リーベルパウンド ランキング14位 |
漫才/救済 |
氷谷:我々はまだネタを893個残している。 古城:アカン、これ負けフラグやで。 |
そんなことより問題がある。披露する場があと2回しか残っていないことだ。初めてのC大会!リーベルパウンド! |
古城:いやぁ、今更ですけども大学入試って大変でしたね。
氷谷:僕なんか寝坊して試験に遅れそうになりましたからね。
古城:おいおい、マジかよ。
氷谷:でも、そんな時助けてくれたのがセンター試験に間に合うマンなんですよ。
古城:とんでもなくピンポイントなヒーローだな!
氷谷:先ず、センター試験に間に合うマンとの馴れ初めを話したいと思いますけども。
古城:今日が結婚式とは聞いてなかったけどな!
サクサク話を進め過ぎてちょっと置いてかれそうだよ。
氷谷:僕は前日の夜中までダーツの特訓をしてたんですけど。
古城:勉強をしろよ!レジャーに興じるな!
氷谷:それが原因で寝坊しちゃって。
で、まぁ朝起きたら横にセンター試験に間に合うマンが居て。
古城:馴れ初めって言っただけあって大分エグイとこにいるな!
氷谷:ニッコリとこっちをずっと見てましたね。
古城:幸せそうに寝顔見てないで起こせよ!
センター試験に間に合うマンだろ!
氷谷:それで起きて急いで支度したんですよ。
荷物はセンター試験に間に合うマンに入れて貰って。
古城:手伝うところはちゃんと手伝ってくれるわけだな。
氷谷:いよいよ出発です。
古城:お、出発か。
氷谷:センター試験に間に合うマンが僕の背中に乗りまして。
古城:そいつが乗るの!?てっきりお前がおんぶされる方かと思ってたわ!
氷谷:そして、センター試験に間に合うマンが脱皮。
古城:脱皮!?いくらヒーローとはいえ突然過ぎるわ!
氷谷:背中から翼がグッと出て来まして。
古城:なるほど!その翼で飛んでいってくれるってワケだな。
氷谷:抜け殻を残しどこかへ飛び去って行きました。
古城:ここまで引っ張って失踪かよ!
氷谷:抜け殻の中には「今日の試験頑張ってね」という書置きが。
古城:書置きだけ残されても!間に合わなかったら頑張るどころじゃねえぞ!
氷谷:ちょっと興味あって抜け殻の中に籠ってみたんですけど。
これが結構温かくってしばらく寝てしまいました。
古城:お前も危機感を持て!呑気に寝てる場合じゃないだろ!
氷谷:しばらくして僕が書置きを再び見るとそこにセンター試験に間に合ウーマンの電話番号が!
古城:仲間に頼んでくれという事か。
氷谷:それを見ていた両親が「今夜は赤飯だ」と言ってました。
古城:確かにモテない息子が電話番号ゲットして嬉しいだろうけども!
氷谷:でも、会った事のない女の人に突然電話をかけるだなんてねぇ。
古城:そんな事言ってる場合じゃないだろ!気持ちはわかるけどさ。
氷谷:まぁ、決心してセンター試験に間に合ウーマンに電話をかけたわけですよ。
古城:意を決して電話したわけだな。
氷谷:もしもし、氷谷と申しますけども。センター試験に間に合うようになんとかして欲しいんですが。
あ、今日は休暇で秋葉原に行く予定なんですか。
古城:休暇って!1年に2回なのにも関わらず!
氷谷:秋葉原ということはセンター試験に間に合ウーマンはマニアウーマン!
古城:そこで韻を踏まなくていいんだよ!んで、その後どうしたのよ。
氷谷:でも、センター試験に間に合うじいさんが来てくれると。
古城:大丈夫!?じいさんでしょ!?
氷谷:暫くしてじいさんがやってきました。
そしてセンター試験に間に合うじいさんが僕の背中に乗りまして。
古城:またそっちが乗るんかよ。なんか見た目がもう介護だけど。
氷谷:じいさんにジェット噴射機がついてまして。
古城:それでビュンビュン飛んでくわけだな!
氷谷:「ジェットスイッチオン!ああぁぁ!カツラが飛んでいきおったあああ!!」
古城:何処に装着してんだよ!
氷谷:ジェット噴射機を背中に付けて再度チャレンジ!
古城:次はキチンと決めて欲しいわ。
氷谷:「ジェットスイッチオン!ああぁぁ!ギックリ腰がああぁぁぁ!」
古城:やっぱり体ボロボロじゃないか!
氷谷:じいさんはダメだった。しかし、今度はセンター試験に間に合うキャットを呼んでくれた。
古城:おうおう、猫まで出て来たけど大丈夫なのか?
氷谷:懐くかどうか心配だったけど、無事に懐いてくれました。
古城:まぁ、懐かないよりはな。
氷谷:そして「おかしいのぅ、ワシ以外には懐かんはずじゃのに」とじいさんの一言。
古城:じいさんと血が繋がってる的なシーンいらないから!サクッと出発を!
氷谷:「猫の背中にこれをつけるんじゃ」とじいさんが巨大ペットボトルロケットを指さす。
古城:猫逃げ出すわ!チョイスミスが酷い!
氷谷:案の定猫が逃げ出しまして。もう諦めかけたその時そこになんとセンター試験に間に合うマンが!
古城:よくノコノコ戻ってきたな!
氷谷:センター試験マンは僕を背負うと思いきや膝で僕をリフティングしながら出発。
古城:ヤバいヤバい!テスト前に意識失うわ!
氷谷:走馬灯が見えました。でも、おかげでセンター試験の復習ができたんですよ。
古城:だいぶ死に物狂いだな!
氷谷:そして無事到着。
古城:走馬灯が見えてるのは無事とは言わないけどな!
氷谷:で、まぁ試験会場に着いたはいいんですけども。
その時に上も下も英語の服だったんで。没収されて。
古城:まぁ、英語の服はしょうがないわ。
氷谷:ほぼ全裸にされましたけども。
古城:徹底し過ぎだろ!そこまで脱がさなくても!
氷谷:でも、救済措置とかいって。ダーツの矢を投げて、矢が刺さったゾーンのモノを貸してくれるそうで。
古城:まさかダーツの特訓が役に立つ時が来るとはな!
