第264回 青沢オンエアバトル 市河:以上で計量は終わりました。 オンエアされる上位3組の発表です! |
ホームライナー (2位) |
2連勝だ! |
ミネラルマシンガン (3位) |
初挑戦初オンエア! |
オフィシャルスパイ (1位) |
高得点で初オンエア! |
オフィシャルスパイ (1/1) |
コント/IF I CAN |
ファイティングざこば! めそぽたーみーあー。 |
この人の脳内、MRI検査していいっすか?ぶっちぎりの1位!オフィシャルスパイ! |
やぁ僕は勇者だよ。
今日は旅の途中で宿屋に泊まっているんだ。
ウフフのフ。笑いが止まらないね。
何故笑いが止まらないのかって?
今日は女僧侶の魔法でアレをなおしてもらったんだ。
アレってなに…だって?
そうだなー…勇者の剣…とでも言っておくよ。
それでその勢いに乗って今勇者の剣で一暴れしてきたよ。
勇者の剣で一暴れって…今宿屋にいるじゃないか…だって…?
…なんとなく察そうよ!
おっと、ついムキになってしまった。
一暴れといっても結構苦戦したよ。
石化させられたしね、一部。
でも、勇者の剣を刺したら大人しくなったよ。
特殊効果発動でまた一段と…ウフフのフ。
僕の経験値は凄い事になってウフフのフというわけなんだよ。
さて、そろそろ話は終わりにして自分の寝床へ戻らないと。
おっと、この話は女戦士には内緒だよ。なんでかは自分で考えようね。
寝床へ戻る前にこの部屋のタンスでも調べようか。
「勇者はタンスを調べた!」
ぱ、パンティだ!やったぁ!
「勇者は熊さんパンティを手に入れた。」
ちょっと履いたり被ったりしてみたいなぁ…。
よし。
「勇者は熊さんパンティを装備した!」
ん?なんかおかしいな。
「熊さんパンティは呪われていた!」
えぇぇっ!!は、外せない!!
あぁっ!大きな声を出したら女僧侶が目を開けてしまったよ!
こんなトコ見られたらマズイ…逃げろー!!
フー…危ないところだった…。うっ!
う…は…腹の調子がおかしい!
トイレに…いかなくちゃ…!
よし、間に合ったー。
出すぞー…ってパンティが脱げない!
呪いを解く魔法は覚えていないし…こうなったら…。
「勇者はファイアを使った!」
うわぁぁぁぁ!!
「熊さんパンティは燃え尽きた!」
うわぁぁっ!熱いっ!熱いっ!!
ウォ…ウォシュレーット!!
「勇者はボタンを押した!ぴゅううううう…ブリッ…」
ふぅ…なんとかなったよ…パンティを被れなかったのは残念だけど。
「もじゃもじゃ度が5アップした!」
そ、そこは恥ずかしいんだから報告しないで!
なんとか排泄完了だね。
だけど全裸になってしまったよ。
何か着るものないかなぁ。
「勇者はトイレを調べた!薬草を手に入れた!」
薬草…まぁいいか。
「勇者は薬草を装備した!」
これじゃあ、なんか変態っぽいなぁ…まぁ変態なんだけども。
ちょっとこの格好も癖になりそうだよ。
よし…もうちょっと調べてみようか。
「勇者はトイレを調べた!槍を手に入れた!」
「勇者は薬草を外し槍を装備した!」
うーん…これはちょっと…。
流石に勇者の剣の上に槍を装備するのは無理があったかな。
「勇者は槍を外し薬草を装備した!」
やっぱり槍よりこっちの方がいいね。
槍もせっかく見つけたからとりあえず持って行こうか。
みんなに見つかると気まずいからさっさと女僧侶の部屋にそっと戻って服を着ようっと。
あっ!向こうから女戦士が来たっ!!
見られたらまずい!
「勇者は逃げ出した!しかし逃げた方向には女僧侶がいた!」
ああっ!!
「勇者は逃げられなかった!」
も…もう…ダメだ…こうなったら…槍で腹貫いてこの現実から逃れるしか…!
