碓氷:早速いきましょう。
市河:トップバッターはこのコンビです!
ブルースイカ
コント/如来門
青西瓜:勝たなくてもいいから、お金が欲しい。
マジデ:逆賄賂ですね。
通常回ではオンエアか最下位。まさに一発狙いのコンビと言っていいだろう。
C大会では初のコントで笑いを爆発させる!ブルースイカ!
のび大:今日もSHINEアンにいじめられたよー。助けてよー、如来門!
如来門:迷える全身タイツよ。メガネは全身タイツの上からかけるべきではないでしょうか?
のび大:嫌だよ。そうしたら変態みたいじゃないか。まるで僕が変態じゃないか!
如来門:そうですか、迷えるヌーブラもついに自分ではっきりと意見を言うようになりましたか…。
さぁ、自ら進むのです。好きな病院へ行くのです。
のび大:何でだよ!!病院へ行く理由が無いよ!
如来門:では、まず「予防接種をしに来ました」と言いましょう。
そうすれば必ずお医者様があなたの異変に気付くはずです。
のび大:嫌だよ!注射液が大嫌いなこと如来門も知っているだろぉ〜。
如来門:この液体恐怖症も治してもらいたいものですね。
のび大:んっ!?如来門なにか言った?
如来門:いえいえ、何も言っていません。では、
のび大:とにかく如来門はいつもの知恵で僕がやったとは思えない巧妙な手口を考え、
SHINEアンをボコボコにする方法を教えるだけでいいんだよ!
如来門:迷える登山者よ。まずその赤いランドセルを取り、落ち着いてわたくしの話を聴いて下さい。
のび大:嫌だよ。このランドセルを取ったら僕が僕ではなくなるよ!
如来門:もしかすると、そっちのほうがいいのかもしれないのに。
のび大:んっ!?如来門なにか言った?最近、多いよ。そういうの。
如来門:いえいえ、何も言っていません。では、
のび大:なんでいつも通りにしてくれないのさ!如来門が頭、僕が体の関係でしょう!!
如来門:出来たら体の後に小休止を入れて欲しいものです。少々、語弊が…。
のび大:最近、おかしいよ如来門。如来のくせに。
如来門:う〜ん、困ったものですね。そろそろ自分のおかしさに気付いて欲しいのですが…。
のび大:んっ!?如来門なにか言った?
如来門:……人の格好をどうこう言うのは野暮かもしれませんが、あなたの格好は少し変ですよ。
のび大:なっ、何を言っているんだ!如来門!!君は今、失礼なこと言ったぞ!!!
寝巻きが指輪と首輪をするだけの何が悪い!!
如来門:確かにわたくしの言っていることは失礼なことです。それは十分承知で言わせてもらいます。
最低でも、家の外へ出る時はSHINEアンの着ているような服を着なさい。
のび大:命令口調だとっ!君がそんな人とは思わなかった!!
だいたいSHINEアンの着てる服って、いわゆる制服じゃないか!
そんな変態のような服は着たくない!
如来門:のび大、あなたはもう中学生なのです。ちゃんと学校指定の服を着ていきなさい。
のび大:だから嫌なんだよ!中学校も高校のように自分の行きたいとこを選ぶ仕組みのほうが絶対いい!!
如来門:まだこの地域ではそういう制度にはなっていないのです。
決められた制服、指定のバッグ、自転車通学をしなさい。
のび大:僕から一輪車まで無くそうとするのかい君はっ!僕のアイデンティティを奪う気なのぉ〜!
如来門:この際なので、はっきり言います。その自分らしさは無いほうがいいです。
のび大:現代の若者が欲しくて欲しくてたまらないものを持っている僕を…僕を…愚弄する気かっ!!
如来門:それに伴い、あやとりはエチケットの程度に抑えなさい。
そもそもあなたがしているのは指に生えた毛を必死で抜いているだけです。家でしましょう。
のび大:あやとりを朝会で披露するなまで…君に言われる筋合いは無い!!
如来門:そうですか……。5年間一緒に生活し、やっと筋合いを築き上げたと思ったのですが。
これでわかりました。もうわたくしでは無理のようです。それでは……
のび大:ど、…どうしたんだい…、如来門……ちょ、ちょっと。どこへ行くのさ!!
