市河:今回の青バトは、第8回C大会ビッグチャレンジと称し、
   残された6枚の切符をかけた戦いが繰り広げられます。

碓氷:初めての試みですよね。ワンチャンスでC大会出場が決まるなんて。

市河:まあ晩年のオンバトもそんな形式でしたし、宿命なんですかね。
   ところで、『ビッグチャレンジ』って何が由来なんですか?

碓氷:『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』でオンバトのC大会にあたるS.G.J.C.への最後の出場枠を争ったレースが元ネタらしいっすよ。

市河:……趣味丸出し。

碓氷:まあ、物の名前なんてそんなもんですって。

市河:それではここでビッグチャレンジのルールについて説明します。




  出場15組中、KB上位6組がC大会への出場権を獲得します。

  計量は1組の演目終了毎に行われる、いわゆる慢性的盛り上がりを誘う形式になります。

  得点の詳細やジャジペは計量後他随所にタイミングを見計らって掲載します。



碓氷:1組ごとの計量って、第1回C大会以来ですか?

市河:そうなりますねえ。ちなみに約5年半前のことで。

碓氷:わーお。

市河:碓氷が歴史の重みというのを感じたところで、そろそろ本番に参りましょう。
   まずは、このコンビからです!
ヘルシーライフ    OA率:3/18
漫才/廃墟探検ツアー
大黒:青バトが終わるという事で参加しに来ました!!!

西岡:お久しぶりです!これが最後のチャンスなので久々にネタをやりに来ました!!!

大黒:全力で頑張ってC大会を狙います!

西岡:それにしても青いですね・・・
出場18回中9回がトップバッター。青バトの切り込み隊長!ヘルシーライフ!

大黒:どうも!ヘルシーライフです。


西岡:体に優しい漫才をあなたに!ヘルシーライフです!


大黒:今日も元気にヘルシーに頑張りましょう!


西岡:ちょっと聞いて欲しい話があるんだよ。


大黒:どうしたんだよ?


西岡:実はこの前旅行に行ってきたんだよ。


大黒:おお!いいじゃん!


西岡:それでその旅行がまた珍しい旅行だったんだよ。


大黒:どんな?


西岡:まず名前が「廃墟探検ツアー」って言うんだよ。


大黒:本当に珍しいな。どんな旅行だったの?


西岡:何でも今は誰も住んでいない古い洋館を探検するっていうツアーなんだよ。


大黒:何か面白そうだな。


西岡:それで今日はその様子を聞いてもらいたいんだよ。


大黒:いいよ。ちょっと興味あるし。


西岡:まず目的地に着いて扉が開いた途端にギィ〜って音がするんだよ。


大黒:うわ〜結構雰囲気出てるじゃん!


西岡:そして中から声がするんだよ!「みなさん?もうバスから降りられましたか〜?」


大黒:バスかよ!どんだけサビてんだよ!油差しとけや!


西岡:まあ僕は油を売って旅行に行きましたけどね!


大黒:うるせえよ!たいして上手くねえんだよ!それで?


西岡:それで洋館に着いたんだよ。もう扉とかもツタが巻きついていて・・・


大黒:それでその扉を開けて中に入るんだな。


西岡:そうそうガイドさんがチャイムを押して入ったんだよ。


大黒:そんなもん付けんなよ!雰囲気ぶち壊しだよ!


西岡:それで中も暗いんだよ。


大黒:あ〜そういう時は懐中電灯で・・・


西岡:「はい!電気付きましたよ」ってガイドさんが電気を付けてくれたんだよ。


大黒:だから雰囲気ぶち壊しなんだよ!


西岡:それで大広間に入ってガイドさんからこの洋館にまつわる伝説を聞かされたんだよ。


大黒:あ〜そういうのもよくあるよな。


西岡:なんでもその洋館では夜中にまるで誰かが歩いているような床のきしむ音がするんだよ。


大黒:うわ!マジかよ?!


西岡:さらに天井から謎のシミが・・・


大黒:すげえ怖えよ!


西岡:極めつけは床にゴルフボールを置くと勝手にそのボールが動き出す・・・うわぁー!


大黒:それはただの欠陥住宅だろ!何も怖くねえよ!


西岡:その時に俺が気付いたんだけどメンバーが1人いなくなってたんだ。


大黒:え?マジかよ!


西岡:それでみんなも気付いてきてパニックになってきて・・・


大黒:ちょっとそれはヤバイだろ!


西岡:そうしたらガイドさんの携帯に電話がかかってきたんだよ!でも相手は何も言わないの。


大黒:ちょっとマジで怖いよ!


西岡:それで相手は一言だけしゃべったの。「俺はお前を許さない」って。


大黒:それ完全にヤバいだろ!もうこんなツアーは・・・


西岡:「なぜ俺をサービスエリアに置いてきた?」


大黒:そいつ確実にいなくなった客だよな!ただ置いてかれてただけかよ!


西岡:それで次は2階の子供部屋に行くんだけどその途中の階段に肖像画があったんだよ。


大黒:それってもしかしてその肖像画が笑うとか?


西岡:そうなんだよ!もうその肖像画が腹抱えて笑ってんだよ!


大黒:何でよりによって爆笑してんだよ!普通はニヤッと微笑むんだろ!


西岡:もう俺もつられて爆笑しちゃってさ〜


大黒:何でだよ!雰囲気ぶち壊しだよ!


西岡:それで子供部屋に入ったんだ。


大黒:どんな感じだった?


西岡:まあ大したことはないんだけど・・・例えばズタズタに切り裂かれたクマのぬいぐるみとか・・・


大黒:それってすげえ怖えじゃん!


西岡:あとは赤いクレヨンで「タスケテ」って書いてあったり・・・


大黒:もうヤバいじゃん!


西岡:さらにボロボロのマリオネットもあったな。


大黒:もう帰れよ!怖すぎんだろ!


西岡:まあそれは置いといて・・・


大黒:何で置いておけるんだよ!そこはもっと前面に押し出せよ!


