No.16 トロイデ

【成績】
OA率:10/11 平均:447.55KB 最高:501KB 最低:389KB  ランク:A
【備考】2大会連続3位以上、4連続1位
出場回出場順KB勝敗順位 ネタの種類/タイトル
166回2番3892位 漫才/色んなBAR
168回3番4531位 コント/母親奮闘記〜熱〜
171回5番4931位 コント/警視庁24時
172回(ラッキー・10組)10番4531位 漫才/境目
5回CA6番910-2位 コント/チクワ
5回CF1番882-3位 コント/チクビ
201回5番5011位 コント/進路相談
205回6番4293位 漫才/両親が残した物
208回6番3894位 コント/森のくまさん
210回5番4531位 コント/母親奮闘記〜好奇心〜
6回CA10番986-2位 コント/マッスルマン
6回CF12番970-2位 コント/女神様
297回2番4092位 コント/ゴリラ
298回1番4612位 コント/生み落とす文化
299回1番4931位 コント/オレオレ詐欺
紹介
ボケ  :Bとか
ツッコミ:Aとかトロ太

エントリーNo.16も前2回に引き続き2度C大会に出場した実力派コント師。
ただし彼らの場合は単なる2回の出場ではない。
第5回C大会で3位、第6回C大会では2位と王座に近づきながら優勝に後一歩及ばなかった。
C大会での成績という点では青バトの無冠の帝王と呼ぶに最も相応しいコンビかもしれない。
勿論、通常回でも抜群の成績を残し、10回以上の出場で447.55KBは全組中堂々の1位。
どのネタをとっても最高水準。どうぞご覧ください。



第201回 501KB(1位)
コント/進路相談
高得点は多いけどオーバー500はこのネタだけ。

生徒:失礼します。

先生:おうお前か。早速だが、お前は将来何になりたいんだ?

生徒:先生・・・・笑わないで聞いてもらえますか?

先生:大丈夫だ。先生は真剣に受け止めるぞ。

生徒:僕やっぱりサラリーマンとか平凡に人生を過ごすなんてイヤなんです。

先生:そうか。先生そういう奴はいっぱい見てきたぞ。

生徒:やっぱりそうなんですか?

先生:歌手になりたい奴、画家になりたい奴、夢を追うのはとてもいい事だ。

生徒:はい・・・

先生:しかしそれなりのリスクも出てくる。それでもお前は夢を追うのか?

生徒:はい!

先生:分かった。何になりたんだ?

生徒:パンダです!






先生:眠たくなってきたよ

生徒:ボク真剣なんです!パンダになりたいんです!

先生:人間やん

生徒:人類の垣根を越えたいんです!

先生:ちょっと素敵に言うなよ

生徒:お願いです!どうしてもなりたいんです!

先生:だってお前黒くもないし、白くもないし

生徒:それならこの前、家が全焼して火傷を負ったんで何箇所か黒くなってますよ!

先生:炎に対してポジティブ過ぎるわ

生徒:お願いです!どうしてもなりたいんです!お願いします!お願いします!

先生:もう分かった分かった。でもどうしてパンダになんかなりたいんだ?

生徒:それは今から3ヶ月前、さっきも言ったようにうちの家が火事になって全焼したんです。

先生:そうだったな。あの時は先生も焦ったよ。

生徒:1人逃げ遅れてしまったボクは荒れ狂う火の中、死を覚悟していました。

    すると炎の奥から人影が見えたんです。その人影は段々ボクに近づいてきて

    ボクを抱きかかえ助けてくれました。その人はそう!パンダだったんです!

先生:とってもメルヘンな展開だこと

生徒:そのパンダは他人のボクを助ける為に頭から水を被り、燃えやすいということで毛を全部剃り

    炎の中へ突っ込みボクを助けてくれたんだそうです。

先生:毛を全部剃られたパンダって早々見れないよね

生徒:初め見たとき、衰弱しきった牛かと思いました。

先生:だろうね。

生徒:そんなこんなでボクはパンダになりたいんです!

先生:それなら消防士とかに憧れたらいいじゃない

生徒:消防士とかは・・・ほら・・・・色々大変ですし・・・

先生:都合のいい夢だな

生徒:とりあえずボクはパンダになりたいんです!

先生:そもそもパンダになるにはどうしたらいいのか知ってるのか?

生徒:専門学校に行けばいいんですよ

先生:無いよ

生徒:ありますよ。大阪に

先生:あるの?