「勇者は自分に攻撃!58のダメージ!」
フッ…僕はこのまま原住民のような格好で息絶えるのか…ハァ…。
「女戦士は勇者の薬草をひっぺがして使った!勇者はHP40回復!!」
ひぃぃぃぃっ…!!!
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ミネラルマシンガン (1/1) |
漫才/動物園デート |
江崎:しゃー!よっしゃー!マジでうれしい!初挑戦初オンエアだー! 大熊:あ、相方は無視していいんでネタの方どうぞ。 |
お2人の名前を見たらパワプロ6を思い出さずにいられません。出だし快調!ミネラルマシンガン! |
大熊:はいどうもミネラルマシンガンです。よろしくお願いします。
江崎:よろしくお願いします。
大熊:僕最近彼女欲しいなあって思うんですよ。
江崎:そうだよな、ここ1年間お前お母さんとしか異性と喋ってないもんな。
大熊:いや、そこまで酷くはないですけど。
江崎:むしろ俺としか喋ってないもんな。
大熊:どんだけ人見知りだ、俺は!そんなわけないでしょ。でも彼女は全然いないんでね。
江崎:彼女ができたところでどうするつもりなの。
大熊:それは、デートにでも行って楽しみたいわけですよ。例えば動物園とか。
江崎:あーZOOね。
大熊:いや、英語にする必要はないですけどね。
江崎:あーZOOね。
大熊:2回も言う必要ないでしょ。バグったんですか。
江崎:あーZOOZOOZZZ・・・・・・・ね。
大熊:いや、途中寝ただろ!そんなくだりはいいから今日は彼女ができた時のためにデートのシミュレーションでもしたいなと。
江崎:なるほどね、じゃあちょっと俺が今から女の子ナンパしてこっちまで呼んでくるからちょっと待っててね。
大熊:本当に呼ばなくていいよ!今日は江崎さんが彼女役でお願いします。
江崎:ぐり子ちゃん役でね。
大熊:それじゃ会社名みたいじゃねえか!まあちゃんとやって下さいよ。
江崎:それにしても遅いなあ、大熊くん。
大熊:ごめーんお待たせー。
江崎:もう、遅い。30分予定の時間より早い。
大熊:じゃあ遅くねえじゃねえかよ!お前はどんだけ早く来てるんだよ。
江崎:テント張って徹夜して待ってたのよ!
大熊:コミケかよ!そこまでしなくていいんで普通バージョンでお願いします。
江崎:それにしても遅いなあ、大熊くん。
大熊:ごめーんお待たせー。
江崎:今日はどこに行こうか。
大熊:今日は実は俺動物が好きだからぐり子ちゃんと俺お勧めの動物がたくさんいるスポットにでも行こうか。
江崎:えーもしかして保健所。
大熊:いや、保健所ってどういうこと?
江崎:ほら、野良猫や野良犬がバンバン毒殺される場所だから。
大熊:行かねえよ、そんなところ!普通の動物園だよ。
江崎:あーなんだそうなの。ガッカリした。
大熊:ガッカリしないでよ。色々動物もいるしさ。
江崎:イリオモテヤマネコとかニホンオオカミとか。
大熊:そんなのいねえよ!しかもニホンオオカミに至っては絶滅してるよ。
江崎:まあとりあえず動物園に行きましょう。
大熊:着いたねー動物園。早速中に入ろうか。
江崎:大丈夫かなあ。
大熊:え、何を心配してるの?
江崎:私重度のネコアレルギーだから大丈夫かなあ。
大熊:先に言ってくれよ!でも、注意すれば大丈夫だと思うけどね。
江崎:本当に?じゃあ中に入りましょう。
大熊:見てみて象だよ。鼻長いなあ。
江崎:すごいわねえ、大塚美容形成外科。
大熊:整形でここまで長くならねえよ!象はもともと鼻が長いの。鼻を使って餌をとったりするんだよ。
江崎:じゃあピノキオも鼻を使って餌をとったりするのかな?
大熊:ピノキオはそんなことやらねえよ!他にもほらキリンがいるよ。
江崎:うわあ首長いね。
大熊:キリンが首長い理由って知ってる?