西岡:そしてまた1人いなくなったんだよ。


大黒:またかよ!もう完全に呪われてるじゃん!


西岡:それでまたガイドさんの携帯に電話が・・・


大黒:またかよ!今度は本物だろうな!?


西岡:「あの〜帰りのバスはいつ来るんですか?」


大黒:ただ帰ろうとしてるだけかよ!


西岡:それで次は食堂に行くんだよ。そしたら何故か食事が用意されてたんだよ。


大黒:マジかよ!めっちゃ怖いじゃん!


西岡:そしたらガイドさんが突然意味不明な事を言い出したんだよ!


大黒:だから怖えんだよ!


西岡:「こちらが皆さんの昼食になります!」って言ったんだよ!


大黒:全然意味不明じゃねぇよ!


西岡:そしたらまた1人消えたんだよ!


大黒:またかよ!もう完全に呪われてんだろ!


西岡:その時トイレからうめき声がしたんだよ。


大黒:ちょっとマジでヤバイだろ!


西岡:その時ガイドさんが笑いながら言ったんだよ。


大黒:何かめっちゃ怖いよ!ガイドさん何したんだよ?!


西岡:「あ!すいません!このお弁当賞味期限切れでした!」


大黒:そういうことかよ!しかもそんな重要なこと笑いながら言うなよ!


西岡:それにトイレにいった人も戻らないし・・・


大黒:それは完全に吐いてんだろ!ていうかそいつどんだけ食いしん坊なんだよ?!


西岡:それで次は寝室に行くんだよ。


大黒:またこれも怖そうだな。


西岡:それでその寝室の途中の廊下にも肖像画があって・・・


大黒:まさかまた爆笑してるとか?


西岡:いや今度はちょっとはにかんでるんだよ!


大黒:何をちょっと恥じらってるんだよ?!


西岡:それで寝室に到着したんだけど誰かいるみたいなんだよ。


大黒:マジかよ!もう本当に怖えな!


西岡:だから起こさないように静かに入るんだよ。


大黒:何で入っちゃうんだよ!


西岡:そして俺たちは驚愕の物体を発見する!


大黒:まさか・・・


西岡:飲みかけのペットボトルのお茶だー!


大黒:うれしさも驚きもないわ!ていうか誰か生活してるのかよ?!


西岡:そして俺はそのペットボトルに口を・・・


大黒:やめろよ!もう違う意味でお前が怖いよ!


西岡:でも本当にあの時は背筋が凍る思いだったな〜


大黒:だから怖くねえよ!むしろいい思いしてんだろ!


西岡:そしてまた1人消えたんだよ!


大黒:またかよ!


西岡:だろ?そしてその消えた人は最後に謎のメッセージを残していった・・・


大黒:何だよ?


西岡:「よーし!早速局に持って帰って編集だ!」


大黒:完全にどっかのテレビ局のプロデューサーだな!これ寝起きドッキリなの?ここアイドルの家なの?!


西岡:そして俺たちはいったん広間に戻ることにしたんだよ。


大黒:もう早く帰れよ!


西岡:その時参加者の1人が叫んだ。「もうこんなツアーなんかやってられるか!」


大黒:そうだよな!そいつは全員の気持ちをよく代弁した!


西岡:こうしてまた1人消えた・・・


大黒:それは完全に帰っただけだよな!


西岡:そしてガイドさんが叫んだ。「もうイヤ!こんなことするのは誰なのよ!」


大黒:ガイドさんは実はまともな人だったんだな。


西岡:こうして犯人探しが始まったが事態はあっさり解決した。


大黒:どういうことだよ?!


西岡:なんと犯人が自ら名乗り出たのだ!


大黒:・・・っていうか誰も被害ないじゃん。まあそれらしい被害も弁当に当たっただけじゃん。でも一応誰が犯人か聞かせて。


西岡:「私が・・・私がすべてやりました。」何とガイドさんが今回の犯人だったのだ!


大黒:マジかよ!何で・・・


西岡:「ちょっと待った!犯人は俺だ!」


大黒:え?どういうことだよ!?


西岡:「俺が弁当を賞味期限切れの物にすり替えたんだ・・・」


大黒:そうか・・・そうだったのか・・・


西岡:「違う!俺が時間を間違えて教えたんだよ!」


大黒:お前か!お前のせいで1人乗り遅れたんだよ!


西岡:「俺がこの家を手抜きで工事したんだよ!」


大黒:お前がやったのか!ちゃんと工事しろや!


西岡:「私が部屋で寝てたのよ!」


大黒:お前かよ!起こしてしまってすいません!


西岡:「絵の中で爆笑していたのは私です!」


大黒:お前かよ!ていうか絵の中から出てきたのかよ!怖えよ!


西岡:「ここまで運転してきたのは私です!」


大黒:運転手さんかよ!ここまでご苦労様です!


西岡:「この国の景気不安は私のせいです!」


大黒:あんた誰だよ!だいたいわかるけどツッコミづらいわ!


西岡:もうこれ俺らは大パニックになっちゃって・・・


大黒:まあ確かにな。


西岡:だから俺も「じゃあ俺も全てやりました!」って言ったら「どうぞ!どうぞ!」って


大黒:何でここでどこぞの有名ギャグが出て来るんだよ!


西岡:というわけで俺が捕まっちゃって刑務所に・・・


大黒:行ったのかよ!?ていうか何で逮捕されちゃったんだよ?!


西岡:ということで今から俺の刑務所体験ツアーの話を・・・


大黒:もういいよ!いい加減にしろ!


2人:どうもありがとうございました!

1組目 ヘルシーライフ







碓氷:それでは、計量です!
























245







市河:245KB!

碓氷:暫定順位は……!?



