碓氷:早速いきましょう。
市河:トップバッターはこのコンビです!
グリンサダーズ
コント/自然の聖
久保:「チャンピオン大会出たらこれ!」で勝負します。
森内:綺麗に散りましょう!
久保:そう!それが僕らの美学です!
300台後半でのオンエアが多いがTOP回数は2回を記録した!
咲く花は散るからこそに美しい!グリンサダーズ!
久保:行ってきまーす!
(ズンッ)なんだ!?なんだお前!?
森内:私?自然の守り神ですよ。
久保:はぁ?
森内:・・・まぁいわゆる環境大臣ですよ。
久保:あ、小池さんでしたか。
森内:えぇ、まあ。
久保:・・・なんで僕の右足にしがみついているんですか?
森内:ちょっと話だけでも聞いてもらいたいんですよ。
久保:なんですか。僕今から学校行かなくちゃならないんですよ。
森内:私ね、自然に帰ろうと思ってるんですよ。
久保:自然に。
森内:そう自然に。
久保:自然に。
森内:自然に。
久保:・・・どういう風に。
森内:いやもう木に溶け込もうみたいなね。
久保:木に溶け込む。
森内:そう溶け込む。
久保:木に溶け込む。
森内:溶け込む。
久保:・・・どうやって?
森内:いや根本から吸収されるようにですよ。
久保:吸収。
森内:そう吸収。
久保:吸収。
森内:吸収。
久保:・・・・・・じゃあ、代打は?
森内:森野。
久保:抑え。
森内:森。
久保:元首相。
森内:森。
久保:棋士。
森内:森。
久保:元気。
森内:もりもり。
久保:アイドル。
森内:井森美幸。
久保:首相。
森内:フジモリ。
久保:司会。
森内:タモリ。
久保:どうぶつの?
森内:森。
久保:1年生のときに習う漢字の中で10画を越えている字は?
森内:森。
久保:刺すもの。
森内:銛。
久保:迷探偵。
森内:毛利小五郎。
久保:国。
森内:モーリタニア。
久保:歴史の出来事。
森内:モリソン号事件。
久保:東山。
森内:森光子。
久保:幼女。
森内:モリータ。
久保:?・・・しんご
森内:森末
久保:もう自然に帰ってください。
森内:ただ一つ問題があるんです。
久保:なんですか。
森内:私花粉症なんです。
久保:・・・・・
1組目 グリンサダーズ
市河:赤のボールをドロップして下さい。どうぞー!
森内:小池大臣の為にも一票お願いしまーす!
久保:一切関係ないけどね。
ライジングブルー
コント/エレベーター劇場 第2幕
青:どうも、ライジングブルーです!
昇:前回の得点を超えたいと思います!
青:前期の悔しさを晴らします!
両:どうぞ!
不安定だった前期とは違い、今期は高得点や連続1位を記録。
忘れ物を取りに行こう!ライジングブルー!
昇:(はあ・・・今日も仕事疲れたなー。早く家に帰ろう。)
〈ピンポーン 3階です・・・〉
青:〔エレベーター内に入る〕
両:・・・・・・・・・。
〈ガタン! ブーーーーー・・・・・・〉
昇:うわっ!何だ急に。
青:エレベーターの故障ってやつですかね・・・。
昇:ということは、私たちはここに閉じこめられたってことでしょうか・・・?
青:そうなりますね・・・。とりあえず助けが来るまで冷静に待ちましょう。
昇:そうですね。
(よし、こういう非常時のために携帯ラジオを持ち歩いてたんだった。
えーっと、この人の迷惑にならないようにイヤホンをつけてと・・・・・・。)
〈次のニュースです。5日前から起こっている連続暴行事件のニュースです。〉
昇:(うわー、嫌な事件だな・・・。)
青:あ、あのー・・・
〈目撃者の情報によりますと、犯人は10代から20代で、身長は170〜180センチ前後、
また、語尾に『やんす』をつけているそうです。〉
昇:(何だそれ。語尾に『やんす』付けてる人なんてそういないぞ。)
青:あ、あのー、すいません。
昇:あ、すいません。何でしょう?(やべっ、『やんす』が気になって返事忘れてた。)
青:これってどこかに非常用ボタンがあるんでやんすかねえ?
