No.25 レンコン

【成績】
OA率:14/23 平均:346.04KB 最高:453KB 最低:157KB  ランク:B
【備考】最高オフエアKB(453KB)、23回目の挑戦で初の1位
出場回出場順KB勝敗順位 ネタの種類/タイトル
2回3番1576位 1人コント/不動産屋
8回6番3532位 1人コント/昔話
16回3番4534位 1人コント/マッチ売りな少女!
21回2番4332位 1人コント/ファーストフード店
22回2番3013位 1人コント/あかずきん
23回2番4372位 1人コント/マッチ売りな少女!
27回2番2136位 1人コント/電気店
41回(ブービー)1番3732位 1人コント/無駄時間料理番組〜アシスタントの逆襲〜
2回CA4番582-8位 1人コント/カフェのますたー
52回1番3292位 1人コント/ロボット
54回(ブービー)2番3294位 1人コント/無駄時間工作番組〜どぴゅどぴゅ〜
58回1番3255位 1人コント/無駄時間工作番組〜どぴゅどぴゅ〜
60回1番3732位 1人コント/ファンタジーランド
61回4番3413位 2人コント/八百屋動物店
76回1番3013位 2人コント/道案内
78回(7点)4番2296位 2人コント/米屋
3回CB1番726-9位 コント/無人島
107回(2/6)2番3214位 漫才/犬・司会者
173回(横浜・10組)2番4053位 漫才/パソコン教室
231回1番3532位 漫才/注意
232回1番4172位 漫才/取り調べ
238回1番3614位 漫才/雪合戦改造
239回1番3974位 漫才/金の使い道
250回6番3893位 漫才/雪合戦改造
294回2番3691位 漫才/無人島
8回BC4番257-12位 漫才/冬系男子
紹介
ボケ  :コン
ツッコミ:レ⇒レン

エントリーNo.25は第2回から第294回まで、長い間チャレンジし続けたこの人たち。
中堅〜ベテランの人には新旧合わせて123回も放送した企画
「お笑いバトルズ!」の管理人という印象が強いかもしれないが、
出場者としても青バトで腕をならした。
第2、3回C大会に連続で出場、それ以後も細々と挑戦を続けたが、
第294回の23回目の出場にして念願の1位を獲得。
漫才・コントを両方こなす人は数多けれど、
彼らのようにコントから漫才へスッパリ転向した例は極めて稀。
ぼっち時代、仲間見つけたよ時代、漫才始めたよ時代のネタから合わせて5本をどうぞ。



第8回 353KB(2位)
1人コント/昔話
6年半経った今気付く。まさかオチがこんな伏線になっていたとは……!!(第16回のネタ名参照)

―とある幼稚園で―

レンコン:・・・・明日皆の前で紙芝居をやるんですか、頑張ってください ね
     え、俺がやるんですか!?聞いてないですよ、急遽やることにな ったって・・・
     おい、待て!あー、行っちゃった。やりたくないけどやらないと 怒られるだろうなぁ
     仕方ない・・・自信ないけど読む練習するか

桃太郎

レ:
「むかしむかし、ある所にお爺さんとお婆さんとペットがいました
 ある日お爺さんは山へ芝刈りへ、お婆さんが川へ芝刈りにいきました

婆さん何やってんだ!川へ行ってくれたのが幸いだったけど洗濯しようぜ 

「お婆さんが川で芝刈りをしていると、川上からどんぶらこー、どんぶらこ と大きな桃が流れてきました」

芝刈りを除けば普通だな

「お婆さんは桃を拾おうとしました・・・・が、桃に対する食欲だけしか脳 内に浮かばず
 大きな桃と自分の力の割合を全く考えていず、そのせいでお婆さんは危う く溺れ死ぬところ・・・」

桃の重さとか考えに入れないでしょ普通、昔話なんだしさ

「早速お婆さんは桃を半分に割ってみました、すると、中からそれはそれは 可愛い赤ん坊がでてきました」

誕生シーンは普通でよかった

「爺:これはこれは・・・桃のせいでベトベトだ
 婆:仕方ないですよ、「桃」ですから(笑」

「桃」ですからってなんだよ、(笑)って面白いものでもないし

「爺:それもそうじゃな(爆
 婆:そうですよ(爆」

「桃」ですからだけでどんだけつぼにはまってんだよこの二人!

