No.07 みかづき。

【成績】
OA率:16/23 平均:371.26KB 最高:509KB 最低:253KB  ランク:S
【備考】全期出場、C大会4度出場、5連続3位
出場回出場順KB勝敗順位 ネタの種類/タイトル
2回5番3972位 コント/FAIRY Of bath room〜バスルームの妖精〜
6回2番3733位 コント/RPGパーティに置ける魔女っ娘の存在意義会議in宿屋。
18回3番5091位 コント/図
1回C8番698-6位 コント/Haruka Saionji Akihabara live!
33回2番4531位 コント/好きなんだもん、恋に立場は関係ないでしょ?
35回6番3454位 コント/風運軽過娘。
44回6番3014位 コント/風運軽過娘。
49回(大田原)4番2536位 コント/MOON スナック 「煌」
77回(ラッキー)4番3652位 コント/風運軽過娘。
113回2番3332位 コント/Ghost!?
123回(管理人)5番2814位 コント/高校生だって大人だもんねっ。色んなこと知ってるもんっ!
    〜病み上がり少女の暴走〜
130回(10組)2番4652位 コント/保健室で二人で。
4回CA4番894-4位 コント/RPGにおける魔女っ娘の存在意義会議inダンジョン。
4回CF1番598-12位 無題
143回3番3614位 コント/A Red Signal TEL.
181回5番2895位 コント/年上小悪魔幼馴染
189回6番3892位 コント/あたし、飲むと凄いんです・・・。
193回2番3693位 コント/友上恋未通学路。
204回2番3813位 コント/自然災害悪霊[from Runatic theater]
216回(岐阜・池田)1番4293位 コント/一緒に頑張ろうよ![Angelic smile for you]
220回(10組)8番3813位 コント/「だって、まだ明るいもん。〜夏至近くのある日。〜」
6回CB6番810-6位 コント/30秒はアウトかセーフか・・・。
227回2番3613位 コント/かさむすめ。
232回5番4531位 コント/RPGにおける魔女っ娘の存在意義会議in道具屋→公園→道具屋。
240回(藤枝)3番4493位 コント/女子寮パニック!
7回CA2番826-7位 コント/図-advance-
269回2番2614位 コント/クイーンになりたいの!
276回(レディース)6番3416位 コント/目指せ☆ シンデレラ!
紹介
ボケ  :はづき
ツッコミ:健太

エントリーNo.07は青バトで最も多様なキャラクターを見せてくれたこの2人。
オーバー500があれば連敗も3回、不安定な戦いぶりだったが、
その得点のばらつきはネタ中のキャラクターの振り幅が広い故の証。
ことC大会の出場を懸けた場面に関しては全出場者中でも屈指の実力と強運を発揮。
1期、4期共に3勝目を狙った土壇場で509KB、465KBと高得点を叩き出し、
4期は20位で、6期は19位タイとギリギリでC大会出場。
7期は21位ながら繰り上げ出場となり、思わぬ形でC大会参戦となった。
萌えキャラ、ウザキャラてんこもりの5本のネタをご堪能あれ。



第18回 509KB(1位)
コント/図
オーバー400すっ飛ばして一気に500。飛びすぎだよぉ

  はづき:この世には、色々な「図」と言う物があります。今回はその一部をお見せしましょう。
  
  健太:(野球の素振り)
  はづき:後1回三振したら、世界三振記録達成だけどそれは不名誉な記録なので、やりたくない。だけど世界に名前が残る。不名誉か、世界記録か迷っているのでとりあえず素振りしておこうの図。
  
  健太:(フライパンで何かを炒めている)
  はづき:彼女が家に来て男の手料理を見せておこうと思ったが、レタスとキャベツしかなく野菜炒めを作る。意気消沈したが、彼女が野菜炒めが大好きで未来喜ぶ事をしらない、コショウを入れすぎた男の図。
  
  健太:(魔法を使う。)
  はづき:オズ。
  
  健太:(キャッチボールをしている)
  はづき:相手の事を良く思っていない男が密かにナックルボールを習得し、相手を困らせているが実は相手が、カミソリシュートを持っていて5分後立場が逆になる事を知らない男の図。
  
  健太:(旧友と居酒屋で飲み会をしている)
  はづき:旧友と会い飲み会をしているが、一人、誰か思い出せず適当に話を合わせている10分後衝撃的な事が起きることを知らない男の図。
  
