第276回 青沢オンエアバトル 市河:以上で計量は終わりました。 オンエアされる上位3組の発表です! |
以津真天 (2位) |
初挑戦初オンエア! |
安物鬼 (1位) |
今期3勝目! |
乙女の方程式 (2位) |
3度目の挑戦で初オンエア! |
安物鬼 (24/28) |
コント/マッスルマザー |
銀沙灘:ギリギリながらも見事リベンジ!今期3勝目、安物鬼! |
はーい残念、1つしか合ってませーん。1位で8連勝、今期3勝目!安物鬼! |
マッスルマザー(以下MM):ふんっ!!
ベイビー(以下BB):チクショー!生まれたいってのに子宮口締めつけやがってこの筋肉女!
MM:簡単に生まれられると思ったら大間違いだからね!
BB:それでも母親か!!
MM:見よこの光輝く6割れ腹筋。
BB:見えねえよ!今その内側にいるんだよ!
MM:ピクッ!ピクッ!
BB:こいつ腹筋をうならせてやがる!子宮が波打ってるよ!
MM:あなたも早く生まれなさい。筋トレをして子宮口をこじ開けて出てきてごらんなさい。
BB:無理にもほどがあるだろ!どうやって子宮の中で筋トレするんだよ!?
MM:情けない子ね、なら一生そこで暮らすがいいわ!
BB:それ絶対無理!たぶん母体がそのうちやられちゃうよ!
MM:私は鍛えてるから大丈夫よ。ふんっ!
BB:クソッ!腹筋をアピールするたびに子宮が狭くなるんじゃボケ!
蹴ってやる、蹴ってやる!
MM:グフォッ!!ゲボォッ!
BB:結構効いてるし!!内側からの攻撃に弱かった!アクションゲームの鎧を着た敵キャラみたい!
MM:このぐらいの吐血、たいしたことないわ!
BB:蹴っといて言うのもアレだけど、子宮蹴られて血を吐くのはまずいだろ!
MM:ご飯の代わりにレバーを食べ続けているから血は大丈夫よ。ふんっ!ゲボォッ!!
BB:出血治まっていないのに力込めるから!!
てかレバー主食にすんな。
MM:とにかくあなたの蹴りは通用しないわ!おとなしく筋トレしてボディービル期待の新星になりなさい!
BB:そんな野望があったのか!なにもおなかの中にいる時から鍛えなくてもいいだろうに!
MM:ホラ、筋肉が無けりゃ出られないわよ!
BB:うわーん!!誰か助けてーーー!!
帝王切開することになりました。
MM:チクショウ!帝王切開なんてしなくていいのに!
BB:はやく出しておくれーーーっ!
医者:もう危険な状態ですから!命にかかわります!
では手術を始めます。メス!
MM:ふんっ!
医者:ポキーン!あっ!!メスが折れた!腹筋硬すぎてメスが折れた!
MM:甘いわ若造!出直してこい!
医者:メスでは歯が立たないか・・・電ノコ!
BB:それ頭蓋骨とか削るときに使う道具じゃん!中の俺まで危なくねえ!?
MM:そんなもの効かんわ!
医者:ゴリゴリゴリ・・・
MM:私の腹筋が負けるだと・・・そんなバカな!?
BB:助かった!いや実質助かってないけども。
お医者さん、内側は柔らかいから慎重にお願いね!!
生まれました。3年過ぎました。
MM:あなたの名前は、肉男よ。
BB:やだよ!!絶対学校でいじめられるよ!
MM:そんなときは自慢の筋肉で殴ってやりなさい。
肉男:筋肉で殴るって!?パンチとかじゃなくて筋肉で殴るの!?
MM:それに筋肉ムキムキだと水泳の授業とか女の子にモテモテじゃないの。ムキモテよ。
肉男:ムキモテってなんだよ!でも確かにモテそう!
MM:じゃあ肉男、さっそくマッスルトレーニングを始めるわよ。
肉男:肉男っていう名前は決定しちゃったの!?それは絶対にいやだよ!
MM:じゃあなんて名前がいいのよ!?肉太郎・・・肉也・・・肉吉・・・ニック。
肉男:なんで肉っていう字を名前に入れるんだよ!てか最後外人だろ!!
MM:これがほんとのニックネーム。ふんっ!
肉男:なんかうまいこと言ってる!腹筋と合わせて自信満々に言ってる!!
もっと違う名前はないの!?
MM:肉助・・・肉太・・・!!肉太がいいわ!肉太!
肉男:それだともうただのデブじゃないか!柔道部にピッタリだよ!
MM:やっぱり肉男が一番しっくりくるわ。これで決まりね。
肉男:絶対名前でいじめられる・・・
MM:それじゃあ早速トレーニングよ。目指すは「ジュニアマッスルキング 幼稚園の部」の称号よ!!
肉男:そんな称号いらないよ!てか幼稚園の部があるってことはそれなりにエントリーする子いるんだ!
MM:この称号はマッチョ連合会長への登竜門となっているのよ。
肉男:限りなくどうでもいい!そんな連合やだよ!
MM:ごちゃごちゃ言わない!さっさとトレーニングしなさい!
肉男:チクショウ俺まだ3歳だってのに!
MM:ああ、肉男から溢れんばかりの肉汁が・・・
肉男:それは汗だよ!ジューシー表現しないでよ!
MM:筋トレのあとは効果が大きいとされるプロテインを飲みなさい。ご飯の代わりに飲みなさい。
肉男:ご飯の代わりって!そこはちゃんと区別しようよ!
MM:ママは料理できないの、ずっと筋トレばっかりやってたから。
肉男:個性重視・男女平等の世界で言うのもあれだけど、もっと女らしく生きろよ!
MM:中学の家庭科実習でフライパンをロール状に捻じ曲げたのが懐かしいわ。
肉男:そのころから既にマッスルだったか!てか末恐ろしい中学生・・・
MM:他にも鉄製の鍋とかガラスのボウルとかも捻じ曲げたりしたっけ。
肉男:鉄はまだしもガラスは曲がらないよ!パリーンっていっちゃうよ!