「爺:ではでは、桃を食べるとするか」

桃太郎を軽くスルーすんな!なんで桃ん中から人出てきて最初に桃を食べよ うとすんだよ

「婆:お爺さん、この赤ん坊はどうします
 爺:知らん」

「知らん」じゃねえよ!いろいろあるでしょうがやる事がさ

「婆:「桃」から生まれたんですし「桃太郎」と名づけて育てていきません か
 爺:それもそうじゃな

 こうして桃太郎と名づけられた赤ん坊は、「桃」から生まれたことなど全 くいじられることもなく
 数年間は幸せに暮らしていました」

まぁ桃から生まれたことに少しも疑問持たないのはおかしいけれども
んでこの話に出てくる奴等は全員桃を「」をつけて強調しすぎ、本番は読む だけだから誰も知らないだろ

「-それから何年かたったある日-
 
 桃:お爺さんお婆さん、僕はこれから鬼退治に行ってきます
 爺:そんな唐突に・・・行っちゃいかん、あいつ等は危険だ、関わるな、 ろくなことない、絶対ダメだ」

言い聞かせようと必死になるな

「桃:しかしこのままではこの村g・・・・
 爺:絶対行っちゃダメだぞ、わかったか」

爺さんは落ち着いて桃が最後まで喋ってから説得しろ

「婆:桃太郎、このきびだんごを持っておいき」

スルーした!?

「桃:ありがとうございます、必ず帰ってきます」

桃も随分あっさり流したなぁ、爺さんの必死さはいずこ・・・

「婆:あとこのペットの犬・猿・きじも同行させなさい、きっと役に立つは ず・・・」

最初に行ってたペットが今更でてきたぞ、何飼ってんだよ婆さんも

「桃:いってきます」

きびだんごの存在意義なくなっちゃったんじゃないかな

「あっという間に鬼が島につきました」

そりゃ犬猿雉は最初に貰っちゃったから仕方ないだろうけどあっという間す ぎるだろ

「桃:出て来い鬼!
 鬼:なんすか(怒」

なんすかっておい!ていうかなんで怒っちゃってるんだ

「桃:倒しにきました
 鬼:・・・・やーらーれーたー」

ちょいちょいちょい!何があったか知らないけど適当すぎる

「桃:・・・・・・・・」

桃太郎も反応に困っちゃってるよ
きびだんご所か犬猿雉の存在意義もなくなってるし!

「犬猿雉:やりましたね」

なにが!?

「桃:・・・・・帰ろうか」

だいぶ沈んでるよ

「犬猿雉:鬼が持ってた財宝持って帰りましょう」

がめついぞこのペット

「こうして無事に家に帰った桃太郎はいつまでも幸せに暮らしましたとさ」 

これ明日読むのきついぞ、俺は文章書いてないのに恥をかくことになるだろ うし

あ、先生、やっぱり無理ですよ、こんなの読むのって
え、もう一個俺が作ったマッチ売りの少女を読んでくれって・・・もうやめ てくれ!




第23回 437KB(2位)
1人コント/マッチ売りな少女!
あのオチからのマッチ売りの少女ネタである。オフエア史上最高KBのネタはこれです

レ:ん、何だこの番組・・・お、マッチ売りの少女の朗読やってんのかな、懐かしいな見てみよ


「昔々、ある所に貧しい女の子がいました。その女の子は街中で毎日マッチを売っていました
 ・・・チャッカマンやライターが普及してる時代なのに・・・
 しかしマッチは毎日1つも売れず、それでも少女はマッチを売り続けました
 ・・・だからチャッカマンやライターが普及してる時代なのに・・・

レ:間うるさいよ!?昔話なのにチャッカマンやライター普及してるわけないだろ!

