第286回 青沢オンエアバトル

市河:以上で計量は終わりました。
    オンエアされる上位3組の発表です!

東京クラッチ  (2位)
破竹の勢いで9連勝!


サンザンヒーローズ  (1位)
今期3勝目!


海洋ブリザード  (2位)
無傷の3連勝だ!


碓氷:難関を突破した皆さんの熱演をご覧いただきましょう!

サンザンヒーローズ    (14/25)
漫才/喪主
B:やりました!第四期以来の今期三勝目です!
A:せめて、三桁は勘弁してくれよ・・・
B:C大会、行けるかな!?
25回目の挑戦にして初のトップ合格。C大会が現実味を帯びてきたぞ!サンザンヒーローズ!

B:どうもサンザンヒーローズです

A:略してサザンで覚えてください

B:某歌手とかぶるだろ!ってことで

A:まぁこうやって漫才してる間にも、刻一刻と寿命は近づいていってるんですよ

B:何ですかのっけから縁起の悪い

A:でもホントに人間はいつ死ぬかわかりませんからね。今すぐにでもパックリと逝くかもしれないし

B:ポックリと逝けよ!そんな切り口が開いたような死に方ってどんなだよ!

A:まぁ、どうせお前が僕より先に死んじゃうでしょ?

B:さも当然のように言ってくれるなよ!絶対お前より長生きしてやるわい!

A:それでお前が死んだとなったら、当然僕が葬式のときコメントをしなきゃいけないじゃない

B:まぁ相方である限りは

A:だから今日は予行練習をしとこうかなって、シャカシャカチキンを振りながら思ったわけ

B:どんなときに思ってんだよ!相方の死をシャカシャカチキンと平行しながら見つめないでもらえます?

A:だから今日は僕のコメンテーターぶりを生き生きとした目で見守っててください

B:こっちは死んだ体なんだけどね・・・てかコメンテーターって、葬式にはちゃんとした名目があるからね?

A:あぁ、メッシュだっけ

B:喪主だよ!そんな網目状の何がしにコメント任せてたまるか!頼むから普通にお願いしますよ

A:えー、本日はお足元が賛否両論な中お越しいただきありがとうございます

B:どういう天候でして!?良し悪し決められない天候って、どういう天候でして!?

A:相方である私が、一言二言申し上げます

B:一言で十分ですよ!こんなときのリピートは不必要です!

A:このように大勢の方にお見送りいただき、さぞかし相方も興奮していることでしょう

B:何でエキサイティングすんだよ!そんな性癖持ってません!

A:相方は仕事一筋の人間で、趣味もとりたてて持っておらず、家に居ても飾ってあるフィギュアを眺めてるだけな人間でした

B:趣味もってんじゃねえか!フィギュア鑑賞という趣味が!ずっとネタ書いてたとかならわかるけど

A:フィギュアの裏に書かれてあるネタのカンペを覚えるのに一日を費やしていました

B:どんなエピソードだよ!仕事熱心かふざけてるのかわかんねぇよ!

A:そして温厚な一面もあり、僕がどんなにミスをしても笑って許してくれる性格であったらいいなと思いました

B:ただの願望じゃねえか!俺が死んでるのをいいことに理想語るの止めてくんない!?

A:相方の死を聞いたとき、僕はあまりにも突然のことで非常に驚き、嫌いなピーマンが食べられませんでした

B:それは嫌いだからだよ!俺一切関与してないと思う!

A:パプリカは、平気です

B:聞いてねえよ誰も!!そんでパプリカ行けるならピーマンも余裕だろうが普通!

A:こうして柩を閉じた今でも、信じられない気持ちで鳩胸がいっぱいです

B:お前が鳩胸かどうか知らねぇよ!

A:大型トラックにはねられて死ぬなんて、普段誰よりも信号無視する相方がよりによって死ぬとは・・・

B:死んで当然じゃねえか!さも普段注意してるみたいな言い方すんな!

A:何たる皮肉なことか・・・

B:皮肉の皮の字のカケラの原始も成立してねえよ!

A:周りの方の声をお聞きしますと、ありがたいことに皆様に愛されておったようです。「えーと、誰だっけ」というたくさんの暖かい声を頂き・・・

B:全然覚えてもらってねえじゃんか!微塵も暖かくないし、今後自己アピールに全力投球しようと決心したわ!

A:短い一生で本人も心残りだろうとは思いますが、皆様によくしていただいたおかげで、非常に充実した一生だったと自負しております

B:何でお前が自信満々なんだよ!天国で俺が決めることじゃそれは!

A:今でもこうして目を瞑ると、相方のツッコミが目に浮かびます。今度、祈祷師に診て貰おうと思います

B:悪霊みたいに扱うな!大事な思い出だろうが!

A:そして、こうして相方に残された私ですが、今はまだ気持ちの整理がつかず、今後の活動もまだ9割9分しか決まってません

B:方針ほとんど固まってるじゃねえか!さては生前から練ってたな!?

