No.29 Rendezvous&暗黒天国

【Rendezvous成績】
OA率:7/11 平均:322.82KB 最高:405KB 最低:189KB  ランク:C
【備考】7勝中5勝がボーダーライン
出場回出場順KB勝敗順位 ネタの種類/タイトル
145回(名古屋)3番3933位 漫才/新しい戦隊ヒーロー
148回2番2813位 漫才/白雪姫
149回1番1895位 コント/不動産屋
152回3番2414位 漫才/外国語禁止令〜漫画&歌手編〜
159回2番3332位 漫才/彼女を紹介する
164回5番3495位 漫才/ごきげんよう
168回4番3494位 コント/電報
173回(横浜・10組)1番4053位 漫才/料理番組
175回5番3053位 漫才/ごきげんよう
179回(10組)4番3735位 漫才/シンデレラ
5回CA2番582-10位 漫才/もも太郎
184回6番3333位 漫才/選挙演説
【暗黒天国成績】
OA率:11/15 平均:371.93KB 最高:521KB 最低:249KB  ランク:B
【備考】2度の5連勝、オンエアKBの最高と最低が272KB差(521KBと249KB)
出場回出場順KB勝敗順位 ネタの種類/タイトル
193回6番2894位 漫才/麻婆
197回5番3772位 コント/おしえて!ハナ先生〜家庭科編〜
198回2番2775位 漫才/心理テスト
199回1番3175位 説明/シミュレーションRPGの攻略HP
221回4番2493位 コント/成長記録
226回5番2613位 漫談/僕の新ネタ
231回5番4611位 漫才/新しい戦隊ヒーロー(Darkness Heaven Version)
239回2番4173位 漫才/僕の奥さん
242回4番5211位 コント/お見合い
250回5番3814位 漫才/お尻と地球の漫才
7回CB5番870-8位 コント/魔女っ娘
262回(ラッキー・10組)10番4613位 コント/平行世界からこんにちは
267回5番4771位 漫才/お尻と地球の学園ラブストーリー
272回5番4811位 コント/携帯で「GAME」って打つと、「たかはし」って出てくるよね
287回(ラッキー)4番3054位 コント/(できれば2009年12月にタイプスリップしてから見てほしい)サンタさん
292回2番3052位 漫才/人魚
8回CA9番686-8位 コント/クリスマス
紹介

エントリーNo.29は2組合わせて18勝8敗、3度のC大会出場と
青バト中期から後期にかけて活躍したこの2組。
Rendezvousは正統派漫才を中心に披露し、安定した得点で最後には4連勝を果たす。
一方、暗黒天国はジャンルを問わず変態的変則的なネタで勝利を重ねた。
こちらは安定とは程遠く、400KB〜が6回、〜350KBが7回、
でも間の350〜400KBは2回と極端な成績。
まったくもって同じ人が生み出したコンビとは思えぬ対照的な2組である。
その違いを5本のネタをもって皆さんにも感じていただきましょう。



Rendezvous
第173回 405KB(3位)
漫才/料理番組
最初で最後のオーバー400。地方大会じゃなかったらと考えてはいけない。

大柴:どうも、Rendezvousです!
鈴村:お願いします。
大柴:僕ね、最近料理番組に出てみたいなって思うんですよ。
鈴村:そうなんだ。でも難しいよ?
大柴:大丈夫だよ。
鈴村:じゃあ、料理のさしすせそって何の事だかちゃんとわかってる?
大柴:わかってるよ。
   「さ」が「最高の愛情を込めて調理する」でしょ。
   「し」が「しっかり衛生面に気を配る」で・・・
鈴村:待て待て!料理のさしすせそって料理に対する心がけじゃねえよ!
大柴:そうなの!?
鈴村:調味料の事だよ。これがわからなくて料理番組に出るなんて無理だよ。
大柴:調味料ね。それならわかるよ。
鈴村:本当に?じゃあ、まず「さ」は何?
大柴:ガラム・マサラ。
鈴村:「さ」は入ってるけど、何でそんなマイナーな調味料だよ!「さ」で始まる調味料で有名なやつがあるでしょ?
大柴:酢酸?
鈴村:酢じゃねえかよ!「さ」は砂糖だよ。
大柴:砂糖ね。
鈴村:じゃあ、次は「し」ね。
大柴:そんな・・・何もしてないのに急に相方に「死ね」だなんて・・・お前はそんなに酷い奴だったのか!
鈴村:違うよ!料理のさしすせその「し」は何の事かだよ。
大柴:そういう事か。「し」はわかるよ。七味唐辛子でしょ?
鈴村:それじゃあ、「し」だけで調味料が7種類じゃねえか!
大柴:あぁ、思い出した!食塩でしょ。
鈴村:合ってるけど言い方が理科の実験みたいだな。じゃあ、次は「す」は何の事?
大柴:「す」?・・・わからないな。
鈴村:もう、ほぼ答え言ってるようなもんだよ!?さっきも自分でチラッと言ってたよ。
大柴:あぁ、わかった!酢酸だ。
鈴村:何でお前はさっきから酢の事を酢酸って言うんだ!普通に酢で良いんだよ!
大柴:酢で良いのか。
鈴村:じゃあ、次は難しいよ?「せ」って何の事だかわかる?
大柴:「せ」?・・・これもわからないや。
鈴村:これね、「せう油」って書いて「しょう油」の事なんだ。
大柴:なるほどね。せ=しょなんだ。
鈴村:昔の言い方なんだって。
大柴:じゃあ、「しょこたん」は「せこたん」になるの?
鈴村:なんかセコイ奴みたいだね。
大柴:RPGゲームで「ラスボスの前にセーブ」は「ラスボスの前にショーブ」だね。
鈴村:嫌だろ!ラスボスの前に1回戦っちゃったら主人公傷付くから。
大柴:とりあえず、「さ」から「せ」はわかったよ。残りは「そ」か・・・
鈴村:これもちょっと難しいんだよ。
大柴:わかった!ソルトだ。
鈴村:それじゃあ、塩が2つじゃねえかよ!「そ」は味噌ね。
大柴:味噌か。これで料理のさしすせそはマスターしたな。
   ここでちょっと料理番組のシュミレーションしてみてもいいですか?
鈴村:いいよ。じゃあ、お前が先生で僕がアシスタントって設定でやってみましょう。
大柴:こんばんは。月曜夜9時は「Let’s3分間クッキング」!
鈴村:その時間はまずいだろ!?帯番組で人気ドラマに対抗できるか!?
大柴:私が料理人の大柴堅で、彼がアクシデントの鈴村修くんです。
鈴村:アシスタントだよ!アクシデントじゃ幸先不安だからさ。
大柴:今日は目玉焼きを作っていきたいと思います。
鈴村:需要あるかな?もっと作りたくなるようなものにしなくちゃ。
大柴:じゃあ、今日はタイムマシンを作ります。
鈴村:作ってみたいけど!もはや料理じゃないじゃん。主婦をターゲットにしなくちゃ。
大柴:じゃあ、今日は要潤と一緒にタイムマシンを作ります。
鈴村:主婦層の狙い方がおかしいだろ!もう、僕が決めるよ。コロッケを作ろう。
大柴:それでは、今日は僕とレジスタンスの鈴村くんでコロッケを作りたいと思います。
鈴村:アシスタントだよ!どこに抵抗するんだよ。
大柴:まずはジャガイモを茹でます。中まで火が通っているかどうかは竹串を刺して確認してください。
鈴村:おぉ、料理になるとしっかりしてますね。
大柴:次にジャガイモの皮をむいてつぶしていきます。くれぐれも、つぶす時にはロードローラーは使わないでください。
鈴村:どこのどいつが道路の舗装に使う働く車を調理器具に使うんだよ!
大柴:そして、つぶしたジャガイモの形を整えて、小麦粉、ホルマリン、パン粉につけます。
鈴村:そこは小麦粉、卵、パン粉だろ!それから3段オチなら3つ目でボケろよ!
大柴:そして、煮込みます。
鈴村:揚げろ!それがコロッケの定義だろ。
   ちょっと待てよ。お前、そんなんで料理番組に出たいと思ってるのかよ。
大柴:出たいよ。調理される食材としてね。
鈴村:お前、それはおかしいだろ!?
大柴:あぁ、「しょくざい」じゃなくて「せくざい」か。
鈴村:そこじゃないよ!もういいよ。

