第289回 青沢オンエアバトル

市河:以上で計量は終わりました。
    オンエアされる上位3組の発表です!

蝙蝠  (1位)
初オンエアおめでとう!


リーベルパウンド  (3位)
今期3勝目!


以津真天  (1位)
2連勝達成!


碓氷:難関を突破した皆さんの熱演をご覧いただきましょう!

以津真天    (2/2)
コント/広美、有紗と死地に赴くのこと
有:ありがたいことに2連勝です。
  広ちゃんの頑張りを見てあげてください。

広:・・・なにこれ・・・罰ゲーム?
え、まさかそんな事させるなんて…。 体を張って2連勝!以津真天!

(キーンコーンカーンコーン♪)

広:ふぅ〜。やっと放課後だよぉ。早く家に帰ってネトゲのクエスト進行しなきゃ。
  ・
  ・
  ・
  ・
  ・
  あらやだ………廊下に美少女が倒れてる………。

有:……………

広:あ、あのぉ〜………大丈夫ですかぁ〜………?

有:……………

広:へんじがない ただのしかばねのようだ
  ………じゃなくって。あれ?この子確か同じクラスの有紗ちゃんじゃない。

有:……………あ、こんにちわ。

広:あ、生きてた。大丈夫?

有:………大丈夫………

広:には見えないけど………さっきからマケボノ体勢で微動だにしてないじゃない。
  もう放課後だけど、帰れそう?部活入ってたっけ?

有:………大丈夫………き…く部……だから………

広:帰宅部?だったら一緒に帰ろ?そして二人でクエスト進行を

有:いや………危篤部………

広:………危篤部?
  ………それって、「ハハキトク」の危篤?

有:そうね…その例えでは細部まで伝わって来ないけれども、今にも死にそうな状態をあらわす危篤の事よ………

広:えっと…………それが部活………?

有:………そうよ………

広:………何してんの?いろんな意味で……少なくとも2つの意味で何してんの?

有:……そうね……日々死にかけているわ………

広:………大丈夫?

有:大丈夫………命に別状は無いわ………

広:いや、アタマ。

有:………そうね、少し特異な部活動かもしれないけれども………私は危篤部に命を賭けているのよ………

広:あぁ………文字通りね………

有:さて、そろそろウォーミングアップは終わり。練習に移りましょう。

広:あっ、さっきから倒れているコレはウォーミングアップなんだ………

有:そろそろ大会もあるし、気合いを入れていかないといけませんね。

広:………大会っ!?大会があるのっ!?

有:そうよ。大会が無ければ危篤になる意味など無いでしょう?

広:大会があっても危篤になる意味など無いでしょう………

有:ふぅ………どうやらアナタには理解していただけないようですね………

広:まぁ………ね………

有:………練習を見学して行きません?

広:あ……いや、結構です………

有:いいから付いておいでなさい。(広の胸倉を掴み引き摺っていく)

広:あぁ………意外と強引なのね///(ずるずる...)



有:ここが活動場所の校長室よ。

広:校長室っ!?なんで校長室っ!?

有:危篤部の顧問が校長だからよ。

広:いやもう………いろいろどうなってるの………

有:部員は今のところ10名。しっかりと練習に励んでいるようね。

広:10人もいるの………。練習って一体何をしてるの?みんな寝ころんでいるようにしか見えないんだけど……

有:みんな、危篤状態に陥っているわ。

広:うわぁ………死屍累々だ………

有:さすが、顧問は見事な危篤ぶりです。

広:校長の年齢にもなると、シャレになってないんじゃ………

有:では、私も練習を始めましょうかしら。(脱ぎ脱ぎ)

広:えっ///ちょっと///何でいきなり服を脱いでるの?///

有:水着に着替えるだけよ。(パツンパツン)

広:み、水着っ!?やだ、スクール水着だなんてそんなマニアックな///
  な、何で水着なの?

有:もちろん、溺死寸前の危篤状態になるためよ。

広:こんなに共感できない「もちろん」はそうそう無いよ………
  危篤の種類にもこだわるんだ………

有:みんな、自分に合った危篤スタイルを磨いているのよ。これが私の選んだ道よ。

広:とんでもない茨の道選んじゃってるよ………
  ところで溺死って言っても………プールにでも行かないといけないんじゃない?

有:校長が趣味で飼っているメダカの水槽で充分よ。

広:それは体裁を気にしなさすぎじゃないでしょうか!?
  水槽なんてそんな広いものじゃないし有紗ちゃんが入ったらメダカの命も危ういのでは………

有:校長の許可は取っていますよ。

広:そうは言っても………って、校長ピクピクしてるよっ!
  これが怒りによるものなのか危篤状態によるものなのかわからないけれどもピクピクしてるよっ!

有:(ジャバーン)

広:ってもう大胆に水槽にっ!
  ほら、メダカが溢れてピクピクしてるよっ!校長と同調してピクピクしてるよっ!

有:げほっごほっがほっぐばほっ!

広:酷いっ!見てられない………美少女が苦しむ様はフェティシズムをくすぐるモノがあるけれど///
  これがアナタの選んだ道なのよねっ!?これがアナタの選んだ生き様……死に様なのよねっ!?

有:(ごぼごぼごぼごぼ………)

広:し、沈んでいく………だ、大丈夫なんだよねっ!?れ、練習なんだよねっ!?

有:(ぷかぷかぷかぷか)

広:う、浮き上がってきた………だ、大丈夫よねっ!?水死体は水面に浮くというけれども、助けなくても大丈夫なのよねっ!?

有:(ざばーん)

広:あ、上がってきた。

有:ふぅ………なかなか良い練習になったわね。

広:そうなんだ………私にはちょっとついていけない………

有:明日の大会への準備は、これでバッチリね。
  今日はそろそろ帰りましょう。

広:あ、大会明日なんだ………

有:よろしかったら、応援に来ていただけませんか?

