灯風

コント/いのち
ナオ:久々のチャンピオン大会ですよ。
ゴウ:今回は初めて…ネタ練ることができました!
ナオ:今までの大会はね、ネタ欠で苦しんできたんでね…
ゴウ:では、ファイナル行ってきます!
ナオ:おう。
今期を沸かせた復活組の代表格。3大会ぶり4回目のC大会!灯風!

(オンギャー!)
・
・
・
・
・
お母さん:ついに生まれたのね、私の子供が……本当によかった…

赤ちゃん:(…じーっ)

お母さん:男の子か……きっとダーリンに似てカッコよく育つに違いないわ…

赤ちゃん:(…じーっ)

お母さん:……最初に喋る言葉は“パパ”かな、“ママ”かな……うふふ…

赤ちゃん:(…じーっ)

お母さん:…………。

赤ちゃん:(…じーっ)

お母さん:……って!何なのこの子!なんかすっごい見てくるんだけど!
      初対面ときからずっと見てくるんだけど!もう凝視ってレベルで!
      最初、バッチリ目が合って思わず目、逸らしたからね!自分の子なのに、ビックリだわ!
      誰に似たのかしらこれ……

赤ちゃん:(…じーっ)

お母さん:…でも私の子だし、こっちもちゃんと見てあげなくちゃ……(チラッ)

赤ちゃん:(…じーっ)

お母さん:…ダメだわ!眼力に負けてまた逸らしちゃった!
      ……いや、こんなことじゃダメ!もう一回…(チラッ)

赤ちゃん:(…ぺこっ)

お母さん:……今、会釈してきた!?ええっ!?……いや、きっと偶然そう見えたのよね…(チラッ)

赤ちゃん:あ、ども。

お母さん:確実に会釈してる!!……ってか喋ってた!?今、喋ってたよね……
      ……いや、さすがにそんなわけないわよね、そんなわけ……

赤ちゃん:あーかったりぃわあ…

お母さん:…喋ってるうぅぅぅ!!何なの!何なのこの子!?
      ってか初めて喋る言葉が「あ、ども」って!どうなのよそれ!?

赤ちゃん:なにぐちゃぐちゃ言ってんだよ。

お母さん:そりゃ言うわよ!!…なに、アンタ普通に喋れるの!?

赤ちゃん:うん。

お母さん:…なんで!?なんでよ!?

赤ちゃん:最近の子供は、成熟が早いって言うだろ?

お母さん:いくらなんでも早すぎでしょ!いつ言葉を習ったのよ…

赤ちゃん:そんなんわからんけど…お腹ん中にいたときからずっと言葉はわかってたぞ。

お母さん:そ、そうなの?

赤ちゃん:全部聞こえてたぞ、「ダーリン、今日もカッコよかったのよ!」とか。毎晩言ってただろ。

お母さん:…きゃー!きゃー!

赤ちゃん:「首がいい長さ」とか、「首筋のラインが最高」とか、

お母さん:やめて!言わないで!

赤ちゃん:「喉仏がカッコいい」とか、「浮き出る血管がたまらない」とか…

お母さん:も、もうやめて…!独り言のつもりだったのよ…

赤ちゃん:思わず「首ばっかりじゃねえか!」って蹴ってやったわ。

お母さん:…えっ、蹴ってたのってツッコミだったの!?

赤ちゃん:そうだよ、聞いててツッコミどころ満載だから、思わず蹴っちゃうんだわ。

お母さん:やたら蹴ると思ったら、そういうことだったのね…。

赤ちゃん:おう(じーっ)

お母さん:…で、会話中もむっちゃ見てくるのね!すっごい話しづらいんだけど。

赤ちゃん:人と話すときは、相手の目を見てって言われるだろ。

お母さん:いや、視線が鋭すぎて圧倒されるんだわ!なんか脅迫されてる感じなんだけど!

赤ちゃん:…でも、これこそ遺伝だと思うんだけどねえ。

お母さん:……え、どこが?私そんなに眼力ないわよ。

赤ちゃん:どうせ男の首筋見てるときとか、凝視してただろ。「ぐへへへへ」とか言いながらさあ。

お母さん:ぐへへへへって!どんな変態よそれ!……確かに、ずっと見てたら男の人が逃げ出したりすることもあったけど…

赤ちゃん:それやん。

お母さん:ぐっ………そうだったのね…軽くショック…。またその部分がきっちり遺伝されてるとこもショック……

赤ちゃん:まあいいけど…………にしてもさあ。

お母さん:なに?

赤ちゃん:…ほんとに母親?

お母さん:そ、そうよ。なんで?

赤ちゃん:…意外とおばさんやん……

お母さん:おい!私の赤ちゃんおいっ!自分の母親に向かっておばさんなんて言わないの!
      そりゃ中学生ぐらいの息子になら言われることもあるだろうけどもね、生後数時間の子供に言われるってどうなのよ!

赤ちゃん:でもなあ……今考えたら、お腹の中もそんな感じだったな…

お母さん:…そんな感じって何よそんな感じって。

赤ちゃん:ベテランの味、みたいな……

お母さん:…なにその例え!私の子宮ってそんなに何か醸し出してたの!?

赤ちゃん:いや、でもね、お腹の中かなり心地よかったんだって。

お母さん:そうなの…?なんか素直に喜べないけど…。でも、お腹の中のこともはっきり覚えてるのね…

赤ちゃん:そりゃあ。寝ていて気持ちよかったなあ、とか。

お母さん:へえ…

赤ちゃん:子宮の壁のシミが人の顔みたいだった、とか。

お母さん:何その古びた旅館エピソードみたいな!

赤ちゃん:へその緒からの栄養、かつおの風味だったなあ、とか。

お母さん:和風!そんなにかつおを食べた覚えもないのに!なんでこんなのばっかり……

赤ちゃん:いや、それだけじゃないって。さっき言った、やたらツッコんだこともそうだし。

お母さん:…蹴ったってことね。

赤ちゃん:あと目が出来始めた、とか。

お母さん:また古い記憶な!

赤ちゃん:やっと子宮にたどり着いたときのあの達成感。

お母さん:受精卵時代の記憶もあるの!?

赤ちゃん:なんかこう、踏み込んだ瞬間に「ふるさと」って雰囲気がしたんだよね。

お母さん:……それは古っぽいとかじゃないのよね!ただ安心できる場所ってことよね!

赤ちゃん:そうだよ、なのに外の世界はなんなんだよ…呼吸とかめんどいしさ。正直、居心地悪いんだよねこの世界。

お母さん:そんな、生後数時間の人間に世界を否定されても…

赤ちゃん:……ちょっと、股開いて。

お母さん:…え、こう?なんで…

赤ちゃん:ちょっと戻るわ。

お母さん:何?戻るってどういう………

赤ちゃん:(ぐぐぐ…)

お母さん:…ぎゃあぁぁぁぁぁ痛い痛い痛い!!ちょっ、ちょっと待って!!

