第273回 青沢オンエアバトル

市河:以上で計量は終わりました。
    オンエアされる上位3組の発表です!

ウルトラスーパーDX潮江軍団  (3位)
怒涛の9連勝!


有機丸アポロ  (2位)
今期2勝目!


月影連盟  (1位)
オーバー500で3連勝!


碓氷:難関を突破した皆さんの熱演をご覧いただきましょう!

月影連盟    (3/3)
コント/偸盗舞曲 -カジノを往く-
おっぱいボインボインボイン!!
こんな人でもやるときゃやる。他を一蹴する超ハイスコア!月影連盟!

2001年に公開された、クライム・サスペンスの傑作“オーシャンズ11”
ダニー・オーシャン率いる11名のスペシャリスト達による、
前代未聞、史上最大の強奪作戦を描いた洋画作品である。


この映画に憧れ、そして彼らに憧れた少年が居た。






これはオーシャンズ11に憧憬を奮わせた、二人の高校生の後の物語――――











― 偸盗舞曲 ―





BGM:交響曲第3番変ホ長調『英雄』/L・V・ベートーヴェン








南西の町、“リビター”の一軒家にて




フランシス・レイモンド:なぁマーキュリー。この世で一番素晴らしい映画は何だ?

スリザー・マーキュリー:愚問じゃないかレイモンド!当然、ブルース・ウィリスのアクション大作「ダイ・ハード」さ!

レイ:違ーう!そこボケるとこ違ーう!
   ダイ・ハードも面白いけどそこやっぱりボケるとこ違ーう!

マー:ハハッ、冗談さレイモンド。
   何て言ったって一番素晴らしいのは、ジョージ・クルーニー主演の「オーシャンズ11」さ。
   絶対侵入不可のラスベガスカジノの地下大金庫に、たった11人が挑む、
   こんなに爽快な犯罪映画はまたと無いね!

レイ:流石解っているなぁ、マーキュリーは。
   そこでだ!我々も彼らのように、
   少人数で絶対不可と謳われたカジノの金庫に侵入する計画を遂行しようと思うんだ!

マー:おぉ、凄いじゃないかレイモンド!俺たちも遂に、あのオーシャン達のように輝けるんだな!?
   高校の女子連中の間で「死んだ魚の肛門」と呼ばれてる俺たちでも、彼らのように輝けるんだな!?

レイ:そうともマーキュリー!
   男子連中の間では「ピサの斜塔が傾きすぎたら真っ先に支えに行く2人」と呼ばれている俺たちでも、
   あのジョージ・クルーニーのように輝ける時が来たのだ!

マー:悲しくなるから全てを曝け出すのは後にしよう。
   それでレイモンド、カジノを狙うと行っても具体的に何処を狙うんだい?
   俺たちの街リビターには、全世界の頂上に君臨するカジノ、
   “リビター’s・アフェランドラ”しか無いが、まさか…?

レイ:そう、そのまさかさ…!狙うなら大物、我々の街のリビター’s・アフェランドラしか無い!!

マー:レイモンド!俺はお前を見損なっていたよ!まさか世界のトップのカジノを標的にするとは!

レイ:オーシャンズが狙ったのも世界最高峰のカジノだ!
   我々が世界最高峰のカジノを目指す理由に何ら不思議は無い!

マー:その通りさレイモンド!
   それで、俺たちの他にはどんなスペシャリスト達を揃えているんだい?
   俺の持ち味と言えば、「すぐチクる」「すぐ見損なう」「五感が鋭い」くらいだが…

レイ:おいおいマーキュリー、情けないぞ!まぁかく言う俺の持ち味は、
   「ネーミングセンスが良い」「強行突破の勢いが良い」「なんかボタンがあったら押す」くらいだが。

マー:おいおいレイモンド、お前のほうが情けないじゃないか!見損なったぞ!
   そんな事だからお前は「3日に1回火災報知機鳴らす奴」と呼ばれて居るんだ。

レイ:火災報知機鳴らすのって、世界中の学生の憧れじゃん?

マー:じゃん?じゃねぇよ!そんな事どうでもいいから、何か凄い特技を持った連中を呼んでいるんだろうな?
   俺たち二人だけで出来る事といえば、
   精々火災報知機を鳴らしたお前を俺がチクることくらいだぜ?ハハッ。

レイ:二人だけだ。

マー:…へ?

レイ:スペシャリストなど呼んでいない。俺たち二人だけで実行するのだ!

マー:……ごめんマーキュリー、悪いけど俺傾きかけのピサの斜塔支えてくるわ…

レイ:おいおいおい待て待てレイモンド!どうしたというんだ、俺たちが輝く絶好のチャンスだと言うのに!

マー:もういいよ、俺将来「ピサの斜塔を支えた少年」の図で歴史の教科書に載ることにしたから…

レイ:ダメだよレイモンド!ズルいよ!いやズルいって言うか!そうじゃなくて!
   俺たちは世界最高峰のカジノの金庫に侵入する計画を立てたんだ!何故そこまで支えたがる!

マー:だって二人だけじゃん!変装やハイテク、爆破のプロフェッショナルでも11人要ったのに、
   俺たちみたいなん二人だけで何やるの!

レイ:バカ野郎!!俺たちみたいなん二人だけでやるからすげぇんじゃねぇか!!

マー:俺たちみたいなん二人だけでやれると思ってるお前がすげぇよ!

レイ:うむ…仕方ない、なら俺たちの数少ない友達を呼ぶことにしよう!
   一人くらい、なんか、万引き程度のことをやった奴がいるだろう!

マー:お前世界無計画ランキング第1位獲得だな





― 11分後 ―




レイ:全員に連絡とってみたよ!

マー:一応聞いてみるけどどうだった?

レイ:なんと驚き、全員に断られたよ!

マー:そりゃ死んだ魚の肛門みたいな顔して戻ってこられたら百も承知だわ。

レイ:ボブは頭痛、ジャックは歯痛、カールは腹痛、トムは腰痛、ニックは胃痛、
   イフリートは神経痛、クラウドは筋肉痛、スティーブは苦痛、ゴンザレスは激痛、
   マークはピサの斜塔の修繕工事で来れそうに無いらしい。

マー:どいつもこいつもボロボロじゃねぇか!何でそんなのしか居ねぇんだよ!
   そして最後は俺らの専売特許じゃねぇか!それ取られたら俺らただの死んだ魚の肛門だよ!

レイ:もういいじゃないか!二人でやろう!な!
   上手く計画を立てれば、たった二人でも金庫に入れるかもしれない!
   いや、寧ろ2人のほうが足手まといが居ずにやりやすいかもしれないじゃないか!

マー:大勢で作戦を仕組んで、その中の数名だけが金庫に到達するのが面白いのに…







― 作戦検討 Strategy examination ―







レイ:まず必要なのは、カジノ内の見取り図だ。これがないと話にならない。
   で、見取り図がなくて話にならないので、俺が妄想で書いた。見てほしい。

マー:見るかよ!!誰がお前の妄想図見るかよ!!
   金庫に入るどころか金庫に辿りつけねぇじゃねぇか!

レイ:嘘、嘘!嘘やって!そんな怒らんといて!
   ほら、これが本物の見取り図だ。俺がおねしょで書いたのではないぞ?

