第280回 青沢オンエアバトル

市河:以上で計量は終わりました。
    オンエアされる上位3組の発表です!

チキンハートブレイカーズ  (1位)
連敗脱出!


マグネッツ  (3位)
今期初オンエア!


whitewhite  (2位)
今期3勝目おめでとう!


碓氷:難関を突破した皆さんの熱演をご覧いただきましょう!

チキンハートブレイカーズ    (9/12)
コント/ポーカー
小笠原:結構実験的な部分を含んでいたから不安だったんですけど、オンエアできて良かったです。
塩田 :ムフフフェヘ…。
野沢 :ムフフフェヘ…。
その笑い方、どうにかならんものか。新たな連勝への始まり!チキンハートブレイカーズ!

<ポーカーとは>
1対1で行われるカードゲームである。
お互い、5枚のカードを組み合わせることで役を作り、その強弱で勝敗を決める。
厳密なルールは存在するが、楽しむためだけとして割と緩めのルールも存在したりと、多くの場で嗜まれるゲームの1つである。
しかし、問題が1つある。
それは、ルールがややこしい…!





塩田 :この前さ、超高級なトランプ買ったんだよね。それ持ってきたんだけどさ、何かやんね?

小笠原:へぇー、一体どんなトランプなの?見せて見せて。
    ……これが、高級ねぇ…。なんか100円均一で売ってるのと大差ないけど。紙製だし。いくらしたの…?

塩田 :謎のフィギュアと抱き合わせで8000円。

小笠原:それ絶対フィギュアのせいだって!!高級なフィギュアだったんだよ絶対!!

野沢 :ちなみにどんなフィギュアだったの?

塩田 :ゴミ箱に頭突っ込んでピースしてるおっさんのフィギュア。

小笠原:大したフィギュアじゃないっぽい!!お前なんか変な商品掴まされたよ!

野沢 :そ、そのフィギュア、ひょっとして最近デビューした美面戦士(イケメンファイター)斎藤さんじゃないの!?

小笠原:誰そいつ!イケメンファイターとかって。
    んでなんでその仮にもファイターな斎藤さんはゴミ箱に頭を突っ込んでるのさ!

野沢 :ザ・イケメンというキャッチフレーズに対して女性陣からクレームが来て、ボコられてゴミ箱に頭を突っ込まされるのが試合後のオチなんだよ。
    でも斎藤さん自身はこれもアリだな、って思ってるんだ。

小笠原:弱いしきめぇ!!やっぱその抱き合わせは騙されたって!
    んで話を戻して、何やるの?ババ抜きとか?

塩田 :せっかく高級なトランプなんだ、高貴なゲーム、そうだな…ポーカーでもしよう。

小笠原:高級かどうかは微妙だけれども。ポーカーか、俺ルール分かんないけど誰か知ってる?

塩田 :……。

野沢 :……ところでその斎藤さんなんだけど、

小笠原:誰も知らないのか…。俺も昔1回やったきりだしなぁ。ババ抜きでいいんじゃない?

塩田 :おっ、俺知ってるしっ!!高貴なポーカー知ってるしっ!
    せっかくのおニューのトランプでババ抜きとか嫌だしっ!

小笠原:ふぅん……。まぁ、いいか。んじゃルール教えて。

塩田 :まずっ!!ポーカーってのは1対1のタイマンなわけだ!どや!

小笠原:どや、と言われても。

野沢 :ちなみに斎藤さんの必殺技にはね、盗撮というものがあって…

小笠原:他にどういうルールあんの?

塩田 :そして更にっ!!ディーラーが存在する!

小笠原:それは俺も知ってるよ。多分みんな知ってるよ。

塩田 :まぁそういうことだ、ディーラーが必要になる。ここは野沢、取り敢えず引き受けてくれ。

野沢 :分かったけど、その代わり斎藤さんのフィギュアもらっていい?

小笠原:お前はどんだけ斎藤さんに入れ込んでるんだよ!さっきから話の腰折ろうとしやがって!
    必殺技が盗撮って何だよ!!それが原因でゴミ箱行きになってんじゃねぇの!?

野沢 :その節もあるけど、斎藤さん自身はあくまでファンを写していた、って言い張るんだ。

小笠原:やかましいわ!斎藤、やかましいわ!もう敬称つけんわ!
    話を戻して、あとの細かいルールとかはまず実際にやりながら教えてくれる?

塩田 :まかせとけ。んじゃ野沢、カードをシャフルして配ってくれ。

野沢 :プラスチックでなく至って普通の紙製だから、シャフルしにくいなぁ。

(野沢、小笠原と塩田に27枚ずつトランプを配る。)

小笠原:……ポーカーってこんなに手札多かったっけ…?