昇:うわーーーーーーーっ!!
青:ど、どうしたんでやんすか?
昇:うぉーーーーーーーっ!!(やんす!?今やんすって言ったよこの人!)
青:大丈夫でやんすか?(どうしたんだろう?パニックか何かかなあ・・・?)
昇:い・い・いや、大丈夫です。(ま、まさかこの人が・・・いや、そんなはずはない・・・)
青:何かあったんでやんすか?
昇:い、いえ、あ、あ、あのー、その時々入る『やんす』っていうのは・・・。
青:あ、これですか?すいません、田舎の訛りが抜けてなくて・・・。
上京してきたばっかなんですいません。(まずいな。標準語で話さないと。)
昇:そ、そうなんですか・・・。こちらこそすいません。
青:・・・・・・・・・・・。
昇:・・・・・・・・・・・。
青:・・・そういえば、あなたはどのような仕事をなさってるんですか?
昇:あ、会社員をしてます。あ、あなたは・・・?
青:えっと、僕は力仕事をしてるんです。
昇:ち、力仕事!?(ってことはかなり力が強いのか。でもこれで犯人だなんて判断しちゃダメだ。)
青:まあ、後は事務関係とかですかね。
昇:ジム関係!?(ってことは結構鍛えてるってことか・・・。やばい、現実味を帯びてきた・・・。)
青:でも僕いつもどうしても殴り書きしちゃうんですよね・・・。
昇:殴りガキ!?(マジかよ・・・。殴りとかは本当にまずいよ・・・。)
青:この前なんてそれを5回もやってすごく怒られちゃったんですよ・・・。
昇:5回も!?(やっぱり連続でやってるのか!? まさか本当にこの人かもしれん・・・)
〈プルルルルル・・・プルルルルル・・・〉
青:あ、電話だ。もしもし?
昇:(どうしよう・・・。今はこの人が電話中だからいいけど、もし犯人がこの人なのだとしたら・・・
俺は生きて帰れるかわからん。助かるためにもこの時間を利用して何か助かる方法を考えんと。
とりあえず情報収集だ。これでこの人が犯人なのかどうか見極めよう。まずラジオをつけてと。)
〈昇川がラジオのイヤホンを耳につける。〉
青:[電話中]もしもし?あ、お前か・・・。
〈・・また、この事件の犯人は複数犯の可能性もあると思われ・・・・・・〉
昇:(複数・・?まさか今この人が電話で話しているのも犯人の一人だったりするのか・・・?)
青:そういえばさ、昨日の野球の試合どうだった? うん、俺行けなかったやつ。面白かった?
昇:(よし、じゃあとりあえずこの電話の内容を聞いてみよう・・・。)
〈昇川がラジオのイヤホンを外して電話に耳を傾ける〉
青:「何!?相手をボコボコにした!?」
昇:(マジかよ!?もう犯人確定かもしれないぞ・・・。)
青:「10対1だったのか!?」
昇:(10人対1人!? どんだけ共犯者いるんだよ!)
青:「そうか、やっぱり俺があげた金属バットのおかげか!
だから言っただろ、振りやすいからおすすめだって。」
昇:(金属バットだと!?相当ボコボコにしてんじゃねーかよ・・・)
青:「じゃあさじゃあさ、この前俺が伝授したフォークはどうだった?」
昇:(フォークまで!? もはや凶器じゃんか!危なすぎるよ・・・。)
青:「すごい切れ味だっただろ?」
昇:(切れ味すごい!? 鋭利な刃物まで使ってるのか・・・。)
青:「へえ、楽しかっただろうな。・・・え?7回までしかできなかったの?」
昇:(7回しか!? いや、7回ですでに多いよ! どれだけギッタギタにしてんだよ・・・。)
青:「じゃあ次は9回までしようぜ。」
昇:(9回も!? まさかその標的は俺か!? もう逃げ切れないのか!?)