江崎:知ってるわよ、それくらい。不良に襟首つかまれてそのままその反動で首が長くなったんでしょ。
大熊:当てる気ないだろ!しかもキリンに襟のつく服着たの見た事ないわ!大体なんでその不良もキリンに因縁つけてるんだよ。
正解は、木の上にある餌を食べるために長くなったんだよ。
江崎:餌餌ばっかりさっきから言ってるけど、お腹でもすいたの?
大熊:いや、そういうわけではないけど。
江崎:実はお弁当作ってきたんだ。
大熊:え、本当に?うわあ、嬉しい。ありがとう。
江崎:はい、いかめし。
大熊:いや、駅弁じゃねえかよ!絶対手作りじゃねえだろ。
江崎:朝から工場で流れ作業の行程で私もこの弁当を作ったんです。
大熊:お前弁当工場の従業員かよ!なんだよ、まあいただくとするか。
江崎:私手作りのいかさんウインナーもぜひ食べてね。
大熊:たこさんじゃねえんだ。そんな個性的なメニュー嫌いじゃないけど。じゃあいただきます。
江崎:どう、味は?
大熊:普通においしいよ。
江崎:ありがとう。キャ!
大熊:え、どうしたの?
江崎:あの、ゴリラが・・・・・私に
大熊:まさかクソぶつけたの?
江崎:指輪をぶつけてきた。
大熊:どんな展開だよ!なんでゴリラも指輪もってるんだよ。
江崎:もうこういうサプライズやめてよ〜
大熊:そんなサプライズは無理だろ、どう考えても。
江崎:気を取り直してトラでも見に行きましょう。
大熊:やっぱりトラは生で見ると迫力があるなあ。
江崎:あーかゆいかゆい。
大熊:あ、重度のネコアレルギー出ちゃってるよ!もうダメダメ他のところ行こう。
江崎:じゃあこの近くに猫と触れ合うコーナーがあるわよ。行こうよー。
大熊:そこ行ったら自殺行為じゃねえか!絶対行くなよ。
江崎:だってかゆくなって医薬品業界に利益を少しでももたらしたいんだもん。
大熊:そんな願望初めて聞いたわ!もうパンダでも見て気分でも落ち着かせようよ。
江崎:パンダかわいいね。
大熊:でも寝てばっかりで全然動かないね。
江崎:なんかうちのお父さんみたい。全然平日でも寝てばっかりで動かないし。
大熊:その話暗いわ!もうパンダもやめよう。てか、もう全部見終わったし帰ろうか。
江崎:いやいやとっておきのやつまだ見てないんじゃないの?
大熊:もう全部見終わったはずだけど。
江崎:あそこにエンチョウって言う珍しい生き物が檻の中にいるけど。
大熊:いや、それ動物園の園長だよ!なんで人間が入れられてるんだよ。もうだめだだめだ。このシミュレーション。
江崎:いやあ全然だめだね、お前。
大熊:どう考えてもぐり子ちゃん役の江崎さんの方がひどいでしょ。
江崎:やっぱり実際に女性と行かないとダメだよ、こういうのは。
大熊:でも相手がいないんですよ。
江崎:お前の近くに絶好の相手がいるじゃないか。
大熊:え、誰ですか?
江崎:お母さんがいるじゃないか!
大熊:お母さんとは動物園行かねえよ!もう限界!
2人:どうもありがとうございました。
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ホームライナー (8/20) |
コント/スーパーにて |
秋田:よかったな!おくりびとさん! 元木:それ本木! |
日に日に太ってきてるモトキさんと同じ字です。20戦目を勝利で飾った!ホームライナー! |
秋田:あっれー・・・ハンバーグ作りたいけどあれが無いや・・・。
あ、丁度良いところに店員さんが。すみませーん!
元木:はい、何でしょう!
秋田:いやー、ハンバーグを作ろうと思いましてね、材料を買いに来たんですけど。
元木:ありがとうございます。
秋田:でね、挽き肉に玉葱や卵とかは見つかったんですよ。
元木:はいはい。
秋田:でね、一つだけ見当たらない物がありまして・・・。
元木:あ、そうなんですか。何をお探しで?
秋田:ピャン粉なんですけど。
元木:・・・ん?
秋田:やっぱりね、つなぎが無いとハンバーグって作れないですから。
元木:・・・・・ん?んん?
秋田:どうしました?