広:え、いや、私は…

有:お・ね・が・い☆

広:あっ///か、考えておきますっ///

有:それでは、また明日。

広:あっ、もう行くことになっちゃってるんだ………



(翌朝〜広宅〜)


広:(ザシュッ!バシッ!)……よし、スライム討伐クエスト終了ー!………って、もう朝か。
  そろそろ寝ようかな………あっ………危篤部の大会………だったっけ………?

(ピンポーン)

有:広さん、いらっしゃるかしら?

広:うわぁ………何で私の家を知ってるの………
  美少女が朝起こしに来てくれるイベントは萌えあがるけれど、今回はその目的が………
  ………仕方ない、行くかっ。

有:いらっしゃらないのかしら?

広:はいはーい!今行きまーす!
・
・
・
・
・
(〜危篤大会会場〜)

有:さて、着いたわよ。

広:へぇ〜………武道館使うんだ………こんな大会に………
  えーっと………他の部員さん達は………?

有:意識不明よ。

広:えぇっ!?

有:無茶な練習をしすぎたせいね。股間を金属バットで殴るのは危険だとあれほど………

広:そりゃ痛い………。えっと………顧問の校長は………?

有:今日、葬儀が行われるわ。

広:こうちょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!

有:生涯危篤で逝けたんだもの。きっと本望よ。

広:わからない………この世界はわからないよ………

有:さて、そんな事は置いといて、そろそろ始まるわよ。

広:置いておかれたよ………

有:他校の部員達も気合い入っているわね。

広:ね………。こんなに競技人口多いんだね………武道館が満員御礼だよ………。

有:さて、始まる前にルールを教えておこうかしら。

広:ルール?ただ危篤になって終わりじゃないの?いや、本当に人生とか終わりそうだけど。

有:基本的にはそうなんだけど、細かい規定がいろいろあるのよ。

広:へぇ………


(ブオオオオオオオオオオン!!!ドガーン!!!キキーッ!!!)


広:な、何事っ!?テロっ!?

有:4tトラックが突っ込んで来たのね。

広:4tトラック!?誰か轢かれてるよっ!!

有:規定その1「危篤になる手段は問わない」。なかなかの強敵になりそうね。

広:わざとなのっ!?アレわざとなのっ!?
  危篤じゃないよ、即死だよあんなのっ!

有:この大会では毎年90%以上の参加者が死ぬわ。

広:生存率10%っ!?玉の試練並なのっ!?

有:そうね。うちの部員は金玉の試練に耐えられなかったようだけれども。

広:やだもうお下品///

有:死なない程度のギリギリの境界線を彷徨う感じ………たまらないわね。

広:なるほど………この競技に打ち込む理由はわかったけれど理解はできないね………

有:まぁそれは置いといて。

広:また置いておかれたよ………

有:他にも規定があるのよね。

広:うん………安全を保証する規定は無いのかしら………


警備員:おいコラ!こっちに来い!事情聴取だ!!

参加者:ごめんなさい!!許してください!!!


広:だ、誰かしょっ引かれたよっ!?ど、どうしたの………?

有:規定その2「ドーピング禁止」よ。あの人、薬に手を出したようね。

広:ドーピング?えっとそれは………モルヒネとかコカインとかコンソメスープとか

有:睡眠薬よ。

広:…睡眠薬?

有:睡眠薬はさすがに反則よね。スポーツマンシップに反しているわ。

広:………いやもう基準がわからない………あとこれはスポーツでも何でも無い………

有:それに睡眠薬の過剰摂取は危険でしょ?

広:いやもう今更………

有:まぁ規定はこんな感じね。

広:ゆるゆるすぎる………何でも有りじゃない………

有:何かわからないことはあるかしら?

広:あっ、この大会ってさ………どうなれば勝ちなの?

有:そうね、危篤に陥る手段のアイデアや芸術性、そして危篤状態のリアルさを審査員が判断して算出する感じね。

広:フィギュアスケート形式………。っていうか、審査員が大変じゃない?危篤なのか死体なのかの判断とか………

有:そうね、審査員は選手1人に対して1人ずつ付いているわ。
  そして合図をして競技終了。点数を出してくれるわ。

広:合図って?

有:「はぁ……はぁ……死ぬかと思った」と言うのよ。

広:………いやいや、何ちょっと冗談っぽくまとめてるのっ!?

有:潜水競技で言うところの「I'm OK」みたいなものよ。

広:そ、そうなんだ………

有:ちゃんと言えなかったり、実際に死んでしまったりしたら失格よ。

広:失格どころの話じゃないでしょ………

有:さて、もう始まるわよ。

広:え?

有:スターターの銃声で競技開始よ。

広:でも、さっきトラックに轢かれた人は………

有:フライングで失格ね。

広:本当にお気の毒様っ!


(ぐいっぐいっ!)


広:キャッ!この辺りに人が詰めかけてくる………

有:すぐそこにスターターがいるから集まって来たのね。

広:え?スターターの近くって有利なの?

有:いの一番にスターターのピストルに撃たれる、という作戦をとる人が多いのよ。

広:それはもはやウケ狙いでしょ………

有:まぁ私には関係無いわね………少し離れましょうか。

広:うん………。


スターター:位置について、よーい、パーン!(グアァァァァ!)


広:早速誰か撃たれたっ!そして武道館の2階席から次々と人が飛び降りてくるっ!
  ひどいっ!こんな地獄絵図見たことが無い!

有:うふふ、皆頑張ってるわね。

広:何か笑ってはる!
  ………えっと、有紗ちゃんは参加しなくていいの?いや参加しなくていいけど。

有:もちろん参加するわよ。

広:………残念です。
  でも………有紗ちゃんは溺死スタイルだよね……?武道館に水なんて無いよ?

有:そうね、溺死を選んだのは失敗ね。だから今回はコレを使うわ。(ドンッ!)

