碓氷:早速いきましょう。

市河:トップバッターはこのコンビです!



天体観測

コント/スノースマイル
 翔:4回目のセミファナイルです!
ミヤ:初めて先頭バッターです
 翔:ファイナルへ行くぞー
ミヤ:おー!

第3回ファイナルではトップバッターで散々な結果。その悪夢を払拭できるか!?
4期連続4回目のC大会!天体観測!

 翔:今日はもうクリスマスかぁ。今年1年早かったなぁ
   さて……クリスマスは誰と過ごそうかなぁ
   京子か遥か弘美の3択にしようかなぁ……
   よし!決めた!今年は弘美と過ごすぞ!

 翔:あっ、もしもし弘美?今日、オレの家に来なよ!
   せっかくのクリスマスなんだからさ!二人でゆっくり過ごそうよ!
   うん!じゃあ、1時間後にね!待ってるよ!

 翔:さぁて、軽く掃除でもするかなぁ

(ピンポーン)

 
 翔:はい?

ミヤ:こんばんは〜♪
 
 翔:げっ、ミヤ!な、ななななしたの?

ミヤ:だって今日はクリスマスでしょ?せっかく私たち付き合っているんだから一緒に過ごそうと思ってさ♪

 翔:ででででも!オレから連絡するからそっちからはしないでって!

ミヤ:なんでそんなに慌ててんの?クリスマスなんだからいいじゃない♪

 翔:ほら、散らかっているから!掃除してから来てくれる?

ミヤ:えぇ?何分くらい?

 翔:4〜5時間後くらいかなぁ……

ミヤ:長いよ!なんでそんなに掃除に時間が掛かるのさ!?

 翔:いや、粗大ゴミとかさ!

ミヤ:私も手伝ってあげるからさ!

 翔:いや、気持ちはありがたいんだけどさ……

ミヤ:とりあえず、家に入れてよ!

 翔:う、う、うん

ミヤ:何よ?そんなに散らかってないじゃない

 翔:いや、目に見えないゴミとかさ!

ミヤ:私はそんなの気にしないよ♪

 翔:あ、あのさ!今日、家に両親が来るんだよね!

ミヤ:え!?そうなの?

 翔:そ、そうなんだよ!いやぁ、まいったなぁ

ミヤ:私、せっかくだしお父さんやお母さんに挨拶したいな……

 翔:ダメダメダメ!!噛まれるよ!?

ミヤ:噛むの!?翔ちゃんの両親何者!?

 翔:あの、職業病なんだって!しょうがないんだよ!

ミヤ:翔ちゃんの両親の職業って?

 翔:……棋士

ミヤ:接点がまるでないよ!

 翔:とにかく!今日は帰ったほうが良いよ!

ミヤ:う〜ん……じゃあさ、せっかく料理の材料買ってきたし作ってから帰らしてよ!

 翔:いやぁ、今うちガスコンロ止められてるし……

ミヤ:昨日、メールでチャーハン作ったって言わなかったっけ?

 翔:いや、あれはガスコンロ使ってないんだ!

ミヤ:嘘つかないでよ!どうやって作ったのさぁ?

 翔:……念じて作った

ミヤ:100%嘘じゃない!エスパーじゃないんだから

 翔:まぁ、そういう理由だからさ!台所ダメなんだよ

ミヤ:そんな事もあろうかと、カセットコンロ持ってきたよ!鍋しようと思ってさ!

 翔:……わーい。ありがとー

ミヤ:テンション低っ!鍋嫌いだっけ?

 翔:そ、そうなんだよ!オレさ鍋嫌いでさ!

ミヤ:でも初めて食事したときちゃんこ鍋美味しそうに食べてなかったっけ?

 翔:あ、あれは無理してたんだよ!あの後、5回も吐いたからね!

ミヤ:そんなに!?なんで鍋嫌いなの?

 翔:ほら!オレ、味噌が大嫌いでさ!味噌味のものってダメなんだよねぇ!

ミヤ:用意したの塩味だけど……

 翔:で!も!本当に嫌いなのは塩味だからね!味がないししょっぱいし!

ミヤ:……一応、しょうゆ味も出来るけど?

 翔:しょうゆなんて論外だよ!色からして嫌だ!

ミヤ:普段、何食べてんのさ!

 翔:まぁ、野菜とか……野菜とか……ベジタブルとか

ミヤ:野菜ばっかじゃないの!

 翔:だから料理もいいから!だから帰ってくれ!

ミヤ:えぇ……つまんないよぉ

 翔:しょうがないだろ!親が来るんだから!

ミヤ:じゃあさシャンパン買ってきたから乾杯だけしようよ♪

 翔:……1杯だけならいいよ

ミヤ:やった〜♪

 翔:ほら、グラス!1杯飲んだら帰れよ?

ミヤ:わかったよぉ

 翔:ほら注いであげるから!

ミヤ:じゃあ、二人のクリスマスを祝して……

 翔:……

ミヤ:乾〜杯♪

 翔:(ごくごくごくごく)

ミヤ:飲むの速っ!

 翔:ぷはぁ〜!さっ!帰ってくれ!

ミヤ:何でさ!私、まだ一口しか飲んでないって!

 翔:……ほら、速く飲みなよ!

ミヤ:ふぅ〜……今年もいろいろあったねぇ

 翔:思い出に浸るなって!ちびちび飲むなって!

ミヤ:もう1杯飲んでいい?

 翔:断じてダメ!

ミヤ:何でさぁ〜!もう、翔ちゃんのバカ!(ごろん)

 翔:寝転がるなよぉ〜!居座るパターンやめてよ!

ミヤ:あのさぁ……私、星になりたいなぁ

 翔:なれ!なってもいいから!だから帰れ!