MM:だからそうならないように高温の窯に入れてね、
肉男:もうガラス細工の職人じゃないか!てかそのくだり筋肉関係ない!!
MM:あなたがちゃんと私の話を聞いているかカマかけてみたの。窯だけに。ふんっ!!
肉男:もうその上手いこと言ってからのポージングはいいよ!単に飽きた。
MM:もうごちゃごちゃうるさいわね!さっさと腹筋でもしなさい!
そうだ、ママがとなりで添い腹筋してあげるわ。
肉男:添い寝みたいな言い方!!
MM:101、102、103・・・
肉男:しかもめちゃくちゃ早いし!!もう100回突破してる!!
MM:あ、今は101回から数えたの。
肉男:なんでだし!?今、見栄張ったってなんも得しねえわ!
MM:子供の前で格好良く見せたいオトナのワガママね。ママだけに。ふんっ!!
肉男:それ悪い癖!!ちょっとでも上手いこと言ったらすぐマッスルポーズ決めちゃうの良くないよ!
そして回を増すごとにレベル下がってる!
MM:そんな言葉攻撃効かないわ!ふんっ!だ!
肉男:別にふてくされるのに「ふんっ!」しなくていいよ!もはや自己満足の域じゃないか!!
MM:そんなのいったらボディービル自体が自己満足じゃボケェ。
肉男:それ言っちゃダメでしょ!!僕ますますビルダーになんかなりたくないよ!
MM:でも考えてみなさい。筋肉ムキムキなら学校で輝けるわよ。
肉男:確かにそうかもしれないけど・・・
MM:体に光沢のオイルを塗りたくってね、
肉男:なんか輝き方が物理的!!そして明らかに学校には不向きだよ!
MM:体育の着がえとかでさりげなく女子に筋肉アピールするのよ、ふんっ!って。
肉男:ふんっ!の時点でさりげなくねえけどな。
MM:その人気を利用してマッスル生徒会長になったらカッコいいじゃない。
肉男:人気が出るかはわからないけども。てか生徒会長なんてやりたくないよ。もっと適したものがあるでしょ?
MM:・・・・・・マッスル放送委員長。
肉男:体育委員が残ってるだろうが!!なんでそんな文科系ばっかポンポン出るんだよ!
MM:そして進学は筋肉推薦で有名な筋肉推奨学校へ。
肉男:筋肉推薦なんて初めて聞いたよ!!筋肉推奨も初めて聞いたよ!!
MM:このような鍛錬を重ねやっとマッチョ連合会長になれるのよ!だからさあ、今のうちから特訓よ。
肉男:もっと普通の生活をしたいよ。
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碓氷:10回クイズね。俺がピザって10回言うからひじを指さして
市河:もうお前言ってんじゃん!!
碓氷:ピザ・・・・・・・・ピザ!!
市河:じゃあここは?
2人:そう、そこには僕らの未来があるんだ!!
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乙女の方程式 (1/3) |
漫才/料理番組 |
X子:やりました、3連続次点です! Y美:…ここにいる時点で有り得ないわよ、それ。 |
悔しい負けを糧にして、待ちに待った姉妹漫才のお披露目!乙女の方程式! |
X子:はいどうもー!
Y美:姉妹コンビ乙女の方程式です、よろしくお願いいたします。
いやぁ我々も女性ですからね、料理の基本くらいは分かってないといけないと思うんですよ。
X子:そりゃそうよねぇ、おそらく家事とかやる事になるワケですし。
Y美:例えば、料理の「さしすせそ」。これなんか当然知らなきゃいけないですよね。
X子:あー、「斉藤・清水・須賀・瀬戸・相馬」の事ね。
Y美:いや、誰よその5人!?
X子:…そっか、学校でのことだからY美は知ってるはずないわよね。
高2の家庭科の料理の時間で優勝した班のメンバーがこの5人だったわ。
Y美:うん、そんな内輪ネタ聞かされても困るんだけど。
X子:ちなみに「4班」よ。
Y美:知らないわよ!確かに50音順で班に分けてるんなら4班目ぐらいになるんだろうけども。
…もしかしてお姉ちゃん、料理の「さしすせそ」知らないから誤魔化してる?
X子:まさかぁ。そのくらい知ってるわよ。
「砂糖」「塩」「酢」「醤油」「味噌ドレッシング」でしょ?
Y美:なんだ、普通に言えるじゃないの…最後に余計なの入ってるけど。
X子:でもこの「さしすせそ」って、ただ調味料を並べただけじゃなくて、ちゃんと意味があってこの順になってるのよね。
Y美:そうそう。味付けをする順番なんですよね、特に和食ですけども。
X子:まず、甘味はなかなか浸み込まないから砂糖を最初に入れて、次に食材から水分を引き出すために塩を入れる。
Y美:その後で酸味を付けるための酢を、風味としての醤油は仕上げに入れるんですよね。
X子:そして完成した料理に味噌ドレッシングをドバーッと!
Y美:…うん、せっかくの味付けの過程が台無しになっちゃいましたけれども。大量にかけるのはやめなさいよ、せめて。
X子:で、せっかく料理の知識があるんだから、それを生かして料理番組なんかやってみたいなぁって思うんですよ。
Y美:あー、いいですね。3分間クッキングみたいな感じの?
X子:んー…番組の尺は30分くらい欲しいかなぁ。3分で説明できるほど簡単な料理はやりたくない。
Y美:あ、そう…そこはガッツリとした感じの料理番組なのね。
X子:だから、ちょっとやってみましょうよ。私が番組進行と料理の先生をやるから、Y美は電子レンジで「チン!」て言う役やって。
Y美:どういうことよ!せめてアシスタントとかにしなさいよ。
X子:分かった、じゃあY美はADね。
Y美:そっちのアシスタントじゃなくて!!先生の隣で料理の手伝いとかする方ね。
X子:皆さんこんにちは、「ニコニコクッキング」のお時間がやってまいりました。
司会は私「味マダム」ことX子です。
Y美:どんなニックネームよ……あ、アシスタントのY美です。
X子:今回は、味付けの基本である「さしすせそ」を意識しながら料理をしていきましょう。
Y美:なるほど、知識を実践に応用させていくワケですね。
さっそくですが先生、今日は何を作るんですか?