如来門:その格好でわたくしについてこないで下さい。
のび大:ま、待って。
如来門:だから…その格好では・・・
のび大:着替える!着替えるさ!!……………ちょっと待ってってば!
僕の前をゆっくり歩く如来門。僕が声をかけても全く振り返らない。
なんで…5年間僕と一緒に生活していたじゃないか!!なんで………
如来門:まだついてきていたのですか。
後ろを振り向いたまま、僕に話しかけてきた如来門の肩は少し震えていた。
如来門:早く家へ帰りなさい。日が暮れてきましたよ。
そう言い残すと如来門はある建物の中に入っていった。そこは病院。僕がもっとも嫌いな場所。
引き返すか、いや引き返すものかっ!!
・
・
・
端的に話そう。その後も僕は如来門の後をついていった。
そして、とある部屋の前へ立つと一礼し、入っていった。僕も意を決し入った。
医者が1人、看護婦が1人、その中にはいた。そして、医者は如来門と僕を見るなり、
「よく連れてきてくれたね、如来門くん。これでのび大くんの液体恐怖症も治せるよ」と微笑みながら言った。
のび大:行ってきまーす。
如来門:わたくしも行って参ります。
のび大:制服っていうのもいいものだなぁ。
如来門:えぇ、清々しい気持ちになれるものですよ。
自転車で風を切る、これもまた清々しいものだと感じる。
如来門もなんだか嬉しそう。僕まで嬉しくなってしまう。
しかし、その和服は校則違反ではないのだろうか。
1組目 ブルースイカ
エイジアンエイジアン
零スタイル/アンケートを取り入れちゃった漫才
真田:こういうネタ出来るのって、チャンピオン大会の醍醐味じゃないですか
島村:うんうん
前回大会では初のショートコントを試みた。そして今回も新たなジャンル。
失敗を恐れない突進コンビ!エイジアンエイジアン!
真田:どうもーエイジアンエイジアンと申します
島村:よろしくお願いします
真田:僕が真田で、黒焦げになったレンコンをオスマン・レンコンと呼んでいるのが島村です
島村:なんで黒人っぽいのよ
そんなことより、話があるんで聞いてもらえる?
真田:どうした?
島村:サムライをやりたいんですよね
真田:確かに、カッコいいもんな
じゃあ俺が御代官やるから来いよ
島村:オッケー
真田:ハッハッハ・・御主も悪よのう
ハッハッハッハッハッハッハッハ・・は、腹が・・フグッ!
島村:俺が斬りに来る前に死ぬな!
ちゃんとやってくれな
真田:わかった
真田:ハッハッハ・・御主も悪よのう
島村:待てぃ!
真田:なにやつ!
島村:悪人に名乗る名などないわ、覚悟!
真田:くそ、こうなったらこれで・・(パン!)
あ、アキレス腱が
島村:銃の音じゃないのか!
なんで、お前のやる御代官は体が弱いんだ、丈夫なやつで
真田:わかった
真田:くそ、こうなったらこれで・・(パン!パン!)
島村:そんなもの全てよけてくれる
真田:(カシャカシャ・・)
くそ、弾切れか・・ならばこの刀で
島村:行くぞ!
(キン、キン、キン!)
真田:(感動した、感動した、感動した)
島村:いや、どんな音出してんだよ!
真田:自由民主刀ですので
島村:意味がわからんわ、もういいよ
島村:うーん、このネタじゃあ大会は勝てないんじゃないか?
真田:お前もそう思うか
島村:うん
真田:ちょっと、俺もそう思ったから
この間、友達にこのネタを街の人にビデオで見せて、そのアンケートとってもらったのよ
島村:いい友達だなぁ
真田:今日、そのアンケート持ってきたから
そのアンケートに合わせてネタを作り変えようと思うんだよ
島村:いいんじゃない
真田:じゃあ、読んでみるわ
「深キョン以外興味ありません」
島村:深キョン・・
真田:「カミナリ電機の商品をもっと出した方がいい」
島村:カミナリ電機ね・・
真田:「セクシーさを押していけ!」
島村:セクシー・・ね
真田:これだけだな
島村:3枚だけか
真田:じゃあ、それを踏まえてネタやってみるか
真田:どうもーエイジアンエイジアンと申します
島村:よろしくお願いします
真田:僕が真田で、黒焦げになったレンコンをオスマン・レンコンと呼んでいるのが深キョンです
島村:なんで黒人っぽいのよ
そんなことより、話があるんで聞いてもらえる?