ミヤ:翔ちゃんも隣で星になろうよぉ

 翔:意味不明だから、本当に……あれ?

ミヤ:ZZZ

 翔:寝るなよ!帰れよ!頼むから起きてくれ!

ミヤ:ZZZ ZZZ

 翔:やばいよぉ……あと20分ぐらいで来るよぉ……

ミヤ:ZZZ ZZZ ZZZ

 翔:どんどんと熟睡モードに入ってるよぉ……頼む!頼むから起きてくれ!

ミヤ:(ガバッ!)

 翔:ありがとう神様!

ミヤ:プレゼント交換しようよ!

 翔:プレゼント交換〜!?

ミヤ:そう!だってあそこに置いてある箱ってプレゼントでしょ?リボンついてるし!

 翔:あ、あぁ、そうだよ!

ミヤ:私も持ってきたんだ!交換しようよ!

 翔:い、いや!それはまずい!

ミヤ:何でさ?

 翔:あ、開けたら爆発するんだ!

ミヤ:そんな下手な嘘は良いからさ!

 翔:違うんだって!こ、これは卓也にあげるやつなんだよ!

ミヤ:卓也って翔ちゃんの友達の?

 翔:そ、そうなんだよ!あいつ、誕生日近いじゃん?だからプレゼントをあげようと思ってさ!

ミヤ:リボンは?

 翔:しゃれだよ!しゃれ!そういうの、卓也喜ぶかなぁ、と思ってさ!

ミヤ:でも、箱に記念リングって書いてるけど……?

 翔:あわわわわわ

ミヤ:まさか、結婚するの……?

 翔:おう!オレと卓也は結婚するぜ!……ってんなわけないだろ!

ミヤ:だよねぇ……じゃあなんでリングなんて?

 翔:……ここだけの話、卓也結婚するんだ!だからお祝いとしてな!

ミヤ:えぇ!相手は!?

 翔:あ、あの、う〜んと、ほら、あの弘美!

ミヤ:えぇ!弘美ちゃんと結婚するんだ!

 翔:そ、そうなんだよ!

ミヤ:へぇ!私もお祝い買わないとなぁ

 翔:はい!謎が分かって良かったね!じゃあ、帰ろうか!

ミヤ:ちょっ!まだ私、プレゼント渡してないよ!?

 翔:気持ちだけで十分だよ!

ミヤ:せっかく買ってきたんだから見てよ!

 翔:……(ガサガサ)

ミヤ:翔ちゃん、前から時計が欲しいって言ってたじゃない!

 翔:時計なんて高価なものありがとう!

ミヤ:いえいえ♪ストップウォッチ機能も付いているんだよ!

 翔:じゃあ、帰ろうか!

ミヤ:何で、さっきからそんなに帰らせようとするの!?

 翔:……わかった!じゃあクリスマスらしくゲームをしよう!

ミヤ:いいね!そうこなっくちゃ!

 翔:ルールは簡単だよ!今から、オレがストップウォッチで10秒数えるんだ!

ミヤ:うん!

 翔:その間にミヤは家から出て行って実家に帰るというゲームだ!

ミヤ:同じじゃん!さっきから帰れ、帰れって!

 翔:ミヤ……

ミヤ:私の気持ちも考えないで……初めて彼氏と過ごすクリスマスなのに…… 

 翔:わ、悪い……

ミヤ:ねぇ!?私のことが嫌いなの!?はっきり言ってよ!

 翔:ミヤ……実はな……

ミヤ:……うん

 翔:これから……家に来るのは両親ではないんだ……

ミヤ:……誰?

 翔:……弘美がこれから家に来るんだ……

ミヤ:嘘……

 翔:黙ってて悪かった……

ミヤ:なーんてね♪知ってたよ!

 翔:……?

ミヤ:弘美ちゃんから話は聞いてたんだ!

 翔:そ、そんな……

ミヤ:だから、今日はお別れを言いに来たんだ!

 翔:ミヤ……時計、ありがとな

ミヤ:こっちこそ、楽しい時間をありがとう……

 翔:なんもだよ……

ミヤ:そろそろ、時間だね……じゃあね、元気でね。弘美ちゃんと仲良くね

 翔:あぁ……ミヤこそ元気でな

ミヤ:うん……

 翔:ばいばい……

ミヤ:ばいばい……



(ピンポーン)



 翔:あっ、来たかな?

 遥:翔ちゃん?こんばんは〜!クリスマスだし一緒に過ごそうよ〜!

ミヤ:お前は何股かければ気がすむんだ!!!!

1組目 天体観測



(at 廊下)

 翔:まぁ、実話のネタなんですけどね
ミヤ:嘘つくな

Rendezvous

漫才/もも太郎
鈴村:今回のネタは何ですか?
大柴:ターミネーターです。
鈴村:ダジャレ!?

ダダンダンダダン ダダンダンダダン(ターミネーターのテーマ)
初のセミファイナル出場!Rendezvous!