2人:ありがとうございました。




Rendezvous
第145回 393KB(3位)
漫才/新しい戦隊ヒーロー
びっくりするほどスタンダード。

鈴村:どうも、Rendezvous鈴村です。
大柴:どうも、最近いろんな人から「お前、絶対ロリコンはなるなよ!」と言われるRendezvous大柴です。
鈴村:何で!?1人だけならまだしも複数人から言われてるの?
大柴:僕最近ね、心理テストやったんですよ。そしたらテストの結果に「あなたは年下の女性に恋をすると犯罪に走ります。」って出てきてね。
鈴村:それが原因か。まぁ、そんな話は置いといて・・・
大柴:3分経ったらいただきます。
鈴村:カップ麺か!

鈴村:そんな事より、最近戦隊ヒーローって人気があるじゃないですか。
大柴:いろいろあるね。
鈴村:百獣戦隊ガオレンジャー!とか、電磁戦隊メガレンジャー!とかね。僕もそういう戦隊モノの主役をやってみたいんですよ。
大柴:いいじゃない。鮮魚戦隊ウオレンジャー!とかね。
鈴村:かっこ悪い。
大柴:お前は大トロレッドだよ。
鈴村:大トロ!?他のメンバーは?
大柴:鯖ブルー、サーモンピンク、イカホワイト、腐ったブラックの4人だよ。
鈴村:何でレッドだけ切り身状態なんだよ!ブラックに関しては可食部0じゃん!他のにしてよ。

大柴:じゃあ、大豆戦隊マメレンジャーは?
鈴村:弱そうだけど大丈夫?
大柴:お前は納豆レッドね。
鈴村:色関係ないじゃん。しかも糸引くものに赤いタイツってスパイダーマンじゃん。
大柴:他のメンバーは醤油ブラウン。
鈴村:珍しいな、ブラウンって・・・
大柴:冷奴ホワイト。
鈴村:子供そんなんで食いつく?
大柴:豆乳ホワイト。
鈴村:ホワイト被ってるぞ。
大柴:そら豆グリーン。
鈴村:大豆どこいった?
大柴:これもだめか・・・
鈴村:そうだよ。もっとあるでしょ?
大柴:じゃあ、超獣戦隊キバレンジャーとかどう?
鈴村:カッコイイじゃない。
大柴:色は琥珀、象牙、山吹、黄土、黄金色の5色ね。
鈴村:なんでマイナーな色ばっかりなんだよ。しかも全部似たような色だよ。もう、ヒーローはいいや。ヒーローのロボとかあるでしょ。
大柴:ロボ?何で急に4コマ漫画やりたいなんて言い出すの?
鈴村:それコボだよ。植田まさしが描く子供がどうやって雲をつくような大怪獣と戦うんだよ。ロボットの事だよ。
大柴:ロボットね。じゃあ、強くて賢いロボットがあるよ。
鈴村:いいじゃない。どんなロボット?
大柴:ドラえもん。
鈴村:確かにロボットだけどさ・・・戦いにむいてないだろ。
大柴:頼りになるロボットね・・・家事手伝いロボット?
鈴村:そんなの頼りになるって言っても家事においてじゃん。いざ戦闘になったら真っ先にやられるだろ。もう、お前の考えるヒーロー全然ダメじゃん!
大柴:でも、これで精一杯だよ。とりあえずこれでやってみようよ。
鈴村:わかったよ。じゃあ、僕は何をやればいい?
大柴:じゃあ、一番やりたいと思うのやっていいよ。
鈴村:じゃあ、スパイダーマンっぽい納豆レッドがいいな。
大柴:それじゃあ僕がそれ以外全部やるよ。
鈴村:お前の負担デカくない?

