第272回 青沢オンエアバトル

市河:以上で計量は終わりました。
   今回は3位が2組いらっしゃいますので、
   オンエアは4組となります。
   それでは、オンエアされる上位4組の発表です!

シューティングスター  (3位)
初挑戦初オンエア!


コントラスト  (3位)
こちらも初オンエア!


暗黒天国  (1位)
今期3勝達成!


ようこそ哲夫ワールド  (2位)
オンエアおめでとう!


碓氷:難関を突破した皆さんの熱演をご覧いただきましょう!

暗黒天国    (9/13)
コント/携帯で「GAME」って打つと、「たかはし」って出てくるよね
鈴村:やった!オンエアだよ!
   ハナさん、夏海ちゃん、やったね!

(ipodでKOTOKOを聴きふけるハナと、ポータブルDVDプレーヤーでテニミュを見ている夏海)

鈴村:もういやっ!
あー……ハナさんの勝ちー。今期は危なげなく3勝を決めた!暗黒天国!

夏海:遂に闘う時が来たわね。ハナちゃん。

ハナ:夏海ちゃん・・・
   あなたは闇の力に染まって変わってしまった。
   だから私が、カードバトルで闇の力から救い出してあげる!

2人:Let's begin DUEL!!

夏海:私の先攻!
   闇のモンスター、「暗黒のピクシー」を召喚!

ハナ:あっ、あれは!
   夏海ちゃんが大切にしていたカードの「光の森のピクシー」・・・
   まさかあんなに恐ろしい姿になってしまうなんて・・・

(「暗黒のピクシー」の絵柄が実体化する。)

ハナ:きゃあ!カードの絵柄が実体化した!?

(2人のもとへ鈴村が走ってやってくる。)

鈴村:ぶへぇっ!・・・ ひぃ・・・ ひぃ・・・
   一足遅かったか。
   ハナさん、このゲームはただのデュエルじゃない!闇のデュエルだ!
   今すぐ中止するんだ!

ハナ:普通のデュエルじゃないですって!?
   だからカードの絵柄が実体化したのね!?
   ところで、もしかして闇のデュエルって、負けた方が命を落とすとか、そういう危険なデュエルの事!?

鈴村:いや、むしろ闇のデュエルはコラーゲンを多く含んでいる上に食物繊維も豊富で、とても体に良いんだよ。

ハナ:何という女性の味方!?
   っていうか、カードゲームでどうやって栄養を摂れば良いのよ!?

鈴村:だけど、闇のデュエルは絶対にやっちゃダメだ!

ハナ:どうして?

鈴村:だってぇ〜、何か闇の力に目覚めた夏海ちゃんの衣装、ちょっとえっちぃんだもん。
   もし闇のデュエルがきっかけで夏海ちゃんが元に戻ったら、あんなセクシー衣装を身に纏った夏海ちゃんは二度と拝めないよ!

ハナ:あんたの好みの問題かい!

鈴村:だから夏海ちゃんを元に戻すような真似は絶対にやっちゃいけない!

ハナ:このエロの尾頭付き、前に付いたしっぽを切り落としてやりたいわ・・・
   鈴村くん、夏海ちゃんがこのままでも良いの?

鈴村:いやぁ〜、闇の力に目覚めてても、夏海ちゃんは夏海ちゃんだしなぁ〜。
   なんたって今の夏海ちゃんの服装なら、夏海ちゃんの特盛りおっぱいを、穴が空くほど見つめる事ができるからね。

ハナ:ぬ〜ぅ・・・
   本当にそれでも良いのね。
   今の夏海ちゃん、すぐにぶつし、こないだなんか私の目の前で鼻くそ食べてたし、
   極めつけには「アーッ!ケツの穴痒ぃ〜っ!」って言いながらお尻をボリボリ掻いてたのよ!?
   それでも今の夏海ちゃんのままで良いのね!?

鈴村:ぐぬぬぅ〜っ・・・
   それならちょっとえっちぃ夏海ちゃんよりも、普段の優しい夏海ちゃんの方が良い!

ハナ:でしょ!?
   だったらちゃんと私を応援しなさい。

鈴村:がってんしょうちのすけだよハナさん!

夏海:私はカードを1枚伏せて、ターン終了よ。
   さぁハナちゃん。あなたのターンよ。

ハナ:私のターン!
   「総すかんモグラ」を召喚!

鈴村:あれはハナさんのエースカード!
   みんなに無視される代わりに、空を飛ぶモンスターを無視して攻撃ができる優れたモンスターだ!

夏海:私の「暗黒のピクシー」は空を飛ぶモンスター。
   このままじゃ、あのモグラの攻撃を直に受けてしまう!

ハナ:さぁ、「総すかんモグラ」!
   夏海ちゃんに攻撃よ!

鈴村:いっけぇー、モグラくん!
   夏海ちゃんの衣装、特に胸やお尻のあたりがうまいこと破れるように、尚且つ夏海ちゃんを傷つけないように攻撃するんだ!

ハナ:鈴村くんは少し黙ってなさい!

夏海:攻撃の瞬間、伏せカード「このカードは相手のモンスターの攻撃を無効化しちゃうんだよ!凄いよね!?」を発動!!

鈴村:何という常軌を逸したカード名!?
   ほぼ説明文だよ!

ハナ:「このカードは相手のモンスターの攻撃を無効化しちゃうんだよ!凄いよね!?」・・・
   一体どんな効果を持ったカードなの!?

鈴村:バカなの!?
   今ので理解できなかったら、きっと永久に理解できないよ!

夏海:このカードの効果で、その厄介なモグラの攻撃は止めさせてもらったわよ!

ハナ:くっ・・・カードを1枚伏せて、ターン終了よ。

夏海:私のターン!
   「巨乳の暗殺者」を召喚!

鈴村:「巨乳の暗殺者」だとっ!?

ハナ:鈴村くん、あのカードって・・・

鈴村:あぁ、もう一度カード名を夏海ちゃんに叫んで欲しいカードだ・・・

ハナ:そんな事だろうと思ったけど!?
   違うでしょ!このカードはあまりにも強力過ぎて、禁止カードに指定されてるカードのはずよ!

鈴村:そうだった!
   夏海ちゃん、まさかルール違反を犯すなんて・・・
   ま、僕はそんな夏海ちゃんを犯したいんですけどね。

ハナ:存在が公然猥褻を犯してる分際が何言ってんのよ!
   あんたアナログ放送よりも先に見られなくなっちゃいなさいよ!

夏海:「巨乳の暗殺者」の効果を発動!
   1ターンに一度、相手のカード1枚をおっぱいで潰して破壊するわ!
   その厄介なモグラを破壊!

ハナ:あぁっ!私のモグちゃんが!

鈴村:モグラくん!何て羨ましいんだ!
   今だけで良いから僕と代わっておくれよ!

ハナ:ならばあんたも「巨乳の暗殺者」に潰されちゃえ!

夏海:更に魔法カード「キャサリンのくちづけ」を発動!
   手札を1枚捨てる代わりに、場に伏せられたカードを全て破壊するわ!

ハナ:きゃあっ!私の伏せカードが!

鈴村:「キャサリンのくちづけ」・・・
   あれも禁止カードじゃないか!
   あまりにも強力過ぎて、今は自分の山札のカード全てを捨てる代わりに、
   相手の伏せカード1枚を破壊する「トーマスの愛撫」という下位互換カードが出ていて、二度と禁止解除はないだろうと言われているカードだ。

夏海:これでハナちゃんの場には何もなくなったわ!
   「巨乳の暗殺者」で攻撃!

(実体化した「巨乳の暗殺者」が、ハナの顔をおっぱいで挟む。)

ハナ:んむむ〜っ!!

鈴村:なっ、何て素晴らしい光景なんだ!
   ハナさん!ヤられたらヤりかえすんだ!
   夏海ちゃんや巨乳の暗殺者に比べたら小振りだけど、ハナさんのおっぱいは形が美しいから、十分対抗できるレベルだよ!げへへへへ〜っ!