元木:えーっと・・・一つ聞いていいですか・・・?
秋田:何でしょう?
元木:ピャン粉って何ですか?
秋田:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はぁ!?
元木:え、何!?
秋田:あなたピャン粉も知らないで生きてきたんですか!?
元木:そこまでのもの!?
秋田:ピャン粉と言えば!ハンバーグのつなぎだけじゃなくコロッケやとんかつの衣に使うあれでしょう!
元木:え・・・パン粉じゃなくてですか・・・?
秋田:全く別物ですよ!木村拓也と温水洋一くらい違いますよ!
元木:180度違うじゃないですか!用途全く同じなのに!
秋田:違いますって!
良いですか!?ピャン粉と言うのは乾燥したピャンを細かく砕いて粗くしたものですよ!
元木:パン粉の製造過程に近いものが!
てか、何?ピャンってのもあるの!?
秋田:・・・何かごめんなさい。
元木:何か謝られた!ピャン知らないのってそこまで酷いの!?
秋田:ピャンといえばキョムギ粉、卵、牛乳等を混ぜ合わせ、イースト菌で膨らませたものを焼いて作る食べ物でしょうが!
元木:もろパンだ!イースト菌とかパンの製造工程以外じゃ絶対出てこない単語だし!
秋田:カレーを入れたカレーピャンだとか、メロンに形を似せたメロンピャンだとか色んな種類があるでしょ!
元木:絶対パンだって、それ!
秋田:だからパンじゃないですって!福山雅治と出川哲郎くらい違いますから!
元木:面白いほど真逆じゃないですか!
あと完全に見逃しちゃったけどキョムギ粉って何ですか!?
秋田:(元木に哀れんだ視線を向ける)
元木:そんな目で僕を見ないでください!泣きたくなってくるので!
秋田:白い粉状の・・・ほらぁ、お菓子作りに欠かせないあれぇ・・・。
元木:そんな語りかけるような口調で言われても!
秋田:もうこの人駄目だ!
元木:訴訟しますよ!大体、キョムギ粉じゃなくて小麦粉でしょ!?
秋田:全く違います!白雪姫と人魚姫くらい違います!
元木:何か比較のベクトル変えてきた!確かにハッピーエンドとバッドエンドで真逆だけども!
大体がパンとピャンは一体何が違うんですか!?
秋田:雰囲気です。
元木:・・・・・はあ?
秋田:雰囲気ですって。
元木:2度言われても!大体がそんな漠然とした言い方されても。
秋田:具体的に言うと、パンはふわっとしてますがピャンはもふっとしてます。
元木:全く具体的じゃ無いんですけど!ほぼ同じじゃないですか!
大体がそんなもん乾燥して粉にしたら一緒じゃないですか!
秋田:それはぁ・・・そうなんだけどぉ・・・。
元木:子供じゃないんですから!!
秋田:話を戻して、とにかくピャン粉を!
元木:もうパン粉で良いじゃないですか!同じなんでしょ!?
秋田:えっとぉ・・・だってぇ・・・。
元木:ああ、もう!とりあえず他の店員に聞いてみますから!無駄だと思いますけど・・・。
秋田:何であの人はピャン粉に対して否定的なんだろう?
元木:ピャン粉なんて聞いたこと無いからだよ!
ったく・・・あ、すいません先輩、ピャン粉って・・・無いですよね・・・・・あるの!?
雑誌コーナーと?文具コーナーの間?食品の置き場所じゃないじゃん!
秋田:へへっ。
元木:うわ、すげえ腹立つ!・・・いや、今は仕事中だ・・・。
えっと・・・ここか・・・・・・・・・・あったぁぁぁぁぁ!
秋田:そんな所にあっただなんて。見つからないはずだ。
元木:にしても驚いた。こんなもん世の中にあっただなんて。
秋田:自分の浅知恵を信じるからこういうことになるんですよ。
元木:それは言いすぎじゃない!?・・・とにかく、ピャン粉です。これで美味しいハンバーグを作ってください。
秋田:・・・・・・。
元木:どうしました?
秋田:いや、今のやり取りが時間かかりすぎたので作るのが面倒くさくなってきました。
適当に惣菜買って帰ります。
元木:時間返せ!
