百鬼夜行

コント/精霊
遅れてスイマセン!一生懸命書きました!
全ての森山直太朗ファンに贈ります。ご覧ください。「コント/生きてることが辛いなら」。
「夏の終わり」だったら満点間違い無しだったのに。2大会連続ファイナル出場!百鬼夜行!

利根川「焼き芋を買ってきたよ。」

ユミコ「あなたのそういう所が素敵。早く食べましょう。今すぐ食べましょう。」

利根川「ハハハ、可愛いなあ。」

ユミコ「1番大きいのを頂戴。」

利根川「はい、どうぞ。」

ユミコ「わあい。ガツガツ!ガツガツ!美味しい!たまんないわ!」

利根川「ハハハ、それはよかった。」

ユミコ「たまんない!たまんないわぁ!(プスゥ!)きゃっ!おならしちゃった!」

利根川「ハハハ、プリティなおならだなあ。すげえ臭い。」

ユミコ「もーっ、笑ったなぁ!?ぷんぷん!(プスゥ!プップップスゥ!!!ブリッ!!!)
  あん、おならが止まんないよぅ!」

利根川「おぉう臭っせえ。快調だなぁ。快腸で快調、ってか!」

ユミコ「恥ずかしいよー!」

利根川「ハハハ、君は本当に淑女だなぁ。」

ユミコ「やだぁ。」

(モクモクモクモク・・・)

利根川「それにしても凄いおならだな。ガスが黄色く色づいているのがわかるよ。」

ユミコ「ホントね。まるでメタンのオーロラね。」

利根川「そんな綺麗なものじゃないよ。あれ、何だかガスが一点に集まっていっているよ。」

ユミコ「ほんとだわ。何だか怖いわ。」

利根川「な、なぁ。人の形になっているように思うのは僕だけかい?」
ユミコ「そうね・・・。不気味だわ・・・。」

???「・・・・くくく。・・・・ふぉほほほほほ!!」

ユミコ「キャアアアア!!」

利根川「お、おならが、おならの固まりが喋った!!」

おなら「・・・くくく。・・・私はおならの精。この世に生きし者のおならを司る精だ!」

ユミコ「ヒィィ!怖いー!」

利根川「お、おならの精だと・・・!?一体僕らに何のようだ!」

ユミコ「わ、私の体が目当てなのね!彼の目の前で乱暴に私の四肢を貪るのね!!」

おなら「私を、おならを臭いと愚弄したのは誰だ・・・?」

ユミコ「彼です。」

利根川「えぇ!?いや、言ったけどさ・・・。」

おなら「お前か・・・。」

利根川「えぇ・・・?いや、はい、言いましたけど・・・。まいったな、まさかの内部告発だよ・・・。」

ユミコ「はっきりとこの耳で聞きました!2回も臭いっていいました!」

おなら「2回もだと・・・?」

利根川「言ったけど!確かに言ったけど!なんだ、ターゲットを僕に絞らせたくて必死か!」

ユミコ「ごめんなさい・・・。私、こんなところで死ねない!」

利根川「助かりたくて必死か!くそう、なんて女だ・・・。」

おなら「おならを侮辱したお前には死ぬよりも辛い罰を与えてやろう・・・。」

利根川「罰だって!?」

おなら「常に貴様の顔の周りを包むように、薄いおならの層を張る呪いをかけてやるわ!」

利根川「や、やめろ!そんなことをされたら鼻がおかしくなるだろ!」

ユミコ「うわー、かーわーいーそーうー。」

利根川「人事感が半端じゃないな!助けてくれよ!」

ユミコ「力になれなくてごめんなさい、顔臭男さん。」

利根川「誰が顔臭男だよ!そんな電車男みたいなキャッチーな愛称で呼ばれても返事できないよ!」

ユミコ「読みは「がんしゅうおとこ」よ!」

利根川「やかましいよ!読みが「がんしゅうおとこ」でも「かおくさお」でも受ける害はさほど変わらないよ!」

おなら「おい!」

利根川「ヒィッ!すみません!」

おなら「心の準備は出来たか・・・?」

利根川「えっ・・・、準備って・・・?」

ユミコ「あなたの顔の周りを包み込むように、おならの層を張るの刑のよ。」

利根川「言うなよ!あいつ、結構な馬鹿面だからもしかしたらほんの数十秒前のやり取りも忘れてるかもと思ってとぼけてみたのに!」

おなら「誰が馬鹿面だと・・・!?」

利根川「ヒィッ!!すいません!いや、おならの精さんは顔は馬鹿面ですけど、インテリな方だと思います!」

おなら「・・・なにぃ・・・?インテリだと・・・?」

利根川「ヒイィ・・・!!」

ユミコ「あ〜あ、こりゃあおならの旦那、完全にトサカに来ちゃってるよ。あたし知〜らないっと。」

利根川「いやいや!インテリって言うのは「頭がいい」って言う意味であって!別に馬鹿にしてるわけじゃ・・・!」

おなら「貴様ぁあああ・・・・!!!」

ユミコ「ひひひ、やっちまいやしょう、おならの旦那!」

おなら「・・・なかなか人を見る目が有るな!」

ユミコ「・・・は?」

利根川「・・・はい?」

おなら「私はいい大学を出ているから、インテリなんて言われると笑顔がこぼれるわ!ぶははははは!!」

ユミコ「うわぁ、典型的な学歴主義者・・・。」

おなら「同志社大卒だ!」

利根川「良っ!おならさん頭良っ!」

おなら「ぶはははは!そう褒めるな!おい、若造!貴様気に入ったぞ!!」

利根川「あ、ありがとうございます!」

おなら「おなら薄膜の刑も免除してやろう。」

利根川「マジすか!!ツューッス!!おならさん、ツューッス!!」

ユミコ「よかったわね!私、こうなるって信じてたわよ!」

利根川「う、うん・・・。あれぇ、なにこの君に対する嫌疑心・・・。」

おなら「くくく・・・、そうか、貴様、この女に対してムカついているというわけだな・・・?」

利根川「えっ・・・?」

ユミコ「そんなことないじゃない!利根川クンはいつでもユミコの味方よ!」

利根川「いや・・・、さっき僕が顔の周りを包むように、薄いおならの層を張る刑にかけられそうになったとき助けてくれなかったじゃんか・・・。
    普通、恋人なら彼氏のピンチの時に少しくらい助けようとしてくれても・・・。」

ユミコ「はっ!笑わせる!ユミコのピンチは利根川クンのもの、利根川クンのピンチは利根川クンのものやろうがっ!!」

利根川「なっ・・・!き、貴様ぁ・・・!それでも彼女かっ!!」

おなら「ふはははは!!よーくわかった!ならばこうしよう!おい、女!今から貴様に常に顔の周りを包むように、薄いおならの層を張る呪いをかけてやる!!
」

利根川「!!」

ユミコ「そっ、そんなっ!酷い・・・!なんで私がっ!」

おなら「なんかムカついたからだ・・・。」

ユミコ「理由になってないわよ!酷い!!発言の撤回と、謝罪と賠償金を要求するわ!多額の賠償金を!」

おなら「こざかしいわ!おならの層に苦しむがいい!!」

ユミコ「ぎゃー!!いやぁー!!犯されるー!鼻が犯されるぅ!!」

利根川「・・・やめろっ!!」

ユミコ「っ!!」

おなら「・・・なんだ貴様ぁ!私に口答えするつもりかっ!!」

利根川「確かに、ユミコは無責任で、自分勝手で、どうしようもない女だ。でもそれ以前に僕が愛した女だっ!
    ユミコに手を挙げるようなマネは僕が許さないぞっ!!」

ユミコ「っっっ!!(じゅんじゅーん!!)」

おなら「・・・・・くっくっく、がはははははは!!」

利根川「なっ、何がおかしいんだ!」

おなら「気に入った!気に入ったぞ若者!」

(おならの精霊、顔に手をあて、ビリビリーン)

利根川「!!!」

ユミコ「・・・お、お父さん!!!」

利根川「え?お父さん!?何言ってんの!?」

おなら改めユミコの父、通称ユミ父「そうだよ!おなら改めユミコの父、通称ユミ父だよ!」

利根川「ええええええ!?どういうこと!!?」

ユミコ「そうよ!お父さん説明してよ!!」

ユミ父「実はな、母さんから「ユミコに彼氏が出来たらしい」という噂を耳にしてな。
    「私に挨拶の一つもなくこそこそ付き合いやがって・・・、ぶん殴ってやる!!」と思って、こっそりユミコのアナルにガス状になって忍び込んだわけだ。」

利根川「・・・・・えぇ・・・?理解に苦しむ・・・。ガス状になるってどんな原理・・・?娘のアナルに忍び込む父親って・・・。」

ユミコ「なぁんだ!そういうことか!納得!」

利根川「納得しちゃったよ!何ここの家系!」

ユミコ「もぅ!私のアナルに忍び込む時は事前に伝えてって言ったじゃん!ぷんぷん!」

利根川「「言ったじゃん」ってことは以前も娘の体内に忍び込んでんのかよ・・・。何・・・?変態なの・・・?」

ユミ父「はっはっは、すまんすまん。事が事だけにな!
    いやぁ、どんなろくでなし野郎だと思ってたら立派な好青年じゃないか!!うん、気に入った!!」

利根川「は、はぁ・・・。ありがとうございます・・・。うわぁ、ガス状だ・・・。」

ユミ父「うんっ、決めたっ!認めるぞ!利根川君との結婚!!なぁユミコっ!」

利根川「ええっ!?」

ユミコ「本当!?やったあ!お父さんだぁい好き!!やったね、利根川クン!」

利根川「えっ、いやっ・・・、うん・・・。」

ユミ父「ははっ!早く孫の顔を見せてくれよ!?えぇ!?」

利根川「あははは・・・、はい・・・。」



少し経って僕とユミコは結婚し、子供も授かった。
生まれてきた子は、ユミコの家の血筋を継いで、ちょっとだけガス状の男の子だった・・・。

1組目 百鬼夜行

潮江軍団

コント/世継争奪戦
向島軍団長:佐々木希のウンコ食べたい
割と普通のファッションモデルだったのが意外でした。初のファイナル!潮江軍団!