A:中古フィギュアのお店を開こうかと

B:お前俺の遺品売りさばくつもりだろ!!残念だったな、カンペという名の落書きが入ってるわ!

A:あと数時間経ちましたら、秋葉原に1号店を出店すると思いますんでぜひお越しを

B:実行早いな!!そんで出店の仕方が本格的すぎて軽くヒいた!

A:さて、宴もたけなわになりました

B:葬式だろ!?皆すでにベロンベロンになってるんか!

A:改めて本日は、こんなに多数の方々に暖かく送っていただき、相方もさぞかし嬉しく「顔射します」と言ってる事でしょう

B:「感謝」だよ!!皆に見られて興奮するとか、身も蓋も無い無い性癖言いふらすな!!

A:今後ともご支援の方お願い致しまして、ご挨拶に代えさせていただきます。
最期に、相方といつもの別れ方Cパターンで終わらせてください

B:そんなにパターン持ってるか知らないけど、そういった別れ方もありますよね

A:「もう、ええわ」

B:それただのネタのオチ!もうええわ!

2人:ありがとうございました
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東京クラッチ    (9/9)
漫才/東京クラッチ最終作品・モモイズム
二人:東京クラッチ、ラストソング。
9戦全勝は文句無しの好成績。長文ネタの集大成、ここに在り!東京クラッチ!

松岡:東京クラッチです。よろしくお願いします。
   早速だけど子供の情操教育について今日は語ろうかと思ってるから、
   お前は「ここだ!」っていうタイミングで水牛の物真似よろしく。

石田:そのタイミング本当にやってくるんだろうな!?
   水牛の物真似のやりかたもよくわかんねえし!・・・で?情操教育がどうとかってナニ?

松岡:子供の性格を育むために大切な教育なんだけど、
   本当に皆さん正しい情操教育できてますか、ってことを俺は強く訴えたいわけよ。
   特にお前なんか正しい情操教育受けてきてないから水牛の物真似ひとつもできないじゃん。

石田:水牛の物真似と情操教育が結びつく条件なんかないだろ!

松岡:ところでお前、小さい頃絵本とか読んでもらった?

石田:まあ・・・ベタに「桃太郎」とか読んでもらったけど。

松岡:それだって物語のメッセージを受け取る事で情操教育になるわけだよ。
   桃太郎を読んでもらったなら、
   「この物語って特におじいさん必要ないよなあ」とか。

石田:そんなおじいさんに心苦しい気持ちになるメッセージなんか受け取らないよ!
   勧善懲悪的な部分を感じ取れよ!

松岡:じゃあ「浦島太郎」は読んでもらった?

石田:読んでもらったと思うけど。

松岡:それは桃太郎とは別に?

石田:・・・質問の意味がよくわからないんだけど。

松岡:だから、桃太郎を読んでもらった時と、浦島太郎を読んでもらった時は、
   それぞれ別な時かって聞いてるの。

石田:そりゃ・・・別だろ。だって物語が違うじゃん。

松岡:時間の無駄だと思わない?「まとめて話してくれよ!」って。

石田:違う物語なんだからまとめるの無理だろ!伝えたいメッセージだって全然違うんだから!

松岡:でもさ、これがうまくまとまるんだとしたら、時間を短縮できるわけじゃん。
   桃太郎と浦島太郎を読む時間を1つにまとめる事が出来たら、
   空いた時間で親子の時間を作って番傘を張り替えたり水墨画にいそしんだりできるじゃん。

石田:何でまだ幼い子供と一緒にやることがそんなに雅な芸術なんだよ!

松岡:だから今日は、桃太郎と浦島太郎をひとつにしてきた。
   ちゃんと桃太郎と浦島太郎の2つのストーリー分のメッセージを
   受け取れるようになってるから、聞いてくれない?

石田:大丈夫なんだろうな・・・?

松岡:うん、任せて。
   タイトルは「浦島太郎」と「桃太郎」を合わせて「浦島太郎」。

石田:待て待て!「桃太郎」は「太郎」の部分使うなよ!かぶっちゃってるんだから!
   「桃」の部分使わないと桃太郎のアイデンティティ見失っちゃうだろ!

松岡:でも「浦島桃」じゃ桃のブランドっぽいじゃん。「20世紀」とか「幸水」みたいな。

石田:お前が今例えに出したのは梨じゃねえか!タイトルは「桃島太郎」とかでいいよ。

松岡:じゃあ「桃島太郎」のはじまりはじまり〜。

石田:・・・まあ、中身がよければ全てよし、ってことにしようか。。

松岡:『むか〜しむかし、ある所沢に、』

石田:「沢」つけんなよ!勝手に地域断定すんじゃねえ!

松岡:『おじいさんとおばあさんが住んでいました。』

石田:これは桃太郎サイドの始まり方だね。ここにどう浦島太郎が差し込まれるか。

松岡:『おじいさんが山で亀をダンゴで舞い踊ると、
   鬼は玉手箱でたくさんの財宝がおじいさんになってしまいました。』

石田:急ぐな!次々と差し込みすぎだよ!