順位出場者KB
1位ヘルシーライフ245
2位  
3位  
4位  
5位  
6位  
7位  
8位  
9位  
10位  
11位  
12位  
13位  
14位  
15位  

0点5点6点-点4点8点4点1点4点1点2点

・特に前半、もっとコンパクトにできると思います

・ボケる前のフリがガッチリすぎて余計に肩透かし感が出てしまってました

碓氷:はい。 市河:はい。 碓氷:次いきましょう。 市河:そうですね。見ずとも分かりますからね。





七草    OA率:4/15
漫才/トレジャーハンター
草野:お久しぶりです。

鈴城:こういうときだけ出てきます。
今期は1回限りの出場も433KBの自己記録!七草!

草野:どうも七草です。

鈴城:いやー、冒険っていいよね。

草野:どうしたいきなり。

鈴城:最近、男気あふれる冒険物にハマってるんだよね。

草野:冒険物ね。確かに夢があるよな。

鈴城:特にトレジャーハンターね。

草野:ああ、危険をかえりみず、ひたすら突き進む感じでかっこいいよな。

鈴城:でも、今からトレジャーハンター目指すのも無理じゃん。

草野:お宝も無いだろうしな。

鈴城:だから、せめて気分だけでも楽しもうと思って、小説を書いてきたんだ。

草野:よくそんな軽い気持ちで書き上げられたな。

鈴城:今から読んでいい?

草野:別にいいけど。

鈴城:読むよ。「トレジャーハンター田中」

草野:センスを微塵も感じさせないタイトルだよな。

鈴城:「トレジャーハンター田中。彼は日本で唯一のトレジャーハンターだ。」

草野:ふむふむ。

鈴城:「田中はトレジャーハンターの中でずば抜けている特技がある。」

草野:何だ?知恵とか?それとも力?

鈴城:「田中の特技・・・それは何に関してもセコイ事だ。」

草野:へ?

鈴城:「田中は3分のカップ麺を6分待って量を増やしてから食べる程のセコさだ。」

草野:全く男気無いぞ!?想像したくないわそんなシーン!

鈴城:「そんな田中が宝の地図をアウトレットで見つけた。」

草野:よくアウトレットにあったな!

鈴城:「田中は地図を見た。」

草野:どんなのが書かれているんだ?

鈴城:「『あっち ↑』」

草野:いやアバウトすぎるだろ!見た位置で大分変わってくるぞ!

鈴城:「田中は前を見た。目の前に壁がある。」

草野:そりゃドアの前とかに都合よくいないもんな。

鈴城:「田中は地図を見てないフリをした。田中はドアの前に移動して出発した。」

草野:対処法もセコイな!ていうか金銭面以外もセコイのかよ!

鈴城:「田中は真っ直ぐにあるいた。いつもはティッシュ配りを見かけると何回も通って沢山貰うが、今回は脇目も振らなかった。」

草野:いつも何してんだよ!

鈴城:「そんな田中の前に宝箱が現れた。」

草野:何というミラクル!

鈴城:「宝箱の中には地図が入っていた。」

草野:今度はちゃんとした地図だろうな?

鈴城:「『そっち ←』」

草野:またアバウトかよ!アウトレットで買っただけあるな!そもそもそれ地図って言うのか!?

鈴城:「田中は左へ歩きだした。」

草野:ていうかこいつ今までハンターらしい事したか?

鈴城:「田中は箱を見つけた。」

草野:今度は何だ?

鈴城:「紙と小さな箱が入っていた。」

草野:やっと進展がありそうだな。紙には何が書いてあるんだ?

鈴城:「『まっち』 田中はマッチを手に入れた!」

草野:下らねえ!まさかマッチが宝じゃないだろうな!?

鈴城:「もう一枚底に紙が張り付いていた。」

草野:何だ?

鈴城:「どっち?」

草野:知らねえよ!ついに紙までもさじを投げやがった!

鈴城:「『とりあえず一服しよう。』田中はマッチで煙草を吸った。100円ライターを長持ちさせる為だ。」

草野:セコイ!どこまでセコイんだよ!100円位頑張れよ!

鈴城:「煙が西に流れていく・・・『よし、西だ。』」

草野:適当すぎるだろ!どう考えても行けないって!

鈴城:「田中は謎の遺跡にたどり着いた。」

草野:何で着くんだよ!

鈴城:「田中の第2の特技は驚異的な運の良さなのだ!」

草野:むしろそっちの方がすごいだろ!

鈴城:「田中は遺跡に入っていった。(カチッ)スイッチを踏んでしまった!トゲ天井が迫ってくる!」

草野:ドジすぎだろ!もうハンターやめろよ!

鈴城:「(ドーン!)経費削減のためトゲが少なかったので助かった。」

草野:遺跡までもセコくなりやがった!

鈴城:「田中は紙製のハシゴを使って2階へ上っていく。」

草野:材料費まで削るなよ!逆にどうやって作るんだ!?

鈴城:「田中は節約のためなら時間を惜しまない。紙のハシゴも丸2日かけて作った。」

草野:その努力はむしろ尊敬に値するよ!無駄な努力だけど!

鈴城:「(ドーン)やはり半分で落ちていった。」

草野:逆に半分に到達するまでの時間差を紙が耐えられたことがすごいわ!

鈴城:「田中は悶絶している。」

草野:そんなに痛い高さか?

鈴城:「もったいないのでそのまま持っていたタバコが顔に当たったのだ。」

草野:もはやただのバカだろ!ていうか火のついたタバコが紙のハシゴに引火する可能性を考慮しろよ!

鈴城:「紙製のハシゴが折れてしまったので鍵縄を使って登っていく。」

草野:忍者みたいだな。

鈴城:「(ブチッ)やはり紙製の鍵縄では無理があった。」

草野:また紙製かよ!ヨーヨーすくいにでも使ってろ!

鈴城:「毒蛇が現れた!」

草野:お、緊迫のシーンだな。

鈴城:「田中はコンバットナイフを蛇の体に突き立てた!」

草野:意外と勇気あるんだな。

鈴城:「毒蛇が噛み付いてきた!」

草野:ナイフで倒せなかったのかよ!?

鈴城:「やはり中国製のナイフでは無理があった。」

草野:失礼なこと書くな!世界的に有名になりたいのに、一番人の多い国敵に回すな!