赤ちゃん:(すぽっ)なによ。

お母さん:…なによじゃないわよ!!いきなり股の間に顔ツッコんで!何してんのよ!!

赤ちゃん:何って、お腹ん中に戻ろうとしてたんだけど。

お母さん:なんでよ!?…アンタ、もう生まれてんのよ!私があんなに苦労して、やっと生んだのよ!なんで戻るのよ!?

赤ちゃん:正直、お腹ん中の方が居心地いいしさ。

お母さん:知らないわよそんなの!

赤ちゃん:大丈夫だって、たまにこっちに戻ったりすればいいし。

お母さん:そんな気軽に人の膣内を行き来されても困るわ!!毎回毎回そんなデカイのが通ったら悶絶するわ!

赤ちゃん:でもさ、何回か通れば、ゆるくなって通りやすくなると思うけど。

お母さん:いやだわそんなゆるゆるとか!風とかスースーしそうだわ!

赤ちゃん:うーん……ねえ、母親ってさあ…

お母さん:な、何…?

赤ちゃん:子供を安心させてあげる、っていうのが使命だよね。

お母さん:まあそうだけど……

赤ちゃん:じゃあそういうわけで(ぐぐぐ…)

お母さん:…だからぁぁぁ!痛い!痛いってこらぁ!戻りなさいぃぃぃ!!

赤ちゃん:(すぽっ)なによもう…

お母さん:なによもうじゃないって!…しかもアンタ、なんでいつの間に手にiPod持ってんのよ!

赤ちゃん:いや、iPhoneだぞiPhone。

お母さん:それはどうでもいいから!なにお腹の内に持ち込もうとしてんのよ!しかも私のでしょそれ。

赤ちゃん:いや、お腹ん中で音楽でも聴こうかな、と。

お母さん:くつろぐ気満々かこのヤロウ!

赤ちゃん:それにほら、お腹ん中の胎児に音楽を聴かせるといい、って言うでしょ。

お母さん:音楽ってそういうことじゃないわよ!直で聴いてるし!…それにアンタもう生まれてるでしょうが!

赤ちゃん:あとさ、お腹ん中にいても電話で話せるし。

お母さん:…なんでわざわざ電話で話さないといけないのよ。いやよ、まずそんなとこで電話代使いたくないわよ。

赤ちゃん:でも、子宮内通話は無料だよ。

お母さん:聞いたことないわそんな料金制度!

赤ちゃん:いいじゃん、膣割だよ膣割。

お母さん:そんな学割みたいに言われても!

赤ちゃん:だから今のうちに入らないと(ぐぐぐ…)

お母さん:…またかこのおぉぉぉぉ!戻れ!戻れこの!(ぐいっ)

赤ちゃん:(すぽっ)もう、足引っ張るなよ…

お母さん:引っ張るわ!…そして今度はDS持ってるし!

赤ちゃん:いや、DSiだぞDSi。

お母さん:いいよもう!私の1つ上を行ってるのは分かったから!また私の持ち物だしそれ!

赤ちゃん:お腹ん中で暇かなーと思って。

お母さん:そりゃ暇だろうけど!

赤ちゃん:脳トレとかね、した方がいいでしょ。発育のためにも。

お母さん:早すぎでしょまだ発達もしてないのに!脳年齢とかあてにならんでしょ!

赤ちゃん:そう、それに内視鏡代わりとかでいいじゃん。iだし。

お母さん:カメラをそういう風に使うか!

赤ちゃん:ね、今のうちに検査した方がいいよ絶対。

お母さん:…そりゃね、検査はした方がいいかもしれないけど…

赤ちゃん:よし、レッツ人間ドッグ!(ぐぐぐ…)

お母さん:…だからやめなさいぃぃぃ!!このっ!足つかんでやるわ!(ひゅん)

赤ちゃん:(ふっ)

お母さん:華麗な足裁きでよけやがった!!サッカーの素質が垣間見えるっ!!

赤ちゃん:(ぐぐぐ…)

お母さん:あああああぁぁぁ……戻れってのおぉぉぉ!!(ばっ)

赤ちゃん:(すぽっ)…強いな。

お母さん:そうよ、母親は強いのよ…
     ………ね、それにもしずっとお腹の中にいるとして、あなたは成長していくのよ!入りきらなくなるわよ。

赤ちゃん:大丈夫、意外と伸びるよ子宮って。

お母さん:伸びられても困るわ!…それにね、男の子はすぐお母さんの身長なんて抜いちゃうのよ!どうするのよ。

赤ちゃん:そしたら……仕方ないから足だけ膣から出すか。

お母さん:無理だわ!しかも一見、4本足みたいになるわ!

赤ちゃん:いいじゃん4本足。1人で二人三脚できるし。

お母さん:まず歩きにくいし、そんなことしないわよ!

赤ちゃん:…なら顔だけ出すか。

お母さん:それもないわ!股からもう1個、顔が出てるって!どんなおもしろ人間よそれ!

赤ちゃん:あーもう、なんなんだよ……いろいろ言ってたら疲れたわ…。

お母さん:こっちのセリフよそれ…。

赤ちゃん:だから、ちょっと休憩してくるわ(ぷにっぐぐぐ…)

お母さん:…やめんかっ!!(ぺしっ)

赤ちゃん:(ぽっ)ダメか……

お母さん:うん、なんで今回お尻から行ったのよ!?…結構、滑稽だったわよ。

赤ちゃん:趣を変えてみたけど、だめでした。

お母さん:でしょうね。途中、腰とかもう無理でしょ……いや、その前にお腹の中に戻って生活するのが無理なのよ!
     それに、外の世界だってね…ずっと暮らしてたら居心地がよくなるわよ。

赤ちゃん:…そんな、お腹ん中に入ったことないから言えることだろ。

お母さん:そりゃ入ったことないけど…。

赤ちゃん:だから1回入ってみればいいじゃん。

お母さん:無理だわ、私in私って!どうするのよそれ。

赤ちゃん:だから、体を曲げて、顔をググっと……

お母さん:なにその不可思議な体勢!クラインの壷か!…この例えも伝わりづらいし!

赤ちゃん:いや、でもほんと居心地いいんだって。だからもうさ、他の赤ちゃんも呼んだらいいと思ってるんだけど。

お母さん:いやよ!なんで見ず知らずの赤ん坊まで子宮に入れなきゃいけないのよ!

赤ちゃん:それで宿泊とかさせてホテルみたいにしてさ。まさに「カプセルホテル」。

お母さん:子宮だけにってか!

赤ちゃん:あ、でもあの感じはどっちかというと民宿か…

お母さん:なんでよもう!ちょっと忘れかけてたのにその設定!