生徒「大阪パンダピープルアクセスインタースクール」

先生:かっこいい名前だね

生徒:通称OPPAI

先生:ださいよ

生徒:もう資料請求もしてきましたよ

先生:おぉ、どんな感じだった?

生徒:笹が送られてきました。

先生:飼料請求かよ

生徒:でも授業システムとかは全部笹に書かれてありましたよ。

先生:あ、そうなんだ。どういう感じなの?

生徒:主に笹を食べてるのを人に見られるというのを5時間

先生:精神的にツラいよ

生徒:でもそれを乗り越えて立派なパンダになれるんですよ。

先生:親御さんは何て言ってるの?

生徒:母親はやっぱり反対していて

先生:やっぱりそうだろうな

生徒:父親は燃えてしまったアダルトビデオの事を想い泣いてました。

先生:そいつとは絶対相談するなよ

生徒:んー、ボクパンダ無理ですかね?

先生:先生はもうちょっと白黒ハッキリつけた職に就いたほうがいいと思うけどなぁ

生徒:パンダだって白黒

先生:それだと意味合いが違ってくるよ

(カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカン)

先生:何か外が騒がしいな

生徒:ちょ・・・・・・・・・・・ちょっと先生!この学校すっごい燃えてます!

先生:え!?うわホントだ!おい!とりあえず避難するぞ!

生徒:ダメです!先生!廊下ももう燃えちゃってます!

先生:なんだって!?じゃぁもうこっから逃げられないじゃないか!

生徒:ここ3ヶ月で2回も火事に遭遇するなんて!パチンコで言うと確変みたいな感じですね!フィーバー!

先生:何でテンション上がってんねん

(30分後)

先生:ゴホ・・・・ゴホゴホ・・・もうダメか・・・・

生徒:こ、こんなとき・・・・あのパンダが来てくれれば・・・・・

先生:・・・・・・お、おい。あれ人影じゃないか?

生徒:あ・・・・あの人影って・・・・まさか!?

??:・・・・・・・・・・・・・・・・

先生:あのパンダなのか!?パンダなのか!?

生徒:間違いありません!あの人影はきっと・・・・・・!



衰弱しきった牛:モオオオオ

二人:どっひゃー!




第172回 453KB(1位)
漫才/境目
「青バト史上最大の傑作!」って当時言ったけど訂正しよう。問題作だ。

A:はいどうもトロイデです。

B:最近ちょっと嬉しいことがありましてね。

A:あら、何ですか?

B:おちんちんに毛が生えてきたんですよ。

A:あら、よかったじゃないですか。

B:今日朝起きたら一気に50本

A:大出世じゃないですか。

B:でも生えたのはいいんですけど、どこまでがおちんちんの毛なんですかね。

A:ん?

B:脛毛とおちんちんの毛の境目がよく分からないんですよね。

A:あぁ、確かに分かりませんね。女性の皆さんはちょっと分からないと思いますが

B:どこまで喜んでいい毛なのかがちょっと分からなくて

A:確かにあの境目は初心者には難しいですよね。

B:とりあえず自分が境目と思うところにマジックペンで線を書いてみたんですよ。

A:まぁ、自分の決めることですから一番妥当な案ですよね。

B:でも、境目にある毛をよく見ると「この毛がチン毛やったらこの横にある毛もチン毛やろ?」っておちんちんの毛の
   スペース増やしたんですよ。

A:あぁ、ちょっと境目を変えたんですか。

B:そしたら「え?これもチン毛。あ!これもチン毛やろ!」ってやっていってたら

A:あらら

B:脛毛が全部チン毛になってしまって

A:あなた短パンで街に出たら即逮捕じゃないですか。

B:だから夏とか長ズボンで行かないとダメだから大変だなぁって思って困ってるんですよ。

A:ジーパンとかにしたらどうですか?

