第277回 青沢オンエアバトル 市河:以上で計量は終わりました。 オンエアされる上位3組の発表です! |
安物鬼 (2位) |
お見事9連勝! |
六本木心中 (1位) |
今期2勝目! |
リーベルパウンド (3位) |
初挑戦初オンエアだ! |
六本木心中 (2/2) |
コント/陸上界の夜明け |
酒井「ソープ!」 唐沢「これが・・・ソープランド・・・!」 早月「いやこれはソープランドじゃねえから!」 |
もう2人で本場に行っちゃえばいいと思う。ハイスコアで2連勝!六本木心中! |
唐沢「コンコン。失礼します」
酒井「はい、どうぞ」
唐沢「初めまして、私今回インタビューさせていただく、月刊アスリート編集部の唐沢と申します。こっちは部下の早月です」
早月「あ、初めまして…本日はよろしくお願いします」
酒井「…よろしくどうぞ(ウィーン)」
早月「えー…それでは早速、インタビューに入らせていただか、いただけ、いただ…」
唐沢「おいおい、早月君もっと落ち着いて」
早月「はい、すいません…」
唐沢「すいません、彼、酒井選手に会えてすっかり緊張してるんですよ」
酒井「そうなんですか?(ウィーン)」
早月「は、はい…すいません」
唐沢「ははは、でもまぁ彼が緊張してしまうのも仕方ないですな。なにしろ、あのウサイン・ボルトを破った日本人とこうして相対してるわけですからね」
酒井「いやあれは偶々ですよ(ウィーン ガシャ)」
唐沢「またご謙遜を」
酒井「いえ、勝負なんてものは結局は確率論、つまりすべて偶々起きる事なんです。
ただ、その偶々の確率を少しでも上げるために、アスリートは日夜努力しているんですが(ピー)」
唐沢「おっといきなりこれは…早月君、ちゃんとメモったか今の名言」
早月「あ、はい…えーでは質問です。
先日の世界陸上でウサインボルトを破り……4秒8というタイムで優勝された酒井さんですが、その時の心境を教えてください」
酒井「うーんそうですね。ちょっと待ってください」
早月「あ、はい」
酒井「今思い出しますから」
早月「……」
酒井「(ウィーン ピー ウィーン ピピー ガション ピローン)思い出しました。
あの時はただただ嬉しかったですね、正直勝った直後は実感がわかなかったですけど」
早月「……」
唐沢「早月君?」
早月「あ、はい、すいません…。周囲の反応はいかがでしたか?」
酒井「そうですねーちょっと待ってください(ウィーン キュルキュル ヴィー ガッション ガッション チュイーン)」
早月「………………」
酒井「(ピローン)やはりずっと二人三脚でやってきた、システムエンジニアの佐藤さんが一番喜んでくれましたね」
早月「システムエンジニア…」
酒井「ええ」
早月「コーチではなく?」
唐沢「早月君」
早月「…………すいません、ちょっと外してもよろしいですか?唐沢編集長、ちょっと」
酒井「ええ、いいですよ(ウィーン)」
唐沢「どうしたんだ早月、さっきからおかしいぞお前」
早月「…………メカですよね?」
唐沢「……ん?」
早月「メカ、ですよね?」
唐沢「…………メカではない」
早月「いや、絶対そうでしょあいつ!だって喋るたびに機械音全開じゃないですか!」
唐沢「機械音なんかしてない!」
早月「ウィーンウィーン言ってたじゃないですか!だいたい4秒8ってタイムなんすか!驚異的とかそういう次元じゃないでしょ!?アホですよ!」
唐沢「早月、落ち着け!」
早月「あと思い出しますねとか言って、あいつデータ検索かなんかしてましたよね!機械音半端じゃなかったですもんね!」
唐沢「早月っ!!声がでかい!!そんなことより、あの件、しっかり聞くんだぞ?」
早月「…あの件ってなんですか」
唐沢「ほれ、ドーピング疑惑だよ」
早月「いやもう会ってメカだってわかったからいいですよ!ドーピング以前の問題ですよ!」
唐沢「そうはいかないだろ!あっちサイドからの要望なんだし」
早月「だいたいそんなやらせ質問、僕は最初から嫌だったんですよ…」
唐沢「子供みたいなこと言うな。いいか、訊けよドーピングのこと」
早月「そんなの…血まみれの包丁持ってる奴に万引きした?って聞いてるようなもんですよ…」
唐沢「その例え…嫌いじゃない」
早月「なんだこの上司」
唐沢「いやいやすいません!お待たせしちゃいまして」
酒井「いえいえ、別に(ウィーン)ですよ」
早月「機械音で良く聞こえねぇよ…」
酒井「なにか?(ピー)」
唐沢「いえいえこっちの話です!ほら早月君。インタビュー再開して」
早月「…………えー…酒井選手も御承知のことだとは思いますが、今世間では酒井選手に対する称賛の声と共に、ある疑惑の目が向けられています」
酒井「……ドーピング、ですか(ウィーン)」
早月「……いや僕はそれ以前にね」
唐沢「そうです!ドーピング!どうなんですか!ドーピングされてるんですか!