青:「うん、じゃあなー。」[電話を切る]
〈ガタン!・・・バチッ・・・〉
青:あ、直ったみたいですね。
昇:そ、そ、そうですね・・・。良かったですね・・・。
で、で、では僕はこれで帰りますので・・・。
青:ああっ、ちょっと・・・・・・。どうしたんだろあの人。
まあいいや。・・・・あれ?何だこのラジオ。あの人が落としていったのか?
電源がつきっぱなしになってる。
〈・・次に、最近多発している連続窃盗犯のニュースです。
犯人は、現場に必ず携帯ラジオを残していくという謎の行動をしており・・・・・・〉
青:携帯ラジオ・・・? あれ?俺が今持ってるのは・・・。 ・・・・・・ええーーっ!?
・・・あっ、俺の財布がーーーーっ!!
2組目 ライジングブルー
碓氷:チャンピオン大会2期連続の出場となりますが。
青澤:そうですね。本当にありがとうございます。
市河:今期4回で特に印象的なことは何かありましたか?
昇川:あー、やっぱり米沢じゃないですか?
青澤:そうですね。地元で自己最高点を取らせていただきまして。
碓氷:多分前日に食べに行ったステーキのおかげですよ。
昇川:はい!あれはおいしかったです。
市河:あ、誤解のないように言いますけど、出演者全員で食べに行ったので。
碓氷:そうですよ。なんか僕らだけで行ったみたいになってましてけど。
昇川:はい、今回の食事も楽しみにしてます。
市河:よろしくお願いします。ライジングブルーのお二人でしたー!!
青・昇:ありがとうございましたー!
薬罐部
漫才/初詣
K:チャンピオン大会セミファイナルというのは初めてですね。
T:突破できるよう頑張ります!
今期初登場ながら6位と健闘。過去2回の漫才での挑戦は共に440越え!
セミファイナルの舞台へいざ参る!薬罐部!
T:どうも薬罐部です!
K:宜しくお願いします。
T:セミファイナルの舞台に来てしまいましたよ。
K:ええ、精一杯頑張りましょう。
T:祈りが通じれば良いんだけどね。
K:…何の話ですか一体。
T:あのね、今年のお正月も初脂に行ったんですよ。
K:うん、初「詣」ね。初の脂って新年早々体に悪いですから。
T:それで、その時に「いい成績を収められますように」って祈願したんだよね。
K:…それだけじゃ全然安心できないよ。
T:大丈夫だよ。お賽銭もお年玉全部費やしたから神様も願いを聞いてくれるでしょ。
K:神様が金で動いたら嫌だわ!しかもなんでお年玉をお賽銭で使い果たしちゃうんだよ!
T:来年の初詣ではもっとお金かけるぞ!
K:何の決意だそれは。初詣ぐらい普通にすればいいじゃん。
T:普通の初詣ってどんなのさ。
K:まあとにかく神社に行く訳ですよ。
T:で、神社に着いたと。
K:どこ行く?
T:なんか向こうの方人が集まってるな。
K:あれは祈願の人たちでしょ。
T:いや、セリやってる。
K:どこの市場だよ!神社だっただろここ。
T:ちょっと行ってくる。
K:あ、いやちょっと!
K:やっと戻ってきたか。
T:くっ、この神社競り落とせなかった…。
K:なんで神社が丸ごとセリにかけられてるんだよ!…しかももうこの神社誰かに競り落とされちゃったのかよ。ひどい話だな。
T:でも、祈願のときに揺らす縄は競り落としてきた。
K:それ無いと困るだろ!鈴だけ上の方にあったってどうしようもないよ!
T:あとお守りとか色んなもの手に入れたよ。
K:それは普通に買えばいいんじゃないのか?
