第269回 青沢オンエアバトル

市河:以上で計量は終わりました。
    オンエアされる上位3組の発表です!

東京クラッチ  (2位)
5連勝!


灯風  (1位)
今期2勝目を挙げた!


ヒョーウエ  (3位)
念願の初オンエア!


碓氷:難関を突破した皆さんの熱演をご覧いただきましょう!

灯風    (17/18)
コント/サイボーグが地球を救う
ゴウ:おもしろいネタが書きたいね。

ナオ:ほんとそう。
出場18回中11回1位になってる人たちが何を言うか。止まらぬ15連勝!灯風!

ナオ:なんか地球っていう住み心地よさそうな星があるらしいから侵略しにきたぞ。いけ、子分ども!

ゴウ:ちょっと待ったー!

ナオ:な、なんだお前は!

ゴウ:私は地球を守るために生まれたサイボーグ!その名も……「サイボーグGO!」だぜ!

ナオ:うわ、なんだこいつ。てか名前にビックリマークて。

ゴウ:ほら、俺の名前とさ、行って来い!みたいなGOがかかってるみたいな?

ナオ:言われなくても分かるわ!分かり易すぎて逆に痛いんだよ。

ゴウ:あ、でも間に「で」とか入れるとゲーム名っぽくなるから!…「サイボーグでGO!」とか!マジウケる!!

ナオ:うわー自分のボケで笑ってるわこいつ。絶対こいつには負けたくないわ。

ゴウ:というわけで、和解しに来ました。

ナオ:…え、話し合い?サイボーグなのに?

ゴウ:……うわー!戦う気しかなかったよこの人!…あ、人じゃないか!ハハハ!

ナオ:うぜぇ…この時点で和解の可能性ほぼ消えたわ。

ゴウ:ほら、やっぱ話し合いによる解決が最優先だろ!ね?は・な・し・あ・い・に・よ・る・か・い・け・つ!

ナオ:なんで強調して繰り返したんだよ……まずさ、サイボーグって戦うためのものだろ。戦闘機能とかしかないだろうが。

ゴウ:あ、しゃべくり機能とかならあるぜ。

ナオ:うわ、サイボーグらしからぬ!

ゴウ:(ピッ)こちらとしましてはあなた方に撤退して頂きたいのですが、やはり両者の利害関係を一致させることがまず重要ですので…

ナオ:スイッチ入った!てか口調変わりすぎだろ!…もういい、どうせ力押しでも侵略するからな。

ゴウ:ま、それでもいいけどぉ!なんたってサイボーグだし、勝つに決まってるし!

ナオ:その根拠は分からんが…それはどうかな。こちらはこれまで数々の侵略を行ってきた、強力な子分どもを引き連れてきたのだ!

ゴウ:こっちだって、たくさんの牛たちを引き連れてきたのだ!

ナオ:牛て!このご時世に牛て!

ゴウ:しかもな…みんなホルスタインだぞ!

ナオ:よりによって!一番戦いのイメージから遠いだろ!…まあいい。おい、子分ども!こんな奴ら倒してしまえ!!

(子分:うわ!なんだこの生き物はっ!)
(子分:白と黒のコントラストが眩しいぜ……)

(バタッ)

ナオ:…うわ、子分がやられた!なんで色合いだけで倒されるんだ!!

ゴウ:いやいや、見た目だけで倒されるとか!

ナオ:こっちもびっくりだわ!…しかし、まだまだこちらには数がいる!

ゴウ:なら…よし、サイボーグGO!変形するぜ!

ナオ:…なに、変形だと?

ゴウ:いくぜ巨大化!!


(ビュッ!ビュッ!)
(ゴクゴク…)

ナオ:…何してんだお前。

ゴウ:わからないか?牛乳を飲んで巨大化中だ!

ナオ:地道すぎるわ!大きくなるの何年後だよ!

ゴウ:…わかってないなあ。この牛乳はな、搾りたてなんだよ!

ナオ:だからなんだよ!違いがわからねえよ!

ゴウ:(ピッ)牛乳は加熱殺菌されていない搾りたての方がカルシウムはじめ様々な栄養素を損なっていないわけで、そもそも…

ナオ:しゃべくり機能で説明しなくてもいいよ!急にそのしゃべり方だとビックリするわ。

ゴウ:ハハハ!怖気づいてもまだまだ飲むぜ!(ビュッ!ビュッ!ゴクゴク…)

ナオ:…ってかさ、なんで牛乳がお前のさ、乳首んとこから出るんだよ!どうなってんだよ!

ゴウ:後ろの牛から直接管で俺の体に送られてくるんだ。スゲーだろ。

ナオ:なんというか、いろいろと発想がスゲーわ!てか牛ってそのためだけかよ。

ゴウ:違うって。そりゃこの牛に乗って突撃するに決まってるだろ!

ナオ:全然動かないだろそれ。

ゴウ:まさに「牛歩戦術」みたいな?……やべえ、超うまいこと言ったわ!!

ナオ:そこまでうまくねえよ!…もういい!かかれ、子分ども!!

(子分:男の乳首から牛乳なんて…なんてブラクラ…!)
(子分:ママーママー)

(バタッ)

ナオ:ま、またやられた!しかもなんか赤ちゃんに戻ったやつもいたし!でもまだまだ…おい!早く他のやつもかかれ!

ゴウ:負けるか!牛乳ビーム!!

(ビュッ!ビュッ!)

ナオ:うわ、乳首から牛乳を発射してきた!しかしこんな単純なネーミングの技に負けるわけ…

(子分:うわっ白濁色のっ!白濁色の液体がっ!!)
(子分:放っておいたら…臭くなってしまうっ……!)