真田:どうした?
島村:サムライをやりたいんですよね
真田:確かに、カッコいいもんな
じゃあ俺が深キョンやるから来いよ
島村:オッケー
真田:ハッハッハ・・御主も悪よのう
うわああああ!・・・カミナリ電機のホットカーペットで燃えるように熱い・・ぁぁぁ・・
島村:俺が斬りに来る前に死ぬな!
ちゃんとやってくれな
真田:わかった
真田:ハッハッハ・・御主も悪よのう
島村:待てぃ!
真田:なにやつ!
島村:悪人に名乗る名などないわ、覚悟!
真田:くそ、こうなったらこれで・・(パン!)
うわー・・カミナリ電機のトーストの威力が強すぎてパンが消し飛んだ!
島村:銃の音じゃないのか!
ちゃんとやってよ
真田:わかった
真田:くそ、こうなったらこれで・・(パン!パン!)
島村:そんなもの全てよけてくれる
真田:(カシャカシャ・・)
くそ、弾切れか・・ならばこの刀で
島村:行くぞ!
(キン、キン、キン!)
真田:(ボンッ、キュッ、ボンッ)
島村:いや、どんな音出してんだよ!
真田:セクシーダイナマイ刀ですから
島村:意味がわからんわ、もういいよ
真田:こんなんでいいか
島村:これでいいか
真田:あれ、もう1枚アンケート用紙が
島村:どれどれ?
真田:「今のネタでいいと思います・・」
2組目 エイジアンエイジアン
(舞台裏にて)
真田:うん
島村:終わったなぁ
真田:ファイナル行けますかね
島村:相手の出来次第ですね
灯風
ショートコント/ともしびスタイル’
ナオ:人生初のC大会ですね!頑張りますよ!
ゴウ:7位ぐらいを目指したいです。
昨期末に衝撃的デビュー。以降もコントでオンエアを重ねた。
そして今回は初のショートコントでファイナル進出を目指す!灯風!
ナオ:灯風がお送りするショートコント、ともしびスタイル。
ゴウ:はじまりはじまり。
ナオ:「ランドセル」
ゴウ:ねぇお母さん…僕のランドセルってこれなの?
ナオ:そうよ。
ゴウ:いやだよ!背負いたくないよ!
ナオ:しょうがないじゃない。これしか無かったのよ。
ゴウ:だって気持ち悪いもん!
二人:*うなぎのマークのランドセル*
ナオ:「最初のポケモン」
ゴウ:ナオ!この三匹の中から好きなのを選びなさい。
ナオ:最初のポケモンだしな、どれにしようかな…。博士、これは?
ゴウ:嶋井里沙・22歳。京都大学医学部卒業じゃ。
ナオ:じゃあこれは?
ゴウ:河野まゆみ・20歳。東京大学工学部卒業じゃ。
ナオ:最後のは?
ゴウ:西宮飛苅・23歳。九州大学医学部を首席で卒業したんじゃ。
ナオ:じゃあ西宮にします!
二人:*才女の三匹*
ゴウ:「アマゾンにて」
ナオ:どうしよう…樹海で道に迷うとは…。何か出てきそうだな…。
ゴウ:ガオー!
ナオ:うわーワニだ!!
ゴウ:ジャオー!
ナオ:うわ…ってあれ、人形かよ。
ゴウ:あ、ばれた。
二人:*黒子ダイル*
ナオ:「説得」
ゴウ:おい、考え直せ!いいか、これは罪なんだぞ!
ナオ:うるせぇな!
ゴウ:事の重大さを考えろ!大変なことになるぞ!
ナオ:お前に言われる筋合いはねぇよ!
ゴウ:いい加減目を覚ませ!
二人:*めざまし時計*
ナオ:「名人」
ゴウ:………。
ナオ:…ん?あれは将棋の羽生名人じゃないか?