T:これはそこでは売ってない種類のだからね。
K:そうなの?「家内安全守」とか「病気回復守」とかいっぱいあるのに。
T:見てよこれ。「景気回復守」。
K:スケールが大きいな!個人レベルのお守りでどうにかなる問題じゃないだろ!
T:あとこれ。「縁結びストラップ」。
K:なんかありがたみに欠けるよ。そこはお守りでいいじゃん。
T:あとは…「学業成就まんじゅう」。
K:お土産みたいじゃないかよ!携帯することもできないしさ。
T:最後これ。「温泉まんじゅう」。
K:完全にお土産だそれは!しかもここ神社だから!
T:ここのお土産人気ナンバー1だってさ。
K:もうお土産って言っちゃってるじゃん。
T:随分安い値段で競り落としちゃったけど良かったのかな?
K:やっぱりみんな欲しがってないじゃんかよ!
T:まあいいや。とにかくさっさと祈願しに行こう。
K:そうだよ。初詣に来たんだから祈願しないとね。
T:お賽銭も1万円分持ってきたし。
K:あーもう好きにして下さい。
T:でもこれで守礼門が5枚飛んでいくのか…。
K:…えっ、二千円札!?しかも5枚も持ってたのかよ!
T:あぁ、紫式部が…。
K:紫式部!忘れてたよ完全に。滅多に見ないからな。
T:…あっ、でも小銭に両替しないといけないな。
K:最初から小銭で持ってくりゃ良かったじゃん。
T:ちょっと両替してくる。
T:はぁ、はぁ…。疲れた…。
K:どうしたんだ。そんなに遠くだった?
T:いや、10kgもあったから。
K:…今度は全部一円玉かよ!どんだけ細かくしてんだよ!
T:他の硬貨が全部切れてたんだもん。
K:ないないそんな状況。もういいよ、早く入れて。
T:(一円玉を袋から取り出して投げながら)いーち、にー、さーん、しー…
K:玉入れか!10000までやってたら日が暮れるだろ!
T:(一円玉を投げる)
K:………。
T:(一円玉を投げる)
K:……………。
T:…暗くなってきたな。
K:本当に日が暮れかかってるし!こんな所で時間浪費したくないよ!
T:はい終わった。さ、早く祈願しよう。
K:…そういえばさっき縄競り落としたんだよね?鈴鳴らせないけど。
T:もうすぐ新しい縄が生えてくるよ。
K:どういうメカニズムだよ!そんな再生能力ないよ縄には。
T:縦に切っても横に切ってもしばらくすればそれぞれが元に戻る。
K:もはやプラナリアじゃないかよ。もういいや鈴は。早く祈願しないと。
両(手を叩いて手を合わせる)
T:世界が平和になりますようにそして家族が健康でありますように
そして長生きできますようにそしてお金持ちになれますように
そして宿題がなくなりますようにそしてみんなが僕に従いますようにそして
K:声に出すな!しかも後半どんどん自己中な内容になってるし!
T:彼女がたくさんできますように。
K:最悪だな!二股する気満々か!
T:できれば六股ぐらい。
K:余計たちが悪いし!なんだ6人掛け持ちって!
T:いいのいいの。枯れ木も山の賑わい。
K:失礼だよしかも!彼女枯れ木か!
T:まあ祈願もしたことだし、お腹空いたから屋台でなんか買わない?
K:ああ、いいんじゃない。
T:あれ買わない?「霜降り和牛のサイコロステーキ」
K:豪華だな。高そうだから別のにしない?
T:豚トロの串焼きとかもあるよ。
K:うーん…悪いけどパスで。
T:フライドポテトにする?ピザもあるよ。あとは…フライドチキンにアメリカンドッグ、メンチカツ、チーズボールもある!
K:いやもう初脂じゃんか!あからさまに脂っこいものばっかだなここ!
T:おおっ、バターも売ってる!
K:脂!丸ごと脂だそれは!バター単体で売ってる屋台なんかあるか!