大柴:全ての人間を恐怖に陥れる、我が名は醤油ブラウン。
鈴村:えっ、同士討ち?
大柴:口内炎の子供に醤油を飲ませてやる。
鈴村:地味だよ。
大柴:待て、醤油ブラウン。私が相手だ!
大柴:誰だ!
大柴:私達は鮮魚戦隊ウオレンジャーだ。
大柴:おのれウオレンジャー!食らえ!醤油攻撃。
大柴:あぁ、ウオレンジャーが美味しそうになってしまった!
鈴村:味付けるなよ。
大柴:私達はキバレンジャー。おぉ、美味しそうな刺身があるぞ。
パクッ
大柴:うっ・・・
ガクッ・・・
大柴:大変だ!琥珀色が魚にあたった。
鈴村:ブラック食べちゃったよ・・・っていうかヒーローが食あたりってかっこ悪いだろ。
大柴:手ごたえのない奴らだ。もうこの町にヒーローはいないのか?
鈴村:待て!僕たちマメレンジャーが相手だ。この街をお前の好きにはさせないぞ。
大柴:そういっていられるのも今のうちだ!醤油攻撃!
鈴村:みんな大丈夫か?
大柴:大変だ!冷奴ホワイトが美味しそうになった!
鈴村:確かに冷奴に醤油かけると美味いけど・・・
大柴:どうだ!参ったか!
鈴村:まだだ、こっちにはロボットがいるんだよ!
大柴:おぉ、早く呼んでください。
鈴村:おぅ!来い、ロボット!
ゴゴゴゴゴ・・・・
鈴村:ロボット、必殺技だ!
大柴:お料理!
鈴村:家事手伝いロボットか!こんなんで街の平和なんて守れるかよ!
大柴:困った時には仮面ライダーやウルトラマンを呼べばいいさ。
鈴村:いい加減にしろ。

2人:ありがとうございました。




暗黒天国
第231回 461KB(1位)
漫才/新しい戦隊ヒーロー(Darkness Heaven Version)
同じテーマで違うコンビ。思ったほど差はない……?

鈴村:最近戦隊ヒーローって格好良いなって思うんですよ。

ハナ:確かに子供から大人まで多くのファンがいますね。

鈴村:例えば秘密戦隊ゴレンジャーとか、百獣戦隊ガオレンジャーとかね。
   僕もそういう戦隊モノの主役になってみたいなって思うんですよ。

ハナ:良いじゃない。お茶をモチーフにした飲料戦隊オチャレンジャーとかね。

鈴村:格好悪いよ・・・

ハナ:鈴村くんはリーダーの緑茶レッドだよ。

鈴村:名前と配色が合ってないよ!
   しかも緑と赤ってクリスマス飾りみたいな配色になっちゃってるからね。

ハナ:ちなみに他のメンバーは、紅茶ブラック、ウーロン茶ブルー、レモンティーピンクに・・・

鈴村:他の連中もややこしいよ!

ハナ:それからアールグレー。

鈴村:何上手い事言ってんだよ!アールグレイって紅茶自体の名前でしょ!
   もっと格好良いヒーローが良いよ。

ハナ:じゃあ、携帯電話をモチーフにした通信戦隊モバフォンジャーってどうかな?

鈴村:おぉ!そういう格好良さそうなのが良いんだよ

ハナ:やっぱりヒーローといえば携帯だもんね。

鈴村:確かに携帯電話で変身するヒーローはいるかもしれないけど・・・
   そこまで重要なウェイトを占めてるかな?

ハナ:そうだよ!
   携帯のヒーロー。これがホントのau(英雄)よ。

鈴村:だからいちいち上手い事言わなくていいよ!
   それで、モバフォンジャーはどんなヒーローなの?

ハナ:メンバーはワインレッド、オーシャンブルー、オニキスブラック、フラッシュシルバー・・・

鈴村:携帯っぽいネーミングで良いじゃない!

ハナ:それからホワイト家族。

鈴村:CMじゃんか!
   戦隊ヒーローに1人だけ犬のお父さんが混じってたらおかしいからさ。

ハナ:これもダメか・・・
   じゃあ、昆虫をモチーフにした無脊椎戦隊ビーレンジャーはどうかな?

鈴村:今までのどれよりもセンスはあるけど、普通に昆虫戦隊で良いでしょ!
   なぜ無駄に一工夫加えたの!?

ハナ:ビーレンジャーはメンバーそれぞれが違った昆虫の力を持ってるんだよ。

鈴村:そういう1人1人が違った能力を持っているのも戦隊ヒーローの醍醐味だよね。

ハナ:まずはカブト虫の強靭さを持つカブトレッド!

鈴村:やっぱりカブト虫は子供にも人気があるからね。
   この手のものにカブト虫は欠かせないね。

ハナ:次はクワガタムシの強さを持つクワガタグリーン!

鈴村:確かにクワガタ虫も格好良いものね。

ハナ:3人目はダンゴ虫の頑丈さを持つみたらしブラック!

鈴村:ダンゴ違いだよ!
   ダンゴ虫に何をみたらすんだよ!

ハナ:4人目は蟻の強力なアゴを持つアントブルー!

鈴村:アゴの強さが求められるヒーローなんて聞いた事がないよ!
   第一アゴを生かした攻撃っていったら噛み付くくらいでしょ?
   敵に噛み付いて戦うヒーローがどこにいるんだよ!

ハナ:そして5人目は、ゴキブリの生命力を持つゴキブリピンク!

鈴村:嫌でしょ!?
   ゴキブリがまずイメージ悪いのに、ピンクって女の子だよ?
   もっとちゃんとしたものにしようよ。

ハナ:じゃあ、蛾の禍々しい翼を持つモスピンクは?

鈴村:ハナさんはピンク色嫌いか?
   女の子なんだから可愛らしい虫にしようよ!

ハナ:じゃあ、ちょうちょの鮮やかな翼を持つバタフライピンク。

鈴村:そうそう、そういうのだよ。

ハナ:それじゃあ、せっかくこうして戦隊ヒーローの設定ができたから、ここで戦隊ヒーローをやってみようよ。

鈴村:じゃあ、僕は、カブトレッドをやらせてもらうよ!

ハナ:それじゃあ、私は他の役を全部やるよ。

鈴村:ハナさんの負担デカいな!?

ハナ:今日も平和なこの町に、悪の組織の孫の手が伸びた!

鈴村:背中が痒いのか!?
   そこは魔の手を伸ばそうよ!

ハナ:私は悪の怪人、ハチ女だ!