鈴城:「田中の右ストレート!毒蛇はマットに沈んだ・・・」

草野:マットとか無かっただろ!

鈴城:「田中は重厚感のある箱を見つけた。なんと中には爆弾が!」

草野:罠にはめられた!どうするんだ?

鈴城:「田中は解体を始めた。(パカッ)蓋が開いた。コードを切り始めた。手にタバコを持ちながら。」

草野:どんだけ大事なんだよタバコ!

鈴城:「(ポロッ)タバコの火が落ちた。ばーん。」

草野:効果音に緊迫感を出せ!

鈴城:「田中は足を取られた。」

草野:爆弾威力なさすぎだろ!

鈴城:「ポップコーン10粒ほどの威力しかない。というか本当に10粒入っている。」

草野:ただのフライパン代わりじゃねーか!そんなもん爆弾と呼べるか!

鈴城:「田中はポップコーンを拾い集めた。」

草野:床に落ちたものを拾うな!男気どこに置いてきた!

鈴城:「箱の下までくまなく探した。」

草野:どんだけポップコーン好きだ!

鈴城:「箱の下にフタを見つけた。」

草野:こいつ運いいな!もうハンターやめて競馬とかやれよ!

鈴城:「『ポップコーン!』田中はフタを開けた。」

草野:まだ欲しいのかよ!

鈴城:「なんと隠し階段があらわれた!『あれ・・・ポップコーン・・・』田中は落胆した。」

草野:いや、その中にポップコーンがギッシリって言う状況は絶対にねえよ!

鈴城:「しかし田中は立ち直った。『ポップコーンは苦労してこそ美味いんだ!』」

草野:いや、そこで格好つけられても!男気は微塵もないよ!

鈴城:「田中は階段をスキップで降りていった。」

草野:機嫌よくなりすぎだ!立ち直りって言うか、ただのバカだろ!

鈴城:「目の前に石像がある。田中はライバル心を覚えた。」

草野:石像にライバル心って、何がそんなに気に食わないんだよ!

鈴城:「『俺よりセコそうな顔しやがって・・・』」

草野:何、本人もセコイ事に誇り持ってるんだよ!

鈴城:「田中は石像を睨みつけた。すると、石像の目が宝石な事に気がついた。」

草野:確かに遺跡にありそうだな。

鈴城:「『ポップコーンじゃねえのかよ・・・』田中は渋々宝石をとった。」

草野:ポップコーンの方が上かよ!

鈴城:「(ゴゴゴゴゴ・・・)遺跡が崩れ始めた!」

草野:下敷きになっちゃうぞ?

鈴城:「田中は走って逃げ帰った。」

草野:間に合うわけねーだろ!運とかセコイとかよりもその脚力がすごいわ!

鈴城:「おわり」

草野:ちょっと待て!終わり方が雑すぎるだろ!もっと細かく書けよ!

鈴城:いや、自費出版だから紙代とインク代を節約しないと。

草野:作者までセコイのかよ!そりゃ作品もセコくなるわ!

鈴城:あ、傍聴料500円ね。

草野:どこまでセコイんだよ!いい加減にしろ!

二人:ありがとうございました。

2組目 七草







碓氷:それでは、計量です!
























245







市河:245KB!

碓氷:暫定順位は……!?



順位出場者KB
1位ヘルシーライフ245
1位七草245
3位  
4位  
5位  
6位  
7位  
8位  
9位  
10位  
11位  
12位  
13位  
14位  
15位  

1点3点4点3点4点6点 2点5点2点4点3点

・淡々と進む流れは好きですが、ボケのレパートリーが少なくて徐々に色褪せて行ったように感じます

碓氷:並びました。 市河:自薦の関係で小数点以下では誤差がありますが、それはまあ僅かなもんなので。    続いてはこちら!





後藤○○    OA率:2/6
漫才/消防士
後藤:前よりずっと強くなった僕らを見てください!

○○:チャンピオン大会行きます!
今期コントで2勝を挙げた新星が漫才で挑む!後藤○○!

○○:どうもーー!後藤○○です!よろしくお願いしまーす!俺ね、憧れてた職業があってね、消防士ってかっこいいなって思うんだよ。

後藤:ああそれでお前が消防士になって火事の家に取り残された子供を中に入って助けるとこやりたいんだいいよやろう俺子供の母親やるわ。

○○:展開早いな!なんでそこまで分かったんだよ。



後藤:行かせてください!

○○:落ち着いて!

後藤:私が行かないと!

○○:無茶です!

後藤:大丈夫です私燃えにくい体質なんで!

○○:どんな体質だよ!

後藤:燃えない人なんで!

○○:燃えないゴミみたいに言うんじゃねぇよ!そんなスーパーヒーロー現れたら俺の仕事なくなるから。燃える人にして。

後藤:助けてください中にまだすじこが居るんです!

○○:すじこ!?

後藤:..1粒。

○○:1粒いや何粒でもいいんだけど。

後藤:私の可愛いすじこ。

○○:なんだよ私の可愛いすじこって。

後藤:私の頭の中のすじこ。

○○:なんだその映画のタイトルみたいな感じ。

後藤:私の頭の中のすじこム。

○○:ちょっと映画に寄せなくていいんだよ。なんだすじこムって。俺炎の中すじこ助けに行く勇気ないから。
そんな息子とすじこってこだけ揃えた緩いのブッ込んで来ないで。息子にして。

後藤:助けてください中にまだ息子が居るんです!

○○:本当ですか!

後藤:私のそんなに大切でもない息子が居るんです!

○○:なんてこと言うんだよ!息子は大切!

後藤:私の結婚して10年間なかなか出来なくてでもやっと授かったそんなに大切でもない息子が居るんです!

○○:大切だろ!!大切のさらに上行く大切だよ!

後藤:冷蔵庫 洗濯機 息子。

○○:息子3位かよ!なんで家電以下なんだよ!

