第283回 青沢オンエアバトル 市河:以上で計量は終わりました。 オンエアされる上位3組の発表です! |
炭酸電池 (1位) |
初の1位! |
海洋ブリザード (3位) |
2連勝! |
憂愁 (2位) |
初オンエアおめでとう! |
炭酸電池 (5/8) |
コント/街頭アンケート |
でん:連勝!連勝!連勝! たん:5勝目!5勝目!5勝目! でん:このネタ、バンクーバーに出せそうですね。 たん:確かに! |
こんなKBでも1位なら金メダル級!炭酸電池! |
たん:・・・すいません。
でん:はい。
たん:あの、今、ここを通りかかったケツを出している方々にアンケートさせてもらっているんですけども、少しの間ご協力お願いできますか・・・?
でん:まあ、確かにケツを出してますが・・・。え〜と・・・
たん:決して怪しいものではございませんので。
でん:でも・・・頭に炊飯器が乗っていて、とても怪しいんですが・・・
たん:いえいえ、私はこういうものでございます。(炊飯器からサツマイモ出して渡す)
でん:そういうことなら喜んで承ります。
たん:ありがとうございます。ではまず、私の質問にYESかNOでお答えください。
でん:はい。
たん:『あなたにお名前はありますか?』『YESorNO』
でん:・・・・・・え〜と・・・その・・・これはYESでよろしいんでしょうか・・・?
たん:いや私に聞かれても!あなたのことはわかりませんから・・・。
でん:じゃあ多分・・・YES。
たん:はい、では次に進めますね。『あなたのお名前を教えてください』『YESor高橋』
でん:・・・あの〜申し訳ないんですが、私、高橋ではなんですけど。
たん:ええ!??
でん:高橋ではない場合どう答えたらいいのでしょうか?
たん:すいません、それを想定してませんでした!どうしましょう・・・
でん:その前に「YES」という名前の人もいるんですかねぇ・・・。
たん:あの〜・・・誠に申し訳ないお願いなんですが、今日だけ高橋でもよろしいでしょうか?
でん:え?一日署長みたいな感じで一日高橋と。まあよろしいですが。
たん:ただ路上でロードを1時間ほど歌ってもらうだけで高橋になれると思うんで。
でん:いや高橋ジョージではないからね!
たん:え〜これにて、YES NO形式は終わりです。
でん:早っ。というか必要だったのかなあ。
たん:(炊飯器からサツマイモ出して渡す)
でん:YES NO形式は必要なんですね。
たん:では次に『あなたの血液型を教えてください』
でん:えっとすいません。私、血液ではなくジンジャーエールが血管を通っている特殊なものなんですが。
たん:とういうとは、血液型なしでよろしいですか?
でん:いや血管の中がビリビリするんでB型だと推定しております。
たん:シュワシュワではないんですか?
でん:・・・S型でお願いします。
たん:はい。(サツマイモを渡す)
でん:もう増やさないで。
たん:では次に『あなたの職業を教えてください』
でん:出ましたね。この質問!私、相当マニアック仕事をしていまして・・・
たん:マニアックでも無職よりは全然いいと思いますよ。
でん:あの〜、ガムテープを乾燥させてコロコロ転がす仕事をしているんですよ。
たん:ああ・・・。
でん:全国にいるんですかね、私以外に。
たん:次に、『「ガムテープを乾燥させてコロコロ転がす仕事」と答えた方に質問です。』
でん:いや結構いるの!!!?知らなかったわぁ。
たん:『週にどのくらいの頻度でコロコロしていますか?』
でん:いやそれは、平日はもちろん毎日やってますし、残業でも転がせきれなかった場合は、休日を使ってやりますよ。
たん:『次に、乾燥させる意味とはなんなんでしょうか?』
でん:ガムテープが湿っている状態で転がすと、回転が少し遅くなってしまうんですね。あと重心が不安定になってしまうこともあるので。
たん:ああ〜なるほど〜。勉強になりました。『次に、リップクリームを転がすときとの違いを教えてください。』
でん:これはやはり、乾燥させるときにガムテープは大豪邸に住んでいる職人さんが手作業でやるので、そこの細かい違いですかね。
たん:ありがとうございます。次に『一人暮らしですか?』
でん:いや、妻がいます。
たん:あっ奥さんがいるんですね。
でん:はい、ホチキスと2人暮らしです。
たん:え?奥さんはホチキス・・・?
でん:はい、そうですけども。
たん:・・・ホチキスに恋をしてしまったんでしょうか?