  健太:(びっくりしている)
  はづき:思い出せない人が実は隣のクラスで初対面だった時の図。
  
  健太:(友達とテレビを見ている)
  はづき:友達と笑い所が違うのが分かっているので、皆と同じ所で笑っていたらちょっと出遅れちょっと友達から見られ今度の笑い所で笑ったら皆笑わなくて気まずい図。
  
  健太:(テレビを見ている。)
  はづき:不覚にも笑点の大喜利で八割方笑ってしまった男の図。
  
  健太:(扇風機に顔を近付けている。)
  はづき:扇風機に「あ〜」ってやろうとしたら持っていたガリガリ君が扇風機の中に入ってしまって、ガリガリ君が切られてしまい、『あっーーー』の図。
  
  健太:(扇風機に顔を近付けている。)
  はづき:それが、ホームランバーだった時の図。
  
  健太:(温泉に入っている。)
  はづき:伊豆。
  
  健太:(鍋の中の具を回している。)
  はづき:キャンプでカレーを作っていて、隠し味にチョコを一片入れようとしたら、チョコが1枚丸ごと全部入ってしまったので、この後の行く末が不安な図。
  
  健太:(喧嘩をしている。)
  はづき:地獄絵図。
  
  健太:(ゲームをしている)
  はづき:マリオカートで1位を独走していたが雷で小さくされ、無敵にはじきとばされ、ニセアイテムを獲ってしまい、一気に4位まで落ちたがそのままゴールし次のコースに行け、
      喜んでいいのか悲しむべきなのか分からず、さっきテレビを見ていた友達に『どうする』と言ったら、空前絶後に綺麗な形でシカトされた男の図。
  
  健太:(花束を持っていて泣き笑い。)
  はづき:結局三振世界記録を達成した男の図。
  
  健太:(喜んでいる。)
  はづき:ゴールを決めた三浦カズ。
  
  健太:(最初はグー。)
  はづき:〈グリンピース〉をしようと意気込んでいて、いざ勝負したら一回で勝負がついてしまって、やる気が無くなり水と言った男の図。
  
  健太:(トリビアの泉を見ている。)
  はづき:最近ビビる大木のツッコミに憧れて来た男の図。
  
  健太:(考え込んでいる。)
  はづき:ビー玉とおはじきとけん玉、使用率が一番高いのはどれか考えている図。
  
  健太:(ひらめいた。)
  はづき:結局どっこいどっこいだった事が分かった図。
  
  健太:(考えている。)
  はづき:ムーンウォークのどこに月が含まれているのか考えている図。
  
  健太:(寝ている。)
  はづき:M・Jは睡魔に負けた図。
  
  健太:(ノートを持って模索中。)
  はづき:「底ぬけAIR−LINE」や、「フォークダンスDE成子坂」など奇抜な名前を考えている図。
  
  健太:(書き込み。)
  はづき:結果「扇風KIGA回転CYU」になった図。
  
  健太:(漫才の登場)
  はづき:結局使っちゃった図。
  
  健太:(喜んでいる。)
  はづき:ゴルフ初挑戦で「ファー」を使うタイミングが分からず、仲間が突然「ドレミの歌」を歌い出したので、ラッキーと思った図。
  
  健太:(コケ。)
  はづき:仲間がミでやめた図。
  
  健太:(悔やんでいる)
  はづき:あせっていポケモンでフシギダネに「フシギダナ」という相槌ニックネームを付けてしまった男の図。
  
  健太:(これは…)
  はづき:This is.
  
  健太:(Vサイン。)
  はづき:はい、チーズ。
  
  健太:(前屈。)
  はづき:ありがとうございましたの図。




第130回 465KB(位)
コント/保健室で二人で。
333、281から一気に465。チャンス5

健太:いってぇ・・・派手に転んじまった・・・。保健室行こうっと・・・。


(保健室前)
健太:あ、鈴木先生休みなのか。誰か代わりの先生来てるのかな・・・?(ガラガラ)

はづき:あ、はーい?どうしましたー?・・・・・・え、健太!?

健太:え・・・姉ちゃん?!

はづき:・・・何でここにいるの?

健太:そのままそのセリフ打ち返すわ。・・・姉ちゃん、庶務課の人間じゃん?