大柴:どうも、Rendezvousです。
鈴村:初めての青バトセミファイナルなので頑張ります!
大柴:僕ね、有名な昔話の内容が思い出せない事がよくあるんですよ。
鈴村:まぁ、昔話を正確に話せるかどうかっていうのは大事な事かもしれないね。
大柴:僕も大事な事だと思うから、今日はここで昔話をさせてもらっても良い?
鈴村:じゃあ、しっかりやってくださいよ。

大柴:「もも太郎」
昔々、あるところにおズィーさんとおヴァーさんがいました。
鈴村:言い方!普通にお爺さんとお婆さんって言えよ。
大柴:おズィーさんは山へオヤジ狩りに。
鈴村:何してんだよ!?っていうか、するならするで、オヤジがいそうな場所へ行け!
大柴:おヴァーさんは川へ洗濯に行きました。
   おヴァーさんが川で洗濯をしていると、川下からモーモーが登ってきました。
鈴村:自然の摂理を覆すなよ!
   しかもまたモモの言い方がおかしいしさ。
大柴:モモ?違うよ。モーモーは牛さんの事だよ。
鈴村:牛!?子供じゃないんだからモーモーっていうのはよそうよ。
大柴:バァバァはモーモーを拾ってブーブーに乗って帰ることにしました。
鈴村:急に赤ちゃん言葉全快だけど大丈夫!?
   しかもブーブーって車だろ?時代背景を無視するなよ!
大柴:おじいさんとおばあさんは、モーモーを食べようと思いましたが、狂牛病が怖いので、検査をしてみる事にしました。
鈴村:早くも桃太郎じゃなくなってるよ・・・
大柴:検査の結果、乳牛だとわかったので、ひいおじいさんとひいおばあさんはそのモーモーを育てる事にしました。
鈴村:この短時間でいつの間にひ孫ができたんだ!?
大柴:ひいおじいさんとひいおばあさんは、そのモーモーをモーモー太郎と名づけました。
鈴村:桃太郎みたいに言うなよ!
   しかも乳牛って事はめ牛だろ!?名前に太郎はかわいそうだろ!
大柴:ちなみに、ひいおじいさんはモーモー太郎の直腸検査をしたとき、何か温かいものが腸内にある事に気づきました。
   取り出してみると、それはそれは茶色い謎の物体が出てきました。
鈴村:ウンコじゃねえかよ!
大柴:ひいおじいさんとひいおばあさんは、その物体がモーモー太郎から生まれてきたので、モーモー太郎太郎と名づけました。
鈴村:ウンコに名前なんてつけるなよ!
   なんか名前がリンダリンダみたいな感じになってるからさ。
大柴:そして数ヵ月後、モーモー太郎はすくすくと成長しました。
   ちなみに、モーモー太郎太郎は畑の作物をすくすくと成長させました。
鈴村:肥やしになってるじゃねえかよ!
大柴:一方そのころ、村では悪いオニヤンマが悪事を働いていました。
鈴村:トンボ!?全然恐怖を感じない悪役だな・・・
大柴:モーモー太郎は、その悪いオニヤンマを退治するために旅立つ事にしました。
   旅立ちの日、おばあさんはモーモー太郎にたくさんの野菜を渡しました。
鈴村:そこはきびだんごだろ!?
   多分だけど、その野菜はモーモー太郎太郎が育てたやつだよね?
大柴:モーモー太郎は出発しました。
   途中で犬に会いました。
   「モーモー太郎さん。お腰に付けたその野菜を1つ私にください。」
   モーモー太郎は、犬に玉ねぎをあげました。
鈴村:コラコラ!犬に刺激物を与えるなよ!
大柴:案の定、犬は玉ねぎを食べて死にました。
鈴村:確信犯かよ!?せっかく家来になってくれるはずだったのに。
大柴:次に、キジがやってきました。
   「モーモー太郎さん。お腰に付けたその野菜を1つ私にください。」
   モーモー太郎は、キジに長ねぎをあげました。
鈴村:どうでもいいけど、さっきからねぎの類ばっかりだな!?
大柴:そこへ猟師がやってきて、キジを撃ち殺しました。
   「やった!今夜はキジ鍋だ!ちょうどいい所にねぎも落ちてるよ!」
鈴村:鴨か!?なんでみんな野菜を貰った途端に死んじゃうんだよ!?
大柴:次に、サルがやってきました。
   「モーモー太郎さん。お腰に付けたその野菜を1つ私にください。」
   モーモー太郎は、サルに柿をあげました。
   しかし、その柿は渋柿で、怒ったサルは渋柿をモーモー太郎にぶつけました。
鈴村:話が変わってるよ!!猿蟹合戦になってるからね。そもそも柿は野菜じゃないしさ。
大柴:モーモー太郎は死んでしまいました。
   しかし、モーモー太郎は死ぬ瞬間に、モーモー太郎太郎を産み落としました。
鈴村:またうんこかよ!?
   そのピッコロ大魔王みたいな往生の遂げ方は何だ!?
大柴:「もも太郎〜第2部〜」
鈴村:2部構成の桃太郎なんて見たことあんのかよ!?
   昔話を正確に話せるかどうかって最初に言ってただろ!
大柴:モーモー太郎太郎は、親を殺したサルに仕返しをすることにしました。
鈴村:うんこが主役の桃太郎なんて見たことあんのかよ!?
   猿蟹合戦にシフトチェンジしてるし、オニヤンマは消化不良だし・・・
   物語としての欠陥が多すぎるよ!!
大柴:モーモー太郎太郎は、仲間の蜂、栗、うすを連れて、サルの家に行きました。
鈴村:もう、桃太郎の面影は0だね・・・
大柴:蜂は水瓶の中、栗はいろりの中、うすは天井の上、モーモー太郎太郎は入り口の隅にそれぞれ隠れる事にしました。
   しばらくすると、サルが帰ってきました。
   しかし、サルは再び外に出て、大きな穴を掘って何かを埋めました。
鈴村:何をしてんの?
大柴:サルは再び家に入り、キジ鍋を食べるために、いろりに火をつけました。
鈴村:100%猟師さんをぶっ殺して埋めてきただろ!?
   いくら昔話の悪役でも、悪事が連続殺人は無いだろ・・・
大柴:すると、栗がパァン!と大きな音を立ててサルの顔にぶつかりました。
   サルは顔にやけどを負いました。
   「熱い!瓶の水でやけどを冷やそう!」
   サルが瓶に顔を突っ込むと、中身がすべてハチミツになっていました。
鈴村:蜂の攻撃方法がおかしいだろ!
   ハチミツを塗りたくって何のダメージになるんだよ!?
大柴:サルは逃げ出そうとしましたが、モーモー太郎太郎を踏んづけ、滑って転んでしまいました。
   そこへ、うすが仲間を集め、4体のうすが横1列に並びました。
   すると、うすは消えてしまい、サルの頭上からたくさんの透明なうすが落ちてきました。
鈴村:ぷよぷよか!?
大柴:サルは死んでしまいました。
   モーモー太郎太郎はモーモー太郎の敵討ちを果たし、家に帰っていきました。
鈴村:終わり!?全然できてなかったじゃん。
   ちゃんと1から読み直した方がいいよ。
大柴:ちょっと待って。まだ話は終わってないんだから。
鈴村:じゃあ、一応最後まで話を聞こうか?
   それからどうなったの?
大柴:一方その頃、村は悪いオニヤンマに支配されてしまいました。
鈴村:そこでオニヤンマかよ!もういいよ!