ハナ:ぶはぁっ!もはや誰でもいいのか!?

夏海:ハナちゃん、攻撃を受けると、その通りに傷を負う闇のデュエルはどうかしら?

ハナ:参ったわ・・・
   まだおっぱいで挟まれただけだからアレだけど、「暗黒のピクシー」の攻撃が残ってるわ・・・

夏海:「暗黒のピクシー」で追撃っ!!

(「暗黒のピクシー」が、ハナの右肩を引っ掻く。)

ハナ:痛っ!

鈴村:嗚呼!ハナさんの珠のような白い肌にキズが!
   夏海ちゃん、何て事をするんだ!

ハナ:鈴村くん・・・

鈴村:大丈夫かい、ハナさん?
   いざとなれば、消毒液に絆創膏、コンドームやローションも用意してあるからね!

ハナ:どさくさに紛れて何する気よ!?

夏海:フーッ!!
   さっきから黙って見てれば、ず〜っと2人でイチャイチャしてるじゃない!
   もういいわ!
   このカードで2人の仲を引き裂いてやるわ!
   魔法カード「王子様とのキス」を発動!

ハナ:あっ、あのカードは!?

〜ここからは回想シーンだよ〜

ハナ:ねぇ夏海ちゃん。
   夏海ちゃんは好きな男の子とかいないの?

夏海:えっ!?
   それは、そのぉ・・・ えぇっと・・・

ハナ:さてはいるのね!?

夏海:うん・・・
   でも、きっと私なんかには振り向いてくれないよ・・・

ハナ:そんな弱気になっちゃダメよ!
   そうだ!そんな夏海ちゃんに、お守りをあげる。

(ハナ、夏海に「王子様とのキス」のカードを差し出す。)

夏海:このカードは?

ハナ:いつかこのカードみたいに、夏海ちゃんも王子様と幸せになれると良いね!
   私、応援するからね!

夏海:う、うん・・・

〜ここまでが回想シーンだよ〜

ハナ:「王子様とのキス」。
   あれは私たちの友情の証のカード。

夏海:ハナちゃんはもちろん、このカードの効果はわかってるわよね?

ハナ:発動したプレイヤーは、好きな男の子とキスする事ができる、夢のようなウハウハパラダイスなカード・・・

夏海:その通り。私はこのカードで、王子様の唇を奪い取るわ!

ハナ:でも、その王子様って・・・・
   はっ、もしかして!

夏海:そうよ、私が選ぶ王子様は鈴村くんよ!

ハナ:何ですって!?

鈴村:ぼっ、僕!?

夏海:さ、鈴村くん。
   私の近くへおいで。

鈴村:でっ、でも・・・

夏海:いいから来なさいっ!

(鈴村、闇の力で夏海のもとへ引き寄せられる。)

鈴村:うわぁっ!

夏海:もぉ〜っ!照れなくてもいいのよ?
   私は鈴村くんの事、こんなにも愛してるんだから!

(夏海、鈴村のほっぺにキスをする。)

鈴村:ひゃぁっ!

ハナ:そっ、そんなぁ・・・
   私だってまだ鈴村くんにキスした事ないのに・・・(へなへな〜っ)

夏海:アハハっ!どぉかしら?
   ハナちゃんが私にくれたカードの力で、ハナちゃんの大好きな鈴村くんが私に蹂躙される気分は。
   私はずっと、ハナちゃんに嫉妬してたのよ!

ハナ:まさか、私も夏海ちゃんも同じ男の子を好きになってたなんて・・・

鈴村:えへへ、僕モテモテ〜っ!
   このまま3Pにもつれ込むのも夢じゃないね!

夏海:私は必ずこのデュエルに勝って、鈴村くんのハートを射止めてみせるわ!

ハナ:まっ、負けるもんですか!
   鈴村くんは絶対に渡さないわ!

夏海:私はこれでターン終了よ。

ハナ:私のターン!
   「杉本彩似のエンジェル」を召喚!ターン終了よ。

夏海:私のターン!
   うふふっ、ハナちゃん。あなたもこれで終わりよ!
   闇のモンスター、「暗黒のライトニング・ドラゴン」を召喚!

ハナ:あれは!夏海ちゃんの魂の切り札、「ライトニング・ドラゴン」が闇に染まった姿!?

鈴村:何か矛盾してるよ!
   直訳したら「暗黒の光の竜」て!
   妙に厨ニ病の雰囲気が漂うよ!

夏海:「暗黒のライトニング・ドラゴン」で「杉本彩似のエンジェル」に攻撃!

ハナ:あぁっ!私の「杉本彩似のエンジェル」ちゃんが!

夏海:更に「巨乳の暗殺者」と「暗黒のピクシー」で追撃!

ハナ:や〜ん!

夏海:さぁ、あなたのターンよハナちゃん!

ハナ:私のターン!
   どうしよう・・・私の場にはカードがない!
   それどころか、手札にもすぐに使えるカードはない・・・
   ターン終了よ。

夏海:うふっ、これで年貢の納め時ね、ハナちゃん。
   私のターン!「暗黒のライトニング・ドラゴン」でハナちゃんに直接攻撃よ!

(暗黒のライトニング・ドラゴンが口から黒い光線を放つ。)

鈴村:危ない!

(鈴村、ハナの目の前に飛び出し、黒い光線を浴びる。)

鈴村:うわぁーっ!!

(鈴村、吹き飛ばされてそのまま横たわる。)

ハナ:鈴村くん!
   私をかばって重傷を負うなんて・・・
   鈴村くん、大丈夫!?

鈴村:ん、う〜ん・・・
   ハナさん、ケガは無かった?
   必ず夏海ちゃんを元に戻してあげてね。(ガクッ)

ハナ:鈴村くん! 鈴村くん、返事をしてよ!
   お願いだから目を開けてよ!

夏海:すっ、鈴村くんがハナちゃんをかばったですって・・・
   私よりもハナちゃんを選ぶっていうの!?
   (いい加減にしなさい!もうあなたに勝手な事はさせないわ!)
   こっ、この声は・・・

ハナ:あら?夏海ちゃんの様子が・・・

夏海:(私の中の悪い心め!あなたは私自身が退治するわ!)
   私の中のいい子ちゃんの心ごときが、私を倒せるとでも言うの!?

ハナ:夏海ちゃんの悪い心といい子ちゃんの心?
   もしかして、今夏海ちゃんの中では普段の優しい夏海ちゃんと、悪い夏海ちゃんがごっちゃになってるって事!?

夏海:(私のターンはまだ終わってないわ!
    私は「Perfumeのアンケート」を発動するわ!)
   そっ、そのカードは・・・

ハナ:「Perfumeのアンケート」。
   お互いPerfumeのメンバーの中から1人を選んで、第三者にPerfumeの中で誰が好きかを聞く。
   その第三者と選んだメンバーが合致したプレイヤーはデュエルに無条件で勝利する事ができる。
   今までのデュエルの流れを無視して決着をつけちゃう為に禁止カードに指定されたカードね。

夏海:(ハナちゃん!先にメンバーを選んで!)
   バカ!そんな事をしたら、あ〜ちゃんかのっちを先に選ばれてしまうじゃないの!

ハナ:そう、このカードが禁止カードに指定されたのには他にも理由がある。
   このカードはあ〜ちゃんかのっちを選ぶ事で、十中八九デュエルに勝利できる事から、
   相手に上手い事かしゆかを選ばせる事で、強引にデュエルに勝利する事ができる。
   夏海ちゃん、私に先にメンバーを選ばせるなんて自殺行為よ。
   私は遠慮なく、のっちを選ばせて貰うわ。

夏海:(わかったわ。ならば私はかしゆかを選ぶわ。)
   かっ、かしゆかだとぉっ!?
   あんた、死ぬ気なの!?