氷谷:結局タワシだったんですけども。
古城:ダーツの特訓生きてねぇじゃねえか!まるっきり無駄だわ!
氷谷:1教科目はタワシで股を隠しながら受けて。
古城:ギリッギリじゃねえか!
氷谷:それで休み時間に勉強をしようと思ってカバンを開けるとそこにはこち亀が全巻入っていました。
古城:何をぶちこんでくれてんだよ!間に合うマン!
氷谷:後で問い詰めたらついうっかりって言ってました。
古城:100巻以上あるのにうっかりな筈あるかよ!
氷谷:そして、色々あったんですけども。
まぁ、全裸にタワシは寒いという事で。
古城:そりゃセンター試験は冬だからな。
氷谷:しかし、僕はセンター試験に間に合うマンの変身ベルトを貰っていたんですよ。
古城:いつの間にそんなモノを。
氷谷:そして僕はおもいきり叫んだんです。へーんしーん!!
そしたら、試験中の私語は厳禁ですって連れ出されまして。
古城:試験中にやったのかよ!そりゃそうなるわな!
氷谷:「おお、変身が出来るのは我が一族のみ…やはりあの子は…」
古城:じいさんの台詞いらんわ!
氷谷:テストはそこで終了。もう散々でしたね。
古城:お前にも悪いトコはあったけどな。
氷谷:まぁ、帰ってから両親が用意してくれてた赤飯食べたんですけども。
古城:何もめでたくないわ!もういい。
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KOYOMI ビッグチャレンジ2位 |
漫才/牛丼 |
睦月「まさかこの舞台にまた帰ってこれるとは思わなかったねー。」 如月「まずはココで軽く勝ってファイナルに。・・・って言えたらカッコいいんでしょうけどね。正直不安です。」 睦月「よーし!全力で行きますー!」 |
過去2度の雪辱果たせるか?3大会ぶり3回目のC大会!KOYOMI! |
2人「はいどうも〜。」
睦月「めくれ笑いのカレンダー、」
如月「KOYOMIです。よろしくお願いします。」
睦月「さて。如月、そして皆さんは、この世で一番不毛な物は何かご存知ですか?」
如月「おぉ、お得意の開幕変化球。いきなりどうしたのよ。」
睦月「最も不毛なもの、それは戦争です。」
如月「で、いきなりテーマが重いんだけど大丈夫?」
睦月「己のエゴのために他者を貶し、多くの命を奪い。そして後に残るのは空になった世界のみ。」
如月「暗いよ暗いよ。私ら程度の実力じゃとても笑いに変換できる気がしないよ。」
睦月「というワケで、私は牛丼チェーンの価格戦争が許せません!」
如月「何が『というワケ』なのかほとんど理解できなかったんだけど?つまりはどういうコト?」
睦月「だってさ、やれアッチが260円にしたぞ、コッチは250円だ!とか、それならコッチは240円だ!とかさ。たかだか10円のタメに見苦しいじゃん。」
如月「アンタにとってはたかだか10円かもしれないけど、牛丼チェーン各社にとってはコストやら集客率やらの関係をギリギリまで計算してやってるんだから。」
睦月「そうなんだろうけどさー。私、牛丼屋って行ったコトないからなんでソコまでするかイマイチピンとこないんだよね。」
如月「まぁ、確かに女性にとっては行きづらい場所ではあるかもね。」
睦月「でしょー?ソレに、牛丼食べに行って、『あ!肉食系女子がいるぞ!』って思われてもヤじゃん。」
如月「いやいやそんなコト誰も思わないから。牛丼食べてるだけで肉食系なら人類皆肉食系だよ。」
睦月「ソレでお店に居る草食系男子が逃げるワケでしょ。葉っぱとかでカモフラージュしてさ。草食系装飾系男子。」
如月「百歩譲って逃げるとしても、葉っぱ付けたところでまったくイミ無いけどね。なんたって森じゃなくて街中なんだから。」
睦月「最終的には『女性恐い!』ってなって出家して、草食系装飾系僧職系男子。」
如月「もうソレは完全にアンタが『そうしょく』『そうしょく』言いたいだけでしょ。出家とか無理やりすぎるから。」
睦月「So Shock!」
如月「・・・ソレに関してはもう触れたくもないけど。」
睦月「ところで如月はさ、行ったコトあるの?牛丼屋。」
如月「行ったコトはあるよ。てか今どき行ったコトない人の方が珍しいと思うけど。」
睦月「そうなんだー。ならさ、色々教えてくんない?」
如月「色々教えられるほどは行ってないけど、答えられる範囲でならいいよ。」
睦月「じゃあ、早速質問なんだけど。『よし、今日は牛丼を食べるぞ!』ってなるワケじゃない。そしたらさ、どうやってドコで食べるかって決めるの?」
如月「そんな決意して行くモンでもないと思うけど・・・。その辺は感覚で決めるんじゃない?」
睦月「感覚かぁ・・・。例えば、待つのがイヤなら松屋とか?」
如月「『待つ』や、なのにこれいかに、ってカンジだけどね。」
睦月「心に隙間があるトキはすき家。」
如月「もう牛丼屋とか来てる場合じゃないよね。そんな状態だともっと他に行く場所あるでしょ。」
睦月「人恋しくなったら寂しがり屋。」
如月「おぉ、随分大胆な方向に会話をすっとばしたね。もはや性格診断だもん。」
睦月「まぁ、とにかく行く場所を決めました、と。次は注文の方法かな?」
如月「直接店員さんに注文する場合と券売機なんかで買う場合があるかな。」
睦月「んと、つまり券売機で店員さんを買って直接注文するんだね?」
如月「なんで混ぜちゃったのかな。おかげで人身売買が行われちゃったじゃん。ちゃんと聞いてた?」
睦月「ごめんごめん。券売機で買うか、直接言うのね。分かった分かった。で、後は?」
如月「後は・・・、席に座って届いたのを食べるくらいじゃない?」
睦月「えー、もう終わりー?なんか全然スタイリッシュじゃ無いー。」
如月「何よスタイリッシュって。牛丼屋の食事にスタイリッシュもへったくれもないと思うけど。」