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市河:前期間違えすぎでしょ!
元木:なんのことかな、ぼくわかんない。
市河:いやいや!僕の名前ですよ!
ずっと市川になってたじゃないですか!
秋田:なんのことかな、ぼくわかんない。
市川:しらばっくれるのはやめてください!
ああ、また市川になってるし!碓氷!何とか言ってくれ!
碓氷:なんのことかな、ぼくわかんない。
市川:お前もかよ!
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サンザンヒーローズ 305KB |
A:やっちまったなぁ! B:こんなこと言ってますが心の中はどしゃ降りです |
マグネッツ 269KB |
古田 仕方ないっす。精進してまたがんばります。 吉田 むぅ・・・。 |
HIGH−POP 241KB |
小沢:さて、早く3勝したいけど。 伊上:焦らず、ね。 |
【ジャッジペーパー】(敬称略)上から、 |
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1組目 サンザンヒーローズ |
・ショートコント7本のうち2本は特に面白かったです。 「ダイニングメッセージ」と「赤坂店」の簡潔なボケ、ツッコミが面白かったです。 あとは外れも多かったかなあ。 特に最後の漫才形式のオチは間延びしてダラダラっとしてたと思います。 短いボケの間に長めのボケを入れるのは雰囲気を変えれるって意味でもいいと思うんですけどね。 ただ、「コーンポタージュ」だけでこれだけボケを作れるのはすごいですね。(4点) ・×◎△△△△○ 1つ目ですが、導入的な意味を込めて正統派なボケというかコーンポタージュとおしるこに関するものが欲しかったです。 ぶっちゃけ、1つ目だけに関してみれば別に「ビーフステーキだと思ったらグラタンだった」みたいな感じでも問題無いですし。 2つ目、これは展開が凄く上手いと思いました。かつ面白い。 3〜6個目は発想は良いものの、面白さ的にはイマイチだったり、タイトルの必要性が無いかなぁと思えるものがあったりでした。 んで最後のやつは…なんかここまでやり切られるとすげぇ清々しいです。 悪く言えば唐突、でもよく言えば最大限利用。ここは読み手との相性次第ですかね…? という感じで5点付けようと思ったんですが、このテーマでショートコントをやった、っていう部分に魅かれたので6点で。(6点) ・どなたでしたっけこの設定提供したの。 このテーマで広げようと思ったところは評価します。が、笑ったか?と言われれば……うーん。 どうも統一性がない感じがあって……普通のショートコントだったり、おしることコーンポタージュの漫才だったり、それぞれ中途半端な感があって。 逆におしることコーンポタージュの漫才で1本通すとか……難しいか。(3点) ・これまた難しいテーマに挑戦しましたね。試みは買いたいです。 1つ1つのショートコントがそれぞれ面白さを秘めているとは思うのですが、 いかんせん、見せ方で失敗しているものが多い気がします。 例えば1つ目。最初の2行は題名その通りの展開で良かったのですが、 いきなり3行目から「あじゃぱー☆」「古ぃ!」という浮いたやり取りをしてしまうことで、読み手をいきなり突き放してやいないかと。 ネタ初っ端のコントでもありますし、まずは「コーンポタージュだと思ってたらおしるこだった」の部分にだけ読み手を引き付けさせるべきだと思います。 それから3つ目。(ちなみに、ダイ「ニ」ングメッセージだと「台所…」って意味になりますが、 それはそれで逆に今回のテーマに合致しそうな気もしました。余計な事言ってすみません。) こういうメタ的なボケは、王道系のショートコントをいくつもやった後(ネタ全体の中盤や後半)だからこそウケるのであり、 3つ目でこれをやってしまうのはどうかなぁ、と思いました。 あと、6つ目(「こんしるこ」初登場)のショートコントの中に、明確な笑いどころを作っておいた方が良かった気がします。 普通の会話のごとく読めてしまったので。 他のショートコントも、具体的なやり取りなのかシュールなのか、が中途半端だったと思います。 