赤ちゃん:あーもう…ここまで言っても納得しないのか……

お母さん:だからこっちのセリフだわそれ………。

赤ちゃん:こうなったら……強行突破!(ぐぐぐ…)

お母さん:…もうやめなさいぃぃぃ!!しかも今度は足からかぁぁぁぁぁ!!

赤ちゃん:うおおおおお!!

お母さん:このおぉぉぉ!顔つかんでやるっ……

赤ちゃん:(…じーーーーっ)

お母さん:うああああっ!ここですごい眼力ぃぃぃぃぃ!!目を…目を逸らしてしまうわああ……!!

赤ちゃん:(ぐぐぐ…)

お母さん:んぐっ……こうなったら…踏ん張ってやるわあぁぁぁ!ふんぬぅぅぅぅっ!!(ぐぐっ)

赤ちゃん:…んああああっ!(ぐ…)

お母さん:負けるかああああ!!ふんぬぅぅぅぅっ!!(ぐぐっ)

赤ちゃん:んんん……んんんああっ!!(ぐぐぐ…)

お母さん:このぅぅ………アンタ、1回産んでやってるんだからね…なめんなよおぉぉぉぉぉぉ!!どんわりゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

赤ちゃん:んんんんああああああああ!!(ぐっぐぐぐ…)












 看護婦:(ガチャ)山内さーん!赤ちゃんの具合、どうですかー?












お母さん:ふんぬぅぅぅぅぅぅあああぁぁぁぁぁ!!!(ぐっぐぐぐ…)

赤ちゃん:んんんんんんああああぁぁぁぁぁ!!!(ぐぐぐっ…)


















 看護婦:………もう2人目!?

6組目 灯風

市河:チャンピオン大会、久々ですね。

ナオ:そうですよー。やっと安定してネタが出来るようになったのでね…

ゴウ:それよりですよ!僕らのいない間に何してくれてるんですか!!

碓氷:…何の話ですか!

ゴウ:第5回セミファイナルAブロックですよ!!

碓氷:だから何ですかそれが!

ゴウ:福岡県福岡市でやってるじゃないですか!!

市河:あーやりましたね。

ゴウ:完璧に地元じゃないですか!地方収録で、市まで一致するとかほぼないのに!こういうとこで!

ナオ:いや、仕方ないでしょうがそれは。

ゴウ:ということで、8期の地方大会は北九州・久留米・太宰府・飯塚・柳川・大牟田で行います!

碓氷:勝手に決めるなよ!

ゴウ:あ、それと青沢市って、福岡市に吸収合併されたんですよね。

ナオ:また見え透いた嘘を!

ミック桑原☆センセイション

ツン/ラストダンスは永遠に
最高傑作に近いものが出来ました
個人的にタイトルの響きが好き。4期ぶり2回目のC大会!ミック桑原☆センセイション!

―――宿命の暗雲の中に光を求め、世紀末を駆け抜けた男達がいたっ!





ラオウ:わが生涯に一片の悔いなしっ・・・


(バタッ)


ケンシロウ(以下ケン):闘いは終わった・・・

ユリア:なら早く職に就かんかボケ

ケン:そうか、俺は無職だった






〜199X年〜



(ウィーン)


ケン:職を探しに来た

ハケンの女:そこの椅子に腰掛けてお待ちください

ケン:(今の女・・・TOM★CATのボーカルに似ている・・・)



(コンコン、ガチャ)


ケン:ケンシロウだが職を探しに来た

トキ:お待ちしておりました。担当のトキです。早速いくつか質問させて戴きます。
   最寄の駅は何処になりますか?いつから始められますか?エクセルは扱えますか?・・・・・

ケン:いやちょっと待てトキ、貴様

トキ:お疲れ様でした。仕事が入り次第連絡させて戴きますので宜しくお願いします。

ケン:なんてこった



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



人事課:それではケンシロウ君、君はこの書類をまとめてくれたまえ

ケン:死ね くまどりやろう



あ た た た た た た た た ! !


ほ あ た ! ! ほ あ あ あ ! あ た !



人事課:あ・・・足が勝手に・・・ひでぶっ!!

ケン:人間は自分の潜在能力の30%しか使うことができんが、北斗神拳は残りの70%を使うことに極意がある

ユリア:あなたはまちがっている、むしろ軽蔑する

ケン:なんてこった



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




ケン:派遣をクビになってしまった

バット:仕方ないよ、ケン

(ビキーン!!)

ケン:む、これはからあげクンの匂い・・・この店は地獄すら生ぬるい・・・
   
   


(ウィーン)

ケン:いらっしゃいませ

女性客:(な、何て風貌の人なの・・・)

ケン:あわてるな、ここの店員は既に殺してある

女性客:そうですか・・・

ケン:お弁当は温めますか?

女性客:お、お願いします・・・

ケン:(スローすぎてあくびがでるぜ)


〜その頃、店の外では〜


牙一族:へーっへへ、オヤジが言ったとおりのコンビニだぁ!

牙大王:食いモンもたくさんあるぜ・・・

牙一族:バリケードが出来ねぇ内に襲撃しましょうぜ


(バリーン!!)


ケン:そんな子どもだましが通用するか!!



北 斗 千 手 壊 拳  ! !


あ た た た た た た た た  お わ た ぁ ! ! !


牙一族:効かねぇ、効かねぇ〜なぁ〜!

ケン:しかし・・・貴様の命はあと5秒・・・

牙一族:た ! た わ ば ! ! !


女性客:(なんて強いお方・・・)

ケン:悪党の墓標はいらん!

ユリア:あなたはまちがっている、むしろ軽蔑する

ケン:なんてこった


(パチパチパチ)


マミヤ:ヒュウ!おみごと!

ケン:貴様は誰だ

マミヤ:良かったらウチの事務所来ない?

ケン:まぁよかろう




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




かしゆか:かしゆかです

のっち:のっちです

あ〜ちゃん:あ〜ちゃんです

ケン:ケンシロウです

マミヤ:私の正体は・・・


(ベリベリベリ)


ヤスタカ:どうも、perfumeのプロデューサーでおなじみ、中田ヤスタカです

あ〜ちゃん:ちなみに私はヤスタカさんのカキタレさんです

(一同騒然)

ヤスタカ:おまえに町をプレゼントしよう

あ〜ちゃん:嬉しい☆

ヤスタカ:これがホンマのワンルーム・ディスコやーっ!(脱がしにかかる)

ケン:やめておけ

ヤスタカ:何?

ケン:てめえらに今日を生きる資格はねぇ!! 


北 斗 百 裂 拳


ヤスタカ:フフ・・・この時を待っていたのだ 


(ベリベリベリ)


ケン:まだ仮面が破けるのか


(バーン!)


ジャギ:俺の名を言ってみろ!

