第262回 青沢オンエアバトル

市河:以上で計量は終わりました。
    オンエアされる上位6組の発表です!

安物鬼  (3位)
高得点で6連勝!


ウルトラスーパー潮江軍団  (2位)
こちらも6連勝!


QQQ  (3位)
久し振りのオンエア!


走馬  (6位)
初挑戦初オンエア!


灯風  (1位)
10回目の1位通過!


暗黒天国  (3位)
リベンジ成功!


碓氷:難関を突破した皆さんの熱演をご覧いただきましょう!

灯風    (16/17)
コント/修行帰り
ナオ:勝てましたー、よかったよかった。
ゴウ:まだまだ修行中の身ですよ。
修行の賜物か、嬉しい初のオーバー500!灯風!

ナオ:…そろそろ帰ってくるって言ってたな…。
    あいつ、数日前に「修行の旅に出る」とか言って出て行ったけど…なにやってきたんだろ。

ゴウ:(ドンッ)ただいま帰ったぁ!!

ナオ:あ、帰ってきた。おかえり。それよりチャイムぐらい鳴らせよ。

ゴウ:(キーンコーンカーンコーン)

ナオ:ホントに鳴らしやがった。違う方のチャイムを鳴らしやがった。…てかなんで鳴るやつ持ってんだ。

ゴウ:それより!この1泊2日で修行をしてきた!もう過去の俺ではないっ!

ナオ:そうか。ってか1泊2日って言い方だとなんか旅行みたいだぞ。

ゴウ:まず俺は、修行のためここを発った。少しの荷物だけを片手に持って…な。

ナオ:ほう、修行っぽいじゃないか。

ゴウ:そして福岡空港に到着。

ナオ:…なんで空港。

ゴウ:そこからバスで移動。

ナオ:バス移動て!もう修行の厳格な感じがなくなったわ!

ゴウ:そこで周りの客を見渡して愕然とした……そこには、人生を極めた者達がたくさんいたのだ!

ナオ:人生を極めた者?

ゴウ:そう…白髪が覆う頭、シワが刻まれた顔、そしてほのかに臭う加齢臭…

ナオ:ただの高齢者だろ!たぶん老後の楽しみか何かで旅行しようとしてるんだよ!

ゴウ:しかし、明らかに違うオーラを放つ者が一人…そこには、境地に達した人間がいた。

ナオ:…かなり年老いた人とかじゃないだろうな?

ゴウ:その人間は言った…「本日は当バスツアーにご参加いただきまして、ありがとうございます」

ナオ:バスガイドかよ!

ゴウ:そう、その人間は極めて的確なガイドを行ったのだ…

ナオ:そりゃプロだからそうだろうけど。…ってかお前バスツアーに参加したのかよ!全然修行する気ないだろ!

ゴウ:馬鹿言うな、バスの中でも試練は絶えない。

ナオ:そうなのか…?

ゴウ:迫り来る吐き気。

ナオ:バス酔いかよ!

ゴウ:何度青いビニールに手を伸ばそうとしたことか…。しかし!ここでそれに頼っては自らに打ち勝つことなどできない!

ナオ:いや、素直に使えよ。酔ってるんだろ。

ゴウ:にも関わらず、視界に映る青は、俺に悪魔の微笑み向ける…「ほら、早く吐きたいんだろ?さっさと楽になっちまえよ…」
    しかしそんな誘惑には、そんな誘惑には負けないのだ!俺はあと1時間半、耐えてみせるのだ!!

ナオ:頭ん中でそんな盛大な戦いをしていたのか…。

ゴウ:その10分後……敗北を味わうことになる。

ナオ:結局吐いたのか!全然耐えきれてない!

ゴウ:そこに達人がやってきて片付けてくれた…

ナオ:ガイドさんな。にしても優しいじゃないか。

ゴウ:しかし!その目はこう言っていた…「こんなことでくたばるとは…お前、まだまだ青いな…」、と。

ナオ:お前の思い込みだよ!ガイドさんの優しさ無駄にするなよ!…あと、青かったのはお前の顔だと思うぞ。

ゴウ:…そして、自分の未熟さを露呈しながらも目的地に到着した。そこで俺は本格的な修行を開始した。滝に打たれに行ったんだ。

ナオ:ほんとに修行なんだな。

ゴウ:滝に打たれることで、疲労回復、血行良好、また体が温まり…

ナオ:それ打たせ湯だろ!!

ゴウ:まさに地獄巡り…

ナオ:普通に温泉地を回ってるだけだろ!観光する気満々じゃねえか!

ゴウ:しかし、長時間の修行に耐え切れず、血が頭に上りフラフラし始めた…

ナオ:のぼせてるじゃねえか!どれだけ温泉に浸かったんだよ!

ゴウ:ほかにも、お土産を買いに行ったり…

ナオ:もう普通に観光だよ!どこに修行要素があるんだよ!?

ゴウ:いや、ここでも辛い試練が襲いかかるんだよ…「420円で何買えるかな……」

ナオ:小学生の買い物か!そんなに金ないのかよ!

ゴウ:仕方なく、このチャイムを買ったわけだ。

ナオ:あ、それお土産だったのか。にしてもなんだそのお土産。

ゴウ:だが、こんな辛い修行を乗り越えたあと…もっとも過酷な試練が俺を待っていた!!

ナオ:その前に修行らしきことしてないけどな。

ゴウ:それは旅館で起こった。

ナオ:…試練とは程遠いが。

ゴウ:そこでの夕食に!なんとピーマンが……

ナオ:ただの好き嫌いかよ!今までで一番レベル低い試練だよ!試練でもないけど!

ゴウ:…驚くことに、ほかの人間はこの試練を難なく乗り越えていた…

ナオ:当たり前だろ大の大人なんだから。お前の方が驚くことだよ。

ゴウ:俺は改めてその緑色の物質を見る。しかしその毒々しさに、また吐き気が…

ナオ:どんだけ嫌いだよピーマン。

ゴウ:「くそうピーマンめ、吐き気とは…仲間を連れてきやがったか!」

ナオ:お前が勝手に連れてきたんだよ。

ゴウ:俺は追い詰められた…しかしダメだ!この威圧感に負けてはならない!…そう思って俺はピーマンをとにかく威嚇した。もう、すごい勢いで。

ナオ:もう、端から見るとただの変な人だよ。

ゴウ:すると…達人達がこちらを見ている!…そう!威嚇に加担してくれているのだ!

ナオ:変な視線を集めてるだけだろ!

ゴウ:達人達の助けも借り、だいぶ優勢になった。ピーマンはすでにみなぎるような迫力、そして湯気がなくなっていた。

ナオ:冷めてんじゃん。

ゴウ:しかし気がつくとみなどこかへ行っていた。

ナオ:食べ終わってるよみんな!どれだけ時間かけてるんだピーマンごときに。

ゴウ:みなの助けがなくなった……そこで覚悟を決めた!この一撃で、この試練を乗り越える!行くぞおおぉぉ!!

ナオ:お、やっとか!?

ゴウ:……ポイッ

ナオ:捨てんなよ!!結局逃げんのかよ!

ゴウ:そうして、最大の試練を乗り越えた!強くなったのだ!

ナオ:乗り越えてねえよ!にしても行動がさっきから小学生じゃねえか。

ゴウ:強くなった俺は、帰りの吐き気との戦いには勝利した。

ナオ:…そこは勝ったのか。

ゴウ:これもひとえに、達人が授けてくれた秘伝の薬のおかげだ。

ナオ:さては酔い止め飲んだろ?

ゴウ:とにかく!俺はこの修行で強くなった!もうお前には負けん!!

ナオ:どっからくるんだよその自信。源泉あったら汲みに行くわ。
    …まあいいや。つまり、また勝負すればいいわけだな。

ゴウ:そうだ!今の俺なら負けるわけがない!

ナオ:よし、じゃあ行くぞ……



READY GO!!



(ドンッ!)

ゴウ:ぐわぁぁぁ…

ナオ:弱っ。腕相撲弱すぎだろお前。

ゴウ:またしてもか……いや、旅館で卓球しすぎて腕が疲れたんだ…そうだ、そうだよ!

ナオ:言い訳するな。そしてちゃっかり旅館でもフィーバーしてんじゃん。

ゴウ:くそう、この程度の修行では無意味か………よし、もっと遠くだ!熱海に行ってくる!

ナオ:楽しんでこいよ、もう。
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安物鬼    (22/26)
コント/ガラスの靴
鬼:今期はもう出場しません!
禿:なにぃ!?
いや出てる出てる>第268回 3期連続の開幕戦勝利!安物鬼!

12時の合図を知らせる鐘の音。
それは遠くの山にも響き渡り会場を静まり変えさせた。
「もう12時になってしまったんだね」
王子が話しかけると同時に城から出て行くシンデレラ。
シンデレラは片方の靴を落とし、逃げるように去ってしまった。
悲嘆にくれる王子にその靴が届けられたとき・・・



執事:王子!シンデレラの靴が落ちておりますぞ!

王子:貸せ!・・・うわっ!臭ッ!!やばい臭いぞこれ!!

執事:そんな・・・シンデレラの靴に限って・・・うわっ!臭ッ!!
   動物園の匂いがしますぞ!

王子:あーなんかもうしらけたわー。今までのいい思い出が臭いでかき消されるわー。

執事:そこまでですか!いや、確かにそこまでひどい臭いといっても過言ではなかったですが。
   でも誰にだって欠点はありますぞ!

王子:それはそうだけどさー、この臭いはやばいって。マジ死ぬかと思ったもん。

執事:王子はシンデレラのことが好きではなかったのですか?