急にこんな質問して申し訳ない!急にね!アドリブ的な質問でホント申し訳ない!」
早月「編集長下手くそ過ぎます!」
酒井「……残念です…汗と努力の結晶がそんな言葉で汚されてしまうなんて悲しいです(ガション)」
早月「最後のガションがなきゃいいこと言ってんのにね」
唐沢「早月!」
酒井「でもこれだけは信じて欲しいんです…(シュゴー)…佐藤さんのエンジニアとしての腕を!!(プシュー!!)」
早月「エンジニアとしての!?」
酒井「そうです!彼は本当に優秀なエンジニアなんです!!だからドーピングなんてしてません!!(ウィーン プシュー)」
早月「いやもう論点そこじゃないわ!!」
酒井「ドーピングなんてしなくても僕は……(シュイーン)あ、肘からSDカード出ちゃった」
早月「編集長ぉぉぉぉぉぉ!!」
唐沢「なんだ早月ぃぃぃぃ!!」
早月「ちょっと一旦表にぃぃぃ!!」
唐沢「わかったよぉぉ!!そういうわけでちょっとすいません!!」
早月「あいつもう開き直ってますよ!!メカだっての隠す気ゼロですよ!!」
唐沢「いやそれはお前の捉え方であってさ…」
早月「捉え方もクソもあるか!!肘からSDカードでる人間なんていねぇよ!!」
唐沢「落ち着け!早月落ち着けー!」
早月「落ち着いてられるわけないでしょ!!世界記録保持者がメカだったんですよ!?」
唐沢「……いやそれは」
早月「どういうことなのか説明してください編集長!!」
唐沢「……………………誰にも言わない?」
早月「小学生か」
唐沢「いや、マジで。シーッな?マジで誰にも言わないなら教えてあげる」
早月「……わかりましたよ」
唐沢「よしよし。実はさ…………あいつ、メカだよ」
早月「相対すれば誰でもわかるわ!!なんでメカが陸上の大会出てるんですか!」
唐沢「これには深い事情があるんだ……」
早月「なんですか…」
唐沢「…もうなんかさ……ボルト速過ぎて人間じゃ勝てないじゃん」
早月「……諦めちゃったよ!!」
唐沢「そんなわけでこれはもうメカしかないですな、と」
早月「メカしかないですな、じゃないですよ!メカは駄目なんですよ!」
唐沢「しょうがないだろ!もう走っちゃったんだから!!」
早月「…なんだその言い分!!僕だってスポーツジャーナリストの端くれです、こんなこと認めるわけにはいきません!!」
唐沢「…お前が認めないからどうだってわけ?」
早月「…それは…JOCとかに報告して…」
唐沢「早月…これはな、もはや国家プロジェクトなんだよ!」
早月「体育バカだけじゃなく、国家レベルでバカかよ!」
唐沢「既に莫大な予算がつぎ込まれ、日本が誇る頭脳を集めたプロジェクトチームが結成され誕生したのがあのSAKAI2009なんだよ!」
早月「なんかロックのお祭りみたいな名前!そんでASIMOからの進化のスピードおかしいだろ!」
唐沢「正直、国家予算の半分はこれにつぎ込んでるからね」
早月「なにしてんだよ!もっとあるだろ税金の使い道!」
唐沢「そんなわけだからこれ以上、メカだなんだと騒ぎ立てるな…消されるぞ」
早月「……でも、なんでこんなこと、他の国が抗議して来ないんですか!
大体一緒に走ってるランナーも気付くでしょ!隣でウィーンウィーン言ってるやつ居るんですよ!?」
唐沢「いや、むしろ『その手があったか』ってことで、先進諸国では開発競争が激化してるとこだし」
早月「もう先進国滅べよ!」
唐沢「いくらジャマイカが新たな陸上王国だからと言って、技術力で先進国に勝てるわけがない!!」
早月「もうスポーツの本質、宇宙の彼方に吹っ飛んじゃったね!ただの戦争だね!」
酒井「(ガチャ)あのー…」
早月「……なんだよ!!」
酒井「ちょっと充電切れそうなんで、一旦僕電源切っていいですか?」
早月「…いいわけねーだろぉぉ!!誰のせいでこっち揉めてると思ってんだよ!!」
唐沢「今戻りますんで!ほら早月、インタビュー再開だ!」
早月「嫌ですよ!だいたい、なんでこんなインタビューしてるんですか!メカだっていうのばれちゃうでしょ!」
唐沢「いやだから逆にってことだよ!」
早月「何がだよ!」
唐沢「さも平然と、メカっぽいこと言っちゃえば、世間もなんとなく全部許しちゃう気がするじゃん?」
早月「しねぇよ!そこまでバカじゃねぇよ!ていうか編集長完全にそっちサイドの人間じゃないですか!」
唐沢「当たり前だろ。マスメディアなんか全部抱き込まれてるに決まってるよ」
早月「腐りきってやがる…!もう俺はこんな仕事やめてやる!」
唐沢「ごちゃごちゃうっせ!いいから続きだオラ!もう俺がインタビューするからお前書記な!
この仕事きっちりこなしたら…秘密を知られた以上、お前にも然るべき地位を与えるから…」
早月「そんなもんいらねー!」
唐沢「言っとくけどな……さっきからSAKAI2009の耳のホーミングミサイルはずっとお前に照準合わせてるからね?」
早月「……もうただの兵器じゃねぇか!!」
―――――今後タイムは更に縮められそうですか?