ゴウ:…(クンクン)
ナオ:何してるんだろ。
ゴウ:…(シュッシュッシュッシュッ)
ナオ:………。
二人:*ファブ名人*
ナオ:「感動の物語?」
ゴウ:ナオ…話があるの。
ナオ:なに、ママ?…だれ、この人。
ゴウ:実はね…あなたに新しいパパができることになったの。星さんよ。
ナオ:えっ…。いやだ!僕にパパは一人しかいないんだ!
ゴウ:そんなこと言わないの!だからあなたの名字も変わるからね。分かった?
ナオ:ママのバカー!
二人:*“星”になった少年*
ゴウ:「対談」
ナオ:今日は期待の新人投手、ゴウさんにお越しいただきましたー。
ゴウ:どうもー。(ズガガガガガ)
ナオ:…この前のピッチング、見事でしたよ。
ゴウ:ありがとうございます。(ズガガガガガ)
ナオ:…うっ…そ、その時は何を考えていましたか…。
ゴウ:ただ一球一球投げ込むことだけを考えました。(ズガガガガガ)
ナオ:…ぐほっ…。
二人:*マシンガントーク*
ゴウ:「ハリーポッター最新作」
ナオ:くらえ、ラカーナム・インフラマレイ!
ゴウ:…うおぉ…もっと…。
ナオ:ペトリフィカス・トタルス!
ゴウ:…きもちいぃ…。
二人:*ハリーポッターとマゾのプリンス*
ゴウ:「パラレル」
ナオ:あ、あれ?…なんか変な世界に迷いこんでしまったみたいだ…。
ゴウ:…(ザクッザクッ)
ナオ:…何なんだろ。みんな釜を持ってる。
ゴウ:…(タタタタ)
ナオ:うわ!鎌を持った人が襲いかかってきた!
ゴウ:…(ザクッザクッ)
ナオ:ギャー!
二人:*刈られるワールド*
ゴウ:「ポケモンバトル」
ナオ:あっポッポが現れた!ピカチュウ、でんきショックだ!
ポッポ:ぎゃっ!
ナオ:よしいいぞ!
ピジョン:なんやお前、うちのもんをキズつけんなや。
ナオ:へっ?…いや、バトルなんだからしょうがないだろ。
スバメ:なんや、ならキズぐすり置いていけや!
ナオ:はっ?
スバメ:いやなら金でもええんや。
ナオ:…いやだから…。
ピジョン:まあいい、もう退散しよう。
ナオ:……よかったぁ………………………………………
……………………財布がない!
二人:*非行タイプのポケモン*
ナオ:最後に、「今日の格言」。
ゴウ:〜村上よ、お前もか ほりへ〜
ナオ:以上、ともしびスタイルでした。
二人:ありがとうございました。
3組目 灯風
(ネタが終わって・・・)
ナオ:ショートコントってどうなるんだろ。
ゴウ:通常回で出せないんで、まあいいんじゃない?
レンコン
1人コント/カフェのますたー
とりあえず新ネタですけど、全くわかりません
ちょっと出場者データの並びをよく見せるために
1人じゃないのに「1人コント」って書いてるのはシーですよシー
初出場は第2回と青バトのベテラン。2期開幕から一気に3連勝と波に乗った。
ツッコミの腕は格段に進歩しているピン芸人!レンコン!
レ:あ〜、ここか最近出来たカフェは。
マスターが気さくな方なんだってなあ、とりあえず入ってみよう
♪カランコロンカラン
マ:いらっしゃいませ
レ:うわー、おしゃれな所だな。とりあえず何か頼もう、マスター、オススメは何かありますか?
マ:このブレンドコーヒーがオススメですけど、あくまで、あくまで「店側のオススメ」ですからね
レ:いやそんな念押さなくても!わかってますから
マ:他にもオススメがありまして、蜘蛛の巣コーヒーとか
レ:うわー、大丈夫なんですか?それは。名前がやばそうなんですけど
マ:コップの持つ所に蜘蛛の巣がはってあります
レ:もうほとんど嫌がらせ状態じゃないですか!
マ:飲んだ人はスパイダーマンの能力ゲットなんて噂も
レ:何でそんな魅力か魅力じゃないか微妙な範囲内の効力があるんだよ!しかも店の物だってのに噂段階!?
マ:怖くて飲めません
レ:じゃあ置くなっつうの!
マ:でもどうなるかは見たいじゃないですか!
レ:知らねぇよ!自分で試せよバカ!客を軽い実験台に仕立て上げてんじゃねぇよ!