ケン:ジャギだろ

ジャギ:フッ! 弟に!! たかがケンシロウごときにおれさまが負けるはずがない!!
    ゆくぞ ケンシロウ!! かかったな!! 北斗千手殺!!
    親父〜〜〜〜〜 みたか〜〜〜〜〜〜っ!!
    ケンシロウはまだまだヒヨッコだあ! この腕では北斗神拳を継ぐことはできん 早くおれに決めたらどうだ!!

のっち:ではここは私が


(ベリベリベリ)


ケン:貴様も仮面が破けるのか


(ゴゴゴゴゴ・・・ガシャーン!)




かしゆか:キャー!のっちが装甲騎兵ボトムズになったーっ!




ボトムズ:コホー、コホー(ありがとうperfume、みんなの事は忘れないよ)

ジャギ:うぎゃあ!! ちょっ・・・ちょっとまて まさかその矢を!! やめてくれ!! た・・・たのむ
    そ・・・そんなものさされたら死んじまう!! なっ!! な!


    うぎゃあ〜 ひひ〜!!


    はああ!! ううわああ!!


    げうっ!! う〜 ぎゃあ!!


    あぎゃあ〜!!


    あ〜おごっ




ボトムズ:シュコー、コホー(おまえもまさしく強敵【とも】だった!!)


ケン:いやいや、それ俺の台詞俺の台詞





「派遣切り応援ソング 〜職をとりもどせ!!〜」 YOU は 無SHOCK 愛で鼓動 速くなる YOU は 無SHOCK 俺の鼓動 速くなる お前も通る さまよう心今 熱く燃えてる すべて熔かし 無残に飛び散る はずさー 俺との愛を守るため お前は旅立ち 明日を 見失った 微笑み忘れた顔など 見たくはないさー 職をとり戻せ
(終)

7組目 ミック桑原☆センセイション

言霊連盟

コント/ハイジャック
栃城:このチャンピオン大会目標にすることはただ一つ。
槍沢:ビシッと言ってください。
栃城:始めての800越え!
槍沢:……案外パッとしない成績しか残せていないんですよね。
栃城:C大会特集での紹介コメントとかぶりましたが、ずっと前から考えていたコメントなんで気にせず言いました。
槍沢:てか、新しいコメント考えてる余裕がないんだよね。
すまないねぇ…。3期ぶり4回目のC大会出場!言霊連盟!