B:いや、私が持ってるのヒザ小僧のところ破れてるんですよ。

A:あぁ、オシャレな感じになりますからね。でもそれだと毛が見えちゃいますね。

B:あ、じゃぁ破れてるところにウサギさんのアップリケとか縫ってみようかな。

A:まさかのウサギさんモザイク扱いじゃないですか。

B:自分の姿とかを鏡で見たらかなりショックでしょうね。

A:「間違った方向で使われてるー!」って思うでしょうね。

B:それはやっぱり可哀想ですね。どうしましょうか。

A:うーん、やっぱりどこかの毛で切り捨てないといけませんよ。

B:でもどの毛も誇らしいチン毛ばっかりなんですよ。足に生えてるのがもったいないくらい。

A:いや、でもやっぱりどこかで切り捨てないと。オリンピックでも4位以下はメダルもらえないですからね。

B:チン毛はオリンピックぐらい厳しいんですね。

A:そうですね。メダルをもらえない毛はただの脛毛ですからね。

B:ここは思い切って脛毛と思う毛を全部剃ってみよっかなぁ

A:いいじゃないですか。きっと剃られた毛も悔しい思いをしますよ。

B:惜しくも敗れた脛毛達がそこからまた4年後に生えてきて金メダルチン毛を目指すんでしょうね。

A:4年後のオチンゲピックはかなり盛り上がりそうですね。

B:そうですね。では今年のオチンゲピックはこの辺でお別れしましょう。

A:解説は私、時計仕掛けの・マチンコウ

B:実況はチン毛生えゾウがお送り致しました。

A・B:また4年後ー!




第299回 493KB(1位)
コント/オレオレ詐欺
ホントこんだけ追い込みかけたならあんたにゃ最後のC大会出てほしかったっすよ…

トロタ:今の時代・・・今の時代こそ!

    一番ひっかかりやすいのはオレオレ詐欺なんだよねー!

    さぁ今日も早速・・・年寄りの家を狙って電話すっかなー


(プルルルルルル)

(プルルルルルル)

おばあ:もしもしぃ?

トロタ:(ふん・・・おばあちゃんか・・・)

    あ、もしもしおばあちゃん?オレオレ!

おばあ:へ?どなたですか?

トロタ:だから!オレだよオレ!

おばあ:便所虫ですか?

トロタ:こいつしばく

おばあ:へ?何か言いましたか?

トロタ:ううん!何にも

    おばあちゃん!だからオレだって!オレ!息子の声忘れたのか?

おばあ:息子って・・・・お前!お前なのかい!?

トロタ:そうだよ!息子の・・・

おばあ:今までどこほっつき歩いてたんだい!?

トロタ:へ?

おばあ:急に居なくなったと思ったらいきなり電話かけてきて!

    心配するじゃない!

トロタ:(うわ、面倒くさいな。でも話合わせないと・・・)

    おばあちゃんごめんな・・・ちょっと色々事情があって・・

    でも今はちゃんと会社勤めして働いてるから・・・心配しないで!

おばあ:ブルーやイエローも心配してるんだよ!?

トロタ:超展開やわ

おばあ:レッドのあなたが居なくなって・・・!

トロタ:おば・・おばあちゃんちょっと待って!

    何?レッドってオレの事?

おばあ:オレの事って・・・!

    レッドなんてこの世の中にアンタか永井大しか居ないわよ!

トロタ:もっとおるわ

おばあ:それなのに会社勤めって・・・!

    変身もしないでよく働いてるなんて言えるわね!

トロタ:自信持って言えるわ

おばあ:とにかく!早く帰ってきなさい!

トロタ:い、今すぐには無理だよ・・・

おばあ:あなたが居なかったら合体ロボだって

    完成しないんだからね!

トロタ:が・・・合体ロボ?

おばあ:そうよ!レッドが居ないせいで左上半身すっからかんの状態なのよ!

トロタ:ご、ごめん・・・

おばあ:進行方向もずっと右中心なんだから!逆に迷惑よ!

トロタ:オレ何で怒られてるんや

おばあ:頑張ってつぎはぎで対処してるんだから!

トロタ:んじゃ合体すんなよ

おばあ:とにかく!今すぐ帰ってきなさい!

トロタ:だから今すぐには無理なんだって!

おばあ:今すぐには無理って・・・!

    あなた喧嘩売ってるの!?

トロタ:えぇ・・えっと・・・

おばあ:あなたが居ないとこの「建設戦隊タテルンジャー」だって・・・!

トロタ:ちょ、ちょっと待って

    それうちらの戦隊名?

おばあ:そうよ!何言ってるの!

    「コンクリート打ちっぱなしレッド」のあなただって・・・

トロタ:ネーミングふざけ倒してるだろ

おばあ:「ビルディングブルー」だって心配してるんだからね!

トロタ:イエローは?

おばあ:「塗料イエロー」は小旅行に行ってるわ

トロタ:そいつ神経抜け落ちてるだろ

おばあ:伊豆よ!伊豆に行ってるんだから!