睦月「もう、こんなんだから女性人気が出ないんだよ。もっと女性のハートをキャッチするようなシステムにしないと。」
如月「人身売買しようとする女性に言われても説得力ないけども。でも、確かにその戦略は間違ってないかもね。
で、具体的にはどうするのよ?」
睦月「まずはゆっくり出来るような環境づくりだよねー。」
如月「回転率が命の牛丼屋でゆっくりされても困るんだけどね。まぁいいや、続けて。」
睦月「で、席と席との間もゆったり取って、個人のスペースを確保してー、」
如月「多分、多分だけど、現状の一般的な店舗の建坪からすると5席も作れないよね。」
睦月「んで、やっぱりテラス席とか欲しいよねー。」
如月「へぇ、通行人に牛丼臭をまき散らすんだ。」
睦月「あとはやっぱり落ち着くBGMと飲み物だよね。コーヒーとか。」
如月「一般的の味覚を持つ人間が牛丼とコーヒー一緒に食べたいと思う?」
睦月「コーヒーのサイズはもちろんショートとトールとグランデでね。」
如月「よし分かった。大人しくスタバ行こう、ね?」
睦月「そっかぁ・・・これじゃあ単なる牛丼を出すスタバだもんね。」
如月「まぁそうだよね。ただ、私は牛丼が出てくるスタバを『単なる』と言う言葉で括るのには抵抗あるけども。」
睦月「じゃあ、ならもっと個性を出さなきゃいけないのかな?」
如月「個性より先に見直してもらいたいコトがあるんだけど・・・。
いい?『牛丼屋』なんだから。コーヒーとかよりソコを基盤に考えていかないと。」
睦月「牛丼・・・牛丼・・・・・・。そうか!牛だ!」
如月「大発見のように言ってるけど、この上ない当たり前のコトだけどね。」
睦月「牛をテーマにしたテーマパークみたいにすればいいんじゃないかな!」
如月「わお、見事に小学生の発想だ。」
睦月「入り口にはでっかい赤ベこを置いて、」
如月「赤ベこって言われてピンと来る人少ないと思うけど。アレね、首を振る牛の工芸品ね。」
睦月「メニュー名はかわいらしく『牛さんのどんぶり』とかにして、」
如月「かわいらしさの中に残虐さが見え隠れしてるのは気のせい?」
睦月「席に着くとカウボーイハットを被せてくれて、イスはロデオマシーンになってるの。」
如月「おちおち食事も出来ないね。そもそもソレだとカロリー摂取したいのか痩せたいのかも分からないし。」
睦月「ソレで、店員さんは全員牛の被り物を被ってて、語尾には『もぉ〜』って付けるの。」
如月「『牛さんのどんぶりだもぉ〜』。うん、実際言われたら殺意を覚える自信があるよ。」
睦月「で、テーマパークって言ってるくらいだからイベントも作っていかないとね!やっぱりパレードとかかなー。」
如月「パレードって。コレまた発想が貧困すぎて可愛そうになってくるよ。」
睦月「もちろんっ!パレードの主役は牛でーす!」
如月「さもお待ちかねのように言ったけど、誰一人ワクワクしてなかったからね。だって読めたもの、アンタ単純だから。
というか、赤ベことロデオマシンで埋まってる店内のどこにそんなスペースがあるのよ。」
睦月「スペースが無いかぁ・・・。じゃあ、店員さんが牛のぬいぐるみを持って歩くコトにしよう!」
如月「何も知らずに入ってきたお客さんが、ぬいぐるみ持って店内徘徊してる人を見たらさ、確実に通報すると思うけどね。」
睦月「パレードだけじゃモノ足りないから、もうひとつぐらいイベント用意しないとなぁ。」
如月「そもそも牛丼屋でイベントをやる必然性が皆無なんだってコトに気付いて。お願いだから。」
睦月「あ、そうだ!お寿司屋さんとかでやってるマグロの解体ショーみたいなのにしよう!同じ食べ物屋さんだし出来るでしょ。」
如月「解体ショーって・・・。イヤな予感しかしないよ。」
睦月「『今から牛の解体ショーはっじまるもぉー!』」
如月「悲しいくらい案の定だよ。そんな軽いノリで食事中にグロいモノを見せられたらどうしたらいいんだろうね。」
睦月「じゃあ牛のぬいぐるみの解体ショーで。」
如月「ぬいぐるみ持ってうろうろしてた人がぬいぐるみを解体し始めたら、いよいよどこかしらが病んでる人だよ。」
睦月「えーっ、ぬいぐるみかわいいじゃんー。」
如月「なんでもぬいぐるみにしたら解決すると思ってるなら、この先の人生苦労すると思うよ。」
睦月「じゃあどうしたらいいのさー。」
如月「というか、そもそもがおかしいんだって。低価格を売りにしてるんだからさ、
コレだと人件費やら設備費やら余計かさんじゃうじゃん。」
睦月「そうか!逆転の発想だ!」
如月「逆転の発想っていうかもはやアンタのアタマのネジが一周してるけどね。で、どんなコト思いついたの?」
睦月「低価格を売りにしてる時点でその考えが古いんだよ。いっそのこと高級感を出して行った方がいいんだって。」
如月「コレまた安直だね・・・。お願いだから思いつきだけじゃなくてもうちょっと考えてから発言してちょうだいよ。」
睦月「いや、ちゃんと考えてるよー!
まず、お店に入ると牛柄の燕尾服を着たお兄さんがお出迎え。」
如月「もう牛なのかツバメなのかワケわかんないけどね。そもそも牛柄の燕尾服って相当滑稽だし。」
睦月「内装は落ち着いたモダンな造りで。あ、いや、もぉ〜ダンな作りで。」
如月「何で言いなおしたのかな?腹立たしいんだけど。」
睦月「注文方法も券売機のボタンを押して選ぶんじゃなくて、
券売機の代わりにずらっと人並ばせて、それぞれのメニューを対応した人から買うの。」
如月「ずらっと並ばせてって。人件費をドブに捨てるような暴挙だね。で、対応した人から買うってどういうコトよ?」
睦月「ソコはちゃんとさっきのお兄さんが説明してくれるよ。
『並盛は私の弟である次男から、大盛は三男から、特盛は四男から券を買って下さいー!」
如月「さっきの『お兄さん』ってそういうコトだったの?流石に子だくさんすぎやしない?