後藤:ああ違う冷蔵庫 洗濯機 プレステ2のメモリーカード 息子。

○○:メモリーカード以下か!

後藤:ああそうだメモリーカード取って来てください!

○○:取って来ねぇよ!

後藤:重さ的に冷蔵庫洗濯機は無理でもせめてメモリーカード!

○○:あきらめろ!データは頑張れば元に戻るから!

後藤:そんなことないドラクエ30分やったデータが入ってるんですよ!?

○○:たった30分かよ!

後藤:奇跡的にスライム倒せたんですよ!?

○○:何回やっても倒せるよ!どんだけゲーム下手なんだよ!もうちゃんとやって!

後藤:分かりましたしっかり装備を整えて。

○○:ドラクエをじゃねぇんだよ!ちゃんとやって!

後藤:お願いします後藤さんの息子さんを助けてあげてください!

○○:お前誰だよ!

後藤:.島袋ですけど!?

○○:誰だよ!そんな当たり前みたいに言われても!

後藤:伝説の島袋ですけど!?

○○:知らねぇよ!俺お母さんと話してんの!お母さん僕が助けに行きますから!息子さんお名前は?

後藤:名前?名前はえーっとあのー

○○:なんで忘れてんだよ!子供の名前忘れんな!

後藤:あっそうだヒロシです!

○○:そうだって!ヒロシ君ですね!

後藤:あっ違うヒロシはドラクエのキャラに付けた名前だった。

○○:ドラクエか!30分にどんだけ影響されてんだよ!

後藤:脇役に。

○○:脇役かよ!なんで今脇の名前思い出したんだよ!本当の名前は!

後藤:いやー私通りすがりのもんだから分かんない。

○○:お前誰だよ!

後藤:.島袋ですけど!?

○○:誰なんだよだから!

後藤:伝説になりかけた島袋ですけど!?

○○:伝説なってなかったのかよ!なりかけてもいないと思うし!お母さん本当の名前は!

後藤:すじこです。

○○:名前だったの!?

後藤:1粒。

○○:子供粒で数えるな!

後藤:私の頭の中のすじこ。

○○:いいから!

後藤:私の頭の中のすじゴム。

○○:さっきより寄せてんじゃねぇよ!

後藤:早くメモリーカード取って来てください!

○○:メモリーカード取って来ねぇよ!あなたの頭の中のすじこを助けに行くの!

後藤:そんなのいいから!

○○:よくねぇよ!俺そのために来てんだよ!

後藤:早く助けに行ってやれよ!

○○:島袋出て来んな!!

後藤:..岩清水ですけど!?

○○:誰だよ!!

後藤:前説の岩清水ですけど!?

○○:なんで前説こんなとこ居んだよ!前説やってろ!

後藤:終わった帰りですけど!?

○○:知らねぇよ!もう外で親以外の人物いや生物出さないで!そしていい加減俺を中に入らせて!?

後藤:...やだ。

○○:やだってなんだよ!

後藤:早く助けてくださいあの赤と白のストライプの家です!

○○:家独特だな!よくトラブルなく建てられたな!

後藤:あの全焼しかけの家の向かいの家です!

○○:もう1軒燃えてんのかよ!なんだここ!

後藤:あの子供が4人取り残されてる家の向かいの家です!

○○:そっちの方がヤバイじゃねぇか!

後藤:あの何となく燃えてる家です!

○○:何となくなら自分で助けられるだろ!

後藤:いや心なしか。

○○:意味変わってねぇよ!違う燃えてるのは1軒しかもスゲェ燃えてんの!

後藤:助けてください1軒燃えててしかもスゲェ燃えてんの!

○○:そのまま言わなくていいんだよ!

後藤:早く助けてください!

○○:今行きます!

後藤:思い出し笑いなんかしてないで早く!

○○:してねぇよ!俺ずっと怒ってる!

後藤:早く.........助けてください!

○○:それを早く言えよ!

後藤:早く中入れよ!!

○○:お前が入らさないんだろ!なんだよ!

後藤:早く入れよ!お前が中で子供見付けて
『すじこ君だね!』って言ったら俺が『島袋ですけど!?』って言うとっておきのオチがあるんだから!

○○:もう言っちゃってんじゃねぇか。もういいよ。どうもありがとうございましたー!

3組目 後藤○○







碓氷:それでは、計量です!
























261







市河:261KB!

碓氷:暫定順位は……!?



順位出場者KB
1位後藤○○261
2位ヘルシーライフ245
2位七草245
4位  
5位  
6位  
7位  
8位  
9位  
10位  
11位  
12位  
13位  
14位  
15位  

1点4点8点2点5点4点 2点7点2点2点5点

・○○:さっきより寄せてんじゃねぇよ!
 このツッコミが出場者中1,2を争うくらい素晴らしかったです。

・息子をぞんざいに扱うとこまでは勢いがあって面白かったんですが、「やだ」を皮切りにどんどん雑になって沈んでいった印象です

碓氷:1位に立ちました。 市河:しかし僅差ですのでまだまだ油断はできません。    続いては青バト常連の登場です。





レンコン    OA率:14/23
漫才/冬系男子
コン:あぁ〜C大会行きてえな。
レン:最近全然行けてないもんね。
コン:努力は!努力と挑戦は続けているんですけどね!こんな報われないもんかね僕達は!
レン:いやアピールがひどい。しかもそこまで挑戦してないからな。
コン:青バトさんのC大会最後にまた出たいよお!!
未だ鮮やかに記録と記憶に残る453KBオフエア。今再び芽生えよ!レンコン!

レン:どうもレンコンです。よろしくお願いします。

コン:お願いします。頑張っていきましょう。

レン:はい。しかし良かったね。今日は夏なのに凄い涼しくて過ごしやすいんで。

コン:え?

レン:えって、夏なのに涼しくて良かったなってな。

コン:…おい、ふざけんなよ!これから始まるってのにテンション下げんなよマジふざけんなよ…こいつ何…。

レン:え!?なになに?!どこに怒る部分あるの今の!