    「塗料と一旦距離をおきたい」って行って伊豆に行ったのよ!

トロタ:塗料との間に何があったんや

おばあ:いいから!ブルーもイエローも心配してるから早く帰ってきなさい!

トロタ:イエローに関してはノーコメントやわ

おばあ:というか今何処なの!?

トロタ:それは・・・言えない・・・

おばあ:何言ってるの!?何で言えないの?!

トロタ:実は・・・事業に失敗して・・・

    多額の借金があるんだ・・・

おばあ:戦隊のレッドで事業に失敗って!

    あなたどんな人生歩んでるのよ!

トロタ:こっちが聞きたいわ

おばあ:借金ってどれぐらいなの!?

トロタ:さ・・・・300万・・・

おばあ:300万!?

トロタ:300万全てとは言わないよ!

    ただ、頭金の50万を貸して欲しくて・・・

おばあ:あなたその前にブルーに貸してる3000円返しなさいよ!

トロタ:お前300万の重み感じ取られへんのか

おばあ:じゃあ何!?50万渡せばいいの!?

トロタ:え!?いいの!?

おばあ:渡せるわけないでしょ!

    いいから早く帰ってきなさい!

トロタ:だから無理だって!

おばあ:あなたが帰って来て合体ロボになって

    そこの金融会社踏み潰せば終わる話でしょ!?

トロタ:こいつエグいわ

おばあ:だからはやくかえtt・・・

トロタ:だから無理だって!

おばあ:・・・・

トロタ:・・・・ん?

おばあ:あ、あなた・・・レッド・・・!?

トロタ:へ?

おばあ:じゃあ今私が話してる相手って・・・

トロタ:(やばい!本物が帰ってきちゃったのか!)

おばあ:あ、あなた・・・!!!!

トロタ:ヤバイ!!!













おばあ:失踪中の「外壁ピンク」なの!?

トロタ:うわぁめんどくさい




第5回C大会ファイナル 882KB(3位)
コント/チクビ
内容はともかく、こんなタイトルのネタが優勝作品にならなくてよかった

トロ太:いい天気だなぁ。こんな日は・・・

???:・・・・・・誰か!?誰か!?

トロ太:あれ、誰かの声が聞こえるな

???:・・・・・・・誰か!?僕のを知りませんか!?

トロ太:探し物でもしてるのかな?

???:お願いします!誰か一緒に探してください!!!

トロ太:相当困ってるようだし、助けてやr・・・

???:誰か僕のチクビを一緒に探してください!








トロ太:あ、目を合わせちゃイケない人だ

???:あ、あなた!?僕のチクビを知りませんか!?

トロ太:いや、すいません急いでますんで

???:何でですか!あなた世界で一番自由を持て余してそうじゃないですか!

トロ太:お前から自由を奪ってやろうか

???:お願いします!一緒にチクビを探してください!

トロ太:何デタラメ言ってるんですか。チクビなんか取れるわけ無いでしょ。

???:でも実際に取れちゃってるんです!ほら!

トロ太:うわ本当だ。左のチクビが無い。でもまぁチクビの一つや二つ無くなっても生きていけるでしょ

チクビ:ワタクシ、名前をチクビン太郎と申しまして

トロ太:名前の一番大切な部分無くしちゃってるじゃないですか

チクビ:チクビに見せる顔もございません

トロ太:で、でも何でチクビなんか無くしちゃったんですか?

チクビ:それはさかのぼる事数時間前

トロ太:うん

チクビ:私はいつもの様にそのチクビに関するお店に行ったんです

トロ太:それを話して誰が得すんねん

チクビ:何故ですか?べ、別にあなたが思ってるようなイヤらしい店じゃないですよ!

トロ太:あ、そうなんですか。すいません、チクビって言うからそういうお店しか出てこなくて

チクビ:ただ女性にチクビをチョロチョロいじられるっていうだけの

トロ太:思い描いてた通りだよ

チクビ:と、とにかくそのお店に行ってたんです!そしたら・・・・

(ホワンホワンホワワワン)

チクビ:やぁ今日もよろしくねアケミちゃん。え?目隠しするの?