酒井:そうですね、これからは背中のブースターの調子ももうちょと上げていきたいですね。
ていうか、エンジニアの佐藤さんに頑張ってもらって。そうすれば、夢の3秒台、いけると思います。
―――――3秒台ですか。
酒井:はい。あとはまぁ、足取っちゃって四輪にしちゃうっていうのも考えてます。
二足歩行だとやっぱ限界あるんですけど、タイヤにしちゃえばまだまだいける感じはしますね。単純に車が好きっていうのもありますけど(笑)
―――――好きな車種は?
酒井:ポルシェです。
―――――では来年のオリンピックに向けての抱負を。
酒井:やっぱり各国とも僕の世界記録に触発されて、次々と新しい技術を導入してくると思います。
でも僕、ていうか佐藤さんも頑張ってくれるはずです。
いや佐藤さんは本当にいいエンジニアなんです。この前僕がフリーズした時のことなんですけど…
(月刊アスリート11月号より)
実況「さぁついにやって参りました、オリンピック陸上の花形種目、男子100m決勝です!解説の日本陸連会長 唐沢さん、どうでしょう?」
解説「非常に楽しみですねー。特に4レーン日本の酒井選手。一年前の世界陸上で彗星のごとく現れまして、
それからこの一年の間にタイムを1秒以上縮めて、3秒50ということでね。優勝候補だと思います」
実況「たしかに大いに期待したいところです。ただですね、アメリカも去年から本腰を入れ始めまして、ついにNASAが動き出したという…」
解説「ええ、非常に強敵だと思いますね。その他の先進諸国も楽しみです」
実況「一方で、アフリカとか南米の選手はほとんど予選で散りましたね」
解説「やはりこうなってくると技術的な格差というものが浮き彫りになりますね。
先進国バンザイですよ。そういえばボルトは陸上やめちゃいましたね」
実況「さぁ間もなく決勝始まります!各国代表の選手もジャージを脱いで…!!
おおっと!!ロシア!!なんと、タイヤです!!足の代わりにタイヤ!!中国の選手もこれはタイヤですね?」
解説「大一番で勝負してきましたねー…」
実況「8ヵ国中6ヵ国がタイヤを装備していまして、これはもはや人の顔がついた自動車、機関車トーマスの亜流みたいな感じですが……
おおっとぉぉぉぉ!!!アメリカ代表と日本代表はなんと!翼です!!翼が付いています!!」
解説「ほぉぉ、遂に飛びますか!!」
実況「いや凄いことになってきました!さて3レーンと4レーンが日本とアメリカ代表のレーンなのですが……
あ、1レーンと8レーンに分けられましたね。翼がぶつかっちゃいますもんね」
解説「こりゃもう、陸上は飛行場で開催する時代になりそうですな」
実況「さぁこれは実質、日本とアメリカの一騎打ちとみていいですかね?」
解説「そうですねー。他国の選手・コーチ陣は『その手があったか』って顔してますからねー。
半分諦めてると思います。予選落ちした選手たちはスタンドで泣いてますね。彼らも陸上はやめるでしょう」
実況「ではもう一度出場選手を紹介しますが…もはや選手名はめんどくさいので省かせていただきます!
えー1レーンから、飛行機、車、車、車、車、車、車、飛行機です!唐沢さん、これはエコじゃないですね!!」
解説「ええ、エコではないですね、でも速ければいいと思います」
実況「さぁ各レーンともエンジンの暖めが完了しまして…まもなくスタートです!緊張の一瞬………」
(セット・レディ…パーン!)
実況「いまスター…うわすごいエンジン音!!!」
(ゴォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!)
実況「これ……すご……あっと……空……」
(ゴォォォォォォォ……)
実況「…………お聞きになりましたでしょうか今の爆音!!すごい加速力でした!!
日米共に一気にトップスピードに達し、2レーンから7レーンの車をジェットエンジンで吹き飛ばし、
ほぼ同時にゴールを駆け抜けてそのまま空の彼方へ消えていきました!!
あまりのことに満員のスタジアムは何が何やら理解できていません!!
……日米同着!!そしてタイムは……2秒92!!」
解説「やったー!!!」
実況「夢の2秒台!!ついに!!人類は禁断の2秒台に足を踏み入れたー!!!
トラックリポートは日本陸連副会長の早月さんです!!早月さん!!!いかがですか!!!!」
早月「…………はい…メ…人類には無限の可能性が秘められていると思います…今後どこまで記録が伸びるのか、非常に楽しみです……」
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リーベルパウンド (1/1) |
漫才/結婚式のSIKAI |
古城:俺らイカしてね? 氷谷:初オンエアとかトガっとる。 |
六本木心中さんのネタのせいでタイトルが「結婚式のSAKAI」に見えた人は絶対いるはず。初オンエア!リーベルパウンド! |
古城:どうもリーベルパウンドです。
氷谷:いやあ、切れ痔な女の子と結婚したいよ。
古城:キレイなでしょ。ケツ真っ赤な女と進んで結婚しようとは思わんわ。
氷谷:結婚したいね。
古城:お前はどういうのがタイプなの?
氷谷:芸能人でいったら柴咲コウだね。お前は?
古城:俺は滝川クリステルみたいな子がタイプかな。
氷谷:ハーフの美人が好きなのな。
古城:まぁ、そういうタイプが好きだな。
氷谷:という事は、半漁人でもオッケーか。
古城:どのレベルのハーフをチョイスしてんだよ!