「ある寒い夜、少女はめげずマッチを売っていました
 その前でライターを使いたばこをつける人
 人:HAHAHA!今時マッチダナンテダサスギデス!今はヤッパライターの時代デース(笑」

レ:黙れ外人!果てしなくウザいわ!

「そして目の前でチャッカマンを使い花火をする2人
 人A:いやー、やっぱ今はチャッカマンの時代だな〜
 人B:ソウデスネー、ヤッパリチャッカマンヤライターの時代デース(笑」

レ:冬に何やってんだよ!100%嫌がらせだろ!そしてまた外人出てきやがったよ!

「少女は毎日マッチを売り続けました。外人の嫌がらせにも耐え、必死に売り続けていました」

レ:外人は少女に何の恨みがあるんだ!?

「ある日のこと、あまりの寒さで少女は商品のマッチに火をつけます
 その火はとても暖かく、少女に幻覚を見せます。
 人:それは・・・麻薬と同じ効果を持つ禁断のマッチ・・・」

レ:何だよそれ!幻覚っていい幻覚でしょ?暖かいストーブとかの!

「少女の周りには沢山の金と沢山の男達が写る、男達に暖めてもらう少女」

レ:ストーブ!ストーブ!変な優越感にひたってんじゃねぇよ!

「しかし火はあっという間に消え去り、少女の手には燃え尽きたマッチが残るだけ
 少女は2本目のマッチを手に取りもう一度火をつける。
 人「これにハマッタ少女はモウ終デース、日本怖い所ネー」

レ:また出てきたよ!こんな怪しいマッチの効力知ってるお前の方が怖いよ!

「少女の目には白いテーブルクロスの上にキャビア、フォアグラ、トリュフが並べられ」

レ:何で世界三大珍味なんだよ!それ以外にあるだろチキンとか!

「しかしマッチの火はまたすぐ消えてしまいました。
 少女はまた火をつけました。すると今度は大きなツリーがありました
 この世の物とは思えない程でかいツリーには、何故か外人がつるされていました」

レ:幻覚の中でささいな仕返しをするな!少女も少女だバカ野郎!

「マッチはまたすぐ燃え尽きました。少女は軽く舌打ちをしました
 またマッチをつける少女。すると今度は・・少女のお婆さんが出てきました
 そして横には外人がいましたが、笑っているようですが笑い声が聞こえません」

レ:少女と外人には何の因縁があるんだ!?現実でもマッチの中でも出てきてよ!

「お婆さんは外人と肩を組み、どこかへ去っていきました」

赤い靴はいてた お婆さん〜♪異人さんに連れられて行っちゃった〜♪

レ:お婆さんさらわれたぞー!何やってんだこいつは!
  そして変な替え歌を披露すんな!確かに異人に連れられてたけど!

「少女は悲しみを隠せません。外人とは恋が生まれつつありました。
 なのにあんな老いぼれた人に負けてしまった・・・怒りと悲しみは隠せません」

レ:婆さんを心配しろ!完璧にさらわれたよ!恋で負けたんじゃねぇよ!

「少女は怒りでマッチをつけては食べつけては食べました」

レ:何の大道芸だよ!混乱しすぎてわけわかんないことになってるじゃねぇか!

「すると、あたりは人でいっぱい、少女は火を食う大道芸人と思われていました」

レ:ほら見ろ変な誤解を招いてるじゃねぇかよ!

「少女は今も大道芸人として年間2億円を荒稼ぎしています。
 そしてマッチに出てきた1つ目の幻覚は毎日実現できています」

レ:男と金!?最悪な人間に染まってるじゃねぇかよ!