マー:あるんなら最初から出せよ…。
   ……ほうほう、なるほど、実際入ったこと無いから解らなかったけど、結構広いなぁ…。
   区画も不規則で、全体的に角が丸くて、水色で湿ってて、
   何故か土台が紙ではなく敷き布団、おねしょじゃねぇか!!

レイ:斬新やな

マー:斬新じゃねぇよ!おねしょする奴カジノなんか狙わねぇから!

レイ:まぁまぁ、今のはウォーミングアップだ。
   ウォーミングアップリケだ。

マー:言い直してまで言うほどのもんかよ! 

レイ:まず当日の服装に関してだ。

マー:何か制約でもあるのか?  

レイ:俺たち2人だけとなると、金庫破りの為の道具が大量に必要になってくる。
   ポケットとかいっぱい付いた服装で来いよ?

マー:ポケット如きじゃ話にならねぇよ!

レイ:更に、もし金庫から大金を盗んだ後、
   その大金を持ち歩く為のものが必要だ。
   フードとかいっぱい付いた服装で来いよ?

マー:だからフード如きじゃ話になんねぇだろ!
   フードいっぱい付いた服とかどんなんだよ!

レイ:更に更に、ポケットに用具をいっぱい詰め、
   フードに大金を詰めた二人組が歩いてると、相当怪しまれるだろう。
   愛嬌を出すのが大切だな。
   アップリケとかいっぱい付いた服装で来いよ?

マー:行かねぇよ!!どこのお洒落さんだよ!!
   …とは言っても、やっぱ大きなバッグとかが要るんじゃないか?
   というかそんな大荷物持って怪しまれないか…?
   人の目に付き難い所を通らないとな…

レイ:その通りだ。まずは入り口のドア付近に警備員が5人立っているのだが、
   これらをどう切り抜けるかが問題だ。

マー:金庫以前の問題じゃねぇか!!
   近づいた直後「何やねんお前ら」みたいな感じで見られて撃沈やないか!

レイ:大丈夫だ!このリビター’s・アフェランドラというカジノには世界中のギャンブラーが集まってくるんだ、
   その中に大きなカバンを持ち歩くことに性的快感を覚える二人組が居てもおかしくはない。

マー:いやおかしいだろ!どんな性癖持ってんですかって話になるよそれ!
   まぁいいや、世界中のギャンブラーの中には荷物をいっぱい持ってる人もいる、って事で。

レイ:これでカジノ内に侵入することが出来た。
   中で注意する必要があるのは、カジノのオーナー、フレディ・ブレジネフ氏だ。
   何が危ないかと言うと、このブレジネフ、高校時代はいじめを受けていて、
   その時のあだ名が「ピサの斜塔が傾きすぎたら真っ先に支えに行く奴」だったそうだ。
   いわば俺たちの同業者だ。

マー:何で俺らみたいなのが他にも居るんだよ!

レイ:俺としても、未来の歴史の教科書に、
   世界一のカジノのオーナーがピサの斜塔を頑張って支えてる図が載せられるのは気分が悪い。
   そう、だからこそブレジネフを潰す為にこのカジノを選んだのだ。

マー:オーシャンズ11への憧憬は何処に行っちまったんだよ!!

レイ:オーシャンッ…!そうだ、俺たちはオーシャンズに憧れてこの計画に踏み込んだんだった!
   それを忘れてはいけないんだ…!
   よし、俺たちも彼らのような組織名を付ける事にしよう。
   今から俺たちは「レイモンズ2」だ。

マー:だせぇ!!名前と人数くっ付ければいいってもんでもねぇだろ!
   お前のネーミングセンスどうしたもんだよ!

レイ:新聞に載るだろうなぁ! 
   「世界一のカジノ、リビター’s・アフェランドラの金庫の金が盗まれた。
   現場にはカードが置いてあり、“レイモンズ2参上”と表記されていた。」

マー:すぐ捕まりそうなネーミングだし方法がだせぇんだよ!

レイ:こうしちゃ要られない!早速作戦の続きを考えよう!
   で、5人の警備員とオーナーを抜けると、ポーカー、ブラックジャック、バックギャモンなどの
   テーブル・ギャンブルが行われている。
   此処のディーラーは皆、イカサマを見抜いてきただけのことはあって、目が光っている。

マー:成程…、警戒して歩かないと行けないな。

レイ:つまり深夜に侵入したとしても、その目によって照らされる為実行不可能なのだ。

マー:リアルに目が光ってるの!?どこの深海魚だよそいつら!

レイ:5番テーブルのディーラー、アルフレッド・カーンには特に注意が必要だ。
   何故なら彼は中学校時代いじめられていて、
   付けられたあだ名が「ピサの斜塔が傾きすぎたら真っ先に蹴り倒しそうな奴」だったからだ。
   俺達が最も注意するべきライバルだな。

マー:どんな低俗な争いなんだそれは!その程度のライバル嫌だよ!
   そしてそいつにそのあだ名付けた奴呼んでこい!

レイ:俺としても、未来の歴史の教科書に、
   世界一のカジノのディーラーピサの斜塔を蹴り倒してる図が載せられるのは気分が悪い。

マー:当たり前だろうが!

レイ:5番テーブルと言えばポーカーだ、寄り道くらいしてもいいだろう。
   カーンに勝負を挑むんだ。

マー:まぁ、一戦やっておくのも悪くないな。

レイ:俺たちが修学旅行で見せた七並べの腕前を見せてやるのだ!

マー:七並べ関係ねぇだろ!

レイ:むしろお前の豊かな顔芸でディーラーを錯乱させる所存だ。

マー:明らかにポーカー向いてねぇじゃねぇか!

レイ:まぁそれはいいとしよう!
   次に、巨大金庫は地下にあるんだ。
   オーシャンズでは、監視カメラを風船で隠して警備員を遠ざけたり、
   ハイテク専門が奪ったカードでシステムに侵入したりしていた。

マー:その通り!俺たちはどんな事をするんだ!?

レイ:俺たちは到底出来っこないので、強行突入だ。

マー:持ち味をもっと上手く生かせよ!!

レイ:まぁ待て。いつもの俺なら、そうしていただろう。
   だが今回は違う、突入は不可能だ。

マー:それは当然の事だが、また何故?

レイ:エレベーターの横を屈強なガードマン、ロイ・ハーフォードが見張っているのだ!

マー:そうか、近付くとあっさり捕まるんだな?

レイ:いや、とてつもなく臭いんだ。

マー:臭いのかよ!

レイ:まるで死んだ魚の肛門のように。

マー:俺達じゃねぇか!!

レイ:だが、そんな臭いハーフォードが筋肉ムキムキになったのには、理由がある。
   彼は小学生の頃体が軟弱で、それが原因でいじめられていたんだ。
   その時のあだ名が「ピサの斜塔が傾きすぎたら真っ先によじ登りそうな

マー:もーいい!!もういいわ!!何でこの街そんなピサの斜塔に縁のあるあだ名が多いんだよ!

レイ:俺としても、未来の歴史の教科書に、
   世界一のカジノのガードマンがピサの斜塔によじ登って星条旗振ってる図が載せられるのは気分が悪い。

マー:皆そうだよ!世界中の皆が気分悪いよ!
   もういいよレイモンド、その次はどうなんだ?