コン:だってお前、俺が最近よく冬男って言われてるの知ってて言ったんだろ?

レン:知らん知らん。何その雪男みたいなの。

コン:雪男とは種類が違うんだよ!お前、雨男とか知らないの?

レン:それも知ってるけど。

コン:そっちと同じ種類の言葉だよ。

レン:冬男にピンと来てねぇのに同じ種類のだけ言われてもわかんねぇよ!冬男そのもの説明しろや!

コン:いや考えてみろ、雨男は雨降らせやすいじゃん。

レン:あぁ。

コン:冬男は冬をこっちに呼び寄せちゃうの。

レン:え?季節が変わるの?

コン:そう。

レン:何それ!でも今日ちょっと涼しい程度だからな。もしそれが本当でも別に冬が来たってレベルじゃないでしょ。

コン:けど日によっては10度とかなるんだよ…。寒いぞ…。

レン:話変わってきた!え?10度?真夏に?

コン:そうだよ。

レン:いやいや聞いたことない!絶対ニュースとかなるじゃん!

コン:なるなる!本当よくニュースなるよな!

レン:同調してくんなよ!俺はなったの見てねぇからお前の嘘だろっつってんの!

コン:なってるって!朝方のニュース番組とかで見るし。実際に俺、取材とかされてるから。

レン:朝方の!?取材!?

コン:そう。「夏の冬男特集」みたいなので。

レン:紛らわしいし取り上げられ方が歪んでるよ!全然聞いたことねぇわ。

コン:まあ雨男と大差ないのはわかっただろ。

レン:種類の問題は理解したけど納得は出来ないよ!

コン:なんでだよ。

レン:だってこれが本当だとしたら雨男とは規模が違うじゃん。

コン:え?どこがどこが。一緒じゃん。

レン:雨男とかはせいぜい出かける日にその天気が多いな〜程度だから結局運だけじゃん。
   お前のは10度とか明らかに冬呼んてるし、まず季節を変えちまってんの!

コン:環境を変えたりする点は一緒じゃねぇか!

レン:全然違うって!

コン:…じゃあ例えば100人の雨男がいるとするだろ。

レン:あぁ。

コン:ここに俺が紛れても多分冬男だとバレない自信はある。

レン:いや人種の問題指摘してんじゃねぇんだからそりゃそうだろ!俺でも見つかんねぇよ!

コン:結局見つけられねぇって事は大差がねぇもんなんだよ。

レン:なんか違うだろ…ってか冬男って初耳なんだけど、気温とか下げるだけ?

コン:んなわけないだろ。それだけだったら冬なんて言わず気温下げ男って呼ばれるし。

レン:いやそれはどうかわかんないけどね。

コン:俺、凄いスキーとかスノボー好きなのよ。

レン:うん。

コン:はい。

レン:え!?情報今のだけ!?

コン:そうでしょ。

レン:趣味でしょ今の!誰にでもある趣味!

コン:立派な特徴だろ!冬を好きにならんと冬男なんて背負ってられんわ!

レン:そうかもしらんけど…さっきみたいなインパクトのある特徴ないの?

コン:あぁインパクトのあるの。冬でも短パンだけどどうよ?

レン:インパクトのあるって条件を提示した後によく持ってきたな!いや多少はある、あるけど!

コン:少しだけ寒さに慣れてくるのね。

レン:デブと肩を並べただけじゃん。なんかな…もうないのかな。

コン:まあ細かいのならあるけど。作り出した雪だるまを自在に動かし操れたり。

レン:凄いの来たな!怖い怖い!

コン:いや怖いじゃねぇだろ。考えろ考えろ。リアルな女の子の形にしてみろ…。

レン:無理むり!形どんだけ作っても白一色の表現だし!

コン:最高だと思わないか。

レン:思わねぇよ。しかし、どんだけ聞いてもイマイチわからんし、ますます混乱してきたわ。

コン:いやお前驚いてばっかだけどな、結構身近に沢山いるもんだよ。そもそも冬だけじゃなく夏男とかもおるし。

レン:え!?他の季節もいるの!?

コン:そりゃいるだろ。なんで冬だけ単独で現れなきゃダメなんだよ。

レン:けどなぁ…やっぱあれか。冬なのに暑いとかそういうの?

コン:そうだな。しかも夏男はタチ悪いからな。クリスマスに30度叩き出すとか本当ふざけんなよな。

レン:聖夜に凄いことしてくれんな!いや知らない知らない。一人ぼっちのクリスマスを暑さと共に過ごした記憶がない!

コン:どうせ一人ぼっちの現実から逃れるためにろくにテレビつけずニュースも見なかったんだろ。

レン:それ以前に気付くじゃん流石に!30度の違和感に!

コン:まあでもクリスマスに30度出したり、本当夏男はクソしかいないからな。大抵は人の彼女を寝取るような奴らばっかだから。

レン:何その夏男に対する異常な偏見は!同じ境遇同士仲良くしたれよ!

コン:いや何度か会ううちに嫌いになってな。

レン:そんなに身近にいんの?

コン:身近って言うかお前…本当テレビ見てないんだな。去年、「夏男VS冬男対抗大運動会」TBSで4時間半やってたのに。

レン:そこそこの規模の特番!大運動会って言うほどの人数までいんのか!

コン:あそこで夏側が足踏まなきゃ俺は100メートル走、全体23位だったんだよ…。

レン:人のせいにしてるわりに大した順位でもないし。何だその特番。…ってか、季節ごとってことは春男と秋男は?

コン:いるよ。けど大した特徴もねぇし、何もする事がない季節だからあってもなくても変わらねぇんだよな。

レン:ボロクソだな!特徴がないって事もないと思うけどな。

コン:なんなら別にお前が名乗っても良いよ。

レン:何でそんな軽いんだよ!大事にしてやれや!

コン:自分が何もないと思ってるあなた、もしかしたらあなたが春男、秋男かもしれませんよ…。

レン:含みを持たせて語りかけんな!なんか怖いんだよ!