アナウンス(音声):本日は言霊航空をご利用いただき誠にありがとうございます。当機は131便、羽田発大阪行きでございます。
槍沢:おい、お前ら動くな! いいかよく聴け! たった今からこの機はハイジャックさせてもらう。
   なに、安心しろ。おとなしくしていれば危害は加えないと約束する。じゃあ、今から言う要求を機長に伝えろ。
   まず、この飛行機を本来の目的地である大阪から北海道へ向けろ。そしてそこで……
栃城:ちょっと待ったあ!
槍沢:……!? なんだお前は! おとなしくしていろと言っただろ。 う、撃つぞ!
栃城:もう、なんのつもりだよ!
槍沢:こっちの台詞だよ……。お前こそなんなんだよ。
栃城:俺もハイジャック犯だよ!
槍沢:え?
栃城:だからハイジャック犯だよ! ほら、見てみろ。ナイフとかも用意してきたんだぞ!
槍沢:え、じゃあなに。この飛行機ハイジャックが二人乗ってるの!?
栃城:そうですよ。で、俺の要求は沖縄に行けって事なんだけど、目的地沖縄でもいいよね。
槍沢:いいわけないだろ! 大体なんだよ後から言い出してきて。
栃城:ちゃんと「ちょっと待った!」って言ったじゃん。これがねるとんパーティなら条件は一緒ですよ!
槍沢:なんの話だよ。
栃城:言っておきますけど、俺だって先にハイジャックしたあなたが沖縄に行けと要求してたらおとなしく乗ってましたよ。
   それなのに、あなたは北海道に行けだなんていうから、しかたなしにやってるんですからね!
槍沢:なんで俺が責められてるんだよ。
栃城:もう、最悪だよ。せっかく手間省けると思ったのに……。
槍沢:手間省くとかそういうもんじゃないだろ、ハイジャックって。目的があってやるもんだからね。
栃城:大体、あんたはなんで北海道に行きたいの?
槍沢:……実はな、網走刑務所に俺達の指導者が囚われていてな。
   まずその人を解放してもらい、その後俺達を受け入れてくれる某国へ亡命するんだよ。
栃城:……そんな理由かよ! くだらねえ。
槍沢:……そういうお前はなんの目的があって沖縄まで行くんだよ?
栃城:観光ですよ。
槍沢:は?
栃城:だから、観光ですよ観光。
槍沢:ちょっと待て、ちょっと待って。え? じゃあもしお前がハイジャック成功して沖縄行ったとする、で空港ついたとするわな。
栃城:その足で観光ですよ。
槍沢:おかしいだろ!
栃城:ビーチ行きますよ。ビーチ。八月の青い空の下、同じくらい青い海を泳ぎに行きますよ。
槍沢:どうでもいいって、ビーチ行こうがソーキソバ食おうが好きにしろよ。
栃城:食いますよ〜ソーキソバ。楽しみで楽しみで美味いソーキソバの店ネットで調べてきたんですよ。
槍沢:だから知らないって、お前の観光プランは。
栃城:楽しみすぎて今から着てきちゃったんですよ、(シャツを一枚脱ぐ)海人Tシャツ!
槍沢:現地で買えよ! 東京からわざわざ着ていってもしょうがないだろ。てか、本当に観光目的なの? 政治的な目的とかないの?
栃城:あるわけないでしょ。
槍沢:じゃあ、なんでハイジャックなんてしてるんだよ!
栃城:実はチケットの予約するとき間違えてこの便を取っちゃったんですよ。でも、どうしても沖縄に行きたいから……
槍沢:キャンセルして取り直せばいいだろ!
栃城:やりかたがよく分からなかった。
槍沢:窓口で質問しろ! ていうか、そんなことも分からないのによく機内にナイフ持ち込めたな!
栃城:あ、これ偽物ですから。芝居とかに使う小道具で、劇をやりに行くんですって説明したら通してくれました。
槍沢:手の内バラしちゃったよ!
栃城:そういうわけで、沖縄行きってことでいいですね。
槍沢:だからよくないっての!
栃城:うーん、もうしょうがないなあ。じゃあ、妥協しましょう。北海道に行ってもいいです。
   その代わり、その某国に亡命するときに沖縄経由で移動してください。これでいいでしょう。
槍沢:嫌だよ! そんな面倒な移動してられるか。
栃城:ついでじゃないですか。
槍沢:もののついでで日本縦断なんて出来るか。
栃城:じゃあ、この後要求とか出すんでしょ? その中に至急沖縄行きの便を手配しろって入れといてください。
槍沢:だからなんでお前の都合に合わせないといけないんだよ。
栃城:強情な人だなあ……。
槍沢:こっちの台詞だよ(栃城に背中を向ける)
栃城:今だ! (槍沢の首にナイフを押し付ける)喉を切られたくなかったら、おとなしく沖縄行きに……
槍沢:(振りほどいて)小道具だろ!
栃城:ダメかー!
槍沢:今の行動のどこに勝算があったんだよ!?
栃城:忘れてるんじゃないかと。
槍沢:あんなインパクトのある事実忘れられるか! てか、喉にグイグイ当たってたからね。
栃城:実力行使でもダメとは、本当に強情な人だ。
   じゃあ、もういいです。沖縄観光は諦めました。北海道観光することにします。
   ただ、沖縄に行けなかった責任はとってもらいますよ。
槍沢:責任ってなんだよ。
栃城:急な事で全然調べてないから北海道の事教えてくださいよ。
   北海道を味わうにはどこに行けばいいんですか、名所はどこですか? 北海道の魅力ってなんですか!? 美味いソーキソバの店はあるんですか!!!
槍沢:知らねえよ!!! 結局食うのかソーキソバ!
栃城:楽しみですから。
槍沢:北海道行ってるんだから寿司とか食えよ。
栃城:馬鹿言う! 夕食はソーキソバ食う金しか持ってないのに寿司なんか頼んで帰りの飛行機代なくなったらどうするんですか!
槍沢:お前の懐事情は知らないよ。
栃城:あ、そうか。ハイジャックすればなんとななるかも……。
槍沢:やめておけ! 絶対向いてないよ。
栃城:とにかく、沖縄行けない代わりに北海道旅行のプランを考えてくださいよ。
槍沢:面倒くせえなあ……。それで代わりのプラン考えてあげれば納得するのね。
栃城:ええ。北海道の観光名所ってなにがあるんですかね?
槍沢:そりゃたくさんあるだろう。
栃城:そうだ。あれ見に行こう! 「さっぽろ雪まつり」
槍沢:やってるわけないだろ。
栃城:そんな! 北海道といったらさっぽろ雪まつりでしょ!
槍沢:今何月だと思ってるんだよ。
栃城:だって北海道でしょ!?
槍沢:北海道を何だと思ってるんだよ。そんな年中雪降るほど寒くないから。
   てか、年がら年中降ってたら、わざわざ特定の期間だけ雪メインの祭りとか開かないから。
栃城:警察に雪まつりを急遽開催するよう要求してもらえないですか?
槍沢:無茶言うなよ。そんな要求突きつけられて警察もどうすればいいんだよ。
   札幌観光ならベタに時計台とか見ればいいんじゃないの?
栃城:じゃ、そうしますよ。
槍沢:あと、札幌じゃないけれど旭山動物園は?
栃城:あ! それいいな。行く、行く。
   旭山動物園で、イリオモテヤマネコとハブとマングース見ていく。
槍沢:いねえよ。多分だけどさ。この期に及んで沖縄に未練持ってるんじゃねえよ。
栃城:じゃあ、時計台見て旭山動物園行きます。
   で、富良野でラベンダー畑を見て、地元の味を食べたいんで千歳で千歳飴食べます。
槍沢:いや、別に千歳の食べ物じゃないからね、千歳飴って。そこもベタに白い恋人でよくない?
   てか、結構移動するけど金とか大丈夫なのかよ?
栃城:大丈夫ですよ。全部徒歩移動で金かからないから大丈夫ですよ。
槍沢:歩いて行ける距離じゃねえだろ! なんで電車とか使わねえんだよ!
栃城:僕は少しでも沖縄気分味わいたいんですよ。それなのに電車なんて最悪ですよ。
槍沢:だから、未練を捨てろ。てか、電車がないって点だけで沖縄気分を味わおうとするなよ。
栃城:あ、そうだ。それからこの「海人Tシャツ」。これ、北海道行くのにこんなの着てたらおかしいじゃないですか。
   だからこれ、マジックで「北海道人(ほっかいどうんちゅ)Tシャツ」にしてくださいよ!
槍沢:なにその無理矢理な言い方! ……それ書けば納得するのね?
栃城:はい。
槍沢:これで北海道行けるんならやるよ。ほら、マジック貸して。
アナウンス(音声):皆様にご連絡申し上げます。当機はまもなく大阪国際空港に着陸いたします。シートベルトをしっかりとお締めください。
槍沢:え、ちょっと……。なに、着陸って!? しかも北海道でも沖縄でもなく大阪?
   ……どっちに行くのか揉めてるから、とりあえず大阪に向かっていたら着いちゃった。なるほど。
   ……もしかして、言い争いを見守ってるうちに警察に連絡し忘れたってことは……ないですよねー。今空港で待ち構えてますかー。……ハァ。
栃城:大阪に美味いソーキソバの店はあるんですかね?
槍沢:知らねえよ!

8組目 言霊連盟

碓氷:なんでも今回が最後の大会になるとか。
槍沢:はい。実はこの春から某事務所の養成所に通って芸人を目指すんで、
   ネットでの活動はけじめをつけようと思いまして。
栃城:なんで今回は今まで以上に勝ちを狙いました。
   今日やったネタも僕らの中で一番自信のある大好きなネタなんで、
   これで勝てれば一番いいんですけれど、四年間の集大成を出し切れるよう全力を尽くしたんで負けても悔いはないです。
    本当に皆さん、四年間ありがとうございました。
市河:なんだかすでに別れの挨拶みたいな雰囲気ですけど。
栃城:本当はファイナルのトークで話すつもりだったんですけれど、セミで落ちて言えなかったら元も子もないんで先に言っちゃおうかと。
槍沢:なんだかんだ言って自信ないんで。
市河:そんな事言わないでくださいよ。
栃城:だって、強豪揃いじゃないですか。怖くてしょうがないですよ。
槍沢:だからこそ楽しくもあるんですけれどね。
栃城:四年間の最後にベテランから新人まで様々な世代の実力者と本気で戦えて涙が出そうなくらい嬉しいです。
   最後にこんなすばらしい舞台で戦えて負けるんなら本望です。皆さん本当にありがとうございました!
市河:だから、まだ最後と決まったわけじゃないですって!

エイジアンエイジアン

漫才/はなみー
真田:もう終わりだぁ!

島村:ビビるわぁ!
貫禄あるわぁ。C大会全てに出場!エイジアンエイジアン!

真田:春と言ったら花見でしょう。花見万歳。

島村:まず、お前が言ってる花見は本当に花見なのか怪しいところだ。

真田:山の上にのぼってお肉。とにかくお肉。

島村:それはハラミというやつなんじゃないか。

真田:お肉はつまみだよ。

島村:あ、ちゃんと理解してるのかな。見くびっててごめんよ。

真田:何枚かのお肉は木にビタンビターン!と投げつける。

島村:げぇ!やっぱりイカン子だった!

真田:木はお肉を養分として吸収し、どんどん太くなって木彫りのボディビル像が自然に大量発生するんだ。

島村:もう不自然っていうレベルでもない!すっとびすぎて腰抜けたわ!