ハナ:この状況でかしゆかを選ぶなんて・・・
   夏海ちゃん、あなたは一体何を考えて、

夏海:(ハナちゃん、悔しいけど、やっぱり私には鈴村くんを振り向かせる事はできないよ。
    私の代わりに、ハナちゃんが鈴村くんを幸せにしてあげて。)

ハナ:夏海ちゃん!?

夏海:(さぁ、第三者にPerfumeの中で誰が一番好きか聞きましょう!
    今回は、新橋のサラリーマンの高橋さんに聞いてみましょう。)
   止めろ!かしゆかを選んで勝てる訳が無い!

高橋:いやぁ〜、Perfumeの中なら断然のっちだべ!
   っていうかPerfumeの中でカワイイのって、彼女だけじゃん?

ハナ:やった!新橋のサラリーマンなのに横浜の方言がキツイのが気になるけど、私の勝ちよ!

夏海:何てバカな事を・・・
   私の負けだなんて・・・
   (さぁ、闇のデュエルに負けた者は、その命を闇に捧げなくてはいけない。
    私の中から出て行きなさい!悪い心め!)
   おっ、覚えてろよ〜っ!!

(夏海、その場に倒れこむ。
 そして闇のデュエルが終わり、みんなのケガがきれいさっぱり無くなった。)

鈴村:う〜ん・・・

ハナ:鈴村くん!元気になって良かった!

鈴村:僕よりも夏海ちゃんは?
   夏海ちゃんは大丈夫なの?

夏海:鈴村くん、ハナちゃん。心配かけてごめんなさい。

鈴村:やった!夏海ちゃんが元に戻ってる!
   嬉しいな!いつもの優しくて可愛い夏海ちゃんだ!

夏海:私はもう大丈夫だよ。
   鈴村くん、私の事を心配してくれてたんだね。ありがとう。

鈴村:いやぁ〜、大好きな夏海ちゃんを心配するのは当然の事だよ。

夏海:(カァァァ)すっ、鈴村くん・・・

ハナ:むす〜っ!さっきから黙ってみてれば、2人でイチャイチャしちゃって!
   鈴村くんは私のものなんだからっ!

(ゴゴゴゴゴ・・・)

(ハナ、えっちぃ衣装を身に纏った悪い子に変貌を遂げる。)

ハナ:夏海ちゃん!鈴村くんを賭けて闇のデュエルよ!

鈴村:堂々巡りか!!
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ようこそ哲夫ワールド    (1/1)
哲学/印象論
テキスト購入が済んでいない方は死に腐れ
そもそもどこに売ってるんだと小一時間。未知なる講義へ!ようこそ哲夫ワールド!

どうもこんにちは。スチロール哲夫です。いわゆる発泡ですな。

本日はテキスト197ページ<第17項 印象論>です。

印象とは大事です。

先生から見る学生の印象、学生から見る先生の印象。

みなさんは私を性奴隷としか見ていないでしょうが先生はみなさんを卵として見ています。

卵からかえると立派な大人として社会に飛び立つのです。

まあ大半はその前に割れてしまうでしょうが。先生は予想以上にみなさんには期待していません。

印象とは結果に大きくかかわります。

印象が良ければ単位がもらえるし、悪ければもらえません。今のところこのクラスはカオリさんだけです単位修得は。

枕営業は大事なのです。学生の頃から大事なのです。

さて、印象による意味のゆがみというものを皆さんは思いつきますか?

身の回りにたくさんあふれています。まるでホコリですね。

この「ホコリ」を「誇り」と勘違いした人はどのくらいいるでしょうか?手を挙げてみてください。

・・・13人ですか。その13人は自信過剰なので自分のちっぽけさを自覚しなさい。ちなみに13といえばゴルゴですね。

このように意味の勘違いから印象はぐっと変わってくるのです。

自分の好きな女性がいきなり「実験セイコウしたよ!」と言ってきたらどうでしょうか。

「成功」と捉えたいところですが片思いの人です。当然スケベな目で見ています。

すると「セイコウ」は「性交」にゆがんでしまうのです。

「実験性交」・・・どこのAVだよ!とつっこみたくなりますね。

仮に失敗だったとしても避妊失敗・・・こうなるともう抜け出せません。ビンタして嫌われましょう。

もうひとつ例を。

好きな女の子が料理を作っているときに塩をこぼしたとします。(この時点で先が読めてしまう人は今度一緒に飲みに行きましょう)

当然彼女は潮を拭くわけですね。(この時点で先が読めない方は中学生からやり直しましょう)

この例はもうやめます。露骨すぎてつまらん。この展開は予想しなかったでしょ。

では皆さんも一緒に印象テストをしてみましょう。

まずは次の単語をよく見てください。



「簿記」



なんともないですね。全然卑猥ではありません。

これが熟年の簿記担当者だとどうなるでしょうか?

そうですね、最初にfullが付きます。

「full簿記」

これはいかんですね。絶頂ですね。

そそり立つ壁やないか!とつっこみたくなりますけれども。

頭の片隅にあった別の単語が印象の変化で呼び起されてしまった結果です。これを専門用語で淫起招来と呼びます。

淫起招来の例をもう一つ示します。



「爆音」



なんともないですね。全然えっちくないです。

これに「ズッコン」を付けます。

ちなみに「ズッコン」というのは沖縄弁で「淫起招来」の意味です。

「ズッコンばくおん」

これもけしからんですね。絶頂のチョイ前です。

さらに単語の言いやすさ面から省略が重なり「ズッコンばこぉーん」に最終的に帰結します。

沖縄では「ズッコンバッコン」と呼ぶようです。訛りです。

このように印象の変化はことばの意味に大きな変化をもたらすのです。

「付き合ってください!」と言われたらどうでしょうか?

交際なのか、はたまたセフレ的な意味なのか。(これこそ突き合うズッコンバッコンですね)

ところでセフレってセレブと文字が似てますよね。どうでもいい。

セレブなセフレが欲しいものです。先生に紹介してくれたら単位をあげます。アゲマン希望。

話を戻しましてこの印象論は昔から研究されてきました。

最初に研究を始めたのはなんとあのキリストなのです。(宗派の違いにより呼び捨てにします)

キリストは子供の頃から「針葉樹林とラブラブな木リストー!」と罵られてきました。木のリストです。

キリストは別に歩く樹林辞典ではありません。しかし名前の変換ミスでそう呼ばれてしまったのです。

実際あまり知られていませんがそのせいでキリストは木に詳しくなりました。

松やソテツをこよなく愛したと言われています。(針葉樹林が大好きです)

杉と受精しようとしてキリストの性器がかぶれてしまったという逸話もあります。花粉症の始まりです。

キリストが生き返った時に言った言葉をご存知でしょうか?

「吾輩は死なぬぞ」です。なんてしぶとい・・・!

しかし不運にも「我が胚は死なぬぞ」と聞き違えられてしまったため更に木リストとして有名になります。

恐るべき繁殖能力と崇められたのです。結局死にましたが。

どうでしょうか。名前の一部が少し変わるだけで印象が全然違ってきますね。

あだ名が「たこさんウインナー」と「フランクフルト」ではどちらが巨根でしょうか?後者です。

あだ名が「空気ピストル」と「マグナムリボルバー」ではどちらが巨根でしょうか?やはり後者です。

ただし技術は空気ピストルのほうがあります。ピストンを連想するからです。ピストンのようにズッコンバッコン。

あだ名一つでその人の印象まで変わってしまいます。あだ名は慎重に選びましょう。(しかしあだ名をつけられる側に選択権はありません)

それでは今週の課題です。

広辞苑に載っているえっちな単語に赤線を引いてきてください。

響きがなんとなくオトナ、とか同音でスケベな言葉がある、なども含めます。まさに印象。

提出は広辞苑を先生の自宅アパートまで送ってください。郵送費は各自負担とします。

くれぐれも宅配内容に「成人向け雑誌」などと書かないように。(家賃を滞納しているため宅配物はまず大家さんのチェックが入ります)
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コントラスト    (1/3)
コント/田舎に移ろう!
田中:やったーーーー!!……柳田さんのおかげです。
柳田:…………はい。
うーん、ほほえましい。3度目の正直叶った!コントラスト!