「少女はお婆さんと異人を探したくて探したくてたまらないようです
 もう一度お婆さんと暮らすため、そして異人をツリーへつるすため
 それが少女のエピソードです。果たして外人異人は見つかるのでしょうか
 -TVのチカラ、CMの後はいよいよ本格捜査に移ります-」

レ:・・・・いやTVのチカラかよ!?




第61回 341KB(3位)
2人コント/八百屋動物店
初めての共同作業。

レン:朝の散歩ってのも悪くないなぁ。清々しい
コン:安いよ安いよ!安すぎてウザイよ〜!
レン:ん、なんだ?
コン:あ、そこのお兄ちゃんちょっと何か買ってきなよ!
レン:一応財布は念のために持ってるけど…買いたいものないしなぁ…
コン:じゃあ財布置いてきなよ
レン:嫌ですよ!何で有り金全部置いてかなきゃいけないんですか
コン:お願いだから何か…見るだけでも良いんで!
レン:見るくらいならいいですけどね…
コン:おっし!ほら、見てください、新鮮な野菜や果物があるんですよ
レン:中々品揃えは良さそうですね。
コン:きゅうり、とまと、なす、あるまじろ、ぴーまん、きゃべつ、どう?
レン:どうっていうか!何で新鮮な野菜の中に平然とアルマジロが居るんですか!?
コン:うちではアルマジロも扱ってるからね
レン:100歩譲ってもですよ、野菜や果物以外が置かれていても、食べ物扱いましょうよ!
コン:んな事言われても扱ってるものは扱ってるんだもん。
レン:大体果物や野菜と一緒にされてアルマジロも可哀想でしょうが。
コン:そんな事ないぞ!アルマジージは野菜である事に誇りを持っている!な、アルマジッツァ
アルマジロ:あるまじじじじじー(逃
コン:…!!んなバカ…な…!
レン:ほら…っというかアルマジロって「あるまじじじじじー」って鳴くか?
コン:アルマジエール三世がまさか野菜でいる事を嫌がっていただなんて…
レン:どうでもいいけど呼び方統一しろよ。アルマジージとかアルマジッツァとかアルマジエール三世てなんだよ
コン:どれで呼んでも反応してくれるんですよ。蹴飛ばしてじゃれあってくれるんです
レン:蹴飛ばされてる時点で完全に嫌われてるって気づけよ!
コン:あいつは今反抗期なんだよ!だから蹴飛ばす事でしか愛情表現出来ない……あれ、あいつって誰の事だっけ
レン:名前所か存在すらちゃんと覚えてねえなこの人!可愛がってんじゃねぇのかよ!
コン:かわいがるって何をだ?妻と子なら週3でディズニーランド行ってるし可愛がってるぞ?
レン:アルマジロをだよ!っていうか週3でディズニーって行き過ぎでウザイよ!
コン:あぁ〜、アル…ま…え?
レン:え?
コン:え?
レン:いや、繰り返すな繰り返すな。何でお前は不思議がってんだよアルマジロに。
コン:だってさあ、あいつよく逃げるのよ。だから放っておいても大丈夫。100人乗ってもね
レン:そんな猫感覚でいいの!?んで100人乗ったら流石に死ぬだろ。稲葉物置感覚て
コン:とりあえず売るの続けないと…どうですか?この犬、猿、キジ、豚、カッパ