コン:名乗ればテレ朝の深夜に5分程度で放送してる「春男VS秋男小運動会」出られるかもしれんのに。

レン:差が凄まじいな!なんで全力坂程度だよ!

コン:まあどっちにしろそこそこ有名にはなれるわけじゃん。

レン:いや、4つとも全然知らねぇからな…。周りにもいないし。

コン:みんな普通だと思ってて言わないだけでそれなりにいるだろ。

レン:本当かよ。じゃあお前の周りにはいんの?

コン:まぁそうだな。今までとちょっと種類は違うけど、知り合いの男は大体、全裸男って呼ばれてるわ。

レン:それただの変態じゃねぇか!!もういいよ!

2人:どうもありがとうございました。

4組目 レンコン







碓氷:それでは、計量です!
























257







市河:257KB!

碓氷:暫定順位は……!?



順位出場者KB
1位後藤○○261
2位レンコン257
3位ヘルシーライフ245
3位七草245
5位  
6位  
7位  
8位  
9位  
10位  
11位  
12位  
13位  
14位  
15位  

3点4点5点2点4点3点 5点2点5点4点4点

・題材から設定まで無理やりな感じで強引に笑いを引き出そうとしてるように見えました

碓氷:暫定2位です。 市河:1位とは玉1つ差。しかし3位以下とも差はわずかです。 碓氷:まだまだ序盤ですが、競ってますねえ。 市河:続いてはこの男女コンビ。





蝙蝠    OA率:1/3
漫才/マイブーム
美月:絶対進出します!
勝智:栄光よ我の手に!(美月の胸を掴む)
美月:うん!(勝智の金玉袋を掴む)
ゲスい2人が最後に掴むは……欲か、怒りか、はたまた勝利か?蝙蝠!

美月:ど〜も、蝙蝠です。さあビックチャンレンジということで頑張っていこう!

勝智:僕ね、最近マイブームが出来まして。

美月:ほぉ、何か楽しみをもつことはいいことですからね。それで何がマイブームなんですか?

勝智:まあ、オナラなんですけどね。

美月:・・・・・・へ?

勝智:そうそう、屁ですよ。オナラがマイブームなんですよ。

美月:いや、そういう意味じゃなくて・・・・・・あぁ!オクラね!色々、調理方法があって楽しめますからね。

勝智:いやいや、オクラっておかしいだろ。オナラだよ。

美月:アンタの思想が一番おかしいわ!さっきから不快な言葉を綺麗に言い直しやがって!

   何?オナラがマイブームってわけわかんないんだけど・・・

勝智:俺にオナラの楽しみを教えてくれた人がいるんだよ・・・屁古記ガス夫という方だ。

美月:誰その雰囲気がメタンガスで溢れている奴は!?

勝智:屁古記さんはなあ、オナラの楽しみ方を発明した方なんだぞ。

美月:発明っていえるほどの業績じゃないから。単なる変態だよ。

勝智:彼が設立したオナラ大好物学校で俺はオナラの全てを学んでいるよ・・・

美月:聞いたことない!そんなマニアックな専門学校!

勝智:え?でも、皆にナラ大出身って言ったらいつも「頭いい〜!」って言われるぞ。

美月:そう略すと奈良大学と思われちゃうから!立派な国立大学だぞ!

勝智:ナラ大だって授業中生徒がオナラをこく率が立派だぞ!

美月:引き合いになってない!!立派の基準が変態過ぎるわ!

勝智:まじか・・・オナラ大好物学校を知らない・・・

   美月さ、人生で何を楽しみ、何を学んできたの?

美月:人生をなめんなよ!こんな愚劣なことより楽しみや学ぶことがいっぱいあるわ!

勝智:だから、俺が世間知らずの美月のためにナラ大のことを教えてあげるよ。

美月:世間離れの勝智君にこんなアブノーマルな世界を教わりたくないんだけど。

勝智:まず、礼儀はしっかりしたところで。

美月:聞く耳持たないなら拳で聞かせようか?

勝智:学校で人と会ったら2人お尻を出し合い、お互いのお尻を合わせるんだ。

美月:どこの宗教の挨拶だよ!気味が悪すぎる!

勝智:屁古記師匠が言うには2人が「おしり合い」というのを表現しているんだ。

美月:単なる駄洒落じゃん!

勝智:そして、2人の仲が良ければお尻を合わせたままオナラを出し合うんだ。

美月:何の愛情表現の仕方だ!

勝智:屁古記君が言うには2人が「くさい仲」というのを表現しているんだ。

美月:単なる駄洒落好きのおっさんじゃない!で、さっきから学長の呼び方を統一しろよ!

勝智:単なる駄洒落好きだと・・・尊敬している屁古記の事を馬鹿にするな!

美月:とうとう、呼び捨てになっちゃった!尊敬しているとは全く思えない。

勝智:まあ、生徒は俺しかいないからガス野郎としか挨拶は出来ないけどな。

美月:もはや陰口になってるね・・・生徒1人という事実は納得だよ。

勝智:授業内容はまずナラ大の歴史を学んだり。

美月:こんなクズみたいな学校に歴史なんかあるの?

勝智:江戸時代後期に設立したってガス野郎が言ってたぞ。

美月:嘘でしょ。そんな時代にこんな学校が存在したら確実に一揆の対象になってるよ。

勝智:え?「イチヤ限りのコイ、1851年設立オナラ大好物学校」って歴史の授業で習わなかった?

美月:聞いたことないよ!てか、語呂合わせが無駄にかっこいいのが腹立つ!

勝智:あと、過去のナラ大の卒業生で今は自分のオナラで電車を飛ばす仕事に就いた人もいるんだぞ。

美月:桃鉄のオナラマン!?ゲームの登場人物だし、完全にガス野郎ホラ吹いてるよ。

勝智:何だと!?ガス野郎はホラなんか吹かないよ!吹くのはすかしっぺを相手のほうに臭いを流すときだけだ!