2人:どうもありがとうございました。

2組目 Rendezvous



市河:Rendezvous、ファイナル進出OKだという方、白のボールをドロップして下さい。どうぞ!



大柴:2番ですから、すぃろのタマタマを注ぎ込んでください。
鈴村:言い方!!

丼もの

漫才/給食係
佐竹:こんばんわ、丼ものです
斉藤:このネタは自信があります
佐竹:オレはお前に着いて行く

貴方は遊びのつもりでも 地獄の果てまで着いて行く〜。
2期連続2回目のC大会出場!丼もの!

斉藤:ハイどうもー!

佐竹:丼ものです!

斉藤:中学校の頃は給食係ってありましたよねー

佐竹:あったねー給食台を運んできたり、配ったりしたよね

斉藤:でも給食係ってつまんなかったよな

佐竹:それは仕事だから仕方ないだろ

斉藤:だからもう少し楽しく仕事できればいいなーっと思ったわけだよ

佐竹:楽しくできるか?

斉藤:毎回教室に持ってくるのにレースを開催するんですよ

佐竹:毎日危なっかしいだろ!

斉藤:1位のクラスは次の給食でデザートを追加できるとか

佐竹:あーでもそういうゲーム感覚は面白いかもね


斉藤:さぁ1〜3組一斉にスタートしました!

佐竹:誰が実況するんだよ

斉藤:実況はワタクシ、放送委員会、委員長が勤めさせていただきます!

佐竹:毎回大変だな放送委員会!

斉藤:各組に3人ずつドライバーが着いております!

佐竹:ただの給食当番だろ

斉藤:おっと早くも先頭を切るのは好き嫌いの激しい2組だ!
   メインのカレーを置いてきただけあって走り出しが違う!!

佐竹:多分カレー嫌いだろ2組!

斉藤:それに続くのが1組!
   こちらも昨夜、給食台の肉抜きをしただけあって中々スピードが出ているぞ!

佐竹:ダメだろ勝手に軽量化しちゃ!

斉藤:おっと給食大好き3組はどうしたんだー?

佐竹:なにがあったんだ?

斉藤:開始早々カレーの補充に入ってます!

佐竹:明らかに2組のカレーもらってるだろ!

斉藤:おっと1組がどんどんスピードを上げて2組を抜き去った!!現在の1位だ!!

佐竹:おーすごいな

斉藤:2組もすかさず間を詰める!

佐竹:いい勝負だ

斉藤:おーっとここで1組のぬるぬるカレーオイル攻撃だーっ!!

佐竹:なんでカレーこぼすんだよ!

斉藤:給食台の穴という穴からカレーがこぼれ落ちる!!

佐竹:軽量化したからだろーが!

斉藤:しかし2組はあれよあれよとカレーをかわしていく!!

佐竹:おーすごい

斉藤:さすがドライバーの1人、田中くん!半年ずっと当番やってるだけあるぞ!

佐竹:そいつ多分パシリだな!

斉藤:さあ、一方3組はまだかなり後ろの方です!

佐竹:なにやってんだよ3組は!

斉藤:でたー3組得意の『牛乳隠し』だー!!

佐竹:盗っちゃダメだろ!後で足りなくなるよ!

斉藤:3組のドライバーは口に給油していくー!

佐竹:レース中に牛乳飲みやがって!

斉藤:ここでエンジンが着いたのか3組は最終手段にでたー!

佐竹:今度は何をするんだ

斉藤:なんと階段の方向へ向かって走っています!!

佐竹:階段は行けないだろ!

斉藤:これは一か八かの賭けにでた3組!

佐竹:大ケガだ!

斉藤:3人の顔が険しくなっています!

佐竹:やめろ無茶だ!

斉藤:そして今!!

佐竹:やめろー!!

斉藤:階段で手を離したー!!

佐竹:お前らは行かないのかー!!

斉藤:すさまじい勢いで階段を下る給食台!

佐竹:給食がメチャクチャだろ!

斉藤:そのまま壁に激突!

佐竹:やりたい放題だな!

斉藤:あとから当番さんが階段を降りてくるー!

佐竹:なんか冷めるわ!

斉藤:なーんとここで形勢逆転!3組が1位に躍り出たー!!

佐竹:やるなぁ3組!

斉藤:しかしどの組が優勝してもおかしくないぞー!

佐竹:さあどうなるんだ!

斉藤:おーっとここで前方に校長先生が!!

佐竹:危ないぞ校長!

斉藤:3、1、2組と順番に校長へカレーを配っていくー!

佐竹:なんだよその、逆給水所的なポイントは!!

斉藤:しかーし2組はカレーを置いてきてしまったのでここで失格ー!

佐竹:なにやってんだよ2組!