はづき:・・・来ちゃった♪

健太:帰って♪・・・・はあぁ・・・。

はづき:だってー!健太が右ヒザを怪我する予感が3日前から。

健太:どんな黒魔術。

はづき:頭にビビっとね。「健太転ばせたい!」って。

健太:予感じゃなくて必然じゃん。・・・で、鈴木先生は?

はづき:・・・えへー♪

健太:すずきせーんせー!!

はづき:大丈夫、今ごろ熱海の温泉街にいるわ。

健太:・・・ちょっと安心できた自分が悔しい。

はづき:はい、右ヒザ見せて。

健太:姉ちゃんは・・・なんでここにいるの?

はづき:・・・・・・過去に引きずられるの良くないわ。

健太:引きずらなきゃいけない過去がここにはある。

はづき:なりたかったの。

健太:保健室の先生に?

はづき:うん。

健太:何で?

はづき:「守りたかった」の。えへ、カッコいいでしょー♪

健太:会社の備品守って来い。

はづき:・・・右ヒザ。

健太:まぁ・・・痛いから・・・はい。

はづき:あらー、派手にやったのねー、どうしたのー?

健太:石につまづいた。ピアノ線避けたら。

はづき:まぁ、そこに石を置いたのは誰でしょうねー?

健太:そこにピアノ線しかけたの誰でしょうねー。・・・それに石は自然の摂理じゃない?

はづき:自然だと思ったことが実は・・・。なんてこと、結構あるわ。

健太:・・・姉ちゃんはピアノ線が自然だと思ってる?

はづき:・・・・・・・はい、出来たわ。

健太:・・・・・・・イソジンとマキロンは良いんだけどさ、なんで傷口の周りに塗ってんの?

はづき:神通力を期待してるの。

健太:自分の力信じようよ。

はづき:まぁっ!神通力って凄いのよ!神通力ってのはねー!!

健太:神通力に何の魅力感じちゃったんだよ。あ、そろそろ昼休みが終わる。

はづき:・・・・・・・・健太。

健太:・・・・・・・・ん?

はづき:・・・・どこから脱出すればいい?

健太:・・・やっぱ無許可だったか。知らないよ、自分で考えろよー。

はづき:・・・うるうる。

健太:右手に持ってる目薬は目の疲れを取るものであって、涙を出すためのものではない。

はづき:けんたぁ〜、どっから出ればいいのぉ〜・・・。

健太:来た道戻れば?

はづき:・・・もし、ここに突然現れたとしたら!?

健太:としない。現れたとしない。

はづき:分かんないよ!あたし魔法少女かもしれないじゃん!・・・みゅん♪

健太:魔法少女って言われて一番最初に思いついた言葉それかよ。・・・もし、魔法少女だったら「ヒーリング」とかで治せたんじゃないの?

はづき:・・・地下掘って地層調べてどうすんの?

健太:ん・・・・・・・?・・・あ、ボーリングか・・・。しかもよりによってそっちの。

はづき:ヒーリングってなに?

健太:「癒し」とかじゃない?

はづき:あたしにかかれば癒しなんて簡単よ!

健太:姉ちゃんはむしろいやしいけれども。

(キーンコーンカーンコーン)
健太:あ、昼休み終わった。もう行くよ!?

はづき:えー!?行かないでよ!

健太:わーった!そこを出て右曲がったら裏門だよ!行くよ!(はける。)




健太:はぁ・・・疲れた・・・。右ヒザは・・・後で絆創膏貼ろう・・・。・・・・ん、何、山下?・・・・・・森先生早退?

(ガラガラ)

はづき:森先生が早退なされたので、あたし、神無月が代打としてやってまいりましたー!

健太:・・・帰れ。




第6回 373KB(3位)
コント/RPGパーティに置ける魔女っ娘の存在意義会議in宿屋。
魔女っ娘三部作・シリーズ1

(机を挟んでイスがあり健太が座っている。)

健太:…。

はづき:ごめん、シャワー浴びてた。で話って何?

健太:実は…パーティ、と言っても俺たち二人だけだけど…そのパーティを今日限りで解散したい。

はづき:え!?な、なんで!?

健太:正直に言うぞ。

はづき:…。

健太:お前と組んでると、何にも食らってないのに俺が倒れる気がするんだよ。

はづき:でも、解散までは行かなくても…。

健太:…まぁ、そもそもお前との出会いがおかしかったんだけど。



健太:うぁー、思いっきりダメージ食らっちまった…。早くこの森抜けてどっかで休まないと…。

はづき:なんと魔女っ娘が起き上がって仲間になりたそうにこっちを見ている!