レン:もう完全に食べ物ですら無くなったな!大体桃太郎と西遊記メンバーってどういうことだよ!
コン:苦労して手に入れたんですよ?
レン:それはカッパが物語ってるけどな
コン:カッパは仕方ないから酢飯にきゅうりを乗せて巻いといたけど
レン:カッパ巻きじゃねぇか!ちょっとは野菜に近づいたけどさ!
コン:犬は豚肉で補ったのよ
レン:豚肉の何に犬要素を見つけての行為だよそれは!
コン:最初の犬あたりでもうどうでも良くなってきたんだもんっ!
レン:だもんっ!じゃないよ!一番最初からやる気ないならそんな桃太郎&西遊記コンプリートやろうとすんな!
コン:とりあえずいろいろ揃ってるんだよ〜、買っていってくれないかなぁ〜
レン:欲しいものがないですし…
コン:じゃあハブとマングース、トラ、ライオン、キリン、象、いろいろありますけど
レン:また食べ物じゃない名前が…しかも全部危険すぎるし
コン:今度は食べ物とかじゃなくて正真正銘の本物だよ
レン:いや危ないですって!けどキリンとか象は流石にあの大きさじゃ僕でも気付いてるはず…
コン:そうさ、足元に居る小さいのがキリンだ。品種改良を重ねに重ねて縮小に成功した。
レン:えぇ!?何やってんのあんた!キリンにそんなの捧げる必要あったらもっと他にやる事あるだろうよ!
コン:もちろん象もやってるよ?
レン:そうじゃねぇよ!象とキリンの違いだけで怒ったりしないよ!
   ほら、品種改良で小さくするなら野菜を逆に大きくする努力とかあるでしょ?
コン:人間の手によって大きくされた野菜が美味しいと思うのか!とりあえず野菜に埋もれて瀕死してしまえ!
レン:正論なんだかわかんないよキリンや象を小さくした人が言うと!
コン:窒息死してしまえとかじゃなくて瀕死な所がおっちゃんの微々たる優しさを物語ってるね
レン:知らないよそんなの!どっちにしろ死ぬ直前の表現だから優しさの欠片すら見当たらないよ!
コン:…あ、こらこらハブとマングース喧嘩しちゃダメでしょ
レン:近くに置くからだよ!しかもこらこら程度で済ますか!?
コン:こらこらトラとライオン、百獣の王の地位を再決定する決闘をしちゃダメでしょ
レン:何軽く凄え事やってくれてんだそいつら!大体地位を再決定する決闘だってよくわかったな。
コン:僕にはね、動物の感情が読み取れるんですよ
レン:もうその時点で八百屋なんかやるな。第二のムツゴロウにでもなっとけ
コン:だからこいつらが言ってる事もわかったらどんだけ楽しい事でしょうかね
レン:結果的に読み取れてないんだろ!何願望語ってくれてんだよ
トラ:とらららー
ライオン:らいおんおんー(バタッ)
コン:新しい百獣の王はトラに決まったようだ
レン:決まったの!?っていうかさっきからここの動物の鳴き声ひでぇな!今回ばかりは最低でも「ガオー」とかにしろよ!
コン:お祝いだ、今ならうちの野菜をたっぷり食い尽くしてくれちゃった動物達30%オフで売る!(泣
レン:動物なんか置くから食い尽くされるんだよ!もういいよ!