広:………コレは?

有:打ち上げ花火の筒よ。

広:………花火………

有:この中に入って………打ち上がってくるわ。

広:………いや危険すぎるよっ!死んじゃう死んじゃう!

有:さぁ!大きな花を咲かせるわよーっ!

広:ダメだよっ!ハラワタをぶち撒けるだけだよっ!
  止めないと………って………あれ?………頭がクラクラする………

有:………広ちゃん………?どうしたの………?

広:………ダメ………徹夜でネトゲしてたから………もう限界………(バタッ!)

有:広ちゃん?…………広ちゃああああああああああああああああああああん!!!!!!









広:ん………うぅん………

有:広ちゃん!良かった、気がついたのね………

広:はぁ………はぁ………死ぬかと思った………

有:!?
  ………広ちゃん………おめでとうっ!

広:………えっ?

有:優勝よ!広ちゃんが優勝よ!

広:………どういうこと………?

有:だから、広ちゃんは倒れて危篤状態だったのよ!そして今、競技終了の合図を言った………
  これは文句ないわよね?

審査員:ハーイ、モンクナシデース!!

広:審査員外国の方なの………
  えっ、でもただ倒れただけで優勝なの………?

有:えぇ、他の参加者は皆死んだわ。

広:とんでもない状況!
  でも有紗さんは………良かったの?

有:広ちゃんが倒れたんだもの。それどころじゃ無いわよ。

広:………ゴメンね………こんな大会とは言え、今まで頑張って練習してきたのに………

有:いいのよ………大会は今日だけじゃないし………それに………

広:それに?

有:広ちゃん、あんなに必死になって私のこと止めてくれたんだもん。嬉しかったな。

広:有紗ちゃん………///

有:………私はもう引退ね。私が死んで、悲しんでくれる人がいるんだもの。

広:……………良かった……………

有:だから広ちゃん、私の分まで頑張ってねっ!

広:………え?

有:だって才能あるもの、勿体ないわよ!

広:わ、私の命は惜しく無いんですかっ!?

有:割とどうでもいいわ!

広:ヒドいっ!でもそんなところも嫌いじゃない///

有:さぁ、練習するわよっ!まずは水槽の中に入って溺死よっ!

広:もう勘弁してっ!
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リーベルパウンド    (3/3)
漫才/プリンっす
古城:わっしょーい。

氷谷:優勝やー!
優勝へのマジック2が点灯、残すはC大会2戦のみか!?リーベルパウンド!

古城:いやー最近なんとか王子とか増えてますね。野球のハンカチ王子からはじまって。

氷谷:最近も古城さんが知らないようなたくさんの王子が出てきてるんですよ。

古城:そうなの?たとえば?

氷谷:ハレンチ王子。

古城:初っ端からダメそうなの来たな。

氷谷:ハレンチ王子の趣味は痴漢と盗撮ですけども。

古城:いきなり犯罪者持ってきてどうすんだよ!

氷谷:次にフレンチ王子。

古城:これはわりかしまともそうな王子だね。ちょっとフランスっぽい人なのかな。

氷谷:ワインとチーズが好きなんですよ。

古城:まぁ、フランス人は結構ワインとチーズ好きだけどね。

氷谷:「…はい、チーズ。」パシャー。

古城:写真も趣味なのかな。

氷谷:フレンチ王子とハレンチ王子は同一人物なのだ!

古城:おい!じゃあさっきの盗撮じゃねえか!

氷谷:トレンチ王子。トレンチ王子は全裸にトレンチコートなのだ!

古城:これもハレンチ王子の類だろ!
   もっと清潔感とか清涼感のある王子を出してよ。

氷谷:次に廃屋王子。

古城:なんなのそれ。

氷谷:いや、廃屋に女の子を閉じ込めてやらしい事をするヤツなんだけども。

古城:それも多分ハレンチ王子だな!

氷谷:それでこう言うわけよ。
  「うむ、ワインと女は80年代のモノが一番だな。」

古城:フレンチの要素!その無駄に通ぶったセリフなんなんだよ!

氷谷:つづいてはいおく王子。

古城:さっきと同じじゃん。

氷谷:燃料のハイオク。

古城:あ、そっち!?そっちのハイオクか。
   今度はなんなんだ。ガソリンスタンドにでも勤めてんのか?

氷谷:いや、ハイオクがエネルギー源なの。

古城:ロボット!?

氷谷:「ハイオクは80年代モノが一番だな。」

古城:だから通ぶるなって!なんだ、そいつもフレンチ王子と一緒のヤツか。

氷谷:それは違う違う。ロボの方のハイオク王子の最近のお気に入りのセリフ。

古城:お気に入りなのか。

氷谷:そう、ちなみにもう一つのお気に入りのセリフがこれ。
   「ロボットだけに機会があったらまた会おう。」

古城:まぁ、多分会ったらぶっ壊すけども。

氷谷:機械と機会がね。

古城:説明もいらないんだよ。
   だから、ハンカチ王子みたいな清潔感とか清涼感のある王子を。

氷谷:でも、毎日グリスで体を磨いてるんですよ。

古城:無理やり清潔感入れてくるな!

氷谷:半ダース王子。

古城:今度は六つ子の人とか?

氷谷:まぁ、そんなもんだけどちょっと違う。

古城:違う?

氷谷:これはロボの方のハイオク王子なんだけど。

古城:あっ量産型とかそういうのなんだ。

氷谷:そうそう。次は早うち王子。

古城:次もなんかロボの方のハイオク王子なんだろ。
   手から弾丸が出て早うちとか。

氷谷:いや、初球からどんどん打っていくプロ野球選手。

古城:今更ハンカチ王子みたいな野球の要素出してきた!?

氷谷:ハイテク王子。

古城:これはきっと、ロボの方のハイオク王子でしょ。

氷谷:いや、これ早うち王子なんですけど。

古城:ハイテクってハイテクノロジーじゃねえの!?