斉藤:3組のカレーはすでに福神漬けが入っている状態だー!

佐竹:どんなふうに階段下ったんだよ!都合よすぎるわ!

斉藤:さあ1組と3組の一騎打ちとなりましたー!

佐竹:どっちが勝つんだ!?

斉藤:互いにボディをぶつけ合っています!

佐竹:どちらも燃えてるなあ!

斉藤:おーっと隙を見て3組がサラダを奪ったー!!

佐竹:どさくさに紛れて盗むな!

斉藤:さあゴールが見えてきましたー!!

佐竹:いよいよだ!

斉藤:どっちだ!どっちだ!

佐竹:どっちが勝つんだ!?

斉藤:両者並んでいるぞ!!

佐竹:さあどっちだ!?

斉藤:あーっと!!教室が近かった1組がゴオォォォォル!!

佐竹:ゴール地点一緒じゃねーのかよ!!

斉藤:その3つ先の教室に今3組がゴールしましたー

佐竹:完全に3組不利だろ!!

斉藤:どうよ?毎日こんなんだったら楽しくてしょうがないね!

佐竹:危なくてしょうがないわ!いい加減にしろ!

二人:どうもありがとうございましたー

3組目 丼もの



市河:丼ものの御二人でしたー。



斉藤:いやーやり切りましたね
佐竹:あとは結果を待つだけですね
斉藤:さて、決勝は何のネタで勝負しようか?
佐竹:先走りすぎだ!負けたら大恥だぞ

ひろたか

漫才/銀行強盗
高田:はぁ・・・・・・

広川:お、おい、どうした?

おや? たかだの ようすが・・・・・
3期連続3回目のC大会!ひろたか!

高田:はぁ・・・金欲しいなぁ・・・

広川:何だよ突然、素直な欲望なんか語っちゃって。

高田:どうすれば金が手に入るのかなぁ・・・

広川:どうって、普通に働いたりすればいいだろ。

高田:やっぱ強盗しかないのかなぁ・・・

広川:いやいやいや!なんで犯罪を犯すことを視野に入れるんだよ。

高田:うーん、でも強盗なんかやったことないしなぁ・・・

広川:じゃあなおさら強盗なんかやめとけって!無理に犯罪に手を染める事なんかないからさ。





高田:はぁ、ついに銀行の前まで来ちゃったよ・・・

広川:こいつ本気で強盗する気かよ・・・

高田:・・・よし、悩んでても仕方ない。入るぞ!(ウイーン)

広川:あーあ、始めちゃった。

高田:・・・・・・・・・

広川:・・・あれ?襲わないの?

高田:・・・うーむ、どっちにすればいいんだ・・・

広川:どっちってお前、何の二者択一で迷ってるわけ?

高田:「預金/引出」と「振込/取引」、どっちの受付整理券を取ればいいんだ・・・

広川:いや、何で強盗するのに整理券取る必要があるんだよ!

高田:銀行に用がある者として取っておくべきかなぁ、と思って。

広川:用って言ったってな・・・

高田:だ、だって順番を守らないのはあまりにも非道徳的じゃないですか!

広川:・・・強盗の方がよっぽど非道徳的だと思うんだけど。

高田:よし、「振込/取引」って何か難しそうだから、「預金/引出」の方を取っておこう。

広川:結局取っちゃったよ・・・それも意味不明な基準で。

高田:さて、順番が来たらどういう風に強盗するかなぁ。

広川:どういう風にってお前、何も計画なしに強盗しに来たのかよ?

高田:計画も何も、強盗なんかするの初めてだから何していいんだか・・・

広川:いや、初めてとか関係なくさ、強盗ってこんな事する、みたいなイメージもないわけ?

高田:うーん・・・・・・
   ま、分からないからここは一つ、前の順番の人を観察して強盗テクニックを学ぶとするか。

広川:・・・とりあえず、お前の他に強盗目的で順番待ちしてる人はいないと思うぞ。

高田:まず最初のおばさんは・・・どうやら、印鑑とか持ってきてるな。

広川:まぁ、本人確認とかには必須なものだからな。

高田:よし、メモしておこう。「強盗するには、印鑑が必要」っと・・・

広川:絶対必要ないと思うんだけど!?何で金を盗むのにハンコが必要なんだよ!

高田:あぁ、確かに自分の印鑑とか持ってたら誰の犯行かバレやすいかもしれないしな。

広川:そういう次元の問題でもないと思うんだけどな・・・

高田:むむ、どうやらあの人は大量の現金を下ろしたみたいだな。
   大量の札束を・・・ゆっくりバッグに入れて・・・
   ゆっくりチャックを閉めて・・・ゆっくり立ち上がって・・・
   ゆっくりと銀行を出た・・・・・・・・・おーー。

広川:・・・なぁ。指摘するのも難だけど、今、絶好の盗み時だったと思うぞ?

高田:そんな、人のお金を横取りするなんて非道徳的な・・・

広川:いや、それ今からお前がやろうとしてる事だからな!?

高田:よし、次の人だ。どうやら子連れのお母さんみたいだな。

広川:子連れで銀行か・・・まぁたまに見かけるけど。

高田:「強盗するには、子供が必要」っと・・・

広川:だから絶対必要ないよな!?子供を連れて来たところで足手まといになるだけだと思うぞ?

高田:ここらで他の窓口の方も見てみるか・・・
   ん、どうやらあの人は手数料を支払ってるようだな。

広川:まぁ、やる事によっては手数料がかかったりするけども。

高田:「強盗するには、手数料が必要」っと・・・

広川:完全に必要ないだろ!!これから金を盗むって時に何で支払おうとするんだよ!