鈴村:敵も虫キャラかよ!
   なんか同士討ちみたいになっちゃうよ。

ハナ:スーパーやパン屋さんからハチミツを奪い、巣に持ち帰ってやる!

鈴村:随分ハチの本能が色濃く出ている怪人だね。

ハナ:「そうはさせないぞ!僕たち飲料戦隊オチャレンジャーが相手だ!」
   「面白い!相手をしてやろう!」
   「行くぜみんな!合体攻撃だ!緑茶レッドのティーカップにみんなのお茶を注ぐんだ!」

鈴村:混ぜるなよ!ドリンクバーに夢中な小学生か!

ハナ:くらえ!熱いお茶を飲んで舌を火傷してしまえ!

鈴村:熱いお茶を飲ませる必殺技って何だよ!

ハナ:「ええい、そんなものがどうした!」
   「うわぁ!カップをひっくり返してお茶がこぼれてしまった・・・」
   「説明しよう!オチャレンジャーは、自分のティーカップが空になってしまうと、力が出なくなってしまうのだ!」

鈴村:天丼マンか!

ハナ:どうした?もうおしまいか?

鈴村:そうはさせないぞ!僕たちビーレンジャーが相手だ!

ハナ:うぉっ!美味しそうな蜜だ!

鈴村:多分だけど、早速みたらしブラックが狙われてるよね!?

ハナ:面白い!かかって来るが良い!

鈴村:よし、まずは武器で攻撃だ!ビーレンジャーソード!

ハナ:説明しよう!ビーレンジャーソードとは、カブト虫の角のように強力な力をもった剣なのだ!

鈴村:次はビーレンジャーライフルだ!

ハナ:説明しよう!ビーレンジャーライフルとは、相手に樹液を吹きかけ、固めて琥珀にしてしまうのだ!

鈴村:月日がかかってしょうがないよ!

ハナ:やった、樹液だ!巣に持ち帰ってやるぞ!

鈴村:敵に恩恵を与えちゃったよ!
   ビーレンジャーライフル全然ダメじゃん!

ハナ:「張り合いのない奴らめ!もっとまともなヒーローはいないのか!?」
   「ならば僕たち、モバフォンジャーが相手だ!」
   「僕たちオチャレンジャーだってまだ負けちゃいないぜ!」

鈴村:よし、ビーレンジャー、オチャレンジャー、モバフォンジャーで力を合わせてハチ女を倒そう!

ハナ:ならば、オチャレンジャーロボを呼ぼう!

鈴村:おぉ!それがオチャレンジャーの切り札ってことか!
   何か空に大きな影が見えてきたぞ!

ハナ:「説明しよう!オチャレンジャーロボとは、巨大な電気ポットなのだ!」
   「よし、このオチャレンジャーティーパックと、オチャレンジャーロボから注がれるお湯でパワーアップだ!」

(空に浮かぶ巨大な電気ポットからお湯が注がれる。)

鈴村:危ない危ない!
   空から大量の熱湯が降ってきてるよ!

ハナ:見る見るお茶ができていくぞ!まさに恵みの雨だ!

鈴村:僕らにしてみたら、触れれば怪我を負う血の雨でしかないよ!
   モバフォンジャーに関しては携帯だから、濡れたらもうアウトだよ!

ハナ:あぁっ!体が痺れる!痛いよぉっ!

鈴村:ほら言わんこっちゃない!

ハナ:あぁっ!体が痺れる!痛いよぉっ!
   だがしかし、せっかく手に入れた蜜を巣に持ち帰らなくては!

鈴村:ハチ女は痺れはしないだろ!
   火傷は負うだろうけどさ。

ハナ:よし、お茶が出来て充電完了だぜ!

鈴村:お前らのせいでモバフォンジャーは漏電完了しているよ!

ハナ:もう一度オチャレンジャーの合体攻撃だ!

鈴村:どうでも良いけど、さっきからオチャレンジャーが一人歩きし過ぎだよ。
   出てくるや否や漏電しちゃったモバフォンジャーが可哀想だよ!

ハナ:「さぁ、熱いお茶で舌を火傷してしまえ!」
   「あついよ。」

(ハチ女、爆発する。)

鈴村:待て待て!何でお茶を飲まされて爆発しちゃうんだよ!
   リアクションもあまりにも感情が無さ過ぎだよ!

ハナ:やった!怪人を倒したぞ!うふふ、嬉しいな!

鈴村:お茶が勝利の美酒に酔っている。
   何か滑稽だよ。

ハナ:こうして抹茶の平和は守られた!
   フォンとうにアリがとう!

鈴村:強引に上手い事を言おうとして失敗してるよ!
   「町」と「抹茶」を掛けたんだろうけど、原型が見事に崩壊しているよ!

ハナ:すいません、お父さん。

鈴村:ホワイト家族出てくんな!いい加減にしろ!




暗黒天国
第272回 481KB(1位)
コント/携帯で「GAME」って打つと、「たかはし」って出てくるよね
わりと最近になってネタ名の意味を知りました。お恥ずかしい。

夏海:遂に闘う時が来たわね。ハナちゃん。

ハナ:夏海ちゃん・・・
   あなたは闇の力に染まって変わってしまった。
   だから私が、カードバトルで闇の力から救い出してあげる!

2人:Let's begin DUEL!!

夏海:私の先攻!
   闇のモンスター、「暗黒のピクシー」を召喚!

ハナ:あっ、あれは!
   夏海ちゃんが大切にしていたカードの「光の森のピクシー」・・・
   まさかあんなに恐ろしい姿になってしまうなんて・・・

(「暗黒のピクシー」の絵柄が実体化する。)

ハナ:きゃあ!カードの絵柄が実体化した!?

(2人のもとへ鈴村が走ってやってくる。)

鈴村:ぶへぇっ!・・・ ひぃ・・・ ひぃ・・・
   一足遅かったか。
   ハナさん、このゲームはただのデュエルじゃない!闇のデュエルだ!
   今すぐ中止するんだ!

ハナ:普通のデュエルじゃないですって!?
   だからカードの絵柄が実体化したのね!?
   ところで、もしかして闇のデュエルって、負けた方が命を落とすとか、そういう危険なデュエルの事!?