    今日はどんな事してくれるのかなぁ?よいしょっと、目隠ししたよー。

    いやぁね、うちの娘のトモカも今日から小学校に入学するんだよね。

    なんつったら言いんだろうね。娘がこうどんどん大きくなるっていうのは

    親から見ると嬉しい反面、ちょっと悲しいんだよね。どんどん離れていってるっていうかね。    

    ねぇアケミちゃん聞いてる?目隠し外すよ?もぅ、いつまで待たせ・・・・・ト・・・トモカ!?

    お、お前今日は小学校で初めての授業を受けるって言ってたじゃないか!なのに何で・・・!?

    ここはお前のような子供が来るところじゃない!早く戻って勉強を(ブチッ)

    ぎゃぁ!?ト、トモカ!?待ってくれ!!オレが!俺が悪かったからそのチクビを返してくれえええええ!!!!

(ホワンホワンホワワワン)

チクビ:というワケなんです

トロ太:チクビどころの問題じゃねえよ

チクビ:お願いします!とりあえず一緒にチクビを探してください!

トロ太:だったらとりあえずトモカちゃんを探した方が早くないですか?

チクビ:そ、そうですね!早くチクビを見つけてさっきのプレイの続きをしましょう!

トロ太:なんで神様はこいつに子を授けたんだろう



トロ太:トモカちゃーん!

チクビ:チクビー!?チクビー!?

トロ太:トモカちゃーーん!!

チクビ:チクビー!?オレのチクビーーー!!?

トロ太:トモカちゃーーーん!!!

チクビ:チクビー!!チクビー!!!オレのチクビーー!!!

トロ太:あー初対面だけどクビ絞めたい

チクビ:なんですか?早く探してくださいよ

トロ太:あなた、実の娘が行方不明なんですよ?なのにまだ己のチクビの心配しますか?

チクビ:私だって!・・・・心配です。

トロ太:チクビさん・・・。

チクビ:私だって好きでチクビが好きになったわけじゃないんです!

    ただ・・・ただ気付いたら手が勝手に乳首を触ってるんです!!!

トロ太:なんかめんどくせ

チクビ:妻とも2年前に離婚しました。このチクビの事で。

    なんとか娘だけは置いていってもらいました。

    私はそれから娘を大事に大事に育てました。

    しかし・・・チクビも忘れられませんでした・・・・その結果がこれですよ。

トロ太:妥当な結果ですけどね

チクビ:私は・・・・ホントにダメな父親です・・・。

トロ太:そ、そんなに自分を責めなくても・・・

???:や、やめてよ!やめて!

トロ太:ん?何だあれ?

不良1:おいおい、こんな子供がこんな所ほっつき歩いてたら襲われちゃうぜー!

不良2:お兄さん達が遊んでやろうかー?

チクビ:あ、あれは・・・・トモカ!???

トロ太:物凄いベタに絡まれてますけど

不良1:ささ、お兄ちゃん達を遊ぼうぜー!

トロ太:ちょっと、連れて行かれちゃいますよ。どうするんですか?

チクビ:・・・・すいません。私の右乳首を思いっきり押していただけますか。

トロ太:え?なんで・・・

チクビ:いいから早く!!!

トロ太:は、はい!・・・・えっとここでいいんですか・・・(ポチッ)

チクビ:もっと強く!

トロ太:は、はい!(ムギュ)

(ピカハアアアアアアアアン)



不良1:お嬢ちゃんよー・・・・・お、おい見てみろよ。

不良2:なんだよ。・・・なんだあれ?上半身裸のおっさんがこっち来るぜ。

チクビ:おい、その子を放せ

トモカ:お、お父さん!?

不良1:なんだよおっさん。やるってのか?

不良2:おい!見てみろよ!このおっさんチクビ無いぜ!

不良1:ホントだ!なんだよこのおっさん!ギャハハ!気持ちわ・・・・

(ピシューン・・・)

(ドゴーン!)

不良1:おい・・・今チクビからなんか出たよな・・・

不良2:なんだよ・・・なんなんだよこのおっさん・・・

チクビ:早く逃げないと・・・

    早く逃げないとこのチクビームで・・・今度こそお前らの息の根止めるぞ!

不良1:ひ!ひぇー!ベタな名前!!

不良2:逃げろー!

(逃げる、不良)

チクビ:トモカーーー!!!

トモカ:お父さん!!!!恐かったよー!!!

(抱き合う二人)







トロ太:ちょっとタンマ

チクビ:なんですか。今良い所なのに。

トロ太:納得できない事が多すぎて

チクビ:あぁ、チクビームですか?出ます出ます。僕出ますよ。

トロ太:お前が思ってるほどチクビーム、ポピュラーじゃねえよ

チクビ:産まれつきそういう体質なんですよ。

トロ太:本当にめんどくせえ

トモカ:お父さん・・・私・・・お父さんがどんなにチクビが好きでも・・・!