X子:本日のメニューは「ワニの煮付け」です。こちらが食材のワニになりま…
Y美:はいストーップ。いったんカメラ止めてー。
とんだゲテモノじゃないのよ!!しかもワニ連れて来てるし!
X子:まず下味を付けるために、生きたワニの体に砂糖を塗していきまーす…
Y美:料理を始めるな!!しかも何で生きたまま!?
X子:いやぁ…ちょっとばかしグロいシーンになる恐れもあるし、
こればかりはカメラ止まってるうちにやっておこうかなぁと…
Y美:もう意味が分からないから。
ってかさ、大体まず、何でワニなのよ!?
X子:いいじゃない。ゲテモノどころか、珍味として昔の貴族が食べてたりしたのよ。しかも低カロリーだし。
Y美:低カロリーって言われてもなぁ…
X子:それから…あと…あー、Wikipediaには何て書いてあったっけなぁ…
Y美:いやWikipedia情報かい!ワニについて大して知識ないじゃないのよ!
とにかくさ、日本であまり普通に使われてない食材使っても真似できる人いないワケだし、
料理番組として根本的なところから直してよ。
X子:!!…根本的なところね、分かった。
Y美:うん、納得の仕方が気になるなぁ…
X子:皆さんこんにちは、「味マダムのニコニコクッキング」のお時間です。
今日は特別編としてここ、アマゾン川流域の森からお送りします!
Y美:どういうことなのよ!!根本的に間違った方向行っちゃってるじゃない!
X子:本日は「ワニの煮付け」を作ります。さっそく、食材であるワニを探したいところですが…
Y美:ねぇ、ちょっと待ってってば!
X子:あ…!こんなところに都合よく、口が縛られたワニが罠にハマっているわ!!
Y美:スタッフさーん!!そんなものやらせチックに用意しないでー!!
お姉ちゃん、確認するけどこれ料理番組だよね?何で野外収録なのよ!?
X子:だから特別編って言ってるじゃない。
それに、ちゃんとスタジオにあるような料理道具は一式用意してあるわ。
ほら、包丁にまな板にでっかい鍋にカセットコンロに電子レンジ。他にも…
Y美:いやまぁ、確かに料理自体は出来るかもしれないけどさ…
ってか、ここって電気通ってるの?電子レンジ使える?
X子:あぁ、それは後でワニを気絶させる用よ。電子レンジでワニの頭を殴るの。
Y美:どんな方法よ!?せっかくの文明をそんな野蛮な使い方するなんて…
X子:まぁとにかく、ワニに下味を付けていきましょう。
まず、ワニの皮に砂糖を塗していきまーす…
Y美:…あのさ、さっきから気になってるんだけど、その行為は何なの?
X子:ここで味マダムのワンポイントチェック!
「さしすせそ」の最初の「さ」が砂糖なんですけれどね、これはですね、
甘味ってものはなかなか食材に染み込まないから最初に砂糖で味付けするんですよ。
だから砂糖が「さしすせそ」で最初の順番になっているんですよ。
Y美:うん、恐ろしいくらい丁寧な説明は良いんだけどさ。
砂糖を入れるタイミングってどっちかというと煮込み始めた直後を想像してたんだけど。
X子:よっこいしょっと…さて、なんとかワニ全体に砂糖を塗すことが出来ました。
Y美:こんな砂糖まみれのワニ初めて見たわよ…まぁワニ自体ほとんど見たことないけれども。
…ところで味マダムさんとやら、ワニの皮って結構厚いですよね?ちゃんとワニの肉に甘味が染み込むんですか?
X子:ほら、よく言うじゃない。「中身を変えるにはまず外見から」って。
Y美:料理でその論理って成り立つの!?いまいち信用ならないなぁ…
X子:さて、次は「さしすせそ」の「し」!ということで塩味を付けようと思いますが…
あっ、…いつの間にワニの口を縛っていた縄が外れてる…!?
そしてワニがスタッフの男性のお尻を…!?ガブリ!?
Y美:スタッフさぁーーーん!!
ちょっと、危ないじゃないの!!もう何なのよこのロケ…
X子:どうやら、砂糖を口に塗したときに縄が滑りやすくなって外れたようね…
Y美:冷静に判断している場合か!
…あ、ちょっと深く一噛みされて血とか出てるけど、何とか無事だったようね。
X子:!!…あのスタッフさん、普段から塩分採り過ぎで有名な人よね。
ということは、今出た血の中に十分塩分は含まれているわね!
Y美:どんなこじ付けよ!!ワニの口に血が入ったかどうかも分からないし!
X子:スタッフさんも無事だったことだし、ワニに塩味も付いて一石二鳥ね!
Y美:むしろプラマイゼロかマイナスだと思うんですけど!スタッフさん噛まれてる時点で大損害なのよ!
それに塩味だって大して付いてないだろうし…
(ポツッ… ザーーーー)
X子:あら…雨…?
Y美:ええっ?わっ本当だ、急激に降って来たわ!!熱帯特有のスコールかしら!?
X子:ん、ペロッ……!!こ、これは……酸性雨!?
Y美:舐めただけで分かるものなの!?うわぁ、だとしたらあんまり浴びたくないなぁ…
X子:…ちょうど良いわ、酸味繋がりということで「酢」の代わりにワニに染み込めばいいのよ!
Y美:良くないわよ!!酸性雨の味なんて誰も口に入れたくないのよ!!