(バタッ)

ナオ:うわ、またまたやられた!
    ってかなんで俺の子分は牛とか牛乳にピンポイントで弱いんだよ!!
   でそっちは、なんでまた都合よくウィークポイントを突いてくるんだよ!!奇跡的すぎるわ!!

ゴウ:ハハハ。これが牛乳の奥深さだよ?だよだよっ!?

ナオ:奥深さの問題かよ!?…ってかなんなんだよその満ち溢れるテンションは。牛から牛乳だけでなく、テンションも運ばれてくるってか!

ゴウ:シーーーン!!

ナオ:口で言うな口で!別にスベってないから!

(子分:寒いっ!寒すぎる!!)
(子分:凍え死ぬぅぅぅ!!)

(バタッ)

ナオ:うわ、寒くて死んだ!そんな馬鹿な!

ゴウ:ほんと、あざーっす!!

ナオ:ああもういちいちムカつくなあ!…そうだ。よし子分ども、上空へ行くぞ!サイボーグに空は飛べるまい!

ゴウ:ヘッ…お前、俺が飛べないと思ってんの?

ナオ:何っ!飛べるのか!

ゴウ:行くぞ!!フライングモード!!

(ビューン)










(ピンッ!)

ナオ:って飛べてない!管のせいで途中までしか飛べてない!

ゴウ:くそっ!こんなデメリットがあったとは…!

ナオ:メリットがメリットと思えないがな。…よし、このまま上空から狙い撃ちだ!行けっ!

(ダダダダッ)

ゴウ:ぐはっ!

ナオ:よし、喰らった!

ゴウ:くそっ……カルシウムで強化されたこの骨をもっても耐え切れない…か…

ナオ:…ずっと思ったたんだけどさ、お前、防御も牛乳まかせなんか!ほぼ丸腰じゃねえかよ。

ゴウ:何を言うんだ!牛乳のカルシウムは………うわっ、腹痛ぇ…ギュルギュルする……

ナオ:牛乳飲みすぎだろ!!お前………牛乳牛乳言ってるけど、たいしたことねえな……

ゴウ:なにを?…牛乳を……牛乳をナメるなあぁぁぁぁ!!

(ゴゴゴゴゴゴ…)

ナオ:な、なんだ!?

ゴウ:ふふふ……神の逆鱗に触れたようだな!

ナオ:いや、意味わからん!なんか喋り方変わってるし!!

(シャアアアアアアア!!)

ナオ:うわっ辺りが!辺りが真っ白にっ!!

ゴウ:牛乳をバカにした者には……天罰が下るのだ!行け、牛乳地獄!!

(ドドドドドドドド!!)

ナオ:ぐはっ、空から大量の牛乳が……!

ゴウ:物理的ダメージだけじゃないぞ!お前が着ている服………

ナオ:ま、まさか……

ゴウ:牛乳独特の、イヤな臭いが染み付くのだ!!

ナオ:そんなっ!洗っても落ちないのか!?

ゴウ:まだまだだ………

(スパパパパパパ!!)

ナオ:ま、また牛乳か!?

ゴウ:これでもくらえ!!

(ドドドドドドドドド!!)

ナオ:ぐはっ!!なんだ、なんだこの固体は!

ゴウ:それは………バターだ!!

ナオ:バターだって!?

ゴウ:そう、牛乳が高速で移動することによって乳脂肪分が固まり、バターになるのだ!!

ナオ:ベトベトする!油でベトベトする!………なんなんだこれは!まず、こんな大量の牛乳はどこから……?

ゴウ:ははは、向こうをよく見ろ!

ナオ:……なっ、あれはまさか…

(ドドドドドドドド!!)

ナオ:山から牛乳が吹き出ている……!火山の噴火みたいだ!

ゴウ:そう…「活火山」ならぬ「活乳山」から、地下にたまった牛乳が吹き出ているのだ!!

ナオ:な、なんなんだこの星は!?この星自体が牛乳で出来ているってのか!?
………ってかあれ、地球ってこんな牛乳まみれな星だっけ……

ゴウ:…地球?ここは地球じゃなくて、白濁星だぞ。

ナオ:……白濁星?………侵略する場所間違えた!!

ゴウ:間違えたって?…(ピッ)間違えて我が星を侵略しようとし、多大な被害をもたらしたとして、我々は賠償金の支払いを命ずる。被害額は……

ナオ:うわっしゃべくり機能で賠償金求めてきた!怖っ!…………ほんとすいません!すいませーん!!(ビューン)















ゴウ:帰ったか………………ハハハ、地球がこんな姿になっているとは、夢にも思わなかっただろう…………
417/545KB

東京クラッチ    (5/5)
漫才/コンビニの防犯事情
松岡:それでは、生前故人が残した最後の作品をご覧下さい・・・

石田:重いし、事実じゃない。どうぞ。
作者さんはまだまだご健在です。漫才で久し振りの勝利!東京クラッチ!

松岡:東京クラッチですか?よろしくお願いしますか?

石田:するんじゃね?行き先見失うから疑問系やめてくれないかな。

松岡:突然だけどコンビニってすげえ便利じゃないですか。「ビニ」ってついてるだけあって。

石田:うん、まあそれだけで利便性を判断できるとは俺は思ってないんだけどね。

松岡:何でだよ。考えてみろよ。
   「ビニ」って言葉がついてるものは大抵便利なものばっかりなんだぜ?