第173回 405KB(3位)
漫才/パソコン教室
漫才に変えて150回ぶりのオーバー400。2人コント時代なんてなかったんや!

レン:どうもレンコンです、よろしくお願いします本当に。

コン:俺ね、最近パソコンとかに興味持ち始めてまして、
   だけどパソコンの知識が無いからパソコン教室とかに通ってるんですよ。

レン:へぇ〜、お前もパソコンとかしてるんだ。けど、パソコン教室って大体どんな感じの所なんだ?

コン:もうね、先生がめちゃくちゃ丁寧にパソコンを教えてくれて。

レン:ほう、そうなのか。お前の所に居るのはどんな先生なの?

コン:まず名前はね、マイケル・パソコン・太郎先生って言ってね。

レン:ありえねぇよ!外国の人・物・日本人の組み合わせは絶対ねぇから!どんな偽名使ってんだ!

コン:お前な、マパ太郎先生の悪口言うな!

レン:いやもうお前の略し方もアレだろ!何か…馬鹿にしてるっぽいじゃねぇか!

コン:馬鹿にしてない、これは尊敬する奴だけが使う略称なんだよ。

レン:嘘つけ!…じゃあ聞くけど、そのマパ太郎先生とやらはどこ出身だ?

コン:何言ってんだ、大体わかるだろ。お前は何処だと思ってんだよ。

レン:どうせ他国から逃げ出してきた奴だろ。

コン:失礼だな!バリバリの日本人だよ。本人も、『日本デ生マレテ200年デース!』って言ってたわ。

レン:言い方が!!普通『です』とか言う所なのに『デース』って言っちゃってる時点で既に他国じゃねぇか!

   しかも200年はありえねぇよ!ギネス入りしてるのも見た事ねぇし!
   お前絶対間違ったパソコンの知識を教えられてるわ……。

コン:間違ってねぇって!めちゃくちゃ優しく教えてくれるんだよ、
   最近は特にな、手取り足取り縛られ服脱がされ鞭打たれ…

レン:…いや、パソコンは?!途中からただの変態じゃねぇか!

コン:これはパソコンをつける前にする下準備だからな。

レン:どこらへんがパソコンに関係してるのか全然わかんねぇよ。

コン:とにかく、ここからが本番でな。まず、マパ太郎先生が5秒数えて、
   『点ケテクダサーイ!!!』って大声で言ったら電源を入れる。

レン:何の儀式の予兆なんだよ!

コン:電源がついたらまず、マパ太郎先生が今日はどういう事をするのかをみんなに説明する。

レン:そこらへんは普通っぽいけどな。

コン:まあ通ってから最初の辺りは、キーボードにタッチするのに慣れる為に、

   『罪を負わずに相手の服を脱がせる方法』をメモ張に書いて先生に提出するんだよ。

レン:待てや!絶対その意見を参考にして実行に移す気だろマパ太郎は!

コン:マパ太郎先生はそんな奴じゃねぇよ!

レン:そんな奴だよ!っていうかお前にも実行してんだよ脱がされてんだから!

コン:あれは通い始めた当初からされてたんだよ!

レン:拒否しろっ!!何受け入れてんだよマパ太郎の性癖を!

コン:良いんだよ、慣れたんだよ。

レン:慣れるなよ……。 じゃあ…あのな、ちょっと聞くけど、

   この教室に通って、大体パソコンで何が出来るようになったのかだけ教えてくれないか。

コン:う〜ん、それを教えて欲しいか。じゃあ……まずは脱げ。

レン:いや、通ってからついた性癖をじゃねぇよ!!パソコンに関して得た知識を教えなさいよ!

コン:なるほどな…。それだったら、まずは最初の話を聞いてわかるように電源がつけれるようになったんだよ。

レン:今更?!それは元から自分で出来るようになっててくれよ!

コン:だってキーボードに『ついてくれ』って打ってもつかねぇんだぞ?!壊れてるかと思ったよ。

レン:そんな感じに頼み込まれても電源ボタンは反応しねぇよ!

コン:腹立って『開けゴマ』ってふざけてローマ字で打ったらホントにパックリと真っ二つに開いちゃうし…。

レン:それは反応したの?!ホントにちょっと壊れてるよそのパソコン!…じゃあ、今はパソコンとかどうしてんだよ。

コン:今はまだ新しいの買ってないけど、パソコン教室にあるパソコンである程度覚えてるんだよ。

レン:へぇ。じゃあ、ちゃんとした電源のつけ方は覚えたわけだな?

コン:あぁ。ローマ字で『マパ太郎 全裸 大好き』って打つとつくんだよな。

レン:なんかそのパソコン変な改造されてるじゃねぇか!普通のボタンを押すんだよ電源ボタンを!

コン:あぁ、マパ太郎先生の乳首を押すんだっけ?

レン:だっけ、とか言われても困るよ?!教室のパソコンとマパ太郎はどう繋がってんだよ!

コン:乳首を押すと電源ボタンを押しに行ってくれるんだよ。

レン:まどろっこしいなぁ!いちいちめんどくさいだろ!もう良い、他に何が出来たか言え!