でん:まあそこまで聞いちゃいます?ほとんど一目惚れですね。
たん:じゃあ、ファーストホチキスのほうはいつ?
でん:いやもう照れちゃいますって!ぐいぐいきますね。ちなみにあなたはご結婚なさっているんですか?
たん:まあ一応・・・。鳥の軟骨と結婚しました。
でん:・・・割とほっそりした方がお好きなんですね。
たん:次に『趣味はなんですか?』
でん:趣味は、コンビニに行ってさつま揚げをカラーコピーすることです。
たん:へぇ〜、白黒ではあえてカラーで。
でん:はい、カラーだと、かすかな人参とかも逃さないで写ってくれるんですよ。
たん:それが快感なんですね。
でん:そうですね。
たん:次に『日ごろ、工夫してやっている節約などはありますか?』
でん:え〜と、タンスに小指をガーンってなってギャーと上げた悲鳴を熱エネルギーにかえて、お風呂を沸かしています。
たん:ピタゴラスイッチの応用版みたいですね。すごいですね。
でん:毎日、お風呂に入ってるんで小指が結構重症です・・・。
たん:体を張って節約をやってるわけですね。
でん:はい。カラー代を出している分、こっちで節約しないといけないんで。
たん:なるほど。
でん:でも最近、重症なのでコンビニに行けません。
たん:それは残念ですね・・・高橋さん。
でん:いや呼ばなくてもいいですよ!
たん:じゃあ、最後に『幸せに感じるときってどんな時ですか?』
でん:そ〜ですねぇ、ホチキスと暮らしていることがもちろん幸せなんですけどね、
あえていうと、寒い日にリモコンでダシをとったスープを飲むときは幸せって感じますよね〜
たん:ありがとうございました。
でん:あっ!そろそろ行かないとまずいです。
たん:本当にお忙しい中ありがとうございました。で、これからどっか行くんですか?
でん:ちょっとその建物まで。
たん:ああさっきからその建物に続々と誰か入っていきますよね。おかげでアンケートいろんな方に聞けて助かっているんですけどね。
でん:ああそれは良かったですね。では私もそろそろ日米首脳会談がはじまるので急ぎます。
たん:ありがとうございました。
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日本首相:え〜、日本の首相の高橋ジョージと申します。
欧米首相:ワタシモ ジョージタカハシ デス。
日本首相:では、サツマイモを食べながらでも話しましょうか・・・
欧米首相:ニホンハ サツマイモヲ アゲタガル・・・
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海洋ブリザード (2/2) |
漫才/last number |
藤林:ちょっと短めだったんで不安だったんですが勝ちました! 横田さん、コメント言って! 横田:ちっ、うるっせーな・・・ OAしてま〜す 藤林:このコメントが流れてるころまで話題が持つか・・・? |
炭酸電池さんといいバンクーバーの名残がすごいですね。冬から春へ、吹雪は続く!海洋ブリザード! |
藤林:どーも海洋ブリザードです。よろしくお願いします。
横田:やっぱり数学は奥深いね。
藤林:急にどうした。 まあ確かに奥深いよ、大昔から研究されてるわけだからね。
横田:特にあの、円周率ってあるじゃん。 3.14・・・みたいな。
藤林:あるね。 円の面積とかに使うあれな。
横田:それで思うんだけどさ・・・、あれの最後の数字って何なんですかね?
藤林:ん? 最後の数字?
横田:うん、あれ結構たらたらぐだぐだ続くじゃん。
藤林:たらたらぐだぐだかどうかは知らんけども。 でもあれって・・・終わらないだろ?
横田:いや、いつかは終わるはずじゃん。
藤林:いや終わらないよ。 あれ無理数だから延々と続くんだよ。
横田:それは最後まで計算したことないからでしょ?
藤林:だから、高性能のコンピュータで計算しても割り切れてないんだから絶対ないでしょ。
無理数っていうくらいだから最後の数とか絶対無理じゃ・・・
横田:ほら、お前はすぐそうやって無理無理って決めつけるんだ!
数学の世界にすら無理とかそういう世界観を押しつけてさあ!
藤林:別に俺発信で無理数とか言ってるわけじゃねぇよ! もっと前から無理だったわ!
横田:いやもういい。 今日は俺が仮説を立てて決めてみるわ、最後の数字は何かって。
藤林:だから実際に存在しないものを求めようとされても・・・
横田:仮定1! 「1」の場合。
藤林:おお、勝手に1からいくんか。
横田:3.14159265・・・・・・61!!
