあなんで私こんなに写真に写ってないの?」 

睦月「イベント事のトキに結構休んでたじゃん。第一、如月写真嫌いだったし。」 

如月「そうだっけか・・・。じゃあこの球技大会の写真は?」 

睦月「インフルエンザとかじゃなかった?」 

如月「じゃあこの文化祭は?」 

睦月「『写りたくない』って逃げてた。」 

如月「そうだっけか?なんでこんなに忘れてるんだろうね? 
    じゃあ卒業式の写真は?私出た記憶あるんだけど・・・・。」 

睦月「あぁ、ソレはだって、当日登校中に交通事故に巻き込まれて即死だったからでしょ。意識だけで出席したんじゃない?」 

如月「・・・・・・えっ?」 

睦月「(妖しい笑い)」 

(舞台暗転)

14組目 KOYOMI







碓氷:それでは、計量です!
























365







市河:365KB!

碓氷:暫定順位は……!?



順位出場者KB
1位QQQ393
2位KOYOMI365
3位言霊連盟361
4位MindPercussion357
5位炭酸電池317
6位モンスターゲート305
7位ホームライナー289
8位蝙蝠269
9位後藤○○261
9位神風とくやこうや261
11位レンコン257
12位トリックル249
13位ヘルシーライフ245
13位七草245
15位  

8点8点6点7点7点1点 4点6点8点6点6点

・ラーメンズのネタを思い出しました

・やっぱりこれ大好きです! でも初見の衝撃が薄れたのは仕方ないですね……

・以前このネタで青バト通常回に投稿したときに同じ回で出場してて
 その時は気付かなかったんですが今改めて観てみると全然中身の濃度ちゃうやんけ・・・

碓氷:KOYOMIは3回目のC大会進出を決めました。 市河:一方、ホームライナーはここで敗退となってしまいました。 どりゃー!(背負い投げ) 碓氷:残るはあと1組。C大会へ行くのは暫定6位モンスターゲートか。 市河:それとも今回出場者中最多5度のC大会を経験したこのコンビか。





天体観測    OA率:20/28
漫才/催眠術
 翔:奇跡を信じてやってみますよ
ミヤ:もう私たちを覚えている人の方が少ないんじゃないだろうか
28戦20勝。さぁ真打ちの登場だ!天体観測!

 翔:はいどーも! 天体観測です。よろしくお願いします

ミヤ:いよっしゃー! 元気出していきましょう! ツーアウトー!

 翔:なんでいきなり2回死んでいるんですか。でも元気有り余ってるみたいだし良い事ですね

   だんだん暑くなってきましたし、体調だけには気を付けていきましょう

ミヤ:ZZZ ZZZ

 翔:なんで寝てるんだよ! さっきまでピンピンしてたじゃねぇかよ! おい、起きろって

ミヤ:……はっ。落ち着いて、ハナペロン戦争はまだ始まったばかりよ

 翔:どんな夢見てたんだよ。おい、いきなりなんで寝てんだよ

ミヤ:……あっ、私寝てた? ごめんごめん。実は最近、催眠術にはまっているんだよね

 翔:催眠術? 「あなたはだんだん眠くなってく〜る」っていうやつ?

ミヤ:そうそう。毎日特訓してたら、最近すぐに眠れるようになったんだよね

 翔:お前が寝るのかよ! 普通は相手を眠らせるんじゃないの?

ミヤ:最初は私も眠らせようと努力したんだけど、ヌイグルミのヌーちゃんは全然眠ってはくれなかった……

 翔:そりゃヌイグルミだからな! ってかヌーちゃんて

ミヤ:だから今日はこの場を借りて催眠術の練習をしたいなって思うんだよヌー

 翔:語尾の気持ち悪さっ! まぁ、いいですよ。じゃあ術をかけてみてよ?

ミヤ:あなたはだんだん眠くなってく〜る。あなたはだんだん眠くなってく〜る。

   あなたはだんだん眠くなってく〜る。あなたはだんだん眠くなってく〜る。

 翔:…………うん

ミヤ:あなたはだんだん眠くなってく〜る。あなたはだんだん眠くなってく〜る。

   あなたはだんだん眠くなってく〜る。あなたはだんだん眠くなってく〜る。

 翔:少しはセリフ変えろよ! 全然オレ眠くならねーよ!

ミヤ:で、でもこのまま朝まで粘れば……

 翔:催眠術関係なく眠くなってくるわ! 大体普通の人間が普通に

   あなたはだんだん眠くなってく〜る。なんて言って相手は眠くなるのか?

ミヤ:ZZZ ZZZ

 翔:効果てき面かよ! 自分の才能が怖いわ! おい、起きろって

ミヤ:……はっ。撃ちなさいよ! 今しかチャンスはないわ! 私の身はどうなっても構わない! さぁ、撃ちなさい!