T:買おうよ買おうよ!ほら、ここに二千円札があるから…
K:まだあったのか!どんだけ財布の中の二千円札率高いんだ!
T:…5%ぐらいかな?
K:じゃあ金を持ち歩きすぎだろ!…いや、めちゃくちゃじゃん。何これ?
T:えーとね、やっぱり相方と行ってもつまんないんだよね。
K:あ、そう。じゃあ誰と行けば楽しいんだよ。
T:ガールフレンズと行きたいかな。
K:いや、だから掛け持ちやめろって!もういいよ。
両:どうもありがとうございました。
3組目 薬罐部
(舞台袖にて・・・)
T:手応えは…微妙ですかね。
K:自信のあるネタを持ってきたんですが…。
T:…まああとは結果を待つのみですね。
K:はい、祈るのみです。
セブンセブンス
漫才/デリバリー睡眠
速水:3勝なのに2勝のローテンションさんよりKB低い
南 :言うな
速水:デビューしてまだ2ヶ月だからネタがない
南 :暗くなるから言うな
まだデビュー間もない彼らが誰も予測できなかった快進撃を続ける!
ここで勝って底力を見せつけろ!セブンセブンス!
2人:よろしくおねがいしま〜す
速水:来ましたよセミファイナル
南 :頑張っていきたいね
速水:ところで南は最近なんか悩みがあるんだって?
南 :そうなんだよ 実は眠れないんだよね
速水:ひとりで?
南 :そういう意味じゃない
速水:お母さんに頼みなさい
南 :俺をいくつと思ってんだ!そうじゃなくて夜に目がさえて眠れないんだよ
速水:そういえば最近不眠で悩む人多いんだよね
そこで俺新しいビジネス考えたんだよ、デリバリー睡眠って言うんだけど
南 :睡眠を届ける?
速水:そう 眠れない人の家に行ってその人を眠らせるの
南 :じゃあちょっとやってみるか
南 :はぁ眠れないなぁ
速水:そうだなぁ
南 :何でお前も寝るんだよ!
速水:ひとりで寝るの心細いんじゃないかと思って
南 :それは大丈夫だって言ってんだろ!
あのさ、デリバリー睡眠してくれるんでしょ?
速水:だったらデリバリー睡眠センターに電話してよ
南 :は? そうなら先言えよ
速水:そんなの当たり前だろ
「腹減ったな〜」って言ったら都合よくピザ屋来るか?来るのはむなしさだけだろ?
南 :上手いこと言ってんじゃねえよ
速水:とにかく寝たいのならデリバリー睡眠センターに電話してよ
南 :分かったよ
南 :はぁ眠れない、こんな時はピ、ピ、ピ プルルル
速水:ガチャッ はいデリバリー睡眠センターです、ご用件は?
南 :眠れないんですけど
速水:で、眠らせて欲しいの?放置して欲しいの?
南 :眠らせて欲しいんだよ!なにそのプレイ
速水:それではお客様のお名前と年齢を教えてください
南 :南、16歳です
速水:俺の2コ下・・・・・南はどこ住んでんの?
南 :年齢関係ないだろ!こっち客だぞ!
速水:なんだと! こっち無料サービスだぞ
南 :そっちが上っぽいじゃねえか! えっ、これ無料なの?
速水:何もなければ基本的にそうですね、お客様から依頼があれば料金を頂くという方針です
南 :どこでもそうだよ!その方針どこでもやってるよ!
速水:だったら俺がお前に敬語使ったら全てが丸くおさまるんですよ!!
南 :そうだけど引っかかる! 俺とかお前とか言ってる!
速水:おっと話がそれてしまいましたね。それでは南様、これよりコースを決めていただきます
南 :急にすごい口調変わったような感じだよ、え?コースってなに?
速水:まず睡眠コースと放置コースは睡眠コース希望でしたよね?
南 :そこは希望というか絶対です
速水:睡眠コースはさらに2つのコースに分かれてるんですよ
南 :何と何があるんですか?