藤林:・・・。
横田:・・・何かしっくり来ないな・・・。
藤林:全然わかんねぇよ! 最初からそんな数字無いんだからしっくりくるわけねーよ!
横田:なんか最後に「いち!」とか言って終わるとそういう市場があるみたいだな・・・。
藤林:どこでひっかかってんだよ! そんなマセマティカルな市場あるわけないよ!
横田:「ジャスコの火曜市」「函館の朝市」「3.1415・・・・・・6市」・・・んー違うな。
藤林:無理に肩並べようとしなくていいよ! 少なくとも「1」はありえねーよ!
横田:仮定2! 「3」の場合。
藤林:ややこしいわ! 何でそこで2に行かないんだよ!
横田:いや、2とか論ずるに値しないでしょw
藤林:うざっ! まずお前がしようとしてること自体が値してないけどな!!
横田:「3.1415・・・・・・63!」 うーん違うな・・・。
3.1415・・・・・・6さんっていう人、みたいな感じに聞こえちゃうからな・・・。
藤林:だから不安要素がぶれてるだろ! そんなマセマティカルな人物いるわけないだろって!
横田:「伊丹十三さん」「山本五十六さん」「三・一四一五・・・・・・六さん」 んーやっぱだめか
藤林:実在の数字っぽい名前の人と並べても無理があるわ!
横田:仮定3! 「5」の場合。
「3.1415・・・・・・65」! いやこれ「6後」って感じで「6の後」みたいになるな・・・
6の後は何なんだよっ! てか!?
藤林:てかじゃねーよ! ひとりで何楽しくなってんだ!
ちょっと待て! 一旦話し聴けよ!
横田:え?
藤林:お前さっきから3.1415・・・・・って突き止めようとしてるけど「π」っていう便利なのがあるんだよ!
横田:π? 初耳。
藤林:そのπを使うだけで3.14とか全部考えなくていいんだよ! だから別にもう仮定とかいいんだよ!
横田:・・あ、じゃあ3.1415・・・・・・6πで終わるのか。
藤林:終わりに使う道具じゃねーよ! そんなややこしい数作んなくていいから!
横田:じゃあ引き続きいきまーす! 仮定π!
藤林:どこにπ使ってんだよ! なんだ仮定3.14って!
こういう小数点の使い方はテニスの王子様のキャラブック以来だよ!せめて仮定4だろ!
横田:では仮定4! 「1」と書いてワンと読む場合。
藤林:つまらん仮定で1に戻ってんじゃねーよ! おかしいだろ最後急に英語になったら!
横田:3.1415・・・・・・6ワン! 犬かよっ! てか!?
藤林:だからツッコミで楽しくなるのやめろ! ツッコミいれるくらいなら最初から仮定するな!
横田:まあどのみち49桁目にニャーが入るからワンはおかしいな。
藤林:否定する理由がめちゃくちゃだよ! ニャーなんて出てこねぇよ! 「1」だよ49桁目!
横田:じゃあワンが最後と被るからダメなんだな。
藤林:ワン被っちゃだめとかそういうルールも無いよ! もとからワンとか入らないよ!
横田:仮定5! ここでダークホースの登場だ! 「7」の場合!
藤林:何で7は大穴なんだよ! 大体本命だろうと何だろうとゴールのない争いだろこれ!
横田:3,14・・・・・・67! うーん印象は悪くないけど・・・。
藤林:お前の頭は悪いんだろうけどな。
横田:でもこれ必死で円周率数えてきた人が失敗する可能性があるな・・・
藤林:ん?
横田:Aさん「3.1415・・・・・・6・・・・! よし!あと一桁!!」
Bさん「なーなー、昨日の話なんだけど・・・」
Aさん「なーなー・・・ ぎゃああああぁぁぁ言われたあぁぁぁぁ!!!」
こんな悲劇は起こしたくないな。 よし却下!
藤林:何の茶番だよ今の! 大体そんな必死こいて数字唱えてるヤツに話しかけたりしねぇよ!
横田:じゃあ次! 仮定y!
藤林:何で急にy置くんだよ! 何を代入したかったんだよ!
横田:最後が「8」の場合! 3.1415・・・・・・6・・・
藤林:待て! つーかさっきから何で最後の一個前は6ってわかってるんだよ!
そこまで出てるなら自ずと最後の数字出てくるだろ!
横田:おい、6をこの話に巻き込むんじゃねーよ!