氷谷:人面犬は?
古城:だからそんな守備範囲広くねぇわ!
あのな、俺が言ってるハーフは日本人と外国人のハーフだから。
氷谷:あー日本人と外国人か、汚らわしい。
古城:紛らわしいだろ!
大体、切れ痔な女と結婚したいとか言っちゃったお前の方がよっぽど汚らわしいだろうが。
氷谷:まぁ、ハーフの美人と結婚したいわけか。
古城:そうだよ。
氷谷:なら、結婚式は俺が司会やってやるよ。
古城:いいのかい。
氷谷:これより、古城家とシェイ家の結婚式を行います。
古城:お、アジア系の外国人っぽい名前。
氷谷:それでは新郎新婦誕生です。
古城:まだ産まれてなかった!
今から産むんじゃ結婚式終わるのにえらく時間がかかるぞ!
氷谷:母親入刀。
古城:ケーキ入刀的な感じで帝王切開の流れに持って行くな。
いきなり違うから、新郎新婦入場な。
氷谷:それでは新郎新婦入場です。
古城:そうそう。それで次は入場テーマが。
氷谷:パパパパーンパパパパーン。
さあ、今二人が腕を組んで入場してきました。
古城:そうそう。そんでちょっとしたら馴れ初めとかあるけどね。
氷谷:それでは二人の馴れ初めを話させて頂きます。
新郎古城幹さんは栃木県で産まれ、栃木県で育ってきました。
古城:うんうん。
氷谷:一方、シェイさんはタイのバンコク正式名称はルンテープ・プラマハーナコーン・アモーンラッタナコーシン…。
古城:バンコクの正式名称は長いからやめろ!
普通にバンコクでいいんだよ、バンコクで。
氷谷:シェイさんはバンコクのタイ女です。
古城:そこをいじるな!半漁人みたいになるから!
氷谷:タイのバンコクで産まれて育ってきました。
ちなみにシェイさんはいつも胸にパットをつけてます。
古城:今の絶対言ったらダメな情報だろ!
氷谷:二人は5年前に日本で運命の出会いを果たしました。
古城:いい感じの出会い頼むよ。
氷谷:シェイさんはゴルフプレイヤーで古城さんもゴルフが趣味でした。
古城:出会いがゴルフ場だったのかな。
氷谷:ホールに頭を突っ込んで抜けなくなっていた古城さんをシェイさんが助けてあげたのがはじまりでした。
古城:どんな状況だよ!
氷谷:古城さんはそんな優しいシェイさんに恋をしました。
ホールだけでなく色々な所に首を突っ込んでいきますね。
古城:やかましいわ!
氷谷:そして数ヶ月後二人は付き合う事になりました。
古城:自分の事を言うのもアレだけどよく付き合う気になったな。
氷谷:しかし、シェイさんが仕事の都合でアメリカに行く事になり遠距離恋愛に。
古城:まぁ、ゴルフプレイヤーだからしょうがないけどね。
氷谷:ですが、二人はゴルフボールに手紙をくくりつけて相手の所に飛ばして文通を成立させました。
古城:日本からアメリカってぶっ飛ばし過ぎだよ!タイガーウッズもビックリだわ!!
氷谷:そしてしばらくして、シェイさんは日本に戻って来ました。
古城:あー戻ってきたのな。
氷谷:しかし日本に戻ってすぐのシェイさんはとてもスランプでした。
古城:そんな事があったのか。
氷谷:昼はパットを外し、夜は別のパットを外し。
古城:それはあっても言うなよ!
氷谷:パッとしない…。
古城:パットはもういいよ!ここまで来たらかなり面倒臭いわ!
氷谷:ですが、古城さんの励ましでスランプも脱出。
古城:そうそう、そういうのそういうの。
氷谷:昼はナイスバーディ、夜は胸以外ナイスバディー。
古城:だからそういうのはいいんだよ!
氷谷:そして古城さんが結婚を決意させたのはシェイさんが自分の親に優しくしているのを見てでした。
古城:まあ、やっぱり自分の親に優しくしてくれる人はいいね。
氷谷:ゴルフボールが頭に当たって怪我をしているお父さんに毎日お見舞いに行くシェイさん…。
古城:それ、文通してた時のやつだろ!
氷谷:そんなわけで二人の未来は明るいでしょう!
古城:全然お先真っ暗だよ!
氷谷:え?真っ暗ってまたホールに頭突っ込んでるんですか?
古城:違うわ!もういいからケーキ入刀とかいこう。
氷谷:次はホテルの屋上からケーキを落とすコーナーです。
古城:お前それどんなコーナーだよ!
氷谷:ケーキニュートンのコーナー。
古城:このタイミングで万有引力の証明するってなんなんだよ!
氷谷:大丈夫、次はサプライズ用意してるから。
古城:なんだい。
氷谷:次はサプライズゲストの登場です!
古城:なんだなんだ。
氷谷:ツチノコでーす。
古城:サプライズすぎるよ!ツチノコ紹介したら結婚式の印象思いっきり霞むぞ!
氷谷:あと、頭からケーキをおもいっきり被った小林先生!
古城:屋上からケーキ落とすから可哀想なことになってるじゃねえか!