速水:熟睡コースと寝不足コース
南 :どう考えても熟睡だろ!
速水:わかりました 南様、熟睡コースはさらに2つのコースがありまして
南 :まだあるんですか?
速水:快眠コースと熱帯夜コース
南 :なんで分かりきったこと聞くかな! 快眠です!
速水:そうですかこれで全ての登録が終わりました
では担当の者が向かいますので寝ながらででも待っててください
南 :いや眠れないから頼んでるんですけど
速水:ではお気をつけて ガチャッ ツーツーツー
南 :何されるんだよ!
速水:まあこんな感じで家に行くんですよ
南 :ほんとに大丈夫なんだろうな
速水:ピンポ〜ン
南 :あっ来た、ガチャッ
速水:どうも私の名前は稲 ムリ夫です、デリバリー睡眠センターから来ました
南 :イネムリオさん?変な名前ですね
速水:・・・・・永眠しますか?
南 :すいません!あの、普通に眠らせてくれればいいです
速水:そうですか、それでは早速横になっ・・・てもいいですか?
南 :ダメだよ!あなた完全にイネムリオだな
速水:チッ
南 :舌打ちするほど怒らないで!あの、とにかく入ってください
速水:分かりました、戦闘モード!!!!
南 :「“家に”入ってください」です
速水:そうですか、では失礼します
・
・
・
速水:ではまずお客様の確認を、南様16歳で睡眠コースの熟睡コースの快眠コースでよろしかったですね?
南 :そうです
速水:お金持ちなんですね〜、じゃあ始めます
南 :待て待て! え?高いんですか?
速水:それはもう、睡眠・熟睡・快眠・16歳、は黄金カルテットです
南 :16歳はピンポイントなの!?
速水:そうですよ、私どものモットーは“取ろうぜ!16歳から!”ですし
南 :ありえないでしょ!「取ろうぜ!」ってなんですか
速水:コース選択はこれ、別名“地獄への一本道”ですよ
南 :あんたんとこは変な名前ばっかりだな!
速水:いやでもこれはさすがに・・・
ちなみに放置・寝不足・熱帯夜のコース選択は別名“ほんとに寝る気あんの?”です
南 :それ選ぶ人は寝る気ないよ!ていうかそんなの選ぶ人いないでしょ
速水:そうなんですよねぇ、最近できたデリバリー不眠に客取られちゃって
南 :そんなのあるの!? しかもそういう意味で言ったんじゃないんだけど
ところで高いみたいですけど、これっていくらなんですか?
速水:40万円ですね
南 :40万ですか、ずいぶんかかりますね
速水:黄金のカルテットの要素、1つ1つが10万円ですから、それ以外を選ぶとタダ同然ですがね
南 :ん?・・・・16歳以外ってだけで?
速水:10万免除
南 :どんなシステムだ!あっ興奮したらどんどん眠れそうになくなってきた
速水:40万♪40万♪
南 :あんたはなに40万コールしてんの!もういいや、明日早いんで早く始めてください
速水:始める?・・・・戦闘モード!!
南 :ストップストップ!そうじゃないです、客を殺そうとしすぎです
速水:じゃあ始めるって一体何を?
南 :眠らせてくれるんでしょ
速水:睡眠薬で?
南 :だったらあんた達に頼まねえよ!しかもあんたがそんなの使うと犯罪のニオイがするよ!
デリバリー睡眠っていう名前なんだからもっとちゃんとした方法で眠らせてください
速水:だったらこれはどうですか?
南 :ちゃんとしたのがあるんですね
速水:睡眠薬(仮)
南 :要らない要らない!絶対飲みませんよ
速水:名前が「タマニネレール」
南 :また変な名前!たまに寝れるっておかしいだろ!
それと(仮)が気になるんですけど
速水:これ噛むタイプの薬なんですけど食感がカリカリするんですよ
南 :そっちにかかってんの!? 薬ってだいたい食感カリカリするでしょ
速水:その点は心配ありません、カリカリさに関しては命かけてます
南 :いらないところに命を差し出すな!