藤林:何で6をかばったんだよ! とにかく円周率は最後なんてないんだよ!
横田:そうか・・じゃあこれは答えが出ないのか・・・数学の謎だな・・・。
藤林:んー、まあそういうことだな。
横田:じゃあ最後に一個だけ質問させて! √2の最後の数字ってn・・・
藤林:いいかげんにしろー!!
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横田:一人コント! ソフトバンクホークスの三塁手のヒーローインタビューでのマナーの悪い受け答え!
「こくぼさん、今日のホームランどうでしたか!?」
「ちっうるっせーな・・・」
これ国母じゃなくて小久保だろっ!
どうも、ありがとうございましたー!!
市河:早く! 早く次のコンビのネタに替えて!
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憂愁 (1/4) |
漫才/環境 |
石川:念願の勝利です。ありがとうございます。 鈴木:これが「憂愁」のネタです。御覧下さい。 |
苦渋を舐めた7期から一転、優秀な結果を残した…ってのはベタでしょうか。リベンジ達成!憂愁! |
鈴木:どうも憂愁です。よろしくお願いします。
石川:さっそくですが、近年、科学技術の進歩によって環境がおびやかされ様々な大きな問題を人間は突きつけ
られています。という訳で今回は「環境問題」をテーマに漫才をしていきたいと思います。
鈴木:「環境問題」ってよく聞くけど、具体的にどんなものがあるんだろう。
石川:身近なものでいうと、オフィスが散らかっていて仕事がしづらいとか、近所で騒音がして仕事に支障が
出るとか・・・。
鈴木:それは「職場環境」の問題だろ!自然環境の話をしてたんじゃないのか!
ところで最近は「エコ」なんてのがよく話題になってるけど、お前はそれについてどう思う?
石川:そうですね。環境破壊によって、いずれ人類が滅亡することは目に見えているので、
今更地球にやさしいことをしても、滅亡を少し遅らせることしか出来ないと思いますから、
僕はあまり興味ないです。
鈴木:でも、滅亡を少しでも遅らせるために、努力はするべきなんじゃないか?
石川:よしんば、我々の活動によって、滅亡する時代を大幅に遅らせることに成功したとして、
その遅れてきた滅亡の時代に生まれてきた人たちは我々の活動についてどう思うでしょう。
僕は「こんな滅亡寸前の時代に生まれるなんて、生まれてこないほうがましだった。
昔の奴らは余計なことをしてくれたものだ」と思われるのではないかという気がしてなりません。
鈴木:うーん・・・。
石川:世間では、エコ活動をしましょうなんて呼びかけをしていて、エコはいかにも良い事だと思わせますが、
自分たちの生きているうちに滅亡なんてことは無いでしょうから、いい気なものです。
とりあえず地球にやさしいことをしておけば間違いないと考えているように思えるんです。
鈴木:なるほどな。
石川:という訳で僕は、常日頃「エコ」を心がけています。
鈴木:ちょっと待て!話が全然つながってねえだろ!お前「エコ」を否定してたんじゃねえのか!
石川:僕は別に地球にやさしいことをしてはいけないと言っている訳ではありません。
むしろ地球にやさしいことしかしてはいけないのです。
鈴木:何なんだお前は!言いたいことが全く分かんねえよ!
石川:「エコ」とは必ずしも良いことだと言い切れないということです。もちろん悪いことだという場合も
同じですが、そもそも良いことだとか、悪いことだとかそういう安易なものでは無いと思うのです。
鈴木:何となく分かるような、分からないような・・・。
石川:つまり、地球にやさしいことをするより、環境にいいことをすることの方が
よっぽど有益だということです。
鈴木:訳分かんねえこと言ってんじゃねえよ!地球にやさしいことっていうのは環境にいいことだろうが!
石川:何にせよ、必要なのはエネルギーを節約することです。しかし考えてみると、今は昔と比べ、
はるかに多くエネルギーを消費していますね。
鈴木:まあ、昔は今ほど電化製品も普及してなかったからな。
石川:なので僕は、昔の人の生活を見習おうと思います。
鈴木:うん、それは良さそうだな。
石川:これからは、着物を何枚も重ねて着て、縦長の帽子をかぶり、神殿造りの住居に住み、自分のことを
「まろ」といいます。
鈴木:そういうことじゃねえだろ!大体、昔って平安時代の貴族かよ!せいぜい昭和だろ!
石川:ああ、「美空ひばり」ですね。
鈴木:思いついたことをただ言うな!