松岡:『めでたし、めでたし』

石田:めでたかったのかよ!それすら察する事が出来ない作品じゃねえか!

松岡:今の話だと、浦島太郎も桃太郎も出てこないんだよね。

石田:ほんとだ!分かってるならどうにかしろよ!
   せめて「桃太郎」のアイデンティティを残して桃から生まれるところは入れておこうよ。

松岡:じゃあ『太郎が生まれるまでについては、桃太郎をお読みください』

石田:別々に読ませないためにまとめてるんじゃねえのかよ!
   結局桃太郎は読まなきゃならねえんだったら本末転倒だよ!

松岡:まあいいじゃん。本題はここからなんだから。
   『おじいさんおばあさん、これから鬼退治に出かけてきます』

石田:まあ、その展開は外せないよね。

松岡:『桃島太郎や、これを持っていきなさい。
   おばあさんはキビダンゴをこさえてくれました。』

石田:仲間を加えるのに必要だよね。

松岡:『桃島太郎や、これを持っていきなさい。
   おじいさんは万一亀に乗る時の為に潜水道具一式をこさえてくれました。』

石田:脈絡、脈絡!この時点ではまだ「亀と海に潜る」っていう展開は想像できないだろ!

松岡:前々から「亀と海底に潜る時、浦島が軽装」ってところが納得いかなかったんだけど、
   これで解消できるじゃん。

石田:だからって展開考えろよ!「亀と潜水するかもしれない」って考えた時点で
   なんかおじいさんが予知能力を発揮したっぽくなってるじゃねえか!

松岡:じゃあ潜水道具のくだりは取り消すよ。
   その代わり、いざ潜水した時に
   『ぶくぶくぶく、哀れな桃島太郎は』で始まる一文追記していい?

石田:だめだよ!確実にバッドエンディングじゃねえか!
   童話なんだから多少の矛盾は目をつぶっていいよ!

松岡:そういうもんかね・・・じゃあ次。
   『桃島太郎が鬼ヶ島へ向かっていると、浜辺で亀がいじめられていました。』

石田:いよいよ浦島テイストが差し込まれたね。

松岡:『桃島太郎は亀を助けると、亀から竜宮城へ行きませんか、と誘われました。』

石田:どうすんだよ。鬼ヶ島へ向かってる途中なのに竜宮城行ってる場合じゃないじゃん。

松岡:『桃島太郎は
   コレ(小指を立てる)が
   コレ(おなかを大きく見せる)で
   コレ(頭の上に指でツノをつくる)なもんで、ということでそれを断りました。』

石田:サラリーマンかよ!妊娠中の妻が怒るんで、なんて展開童話に持ち込んじゃまずいだろ!

松岡:でも竜宮城に行かないとなると、浦島太郎のテイスト弱すぎるよな?

石田:どっかで竜宮城に行くっていう都合を物語の中で足せばいいだろ。

松岡:『桃島太郎は亀に3日後の14時にこの場所で
   もう一度会う約束を取り付けて、その場を去りました。』

石田:そこまできっちり段取りつけるんだ。さっき適当な理由で断ろうとしたくせに。

松岡:『こうして犬を仲間にした桃島太郎は、』

石田:いつ犬出てきたんだよ!「こうして」のプロセスごっそり省略するな!

松岡:だって「亀を仲間にして」じゃおかしいじゃん。本筋にないことを書いちゃまずいだろ。

石田:本筋にないことばっか言ってるじゃねえか!いいから犬のくだり追加しろよ!

松岡:はいはい・・・『くーんくーん、おーよしよし。こうして犬を仲間にしt

石田:手を抜くなよ!懐いてくっついてきてるだけじゃねえか!

松岡:『くーんくーん、キャッキャッキャ、おーよしよし、
   バサバサバサ、よしよしいい子だねー、ウキー!ワンワン!ケンケンケン!
   犬も猿も雉も仲間になりました。』

石田:もうムツゴロウさんにしか見えねえよ!そこだけ聞いたらえらく楽しそうだな!

松岡:・・・・・・。

石田:・・・え、どうしたの、何この沈黙。

松岡:ここで水牛の物真似だろ・・・。

石田:今このタイミングでやったら水牛も仲間になっちゃうだろ!
   だいたい水牛の物真似なんかできないって言っただろうが!もういいから次行けよ。

松岡:『その頃、せっかく作ったきびだんごが使ってもらえなかったと知ったおばあさんは、
   失意のうちに絶望し、その夜海に身を投じました。』

石田:そんなサブストーリー挟まなくていいよ!俺どんな顔してそれ聞いてたらいいんだよ!

松岡:『後の乙姫様です。』

石田:どんな立身出世だ!さまざまな側面から納得ができねえよ!