王子:そりゃどっちかといったら好きだけどさー。10段階評価なら6か7だぜ。

執事:なんか中間に近い!王子は姫に迎えたいとおっしゃっていたじゃないですか!

王子:うん、変な貴族の関係よりは普通の庶民のほうがずっと魅力的だと思うのは今でもだよ。
   でもアレは普通の臭さではなかった。

執事:そりゃそうですけども!ガラスの靴にあそこまでガンコな臭いをつけるとはお見事でした。

王子:だいたいなんだよ!ガラスの靴っていうから透明かと思ったらビール瓶みたいな色してんじゃねえか!

執事:まあまあ、一応ガラスなんですから。

王子:きっと元は透明だったんだよ、この靴。あの足の臭いにやられて茶ばんでしまったんだよきっと!

執事:ガラスが茶ばむってどんだけですか!

王子:ちょっとゴム手袋取ってきて。もう少し調べたいから。

執事:ゴム手袋って!まあ私も賛成ではありますがね。
   はいどうぞ。トイレ用の厚手のゴム手袋でございますぞ。

王子:えーと、シンデレラの家とか身元とかわかってるの?

執事:只今全力をあげて調べているところです。

王子:なんか靴にキズついてるなーって思ったから調べてみたんだけどね、
   どうもこれ住所が彫りこんであるみたいなんだよね。

執事:すごくいやらしい!庶民が貴族に食い付こうと必死なさまがよく表れておりますぞ!

王子:拾ってもらうの前提、みたいな。
   こっちにはメルアドが彫ってあるよ。

執事:用意周到ですな!悪い意味での。

王子:ケータイとパソコン両方のアドレスが彫ってあるや。あっ、ミクシィまで。

執事:何もそこまで!!若干ヤケになっておるようですし!

王子:どうする?居場所とかわかったけど。やっぱ迎えに行かなきゃ駄目だよね・・・ハァ。

執事:探し人を見つけたというのになんという落胆!
   嫌なら貴族の娘もたくさんございますがどうしましょう?

王子:10段階で、貴族の娘3、シンデレラ5。我慢する。

執事:シンデレラ下がった!もう満足すらしておられませんぞ!俗にいうどちらでもない状態ですぞ!

王子:じゃー早いとこシンデレラ回収にでも行きますかー。

執事:回収って。モノ扱いですか!

王子:で着いたわけだけども。何これ?ゴミ捨て場じゃん。

執事:おかしいですな?確かに靴にはここだと記して、いや彫ってあったのですが。

王子:あー臭いなあ。靴とは別の臭さだなあ。まだガマンできるなあ。

執事:シンデレラの靴は我慢できなかったのに!
   てか王子落ち着いたら耳鼻科呼んだほうがいいですね。

王子:今月の予算に兵士や執事全員分のガスマスク入れといたから安心してよ。

執事:さすが王子!やさしいですなあ。全員着用したら異様な光景になりますが。

王子:何かゴミ捨て場に手がかりはないかなあ。

執事:あの、王子・・・カラス避けのCDと一緒にぶら下がっている手紙のようなもの、あれは一体・・・

王子:どこにも手掛かりないなあ。よし、今回は諦めてまた一般人を招くパーティしようか。
   そこで新しいの見つけるわ。

執事:王子意外とごまかしへたくそですなあ。そもそも庶民と関わること自体あまり印象良くない身分ですぞ。
   シンデレラは今回ばかりの唯一の例外であります。
   どうかシンデレラか貴族の娘かにしてくだされ。

王子:「唯一」無駄遣いしちゃったなあ・・・じゃあ勇気を出してそのゴミのような手紙を読んでみるよ。

執事:若干失礼な形容詞でありますぞ。ほんと若干。

王子:『私を探してここまで来てくれたのね。うれしいわ。
    でもこんな簡単にあなたのものになると思ったら大間違いなんだからね!
    私の居場所のヒントは・・・』
   もういいや、帰ろう。

執事:ええー!!せっかく読んだんですから最後まで目を通しましょうよ。

王子:こんな高飛車な女、いやだよ。なんか自分が主導権持っていると勘違いしてるし。

執事:まあまあ、王子に会われて気持ちが高揚しているのでしょう。
   さ、シンデレラの居場所のヒントを読んでください。

王子:『た城たた下たた町た3たた丁た目たた7た番たたた12たた号たたコーポサンシャイン城下303た』

執事:なんてベタなっ!しかも明らかに最後手抜き!!

王子:タヌキ、なんだろうけどこのイラストのタヌキ、しっぽがないんだよなあ。

執事:そのうえ絵が下手糞ときましたか!救いようがないですぞ!

王子:なんかさあ、もう俺貴族の娘とケッコンでいいんだけど。

執事:ついに出ましたぞその一言!!例の10段階評価で言いますと?

王子:貴族の娘4、シンデレラ0。

執事:堕ちるところまで堕ちましたなあシンデレラ。

王子:シンデレラであいうえお作文をしなさい、って言われたら絶対「シ」は死刑って答えると思う。

執事:順当なラインですな!あと上げ足を取ると2個目の「ン」で手詰まりですぞ!

王子:もう疲れたよ、お城に帰ろう。

執事:そうですな。今日の夕食は何がよいですかな?

王子:メス豚の丸焼きなんてどうかなあ。サッパリしそうだよ!

執事:かしこまりました。



翌日ゴミ捨て場には「指定日に出すように」と紙が貼られたガラスの靴があった。
それはお城の王子のもとへ届けられたという。
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ウルトラスーパーDX潮江軍団    (9/10)
コント/精子と卵子のランデヴー
堺正幸:メジロパーマーがわずかに先頭!ビワハヤヒデ、そしてウイニング3番手、そしてレガシーの手がちょっと動いている!
    潮江軍団、赤い帽子も来ているぞ!残り400メートルを切りました!残り400を切った!
    さぁビワハヤヒデ岡部が先頭か!ビワハヤヒデ岡部は早くも先頭に立ったか!
    外の方から潮江軍団も来ている!潮江軍団も来ている!さぁ残り200メートルを切りました!
    残り200を切った!ビワハヤヒデ、潮江軍団か、潮江軍団が来た!
    潮江軍団が来た!ビワハヤヒデと潮江軍団!ダービー馬の意地を見せるか!
    潮江軍団だ!潮江軍団だ!潮江軍団、奇跡の復活っ!
    1年ぶりのレースを制しました潮江軍団、田原成貴!潮江軍団!ミラクル!
    こんなことがあるんでしょうか!
    去年の有馬記念以来、実に1年ぶりというレースであります潮江軍団が見事13頭を蹴散らしました!
1993年の有馬記念、364日ぶりの出走となるトウカイテイオーは見事1着になり有終の美を飾った。
皇帝の血は帝王へ、そして今、団長へ!ウルトラスーパーDX潮江軍団!

タバコをスパスパ吸いながら、携帯をイジっている卵子 

そこへ、精子がフラフラになりながら到着 



精子:ブフェッ!ベフォッ!ハァ・・・ハァ・・・ 

卵子:・・・・・ 

精子:ハァ・・・ゲハッ!ブハッ!・・・ハァ・・・フー・・・やっと着いた・・・ 

卵子:・・・・・ 

精子:ハァ・・・ハァ・・・あなたが・・・卵子さんですね? 

卵子:えぇ・・・そうだけど・・・ 

精子:あ、どうも初めまして・・・ 
   この度、一番乗りいたしました精子です。 

卵子:あ・・・どうも・・・ 

精子:ハァ・・・ハァ・・・よろしくお願いします。 
   ・・・じゃあもう時間もないんで、早速受精しましょうか・・・ 

卵子:・・・あのさぁ、その前にちょっと聞いていいかな? 

精子:どうしました? 

卵子:・・・あんた以外には来ないわけ? 

精子:え? 

卵子:だから、あんた以外にここに来る精子はもういないのって聞いてるんだけど? 

精子:あぁ・・・そうですね、僕以外はみんなここに来るまでに力尽きたと思います。

卵子:全員死んだの?結構いたんじゃないの?
 
精子:そうですね、3億匹ぐらいはいたはずなんですが・・・やっぱ厳しいですからね、ここまで来るのは。 

卵子:・・・・・何であんたなの? 

精子:え? 

卵子:普通さ、数億匹の中から選ばれた精子だったら、物凄い優秀でカッコイイ精子が来ると思うじゃない? 

精子:うーん・・・そう思う気持ちも分かりますが・・・ 

卵子:高収入で、高学歴で、イケメンで、優しくて、浮気もしなくて、ときには家事も手伝ってくれて。そんな精子が来ると思うじゃない?

精子:いや、それはさすがに理想が高すぎかと・・・

卵子:私はそれを期待してさ、何日もここで待ってたのよ。 
   どんな王子様が現れるんだろう、私を連れ去ってくれるんだろう、って・・・ 

精子:あぁ、そうなんですか・・・ 

卵子:なのにさ!何であんたみたいな、気持ち悪い奴が来ちゃうわけ! 

精子:え・・・ 

卵子:何なのこのギャップは!期待はずれも甚だしいわ! 
   あのトキメキを!ワクワク感を!どうしてくれるのよ! 

精子:いや、そんなこと言われても・・・ 

卵子:私、あんたみたいなのとジュセるのは嫌だからね! 

精子:いやいや!そういう私情とかは置いといて・・・ 

卵子:ムリムリムリ!絶対ムリ!ていうか、生理的にムリだから!論外! 

精子:ちょっと待って下さいよ! 

卵子:というわけで・・・チェンジ。

精子:いや、そんなデリヘルみたいなシステムはないですから!
   僕以外に精子は来ないですから!諦めてくださいよ!