石川:とにかく、地球を救おうという意識を一人一人が持つことが大切です。
鈴木:まあな。
石川:例えば節電を心がけることです。これは誰でも簡単に出来ます。
鈴木:確かにな。テレビを見る時間を減らすとか。
石川:はい。しかし、そこにテレビがあったら見ちゃうし、そこに山があったら登るし、
そこに穴があったら入りたい。
鈴木:言ってる意味が分からねえよ!
石川:ですが、テレビは無くても生きていけます。僕の場合は空気が無くても生きていけます。
鈴木:嘘つけ!そんな訳ねえだろ!
石川:僕は節電のため、テレビはなるべく見ずに、借りたビデオを見ることにしています。
鈴木:全然、節電になってねえぞ!
石川:さて、ここまでは身近な話でしたが、地球規模のことを考えると、本当に問題なのは、土地開発などによる
森林伐採です。
鈴木:そうだな。木は空気を綺麗にしたり、土砂崩れや洪水を防ぐっていうからな。
石川:ちなみに僕は、生まれてこのかた、一度も木を切ったことがありません。
鈴木:自慢げに言うことか!ほとんどの人は無いよ!
石川:木を切るということは、許されざることなのです。桜の木を切ったというワシントンは、
正直に謝ったからといって許されるべきでは無かったのです。
鈴木:いや、何の話をしてんだよ、お前は!
石川:同じ初代大統領として、僕はとても恥ずかしく思います。
鈴木:誰が初代大統領だってんだよ!
石川:それはさておき、木を切るということは、二酸化炭素が増え、地球温暖化につながります。
鈴木:それは有名な話だな。実際に平均気温は上がってるらしいし。
石川:このまま気温が上がり続けると、サウナがすずしく感じられる時代が来るかもしれません。
鈴木:そんなに気温が高かったらすでに人類は滅亡してるよ!サウナどころじゃねえ!
石川:さらに、気温の上昇により、極地の氷が溶け海面が上昇します。
鈴木:それで海が増えるんだよな。
石川:いやまったく、僕のような海の好きな男にとっては願ったり叶ったりです。
鈴木:喜ぶことじゃねえだろ!深刻な問題なんだよ!
石川:でも僕は、本当に海が好きなんです。海をじっと眺めていると、
なんだか穏やかな気持ちになれるというか・・・。
鈴木:そういう気持ちは分かるけどさぁ。
石川:僕は5年に1度は必ず海に行きますからね。
鈴木:少なすぎるだろ!そんなに好きじゃないんじゃねえか!
石川:僕のような海の男にとっては、海は親友なんです。
鈴木:全然海の男じゃねえよお前は!あのな、お前さっきからふざけたこと言ってるけど、海面が上昇すると、
陸が水没するという大変な被害が起こるんだぞ。
石川:じゃあ、全ての陸地が海に沈んでしまったら、人類は船の上で生活せざるを得ないということですね。
鈴木:そういう単純な問題でもないと思うけど。
石川:そうなると、海賊なんかが増えるかもしれませんね。
鈴木:はあ?海賊?
石川:僕が思うに、ガイコツが描かれた帆をかかげた船に乗り、仲間たちと力を合わせ、延々嵐の中で
航海を続ける男たちです。
鈴木:まあ、イメージは勝手だけどな。
石川:一枚の地図を片手に、ある島を目指すのですが、ある日、子分の一人が
「そういえば、島はもう全部沈んだんじゃない?」と言い、一同大爆笑。
鈴木:馬鹿すぎだろそいつら!ていうか何なんだ、その小話は!環境問題の話はどこに行ったんだ!
石川:今頃は海の底でしょうか。
鈴木:うるせえ!もういいよ!