真田:最終的にそうなるって。

島村:そうなる前に地球が最終を迎えるよバカヤロウ。
   もういいわ、正しい花見を俺が教えてくれよう。

真田:優しくしてね…。

島村:ごめん、それはたった今無理になった。

真田:えー…どっちかっていうと褒められてのびるタイプなんだけど…。ぷりぷり。

島村:じゃあ、殴られてのびるかい。

真田:いや、おこらんでよ。

島村:気持ち悪い表現は好かんわ、普通にしてろって。

真田:わかったって。

島村:それで花見ってのはなピンク色の木を見るんだよ。ここまでわかる?

真田:ふむふむふふ。

島村:ふが余計だよ!

真田:ちょっとピンクって聞いたらむふふってなっちゃった。

島村:もう発想が最低なんだから。
   っていうか大丈夫?ちゃんと理解できる?

真田:大丈夫、できるって。ナポレオン風に言うならば吾輩に可能の字は無いってやつさ。

島村:そこは「ふ」いるんだよ!ナポレオンとんだへたれになっちゃうわ。

真田:まさに「ふ」ぬけということで。

島村:やかましいわ!
   それでその木は桜っていって、結構すぐ散っちゃうんだけど。

真田:ふむふむ。

島村:本当にわかってんのかなぁ?
   それでだ、シートをひいて。

真田:お肉をひいてどうするんだい?

島村:…ミートじゃねぇよ!お前さっきから肉好きだな!!
   もう、ミートじゃなくてシートな。わかったか?

真田:え?って事はさらに布団を敷いて寝ると。

島村:シーツでもねぇってば!!

真田:そして寝ていたらいつの間にか僕はムキムキの木彫り像となっていた…。

島村:だからなんでそんな超展開になるの!?
   だ か らシートだよ。レジャーシート。

真田:レジャーシートか。なるほどなるほど。

島村:それでお酒を飲んだりしながら桜を見るわけですよ。

真田:そんで桜にビールをぶっかけるわけね。

島村:な、なにもわかってねぇ!

真田:桜にビールかけて桜が酔っ払っちゃうんだ。

島村:桜が酔っ払うってなんだよ。

真田:そんで桜の花が散るのが嘔吐ととらえればいいのかな?

島村:そんな絶景を嘔吐と一緒にするんじゃねぇよ!

真田:桜がチェリゆく…。

島村:もうやかましいを通り越してどういうことなの。
   それで桜を見るために朝早く場所とりをしたりするわけ。

真田:目印として国旗を立てるのかい。

島村:WBCの韓国チームじゃねぇんだから!

真田:でも、場所取りって争い事が多そうだね。

島村:マナーとかもあるからね。場所広くとり過ぎちゃったりとか。

真田:それで裁判沙汰になったりするんじゃない。

島村:そこまではあるかなぁ…。

真田:それで皮肉にも桜吹雪の入れ墨を見るんだ。

島村:それ遠山の金さんじゃねぇか!もういいわ。

9組目 エイジアンエイジアン

レトロスペクティブ京都

幻想入り/狂気の瞳 〜Invisible Full Moon
花園:好き放題に作ってたらネタの長さがいつもの3倍以上になっちゃった♪
緑川:お前がかわい子ぶっても気色悪いだけだよ。
花園:このネタを見る前にぼくらの過去のネタを見直すとちょっと話が面白くなるよ!
緑川:そういうのって、いいのか…?
今大会の暴走枠は間違いなくこの人たちです。C大会初出場!レトロスペクティブ京都!

緑川:……うーん………。何故だか知らんが寝づらい…。寝苦しい…。

花園:おはよー緑川。

緑川:…ん?そうか、俺は昨日花園の部屋に泊まらせてもらったんだっけな。

花園:そう、俺と君は昨日たった二人でそれはそれは熱い夜を過ごしたんだ。

緑川:それはお前が「季節はずれの暑さ我慢大会」とかやるからだろ。

花園:あいたたた…まだ尻が痛くて困るよ。

緑川:それはお前がチゲ鍋喰いすぎて腹くだしただけだろ。

花園:んもう、いけずなんだからー。

緑川:お前ホンキでそっちの気があるのか?
   …それにしてもなんでこんな時間に起こすんだよ。まだ全然外暗いじゃん。

花園:え?だっていつものように目覚ましが鳴ったから、アニメの幼馴染ヒロインの如く起こしにきたんだぞ?

緑川:そのたとえ方はともかく、もう夏も近いのにまだこんなに朝方って暗いもんなのか?

花園:でも俺はいつも目覚ましは7時にセットしているはずなんだけどね。

緑川:7時?……お前まさk

花園:違うよ、全然違うよ。だって俺の目覚ましデジタル時計だから夜の7時は19時って認識してるはずだよ?

緑川:花園、お前も学習するようになったんだな。

花園:さすがにもうそんなベッタベタなボケはしないよ。

緑川:ということは今本当に朝の7時なのか?

花園:うん。

緑川:というかさぁ…。

花園:うん。





緑川:朝の太陽って…あんなにキレイなブルーだったっけ?

花園:違うよ、全然違うよ。

緑川:俺さぁ、この光景見たことあるんだよねー。
   確か社会か理科の教科書で。

花園:俺はテレビでの某宇宙飛行士の衛星中継で。

緑川:うん…。やっぱりな。





   ここ月面じゃねーかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!

花園:今更気づいたの?

緑川:どうりで寝苦しいと思ったら単に空気が薄かっただけじゃねえか!

花園:確かに、俺も寝苦しかったなぁ。

緑川:というかなんで月面にお前の部屋があるの!?
   なんで月にいるのに空気があって俺たちが呼吸できてるの!?

花園:いやぁ、「もしも俺の部屋がある日突然月面にワープしたとき」の対策に酸素ボンベを設置しておいてよかったよ。

緑川:なんでそんな限定的な対策してるんだよ!

花園:でも実際こうやってワープしてしまったのだから仕方ないだろうに。

緑川:それが事実だから否定できなくて悔しくて仕方ない…。

花園:でもすごいよ!ホントに月に行けるだなんて!

緑川:そういえば前々から言ってたな…「月にいるウサギに会いたい」って。

花園:そうそう、早くウサギさんに会いたいなー♪

緑川:まぁ、実際月に生物がいるはずがないんだよなぁ。残酷な現実を見せてしまうのもかわいそうではあるが…。

花園:ああああああ!いた!ウサギだぁぁ!!

緑川:ええっ!?





緑川:って、あれはただのバニーガールじゃねーか!

花園:あら、ホントだ。

緑川:……ん?ちょっと待て!!
   なんで月に生物どころか人間が住んでるんだ!?
   しかも空気が無い環境で普通に暮らしているだと!?