時は戦国

ここに1人の武将がいる

その名は小笑 母毛成(おわらい ぼけなり)

彼は言う

この戦乱の世を生き抜くために最も必要なものとは、物事の本質を見抜く力である

故に、ボケの本質を瞬時に見抜き、的確なツッコミが出来る者を小笑家の世継に指名する、と・・・



一郎:(父上から大事な話があると言われ、ここに呼ばれたが・・・もしかして世継の指名が行われるのであろうか?
    だとすればここでツッコミの力を見せて、駄目押ししておかねばならない。失敗は許されないな・・・)

次郎:(フフフ、兄上はかなり神経質になっているようだな。しかし、今更あがいてもどうしようもないこと。
    父上の目には、俺のツッコミが最も上だと映っているに違いない。ここはいつも通りに、的確なツッコミをすれば大丈夫だ。)

三郎:(昨日気付いたんだけど、IQサプリの間違い探しって、とりあえず「鏡になっていない」って言っておけば1個は当るよな。
    要はそれをどのタイミングで言うか、だな。)


ふすまがバサーと開く

小笑 母毛成が登場


父上:いやーどうもどうも!みんな、集まったか!
   まぁそんなに、かしこまらんでいいから!リラックスしなさーい!

一郎:(何だと!いきなりブリーフ一丁で現れるとは!なんという分かりやすいボケだ!
    いや、それだけではない。お腹に何か文字が書いてあるぞ・・・
    「Perfumeは全員引き分け」だと!?そうか?かしゆかは群を抜いてブサイクだと思うが・・・
    しかし、これは個人の美的感覚の問題であり、ボケとは言えないかも知れない・・・
    よし、とりあえずここは両方ともツッコんでおこう)

    ブブブ、ブリーフて!ブリーフ一丁で登場って!しかも、Perfume全員引き分けて!かしゆか30点ですやん!

父上:バババ、バッドバッド!バッドツッコミーング!もっとコンパクトにツッコみなさーい!
   一郎、マイナス1ポイーント!

一郎:ははぁ!ありがたきお言葉!
   (しまった!長いツッコミはテンポを悪くしてしまう!やはりツッコむポイントを1個に絞るべきだったか。)

次郎:(フフフ、初歩的なミスをしやがって。俺は即座に答えを見抜いたぞ。
    これは1個1個ツッコむのではない。何かに「例える」のが正解なんだ。
    ブリーフ一丁、これは間違いなくあれだ・・・)
    
    お前、汁男優か!

父上:バババ、バッドバッド!バッドツッコミーング!下ネタに頼ってちゃダメー!
   次郎、マイナス1ポイーント!

次郎:ははぁ!ありがたきお言葉!
   (クソッ!「下ネタは人を選ぶからダメだ」って父上にいつも言われてることじゃないか!何たるケアレスミス!)

一郎:(次郎め、何だその例えは。よりによって汁男優はないわな・・・「お腹に文字」ということは、たむらけんじ氏か。
    しかし、たむらけんじ氏はブリーフではなく、ふんどしだったはず。どうすればいいんだ!正解が見えない!)

三郎:・・・おい!お前、全然おもんないねん!中学生のノリか!

父上:グググ、グレイトグレイト!グレイトツッコミング!三郎、1ポイントゲット!

一郎:(何!?今のが正解だと!ツッコミにおいて「面白くない」という言葉は禁句ではなかったか!
    いや、待てよ・・・例外もあるな・・・)

次郎:(そういうことか!確かにブリーフ一丁で、お腹に文字。全然面白くない。
    明らかに面白くないボケには面白くないと指摘する。それがスベリ笑いにつながる。
    滑ったボケを笑いに昇華する、これこそがツッコミの最大の仕事。三郎、なかなか腕を上げたな・・・)
    
父上:えー、というわけでみんな、今日は忙しいところ、よく集まってくれた。
   それでは今から、我々父子4人でリッツパーティーを始めたいと思う。

一郎:男4人でリッツパーティーって!

父上:バババ、バッドバッド!バッドツッコミーング!さっきのミスを取り返そうと焦りすぎて空回りー!
   一郎、マイナス1ポインツ!

一郎:ははぁ!ありがたきお言葉!
   (何!?リッツパーティーはボケじゃなかったのか?いや、そんなはずはない。
    「リッツパーティー」ってのは、おもしろフレーズの常套句じゃないか!)

次郎:(フフフ、勇み足だな。ここはいきなりツッコむんじゃなくて、ノリツッコミをするのが最適な手段。
    俺のテクを見せてやろうじゃないか!)

    そうそうそう、リッツパーティーな。リッツの上にチーズを載せて、あーおいしいなって、何でやねーん!

父上:バババ、バッドバッド!バッドツッコミーング!ノリツッコミとか背伸びしすぎー!
   次郎、マイナス1ポイーント!

次郎:ははぁ!ありがたきお言葉!
   (ノリツッコミじゃない?ここはスカシツッコミがいいのか?あるいは手法の問題ではないのか?)

三郎:・・・おいコラ!顔芸かよ!

父上:グググ、グレイトグレイト!グレイトツッコミング!三郎、1ポイーンツゲット!

一郎:(しまった!確かに今、父上はアゴをシャクらせて喋っていた!言葉尻だけをとらえて、動きを見るのを忘れていた!
    何と言うケアレスミスだ!)

次郎:(ボケは言葉だけではなく、動きの笑いというのもある。それを拾うのもツッコミの仕事。
    ノリツッコミという技に溺れてしまい、大事なことを見失っていた。
    それに引き換え三郎、今日のお前は冴えているな。いや、着実に実力を付けているということか・・・)

父上:さて、無駄話をするのもなんだから、早速本題に入ろうか。
   ・・・お前たち、毛利氏の「3本の矢」という話を知っているか。

一郎:もちろん、存じ上げております。

父上:そうなんやー、俺、どんな話か忘れてもたー!

一郎:なんでだよ!

父上:バババ、バッドバッド!バッドツッコミーング!いやいや、ほんまに忘れてんねんやんかー。
   一郎、マイナス1ポイーント!

一郎:ははぁ!ありがたきお言葉!
   (あの有名な話を忘れてしまっただと!これは本当のボケが始まった、というボケなのか?今日はかなり変則的なボケをするな!)

次郎:(ツッコむところはそこじゃないんだ、兄上よ!ちゃんとアンテナを広げとかないと!)

   こら!何で急に関西弁やねん!

父上:バババ、バッドバッド!バッドツッコミーング!たまには関西弁喋ってもええがなー!
   次郎、マイナス1ポイーント!

次郎:ははぁ!ありがたきお言葉!
   (関西弁になったのは単なる気まぐれだと!確かに「急に関西弁を喋る」というのはボケとしては弱すぎるが!)

父上:だからさぁ、どんなんだったか思い出すために、その「3本の矢」をやってみたいと思うけどええかな。

三郎:・・・分かった。じゃあ俺たちは子供の役やるから、お前は父親の役やれや。

父上:ファファファ、ファインファイン!ファインフォロイング!三郎、1ポイントゲット!

一郎:(しまったー!忘れたといったのはネタフリだったのか!フリの段階で過剰なツッコミをしてしまった!焦りすぎた!)

次郎:(なるほど。話を前に進めるのもツッコミの仕事。こんな基本もできていないようでは・・・)

父上:さて、ここに3本の矢がある。
   じゃあ一郎。これを折ってみなさい。

一郎:はい、かしこまりま・・・

父上:と見せかけて俺が折るー!

一郎・次郎:お前が折るんかい!

三郎:それ、矢じゃなくてトマトプリッツやないかい!

父上:ススス、スーパースーパー!グレイトグレイトグレイト!グレィィィィィトツッコミングゥゥゥゥゥ!
   三郎、スリィィィィィポイィィィィィィンツゲット!

一郎:(何!トマトプリッツを矢と想定して話を進めているのではなかったのか!
    ・・・待てよ、確かにわざわざトマトプリッツを使う必要があるのかって話だな!)