――もし転校生が突然、”今日、転校させて下さい”と話しかけて来たら!

  勇気を出して言ってみよう。”今日、転校させて下さい”魔法のように心の扉が開くかも。向こうにあるのは、冷えきった帰りの会!
  だから、『田舎に移ろう!』――




ナレーター:日々生まれる、笑いと涙。そして変わる学校。
      いろんな学校に転校したい。”百聞は一見に如かず”転校をしに行ってみよう。
      今回の、転校希望者は、この人!


田中:やっぱり、いろいろな所に転校したい!よろしくお願いします!

――交渉に自信は?――

田中:あんまりないですけど、…珍しい筆箱を自慢したいです!


ナレ:『東京第二小学校4年生、田中悠司  年齢:10歳  出身:東京』
   彼は、今回どんな人との関わりを見せてくれるんでしょうか!











======田中が転校する学校はどこ?======


田中:すごーい!字余りがすごーい!

――歌詞が微妙にあっていない校歌 
  本当に不愉快な学校だ!――





田中:わぁ!密度がすごーい!
  
――用務員室が異常に狭い
  用務員のおじさんが可哀想だ!――





田中:え!?一冊の本でこんなにも人気者に!

――心理テストの本を持って来ると、異常なまでに女子に人気になる
  本当に理不尽な話だ!――


===========================


ナレ:そう、お察しの通り、ここは『島根県第四小学校』
   今回、田中君が転校する学校だ。



【島根県第四小学校:人口29人。帰りの会最高延長時間、47分。図書室の本の8割がやぶれている】
           





田中:ここですかぁ。
   なんか、思っていたよりもこざっぱりしてますね。
   まぁ、まずは誰かに会わないとね。

ナレ:まずは人探し!
   学校中を歩き回る、田中君。




――図画工作室にて――

田中:あ!図画工作室だ!……この教室のの匂いは好きになれないなぁ。

ナレ:図画工作室に入る、田中君。木の匂いが苦手みたい。

田中:あれ?おじさんが居る……。多分、用務員のおじさんだ……。話しかけてみようかな……。

ナレ:今日、初めて会う人。ちゃんと話せるかな?

田中:あのぉ〜………初めまして…。
   安心して下さい。用務員のおじさんの過去の事とか、凄く気になるけど、聞いたりしませんから!
   ……頑張って下さい!

ナレ:そういうと、田中君は教室から走って出て行った。
   田中君、転校の話をしなきゃ!



田中:いやぁ〜……なんか、用務員のおじさんを見ると、胸が苦しくなるんですよね……。
   でも、これくらいの距離で居たいんですよね…。うん。

ナレ:なんだか悲しい雰囲気。この距離は、俗に言う”教室でみんなで飼っている犬との距離”だ。
   田中君は用務員のおじさんには優しいみたい…。




――4年1組前の廊下にて――

田中:あぁ、もうそろそろ転校を頼まないと……。
   ……あれ?…ここは……え〜っと、4年1組だ。よし、同い年の奴らが居るんだなぁ。よしっ!!

ナレ:どうやら気合いが入っているようだ。

田中:あ!そこの君。僕、東京から来た者なんだけど、ちょっと話しても良い?…あ、少しばかりお時間よろしいでしょうか?
   ……本当に!…あ、本当ですか!

ナレ:おやおや、慣れない敬語を使ってる。
   でも、その子は年下だよ、田中君。

田中:…え?君、小3?なぁ〜んだ!敬語使って損したぁ!
   あのさぁ……実はさ……今日、転校する学校がないんだよね。だから……今日……転校させてくれない?

ナレ:今日はじめての交渉だ!

田中:……え?ダメ?…「それ以前にそんな事を決定する権力は僕にはない」、だって!!
   そこを何とかなりませんかぁ……。僕ら、『田舎に移ろう!』っていう番組で来てるんですよ。
   怪しい者じゃないんで。心理テストの本も持って来てるんで!!お願いします!!

ナレ:粘る、田中君。それでも、その子はなかなか頭を縦に振ってはくれない。どうする田中!

田中:お願いします!なんでもしますんで。あの〜、前の学校を去る時に貰った、寄せ書きもあげますから。お願いします!
   ……え?「一応、校長に聞いてみる」、だって!!ありがとうございます!

ナレ:田中君の熱意と寄せ書きに負けた彼は、校長に電話で交渉してくれた!校長の返事は……

田中:……え?「校長が直接会って、話がしたいと言っている」、だって!!
   あ、じゃあ、早速校長室に行ってきます。ありがとう。本当にありがとう!

ナレ:やったね、田中君!これで転校に一歩近づけるかも!
   本当に、ありがとうございました。
   




田中:え〜っと……校長室ないなぁ……。

ナレ:あらら、田中君。迷ちゃったみたい。




――コンピューター室にて――

田中:あ!あそこはコンピュータ室だ!

ナレ:オッ!今度は、コンピュータ室を見つけたぞ。
   田中君は、コンピュータ室に入た。でも、人影はないようだ。
   田中君は、暇そうに椅子を上下に動かしたりして遊んだり、電源の入っていないパソコンのキーボードを凄い早さで押したりしていた。

田中:どうだ!これが俺の……エアブラインドタッチ!!
   …はぁ、誰も居ないなぁ。
   
ナレ:そういって、田中君は教室を出ようとすると一人の生徒が入って来た!

田中:あのさ〜俺、東京から転校しに来た、田中って言うんだけど、あの〜ちょっと話良い?
   ………本当に!ありがとう。良かったわぁ。

ナレ:校長室について聞いてみよう!

田中:え〜っと、まず、年齢を聞いて良い?
   ………え?……あ、11歳。ってことは……小5かぁ…。へぇ、へぇ〜……
   ………え?小6!?あぁ……そうなんですかぁ…。

ナレ:小6相手に敬語を使っていなかった小4の田中君は、一瞬こわばった顔をした。

田中:あぁ、そうですか。へぇ〜。小6ですかぁ……。

ナレ:明らかに、その場から立ち去りたいというような表情をする田中君。

田中:………え?僕の年齢ですか?
   いや〜、まぁ、うん。

ナレ:ついに年を聞かれた田中君は、なんとかごまかそうとする。
   しかし、相手の追求は止まらない。そして、ついに…。

田中:うん。まぁ、年齢じゃないですよね。人生って。
   ”どれだけ生きたか”じゃない、”何を残したか”ですよ!!
   わかったか!!!年齢なんて、関係ないんだよ!!
   ……以上の事を踏まえた上での、10歳です。はい、以上の事を踏まえていますから。

ナレ:そういうと、田中君は走って逃げ去った。
   





――職員室付近にて――

田中:ハァ、ハァ。危なかったぁ……。絶対年下だと思ったのに……ハァ。
   え〜っと、ここは……職員室みたいだなぁ……。
   あ!ここは、教員用トイレだ!!!イヤッホー!

ナレ:どうやら、田中君の一番好きなトイレは、教員用トイレらしい!
   今日、一番のテンションだ。

田中:よ〜し。小便小便。
   ………あ!……さっきの…用務員のおじさん……。

ナレ:またまたおじさんと会ってしまったようだね。

田中:あの〜、…用務員の先生は、教員用トイレを使って良いんですか?

ナレ:いきなり失礼だよ田中君。教員だよ、用務員さんも。

田中:え!?「君はさっきから、変なことを言うが、私は校長だ」だって!!
   そんなに小汚いのに!…いや。そこまで小汚かったら、一周回って校長ってのもありかなぁ。うん。ありだわ。

ナレ:失礼だよ!本当に。校長と用務員を同時に侮辱したよ、田中君。
   …いや、そうじゃなくて、校長だよ!校長!君の探していた!転校について話さないと!