高田:よし、待ち時間もまだまだあるし、
   メモを参考にして強盗に必要な物でも揃えてくるか!(ウイーン)

広川:あ、行っちゃった・・・
   それにしてもメモの取りどころがなぁ・・・



高田:(ウイーン)ふぅ、何とか集めて来たぞ。

広川:集めたところでどうする気なんだよお前。

高田:まずは印鑑だけど、さっきも言った通り自分の印鑑使うのはアレだから、
   代わりに芋を切ってハンコを作る事にした。

広川:もはや印鑑ですらないのかよ!?芋ハンコなんか何に使う気だよ。

高田:それから子供も連れて来たぞ。

広川:子供ってアレかよ、まさか誘拐でもして来たのか?

高田:えっと、近所の公園で芋を頭に乗っけて「ちょんまげ!」ってやったら5、6人興味を示してついて来た。

広川:どんな引き連れ方だよ!いや、ついて来る子供達も子供達だけどさ!

高田:あとね、手数料。ちゃんと自腹で用意してきたぞ。

広川:自腹ってお前な・・・

高田:で、手数料の金額の方なんだけどさ、
   仮にこれから5000万円盗むとして、その1%の50万円で足りるかなぁ?

広川:知らないよ!!ってか強盗前に軽々しく50万払おうとする神経が分からないよ!!

高田:しかし・・・これでどう強盗すればいいのかなぁ・・・

広川:俺の方が聞きたい位だよ。

高田:うわ、そんな事言ってる間に自分の番が来ちゃったよ!
   と、とりあえず窓口に行って・・・それからどうすればいいんだ!?

広川:もう芋ハンコでも突きつけて脅しちゃえよ・・・

高田:うー、「強盗しに来ました」とか言うのも直接的過ぎるし、
   かと言って「お金下さい」っていうのも変だしなぁ・・・

広川:・・・そもそも丁寧語で接しようとするあたりから理解できない。

高田:あーもう分かんないや!!
   分かんないからとりあえず手数料置いて逃げるわ!

広川:どうしたいんだよお前は!!金を盗みに来て50万失うってどんなバカだよ!!

高田:仕方ない、もう一度作戦を練るか。

広川:まず自分の持ってきた物の意味のなさに気づけよ・・・

高田:うーん、まずハンコなのに芋ってのがまずかったかなぁ・・・

広川:いや、ハンコの時点で強盗としては全く意味不明だからな?

高田:あと子供も・・・あれ?子供達は?

広川:いないの?ほっといたから帰っちゃったんじゃないのか?

高田:・・・いや、何か集団でATMにタックルして遊んでる。

広川:どんな子供達だよ!!何かそいつらの方がよっぽど強盗の素質があるよ!

高田:と、とりあえず止めさせなきゃ。ほーら、「ちょんまげ!」「ちょんまげ!」

広川:何かいろんな意味で強盗とは思えない行動だな・・・

高田:わぁぁ、騒がしかったですか!?すみません!すみません!

広川:あらら、周りの人に叱られちゃったよ。

高田:な、何ですか?「静かにしろ、手を挙げろ」?

広川:・・・・・・え?

高田:いや、あのっその、、ひぃぃぃぃ!手挙げるから拳銃向けないで!

広川:拳銃ってお前、もしやこれって・・・

高田:うぅぅ、、何かあの人覆面被ってるし・・・
   それから・・・窓口のお姉さんに銃を突きつけて・・・
   あらかじめ用意していたバッグに札束をつめさせて・・・
   周りに警戒しながら急いで外で待ってた車に乗り込んで逃げてった・・・

広川:何て華麗な・・・

高田:・・・・・・

広川:・・・・・・

高田:・・・え?で、今の人って何者?

広川:典型的な強盗だよ!!お前の目指すべき強盗の姿だよ!!

高田:え、何?強盗って銃を突きつけたりとか、そんな危険な事しないといけないの!?

広川:いけないっていうか、強盗って言ったら大体あんな感じかと。

高田:そうか・・・そんな危険な事する位なら、俺、強盗するの止めるわ。

広川:・・・う、うむ、よく言った。

高田:そもそも、現金を大量に手に入れよう、って言う考え方が間違ってますよね。

広川:まぁ、確かにそうかもしれないけど。

高田:だから、これからは実用品のある商品だけ盗む事を考えます。

広川:ってそれも思いっきり犯罪だよ!!もういいよ!

4組目 ひろたか



市河:ひろたかがファイナル進出してもいい、という方は茶色のボールを流して下さい。どうぞ!



高田:はぁ・・・あの球でいいから盗みたいな・・・

広川:盗ってどうする気だよ。

麒麟145

コント/電器店店長と新入社員
矢野:今日はこんな方からビデオレターを預かってます!

河島:再生!

「え〜、皆様始めまして。麒麟145の作者です。
 今回のネタはですね・・・僕自身も凄く大好きで、このネタでファイナル行けたらと思います!
 良子さんと言う勝利の女神もいるので、麒麟145の2人にはリラックスして挑んでもらいたいです
 それでは麒麟145の2人にお返ししま〜す」

矢野:良子パワーでやってやります!

河島:それでは見てください、どうぞ!

謎の人物・良子とは一体誰なのか!?真相はこのあと! はい、台本通りやりましたよ。
4大会振り2度目のC大会!麒麟145!

矢野:今日からこちらのジャマダ電機で働く事になりました、矢野です。よろしくお願いします!

河島:あ〜、店長の河島だ。よろしくな

矢野:よろしくお願いします!!

河島:ところで矢野君はこういう店で働いた事はあるのかな?

矢野:いやっ全然ないですね・・・なので全ての商品を覚えきれるかが心配で・・・

河島:心配しないでも大丈夫だ!この店が重視するのは一芸だ

矢野:一芸ですか?誰にも負けないみたいな感じですか?