石田:マジで?そこまで言うなら俺が納得できるくらい「ビニ」について説得できるんだろうな?

松岡:当たり前じゃん。「ビニ」がつく他の言葉を言ってそれが便利なものだったら納得するだろ?
   例えば「ビニール」。

石田:まあ、そうだね。「ビニ」ついてるね。他には?

松岡:よし。それにしても高度経済成長における貧富の格差が

石田:お前だけ満足して次の展開行くなよ!結局1つだけじゃねえか!

松岡:だって「ビニ」がつく単語なんかそんなにないだろ。無茶振りにもほどがある。

石田:お前スタートの展開だったじゃねえかよ!何で「俺が悪い寄り」の空気作ってんだよ!
   あと高度経済成長の話に行く前に何でコンビニ持ち出したのか解決しといてくれないかな。

松岡:ああ、うん。コンビニでバイトしようかなー、とか思ってんのよ。

石田:そんな日常的な思考から高度経済成長の話に展開しようとしてたのか。
   勇気は買うけど広げる自信ないわ。

松岡:そんで、2日後にはアラブの石油王になりたいわけ。

石田:すげえ高度に経済成長した!絶対無理じゃんそんなの!スタート地点が時給なんだぞ!?

松岡:世界的金融危機で国際的な問題になってるわけじゃん。
   自己の蓄えを「不況に備える」に変化したから市場で通貨が回らないっていう
   悪循環もあるけど個人でできる対策は財産を備蓄することくらいしかないわけでしょ?

石田:そこまで立派な意見があって何で
   「2日で石油王になる」っていう展開を期待できるのかがわからねえよ!
   石油王とか目標も漠然としすぎてるし!

松岡:じゃあ叶一族くらいの資産でいいや。

石田:普通「姉妹」って言うけどな。あのセレブを「一族」でくくった人はじめて見た。
   どのみちスタート地点がコンビニのバイトじゃゴールは遠いけどね。

松岡:でも俺がやろうとしてるコンビニのバイトは深夜だぜ?

石田:それでも時給にして200円くらいしか変わんねえよ!
   叶さんたちは1日の食費に数十万使ってるとかだぞ!

松岡:すげぇな、叶三兄弟・・・。

石田:亀田かだんごと混在してるよ!

松岡:だんごとは混在しないだろ。共通点が「醤油味」しかないじゃん。

石田:いや叶さんたち醤油の味はしないだろ!しないと思うよ、味わった事ないけど!

松岡:まあとにかく、コンビニの深夜バイトをやろうと思って。
   コンビニなんて余裕じゃん?しかも深夜ならヒマそうだし。

石田:お前コンビニなめたらいかんよ。時間帯的にヒマな時もあるかもしれないけど、
   深夜のコンビニには防犯マニュアルがあるからな。

松岡:あ、そうか。コンビニに突然隕石が降り注いだり
   大陸弾道ミサイルが直撃したりするかもしれないもんな。

石田:マニュアルの範囲外だよ、そんなもん!対応できるか!
   ガラの悪い連中が来たり強盗が来たりするかもしれないんだぜ?

松岡:最近多いよね。
   ガラの悪い連中が深夜のコンビニに入ってきては、酒を買ったり菓子を買ったり。

石田:良きお客様じゃねえか!特別問題ないならガラが悪いのも許せるよ!
   もっとあるだろ問題な行為。例えばコンビニの入口でたむろってたりとか。

松岡:ああ、いるよね。邪魔なんだよね。あんな場所に魔方陣書くもんだから。

石田:召喚されたわけじゃねえよ!自主的に集まって邪魔してるんだよ!
   それより強盗とかどうすんだよ。殺傷事件になったりするんだぜ?

松岡:そこだよ。結局貧富の差ができるから強盗も起きるんだよ。
   みんな俺のようにコンビニでバイトしてアラブの石油王になれば
   裕福になって強盗なんかなくなると思うんだ。

石田:そろそろそのサクセスストーリーに疑問抱けよ!
   あと言っておくけどみんなが石油王になったら石油の価値が下がるから
   そんなに裕福にもならないからな。

松岡:じゃあみんな苗字を「叶」にすればいいかな?

石田:そんなんで経済が揺れ動くわけないだろ!

松岡:「叶性」を名乗って経済を動かせる「可能性」は無いという・・・。

石田:うるせいよ!ぜんっぜん上手くないからな!
   それよりコンビニに強盗が来たらどうするか考えろよ。

松岡:それは強盗にやすやすと店内に入られるから悪いんじゃん。
   常日頃から全ての入口をコンクリで固めたりすりゃ問題ないだろ。

石田:営業できねえじゃん!もっと策はないのかよ!

松岡:じゃあ「強盗お断り」とか書いとけばいいんじゃないの?

石田:ユルすぎるだろ!そんなんで解決するならコンビニ強盗なんかとっくに無くなってるわ!

松岡:人間に善意があるのならば、お断りと書いてある事はやらないはずです。

石田:人間に善意があるのならば、まず強盗やんねえよ!
   防犯マニュアルにはもっと具体的な対策が書いてあるんだよ!

松岡:でもそれっておかしいよね。強盗がコンビニに踏み込んでくる前提じゃん。
   俺だったらもっと未然に防ぐけどね。

石田:未然って・・・どうやって?

松岡:だから、これから強盗をしますよって人の家に直接行って
   「すいませんが、やめてもらえませんか」的な説得とか。

石田:・・・お前今すげえ重要な部分を省略して喋ってるけど、
   どうやって強盗するかもしれない人を突き止めるわけ?