松岡:『そしていよいよ桃島太郎は鬼ヶ島へ辿り着きました。』

石田:お、佳境だね。

松岡:『桃島太郎は鬼に言いました。
   やぁやぁ、我こそは桃島太郎!さっき亀を助けました。』

石田:何で今それを報告したの!?鬼にそれで恩が売れるとでも思ったのか!?

松岡:『こしゃくな!こやつをやっつけろ!
   鯛やヒラメの舞い踊りです。』

石田:発言と行動がかみ合ってねえだろ!無理に浦島テイスト差し込むなよ!

松岡:『負けるもんか!いくぞみんな!
   時間が経つのも忘れて過ごしました。』

石田:だからお楽しみの部分を差し込むなって!
   仲良く過ごしちゃってる風じゃねえか!

松岡:『しかし、桃島太郎の隙を見て、鬼が棍棒を振り下ろしました!』

石田:え、何その急な展開。

松岡:『危ない! 桃島太郎をかばって何者かが鬼の一撃を喰らってしまいました。』

石田:そんな感動的なシーン桃太郎にも浦島太郎にもないと思うんだけど。

松岡:『お前は・・・あの時の亀・・・!』

石田:助けたお礼だ!3日後の14時の約束どうすんだよ。

松岡:『桃島太郎さん・・・あの時助けてくれて・・・本当に・・・あり・・・が・・・
   後ろでは鯛やヒラメの舞い踊りです。』

石田:自重しろよ魚類!そんな状況じゃねえだろ今!

松岡:『おのれ鬼め、ゆるさんぞ!怒った桃島太郎は犬、猿、雉、亀のカタキとして、
   ついに鬼をこらしめました!』

石田:その前に犬猿雉はいつやられちゃったんだよ!

松岡:『鬼は降伏のしるしに、桃島太郎に玉手箱を手渡しました。』

石田:浦島の時に比べて相当血なまぐさい玉手箱だな。いいのかよそれで。

松岡:『桃島太郎は玉手箱を村へ持ち帰り、村人1軒1軒に玉手箱を開けてみせてあげました。』

石田:ことごとく老化してっちゃうだろ村人!もういいよ!
   お前全然物語まとめられてねえじゃねえか!

松岡:でもこれで情操教育がひとつできあがっただろ。
   『できもしないことを、できると言っちゃいけません』。

石田:いい加減にしろ!
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海洋ブリザード    (3/3)
漫才/目玉焼き
横田:ありがとうございます。 もりそばが好きです

藤林:かけそばじゃねーのかよっ!
   ・・・まだまだ「かけ出し」の僕らの漫才、どーぞ!
3連勝で今期2勝目。このまま連勝街道を駆け抜けろ!海洋ブリザード!

藤林:どうもよろしくお願いします。
   いきなりだけど、すごいどうでもいい2択ってあるじゃん。

横田:どうでもいいっていうと?

藤林:例えば目玉焼きに何をかけるかみたいなさ。
   俺の周りはやっぱ醤油派の人とソース派の人とはっきり別れてんのよ。

横田:えっ?

藤林:ちなみにお前は目玉焼きに何かける?

横田:・・・・・・7だよ。

藤林:・・・あぁ?

横田:7をかけてまず目玉焼きを7枚にするんだよ。

藤林:・・あ、かけるって2×2=4とかのかけるか!? 何をわけわからんことを!

横田:7枚に増えたらお得だろうがよ!

藤林:そんなことより「かける」の意味が違ってるだろ! 手品の域じゃねえか!

横田:これ知ってるだけで暮らしがちょっと楽しくなるでしょ?

藤林:いや、フランスの算数のテストの【□+□=12】っていうやつは楽しく思う俺でも
   そんな目玉焼きの食い方は初耳すぎて楽しくねぇよ!

横田:そんでここから7枚それぞれにいろいろかけていくんですよ。

藤林:7つもかけるバリエーションねえよ! せめて2をかけてソースと醤油をかけろ!

横田:まず一つ目の目玉焼きに声をかける。

藤林:何したいんだよ! 料理にしゃべってどうすんだよ!

横田:「おいしくなあれ」「おいしくなあれ」

藤林:料理できてから言うことじゃねぇよ! 作る途中にお前が心で思って頑張ればいいんだよ!

横田:二つ目にはハッパをかける。

藤林:何で2つ目には怒鳴るんだよ! 1と2の差は何だ!

横田:「おいしくなれよ!」「おいしくなれよ!」「お前もっと熱くなれよ!」

藤林:口調強くなっただけじゃん! 後半松岡修造ぶってる場合じゃねーよ!

横田:3つ目の目玉焼きはおいしさに欠ける。

藤林:知るか! 知るかどれが美味だとかまずいとか! そこにこそハッパかけとけ!

横田:4つ目は・・・コースの先頭を駆ける。

藤林:走るの!? 目玉焼きが走ってんの!? しかも先頭て!

横田:それを2卵身差で5つ目が追いかける!

藤林:4つ目だけじゃないんだ走れるの! 卵身とか馬身みたいに言ってる!
   あと5つ目には実際何もかかってないよ! 追い「かけて」るだけだから!