レイ:いや、正直、カジノ内で分かってる事はこれだけだ。
   内装を詳しく知る為にこれからカジノに出向こうと思うんだが、どうだ?

マー:おぉ、それは良い考えだ。百聞は一見に如かずと言うからな。

レイ:本番と同じように、大きなカバンを持って行こう。

マー:それだと怪しまれないか?

レイ:バカ野郎、練習で出来ない事が本番で出来るわけないだろう!

マー:俺はお前を勘違いしていたようだ、見違えたぞマーキュリー!

レイ:絶対未来の歴史の教科書に載るんだ…

マー:見損なったぞマーキュリー!









― リビター’s・アフェランドラ入口前 ―








警備員A:何やねんお前ら

  レイ:撃沈したー!!

  マー:いや、あの、僕ら怪しい者では無くてですね…

警備員B:っていうか、お前ら何歳?

  マー:僕らは17歳ですけど…

警備員C:ここのカジノはねぇ、未成年は立ち入り禁止なの。そのくらい常識でしょ?

  レイ:なんやて!?

  マー:…いや、って言うかその通りだろ!
     何俺ら頑張って計画練ってたんだよレイモンド!

警備員D:今すぐ帰らないと痛い目見るよ?

  レイ:…はっ…走れマーキュリー!走るんだ!
     中に入ってしまえば人が多くて解りっこない!
     走るんだマーキュリィィィィィ!!!

  マー:お、おい待てよレイモンド!下見段階でこんな無茶してどうすんだよ!

警備員E:俺も何か喋りたかった…








― カジノ内 ―








マー:なぁレイモンド、確かに人は多くて目に付き難いけど、あまりにも広すぎじゃないか…?

レイ:何せ世界一のカジノだからな、これくらいは当然だろう…

マー:まぁそうだが……眩しっ!なんだ眩しいぞレイモンド!

レイ:5番テーブルのカーンがこっち見てるんだ!
   きっと俺たちの挙動が怪しいからだ、堂々としてよう。

マー:真昼でもあんなに光ってんのかよ……臭っ!なんだ臭いぞレイモンド!

レイ:エレベーター横のハーフォードに近付いてるんだ!
   きっと俺たち知らない間にエレベーター側を歩いてたんだ、別の道を行こう。……お?

マー:なんつー五感に害を及ぼすカジノだよ…
   しかし本当に広いな、ちょっと目を離すと迷子になりそうだ…
   監視カメラもあっちこっちあるな…
   二階からも色々監視されてるし、やっぱ侵入するのは無理じゃねぇか?
   なぁレイモンド…レイモンド?




ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリィィィィィィィィィィィン



マー:なぁっ、なんだなんだ!?何があったんだ!?

レイ:マーキュリー!

マー:レイモンド!何だこの音は!?何か起こったのか!?

レイ:すまん!火災報知機のボタンがあったもんで、ついつい押しちまった!!

マー:アホかお前!!

レイ:俺の前にボタンがあるのが悪いんだよ!
   全く本当に…マーキュリー?あれ、マーキュリー?

マー:あ、オーナー、ボタン押したのあいつです

レイ:チクんなてめええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!
   もういいやヤケクソだ、
   俺たちがオーシャンズ11の弟分、レイモンズ2だー!!!
   その汚ぇ目玉穿り返してよく見てやがれー!!!



(フェードアウト)












― 留置所 ―










レイ:なぁ

マー:…ん?

レイ:“マーキュリーズ2”の方がかっこよかったかな?

マー:そこじゃねぇよ
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有機丸アポロ    (6/6)
コント/洗脳兵士彼女
遠山:今回、青バトでは初めてコントをやってみました。
出雲:遠山のキャラ崩壊具合をお楽しみ下さい。
遠山:俺はやらされているんだ。
と、申しておりますが実際は(詳細はトークで) コントでも余裕の勝利!有機丸アポロ!

(パン、パンパン!)

出雲:……ふう、これで敵兵はあらかた殲滅したな……。
      もしもし、聞こえますか隊長、俺です。今「秘密結社マッドマッサージ」のアジト最深部に来てます。
      これよりマッドマッサージの総帥、おもむろトニーの暗殺に移ります。
      ……念のため撤退……?……すいません隊長、その指令は聞けません。
      知ってるでしょう?この基地には、俺の恋人のマナミが捕らわれているんです!
      私的理由で突撃した罰はちゃんと受けますよ。それでは。……マナミ、今助けるよ……!

(バキュゥン!!)

出雲:!……くそ、敵兵は残らず倒したと思ったんだけどな……!
遠山:ほう、ワタシの銃弾をとっさに回避したか、やるではないか。
出雲:………!!
遠山:特務部隊「しっちゃかめっちゃかアルベルト」の隊員だな?残念だったな、トニー総帥はすでに別の基地に逃れておられる。 
      貴様はここで、この「万華鏡スナイパー」こと遠山マナミに殺されるのだ。
出雲:マ、マナミ!?お前がどうして、お、俺がわからないのか!?
遠山:……?あいにくだが貴様のような人間は知らないな。誰かと間違えているのなら改めて名乗ってやる。
      ワタシはマッドマッサージ幹部として偉大なるおもむろトニー総帥に永遠に仕える存在、遠山マナミだ。
出雲:な……ま、まさか洗脳!?間違いない、そうでなければ、
      暇さえあればアレルギーという文字をひたすら書き取るほどの平和主義者のマナミが銃を持てるはずがない!
遠山:それは平和主義とは違う気がするが、何を言っている?そんなこと……。
出雲:思い出せマナミ!俺だ、お前の恋人の出雲だ!!
遠山:……イズモ……?………!!!



『………大好きだよ、出雲………』             


遠山:……な、なんだ、なんだ今の記憶は!?
出雲:そうか、まだ洗脳は完全じゃないんだ!思い出せマナミ!
遠山:ハアハア、ち、違う!ワタシは、マッドマッサージ幹部……!!
出雲:違う!お前は俺の恋人のマナミであり、アキバ系地下アイドル「天の川☆きらこ」だ!!
遠山:………ええ!?いや、ええ!?
出雲:「アナタの心にきらこがぴゅーん☆」の決めゼリフでお馴染みの! 
遠山:ふ、ふざけるな!ワタシがそんな痛々しいセリフを好んで使うはずが……うわ、なんか蘇ってきた!



『……きらこ、こんなに沢山の人の心にぴゅーん出来て嬉ぴゅーですぅ☆……』



遠山:……嫌だ!そんなの嫌だぁ!そんな過去信じたくなーい!
出雲:受け入れろよ。いや、受けぴゅれろよ。
遠山:そんな強引なぴゅの使用法もあるのか!? 
出雲:調子がいい時は全ての言葉がぴゅだったりしたぞ。
遠山:ワケがわからない!そんな山鳥みたいな……や、やめて、蘇らないでぇー!!