次郎:(ボケに対する瞬発力、それは確かに大事。しかし、ツッコむポイントがずれていれば、いくら早くても意味が無い・・・
    早さよりも正確さ、それがツッコミに求められるもの。それをいとも簡単にやってしまうとは・・・
    三郎よ、もしかしてお前はツッコミマスターとして1つ上の次元に行ってしまったのか?)

父上:はい、それでは気を取り直して、ここに1本の矢があります。
   では一郎、折ってご覧なさい。

一郎:はい。


ポキン


父上:このように、1本では簡単に折れてしまいます。
   じゃあ、今度は3本重ねてご覧なさい。

一郎:(・・・あれ、3本あっても簡単に折れそうだな。でもここで折ってしまったら、私がボケたことになる。
    ・・・しかし、今やダブルボケも珍しくない時代。ここは私にボケをやれということなのか・・・)

    ポキッ、あれれー、3本でも折れちゃったよー!

父上:ガビビガビビ、ガビビビビーン!バッドバッド!バッドボケリングゥゥゥゥゥ!
   それ、俺がやろうと思ってたボケやー!先にすなー!ボケ潰すなー!
   一郎、マイナス3ポインツ!

一郎:ははぁ、ありがたきお言葉!
   (何故だ?私がボケてから、父上が重ねてボケていくんじゃないのか?)

父上:では、次郎、今度はお前が3本の矢を折ってご覧なさい。

次郎:かしこまりました。
   (そのまま折るのはあまりにもベタだからな。ここは折るのではなく、モノボケで行くべきだな。)

   はい、これが坂崎、これが桜井、これが高見沢で、ジ・アルフィー!星空の下のディースターンス!

父上:トホホトホホ、トホホホホ!バッドバッド!バッドボケリングゥゥゥゥゥ!
   俺よりおもろいボケすなー!ボケより目立つなー!
   次郎、マイナス3ポインツ!

次郎:ははぁ、ありがたきお言葉!
   (いきなりハードルを上げすぎたか?ボケを重ねるときは、最初はジャブ程度で良いということか?)

父上:では、三郎、今度はお前が3本の矢を折ってご覧なさい。

三郎:かしこまりました・・・・・あ、折れないですね。じゃあ、今度は父上が折ってみて下さい。

父上:オーマイ!オーマイ!オーマイゴッッッッドゥゥゥゥゥ!ナチュラルネタフリングゥゥゥゥゥ!
   ミラクルゥゥゥゥゥゥゥ!三郎、2ポイントゲット!

一郎:(そうか!いくらダブルボケが許容されてきているとはいえ、本流はボケとツッコミ!
    そこを見誤ってしまった!餅は餅屋!ボケはボケ屋に!)

次郎:(ボケに機嫌よくボケさせる。これもツッコミの仕事。まだまだ俺は勉強が足りない!)

父上:はーい、それでは、俺が折るよー!注目してー!
   まず1本めー、ボキッ!はい、やっぱり折れるねー。
   でも、3本あればー、・・・ボキッ!やっぱり折れるよー。

一郎・次郎:折れちゃダメだろ!

三郎:今、折れた音、全部腹話術やんけ!

父上:ジャストジャストジャスト!ジャストツッコミーーーーート!
   三郎、1ポイント!

一郎:(本当だ!折れていない!あの音は腹話術だったのか。そこまで父上が芸達者だとは知らなかった!)

次郎:(ボケの力量を把握しておく。それもツッコミの仕事。
    ここまでツッコミマスターとしての実力差を見せ付けられては・・・)

父上:さて、気を取り直して3本の矢を重ねてみると・・・
   ね、ほら、3本あると折れないんだよー。
   このように、3人の力を合わせたら、どんな困難にも勝てるんだ!
   だから、いくらかしゆかがブサイクでも、3人揃ってこそのPerfumeなんだよ!

一郎・次郎:Perfumeの話かよ!

三郎:かしゆかより、あーちゃんの方がブサイクだよ!

父上:グゥゥゥゥゥゥゥゥレイト!ウルトラスーパーデラックスツッコミング!三郎、3ポインツゲット!
   10ポイント達成で!三郎、小笑家の世継決定ィィィィィィ!!

一郎:無念!

次郎:参りました!

三郎:俺、正妻の子じゃねぇよ!

父上:オーケーイ!グレィィィィィィトツッコミーング!



終わり

2組目 潮江軍団

―――廊下で…

向島軍団長:まぁ今回優勝できなければ、解散なんでね。
      最後の舞台と思って、悔いのないように演じれたと思います。

サイクルハンマー

漫才/イケメンアイドル
おか:さぁ、今期の平均kbが375KB、C大会出場者中最も低いKBの挑戦者の登場です!
あべ:いや俺たち一応それでも現チャンピオンだから!
おか:それでも狙うは連覇のみです!
どんな成績でも王者は王者。5代目チャンピオン!サイクルハンマー!

あべ:はいどうも、よろしくお願いします。

おか:しかしなんで今の世の中って、男性だといわゆるイケメンだとかジャニーズ系とかばかりがもてはやされるのでしょうか?

あべ:確かに、雑誌とかワイドショーとか見るとそんな特集ばっかりですよね。

おか:つーか、本来人の好みってのは多種多様ですよ、なのにイケメンとかジャニーズ系ばかりがカッコいいみたいにマスコミが洗脳して・・・ 
   なのでこれからはそれに対抗して、俺が「イキメンアイドル」をデビューさせようと思います。

あべ:いやそんな簡単にデビューなんてできるのか? つーか何だそのイキメンアイドルって?

おか:今にも、あの世に逝きそうな人たちを集めたアイドルグループです。

あべ:そんなの人気出るわけないだろ! そんな人たちをアイドルになんてできるか!

おか:この、今にもあの世逝きしてしまうんじゃないかと思わせてしまう病弱なイキメンたちが、
   女性の母性本能をくすぐり、あっという間に大人気に・・・

あべ:ならないならない!

おか:なりますって、人の好みってのは多種多様なんですから。
   なのでこのグループ結成にあたっては、いろんなタイプのイキメンを集めました。

あべ:そんな、病弱な人たちにタイプなんてあるのか・・・

おか:まずは、透き通った肌が美しい、色白イキメン。

あべ:それ顔色悪いだけだろ。

おか:あと他には、神秘的な瞳が美しい、目の黄色いイキメン。

あべ:それ肝臓病の症状じゃないか! 神秘的とかそんなんじゃないから・・・

おか:そして、赤い情熱がみなぎる、いつも口から血を吐いているイキメン。

あべ:放送できるか! さっさと病室に帰れ!

おか:まぁそんな感じで、さらには顔だけでなくメンバーの年齢とかも幅広く、20歳から93歳まで・・・

あべ:誰が93歳の自称アイドルを好きになるんだ!

おか:まぁそんなメンバーたちが、これからは歌にダンスにドラマにと大活躍します。
   朝はレコーディング、昼は各地のラジオ出演、夜は生ライブにミュージックステーション出演と。

あべ:つーかそんなハードスケジュール組むほど仕事来るのか? 移動だけで大変じゃないか・・・

おか:いや移動は早いです、なぜなら全部救急車で移動しますから。

あべ:確かに病人は救急車で運ばれるけど! そんなのありか!?

おか:でもあまりの多忙が原因で、ミュージックステーションへは急きょ中継枠での出演に変更されたりするでしょうが・・・

あべ:いやだから、そんなビッグな扱いを受けられることがありえないし・・・

おか:で、司会のタモリさんが紹介するんですよ。
   「さぁいよいよお待ちかねのイキメンアイドルが登場です、本日はこちら、聖路加国際病院の集中治療室からライブ生中継です。」

あべ:どこから中継してるんだ! つーか死にそうな人酷使するからほら言わんこっちゃない!

おか:そしていよいよライブが始まるんですが、このライブもカッコいいですよ、まずはリーダーがファンに向けて語りかけるんです。
   「俺がボーカル担当、ケイゴ。今日も、はるばる遠くからここに来てくれた、ファンのみんなに乾杯。」

あべ:またずいぶんカッコつけた語りだな・・・

おか:「この、イチゴ味の飲み薬で乾杯だ。」

あべ:カッコつけたの台無しだ! 確かに病人は薬が手放せないけど!

おか:「そしてメンバー紹介、まずは、ラッパーのマコト。」

あべ:ラップをやるメンバーもいるのか。確かに今っぽいけど。

おか:「こいつは子供の頃から、正露丸のCMにラッパに憧れ続け、そしてラッパを吹くことを決めた筋金入りのラッパーだ。」

あべ:いやラッパーってラッパ吹く人のことじゃないから! しかも正露丸のCMに憧れたってどんな音楽ルーツだ!?

おか:「こいつは、今日もポケットに、ラッパのマークを忍ばせている・・・」

あべ:だからそれ正露丸を持ち歩いてるだけだ!

おか:「そして、こいつがサブボーカル担当、タカシ。」

あべ:そんなのもいるのか。サブボーカルって、コーラスとかをするのか?