X子:……あら、止んだわね。どうやら通り雨だったみたいよ。
Y美:はぁ……全身びしょ濡れだわ。カメラとかも大丈夫かしら…
X子:さーてと次は…(料理台の上の電子レンジを動かしながら)おーっと手がすべったー!!(ドーン)
Y美:わっ!?何やってるの……あら、いつの間にかワニが気絶してる…
X子:…はい、このように雨で塗れた台の上からなら、簡単に電子レンジを滑らせて落とすことが出来ます。
腕力のない女性にもカンタンですね♪
Y美:いや、「カンタンですね♪」じゃないわよ!!
同じことする場面自体あまりないし、それ以外にもおかしい点ありまくりだからね!?
X子:さぁ…鍋に水も溜まったことだし、いよいよワニを煮込むわよ。
Y美:鍋に…ってこれ、溜まってるのさっきの酸性雨じゃなくて!?ものすごく嫌なんですけども!
X子:男性スタッフさーん、そのワニ持ち上げて鍋に入れちゃって!
Y美:さっき「女性にもカンタン」とか言っておきながら何なのよ!
しかも何、姿煮なの!?どおりで鍋もデカかったワケだ…
X子:さて…味付け的に次は「醤油」ね。
醤油は風味を付けるものなので、仕上げのタイミングに入れます。
Y美:…もうね、今さら料理番組っぽく解説されてもって感じなんですけど。
X子:……そろそろいいかしら。
よし、行くわよアマゾン川のワニ!地球の裏側の風味を思い知りなさい!!
Y美:どんな表現よ!!確かにここブラジルだけども!
ってかお姉ちゃん、だんだん食材に対するSっ気が増してるのは気のせいかしら?
X子:それーーーっ!!(ドボドボ)
…あ、醤油切れた。スタッフさーん、醤油もう1リットルお願ーい!
Y美:あくまで「風味」よね!?ワニ1匹相手とはいえ醤油2リットルって尋常じゃなくない!?
X子:…さぁ、そろそろワニの目が「×」になってきた頃なので火を止めましょうか。
Y美:うん、ここまで来て変に漫画チックな表現されてもなぁ…
っていうか電子レンジぶつけられた時点で気絶してただろうに。
X子:いよいよ完成です。ここで「さしすせそ」の最後、味噌ドレッシングを…
Y美:だから間違ってるってば!!味噌でいいのよ味噌で!
X子:…かけませーん!自然にやさしい味マダムはワニにそんな油っこいものかけませーん!
Y美:いや、かけないんかーい!!
ってちょっと待てちょっと待て!!さっきからメチャクチャじゃないのよ!
もう一体全体何なのよコレ!?
X子:…Y美さぁ。一応自分から言ったんだし、もう少し全体的にアシスタントらしく振舞ってほしかったなぁ…
Y美:それどころの問題じゃなかったわよ!!
大体何なのよ、「知識を生かして」とか言う割に味付け方法とかメチャクチャだったし、
それから「味マダム」っていうニックネームも何なのよ?
X子:あぁ、それは「私、味付けまだムリ」の略よ。
Y美:全然ダメじゃないのよ!!もういい加減にしなさい。
XY:どうも、ありがとうございました!
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以津真天 (1/1) |
コント/とある社員の通勤時間 |
広:勝ったよ!勝ったよ!どうするよっ! 有:そうね、喜べばいいんじゃないかしら? 広:そうだねっ!わぁい! |
接戦を制したら喜びも一入。初オンエアおめでとう!以津真天! |
テレビ:(今日の1位は……射手座のアナタ!新たな出会いがあるかもっ!)
広:おっ、星占い1位じゃないか。これは何か良いことあるかな…?
……っと、いけないいけないっ!早く行かないと遅刻してしまう。今日は大事な会議だからな。
有:(もわわわわわ〜ん)
広:………え、えーっと………寝不足かな?何か幻覚が…………
有:ふぅ〜………地上に降りるのも久々だなぁ………
広:………誰この人………?いや、人っていうか………禍々しい羽根生えてるんですけど………
有:あっ、どうも。
広:わお、割とフランクっ。
ど、どうも………えーっと……どちら様?
有:あっ、死神です。
広:死神っ!?こんなにノリが軽いのに死神っ!?いや確かにその羽根は人間では無いだろうけど……あとすっげぇ美人……
えっと……死神が何の用ですか……?って、まさか………
有:いやぁ、あなたはラッキーですね。
広:いやラッキーじゃないよ!殺しに来たのかっ!?私を殺しに来たのかっ!?
有:いやいや、私が直接手を下すわけではないですよ。
広:………どういうことですか?
有:いやぁ、死神って言ってもむやみやたらに人を殺してるわけじゃないですからね。そこらの快楽殺人犯じゃないんですから。
広:……で、では一体……
有:そもそも死神ってのは世界の均衡を保つために人を殺したりしているのですよ。
広:世界の均衡……?わ、私が何か世界に悪い影響を与えているとでも言うのですかっ!?私はただのサラリーマンですよっ!?
有:いえいえ、ただ貴方が他人より幸せを多く経験した。それだけの話です。
広:………幸せ?
有:そうです。1人が幸せになると他の誰かに不幸が廻ってくる。それではあまりに不公平でしょう?
ですので、幸せを集めすぎた人を殺し世界の均衡を保つ。それが我々死神なのです。
広:いや………確かに少し合点がいきましたが………
有:貴方は幸せを集めすぎた……そして、先ほどマジックナンバーが点灯してしまったのです。
広:マジックナンバー?………それって、野球とかで「あと何勝したら優勝」みたいな時に点く………
有:そうです。そのマジックナンバーが0になった時…………貴方は死にます。
広:………………………やだやだやだやだやだやだやだやだやだ〜。死にたくな〜い〜〜〜〜〜
有:そう取り乱さないでください。
ちなみに「394番」に電話すると現在のマジックナンバーが確認できます。
広:……そんな時報みたいなサービスやってるんですか………
有:394番なので…そうですね、「ミクシー」と覚えてください。
広:いや、そんなどこかのSNSみたいなっ!なんでそんな番号にしたんですかっ!