花園:緑川ー。ツッコム所はピンポイントにしないと笑いどころがわかりにくいぞー。

緑川:笑いどころを指摘するツッコミじゃねーよ!

花園:ていうか人間が住んでいるなら月には普通に人が暮らせるレベルの空気があるってことじゃない?

緑川:お前はホントに順応性ありすぎだな!

花園:窓を開けてみよう。(ガラッ)

緑川:わぁぁっ!やめろー……ってアレ?

花園:やっぱ普通に空気があるじゃん!

緑川:ホントだ…。

花園:なんだぁ、せっかく積んだ酸素ボンベは無駄だったってことかー。

緑川:問題はそこじゃねえよ!
   ああ……俺の中の常識が音を立てて崩れ去っていく…。

花園:緑川よ、「常識とは18歳までに集めた偏見のコレクションである」っていうロシアの哲学者ヴォルグ=ザンギエフの格言を知らんのか?

緑川:それ「はじめの一歩」に出てくるボクサーじゃねえか!デンプシー破りの!

花園:ふふふ…ばれてしまっては仕方が無い。

緑川:テキトーなこと言ってるんじゃねえよ。

花園:とりあえず、空気があるんだったらちょっと外出てみようよ。(ひょいっ)

緑川:あー、待て!待てってばー!


・
・
・
・




緑川:……おかしいな…。
   月ってこんなに地上みたいな風景だったかな?

花園:わぁ、すげえ!!

緑川:どうした!?

花園:見ろよこれ!アームストロング船長が残した月への第一歩の足跡!

緑川:何ぃ?

花園:わぁホンモノだホンモノだぁー!(ドタドタ)

緑川:お前そんなにはしゃぐんじゃねーよ!
   お前の足跡のせいでどれがお前の言う「アームストロング船長の足跡」かわかんなくなっちまったじゃねえか!!

花園:あっ………一応、真ん中あたりのやつだ…よ……。

緑川:めっちゃ動揺してるじゃねえか!やっぱりわかんなくなってるだろ!

花園:大丈夫だよ…NASAが足跡の型保存してるよ…。

緑川:恐竜の足跡の化石とかとはわけが違うんだぞ!?
   ていうかお前は違和感無いのか?

花園:???

緑川:ほら…月って割には風景とかが地上と変わらないだろ。

花園:まさかこれが夢なんじゃないかとか言うんじゃないだろうな!?

緑川:断言するわけじゃないが…。

花園:お、俺のほっぺはつねらせないぞ!

緑川:そんなベタなことしねぇから安心しろよ!




???:(すたたたたーっ)

花園:あっ、アレは!

緑川:さっきのバニーガール!

花園:追いかけてみようぜ!

緑川:…ああ、俺もあいつには聞きたいことがあるからな。

花園:え?「そこの彼女〜俺とお茶しな〜い?」的な?

緑川:ナンパじゃねーよ!てか今もその口説き文句使ってる奴ある意味天然記念物だぞ。

花園:「納豆にはネギ入れるタイプ〜?」

緑川:クレヨンしんちゃんじゃねーか!

花園:「俺?俺はむしろゴマ油入れて入念にかき混ぜるタイプ〜♪」

緑川:誰に聞き返されてるんだ、誰に。

花園:「え?絵の行商をやってるけど全然成績伸ばせなくてクビになりそう?」

緑川:それただのデート商法だからー!

花園:「このラッセンの絵が80万?買うよ!君のためならアコ○も使うよ!」

緑川:お前、駅前で「手相の勉強してるんです」って言われてもついていくなよ…?
   ってこんなくだらねー掛け合いしてたらバニーガール見失ったじゃねーか!

花園:緑川そんなにあのバニーガールがど真ん中直球ストライクだったんだな。

緑川:だから好みとか云々は忘れろ!どうして月なのに人間がいて普通に呼吸できるんだってことだよ!

???:それはここが「外界」とは違うからよ。

緑川:花園てめーまたテキトーなこと言いやがって!

花園:ち、違うよ!俺じゃない!

緑川:もうさすがに許せねぇぞ!

花園:え、冤罪だぁ…。

???:正確にはここは「月」とは違うけど…。

緑川:お前女言葉とか使ってるんじゃねー……ってアレ?

花園:ほ、ほらアイツだよ!!

鈴仙:ようやく気づいたの?

緑川:あーっ!!さっきのバニーガール!!

鈴仙:失礼ね、ワタシには「鈴仙・優曇華院・イナバ」って名前があるんだから。

花園:れい…何???

鈴仙:「鈴仙(れいせん)」でいいわ。

緑川:鈴仙…て言ったな。さっき「ここが外界とは違う」とか言っていたがどういうことだ?

鈴仙:やっぱり、貴方達は「外」の人間なのね。

花園:そういう風に言われると…なんか漫画の主人公みたいでかっこいいな!

緑川:少し黙ってろよ…。

鈴仙:ここは「幻想郷」。簡単に言えば貴方の住んでいた世界と違う、貴方からすれば「異界」ね。

緑川:でもここは月なんだろ?地球みたいなのも見えたし…。

鈴仙:そう。幻想郷と「外」はリンクしてるの。

緑川:要は並行世界みたいなもんか?

鈴仙:詳しく説明すると時間がかかるし、そういう認識で構わないわ。

花園:お、俺をおいてきぼりにしないでくれぇ〜。

緑川:どうせ聞いたって理解できないだろお前。

花園:失礼な!こう見えても昔は「二中の聖徳太子」って呼ばれてたぐらいなんだぞ!

緑川:本当かぁ〜!?確かに太子は「10人の話をいっぺんに聴いて理解した」って言うけど。

花園:おう、俺が聖徳太子と同じ馬小屋で生まれたからそう言われてたのだよ。

緑川:能力にあやかって付けられたんじゃねーのかよ!
   ていうかリアルにひどい話じゃねーかそれ。

花園:他にも俺はプレイボーイっぷりから「二中の石上麻呂足」とも呼ばれてたぞ。

緑川:「かぐや姫」の話でツバメの巣を取ろうとして落下して腰折った奴じゃねーか。
   マニアックな人選にもほどがあるぞ!

鈴仙:貴方…輝夜(かぐや)様を知ってるの?

緑川:はい?

花園:ま、待って!難しい話に入るとまたおいてかれるからせめて3分ぐらいで纏めて!

緑川:お前ムチャを言うなよ!

花園:じゃあ俺はどうすればいいんだ!

緑川:じゃああっちのスミーっこのほうで「湘北ファイトー」とか言ってろ。

花園:イヤだよーなんでそんなスラムダンクの名無し部員のようなことをしなきゃいかんのよー。

緑川:お前が絡むと話が進まないんだよ!

鈴仙:…そろそろ本題に入っていいかしら?

緑川:俺は一向にかまわん。

花園:お、俺だって…。

鈴仙:では…。
   まず、貴方達は輝夜様を知っているというのは?