塩田 :まぁ確かこんなもんだったろう。初めのうちは慣れないものさ。
    XPが出た時は2000の方が良かった、vistaが出た時はXPの方が良かったって言われるようなもんだ。
    いわばこの手札はvistaだ、今は馴染まなくともそのうちきっと良いと思えるはずさ。

小笠原:vista今でも良い評判聞かないけどな。良い評判が来る前にWindows7が来ちゃったけどな。ああ無情。

野沢 :あ、パソコンの話で思い出した。斎藤さんだって最初は苦労したんだよ、XPみたいに。

小笠原:また斎藤っすか。

野沢 :イケメンでもないのに自らイケメンを名乗ってしまいファンが激減、試合では未だに勝ったことが無く、リングの外でも女性にのされる始末。

小笠原:リングの中でも外でも本人に原因があるみたいだけど。

野沢 :そしてその状況は今も変わっていないんだ。

小笠原:んじゃ斎藤はvistaだ。vista斎藤だ。

野沢 :でも斎藤さん自身はいまのポジションも悪くないなと思ってるから平気なんだって。

小笠原:格闘家って妥協するもんなの?つーか斎藤情報はもういいわ!

塩田 :えっと、この手札で役を作って、強い方が勝ちとなる。これは分かるな?

小笠原:うむ。

野沢 :……?

小笠原:まだ別段難しいところに入ってないからね!頼むよディーラー!
    んで、どういう役があるの?

塩田 :確か同じ数字が2枚あるワンペアとか、それが2組あるツーペアとか…。
    連続した数字が5つ連なるストレートなんてのもあったな。

小笠原:今言ったのメッチャ完成してるんですけどコレ。ツーペアどころかセブンペアくらいあるんですけど。

塩田 :うーん、おかしいなぁ…。どこか間違えたのかなぁ…?

小笠原:いやそもそも手札の数おかしいって…。

塩田 :ストレートはひょっとして1から13まで全て揃えないと駄目だったのかな?
    ワンペアとかも5組で1役とかそんなんじゃね?

小笠原:役の難易度上げて誤魔化そうとしとるコイツ!
    つーか、確か手札を何回か交換することも出来たような気がするんだけど。

塩田 :あっ、それそれ!忘れてた!さぁ、俺の手札から1枚引いてくれ!

小笠原:え、お前の手札から…?まぁいいや…。

(小笠原、塩田の手札からカードを1枚引く)

小笠原:ハートの4か。あ、4は全種類揃ったな。結構強い役な気が。

塩田 :4枚揃ったらその手札は捨ててくれ。

小笠原:捨てんの!?せっかく揃ったのに!?フォーカードだっけ、こんな役なかなか出来ないと思うんだけど!

塩田 :今度は俺が引くぞ。
    …っと、ダイヤの7か。あ、俺も7が全種類そろったから捨てるわ。

小笠原:お前も捨てちゃうの!?フォーカード禁止とかそういうルールあったっけ?

塩田 :いや、こうしていって手札が無くなった方が勝ちとか、そういう…。

小笠原:じゃあババ抜きと変わらねぇよ!回転率が異常なまでに悪いババ抜きにしかならねぇよ!!
    第一、ディーラーである野沢がさっきから放置されてるとかおかしいじゃん!

野沢 :斎藤さんもまた最近は放置されてるなぁ。

小笠原:それ多分、弱いから試合組んでもらえないだけじゃない?

野沢 :まぁ斎藤さん自身はそういう放置プレイもアリだとは言ってるんだけどね。

小笠原:だから斎藤は何なの!?格闘家でなくそっち系の専門職の方が向いてるんじゃないの!?

塩田 :あっ!!

小笠原:ん、どうした?

塩田 :何かおかしいと思ったらこれ、手札が多いじゃん!!

小笠原:……今頃かよっ!!そんなの最初に指摘したわぁっ!!
    それをお前はvistaがなんやかんや言って!

塩田 :悪い悪い、今思い出した。手札は一人5枚だ。うん、そうだ。
    そんで一人2回くらいカード交換が出来て、そんで強い役作った方が勝つ、みたいな感じだったかな?
    んじゃ早速始めようか。

小笠原:もう、やっとだよ。野沢、カード配ってー。

野沢 :あ、また俺がディーラーなんだ…。このぞんざいな扱い、まるで斎藤さんじゃないか…!ムフフフェヘ…。

小笠原:……まぁね、他人の趣味に口出しはしないからね…。
    お、1と9がそれぞれ2枚で、あとは5、と…。これツーペアだよね、結構強いんじゃね?
    塩田の手が気になるけど、これは勝てるだろう。

塩田 :ム、なんだ小笠原、その顔は。さては強い手が入ったな?でも俺だって負けてないぜ?

小笠原:ムムッ、そうなのか…。んじゃここは5の1枚交換で。

野沢 :ここで俺は小笠原にカードを配ればいいんだな?