    どんなにいじくっててもいい!お父さんはお父さんなんだから!

トロ太:誰ですか「いじくる」なんて言葉教えたのは

チクビ:あぁ、お父さんもトモカが大好きだよ・・・!!!

(抱き合う二人)

トロ太:まぁ良かったですね。・・・・あれ?そういえばチクビは?

チクビ:そ、そうだった。トモカ、お父さんのチクビは何処だい?

トモカ:あ・・・・さっき絡まれた時に落としちゃった・・・・

チクビ:なんだって!!?!?!?

トロ太:ま、まぁでもチクビの一つや二つ無くても・・・

チクビ:ダメなんです!!どうしても困るんです!!!

トロ太:そんな名前の大切の部分って言ってもそうそう他人には分かんないだろうし・・

チクビ:違うんです!もっと大切なワケがあるんです!

トロ太:え?



(ピチャ・・・チュドーン!)



(ピチャ・・・チュドーン!)



チクビ:チクビームが垂れてくるんです

トロ太:チクビがフタかよ




第6回C大会ファイナル 970KB(2位)
コント/女神様
優勝コンビとわずが20KB差だった準優勝ネタ!

時は3世紀頃・中世ヨーロッパにミューラン村という村があった。

ここにはたくさんの牧場があり、緑の多い平和な村。

こののどかな村の外れには何でも願い事を叶えてくれるという

不思議な泉があり、そこにはそれはそれは美しい女神が住んでいるそうだ。



男性:こ、ここが噂の願いを叶えてくれる泉か・・・

   女神様ー!?女神様ー!?ここに居るのですか!?

   女神様ー!?

(ピカアアアアアアアアアアアン)

男性:はっ!?泉が七色に光った!?

女神:私を呼んだのは貴様か?

男性:ど、何処からか声がする・・・

   はい!私で御座います!何処に居るのですか!?女神様!?

女神:しばし待て、今は豚足にかぶりついてる最中だ

男性:女神様!私は今1つの不安材料が出来上がってしまいました!

(ザバアアアアアアアアアアアン)

男性:はっ!あなたが女神様!?

女神:そうだ、私が今世界で一番おてふきを欲している女神だ

男性:豚足なんて食べるから・・・はい、これ貸してあげます

女神:(フキフキ)すまんな、ところでそなたは何をしに来た?免許更新か?

男性:検討違いも甚だしいよ

   違います。ここに来ればあなたが何でも願いを叶えてくれると聞いたのですが

女神:いかにも、そなたがとても清い心の持ち主であれば願いを叶えてしんぜよう

男性:おぉ!ありがたい!女神様!私は一体どうすれば?

女神:基本的には私の事を褒めちぎってくれればオッケーだ

男性:気持ちの悪いボランティアやな

女神:どうだ?見た感じだけで106個は褒めるポイントがあるだろ?

男性:こいつ身内に居なくって良かった

女神:何か言ったか?

男性:い、いえいえ!女神様!今日は素敵なドレスをお召しで!とても美しゅう御座います!

女神:そなた、これはネグリジェだ

男性:あっ!これは失礼ネグ・・・・え!?女神様ネグリジェ着るんですか!?

女神:私の寝る時の服装は大体ネグリジェかジャージだ

男性:振れ幅激しいな

女神:なんならジャージ姿の女神も見てみるか?

男性:い、いえ!遠慮させて頂きます!

女神:1番お気に入りは緑だな。緑以外にもあと6色持っている

男性:豊富にする意味ねえよ

女神:まあジャージはまた今度見せてあげよう。

男性:は、はぁ・・・・ところで女神様

女神:なんだ?

男性:1つ気になってる事がありまして、ご質問させてもらってよろしいですか?

女神:なんだ、やけに食いついてくるな?魅力ってこういう事なのか?

男性:同姓から嫌われるタイプやな

女神:何か言ったか?

男性:い、いえいえ!質問させていただいてもよろしいですか?

女神:続けろ

男性:そのですね・・・普段は女神様ってどのような所に住んでおられるのですか?