氷谷:試合のとき長いソックスを履いてくっていう。

古城:そっちかよ、紛らわしい!

氷谷:パンチ王子。

古城:今度はなんだ?

氷谷:パンチ王子はロケットパンチができるのだ!

古城:今度こそロボの方のハイオク王子!

氷谷:いや、これはハレンチ王子。

古城:そっちかよ!ロボの方のハイオク王子かと思うだろ!

氷谷:遠くの女の子のお尻を触るために腕を改造したのだ!

古城:ハレンチ王子の性欲とんでもねぇな!

氷谷:ロケットパンチを作るのに1億かかったんですけども。

古城:なにその執念…。

氷谷:プロ野球で早うちして一生懸命稼いだからな。

古城:早うちもハレンチ王子だったのかよ!

氷谷:半べそ王子。

古城:今度は頼りなさそうな王子だなぁ。

氷谷:「目からハイオクが。」

古城:ロボの奴!

氷谷:「逮捕されたよー…ぐすんっ…。」

古城:それはハレンチ王子だろ!痴漢とかで逮捕されたんだろ。

氷谷:「目からワインが…。」

古城:フレンチ要素もいいんだよ!なんだこれ!

氷谷:涙やハイオクをハンカチで拭いてみんなハンカチ王子になるんだ。

古城:今更ハンカチ王子に戻してくんな!もういいよ!
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蝙蝠    (1/2)
漫才/マイブーム
勝智:やった!審査員の皆さんが変態でよかった〜。
美月:そうだね!
人間は皆、少なからず変態である byニーチェ(嘘) トップで初オンエア!蝙蝠!

美月:ど〜も、蝙蝠です。

勝智:よろしくお願いします。

美月:漫才ってことで、元気出していきましょう!

勝智:僕ね、最近マイブームが出来まして。

美月:ほぉ、何か楽しみをもつことはいいことですからね。それで何がマイブームなんですか?

勝智:まあ、オナラなんですけどね。

美月:・・・・・・へ?

勝智:そうそう、屁ですよ。オナラがマイブームなんですよ。

美月:いや、そういう意味じゃなくて・・・・・・あぁ!オクラね!色々、調理方法があって楽しめますからね。

勝智:いやいや、オクラっておかしいだろ。オナラだよ。

美月:アンタの思想が一番おかしいわ!さっきから不快な言葉を綺麗に言い直しやがって!

   何?オナラがマイブームってわけわかんないんだけど

勝智:俺が楽しみ方を知ったのはオナラ塾のおかげだよ。

美月:オナラ塾って。そんなふざけ倒した名前の塾があるわけないでしょ。

勝智:あるよ。塾長は屁古記ガス夫という方なんだけど。

美月:誰その雰囲気がメタンガスで溢れている奴は!?

勝智:屁古記さんはなあ、オナラの楽しみ方を発明した方なんだぞ。

美月:発明っていえるほどの業績じゃないから。単なる変態だよ。

勝智:屁古記先生を舐めるな!先生はな、東大出身なんだぞ!

美月:東大で何を学んだの!?就職難の波が東大まで来てるとは・・・

勝智:そうだぞ。20年前あの有名な東京オナラ大好物専門学校を卒業してるんだぞ。

美月:私の想像してた東大と違う!東京もこんなマニアックな専門学校を作りやがって!

勝智:おいおい、オナラ塾も東京オナラ大好物大学も知らない・・・

   美月さ、人生で何を楽しみ、何を学んできたの?

美月:人生をなめんなよ!こんな愚劣なことより楽しみや学ぶことがいっぱいあるわ!

勝智:だから、俺が世間知らずの美月のためにオナラ塾のことを教えてあげるよ。

美月:世間離れの勝智君にこんなアブノーマルな世界を教わりたくないんだけど。

勝智:まず、礼儀をしっかりさせてるんだ。

美月:聞く耳持たないなら拳で聞かせようか?

勝智:塾で人と会ったら2人お尻を出し合い、お互いのお尻を合わせるんだ。

美月:どこの宗教の挨拶だよ!気味が悪すぎる!

勝智:屁古記師匠が言うには2人が「おしり合い」というのを表現しているんだ。

美月:単なる駄洒落じゃん!

勝智:そして、2人の仲が良ければお尻を合わせたままオナラを出し合うんだ。

美月:何の愛情表現の仕方だ!

勝智:屁古記君が言うには2人が「くさい仲」というのを表現しているんだ。

美月:塾長、単なる駄洒落好きのおっさんじゃない!で、さっきから塾長の呼び方を統一しろよ!

勝智:単なる駄洒落好きだと・・・尊敬している屁古記の事を馬鹿にするな!

美月:とうとう、呼び捨てになっちゃった!尊敬しているとは全く思えない。

勝智:まあ、生徒は俺しかいないからガス野郎としか挨拶は出来ないけどな。

美月:もはや陰口になってるね・・・生徒1人という事実は納得だよ。

勝智:塾内容はまずオナラ塾の歴史を学んだり。

美月:こんなクズみたいな塾に歴史なんかあるの?

勝智:江戸時代後期に設立したってガス野郎が言ってたぞ。

美月:嘘でしょ。そんな時代にこの塾が存在したら確実に一揆の対象になってるよ。

勝智:え?「イチヤ限りのコイ、1851年設立オナラ塾」って歴史の授業で習わなかった?

美月:聞いたことないよ!てか、語呂合わせが無駄にかっこいいのが腹立つ!

勝智:あと、過去のオナラ塾の卒業生で今は自分のオナラで電車を飛ばす仕事に就いた人もいるんだぞ。

美月:桃鉄のオナラマン!?ゲームの登場人物だし、完全にガス野郎ホラ吹いてるよ。

勝智:何だと!?ガス野郎はホラなんか吹かないよ!吹くのはすかしっぺを相手のほうに臭いを流すときだけだ!