河島:その通りだ!全部を完璧にしようとなどと思わなくていいんだ!
   何か自分の得意分野を見つけ、それを伸ばしてくれればいいのさ!
   この店に長く勤めている社員2人を例にあげてみるぞ

矢野:お願いします

河島:まずはTVコーナー担当の野村!こいつはテンションが他の誰よりも低い!

矢野:接客業なのにテンション低いんですか!何でそんな人採用したんですか!?

河島:面接でテンションの低さでは誰にも負けないって言うから採用したんだよ。
   他の人に負けないものを持っているって事は素晴らしいからね。

矢野:テンションの低さで勝ってる時点で、接客業としては負けてますよ。
   ・・・・で、その野村さんの売り上げはどうなんですか?

河島:それが全然ダメなんだよな・・・不思議だよな、誰よりも高い物を持っていると
面接で言ってたから一目惚れして採用したのに・・・

矢野:それテンションの低さだからですよね?!接客業でテンション低いって
   結構致命的だと思うんですが・・・・

河島:あ〜・・・道理で元気がないと思った

矢野:気づくの遅いですよ!!もう1人の方はどんな人なんですか・・・?

河島:もう1人は佐々木と言ってな、こいつはやる気のなさが誰よりもある

矢野:もう接客業以前に人間として間違ってますよ!やる気ないってもう仕事する気0って事ですよ?

河島:あちゃ〜・・・道理で店に来ないと思った

矢野:だから気づくの遅いですって!!そんなんじゃこの人も全然売上よくないでしょう・・・・

河島:本人の証言によると油の売上No1!

矢野:完全にサボってる事自供してるじゃないですか!

河島:「うちの電気屋って油売ってたっけ?まあたくさん売ってるからいいか♪」っと
    毎月のように会長達と会議で話題になるんだ

矢野:揃いも揃って気づいてくださいよ!!何で誰1人気づかないんですか・・・・

河島:気づく?何の事だ?・・・あっ、私とした事が質問タイムを設けるのを忘れてたな!

矢野:全く違いますよ!給料泥棒がいるって事にですよ!

河島:まあまあ落ち着きたまえ・・・何か質問はないのかな?質問しないと、鼻の穴にコンセント突っ込むぞ?

矢野:怖い怖い!!質問すればいいんですね・・・じゃあ、この店の名前の由来って何なんですか?

河島:あ〜、ジャマダ電機?

矢野:それですよ!ずっと思ってたんですが、邪魔しか連想出来なくて
   物凄く違和感あるんですが・・・

河島:いや〜会議で「コジマ」と「ヤマダ」の2つを足した名前でいいよね?みたいなノリで

矢野:もうちょっとまともなネーミングなかったんですか・・・

河島:まとも?「コジマ」の2文字と「ヤマダ」の1文字・・・「コジマ」だ!

矢野:ダメですよ!もうそれあるんですから!!

河島:名前なんてつけたもん勝ちだろ?

矢野:向こうが元祖なんですよ!!

河島:コジマが明るさを!と言う意味で太陽をマスコットにしているなら
   こっちは暗さを!と言う意味で曇り空をマスコットに・・・

矢野:マイナスの宣伝にしかならないじゃないですか!!

河島:マイナスイオンブームに便乗!みたいなノリで会議で言えば通るってば

矢野:何でこの会社はノリで言えば何でも通っちゃうんですか!
   あ〜・・・もう次の質問いいですか?

河島:いいぞ!どんどん聞いてくれ

矢野:広告の「業界での安直一番を目指します!」ってのは安値の間違いじゃないんですか?

河島:何を言ってるんだ、それでいいんだぞ?

矢野:・・・安直一番ってのは具体的に言うとどんな感じなんですか?

河島:ちょっと実践してみるか、俺が店員役をやるから、お前は客役でもっと安い店があると情報をくれ

矢野:わかりました

河島:いらっしゃいませ〜、お客様こちらの商品どうですか?お買い得価格の5万円ですよ?

矢野:5万円か〜・・・他の電気屋では4万円ぐらいでしたよ?

河島:4万円?!うわっ、本当ですか?申し訳ございません!じゃあ100円でいいですよ

矢野:安直だ!物凄い安直だ!!

河島:これでお客さんを逃がさないようにしてるんだ

矢野:確かに買ってはくれるでしょうけど・・・利益少ないんじゃないですか?

河島:お前の読みは凄いな!確かに利益が超少ないんだ

矢野:5万で売ってた物を100円で売れば誰だってそう思いますよ・・・・

河島:分かってるのか?!これは戦争なんだ!価格戦争に勝たないとこの世界で生き残れないんだ!

矢野:まあ確かにそうかもしれませんけど・・・

河島:この戦争により、コジマのハッピは血で赤く染まり・・・

矢野:ない!あのハッピにそんな怖い由来あるわけないですよ!

河島:ヤマダ電機は店員が病気になりヤマイダ電機に・・・

矢野:店の名前変わっちゃってるじゃないですか!とにかく店の利益の事も考えて値引きをしてくださいよ・・・

河島:矢野よ・・・

矢野:何ですか?

河島:俺はこの店の店長を任せられた時に思ったんだよ。店の利益も大事だがそれと
   同じぐらい大事にしないといけない物があるんじゃないかな・・・ってな

矢野:あ〜、今の値引きは凄い極端ですが・・・確かにこの仕事をする上ではそれはいい考えですね

河島:お前もそう思うだろ?やっぱ可愛いもんな〜、良子ちゃん

矢野:誰だ!!そいつは一体誰なんですか?!

河島:誰だってお前・・・良子ちゃんって言ったらうちに勤めてる女性社員の良子ちゃんだろ?