田中:あぁ…なんだよ校長かよ…。用務員のおじさんだと思って優しく接したのに。
   ……え!?あ、そうかあなたは校長か。
   あの〜……朝礼において、何故か生徒達が背中に文字を書いて当てるクイズを始めさせる、不思議なお話をする方ですね?
   あ、やっぱり。

ナレ:やっと校長に気がついたみたい。”校長”の基準がちょっとあやふやだけど。
   さぁ、転校の交渉だ!

田中:あの〜東京から来た、田中という者なんですけど、あの〜『田舎に移ろう!』って番組ご存知ですか?
   ……あ!知ってらっしゃいますか。それなら話が早いです。
   あの〜、実はその番組で来たんですけど、今日、転校する学校がないんですよ…。だから…今日、転校させて下さい!

ナレ:やっとの思いで、”今日、転校させて下さい”。
   校長のお返事は……

田中:…え?…「ダメです。まず、保護者を連れて来なさい」ですか……。
   そこをなんとかなりませんか…。今日、ここに転校できなかったら、珍しい筆箱が自慢できないんです…。
   だから、今日、転校させて下さい!何でもしますので!

ナレ:ここで引き下がるわけにはいかない田中君。珍しい筆箱に、持つところが異常に柔らかいシャーペン、果物の匂いのする消しゴム。
   今日、この日の為にそろえて来たモノだ。
   しばらくすると、なにやら校長が服を持って来て、田中君に渡した。

田中:……え?なんですか、この服?
   「君もここの生徒なら、この学校の制服を着なさい」だって!!
   うぅ……ぐすん。あ、ありがとうございます!

ナレ:田中君、感激の涙。転校生として、一人の生徒として認められた瞬間だ。
   島根県第四小学校、転校決定。本当に、ありがとうございまーす。






――体育館にて――

田中:え〜っとなんか、校長が見せたいモノがあるって…言ってたんだけど…。

ナレ:急に体育館に呼ばれた田中君。安心して、告白とかじゃないから。
   しばらくすると、教員と生徒、合わせて28人が体育館に入って来た。
   …あ、…用務員のおじさんを合わせて、29人だ。

田中:わぁ、すごい。これが田舎かぁ。
   ……え?「これから朝礼を行う」だって!!もう時間的に帰りの会でしょう、普通!
   ……え?「この学校の朝礼を是非見て欲しい!」だって!!お気遣いありがとうございます。
   じゃあ、僕に何か手伝わさせていただくことはないでしょうか……。
   ……「手伝ってもらう事はない。気軽に、体育館シューズで、キュッ、キュッ、音を立てて遊んでいて下さい」だって!
   
ナレ:生徒達は列を作って並んでいた。
   田中君はマットにくるまって遊んだり、バレーボールを天井に挟まるように高く投げたり、
   バスケットゴールのネットにジャンプして触れるかとかのゲームを一人でして、楽しんでいました。
   しばらくすると、校長が出てきた。

田中:お!校長の話が始まるぞ!みんなー、足かっくんして遊ぼー!キュッ、キュッ。文字を当て合いっこしよう!キュッ、キュッ
   …あ!校歌斉唱だって!歌おう!
   『慶安の御触書』を全部ひらがなで書く生徒達の後ろ姿〜♪窓の外には水酸化ナトリウム水溶液の香り〜♪

ナレ:なんだか、田中君が楽しそうで一安心。転校先が決まって、朝礼までしてくれるのがうれしいんだよね。
   そんなこんなで、朝礼が終わった。楽しい時間はほんの僅かなんだね。

田中:キュッ、キュッ。
   朝礼、すごく楽しかったですよ、校長!2年1組の鈴木君の表彰が、個人的にツボでした!
   …え?「これから帰りの会を始めます」だって!!
   じゃあ、今日は4年1組の帰りの会に参加したいと思います。お先に失礼します!おやすみなさい。

ナレ:午後4時、4年1組の女子生徒のテンションの上がりようとは裏腹に、男子生徒のテンションは下がっていた。
   田中君、旅の疲れをなくす為に、ゆっくり休んで下さいね。








――朝、8時30分――

ナレ:皆が登校して来たよ。もちろん田中君も。
   
田中:おはようございまーす。
   ……え?なんですか、校長。

ナレ:どうやら校長に呼ばれたみたい。何の話だろう?

田中:……え?なんですか、これ…?あ!、先生が使っている、普通じゃ手に入らない、ホッチキスだ!大きい!これ、くれるんですか!ありがとうございます。

ナレ:あら、あら。田中君、良い物を貰ったね。…すると、田中君も何かを校長に差し出した。

田中:あの…これ…。僕が大切にしている…消しゴムです!カド使ってしまいましたが、校長に是非使ってもらいたいです。

ナレ:カドの取れた、消しゴム。それは田中の気持ちのこもった物。”感謝の証”なのです。
   校長、本当にお世話になりました。






――教室朝礼にて――

ナレ:そして、お別れの時。

田中:昨日来たばっかりのなのに、もうこの学校を去る事になりました…。
   皆の名前も、住所も知らないし、結局、運命的な出会いもありませんでした。
   でも、皆の体育館シューズの色は決して忘れません!
   本当に、お世話になりました!校長によろしく!お元気で!さようなら!
   うぅ…ぐすん。








ナレ:敬語を使った、年下の男の子。
   逆にため口を使ってしまった、年上の男の子。
   用務員だとばかり思っていた、小汚い校長。
   名前だけしか出てきていないのに、一世を風靡した2年1組の鈴木君。
   結局、絡みがなかった、朝礼に来ていた用務員のおじさん。
   田中君は決して皆の事を忘れない。今回の、この転校を。
   「”意外に、僕の体育館シューズは良い音がする”そう、思わせてくれる転校でした。」と田中君は語っていた。
   島根第四小学校の転校でした。
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シューティングスター    (1/1)
コント/コンビニ強盗
スバル:やりました!まさかの初挑戦初オンエアです!

ツカサ:グゥレイトォ!!

ミソラ:それでは私たちの渾身のネタを見てくださ〜い。
うーん、ういういしい。夜空に輝く三連星!シューティングスター!

ウイーン(スバルが入って来る)



ミソラ:いらっしゃいませ。

スバル:強盗だ!今すぐこのバッグに金を詰めろ!(ミソラに銃を突きつける)

ミソラ:ええ!?「強盗」っていう名前なんですか!?
    変わったお名前ですね。

スバル:そんなわけないだろ!逆にそんなやついたら会ってみてえよ!
    分かったらさっさとありったけの金を詰めろ。

ミソラ:ではこちら温めますか?

スバル:何のためにだよ!

ミソラ:おいしく食べるためですよ!

スバル:食うわけねえだろ!東貴博でもそんなことしねえよ。

ミソラ:じゃあこのカレー食べないんですか?確かにありきたりな味であまりおいしくないかもしれませんけど。

スバル:……………いや俺は「ありったけの金」を詰めろって言ったんだよ!
    誰が「ありきたりのカレー」目的で強盗なんかするか!真面目にやってくれ!

ミソラ:それでは袋にお入れいたします。

スバル:そんなとこ真面目にしなくていいよ!自分のカバン持って来てるから!

ミソラ:ご、強盗が地球環境の考えているなんて………。衝撃的だわ………。

スバル:エコバッグじゃねえよ!金をたくさん入れるために持って来てるだけだから!
    いいから早く金を詰めろ!

ミソラ:すいません、今月使いすぎてしまったのであまりないんです………。

スバル:お前の手持ちの金じゃねぇよ!このコンビニの金を渡せ。

ミソラ:いやそういうことじゃなくて、今月の改装でレジの金まで全て使っちゃったんですよ。

スバル:このコンビニ計画性無さ過ぎだな!経営者なにやってんだ!

ミソラ:本人を目の前にして悪口言わないでください!

スバル:お前が経営者かよ!よっぽど店員不足なんだな。もうお前の手持ちでもいいからよこせ。いくらあるんだ?