氷谷:ダメか。
古城:こんなんダメだよ。
お前、結婚式の司会を中途半端な気持ちでやってるからダメなんだよ。
氷谷:ハーフだけに中途半端でしたか。
古城:いいかげんにしろ。
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安物鬼 (25/29) |
コント/ピザ屋 |
禿:今期3勝目ありがとうございます! 鬼:HAHAHA〜〜〜〜〜またオーバー500だと言うのかい? 禿:今回のはこじんまりとするだろ、300後半とか。 |
微妙なことに400KB台に乗っちゃいました。9連勝!安物鬼! |
禿:あー腹減ったな。深夜11時だからメシ作るのもめんどくせえな。
そうだ、ピザ屋に出前頼むか。トゥルルル・・・
鬼:ガチャ。はいこちらフリスビー・・・あっ!ピザ屋です。
禿:そこは間違えねえだろ!似てるの形だけだよ!
鬼:ピザの宅配でしょうか?
禿:今の時間帯、お願いできるかね?
鬼:そうですね・・・当店働くのは1日1時間と決めていまして。
禿:テレビゲームか!そしてもっと働けよ!
鬼:ですので今日はまだ働けますね。
禿:お前今日1日ぜんぜん働いてなかったのかよ!
じゃあマルゲリータピザを頼みたいんだけど。
鬼:ゲリピザですね、少々お待ちください。
禿:その呼び方汚えよ!もっと違う略し方あっただろ!
鬼:すみません、本日ゲリピーはもうやっていないんですよ。
禿:とうとう直接的な表現になったな!それじゃ大便だろ!
じゃあ今日できるピザってどんなのがあるの?
鬼:そうですね・・・千切りキャベツを敷き詰めた上にちりめんじゃこをかけたピザとかどうでしょう?
禿:なんだその胃に優しそうな斬新なメニューは!食いたくねえわ!
鬼:他には・・・たっぷりコーンピザなどできますが。
禿:あ、んじゃあそれでいいよ。
鬼:こちらのコーンですが、遺伝子や細胞組み換えコーンですがよろしいですか?
禿:遺伝子はいいけど細胞って何よ!聞いたことねえな。
鬼:細胞をすべてタロイモと交換しました。
禿:じゃあもうそれタロイモだよ!
てか何故そんなマイナーなイモをチョイスするかね!?
鬼:ではたっぷりイモピザのサイズはどうしましょう?
禿:さっそく名前変わったな!サイズは・・・ひとりで喰うからSでいいかな。
鬼:あ、おひとり様ですか?
そうでしたら現在「ぼっちフェア」というのをやっていまして。
一人ぼっちのお客様にマネキンをサービスするというキャンペーンなんですけど。
禿:激しく失礼だな!!いつも一人っていうわけじゃねえわ!てかこんな深夜一人でもおかしくねえだろ!
鬼:ではマネキンはお付けしなくともよろしいですか?
禿:要らねえよ!第一使い道がねえわ!
鬼:サイドメニューのほうはいかがでしょうか?フライドポテトやじゃがバターなどお勧めですよ。
禿:この店どんだけイモを押してくるんだよ!もうイモ専門の料理店開けよ!
鬼:たっぷりイモピザのSサイズだけですと1500円に満たないので別途宅配料がかかってしまうんですよ。
禿:じゃあ何かサイドメニューも頼むか。イモ以外で。
鬼:そうですと・・・ソフトドリンクしかないですが。
禿:サイドメニューはイモオンリーか!デザートとか無いの?
鬼:ジャガイモのアイスやさつまいもパイなどございますが。
禿:もういいわ!口パッサパサになってしまうわ!配送料払うから以上で。
鬼:では続いてピザの細かい注文をとらせていただきます。
まずはピザの耳の部分はどうしましょうか?
禿:最近ではチーズが入ってるとかあるよな。この店はどういうのがあるの?
鬼:耳の固さを選んでいただきます。
禿:あ、なんか予想したのと違ったわ。
鬼:固め、すごく固い、噛めない、の中から選んでください。
禿:全部固えな!!最後の噛めないってなんだよ!
鬼:熱湯に浸していただいて30分もすれば少し柔らかくなります。
禿:どんだけカッチカチなんだよ!
じゃあ固めで。できるだけ柔らかい固めで。
鬼:次にピザにかけるソースを選んでください。
禿:これもどういうソースがあるの?
鬼:タルタルソースやレモンソースなど。
禿:何その白身魚のフライに合いそうなソースは。そういうのじゃなくてテリヤキソースとか無いの?
鬼:ハッ、イモピザごときにテリヤキソースなんてかけられますか!
禿:お前がイモピザごときなんて言うなよ!こっちだって頼みたくて頼んだわけじゃねえよ!
鬼:じゃあ今回だけテリヤキソースで手を打ちましょう。
禿:いいよ別に。二度と利用しねえから。
鬼:すごく高いところからソースをおかけしますがよろしいですか?
禿:どうでもいいわ!お前の店が汚れるだけだろうが!
鬼:では音でお楽しみください。・・・ビチャチャッ・・・ビチャ・・・ビダダダダッ!
禿:最後かけすぎじゃねえ!?明らかに降ってくるソースの粒がでっかいわ!
鬼:ではお会計のほうが1200円になります。これに配送料含めまして1250円をご用意ください。
禿:サイドメニュー注文しなくてよかったわ!配送料50円って安!