おか:「こいつは、魂の叫び、デスヴォイス担当だ。その『ゴホンゴホン』『オェーーーッ』という叫びには誰もが心を撃たれる。」

あべ:それ単なるセキと吐き気じゃないか! つーかそんなの歌の中に取り入れてどういうつもりだ!? 

おか:「文字通り、これこそが本物のデスヴォイスだ。」

あべ:確かに死にそうな人の声だねーとか言ってる場合か!

おか:「そして、こいつがダンス担当、ため蔵。」

あべ:それ93歳だろ!? そんなお年寄りがダンスなんかできるのか?

おか:「こいつは根っからのダンス好き、ライブ以外の時でも、常にいつでも手足を細かく動かして踊っている。」

あべ:それ体の震えが止まらないだけだろ! そんな人にダンス担当とかさせるなって・・・ 

おか:「そんなため蔵が一番好きなダンスは・・・・ bon dance。 そう、盆踊り!」

あべ:盆踊りか! そりゃ年寄りだから盆踊りとかは好きだろうな。

おか:「そして、こいつが動悸・息切れ担当、サトル。」

あべ:そんなパートいらん! いったいこれのどこに存在意義があるんだ・・・

おか:「こいつの心臓が刻むビートは、時にヘビメタのドラマーか叩くドラムよりも速い。」

あべ:早く入院しろ! こんなところに来てる場合か!

おか:まぁこんなふうに自己紹介を終えて、そしてイキメンアイドルたちにスタジオの熱狂的なファンから大歓声が・・・

あべ:だからこんな人たちにファンなんているのか・・・

おか:「大好きー!」「キャー、愛してるー!」「キャー、ケイゴに人工呼吸をしたいー!」

あべ:なんで人工呼吸なんてしたがるんだ! そりゃこの人たちにはいつか必要になるだろうけど。

おか:いやそれが、イキメン用語では「キス」のことを『人工呼吸』と呼ぶんですよ。

あべ:またなんなんだそのイキメン用語って・・・

おか:さらにイキメン用語では「ファン」は『看護婦』、「コンサート」は『ミサ』、「シングルCD」は『小教典』、「アルバムCD」は『大教典』と・・・

あべ:それ途中から聖飢魔�兇砲覆辰討襪犬磴覆い�! もはやパクリだし!

おか:まぁそんな説明もありまして、さぁいよいよ曲が始まります! ・・・とその前に、どうやらため蔵がトイレに行ってくるとのことです。

あべ:いやトイレぐらい本番前に済ませておけって! お年寄りにはこれがあるから・・・

おか:・・・はい、ため蔵が帰ってきたようです。さぁいよいよ開始・・・と思ったらタカシがお薬の時間とのことです。

あべ:だから薬も本番前に飲んでおけって・・・

おか:そして、さぁいよいよ開始! ・・・と思ったらサトルがお注射の時間とのことです。

あべ:いや注射も本番前に受けておけって・・・

おか:そして、さぁいよいよ開始・・・と思ったらケイゴが点滴の時間ということで・・・

あべ:早くライブ始めろーーーーっ!! 放送時間に入りきらなくなるだろ!

おか:・・・あぁ、どうやらケイゴが、気分が悪くなったからもう歌うのは無理とか言い出して、楽屋にこもったまま出てこないみたいです。

あべ:こいつはt.a.T.uか! なんなんだこの自称ビッグアーティストたちは!?

おか:・・・あっ、スタッフの人から無理やりまたここに連れてこられました。ではライブ開始・・と思ったらため蔵がまたトイレに・・・

あべ:お年寄りはトイレが近いとかもういい! 早くライブ始めろーーーーーっ!! さっきからどれだけ無駄な時間使ってるんだ!?

おか:ではようやくメンバーがそろったので、いよいよライブスタートです。さぁイキメンアイドルの、豪華ヒットメドレーです!

あべ:いきなりヒットメドレーって出演ってまさにジャニーズみたいだな。ともかくやっとスタートですか・・・

おか:(ドラムの音)「♪ズズターン ズズターン」
   (サトルの動悸)「♪ドンドンドンドンドンドンドンドン」
   (ドラムの音)「♪ドコドコドコドコ」
   (ケイゴの歌)「♪ロートロートロート ロートロートロート ロート製薬〜〜〜」

あべ:それロート製薬のCMソングじゃないか! つーかここまでさんざん引っ張っておいて、歌がこれか!?

おか:(ケイゴの歌)「♪僕は君の胸の中へ 今すぐ飛び込んで Say YA! Ku! ロート製薬〜〜」

あべ:そんな歌詞無い! 勝手に歌詞作るな、著作権侵害で訴えられるぞ!

おか:(タカシのデスヴォイス)「♪ゴホン ゴホンゴホン オエーーーッ!」
   (ケイゴの歌)「♪ロート製薬〜〜」
   (ため蔵の歌)「♪月が〜 出た出た〜 月が出た〜ぁ ヨイヨイ」

あべ:そこ盆踊りを踊るな! もはややりたい放題じゃないか、もうこんなの放送中止だ!

おか:そんなにダメですか・・・
   まだヒットメドレーの方は「♪大正漢方胃腸薬」とか「♪くしゃみ3回 ルル3錠」とかもあったんですが・・・

あべ:もういい! ダメに決まってるだろ、まず誰が薬のCMソングのCDなんて買うんだ!?

おか:あとラッパのマコトのソロ演奏ってのもこの後あったんですが・・・

あべ:それもどうせ正露丸のCMソングだろ!?
   だからもういい、つーかだいたい何なんだこのルール無用の集団たちは、こんなのアイドルなんて呼べるか!?

おか:そうですか・・・ ならこれからは、今にも頭がくるくるパーになりそうな人たちを集めたアイドルグループってことにしましょう。

あべ:もういい加減にしろ!

2人:どうも、ありがとうございました。

3組目 サイクルハンマー

おか:実は今回のネタ、結構前からあったネタなんですけど、今まで1回もこういうサイトで審査されたことが無いネタなんですよ。
市河:そうなんですか。なぜこのネタで勝負しようと思ったんですか?
おか:でも正確には、確か2回他のサイトに出したことがあるんですが、2回ともそのサイトが企画倒れとか更新停止とかになってしまい、
   なので結局まだ誰からも審査コメントをもらってないという、そういうネタで・・・
あべ:いわくつきのネタですよ。
碓氷:いわくつきですか!?
おか:これってもしかして、このネタにはサイトが潰れる呪いというものでもかかっているのでしょうか?
あべ:ということは、次は青バトが・・・ 
おか:ギャーーーーーッ!!
市河:いやウチはこれからも不滅ですよ! そんな呪いになんて打ち勝ってみせます!

リリコミンストレルショー

漫才/楽しい刑事ドラマ
悪原:あのさ、最近「キモかわいい」とか「エロかっこいい」とか良く言うじゃん? 幸田ムーミンみたいな。羨ましいんだよね。
町々:幸田シャーミンと二重に間違えてるのかよ。お前のイカレ加減って高度だな。
悪原:だからさ、今度から俺のこと「エロおかしい」って呼んでくれよ!
町々:それってただの変態じゃね?
悪原:エロおかしい俺……プライスレス。
町々:価値無いほうのな。
高2の時の臨時担任が「オレはエロキモい」と自虐で言ってました。初めてのファイナル!リリコミンストレルショー!

町々:どーもー、リリコミ
悪原:刑事ドラマやりたいー! 刑事ドラマやりたいー! ほら刑事ドラマやらせてよー! 早く、ほら早く! セブン、エイト、ナイン、ドカーン!
   お前死んだー! お前死んだー! 早くやらしてくれないからお前死んだー!
町々:……なにごと……?
悪原:刑事ドラマがやりたいのー! 刑事ドーラーマー!! ドラママーン!
町々:あぁ、うん、うん、分かったからもう好きにやればいいんじゃねえ?
悪原:あっ、喉が渇いた。喉が渇いたー!
町々:お前フリーダム過ぎるだろ!
悪原:喉が渇いたよー! 喉が渇いたよー! 喉がタクラマカン砂漠だよー!
町々:知るか! ……梅干のことでも考えてろよ。
悪原:え? ……ああっ、ふ、不思議! 口の中にお水が一杯出てきたよ!
町々:そうか……良かったな……。
悪原:そして、刑事ドラマがやりたいのだよー!
町々:おかえり。
悪原:刑事ドラマってさー、「ジーパン」とか「山さん」とか「殿下」とか「マカロニ」とかさ、そう言うニックネームで呼び合うんだよなー!
町々:ん、あぁ「太陽にほえろ!」だな、それは。
悪原:そう言う風にあだ名で呼び合うのがやりたいんだ! いやー、もう楽しみで楽しみでさあ! あまりに楽しみでいすぎて、今日はこれでもう失禁四回目だよ!
町々:……あ、現在進行形なんだ……。
悪原:まず、トランペットのOPテーマがあってさ、それでタイトルがどどーんと出てくるんだよな! さあ行くぞー!
町々:ふーん。
悪原:♪ルールルー ルルル ルールルー ルルル
町々:キノコの部屋のコーラスじゃね?
悪原:ででーん! 『刑事ドラマ 〜太陽は俺達の為に昇らない〜』
町々:うん……サブタイトルは良いんだけど、刑事ドラマのタイトルが「刑事ドラマ」ってのはどうなんだろう。
悪原:ここは七不思議署捜査一係。正義に燃える熱い漢(ヲトコ)達の集う、正義に燃える熱い漢(ヲトコ)達の集う場所である。
町々:お前の日本語って、なんか遠い未来を感じさせるな……。
悪原:今日も事件を知らせる電話が鳴り響く……受話器を取る、『米騒動』。
町々:あだ名!!
悪原:「ガチャッ。はい、こちら七不思議署! ……な、何だって! 晴海の倉庫街で悪の組織が立てこもり事けゴブウァ!!」
町々:ん?
悪原:『米騒動』、通報者の大声により、殉職。
町々:早々ハムスターみたいに殉職した! 何て死に易いんだ……。
悪原:「こォォォめそォォォォゥどォォォォッッ!!」
   米騒動の思い出が蘇る……。みんなのお弁当の白飯を盗んだ米騒動、忘れない!
町々:あだ名と言うか汚名じゃねえか! そして、おかずならまだしも白飯盗んでどうするつもりだったんだ……。
悪原:一係総出で出動だ! 七不思議署の階段をダッシュで降りてゆく刑事達。
町々:おぉ、かっこいいな。
悪原:『プチトマト』、階段から足を踏み外し、殉職。
町々:クソだ!!
悪原:「プゥゥゥチトォォォォマトォォォォッ!!」
   プチトマトの思い出が蘇る。