というか一人で十分済むじゃない、何やってんのよ。家族自慢したいの?」
睦月「まぁ、この店では並盛とかって呼ばずに、それぞれショート、トール、グランデって呼ぶんだけどね。」
如月「全然スタイリッシュじゃないよ。アンタが思ってるであろうスタイリッシュレベルの1割にも満たないくらいだよ。」
睦月「で、席に案内されるんだけど、それぞれの席に1人ずつが担当さんが付いてくれるの。」
如月「あのさ、どのくらいの建坪を想定してるかは知らないけどさ。現時点で牛ツバメ兄弟が密集してて相当狭いんだけど。大丈夫?」
睦月「で、その担当さんに食券を渡して、しばらくしたら総締めである入り口のところにいた長男が回収しに来て厨房に渡しに行くの。」
如月「二度手間どころの騒ぎじゃないよ。時間が勿体無さすぎるじゃない。」
睦月「いや、その待ち時間が楽しいんだって。担当の人と談笑して待つんだよ。牛トークに華を咲かせてさ。」
如月「何よ牛トークって。まったく興味湧かないんだけど。」
睦月「えー、楽しいよ?『牛ってのんびりしてて羨ましいですよねー』とか『いっぱい草食べますよねー」とか色々あるし。」
如月「コレまで中身が伴ってない『色々』って表現も珍しいよ。」
睦月「『あ、黒毛和牛の解体ショーが始まるみたいですよ!』とか。」
如月「あ、そのイベントは採用確定事項なんだ。私があんなに止めたのに。」
睦月「で、しばらくしたら牛丼が運ばれて来るからサッと食べてサッと帰ると。」
如月「ソコだけは従来のスタイル貫くんだ。もうアンタのコンセプトが泥船並みに不安定すぎて訳がわかんないよ。」
睦月「まぁ、コレでカンペキでしょ!」
如月「だそうです。少しでも興味を持った経営者の方がいらっしゃったら睦月に連絡してやって下さい。連絡頂いた場合は私がただちに諦めるよう説得しに行きますんで。」
睦月「あー食べ物の話したらお腹すいてきちゃった。なんか食べに行かない?松屋とすき家と吉野家の割引券あるけどどこにする?」
如月「待って待って待って。がっつり牛丼屋行ってるんじゃない、なんでウソついてたのよ。」
睦月「えー、だって・・・。さっき言った通り肉食系って思われるのがイヤだったんだもん・・・。」
如月「誰も思わないから安心して。」
睦月「So Shock!」
如月「いい加減にしなさい。」
睦月「以上、アナタを笑わす、」
如月「1年間。」
睦月「KOYOMIでした〜。」
如月「ありがとうございました。」
|
(誰もいない廊下で)
如月「今回ビッグチャレンジで2位通過だったんですが、何の因果か前回セミ出たトキも年間ランキング2位だったんですよね・・・。」
睦月「前回のリベンジ!となればいいね。」
如月「三度目の正直となるか、二度ある事は三度あるになるのか・・・。」
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ライジングブルー ランキング9位 |
漫才/節分 |
青:負けるつもりはないので頑張りますよ。 昇:そうですね。半泣きでも半笑いでも次が最後ですから。 青:泣いても笑ってもだろ。 なんでちょっと感情出し惜しんでんの 昇:じゃあどうぞ。 青:みて下さい。 |
全力プレーでお願いします。参加者中最多となる7回目のC大会!ライジングブルー! |
青:どーもよろしくお願いします! ライジングブルーです!
昇:いきなりですけど、2月3日といったら節分じゃないですか。
青:節分ですね。 そこには文句の付けようがないですよ。
昇:ただ最近は節分というと恵方巻きとかがクローズアップされてる感じがしませんか?
青:あー、確かに恵方巻きのイメージは強いですね。 でも2月3日はまだ豆まきが基本じゃないんですか?
昇:そう、やっぱ豆まきなんですよ。 だから今年はきちんと豆まきしようと思いまして。
青:いいじゃないですか。 鬼は外、福は内とか言ってやったらいいんですよ。
昇:ん? 今なんと?
青:いや、だから豆まきは鬼は外、福は内とか言いながらやったらいいんですよ。
昇:あのですね、そこで今悩んでるんですよ。
青:悩んでる? あ、終わった後に豆を片づけるのが嫌とか?
昇:いや、そういうのじゃなくてですね、あなたは「鬼は外」を先に言うタイプですか?
青:え? いやタイプとか言われるとあれですけど・・まあ鬼は外が先じゃないですか?
昇:そうですか。 でも仮に先に鬼は外を唱えて豆を撒いて、実際鬼が出て行ったとするじゃないですか。
すると今家の中には鬼も福もない状態なわけですよね?
青:まぁ言ったらそうですよ。 まだ福を内に呼んでないですからね。
昇:昔何かで見たんですけど、人の体っていうのは或る程度悪い物を持っておいた方がかえっていいみたいことを聞いた気がするんですよ。
菌を無くしすぎて清潔にしたりしすぎると返って抵抗力がなくなって病気になりやすい、みたいなことだったと思うんですけどね。
その考え方で行くと、福は内を言うまでの間、我が家はまさにその抵抗力がない状態になるわけですよね?
青:え?
昇:だから、そこらへんを考えると正直「鬼は外」を先に言うことに若干ためらいがあるんですよね・・・。
青:いや深く考えすぎだろ! 抵抗力どうこうの話持ち出すほどの行事じゃないよ!?
でもそんなに抵抗あるんなら「鬼は外」の後間髪入れずに「福は内」を言えばいいんじゃないの!?
昇:でも鬼は外の後は豆を撒かなきゃいけないルールだろ! 1ターンで2つ言うのは反則なんだよ!
青:そんな正式なルール無ぇわ! なんだ1ターンて! 1ターン1台詞1撒きとかいう規則あんのかよ!
昇:「鬼は外!」で相手が豆を撒くんだと思わせて「福は内!」って言うのは卑怯なフェイントだろ!
青:相手ってなんだよ! 誰を引っかけたんだよそのフェイントで!
じゃあフェイントがダメなら「鬼は外福は内!」っていう1つのフレーズとして扱えばいいんじゃねぇの!?
昇:そんな長い台詞一気に言ったら息切れして豆撒けないだろ!