速水:まあ効果も期待できないんですがね、さぁ飲んでください
南 :あなた大事なことさらっと言うとこあるね!
「効果が期待できないって」言ったよね!?やっぱり名前通りなの!?
速水:じれったいな、ソレッ
南 :ちょっと!無理矢理飲ませようとしないでくださいよ!(ドンッ)
速水:あっ、パクッ
南 :イネムリ夫が飲んだ!
速水:まったく・・・・・カリカリカリカリ
南 :噛んでる噛んでる!吐き出せよ!
速水:これは10万円を追加料金として頂かないと・・・・グーグーzzzzzzzzzzzzz
南 :なぜだ! 払わないぞそんなに! ・・・・・・寝たのか?
速水:(起き上がって) 合計50万ですよ
南 :びっくりした! あの薬全然効かないじゃないですか
速水:私に薬を飲ませたんですから、絶対に50万払ってくださいよ
南 :いやですよ、というかあなた自分から噛んでたじゃないですか
速水:あれ結構味はいいんですよ
南 :だからなんだよ!しかも「味“は”いい」って言ったし
速水:まあ確かに臭いはきついですよ
南 :そこじゃないんだよ!こっちは効果のことをですね
速水:あっ!そうこうしてる内に夜が明けましたね、私は帰らせていただきます
南 :えっもう朝ですか? というか僕が寝れてないんですけど
速水:・・・・・・帰りますね
南 :なんだよ今の間は!こっちがちゃんと寝れてないんだから何とかしてくださいよ
速水:10万追加になりますよ?
南 :いいかげんにしろ
2人:どうもありがとうございました
4組目 セブンセブンス
(ステージから消えて・・・)
速水:今回ネタに1ヶ月かけたんですよ
南 :ありえないよね、俺らにとっちゃ
速水:だいたい2〜3日だもんね
南 :それが普通だもんね、俺らにとって
速水:・・・・まぁ楽しめたんで良かったです
WAOWAOPANIC
コント/変人出現
A:初のチャンピオン大会ってことでね。
B:かなりレベルは高いと思いますが、気を引き締めて頑張っていきましょう。
A:よろしくお願いします!
強豪揃いの45回、50回のいずれも勝利するなど、ここぞというときに勝つ。
ワオッと驚かす波乱を起こせ!WAOWAOPANIC!
A:・・・腹減った。ここ数日何も食べてないなぁ・・・。
B:とぅ!元気100倍アンパンマン!!
A:金欲しいなぁ・・・。かね〜・・・。
B:・・・元気100倍アンパンマン!!って言ったの聞こえました?
A:・・・幻聴だぁ・・・。最近何も食ってないから幻聴が聞こえるようになってしまった。
B:・・・いえ。幻聴ではないですよー。実際ここにいますし。
A:(Bの方向く)
B:・・・あ、どうも。
A:幻覚だ〜・・・幻聴の次は幻覚だ〜・・・助けてぇぇ・・・。
B:幻覚じゃありませんよ!
A:・・・誰?
B:あ・・・アンパンマンですけど。
A:40半ばのおっさんじゃん・・・。
B:夢のないことを言うな!
A:精神病の方ですか?
B:違う!俺は正真正銘アンパンマンだ!
A:そんな歳でアンパンマンって言っても日本中の子供は絶対認めないよ。
B:何だよ。俺はアンパンマンなんだよ。
A:アンパンマンて・・・お前が?
B:そうだよ。
A:お前みたいなのがアンパンマンだったら日本中の子供泣くよ。
B:うるさい!俺はアンパンマンだっ!信じろ!
A:信じる方がちょっとおかしいと思うんですけど。
B:喰らう?
A:・・・は?
B:アンパンチ喰らう?
A:真顔で言うところがリアルに気持ち悪いよ。
B:うるさい!クラエ!アンパーンチ!