塩田 :そうそうそんな感じ。

小笠原:おっ!!また1が来た!これでスリーカードとワンペアか。確かこれフルハウスって言ってかなり強かった気がする。
    さぁ、塩田は何枚交換するんだ?

塩田 :俺は5枚全部交換する。

小笠原:さっきのハッタリかよ。とんだ見栄張りっ子だよコイツ。
    頑なに「高級」にこだわっていたところといい。

塩田 :!!ムフフフェヘ…。最強の役が出来てしまったぞ!

小笠原:5枚全部交換なのに!?つーかその笑い方お前らの間で流行ってんの?なんか不気味で俺は嫌だ。

塩田 :じゃあ早速手札を公開しようではないか。まずはお前のを見せて見せて。

小笠原:俺は1が3枚に、9のワンペアでフルハウス!これに勝てる役なんて本当に作れたのか?

塩田 :甘いな、俺のを見ろっ!!

(塩田、手札をテーブルに投げつける。しかしプラスチック製でなく紙製なため、ペサッと寂しい音しか出ない。)

小笠原:これはキング、クイーン、ジャック、あとは6と7…。え、これ役無しじゃないの?

塩田 :王家3人が揃っておいて役無しってことは無いだろ!!どや!!

小笠原:ハイ、俺の勝ちね。散々思わせぶりなこと言っといてこれかよ。

野沢 :あっ!!なんかその絵札の顔、全部斎藤さんに似てない!?

小笠原:どうでもいいわ!!心底どうでもいいわ!!
    ってあれ…本当だ、さっきのフィギュアそっくり。こんなこともあるもんだね。

野沢 :このトランプ一体どこで買ったの?

塩田 :ホビーショップさいとう、ってとこだけど。

野沢 :そこ斎藤さんのお店だよ!本職はおもちゃ屋さんなんだ!

小笠原:斎藤、格闘家じゃなかったのかよ!
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whitewhite    (14/29)
コント/月
安正:地震雷家事親父
前田:炊事洗濯盥回し
さっきからイジリにくいコメントばっか…。3連勝!whitewhite!

前田:お月さまおっきいねー
安正:ねー
前田:あんなにまんまるなのにおっきいのって僕は卑怯だと思う
安正:そんな事言ったらえびせんべいはどうなるのさ
前田:あれは平べったいからいいよ
安正:でもお月さまも平べったく見えるよ
前田:そっかなー
安正:だって立体感がまるでないんだもん
前田:それはここから見てるからだよ。近くで見たらきっと厚みが見つかるよ
安正:でもえびせんべいをいくら近くで見ても厚みは見つからないよ
前田:だって駄菓子だもん、しょうがないじゃん
安正:そっかー
前田:お月さまおっきいねー
安正:ねー
前田:でも、お月さまが本当に平べったいんだとしたらどのくらい平べったいんだろう
安正:コンコルドくらいじゃない?
前田:いや、いくらなんでも戦闘機と天体を比べるのは恐れ多いよ
安正:じゃあ何と比べるならいいの?
前田:他ならなんでも大丈夫
安正:じゃあポケモンジェット
前田:なんで飛ぶものと比べたがるの
安正:なんかうまい具合に平べったいものが思い浮かばないよ
前田:よーし、第17回全日本平べったいもの選手権
安正:前に16回もあったんだ
前田:ちなみに下敷きが16連覇中
安正:それこそ卑怯だよ
前田:そっかなー
安正:だって、もともと平べったくない地形を平べったくするためにあるのに勝てるわけないじゃん
前田:じゃあ、今回は棄権ということでボブスレーでシャーッとしとくね
安正:そんなことしたらもっと平べったくなっちゃうじゃないか
前田:だって文房具だもん、しょうがないじゃん
安正:そっかー
前田:お月さまおっきいねー
安正:ねー
前田:というわけで、今回の平べったいもの選手権の出場者はえびせんべい、ふがし、べっこうあめ、月の4人です
安正:単位それでいいのかなぁ
前田:さて、どうやって決めようか
安正:過去に16回もやってきたのにその辺曖昧なんだ
前田:決まってるのは優勝賞品がドラゴンボールだってことくらい
安正:下敷きは2匹も神龍呼べるじゃないか
前田:いや、2と7分の2匹だよ
安正:そんな尻切れた神龍見たことないよ
前田:そっかなー
安正:それに下敷きが神龍呼んだところで何お願いするのさ
前田:もっと平べったくなりますようにって
安正:どれだけその大会に賭けてるのさ。ちょっと棄権にさせちゃって悪い気になってきちゃったよ
前田:だって文房具だもん、しょうがないじゃん
安正:そっかー
前田:お月さまおっきいねー
安正:ねー
前田:月が赤い
安正:新世紀のなんかだ
前田:赤いのに平べったいってえびせんべいみたいだね
安正:あれは桃色に近いよ
前田:じゃあ下敷き?
安正:無地の下敷きだったら赤色多そうだけどさ。決めつけるのは下敷きに悪いよ
前田:そっかなー
安正:折角2回も神龍呼んだんだから、模様付けてもらえますようにとかお願いすればいいのに
前田:そんなことしたらその模様の部分が視覚的に浮かび上がってるみたいになって厚みが生まれちゃって不利になっちゃうよ
安正:でも、えびせんべいは青海苔とかの模様があるのに厚みが見当たらないよ
前田:だって駄菓子だもん、しょうがないじゃん
安正:そっかー
前田:お月さまおっきいねー
安正:もはやただのブリッジだねー
前田:でも、なんでこんなにお月さまはおっきくて丸くて平べったいんだろう
安正:そもそもお月さまじゃないけどね
前田:え、そうだっけ?
安正:見たら分かるじゃん
前田:じゃあなんで君も「ねー」って言ってたのさ
安正:合わせたら楽しそうだったもん
前田:じゃあ、今までお月さまだと思ってたのってなんだったの?
安正:ほら、思い出してよ。僕達がそろばん選手権で優勝して
前田:ああ、そうだそうだ、それで優勝賞品のドラゴンボールもらって
安正:7分の1サイズの神龍出して
前田:で、お腹減ってたから「駄菓子がいっぱい食べたい」って言ったら、駄菓子屋が目の前に現れて
安正:そこの駄菓子屋のおじさんが太ってて
前田:こんなにまんまるなのに平べったいなんて卑怯だと思って
安正:君がボブスレーでシャーッとしたから平べったいんだよ
前田:そうか、だから赤いんだ
安正:・・・お月さまおっきいねー
前田:ねー
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マグネッツ    (5/20)
コント/野球終了後
吉田:ありがとうございました!
20回目で遂に400の壁突破!マグネッツ!