健太:え?いや…あの?

はづき:なんと魔女っ娘が起き上がって仲間になりたそうにこっちを見ている!!!



健太:こんなんだったんじゃん!

はづき:拾ってくれたじゃん!

健太:それはさぁ…今は弱い魔法使えるけどまだ魔法使えなかった頃だし、ゴスロリ着ている必要性が分からなくて思わず「誰だ」っていう疑問の脳内神経に歯止め利かなかったんだよ!

はづき:それに弱い魔法だけでやってけるの?

健太:…ジャジャーン!

はづき:…何それ?

健太:勇者免許2級貰ったから剣だけでやって行けるね!

はづき:…簿記免許5級持ってるから鉛筆だけでやって行けるね!

健太:何がだよ!ゴールドの計算か!?

はづき:経験値だよ!ちなみに健太はあと17でレベルアップ!

健太:知らねぇよ!…あ、やっぱ微妙に役に立つ!でもそれ自分でできるから、やっぱ解散!

はづき:やだ!ついていく!

健太:じゃあ、俺がお前の魔法やら何やらに魅力を感じたら着いてきていいよ。

はづき:魔法ならお手の物だよ!

健太:当たり前だろ!使えなかったらお前の「魔法使い」って名前どこ行くんだ。

はづき:魔術!この場を和ませろ!

健太:そんなんで使うな!

はづき:じゃ、本気の魔術!「ファイヤーミラージュ」!

健太:名前は合格点だな…直訳すると「炎の蜃気楼」か。…やばい、中で使うな!燃える!燃える!

はづき:外に発射!

健太:おー木にぶちあてるかー!何だお前は「俺を含める全国民VSお前&二酸化炭素」の変則タッグマッチ組みたいのかー。

はづき:…多分勝てる!

健太:そこに魅力を感じるな!

はづき:でもガスマスクとか使われたらやばいかな?

健太:多分、「ガスマスクの生産が追いつかない俺を含める全国民●×窒息したお前●×○二酸化炭素」っていう「史上初・気体の勝利」の結末になると思うけどな。

はづき:ていうかさ、レフェリーも死なない?

健太:…そっかノーコンテストになる可能性が高いな!ってそもそもお前がその技使わなきゃ「気体の勝利」ていう奇跡は起きない!

はづき:「ファイヤーミラージュ」もダメか…。じゃあの未完成の技を出すしかないかな…。

健太:未完成?どんな技だ?

はづき:「レイン」っていうんだけどね…精度が微妙なんだよな…。

健太:雨ってことか?

はづき:そう、雨降らせるの。

健太:精度が悪いって言ったって、広範囲に降らせるって意味では良いんじゃないか?

はづき:そういう精度じゃなくて時々酸性雨が降ってくんの。

健太:お前は地球温暖化に対するアンチテーゼ的な技だけ持ってるな…。

はづき:使い方によっては使えるんだけどね…。

健太:うん、お前が落ち込む理由が分からないんだけど。

はづき:酸性雨って本当にダメなの?

健太:ダメだよ!

はづき:ラー油に入れても?

健太:お前は「ラー油×雨×にんにく」のコンボを見たいか?そして味わいたいか?

はづき:嫌。

健太:ふぅ…、残念だけどやっぱお前には「魔女」という魅力を感じないな…今日でお別れ…。

はづき:健太!…あたしには唯一使える魔法があるよ!

健太:…?

はづき:「あたしと健太の話を楽しくする」っていう魔法なんだけど…それじゃ、ダメかな…?

健太:はぁ…ったくよー。しょうがないな…ついてこいよ!

はづき:うんっ! 




第4回C大会セミA 894KB(4位)
コント/RPGパーティに置ける魔女っ娘の存在意義会議in宿屋。
魔女っ娘三部作・シリーズ2

健太:・・・・不味い・・・。

はづき:えー!?なんでー!?

健太:何か・・・嫌な甘さがある。

はづき:だって健太甘いの好きじゃん!

健太:俺が求めてるのはこんなスカイアッパーな甘さじゃない。ジャブ程度の甘さでいいんだよ。

はづき:・・・タオル投げるよ?

健太:それは降参なのか武器としてなのか。

はづき:・・・もう寝る!おやすみ!