青:それは体力次第だよ! 福を呼びたいという気合いでそこはなんとかしろや!
昇:まぁ百歩譲って豆を撒いたとしようや!でもその撒いた豆が持つ力の所有権は「鬼は外」と「福は内」のどっちに帰属すんだよ!
青:堅苦しい言い方だな! 所有権とか節分にふさわしくないだろ!
昇:俺の知らないところで鬼は外と福は内が法廷で決着付けたらどうすりゃいいんだよ!
青:なるかそんな裁判沙汰に! 「鬼は外」ってそんな自由に行動できんのか! 単語が訴訟しちゃってんじゃねぇか!
裁判されたくなかったら一気に2回分の豆を撒いてパワーを均等に振り分ければいいんじゃないでしょうか!
昇:だからルール覚えろよ! 1単語に対して2回分の豆を撒くのは反則だろ!
青:ルールってなんだよさっきから! そんなきっつきつに縛られた豆まきする習慣ないんだよこっちには!
節分に関しては各人が各々のルールブックでやりゃあいいだろ!
昇:とにかく、これで鬼は外を先に言ったらダメっていうのがはっきりしたな。
青:別に関係ないと思いますけどねぇ。 でもそんな気にするなら逆に「福は内」から言い始めたらいいんじゃないの?
昇:うわ・・・
青:うわって何だよおい。 そういう逆転の発想でしょうよ。
昇:安易なのよ安易。じゃあ仮に「福は内」って先に言ったとするだろ?
先に福を呼んだら家では福と鬼が鉢合わせ状態になるだろうがよ! 少し考えたらわかることだろ!
青:なっても福が鬼と戦って勝てばいいだろうよ!
昇:鬼が優秀な弁護士雇ってたらどうすんだよ!
青:そこも裁判かよ! 戦えよ武力で! 鬼がこん棒持って福はなんか、ハッピーな戦法使ってさ!
昇:直接戦っても鬼が勝つ可能性が高いんだよ!
鬼ってのはイメージできるけど福ってなんか実体なくてぼわっとしてるだろ? そゆこと!
青:どゆことだよ! そゆことで納得させれるとでも思ったんか!
実体とか関係なくすぐに「鬼は外」って言えば鬼も出て行くだろ! お前が援護して鬼を追い出すべきじゃねぇのかよ!
昇:鬼は外って言ってる間に鬼が福を打ち負かしたらどうすんだよ! そこが甘いんだお前は! あずきか!
青:豆で例えるな! 節分だからって豆になぞらえんな俺を!
福が打ち負かされたらまた「福は内」って言い直せばいいだろーよ! それを繰り返せば鬼も連戦の疲れでいつか負けるだろ!
昇:・・お前実際にやってみるのを想像してみろや!
福は内! ・・・福は内! ・・・福は内! ・・・おn・・福は内! こんなんやってたら周りに「あいつ欲張りだ」って印象もたれちゃうよ!
青:さっきから誰と豆撒いてんだよお前は! 一人でやってたらそんなん気にしないで済むから一人でやれ!
昇:ダブルスの場合もあるだろ!
青:無ぇよ! 豆まきにそもそもシングルスとかそういう概念無いんだわ!
昇:とにかく福は内連呼は俺にも罪悪感が生まれるから避けたいんだよ。 とりあえず交互にいきたいみたいなのあるだろ?
青:・・・何を交互にするんだよ!? ものによるよ交互に行くかどうかは!
昇:生姜焼き定食でご飯とみそ汁を交互に行きたいみたいなのあるだろ!
青:生姜焼き食えや!! 何でメイン放置で質素に攻めるんだよ! 三角食べをしろ三角食べを!
何だお前の豆まき難しすぎるわ! 結局どうしたいんだよお前は!
昇:いや、ひとつ妥協案というか、アイディアは持ってるんだ。
青:豆まきの妥協案っていう響きも何か変ですけどね。 ちなみにどういう方法よ?
昇:最初に鬼は外って言って豆を撒くんだけど、そこで鬼を全滅はさせない。 少し残す。
青:少し残すの?
昇:そんで、少し残った鬼を福は内と鉢合わせにしてやっつける。 どうよ?
青:・・・いや微妙だろ。 福は内って言う前に鬼が戻ってきたらどうすんの?
昇:いや、そこは・・・うまくごまかして戻ってこないようにする。
青:いやそんな方法使ったらずるいわ! じゃあさっきまでのお前の反論もそれで片づくじゃねぇか!
昇:片づきません!
青:あしらうな! あしらって強引にごまかすな! お前の考えも絶対おかしいからな!
第一少し残した鬼と福を戦わせてやっつけるって言うのもおかしいよな! 裁判で決着付けるんだから鬼の数関係ないよな!
昇:いや、2月3日は裁判所が定休日だから・・・
青:じゃあ今までの裁判の話も全部定休日でチャラだよ! お前の言い訳で今までの俺の提案ありになってきてるわ!
昇:話を掘り返すなよ! とにかく今問題なのはどうやって残しておく鬼を選抜するかだろ!
青:絶対そこ以外に重大な問題残ってますよね! 答えて下さいそこに!
昇:わかったよもうわかったよ! そこまで言うならお前の判断に任すよ! なんだ寄ってたかって!
青:急にキレたな! 俺しかいねぇから寄ってもたかってもねぇけどよ。 え、何、俺の考えの方が良いと認めるってこと?
昇:いやそうじゃなくて、鬼を残す方法をお前に選んでもらおうかと思って。
青:そこじゃねぇだろうがよ! そこに俺の意思はさんでもらっても嬉しくねぇんだよ!
昇:裁判で決めるか、それともクイズ大会で決めるか・・・
青:どっちも選びたくねぇわ! 鬼同士も裁判すんのか! 定休日だぞ!
昇:それは2月2日に裁判してあらかじめ決めるにきまってんだろ!
青:何強く反論してんだよ! あらかじめ逃げる鬼決めてたら八百長じゃねぇか! 節分を八百長でするんですか!
昇:じゃあクイズ大会か!
青:そもそも何で対抗馬がクイズなんだよ! こん棒で早押しボタンぶっ壊れるわ! 大会にならんよ!
昇:なんだ結局ダメだダメだばっかり言いやがってよ! じゃあここも俺が決めるわ!