松岡:それは・・・なんかこう、不思議な能力とかで。

石田:「強盗がコンビニに踏み込んでくる前提」はすぐ否定したくせに
   「人間に不思議な能力がある前提」は簡単に肯定するんだ。

松岡:そしたら「ああ、私が悪かったです、もう強盗はしません。
   お詫びといってはなんですが、これはほんのつまらない石油採掘の利権です」とかなって。

石田:コンビニのバイトから石油王になった!
   ていうか元々石油王で私腹のあるやつがコンビニなんか襲わないだろ!
   そういう夢物語はいいから実際襲われた時の対処考えろよ。

松岡:わかった。じゃあ例えば俺が働いてるコンビニに突然、
   妖刀村正を持った戦国武将が現れたとしよう。

石田:落武者じゃねえか!処理の方法が変わるわ!早いとこ清めてもらってこい!
   そういうんじゃなくて、もっと現代的な奴来いよ。

松岡:わかったわかった。じゃあ俺なりのやり方を見せてやる。
   俺が店員やるから、お前強盗やって。

石田:よし、俺強盗やればいいのね。

松岡:待て、強盗なんかやめろ!犯罪なんだぞ?

石田:今未然に防ぐなよ!コントに入る確認で言っただけだろ!いくぞ・・・
   金を出せ!騒ぐんじゃねえ、変な行動取ったらブスリといくからな!

松岡:ふっ・・・このコンクリの壁をぶちやぶって来るとは、なかなかやるじゃないか・・・。

石田:「入口を全部コンクリで塞ぐ作戦」はさっき却下しただろ!
   あとお前は四方コンクリで固められた部屋でどうやって帰るつもりだったんだよ!
   いいからレジ開けろ!早く金を出せ!

松岡:(チーン)一万円出まーす。

石田:「一万円入りまーす」の要領で報告しなくていいだろ!

松岡:こちら一万円暖めますか?それとも考えを改めますか?

石田:やかましい!今一瞬本気で刺しそうになった!
   ナイフ持った強盗を目の前にしてそんな余裕があるわけないだろ!

松岡:あ、お箸何本お付けしますか?

石田:え、何で「箸が必要だろう」って判断したの!?

松岡:奪ったお札を上から落としてお箸でキャッチできるかなゲームに使えるだろ!

石田:そんな事がしたくて強盗したわけじゃねえよ!
   よし、そのまま動くなよ!

(ウイーン)

松岡:・・・。

石田:・・・ちょっと待って。お前今見逃したよな。黙って出て行かれていいのかよ。

松岡:かかったな石田!それ捕まえた!
   強盗が「あれ、今のおかしいだろ」と思って戻ってくるのを利用しての捕獲だ!

石田:全ての強盗がツッコミ役だと思うなよ!そんなノリの強盗がいるわけないだろ!
   今のお前の対応には、コンビニの防犯の王道はひとつも含まれてないな。

松岡:そんなのあるんだ?

石田:よく知られてるコンビニの防犯は3つ。防犯カメラ、緊急スイッチ、カラーボール。
   (※一例です。コンビニによります。)

松岡:防犯キャメラはわかるよ。
   さっきお前が強盗役やった時の俺のコンビニ、実は防犯キャメラが仕掛けてあったのだ!

石田:お!やるじゃん。じゃあ俺の行動は全て記録されてたわけか。

松岡:そんなわけないじゃん。店員俺だけなのにどうやってキャメラのシャッター押すんだよ。

石田:そういうカメラかよ!普通映像取るやつだろ!あとカメラの発音気になるからやめろ!
   それから緊急スイッチだけど、カウンターの裏とかに実はスイッチがあって、
   気付かれないようにそれを押すと、

松岡:1面クリアなんだろ?

石田:何のゲームだよ!「強盗が入った時にスイッチを押すと次のステージへ」って
   条件が難しすぎるだろ!それを押すと警察に通報が入るとかそういう仕組みなんだよ!

松岡:ふ、実はさっきのやりとりの中で俺はスイッチを押していたのだよ!

石田:またそういう事を・・・どこで押したんだよ?

松岡:一番最初だよ。お前が「金を出せ!」って入ってきた時にスイッチを押したのさ。
   「チーン」って音がしただろ?

石田:あれレジが開いた音じゃなかったのか!
   ていうか「気付かれないように押す」んだからスイッチから音がしちゃまずいだろ!
   最後にカラーボール。犯人が逃げる時に投げるんだよ。そうするとカラーボールから塗料が出る。
   その塗料が犯人が逃げた痕跡になるわけよ。

松岡:なるほど。犯人が背を向けた隙に80kgのカラーボールを時速140kmで投げつけるわけだ。

石田:そんなことしたら塗料がどうこう言う前に犯人倒せちゃうだろ!

松岡:お前の言った通りだ。殺傷事件になったな・・・。

石田:強盗の方が被害者じゃん、この殺傷事件!俺が思ってたやつと違う!
   まあこれが基本的なコンビニの防犯だけど、そんなマニュアル通りに行くわけがない。
   深夜のコンビニが難しいってわかっただろ?

松岡:そんなことはない。強盗が相手でも愛をもって接する事で打ち解ける事は出来ます。

石田:いきなり何を説き出したんだよ!そんな理屈で通る場面じゃねえだろ!

松岡:「I'm lovin' it! I'm lovin' it!」って言いながら近づいていけば強盗と仲良くなれます。
   全て愛の力です。お前もやってみ?

石田:嫌だよ気持ち悪い!刃物持ってる強盗相手に「アイムラビニッ!アイムラビニッ!」とか言ってるの
   正気の沙汰じゃねえよ!俺が強盗だったら即逃げ出してるわ!