卵子:うるさい!あんたみたいなのとジュセるなんて、想像しただけで鳥肌が立つわ!もう帰って!私の子宮から出て行って! 

精子:えー!今更帰れないですよ!来た道を戻れって言うんですか! 

卵子:そうよ! 

精子:そんなのムリですよ!例え入り口に戻れたとしても、帰る場所がないですし! 

卵子:あぁそう!じゃあここで野垂れ死ねば? 

精子:そんなー!ムチャクチャですやん!何でそうなりますのん! 

卵子:じゃあ、そういうことだから。引き返すなり、ここで野垂れ死ぬなり、勝手にしてください。 
   とにかく私は、あなたと、合体、したくない。

精子:何ですかそのアクエリオンみたいなフレーズは!そんなこと言われて引き返すと思いますか!

卵子:はぁ・・・言っとくけど、無理やりジュセろうとしてもムリだからね。私、これ持ってるから。

精子:そ、それは・・・コーラじゃないですか! 

卵子:そうよ。これをかけられたら、あんたらイチコロなんでしょ? 

精子:そんな医学的根拠のない迷信を・・・・ 

卵子:じゃあ、そういうこと。バイバイ 

精子:・・・いや、ちょっと、話し合いましょうよ・・・ 

卵子:は?何を話し合うわけ? 

精子:いや、あの僕と受精を・・・ 

卵子:だからムリだって!しつこいな!いくら粘ってもムリだから! 

精子:お願いします!この通りですから!このままじゃ、死んでいった他の精子たちが報われません! 

卵子:ハァ・・・土下座したらジュセらせてくれると思った? 

精子:いや・・・そういうわけでは・・・ 

卵子:今時さ、土下座したくらいでジュセらせるようなヤリマン卵子なんかいないわよ。 

精子:だから、これは誠意を見せようとしただけで・・・ 

卵子:・・・あんた、今まで卵子を口説いたことないでしょ? 

精子:・・・はい、実はこうやって会話するのも初めてで・・・精子だらけの環境で育ちましたから・・・ 

卵子:出たよ!もう勘弁して・・・人生精子校のチェリー君だよ・・・
   はっきり言って、チェリーが許されるのは小学生までよね! 

精子:いや僕、まだ生後3日ぐらいですけど!セーフですけど!
   もう本当にお願いします!受精させてください! 

卵子:・・・諦めが悪いなぁ。 
   ていうかさぁ、さっきから表現が露骨過ぎるんだよね。受精受精って。 

精子:え?受精という表現は不味いですか? 

卵子:今はジュセるって言うのよ。セックスをHって言えば、軽くなるでしょ?それと同じよ。 

精子:へー!知りませんでした! 

卵子:何も知らないのね。卵子の口説き方も学ばなかったの? 

精子:そんなの、考えたこともないですよ!ここに到達するしか頭になかったので・・・ 

卵子:むしろ、到達してからが重要なんじゃない! 
   ここに来るまでが予選で、ここからが本番なの! 

精子:じゃ、じゃあどうすればいいのか教えてください! 

卵子:とりあえずさ、私は出会ってすぐにジュセるような卵子じゃないんだよね。 
   愛のないジュセリングは嫌いなの。少なくとも3ヶ月は必要だわ。 

精子:それ、確実に死ぬでしょ!僕はあと2日ぐらいしか命持たないんですよ! 

卵子:じゃあ、それまでだわ。運が悪かったということで。 

精子:あなたは生命の誕生を阻害するんですか! 

卵子:はぁ?生命? 

精子:そうですよ!男と女の愛の結晶を!何だと思っているんですか! 

卵子:愛の結晶?何でそう言い切れるの?避妊の失敗かも知れないじゃない。 

精子:それは、考えすぎじゃないですか! 

卵子:でも最近増えてるでしょ。どうせ、ジュセったって堕ろされるだけだわ。 
   仮に生まれてきたとしても、幸せになれるか分からない。そんなリスクを負いたくないわ。 

精子:もう!こうなったら力づくでも受精しますから! 

卵子:ちょっと、私はコーラ持ってるんだからね! 

精子:そんなものは効かない! 

卵子:キャー!誰かー誰かー!助けてー! 


待てーい! 


精子:だ、誰ですか! 

イケメン精子:君!やめたまえ!無理やりジュセるなんて、精子の風上にも置けない奴だ! 

卵子:キャー!王子様が来たー! 

イケ:卵子さん!安心してください!私が助けてあげますから! 

卵子:キャー!なんて素敵な精子さんなの!子宮がジンジンするわ! 

精子:いや、その子宮の中にいるんですけど・・・ 

イケ:さぁ、その手を離すんだ!鬼畜め! 

精子:ギャー痛い! 

イケ:お前みたいなのは、もう2度と子宮に入ってくるな!分かったな! 
   ・・・卵子さん、大丈夫ですか?怪我はないですか? 

卵子:大丈夫です!ありがとうございました! 

イケ:それは良かった! 

卵子:あの・・・もし良かったら、私とジュセってくれませんか? 

イケ:あぁ!もちろんだとも! 

精子:えー!出会ってすぐの精子とはしないんじゃないのかよ・・・ 

イケ:さぁ、今すぐ着床しましょう! 

卵子:はい! 




精子:・・・・・みんな、こうやって生まれてきたんだよ・・・・・ 


終わり
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QQQ    (14/20)
コント/遭難
Q1:これオンエアされてるのか・・・?
Q2:オンエアなんかじゃないッ!!

これは紛れもなくオンエアだ!第5期以来、83回ぶりの勝利!QQQ!

Q1:・・・・・・。

Q2:・・・・・・。

Q1:・・・くそッ!!

Q2:・・・・・・。

Q1:このまんまじゃ・・・マジでやべえぞ。

Q2:・・・・・・。

Q1:目の前は吹雪。

Q2:・・・・・・。

Q1:全然変わりそうにない先の一切見えないこの天候。

Q2:・・・・・・。

Q1:そして今俺らはなんとか強風をしのぎながら、洞穴から外をただただ見続けている。

Q2:・・・・・・。

Q1:・・・間違いなくこの状況は・・・遭難じゃねえかよ!!

Q2:・・・・・・。

Q1:誰かーッ!!

Q2:・・・・・・。

Q1:・・・くそ、遭難じゃねえか遭難じゃねえか遭難じゃねえかよおおおぉぉぉ

Q2:遭難なんかじゃないッ!!

Q1:ッ!!

Q2:遭難なんかじゃないッ!!

Q1:・・・・・・。

Q2:遭難なんかじゃないッ!!

Q1:遭難に決まってんだろこんな状況!!遭難だろ!!

Q2:遭難してるかなんて分からないだろうが!!

Q1:・・・どういうことだよ?

Q2:遭難してるって思うから遭難してるって思うんだろ!!

Q1:・・・・・・。

Q2:遭難したって認めた時点でもう俺らは遭難したことを認めたことになるんだぞ!!

Q1:・・・・・・。

Q2:いいか?つまりこの極限の状況を認めてしまったらもう終わりなんだよ!!

Q1:・・・た、たしかに・・・。

Q2:そう・・・だから、もっと目の前の状況をもっと疑え!!疑うんだ!!

Q1:そうだな・・・決め付けちまったらもうそのことがホントそうなっちまうもんな。

Q2:そうだよ。

Q1:そうか・・・よし、俺らは遭難なんかしてない!!

Q2:そうだ!!

Q1:遭難なんかしてない!!

Q2:そうだ!!

Q1:遭難なんかしてない!!俺らは遭難なんかしてない!!

Q2:そうだそうだ!!

Q1:遭難なんかしてないんだーッ!!

Q2:そうなんです!!

Q1:遭難なんかしてないんだ俺たちは。

Q2:そうだその調子だ!もっと目の前の物事に疑問を持っていこうぜ!!

Q1:よし・・・!!なんか気が楽になってきた気がしてきたぞ。

Q2:それは本当なのか?

Q1:え?

Q2:お前は本当に気が楽になってきた気がしてきたのか?

Q1:そ、それは・・・。

Q2:気が楽になってきた気がしてきたんじゃあなくって、本当に気が楽になってきたんじゃあないのか?

Q1:それは・・・。

Q2:お前は気が楽になってきた気がしてきたんじゃない。気が楽になったんだ!!

Q1:そうかその発想があったか!!

Q2:そうだ!!

Q1:そうか!!

Q2:そうだ!!

Q1:よーし、この発想を発展させてやる・・・!!なんかいい物事はねえか・・・!!

Q2:お前、目が鋭くなってきたな。

Q1:鋭くなってきたんじゃないぜ。もう鋭くなったんだよ。

Q2:マジで!?

Q1:今の俺の目はもうホント鋭すぎて、目の前の事柄を突き刺す勢いだ!!

Q2:マジでッ!?

Q1:マジさ!!

Q2:マジでッ!?

Q1:マジさ!!

Q2:今の俺の視線は鋭利に満ち溢れてるぜッ!!

Q1:本当に鋭利に満ち溢れてるのか?

Q2:・・・え?

Q1:お前が鋭利に満ち溢れていると思っているその物事は、本当に鋭いという要素によって構成されてるのか?

Q2:そ、それは・・・。

Q1:もしかしたら、鋭いというものに対する概念を履き違えている可能性があるとは思わないのか!?

Q2:そ、それは・・・。

Q1:もしかしたら物事を間逆に履き違えている可能性は

Q2:そうだ俺の目は鈍利だった!!鋭利なんかじゃなくて鈍利だったぜ!!

Q1:本当にそうなのか?

Q2:え?

Q1:そもそも視線というものに対し鋭いも鈍いもあるのか?

Q2:そ、それは・・・。

Q1:あるさ!!鋭い視線も鈍い視線も!!