横田:3つ目の目玉焼きはスピードも欠ける。

藤林:何で3つ目だけそんな劣ってんだよ! スピードも味も欠けてんのか!
   それはいいから6つ目は何?

横田:6つ目には1000円を賭けてる。

藤林:金賭けてんの!? 6つ目負けてるよ多分! 4つ目が先頭走ってんだもん!

横田:7つ目にはまた7をかける。 7をかけて14コにする。

藤林:ややこしいわ! 最初から14かければよかったろ!
   そんで増やした8個目に何かけてるわけ?

横田:8個目はものすごい巧くできてるんだよ。
   形といい黄身の加減といいもう3個目とは大違いなわけよ。

藤林:それは知らんけどなんでそんな3個目には厳しいわけ?

横田:だから8個目は壁に掛ける。

藤林:何してんだよ! 食えや目玉焼きなんだから!

横田:8個目はそれを鼻にかける。

藤林:自慢してる意味がわかんないわ! 壁に掛けられることがそんなステータスかなあ!?

横田:続いて9個目には文字が書ける。

藤林:あ、もう「かける」にcanの意味入っちゃうのはありなんだね

横田:その9個目に俺が文字を書くわけよ。

藤林:何て?

横田:「10個目の目玉焼きは・・・

藤林:それ書くのかよ! ややこしいからここで言えめんどくさいな!

横田:10個目の目玉焼きは町でよく見かける。

藤林:見かけるか! 町ほっつき歩いてる目玉焼きいたら騒ぎになるわ!

横田:いるわ! いる方に全財産を賭ける!

藤林:どんだけ自信あんだよ! 10個目に余計なものかかったぞ今!

横田:11個目にソースをかける。

藤林:あぁソー・・ソースかけんのかよお前! いいよ答え出たよ! そこ聞きたかったんだよ!

横田:いや、あくまでソースはしょうがなくだよ!? しょうがなくソースをほら、一滴だけあの・・・

藤林:何でソースを恥じる!! いいよ11個目のやつが正常な選択に戻ってきた感じだよ!

横田:でも14皿目まであるから! ソースの烙印は勘弁して!

藤林:いいんだよソースで! 何だ烙印て! じゃあ12皿目なんだよ言ってみやがれ!

横田:12皿目には問いかける。

藤林:問いかける? 何を?

横田:「俺、目玉焼きに熱くなってなにやってんだろう」って。

藤林:気づくのおせぇよ! はなっからわかってた俺はそんなこと!

横田:でも俺はここで逃げない! 13皿目は罠を仕掛ける。

藤林:早く逃げろよ! 罠とかだんだん浮世離れしてきたわ!

横田:罠を仕掛けて4つ目の目玉焼きをひっかける。

藤林:さっきの先頭走ってるやつじゃねぇか! 目玉焼きのために目玉焼きを消費すんのやめろ!
    言っておくけどお前13個中ソースのやつ以外全然意味わかんないからね。

横田:わかった。 じゃあ14個目はコピー機にかけて7皿に増やして・・・

藤林:いいかげんにしろー!!

横田:ショートコントいきまーす!
   「学校の階段で先生に一段抜かしをするなって注意された上村愛子」!

   『なんで一段一段なんだろう・・・?』
   どうも、ありがとうございましたー!

市河:時間の無駄じゃボケ! エンドフェイズと同時に帰れ!
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【残念ながらオンエアを逃した皆さん】

HIGH−POP 381KB
伊上:辛いね。

小沢:まあね。
後藤○○ 241KB
(後藤)しょうがない。初めてだからね。

(○○)いつかオンエアされたいです!
ヒョーウエ 205KB
ダメか・・・。普通に悔しいなぁ。

【ジャッジペーパー】(敬称略)上から、
BOMB FAN JIN Lite 8823 銀沙灘

1組目 東京クラッチ
・タイトルは目を瞑るとして。
 フラグを立てるのも、それを回収するのも非常に上手いんですが…。
 ただ、ボケがあまり笑えるものが無かったんでこの点数でお願いします。
 桃太郎と浦島太郎を安易に合体させただけ、という風に作ったつもりでは無いと思うんですが、
 でも合体させたのに面白くなっていないボケは、どうしてもそんな風に思えちゃうんですよね。
 鬼が島に辿り着いてからはテンポアップと共に、笑いどころも増えていったように思うんですが、如何せんそれ以前が…。
 多分笑ったの所沢とバッドエンディングだけでした。(6点)

・最終作品とか付けられると審査しづらいじゃないですか!
 普通のタイトルにしてくださいよ、フェアじゃないですよ……


 いまさら言うことじゃないですけど、ボケの見せ方が非常にお上手ですよね。
 例を挙げるのも無粋ですけど、「『ぶくぶくぶく、哀れな桃島太郎は』で始まる一文追記していい?」っていうボケ。
 なんというか、自分がこういうボケしたい!って思えるようなボケでした。うらやましい。