ミソラ:1000万です。

スバル:持ちすぎだろ!ってかその金を改装費に回せよ!まあいい、早くその1000万をバッグに詰めてくれ。

ミソラ:はい(バッグに金を詰める)。

スバル:よし!じゃあこれで帰らせてもらうぞ。

ミソラ:これで念願のDSが買えますね!

スバル:………は?

ミソラ:あれ?DSを買うために強盗したんじゃなかったですか?

スバル:そんなことのために強盗するわけねえだろ!

ミソラ:だって、ここ1週間に来た強盗10人の内8.5人が「DSを買うためだ」と言ってたので、
    今回もてっきりそうかと………。

スバル:まず1週間に強盗が10人来てる時点でびっくりだよ!しかもDS目的のやつの割合すごいな!
    あともう1つ。「.5」ってなんだよ!!!

ミソラ:PSP目的の人が1人いたからです。

スバル:なんでPSPは半分扱いなんだよ!

ミソラ:だってDSは画面2つありますけどPSPは1つしかないじゃないですか!

スバル:どこで判断してんだよ!!それに値段的にはPSPの方が上だぞ!
    まあいい。金も手に入ったことだし、これで帰らせてもらうぞ。



ウイーン(ツカサが入って来る)



ツカサ:おい、そこのお前!今すぐ銃を置いて盗んだ金を俺に渡せ!(後ろからスバルに銃を突きつける)

スバル:だっ、誰だお前は!?

ツカサ:「コンビニ強盗強盗」だ!

スバル:………は?

ツカサ:俺の名前は「強盗ツカサ」コンビニ強盗から金を盗む「コンビニ強盗強盗」をやっている。

スバル:自分で名乗っちゃったよ!しかも「強盗」って名前の人いたよ!!

ミソラ:あーもう、強盗が来たってことだけでも大変なのに、なんか変なやつまで来ちゃったわよ〜。

ツカサ:ちょっと待て!こいつのことは「強盗」と呼んでいるのに、なぜ俺は「変なやつ」呼ばわりなんだ?

ミソラ:だってあんた変じゃん。

ツカサ:いいか?こいつはコンビニから盗むから「コンビニ強盗」俺はコンビニ強盗から盗むから「コンビニ強盗強盗」なんであって、
    俺だって立派な強盗なんだよ!

スバル:ごめん。俺が言うのもあれだけど強盗やってる時点でもう「立派」ではないと思うよ。

ツカサ:俺は決して変なやつなどではない!!!今すぐ謝れ!

ミソラ:あんたみたいなに変なやつには謝りたくないわよ!

ツカサ:また「変なやつ」って言いやがったな!
    いいか?こいつはコンビニから盗むから「コンビニ強盗」俺はコンビニ強盗から盗むから「コンビニ強盗強盗」なんであって、

スバル:もうやめろ!これじゃ堂堂巡りだから!

ツカサ:それもそうだな。じゃあそのバッグの中の金を今すぐ俺のバッグに詰めろ。

スバル:面倒くさっ!俺のバッグ奪うのじゃダメなのかよ。

ツカサ:だってお前のカバンなんか汚いじゃん。

スバル:強盗なのに神経質だな!ってかなんで汚れてるんだ?

ミソラ:すいませ〜ん。先ほどカレーを詰めようとしたときにこぼしてしまいました♪てへっ☆

スバル:てへっ☆じゃねえよ!なんだこの地味な嫌がらせは!

ツカサ:そんなこといいからさっさと詰めろ!

スバル:くそっ。(渋々ツカサのバッグに金を詰め始める)

ツカサ:あっ、お札に折り目付けないようにね。

スバル:やっぱ神経質だな!もう強盗なんかやめちまえよ。(金を詰め終えたバッグを渡す)

ツカサ:よし、じゃあこれで帰らせてもらうぞ。

ミソラ:もうあんたみたいな変なやつはさっさと帰って!

ツカサ:また変なやつって言いやがったな!
    いいか?こいつはコンビニから盗むから「コンビニ強盗」俺はコンビニ強盗から盗むから「コンビニ強盗強盗」なんであって、

スバル:もういいよ!!また終わりの無い争い始まっちゃうだろ!

ツカサ:じゃあ今度こそ帰らせてもらうぞ。じゃあな。(店を出ようとする)

ミソラ:………今だ!(ツカサの背後に迫りバッグを奪う)

ツカサ:し、しまった!?

ミソラ:ふっ、残念だったわね!

ツカサ:くそっ!あと一歩でDSが手に入るとこだったのに………。

スバル:DS目的だったのかよ!さすが「強盗がDS目的で来る率85%」のコンビニだな!

ミソラ:あんたみたいな変なやつに大事な1000万を奪われるわけにはいかないからね!………………そう、DSを買うまでは!

スバル:お前もかよ!DS人気すごいな!

ツカサ:また変なやつって言いやがったな!
    いいか?こいつはコンビニから盗むから「コンビニ強盗」俺はコンビニ強盗から盗むから「コンビニ強盗強盗」なんであって、

スバル:しつこい!!いいかげん妥協しろ!ってかお前銃持ってんのにバッグ奪い返そうとしないんだな!

ツカサ:………………フッフッフッフッフ、ハーハッハッハッハッ!

スバル:急になんだよ!

ツカサ:お前は1つ大事なことを忘れているようだな。

スバル:大事なこと?なんだそれ?

ツカサ:それはな………………………俺が「コンビニ強盗強盗」だってことだよ!

スバル:………へ?

ツカサ:つまり、コンビニ強盗から金を盗むのが専門である俺がコンビニの店員から直接金を奪うのは不可能ってことだ!
    ハッハッハッ!それではさらばだ!



ウイーン(ツカサが出て行く)



スバル:………………………なんだあいつ!!!
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【残念ながらオンエアを逃した皆さん】

ヴィレッジ・ブルー 269KB
村本:無念です
青山:もう一度考えます
シュールロワイアル 141KB
日浦:う〜ん・・・・
早川:負けたか〜
吉川:負けたか〜

【ジャッジペーパー】(敬称略)上から、
KT 先風 8823 あんときのナイスガイ 銀沙灘

1組目 ヴィレッジ・ブルー
・青山さんのマイペースぶり、自分は好きです
 ボケがある程度ちくわ笛に限定されてるのがもったいなく感じました
 もっと自由奔放に実況を遮ってもよろしいかと思います(5点)

・ツッコミが落ち着いたやりとりを維持したまま笑いに転換させるには
 ボケの威力がかなり高くある必要が出てきますね。
 ボケが弱いせいか、かえって逆効果になってしまっている気がします。
 文章は圧倒的に読みやすく、起承転結や構成もばっちりだと思うんですが
 やはり問題は「個々の発言の弱さ」になってくると思います。
 展開から捻出されるボケは想定範囲内で、強めのボケは逆に
 展開から外れすぎてて的を得ず・・・という状態になってる気がします。
 これでボケが爆発するようでしたら、完璧な作品になると思います。(4点)

・淡々としたまま終わった印象を受けました。
 ボケが自由すぎるというか、ツッコミで制御しきれていない感じがします。
 笛のボケを押すのはありだと思うんですけど、如何せんそのボケのパンチが弱いとなると厳しいです・・・。
 特にレースがスタートした後、ツッコミも激しくなったのにもかかわらず低空飛行なのは問題ありかと。
 後は、レースの部分がアッサリしすぎてたかと。ストーリー的にも盛り上がる部分だと思うんで、そこで爆発してほしかったです。(2点)

・最初の青山の立ち位置が分かりづらかったのですが、二人の関係性が見えてからはなかなか楽しめました。
 村本の冷静なツッコミが特に面白かったのですが、もう少し短くまとめてもいいんじゃないかという部分があった気がします。
 あと
 村本:ちっがーう!その笛じゃなーい!
 このツッコミだけ浮いていました。ここは敬語で強くツッコんだ方がいいと思います。(6点)