松岡:結果的に強盗対策。

石田:そんな上手くいかねえって何度も言わせるなよ!
   それ愛の力じゃなくてある意味怖い人だから逃げてるだけだし!

松岡:でもこれでもう一つ、立証されただろ?

石田:何がだよ。

松岡:「アイムラ『ビニ』ッ」だよ。「ビニ」がつく言葉は便利だって言ったじゃん。

石田:いい加減にしろ!
409/545KB

ヒョーウエ    (1/6)
コント/カップ麺
やりました!ついに初オンエアです!
様々なスタイルを模索した末に掴んだ初勝利。おめでとう!ヒョーウエ!

渡部:今日の昼ごはんはカップ麺にしよう。

渡部はカップ麺のシーフード味とカレー味を手に持った。

渡部:どっちにしようかな。

どちらを食すか4時間迷い、気づいた頃には昼はとうに過ぎていた。

渡部はカップ麺を食べるのを断念した。


次の日・・・

渡部:今日の昼ごはんはカップ麺にしよう。

渡部はカップ麺シーフード味だけを手に持った。

渡部:今日はシーフード味にしようと決めてたもんね。さてお湯でも入れようかな。

渡部はお湯を入れようと水を沸かそうとした。しかし、水が出ない。

渡部:あ、今日は断水の日だった。

渡部はカップ麺を食べるのを断念した。


次の日・・・

渡部:今日の昼ごはんはカップ麺にしよう。

渡部はカップ麺シーフード味を手に持った。

渡部:さて水を沸かそうかな。

渡部はやかんに水を入れた。

渡部:さて火をつけよう。

しかし火をつけた瞬間に怪奇現象が起きた。火が突然飛び散って辺り一面火の海になってしまった。

渡部:わー火事だー。

渡部はカップ麺を食べるのを断念した。


次の日・・・

渡部:今日の昼ごはんはカップ麺にしよう。

医者:君は何を言ってるんだ。これから大やけどした左腕の手術をするんだよ。

渡部はカップ麺を食べるのを断念した。


次の日・・・

渡部:今日の昼ごはんはカップ麺にしよう。

医者:ダメだよ。君には退院するまで病院食を食べてもらうよ。

渡部:いやだ。あれおいしくないんだもん。

医者:君、私を誰だと思っている?この病院の絶対的権力者だ。

医者は、渡部へのお見舞いの品である林檎を手にしてこう言った。

医者:私の言う事を聞かなければ・・・

医者は林檎を、グシャ!と潰した。

医者:こうなる。

林檎の汁でビチャビチャになった渡部はカップ麺を食べるのを断念した。


次の日・・・

ナース:先生!何で患者さんの林檎を潰したんですか!

医者:ごめんなさい。

渡部は病院食を食べた。つまり渡部はカップ麺を食べるのを断念した。


退院後・・・

渡部:今日の昼ごはんカップ麺にしよう。

しかしカップ麺は全て燃えてしまっていて家には一つも無かった。

渡部:よし、買いに行こう。

しかし財布は全て燃えてしまっていて一文なしだった。

渡部:よし、強盗をしに行こう。

そして、顔も隠さず武器らしきものも何一つ持たずコンビニへと向かった。

渡部:強盗だ。カップ麺を出せ。

店員:何だとコノヤロー

店員は渡部を捕らえた。

渡部:わー捕まったー

渡部はブタ箱行きとなった。つまり渡部はカップ麺を食べるのを断念した。


次の日・・・

刑事:何で強盗なんかしたんだ。

渡部:カップ麺が食べたかったからです。

刑事:何だその理由は。・・・まあいい。明日から裁判だ。

渡部はシュンとなった。そんな渡部を見て、刑事は優しくこう言った。

刑事:カツ丼でも食うか?

渡部:カップ麺が食べたいです。

刑事は怒って出て行った。

渡部はカップ麺を食べるのを断念した。カツ丼も出されなかった。


次の日・・・

裁判官:何故あなたは強盗なんかしたんですか?

渡部:カップ麺が食べたかったからです。

裁判官:懲役1年!!

渡部はカップ麺を食べるのを断念した。


服役中・・・

渡部:今日の昼ごはんはカップ麺を食べよう。

囚人:お前カップ麺を食べたいとか夢みたいなこと言ってんじゃねーぞ。

渡部:じゃあ脱獄する。

囚人:すれば?勝手に。

渡部は脱獄を決意した。無論、その日はカップ麺を食べるのを断念した。


脱獄当日・・・

渡部:よし、脱獄するぞ。

渡部は一握りの米粒を持って、刑務所の門まで歩いて行った。

門兵:貴様、何をしている。

渡部:脱獄をするんだ。どけ。

渡部は門兵に米粒を投げつけた。

門兵:わー米粒が目に入って痛―い。

渡部は脱獄に成功した。カップ麺はすぐそこだ。


次の日・・・

渡部は実家に帰った。

母:渡部?あなたはまだ服役中なはずです。

渡部:僕はカップ麺が食べたいだけなんだ。母よ、カップ麺を僕にくれないか。

母:私は渡部の願いをかなえたいです。なので、カップ麺を渡部にあげます。

渡部:母よ。大切な母よ。この御恩、忘れはしないであろう。

母:行け渡部!そしてカップ麺を食すのだ!