健太:劣勢になるとすぐ寝るよなお前。食べてすぐ寝たら・・・。

はづき:人魚になるんでしょ?

健太:なんでメルヘン変化だよ。・・・・やっぱさ、このダンジョンクリアしたらパーティ別れねぇ?

はづき:えー!やだー!一緒にいる!

健太:だって、魔法もそんなにうまくないだろ?まさかの料理からスカイアッパーだろ?・・・村に戻って修行しなおしたらどうだ?

はづき:・・・・おやすみ。

健太:・・・・・・・・おやすみ。

はづき:(もう!健太ったらあたしのことバカにしすぎだよっ!・・・健太寝たらこそっとドラゴン倒しにいこ。ドラゴン倒して健太見返してやるんだからっ!)





健太:うーん・・・・・(ガスッ!)あ、悪い!思いっきり裏拳入れちまっ・・・あれ・・・?いない?・・・あ!?ドラゴンの方に足跡!?




はづき:うぐー・・・。やっぱドラゴン強いよぉ・・・。

健太:おい!大丈夫かお前!

はづき:あ、良かった、来てくれたんだ・・・。

健太:・・・それよりなんであいつ目がとろーんとしてるんだ・・・?

はづき:メロメロパンチしたからだよ。

健太:・・・俺がどうにかしてるから、お前これ読んでろ。(バサッ)

はづき:何これ?

健太:ドラゴン退治マニュアル中級編。さっきアイテムボックスに入ってた。

はづき:いらない!自分の力で倒す!

健太:こいつの退治マニュアルないかなぁ。

はづき:ドラゴンに向け魔法!「木下大サーカス」!

健太:・・・・何にもつかめない。

はづき:相手は画数の少なさに驚くのだ!

健太:・・・・・・・・お、おう・・・。

はづき:・・・ダメ?

健太:・・・・・はよダメージ与えないと倒せないぞ。

はづき:お前の母ちゃ

健太:せめて魔法を使え。

はづき:魔法!「ワイドハイター」!

健太:カビ退治?

はづき:相手は画数の少なさに驚くのだ!

健太:・・・全てを無駄遣いしている!

はづき:健太やって!あたしは後からリポートする!

健太:お前終わった後どこに返すつもりだよ。サポートしろサポート。

はづき:健太敵来た!

健太:わっと!前門の虎後門の狼とは正にこのこと!

はづき:あたし敵じゃないよぉ!

健太:おっと、間違えた。

はづき:魔法!「裏切

健太:杖切ろうか?

はづき:やめて!

健太:じゃあ本気でやれよ!うおりゃっ!・・・確かに強いな・・・。

はづき:魔法「ミニ戦士」召還!

健太:お、サポートキャラだな。何体か集まって強いみたいな。

はづき:身長1m90!

健太:ネーミングセンス!

はづき:いいじゃん、強いんだから!(ゴスッゴスッ!)ほらダメージ与えてるよ!

健太:・・・・反論出来な

はづき:あ、やられた。

健太:反論すればよかった。

はづき:・・・・どうすんの・・・?

健太:・・・・剣術じゃどうやら無理っぽい・・・。

はづき:えー!どーすんのー!!

健太:ドラゴン起こしたのお前だろ!知ってるかこういう類の寝起きは良くないんだぞ!

はづき:どれくらい良くないの?

健太:朝に突然お前の料理食べさせられたおれぐらい・・・。あ!ちょっ!お前、昨日の夕飯持って来い!

はづき:え?!

健太:急げ!

はづき:わ、分かったよ・・・!











はづき:はい、持って来たよ!何に使うの!?

健太:うわ・・・なんで黄緑色・・・。・・・そのまま奴に投げつけろー!!

はづき:え・・・・・・・・いいや、もう!えーい!!

(ヒューン・・・ベチャ!・・・・・・グギャー!!・・・・バタッ)

健太:よし、倒した!

はづき:・・・納得いかないー・・・・。

健太:まぁ、良いじゃん。倒したんだから。

はづき:・・・そっか・・・ドラゴン倒したんだ・・・。・・・・ねぇ、協力出来たんだし、これからも一緒に行こう。

健太:・・・ある意味・・・お前のおかげだしな・・・。良いだろ。

はづき:やった!ねー健太!

健太:ん?

はづき:・・・ありがと。

健太:・・・こちらこそ。

はづき:・・・ダンジョン出たら料理の本買って!