鈴村:いや、むしろ闇のデュエルはコラーゲンを多く含んでいる上に食物繊維も豊富で、とても体に良いんだよ。

ハナ:何という女性の味方!?
   っていうか、カードゲームでどうやって栄養を摂れば良いのよ!?

鈴村:だけど、闇のデュエルは絶対にやっちゃダメだ!

ハナ:どうして?

鈴村:だってぇ〜、何か闇の力に目覚めた夏海ちゃんの衣装、ちょっとえっちぃんだもん。
   もし闇のデュエルがきっかけで夏海ちゃんが元に戻ったら、あんなセクシー衣装を身に纏った夏海ちゃんは二度と拝めないよ!

ハナ:あんたの好みの問題かい!

鈴村:だから夏海ちゃんを元に戻すような真似は絶対にやっちゃいけない!

ハナ:このエロの尾頭付き、前に付いたしっぽを切り落としてやりたいわ・・・
   鈴村くん、夏海ちゃんがこのままでも良いの?

鈴村:いやぁ〜、闇の力に目覚めてても、夏海ちゃんは夏海ちゃんだしなぁ〜。
   なんたって今の夏海ちゃんの服装なら、夏海ちゃんの特盛りおっぱいを、穴が空くほど見つめる事ができるからね。

ハナ:ぬ〜ぅ・・・
   本当にそれでも良いのね。
   今の夏海ちゃん、すぐにぶつし、こないだなんか私の目の前で鼻くそ食べてたし、
   極めつけには「アーッ!ケツの穴痒ぃ〜っ!」って言いながらお尻をボリボリ掻いてたのよ!?
   それでも今の夏海ちゃんのままで良いのね!?

鈴村:ぐぬぬぅ〜っ・・・
   それならちょっとえっちぃ夏海ちゃんよりも、普段の優しい夏海ちゃんの方が良い!

ハナ:でしょ!?
   だったらちゃんと私を応援しなさい。

鈴村:がってんしょうちのすけだよハナさん!

夏海:私はカードを1枚伏せて、ターン終了よ。
   さぁハナちゃん。あなたのターンよ。

ハナ:私のターン!
   「総すかんモグラ」を召喚!

鈴村:あれはハナさんのエースカード!
   みんなに無視される代わりに、空を飛ぶモンスターを無視して攻撃ができる優れたモンスターだ!

夏海:私の「暗黒のピクシー」は空を飛ぶモンスター。
   このままじゃ、あのモグラの攻撃を直に受けてしまう!

ハナ:さぁ、「総すかんモグラ」!
   夏海ちゃんに攻撃よ!

鈴村:いっけぇー、モグラくん!
   夏海ちゃんの衣装、特に胸やお尻のあたりがうまいこと破れるように、尚且つ夏海ちゃんを傷つけないように攻撃するんだ!

ハナ:鈴村くんは少し黙ってなさい!

夏海:攻撃の瞬間、伏せカード「このカードは相手のモンスターの攻撃を無効化しちゃうんだよ!凄いよね!?」を発動!!

鈴村:何という常軌を逸したカード名!?
   ほぼ説明文だよ!

ハナ:「このカードは相手のモンスターの攻撃を無効化しちゃうんだよ!凄いよね!?」・・・
   一体どんな効果を持ったカードなの!?

鈴村:バカなの!?
   今ので理解できなかったら、きっと永久に理解できないよ!

夏海:このカードの効果で、その厄介なモグラの攻撃は止めさせてもらったわよ!

ハナ:くっ・・・カードを1枚伏せて、ターン終了よ。

夏海:私のターン!
   「巨乳の暗殺者」を召喚!

鈴村:「巨乳の暗殺者」だとっ!?

ハナ:鈴村くん、あのカードって・・・

鈴村:あぁ、もう一度カード名を夏海ちゃんに叫んで欲しいカードだ・・・

ハナ:そんな事だろうと思ったけど!?
   違うでしょ!このカードはあまりにも強力過ぎて、禁止カードに指定されてるカードのはずよ!

鈴村:そうだった!
   夏海ちゃん、まさかルール違反を犯すなんて・・・
   ま、僕はそんな夏海ちゃんを犯したいんですけどね。

ハナ:存在が公然猥褻を犯してる分際が何言ってんのよ!
   あんたアナログ放送よりも先に見られなくなっちゃいなさいよ!

夏海:「巨乳の暗殺者」の効果を発動!
   1ターンに一度、相手のカード1枚をおっぱいで潰して破壊するわ!
   その厄介なモグラを破壊!

ハナ:あぁっ!私のモグちゃんが!

鈴村:モグラくん!何て羨ましいんだ!
   今だけで良いから僕と代わっておくれよ!

ハナ:ならばあんたも「巨乳の暗殺者」に潰されちゃえ!

夏海:更に魔法カード「キャサリンのくちづけ」を発動!
   手札を1枚捨てる代わりに、場に伏せられたカードを全て破壊するわ!

ハナ:きゃあっ!私の伏せカードが!

鈴村:「キャサリンのくちづけ」・・・
   あれも禁止カードじゃないか!
   あまりにも強力過ぎて、今は自分の山札のカード全てを捨てる代わりに、
   相手の伏せカード1枚を破壊する「トーマスの愛撫」という下位互換カードが出ていて、二度と禁止解除はないだろうと言われているカードだ。

夏海:これでハナちゃんの場には何もなくなったわ!
   「巨乳の暗殺者」で攻撃!

(実体化した「巨乳の暗殺者」が、ハナの顔をおっぱいで挟む。)

ハナ:んむむ〜っ!!

鈴村:なっ、何て素晴らしい光景なんだ!
   ハナさん!ヤられたらヤりかえすんだ!
   夏海ちゃんや巨乳の暗殺者に比べたら小振りだけど、ハナさんのおっぱいは形が美しいから、十分対抗できるレベルだよ!げへへへへ〜っ!

ハナ:ぶはぁっ!もはや誰でもいいのか!?

夏海:ハナちゃん、攻撃を受けると、その通りに傷を負う闇のデュエルはどうかしら?

ハナ:参ったわ・・・
   まだおっぱいで挟まれただけだからアレだけど、「暗黒のピクシー」の攻撃が残ってるわ・・・

夏海:「暗黒のピクシー」で追撃っ!!