Q2:そうだな!!

Q1:そうだよ!!

Q2:そうだぁッ!!俺の視線は・・・どっちなんだああぁぁぁぁ!!

Q1:どっちかに決める必要なんてあるのか!?

Q2:そ、それは・・・。

Q1:どっちか一つに決める必要なんてない!!迷ったら間を取れ!!

Q2:俺の視線の鋭さは・・・中間だあああぁぁぁぁ!!!

Q1:そうだ、中間だ!!

Q2:そうだ、物事なんざ最終的に平凡が一番なんだあああぁぁぁ!!!

Q1:そうだそうだ!!

Q2:そうだそうだ!!

Q1:そうだそうだああぁぁぁーーー!!!

Q2:そうだそうだそうだあああぁぁぁーーーー!!!

Q1:ぁぁぁぁああああ

Q2:ぁぁぁぁぁぁあああああああ

2人:さみいいいいいいぃぃぃぃぃぃ!!!!

Q1:こんなにドンチャンさわいでんのに!!くそぉこんなに寒いもんなのかよ雪山ってのはよぉ!?

Q2:バカ野郎認めたらおしまいだってさっき言ったろ!!

Q1:そ、そうだった!!

Q2:疑え!!疑うんだ!!

Q1:そうだな!!

Q2:俺らは本当に寒いのか・・・!?

Q1:・・・・・・いや、んなことは誰も分からねえよ!!

Q2:そうだよ!!

Q1:でも、この体の尋常じゃない震えはどう解釈すりゃいいんだよ!?

Q2:お前、本当に自分が震えてると思ってるのか?

Q1:え?

Q2:気のせいだ!!

Q1:そうだな!!

Q2:あー暖けえええぇぇ!!

Q1:あ、あー暖けえなあ!!

Q2:そうだここは暖かいんだ!!

Q1:そうだこの洞穴ん中は暖かいんだ!!

Q2:ここは本当に洞穴なのか?

Q1:そ、それは・・・。

Q2:ここは洞穴なんかじゃない!!

Q1:そうだそうだッ!!

Q2:ただの穴・・・そう、空洞だ!!

Q1:そうだそうだッ!!

Q2:あ、なんか外すげえ吹雪いてね!?

Q1:お前、あれは本当に吹雪だと思うのか?

Q2:え?

Q1:雪が吹雪いてるだなんて思うのか?

Q2:・・・いや、あれは雪かなんて分からない。

Q1:じゃああれはなんだ?

Q2:・・・火山灰だ!!

Q1:いやただの灰色い粉だ!!

Q2:いやいやただの粉っぽいアレだ!!

Q1:いやいやいやただの何かだ!!

Q2:いやいやいやいやただの何かっぽいアレだ!!

Q1:いやいやいやいやいやただの物体だ!!

Q2:そうだ、つまり雪だって根拠は何処にもない!!ただの物体にすぎない!!

Q1:そうだ!!結局物事なんて結局ただの物にすぎないんだよ!!

Q2:そうだ!!ただの物体がただの物体の上に降り積もってるだけだ!!

Q1:物が降り積もってるんじゃなくてアレがただああなってるだけだ!!

Q2:アレがアレしてるだけだな!!

Q1:アレがアレしてるだけだよ!!

Q2:そうだな!!

Q1:そうだよッ!!

Q2:そうだ!!

Q1:そうだッ!!

Q2:そう・・・つまり今の俺たちみたいなもんさ。

Q1:・・・・・・。

Q2:アレがああなって、ソレがそうなって、こうなったから・・・。

Q1:・・・・・・。

Q2:ただソレだけで、ただソレだけに、ソレだけを、ソレだけが、ただソレだけで・・・。

Q1:本当に・・・ソレだけだったのか?

Q2:・・・え?

Q1:俺たちは本当にそれだけだったのか?

Q2:・・・・・・。

Q1:俺たちはそれだけどころかあれだけ頑張ってここまで来たんじゃなかったのか?

Q2:・・・・・・。

Q1:あれだけ頑張って来たからこそ俺らはこうやって一緒にいられるんじゃないか。

Q2:・・・・・・。

Q2:・・・そうだった・・・そうだったな。

Q1:だからそんなこと言うな。助けを待とう。ソレだけだ。

Q2:そうだな・・・!!

Q1:・・・・・・。

Q2:・・・・・・。

Q1:・・・・・・。

Q2:・・・・・・ッ!!

Q1:ッ!!どうした!?

Q2:救助隊だ・・・救助隊が来たんだあああぁぁぁ!!

Q1:・・・・・・。

Q2:やった・・・俺ら助かるんだ!!おおぉぉぉぃッ!!

Q1:・・・・・・。

Q2:おい、どうしたんだよなんで黙ってんだよ!?

Q1:あれ・・・ホントに救助隊なのか?
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走馬    (1/1)
コント/きっと多摩川河川敷でもやってる。
おぉぉぉ!!!
あの有名な青バトで1勝を取れるとは!!
有り難き幸せ!!
いえいえそこまで称賛していただくなんて有難や有難や。デビュー戦を白星で飾った!走馬!

走馬 :今日は久しぶりにラジオでも聞いてみようかな〜。 

ラジオ:日本のみなさんこんばんわ。
    こちらは1070khz、イオナズン放送でございます

走馬:ん…!?…ドラクエの!?
   爆発する呪文!?
   …えっ!?そんな放送局あったっけ!?
  (新聞で確認する)
   えっ…!?無い!?
   どういう事だ!?凄く気になる!!
   そして「1070」と「イオナズン」…惜しいけど「0」を「ズン」と読むのはいかがな物か!

ラジオ:こちらの放送は、
    「なぁなぁ、ラジオやんねー?」
    「おっ、良いねぇ。楽しそうじゃん!」
    「じゃあまず、アンテナ組み立てようぜ!」
    「そっからやんのかい!」
    のやり取りから開局された個人ラジオ局ですので、限られた地域の方にのみ配信されております。

走馬:凄い軽いノリで大掛かりな事したな!
   現代ならポッドキャストで配信すればいいのに…。

ラジオ:なお、こちらのラジオ放送中にチューニングを変えられた場合、ラジオが爆発するのでご注意下さい。

走馬:怖っ!イオナズンなだけに!?
   どんなピタゴラスイッチだよ!
   くそぉ…、かなり少ない確率の電波ジャックに遇ってしまったなぁ…。

ラジオ:本日も荒川河川敷より1時間の放送を御送り致します。

走馬:短い!
   1時間だけなら大丈夫だ!
   …1番組の為に開局したのか!ガッツあるなぁ!!
   …えっ!?荒川河川敷!?外でやってんの!!??
   ガッツあるなぁ!!

ラジオ:また、小雨がパラついてきたら早急に撤去作業に移りますので、途中で番組が終わるかもしれませんが、よろしく御願いします。

走馬:頑張れよ!
   確かに機材は水と湿気に弱いけど!
   アンテナ組み立てるガッツあるなら、テントを組み立てる努力もしようよ!

ラジオ:なお、アンテナの調子が悪くなるため、雑音が入りますことを予め御詫びしておきます。

走馬:逆に!?
   雑音リスナーはいるけど、雑音ラジオって言うのはなかなかないね!

ラジオ:それでは、本日も(ビュービュー)イオナズン放送スタートです!(ビュービュー)

走馬:風の音入ってるよ!本当に外なんだぁ…。

ラジオ:さぁ、それでは、さっそく本日もこのコーナーから参りましょう!
    『イオナズン放送、リクエストランキング!トップ100!!
    (「すいませーん、ボール取ってくださーい!くださーい…くださーい…くださーい…」)』

走馬:少年の声入っちゃってる!そしてキャッチボールやってる人の近くでやってるのか!?
   文字じゃ伝わらないけど、タイトルコールだからエコー掛かってて、少年の声も薄くエコー掛かってたよ!

ラジオ:さて、こちらのコーナーでは、皆さんから寄せられたリクエストを
    毎週ランキング形式にしてお伝えして行こうと言うコーナーです!ちなみにですね…

走馬:おっ、至って普通のコーナーだ。
   ん…?
   あれ……??
   おっと………???
   えっ…………………????
   …待て待て待て!!!
   このラジオ聴いてるリスナーがいったいどれだけいるんだ?
   そして1時間(厳密に言えば残り57分)でトップ100全て伝える事は出来るのか?
   いったいどうなってしまうんだ!?

ラジオ:と、言う事ですので、本日もトップ10からいってみたいと思います!

走馬:しまった!!独り言が長過ぎてコーナー概要聞きそびれたぁぁぁぁ!!
   何故トップ10だけなんだぁぁぁぁぁぁ!?

   (ピンポーン)

   はい…、はい…、すいません…。
   近所迷惑ですよね…、ごめんなさい…。
   いえ…決して頭がおかしいとかではなく…はっ…はい…

(10分後)

ラジオ:今週の第5位、横浜開港150周年記念バンドで、「愛しのペリー」でした〜

走馬:ちくしょぉぉぉぉ!
   すげぇ聴きたかったぁぁぁぁ!
   なんで今のタイミングで苦情…はっ!!
   住民の皆さんごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!!
   
   …くそぉ、俺が怒られてた10分間でどうして既にトップ5まで終わっているんだ…!?
   そしてリスナーは何故こんな曲を知ってるんだ…!?
   更に5位でこんな気になるタイトルなら、10位〜6位の間はどんな個性的なタイトルだったんだよぉ!?

ラジオ:(バタバタバタバタ)CMの後は、いよいよベスト3!(バタバタバタバタ)

走馬:ヘリの音入ってる!
   そしてまた曲聞きそびれたぁ…!!
   くそぉ…、一体このラジオはどんな速度で進んでいるんだ…!?
   ついクセになってチューニングするのも忘れてしまうぜ!