マ:もういいじゃないですか!飲んでください!
レ:俺が実験台にされようとしてる!?そんな噂聞いて飲むわけねぇだろ!持つ所に蜘蛛の巣の時点で飲む気0じゃ!
マ:もう、じゃあどのコーヒーがいいんですか
レ:ブレンドコーヒーでもいいんですけどね
マ:あれは在庫切れしちゃってまして、現在飲めないんですよね
レ:そうなんですか、なら何でオススメメニューとして紹介したのかが果てしなく疑問ですけどまあいいです
マ:他にもいろいろあるんですけどね
レ:どんな物があるんですか?
マ:例えば、大人のはちゃめちゃブレンドコーヒーとか
レ:なんかユニークな名前ですね、どんなものなんですかね?
マ:これはですね、特別ブレンドがされてるコーヒーなんですが、これを飲むと夜眠くならず夜更かしし大人を体験できるという
レ:くだらねぇ!!という以前に飲んだら夜眠くならないのは普通のコーヒーでも一緒だー!!
マ:え!?
レ:知らなかったのか!?あ?!ブレンドとか関係ないよ!全くね!
マ:いや...でも1時間1晩考えたのに...
レ:あんま時間かけてねぇじゃん!もうちょっと適当の域に達しちゃってますけど!
マ:すいません、しかしですね、次のオススメものは結構良い物だと思います
レ:まだあるんですか、それはいいとして、信用してますからね
マ:当店完全オリジナルのコーヒーですから
レ:ほう、結構な自信ですね
マ:グラタンコーヒー
レ:名前からしてどれだけ最悪かがすごい伝わってくるんですけど!もう期待できなくなっちゃった!
マ:名前だけですよ、これは食べ物と一緒に飲んだ方があうという意味合いがありますから
レ:あ、そうなんですか、なんでその中からグラタンにしぼられたのか謎を呼びますけどまともそうですね
マ:その中でもグラタンとかが特に合うんですよ、一応当店グラタンも用意してまして
レ:へぇ、グラタンにあうってのも結構ですけど、それはいいとして食べ物の方も品揃え豊富なんですね〜
マ:ええそうなんですよ、もう通はグラタンに混ぜて食べますからね
レ:嫌だな!せっかくまともそうなコーヒーが、飲む人によっちゃ最悪という名の振り出しに戻っちゃうのかよ!
マ:それによってこの店に苦情殺到ですよ
レ:逆恨みもいいとこじゃん!完全な逆恨みだなそいつら!
マ:まあそんなのなんですけど、このコーヒー飲みますか?
レ:まあ、悪い利用方法さえしなけりゃまともなんだし、それでお願いします
マ:かしこまりました。
レ:あ、あと食べ物も決めますんで待ってください
マ:食べ物もオススメがあるんですけど
レ:お、一応さっきのコーヒーからして見当つくんですけど、なんでしょうか?
マ:かまぼこです
レ:何故!?カフェの雰囲気に全然あってねぇしよ!なんでかまぼこオススメなんですか?
マ:わさび醤油で食べると美味しいですよ、だからわさびコーヒーで・・・
レ:嫌に決まってんだろ!コーヒーにわさび入れるってどんだけアホなんだよ!
マ:いや、通は...
レ:これも通は使用済みかよ!そいつらアホじゃねぇかよ!
マ:どうですか?
レ:いやもういいです、自分で選びますんで
マ:そうですか、では注文が決まりましたら呼んでくださいね
レ:わかりました...どれにしようかな、候補はやっぱり合うっつってたグラタンなんだけど他にも欲しいし
じゃあこれにしよ...すいませーん
マ:ご注文の方繰り返させていただきます
レ:早いよ!注文言ってないよ!!
マ:お客様が注文をぶつぶつを呟かれるから聞いちゃうんじゃないですか
レ:仕方ないよ癖なんだから!というか盗み聞きしないで!
マ:グラタンとサンドイッチでいいですね
レ:ええ、いいですけども
マ:じゃあもうサンドイッチの中にグラタンをサンドしてよろしいですよね?
レ:やめてください!そんなサンドしたグラタンは冬のマックで楽しむからいいやい!