美月:単なる最低野郎じゃない!本当に名前に恥じないガスみたいな存在だな!

     で、結局塾長の呼び名はガス野郎で統一するのね!

勝智:歴史を学んだ後は、いよいよこの塾の醍醐味オナラプレイだよ。

美月:いよいよじゃなくて、残念ながらだよ。オナラプレイって何?

勝智:2人でオナラをこぎあったり、嗅ぎあったり、感じあったり・・・

美月:イロモノのAV企画以上にディープな世界が満載だ!

勝智:オナラ塾の説明はここまでかな。

美月:何コレ!?単なる駄洒落好きのホラ吹き最低親父と部屋で変態行為しているだけじゃない!

勝智:ああ・・・塾の事を思い出したら・・・ハアハア・・・

美月:思い出し興奮するな!

勝智:ブリッ!ブリッ!・・・クンクンクンクン!・・・あぁ!!ガス野郎・・・!ガス野郎・・・!

美月:存分にオナラをこいでる、嗅いでる、感じてる!!いいかげん目を覚ませ!

勝智:ハッ!・・・・・・もう我慢できない!美月!

美月:・・・・・・何?

勝智:やっぱり、このオナラプレイの素晴らしさをお客さんにも教えたほうがいいと思うんだよ。

   だから、この場をお借りして俺が顔で受け止める役するから、美月はオナラをこいでくれ。







美月:いやいや!コントに入る前フリみたいに言われてもやらないよ!?

勝智:(正座して目を瞑ってワクワクした顔)

美月:そんなクリスマス前夜でサンタを待つ子供のような顔してもやらないから!

勝智:なんでだよ・・・あっ、人前だからか?

美月:人道を外しきった行為だからだよ!てか、逆にプライベートでやるほうが嫌だわ!

勝智:じゃあ、満点の星空が見えるホテルでしよっか?

美月:何でそんなロマンチックな所でこんな異質な行為をしなきゃいけないのよ!?

勝智:なあ、頼むよ・・・最近、オナ禁中でご無沙汰なんだよ・・・

美月:知らないけど!?一人で処理しとけ!

勝智:あっ、オナ禁を変な意味で捉えてない?オナラ禁止のことだよ。

美月:むしろ残念な意味合いだったよ!わけわかんないんだけど。

勝智:そんなこと言って・・・本当は美月もたまってんだろ?(美月のお腹を擦りながら)

美月:ええい!触れんな!しゃべんな!近づくな!気持ち悪いんだよ、てめえ!!

勝智:そんな・・・そっか、どうしてもやってくれないんなら・・・

美月:・・・・・・

勝智:こうなったら妄想でやってやるからな!

美月:・・・誰かコイツを二度と発言出来なくなるような秘密道具とかないの・・・

勝智:「美月・・・見てごらん、満点の星空だよ・・・」

美月:うわ・・・本当に始めやがった・・・

勝智:『(声を変えて)うん・・・この日のために勝負下着を着けてきたんだからぁ・・・』

美月:私役もやるの!?

勝智:『でも私、便秘中なの・・・大丈夫かな・・・?』

美月:生理中みたいに聞くな私!確かに便秘中のは臭くなるけど!

勝智:「ああ、美月のだったら大丈夫だよ。」『お兄ちゃん・・・!』

美月:これ以上私を汚すな!何、私に妹役させてるんだ!

勝智:『じゃあいくね・・・ブーーーーーッ!ブリリッ!ドカーン!!』

美月:オナラの効果音凄すぎ!最後の奴、爆発してなかった!?

勝智:「あぁ、いいよ・・・あぁ・・・・あぁぁぁーーーっっ!!」

美月:どっぷりエクスタシーに浸るな!

勝智:『はぁ・・・はぁ・・・』「あっ、流れ星!」

美月:うわ、この状況に世界一引き立てない演出だ。

勝智:「美月は何かお願い事した?」

   『エヘへへ、これからもこんな風にお兄ちゃんと一緒に傍にいれますようにって♪』

美月:誰か!早急にコイツを無数に殴れる秘密道具を!

勝智:『ちなみに、お兄ちゃんは何かお願い事した?』

   「ああ、巨乳の彼女ができますようにって。」

美月:お前は普通の願望かよ!散々、私を乱れきった妄想に利用するだけしといて!

勝智:『そっか・・・所詮私たちは臭いだけの関係、オフレか・・・。』

美月:オフレって!こんな関係に似合わない優しい響き!

勝智:「さて、二回戦にはいるか・・・」

美月:入るな!もう、止めろーーーっっ!!

勝智:ふっ・・・どうだ、美月?腸がうずうずしてきただろ?

美月:うるせえ!本当にこんな妄想、へどがでるよ!!

勝智:え!?屁とかでるだって!

   ・・・ったく、やっぱりたまってるんだな!さあ、美月こい!!

   (正座して目を瞑ってまるで整形後、初めて鏡を見る前のようなドキドキした顔)

美月:一生そうしてろ!!もう帰る!!
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【残念ながらオンエアを逃した皆さん】

炭酸電池 381KB
でん:お負けになりました。
たん:あそこが原因だわ。
でん:また挑戦します。
ヘルシーライフ 233KB
西岡:HKをどうぞ・・・

大黒:今期は絶対に勝つ!!!
花鳥風月 177KB
斎藤:もっと面白いねたを作って帰ってきます。

葉山:うん・・・がんばろ・・

【ジャッジペーパー】(敬称略)上から、
KT エフラムルート ヒットガン! JIN Lite 銀沙灘

1組目 ヘルシーライフ
・オリジナリティが感じられなかったのが気になりました
 ボケも終始無難なとこを突くだけで決して面白くないわけではないにしろ、
 高得点取れるネタではないと思いました
 ヤマハ関連といったボケをもう少し広げてみるなどといった工夫が迫られると思います(4点)