『……ぴゅぴゅぴゅぴゅーん☆ぴゅぴゅっぴゅぴゅーん☆☆ぴゅぴゅっぴゅぴゅ
ーん☆☆☆……』 


遠山:イヤァーーー!!!そんなのイヤァーーー!!!なんだぴゅぴゅっぴゅぴゅーんって!!
出雲:ぴゅぴゅっぴゅぴゅーんはお前いわく「アレルギー」って意味だってさ。
遠山:じゃあ今の記憶、書き取り中か!?し、信じない!信じてたまるかそんな戯れ言!
出雲:なぜそんなに拒む。
遠山:そんなアホ丸出しの自分を肯定出来るほどの心のゆとりはない!
出雲:くそ、ならばこれを見ろ!お前が大好きだった玉子豆腐だ!
遠山:玉子豆腐!?思い出の品としては随分微妙なチョイスだな!?
出雲:お前はこれを顔に叩きつけられるのが大好きだったんだ!
遠山:食べるんじゃないのか!?ワタシがそんな意味不明な思考をするはずはない、なのになぜ記憶が浮かんでくるう!! 



『……出雲、もっとこすりつけてぇ、この感覚、香り、たまんなぁい、ヘヘ、ドヘヘへへ……』



遠山:………ノーーーーーッ!!ノーーーーーッ!!(ガンガンガン)
出雲:ど、どうしたマナミ!急に壁に頭ぶつけ出して、まさか、マッドマッサージの仕業か!?くっそう!
遠山:今のは組織関係ない……何だその特殊性癖……何だドヘヘへへって……。
出雲:ドヘヘヘヘは幼少期から言ってたぞ。
遠山:気持ち悪い幼児だな!?
出雲:たまにドビュッシードビュッシーとも笑ってたぞ。
遠山:なんだその音楽的感性溢れる笑い方!
出雲:きらこになってからはどぴゅっしー☆とも笑ってた。
遠山:うっとうしい!きらこ凄くうっとうしい!
出雲:それがキミだよ。
遠山:うるさい!うぅ、何それ、違う、ワタシはそんな変態じゃない……!
出雲:違わない、お前、遠山マナミはれっきとした、俺、出雲リョウコの恋人だ!!
遠山:………え?
出雲:だから、お前は俺の恋人だって。幼稚園の頃から、
      小学校、中学校、女子高、特務部隊専門学校とずっと一緒だった………。
遠山:待て、ちょっと待てぇーっ!!特務部隊専門学校云々も気になるが今はどーでもいい!き、貴様、女なのか!?
出雲:うん。あ、隊服に押さえられてわかんねえか、ほら、自慢のたわわなGカップ。(たわわん)
遠山:マジでか!?ちょっと待て、と言うことはワタシ達は……!?
出雲:レズなのだ。
遠山:……それは、それはないだろ、さすがに、ねえ……?
出雲:何を言う、俺をそっちの世界に引き込んだのはお前だぞ?
      お前が男っぽい喋り方がいいって言うからこんな喋り方にしたし。 
遠山:ワタシが元凶か!?信じてはいないが、その、なんかゴメン!
出雲:謝ることはない、最初は俺も拒んだが、今や女しか愛せない。ポッ。
遠山:顔を赤らめるな!恋する乙女ぶってるんじゃない!
出雲:ちなみに唇は小6の時、既に奪われている。
遠山:どんだけのマセガキなんだワタシは!欲望フルスロットルにもほどがあるだろ!!
出雲:あれはぁ……修学旅行の夜ぅ……。
遠山:もじもじしながら詳細を語るな!!生々しくて悲しくなる!
      そんなアブノーマルな真実なんて認めな、く、蘇るな記憶ぅ!ヤだよ、今回の記憶は特にヤだよぉ!!
出雲:認めなさいよ!受け入れちゃいなさいよ! 
遠山:急に女言葉になるな!や、やぁだああぁっ!!



『……ウフフ、出雲、いやリョウコ、大好き、大好きぃん☆ドヘヘ、ぴゅっヘヘ、どぴゅぴゅっしいぃぃん☆☆☆……』



遠山:……もうやだ……もう洗脳されてるとしても記憶戻したくない……。
出雲:なぜそんな悲しいことを言う。
遠山:逆にこの状況で全てを受諾出来る人間連れて来い!
      いきなり自分が本当は変なアイドルで変な嗜好持ちで同性愛者だって言われて!
出雲:あ、でも人当たりはめちゃめちゃ良かったよ。
遠山:帳消しになるか!マイナスの濃度がキツすぎるわ!
出雲:でもさ、記憶戻ってないにしろ俺の言うこと信じる気になったんじゃない?
遠山:……確かにここまでやたらと記憶が浮かんできたら、おのずと信憑性も出てくる……。
出雲:だから、俺と帰ろう!今すぐじゃなくていい、ゆっくりと思い出そう!毎日寝顔に玉子豆腐ぶつけてやるから!
遠山:それは下手すりゃ死ぬからやめてほしいが……貴様の言う通り、ワタシは貴様の恋人だったのかもな……。
出雲:だったら!!
遠山:……だが……(銃口を出雲に向ける)
出雲:………!?
遠山:確かにワタシは貴様の恋人かもしれない。 
      だが、例え洗脳されているとしても、今のワタシはマッドマッサージ幹部としての誇りを持っている。
      侵入者であるお前にはここで死んでもらう。そして、もしワタシの記憶が戻ったら、
      その時は……その時は、貴様の後を追ってやる……!! 
出雲:……そうか……確かに今の俺達は敵同士だしな……それにお前中世の拷問事情に興味を持ってたしな……。
遠山:後者の理由は全くもっていらないがな。
      お前とて戦いに身を置くものだ、ワタシの覚悟はわかるだろう……。
      命を、諦めてはくれないか……?
出雲:……俺が死ぬだけならいい、だが、愛するマナミまで死ぬのは耐えられない!
      マナミがマッドマッサージ幹部だから俺を殺さなければいけないのなら、
      今すぐお前の記憶を戻して両方の死ぬ理由をなくしてやる!つーわけでおりゃ、おりゃあ! 
遠山:や、やめろ、玉子豆腐を投げにかかるな!くそ、イヤなはずなのに心の奥底から湧き上がる快感が抑えられない!



『……ねえ出雲、知ってる?中世ではヤギに足の裏を舐められるっていう拷問があったんだよ……』



遠山:変な記憶蘇った!くそ、まだ負けんぞ、ワ、ワタシはあくまでマッドマッピュージ……あれ!?
出雲:よし、記憶が本格的に戻ってきてる!ぴゅんぴゅんぴゅー☆ぴゅぴゅっぴゅぴゅー☆セイ! 
遠山:ぴゅっ……いやいや!乗せられてたまるか、乗ぴゅられ、くっ、ダメだ、蘇えるな記憶、あ、あぁーーー!!



『……ごめんなさい、小池徹平君。アナタは凄くいい人だけど、ワタシには出雲と言う心に決めた人がいるの……』



遠山:ワタシ凄くもったいないことしてる!いやだ、そんな愚かな自分に戻りたくない!
出雲:ならば聞いてくれ、天の川☆きらこデビューシングル「ぴゅんぴゅん☆きらぴょろん☆☆」 
遠山:曲名だけでもうイヤだ!くっそう、こんなヘンテコな固有名詞で蘇るんじゃない記憶ぅぅぅー!!