マ:そうですか、では個別に持ってきますので少々お待ちを
レ:はい
・・・・・・・・・
マ:お待たせしました。グラタンコロッケバーガーです
レ:完璧マックの色になってるじゃん!もういいわい!
4組目 レンコン
ノーセンス
漫才/昔話
がんばります!
初出場から4戦連続のオーバー400。今大会では漫才を青バト初披露。
シンデレラボーイがファイナルへと駆け上がる!ノーセンス!
佐藤:はいどうも、ノーセンスです。
岸田:青バトセミファイナルということですけども。
佐藤:頑張っていきましょうよ。
岸田:話は変わるけど、僕は昔話が好きでね。
佐藤:いきなりだな。まぁ、僕も好きですよ。なんともいえない暖かさがあるよね。
岸田:そうそう。僕らも幼いころは母親から昔話を読んでもらったりしたじゃないですか。
やっぱりそういう経験って大事ですよね。
佐藤:おぉ、いつにも無くいいこというねぇ。見直したよ。
岸田:でね、今日は僕もそういったお話を書きたいと思いまして、
オリジナルの昔話を考えてきたんでこの場で発表させてもらってもいいですかね?
佐藤:おお、読め読め。いつもならかたくなに拒むとこだけど、今日のお前にはなんか安心して任せられるわ。
岸田:じゃあ、読ませていただきます。
佐藤:よっ!
岸田:『ほもたろう』。
佐藤:ちょっと待てこらカスこら!
岸田:な、なんですか。いきなりそんな長州ばりに切れないでくださいよ!
佐藤:長州ばりに切れたくもなるわ!
なにその明らかに子供に読み聞かせられる内容じゃないことが容易に分かるタイトル!
岸田:いやいや、誤解ですって。佐藤君勘違いしてるって!
佐藤:勘違いのしようがねぇよ!タイトルまんまじゃん!
岸田:失礼な。僕はそんな底の浅い人間じゃないですって。ちょっと落ち着いて聞きなさいよ。
佐藤:・・・やばそうになったらすぐ止めるからな!
岸田:じゃあ続けますよ。『昔々、あるところにおじいさんとおじいさんが住んでいました。』
佐藤:悪い、早くもストップだわ!なんだそのインモラルな関係は!
岸田:違いますって。そういうことじゃないですって。
佐藤:そういうことってどういうことだよ!お前も内心分かってんじゃねぇか。
岸田:なんというか、マブダチなんすよ、彼ら。
佐藤:いや、おじいが2人暮らししてる絵は結構キモいって。
岸田:いいじゃないですか。一線を越えた親友2人の生活。
佐藤:一線越えたってなんだよ!おもくそそういうことじゃねぇかよ!
岸田:いやいや、精神的に一線越えてるっていみですよ?肉体的じゃなくて。
佐藤:フォローになってねぇよ!初っ端から無茶苦茶すぎだろ!
岸田:続けます。
佐藤:おい!
岸田:『ある日、おじいさん1号は近くのジムにトレーニングに、おじいさん2号は近くのジムにトレーニングに行きました。』
佐藤:目的地同じじゃねぇか!ロンブーばりに1号2号の意味がねぇよ!
岸田:『おじいさんたちは自慢の大胸筋のキレ具合を入念に確かめたりして楽しいひと時を過ごしていました。』
佐藤:気色が悪いって。
岸田:『そんなことをしていると、ジムの奥のサウナの中から「ワーッショイ!ワーッショイ!」と雄々しい声が響いてきました。』
佐藤:もうわけがわかんねぇよ。
岸田:『おじいさんたちがサウナのほうに目を向けると、中からそれはそれはおじいさんたちの好みの顔をした屈強な男が出てきたではありませんか!』
佐藤:「おじいさん好み」ってなんだよ!
岸田:『その照英似の男はおじいさんたちの前に来るとこういいました。』
佐藤:照英似なんだ・・・。
岸田:『おじいさん、おじいさん、僕をペットにしてくれませんか!?』
佐藤:ちょ、さすがにまずいって!
岸田:なんで?
佐藤:なんでって返せるお前の脳内を覗きたい気持ちでいっぱいだわ。
岸田:ドラマでもあったじゃん。松潤と小雪のやつ。
佐藤:それは男女だろ!?これは男男男じゃん!なんかいろいろまずいじゃん!