   「プチトマトとミニトマトって別物ッスよね!」
   「え、どうして?」
   「プッチモニとミニモニは別グループっスからぁっ!(キラキラキラ)」

   その時のプチトマトのしてやったり顔、忘れない!
町々:忘れろそんなウザいだけの男!
悪原:捜査一係、全員パトカーで現場に急行だ! パトカーに乗り込む刑事達。
町々:こいつら、なんかピクミンみたいに死んでくな……。
悪原:『室長』、パトカーのドアに挟まれ、殉職。
町々:まとめ役までピクミンみたいに死んだ!!
悪原:「しィィィィィィつちょォォォォォォッ!!」
   室長の思い出が蘇る……。

   「ヤッパアラティーヤサンダリーハマリファ」
   「え、どうして?」
   「リャッカーサリヌリームシャフーバニバニ(キラキラキラ)」

   その時の室長のしてやったり顔、忘れない!
町々:何族だよ!! 室長何族だったんだよ!!
悪原:早く現場に急行して悪の組織を懲らしめなければ! 倉庫街へパトカーで駆けつける刑事達。
町々:それにしても、何でこいつら仲間の死に頓着無いんだ……?
悪原:「よし、みんな到着だ――――ッ!? お、おい! おーーいっ!!」
   『ゲリラ』『糞尿』『ガンキャノン』『メタンガス』『骨パンダ』、車酔いにて、殉職。
町々:だいぶ死んだ! いじめみたいなニックネームの刑事がだいぶ死んだ!!
悪原:みんな、確か心も体も一般的な日本人だった、忘れない!
町々:そしてだいぶハショられた! 骨パンダが凄い気になるのになあ!
悪原:「ふゥゥゥゥゥゥゥんにょォォォォォッ!!」
   尿素入りの乳液を使った『糞尿』の泣き顔、忘れない!
町々:それだけであだ名が糞尿になったからだよ! だから泣かせちゃったんだよ!
悪原:いったい、どの倉庫に奴らは立てこもっているんだ!? 近隣の住民から情報を得るために、次々と車から降りる刑事達。
町々:聞き込み調査か?
悪原:『エロ魔神』、車酔いにて、殉職。
町々:まだ犠牲者がいるのかよ! お前ら、そんなに死にやすいんなら歩いて来いよ!
悪原:「エェェェェェェェェェェェェロ魔っ神!!」
町々:前半と後半のパワーバランス!!
悪原:エロ魔神の思い出が蘇る……。

   「命と言うものは、コインの入った砂時計に似ているな……」
   「え、どうして?」
   「最初から砂の量が決まっている上に、いつコインで蓋をされてしまうかわからないのさ……(キラキラキラ)」

   滅多に笑わないエロ魔神が銃撃戦の現場でぽろりとこぼしたあの笑顔、忘れない!
町々:ニックネームに深い悪意を感じる! エロ魔神さん、こんなにかっこええのに!!
悪原:エロ魔神は女にモテ過ぎて「私、たとえ遊びでも良いワ! あなたの傍にいられるなら!」って女を十人くらい抱えてるんだよ。それに全然見向きもしないの。
町々:ひがみだ! ……でも、車酔いごときで死ぬんだなこの人……なんかショック……。
悪原:死者数十人を出した聞き込み調査の結果、悪の組織の立てこもっている倉庫を特定! 突入する刑事達。
町々:死者数相当出てる!! 聞き込みごときでサラッと数十人死んでる!!
悪原:『室長』、パトカーから出る過程で、殉職。
町々:またー!? 室長、死ぬの二度目じゃねえ!?
悪原:「しィィィィィィィッちゃァァァァァん!!」
町々:「しっちゃん」て! ニックネームにあだ名が付いてんのかよ!
悪原:室長の思い出が蘇る……。

   「バソンベソンヤソンボソンドソンビソーン」
   「え、どうして?」
   「バソンベソンヤソンボソンドソンビッソーン(キラキラキラ)」
   「…………?」

   砂時計がどうとかコインがどうとか、あまり要領を得ないことを言っていた室長、忘れない!
町々:エロ魔神の言動パクり切れてないのかよ! 相変わらず部族だしさ! あと、室長はどうして二度も死ねたんだ……?
悪原:室長の的確な指示が立てこもった犯人を上手に包囲する! 制圧へ素晴らしい動きを見せる刑事達。
町々:また生きてやがる! 室長は何度死んだり生き返ったりするつもりだよ! さては室長きさま残機制だな!?
悪原:ダキューン! 室長を凶弾が襲う!
町々:いい加減真っ当に死ね!
悪原:「室長、危なーい! ……ぐぇっ!」 ……『もろこしヘッド』が室長を庇う!
町々:残機制の癖して庇われた!!
悪原:「もろこしヘッド、しっかりしろ!」「もろこしヘッドさん!」「アー、エート、ウー……アッ! モ、モロコヘドー!」
町々:室長ニックネーム忘れ気味じゃねえか!
悪原:「す、砂時計……コインの入った…………ほね、ぱんだ……ガクッ!」 
何かしら謎めいた俳句を残して息絶えるもろこしヘッド!
町々:俳句とか言うなよ! きっと、自分の死が信じられなくて、カッコ良いセリフを言う所がちょっと混乱しちゃっただけなんだよ!
悪原:「もォォォォろこしヘッドォォォォォッ!!」
   ……もろこしヘッドの思い出が蘇らない……。
町々:蘇れ!! 影薄いな!
悪原:米騒動の死やプチトマトの死に触発されて、ただ悪の組織を根絶やしにためだけに拳銃をぶっ放す刑事達!
町々:正義の味方としてそのノリはどうだろう!? あと、何で今更事故死した米騒動やらプチトマトに感化されてるんだよ! 今殉職したもろこしヘッドじゃないの!?
悪原:「なんじゃこりゃー!」「なんじゃこりゃー!」 正義の銃弾によってやっつけられてゆく悪の組織。
町々:射殺されてる! 松田雄作の群れが!
悪原:こうして、この町から悪の組織は駆逐されたのだった……。
町々:逮捕しろよ……。
悪原:ダキューン! ふいに、最後の悪あがきで悪人が発砲を!
町々:お?
悪原:「ヤパリエーストニャパパー!」 腹部に銃弾を受け、倒れる室長!
町々:室長またやられた! お前、実は死ぬの大好きだろ! ……で、室長は和訳すると何て言ったんだ?
悪原:「骨パンダと砂時計が人生で俳句!」 ……それが、室長の最後の言葉だった……室長、殉職!!
町々:死に際うろたえ過ぎだろ!!
悪原:しぶとく生き残っていた悪人に執拗に止めを刺してから、室長の遺体の周りに集まる刑事達……。
町々:悪人の命が蚊のようにやたら軽く扱われてるのは気になるけど、とにかく悲しいシーンだな……。
悪原:「みんな! 室長を偲んで雨乞いの踊りだ!」「ビニョンアヘルベーニャサバリニャヤソー」 室長を中心に輪になって踊る踊りは、朝日がもう一度昇るまで続くのだった……。

                    〜完〜
町々:雨乞いのシーンで終わった!
悪原:♪ルールルー ルルル ルールルー ルルル
町々:やっぱりエンディングテーマも徹子の部屋の曲で終わるのか……! 何て後味が不思議な味なんだ七不思議署……!
悪原:「CAST
      室長 町々一馬」
町々:って室長役、俺だったのかよ! もうイヤ!