(バコ)
A:ちょっと。触らないでよ。気持ち悪い。
B:き・・・利かない。
A:この服捨てないと。お前に触られたから。
B:その発言、精神的に傷つく。
A:はぁ・・・。僕はね、ヒーローごっこなんかに付き合ってる暇はないの。じゃあね。
B:待て。俺の狂犬を呼んでやる!チーズカモ〜〜ン!
A:チーズは狂犬ではないと思うけど。
B:チーズ・・・お〜〜い。おい!チ〜〜〜ズ!!!ねぇ。チーズったら。
A:凄く惨めな気分になってくるよ・・・。懐かれてないじゃん。
B:チーズはもういいや。じゃあバタコさん呼ぼうか?
A:勝手にしろよ。
B:バタコさ〜〜ん!・・・バタコさん?お〜〜い。バーターコさ〜〜〜ん!!
A:もうお前見てると泣けてくるよ。嫌われてるの?
B:嫌われてはいない。ただ、俺のことをシカトしてるだけだ。
A:嫌われてるじゃん!ってかおっさん!仕事とかやってないの?
B:悪を倒すことが僕の仕事だ。
A:へぇ〜。自分がアンパンマンだと思って現実逃避?
B:夢のないヤツだなぁ。
A:そういう問題じゃねぇだろ。幼稚園児だったらまだ分かるよ。けどその歳では・・・。
B:うるさいな。
A:お前そこの湖に入って頭でも冷やしてろ!
(ドボーン)
B:(ブクブクブクゥ・・・)プハッ!あぁ・・・顔がぬれて力が出ないよぉ〜。
A:力尽きてそのまま溺れてくれよ・・・。
B:助けて・・・ジャムおじさ〜〜ん!ジャムおじさん?ねぇ。ねぇったら!!
A:だから泣けてくるよ。もう。ジャムおじさんにも嫌われてるんだ・・・。
B:嫌われてはいない。まぁ、俺の顔適当に作ってたけど。
A:嫌われてる!ジャムおじさん手抜きかよ。
B:プハァ〜・・・。だから顔のパーツが取れたりするのか。
A:グロいよ。(グ〜〜)あ、腹が。
B:あ、そうだ。君確かおなかが減ったって言ってたよね?
A:まぁね。
B:じゃあ僕のアンパンを分けてあげよう。
A:遠慮します。
B:なんでだよ?
A:だって・・・お前の体からとるってことでしょ?・・・考えただけで吐き気がするもん。
B:違うよ。このリュックの中に・・・市販のアンパンがギッシリ。
A:夢がないのはお前だろ。
B:結構したんだよ。28年前は、今と比べてちょこっと高かったんだから。
A:尚更いらねぇ!28年前って完璧腐ってんじゃん!
B:まぁ、カビは生えてるけど。
A:腐ってる証拠だ!ってかおっさんね、こんなところで遊んでる暇があったら、仕事探しなさいよ。
B:仕事?だから、この世を平和にする仕事をしてるのだ。
A:正直ね、貴方みたいな人がいなくなったほうがこの世が平和になると思うよ。
B:言いたいこと言いやがって・・・この野朗!クラエ!アンパーンチ!
(バコ バシ コツン)
B:痛っ!
A:先に手出す方が悪いんだよ。
B:殴ったな!親父にも殴られたことないのに!
A:うん。キャラおかしくなってるよね?アムロだよね?それ。
B:あ。今のアンパンチで目覚めた。
A:いや、俺はアンパンチではないけど。でもよかった〜・・・物凄く安心したよ。
B:俺、アンパンマンやめる。
A:うん。それが一番だよ。ちゃんと就職しろよ。
B:俺・・・アムロになる。
A:就職しろ!
5組目 WAOWAOPANIC
(楽屋前廊下にて・・・)
A:凄い汗。何この汗?
B:量が尋常じゃないからね。
A:後は結果を待つだけなんでね。
B:はい。そうですね。
碓氷:前半5組のネタ披露が終了しました。
市河:さあ、後半の5組へ参りましょう!
後半5組へ