『……上杉謙信、覚悟ぉーっ!!……』



遠山:なんだ今の!?なんか前世の記憶的なの蘇ったぞ!?
出雲:よし、もう一押しだ!この歌を聞いて完全に記憶よ蘇れ!
      ワンツースリフォー♪ちゃらりちゃらりらー♪ぴゅーぴゅーぴゅぴゅーぴゅーん☆
遠山:前奏の段階でもうウザい!くっ、やめろ、歌うなあぁー!!
出雲:ぴゅんぴゅんぴゅーぴゅー流れ星ぃー♪憎いアイツに落っこちろー♪
      その身を鮮血に染めよー♪憎いー♪憎いー♪この世のすーべーてー♪とどまーらーぬー憎悪ー♪
      「この世は血で血を洗う、凄惨な生き地獄なのでぴゅー☆(セリフ)」
遠山:何だその曲調と歌詞の有り得ないギャップはあぁーー!!くそ、イヤだ、記憶が、記憶があぁーーーーーーっ!!! 





『……はじめまして、ももぐみ、とおやまマナミです!ねこがすきです、でもおんなのひとはもっとすきです!ドヘヘヘヘ☆……』

『……ねぇ出雲、寝た?……寝た……?………(チュッ)……ウフゥ………!!お、起きてた……!?……』

『……ねえ、今日から出雲のこと、リョウコ、いや、リョピュコ☆って呼んでいい?……』       

『……あー、街中の人に多方向から玉子豆腐ぶつけられたーい……』     

『……占い師によると、ワタシの前世武田信玄だって。前世ホモで今レズかあ……』            

『……ぴゅっぴゅー☆ぴゅぴゅぴゅっぴゅぴゅっぴゅ☆ぶひー!……』






遠山:………。
出雲:マ、マナミ……? 
遠山:……うーん、あれ、リョピュコ、どうしたのそんな顔して……?
出雲:マ、マナミ、マナミ!!記憶が戻ったんだ!よかった、超嬉しい!
遠山:ど、どうしたのいきなり抱きぴゅいて!?いや、正直メチャクチャ興奮状態だけど!フフへ、ドヘヘヘ☆
出雲:いつものちょいウザいマナミだー!よかった、よし、帰ろう!帰ったら窒息寸前まで顔面に玉子豆腐ぶつけてやる! 
遠山:うん☆あ、リョピュコ足元、段差危ない! 
出雲:え、うわ!!(頭ガツン)
遠山:リョピュコ!!だ、大丈ぴゅ!?
出雲:いたた、あれ、ここどこ、私は一体……?
遠山:リョピュコォーーーッ!!大丈ぴゅ!?大丈ぴゅ!?痛い?ワタシの大好きなリョピュコ、
      今患部をキスして痛みを吸い出ぴゅから!!ぴゅっぴゅぴゅぴゅーぴゅーぴゅぴゅー☆☆☆ 
出雲:キモッ!!! 
遠山:がぴゅいぃーーーん!☆!☆!☆!

市河:今回は初のコントというわけですが。
出雲:いやー、ドキドキしたんすけど、大好きなネタなんで楽しんでやれました!
碓氷:そんで……遠山君はどぎつい女性役というわけで……。
遠山:死にてえ……。
市河:なんかとてつもない負のオーラが立ち込めてるけど……。
出雲:こうヘコんではいますけど、ネタの全権握ってんの遠山ですからね。
碓氷:自業自得じゃねえか!
遠山:でもさ……地方でやることねえだろ……。
出雲:バカ、コントはなかなか高得点取れないだろうから、
      受かっても低いであろう通常じゃなくて多少高くなる地方でやるって決めたのお前じゃん。
市河:嫌がってるわりには綿密な計算してる!
遠山:だって……好きなネタだし……。
碓氷:結局お前も好きなんかい!
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ウルトラスーパーDX潮江軍団    (12/13)
コント/天使のお仕事
杉本清:さぁ、さぁ、一騎打ちか!トウショウボーイがまたちょっと出た!これは世紀のレース!世紀の一戦だ!
     潮江軍団が交わすか!交わしてしまったのか!潮江軍団交わしたか!潮江軍団交わしたか!
     トウショウボーイ!トウショウボーイか!潮江軍団が交わした!潮江軍団先頭!潮江軍団が先頭だ!
     外からグリーングラス!外からグリーングラスが来る!外からグリーングラスが来た!
     潮江軍団先頭だ!外から怖い怖い、グリーングラス!潮江軍団!潮江軍団先頭!潮江軍団先頭だ!
     内からまたトウショウボーイが差し返す!先頭は潮江軍団!潮江軍団だ!潮江軍団だ!!潮江軍団!!!
     中山の直線を!中山の直線を流星が走りました!潮江軍団です!
名レース中の名レースってやつですね。C大会への道を一人旅!ウルトラスーパーDX潮江軍団!

ネロ:パトラッシュ、疲れたろう。僕も疲れたんだ・・・
   なんだかとても眠いんだ・・・パトラッシュ・・・





天使A:はい、というわけで、午前0時13分、心肺停止を確認。

天使B:・・・・・

天使A:資料によると、こっちのガキがネロで、こっちの獣がパトラッシュというらしい。

天使B:・・・・・

天使A:こいつらを今から、上まで運んで行く。頑張っていきましょう。

天使B:・・・・・

天使A:・・・おい!お前、さっきから何をふてくされてんねん?

天使B:・・・先輩、何で今日は僕ら2人だけなんですか?
    明らかに人手が足りないでしょ。シフトの組み方、おかしくないですか?

天使A:しゃあないやろが、今日はクリスマスやねんから!

天使B:それが余計、テンション下がるんですよ。
    みんな今頃、彼女とイチャイチャしてんのに、何で僕らは死体を運ばなきゃダメなんですか?

天使A:仕事やねんから、しゃあないやろが!俺らが運ばな、誰が運ぶねんや!
    それとも、今日は何か大事な予定でもあったんか?

天使B:予定と言えば・・・明石家サンタを観るぐらいですかね・・・

天使A:じゃあええやろが!何をお前、「俺もクリスマス楽しみたかったわ」みたいな態度取ってんねん!

天使B:いやでもね、獣を運ばなきゃダメなんですよ!獣を!こんな汚い獣、絶対何カ月も洗ってないでしょ。

天使A:獣も人間も死んだら一緒や!
    文句言わんと、はよ運ぶぞ!

天使B:はいはい、分かりましたよ・・・
    じゃあ先輩、獣の方を持ってくださいよ。僕、このガキを運びますから。

天使A:1人じゃ無理やって!こいつら、俺らの体の何倍あると思ってねん?1人で運んだら、羽もげるわ!

天使B:え!?じゃあ1匹づつ、2往復するんですか?

天使A:そら、そうなるわな。

天使B:うーわ!めんどくさ!ダッルー!

天使A:文句ばっか言うなもう!
    じゃあ、獣の方から運ぶか?嫌な方から運んだ方がええやろ?

天使B:まぁ、そうですね。どっちでも大して変わらないですけどね。

天使A:じゃあお前、頭の方持って。俺、尻の方持つから。

天使B:・・・・・しまった・・・・・

天使A:何や?どうしてん?

天使B:・・・・・軍手・・・持ってくるの忘れました・・・

天使A:ハァ!?お前、何を考えてんねん!軍手は俺らの商売道具やろうが!仕事を舐めるのもえぇ加減にせぇよ!