有:SNS……そのうち・なくなる・システム ですからね。
広:ですからね、じゃないですよっ!
有:「なくなる」っていうのは、マジックが「無くなる」と「亡くなる」というのをかけてまして
広:いやどうでもいいですよっ!
有:どうします?マジックナンバー、確認しますか?
広:……………………こ、怖いけど…………………確認しましょう!
えーっと…………(ピッ、ポッ、パッ♪)
有:110番に掛けないでください。私は怪しいものではありませんよ。
広:ひぃっ!ごめんなさいっ!ついっ!!……でもめちゃくちゃ怪しい……というより妖しいですよね・・・…
有:まぁ、確認しても仕方がないものではありますし……怖いのであれば無理に確認しなくても…
広:い、いやっ、知らない間にマジックナンバーが減って死ぬっていうのも嫌だし………ちゃんと確認しますっ!
(ピッ...ポッ...
有:貴方のマジックナンバーは427です。
広:(パッ...trrrr)………って……………え、知ってるんですか?
有:そりゃもう、死神ですからそのぐらいは把握してますよ。
広:じゃあ何で電話かけさせたんですかっ!
あっ、もしもし………あっ、えーっと………シーフードミックスピザをひとつ。はい、よろしくお願いします。(ピッ)
有:そういうサービスもありますよ、というご紹介を。
広:あ、そう……動揺してピザハットの番号押しちゃったじゃないですか。
それにしてもマジック427って…
有:「死にな」と覚えていただければ。
広:いやそう言われると怖いけどっ!
でも、数字的には全然大丈夫な気がするんですが………
有:まぁ、マジックが点灯する条件は他人と比較して幸福か不幸か……ということですからね。
他の人が不運を多く経験すればその分早くマジックが点灯する。
それだけ周りには不幸な人が多いんでしょう。
広:そうなんですか……。ちなみになんですけれども、プロ野球だとセ・リーグとかパ・リーグの中でマジックが点くじゃないですか?
このマジックナンバーにもリーグみたいな範囲があるんですか?
有:そうですね、このボロアパート内がマジック対象エリアですね。
広:いや範囲狭っ!確かにこのアパート、幸薄そうな人しかいませんけどっ!
………いや、でも私だって幸薄い方の人間だし………だいたい、さっきマジックが点灯したって……そのキッカケになる幸福も思い当たりませんよ?
有:貴方、先ほど星占いをご覧になってましたよね?
広:はい……確かに見てましたが……
有:………1位でしたよね?
広:……………………えっ、それっ!?たったそれだけっ!?
有:ちなみに、血液型占いでも1位。私がここに来る前に個人的に占ったタロットでも「幸運」が正位置に来ました。
広:いや血液型の方は知らないし、何勝手に占って人の幸福増やしてるんですかっ!
そもそも、占いで1位になること自体は別に幸福じゃないでしょ!?その占いが当たればそりゃ、ラッキーですけど………
有:あはははは。
広:………………
有:それでは私はこの辺りで…
広:いや、軽く流さないでくださいよ!
有:次に逢う時は貴方を殺す時ですので…
広:いやいや待って!待って!
有:……なんですか?
広:いや…さすがに星占いでマジックが減るのは……
どの程度の幸福でマジックが減るのか、その基準を教えていただきたいのですが………
有:そうですね……貴方のこれまでの幸福をお教えすればよろしいでしょうか。
広:あ、お願いします。
有:えーっと……「自動販売機でジュースを買ったら2個出てきた。」「隣の部屋に美人が引っ越して来た」などでしょうか。
広:…………ほんとにちっぽけな幸せですねぇ。
それにそのジュース、誰かの取り忘れで1週間ほど放置されてただけだからねっ!飲んで軽くお腹壊したよっ!
隣に引っ越してきた子も、「隣の部屋から異臭がする」とか言って2日でまた引っ越しちゃったからねっ!
これはむしろ不幸なんじゃないですかっ!?
有:どんまい。
広:だからてきとーにあしらうの止めてください!
有:さぁ、そうこうしているうちにマジックがガンガン減ってますよ。
広:何でっ!?何も幸せな事起こってないですよ!?
有:ほら、先ほどから台所の流しに溜まった生ゴミをカラスがつついているではないですか。
広:……………えっ、それが幸せですかっ!?むしろめちゃくちゃ不幸なんですけれどもっ!どーすんのっ!カラスどーすんのっ!?
有:カラスは我々の手下ですからね………懐かれるなんて羨ましいですよ……。
広:それはもう感覚の違いとしか言いようが無いですっ!その程度でマジックが減らされたら400以上あってもとても足りないですよ……
……………ちなみに、マジックを消す方法とか無いんですか?
有:それはもう普通に、不幸になればいいんですよ。
不幸が訪れる度にマジックナンバーは増えていくのです。
広:不幸に…………あっ、そういや今朝マグカップが割れたっ!
有:それは不注意ですね。
広:昨日作り置きしてたカレーが今朝腐ってた……
有:お気の毒様。
広:今月から親の仕送りがストップしたし……
有:これからは強く生きましょう。
広:その親は昨日事故に逢って骨折した!
有:お大事に。
広:厳しくない!?不幸の判定厳しくない!?
有:そんなことないですよ。あっ、今朝は寝癖つかなかったんですね、おめでとうございます。マジックが減りました。
広:そして幸福の判定甘くない!?めちゃめちゃ甘くないですかっ!?
有:いえいえ、私は常に公平なジャッジをしております。
広:どう考えてもおかしいですよっ!橘高審判のストライクゾーンじゃないんですからっ!
有:……………?
マジックが1つ増えました。
広:いや余計なお世話だよ!確かに軽く心に傷を負ったけどっ!