 翔:ハナペロン戦争の真っ最中だ! 

ミヤ:……あれ? また私寝てた?

 翔:うん、寝てた。このペースでいけばナマケモノよりも1日を眠って過ごすことになるね

ミヤ:どうにかして翔ちゃんを眠らせたいなぁ

 翔:無理だと思うよ、著しく才能を感じないもん

ミヤ:じゃあまずはクロロホルムを使って……

 翔:催眠術関係ないじゃん! 犯罪の匂いがするよ!

ミヤ:その後、クギと雨ガッパを用意して

 翔:睡眠すら関係ない!

ミヤ:そしてそのまま戦争に突入よ

 翔:ハナペロン戦争の話だった!? 武器がクギで防具が雨ガッパってほぼ無防備だよ!

ミヤ:違う違う。武器が雨ガッパで防具がクギ

 翔:ほぼ無防備から無防備へと変わった!

ミヤ:戦いに敗れたときはこう言うんですよ「我が生涯に一片の悔いなし」って

 翔:せめて身の回りに関しては後悔してほしかった! ってか催眠術の話はどこにいったんだよ!

ミヤ:呪文が悪いのかもね。「羊が一匹、羊が二匹」に変えてみようか

 翔:それ眠れない時に自己暗示でやるやつですけどね。まぁ、やってみてくださいよ

ミヤ:ラムが一匹、ラムが二匹……

 翔:おい、焼き肉バカ。オレ、腹減ってきちゃったよ

ミヤ:ラムが三匹。ビールが一杯

 翔:アルコール頼んでんじゃねぇ!

ミヤ:日本酒が二杯。ワインが三杯

 翔:おい、酒乱。お前、この前酔っぱらってポストに登ってるところ、職務質問受けたんだから

ミヤ:うるさい! シークレットよ!

 翔:大体目の前で「羊が一匹」なんて言っただけで眠るやつなんていないでしょうよ

ミヤ:ZZZ ZZZ

 翔:大体そんな予感はしたけども! おい、アホ

ミヤ:……はっ、こうなったら最終兵器よ。全兵士に次ぐ。雨ガッパとクギを捨て、ロケットランチャーを装備しなさい

 翔:最初からそっち使えよ! なんでクギと雨ガッパでいけると思ったんだよ!

ミヤ:……あれ? デジャヴ?

 翔:こういうのはデジャヴとは言わない。お前が単純過ぎるだけだ

ミヤ:おかしいなぁ。羊のせいかな?

 翔:羊がびっくりしてるぞ。こんな責任転嫁があるかって

ミヤ:やっぱ原点に返ってみよう! 

   あなたはだんだん眠くなってく〜る

 翔:無理だって。お前の胸がBカップになるくらい無理

ミヤ:あなたはヌンヌン眠くなってく〜る

 翔:ヌンヌンって! やっぱり気持ち悪っ!

ミヤ:あなたはテンテン眠くなってく〜る

 翔:テンテンってテンテンくんのこと!? あの全裸の天使の!?

ミヤ:あなたはチンチン眠くなってく〜る

 翔:バカかよ! もうお前は2度と催眠術に関わるな!

ミヤ:ちぇっ。せっかく催眠術が決まったら翔ちゃんに暗示かけようと思ったのになぁ

 翔:暗示?

ミヤ:うん。「あなたは目が覚めたら全裸で外に飛び出したくなる」って

 翔:このアマ、怖ぇぇよ! 危うくリアルテンテンくんになるとこだった!

ミヤ:まぁ、眠らなかったら元も子もない話なんだけどね

 翔:……ん? 待てよ? ねぇねぇミヤ

ミヤ:なに? フルチンくん

 翔:フリテンくんみたく言うなよ!

   あなたはだんだん眠くなってく〜る

ミヤ:ZZZ ZZZ

 翔:思ったとおりだぜ。さて、さっきは危うく全裸にさせられるところだったからな

   どんな仕返しをしてやろうか

ミヤ:むにゃむにゃ。かっとばせ、バティスター!

 翔:なんでここでの寝言が元ソフトバンクホークスの助っ人外国人なんだよ!   

   ハナペロン戦争の結末はどうなったんだ!

ミヤ:そのまま爆弾を持って向こうの国へ行ってこーい!

 翔:まさかの特攻隊だったか!

   まぁ、それはいいや。暗示暗示と。

   あなたは目が覚めたら客席の前でストリップダンスを始めてしまう〜

ミヤ:ZZZ ZZZ

   ざんねん ひんにゅう なので むりです

 翔:寝言で拒否された! しかもちょっとRPGっぽい!

ミヤ:ZZZ ZZZ

   誰が貧乳じゃああ! ミヤちゃんぱ〜んち!

 翔:ぐへあっ! 寝てても凶暴!