青:いいよ決めちまえお前が! 俺はどうせ例年通りの節分をするから関係ねぇよもう。
昇:残る鬼、逃げる鬼は・・・鬼ごっこで決めます!
青:ごっこにならねぇ! いいかげんにしろ。
両:どうもありがとうございました。
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(廊下にて)
青:終わっちゃいましたね。
昇:あとはね・・・結果がね・・・。
青:不安と期待が入り交じる感じで待とうと思います。
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暗黒天国 ランキング4位 |
コント/クリスマス |
鈴村:よぉし、絶対に勝ってファイナルに行くぞ!! ハナ:お尻と地球の出番に期待してたみんな、ザマァwww |
おらんおらん。2大会連続2度目のC大会!暗黒天国! |
鈴村:う〜ん・・・(ハナを見つめる)
ハナ:どうしたの?
鈴村:ハナちゃんてさ、凄く犬っぽいなぁ〜って思って。
ハナ:何それ?
鈴村:だってそうだろ?
昔から頭も良かったし、人懐っこい性格だったじゃん?
ハナ:まぁ、そうだろうけどさ・・・
鈴村:それにさ、付いてるでしょ? 血統書!
ハナ:付いてないよ!
そこまで来たらもはや犬だよ!
鈴村:ねぇ、ちなみにハナちゃんてさ、動物占い何?
ハナ:ゾウさんだけど・・・
鈴村:え〜っ!?全然ゾウっぽくないじゃん!
ハナ:動物占いって、その人の雰囲気で「この動物だっ!」て決めるもんじゃないからね!?
鈴村:そうなの!?
ハナ:そうだよ!そもそも動物占いに犬はいないからね!
鈴村:
ハナ:ショックのあまり言葉を失うんじゃない!
っていうかさ、私たちこうして会うのも高校卒業以来な訳じゃない?
今何してるかとか、そういう話をしようよ!
鈴村:それもそうだね。
ハナちゃんはどうなの?
何を生業としているの?
ハナ:私ね、今浅草で人力車引いてるんだ〜♪
鈴村:へぇ〜、高校時代からやりたいって言ってたもんね!
ハナ:鈴村くんは何をやってるの?
鈴村:僕はね、ゴールデンボンバーってバンドの追っかけやってるんだ!
ハナ:鈴村くんも生業を教えてよ!
鈴村:通称「金爆(きんばく)」なんて言われてて・・・
ハナ:いや、そのバンドの情報求めてないから!
鈴村くんも何の仕事してるのか教えてよ!
鈴村:僕、鉄工所で溶接やってるんだ!
ハナ:あれ?鈴村くんて、高校卒業してトリマーの専門学校に行ったんじゃなかったっけ?
どうしてそれが鉄工所で働いてるの?
鈴村:僕、こないだまで服役してたからさ・・・
ハナ:それこそどうしてだよ!?
まさかの告白だよ!
鈴村:服役中に溶接の資格取ってさ、見事に社会復帰だよ♪
ハナ:そんな事明るく言われても・・・
鈴村:まぁ、そんな僕の失態はさておいてさ、大事なのは今だよ!
何たって今日はクリスマスだからね!
ハナ:それなんだけどさ・・・
何で急に私なんかを家に招いてくれたの?
もう何年も会ってなかった訳じゃん。
鈴村:実は・・・
警察のお世話になった時にさ、付き合ってた彼女がいなくなっちゃって・・・
出所して初めてのクリスマス、要は何年かぶりに孤独なクリスマスでさ・・・
んで、あまりにも寂しくて、高校時代に仲が良かったハナちゃんに白羽の矢が立ったわけよ!
ハナ:そうなんだ。
でも、私の事ちゃんと覚えててくれたんだね!
仲良しだった割には、卒業した途端に連絡が途絶えちゃってたから、心配してたんだ。
鈴村:ハナちゃんほど仲良かった女の子、他にいなかったからね!
それにハナちゃん、実は高校時代、男子からの人気凄かったんだよ!?
よく友だちから、ハナちゃんとどうすれば仲良くなれるかとか相談されてたしね!
ハナ:そうだったの!?
鈴村:そうだよ!
それはもう、学校のグリンチ的な存在だったんだから!
ハナ:それを言うならマドンナ!!
私別にクリスマスに悪さしに来ねぇわ!
鈴村:いっけね!
グリンチは僕の事だったよ!
ハナ:鈴村くん、高校時代グリンチなんて呼ばれてたんだ・・・
鈴村:まぁ、毎年クリスマスになると、クラスの男子や先生たちにくだらないイタズラしてたからね!
ハナ:ふ〜ん・・・
何でクリスマス限定なのかはよくわからないけど・・・
鈴村:まぁ、話はこれくらいにしてさ、何か食べない?
ハナ:それもそうだね。
鈴村:お酒なんだけどさ、ビールと梅酒があるけど、どっちが良い?
ハナ:じゃあ、梅酒が良いかな。
鈴村:ケーキがさ、2人でホールケーキは食べきれないと思って、ショートケーキとチョコレートケーキを2切れずつ買っておいたんだ。
どっちが良い?
ハナ:それはせっかくクリスマスだし、ショートケーキにしようかな。
鈴村:しまった! お酒のおつまみになる物がない・・・
ハナ:別に気にしなくて良いよ?
鈴村:いや、せっかくだし買って来るよ!
ツナ缶にするね!
ハナ:あ、それは選ばせてくれないのね・・・
鈴村:断固としてツナ缶にするね!
僕はツナ缶が大好きなんだ!
ハナ:まぁ、何でも良いよ。鈴村くんに任せるよ。
鈴村:じゃあ、すぐに戻るから待っててね! 待てだぞ! 待、て!
ハナ:だから犬じゃないって!
鈴村:いい子にして待ってるんだぞ〜!(立ち去る)
ハナ:まぁ、ローストチキンも忘れてる事はおいといて・・・
前科はあるみたいだけど、昔と変わってないなぁ・・・
高校時代ずっと好きだったけど、その気持ちを伝えられないままでいたから、今日こうしてお呼ばれされて良かったなぁ・・・
もうオトナなわけだし、この後どうにかなっちゃったりしてぇ〜(ニヤニヤ)
そうだ! せっかくだし、どっかその辺に隠れて、鈴村くんを驚かせてやろうっと!