鬼:ではただいまお届けしまドンガラガッシャーン!!
禿:オイ大丈夫かよ!
鬼:いてて・・・床のソースで滑っちまった。
禿:いわんこっちゃない!高いとこからソースをかけるからだ!店の床に飛び散ってんじゃん!
鬼:すみません、今からピザを作り直します。
ですがイモピザの具もさっきのが最後でして・・・
キャベツとじゃこのピザになりますがよろしいですか?
禿:要らねえわ!もうお前のとこになんか頼まねえよ!
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碓氷:ちんこちんこー
市河:仮性包茎かよ!!
碓氷:いや、真性だよ
市河:手術しとけ!!
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ぱすてるふぇざー 353KB |
霧雨:妥当ですよ妥当。 雨音:そうですね。 |
センチメンタルゼリービーンパニック 329KB |
国立「うーん…古いネタ過ぎた?」 高岡「かも」 |
ホームライナー 285KB |
秋田:惜しかったですけどね・・・。 元木:また次回! |
【ジャッジペーパー】(敬称略)上から、 |
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1組目 センチメンタルゼリービーンパニック |
・「ま・な・い・た☆」 めっちゃ面白かったです 何にでも変身できるので審査はちょっときつめになると思います えっと変身するものにもう少し脈絡があるといいなと思いました(5点) ・まな板やタッパーなどの変身する対象の選び方が的確でした。 フレーズ選びの自由がきく中でここまで安定したフレーズを選び抜くのは流石だと思います。 ただ最後の展開は無理があるように思いました。 最初に思いっきり「一時も思ったことないよ」と言い切ってるだけに 高岡さんが変身2回残すという矛盾が引っかかってすっきりしませんでした。(6点) ・オチの急展開には度肝抜かれました。そして笑いました 「あと2回の変身が残っている」の言葉でネタの柱を作るのがすごいと思いました でも冷蔵庫とまでなるとちょっと遊びすぎてるかな、と まな板やタッパーのテンドンも出来たかもしれませんし、そこがもったいなかったと(7点) ・まな板とタッパーのくだりはよかったです。 特にタッパーのところはまゆ毛や羽根が生えるといった、突然変異が好きです。 故にオチも結構気に入りました。 ただタッパーのツッコミが「タッパーなのに?!」一辺倒だったのが残念でした。 それとまゆ毛太い、背筋が伸びてる、羽根が生えてる設定を3度押しているのに そこに関して何故なのかのツッコミがないように思えます。 そこを黙認しているのはどうかなぁと思いました。(6点) ・細かい設定や伏線にも気を配っている印象を受けました。 変身後の設定を前半に出てきた話題を持ってきてるのは良かったと思います。 ただ、それが笑いにつながったどうかとなると話は変わってしまいます。 細心の注意を払ったであろう変身の設定も若干くどいくらいに受け取られた感が否めませんでした。 大オチも「意外だ!」というよりむしろ「何で急にマウスパッド?」って思ってしまったので。 これにこそ序盤に伏線はってよかったなあって思いました。(3点) ・展開の広がり方がいいですね。全く予想できない方向にどんどんネタが進んで行きました。 変身じゃなくて昇進、そしてその後の店長は誰も思いつかないんじゃないでしょうか。 台所用品くくりのボケも絶妙なチョイスで個性的なんですが、 その状態で羽根が生えたり眉毛が太くなったり猫背が治ったりというのはあまりに無茶かと。 そりゃ「タッパーなのに!?」っていうツッコミがあればボケとして成立しますが、 具体的な想像が出来ず、フレーズのおかしさのみに頼らざるをえないのでいまひとつ笑いに結びつきませんでした。 あと、オチもマウスパットも違和感だらけです。「最後の最後でそれかよ」ってオチだと思うんですが、 それにしてもあまりに唐突で、もっと本編と関係のあるものに変身した方がオチとして優秀なんじゃないかと思います。 もしマウスパッドとまないたが「下に敷かれるもの」繋がりという意図でしたらごめんなさい。 そうでしたら最後の高岡さんのセリフを「だって敷かれるの好きなんだもん」にするとすごく分かりやすいです。(5点) |
2組目 ぱすてるふぇざー |
・もれなく車に当てられま〜す いいですねww 先生の俺もまぜろとか面白いんですけど つかみが長すぎますかね少し でも面白かったのでこの点数で(8点) ・宝くじの話で一本突き通してほしかったです。 後半で指のしわの話題になってから勢いが無くなってしまった感があったので。 またオチにかぶせてくるボケはもっと良いボケがあるような気がします。 敬語口調の漫才ということも加味してやはり宝くじの設定だけで一本通した方が良かったと思います。(4点) ・いやぁ技量の高い漫才でしたね、面白かったです 淡々とした流れの中でしっかりボケていたかと。先生の「俺も混ぜろ」には声出して笑いました ただ満点に行くにはもう少々のインパクトが必要かな、と思いました(8点) ・ゆるゆるーとした展開でそのまま終わっちゃったという感じでしょうか? 特に気に入ったのは先生の「ああ、家で妻になんて言えばいいんだ…」のところでしたね。 ボケがストレートな感じがするので、もっと裏切った展開をしてもいいんではないかなぁとおもいました。