渡部:はい。

渡部はカップ麺を手に入れた。


そして・・・

渡部:遂にカップ麺が食べられる。

渡部はお湯を入れた。良い匂いがしてきた。

渡部:これぞカップ麺の匂い・・・。

渡部は生きることの素晴らしさを、しばらく目をつむって感じていた。

渡部:さて食べるか。

渡部はカップ麺を食べた

渡部:あ、これ春雨ヌードルだ。 ヘルシーなお味。
341/545KB

【残念ながらオンエアを逃した皆さん】

みかづき。 261KB
はづき:んーねぇ。連勝止まったねぇ。
健太:まぁいつかは止まると思ってましたけどね・・・。
エルドラド 213KB
飯田:前回よりかは手応えがあったんですがね
村田:絶対にまた来ます!
ヨウ×カン 105KB
ヨウ 次ぎがんばろう

カン おなじく

【ジャッジペーパー】(敬称略)上から、
BOMB 潮江ちゃん 8823 KT 銀沙灘

1組目 東京クラッチ
・石田:亀田かだんごと混在してるよ!
 ここ凄く笑わせて頂きました。
 全体的に抜け目無く、かつ手堅く作ってあると思います。
 それ故に最後のビニが超無理矢理持ってきたな、っていう感じも否めないんですけれども。
 また、手堅さゆえにか読後の印象がパッとしないと言うか、
 上に書いたツッコミくらいしか特に面白かったなぁ、って思うところがありませんでした。(8点)

・ツッコミのフレーズセンスが素晴らしいので安心して読めましたし、本ネタに入る前の小ネタの部分が非常によかったです。
 ただ、それだけに本ネタの物足りなさが残念でなりませんでした。
 叶一族や醤油味に見られたような光るものが見られず、笑いの形式としてありきたりなボケが多かったかなと。
 中心となるべき強盗とのやりとりがうす味すぎたのに加えて、ボケを畳みかけられていないのも物足りなさの原因かもしれません。(8点)

・ボケの質が若干低くて笑えなかったんで、ツッコミの面白さが半減していると思いました。
 ボケが一貫して奇抜だったりするんで、1、2回はスカしのボケを入れるべきだと思います。
 あと、構成にもしっくりこない点が浮かびました。
 前半あれだけ押していた石油王都叶姉妹のボケをコントの件に絡めなかったのは疑問です。
 ただ、「コントでも強盗を未然に防ぐ」、「お前が加害者になってる」って言うフレーズは面白かったです。(4点)

・いやぁ素晴らしいです。練りに練られた、という印象がここまで伝わってくる作品も中々無いと思います
 ボケもそうですが言い回しが絶品ですよね。
 ただ絶品すぎると言うか、あまりにも言い回しを重要視し過ぎたために笑うまでに些か疲れてしまうように感じました
 言い回しも大事ですが、ある程度わかりやすく簡略化することもこの世界においては必要だと思います(8点)

・ツッコミが地味にいい仕事してますね。決して目立つような特徴はないんですが、的を得たものが多いです。
 前半の石油王や叶姉妹といったボケも、そのぶっ飛んだ発想に意表を突かれっぱなしでした。
 それ比べ後半に入り防犯の話題になると、落ち着いたボケが多くなり、
 終盤にもかかわらず全く山場を迎えることなく終わってしまいました。
 1回で終わるボケばかりで軸となるようなボケが原因かと思われます。
 唯一繋がりのあったボケといえば防犯スイッチくらいでしょうか。
 こういったボケならボケが1回で終わらないのでネタに繋がりを持たせることが出来ます。(7点)
2組目 みかづき。
・いや、すいません。マジ笑うとこ見つかんなかったです。
 取り敢えず読みやすさは考慮してる感じがあったので1点付けときます。
 んーとですね、みかづき。さんのネタでRPGのやつあるじゃないですか、アレ俺好きなんですよ。
 執拗に、隙在らばボケようとする雰囲気が凄く気に入ってます。
 んでですね、今回のネタなんですが、言い方キツくなるんですけれどもボケっていうより、自己満足で終わっているんじゃないかなぁと。
 何て言うか、ネタとして見るべきところはほとんど無かったように感じました。(1点)

・ネタとして見たら、笑いどころがなかったように思えます。
 姉がレースクイーンの格好をするって、コントというよりは別領域の設定ですよね。
 恐らく意図してやってると思いますし、その部分としては評価できるんですが、
 やはりお笑い作品として見ると物足りなかったのでこの点数です。(3点)

・ツッコミのセリフ選びがうまいですね。
 個人的に「妥協のベクトル」、「姉さんがピットイン」、「誰かに打ち抜かれちゃえばいいのに」のツッコミが好きです。
 ただ、ボケが空回り気味になってるかなあ。
 はづきさんのキャラは面白いと思うんですけど、設定が強引なだけに置いてきぼりをくらった感じです。
 あと、キャラ重視のコントだから仕方ないかもしれませんが、フラグが全くと言っていいほどなかったので構成的にはマイナスです。(6点)

・21歳がムチャしやがtt(はづきさんにより削除されました
 「やりたい!」と言う意志の元マイペースに進めるはづきさんがいい味を出してるとは思いますが、
 そこまで大きな笑いにつなげられないのが致命的だと思います
 あと健太さんの「・・・」という一呼吸置いてからのツッコミがちょっと多すぎてクドかったかな?と思います。
 呆れてるという感情はヒシヒシと伝わってきましたが(3点)