 水牛の物真似ってのが唯一、浮いているように感じました。
 間に沈黙が入ってるのが、その、流れを断ち切られたような感じで気持ちが悪かったです。
 僕が気になったのは、その点です。

 てか、ホントに最終作品なんですか?うっそー。(9点)

・よくある題材と言うのを感じさせない面白さでした!
 何が残念って最終作品なのが残念ですね…関係なくてすみません。(10点)

・後半に勢いを増していったと思います。
 特に、鬼ヶ島に着いた後の無理やりな文章が面白かったです。
 逆に、序盤はおとなしすぎた感がありました。
 水牛の伏線もちょっと微妙かなあと思いました。
 いきなり脈絡のなさすぎることを言うと、後半で出てくるんだろうなあって予測が点くので。(5点)

・ボケツッコミ共にどこか安心感が見られ、特にツッコミの語彙力に関心しました。
 雅な芸術、立身出世、自重しろよ魚類などなど。
 桃太郎、浦島太郎それぞれを生かした展開やボケが豊富で、途中で失速してしまうということはなかったのですが、
 最後の最後まで綺麗に2つが融合したものは本当に僅かでした。
 2つを強引に繋げただけっていうボケの割合が多かったせいもあるかと。(8点)
2組目 HIGH−POP
・血液型不明のアイデンティティがどうだこうだのくだり、メッチャ笑いました。
 戦隊ものというありがちなテーマのネタでしたが、後半は独特なボケが多く、読んでて楽しかったです。
 ただやっぱどうしても、ベタというか、ヒーローネタではありがちなボケが結構目につくんですよね。
 こればっかは仕方ない気もするんですが、一方で独特なボケも出せている、ということを考慮すると、まだ伸びる余地はあるのかなって。
 あと、戦隊もののイメージを語るくだりに入るまでが弱めだったかなと。(6点)

・「伊上:戦隊ヒーローってカッコイイですよね。殴ったり蹴ったりして。」
 このツカミいいなあ、好きだなぁ。

 ヒーロー物のネタは数あれど、設定・ボケ共にオリジナリティがあってよかったと思います。
 少し残念なのは、第1話に入ってからが、ボケの要素が出ている分、
 割と予想のあと、スクリーンヒーローはさすがにポカンとしますって。(7点)

・可も無く不可もなく、安定した面白さのあるネタだと思いました。
 ただ前半の笑う箇所が後半に比べると少ないかな、というぐらいでした。曖昧ですみません。
 パワーパフガールズ……(6点)

・後半の本編を説明するくだりが面白かったです。
 各キャラのキャラが立っているのが良かったと思います。
 あと、細かい点の伏線もしっかり張ってあると思いました。
 パワーパフガールズとかラッキーカラーのボケも単発で終わらなかったのが良かったです。
 ただ、ツッコミが若干ムラがあるかなあって思いました。
 終始穏やかに行くかと思ったら急に「!」を使ったりしていたのでちょっと置いてかれかけました。(7点)

・後半がぁ…後半がなぁ……。
 戦隊ものって基本前半で紹介、後半で物語って構成なんでガラっと変わるんですよね。
 それで前半部はどんな斬新なヒーローにしようかっていうのが見所ですが、
 後半って一度出したボケをどういう風にまた出していくかが勝負だと思うんです。
 このネタの場合、前半はラッキーカラーとか血液型とか魅力的な要素をガンガン出しすぎて、
 後半では弾切れになってしまい、結果前半で出したボケをそのまま使ってるだけに終わってしまってます。
 B型がアグレッシブみたいに後半になって明らかになる設定がもっと欲しいところです。
 後半冒頭の献血とかその後に使えそうな要素たっぷりなんですけどね…。
 でも前半はホント面白かったです。水晶出した時は撲殺かと思ったらまさかのスネ攻撃て。(6点)
3組目 ヒョーウエ
・ちょいちょい気になるんですけど、話と話しって別ですからね。
 んで、未来から来た→未来はこうなっているボケ、の連発だったわけですが。
 それ系のボケを並べていっても、そこからの何かが無いと厳しいかと思います。
 単発のくだりが数多く出来てしまっていて、全体として見るとボケの絶対数が少ないんですよね。
 そういう意味では恵理の存在は上手だと思うんですけれども。
 あ、オチは良かったと思います。(2点)

・なんだろう……おもしろそうな話、ではあるんだけど、すごくあっさり終わってしまった感じがします。
 表現が正しいかどうかわかりませんが、もっとアクの強いボケが散りばめられているとよかったかな、と思いました。(4点)

・1つ1つの話の掘り下げが浅すぎるような…もっと展開できると思います。
 設定には興味があるのですが、もうちょっと見たいです。このままだと勿体ないような。
 特に話の関連性も見当たらず、
 10年後にプロ野球が無くなるとかは、必要なのかも分かりませんでした。(4点)