そこの押し入れが良いかな?
(押し入れを開ける)
ハナ:ん?何コレ・・・
首輪と鎖?
あとロープもある・・・
まぁいいや、他にもちょっと候補を挙げてみるか!
そのベッドの下とかね!
(ベッドの下を覗き込む)
ハナ:あばばぁ〜っ!?
「月刊しめ縄」
「週刊亀甲縛り(バインダーと荒縄付き創刊号)」
ハナ:こっ、これは・・・
まさか鈴村くんにそんな趣味が・・・
一応今日そういう覚悟はしてきたけどさ・・・
これは流石にハード過ぎるよ!
てか、鈴村くんにこんな性癖があるなんて意外・・・
待てよ!?
犬っぽい私
↓
押し入れの首輪と鎖
ゴールデンボンバーの追っかけしてるけど、前まで服役してた
↓
金爆と失態
↓
きんばく しったい
↓
緊縛したい
この後そういうハードな事をされる
↓
クリスマスにイタズラされる
↓
グリンチ
ツナ缶が好き
↓
綱姦が好き
話を思い起こしてみたら、そういう趣味まるだしじゃないか!!
120%縛られコース確定やないかい!!
で、でも・・・
悪くないかも///
鈴村:ただいま〜!
あれ?ハナちゃんどうしたの?
ハナ:あのね、押し入れとベッドの中、見ちゃったんだ・・・
鈴村:!? アレを・・・ 見ちゃったのかい!?
ハナ:えぇ、でも私、全然大丈夫って言うか〜、何というか〜・・・
鈴村:アレを見られたなら仕方ない。
元々そうするつもりで呼んだんだ、全部話してやるよ。
ハナ:?
鈴村:僕はね、「好きになった女の子を自分のものにしたい。」っていう気持ちが人より歪んでいるみたいでね・・・
ペットにしたいんだよ。 好きになった女の子を。 犬みたいに鎖でつないでさ。
でも、そんな欲求が満たされる訳もなく、僕のこの気持ちをどうしようかと思った時に、本物の犬や猫に逃避しようと思ったんだ。
だからトリマーの専門学校へ行ったのさ。
当然、犬や猫に人間の代わりは務まらなかった。
僕は人間を、可愛くてステキな女の子を可愛がりたかったんだ!
いてもたってもいられなくなった僕は、専門学校の中で可愛かった女の子を家に招いて、そのまま拉致して監禁する事にした。
でも、すぐに見つかって警察に捕まったよ。
だけどね、次は同じ失敗はしないよ。
ハナちゃん、高校時代、僕の事が好きだったんだってね?
気づいてあげられなくてゴメンね・・・
でも、もう寂しい思いはさせないからね・・・
(ハナに歩み寄る)
ハナ:やっ、やだ鈴村くん・・・
こういうドッキリとか、ホント参っちゃうなぁ・・・
鈴村:僕は本気だよ・・・
ハナ:ヒッ、ヒィィィッ!!
(鈴村、ハナに抱きつく)
ハナ:あばばばぁ〜っ!!
鈴村:ププッ! はははははっ、ハナちゃん引っ掛かってやんの〜っ!!
ドッキリ大成功!!
ハナ:なっ!? やっぱり嘘だったのね!?
鈴村:いやぁ〜、これだけの為にロープとか緊縛雑誌とか買って、出費がかさんだよ〜!
ハナ:んもぉ〜っ、騙すなんてひどいよ・・・
鈴村:ごめんごめん!
ハナ:でも、嘘で良かったよ。
このまま監禁されて、性の玩具にされちゃうのかと思ったよ・・・
鈴村:そんな訳ないじゃないかw
まぁ、前科があるのは本当なんだけどね!
ハナ:できればそこも嘘であって欲しかった・・・
でも、ちょっと安心したよ・・・
鈴村:いやぁ〜、騙してゴメンネ!
まぁ、実際のところは僕、死体愛好癖があるんだけどね。
ハナ:・・・えっ!?
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(本日大人気の廊下で)
鈴村:いやぁ〜、ここにきてネタのスタイルをガラっと変えるってのも恐いね・・・
ハナ:エロい雰囲気は変わってないけどね!
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天体観測 ビッグチャレンジ3位 |
コント/強盗 |
翔:こうしてセミファイナルに来れて最高に嬉しいです ミヤ:青バトで20勝してますけど、セミやファイナルでは完全に賑やかし要因でしたからね 翔:なんとか、食い込みたいです ミヤ:ファイナルでネタやりたいです |
大昔の忘れ物を取りに夢舞台へ。2大会ぶり6回目のC大会!天体観測! |
翔:いらっしゃいませー! ありがとうございましたー!
ふぅ……競馬やマージャンなどのギャンブルから足を洗ってもう10年か
昔は競馬でとか楽してお金が入らないかぁとか思ってたんだけどね
大学を卒業して真面目に就職して、今ではこうして自他共に認める立派な銀行の支店長
今では仕事が生きがいなんだよね。あー、今日も平和だなー
(ういーん)
ミヤ:か、か、か、か、か、か、カニを出せ!
翔:いきなり強盗来た!? しかも緊張しすぎて噛んでるし!
ミヤ:は、早く、こ、こ、このカバンにいっぱいのか、か、か、カニを入れるんだ!
翔:いつまで噛んどんねん
ミヤ:タラバでもいいし、ズワイでもいいから早く入れるんだ!
翔:本当にカニを要求してたのかよ
ミヤ:さっさとしないとこの鋭く尖ったゴボウで刺すわよ!
翔:頭の中がパラダイスなお客様ご来店したぞー。たぶん悪い病気を患ってるぞー
ミヤ:あなたの股間とは比べ物にならないくらい堅いゴボウよ!
翔:救急車1台と木刀持ってきてー。こいつ殴るから
ミヤ:ちなみにゴボウは酢水につけておくと歯ごたえが良くなるのよ!
翔:役に立つトリビアをありがとう。大至急、救急車ー
ミヤ:待て待て。私の武器がゴボウだけだと思ってもらっては困る
翔:何!? 日本刀か!? はたまた銃か!?
ミヤ:私の最大の武器は寿命半分を引き換えに死神に交換してもらったこの眼よ!