二人:ありがとうございました。
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ホームライナー 289KB |
秋田:自信あったんですけどね・・・。 元木:悔しいですね。 |
ペーパードルフィン 269KB |
涼輔:こうなるとは予想してても・・・やっぱ悔しいなぁ・・・ 春美:この悲しみを優しさに、自分らしさを力にして次は頑張ります。 涼輔:なんの歌だっけそれ。 |
ハイビスカス 141KB |
瀞巻:ふぅ…お茶がうまい… 落葉:和むコーナーじゃないから。 |
【ジャッジペーパー】(敬称略)上から、 |
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1組目 炭酸電池 |
・ツッコミ不在で一歩間違えれば崩壊寸前なハズなのに、 一つ一つの単語のインパクトが強くて形になっている、と言う印象です サツマイモを渡すテンドンやさつまいものカラーコピーには声出して笑いましたわ ただホチキスあたりまで若干空周り気味だったかなと(9点) ・効率的なくだりと、ただただ無茶苦茶なボケを入れたと思われるくだりの差が激しく感じられました。 例えば、「YESor高橋」ボケではまずその謎の2択というボケに加えて、高橋ジョージの小ボケも捻出出来ているじゃないですか。 まぁこのくだりが俺的には一番良かったと思うんですけれども。他にはファーストホチキスとかも。 んで逆に、「コンビニでさつま揚げをコピーすることで人参も逃さず写す」ボケがあるじゃないですか。 無理矢理風呂のくだりと繋げているからまだマシなものの、このボケだけで見れば単発ですよね。 そういう部分が勿体無いのかと思いました。 あと、登場人物に何か明確なキャラを付けても良いかもしれないです。 これまで何度か審査させてもらいましたが、大体は無機質というか、言動はおかしいものの、性格が無いように思えます。 それが、よりボケの無茶苦茶感を引き出してしまっているのかなと。 まぁ狙ってこういう雰囲気を出しているのかもしれませんけれども…。(5点) ・最初の方サンドイッチマン+笑い飯かと思いましたが、途中から凄い方向に向かっていきそこそこ笑えました。 ファーストホチキス…w(8点) ・最初の「ケツを出している〜」のツカミに笑いました。サツマイモを渡すと言いなりになる(?)というのも面白いです。 ただ、全体を通して「シュールなコント」を目指して書かれているんだと思うんですが、飛躍し過ぎていて笑えないくだりも多かったです。 特にジンジャーエールとかホチキスとかですね。 血液がジンジャーエールなんて設定になってしまうと最早なんでもありで、そこから先笑いが生まれにくくなってしまうと思います。 さつま揚げをコピーとか妻がホチキスって言われても「へぇ」って感じになっちゃうんですね。 シュールというのは大変難しいもので、ベタでも飛び過ぎててもいけないと思います。 飛躍してるんだけどもなぜか説得力がある、展開に無理がない、と感じれるネタを目指して欲しいです。 あ、ガムテープの仕事も面白かったです。そこぐらいのリアリティが、全体を通して欲しいですね。(5点) ・独特…っていうか実質ツッコミ不在ですよね。それなのにきっちり締まったネタでした。 このネタは会話の中で出てくる奇怪な言動が面白いというよりは、それに対する反応を楽しむものだと自分は解釈します。 ツカミのケツがそうですし、サツマイモもとり軟骨も。切り返しやリアクションが面白いんです。 なので、リモコンとかホチキスのような突拍子もないフレーズだけでは笑いには繋がりません。 フレーズのインパクトよりその返しを中心に練り直すといいと思われます。(6点) |
2組目 ハイビスカス |
・一つのくだりを展開し切れてなかったりボケに辻褄が合ってなかったりと、色々と惜しいネタだったと思います 泣き出すくだりはお二人のキャラが出ていたと思うんで、 そのキャラを助長するようなボケを入れたりなどの工夫ができるかと あとオチの意図もよく飲み込むことが出来ませんでした(2点) ・棺桶がピークでした。 それ以降はベタの連発で、長さも物足りない。 かつ、警察のオチですが、これがまたぼんやりしているんですよね。 何で警察が来たんでしょうか?ひょっとして途中で警察に電話をかけたから、ということでしょうか? だとしたら無理ありすぎませんかね?オレオレ詐欺をしたのならまだしも、二人は何もしていませんし。 更に、警察手帳を貸して欲しい、ということでしたが何故現場の警察が直接電話に出ることが出来たのでしょうか? それともそこの部分だけは本部の警察、とかそういうことでしょうか。 いずれにせよ、背景が上手く書き込めていないように思います。(1点) ・結局何がやりたかったのか謎でした。 