女神:8畳だ

男性:夢無いな

女神:何を言う、8畳あれば充分に生活出来るだろ

男性:そういう問題じゃなくて

女神:模様替えが好きでな、月2で行っておる

男性:思いっきり趣味娯楽の人じゃないですか

女神:テレビには今度スカパーも取り付けようと思ってな

男性:こいつ多趣味な自分をオールカバーするつもりや

女神:今取ろうと思ってるのは釣りチャンネルと野球チャンネルとアニマルプラネットだな

男性:なかなか乙な選択ですね。

女神:質問はこれだけか?違うだろ?私の事もっと知りたいだろ?

男性:なんでこいつもっと嫌われないんだろ

女神:ほら?知りたいだろ?

男性:えーっと・・・・じゃぁ願い叶えてくれるって言ってますけど

   どの様にして願いを叶えてくれるのですか?

女神:そんなの教えられるか

男性:馬持ってきて暴れさすぞ

女神:女神たるものそんな内部事情まで教えられるか

   ・・・・・まぁ、でもそこまで言うならヒントを教えてやってもいいぞ

男性:僕今後悔しかしてませんけど、一応教えてください

女神:主にDSで操作しておる

男性:こいつ不意打ちで全部言いやがった

女神:このDSソフトが非常に便利でな、誰でも出来る

男性:自分の存在価値一気に下げたぞ

女神:「叶える」 「叶えない」 「ちょっかい」 の3項目から選べばいいだけだからな

男性:なんですか最後の要らん項目

女神:あぁ、これを押すとだな・・・(カチッ)




(ドーン!)


(ドドーン!)


(ドドドドーン!)




女神:空からアザラシが降ってくる

男性:そのソフトの開発者呼んでこい

女神:別に要らないのだがな、つい押してしまうのだ

男性:「叶える」「叶えない」だけに集中してください

女神:ところでそなたの願い事はなんだ?豚足まみれになりたいとかか?

男性:マイブームに巻き込むな

女神:じゃあなんだ?

男性:実は・・・私は牧場を営んでいるのですが・・・経営があまり上手くいかなくて・・・

   このままじゃ妻や子供を養う事が出来なくなってしまうのです・・・

女神:そうか・・・家族想いの良い奴だな。はらわた煮えくり返るわ!バーカ!

男性:えらい情緒不安定やな

女神:・・・しかし分かった。その願い叶えてしんぜよう

男性:え!?良いんですか!?ありがとうございます!

女神:しかし、しばし待っておくれ。私自身、願いを叶えるのにかなりの体力がいる・・・

男性:タッチペンで「叶える」押すだけやろ

女神:少しばかり8畳一間に戻る。待っておくれ

男性:8畳一間言うな

(ザバアアアアアアアアアアアン)

男性:でもまぁ願い叶えてくれるって言ってるから、ちょっとだけ待つか!

女神:ムシャムシャムシャ・・・

男性:これで牧場の経営がちょっとでも良くなってくれれば・・・

女神:ムシャムシャムシャ・・・

男性:いいんだけど・・・

(ザバアアアアアアアアアアアン)

女神:すまんが、おてふきを貸してくれないか

男性:お前さっきの豚足の続きしてたやろ

女神:な、何を言うか!決して5本目の豚足など食べて無いぞ!

男性:1匹完食してやがる

女神:と、とりあえず!体力は整った!

男性:強引だな

女神:よし!行くぞ!えい!(カチッ)




(ドーン!)



(ドドーン!)



(ドドドドーン!)







女神:ほら、お前の欲しがっていたアザラシだ

男性:口つむぐぞ

女神:す、すまなかった!次はちゃんと「叶える」押すから!(カチッ)

   ほら!今押した!確かに押した!これでそなたの願いは叶った!

男性:ありがたみが無いな。本当ですね?

女神:本当だ。やる時はやる子だと小女神の頃から言われておった

男性:小魚みたいに言うな

女神:とりあえず、これでそなたの牧場は数日中に経営が潤うであろう

男性:本当ですか!?有難う御座います!では!

女神:もう帰るのか?一緒に豚足パーティーしないか?

男性:いいです!結構です!もういいです!さよなら!バーカ!








男性:やったー!これでまた家族を養える事が出来るぞー!ただいまー!

女性:パ、パパ!?

男性:おい?どうしたんだママよ?

女性:さっき、空からアザラシが飛んできて家が・・・家がほぼ全壊しちゃったの!

   これから私達どうやって生活していけばいいの!?

男性:よっしゃ!あいつ今からアザラシでぶん殴ってくる!