美月:単なる最低野郎じゃない!本当に名前に恥じないガスみたいな存在だな!

   で、結局学長の呼び名はガス野郎で統一するのね!

勝智:歴史を学んだ後は、いよいよナラ大の醍醐味オナラプレイだよ。

美月:いよいよじゃなくて残念ながらだよ。もう何?オナラプレイって・・・

勝智:2人でオナラをこぎあったり、嗅ぎあったり、感じあったり・・・

美月:聞きたくないディープな世界が満載だ!!

勝智:ナラ大の説明はここまでかな。

美月:何コレ!?単なる駄洒落好きのホラ吹き最低親父と部屋で変態行為しているだけじゃない!

勝智:ああ・・・学校の事を思い出したら・・・ハアハア・・・

美月:思い出し興奮するな!

勝智:ブリッ!ブリッ!・・・クンクンクンクン!・・・あぁ!!ガス野郎・・・!ガス野郎・・・!

美月:存分にオナラをこいでる、嗅いでる、感じてる!!いいかげん目を覚ませ!

勝智:ハッ!・・・・・・もう我慢できない!美月!

美月:・・・・・・何?

勝智:やっぱり、このオナラプレイの素晴らしさをお客さんにも教えたほうがいいと思うんだよ!

   だから、この場をお借りして俺が顔で受け止める役するから、美月はオナラをこいでくれ。







美月:いやいや!コントに入る前フリみたいに言われてもやらないよ!?

勝智:(正座して目を瞑ってワクワクした顔)

美月:そんなクリスマス前夜でサンタを待つ子供のような顔してもやらないから!

勝智:なんでだよ・・・あっ、人前だからか?

美月:人道を外しきった行為だからだよ!てか、逆にプライベートでやるほうが嫌だわ!

勝智:じゃあ、満点の星空が見えるホテルでしよっか?

美月:何でそんなロマンチックな所でこんな異質な行為をしなきゃいけないのよ!?

勝智:そんなこと言って・・・本当は美月もたまってんだろ?(美月のお腹を擦りながら)

美月:ええい!触れんな!しゃべんな!近づくな!気持ち悪いんだよ、てめえ!!

勝智:そんな・・・そっか、どうしてもやってくれないんなら・・・

美月:・・・・・・

勝智:こうなったら妄想でやってやるからな!

美月:・・・誰かコイツを二度と発言出来なくなるような秘密道具とかないの・・・

勝智:「美月・・・見てごらん、満点の星空だよ・・・」

美月:うわ・・・本当に始めやがった・・・

勝智:『(声を変えて)うん・・・この日のために勝負下着を着けてきたんだからぁ・・・』

美月:私役もやるの!?

勝智:『でも私、便秘中なの・・・大丈夫かな・・・?』

美月:生理中みたいに聞くな私!確かに便秘中のは臭くなるけど!

勝智:「ああ、美月のだったら大丈夫だよ。」『お兄ちゃん・・・!』

美月:これ以上私を汚すな!何、私に妹役させてるんだ!

勝智:『じゃあいくね・・・ブーーーーーッ!ブリリッ!ドカーン!!』

美月:オナラの効果音凄すぎ!最後の奴、爆発してなかった!?

勝智:「あぁ、いいよ・・・あぁ・・・・あぁぁぁーーーっっ!!」

美月:どっぷりエクスタシーに浸るな!

勝智:『はぁ・・・はぁ・・・』「あっ、流れ星!」

美月:うわ、この状況に世界一引き立てない演出だ。

勝智:「美月は何かお願い事した?」

   『エヘへへ、これからもこんな風にお兄ちゃんと一緒に傍にいれますようにって♪』

美月:誰か!早急にコイツを無数に殴れる秘密道具を!

勝智:『ちなみに、お兄ちゃんは何かお願い事した?』

   「ああ、巨乳の彼女ができますようにって。」

美月:お前は普通の願望かよ!散々、私を乱れきった妄想に利用するだけしといて!

勝智:『そっか・・・所詮私たちは臭いだけの関係、オフレか・・・。』

美月:オフレって!こんな関係に似合わない優しい響き!

勝智:「さて、二回戦にはいるか・・・」

美月:入るな!もう、止めろーーーっっ!!

勝智:ふっ・・・どうだ、美月?腸がうずうずしてきただろ?

美月:うるせえ!本当にこんな妄想、へどがでるよ!!

勝智:え!?屁とかでるだって!

   ・・・ったく、やっぱりたまってるんだな!さあ、美月こい!!

   (正座して目を瞑ってまるで整形後、初めて鏡を見る前のようなドキドキした顔)

美月:一生そうしてろ!!もう帰る!!

5組目 蝙蝠







碓氷:それでは、計量です!
























269







市河:269KB!

碓氷:暫定順位は……!?



順位出場者KB
1位蝙蝠269
2位後藤○○261
3位レンコン257
4位ヘルシーライフ245
4位七草245
6位  
7位  
8位  
9位  
10位  
11位  
12位  
13位  
14位  
15位  

1点3点4点2点3点6点 6点7点3点2点7点

・勝智:『そっか・・・所詮私たちは臭いだけの関係、オフレか・・・。』
 ばーか(笑)

・クドい。けどそれがいい。でもクドい

碓氷:首位に踊り出ました。それもまた僅差で。 市河:最初の5組が終わりましたが、1位から4位まで24KB差……えらい接戦ですね。 碓氷:しかしKBは伸び悩んでます。誰がこの混戦から抜け出すのでしょう。    はたまた、既に登場した5組がこのまま逃げ切るか。 市河:ここで大御所演出家であり審査員の勅使河原源三郎(仮名)先生に短評をいただきましょう。 『見たことあるネタばかりで正直しんどいです。せめて変化をつけてほしかったんですが・・・  同じボケに同じツッコミではよっぽど面白くないと2回目以降は不利だと思います。』 碓氷:こればかりはルールですからね……。    でもたしかに工夫は必要ではあります。 市河:では、次の5組へ参りましょう!





中盤5組へ!