・健太さんの言葉のトゲ、なんか前より鋭くなってません?今回は相手が親類だからでしょうか。
 「実験台的な意味で?」「他の場所から出せなかったの?」など的確に刺さる事もあったんですが、かなり波がありました。
 特に「父さんの心臓止めたりしない?」はただ言葉遊びをしただけで、
 今までのはづきさんの言動からしたら完全に外してます。
 こういった言葉遊び重視なツッコミはいまひとつピントがずれてるものが多かったです。
 ボケもこじつけでレースクイーンのコスプレした以外は割と想定内のことばかりでした。
 量的にももう一展開あってもよかったと思います。(6点)
3組目 エルドラド
・設定は面白いものの何でもアリになってしまっているなと。
 野菜の独禁法等の根拠が弱いんですよね。
 しまいにゃ学校で習った、などとなっているし。(2点)

・設定はオリジナリティがあって良いんですけども、ただ単に野菜と独占禁止法をくっつけてるだけのように思いました。
 この2つを融合させたことによる新たな発想がほとんどなかったですし、野菜独禁法を制定する必然性も、巧みさも感じませんでした。
 さらに「例外もある」というのが無理やりなこじつけ感を加速させていて、そのこじつけの部分を強調するのであれば
 もっとツッコミがその矛盾性を付くべきだし、「野菜独禁法」という法則性の巧さを軸にしるのか、その矛盾性を軸にするのか
 どっちか1つに絞っていればより面白くなっていたかもしれません。(4点)

・突飛な発想に度肝を抜かれました。
 野菜に法律をぶつけるってなかなかできないですよ。
 ただ、肝心の内容となると疑問点があります。
 例えば「野菜の個人情報保護法」によると、個人情報を守るためにミキサーにかけるくらい細かくしないとだめなんですよね?
 だったら最初のカレーの具の野菜とかもそれにひっかかるんじゃあ・・・その疑問もツッコんでほしかったんですけどね。
 あと幾らなんでも大オチが強引すぎます。
 「医者になりたかった」なんて内容はそれまでに出てないんだから、野菜法に絡めたボケで終わってほしかったです。(3点)

・独自の設定で良かったですが、ちょっと独自性を高め過ぎて伝わりづらくしてしまったように思います
 アレは駄目、コレはOKと色々と決めつけすぎて混乱してきてしまいました。
 それと何でそうなるのか、という問いに対しオチを除いて「それが法律だから」だけで片付けてた印象があり、
 そこで単調になってしまうのがもったいなく感じました
 ただ、ピーマンの労働基準法は上手かったです(4点)

・飯田さん飲み込みが早過ぎです。どうしてこうも野菜法を簡単に受け入れちゃうんでしょう。
 というのも読んでる途中で思ったのが、「カレーに入れる野菜は個人情報保護法に抵触しないのか」
 これはツッコんでおくべきです。だって器物損壊の時にミネストローネを引っ張り出してるんですから。
 とんかつのキャベツにしても器物損壊罪にしてもあまりに都合が良すぎて…これならもうなんでもアリじゃないでしょうか…。
 それぞれの例外が認められてる理由や野菜法が制定された経緯については説明しておかないと読み手が納得しないと思います。
 特に野菜法制定の経緯がわからないと世界観が読み手に全く伝わらずネタが破綻しかねません。
 逆に労働基準法、執行猶予は曖昧なままでも面白かったですが、
 他を細かく定めなければいけない以上、これだけ曖昧というのも不自然なのでやはり全体を見直す必要があります。(1点)
4組目 ヨウ×カン
・何か色々とツッコミ所があるんですけれども…。どこから書いて行きましょ。
 んじゃ全体的な面から。日本語おかしいところは最小限にして欲しいです。いや、して下さい。
 あとブラックなショートコント挟んでたじゃないですか、発想は良いんですけどやるタイミングが最悪です。
 別の単独のネタとしてやってみるのも良いかも知んないです。
 あ、あと通常回でオンエアしてる他の方のネタを見てみるのもお勧めします。(0点)

・ネタを書く大前提として適度に句読点を付けてくれないと読みにくいですね。
 内容が良くても、読みにくいだけで面白さが半減したら非常に勿体ないですよ。
 で、内容なんですけど、漫才(最近、おかしいと思うこと)とショートコントをつなげただけで、
 何がしたいのかが伝わってきませんでした。
 まずはネタに1本軸を持ってきて、そこから内容を膨らませたらよろしいかと思われます!(1点)

・順を追ってネタの問題点を挙げたいと思います。
 ・漫才の件
 まず、とりあえずボケ、ツッコミははっきりさせといたほうがいいです。Wボケはネット長文においては伝わりづらいジャンルだと思われるので。
 内容としては「気になること」3つがありがち過ぎます。コナンの話もビスケットの話も笑わせるレベルに達してません。
 眠れない話に至っては「気になること」にジャンル分けするのもどうかと思います。解決策もベタですし。

 ・ショートコントの件
 こちらも笑えるレベルに達していないのもありますが、やはり見せ方に問題があると思います。
 漫才からショートコントへ移行するのも強引ですし、移行するにしろ改行を使ったりする必要があります。

 ・全体として
 とりあえず青バトの過去放送を見ることをお勧めします。漫才にしろ、ショートコントにしろ面白いネタには面白い理由があります。
 そこを自分で体感して、人を笑わせるネタを研究してください(一応言っておきますけどパクリは厳禁ですよ!)。
 偉そうなことを長々とすみませんが、このジャッジペーパーが役立てば幸いです。(0点)

・好き放題やってるな、という印象ですが、如何せん話題が四方八方に飛び散りすぎてると思います。もう少し限定してみてはいかがでしょう
 あと次の展開へ移るのが強引すぎて着いて行けなくしてしまってるように感じました。
 漫才中に突然ショートコントを入れるのは斬新ですが、笑いへのプラスに繋がったかと言われれば難しいと思います
 もう少しネタを読み返してみて練り直すことをお勧めします。頑張ってください(1点)