ラジオ:野菜食べるなら八百屋が一番です!河川敷に来た方は是非一度荒川青果へ!!
    今なら、「ラジオのCM聞きました!」と言ってくれれば、もれなく人参一本プレゼント!!
    さぁ、今日の献立が決まったら、迷わず荒川青果へ!

走馬:地元ならではのCMだ!
   局地的だなぁ…。
   明日荒川行ったら行ってみよ…。

ラジオ:ガンッ!!!

走馬:凄い衝撃音!
   どうした!?

ラジオ:「ちょっと…、こっち持ってこっち…」
    (ザーザーザー)
    「馬鹿、そこ持つなよ!壊れるぞ!」
    (ザーザーザー)
    「せーので持ちあげるぞ!せーの」
    …………………
    …………………
    …………………
    失礼しました。
    申し訳ございませんが、機材トラブルですので少々御待ち下さい。
    「ごめんなさーい、ボール取ってくださーい!」
    「危ないから野球の試合はしないでー!!」
    「はーい」

走馬:ボールが機材に当たったのかぁ!!
   と言うかお前らが邪魔なんだよ!
   河川敷でテントも張らずにラジオなんかやるから!!

ラジオ:「あれ?小雨パラついてきたな…」
    「やめる?」

走馬:やめないでぇ!!
   そんな軽いノリでやめないでぇ!
   まだランキングも3位分残ってるし、放送時間も有り余ってるんだからぁ!!

ラジオ:さぁ、小雨もパラついてきたので、今週のトップ3は明日へ持ち越し、
    そして幻の名コーナー、「さっちゃんの本当の名前を当てろ!」は本日も中止となりました。申し訳ございません。それでは…

走馬:さち子だよ!!
   …あれ?「幸子」かな…?「サチ子」かな…?福子かな…!?
   どうでもいいわ!!なのに何故「幻」なんだ!!
   方程式にしたら『ミュウ=さっちゃんの本当の名前を当てろ!!』か!?
   ミュウと同レベル!?そんなに面白いコーナーなのか!?
   きっ…気になる!!

ラジオ:と、言う事でエンディングでーす。

走馬:くそぉ…、「それでは」なんだったんだよぉ…。
   もうエンディングかよぉ…。もっと聴いていたいよぉ…。

ラジオ:本日お便りを読まれた方には、番組特性クリアファイルが送られまーす。
    メールアドレスは、全て小文字でmezaselistener100nin@ak.co.jpまで!

走馬:うわぁ…、メールアドレス文字に起こしたら、「目指せリスナー100人」になってる!
   しかも、「ak」って「荒川河川敷」のことかぁ!

ラジオ:本日のエンディングテーマはakb48で「ロマンスイラネ」です

走馬:駄目だ、今となってはak=荒川河川敷の方程式が成り立ってしまう!!
   しかし、ようやくわけのわからん曲を聴ける…ってこれ普通の曲じゃない!!!
   ちくしょぉぉぉぉ!!!

ラジオ:さぁ〜、本日も「荒川区1の八百屋さん 荒川青果」

走馬:さっきのCMではそんなに誇張してなかったぞ!

ラジオ:「パーマのことなら御任せ バーバー高橋」

走馬:さっきそこのCMやってなかっただろ!!
   …俺の聞きそびれかぁ!!

ラジオ:「遅れて来たルーキー 

走馬:ブーマー出て来なかっただろ!!
   
ラジオ:以上の提供で御送りしました。
    次回放送は2年後の3月24日です!

走馬:遠いよ!!
   トップ3がどうでもよく感じるよ!!

ラジオ:さぁ、本日は800日連続放送の最終日だったわけですが…

走馬:くそぉぉぉ!!
   もっと早く出会いたかった!!

ラジオ:まさか、本日まで1通もお便りが来ないとは思いませんでしたね

走馬:哀しいよ!!
   あのカウントダウンは何を元に集計したんだよ!!
   800デイズの最終日に固定リスナーがついちゃったよ!

ラジオ:ですので、2年間、ラジオとは何か、改めて考えた上で、出直したいと思います

走馬:…、アンテナまで作ったのに…。
   たまたまみんながこのラジオ局を知らなかっただけなのに…。
   どんだけラジオを愛しているんだ!!
   素晴らしい!!素晴らしいぞ…あっ、パーナリティーの名前知らないや…。

ラジオ:そして、2年後!PODCASTとして復活したいと思います!

走馬:何故だぁぁぁぁ!!!

ラジオ:おや?…、段々晴れてきましたね。
    でも、お別れの時間なんです。

走馬:あと30分でもいいからやってくれよぉぉ!
   せめてトップ3だけでも教えてくれよぉ!!!

ラジオ:それではみなさん、お元気で!!さようなら!!
    「さっ、帰ろーぜ。」
    「なんか、夕日が綺麗だな」
    「この夕日、2年後も綺麗かな?」
    「当たり前だろ。夕日はいつだって綺麗さ!」

走馬:最後の最後で荒川河川敷の意味が出たよ!!
   ラジオで3丁目の夕日の名場面が聴けるとは思わなかった…!!

ラジオ:(「ボール取ってくださぁぃ!」)この番組は(バタバタバタバタ)荒井青果、(ワンワン!!)バーバー高橋…

走馬:いやー…、凄く良いラジオだったなぁ。
   2年後、絶対聴こうっと!
   よし、他のラジオ聴くか!

ドカーン!!!!!!

走馬:あっ…。まだ提供読んでたっけ…。

走馬:初めまして、走馬と申します。
市河:遂に参加してきましたね!
碓氷:オンバトCGIで無駄にたくさん投稿してましたよね
走馬:・・・・・・・。
市河:無駄とか言うなよ!
碓氷:オンバトCGI前半はそれこそ、審査員の少なさからオンエアを勝ち取ってましたけど、後半からは本性が出ましたよね
走馬:・・・・・・・・。
市河:失礼だよ!一応オンエア率は高いんだぞ!
碓氷:初登場と言う事ですが、また御馴染みのラジオネタでしたね
走馬:・・・・・・・・・。
市河:またとか言うなよ!!確かにラジオネタ多すぎだけど!!
走馬:・・・・・・・・・・。
市河:あっ・・・・。
碓氷:ツッコミが長くなってましたよね。このネタ、意外に70行弱しか無いんですよね。
   パッと見、めっちゃ長いのに。
走馬:・・・・・・・・・・・。
市河:いや、なんで落ち込んでるんすか!!
   今の碓氷の発言はボケにしては中途半端でしょ!!
走馬:いや…、なんかね、こうやってブンランみたいに司会とやり取りができるって、懐かしくて楽しいなぁって思いましてね…。
   思い出に浸ったり、さっきの発言に傷ついたりしてたんですよ
市河:ブンランと違って、このやりとり書いてるのアンタだからな…。
走馬:あれ…?
碓氷:このドMが…。
走馬:それは否定できない。
市河:なんでこの人復活しちゃったんだろ…。
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暗黒天国    (7/11)
コント/平行世界からこんにちは
リベンジしたよ!
ジャンケンのよういをしてくれたみんな、ゴメンネ!
ちなみに敗者コメント「さぁ、ジャンケンタイムだ!ジャンケン・・・パー!」 今期は最初から高得点!暗黒天国!

鈴村:ハナさん、いよいよ明日が『つるかめオンエアバトル』の本番だね!

ハナ:そうだね!満点の「鶴16羽、亀17匹」が取れるように頑張ろうね!

鈴村:よし、じゃあ明日に備えてネタの練習だ!

??:ちょっと待った!

(袖から井上と夏海がやってくる。)

鈴村:(ヤベェ・・・女の子の方、かなりタイプだわ!)

ハナ:あの〜、どちら様ですか?

井上:俺たちは、この世界とは別の世界から来た・・・

鈴村:ねぇねぇ、そこの君ぃ〜。ニンジン食べれる?納豆にはネギ入れるタイプ?

夏海:え?あのぉ〜・・・

ハナ:鈴村くん!どこぞの5歳児を彷彿とさせるナンパをしない!

井上:コホン!それでは気を取り直して、俺たちは別の世界から来た暗黒天国だ。

ハナ:どういう事ですか?

鈴村:別の世界って雪国?
   拳銃とマリファナは合法?

ハナ:鈴村くんはジャマしないの!
   拳銃とマリファナで何する気よ!?

井上:ドラえもんで、のび太くんがジャイ子ちゃんと結婚する未来と、しずかちゃんと結婚する未来の2つが出てくるでしょ?
   俺たちの世界と、この世界はそんな感じの違いなんだ。

鈴村:要はドラゴンボールで言う所の、悟空が心臓病で死ぬ未来と、悟空がセルと闘う未来みたいな違いだね。

ハナ:鈴村くん話聞いてた?
   この人と全く同じ例えを挙げてたわよ?

井上:俺たちは自分達の世界で、とある企画のチャンピオンに輝いてな。
   それに味占めて、他の世界の企画も制覇してやろうと思ってきたのさ。

ハナ:凄い!どんな企画でチャンピオンになったの?

井上:それが・・・そのぉ・・・(モジモジ)

ハナ:どうしたの?もったいぶらないで教えてよ!

井上:ボソボソッ・・・

ハナ:聞こえなかったわよ。もう一回聞こえるように言って。

井上:・・・『おちんちんオンエアバトル』だよ。

ハナ:・・・何かごめんなさい。

井上:歴代最高点の「陰毛3〜4本」でチャンピオンになったんだ。

ハナ:3〜4本て!得点なのにアバウトなのね!? 
   っていうか、満点いくつよ!?