4組目 リリコミンストレルショー

市河:リリコミンストレルショー、この組が優勝だと思った方は茶色のボールをドロップしてください。どうぞ!

悪原:流すな! 流したら殺すぞ!
町々:はい、悪原君の言動も併せて流してくださいねー。

モンブランジャム

漫才/桃太郎
城島:よし、行こうか。ここで優勝できたらカッコいいぜ。
善田:さっきまで何度もトイレで吐きそうになってたくせによく言うよ。
城島:……言うな!
(メモメモ)Φ(. . ) 初のファイナル出場!モンブランジャム!

城島:はいどうもー、よろしくお願いします!今日は特に頑張っていきましょうね。

善田:悔いの残らないようにね。最初で最後の北海道かもしれないし。

城島:うん、ファイナルって事に着目しようか。北海道にはお金と時間がありゃ行けるよ。

善田:そっか。最初で最後かもしれないファイナルというわけで、張り切っていこう。

城島:よろしくお願いしますホント。で、今日は何の話ですか。

善田:実はですね、親戚に頼まれて今度3歳の子供の遊び相手をすることになったんですよ。

城島:3歳児ですか。きっとかわいいんでしょうね。

善田:でもちゃんと一緒に遊んでやれるか少し不安でさぁ。というのも俺一人っ子であまり小さい子と遊んだ事が無いんだよ。

城島:まぁ、今までにそういう経験が無いと難しいかもな。

善田:だから、ここは無難に本でも読んであげようかななんて思ったわけよ。

城島:いいと思うよ。本は教育にも役立つし。

善田:ただ家中を探したんだけど、俺の持ってる1番低年齢向けの本が「13歳のハローワーク」だったの。

城島:さすがに10歳のギャップは無理があるな…。

善田:だろ?だから「10年待つ」か「別の本にする」の選択肢のうち、迷ったすえ後者を取った。

城島:迷う意味が分からねぇよ。「10年待つ」はハナから無しだろ。

善田:それでおとぎ話にしようかなと考え、桃太郎を聞かせることにしたんだ。

城島:桃太郎か。ありがちだけどいいんじゃね?

善田:で、早速作ったんだけど。

城島:作ったの!?買えばいいのに、なんでゼロから始めたんだよ。

善田:いや、むしろ俺のこの創作意欲を買って欲しい。

城島:うるさい。

善田:桃太郎を書くにあたって、頼りになるのは昔親に読んでもらった記憶。

城島:まぁ、小さい頃誰もが読んでもらった話だもんな。

善田:そう。俺が母さんのお腹の中にいた時の記憶を。

城島:いや、昔過ぎるだろ!胎内の我が子に読ませる親も親だけど!

善田:あんまり覚えてないけど、記憶を手繰り合わせて桃太郎を書いてみた。

城島:胎児の時の記憶だけで書く…なんてことに挑戦してくれたんだよ。

善田:記憶が曖昧なとこは勝手に想像で補完したんだけどね。で、今日はその書いてきたのを持ってきたから、ちょっと聞いてくれないかな?

城島:いいよ。補完したであろう箇所がすげぇ不安だけど。

善田:じゃあ早速読むな。
   『……むかーしむかーし、母のお腹に僕がいました。』

城島:お前の話はどうでもいいよ!誰も興味持たないよ!

善田:これは、いわゆる“はじめに”ってやつだよ。

城島:子供に聞かせるだけなんだからいらねぇよ作者の挨拶は。しかも『むかーしむかーし』から始めてまぎらわしいし。本題から始めろよ。

善田:分かった。
  『むかーしむかーし、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。』

城島:そうそう。

善田:『ある日の事、おじいさんは山にシヴァ狩りに、

城島:……ん?ちょっと待って。

善田:どうした?もっとゆっくり読もうか?

城島:いや、別に読むスピードに着いていけないわけじゃねぇよ。……柴刈りだよね?何すかシヴァって。

善田:ヒンドゥー教の神様だよ。

城島:これ日本のお話だよ!?そんな突拍子ないもの出てこねぇから!

善田:もしかしてシバとシヴァを聞き違えちゃったのかな…?

城島:知らんけどさ、神様を狩るおじいさんはどんな存在なんだって話になるから。シヴァ狩りは直すべきだよ。

善田:じゃあ、
   『おじいさんは山へシヴァを拝みに行きました。』

城島:“狩り”じゃなく“シヴァ”を直せよ!「あぁ、拝みに行くのね」とはならないから!

善田:『おばあさんは、

城島:聞く耳持てよ、おい。

善田:『おばあさんは、川に神託を聞きに行きました。』

城島:……。何?神託って。

善田:神のおつげ。

城島:神をちょいちょいからめるなよ!洗濯に行かないと話進まないだろ!

善田:あっ、洗濯か。センタクとシンタクとを聞き違えちゃったんだな。

城島:お前腹の中シヴァとか神託とか分かってたのか?

善田:親が熱心に説明してくれたからね。

城島:どんだけ早過ぎる英才教育だよ!?じゃなくて、おばあさんは川に洗濯しに行ったんだよ。

善田:『おばあさんが川で洗濯をしていると、川上から大きな桃が流れてきました。』

城島:うん、そこはあってる。

善田:『おばあさんはその桃を偉大なる神、シヴァのお供え物にしようと持って帰りました。』

城島:と思ったのもつかの間だった!ばあさんそんな変な動機持ってねぇよ!

善田:『その夜おじいさんは、おばあさんが持って帰った桃をなでながら言いました。』

城島:あれ?こんなシーンあったっけ?

善田:『「何ヶ月だい?」
    「6ヶ月よ」
    「もうそんなに立つのかぁ。いずれこの子が善田家の跡取りとなるんだよなぁ」
    「まぁあなたったら。気が早いわよ」』

城島:それお前の両親の会話だろ!多分親父さんがおふくろさんのお腹をなでながら言ってたんだよ!

善田:あー悪い悪い。どうもごっちゃになるんだよな。

城島:つーか今更だけどそんな会話覚えてるってお前凄すぎんだろ!

善田:俺ちっちゃい頃は賢かったんだよ。神童とか神の子とか言われてたし。

城島:ちょくちょく話に神が出てくるのはその名残りか!?

善田:まぁそれはともかく、どこまで読んだっけ。

城島:ほら、桃を切る所だよ。

善田:あーそうかそうか。
   『おじいさんおばあさんが桃を切ると、中からかわいらしい男の子が出てきました。』

城島:何とか主人公が出てきたけど。

善田:『「かわいいわね、どちらかと言えばあなた似かしら」
    「目元なんか君そっくりじゃないか」』

城島:だからごちゃ混ぜになってるんだって!桃から生まれたのに似てたらすっげぇ複雑な話になってくるだろ!

善田:えーっと…
   『そして男の子は桃から生まれたので桃太郎と名づけられ、すくすくと元気に成長しました。』

城島:まぁ、そこは問題ないんだけど。

善田:『そしてある日、おじいさんは成長した桃太郎を呼び出しました。
    「大事な話がある」』

城島:話も本番に入ったな。

善田:『「実はな、お前はわしらと血が繋がっとるんじゃ」』

城島:ほら見ろ顔似てたからややこしくなった!何を思ってジジババは子を桃に詰めたんだって話になるよ!

善田:こんなんじゃなかったっけ?

城島:こんな童話を聞かされても鬱になるだけだろ!しかも母胎でとか、なおさらだよ。

善田:えっと…、
   『「桃太郎よ、最近鬼が宝物を奪いに村に来るんじゃ」』

城島:そうそう。分かってるなら初めからそう言えよ。

善田:『「そこで、桃太郎よ!鬼ヶ島に鬼退治に行ってくれ!」
    「はい、僕、鬼退治に行きます!」
    そしておじいさんとおばあさんは、旅の準備を整えてくれました。』

城島:やさしいおじいさんおばあさんですよ。

善田:『桃太郎は刀、鎧、日本一の旗、そしてお供え物の余りのきびだんごをもらいました。』

城島:きびだんご使いまわしかよ!

善田:『「このきびだんごは、ばあさんが真心を込めてお前のために作ったんじゃ。」』

城島:白々しいわ!桃太郎よかシヴァ神のためだろ!

善田:『桃太郎は鬼討伐の旅に出発しました。』

城島:前途多難だなぁ…。

善田:『桃太郎がしばらく歩いていると、犬が来ました。
    「ワンワン!桃太郎さん桃太郎さん、お腰に付けたきびだんご、一つ私に下さいな!」』

城島:最初の仲間だね。

善田:『「い…犬が喋ったぁ!!犬神様だぁ!!」』

城島:普通の犬だよ!なんで獣に憑依する神様と勘違いしてんだよ!

善田:『桃太郎は犬に言われるがまま恐る恐るきびだんごを渡しました。』

城島:完全にビビってるじゃねぇか!

善田:『犬はきびだんごをおいしそうに食べましたが、後で体調を崩してしまいました。きびだんごは腐っていたのです。』

城島:お供え物の使いまわしだからだよ!ばあさんどれだけ放置してたんだ!