・内容はとてもここじゃ書き切れないくらいの欠点だらけですが、まだまだ書き慣れていないようなので仕方ないです。
 他の人の長文ネタでもテレビ番組のお笑い芸人のネタでもいいので
 多くのネタを見てお笑いがどういうのか学んで、これから頑張ればいいんですから。
 ですが、句読点の使い方ぐらいは見直し確認すべきです。末尾に「。」がついてたりついてなかったりならまだしも、
 「お、久しぶり絶対投票してくれよ。」これだと何を言ってるのかわからなくなりますからね。(0点)
5組目 灯風
・二人のキャラが立っていて、かつ子分の存在もボケを上手く引き出していると思います。
 牛乳に関するボケが圧倒的に多かったわけですが、でも割と笑ったのはそれ系でないボケだったかな?
 残りの2点分がそのメインのボケでもっと笑わせて欲しかった、っていうところです。(8点)

・ゴウ:後ろの牛から直接管で俺の体に送られてくるんだ。スゲーだろ。
 ナオ:って飛べてない!管のせいで途中までしか飛べてない!

 等、面白いボケは散見されたんですけど、いかんせん牛乳というフレーズがはまらなかったですね。
 そこがハマるかハマらないかで本作品の評価が左右されると思うのです。(6点)

・王道コントって感じで、高水準なネタだと思いました。
 ボケが適度にウザくて、ツッコミが正確な指摘を出す・・・これだけで十分面白いです。
 ホルスタイン牛や子分も一発のボケで終わらない構成もさすがだと思いました。
 あえて言うならば、スタートから2回目のしゃべくり機能までの件が若干見劣りしたのが気になりました。
 まあ、後半のボケを生かすための伏線の個所にこんなことを言うのも酷かもしれませんけど・・・。(8点)

・灯風お得意の牛乳ネタで来ましたかぁ・・・てかどんだけ牛乳愛してるんですか
 始まりからオチまですべてバカバカしさがあって、牛乳ボケや子分たちをうまく扱えてたと思います
 ただ、後半にもなると若干マンネリ気味になってきた感が否めませんでした
 終盤の攻撃ラッシュも伝わりづらかった印象です(6点)

・久々に正統派アホコントを見た気がします。ボケもツッコミ(もとい子分)もアホすぎる。
 活乳山を筆頭にボケの爆発力が全体的に高く、十分笑わせていただきました。
 強いて言うならサイボーグGO!の序盤のウザキャラが不発だったことと、
 音の発信源は違うものなのに(ドドドドドドドド!!)を多用してて紛らわしかったことが欠点です。

 え、地球侵略者って服着てるんすか。(8点)
6組目 ヒョーウエ
・ボケの絶対数が少ない気がするんですが、この独特な雰囲気は好きでした。
 とりあえず笑った量的には5点にしようと思ったんですが、オチが物凄く綺麗だったんで+1しときます。
 このネタ、突き詰めていけばもっと化けるように思えてなりません。
 勿体無い部分が結構目についたんですね。
 カツ丼なんか貪欲に笑いを取りに行っているのに、脱獄はなんか凄くあっさりしていたりと。(6点)

・なぜ渡部がここまでカップ麺にこだわるのかという背景をきちんと描いてないと、
 暴走へと至る経緯の理由づけが全くできていないので、後半では完全に置いていかれてしまいました。
 散々カップ麺を追いかけた挙句、スープ春雨かよ!は面白いですし、そこがこの作品の肝だと思うので、
 最後の「ヘルシーなお味」の一言はどう考えてもいらないと思いますよ。(2点)

・独特の雰囲気はひしひしと感じたけど、笑いにつながらなかったです。
 いきなり怪奇現象とか、一握りの米粒とかがでてくるのは突飛で面白かったです。
 ただ、ほぼすべての出来事に対して理由づけとかがないんですよ。
 理由づけがあったらこんな世界観は通用しないと思いますけど、やっぱりほんの少しでいいからキャラ設定とかがあってもいいと思います。
 結論からいえば万人受けするネタではなく、僕はハマらなかったです。ごめんなさい。(3点)

・いや、「こうなる」じゃねえよw
 淡白なやり取りがクセになり、そしてまさかの展開が続いて面白かったです!
 爆発級の大きな笑いは無かったものの、その分人物の淡々とした言い回しがいい味を出してカバーしてると思いました!
 満点ではありませんが、こういうネタ大好きです!(8点)

・渡部:わー火事だー。
 いやちょっとは動じろって。このコントの登場人物はみんな5歳ですか?それくらい良い意味でアホで子供っぽかったです。
 ここまで「わー○○○ー。」ってセリフが面白いネタないですよ。
 断水の日があったり、母と子の会話なのに苗字で呼んでたりと
 普通ならミスとして減点されそうなところまで笑いに変えられるこの世界観は卑怯です。
 医者が怒られた日や脱獄決意の日にもなにかボケがあれば満点だったかもしれません。(9点)

【第269回結果表】 平均KB 291KB
ユニット名KBOA率BR
灯風41717/18
東京クラッチ4095/5
ヒョーウエ3411/6
みかづき。26116/22
エルドラド2130/2
ヨウ×カン1050/1
灯風が今期2度目の1位、東京クラッチも連勝を更に伸ばした。
3位に滑り込んだのは6回目の挑戦で初オンエアのヒョーウエ。
みかづき。は連勝が8でストップ。