井上:俺たちはその企画で優勝したネタを引っ提げて、この世界の笑いに挑もうと思うんだ!

鈴村:カッコいいじゃないか!
   えぇっと・・・何さんだったっけ?

井上:あぁ、自己紹介がまだだったね。
   俺は暗黒天国のツッコミ担当、井上ツカサだ。

夏海:そして私がボケ担当の森夏海です。

鈴村:森夏海さんって言うんだ!何て可愛らしく、奥ゆかしい名前なんだ!
   「夏海ちゃん」って呼んでも良いですか?

夏海:はい、良いですけど・・・

ハナ:そんな事よりも、私たちだって自己紹介がまだじゃないの。
   私の名前が白鳥ハナで、

鈴村:僕の名前は鈴村修。
   夏海ちゃん、どうぞ気軽に「ダーリン」と呼んでください。

井上:じゃあ、ダーリン。

鈴村:君には求めてないよっ!畜生っ!

ハナ:ねぇ、夏海ちゃん。
   世界と世界を行き来出来るなら、その道中でコイツ捨ててきちゃってよ。

鈴村:ところで、2人はこの世界でも何かしらの企画でチャンピオンになりたいんだよね?
   夏海ちゃん、そっちの世界では何ていう企画でチャンピオンになったんだっけ?

夏海:え?あの・・・『おちんちんオンエアバトル』。

鈴村:ごちそうさまです!

井上:ダメだコイツ!早く何とかしないと!

ハナ:ごめんなさい、ちょっと待ってくださいねぇ〜。

鈴村:何、ハナさん?告白だったら受け付けないよ?

(ハナ、鈴村を連れてはけて行く。)

ハナ:お前、さっきから初対面の女の子に何さらしとんじゃゴルァァァッ!

鈴村:ヒッ、ヒィィィッ!

ハナ:お前のちんちんをオフエアにしてやろうか!?

鈴村:キャーッ!そんな事されたら、僕のおちんちんが取れちゃう〜っ!!

(ぬけがら状態の鈴村を引きずりながら、ハナが帰ってくる。)

ハナ:ごめんなさいねぇ〜、オホホホホ・・・

井上:(この世界の女の子は凶暴なんだなぁ・・・)

ハナ:ところで、その向こうの世界でチャンピオンになったネタって、どんなネタなんですか。

鈴村:僕も見てみたいなぁ。

井上:よし、じゃあ今ここでやって見せよう。
   行くぜ、夏海ちゃん!

夏海:うん、ツカサくん。

井上:はいどうも、暗黒天国です。

夏海:よろしくお願いします。
   実は私ね、最近好きなお菓子があるんだ。

井上:ほぅ、一体どんなお菓子なんですか?

夏海:歌舞伎さげ。

井上:歌舞伎揚げだろ!もういいよ!

2人:ありがとうございました。

鈴村:つ・・・つまんねぇ・・・

ハナ:向こうの世界の笑いのレベル低っ!

井上:え?面白くなかった!?
   やっぱり世界が違うと笑いの価値観も違うのかなぁ?

鈴村:ハナさん、僕たちの明日やるネタを見せてあげようよ。

ハナ:そうね、井上くんも夏海ちゃんも、この世界のネタはこんなものだ!っていうのをしっかり見といてよ。

井上:おぉっ!じゃあ、勉強させていただきます。

夏海:パチパチパチ〜。

ハナ:どうも、暗黒天国です。

鈴村:今日は僕らの名前と顔だけでも覚えて帰って欲しいんですけどね、

井上:ぷぷっ!はははははっ!
   面白れぇ!そのボケ最高だよ!

鈴村:まだ何もボケてないよ!

井上:だって・・・
   「名前と顔」って・・・
   普通「スリーサイズと靴の色」だろ!
   アハハッ、もう苦しい!息できねぇ!

鈴村:それは文化の違いだよ!
   そんでもって、そっちの世界では当たり前みたいだけど、「スリーサイズと靴の色」ってお前らのネタより面白いわ!

井上:ハハハッ!
   なぁ、夏海ちゃん。最高に面白いよなぁ?

夏海:ごめんなさい。私、下ネタはちょっと・・・

ハナ:まずこの2人の間で笑いの価値観ズレてんじゃない!

鈴村:下ネタなんて一言も言ってないしなぁ・・・

ハナ:まぁ、続けましょ。

鈴村:そうだね。
   (ふっふ〜ん、ここで夏海ちゃんが「下ネタはちょっと・・・」って言った事は、僕に対するフリとみた!
    きっとこのフリに対応できるかどうかで、僕が夏海ちゃんの彼氏になるにふさわしいかどうかを試しているんだ。
    もしここでボクが下ネタを言えば・・・)



〜以下、鈴村の妄想〜

鈴村:僕ね、最近おっぱいを触ってみたいんですよ。

夏海:んもぅ、鈴村さんったら、下ネタはダ〜メっ!

鈴村:あはっ、ごめんね夏海ちゃん。

夏海:・・・でも、男の子だもんね。
   エッチな気持ちになっちゃうのは当たり前だよね。

鈴村:まぁ、そういうものなのかなぁ・・・

夏海:鈴村くん、私で良かったらおっぱい触ってみても良いよ。

鈴村:ホントに良いのかい?
   じゃあ・・・

〜以上、鈴村の妄想〜



鈴村:(んふ〜、完璧なシナリオだぁ。
    よ〜し、ここはひとつ、夏海ちゃんのフリに応えるとするか・・・)
    僕ね、最近おっぱいを触ってみたいんですよ。

(夏海、足元を思い切り踏みつける。)

夏海:フリじゃねえよ!このチンカス野郎が!

鈴村:ヒッ!ご、ごめんなさぁ〜い!

ハナ:やっぱりおちんちんやおっぱいは万国共通で下ネタなのね。
   でも、その割にはチンカスは普通に言うのね・・・

井上:まっ、まぁ・・・これでお互いどんな芸風で、どんなネタをやるのかが大体わかったじゃないか。

鈴村:どこがだよ!?

井上:それで、お前たち明日どっかの企画に出るんだよな?
   その企画に俺たちも出させてくれないか?

ハナ:4人でネタをやるって事!?
   急にそんな事言われたって・・・
   第一お互いの笑いの価値観だって違うのに!

夏海:私からもお願いします!

鈴村:喜んで!

ハナ:もぅ、このバカは・・・
   明日ウケなかったら、ちんちんを笹掻きにしてやるんだから!



こうして始まった4人のネタ作りは朝まで続いた。

そして迎えた『つるかめオンエアバトル』の収録。



司会:続いての挑戦者は、「暗黒天国」!
   今回は新メンバーを加えての挑戦です!



鈴村:よし、このネタなら絶対にオンエアできる!
   後はみんなで舞台で全力を尽くすだけだ!

井上:4人で力を合わせて頑張ろうぜ!

4人:オーッ!



そしてネタが終わり、運命の計量が始まった。



司会:それでは、運命の計量を始めますが、今回挑戦していただいた「茶畑ポテトトマト」は、
   得票として得た鶴を誤って逃がしてしまった為、審査の対象外となります。
   という事で、今回は5組での軽量です!



計量が終了し、結果が発表された。



鈴村:そんな!?

井上:5位でオフエアだと・・・



鈴村:さて、反省会をしましょう。
   ネタはしっかりできていたはずだ。

ハナ:一晩で作った割には、練習もしたもんね。

井上:笑ってるお客さんだっていたよな?

夏海:とりあえず、ジャッジペーパーを見てみましょうか?



〜ジャッジペーパー〜
・男の子2人、女の子2人のグループと言う事で、誰と誰が付き合っているのかを想像していたら、ネタに集中できなかったです。

・ツッコミの女の子(ハナさんでしたっけ?)がマジで僕のタイプでした。
 今度デートしてください!

・せっかく男女混合コンビなので、もっと男の人が女の人にエッチなイタズラをするムフフフなコントが見たかったです。

・「『暗黒天国』って画数多そうだなぁ〜」と思って数えている間にネタが終わっていました。
 ちなみに36画でした。

・面白かったので、カメさんを投票しようと思ったのですが、僕の席のカメさんは干からびて死んでいたので、投票できませんでした。
 なので鶴さんを投票しようとしたら、僕の席には鶴さんではなく、焼き鳥が1本置いてありました。
 ホントにごめんなさい!焼き鳥美味しかったです!



4人:客が原因かよ!?
461/545KB

【残念ながらオンエアを逃した皆さん】

親子丼 309KB
児玉:うーん…。
鳥谷:修行に行きますか。
NOT FIX MEMBERS 273KB
本心を言えば、悔しい部分はある。でも彼なら仕方がない。
ヘルシーライフ 265KB
大黒:さて、次回に向かってがんばります。

西岡:がんばります。
超特急 253KB
えええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!