翔:超えてはいけないライン超えよったで
ミヤ:さすがに寿命半分は悩んだわ! それでも……それでも私はカニが欲しかった!
翔:市場に行けよ
ミヤ:ふふふ。死神の目を手に入れることによって私はアンタの個人情報が手に取るように分かるのよ!
翔:小畑健、大場つぐみ両先生、本当に申し訳ございません
ミヤ:さて、まずはアンタの名前を調べさせてもらうわ
翔:ま、まさか本当にわかってしまうのか!?
ミヤ:チョロチンテン3世……か
翔:にせものやん
ミヤ:父チョロチンテン2世 母トッピロキーモンステン
翔:今すぐその眼返してこいや
ミヤ:祖父チョロチンテン1世 祖母よね子
翔:なんで祖母だけ正解なんだよ。びっくりするわ
ミヤ:ふふふ。悪魔の目の効果に驚いたか!
翔:死神じゃなかったのかよ。ちょくちょく脳内設定変えるなよ
ミヤ:次はアンタの寿命を調べさせてもらうわ
翔:そろそろ眠たくなってきたよ
ミヤ:え〜と……いち、じゅう、ひゃく、せん、まん……?
翔:いくつまで生きるんだオレは
ミヤ:うんと……24歳ね
翔:だいぶはしょったな。オレ今32だぞ
ミヤ:これだけあればアンタを殺すなんて簡単なことよ!
翔:どんだけポジティブなんだよ
大体、デスノートの真似するなら肝心のノートが無いじゃない
ミヤ:ジャポ〜ニカ〜♪ ジャポニカ学習帳〜♪
翔:算数でもやっとけや
ミヤ:さぁ、本題に戻るけどカニを出しなさい!
翔:今日まだ1回も本題に入ってねぇよ
大体、なんでカニなんて欲しいの?
ミヤ:実は……私には病気の父がいて、もう長くはないの。ちんこが
翔:一瞬でも同情した自分をしばきたい
ミヤ:そんな父が病院のベッドでこう言うの
「おいしい……おいしいカニが食べたい」って
翔:入院先、高須クリニックだろ
ミヤ:しかし……私にはお金が無かった! お金が無いからカニを買うことが出来なかったのよ!
翔:海に獲りに行くという発想はなかったもんかね
ミヤ:その時に私はひらめいた
「……カニを手に入れるために、カニ強盗をしよう……」と
翔:あのさ、あなた一応銀行強盗でしょ?
ミヤ:そうよ。それが一体どうしたのよ?
翔:ならさ、銀行強盗らしくお金を盗もうとはしなかったの? その盗んだお金でカニを買えばよかったじゃない
ミヤ:いやいやいや。私、犯罪はちょっと……
翔:カニ強盗も十分犯罪だぞ。しかもカニのほうが遥かに相手にストレスを与える
ミヤ:犯罪なの!? お茶目ないたずらじゃなくて?
翔:こいつの思考回路かち割って見てみたいわぁ
ミヤ:じゃあ、ちょっと待ってて……
翔:……?
ミヤ:強盗よ! おとなしく金を出しな!
翔:こいつ仕切り直しやがった
ミヤ:さぁ、このバッグに入るだけのお札を用意しなさい! さもなければ支店長の命はないわ! こっちには武器もあるのよ!
翔:お前、ゴボウとジャポニカ学習帳しか持ってないぞ
ミヤ:地獄の使者からもらった眼もあるわ!
翔:また設定変わってる。言っとくけどその眼に攻撃性はないからな
ミヤ:アンタの寿命と名前と住所と電話番号がわかるのよ!?
翔:ダイレクトメール送ってきたらしばくからな
ミヤ:それに私は格闘技も習ってるのよ!? 柔道、剣道、空手にテコンドー! 全て資料請求済み!
翔:通信教育かよ。しかもまだはじめてないし
ミヤ:更には炊事、洗濯、掃除! お茶に華道に日本舞踊!
翔:花嫁修業だね。貰い手いないと思うけど
ミヤ:全てを総合力を合わせると戦闘力は53万!
翔:こいつフリーザ様と同格なのかよ。そのゴボウと一緒にキンピラにするぞ
ミヤ:……お願い! カニが必要なの! もう私には行くところがないのよ!
翔:ちなみにここの隣スーパーなんだけどね
ミヤ:さっきも言ったでしょ! 私にはお金が無いの! カニを買うお金なんて無いのよ!
翔:働けよ。人の3倍働きなさい
ミヤ:父の看病で働く時間なんて……
翔:お前の親父、ただ一皮剥けようとしてるだけやん。年甲斐もなく
ミヤ:ちなみに病気が治ったらソープランドに行きたいって言ってたわ
翔:病室ごと燃やしたろか
ミヤ:あっ、じゃあ提案! 私があなたの夢を一つ叶えてあげる! その代わりにお金をちょうだい!
翔:夢を叶えてくれる? 1円も持ってない君が僕の夢を叶えられるのかい?
ミヤ:レンタルビデオの会員証と診察券なら持ってるけど?
翔:大事にしまっとけや。まぁ、いいや。ちょっと待ってて、金庫からお金を持ってくるから
(スタスタ)
翔:よいしょ。このバッグにお金を詰め込んでっと。
僕の夢を叶えてくれるんだよね?
ミヤ:え? このお金が本当に私のものになるの!?
はい! あなた様の夢は必ず叶えますから! ですからそのお金を私に……
翔:じゃあ、ちょっとこっちに来て。今、僕の座ってた席に座ってくれるかい?
ミヤ:はい、喜んで!
翔:それで、僕は君のいた場所に立って……。この懐に入っていた包丁を出して……
ミヤ:……?
翔:強盗だ! その金の入ったバッグをよこせ! さもなければ刺すぞ!
ミヤ:ひぃぃぃぃ! は、はい!
翔:やっぱり真面目に働くよりこうして稼ぐほうがいいね
長年の夢だった楽して大金GETという夢も叶った
さて、久々に競馬場でも行ってくるかな。じゃあね、強盗さん
あっ、5000円置いておくから、このお金でカニでも買ってね
(うぃーん)
ミヤ:……あれ?
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市河:天体観測のお二人でした〜。
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翔:もしかしたらこれが青バトで最後のネタになるかもしれないんでね
ミヤ:全力でしたよ
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