(3点) ・初めて見させていただいたんですけど、後半特に良くなっていったと思います。 序盤の宝くじのはいまいちかなあと思ったんですが、こんにゃくの出し方というか使い方がうまかったですね。 それから、指のしわの件になったらさらに勢いが付いてました。 大オチもきれいにまとめてあったのも高印象です。 それだけに、序盤のスロースタートがかなりもったいなかったですね。(6点) ・これだけ淡々とした喋りなのにきちんとした山場ができているのは珍しいです。 特に「俺も混ぜろ。」 これが上手く機能してましたね。 先生だけでなく生徒のバカ加減もいい塩梅で、後半は盛り上がりを見せたのですが、 それに対し前半の宝くじのくだりのボケがどれも浅かったのはいただけません。 宝くじに当選する確率を真面目な例を挙げて述べるのではなく、その例えでいくらでもボケれるはずです。 あとは「宝くじに当たると命を狙われる」という極論も更に展開できます。 命を狙われるまでの過程やその手段、他には命を狙われる以外に訪れる不幸などまだまだボケに使える要素はたくさんあります。 後半のお風呂は今のままでも十分なので、前半を直すとより高得点が望めると思います。(6点) |
3組目 安物鬼 |
・ただ今お届けしまガッチャーンってそんな時は もうふつう電話切りますよね そんなことは置いといて 耳の固さとかすごく面白かったです ボケがほとんどいも関係なので ほかもあればいいですね(6点) ・ツッコミがしっかりしていたうえ、テンポ良く進んでいく展開がストレートでよかったです。 ただボケが低空飛行ぎみでパンチの効いたボケが無かった印象を受けました。 店員と客という王道な設定だけに一発のあるボケがないとすらーっと読み終えてしまうと思います.(5点) ・もう一山あれば、満点!後は言うことなし!(9点) ・もう終わってしまったて思うほどほどすっきり読めた気がします。 てりやきソースのくだりが大好きです。音でお楽しめました。ただオチはあまり強くなかったかなぁと思います。 それと1つになったのが「サイドメニュー注文しなくてよかったわ!」というツッコミなんですが、 (サイドメニュー注文しなくて正解だった)というのと(注文する必要がなかった) という2つのニュアンスで読み取れるので気をつけた方がいいと思います。(7点) ・コントのお手本のような展開でおもしろかったです。 高得点のネタって大体つかみの時点で面白んですよね。 このネタも例外でなく、最初の1日1時間、ゲリピーの二つの件でもう面白かったです。 マイペースなボケに小気味のいいツッコミがさらに勢いをつける理想の展開を生んでいると思いました。 ただ、欠点と言えば最後の最後でもうひと展開なかったところでしょうか。 最後のツッコミが長台詞なので締まりの悪い終わりになってしまったなあって思いました。(8点) ・1日1時間、ゲリピーと幸先良好だったんですが、それ以降は大した見せ場がなく終わってしまいました。 地力があるので、基本はバッチリですし安定して笑えるコントではありましたが、 出来のいい序盤と比較すると中盤以降は明らかにボケがパワーダウンしています。 イモだらけというボケも、ツッコミが冴えていたキャベツとじゃこのピザと比べて安易なものですし、 ソースのくだりも終盤に置くボケとしてはあまりに弱いです。 ボケはこんな印象を受けましたが、ツッコミは終始高水準のものでしたので、 いっそツッコミに力を入れてネタを進めるといいかもしれません。(6点) |
4組目 六本木心中 |
・めっちゃ面白いですってこれ 何ですかメカの陸上大会てwそりゃボルトやめますよね 序盤のウィーンの説明があるまでなにか分からなかったので 一点引いておきます(9点) ・最初の方にはっきりとわかるボケがないかなと思ったのですが 2度目に読むと作り込まれた感じがしっかりわかります。 自分もこういうネタを作りたいと思えるのが審査の良いところだと改めて実感しました。(10点) ・いや「その手があったか」て! 設定もさることながら、展開や受け返しの良さが随所で光ってましたが、 唐沢さんが酒井さんをかばう理由がちょっと安直過ぎたのがもったいなかったです エンジニアの佐藤との深い信頼ぶりをもっとアピールしても良かったかもしれません(7点) ・序盤の擬音を最初、自動ドアだと思ってました。申し訳ない。終始笑わせてもらいました。 もう擬音のところで展開にわくわくさせられました。SAKAI2009はどっちかっていうとSASUKE2009に見えましたw 気になったのは終盤の「エコではない。」というのが、的外れだったと思いましたが、 それ以上に内容が濃くて減点が打ち消せるほどでした。(10点) ・設定の良さが際立ってますね。面白かった。 唐沢さんと早月さんが2回目に引っ込んだ時の流れが1番好きです。 人間をメカ化するっていう重たい内容になりそうなことも、やってることの下らなさで明るい設定に持っていくのはすごいですね。 他の所で言えば「その例え…嫌いじゃない」の台詞が面白かったですね。 それだけに、インタビュー一本のネタで見たかったですね。 最後のオリンピックの件はそれまでがよすぎただけに失速が見受けられました。(7点) ・ただ一点。唐沢さんの酒井さんに対する姿勢が 彼がメカというのを隠そうとしているのか、それともばらしても構わないのか。 どちらなのか不明確だったということ以外にマイナス要素が見当たりません。 途中からずっと笑ってましたね。(10点) |