で、でもこうやってマジックを増やしていけばいずれ消滅する………
有:そういう事ですね。そして1度にとても大きな不幸が訪れれば……それだけでマジックが消滅することもあります。
広:ほ、本当ですか!?え、えーっと………
有:それでは私はそろそろ失礼いたします。
広:ちょ、ちょっと待ってください!
有:なんですか?今からうちの子を幼稚園に連れて行かないといけないんですけど。
広:いや、家庭持ってるんですか死神って!?
有:そりゃそうですよ。
広:へ、へぇ………
有:それでは失礼…
広:ちょ、ちょっと!
えーっと、えーっと………大きな不幸大きな不幸………
有:…………………
広:こ、こんな死神に憑かれたことが、人生最大の不幸だーーーーーーーーっ!!!!!!
有:マジックナンバーに変動はありません。
広:ちくしょー!読み切り漫画とかならこれでいい感じにオチがつくだろっ!
有:そんな非現実と一緒にしないでください。
広:この状況もよっぽど非現実だよ………
有:それでは本当に失礼いたします。主人のお弁当も作らないといけませんので。
広:ま、待って……(プルルルルル♪)
こ、こんな時に電話………(ピッ♪)
もしもし。あっ、社長!すいません、ちょっと取り込んでまして………って、もうこんな時間っ!?
す、すみません、すぐ行きますから!
…………えっ、私が会議に遅れている所為で取り引き先との事業が無かったことに…………
有:(タコさんウィンナーがいいかな?)
広:………えっ、クビですかっ!?ちょ、ちょっと待ってください!!!あっ………切れた………
有:………………………
広:………………………
有:おめでとうございます、マジックが消滅しました。
広:めでたくないわっ!
男:ちわーっす!ピザハットでーす!お届けにあがりました!
広:………こんな時に来ちゃったよ………
有:それでは、シーフードミックスピザは主人の昼食にいただいていきます。
広:いい加減にしろーぃ!!
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蝙蝠 361KB |
勝智:駄目かあ・・・ 美月:悔しい・・・ |
天然亭一門 353KB |
パーマ:次回は師匠である天然亭ボケ太郎が参加します |
みかづき。 341KB |
健太:負け始めると連覇しますね。 はづき:じゃあ次は勝てるってことさ・・・。 |
【ジャッジペーパー】(敬称略)上から、 |
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1組目 以津真天 |
・橘高審判は卑怯です。わかる人には本当に笑えるワードです。 ネタの一つ一つのボケやツッコミや構成は問題ないですが…もう少し女性?らしさを出しても問題なかったかなーと 後半に少し出している程度なのでそこの部分が引っかかったので減点しました(7点) ・死神と軽い口調のギャップが心地よい感じです。 一回オチかけるという展開も一気に引き込まれます。 ただちょっと物足りない感じもしました。展開や雰囲気が良いだけにもう少し盛り上がりがあればと思いました。(7点) ・ユニット名に妖怪好きとしてかなり惹かれるのはおいときまして。 全体的なネタのフォーマットはかなり素晴らしいと思います。 漫画的な設定が最大限生かされており、状況が想像しやすくて大変読みやすかったです。 「読み切り漫画とかなら」のボケは設定をこれ以上無く生かしたボケでした。その他のボケも良かったです。 ただ、ストーリーがよく出来ている分、説明や伏線が必然的に増えてしまっているのが難点だと思います。 特にマジック確認のあたりは、直接言ってしまうため行数を食っただけに見えてしまいます。 ピザを頼むことがオチへの伏線になっていることはわかるのですが、その部分だけがやたら不自然に見えてしまいました。 実質的にエンジンがかかり始めたのも占いでマジックが減ったあたりからなので、 いっそ確認の部分を省いてしまい、「めでたくないわ!」でオトしてしまっていいかもしれません。 減らした分だけマジック関連のボケも増やせますし、より早くエンジンをかけられます。 とはいえ、読み物としては大変良く出来ているので、ストーリーを邪魔しない程度にボケを増やすのが適当かと思います。(7点) ・話の構成やストーリーはしっかりしてたと思うんですが、ボケが薄味だったように感じました 不幸の判定の甘さや幸運判定のシビアさでもうちょっと展開出来るような気がします 死神に子供がいたというくだりも工夫の仕様があるかと(5点) ・設定は面白いし、幸運・不幸判定のくだりも爆笑したんですけども、 この設定ならもっといろんなボケや展開ができると思うんですよね。 今回は会議に遅刻してクビになった、というのがオチに繋がったわけですが、 出社、そして社内での行動でマジックを変動させるくだりが見たかったです。 死神が現れて状況を説明して終わる今のままだと「まだ導入部分」という感じが否めないんです。 導入でこれだけ行数があるのを更に増やせと言うのは酷ですけど、 場面を変えてマジックを変動させるくだりを挿入する必要はあります。(6点) |
2組目 安物鬼 |