(「暗黒のピクシー」が、ハナの右肩を引っ掻く。)

ハナ:痛っ!

鈴村:嗚呼!ハナさんの珠のような白い肌にキズが!
   夏海ちゃん、何て事をするんだ!

ハナ:鈴村くん・・・

鈴村:大丈夫かい、ハナさん?
   いざとなれば、消毒液に絆創膏、コンドームやローションも用意してあるからね!

ハナ:どさくさに紛れて何する気よ!?

夏海:フーッ!!
   さっきから黙って見てれば、ず〜っと2人でイチャイチャしてるじゃない!
   もういいわ!
   このカードで2人の仲を引き裂いてやるわ!
   魔法カード「王子様とのキス」を発動!

ハナ:あっ、あのカードは!?

〜ここからは回想シーンだよ〜

ハナ:ねぇ夏海ちゃん。
   夏海ちゃんは好きな男の子とかいないの?

夏海:えっ!?
   それは、そのぉ・・・ えぇっと・・・

ハナ:さてはいるのね!?

夏海:うん・・・
   でも、きっと私なんかには振り向いてくれないよ・・・

ハナ:そんな弱気になっちゃダメよ!
   そうだ!そんな夏海ちゃんに、お守りをあげる。

(ハナ、夏海に「王子様とのキス」のカードを差し出す。)

夏海:このカードは?

ハナ:いつかこのカードみたいに、夏海ちゃんも王子様と幸せになれると良いね!
   私、応援するからね!

夏海:う、うん・・・

〜ここまでが回想シーンだよ〜

ハナ:「王子様とのキス」。
   あれは私たちの友情の証のカード。

夏海:ハナちゃんはもちろん、このカードの効果はわかってるわよね?

ハナ:発動したプレイヤーは、好きな男の子とキスする事ができる、夢のようなウハウハパラダイスなカード・・・

夏海:その通り。私はこのカードで、王子様の唇を奪い取るわ!

ハナ:でも、その王子様って・・・・
   はっ、もしかして!

夏海:そうよ、私が選ぶ王子様は鈴村くんよ!

ハナ:何ですって!?

鈴村:ぼっ、僕!?

夏海:さ、鈴村くん。
   私の近くへおいで。

鈴村:でっ、でも・・・

夏海:いいから来なさいっ!

(鈴村、闇の力で夏海のもとへ引き寄せられる。)

鈴村:うわぁっ!

夏海:もぉ〜っ!照れなくてもいいのよ?
   私は鈴村くんの事、こんなにも愛してるんだから!

(夏海、鈴村のほっぺにキスをする。)

鈴村:ひゃぁっ!

ハナ:そっ、そんなぁ・・・
   私だってまだ鈴村くんにキスした事ないのに・・・(へなへな〜っ)

夏海:アハハっ!どぉかしら?
   ハナちゃんが私にくれたカードの力で、ハナちゃんの大好きな鈴村くんが私に蹂躙される気分は。
   私はずっと、ハナちゃんに嫉妬してたのよ!

ハナ:まさか、私も夏海ちゃんも同じ男の子を好きになってたなんて・・・

鈴村:えへへ、僕モテモテ〜っ!
   このまま3Pにもつれ込むのも夢じゃないね!

夏海:私は必ずこのデュエルに勝って、鈴村くんのハートを射止めてみせるわ!

ハナ:まっ、負けるもんですか!
   鈴村くんは絶対に渡さないわ!

夏海:私はこれでターン終了よ。

ハナ:私のターン!
   「杉本彩似のエンジェル」を召喚!ターン終了よ。

夏海:私のターン!
   うふふっ、ハナちゃん。あなたもこれで終わりよ!
   闇のモンスター、「暗黒のライトニング・ドラゴン」を召喚!

ハナ:あれは!夏海ちゃんの魂の切り札、「ライトニング・ドラゴン」が闇に染まった姿!?

鈴村:何か矛盾してるよ!
   直訳したら「暗黒の光の竜」て!
   妙に厨ニ病の雰囲気が漂うよ!

夏海:「暗黒のライトニング・ドラゴン」で「杉本彩似のエンジェル」に攻撃!

ハナ:あぁっ!私の「杉本彩似のエンジェル」ちゃんが!

夏海:更に「巨乳の暗殺者」と「暗黒のピクシー」で追撃!

ハナ:や〜ん!

夏海:さぁ、あなたのターンよハナちゃん!

ハナ:私のターン!
   どうしよう・・・私の場にはカードがない!
   それどころか、手札にもすぐに使えるカードはない・・・
   ターン終了よ。

夏海:うふっ、これで年貢の納め時ね、ハナちゃん。
   私のターン!「暗黒のライトニング・ドラゴン」でハナちゃんに直接攻撃よ!

(暗黒のライトニング・ドラゴンが口から黒い光線を放つ。)

鈴村:危ない!

(鈴村、ハナの目の前に飛び出し、黒い光線を浴びる。)

鈴村:うわぁーっ!!

(鈴村、吹き飛ばされてそのまま横たわる。)

ハナ:鈴村くん!
   私をかばって重傷を負うなんて・・・
   鈴村くん、大丈夫!?

鈴村:ん、う〜ん・・・
   ハナさん、ケガは無かった?
   必ず夏海ちゃんを元に戻してあげてね。(ガクッ)

ハナ:鈴村くん! 鈴村くん、返事をしてよ!
   お願いだから目を開けてよ!

夏海:すっ、鈴村くんがハナちゃんをかばったですって・・・
   私よりもハナちゃんを選ぶっていうの!?
   (いい加減にしなさい!もうあなたに勝手な事はさせないわ!)
   こっ、この声は・・・

ハナ:あら?夏海ちゃんの様子が・・・

夏海:(私の中の悪い心め!あなたは私自身が退治するわ!)
   私の中のいい子ちゃんの心ごときが、私を倒せるとでも言うの!?

ハナ:夏海ちゃんの悪い心といい子ちゃんの心?
   もしかして、今夏海ちゃんの中では普段の優しい夏海ちゃんと、悪い夏海ちゃんがごっちゃになってるって事!?