古田 こちら、甲子園球場ではかつてない熱気に包まれています!

(わーわー!)

古田 試合が終了したにもかかわらず、ピッチャーの吉田選手に熱い声が浴びせられています!

(わーわー!)

古田 さっそく、今日はストライクをひとつもとれず、エラー173回という驚異的な記録をたたき出し、
   守備の最中にファーストとぶつかり全治数か月のケガを負わせ、
   ベンチで転び監督とぶつかり監督に全治数年のケガを負わせ、
   途中の大暴投でショートに向かってボールをぶつけてしまい目に重いケガを負わせ、
   その他いろいろあって阪神のいろいろな選手をいろいろとケガを負わせた、   
   元阪神の吉田投手にインタビューしてみましょう。

(吉田死ねー!それでもプロだったのかー!)

吉田 嘘だ・・・。こんなん嘘だ・・・。俺はまだ阪神の選手だ・・・。

古田 いやぁ、すでに会場のファンは六甲おろしならぬ「吉田おろし」の歌詞を作成しておりますね。

吉田 夢だ・・・。これは夢なんだ・・・。俺はまだプロ野球選手だ・・・。

古田 ここで勝てばリーグ優勝だっただけにファンの怒りも並みではないですからね。

吉田 虚偽だ・・・。こんなん虚偽だ・・・。
    そうだ、俺は勝っだ。俺は勝ったんだ!負けたなんて嘘だ!

古田 ・・・現実、ですよ。

吉田 ・・・目を覚まさせやがって!悪魔か!こいつは悪魔か!

古田 私ごときで怖がってちゃダメですよ?このドーム内の3分の2以上は死神の大群で構成されてますから。

吉田 よりによってホームだもんな・・・。甲子園球場とかなくなればいいのに!

古田 高校球児の夢を潰さないでくださいね。

吉田 こっちは夢も希望もつぶれてるんだよ!

古田 もう逆ギレじゃないですか・・・。気持ちは分かりますけどね。

吉田 近所の人にも顔向けできない・・・。はぁ・・・こんなことなら家を大阪に建てるんじゃなかった・・・。

古田 あ、家族の方はすでに神奈川のほうに避難を開始しているそうですよ。

吉田 迅速な行動!まだ試合終わって30分なのに・・・。

古田 神奈川県警の半分が吉田さん一家の護衛についているのでひとまずは安心です。

吉田 逆に怖いわ!なんで警察沙汰になってるの!しかも酷く護衛多いわ!

古田 今や大阪府警VS神奈川県警の対決もヒートアップしてますね。

吉田 大阪府警は敵なの!?警察が私的な考えで動いちゃダメでしょ!?

古田 せっかくなのでその他の吉田さん関連のニュースも報告しておきますね。

吉田 ちょっと待って!その他のって何!?いっぱいあるの?

古田 まず、道頓堀川に生ゴミなどを廃棄したとして3名が逮捕されています。

吉田 そ、それは僕何か関係あるかな・・・?