もしかしたら万人ウケを狙うネタではないかもしれませんが、やはり読み手を分けてしまうのが勿体無いかなぁ、と。 ちなみに、個人的には「本店どこだよ」と最後の漫才は好きです。(4点) ・面白い試みですね。こんしるこ〜は耳に残りました。 ショートコントでは意表突かれっぱなしでしたが、最後の漫才はもっと練り込める余地があると感じました。 コンポタとおしるこを前面に出してるせいで今一つボケに変化がなく、 缶の底のつぶつぶ関係のボケは絶対出てくるだろうなぁと思ったら。 口調からしてコテコテな笑いを狙ってたんでしょうけど、 前のショートコントの出来が良かったせいでつまらなく見えてしまいました。(7点) |
2組目 HIGH−POP |
・率直に、はしゃいでるけどもう一線ぶっ飛んでないようなネタだと思いました。 おでんっていう設定自体は悪くないと思うんですけど、ボケがワンパターンかなあ。 前に言ったボケを後に拾うっていうのは全然いいと思うんですけど、それが何回も、しかも複数のボケで使ってるんですよね。 これってボケの数の少なさと表裏一体だと思うんですよ。 最後もエイプリルフールっていう終わらせ方はどうかなあって思いました。(2点) ・今回なんか色々と勢いで作ってある印象を受けました。 顕著に表れているのがエイプリルフールの使用。 別に使ったから減点、とかそういうんじゃなくて、もう何でもアリになってしまっているなということで。 あと、何箇所かツッコミが的外れじゃないかと思える箇所もありました。 伊上:まあ嘘なのはおでんが苦手って事だけだけどね。 小沢:赤ちょうちんの下りも嘘って言えよ!信じてるのか!? ここで赤ちょうちんのくだりを持ってくる必要ありましたかね?その後の展開もアレだったし。 ツッコミで話題を広げていくのは結構なんですが、今回はそれで収拾がつかなくなっている感じかなぁと思いました。(3点) ・おでんの話をしてるはしてるんですが……話があっちこっち行きすぎというかね。まとまってないなあ、というのが第一印象。 話の流れ、そしてボケるところ・ツッコむところをもう少し明確にしてほしいです。 例えば、伊上が「つゆ」って答えたことで、あそこまで激昂はしないと思うんですよ。その辺り、見ていて不自然に感じました。 あくまで、二人が漫才をしている、ということを自然に見せてほしいです。(1点) ・「俺も初めて語ったよ!」前後の流れはかなり面白かったです。ある意味、神がかり的な展開、というか。 その辺りまでは、ぶっ飛んだ方向性が混じりつつも、ネタとしてある程度はまとまっていたと思うのですが、 後半、伊上が突然どっか行ったりするあたりから、特に独りよがりな展開になってしまっていたかと。 聖なる力をネタの核に使いたかったのかもしれませんが、 もう少し本来のテーマ「おでん」をうまく軸に使った方が、より分かりやすくて面白くなるような気がします。(5点) ・話はめちゃくちゃ(特に後半は)なんですけど、部分部分を切り取ってみると面白いんですよね。 小沢さんのうっとおしくも憎めないキャラがツボでツボで。 逆に伊上さんのツッコミはボケに対してちょっとばかし過剰だったかと。 もうちょっと抑揚をつけると盛り上げたい時にちゃんと盛り上がりますし。 ネタの入り方と終盤にも気をつけてもう一度練り直してみるといいかもしれません。(6点) |
3組目 ホームライナー |
・ツッコミに波があると思います。 文章でだと難しいと思うんですけど、間合いみたいなのを「・・・」とかでもっと表現できてればいいと思いました。 良かったとこは「キョ麦粉」を時間差でツッコんだり工夫があったとこですね。 でも、内容自体は結構面白かったです。 「キムタクと温水」とか「福山と出川」とか間逆なもののチョイスは良かったと思います。 ただ「白雪姫と人魚姫」っていうのはツッコミで救いきれてなかったかなあ。(6点) ・どうでもいいんですが、人魚姫ってバッドエンドなんすか!?今度読んでみよ! 謎の物体を掘り下げていくタイプのコントだったわけですが、成程、上手く作ってあると思います。 オチもこの内容なら納得。 ただ本編で笑った箇所がほとんど無かったんですよ。 