   ダメだ、手に負えないから起こそう。おい、起きてくれ!

ミヤ:(パチッ)

   あれ? なぜか目覚めすっきり

 翔:そりゃ、豪快に人を殴ったからな。

   もう催眠術なんてやめようぜ。良い事一つもないし

ミヤ:いや、私は今更催眠術をやめるわけにはいかないわ

 翔:どうして?

ミヤ:バティスタのその後が気になるからよ

 翔:ハナペロン戦争の結末は確かにオレも気になる……ってバカ! もういいよ!

二人:ありがとうございました!

15組目 天体観測







碓氷:それでは、計量です!
























361







市河:361KB!

碓氷:暫定順位は……!?



順位出場者KB
1位QQQ393
2位KOYOMI365
3位言霊連盟361
3位天体観測361
5位MindPercussion357
6位炭酸電池317
7位モンスターゲート305
8位ホームライナー289
9位蝙蝠269
10位後藤○○261
10位神風とくやこうや261
12位レンコン257
13位トリックル249
14位ヘルシーライフ245
14位七草245

6点6点7点5点9点4点 8点5点6点4点6点

・ミヤがアホ! 立場逆転大成功ですね

・安心して観れる漫才でした

碓氷:暫定3位タイ。最後の1枠は天体観測がモノにしました。 市河:モンスターゲートも健闘しましたが、惜しくも敗れてしまいました。 とら: チャンピオン大会でやりたいことあったんですけどね     うまくネタを調整できなかったな うし: まぁ単なる実力不足です とら: それ以外ないですね 実力不足でした ありがとうございました 碓氷:それでは、C大会進出を決めた6組に今の気持ちを聞いてみましょう。 KOYOMI 第2位(365KB) 睦月「よっしゃ!最後の最後にやったね!!」 如月「とりあえず、今はC大会用のネタのコトでアタマが一杯です。新ネタでいけたらいいんですけど・・・。」 言霊連盟 第3位(361KB) 槍沢:いやあ……。 二人;勝っちゃいましたねえ……。 槍沢:すごく嬉しいし、光栄なんですけれど……。 栃城:まさか勝てると考えていなかったからネタが無いっていうね。 槍沢:この期に及んで、いつも大会で負けるパターンかよ……。 栃城:最後ぐらいはしっかり勝ちたいんで、これから気合入れて最高のネタを準備してきます。 炭酸電池 第6位(317KB) たん:うおおおおおおおおおおおおおおおおお でん:耳の鼓膜破れた・・・。 QQQ 第1位(393KB) Q1:やりました。 Q2:やらさしていただきました。 MindPercussion 第5位(357KB) マキ:今までの中では二人で会話するシーンが一番長い作品だったと思います! カヤ:3年前からネチネチ書き続けてました! 天体観測 第3位(361KB)  翔:やった! ミヤ:ラストチャンス! 碓氷:以上の皆さん、C大会での健闘を期待しています。 市河:惜しくも敗れた皆さんにも大きな拍手を! 碓氷:それでは最後に自称早大卒のプロサーファー・竹内ケンタ(仮名)さんにコメントをいただきましょう。 『青バトの古豪の皆さんのネタが見られて楽しかったです。 ただ、全体的に新鋭の皆さんのネタのほうが面白かったかなあ。 傾向としては古豪の方ほど文章の構成、設定がが上手く、新鋭の方は内容自体が笑える。 個人的には凝った設定も好きだしいいんですが、笑いを重視したら後者のほうに高評価をつけます。 しかし、15組のネタを見るのはジャッジペーパー抜きにしても大変ですね・・・(汗 MM‐1審査員の方ってすごいなあ。 って完全に話が脱線しましたが、C大会楽しみにしてます。』 碓氷:胡散臭い経歴とは裏腹にとてもしっかりしたコメントありがとうございます。 市河:みなさんお疲れさまでした!



【ビッグチャレンジ結果表】 平均302.33KB
ユニット名KB備考
QQQ3933大会ぶり3回目
KOYOMI3653大会ぶり3回目
言霊連盟3612大会連続5回目
天体観測3612大会ぶり6回目
MindPercussion357初出場
炭酸電池317初出場
モンスターゲート305---
ホームライナー289---
蝙蝠269---
後藤○○261---
神風とくやこうや261---
レンコン257---
トリックル249---
ヘルシーライフ245---
七草245---
終わってみればC大会常連4組が上位独占、
終盤登場の5組が争うことなくストレートに出場を決めた形となった。
そんな中、MindPercussion、炭酸電池は嬉しいC大会初出場。
個性的なコントを披露する両者が本大会でどのようなネタを見せるか楽しみである。
モンスターゲートは10組終わって暫定2位も、あと一歩のところで出場を逃した。
終始KBに差が出ず、実力の伯仲した回であった。