古田 取り調べによると「最後に吉田を投げ入れようとしていた」と、供述していたとの事です。

吉田 ・・・怖い!無事に大阪から抜け出せるだろうか・・・。

古田 大阪府警は3人を直ちに釈放、大量の廃棄物を3名に贈呈しました。

吉田 支援してる!警察が!警察が支援してる!そこは人間である以上差別してはいけない!

古田 大阪府の緊急条例で「吉田投手は人として認められない」というのが370対0で可決されましたから・・・。

吉田 それだけいるなら誰か異論唱えようよ!ここで前例作ったらのちのち差別が広がる・・・とかもっと考えられないの!?
    大体にしてまだ試合終わってから30分だよ!?もっと手順踏もうよ!

古田 あとはこの30分で大阪府内でのモデルガンの売り上げがぐーんと伸びているそうですね。

吉田 この30分で!?撃つ気マンマンじゃん!みんな行動早いよ!いったん頭冷やそうよ!

古田 人生、諦めも肝心ですよ。

吉田 うるせえ!お前に俺の気持ちなんか分かるかよ!ここまで負け続けた上にこの罵声だぞ!一人で泣きたいわ!

古田 ・・・私だってアナウンサー全員でじゃんけんして完膚なきまでに叩きのめされましたわ。

吉田 スケールが違うわ!そっちは実害ともなわねえだろ!

古田 そのせいで吉田投手のインタビューとかに駆り出されて・・・。

吉田 罰ゲームなの!?俺へのインタビュー罰ゲーム感覚なの!?

古田 女子アナはすでに近寄りたくないとか言ってますし。全員命がけでじゃんけんしてましたよ。

吉田 野球の世界は恐ろしいや・・・。3時間程度の試合で人生も地位も全部ひっくり返ったよ・・・。

古田 さて、そろそろインタビューしないといけませんね。
    ・・・ファンの皆さんに何か弁解とかあります?

吉田 ・・・そもそもなんで俺以外のピッチャーがいないんだよ!!

古田 赤坂投手は風邪、青山投手も風邪、黒岩投手も風邪・・・ってか投手陣全員風邪ですからね・・・。

吉田 何この大流行!?なんで、逆になんで俺だけ風邪引けなかったの!?
    ってか、さっきから俺のせいにばっかりしてるけど、ピッチャーがみんな休んだのも敗因じゃない!?そうじゃない!?

(バカだからに決まってんだろ!てめえのバカ棚に上げて弁解してんじゃねえ!)

吉田 もう今更その程度のベタな悪口ではへし折れん!でも、一応大阪の中では結構偏差値高い高校にいたんだぞ!海南高校だぞ!

古田 あ、その件なんですが、先ほど海南高校側が正式に合格と卒業の取り消しを発表しまして・・・。

吉田 今!?このタイミングで中卒に格下げ!?

古田 中学校側と小学校側もすでに記者会見の準備を整えてますよ。

吉田 何!?義務教育ですら取り上げられそうなの俺!?

古田 ・・・あ、今入ってきた情報によりますと、海南高校の生徒845人が自主退学を決定したそうです!

吉田 今退学したら確実に未来暗くなるよ!?冷静になってよ845人!

古田 ・・・あ、さらに情報が入ってきました!「吉田おろし」のCDが早くも各地CDショップで完売となっているようです!

吉田 行動が迅速すぎるって!ついさっきまでまだ歌詞考えてた段階だったでしょ!

古田 すでにミリオン間近みたいですね。

吉田 早いってば!作る側も買う側も!

古田 さて、球場でも「吉田おろし」の大熱唱が続いている中ですが、そろそろ中継のほうを打ち切りたいと思います!失礼します!

(古田とカメラマン、急いで吉田のそばから逃げ出す)

吉田 ちょっと!露骨に嫌そうな顔して逃げないでよ!
    ・・・俺もそろそろ球場でようかな・・・。
    「もし死神がいたらこんなんなんだろうなぁ・・・」な人たちがいっぱい観客席にいるし・・・。






(♪吉田おりろよ颯爽と〜)

俺は颯爽と球場を飛び出した。
後ろで鳴り響く吉田おろしの声、もはや虎と化した群集が襲い来る。
これでも俺もプロのスポーツ選手・・・・・・だった。一応、足には自信がある。
ひたすら逃げる、ひたすら逃げる。
「疲れた・・・」と思って立ち止まるが最後、モデルガンやらマシンガンやら鮫やらを持った虎達が僕を撃ちのめすだろう。
ひたすら逃げる、ひたすら逃げる。
気がついたら朝になっていた。太陽がまぶしい。
どれだけ走ったのだろう、見たことのないキレイなお花畑に来ていた。
虎たちもいつの間にか消えていた。あたり一面ヒマワリでいっぱいだ。