岸田:『おじいさんたちは顔を見合わせた後、ニタリと笑ってひとこと言いました。「ええよ・・・。」』
佐藤:勝手に進めてるし、もう何もかも最悪の展開だな!絶対なにか良からぬ事を考えてるだろ!
岸田:『おじいさん達はその照英似の男を連れて帰り、たいそう可愛がったそうな・・・。』
佐藤:「・・・」付けんな!性的な意味で、みたいになんじゃん!
岸田:『おじいさんは男に名前をつけてやることにしました。
おじいさん1号は「もこみちがいい。」といいました。
おじいさん2号は「ケインがいい。」といいました。
どちらも譲ろうとはしません。』
佐藤:2人の趣味がよくわかりますね。
岸田:『2人は話し合った結果、間を取って「ほもたろう」と名づけました。』
佐藤:あ、おじいさんたち馬鹿なんすね。
岸田:『ほもたろうは飯をたらふく喰らい、鋼の肉体に磨きをかけていきました。』
佐藤:おお、その展開はいいじゃないですか。後々鬼的な奴らを倒しに行くだろうし。
岸田:『そしておじいさん達と暮らし初めて1年がたったある日、ほもたろうはおじいさん達に自分の決意を告げました。』
佐藤:王道の展開ですね!序盤でつまづきまくったけど。
岸田:『「俺、グッドルッキングガイを探す旅に出る!」』
佐藤:どんだけつまづけば気が済むんだよ、この話は!!岸田!
岸田:なんすか?
佐藤:「なんすか?」じゃねぇよ。鬼的な奴は?
岸田:グッドルッキングガイ。
佐藤:いや、明らかに退治目的じゃねぇだろうが!むしろ婿探し的なニュアンスを感じる!
岸田:そうですけど何か問題でも?
佐藤:なんで開き直れるんだよ!なにそのメンタルの強さ。
岸田:続けます。
佐藤:おいって!
岸田:『それを聞いたおじいさん達は「お、お前が出て行ったら誰がワシらの世話をするんじゃ(ハァハァ)」と必死でほもたろうを止めました。』
佐藤:なんでおじいさん達は少し興奮してんだよ!Mなの!?
岸田:『しかし、「見つけたらつれて帰ってくる」というほもたろうの一言であっさり納得しました。』
佐藤:明らかに肉体狙いですね。最悪ですね!
岸田:『おじいさん達は旅に出るほもたろうに餞別を渡すことにしました。』
佐藤:少しはいいとこあるんですね。
岸田:『おじいさん1号は武器として長くて太いサオを渡しました。』
佐藤:チョイスが気持ち悪いって!普通に刀でいいだろ!
岸田:『「この棒は敵から身を守る武器であるとともにワシとの関わりを忘れないためでもあるんじゃよ・・・」とニタニタしながらおじいさん1号は言いました。』
佐藤:完全に棒の前に1字付け加えた意味で語ってるよね!?
岸田:『おじいさん2号は風船を渡しました。』
佐藤:なぜに風船だよ。
岸田:『「エイズには気をつけろよ、マジで・・・」おじいさん2号はマジな顔で言いました。』
佐藤:もう最低だよ!最低な風船の使い方だよ!もう岸田いい加減にしてくれ!
岸田:なんですか、いまノッてきたとこなのに!
佐藤:なにテンションあがってんだよ!止めだ止めだ!こんなの子供はおろか、大人も聞くに堪えないよ!
岸田:そうですか?僕がよく行くバーでこの話したときは大好評だったんですけどね。
佐藤:大好評て。そこのバーのやつらの神経を疑うわ!
岸田:特に終盤のグッドルッキングガイとほもたろうの絡みのシーンは涙なしには聞けませんよ。
佐藤:絡みあんのかよ!止めて大正解だったわ!
岸田:惜しいなぁ。新宿2丁目で話したときは書籍化の話まで出たのに。
佐藤:!? 2丁目って・・・。
岸田:あ、俺ホモす。
佐藤:・・・・・え〜〜〜〜〜!!!
岸田:ってオチだったらみんな引くよね。
佐藤:いい加減にしろ!
5組目 ノーセンス
市河:前半5組がネタを披露し終えました。
碓氷:さあ、後半の5組へ参りましょう!
後半5組へ