二人は何もしてないのに、なぜ警察が? ボケもベタだし、長さも物足りませんでした。 もう少し丁寧に作ってください。(0点) ・面白くなかったです。読者を笑わせてやる、という気概が僕には伝わって来ませんでした。 作りたいであろう雰囲気の割にボケは普通ですし、そもそもボケと呼ぶレベルに達してないです。 なんか、設定と雰囲気だけで満足してしまってる気がしました。 どうでもいいことですが、僕はどんなネタでもなるべく良いところを探して0点はつけないようにしているつもりです。 が、これはまだ投稿するレベルではないと思ったので厳しくつけさせていただきます。(0点) ・自分もよくこういう風な構成のコント作ってたからでしょうかね。親近感がわきました。 ネタ自体も警察⇒同業者あたりはツッコミもなかなかよかったです。 ただ、こういうコントはどうしても1本調子になってしまうので前半か後半は1人の相手とじっくり電話するくだりが欲しいところ。 てかそういう変化をつけないとこの構成で高得点は厳しいです。経験者なんで間違いありません。 また、オチも誰がいつ通報したんだって思っちゃいます。 強いて言えば2人目の怖い人でしょうか?それでも一切伏線がないので強引ですけど。(3点) |
3組目 ペーパードルフィン |
・話が進めば進むほど涼輔さんが春美さんの揚げ足をとることの繰り返しで、ただの説得の場面になっていたと思います 同じ話に戻るテンドンが、笑いに繋がっていなかったように感じました 序盤こそ春美さんのゲスっぷりが見えたものの、中盤からただ言いくるめられてるだけでは単調になってしまうかと 突拍子もないような春美さんの提案で涼輔さんがたじろく、などといった変化をつければ変わると思います(2点) ・唯一神のくだりのツッコミ良いですね。スマートかつ的確だと思います。 全体的に、ツッコミによる部分が大きいかなって。 点数は7を付けてますが、ツッコミが平凡または的外れな部分が多ければ2〜3点は引いてるかと思います。 んで、天国と地獄に加え、閻魔大王を上手く組み合わせてあるネタだとは思うんですが、 欲を言えば早い段階でそのシステムをまとめて欲しかったです。 天国なら春美の負け、地獄なら勝ち、閻魔大王は存在すれば金魚は天国に行く、など多種の独特な設定があったじゃないですか。 そこあたりで作者さんと読み手の間に、理解度の差異が出てきてしまうかなと思いました。 このままでも伝わらない、ということは無いんですが、自分は中盤に割と読み返す必要がありました。(7点) ・こういったテンションの低いネタは嫌いではないのですが、ただ単に二人で揚げ足取り合ってるようにしか見えませんでした。 もっとストレートにボケてみては? 言い回しを工夫しすぎて不自然でした。(3点) ・こういう論理で丸めこんでしまう展開って好きです。 でもそれが笑いに繋がってないと思いました。というか笑いどころを作りにいってない気がします。 歩行者天国の辺りからはコントっぽくなるのですが、笑うほどではなかったですね。 雰囲気先行で、コントとしては中身が無いと感じます。 オチも中途半端じゃないでしょうか。ここからもう一展開作れそうなのにそれを放棄してしまってるのが勿体ないと思いました。(3点) ・涼輔さん策士過ぎる。これといったボケがないのが残念ですが、逆に言えばとりとめもない言葉でもクスクスと笑えてきます。 後半の閻魔様の存在でそれなりの山場は作れたもののやはりボケの絶対量が足りません。 また、前置きが長い割にボケが少なく、読んでて退屈でした。 とにかく小さなボケでもいいのでボケの数を今の1,5倍くらいに増やして笑いを狙った方が賢明です。 ウチの縁日で掬った金魚は2回ほど冬を越しました。結構長生きするもんですよ。(5点) |
4組目 海洋ブリザード |
・全体的にハマったボケが無かったですね・・・ちょっと雑と言うか、強引にボケてるような感じでした 手前6のツッコミも途中でだれてきて終盤まで引っ張った割には大した威力が無く逆効果になってるかと 藤林さんのフォローの技量は備わってるんで、横田さんのボケを練り直したほうがいいと思います(2点) ・着眼点は面白そうだったものの、単純な感想を言えばボケがそれほど面白くなかったです。 テニプリのキャラブックは噴いたんですが、他はこれといって笑った箇所がありませんでした。 漫才の展開なんかは非常にわかりやすく、かつ丁寧だと思ったんですけれども…。 オチも上手いことやってたんですけれども。やっぱボケがなぁ…。(6点) ・ごく普通の漫才でした。 「終わりに使う道具じゃねーよ」は笑いました。 その他のボケは…こじつけというか、 無理にボケようとしすぎてる印象でした。(5点) ・横田に、支離滅裂ながらなんとなく独特の論理というものがあって、面白かったです。 特に「49桁目にニャーが入るから」が好きですね。 ただすごく笑えたかというとそうでもなく、もう少し一つ一つの数字について掘り下げて欲しかったです、(6点) ・テーマが斬新だったんですが、展開の幅が凄く狭いのが気がかりでした。 π、y以外はどれも似たような方向性のボケで、せっかくの題材が台無しです。 πのように普通の数字から視点を変えたボケがもっと増えればそれも改善されるのではないでしょうか。 実際πのくだりはとても面白かったですし。(6点) |