・なんだか謎が謎のまま終わった感じがしました。
 阿藤さんは何で現代の母親に会いに来たのか?
 渡部さんが何であの電話で未来から来た話を信じたのか?
 そもそもどうやって未来から来るのか?
 最後になぜ過去からやってきたのか?
 漠然としすぎた疑問が多すぎます。
 また、双方がボケ、ツッコミをするのはいいと思いますが、二人のテンションが被りすぎてるので読みづらかったです。(1点)

・結局なにをしたいのかわからない、行数以上に短く感じたコントでした。
 冒頭の本当に未来からきたという説明するくだりを前置きと捉えると、
 本題の昔の母親に会いに来たってくだりがとても短く薄い内容でした。
 渡部さんがプレイボーイってボケはもっと使えると思うんですよね。てかこれしか印象に残るボケがなかったです。
 いっそこれ「未来人の証明」ってくだりと「プレイボーイ渡部」ってくだりで別々のネタにした方がまとまりが生まれる気がします。
 前者は前者でまだまだいくらでも展開できますし、後者もフレーズ次第で爆発力があるネタに化けると思います。(2点)
4組目 サンザンヒーローズ
・とにかくボケが多かったですね。
 後半になるにつれて面白くなっていったし、それに加えてツッコミも激しさを増してくる。
 長さはそんなでも無いのに、かなりの読み応えがありました。
 ただそうなってくると、所々の余計なボケがかなり勿体無いですね。
 何が顔射やwこれ絶対いらんでしょう。(9点)

・メッシュ→喪主 は無理やりすぎじゃね?

 ただ、気になったのはそこだけで。
 簡単に言うと、ボケの質が高い漫才ですね。
 このパターンの漫才でここまでやってもらえると、それ以上はないんじゃないでしょうか。(9点)

・ほぼ2行に1回ずつのペースで出てくるボケとツッコミのスタイルが凄く好きです。
 ツッコミにも個性的なものがあり、良かったと思います。
 2行に1回ずつのペースなので、ボケも凄く多いと思うのですが、
 1セリフごとにボケているので結構ボケが小さかったりありがちな物が多かったように思います。
 大ボケの連発は難しいし、続いているだけでは面白みも減ってしまうのでどうかではあるのですが…
 もうちょっと大きな山場があってもいいかな、と思いました。(8点)

・ボケ、ツッコミの質、量ともに高かったと思いました。
 特にツッコミが的確で、ボケに対して最も的確な一言をぶつけていたと思います。
 多少一本調子な感じはしましたが、シンプルなスタイルだったため分かりやすかったです。
 下っぽい個所もありましたが、そこまで気にはならなかったです。(8点)

・文章なのにスピード感のある漫才でした。それだけに長いセリフは途中で改行するともっとテンポがよくなって読みやすくなるかもしれません。
 ボケもツッコミも特にこれといった問題点がなく、オチもビシっと決まってました。
 ただ、緩急というか抑揚というか、このスピード感を生かすためにじっくりと引っ張る大ボケを仕込むのもいいかもしれません。
 終始一本調子で終盤はだれ気味だったので、それを解消するためにも中盤で一呼吸おいて、
 そこからまた一気に畳み掛けると平坦なこのネタに山場が作られます。(8点)
5組目 後藤○○
・こちらも前組に引き続きボケが多かったわけなんですけれども。
 ただその割には笑った回数は随分少なかったです。
 ツッコミも短いため、テンポは良いものの笑いどころが少なくなっているかなって。
 また、前半のうまいボケですが、オチを見れば何故頑なにカレーを食わせることを拒んでいたか辻褄は合うんですが、
 そのオチのためだけの伏線なのだとしたらあまりにくどすぎるかと思いました。明らかに間延びしてますよね?
 後半は少し持ち直したようにも思いましたが。
 後ろ34行とそれ以前の差を縮めることができればもっと点数伸びるはず。
 ガリガリ君のくだりは割と面白かったですよ。(4点)

・正直、最初の方は面白くないんですよ。
 ないんですけど……それが全て、後半への長い前フリだと思えば、全てが許せてくるんですよね。

 なにが言いたいかというと……後半からが、尋常じゃない程おもしろい。
 心地の良い疾走感と言うのでしょうか。笑いが、こう、押し寄せてくるんですよ。
 前半弱いですよね、とか言ってられないほどの力がある。
 ああ、もう、10点以上付けてえよ!!他の組ともっと差別化してえ(10点)

・いきなりの(○○)という発言に笑ってしまいました。申し訳ないです。
 関係ない個人的な事なんですが、名前が特徴ある方がボケるイメージがあったのですが、ツッコミとは。
 ここらへんの斬新さから色々特徴あるボケが出てくるかと結構期待したのですが…微妙…でしょうか。
 いきなり殆ど内容の無い会話が続き、

 (後藤)じゃあお客さんに聞いてみる?俺のカレー○○に食わせた方がいいと思う人?ほら全員NOだよ。

 (○○)聞き方だよ!聞き方逆にしたら結果逆になるわ!俺に食わせない方がいいと思う人?ほら全員NOだよ!