・終始ボケが満遍なく置かれていて、特に「ヤマハ」のボケが個人的には好きでした。
 ただ、少々ツッコミと構成に難があるように感じました。
 短めの示談交渉のやりとりをいくつも見せておりましたが、その気になればわざわざ話を巻き戻さなくても、
 全部まとめて1本のコント形式の漫才にできたんじゃないかと思います。
 また、最初に西岡さんが示談交渉を「JK」と言った時に、「何て略し方だよ!普通に言えよ!」とつっこんでいましたが、
 ここで1度「女子高生見たいに言うな!」とつっこんでおいた方が、終盤の「JK」と言わないボケもわかりやすくなると思います。
 あとは振り込め詐欺のボケなのですが、「〜示談金が必要なんだよ・・・」というセリフは、
 自然な流れで出てきているセリフなので、振り込め詐欺っぽいというボケとしては成立しないと感じました。
 なので、ここは「示談金が必要なんだよ・・・」の後に、電話の相手にお金を振り込んで貰える事を確認して電話を切った後に、
 西岡さんが「今電話した知らないお婆さんが今からお金を振り込んでくれるから〜」みたいな発言をすれば、
 振り込め詐欺っぽくなると思います。(3点)

・「牛車」「ヤマハ」の発想は良かったです。いい意味で読み手を裏切っていました。
 ただ全体的に見ると、大きな笑いもないまま淡々と終わってしまったという印象を受けました。
 女房と娘がいた、いるつもりというボケはベタかなと。
 ここは点数には反映しませんが、妻か女房か統一したほうがいいです。
 そしてヤマハのボケはもっと広げられると思いました。面白いのに勿体ないです。

 あと、ツッコミがおかしい部分も見られました。
 「大黒:そこはJKだろ!?言い出しっぺのお前が早速使えてねえじゃねえか!」
 このツッコミは違う気がします。言い出しっぺだからと言って必ず使わなきゃいけないという訳ではないと思います。(3点)

・まず
 西岡:ところで最近は交通事故が流行ってるね〜


 大黒:流行ってねえよ!確かによく起こるけど!

 まだ話の導入ですし笑いを獲るとしても微妙な気がするのでそんな強く突っ込まなくてもいいような気がします。
 略もいらないですかね…笑いを獲るには足りない気がします。○○のつもりで、
 の体で、というのも割と在りがちでそこまで笑いとしてはやはり微妙なような…

 この部分までは纏めて ちょっと微妙だった、という印象です。少し薄いかな、と思います。
 そのあともそれを盛り返せているほどでは無いと思います。別に事故でなくてもよい、
 誰かしら考え付いてそうなベタ寄りなボケが多い気がするの
 でもっと事故ならではで外れ過ぎず、考え付かないような面白いボケなどがもっとあるといいと思います。

 ヤマハは面白かったです。(4点)

・全体を通して特に酷い箇所もないし、ヤマハ・トイレなど光ってるボケもあるんですが、
 無難でこじんまりとした漫才っていう印象を受けました。
 ツカミはちょっと不謹慎なものの割と斬新でしたけど、
 略語なんか使い古されてるボケですし、そこまで面白いわけでもないのに最後まで引っ張ったのは誤りです。
 練ればヤマハやトイレのようにちょっと捻ったボケが出てくるんですから、
 もっとボケに力を入れて書いてみてください。書き方とか基本的構成のような基礎はもうしっかりできてるので。(2点)
2組目 炭酸電池
・以前みたときよりも、面白かったです
 絶妙な具合に展開が広げられてたと思います
 「ホテラー」や「ジャ・ア・チャ」など小技を繰り出してたのも良かったです
 ただ、前半部分はボケが途切れ途切れだったのが気になりましたね(9点)

・全体的に安定して笑わせていただく事が出来たのですが、単発的な小ボケが多く、大笑いできる箇所が欲しかった印象を受けました。
 また、「ジャ・ア・チャ」や、オススメの本、四面なさいなど、悪い意味で突拍子のないボケが目立つようにも感じました。
 個人的に「牢屋へようこそ」というツッコミの意味がよくわかりませんでした。
 ただ、ネタとしての流れはしっかりしていて読みやすく、オチも個人的には好きでした。(4点)

・上手いですね。まさか体の姿勢がオチに繋がっているとは・・・。
 展開もスムーズですし、ボケもレベルの高いものが多く楽しめました。
 ただ、大浴場のボケは読めてしまいました。そこまで引っ張らなくても良かったかと思いました。(7点)

・たん:ん〜そうですね〜・・・。うちの旅館は予約制をとっていなんで、大丈夫ですね。

 でん:じゃあ無駄な質問しないでくださいよ。

 いきなり何処かで同じような始まりを見た様な…気のせいかもしれませんが。
 体の姿勢というのは凄く個性的で面白いと思います。ただそうでない部分がベタであるようなものが少し多いような気がします。
 でもそうでなくインパクトあるボケも多々あって丁度良いような気もしますが。

 総合的にみると普通…ぐらいでしょうか。でも面白いと思います。(6点)

・ジャ・ア・チャ、四面なさいなど言葉遊びを使ったボケが冴えてました。
 大浴場をボケの軸にしたのも悪くありません。
 全体的に静かなネタだから仕方ないかもしれませんが、どこかに山場が欲しかったです。
 ホテル案内に沿って進むだけの平凡な構成だけにどこかで脱線してもよかったんじゃないかと。
 オチも事前にでんさんが鳩胸って情報をどこかで醸し出しておかないと伏線回収になりません。
 もしくはツッコミを「そこで『体の姿勢』使うんかーい!」にして、伏線回収だよってのをアピールしてもいいでしょう。(6点)
3組目 花鳥風月
・Wボケはかなりの技術を要するので非常に難しいデリケートな部類に入ると思うんです
 今回のネタに関しては、少々荒っぽさが目立ってたように感じましたね
 いちゃもんをつけるのが相当無理してるように見えました
 もっと辻褄の合った議論が求められると思います
 「腕、指、紙」と言った独自のボケも織り交ぜられてるんで、そういった部分を増やす、または膨らますのも今後の課題かと(3点)