夏海:(私のターンはまだ終わってないわ!
    私は「Perfumeのアンケート」を発動するわ!)
   そっ、そのカードは・・・

ハナ:「Perfumeのアンケート」。
   お互いPerfumeのメンバーの中から1人を選んで、第三者にPerfumeの中で誰が好きかを聞く。
   その第三者と選んだメンバーが合致したプレイヤーはデュエルに無条件で勝利する事ができる。
   今までのデュエルの流れを無視して決着をつけちゃう為に禁止カードに指定されたカードね。

夏海:(ハナちゃん!先にメンバーを選んで!)
   バカ!そんな事をしたら、あ〜ちゃんかのっちを先に選ばれてしまうじゃないの!

ハナ:そう、このカードが禁止カードに指定されたのには他にも理由がある。
   このカードはあ〜ちゃんかのっちを選ぶ事で、十中八九デュエルに勝利できる事から、
   相手に上手い事かしゆかを選ばせる事で、強引にデュエルに勝利する事ができる。
   夏海ちゃん、私に先にメンバーを選ばせるなんて自殺行為よ。
   私は遠慮なく、のっちを選ばせて貰うわ。

夏海:(わかったわ。ならば私はかしゆかを選ぶわ。)
   かっ、かしゆかだとぉっ!?
   あんた、死ぬ気なの!?

ハナ:この状況でかしゆかを選ぶなんて・・・
   夏海ちゃん、あなたは一体何を考えて、

夏海:(ハナちゃん、悔しいけど、やっぱり私には鈴村くんを振り向かせる事はできないよ。
    私の代わりに、ハナちゃんが鈴村くんを幸せにしてあげて。)

ハナ:夏海ちゃん!?

夏海:(さぁ、第三者にPerfumeの中で誰が一番好きか聞きましょう!
    今回は、新橋のサラリーマンの高橋さんに聞いてみましょう。)
   止めろ!かしゆかを選んで勝てる訳が無い!

高橋:いやぁ〜、Perfumeの中なら断然のっちだべ!
   っていうかPerfumeの中でカワイイのって、彼女だけじゃん?

ハナ:やった!新橋のサラリーマンなのに横浜の方言がキツイのが気になるけど、私の勝ちよ!

夏海:何てバカな事を・・・
   私の負けだなんて・・・
   (さぁ、闇のデュエルに負けた者は、その命を闇に捧げなくてはいけない。
    私の中から出て行きなさい!悪い心め!)
   おっ、覚えてろよ〜っ!!

(夏海、その場に倒れこむ。
 そして闇のデュエルが終わり、みんなのケガがきれいさっぱり無くなった。)

鈴村:う〜ん・・・

ハナ:鈴村くん!元気になって良かった!

鈴村:僕よりも夏海ちゃんは?
   夏海ちゃんは大丈夫なの?

夏海:鈴村くん、ハナちゃん。心配かけてごめんなさい。

鈴村:やった!夏海ちゃんが元に戻ってる!
   嬉しいな!いつもの優しくて可愛い夏海ちゃんだ!

夏海:私はもう大丈夫だよ。
   鈴村くん、私の事を心配してくれてたんだね。ありがとう。

鈴村:いやぁ〜、大好きな夏海ちゃんを心配するのは当然の事だよ。

夏海:(カァァァ)すっ、鈴村くん・・・

ハナ:むす〜っ!さっきから黙ってみてれば、2人でイチャイチャしちゃって!
   鈴村くんは私のものなんだからっ!

(ゴゴゴゴゴ・・・)

(ハナ、えっちぃ衣装を身に纏った悪い子に変貌を遂げる。)

ハナ:夏海ちゃん!鈴村くんを賭けて闇のデュエルよ!

鈴村:堂々巡りか!!




暗黒天国
第242回 521KB(1位)
コント/お見合い
得点も半分にならなくてよかったですね!

鈴村:12時からこの料亭でお見合いか。
   相手は大富豪の白鳥家のお嬢様だって言うし、緊張するな。

(ハナがやってくる。)

ハナ:あの・・・鈴村修さんでいらっしゃいますか?

鈴村:はい、そうですけど。

ハナ:はじめまして。私、今日半日お見合いのお相手をさせていただく白鳥ハナと申します。

鈴村:はじめまして。今日はよろしくお願いします。
   それにしても、今日は僕のためにわざわざこんなに素敵な会場を用意してくださってありがとうございます。

ハナ:喜んでもらえて半分嬉しいですわ。
   事前に鈴村さんが日本食がお好きと半分伺っていたので、私が半分お世話になっているこの料亭を半分だけ貸しきったんです。

鈴村:本当にありがとうございます。
   ところで、半分って言うのは一体何なんですか?

ハナ:すいません。実は私、何でも半分にしてしまう癖が半分だけあるんです。

鈴村:「半分だけある」って言われると、あんまり大きなウィークポイントに見えませんけど・・・

ハナ:というのも、父が今の地位を築くために、ただならぬ苦労を半分だけしたんですよ。

鈴村:僕にはそんなに大変そうには聞こえないんですけど。

ハナ:それまでは我が白鳥家も半分貧乏だったんですよ。
   だから父が半分成功するまではずっと節約に半分だけ努めていたんです。
   その頃の癖が半分だけ抜けていなくて・・・

鈴村:そうなんですか。僕の頭ではネタとしか解釈できないですけど・・・

ハナ:まぁ、「なくて3と1/2癖悪い癖」という言葉もありますからね。

鈴村:七癖ですね?癖の個数で帯分数はあり得ないと思いますが。

ハナ:そんな事はさておき、私は鈴村さんの事を半分だけたくさん知りたいですわ。

鈴村:どっちですか!?

ハナ:半分鈴村さん、いくつか半分だけ質問しても良いですか?

鈴村:十割鈴村ですよ!まぁ、質問は構いませんけど。

ハナ:鈴村さんってお歳はおいくつなんですか?

鈴村:僕は今年で26歳です。

ハナ:そうなんですか。私も13歳なんです。

鈴村:それってちゃんと「÷2」の計算はされていますよね?
   さすがにそこまでの年下に手を出しちゃったら一大事ですから・・・

ハナ:それから、鈴村さんのご趣味を半分だけ聞かせていただけませんか?