善田:『「何ヶ月だい?」
    「6ヶ月よ」』

城島:ここでその会話を出すな!半年も放置してたみたいになるだろ!

善田:『そんなこんなで犬を仲間に加えました。』

城島:これでいいのかなぁ…。

善田:『犬の体調を気にしながらしばらく歩くと、今度は猿が来ました。
    「ウッキー!桃太郎さん桃太ろ
    「猿神様だぁ!!」』

城島:絶対この下り必要ねぇ!おとぎ話なんだから動物が喋っても問題ないの!あと最後まで猿に喋らせてやれよ!

善田:『「ひぃ!命だけは!!命だけはぁ!!」桃太郎はきびだんごを渡しました。』

城島:だからビビり過ぎなんだって!日本一が聞いて呆れるわ!

善田:『体調を悪くした猿も仲間に加えました。』

城島:案の定だよ!

善田:『犬と猿の体調を心配しながらしばらく歩くと、今度は鬼神が来ました。』

城島:キジが来いよ!鬼神だとどっちかと言えば鬼サイドの存在だろ!

善田:『「うわー、鬼神なんて初めて見た。でっけぇー。ほらよ、きびだんご」』

城島:それでなんで鬼神に対しては冷静でいられるんだよ!一番こいつが怖ぇだろ!

善田:『きびだんごがおいしかったので、鬼神も仲間になりました。』

城島:随分安っぽい神様だな!少しはシヴァ神を見習え。

善田:『さすが鬼神ですね、腐ったきびだんごを食べても平気なようです。』

城島:そこで神様のスゴさアピールされてもなぁ。きびだんごで買収されちゃってるし。

善田:『桃太郎は意気込んでいます。
    「さぁ、ついに最高のメンバーが揃ったぞ!」』

城島:どこが最高だよ。ヘタレ小僧に、中毒の動物二匹に、神様くずれじゃねぇか。

善田:『犬と猿の体調に気を揉みながらさらに歩くと海岸に着きました。鬼ヶ島はこの海のずっと先です。』

城島:ついにここまで来たか。

善田:『前が海では先に進めないので、桃太郎は天に祈りました。』

城島:だから神々しい設定はいらないから!舟を使えばいいだろ。

善田:『祈りが通じたのか、海が二つに割れ、海底に道ができたではありませんか。』

城島:モーセかよ…。

善田:『桃太郎一行は数キロ先に、右から左へと連なる海の割れ目を確認しました。』

城島:進行方向と垂直に割れてんじゃん!これじゃ進めねぇだろ!

善田:『なので結局泳いで行くことになりました。』

城島:だから舟使えって…。

善田:『桃太郎とようやく体調が回復してきた犬、猿は鬼神の肩に乗りました。これなら濡れません。』

城島:鬼神どんだけでかいんだよ!海に浸かって進むって半端ねぇサイズだ!

善田:『そして、鬼神一行は敵の本拠地、鬼ヶ島にたどり着きました。』

城島:鬼神一行って、もう鬼神メインになってんじゃん。

善田:『鬼ヶ島にはそれはそれはたくさんの鬼がいました。あまりにたくさんいるためはみ出してしまい、仕方なく島に繋げた舟に乗っている鬼も…。』

城島:鬼ヶ島ちっちぇ!定員オーバーで入りきれてないじゃねぇか!

善田:『たくさんの鬼がいました。赤鬼、青鬼、黄鬼、緑鬼、茶鬼、朱鬼、ひわだ鬼…。』

城島:カラフルだな!ひわだ色の鬼ってピンと来ないよ!

善田:『カニクイオニ、テナガオニ、アカゲオニ…。』

城島:動物っぽく分類しなくていいから!あとアカゲオニは赤鬼でいいだろ!

善田:『アメリカオニ…。』

城島:外来種もいた!生態系乱れそうだわ。

善田:『よく見たら、繋がれた舟はノアの箱舟でした。』

城島:それで多様な鬼がいたのか!?こいつらは鬼たちの新時代を築こうとしてたのかよ!

善田:『そしていよいよ桃太郎と鬼たちの戦いが始まりました。』

城島:なぁ、これホントにおとぎ話だよなぁ?

善田:『犬は鬼の足に噛み付きました。猿は鬼の顔を引っ掻きました。鬼神が右手を動かせば、鬼は10匹ほど吹っ飛びました。』

城島:鬼神強すぎんだろ!

善田:『鬼神が左手を動かせば、津波が起き、嵐が生まれ、海底火山も噴火して…。』

城島:天変地異!鬼たちには成す術も無いよ!

善田:『勇気のある鬼たちが鬼神の足にしがみつきますが、あっけなく蹴散らされるだけです。』

城島:力関係の調和があまりにも悪い!蹴散らすって酷いな…。

善田:『「あっ……今、この子お腹蹴ったわ」
    「いいことじゃないか。きっと元気な子に育つぞ〜」』

城島:思い出したかのように両親の会話を挟むな!戦闘中にほのぼのシーンを挿入すな!

善田:『とうとう鬼たちは降参してしまいました。
    「どうだザコ鬼たちめ!参ったか!」
    桃太郎は得意気です。』

城島:桃太郎の戦闘に関する描写、一つも無かったんだけど。

善田:『こうして桃太郎たちは鬼ヶ島を壊滅させ、奪われた宝を取り返しました。』

城島:まぁ……一応は結果オーライなのかなぁ?

善田:『ところが鬼神の手を借りたため、桃太郎は邪教徒とみなされ村八分に合いました…。』

城島:全然オーライじゃなかった!こればっかりは桃太郎に同情するわ俺も!

善田:『「シヴァ神以外の力に頼るとは何事じゃ!」とおじいさん。』

城島:いいだろ別に!平和をもたらしたんだから大目に見ろや!

善田:『「ヒンドゥー教の教えに反して牛を食べるとは何事ですか!」とおばあさん。』

城島:別に今関係ねぇよな!?ババアはボケてんのか!

善田:『「う…生まれる…」とお母さん。
    「ほら、ラマーズ法だ」とお父さん。』

城島:もっと関係ねぇ!いい加減それ挟むのやめろ!

善田:『こうして僕は生まれました。両親に感謝です。……めでたし、めでたし。』

城島:話の趣旨まで変わってんじゃねぇか!確かに子供の誕生はめでたいけども!

善田:『…楽しんで頂けたでしょうか?桃太郎などの童話を聞かせることは教育において…

城島:“おわりに”はいらねぇよ!!

善田:……ふぅ疲れた。どうだった城島?読むスピードは問題なかった?聞き手を引き込むような読み方だった?

城島:論点はそこじゃねぇって!何よりもまず内容に問題があるんだよ!

善田:えっ…。じゃあ、子供に聞かせちゃまずいじゃかな?

城島:当然だよ。話もメチャクチャだし、3歳の子供には難しすぎんだろ。

善田:マジかよ…。分かった、ならやっぱり最初に言ったもう一つの選択肢、「10年待つ」を取るしかないか。

城島:いい加減にしろ。

二人:ありがとうございました。

5組目 モンブランジャム

市河:モンブランジャムのお二人でしたー。



城島:まぁやれるだけのことはやりましたよ。
善田:そうですね。確かに不安はありますけど、今出せる中では自信持てるやつを持って来たんで悔いはないです。
城島:どんな結果になろうと、それが今の自分らの実力なんだってことで。
善田:そうですね。真摯に受け止めるつもりです。
城島:ではまた計量の時に。
善田:ありがとうございましたー。

バーソロミュー教団

コント/南北代表奇術対決 -未遂-
ここまで来れたのは、今までバーソロの教団員として活躍してくれた20人〜50人くらいの人のお陰です!
あいまい〜。初めてのファイナル!バーソロミュー教団!

北国の町、リグローフでの奇術対決



イースタン・F・グスタフ  VS  モアザック・コーリア・メイクン












ピューー









コーリア:…君が近頃噂のマジシャン、イースタン・F・グスタフか。

グスタフ:やぁ、そういう君はかの有名なコーリアさんじゃないか。お噂は兼ね兼ね。
     南国の天才と謳われた貴方が、何故このような北国の村へ?
     まさか、マジック対決と垂れ込もうなんて魂胆じゃぁあるまいな。

コーリア:その魂胆さ!俺はいつでも世界一と謳われてきた、しかし!
     最近では人の噂を聞いてみれば、やれグスタフだ、やれ北国だと、
     人々は俺を忘れ、お前の噂話で持ちきりではないか!

グスタフ:デレデレ。

コーリア:照れるな!
     それでだ、俺とお前とで奇術対決をし、どちらの腕が上かをはっきりさせてやろうじゃないか。
     北国代表と南国代表の対決だ!

グスタフ:なるほど、北極と南極、どっちが寒いかけりをつけようってんだな!?

コーリア:話聞いてたかお前!?
     違ェよ、俺とお前と、どっちがマジシャンとして凄いかをはっきりさせようって言ってんだよ!

グスタフ:あぁーそうか、北国と南国、どっちのマジシャンのシルクハットから出てきたハトが美味しいかって勝負だな!?

コーリア:それじゃグルメ対決だよ!誰がそんなもん所望してんだよ!