・アララ…前半よかったのに後半から一気に下がった感がありました。 帝王切開のくだりはめちゃくちゃ笑えたのにもったいない気がしました。 安定感が足りなかったのかなって気がしましたしボケが暴走しすぎてツッコミがうまく対処できてない気がしました。(4点) ・キャラがしっかりしているからバカバカしさに磨きがかかって面白いです。 ただ僕の場合は後半からエンジンかかってきたかな・・・っていう感じでした。 前半は面白さよりグロさ(?)というかイメージしづらさが先行してしまって笑いが薄れた感じです。(6点) ・もうキャラ設定の時点でいいですね。筋肉キャラは珍しいものでは無いのですが、 そのキャラづけを「母親」にすることで新鮮味を出すことに成功しています。 「ふんっ!」や「筋肉に合わせて上手いこと」という基軸のボケもよく出来ており、 「ニックネーム」「マッスル放送委員」などの小ボケもパワーがあって楽しめました。三部構成も良い使い方でした。 少し言うならば、「ふんっ!」や腹筋関連のボケはとても面白いのですが、 くくってしまえばその2つにかなり頼っている印象を得ました。 「筋肉」という言葉から想像される端的なアイデアのみで構成されていると言いますか。 もっと練ればもっと様々なボケがあったと言いますか。 「筋肉」という設定は非常に広げようがあると思うんですよ。 腕、足など様々なところにも筋肉はつきますし、トレーニング内容でもボケられます。 胸筋がつきすぎて母乳が出ないとか、ハイハイの前からトレーニングの強要とか、 もっと多様なボケを繰り出せる余地が感じられました。 このままで充分完成度は高いのですが、もっと多彩なボケを見てみたい、そんな印象を受けました。(8点) ・まぁ開始二行で腹よじれちゃいますよね すっとんだ設定なのに「ふんっ!」のくだりをうまく使ってたりなど、 以後のボケがしっかりしてるのが何よりすごいと思いました!これは文句なしです!(10点) ・豪快なボケと「なんか輝き方が物理的!!」のように冴えたツッコミが上手く調和してました。 また、序盤からエンジン全開の先行逃げ切り型な構成でしたが、最後まで大きくだれることもありませんでした。 ただ、「あれ、ここで?」ってところで終わってしまったので、もう少しオチらしいオチが欲しいです。 最後に行間あけて2,3行だけ学校での様子やジュニアマッスルキングに選ばれた瞬間を描いたりとか。 そこさえしっかりしてればネタ全体が締まって見えるんですけどねえ。 ……肉男の胎児(幼児)離れした知能にツッコんじゃダメ?(8点) |
3組目 蝙蝠 |
・うわこういう系統ネタ見るの初めてです。個人的には好きなネタですね! 無理やり下のほうに持っていく感じが何とも言えない感じでじわじわと笑えてしまいます。 無理に表現を曲げずにストレートにいかずちょうどいい感じの例え方がはまりました。(8点) ・下ネタ的な感じが苦手なため笑えたかというとちょっと迷ってしまいますが 設定や展開は作り込んでる感じがします。 うざい感じ、ツッコミのフレーズ選びもしっかりしていると思います。(4点) ・このネタ、40行で見た時かなり笑ったんですよ。要は下ネタ一本槍なんですが、 それが多彩で飽きなかったんです。 ただ、それは40行だからこその面白さだったと言いますか、長文だとちょっと突き通すには辛かったと言いますか。 ボケの多彩さ、キャラ設定のブレなさはとても良かったのですが、さすがに下ネタだけだとちょっと、という印象を受けました。 あと、「松茸を干し椎茸に」とか「外道に近づけてる」とか、ツッコミが凝りすぎて回りくどいところがありましたので、 スパッと言っちゃって良かったかもしれません。 ただ、全体的な流れとしては淀みなく進んでいたので、話としての完成度は良かったと思います。(4点) ・設定を活かした展開、そしてボケが光ってたと思います あと「出るとこ出るぞ」が妙にツボでした ただここまで限定したボケになると美月さんのAVに対する姿勢とかも加味したら、もっと広がるんじゃないかと そして自分は気にしませんが「www」の使用は賛否が分かれると思うので控えたほうが 見る人によっては冷めるようなので(7点) ・こんなんいくらKBが高くてもオンエアできるかっての。 というのは冗談ですが、このネタ一体どんなテンションの時に書いたんですか。 中身に触れますと、美月さんの一歩引いたツッコミがテンションの高いボケとの対比もあって、 終始安定して面白かったです。「出るとこ出るぞ。」はよく見るセリフですが使いどころが絶妙でした。 しかし露骨な表現が多く、面白さよりキモさが先行してしまうこともしばしばでした。 「ナニ」「オ○ホール」なんかはもう少し包み隠して尚且つ愉快な表現をするに越したことはないです。(7点) |
4組目 天然亭一門 |
・下ネタ系のネタが2組続けてくるとどうしても比べてしまいますね。 前組の蝙蝠さんのほうがやんわりとしていたのでよかったですがこれは少し直球すぎます。引いてしまいました。 いや、でもここまでやるとはさすがです。逆に笑えるか所がありましたけどね!でもちょっと…(6点) ・先ほどの組と重複しますが下ネタ苦手な者としては読みづらいです。 口調とか展開はすごいしっかりしているだけに読みづらいのがもったいないと思いました。 でも・・・作者の方は作ってて楽しかったんだろうなというのがびしびしと伝わってきました。(3点) ・バカタレ。 なんで下ネタ2連続なんだよ。てめぇらレディースバトルどんな用途で使ってんだよ。 ただ、一番言いたいのは、前回より格段に面白くなっているということです。 「滑る→そこに怒る」という流れがよく出来ていますし、ツッコミのトリッキーさもそれを生かしていました。 「NSCで保健の授業」「ブロウクン破壊」「かけちがえとるやろ」など言い回しがこのネタの最大の武器だと思います。 「1分34秒の静寂」で緩和の役目も果たされていました。 ただ、逆に言えば言い回しのみでこのネタを支えているので、 静寂後は勢いを削がれて、流れる感じでオチていった感じでした。 あと、勢いと下ネタのみで突っ走っていかれた感じなので、あまり高い評価はつけられないかな、と感じてしまいました。 ただ、本当に面白くなっているので、次に期待できるいい作品だと感じました。 ただ、バカタレ。(5点) ・今日も激しい舞台でした・・・ もう完全に天然亭の世界観に飲まれてしまいました 顔射男に対する満子のコロッと態度を変えるソレがベタなんですけど今日イチのツボでしたね ただ自分は満点だけど、他の審査員がどうなるかはワシは知らんど!2点とかも十分有り得るからな!(10点) ・「先人達が作ってきたベルリンの壁にダンプカーで突進しとるわ!!」 このセリフで5回は笑わせていただきました。個人的に今年度イチの例えツッコミです。 他にも面白いと思ったボケ・ツッコミはいくつもあるんですが、同じくらいいまひとつと思ったものがありました。 「パーマ:ごめんやけど、あたしら壊す一方やわ!」わざとスベるくだりも含まれてましたけど、 このセリフ以前は全く笑いませんでしたし、静寂後も雰囲気を壊さない程度にボケを2,3個付け加えないと微妙です。 ガス太郎さんが「保守的」って言葉を覚えたら凄く面白くなるんだろうなぁ。(5点) |