健太:・・・当然。




















「ふたりのなかよしどがあがった!」




第232回 453KB(1位)
コント/RPGにおける魔女っ娘の存在意義会議in道具屋→公園→道具屋。
魔女っ娘三部作・シリーズ3。やっぱり完結編が一番好記録

はづき:健太、この剣はどう?

健太:(持つ)うーん・・・ちょっと重い・・・。攻撃力はありそうだけどな。

はづき:そっか・・・この剣から感じるオーラと、健太から感じる負のオーラがバッチシだと思ったんだけど。

健太:・・・・・・他人に言われたんだ、受け止めなきゃ。

はづき:まぁ健太の剣買いに来たんじゃないし。

健太:そだよ、お前良い杖見つけたのか?

はづき:うーん・・・どれもこれもイマイチかなあ。悪くは無いんだけど。

健太:そうか・・・。

はづき:あ、なんだこれ?

健太:どうした?

はづき:いや、そこの隅っこに置いてあったんだけど。いやに汚れてるなぁ、この杖。

健太:なーんか不気味だな。戻しとけよ。

はづき:・・・いや、これ凄いしっくりくる。汚れも取れそうな感じだし、これにする!

健太:お前が良いんならいいけどさ・・・いくらなんだ?

はづき:えーっとね、50G。

健太:おいおい、ますます不気味じゃねぇか。ほら、このリンゴ1個と同じ値段だし。

はづき:いいのー!健太のオーラの価値もそれぐらいだしさ!

健太:あれ?さらーっとヒドいこと言われた?

はづき:言ってない言ってない。



はづき:うーん、力が湧いてくる気がするぞー!ほらほら、最強のあたしに勝てるかー?!

健太:ほら、そこで犬に勝ち誇るな。

はづき:えい!うわ、魔法の出もいい!

健太:だからと言ってな、そこで犬に出した火で肉を焼いて与えるな。

はづき:(がくん・・・っ!)

健太:・・・あ?どうした?

はづき:・・・・・・ふっふっふっ・・・。

健太:・・・・・・あれか?ついになんか振り切っちゃったか?

はづき:あたしは今はづきではない・・・・・・・。

健太:おーい。

はづき:はづきの中にある、ダークサイドな部分「はづこ」だ!

健太:・・・・・・あ。目がなんかいつもと違ってカッコいい。・・・これはマジでダークサイドか?

はづき:あたしと戦え!

健太:こんな平和な商店街で?

はづき:別に郊外に出てもいい!

健太:そこら辺の公園でいいよ。なんで閑静な住宅街の中でバトらきゃならねぇんだ。

はづき:なんとなく荒らしたいからだ!

健太:・・・・・・ねぇ、そこの犬くん。ここら辺にさ、そこそこ大きい公園ない?



健太:ほら、犬くんが連れてきてくれたこの公園で、バトろうぜ。

はづき:あたしも頑張るからお前も頑張って戦え!

健太:エール交換?

はづき:あたしから行くぞー!回復魔法!

健太:手負いだったんだったら先に言えばよかったのに待ってやったのに。

はづき:(キューン)よし、体調戻った!

健太:えーっと、まずは軽く・・・突き!

はづき:とっ。さすが、突きのスピードなら出身の村6位!

健太:あの大会出場者9人だったろ?中の下だったんだぞこのやろ。悔しかったんだぞこのやろ。

はづき:あたしの番だね?行くぞ、回復魔ほ

健太:未だにか。未だに手負いなのか。

はづき:自分でも予想外に傷が深かったんだよ!

健太:よし、手当てタイム5分!

はづき:よし!すまない!

健太:気使いつつ戦いたくないわ。

はづき:・・・絆創膏ない?

健太:・・・ほい。

はづき:どうも。(ペタペタ)

健太:・・・・・・・・・。

はづき:あ、違うとこくっついちゃった。

健太:・・・・・・・・・。

はづき:よし、戦い再開!5分もいらなかったな!

健太:・・・残りの3分30秒はオレからの優しさとして受け取ってくれ。

はづき:いくぞー・・・サンダー!

健太:お、危なっ。・・・そこそこ威力あるじゃないか、こっちも本気で戦えるぞ。

はづき:サンダー!

健太:・・・・・・あれ?

はづき:サンダー!

健太:ちょっと?

はづき:サン・・・なに?

健太:・・・・・・え?あれか、何やらの一つ覚えかお前。

はづき:何やらって?明らかにそこ濁したよね?