天使B:・・・すいません。

天使A:俺らにとっての軍手はな、ボクサーにとってのボクシンググローブなんじゃ!軍手なしでどうやって戦えるんじゃ!

天使B:・・・以後、気をつけます。

天使A:・・・まぁ、忘れたんはしゃあないわ。素手で運ぶしかないわな。

天使B:えー!こんな汚い屍を素手でなんて・・・

天使A:軍手を忘れたお前が悪いんやろが!諦めろ!

天使B:・・・分かりました。

天使A:じゃあ、せーので持ち上げるぞ。一緒に言うぞ。せーの!

天使B:・・・

天使A:・・・せーの!

天使B:・・・

天使A:・・・せーの!

天使B:・・・

天使A:せーのって言えやー!
    お前、ええ加減しとけよ!

天使B:・・・いや、別に2人でせーのって言わんでも持てるでしょ。

天使A:何を勝手に判断してんねん!お前は自分で決めれるほど経験あんのか!この仕事始めて何年目や!

天使B:・・・まだ半年です・・・

天使A:たった半年の未熟者が調子に乗るな!俺は何年この仕事してるか知ってんのか!

天使B:確か・・・270年でしたっけ・・・

天使A:そうじゃ!270年もやってんねんこっちは!経験がものを言う仕事やねん!

天使B:はい・・・

天使A:2人で運ぶ時はな、タイミングがちょっとでも狂うとバランスをくずすんじゃ!分かったか!

天使B:ちょ、ちょっと!獣を触った手で、僕を触らないでください!

天使A:もう!お前は潔癖症すぎんねん!お金もらってるんやから、ちゃんとやろうや!

天使B:・・・分かりました。わがまま言って、すいませんでした。

天使A:分かればええねん。真面目にやれよ。

天使B:・・・・・クサッ!

天使A:いちいち、手の臭いを嗅ぐな!

天使B:はい、すいません。

天使A:そんなに獣が嫌なんやったら、ガキの方から運ぶか?

天使B:・・・そうですね。お願いします。

天使A:じゃあ、俺が足の方を持つわ。
    ・・・なぁ、よく見たらさ、このガキ、ちょっと笑ってないか?

天使B:あぁ、ほんとですね。何かうれしいことでもあったんですかね?

天使A:さぁ・・・この年で死ぬってことは、絶対不幸やと思うけどな。
    まぁそんことはどうでもええわ。じゃあいくぞ、せーの!

天使B:せーの!

天使A:パタパタパタパタ

天使B:パタパタパタパタ

天使A:・・・お前、ちゃんと力入れてるか!?

天使B:入れてますって!

天使A:ほんま?でも、こんだけ重いのはおかしいやろ?

天使B:僕も重いですよ!

天使A:いや、めっちゃ涼しい顔してるやんけ!

天使B:そういう顔なんですよ!

天使A:あかんあかん無理や!いったん置け!いったん置け!

天使B:えぇ!

天使A:ゆっくり置けよ!ゆっくり置けよ!ゆっくり置けよ!
    ・・・はぁ・・・絶対手抜いてたよな?

天使B:そんなことないですって!

天使A:お前、体育でゴールポスト運ぶとき、手を抜いてたタイプやろ?

天使B:勝手に決めつけないでください!ちゃんと力を出してましたから!

天使A:嘘つけ!羽、全然動いてなかったぞ!
    ほんまに全力出してたんか?

天使B:・・・まぁ、道中長いんでペース配分は考えてました・・・

天使A:それはアカンて!最初から全力出さな無理やって!

天使B:すいません。

天使A:じゃあもう1回行くぞ。今度は100%の力出せよ。
    せーの!

天使B:せーの!

天使A:パタパタパタパタ

天使B:パタパタパタパタ

天使A:パタパタパタパタ

天使B:・・・先輩・・・

天使A:何や?

天使B:・・・僕、この仕事を選んで、失敗しましたわ。

天使A:何を言い出すねん急に?

天使B:求人広告にはね、「夢を運ぶ仕事です!」って書いてたんですよ。
    全然違うじゃないですか。死体を運んでるじゃないですか。

天使A:・・・でもまぁ、必要な仕事やからなぁ・・・
    言ってみれば俺らこそが、リアルおくりびとなわけやし。

天使B:そこにリアルさはいらないと思いますけど。

天使A:そんなことないって!葬儀でゴニョゴニョやってる奴らなんか、モグリやで。
    実質的に何も送ってない。まずは、この仕事を映画化すべきやわな。
    
天使B:でもその映画、絶対面白くならないですよ。
    『リアルおくりびと』
    死体を運んでるだけやん・・・   N.Yタイムズ

天使A:酷評やな!もっと言いようがあるやろ、N.Yタイムズ!

天使B:あーあ。死体なんかじゃなく、もっと金目の物を運びたいですね・・・

天使A:窃盗団に転職するか?

天使B:いえいえ、まさか。でもこの仕事よりは、まだましかも知れませんけどね。
    あ、そういえば、教会に高そうな絵が飾ってましたよね?あれ、運んじゃいませんか?

天使A:いやー、あれは安もんやろ。

天使B:そうですかね?

天使A:絶対そうやって!全然、ええと思わんかったわ。
    あれを描いたやつ、全く才能ないで。

天使B:!!!!!

天使A:おい!手を離すなって!
    ・・・あーあ!落とした!せっかくここまで運んだのに!

天使B:す、すいません!でも、びっくりしたんで・・・

天使A:何があったんや?

天使B:いや、ガキの笑ってた顔が、急に険しい表情になったんですよ・・・

天使A:はぁ?

天使B:だから、息を吹き返したのかと・・・

天使A:そんなもん気のせいやろ。それか単なる死後硬直か、どっちかやな。

天使B:もしかしたら、ゾンビとして蘇えったのかもしれませんよ。

天使A:そんな不吉なこと言うなよ・・・気持ち悪いな・・・

天使B:・・・コワッ!
    ・・・そして、手クサッ!

天使A:だから、いちいち手を臭うなって!
    そんな非科学的な話はどでもいいから、早く拾いに行くぞ。

天使B:分かりました!





天使A:・・・おかしいなー。どこいったんかなー。

天使B:落ちていった角度からすると、この辺にあるはずですよね。

天使A:そのはずやけどな。何ぼ探しても見つからんな・・・

天使B:・・・これは・・・どう考えても・・・

天使A:・・・死体が・・・消えた・・・ゴクリ・・・

天使B:・・・せ、先輩・・・も、もしかして・・・ブルブル・・・

天使A:・・・た、多分な・・・ブルブル・・・

天使B:・・・まさか・・・でも、それしか考えられない・・・

天使A:・・・そうや・・・・・・大気圏突入した時に燃え尽きたんや・・・

天使B:やってもたー!始末書やー!
    