緑川:俺らの世界には「竹取物語」って言うおとぎ話があって、かぐや姫はそのキャラクターさ。

花園:そうそう、絶世の美人!

鈴仙:なるほど…まず結論から言うと、その「かぐや姫」は幻想郷に実在しているワタシのいわば上司なの。

緑川:ほう…。

花園:な、なんだってー!?

鈴仙:輝夜様は月の人間…いわゆる「月人」なのよ。

緑川:月には人間が昔から住んでいたのか…。

花園:今のMMRパロかよ!ってつっこんで欲しかった…。

鈴仙:昔は月の都で暮らす姫であった輝夜様は退屈な生活に飽き、地上を魅力的な場所だと感じて
   1300年程前に「蓬莱の薬」を服用するという罪により、故意に月から地上へ追放された…。

緑川:そういう理由で月から地上へ来たのか…。

花園:うーむ…。

鈴仙:体を小さくされて光る竹の中に入れられた輝夜様は竹取の翁に拾われ
   その老夫婦に育てられたのよ。

緑川:だから物語でも成長が早かったというわけか…。

花園:………。

鈴仙:月の監視役が定期的に光る竹に黄金を入れに来たため暮らしは裕福だったらしいけど
   輝夜様はやはり退屈だったみたいで、地上の男をもてあそんで暇を潰していたみたい。

緑川:じゃなきゃムチャな難題なんて突きつけないよなぁ。

花園:……湘北ファイトー。

鈴仙:やがて輝夜様の罪は許され月の使者が迎えに来ることになるんだけど…
   月に戻っても自分は罪人として後ろめたく生きなければならなかった。

緑川:確かに…。

花園:ディーフェンス、ディーフェンス。

鈴仙:だから月へは帰らず、月の使者のリーダーを務めていた方と共謀して月の使者を殺して逃亡したわ。
   以降、地上で隠れ住んでいたみたいだけど最近になってようやく「幻想郷の住人」として認めらて今はくつろいだ生活をしてるみたい。

緑川:なるほど…そういえばさっき「上司」って言っていたけどどういうこと?

花園:ディフェンスに定評のある池上だ!

鈴仙:そう、正確には先の月の使者のリーダーの方がワタシの師匠。
   元々ワタシは月の都の衛兵として育てられた月ウサギだったけど、激しい戦いの中から命からがら逃げてきたのよ。

緑川:ん?ていうことは、今いる場所は月じゃないってこと?

花園:安西先生……バスケがしたいです……!

鈴仙:そうよ。ここは幻想郷の地上よ。さっきも言ったはずよ。

緑川:え?だって俺が起きたときに窓に地球が映っていたんだぞ!?

花園:諦めたらそこで試合終了だよ。

緑川:…お前黙ってろよぉ!

花園:ええーだって「スミっこで〜」とか言ったのお前じゃーん!

緑川:要は話のジャマするなってことだよ!なんで途中からスラムダンク名言集みたいになってるんだよ!

花園:だってスラムダンク好きだしー。

緑川:その調子だと最後の山王工業戦まで再現しそうだったじゃねーか!

鈴仙:……話、続けていい?

緑川:ど、どうぞ…。

鈴仙:それでは……。
   地球というのは月から見た地上のことね。
   それは恐らく幻想郷へ連れて行かれる「途中」に見たものね。

緑川:連れて行かれるって?

花園:妖怪じゃ!妖怪の仕業じゃ!

緑川:いいかげんテキトーなこと言うのやめろよ!

花園:妖怪ポストにこのことを投函しなきゃ!

緑川:鬼太郎が実在しない云々は置いといて、ここからどうやって妖怪ポストまで行くんだよ!

鈴仙:正解…。それは妖怪の仕業よ。

緑川:マジでぇ!?

花園:ほらぁやっぱ妖怪の仕業じゃねーか。

緑川:テキトーなこと言って偶然当たっただけだろ!?

花園:伊達に「二中の聖徳太子」とは呼ばれてねーよ。

緑川:太子関係ないだろ!

鈴仙:ここは幻想郷よ?貴方の住む世界の常識なんて通用するはずがないわ。

緑川:うう…確かに……。

花園:その妖怪ってのに会ってみてー!

緑川:この幻想郷とかいうところではこいつのような馬鹿のほうが適応力あるな…。

花園:えっへん!

緑川:ほめてないからなー。
   ていうかいつの辺りから幻想郷に入ったんだ?やっぱり花園が窓開けて飛び出したぐらいからか?

鈴仙:その辺は詳しく話すと長くなるから…。
   とりあえずこんな場所で立ち話も難だし、今日のところはワタシの家に泊めてあげろわ。

緑川:悪いねぇ、鈴仙さん。

花園:おおっ、まさか1日で鈴仙ちゃんとの恋愛フラグが立てられるとは!

緑川:初対面なのにもうちゃん付けかよ!

花園:ははは、これが「二中の石上麻呂足」の実力よぉ。

緑川:人物がマイナーだからすごさがわからないっての!
   ていうかお前は隅っこでスラムダンクごっこしてただけだろ!

鈴仙:「レイセン」で…呼び捨てで構わないわよ。「ちゃん」付けもイヤだけど。

緑川:そう…か。

花園:んもう、恥ずかしがりやなんだからぁ。

緑川:断じてそうではないだろう。







―――――こうして二人と一人は知り合った。
     この奇妙な三人の関係は、そして「幻想郷」とは?
     この物語はこうして次回へと続いていく―――――


緑川:何このナレーション!ていうかこれ続くのぉ!?

花園:次回はついに、花園と鈴仙の間に友情を越えた感情が生まれる…。

緑川:お前勝手にナレってるんじゃねー!!

10組目 レトロスペクティブ京都

碓氷:……なんというか、すごい力演でしたね。
緑川:このネタはほとんど趣味に走っていていくらC大会とはいえここまでやっていいものかって話ですよね。
花園:ちなみに鈴仙ちゃんは知り合いの女の子にコスプレさせてますw
緑川:ていうか主にお前の趣味が全開だったじゃねーか。
花園:このネタをきっかけに東方シリーズを知ってくれたらば幸いですけどねー。
緑川:変な新参増やすことになったらヤダけどなぁ。
市河:そういえば今期「レトロスペクティブ京都」に改名したわけですが…。
花園:そう、それも東方のゲームで使われてる曲名からなんですよ。
緑川:イタイったらありゃしねぇよ…。「グラン・バガン」だって似たようなもんだったけどさぁ。
花園:こんなシーンで使われてるんですけど。→http://www.youtube.com/watch?v=rohUF46b3pQ
緑川:……これ人間業じゃねぇよなぁ。
碓氷:東方…意外と面白そう。
市河:ええーっ!?

市河:これで10組全ての熱演が終わりました。

碓氷:いよいよ運命の計量です!




計量へ!(再び音有り)