・始めに言いますが、青山さんのキャラが大きくぶれてます。
 最初は淡々と不条理な発言をするキャラかと思えば、後半は子供のように積極的にボケたがるキャラになってて…
 早い話が青山さんは落ち着いたキャラなのかはっちゃけたキャラなのかが定まっていないのです。
 ボケがころころ変わってはネタに入り込めないので、どちらか一方に決めることを奨めます。
 このおかげでボケはどんなに面白くてもあまり笑えなかったのですが、
 ツッコミは「もう既に世界王者です!」に代表されるようかなり鋭く、非常に返しが上手でした。(3点)
2組目 シュールロワイアル
・終始テンションで押し切ってましたね
 ただ、ボケが雑だったり、「え…」といったツッコミではない戸惑いがあったり、突拍子もないデッドエンドになったりと、
 全体的に粗さが目立ってたと思います
 もっと改良を重ねない限り、評価されるのは厳しいかと(1点)

・例えば「賄賂」は名詞なので「賄賂していた」というのはおかしい、とか
 同じ人が連続で喋るなら名前を重複させると読みにくい(日浦 日浦 日浦)とか、
 キャラが立ってないせいで3人の個性が全く存在しないとか、
 そもそもこのネタなら3人いらないし、3人もいるせいでかえってごちゃごちゃしてるとか、
 ツッコミがあまりにも「そのまんますぎる」ので工夫が見えない
 (猫が長靴はいて冒険するやつね→それ長靴をはいた猫だよ)とか
 題材が相当食傷されているのに真新しいボケがない
 (桃切ったら血が、なんてもう今更すぎます)とか
 とにかくいろんな思いがあるんですけど、どれも全て
 「他の高得点者の作品を読めば理解できるし、すぐ改善できる」レベルのものですので
 さらなるご精進をお祈りしたいと思います。
 ちなみに「兄」っていうさりげないボケが一番面白かったです。
 プロットは確定されているみたいですので、次の投稿で一気に変わるんじゃないでしょうか。

 っていう審査を鬼バトでも書いたんですが、
 同時期に同じ投稿をすると問題点もそのままで審査することになりますね。
 一度ジャジペの内容を昇華してから、のほうが良いのではないかと思います。
 大きなお世話かもしれませんが・・・。(1点)

・桃太郎ネタはかなりオーソドックスなだけに、よっぽど斬新でない限り高評価はつけづらいです。
 ネタを見ても、目新しいのは「桃太郎に兄がいる」っていうことくらいでした。
 一番の問題はツッコミがツッコミ切れてないところですね。
 台詞に抑揚がなかったり、台詞自体が長すぎたり、ボケ二人をコントロール出来てないです。
 展開自体も雑なのでかなり読みづらかったですね。
 もう少し丁寧な文章を作ることを心がけてみてください。(1点)

・3人という設定はしっかり活かせてはいたんですが、肝心のボケがあまりハマりませんでした。
 桃太郎という使い古された設定で、血まみれで生まれる、キビ団子で金を取るなどは相当ベタだと思います。
 もっと意外性のあるボケがなくては厳しいです。
 あと、少し気になったのは『!』や『ー』の数です。
 これを使いすぎているため、3人が常にハイテンションで空回っている印象を受けます。
 1つに減らしたり、なくしたりして感情の強弱を付けたほうがいいと思います。(2点)

・えーと、この無駄に高いテンションはそういうコンセプトと見ていいんですよね。
 ボケなんですが、余計な登場人物がいる・桃太郎がまんま流れてくる・桃を切ったらスプラッタ
 なんかはありがちな中のありがちなものなので、やらない方が賢明です。
 中盤以降もそういった見たことあるようなボケばかりな上、
 おもいっきりDON、IKKOと物語をぶった切るような間の悪いボケも出てきました。
 こういうのは出し方が上手くないと傷口を深くするだけです。
 全体的にハイテンションで押し切った感があるんですが、
 「その腕置いてけやーーー!!」からのくだりは逆にその勢いが功を奏してます。
 ここはあのテンションじゃないとボケとして成立しなかったでしょう。
 こういった箇所もあるので普段はもう少し抑えて、ここぞという時だけスイッチを入れるとボケが引き立ちます。(1点)
3組目 シューティングスター
・前半のボケ倒しは良かったですねー、面白かったです
 後半のツカサさんが登場してからは少々設定負けしてる印象がありましたね
 コンビニ強盗強盗の説明も読み進めていくうちに食傷気味になって行ったのも悔やまれます(5点)

・平均点やや上、という感じかなあ、と思いました。
 抜群に考え抜かれた面白い部分と、スベっちゃう部分が
 混在している作品、という印象なんです。
 トータルで考えると面白かったと思うんですが、それだけに
 「もう一ひねりできればここも良かったのに」って思う箇所が
 結構あったんですよね。特に序盤が顕著です。後半非常にいいんですけどね。
 3人のキャラもよく出来てます。近しい存在の強盗二人に
 それぞれ印象を持たせる、というのはお見事でした。
 あとはそうですね。その文章力ならできると思いますが、
 括弧書きなしで書いたほうがスマートなんじゃないか、と思うんです。
 逐一何かを説明されると、その度にちょっとだけ失速しちゃいますし。(6点)

・前半は良くも悪くもこてこてのボケツッコミが続いてテンポが良かったですね。
 『金を温める』、『手持ちの金を渡そうとする』などのボケは古典的ですが、
 『強盗用のカバンをエコバックと認識する』っていうボケはかなり良かったですね。
 そして、3人そろってからの展開も面白かったです。
 カレーとかDSのボケもしっかり拾ってるので丁寧だなあって思いました。
 ただ、堂々巡りの件がちょっとくどかったかなあ。短いスパンに3回もあったのでそこは見直した方がいいかもしれないです。
 あと、最後ミソラさんが全くしゃべってないのももったいないかも・・・。(7点)

・全体的にすごく違和感を感じました。
 なぜミソラは銃を持っている相手に堂々と悪ふざけが出来るのでしょうか?
 そして、なぜスバルの方も銃で脅さずにツッコんでいるのでしょうか?
 普通なら『こいつ銃が怖くないのか?』と疑問に思うはずです。
 あと細かいことですが、冒頭での
 ミソラ:ではこちら温めますか?
 という発言は、札束を持って言っているのか、カレーを持って言っているのか分かりませんでした。
 実はカレーだったというボケだったら最初にツッコミが気づくのではないでしょうか?
 明らかに札束に対してのツッコミだったので混乱してしまいました。
 いくらコントとはいえ、もう少しリアリティは必要だと思います。(1点)

・登場人物が2人だった時の方が面白かった、って言ったら失礼でしょうか。
 いや、3人になってからも面白いところはあったんですが、総合すると2人だった前半の方が良かったです。
 というのも前半の設定はオーソドックスですが、基礎がしっかりしていて無駄の少なかったんですが、
 後半ではコンビニ強盗強盗という設定こそ独特でしたが、それが上手く生かされておらず、
 それとは無関係なDSボケや神経質ボケの方が面白かったです。
 コンビニ強盗から強盗する人なんですから直接的には関係ないミソラさんの発言はスルーしても構わないんじゃないんでしょうか?
 むしろもっとコンビニ強盗のスバルさんを脅すべきだと思います。
 そしてオチはあれじゃ落とせていない気が…。だってまだコンビニ強盗は続いてるんですから。
 無難でも店から出たら警察に包囲されてた、とかでいいと思います。(6点)
4組目 コントラスト
・「田舎に泊まろう」と「転校」を合わせたのは良いですが、果たしてその必要性はあったのか、と考えると…
 そしてボケの要素もあるんですが、番組の形式にとらわれ過ぎてて、それが霞んでしまうのももったいないかと
 パロディとしては非常に上手くまとまってたと思います(3点)