ビャン粉を忠実に掘り下げていくあまりに、ボケがイマイチだったというか。 サイドストーリー的なのを1つくらい挟んでも良いかもしれないです。 ハンバーグを作る材料を探しに来た、って言ってたじゃないですか。 その前にもっと別の物を、ビャンに繋げる前に単発のボケとして入れても良いかもしれません。(4点) ・同じことの繰り返しではあるんですが、秋田のキャラというか、言い回しが上手ですね。 雰囲気的にもおもしろいんですが、もう1段階ボケがほしいなあと思うのは贅沢でしょうか。 わりとあっさりと終わった感があるのでですね……ピャン粉だけで押す分には十分だとは思いますが。(7点) ・少し変わった着眼点ながらも、笑いどころが分かりやすくて面白かったです。 ただ、比較ボケの天丼など、それなりにベタな出し方のボケが多くを占めていたので、もっといろんなボケが見たかったところではあります。 あと、秋田がパン粉の事を「ピャン粉」と言い間違えたためにこのような展開になったのか、そうでないのか、が気になりました。 アツキーさんがどう意識してこのネタを作られたのかは分かりませんが、 いっそ「言い間違いを強がって言い訳する」感じをよりいっそう前面に押し出したネタでもまた面白いかなぁ、と思いました。(7点) ・キョムギ粉とか「雰囲気ですって」とか好きなんですけどねぇ……。 最初のボケが強烈なだったせいか、尻すぼみなネタでした。 秋田さんのリアクションは毎回愉快なんですが、話の展開に面白みがなく、オチは結局買わないという。 工夫し甲斐のある題材なのにあまり工夫されていないと言いますか……もっと意外性のある展開や設定が欲しかったです。(5点) |
4組目 ミネラルマシンガン |
・ネタの随所に不自然なセリフとか流れがあって読みづらかったです。 セリフの脱字とか急な流れとかがあったんで、そこは他のユニットの漫才とかを見て参考にしてください。 ただ、部分部分に面白いくだりはありましたよ。 「指輪をぶつけてきたゴリラ」とか「パンダがお父さんにそっくり」とか。 最初に言った不自然な点を改善すればもっといいネタになると思いました。(3点) ・江崎:テント張って徹夜して待ってたのよ! 大熊:コミケかよ!そこまでしなくていいんで普通バージョンでお願いします。 ツッコミ先走ってませんかね…?何故にコミケに限定? 全体的な印象としましてはボケは全体的にベタ、しかし確実にボケてくる感じでした。 そんな中でいかさんウィンナーはメッチャ笑いました。ツッコミで更に面白くもできそうですけれども。(5点) ・動物園についてからのボケがとにかくおもしろいわー。「整形でここまで長くならねえよ!」ってのと、キリンが首長い理由は笑ったわー。 細かい点で言うと、話題転換はもう少し自然になったらもっとよくなると思います。 それも含めてですけど、「江崎:餌餌ばっかりさっきから言ってるけど、お腹でもすいたの?」にツッコミがなかったのが気になりました。 でも、全体的にはおもしろかったです。(7点) ・テンポ良くボケが出されていたので、安定して楽しめました。 個人的には「いかめし」「駅弁じゃねえかよ!」の件が意表をついたボケで特に面白かったです。 一つ一つのボケはどれもそこそこ面白かったとは思うのですが、とにかく流れが単調だったのが気になりました。 例えば、後半になるにつれてどんどんおかしな状況になっていく、ような展開を作る事で、 より笑いを取りやすく、読み手に飽きさせないネタを作る事が出来ます。(6点) ・パンダもたしかネコの仲間だったはず……。ま、いっか。 保健所とかキリンの首とか園長とか黒いボケが上手いですね。動物園というほのぼのした場所というギャップもあってより面白く感じます。 ですが、最初から最後まで同じ調子で動物見学してただけだったので山場がありませんでした。 ぐり子という名前やネコアレルギー設定はもう少し活かしてもよかったと思います。(5点) |
5組目 マグネッツ |