矢野:知りませんよ!利益ぐらい大事な物って・・・・

河島:そうだよ良子ちゃんだよ!結婚を前提にお付き合いしたいよ!!

矢野:何の話してんですか!この仕事をする上で大事なのはお客さんの笑顔とかじゃないんですか?

河島:はぁっ?!そんなもんは俺には必要ねえ!良子ちゃんの笑顔さえあれば何もいらねえ!

矢野:もう店長が接客業をしている人とは思えないです・・・

河島:俺は客よりも良子と接したいんだ・・・こう人気のない所に呼び出してだな・・・

矢野:それ以上は言わなくて結構ですから!!そんな事より僕の質問を聞いてくださいよ・・・

河島:良子!あっ、間違えたどうぞ!

矢野:どんな間違い方ですか!それで質問なんですが、この店は何か他の店に対抗する手段とかはあるんですか?

河島:対抗?

矢野:例えば「これを売る事に力を入れてる!」とかですね

河島:うちが力入れて売ってるのは・・・・上司への媚かな?

矢野:媚を売る・・・って商品を売ってくださいよ!!一体何処に力入れてんですか・・・

河島:ダメか?

矢野:ダメですよ・・・後「商品を買うともれなくついてくる!」って言う販促品とかですよ

河島:あ〜、そういうのならやってるぞ。「このパソコンを買うと今なら店員が因縁をつけてくる!」

矢野:ダメじゃないですか!!何買ってくれた人に喧嘩売ってるんですか!

河島:喧嘩を売る・・・?それいただき!!

矢野:いただかないでください!これ以上クレームになりそうな物をつけないでください!!

河島:何だよさっきからケチばっかりつけ・・・おっ!え〜っと、書く物書く物・・・

矢野:メモを取ろうとしないでください!!何かこう・・・他の店で売ってないような感じの商品とかないんですか?

河島:我が店独自で開発!新機能搭載デジカメ!

矢野:お〜、いいじゃないですか。どんな機能なんですか?

河島:お前「顔キレイナビ」って知ってるか?

矢野:あのエビちゃんがCMやってる、顔を綺麗に写すってやつですよね?

河島:それをヒントに開発されたのが「綺麗な顔ナビ」だ

矢野:何処が違うんですか・・・・?

河島:従来のは顔を綺麗に写すだが、我が店のは綺麗な顔しか写さない

矢野:物凄く感じ悪いですよ!!何ですかその開発者のさじ加減一つみたいな機能は・・・

河島:これもダメか・・・・じゃあパソコンはどうだ?以前ニュースでも出たんだが・・・

矢野:ニュースで取り上げられるなんで凄くないですか?どんな内容なんですか?

河島:ジャマダ電機で販売したパソコンに虫が混入されていたって

矢野:食べ物じゃないんですから!!何でそんな事態が起こりますかね・・・・

河島:虫と言ってもワームだよワーム

矢野:ウイルスじゃないですか!!何ちゅう欠陥品を作ってんですか・・・・

河島:違う違う!作った段階では異常なしなの!ただその在庫を開けてインターネットをやったらウイルスに・・・

矢野:何で商品を勝手に開けてインターネットやってんですか!ホントこの店大丈夫なんですか・・・?

河島:かなりやばいな・・・・正直棚の配置が大分悪い

矢野:それ以上に悪いとこはたくさんあると思いますが・・・・

河島:実は先日から売り場のメンテナンスを始めててな、週末にオープンをさせるつもりなんだ

矢野:そうなんですか?じゃあリニューアルオープンの広告とか出せば集客率も上がるのでは?

河島:そこなんだけどな・・・どんな売り文句にしたらお客さんは食いつくと思う?

矢野:そうですね・・・広告に新装開店セール!その横に大きくNEWって書けば食いつくのでは?

河島:それじゃあパンチがない気がするな〜・・・

矢野:そうですかね・・・?

河島:よしっ、思い切って新装開店セール!その横に乳って書いてみようか

矢野:思い切りすぎですよ!!絶対変な店と思われるじゃないですか・・・

河島:そうした暁には・・・女性社員に接客を頑張ってもらう!

矢野:コメントのチョイスを考えてください!いよいよ変な意味に捉えられますよ!!

河島:変な方向ってどんな方向だ?

矢野:表現が卑猥なとこですよ・・・・

河島:新しい子も貴方を待ってます♪とかは?

矢野:完全に風俗の広告っぽいですよ!!

河島:風俗!その手があったか・・・早速ヘルパーとして何人か補充を・・・

矢野:納得しないでください!風俗始めたら女性社員から暴動が起きますよ・・・・

河島:言っとくけど良子ちゃんは誰にも渡さないからな!!

矢野:もうそれはいいですって!!あの・・・私決めました

河島:決めた?一体何をだ?

矢野:もうこんなとこ嫌です!やめさせていただきます!!

河島:おいおい辞めるって何の冗談だよ・・・・

矢野:本気ですよ!じゃあ失礼します

河島:ちょっ・・・待ってくれ!話を聞いてくれ!!

矢野:何ですか・・・?

河島:給料を2倍!いや・・・3倍にしてやる!そして主任に!いやいや・・・店長だ!!
   そうだ!このジャマダ電機の店長にしてやる!さあ店長、私に何なりと命令を!!!

矢野:やっぱり安直だ!!

5組目 麒麟145



市河:麒麟145がファイナル進出に相応しいと思った方は緑色のボールをドロップしてください。どうぞ!



矢野:お願いしま〜す!   

河島:え〜、一箇所でもね、面白いとこあったらボールをお願いします!!
   
矢野:ホントお願いします!   

河島:麒麟145を!我々をファイナルに連れて行ってやってください!!

市河:前半5組がネタを披露し終えました。

碓氷:さあ、後半の5組へ参りましょう!




後半5組へ!