5組目 ホームライナー |
・オチがまさか「どっひゃー!」とは全く予想してなくて噴きました テロ推進のくだりなど面白い箇所はあるんですが、全体的に見るとボリューム不足に感じました 理由を補正するなどのくだりでもう一山あったほうがいいかな、と(5点) ・なんか背景がハッキリしないんですよね。 爆破といい妹を殺された背景といい、ぼんやりとは見えてくるんですけれども、でも曖昧というか。 このままだと読み手を引き込むのは難しいかなと思いました。 あとはボケなんですが、面白そうな部分はあるけど、笑った部分は無い、って感じです。 割と無難なボケが続いたように思いました。(4点) ・テロの本当の理由をもう少し掘り下げて欲しかったです。ボケとツッコミは普通過ぎたかな…。 面白くなる要素が詰まってるのに、惜しいと思いました。 もう一展開入れてみては?(4点) ・設定と展開の速度に反して短すぎると思いました。これだと「テロの理由を勘違いしてた」だけですよね。 「ってかさあ、今から理由変えられない?」からが本題だと思ったので肩すかしを食っちゃいました。 この内容だったら、逆に20行くらいに絞っちゃっていいんじゃないかと思います。(4点) ・秋田:どっひゃー! こんな感じのオチにしてりゃなんでも許されると思ってるでしょう?まぁ嫌いじゃないですけど。 止めるべきものを止めないっていう設定は最近よく見かけますが、これはその程度が過激なこともあり新鮮味がありました。 ただあまりに内容が薄く、テロを止めてくれ云々のやりとりしか覚えてません。 まるで本来あった中盤をごっそりカットしたような。 まだまだ広げ甲斐のある設定だと思うので推敲の際は是非もうひと踏ん張りを。(5点) |
6組目 憂愁 |
・節電のくだりからオチまでボケがハマってきて面白かったんですが、 前半は・・・話が見えてこなくて置いてかれました ちょっと鈴木さんのツッコミが安直なのが悔やまれます 指摘してることはしてるんですがそれ止まりになっていて、ボケを膨らましきれてない様に感じました(6点) ・この淡々と語っていくスタイル、良いかもしれないですね。 ある程度話に無理があってもどんどん流していける。んで面白いボケなんかでリカバリーできる、と。 要所要所で不謹慎なこと言ってたりもしてますが、そういうのが続かなかったのも良かったです。 まぁ逆に言えば、面白いところも続かなかったわけなんですけれども。 それでも後半になるにつれて良くなっていったと思います。オチも非常に綺麗。 こうなってくると冒頭の19個分の台詞がかなり勿体無いなぁ…。大分損してると思うんですが。(5点) ・ツッコミにもう一工夫ほしいて゛す。 が、ボケがツッコミに耳を貸さず、淡々と敬語でボケていく漫才は案外斬新でした。 「まろ」が面白かったです。(7点) ・すいません、何度読んでも石川の論理がよく分かりませんでした。本当に分からないだけで面白いわけでもありませんでした。 それと、丁寧で重々しく書かれている割にボケは至極ベタというか普通で、笑えませんでした。 石川:同じ初代大統領として、僕はとても恥ずかしく思います。 唯一ここで笑えたので1点です。(1点) ・こういう理論的口調でバカな事言うと1.3倍増しで面白くなりますね。 同じ初代大統領、海賊などインパクトのあるボケもそれなりで、オチもなかなか。 しかし「とても面白い」というわけでもなく、まろ、美空ひばり、サウナなんかはとってつけたようなボケに見えました。 盛り上がりにも欠けていたので、終盤はもっと極論な話にしちゃって吹っ飛んだボケを連発するのもアリでしょう。(7点) |
ユニット名 | KB | OA率 | BR |
炭酸電池 | 389 | 5/8 | E |
憂愁 | 325 | 1/4 | F |
海洋ブリザード | 317 | 2/2 | E |
ホームライナー | 289 | 8/22 | E |
ペーパードルフィン | 269 | 7/10 | C |
ハイビスカス | 141 | 0/2 | G |
炭酸電池が初の1位で3連勝を決めた。 憂愁は4回目の挑戦で初オンエア、海洋ブリザードは2連勝。 ホームライナー、ペーパードルフィンと勝利数の多い2組が敗れた波乱回。 |