健太:バ・・・・・・カバの一つ覚えって言うんだよ。

はづき:カバ・・・ヒポポタマスのカバ?

健太:カバ。

はづき:河の豚と書く?

健太:イルカ。

はづき:一つの級のさんずいの河と三本の川?

健太:なんで一級河川がここにおいて見参だよ。帰ってもらえ。

はづき:「ヒポポタマス」ってさ、響きが凄いポップじゃない?

健太:・・・・・・まぁ。

はづき:ヒで一旦息を抜いてからのポポがたまんない!

健太:・・・とぉ。

(ゴスッ)

はづき:はう!

健太:・・・勝った。

はづき:いたた・・・。

健太:・・・・・・ヒポポタマスもとってもポップだけどさ、「はづき」もそこそこ軽快だぞ?

はづき:あ、そう?嬉しー。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ。

健太:・・・・・・。

はづき:・・・・・・。

健太:・・・・・・。

はづき:・・・・・・。

健太:・・・・・・。

(イヌ:ワン!)

はづき:・・・・・・。

健太:・・・・・・。

はづき:・・・・・・怒ってる?

健太:・・・・・・怒ってる。

はづき:・・・だって健太と戦いたかったんだもーん!

健太:やれやれ・・・。はづこの時点でもう何となくだったよ。

はづき:健太戦ってって言ってもどうせ一戦交えてくれないでしょー?!

健太:交えない。

はづき:これしかなかったんだよー!

健太:今度、戦ってやるから、今日の夕飯はお前が作れ!

はづき:・・・はーい・・・。

健太:・・・・・・サンダーの効きは中々だったよ、もっと鍛錬すればどうにかなるんじゃないか?

はづき:・・・・・・頑張るよ、健太に勝つために!今度戦う時は絶対勝つからねー!

健太:・・・・・・それは、オレじゃなくて犬だ。

はづき:さーて、道具屋戻ろうかー。

健太:お前の中の「人としての優しさ」が戻ってきて欲しい。



はづき:店主ー、これをもう少し安く出来ませんかー。

健太:もう・・・8時間も粘ってるんだから諦めろ。

はづき:1Gでも。1Gでもー!

健太:オレらの財布で買うためには500Gは安くしてもらわなきゃいけないんだけど。

はづき:あたしの中の値切りスキルが上がるから!

健太:店主さん、ここのお店に封印の札ない?

はづき:・・・え?!10Gなら安くしてくれるの?!

健太:遊ばれてることに気付け。

はづき:あ、500Gも安くしてもらわないといけないの?

健太:お前の耳が遠いのか、オレ達の心の距離がここに具現化して遠くなったのか。

はづき:そっかぁ、じゃあもうちょっと安いのにするかー。

健太:これか・・・これか・・・もしくはこれかな。

はづき:これなんかどう?

健太:・・・・・・まぁ、そこそこの長さはあるし、

はづき:いい細さだしね。

健太:・・・それが食材売り場から取ったゴボウじゃなかったら是非杖として賛同したんだが。

はづき:店主さん、ためしに魔法出していい?あ、ありがと。では・・・ファイ

健太:焼きゴボウが出来るだけだが。

はづき:んー・・・店主さんこれ、ゴボウとして買います。

健太:良かった、ちゃんと野菜として買ってくれて。

はづき:この大根を杖とし

健太:店主さん、大根として買います。

はづき:・・・・・・あ、この杖いいかも。

健太:お、それはちゃんとした杖じゃないか!

はづき:驚くことでもないでしょ?

健太:これが驚くことなんだよ、お前がやると。

はづき:店主さん、これ下さい!



はづき:〜♪

健太:いい買い物したか?

はづき:凄い良い買い物。

健太:新鮮な野菜だもんな。

はづき:だね。

健太:・・・・・・冗談だったんだが。

はづき:何か言った?

健太:いや、別に。

はづき:ねぇ、また戦お!

健太:・・・こんな平和な商店街で?

はづき:・・・今度はちゃんとあたしとしてだよー。

健太:はいはい、今度なー。

はづき:サンダー!

健太:お、出がいい。

はづき:今度は絶対勝つからねー!

健太:・・・・・・おう。

はづき:あたしは健太に勝つぞー!えいえい・・・?

健太:おー!・・・・・・なんでパスした?

はづき:はははー♪

健太:ははは・・・。