・リっ、リアル・ボーイズ・ラブ!?
 「相撲をあまり見ない人に相撲の魅力を伝える」というネタのはずなのに、突然「小兵力士」とか、「平幕力士」と言われても、
 相撲をあまり見ない人はそういった呼ばれ方をする力士がどういう力士なのかもわからないのに、
 それを知っている前提でネタを進められても困ります・・・
 Wボケ形式にする必要性もあまり感じませんでしたし、ネタも短いように感じました。
 ただ、個人的に「それお遊びのやつじゃん。」のくだりは好きでした。(1点)

・あぁ・・・これは勿体無い。
 やっとエンジンがかかってきた!というところで終わってしまいました。
 更にその先を読んでみたかったです。

 「何か言う」「いちゃもんつける」という流れで終わっているので、
 もっと1つ1つのボケを広げたほうがいいと思います。その方がネタに厚みが出てくるはずです。(4点)

・ダブルボケだと思うのですが、その割にボケが少なすぎると思います。
 まず、短いです。このままだと長さ的に特に必要も無いと思う 好きだよ、のくだりが行数を稼ぐためのものに見えてしまいます。
 ダブルでどんどんボケてくならもっとボケを沢山入れるべきだと思います。
 また、ツッコミが適当すぎる、と言っては失礼ですがもっと工夫できると思います。
 ダブルボケだからといってツッコミ不要って訳にはいかないと思います。無しにするのなら、もっとインパクトと数が必要です。
 それ紙相撲でしょ。等はそれを言っているだけで実際トントン等から大体紙相撲と言うのは分かるのでただそれを言うだけでなく、
 もっと何か言って面白くできると思います。
 日本人が弱い→ふざけんなよ→キレる所じゃない、というのはボケツッコミほぼ何の工夫も無く進んでいる上、
 そうインパクトがあるものでもないのでこの部分ももっと改良できると思います。
 ダブルボケにしてもただボケるだけでなくもっとツッコミでも笑いを獲っていったほうがいいと思います。

 あと基本的な事だと思うのですが

 斎藤:相撲はねおもしろいんですけど、最近日本人が弱いんですよね。
 は
 斎藤:相撲はね、おもしろいんですけど、最近日本人が弱いんですよね。と句点や読点を入れた方がいいと思います。
 最初相撲は面白い、で「ね」が誤字なのかと思いました。(2点)

・み、短い…。それに尽きます。
 ただでさえWボケでネタの進みが遅いんですから、この2倍以上はボリュームがないと盛り上がる漫才にするのは不可能かと…。
 んで紙・腕・指あたりは意表突かれましたけど、それ以降の日本人(これはまだツッコミが成立しますが)、
 小兵、金星に至ってはボケというより、好みが違う人同士のいがみ合いにしか聞こえません。
 もしこれがボケ・ツッコミの役割がはっきりしてればボケが捻くれ者ってことで片付けられますが、
 2人とも「ふざけんなよ!」って言っちゃ…。
 Wボケという設定が生かされてないどころかマイナスにはたらいているのではもうどうしようもありません。
 ただ全く救いようがないわけというでもなく、相撲→お遊びのくだりはこのまま別の方向へ発展できる可能性があります。
 ネタ中でお遊びと呼ばれる相撲をボケ役が真剣に語るネタであればボケ次第で相当面白くなる気がします。
 その場合Wボケのスタイルは諦める事になりますが、どうしてもWボケでいくのであれば、
 今の「ふざけんなよ!」スタイルは止めることを強く奨めます。(0点)
 
4組目 蝙蝠
・お下劣を貫き通したという点ではすごいなぁ、と思いました。ええ
 オナラマンは度肝抜かれましたねぇ、桃鉄好きの自分は面白かったです
 こういう元ネタを知らない人には笑えないボケを繰り出すのは結構度胸が要る行為だと思いますね
 ただそれ以外の箇所、特にオナラ専門学校のくだりでは安直なボケが多かったように感じました(7点)

・以前少年Hさんの企画で審査した内容も踏まえて審査させていただきます。
 以前拝見した時よりも、妄想のくだりが健全になっていて、尚且つ面白くなっていたと感じました。
 それでいて以前の勝智君の変態度合いが落ちていないあたり、凄い化けたと思いました。
 個人的には「私たちは臭いだけの関係、オフレか・・・。」というセリフは「オナラだけの関係」にした方が、
 「オフレ」と言われてもしっくりくるかなと感じましたが、それ以外で気になる所は特にありませんでした。
 「オフレ」のくだりを踏まえても、10点をつけたいくらい面白かったので、この点数とさせていただきます。(10点)

・よく「オナラ」をここまで広げましたね。
 ボケもツッコミも安定していました。オナラに絡めたボケも多く、上手く設定を活かせていました。
 「イチヤ限りのコイ」がドツボ。いやぁ、楽しませていただきました。

 ただ、オナラプレイの辺りから失速しましたね。妄想の部分は笑う以前にヒいてしまいました。
 「オナ禁」「オフレ」も上手いんですが、個人的にはハマりませんでした。
 でも前半でかなり笑わせていただいたので8点で。(8点)

・まず名前、東大の略等のボケは結構ありがちだと思います。ツッコミもそれをカバーできてるほどではないと思います。
 呼び名も割とよく見るのですが先生、さん、君、等だけでは微妙…だと思います。
 大分言い方が砕けたガス野郎の次ぐらいの方がいいのではないでしょうか。
 そのあとそれで、統一すると言っても大丈夫…だと思います。
 またツッコミが思った事そのまま、というのが多い気がします。もう少し何か捻りがあってもいいのではないでしょうか。
 最後の妄想もほぼ必要無いような…この部分を書いているときは楽しい、このあたりが売り、のような気もしますが…(5点)