鈴村:そうですね・・・
   十割答えちゃいますけど、僕は読書とベースギターが好きです。

ハナ:そうなんですか!?
   私も半分だけ一緒なんです。半分だけ凄い偶然ですね!

鈴村:趣味がたった1個合致しただけでそんなに大きなリアクションを取られても・・・

ハナ:私、読書は半分だけ好きなんです。

鈴村:フタを開けてみれば、さほど合致したわけでもなさそうですね。

ハナ:特にどんな本を半分だけ読まれるんですか?

鈴村:ちゃんと丸々1冊読みますよ!
   まぁ、小説なんかは好きでよく読みますけど・・・

ハナ:ホントですか!?私も小説は半分好きなんですよ。
   夏目漱石の「ぽっちゃん」とか。

鈴村:「坊ちゃん」ですね。
   濁音が半濁音になっちゃってますから。

ハナ:他にはライトノベルも好きなんですよ。
   「涼宮ハルヒの軽鬱」とか。

鈴村:半分がずいぶん大ざっぱな目分量ですね。
   憂鬱÷2は確実に軽鬱ではないと思いますが。

ハナ:他にはどんな本がお好きなんですか?

鈴村:他には、最近は漫画にも興味を持ち始めているんですよ。

ハナ:そうなんですか!?私も最近漫画は半分だけ読んでいるんですよ。

鈴村:ちゃんと最後まで読みましょうよ!

ハナ:特に好きなのがキテレツ大五十科といちご50%なんです。

鈴村:両方見事に数字が半分減ってるんですね。

ハナ:他にもコジとか・・・

鈴村:コジコジですね?さくらももこの。
   何だか親がいない子供みたいになっちゃいますから。

ハナ:それから半身不随!ひばりくんなんかも好きなんですよ!

鈴村:半分だけストップしてますけど!
   半分この仕方が無理矢理過ぎますよ!

ハナ:それから、最近半分読破した漫画があるんですよ。

鈴村:半分しか読んでないんじゃあ、読破とは呼び難いですよ。

ハナ:そうですか?
   ちゃんと単行本を半分買って、全巻半分ずつ読みましたよ?

鈴村:もはや1/2にも満ち足りていないんですね!?

ハナ:その漫画のタイトルがですね・・・半分だけ思い出せないんですよ。
   「らんま???」って言うんですけどね。

鈴村:「らんま1/2」ですか?

ハナ:それです!「らんま1/4」です。

鈴村:すでに半分になってるから好きってわけじゃないんですね!?
   「1/2」ってあなたの大好物な単語だと思いますけどね。

ハナ:それから、ベースギターもお好きとおっしゃっていましたね?

鈴村:はい、高校の頃にブラスバンド部でやっていたんですよ。

ハナ:そうなんですか。
   実は私も高校時代にブラスバンド部でフルートを2年間やっていたんですよ。

鈴村:白鳥さんって高校ダブってるんですね・・・

ハナ:あら?料理が半分だけ届いたみたいですわ。
   早速半分だけいただきましょう。

鈴村:あなたにとって、もはや1/4もテリトリーの内に存在するんですね。

ハナ:ちなみに鈴村さんは、お料理は半分だけなさるんですか?

鈴村:そうですね・・・
   僕は料理が苦手なので、どうしても外食頼りになってしまったり、偏食に悩まされたりしますね。

ハナ:そうなんですか?ちなみに私はお料理が半分だけ得意なんですよ。
   半熟の目玉焼きや半ライスなんかはお手の物ですよ。

鈴村:その特技はあまりよそで言わない方が良いですよ。
   特に半ライスは分量の問題だから、実質何の変哲もない白飯ですよ。

ハナ:でも、もしも私が半分だけ鈴村さんのお傍にいれば、鈴村さんの偏食の悩みも半分だけ解消できますね。

鈴村:お気持ちは嬉しいんですけど、それじゃあ半分解決できてませんよ。

ハナ:そうだ!今度私のお家に半分だけ遊びに来てください。
   半分だけ私のお手製のお料理を半分だけご馳走しますわ。

鈴村:半分人の手を借りてるじゃないですか!
   それにどうせなら全部食べさせてくださいよ。

ハナ:半分だけ参考までに、鈴村さんは日本食以外ではどんな食べ物がお好きなんですか?

鈴村:そうですね・・・強いて言えば、肉は好きでよく食べますね。

ハナ:じゃあ、お肉料理ですね?
   それじゃあ、鈴村さんのために国産の美味しい牛肉を半分使ってお料理を振舞いますわ。

鈴村:もう半分に何を使う気ですか!?

ハナ:半分楽しみにしておいてくださいね。

鈴村:確かに今のところ期待と不安の両方はありますけどね。
   それにしても、ここの料亭はとても良い所ですね。

ハナ:半分気に入っていただけましたか?

鈴村:まぁ、100%気に入りましたけどね。

ハナ:ここには半分綺麗な庭園もあるんですよ。
   半分だけ見に行って見ませんか?

鈴村:半分綺麗じゃないんですか!?
   まぁ、せっかくですし見に行きましょうか。

ハナ:それじゃあ、ちょっと待ってくださいね。
   靴を片方だけ履きますから。

鈴村:ちゃんと両方履きましょうよ。


〜庭園にて〜

鈴村:本当に綺麗なところですね。

ハナ:そうですね。

鈴村:あれ?池の中に鯉が泳いでますよ。

ハナ:あら、半分可愛いですね?

鈴村:もう半分は何を思っているのかもの凄く疑問なんですが・・・
   それにしても、白鳥さんって面白い方ですね?

ハナ:そうですか?結構言われるんですよ。

鈴村:そこは半分にしても「結構」なんですね!?
   でも、何というか・・・一緒にいてとても楽しいです。

ハナ:私も鈴村さんとお話をしていると半分楽しいですわ。

鈴村:残りの半分がすごく気になりますが・・・
   白鳥さん!もし僕でよろしければ、結婚を前提にお付き合いしてくれませんか?

ハナ:お気持ちは半分嬉しいのですが、実は私にはどうしてもお付き合いできない理由が半分だけあるんです。

鈴村:そんな・・・一体何が理由でお付き合いできないんですか?

ハナ:実は私、男なんです!

鈴村:ニューハーフ!?