終わり
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【残念ながらオンエアを逃した皆さん】

乙女の方程式 405KB
X子:黒かったね。
Y美:…あたし達がね。
やっぱり海が好き 373KB
大牟田:難しいな。
ナオミ:敗者は多弁無かれ、だ。
天然亭一門 353KB
天然亭ゴム太郎:出しすぎました・・・

【ジャッジペーパー】(敬称略)上から、
先風 KT 8823 qqq 銀沙灘

1組目 ウルトラスーパーDX潮江軍団
・鬼バトC大会のものと差異がなかったようでしたので、コメントは全く同じです。
 こういう時、どうしたらいいんでしょうw
 相変わらず、書き方・演じ方は抜群に上手いです。毎回関心します。
 展開がなだらかすぎたかなあ、という
 ちなみに私は、こういうアニメ作品のパロディも全然アリだと思います。はい。(7点)

・人間味あふれる天使のやり取りとおくりびとへの皮肉が大変面白かったです!
 が、手がクサいといった他の箇所よりも若干クオリティの低いボケがわずかながらも足を引っ張ってたように感じて、
 それがもったいないように思いました(9点)

・ネタの着眼点がまず面白かったです。
 あの感動のシーンもここまで笑いと何とも言えない空気になるんだなあww・・・。
 天使二人のキャラが立ってるのも良かったです。
 ただ、全体でみると若干中途半端な印象です。
 獣ことパトラッシュをあそこまで煙たがるなら、最後にそのボケを持ってきてもいいかなあと。
 また、ネロを落っことしてから大地までがあまりに短いかなあって思いました。(6点)

・シンプルなボケとツッコミなのにも関わらず、ここまで安定して笑わせられる構成力が素晴らしいです。
 「羽もげるわ!」「N.Yタイムズ」「パタパタパタパタ」といったツッコミのフレーズ選びが巧い。
 関西弁?(具体的に何処の方言かは分からないのですが、)が出すニュアンスの面白さに改めて気付かされました。
 少々盛り上がりに欠けるように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
 この淡々とした雰囲気なことによって、読み進むにつれてジワジワ面白さが引き立っているのかなと思いました。(8点)

・関西弁の力、ですかね。いやどう考えてもこのシチュエーションでその言葉遣いおかしいですやん。
 最近こういうパロディコントでよく使われますが、さすがの面白さ。
 「死体を運んでるだけやん・・・」ってN.Yタイムズが書くわけないでしょうがw
 クリスマスやリアルおくりびとなどボケもハイクオリティでしたし、全体的な完成度は高かったです。
 窃盗団以降に山場があれば完璧だったんですが、すぐオチに向かってしまい残念でした。
 そのオチもわざわざホラーを演出してまでのものかというと……。
 設定や中盤までの流れは良いので、終盤の展開を練り直してみるといいと思います。(8点)
2組目 有機丸アポロ
・緊張と緩和。それを自在に操れるだけで全体の締まり方が確立されますね。
 もう完璧だと思いました。終盤直前までは。
 「自分の知らない過去の記憶」を否定することがこんなに面白いなんて。
 記憶が戻る瞬間まで、実は9点つけてたんですよ。
 ですが・・・オチまでの展開。あまりにも突然に雑多すぎじゃないでしょうか。
 それまで「空気」「展開」「対話」「状況」を完全に汲んだ書き方だったのに、
 「頭をぶつける」→「記憶を失う(もしかして、出雲の洗脳が解けたの?)」→
 「キモい」の展開がびっくりするくらい「急ぎすぎ」で雑に見えるんですよ。
 この部分だけ、青バト平均2点くらいの人の作品に見えるっていうか・・・。
 何回読んでも、最後のこの部分だけがあまりにも・・・なので
 (ただし他の部分は完璧すぎる)、減点させていただきました。(6点)

・ガキんちょ:ママー、本来の有機丸はどこに行っちゃったのー?
 マミー:有機丸はね、遠いところへ旅立ったんだよ…(10点)

・単純に面白かったです。
 徐々に明かされるキャラ設定に起因するボケと、唐突に出てくる小池徹平とか上杉謙信とか脈絡のないボケを旨く使ってると思いました。
 もともとの設定が暗めというかシリアスなのに、
 マッドマッサージとか知っちゃかめっちゃかとかで帳消しにするあたりも丁寧でいいですね。
 ただ、個人のキャラが良かった中で、変な性癖と笑い方が面白いというか若干引いちゃったので9点です。(9点)

・まさかのレズ展開が来るとは思いませんでした。題材が題材なため、ハマるかヒクかで評価が分かれそう。
 個人的感想を述べさせていただくと、一瞬危うくなったのですが、
 序盤のシリアスな雰囲気からの、変態キャラを序所に押し出していく
 そんな笑わざるを得ない状況に持って行く構成が巧くて、思わず笑ってしまいました。
 きっとそれが狙いだったんですよね。だとすると、その狙いは的中いたしました。面白かったです。
 (たわわん)っていう擬音語も、なかなか面白い使い方だと思いました。(7点)

・本編に比べてオチがやたらあっさりしてました。
 前のセリフ(最後から3行目)が長いので、
 「…………キモッ!!!」ぐらいの間は空けた方がその一言の威力が増すというかなんというか。
 でもとにかくそれまでが凄まじかったです。断片的に蘇る記憶の爆発力が半端ないったらもう。(10点)
3組目 やっぱり海が好き
・文章として、会話として、自然なやりとりとして・・・っていう
 表現力や記述能力に関してはトップクラスです。
 その上手さは際立つんですが、「笑った箇所」がなかったです。
 文章内での演技力とかでカバーしてるんですが、ボケはそこまで
 炸裂しているものでもなかったのかなあ、と思います。
 読み終わってから作品としての印象がそれほど残らないのは、そのせいかもしれません。
 確実に面白いはず・・・なんですけどね。(5点)

・唐突に終わってしまったような気がしますね
 確かに面白いやりとりなんですが、ナオミさんのツッコミの回りくどさが少々聞き過ぎた感じがしますね
 たまにはストレートさを入れた方が均一取れると思います
 話の転換も少々もったりとし過ぎてたかなぁ、と思いました(6点)

・話に山がなさすぎるというか、ストーリーに進行が全くないまま終わったのが残念でした。
 コントの雰囲気は嫌いじゃないんですけど。
 所々良く分からない言い回しもあったのも後味の悪さにつながりました。
 「僕は先輩を男と見込んでお願いしてるんですが。」とか、そこまで食いつくようなセリフでもないと思うし、
 「100円残す辺り、熱しやすいようで意外と冷静ですね。」っていうのも、
 3000円のお小遣いという台詞が一切ないので伝わりづらいです。
 後半のお面の件もそこまでツボに入らなかったです。(3点)

・日常によくある淡々とした雰囲気が出ていて惹かれ、読みこまされました。
 「テキ屋をテキに回さないで下さい。」「この暑いさなか、違う汗はかきたくないので勘弁してください。」
 といった、ツッコミの台詞回しにツボをくすぐられました。
 ただ笑いを求めたコントとしては、少々淡々としすぎな感が拭えず、物足りなさを覚えてしまいました。
 もう少し非常識なやり取りを混ぜてもよかったのではないでしょうか。(個人的にはこのままでも好きですが…。)(4点)