・変態やー。ホンモノの変態やー。
 前半のオナラ塾、そしてそれを上回る面白さの妄想。どちらのくだりも大笑いしました。
 爆笑したフレーズはたくさんあったんですが、「どっぷりエクスタシーに浸るな!」のツッコミが一番でした。
 1点引いたのはあまりの変態ぶり(オナラプレイあたり)にちょっと引いたからです。
 裏を返せばそれくらい表現力豊かってことなんですけどね。(9点)
5組目 リーベルパウンド
・あぁ、タイトルってそういうことだったんか!
 少々関連性を付けすぎて展開がこんがらがってしまった印象です
 色々な王子をそれぞれが受け持つことでテンドンも出来ますがわかりにくくなるというリスクも生じるので適度にやるのがいいと思います
 ボケの一つ一つは上質なものが多くて良かっただけに惜しい感じでした(4点)

・「何だこれ!?」という印象が強いのですが、個人的には凄く面白かったです。
 1つ1つのボケに関連付けをさせる事で、ボケの読み手に与える印象がより強烈に残るような感じがしました。
 読んでいくうちに、「ハレンチ王子」「ハイオク王子」が何度も出てくるので、混乱してしまう方もいるかもしれませんが、
 オチで結局みんなハンカチ王子に行き着いたせいか、僕はあまり気になりませんでした。(10点)

・読み終えて物足りなさを感じました。
 小さな笑いはいくつかあるんですけど、大きな笑いがありませんでした。
 大半の王子が最終的には、ハレンチ王子かハイオク王子に辿りつく。
 この流れはネタの範囲を狭めているように感じました。
 必ずしもその2つに繋げないで単発的な王子を紹介したほうがネタも広がり、笑いにも繋げやすくなると思います。
 無理やりまとめている感が出ていたのが残念でした。(5点)

・タイトルはプリンス、という事でしょうか。
 内容は、凄く面白かったです。やや短くてボケの種類もやや少ないような気もしましたが、
その分憧れるぐらい無駄なく綺麗に纏まっているので無駄に付け加える必要も無い、と僕は思います。(10点)

・初っ端からエンジン全開で最後まで一気に駆け抜けた感じ、長文ネタらしくない表現ですが先行逃げ切り型とでも言いましょうか。
 中盤から終盤にかけてのハイオク王子(?)連発は少々ややこしい上に、
 ハレンチ王子に比べてボケとして大分見劣りするため練り直す必要があると思いましたが、
 終盤の点と点が線になる展開でネタが息を吹き返しました。
 ハイオク王子のくだりをもう少しわかりやすくなると(特に半ダース王子)、
 また違う印象を受けるネタになると思います。(8点)
6組目 以津真天
・最後の組なのにスクロールが約三分の一も残ってたのでイヤな予感はしてました
 長さの割にはボケが大味なものが多く、結果的に印象に残っていて面白かったです
 「///」などと言った表現は見る人が引くこともあるんですが、このネタにはこれ以上な表現方法じゃなかったんでしょうか
 ここまで長くなるとどう良し悪しを付けたらいいのか判断に困るんですが、
 後半展開が読めてしまったのが惜しいと思いましたね(6点)

・終始ネタの世界観にのめり込んでしまい、楽しんで読む事が出来ました。
 「玉の試練」が若干浮いているように感じるのと、ピンと来ない方も中にはいるかもしれません。
 校長室のくだりを筆頭とした、広美さんの百合っ気のある反応が個人的には特に好きでした。(9点)

・後半の大会当日から失速しましたね。
 周りの参加者が本当に死んでしまうというのは残酷に感じました。
 もっと周りの参加者を活かした展開も見てみたかったなと。
 そして広が倒れた辺りから、完全にオチを読めてしまいました。

 ただ前半はとても面白かったです。ツッコミの雰囲気がハマリました。
 「死に様なのよねっ」などの言い回しもとても上手で楽しませていただきました。(7点)

・///が必要かな、普通にツッコんでもいいような、と思いましたが表現としてやっていそうでそう見たことも無いので斬新にも見えます。
 キャラが出てますし。書いてて楽しそうなネタですね。
 でもボケがかなり面白かったです。自己満足(?)だけじゃなく笑いどころもかなりあると思います。
 でも前半はそのバランスが少し満足(?)の方に偏っていたような気がします。そこが少し勿体ないような…

 広有射怪鳥事…いえ、何でも無いです。(9点)

・審査ページのスクロールバー見て最初「このネタ長っ!」って思ったんですが、読み始まったらあっという間でした。
 大会当日はもう色々おかし過ぎて顔面が緩みっぱなしでした。2階から飛び降りるは笑ったのと同時になるほどと感心もしました。
 問題は大会前日、特に2人が出会ったシーンでしょうか。
 お互いセリフ中に「………」が多いせいでどっちが危篤状態かわからない、
 というのは言い過ぎでしょうけど、方や危篤による沈黙、方や戸惑いを表す沈黙にしても
 ここは広美さんの沈黙を大幅に削って2人のセリフを対比させることで、
 有紗さんの危篤状態をより深刻に見せるテクニックを使うといいかと。
 また、校長室でのやりとりもピクピク系のボケしかツボにハマりませんでした。
 あとのは廊下でのウォーミングアップを見てたら想像がつく行動がほとんどかなぁって。(8点)

【第289回結果表】 平均KB 351KB
ユニット名KBOA率BR
蝙蝠4451/2
以津真天4452/2
リーベルパウンド4253/3
炭酸電池3815/9
ヘルシーライフ2332/17
花鳥風月1770/1
蝙蝠、以津真天のレディースバトル組が揃って1位。
リーベルパウンドは右肩上がりの3連勝。炭酸電池は連勝が3で止まった。