グスタフ:ふははは、まぁいいだろう。
     南国の天才“モアザック・コーリア・メイクン”、通称モッコリくんと対決出来る日が来ようとはな!!

コーリア:…えぇぇちょっと待て!通称モッコリくん!?俺、そんな愛称が付いてんの!?

グスタフ:そうさ!俺は北国のグスタフ、お前は南国のモッコリくん!

コーリア:南北の代表として釣り合わねぇ愛称だな!

グスタフ:はは、そういきり立つな。こんな辺鄙な町、リグローフでさえ、君の事は評判だぞ?
     「南国のモッコリくんのシルクハットから出てきたハトはとっても美味しい」とな!!

コーリア:もうその肩書きだけだと俺が何の職業なのかすら分かんないよ!!

グスタフ:さぁて、前置きは此処までだ!早速マジック対決をしようじゃないか!

コーリア:いやちょっと待てよ!ここ野外だよ、何処か室内にでも案内してくれよ。

グスタフ:いや室内でやりたいのは山々なんだが、生憎家賃滞納で家を追い出されて住居が無い。

コーリア:名マジシャンの名に相応しくない生活状況だな!何やってんだよ!

グスタフ:しかし、僕は消失マジック、君はカードマジックを使う。野外でも問題無い。な?

コーリア:問題大有りだよ!お前のはともかく、俺のカードマジックは風で大荒れになっちゃうよ!

グスタフ:「指を鳴らすと、貴方が選んだカード含め全てのトランプが吹っ飛びます」みたいな!

コーリア:ヤケクソじゃねぇか!ショーの方向性がずれて来てるよ!
     そうじゃなくて、せめて家賃くらいは稼げよ!

グスタフ:正直、こんな町でマジシャンやってて儲かるわけもないし、働く気もない。
     そう、俺は一流の消失マジシャンだが、働かないというプライドだけは消せなかったのだー!

コーリア:うるせぇよ!!うるせぇし上手くねぇしダセェし最悪じゃねぇか!

グスタフ:さ!そんな事より早速始めよう。問答無用で君からだ。

コーリア:何で全ての決定権をお前が持ってんだよ…。まぁいい、俺からだ。
     じゃぁ早速だが、この中から好きなカードを選んでください。

グスタフ:うむ…。よし、これだ。

コーリア:はい、じゃぁそれを覚えて。この中に戻してください。
     それでは今から、3秒数えます。

グスタフ:ストップウォッチ持ってこよか?

コーリア:そこら辺別にそんな重要度高く無いとこだから!
     …ええ、3秒数えた後、指を「パチン」と鳴らします。

グスタフ:爪きり持ってこよか?

コーリア:だからそんなどうでもいいことにセッティング凝らなくていいんだって!!
     …それで、指を鳴らすと、あなたの選んだカードが飛び出してきます。

グスタフ:おおっ、俺が覚えたカード含め全てのトランプが吹っ飛ぶって言うアレだな!?

コーリア:それお前が考えた暴風野外カードマジックのデリュージョンじゃねぇか!!

グスタフ:イリュージョンだけに!?

コーリア:だからうるせぇよ!!うるせぇし上手くねぇしダセェんだって!
     いいから行くぞ…3、2、1、パチン。
     ……あなたの選んだカードは、ハートの9ですね?

グスタフ:えー、なんやっけ。

コーリア:覚えてろよ!関係無い所にアクティブになるから忘れるんだろうが!
     ってか、1回見たなら覚えてるだろ!ハートの9!

グスタフ:ごめん、俺その時「のび太の目はзかεか」って疑問に真剣で見てなかったよ。

コーリア:こんな時になんてどうでもいい疑問に耽ってるんだよ!!全人類が選ぶどうでもいい疑問第1位だよ!!

グスタフ:僕が選んだカードはのび太の3です!!

コーリア:やっぱりお前うるせぇし上手くねぇしダセェよ絶対!

グスタフ:さぁ、お前の出番は終了だ。次は俺の出番だ!

コーリア:今ので俺の何が得られたんだよ!!結局のび太以下じゃねぇか俺の存在諸々!

グスタフ:じゃぁ、始めるぞ。

コーリア:…まぁいい、拝んでやろうじゃねぇか、一流消失マジシャンの実力とやらを!

グスタフ:はは、そう急くな。まずは聞け。俺のマジックでは、ハトを使った消失が持ち味だ。

コーリア:消失マジックでは定番だな。

グスタフ:だがしかし、あまりにも無数のハトを事前に準備した為、
     町中がハトの糞で埋め尽くされるという事態が起こったのだ。

コーリア:事前にしっかり計画立てて行動しろよお前は!!
     お前が南国でも噂されてる理由が分かったわ!

グスタフ:しかしだ!平和の象徴であるハトがウンチを街中にもらしていいのだろうか!?
     いや、良い訳がない!そこで立ち上がったのが、我が町の非営利団体“リグローフ・ハトポッポ隊”というわけだ。

コーリア:誰もお前の町のボランティアーな一面は聞いてねぇんだよ!!
     しかもネーミングセンスに問題有りだろ!!

グスタフ:そんなこんなで消失マジック始めます!

コーリア:今世紀最大にどうでもいい自己PRだったな!!

グスタフ:えー、今からハトの餌を適当にばら撒いていくので、好きな所で「ストップ」と言って下さい。

コーリア:言ったところで何が始まるんだよ!真面目にやれ!

グスタフ:到って真面目だ!「ストップ」と行った所で餌に食いついたハトをマジックに使うのだ。
     どのハトかをきっちり見分けられるように、判定カメラも数台設置済みだ。
     カメラさん準備オッケー?

コーリア:そんな事に金かけてるから家賃滞納で追い出されるんだろうが!!
     ハト使うなら前もって用意しておけよ!

グスタフ:ふははは、やはりお前は頭が悪い。
     こうしてハトを集める事によって、私には味方が増えるわけだ!

コーリア:マジック対決で味方を集めて何が有利になるんだよ!邪魔なだけだろ!

グスタフ:「何者も多勢には叶わない」というだろ…!?

コーリア:相手がハトなら話は別だよ!

グスタフ:もう最悪アシスタントとしてでも!

コーリア:驚くほど役に立たねぇよ!!
     何でも「多かったら勝ち」って小学生的発想か!!

グスタフ:ええいそんな事はどうでもいい!!
     いいからばら撒くぞ!


(ばら撒く)



グスタフ:さぁ、好きな所でストップッ…いやちょっと!カラスやん!カラス飛んで来たやん!
     お前ら違うて!これハトのポップコーンなんやて!
     駅前のジャスコの自販機で焼いてるポップコーンなんやて!ガス代削って買うたんやて!
     市販してるのと違うて結構ええ奴やねん!塩味めっちゃ効いてんねん!
     幼稚園の団体さんに凝視されながらもいっぱい買うてきたやつやねん!
     あかんねんて!お前らおったらハト来れへんやん!違うねんて!違うねんてー!!!









     ……………はい、お疲れ様。


コーリア:この対決の目的は何なんだよ!!お前ただ踊って散らかしただけじゃねぇか!!のび太以下の存在の俺以下の存在だな!

グスタフ:慌てるな!まだ俺のマジックは終わってはいない!消失マジックは永遠に不滅なのだ!

コーリア:この悲惨な状況で何が出来るんだよ!ハトは来ずにカラスの糞が散らかっただけじゃねぇか!

グスタフ:うぬぬ、そうだなぁ…よし、ならば散らかってるカラスのウンチを消すというマジックを見せよう!!ハトポッポ隊の皆さーん!?

コーリア:もう帰らせてもらうわ!!!

6組目 バーソロミュー教団

碓氷:今回はバーソロミュー教団がファイナルに出場したという事で、教団員の方に多数来ていただきました。

川畑:探偵事務所の川畑です

斉藤:囚人の斉藤です

清華:バーソロ高校の清華です

男B:ナンパ野郎の男Bです。男Bて

市河:皆さんは、今日のバーソロミュー教団さんのネタをどう思いますか?

仙道:いやー、ファイナルに相応しいネタだとは思いますけども、彼等の持ち味は全く無かったですね

碓氷:と言うと?

白崎:一方的にツッコミすぎで、単調すぎと思われても仕方ないネタでした!
   そんな心情唄います、白崎隼人で「タンチョー・セレナーデ」

荒又:そういう意味では、少々厳しい結果になるかもしれません

グスタフ:ウーン、トッテーモキビシイネー

清華:何で急に片言なんだよ!

コーリア:でもね、今までバーソロを引っ張る存在となってくれた川畑さんには感謝してますよ
     現にセミファイナルを突破したのは川畑さんあってこそでしたし。あと白崎さんも。

川畑:いえいえ此方こそ。

白崎:僕は川畑さんのオマケなのか!非常に悔しい!そんな心情唄います、白崎隼人で「クヤシイネン・プレリュード」

市河:バーソロミュー教団の皆さんでしたー

市河:前半6組がネタを披露し終えました。

碓氷:後半の6組へ参りましょう!




後半6組へ!