コン:他か?キーボードを見ずにスラスラとローマ字打ち出来るようになったわ。

レン:おぉ、そういうのなんだよな。ブラインドタッチね。

コン:けどまだ今の段階じゃ、余所見は余所見でもマパ太郎先生の裸を見てないとスラスラ打てねぇの。

レン:いやだからどんな能力があるってんだマパ太郎に!見ないでも打てるだろ?!

コン:いやぁ…マパ太郎先生の全裸見てないともう鈍い鈍い。

レン:何をされたんだよ!…何だよ、ブラインドタッチも出来ねぇのかお前は。

コン:いやけど『マパ太郎 全裸 大好き』だけはどこ見て打っても早いんだよ!

レン:またそれかよ!もういいわ、お前全然パソコン出来てねぇだろ!もうこんな教室止めちまえよ!

コン:何言ってんだよ。この独自の勉強法が話題になって最近有名になってきた所なんだし、辞めれるワケねぇだろ。

レン:いや独自すぎてパソコン関係なかっただろ全然!有名になんかなってねぇし!

コン:こないだなんかな、マパ太郎先生が教室から出た途端、沢山の出待ちが先生を囲んでだな…

レン:何だよ。

コン:白と黒の色した車に乗せられてどっか連れて行かれてたんだからな!

レン:……いや捕まっただけじゃねぇか!!もういいよ!

2人:ありがとうございました。




第294回 369KB(1位)
漫才/無人島
彼はまだ新垣結衣はともかく、成海璃子を愛しているのだろうか。

レン:どうもレンコンです、よろしくお願いします。

コン:頑張ります。

レン:あの突然なんですけど、もし無人島に1人取り残されたらって考えると凄い怖いですよね。

コン:なんで?

レン:何でって、たった1人で取り残されると想像してみろよ。食料だってあるかわかんないし、誰とも連絡がとれないし。

コン:お前そんな程度で大袈裟な…。そんなもん余裕だよ、余裕。脳を使いたまえ。

レン:強気だなー。じゃあピンチの時にどうすれば良いとか、答えられる?

コン:あぁ、何でも聞け。

レン:じゃあまず最初、気がついたら無人島の砂浜にいて、食料とかも流されてて1つもない。こういう時どうする?

コン:そうなると俺は横に座ってる女子のおっぱい揉んじゃう。

レン:何をしとんだお前はよ!ってかまず女子がいるのがダメ!1人で流されるの!

コン:え?女子同伴のパターンはダメなの?

レン:ダメだよ!大体女子がいるの認めても初っ端ぱいおつ揉むって状況が意味わかんなすぎるし。

コン:これも上級者ゆえの、1つの余裕の表れですね。

レン:もっと役に立つ事で表せや余裕は!AVじゃねぇんだから!

コン:わかっとるわ!食料とかなくなっちゃってたんだろ?

レン:ちゃんと理解してんじゃん。そうなった時まずどうするって事だろうよ。

コン:これはな、無人島行く前から対処しといた方が良いぞ。

レン:え?どうやってだよ。

コン:なんでも指を使って食って、指に食べ物の味を染みつかせとくんだよ。そうすれば食料は大丈夫だろうが。

レン:大丈夫なわけねぇだろ!舐めた程度で満腹感が得られるんか!

コン:そこはなんとか考えて…ほら、味が消えん内に砂でもほおばっとけ!

レン:ほおばれるか!匂いかぎながらご飯のノリじゃ無理だよ!

コン:ここが知恵のある奴とない奴の差だよな。

レン:いやお前の言う知恵のある奴がどっちを指してんのかわからんけど。

コン:仕方ないな、砂を食べられない奴のパターンを教えてやる。

レン:あんのかよ!絶対教える順序間違ってるだろ。

コン:とにかく食料を探すんだけど、下手に動くと体力使うし迷う可能性があるからな。そうなると釣りだな。

レン:釣り?

コン:ああ、海で探すんだよ。だからまず近くの木なんかを集めて竿を作る。

レン:なるほど、確かにその方が良いかもな。

コン:そしたらじっと待つだけで良いから。魚に肉に野菜たくさん釣ってけば食料は完璧だ。

レン:どう考えても海で補えないの出たよ!そこボカして都合の良い贅沢をすんな!