 この部分、よく意味が分からないので無くて良いと思います。お客さんに〜みたいなのはそれこそあまり見るような内容ではないですが、
 それほど笑いを獲るに良いやり方では無いような気がします。全員NOとか見えてない訳ですし。
 その後に何か一点張りのネタをするテレビとかでありそうなやり取りが続いたんですが、テキストで見るとどうも薄すぎるようにしか見えないです…
 押し続けてそれほど笑いが獲れるようなインパクトではないと思いますし。そしてその後に最も気になった事が。

 (○○)ソーダ味!ああコーラ味じゃなくて良かった!でもガリガリ君カレーに入れて大丈夫?

 このツッコミは本当に僕には意味不明です。コーラじゃなくて良かったとは…?ソーダはコーラよりましなんですか…?
 僕からすればどちらも悪いようにしか見えないですけど…個人的にソーダの方が良い、という意見ならこの部分は無くても良いです。
 入れたいならせめて最初からコーラが嫌い、と言うキャラを出してからでないと本当に訳が分かりません。

 最初に言った斬新さが僕は好きなので0点はではないですが…ごめんなさい。
 ネタの内容は少し薄く、大きな笑いのあるボケもほぼ見られませんでした。(1点)

・面白いって思えるところがありませんでした。ごめんなさい。
 ある程度勢いがあるのはいいことなんですが、勢いのみなのは考えものかと。
 雰囲気で笑わせるっていうことかも分かんないですが、自分のつぼではなかったです。
 あと、ボケも若干汚い所があって正直引きました。(0点)

・最初じわじわ中クスクス、それから「ふーん」でオチハテナでした。
 つまり中盤のガリガリ君が出てくるところまでは右上がりで、以後低空飛行だったってことです。
 だんだんと後藤さんの口調がハマってきて面白くなってきたかなってところだったんですが、
 ガリガリ君を引っ張りすぎたせいでそれも帳消しになってしまいました。
 終盤はとりあえずガリガリ君でボケてればいいや的な内容で明らかに雑でした。
 このスタイル自体は悪くないと思うのですが、まだまだ改善の余地は十分あるネタです。(2点)
6組目 海洋ブリザード
・見事なまでの「かける」ラッシュ。
 かつクオリティも高かったと思います。
 こういうネタって何個目の目玉焼きだっけ?みたいな感じでややこしくなりそうなんですけど、
 それぞれの目玉焼きにキャラ?らしきものがあったのでサクサク読めました。
 中でも凄いなと思ったのが3個目。あの存在1つで後ろの目玉焼きボケを何個も引き立てている。
 若干ベタなものも見受けられましたが、十分面白いと思います。(9点)

・限定的な設定の中、ここまで幅広くボケられるとは。素晴らしいですね。海洋ブリザードさんの持ち味が存分に発揮された感じがします。
 だからこそ細かいところになりますが、ここでオチかあ、と。
 盛り上がって、盛り上がって、急に強制終了された感じが否めないんですよね。
 それと、ボケ数が少ないように見える。
 上手くまとまるオチがあったら一層、ネタが引き締まるんじゃないかなあと思いました。(8点)

・ボケの幅が狭い気がします。あと最初の質問以外に目玉焼きの意味が出てなかったような…面白かったのですが。
 もっと幅を広くしたらもっといいと思うのですが、何せ限られてるんで大きくは変えられ無い……でしょうか。(7点)

・「かける」だけで14個もボケが思いつくなあって感心しました。
 多少強引なつき方があったけど、それが逆にいいボケになっていたと思います。
 前に欠けたものを後半に改めて使う上手さも見られました。
 ただ、ネタの形式上ある程度ワンパターンなボケになったのも事実です。
 1個だけ本当に関係のないもの混ぜても面白くなるかなあって個人的には思いました。(6点)

・日本語の面白さを生かしたですね。よくこれだけボケられるのはただただスゴイの一言です。
 意外性はもちろん、ストーリー性もちゃんとあって、1つのネタとして完成していました。
 ただ、8〜10個目で一度勢いが落ちました。直前の4〜7個目から一新したこともあり、
 相対的にどうしても見劣りしてしまうボケばかりでした。
 そういう意味では11個目で意表を突いて本題に触れたことはファインプレーといえるでしょう。

 あれ……1つの目玉焼きに7をかけて、またその中の1つに7をかけたら全部で13…(8点)

【第286回結果表】 平均KB 357.7KB
ユニット名KBOA率BR
サンザンヒーローズ45314/25
東京クラッチ4339/9
海洋ブリザード4333/3
HIGH−POP3816/19
後藤○○2410/1
ヒョーウエ2051/7
サンザンヒーローズが苦節25回目にして初の1位で今期3勝目を決めた。
それに東京クラッチ、海洋ブリザードと全勝組が高得点で続く。
HIGH−POPはまたも次点で今期2勝目を逃してしまった。