そうか・・・ここが天国か。
こんな俺でも天国に来れたのか・・・。

もうどうでもいいな。僕はずっとヒマワリを眺めていた。
「キレイだなぁ・・・」
ヒマワリたちはスッとまっすぐ伸びていた。
ヒマワリたちはまるで太陽かのようにまぶしかった。
「キレイだなぁ・・・特に花びらの黄色と種の黒との対比が・・・
ん?黄色と黒・・・?」















虎だった

吉田:市河さんはベイスターズファンでしたっけ?
市河:あ、うん、そうだよ。
吉田:まあ僕ら野球詳しくないんで話題広げられないんですけどね。
市河:じゃあなんで聞いた!
古田:やっぱりベイスターズファンっていうとあれですか?星のかぶりものして町出歩いたり?
市河:しねえよそんなこと!
古田:しないんですか・・・。
市河:お前ベイスターズファンなんだと思ってんだよ。
吉田:いや、僕ら本当に野球のこととか知らないんですよ・・・。
古田:てっきりみんなするもんかと思ってました・・・。
市河:いくらなんでもそれはねえだろ。常識的に考えて。
古田:だって碓氷さんが・・・。
碓氷:(いつの間にか星のかぶりものをして座っている)
405/545KB

【残念ながらオンエアを逃した皆さん】

コントラスト 373KB
田中:あぁ〜、悔しいね。でも、今やれる事は出来たって感じだから満足です。
柳田:いや、なにゆうてまんねん、田中はん!ホンマ、どつきまわしたろか!
田中:……相方が、誰かに関西弁をうつされたようです。
インタープラグ 353KB
八神 コントってむずいな。
綿谷 敗因はいつもよりテンションの高かった八神くんのツッコミのせいです。
八神 !?
ハイビスカス 133KB
瀞巻:この場に出れてるだけで満足です。

落葉:ずいぶんポジティブだね。

【ジャッジペーパー】(敬称略)上から、
スリーオール モン torota ザブマリン 銀沙灘

1組目 コントラスト
・柳田さんが転校するのにもかかわらず修学旅行の班決めで焦ってたりなど、
 無理に読者を裏切ろうとして話が破綻してしまっている印象を受けました。
 そこ以外ではアメリカ要素を入れていくボケが良質で面白かっただけに
 「植民地になった」というボケを早く導入しても良かったと思います。(48点)

・これは…もう設定で笑ってしましますね。いい意味で下らないといった感じでしょうか
 母がスティーブン・セガールのくだりはもう最高でした!
 ただ、ちょっときついなーというのがちらほら…シュールすぎてついていけないといった感じでしょうか?
 もう少しべたに抑えてもいいのかなと思いました。(79点)

・めっちゃ面白かったです。
 天丼の使うタイミングが秀逸でした。

 結構平坦に終わっちゃったので
 もう2個ぐらい大きな盛り上がりがあったら
 最高でした。でも十分面白かったです。(85点)

・ネタの発想がいいですね。好きだったのは(あ、そうだ、ハハハハハハ)と変化をつけたところです。
 もっとバリエーション増やしてもいいと思いました。
 ただツッコミが今一つのように感じました。星条旗弁当の青い部分も結局そのままだったのと
 『お前、「うどん派とそば派」について語るときと同じテンションで語るなよ!』というのが分かりづらかったです。
 それと植民地発言の後でボケツッコミが入れかわった感じがするので少し戸惑ってしまいました。(48点)

・ちょっと設定の説明に時間を多く割いてしまったかな、と。
 修学旅行のくだりまでは植民地になった経緯を聞いて答えるだけだったので、
 もう少し変化をつけて説明して欲しいです。実際に何かアクションが起こってから聞くとか。
 修学旅行以降は植民地から発展したボケがメインだったので、もっとこのくだりを伸ばしてもいいんじゃないでしょうか。
 しつこいセガールボケ以外はなかなかアメリカンなボケが多く、設定を生かしてる感じがしたので。(51点)
2組目 ハイビスカス
・ここから展開すると面白くなってくるコントだと思うのですがその前に終わってしまって印象が残らなかった、という感じです。
 主要なボケが青汁だけでは心細いかなぁと思いました。
 だからそれ以外にも主力となるボケを作る、後々そのボケが生かされていくような展開を作る、
 など工夫していけば自ずとボリュームと内容が伴ったネタになると思います。(10点)

・これは…消化不良というか短いですね。もっと長いといい味?が出るコントなんだと思いますよ。
 ハイビスカスさんはいつもシュールなネタで奥深いコントなんですけどこれはちょっと浅いかな?
 話が急展開すぎるんですよね…見てる側がついていけてないんですよ。(25点)