・「180度逆の使い方〜」「あなたの脳内にゾッとします」とたまに外す事もありますが、
 全体的にツッコミが輝いて見えます。「その頃からJRAに惚れる兆候はあったんですね。」が一番笑いましたね。
 構成面については最初から「トーク」と割り切ってるので、この際山場云々は目を瞑りますが、
 前半の祭りの思い出に比べて、後半のお面の話が明らかにお笑い的に弱いです。
 祭りの思い出ではギャンブルを巧く取り入れてるんですが、お面の話はただ思いついたことを言ってるようでした。
 いっそのこと、後半は話題ごと別のものにしてもいいのかもしれません。
 ボケがまったく異なってくれば、このネタの生命線であるツッコミも生きてくるかもしれませんし。(5点)
4組目 天然亭一門
・「下ネタが笑いの表現の一つ」というのはよくわかりましたが、
 それを加味しても「引いちゃって、全く笑えなかった」という結論でした。
 読み手を選ぶ作品だ、というのは投稿の時点で覚悟がおありだったと思いますのでご容赦下さい。
 文章は相当上手だと思います。行間で読ませる空気、などよくできてるとは思うんですけど・・・。
 「下ネタは全く駄目か」っていうとそういうわけでもなく、
 評価できるネタはあります。ですが、これは「至らず」ということで。(2点)

・正広のくだりで少々置いてかれたのと、テンションに頼りすぎなのが気になりました
 後は、何もあるめぇ(8点)

・う〜ん・・・評価が難しいというかなんというか・・・。
 細かいところは本当に丁寧でした。
 部活で無理やりやらされた一発ギャグとか、カラオケと放尿の結びつけとか。
 ただ、その気配りもキャラと設定で無に喫した感じが・・・。
 絶対こういう空気が好きな方もいると思うんで、自分の低評価は気にしないでください。(2点)

・このネタを書こう!と思い立って一気にスパッと書かれたような勢いを、このネタの文章の中に感じました。
 読んでいくうちに、痛々しいほどに凍りついた雰囲気が伝わってきて、そこが面白かったです。
 そんな空気の中で満子がいきなりカミングアウトするくだりがベスト。
 ただ、なんとなく作者さんの精神がイマイチ開放しきれてないと言いますか・・・イマイチ弾けきれてないような気が。
 設定が設定なので、どうせならもっと気まずさエログロさに磨きをかけてもいいかもしれません。
 現時点ではまだ中途半端な段階な気がいたしました。(5点)

・たぶん、たぶんですよ。深夜3時くらいに実演したらめちゃめちゃ面白いネタと思うんですよ。
 しかしながら長文ネタだと舞台の空気の冷たさがあまり伝わってこないわけで。
 破壊力とインパクトは最強クラスなんですけど、作りの粗雑さをカバーできるほどではありません。
 せめて何をしたいのか、ぐらいは明らかにしてから話を展開する必要があります。
 やっぱり暴走ネタもある程度の計算が必要なんだと思いました。(3点)
5組目 乙女の方程式
・面白いと思います。個々のボケも結構面白いですし、
 ツッコミも綺麗に流している、という印象です。
 ネタ自体のボケの幅が狭い、という気がしますね。
 結構その「海に喪服」という設定に大きく頼りすぎてて
 読み進めていくうちに真新しさがない感じを受けるといいますか。
 もういくつか展開して、ネタに広がりを設けて
 もう少し読み手をリードできると面白いかなあ、と思います。
 ちなみに、起承転結の面においては完璧じゃないでしょうか。(6点)

・話の膨らませ方、盛り上げ方は上手いと思いましたが、全体的に少々ボケが小粒だったように感じます…
 喪服や深夜2時などと言ったインパクトはそれなりにあるものの、拡げ切れてない気がしてもったいないと思いました(6点)

・ボケ、ツッコミももう一工夫いるかなあ。
 例えば「変人っていうより変態」っていうツッコミは違和感もあるし、言いかえる必要とかないと思います。
 後半の2人ではしゃぐ場面でもその設定というか変態の要素があったりすればもっと良かったと思います。
 あと、ボケがのあとツッコミが一瞬考えて、またボケてからツッコむ(ヒトデとか真珠の件)
 流れが二つ以上あるのは話の展開を遅くすると思うんで一つに絞っていいと思います。
 ただ、設定のばかばかしさは良かったと思いますよ。(4点)

・スイカぶん投げたり、変態と戯れたりする姉のアグレッシブさが面白かったです。妹の丁寧かつ的確なツッコミもよかったです。
 ただ、喪服のくだりを引っ張っている割には個人的にイマイチ大きくハマりませんでした。
 部分部分のやり取りを見ると当たりのボケも多くてよかったのですが、
 全体の構成面で見てみると、終始似た感じのやり取りが続いていたので、少々山場に欠けてしまったように感じました。(6点)

・喪服、真夜中と来て次は何が来るかと思ったらそれで打ち止めだったんですね。
 どちらも面白いのでもう1つくらいそういうボケを入れてもいいんじゃないかと思いました。
 オイル塗りからのくだりも、展開は悪くないんですがボケはもう少し練り込めるはずです。
 スイカ割りなんて岩場にぶつける以外にももっとボケれそうですし。
 個人的にはカニの大群がツボだったので是非後半にも。(6点)
6組目 月影連盟
・うん・・・落ち度が見つかりません。ごちそうさまでした。(10点)

・完成度の高さはピカ一だったと。言葉選びやツッコミの言い回しなどどれも舌を巻く逸品だと思いました!
 ただ、構成的に作戦会議で手間取りすぎたのと、ピサの斜塔のてんどんがくどかったのが非常に悔やまれます(9点)

・何ていうか、レイモンド馬鹿すぎるでしょ!
 マーキュリーも単純にツッコむだけではなく、台詞中にボケをかましてるのがすごいと思います。
 魚の肛門とピサの斜塔であそこまで笑いをとれるのもすごいです。
 そして、数多くの伏線をパーフェクトに回収するのは天晴れですね。
 特に最初二人が話していた特技3つずつを忘れていないのは感服しました。
 トータルで見てもすごく完成度の高いネタだと思いました。参考にしちゃいます。
 個人的には〜11分後〜のところがツボでした。手を抜かないなあみたいなww(10点)

・雰囲気作りとか展開が本当にキレイ。あっという間に読み終えました。
 終盤の天丼もある程度読めてたはずなのに笑ってました。タイミングバッチリだと思います。
 序盤の所々で素に戻るところとか、「11分後」みたいな小ネタなど、細かい部分も好印象でした。
 もう一つ二つドカンと来る笑いがあったら、10点つけてました。
 それ以外の非の打ち所は見当たりませんでした。面白かったです。刺激を頂きました。(9点)

・うーん、ボケの仕込みが上手いし、すんげー超大作なのに欠陥が無いなぁ……。
 重箱の隅をほじくるなら、死んだ魚の肛門がややくどかったくらいでしょうか。
 あれはもう少し出し方のバリエーションが欲しかったです。
 でもそのくらいで減点するのはあんまりなので。(10点)

【第273回結果表】 平均KB 437.7KB
ユニット名KBOA率BR
月影連盟5333/3
有機丸アポロ4936/6
ウルトラスーパーDX潮江軍団46912/13
乙女の方程式4050/2
やっぱり海が好き3730/2
天然亭一門3530/1
月影連盟が記録的ハイスコアで今期2勝目。有機丸アポロも同じく高得点。
ウルトラスーパーDX潮江軍団はこれで今期合計1471KBとした。
乙女の方程式、やっぱり海が好きはあまりに不運な連敗。