5組目 乙女の方程式 |
・一見ベタに見えても案外シュールなネタって感じがしました。 菅谷のくだりから笑えましたのでそれ以前のネタの内容がいまいちよくわからないというかはまらなかったですね。 もう少し爆発力があってもよかった気がします。せっかく後半良くなっているのに前半がいまいちだともったいないです。(7点) ・後半のさしすせその使い方とかオチなど感動もののボケがあったのも事実なんですが ちょっとボケに物足りなさも感じました。 一発がつんと来る部分が少し欲しかったです。(6点) ・ボケのレベルは高く、流れもよく出来ていました。 特に序盤は『味噌ドレッシングをドーン』とか『「チン!」と言う役』とか、インパクトのあるボケが映えていました。 ただ、本題のコント部分に入ってから漫才という枠組みを無視しすぎかな、と感じました。 『(ポツッ、ザー)』や『(料理台の上の電子レンジを動かしながら)』など、 漫才としながらコントが強くでており、違和感がありました。 また、「ワニが気絶してる」「さっきの酸性雨じゃなくて!?」など、ツッコミであるY美の発言が既にボケになっているなど、 コントとして見せた方がいいと思う箇所が多かったです。オチもあまり釈然としませんでした。 また、「4班」などは使い捨てのボケにするには違和感があるので、 噛まれたスタッフを4班のメンバーにするとか、色々見せられたと思います。 全体的にボケは悪いわけではないのですが、見せ方が悪く、笑いより先に不自然さが目についてしまったので、 構成を工夫すれば充分化けるネタだと感じました。(5点) ・序盤のワニのギャップは、この世界観とはマッチ出来ないんじゃないかと思いましたが、 話が進むにつれて独自のテイストになっていったと思います。そこに行き着くまでに結構行数を要しましたが ただ導入の仕方が唐突で置いていかれそうになったんで、最初からワニ系を絡めておくと見やすいかと 調味料のこじつけは個人的に好きです(5点) ・よくありそうで正統派なのに……しっかりした個性がある…。不思議な感覚です。 ワニとさしすせそと電子レンジの強引な使い方、それぞれ主張が強いんですがお互いに強調し合っており、 また、どのボケにも強烈なインパクトはないんですが、これ以上ないほど全体的に整っていて、 純粋な面白さ以上に評価できるネタでした。スポーツに例えるとチームワークが良いと評せます。 ただ、最後の醤油・味噌のくだりでやや勢いが落ちたことが採点に響きました。(9点) |
6組目 みかづき。 |
・なんだろう…落ちが雑な気がする。でも好きだなー相変わらず はづきさんの自由奔放なボケと健太さんのしっかりとしたツッコミがいつも好きなんですよね! このコントもみかづき。さんのコントって感じです。でも最初に言ったとおりです。 オチがちょっとなあ雑だった気がするので減点させてもらいました。(8点) ・やりとりがほんわかしていて微笑ましい空気が出ていて読んでて引き込まれます。 ですが印象に残ったボケがあったかと言われるとちょっと微妙だと思いました。 印象が 雰囲気>ボケ になってしまった感じを受けました。(5点) ・「間」と「屁理屈」と「言い回し」。それらが笑いを倍以上に増幅させているように感じました。 強いブロー的なボケがあるわけでは無いのですが「妹よ」「兄よ」などのジャブを終始浴びせられて笑いが蓄積されて、 最終的に「継母めが!」でノックアウトされました。 こういう空気感が僕好みというのもありますが、これはみかづき。さんにしか出せない唯一無二の魅力だと思います。 ただ、序盤の米の下りやぬいぐるみなどを伏線にして後半にも生かしたりすればネタとして引き締まったと思いますし、 オチが多少蛇足に感じてしまったのでこの点数です。 「空気感」を守ることも大切ですが、それを貫きつつ「笑いどころ」を逃さないことを重視すれば、さらに飛躍すると思います。(7点) ・話の組み立ては上手いと思いましたが、ボケらしいボケがあまり見受けられなかったですね・・・ 「継母めが!」と言ったバイオレンス要素含んだボケはこの世界観にピリッとした良い刺激を与えていたと思うので、 そういったカテゴリーのものを多くしてみてはいかがでしょうか そして個人的に翌日のくだりは要らなかったんじゃないかなぁと。 大奥版シンデレラの詳細を導入したらまだわかりますが、単なる後日談として終わってしまったように感じました 全体的に、もっとガツガツボケていっても良いんじゃないかというのが正直な感想です(1点) ・三点リーダ、もとい沈黙の使い方が上手いのなんの。これほど無言がツッコミの役割を果たしたネタもありません。 相変わらず世界観は抜群で、健太さんのツッコミも珍しい上から目線で新鮮です。 課題はボケが言葉の綾を利用したものに偏っていることと、笑いの量でしょうか。 6点ぐらいの笑いは数多くあるんですが、8点以上のドカンとくる笑いが乏しく、高得点をつけるには至りませんでした。 ガラスのアディダスみたいに意表を突いてくるのがもっとあればいいんですが…。(7点) |
ユニット名 | KB | OA率 | BR |
安物鬼 | 417 | 24/28 | S |
以津真天 | 381 | 1/1 | E |
乙女の方程式 | 381 | 1/3 | F |
蝙蝠 | 361 | 0/1 | F |
天然亭一門 | 353 | 0/2 | F |
みかづき。 | 341 | 16/23 | A |
安物鬼が今回唯一のオーバー400で今期3勝目。 以津真天、乙女の方程式は見事初オンエアを勝ち取った。 初のレディースバトルは全組が300KBを越えるという接戦で幕を閉じた。 |