・初めてネタ作ったのかと思われます。
 最初はでもこんな感じで良いと思いますよ。
 もっと他の人のネタを見てこれからもっと素敵なネタを書いていってください。(8点)

・すいません、クスリともこなかったです。
 ネタとしては雑すぎると思います。「円→縁」、「変えして→返して」の誤字ミス、
 200万の契約書→瀞巻:嘘だよ。→「金変えしてもらうぞ!」と展開の矛盾などチェックをしっかりしてほしいです。
 内容に関してはテーマが全く分かりません。
 コントのタイトルである7月21日をテーマにしても夏休み初日と最後の1文しかかかっていないので、テーマをはっきりしてほしいです。(3点)

・雰囲気はすごく好きなんですよ。生活感溢れる中で仲の良い2人がまったりと繰り広げるって感じが。
 ただ、あまりに内容が薄く短いです。夏休み初日という設定なら
 一緒に出かけたりとか一緒に宿題したりとかまだまだ手つけてない要素はいっぱいあるでしょうに。
 オチはなんで取り立てにくるの?という気持ちもありますけど、
 それ以上にほんわりしたこのコントにあんな黒いオチは似合いません。
 借金取りが実は瀞巻さんでドッキリでしたーってオチならピッタリなんですけどね。(5点)
3組目 チキンハートブレイカーズ
・要所要所に出てくる斎藤さん関連のボケが面白かったのですが、
 対照的にポーカーに関するボケが隠れてしまったように思いました。
 オチもちょっと唐突な感じがして物足りなく感じました。(70点)

・世界観にどっぷりとはめられました。確かにポーカーのルールはややこしいですね!
 何度も出てくる斎藤さんのフレーズも飽きませんでしたし最後の落ちも良かったです。
 だけど、世界観にはまるまでに笑いがなかったかな?
 後半にじわじわ来たけど最初の部分にもうちょっと笑いがほしかったです。(89点)

・まずめっちゃ読みやすかったです。
 話が混合してるのに1つ1つの話題を
 ちゃんと確立させて書けてるのは凄いと思いました。

 ただ決してダントツ1位取れるネタでは無いかなと思いました。
 作者さんがそれなりの順位に絞って書いたネタなら良いんですけど、
 ちょっとボケのパンチが無かったかなと思いました。
 斉藤さんももうちょっと工夫できたと思います。(63点)

・オチに関してはそっち(斎藤さん)を持ってくるかと思いました。vistaの例えがうまくておもしろかったです。
 4枚そろったら捨ててというのも良かったです。
 どちらかっていうとやや斎藤さんの色が強く、ポーカーのボケが薄れていると思ったんで、
 もっとポーカーのボケを増やしてもいいかなぁと思います。
 ポーカーフェイスやベットの駆け引きなど、少々専門的ではあるとは思いますが
 ルールや用語があるので、そういうのも使ったらいいと思いました。(73点)

・この塩田さんの知ったかぶりがいいですね。誤魔化し方やキョドキョドした仕草がツボです。
 野沢さんが放置されないように「斎藤さんファン」という役割を与えたのもさすがベテラントリオといったところでしょうか。
 ただ、斎藤さんは至って普通の変態でしかなく、斎藤さんを説明するくだりは特に面白みがありませんでした。
 美面戦士っていうキャッチフレーズを生かしたボケがもっとあれば変わってくると思います。
 あと最後、ゴミ箱に頭突っ込んでるフィギュアしか見てない小笠原が
 どうしてトランプの絵札の顔が斎藤さんに似てると共感できたんでしょう。
 ゴミ箱が網目状の金属製だったって可能性もなくはないですけど…フィギュアサイズじゃ見にくいんじゃないかなと。(88点)
4組目 マグネッツ
・行為に対して罪が重すぎて「そこまでしなくても・・・」的な感情を抱いてしまいました。
 吉田が故意じゃないというのもすっきり笑えない要因かもしれません。

 吉田への罰がかなり面白かっただけに読み手が「これなら重い罰でもしょうがない」
 というくらいの行為をした方がすっと笑うモードに入れるのではないかと思います。(48点)

・なんでしょう…?最初から最後まですごくよかったのですが急に尻すぼみしたかな?
 全体的にまとまっていた構成もよかったですし。笑いどころもきちんとしていましたけど…オチがちょっと意味わからなかったです。
 最後の落ちはもっと考えてもよかったかなと思いました。(65点)

・何が好きかって良い感じにふざけてる所ですw
 見てるこっちも凄いラフな気持ちで見れました。

 ボケがちょっと一本調子だったのが気になりました。
 ちょうど飽きてきた頃に急展開があったので良かったですが、
 もうちょっとボケの方向性あっても良かったんじゃないかなと思いました。(54点)