コン:海だって広いんだから豚とか鳥が落ちる可能性あるだろうが!

レン:あるかもしれんけどそれを上手いこと釣る技術はあんのか!お前に!!

コン:野菜だってな?1年かけて育てた野菜を今から食べようとして不意に海に落とす人とかな!

レン:野菜すらほぼないのにそうなると余計におらんよ!だいぶ縛られるよ!

コン:だから食料は完璧なの!!

レン:どんな理論だよ!…もう、肉と野菜はともかく魚は大丈夫だろうしとりあえず食料は良いわ。じゃあ次な。

コン:次は女子だな。

レン:だからおらんって!必要もないし!

コン:隣に誰か会話相手いないと暇だ。いったい誰に話しかければ良いの?

レン:緊急事態なんだから黙って作業しろや!暇ぐらい気合でなんとかしろ!

コン:ファービー持って行くか…。

レン:オモチャ持ってけねぇよ!まずそれ持ってけるならもっと便利な道具持って行くから!

コン:そうだ、おっぱいも恋しいから顔から下は人間仕様に改造してくか。

レン:気持ち悪っ!あんな顔に人の体してる奴がいたら怖くて救助隊も島に近づいてくれなくなるぞ!

コン:「ファービー、ソンナトコサワッタラヘンニナッチャウ…」とか言ってくれるようにな。

レン:体をつけた事による新しい台詞とか別にいらんいらん!ってかもう会話相手はいい!
   次にしたいのは生活空間の確保な。寝床とか、雨を防ぐ場所がないとダメだし。

コン:それか。それなら木とか葉っぱを使って作れば良いだろ。

レン:そんな事言ってもな、木とか1人じゃ運ぶの大変だし。

コン:やっぱ人型ファービーいるか。

レン:いらんて!一押しか!1人でなんとか出来る方法は!

コン:まあ木がダメなら洞窟とか見つけて、自分で穴掘ったりしても良いだろ。

レン:穴か。まあそんな感じになるよな。

コン:ただ注意したいのはアレだな。

レン:なに?

コン:穴を掘り進めすぎて実家に帰っちゃうのはダメだぞ。

レン:ありえねぇよ!なんで実家に限定されてんのかもよくわからんし!

コン:「あんた何やっとん?」って言われたら気まずいし…。

レン:そういう問題違うし!どんだけ無人島と実家身近な存在なんだよ!

コン:こんな状況になっちゃったら、もう穴があったら入りたいな。

レン:穴掘ってそうなってんだろ。

コン:まあそれさえ気をつければな、これで食料と住処は完璧だから。もう救助が来るまで楽しく過ごせるな。

レン:なんか不安だらけだけど…。本当にこんなんで大丈夫なのかよ。

コン:大丈夫だって。ここまで来たらもう自信持って友達とか沢山招いても恥かかないから。

レン:いや自宅感覚で言うけど友達も呼べねぇからこんな事すんの!何か呼べるならまずSOSするわ!

コン:食べ物もいっぱい野菜とか肉とか釣って、呼ぼうぜ!

レン:一番可能性のある魚除外して何言ってんだよ!釣れねぇって言ってんだろ肉とか!

コン:じゃあファービーがいるからこいつな。

レン:鳥っぽいけど!あんなもん中身ロボットだし食えるわけねぇだろ!

コン:良い感じに焼いてな…「ファービー、ソンナトコサワッタラヘンニナッチャウ…」

レン:ファービー!!焼かれて変になってんだよ!

コン:美味しく召し上がっちゃって。

レン:召し上がれねぇわ!…お前全然ダメだわ!最初に偉そうな事言っといて。あの余裕はなんだったんだ。

コン:まあ基本引きこもりですから、無人島へと流れつかない自信がああさせました。

レン:もういいよ!

2人:どうもありがとうございました。