・序盤の天気のくだりは面白かったです。 ただ、中盤以降の吉田さんが暴走してからは勢いが落ちたかなあ。 「フサフサハゲ」とか「政治家の発言」とか面白いフレーズはあったんですけどね。 ボケ、ツッコミ間の温度差が大きいだけに、ツッコミが対応しきれてなかったと思います。 古田さんが思い切って部ちぎれるくらいの意外性があってもいいと思います。(3点) ・全体的には勝ち組と負け組の構図が成り立っているんですが、1つ1つの話題が転々としているために笑えなかったのかなぁと。 最初の散歩のくだりまではまだ良かったんですが、そこから怒りの矛先が変わっていって…。 んでツッコミも元の話に戻そうとせずにそのまま乗っかって行ったじゃないですか。 それがまたグダグダ感を助長してしまっているかなと。(3点) ・方向性は間違ってないというか、おもしろいところに行こうとはしてると思うんですが。 もう少し「勝ち組」「負け組」から広げてほしいなあ……と思います。暴力団の話が出たところで終わってるんで、ここから続けてもいいかもしれません。 あと、2人のキャラの対比を見せたかったんだと思いますが、なーんかね……中途半端というか、生かされてない感じがします。(4点) ・吉田のこのキャラをよく表現できたなぁ、と思いました。 古田のうまいこと突き放したようなツッコミもうまく決まっていて面白かったです。 最初の方こそ、いきなりシュールな方向だったので置いてきぼりを喰らった面もあるのですが、 「負け組の玉入れのカゴは底抜けか!」等、運動会のあたりの吉田のキレ具合はかなりノってたなぁ、と。 ネタの落とし方も、二人のキャラをうまく利用していて良かったと思います。(8点) ・話に入り込めないまま終わってしまいました。 底抜けとか泥沼とか負け組の象徴を具現化したボケはよかったんですが、そこだけだったなぁと。 吉田さんのキャラがそんなに面白くないんですよね。ツッコミの話は聞かないで勝手に話を進める。 それは漫才じゃ割とよくあることですけど、ただそれが笑えるかどうかというと…。 途中からお笑い要素なしの勝ち組に対する僻みにしか聞こえなくなりました。 ネタもここが折り返しかなと思ったところで終わってしまい、残念でなりません。 (2点) |
6組目 オフィシャルスパイ |
・今回のネタで1番面白かったです。 直接的じゃないエロさみたいなのがツボでした。 「呪われたパンツ」とか「薬草を装備」とか、とにかく面白い! 話が進むにつれて勇者のテンパり具合が露わになってるのも良かったです。 オチも秀逸ですね。(10点) ・アホ。この一言に尽きるわ。 薬草と槍の使い方がもう秀逸で。プラス1点。 女性審査員とは相性最悪になりそうなのが不安なところ。 俺自身は男性なんですが、一般受けという部分を考慮して1点引きます。(9点) ・ウフフのフて。こんな勇者には世界救って欲しくないわ。 いやー、丸腰の勇者の絵が浮かんでね。おもしろいんですけど…ね。おもしろいんですけど、ここで終わるか!? 簡単に言うと、短くて物足りない感があるんですよね。そこが…もったいないなあと。(7点) ・露骨な下ネタではありつつも、うまいこと比喩で隠してある分楽しみやすかったです。 一つ一つの笑いどころもうまく作られていて、きれいな展開だと思いました。 満点までの2点分についてですが、爆笑までは行かなかったというのと、 一部では凝った表現も見られるもののシンプルな部分も多く、もっと練った表現や展開を見てみたかった、というところです。(8点) ・ドラクエ風の世界をフルに生かした最高に下品で面白いコントでした。 勇者の剣はまだしも石化とか経験値とかよくもまああんなコトの比喩に使おうと思いましたね。 オチがもうちょっとしっかりしたものだったら満点だったんですが、今のままでも十分面白いです。(9点) |
ユニット名 | KB | OA率 | BR |
オフィシャルスパイ | 481 | 1/1 | D |
ホームライナー | 353 | 8/20 | E |
ミネラルマシンガン | 325 | 1/1 | F |
サンザンヒーローズ | 305 | 11/20 | C |
マグネッツ | 269 | 4/18 | F |
HIGH−POP | 241 | 5/15 | F |
オフィシャルスパイが他を寄せ付けることなく快勝。ミネラルマシンガンも初オンエア。 ホームライナー、サンザンヒーローズの20回目組で明暗くっきり。 |