・オチが特に良かったです。あの4文字にインパクトを感じました。設定も展開も良かったです
 冒頭の元阪神の吉田投手と、すでに解雇されてることについてもう少し掘り下げても良かったかなぁと思いました。
 細かいところですと、
 古田 私ごときで怖がってちゃダメですよ?このドーム内の3分の2以上は死神の大群で構成されてますから。

 吉田 よりによってホームだもんな・・・。甲子園球場とかなくなればいいのに!
 で甲子園をドームとしているミスがもったいないと思いました。(87点)

・えー……甲子園球場は兵庫県警の管轄だというのはこの際気にしないでおきましょう。
 とにかく最初から最後まで笑いっぱなしでした。阪神ファンというのを上手く誇張表現できていたからでしょうか。
 弁解のくだりが短く投手全員風邪というボケもありがちだったので、ここさえ改良されれば95点は堅いです。(92点)

・(5点)
5組目 whitewhite
・淡々としていて読むほど混沌としてくる感じは充分出てると思うのですが、
 一つ一つの話題があっさり流されすぎていていたように思います。
 選手権のくだりなどはもっとじっくり展開させてもいいかなと。
 あとオチはブラックだから苦手というわけでは無いのですが出し方が唐突なので
 ブラックな「ボケ」にいく寸前といった印象を受けました。(48点)

・メルヘンなネタですね…個人的にすごくはまりました。
 最後の所って意外とブラックなような…でも落ちとしては完ぺきでしょう。
 ひらべったい選手権のくだりの天丼がなんかいやっても飽きないのがいいですね。
 こういう世界観とっても僕好きです。(100点)

・これもっと面白く出来ると思うんですよ。
 それぐらいこの作者さんは設定から設定への
 展開が凄い上手いと思います。

 ただ、ボケのパンチがもう少しって所で
 止まってしまう事が多いので、
 もうちょっと貪欲になってもいいんじゃないかなと思いました。(55点)

・シュールな展開のネタをうまく仕上げるのは流石だなぁと思います。
 1つ1つのボケがいいのですがこれといった強いボケがほしかったです。
 最後のオチでいろいろ回収してたら少し違和感が出てきたので、
 支離滅裂な感じよりも筋通ってた方がよかったかなぁと思いました。(71点)

・安正:もはやただのブリッジだねー
 これは卑怯でしょう。演者が言ってどうすんですか。
 下敷きからの平べったいもの選手権などボケの展開も突飛なものが多く、意表を突かれっぱなしです。
 しかし「前田:月が赤い」以降はさっき挙げたセリフ以外に特に面白いものがなく、
 尻すぼみでオチを迎えてしまいました。模様のくだりは丸々別のものに変えてもよかったと思います。(77点)
6組目 インタープラグ
・番人のキャラが独特で面白かったのですがオチがすっきりしない感じがしました。
 冒頭の待ち合わせが絡んでくるなどいろいろ他の案もあったのではないかと思います。
 また、各月のボケにもう少し引き込む要素が欲しかったです。(63点)

・どっとくる笑いがなかったのが残念ですね!ジョナサンの暗い感じのボケをツッコむのがポイントだと思うんですけど…
 なんていうかボケをころしているんですよね。生かしてあげなかったのが残念かなと思いました。
 でもこういう系統のネタ初めて見るんですけど個人的には好きなネタですね。(65点)

・途中雑な部分が多々あったんですが、
 それでも良い感じにムカつくボケがツボでした。
 4月辺りでがっちり掴まれました。
 応援してます。(64点)

・不意に来た「あ、このトマト旨い」がよかったです。
 ただ後半の失速感が否めません。前半押していたキャラ性も後半スパン短くなったせいで薄れてしまった気がします。
 俳句の部分もキャラにほとんど関連せず普通に詠んでしまった感じがします。
 ジョナサン、番人のキャラをもっと押したボケを使ったらよかったなぁと思いました。
 前半で言うと4月のくだりが「・・・な〜んちゃって」というセリフがかえって展開をぐだぐださせてしまったように思えます。(34点)

・1月から4月までは安定して面白かったんですが、5月以降は波が出始めました。
 傾向としてはジョナサンキャラをあまり前面に出すボケにいまひとつなものが多かったです。
 綿谷さん自らジョナサンキャラを押すんじゃなくて、たまにポロっと素のジョナサンが出るのが面白いんで。
 もうちょいジョナサンキャラを控えめにして、5月・7月・8月を練り直すとよくなると思います。(65点)

【第280回結果表】 平均KB 351.7KB
ユニット名KBOA率BR
チキンハートブレイカーズ4379/12
whitewhite40914/29
マグネッツ4055/20
コントラスト3731/4
インタープラグ3535/18
ハイビスカス1330/1
チキンハートブレイカーズ、マグネッツが高得点で連敗を2で止めた。
whitewhiteは7回目のオーバー400で今期3勝目。
漫才編とは違い、平均KBがやや高めのバトルとなった。