5組目 ホームライナー |
・魔物がショッピングモール想像したらすごいですねw でもトロルとかゴーレムとかよく分かんないです あと23区ではなく東京23区の方が 伝わりやすくていいと思います(2点) ・特異な設定をさばききれてない印象を受けます。 いつのまにかもっと展開していく方法があるんじゃないかと思いながら読んでしまっている自分がいました。 例えば・・・と言われると不安になるのですが 勇者がオチにしか出てこないのは勿体ないかなーと思いました。(4点) ・庶民派な大魔王が良い味を出していたと思います。そのキャラなら他の設定でも有効活用できるんじゃないかと 23区内の山中はホントに血眼で捜したらあるかもしれないんで東京の都心部とかに変えた方がいいかもしれませんね(9点) ・読みやすい反面、爆発力にかけるかなぁと思いました。 大魔王というところも案外ためた割にあっさりと告白してしまったのもっとタメがほしかったです。 ボケもクスリと来るものが多くて、一発ドンという感じのものもなかった気がします。(3点) ・不動産って結構ありがちな設定だと思うんですけど、この内容ならそんな心配もありませんでしたね。 大魔王なのに庶民的な観点を持っているキャラクターが面白かったです。 とりあえず気になった点はツッコミです。 ずっと一本調子というか、大魔王という存在をあっさり受け入れたり、かといって恐れるわけでもないところに太めいさを感じました。 スタンスとしては良かったんで、もっとキャラにメリハリをつければよりよいコントになると思いました。(4点) ・そういえば不動産ネタで客の方がボケるって案外なかったですよね。 設定はそれなりに印象的なものではあるんですが、展開に乏しく面白くなる前に終わってしまった、という感じがしました。 素性を明かして、現状を話して、希望を述べて、オチる。希望を述べるくだりの前後になにか新しい展開が欲しいところです。 宝箱、テレビ、電車などこのネタは大魔王の生活感溢れるボケの数々が持ち味だと思うので、これに絡んだものがベストかと。 他には大魔王が妥協に妥協を重ねて、不動産屋に食らいついても面白いかもしれません。(4点) |
6組目 リーベルパウンド |
・母親入刀 面白いけど好みが割れると思います ゴルフボールに手紙をつけるのは斬新ですね あと全体的に下ネタ多めですね 最後の方に失速した気がしました(3点) ・同じボケでもツッコミ・タイミング・書き方で読者の印象はかなり変わってくると思うのですが このネタは全体的にそれらのボケを固める要素が物足りないといった印象を受けました。 具体的に挙げますと、 タイのバンコクのボケがありますが、正式名称が長いというのは知らない読者がいてもおかしくないかなと。 自分はトリビアの泉で見た記憶がありますが、その番組で出てくるくらいなので やはりそういう「誰も知らない」といった側面も拾っていかないと読者は何があったのか混乱してしまうこともありえると思います。 あとケーキニュートンのコーナーなのですが、 このボケの破壊力からして一言のツッコミで片づけるのは非常に勿体ないです。 あとケーキニュートンとケーキを落とすの順番は逆かなと思いました。 順番は個人的な見解なのですが、ツッコミひとつでポーンと評価が上がるネタだと思いました。(4点) ・ボケが達者でベテランの漫才を見てるようでした ただほとんどのボケがダジャレだったんで、ゴルフボールで文通のような吹っ飛んだボケが欲しかったですね 最初の切れ痔の女性もちょっと唐突過ぎてわかりにくかったと思います(8点) ・読みやすかったですし、オチもうまくまとめていたと思います。 新郎新婦誕生→母親入刀の発想も面白く、サプライズ→ツチノコの意外性も良かったです。 ただ昼…夜…のくだりはうまさが上に来てしまい、いまいちかなぁと思いました。(8点) ・これと言って大きな落ち度の見当たらないネタでした。 最初、言い間違いのボケが続いたのはこれからの展開がちょっと不安でしたが、おもしろかったです。 それ以降は、ボケツッコミともに切れがあってよかったです。 一回のボケツッコミを連続して使えるのがすごくいいと思います。 個人的にはパットの件とツチノコの登場がすごく好きです。 ただ、若干スタートにもたついた感があったので辛口の9点です。(9点) ・作者さんのウデを感じる漫才でした。言葉遊びのボケはどれも上手く面白いです。 ボケに無駄がないスマートな構成も高評価できます。 ただ、2人の馴れ初め紹介が終わったところでネタを〆てもよかったんじゃないかと思うくらい、 ケーキニュートンとサプライズゲストのボケがいまひとつでした。 いや、ツチノコは面白いんですが、別に馴れ初め紹介の前にボケても構わないものですし、 どうせ単発ボケならそっちの方が適してると自分は思います。 最後の最後でこれは致命的なので、終盤の練り直しが必要と思われます。(7点) |
ユニット名 | KB | OA率 | BR |
六本木心中 | 493 | 2/2 | D |
安物鬼 | 401 | 25/29 | S |
リーベルパウンド | 385 | 1/1 | E |
ぱすてるふぇざー | 353 | 0/1 | F |
センチメンタルゼリービーンパニック | 329 | 1/2 | F |
ホームライナー | 285 | 8/21 | E |
六本木心中が500KBに迫らんとする高得点で今期2勝目。 安物鬼は9連勝、リーベルパウンドは初オンエアを獲得した。 |