・多分ですけど、筆者が思い描いた像に対して文章がやや追いつけてないのではないか、と思います。
 「もし転校生が突然、”今日、転校させて下さい”と話しかけて来たら!」
 という最初の1文で、もうなんかふわふわしてるんですよ。
 ここは「もし突然、”今日、転校させて下さい”と話しかけられたら!」
 でよかったのではないかと思います。
 全体的に「過剰に説明しようとして逆に失敗している」のではないでしょうか。
 転校生ってもうそれだけで転校対象なんですから、「転校させてください」という
 発言が余剰なんですよね。もちろんそういう番組だってのは承知してますが、
 だからこそ最初の1文で「転校生が」っていう記述は必要ないのではないでしょうか。
 学校の人数を説明する時は「全校生徒」であって「人口」ではないというのも説明の失敗のひとつだと思います。
 思いついた設定は面白いと思うので、その機軸からもうひとつ推敲してみてはいかがかと思います。
 「用務員さんだと思ったら校長」っていうボケは実はめちゃくちゃベタですが、
 それまでに作った空気がそう思わせないようにしている、っていう書き方はとても上手だと思いました。(4点)

・もう一工夫でとんでもないネタになる。そう思わせるコントでした。
 それだけにとっても惜しいと思うんですよ。
 ネタの設定、台詞のチョイス、文章の見せ方、どれをとっても高水準だったと思います。
 その一方で爆発力が足りたいように見えます。
 恐らく、文量が結構あるんで大笑いに結び付く前に間延びしてる感があるかなあと。
 ネタ中の場面1個か2個を削って、一つ一つの場面に大笑いを集中させてみてはどうでしょうか?
 例えば用務員との絡みをもっとくどくしてみたりとか。(7点)

・田舎に泊まろう!のパロディということで、ナレーションとかなかなか楽しめました。
 学校あるあるも当たりが多かったのですが、肝心の田舎に泊まろうに沿ったボケが少なかったかなぁと思いました。
 給食や授業など、もう少しイジるところはあったと思います。
 個人的には田中をもっと暴走させて、ナレーションが激しくツッコんで欲しかったです。(6点)

・ナレーションが本家に近いですね。おかげで雰囲気が出てました。
 コンピューター室でも体育館でも、田中君の一人遊びボケがことごとくツボです。なんかリアリティありますね。
 他にも珍しい文房具とか、やたらあるあるネタの質が高くフィクションとは思えぬほどの生活感が出てました。
 でもだからこそ、学校生活ではありえないようなボケが複数欲しかったです。
 下準備は完璧なんですから、脱線したボケがあれば一気に面白くなるはずです。
 あとは転校が決まるまでのくだりがやたら長かったのが気になりました。
 転校後のやりとりが全体の半分はあってもいいと思うんですよね。
 最後に細かい指摘になりますが、人口29人は生徒数29人(教員の数はお任せします)に書き直した方が自然です。(5点)
5組目 暗黒天国
・展開こそ王道パターンなものの、欲望、もとい自由奔放なやりとりでまったくそれを微塵にも感じさせませんでした
 「杉本彩似のエンジェル」などの言い回しも良かったですが、それ以外のボケは意外とベタなものが多かった気がします
 それと細かいことですが、鼻くそを食べることを暴露された際の夏海さんのリアクションも観たかったですね。
 恥ずかしさに身もだえる夏海さんを考えただけでグヘヘh(ry(7点)

・凄い的確なタイミングで「鈴村君は少し黙ってなさい」っていう
 根本を破壊できるツッコミができるっていうだけでも上位クラスなんですよね。
 こういうツッコミって本筋を壊す可能性があるからなかなかできないと思うんですけど。
 とりあえずカードゲームがわからなくても全然面白いですね。
 ルールはさておき「相手に上手い事かしゆかを選ばせる事で、
 強引にデュエルに勝利する事ができる」ってもう問答無用にもほどがあります。
 話としては面白かっただけに、なんか終盤からオチまでが釈然としないというか・・・w
 後半でちょっとだけ出るシリアス展開にもう1つくらい何かのスパイスで
 緊張を和らげる形がほしかったかなあ、と思いました。あの部分だけ、空気が違いすぎて。(9点)

・流石に面白かったです!安心して笑えました。
 女性2人のキャラが若干被り気味でしたが、それでもトータルで見れば設定も内容も充実していたと思います。
 細かいところでにボケにも手を抜かないとも素晴らしいと思いました。
 「総すかんモグラ」て言う名前と効果、「キャサリンのくちづけ」の下位互換カードの「トーマスの愛撫」とか笑わずにはいられなかったです。
 ただ、回想シーンからPerfumeのアンケートまでの件が若干失速気味だったかなあ。
 そこでの少し湿っぽい展開で流れが止まっちゃったのがもったいないと思いました。(9点)

・たぶん遊戯王のパロディですよね?面白かったです。
 ちょっとした下ネタやカードの名前などほとんどがツボでした。
 一つだけ気になったのがハナの
 『このカードはあ〜ちゃんかのっちを選ぶ事で〜』という台詞です。
 先にのっちを選ばれても、あ〜ちゃんを選ぶ事だってできるので、十中八九ではないんじゃないかなあ、と思いました。(9点)

・「面白い!」を通り越して、「バッカじゃねえのw」も通り越して、作者さんの頭の心配までいっちゃいました。
 色んな意味を込めて、どうやったらこんなネタ思いつくんでしょうか?
 笑いの量は十分でしたが、文句をつけるなら「王子様とのキス」発動後からの鈴村さんがあまりに大人し過ぎです。
 真面目にツッコむわ、身を呈してハナさんを守るわ、唯一のボケもスルーされるわで。
 今までの行いからしたら夏海さん側に寝返ってもおかしくないと思うんですけどねぇ…。(9点)
6組目 ようこそ哲夫ワールド
・どういうことなの…これが哲夫ワールドか
 「性奴隷」や「訛り」と言った、何気ない語尾がいちいち面白かったです
 ただ後半から食傷気味になったのと、()が読み進めていくうちにクドくなってしまった印象です(6点)

・笑う前に引いてしまったんです、最初。
 2回目は割り切って読みましたが、それでも笑いは起きず・・・でした。
 面白い表現なところはたくさんあるんですけど、
 読み手を選ぶ作品の時点で他者さんとは溝があるかなあ、と思います。
 「言いたい放題なボケ」もなく、きっちりと仕掛けられた感じは
 よく受けました。書き方が上手なんだと思います。
 こんな評価基準で納得できないかもしれませんけど、
 いろんな人が読みますし、みんながみんな受け入れられるとは限らない、ので・・・。(4点)

・ユニット名通り、その世界観に引き込まれました。
 序盤の淡々としているブラックな発言がかなりおもしろかったです。
 ただ、下ネタが1本ずっと続くのはやっぱり少しきびいしいかなと。
 あと、本当に使い捨てのボケがやたら多かったかなあ。
 キリストの件はなかなかユニークな発想でよかったと思います。
 構成としては括弧書きを旨く使っているなあと思いました。(5点)

・よく下ネタで1本書けたなぁと思いましたw
 面白かったのですがベタな部分もそれなりに目立ちました。
 特に簿記や性交なんかはありがちかなぁと思います。
 あと、これって授業の設定ですよね?なのに()での台詞があるのは不自然でした。
 普通の台詞として書いて問題ないと思います。(6点)

・実際にこんな先生がいたらまぁ教員免許剥奪ですわな。
 序盤は不意打ち喰らった事もあって、かなり面白かったです。あの()書きが地味にいい仕事してますし。
 ただ、木リストは序盤にやるべきでした。前半であれだけはっちゃけたのに
 終盤にきて妙に説得力のあるヨタ話をもってこられても印象が薄くなります。(6点)

【第272回結果表】 平均KB 309.7KB
ユニット名KBOA率BR
暗黒天国4819/13
ようこそ哲夫ワールド3331/1
シューティングスター3171/1
コントラスト3171/3
ヴィレッジ・ブルー2690/3
シュールロワイアル1410/1
暗黒天国がその実力を見せ付ける結果となった第272回。
これで今期合計1419KBと既にC大会出場が安全圏に達した。
また、ようこそ哲夫ワールド、シューティングスター、コントラストと、
初オンエアが3組。この中から今期をかき回す芸人が現れるか。