【ジャッジペーパー】(敬称略)上から、
8823 KT クリーンナップ けうけげん スルーするー あんときのナイスガイ 銀沙灘

1組目 NOT FIX MEMBERS
・ストーリーを完全に理解できないまま見終えちゃいました。
 おそらく、野球の補強についてのネタだと思うんですけど、
 この手のネタは俺みたいに「その方面は全く駄目」っていう審査員がいると点数がガクっと落ちると思うんですね。
 理解できて笑ったところは軽部のところだけだったかなあ・・・。
 大オチもコテコテ過ぎていまいちでした。(2点)

・何か、逆に試されてる気がします。如何に野球に詳しいのかをw
 はっきり言えば、何が何やらさっぱりですよ。でも、キャラの良さを最大限に活かせているんじゃないかなぁ、と思います
 ・・・・ホントにスイマセン、曖昧な表現しかできないで・・・
 ただ顔文字の使うポイントやアナウンサーの所は面白かったです(4点)

・<面白かったフレーズ>
 『C:がる………べ?
  B:………………す。』

 顔文字を使ったりするなど独特の空気感が漂ってますね・・・うーん評価しづらいです。
 設定は面白いですね。
 ただプロ野球の人的補償制度を知らないと内容が伝わりづらい気がします。
 全体を見てもラミレスジュニア、親会社のこと・・・などプロ野球をよく知らないと入り込みづらい箇所が多かったです。
 でもそこが笑い所ですもんね・・・。
 こんなことを言っては失礼かもしれませんが、このネタはオンバト企画向きじゃないと思いました。
 もうちょっと自由な雰囲気の企画に出してみてはいかがでしょうか?(3点)

・顔文字を使うようなネタはあまり好きではないのですが、このネタは上手く機能していると思います。
 雰囲気が面白く、人物名がA、B等にも関わらず、しっかりとキャラがたっていま す。
 ただ、あまりにも野球を知らない方を置いてきぼりにしすぎているかと。
 おそらくラミレスジュニアがあまり上手くない選手だということは理解出来るのですが、それを周知だという前提で進んでいっているため、少し混乱しました。
 もう少しわかりやすくなればだいぶ良くなるかなと。そして雷電さんはこのネタ書いててメチャクチャ楽しかったんだろうなと。(4点)

・野球ネタとはマニアックですね…。野球知らない人で分かる人はいるのだろうか…。
 それはさておき、『ラミレスジュニア』のチョイスはかなり面白かったので良かったと思います。
 顔文字の使い方も、自身ありげなところや無視されるところの表現法が上手でした。
 けれども、軽部アナウンサーのくだりが強引だった気がしました。
 オチにラミレスジュニアを持ってくるのも、そのネタのくだりだと強引だと思いますね…。(6点)

・自分は野球に詳しくないので、用語などは調べましたが、イマイチ面白さが伝わりませんでした。すいません。
 あとAとBの関係性が見えませんでした。BがAに対して敬語かと思えば、いきなりタメ口になるなど…。
 アナウンサーのくだりも、Aが提案したのに話に加わらずツッコむのは違和感がありますし、何より今までボケだったので不自然でした。
 オチも急すぎるかなあ、と思いました。顔文字の使い方は上手いと思います。(2点)

・やりたい放題ですね。万人ウケを捨てて自分の好きなネタをやるっていう心意気は嫌いじゃないです。
 ネタ本編ですが、しっかりとした流れが構築されていて、その中でガルベスのような小ボケを挟んでくるあたりは腕を感じました。
 ですが、これといって際立って面白いボケはなく、終始盛り上がりに欠けました。
 あとはラミレスジュニアを除く3人の立ち位置が不安定だったことも減点ポイントです。
 B・Cはボケ・ツッコミどっちでもいいと思うのですが、メインボケであるAは絶対にツッコミに回らせてはいけません。
 ましてやBとCを制止させるような。
 Aの使い方次第でまだまだ伸びる余地のあるネタだと思います。(4点)

2組目 安物鬼
・面白い!この一言に尽きます。
 まず、タイトルが「ガラスの靴」なのにシンデレラが全然登場しないってよくよく考えるとすごいですよね。
 内容も王子の気だるいテンションと執事の小気味良いツッコミと同調が笑いの輪を広げてたと思いました。
 途中急に展開が変わったりして、着いて行き切れなかったのがあったので9点にしました。(9点)

・ガラスの臭さが発覚するまでに、もう少し好意を寄せている描写を長くした方が良かったと思いますね。ちょっと展開が急になったように思います
 シンデレラのプラスポイントが一つも無いままに終わってしまい、いわゆる山場が無いように感じました
 それ以外は、ボケや言い回しなど上手い点はあったものの、シンデレラと貴族との比重にそれほど威力が無かったのも悔やまれます(5点)

・<面白かったフレーズ>
 『そりゃどっちかといったら好きだけどさー。10段階評価なら6か7だぜ。』

 ボケ、ツッコミそれぞれの質は安定してたと思います。
 「たぬき」「高飛車」などはベタだった気がしましたが、それ以外は概ね面白かったです。
 ただゴミ捨て場以降が全体的に雑になった印象を受けました。
 イマイチボケとツッコミが噛み合ってなかったり、オチまでの展開を急いだように思いました。
 後半を練り直せば満点も狙えると思います。(7点)

・キャラ設定が巧みですね。王子の萎えていく様、シンデレラのダメさ加減、執事の心の傾き。全てが見事に表現しきれていました。
 「ガラスが茶ばむ」「コーポサンシャイン城下」など、印象に残るボケも多かったです。
 欲を言えば、最初からシンデレラにいい印象が無さ過ぎたことが引っかかりました。
 どうせならシンデレラの素敵なところを思い出し、王子が葛藤する様子を描いたりしたらだいぶボケなども広がるのでは。(8点)

・童話のシンデレラのイメージとのギャップをしっかり突いていたと思います。
 ガラスの靴、携帯電話やパソコンのアドレス、カラス除けのCDなど、しっかりとギャップを突いたボケがあったので面白かったです。
 でも、そのボケの一部が王子様なのに貧乏臭いと思わせたり、
 シンデレラが貧乏では無さそうな家に住んでいるようなイメージが出てしまった部分に違和感がありました。

 後、シンデレラに対する悪口は、執事のツッコミが面白く見せていたのは良かったのですが少し弱かった気がしました。(6点)

・いい加減な王子のキャラも面白いのですが、それに負けず劣らずの執事のキャラがすごく良い味を出してました。
 『まあ私も賛成ではありますがね』や『ほんと若干』など、さらっと言う台詞がツボでした。
 でもオチがちょっと疑問に思いました。
 シンデレラの住所が彫られているにも関わらず、なんでしっかりと王子のところへ届けられたのかなあ、と思いました。(8点)

・2人の掛け合いも然ることながらシンデレラのキャラがまた分かりやすい。
 こういうセリフの無い第三者の使い方は参考にしたいです。
 ヒントや10段階評価とボケも言う事無しでしたが、惜しむらくはオチへのフリが甘かった事でしょうか。
 会話とモノローグの違いがあるとはいえ、夕食の話からいきなりガラスの靴に持っていくのは話が変わり過ぎです。
 そもそも終盤はほとんどガラスの靴自体登場してませんし。
 直前、または少し前にガラスの靴を投げ捨てるような描写があれば自然に見えます。(8点)
3組目 ヘルシーライフ
・かなり展開の早い漫才でしたね。
 リアルに見たらブロードキャストっぽいのかなあな。
 内容としては早すぎる展開とワンパターンなツッコミが続く感じがしてあんまり笑えなかったです。
 序盤の言葉違いのボケもツッコミ如何でもう少し笑いにつながると思います。
 ただ、DSのノリツッコミはおもしろかったですよ。(3点)

・うーん、惜しい箇所はあったものの、結局ベタさの残る終わりとなってしまいましたね・・・
 全体的にありきたりなボケが全体を占めちゃってるんですよね。もっと意外性のあるボケが欲しかったです
 あと、幽霊に対して、恐怖ではなく、人見知り(?)で怖がる、という設定はもっと活かせたと思うんですよね・・・
 もう少し、幽霊(役)とフレンドリーに接するやりとりとかを設けた方がいいと思います(2点)

・<面白かったフレーズ>
 『DSだけに器もコンパクト!ってバカ!』

 若干ベタな気もしましたが、形は出来ていると思います。
 ボケもいい感じのものがいくつもありました。「友ちゃん」「DS」が個人的にツボでした。
 ただまだ練り方、見せ方が粗いと思います。
 コントの導入部が分かりにくかったり、ツッコミがボケをあまり拾えて無いように思いました。
 この設定はまだまだ笑いに出来る部分もあると思うので、ボケを増やして見るのもアリだと思います。(4点)

・全体的に「浅い」と言いますか、パンチが利いてない印象を受けました。
 「一休のお願い」「そこら辺のリアリティ」などいいフレーズも多々あったのですが、大半のボケ、構成がベタだったかと。
 なぜ部屋に幽霊が出るのか追求したり、2人とも幽霊をしていない状況を活かして何かしらさせたり。
 そういういくらでも展開出来そうなポイントをスルーしまくっているのが惜しいなぁと。
 予想外な展開やフックの効いたボケがあるだけで、だいぶこのネタは化けると思います。(3点)

・一休のお願いの様なシンプルなボケ、幽霊を無視する部分、DSの部分のノリツッコミなど、ボケの構成が幅広かったので読んでいて良かったと思います。
 ボケの構成が良いのですが、友ちゃんや幽霊役の部分など、分かりづらい部分があったのは非常に勿体無い気がしました。
 なので次からはボケの構成だけでなく、ボケの分かりやすさも考えてネタを作ってみると良いと思います。(6点)

・『大黒を幽霊のいる部屋に呼ぶ』という話のテーマだったのに、大黒が幽霊役をやったら意味ないんじゃないですかね?
 なので、コントの中で『何をすれば正解(普通)』なのか分からず、ボケも素直に笑えませんでした。
 友人を幽霊に会わせて何をしたいのか分からなかったので、題材をもう少し具体的にしたほうがいいと思います。(3点)

・良くいえば安定感のある落ち着いた漫才ですが、
 とりわけインパクトのあるボケがなく構成力に見合うほどの笑いは起こりませんでした。
 幽霊役がいない、遺族といったシンプルなボケも幽霊部員のような言葉遊びボケも作れるので
 何度もテンドンさせるメインボケを決めて、しっかりとボケを練り直せば必ず面白くなるはずです。(3点)
4組目 ウルトラスーパーDX潮江軍団
・タイトルからしてすでに危ないネタだと思ってたけど、本当にそのまんまのネタで度肝を抜かれました。
 冷静になって考えると「たばこを吸う卵子」とか「イケメンの精子」っていったい何なんだ!?
 とりあえず下ネタなのかそうでないのかよくわかんないだけに審査も難しいネタでした。
 ストーリー自体は良くできていると思います。(7点)

・キャラが光っているなぁ
 ただ以前も言ったことがあるんですが、やはり矛盾性を感じずにはいられませんでしたね…
 あと水を差すようで恐縮ですが、精子はアルカリ性なら死にますが酸性にはビクともしないので、
 コーラを石鹸水に変えるなりした方がいいかもしれません(8点)

・<面白かったフレーズ>
 『あなたと、合体、したくない。』

 設定が良いですね。キャラもしっかり立ってましたし。
 オチも好きです。何かすごく深いです。(笑)
 ただ全体的にあっさりし過ぎかなと。
 悪くはないんですが、もうちょっと一つ一つの流れに深さがあれば完成度が増すと思います。
 あと何度も出てる「ジュセる」の意味を精子が知らなかったのがちょっと引っかかりました。
 それらが改善されれば満点間違いなしだと思います。(9点)

・もう設定の段階でこっちの負けです。精子と卵子を擬人化されたらもうその発想だけで点数点けざるを得ません。
 もちろん設定以外にも、「医学的根拠のない迷信」「アナタと、合体、したくない」など優秀なフレーズが多かったですし、展開もブレがありませんでした。
 ただ、あまりに精子に救いようが無さ過ぎるかと。オチの形式としてはいいのですが、読後感が良くありませんでした。
 まぁ、最後の一言がだいぶ効果的ではあるんですが。(7点)

・ネタの設定からして面白いです。ボケやツッコミのチョイスも良かったです。
 卵子の『ジュセる』や『あなたと、合体、したくない。』といった面白いフレーズが頭に残ります。
 ボケでもツッコミでもないと思われる一言(『セックスをHって言えば〜』の部分など)でも面白かった部分があったのはかなり好印象でした。
 急展開でイケメン精子が出てくる部分もグダグダにならなかったので、長文に慣れている感じがしたので勉強になりました。
 けれども、ほとんどの部分がクスクス来る笑いだったのでもう少し、大きな笑いが来る部分があれば良かったと思います。(8点)

・すごい設定ですねw
 アクエリオンとか子宮がジンジンとか面白いフレーズも多かったのですが、
 設定の割りにボケがこじんまりしていた気がします。卵子のボケがイヤな奴程度というか。
 オチでもう少し裏切って欲しかったです。(7点)

・この世には2種類の下ネタがあります。上品な下ネタと、下品な下ネタ。
 このネタは全編通して間違いなく前者です。この設定、この登場人物(?)にも関わらず全くいやらしさを感じさせません。
 キャラ作りも上手ですし、完成度が高さが窺えます。
 中盤はボケに意外性の無いものが多いので、ツッコミがもう少し頑張れば満遍なく笑えるネタになります。(9点)
5組目 QQQ
・このシュールな空気は流石、面白かったです。
 「そこにまで疑問を持つか!?」みたいな件がツボでした。
 単調なやり取りの中でここまで笑いを追求できるのはすごい!
 大オチも上手い!ただ、途中テンションに任せてるなあって思うところもあったので8点です。(8点)

・面白さの中に、哲学的理論も感じ取れました、と、無い知恵振り絞って言ってみました
 うーん、この場合は、どちらか一方だけを振り回す役に徹していた方がいいと思いますね。
 途中で役割を変えたことにより見るものに混乱を与えるを思います
 あと、設定が設定だけに、一本調子だったのが残念ですね。このやりとりでここまで広げるのは素晴らしい技術だとはお思いますが・・・
 ただオチはきれいにまとまっていて好印象でした(7点)

・<面白かったフレーズ>
 『俺の視線の鋭さは・・・中間だあああぁぁぁぁ!!!』

 いやーすごい設定ですね。バカを追求して真理に届いたみたいな。(笑)
 ただ前半は同じことの繰り返しで、笑いに繋がってない気がしました。
 後半盛り上がってきただけに残念です。
 あと、全体的に面白い空気感はあるんですがあまり伝わってきませんでした。
 実際に演じたら空気感が出て面白くなると思うんですけど・・・テキストではちょっと難しいかもしれません。(5点)

・終始テーマが一貫されており、展開に全くブレがない。
 設定にも破綻がなく、「さみぃぃぃぃぃぃ!」など、破壊力のあるフレーズも抜群。
 予想の範囲内ではあったとはいえ、キレイなオチ。
 以上を踏まえ、減点しようがないと判断させて頂きました。(10点)

・最初はどんな展開かを分かりやすく、終盤で沢山笑わせる感じのネタだったので良かったと思います。
 2人が寒いと叫ぶところでは大笑いをしました。しっかりと『ぁぁぁぁぁぁあああああああ』の部分から繋いでいたので良かったです。
 火山灰の部分では、2人の言っている事全てが笑いどころだったので笑いが止まらなかったです。
 オチでQ1が冷静に『救助隊なのか?』という部分はボケからしっかり繋いでいたので良かったです。
 けれど、唯一鋭利と鈍利のくだりが微妙な気がしました。(9点)

・後半のヤケクソになった『アレしてる』ってくだりは面白かったんですが
 それまでに笑えるポイントがほとんどありませんでした。
 もっとボケの数を〜とか言っても、この作品の雰囲気を壊しそうで、下手にアドバイスできないです。すいません。
 オチは綺麗に決まっててよかったです。(4点)


・久々に体感しましたねぇ、この独特の雰囲気。絶叫の度に笑わされました。
 「そうなんです!!」と言った直後のセリフが若干テンション下がり気味と細かい演出にも凝ってましたし。
 全体的な長さからすると、もう少しボケ始める(物事に疑念を抱き始める)タイミングを早めてもよかったかもしれません。(8点)
6組目 走馬
・俺もこんなラジオ聞いてみたい!
 かなり面白いネタでした。
 ボケが一方方向の掛け合いのないネタの良さが出てたと思います。
 ただ、ほとんどのボケが「ツッコミの間に聞き逃している」ってのが惜しかったと思います。
 早い話スカしが多すぎたんでもっと冒険したボケを入れてほしかったです。(6点)

・セリフの短いうちに改行するそのスタイルに、
 ものすごく昔の雰囲気を感じるというのは失礼でしょうか失礼ですよねスイマセンごめんなさい勘弁してください許しt(ry
 設定をうまく活かせたボケと言い回しで、かつテンポよく進められていて無駄を感じさせませんでした
 ただ、「文字だから伝わりづらい…」と(厳密にいえば57分)の箇所は一気に冷めてしまう要因となるかもしれないので、
 あまりこういった表現はしない方がいいと思いますね(7点)

・<面白かったフレーズ>
 『すいませーん、ボール取ってくださーい!くださーい…くださーい…くださーい…』

 とても楽しんでネタを書いているのが伝わってきました。
 走馬さんのツッコミ(?)が特にそれを感じさせました。
 ただ全体的にまとまりがなく、見てる人に何を伝えたいかがハッキリしていませんでした。
 ラジオと走馬さんのかけ合いもお互いの主張が強すぎて噛み合ってない気がしました。
 ボケの質は良いと思いますので、もう少しテーマを絞って書いてみたらいかがでしょうか。(5点)

・展開自体はベタなんですよ。歌が変だったり、おかしなコーナーがあったり。
 ただ、そのベタさを補ってあまりある構成。
 終始荒川河川敷という設定を活かしきり、徐々にテンションのおかしくなってくる走馬の心境を抜群に描写し、伏線回収も見事。
 ただ、そのワードセンスが仇となったの言いますか、
 「ミュウ」「ブーマー」「福子」など、無駄に言葉を凝りすぎてわかりづらくしてしまったところがあります。
 もう少し伝わりやすい言葉に置き換えるだけでだいぶ印象が変わるかと。(7点)

・様々なジャンルからのボケがあったので、読んでいて飽きが来なかったです。
 リスナーの気まぐれ加減や走馬さんのツッコミのやりとり(と言うのかはわかりませんが)が面白かったです。
 雑音のくだりも上手く、キャッチボールをしていた少年がちょこまか出てくるのは良かったと思います。
 オチは、ちゃんと放送中にチューニングを変えて爆発しているくだりを忘れていなかったのでよかったです。
 けれども、ベスト10の部分で5位からいきなり3位になるのには違和感がありました。
 後、『文字じゃ伝わらないけれど』は言っていいのかなぁと疑問が出てしまいました…。(8点)

・過激にツッコむ走馬がボケをいっそう面白くしていたと思います。
 住民からの苦情なんかも面白かったです。
 ただ、ツッコミが過激すぎてくどいかなあ、と思うところもありました。

 『短い!
 1時間だけなら大丈夫だ!
 …1番組の為に開局したのか!ガッツあるなぁ!!
 …えっ!?荒川河川敷!?外でやってんの!!??
 ガッツあるなぁ!!』

 このツッコミなんかはちょっと長く感じたし、荒川河川敷に対するリアクションもワンテンポ遅くてワザとわしさを感じました。
 先に荒川河川敷に対してツッコミを入れたほうがより自然だと思います。(7点)

・まさに正統派一人コントといった感じでした。
 チープなラジオ局、変な曲、とラジオ番組は破壊力十分だった一方、
 走馬さんのツッコミは気合いが空回りしてました。
 ラジオから聞こえる音を説明しようとするあまりに余計なことまで口走ってしまい、テンポを狂わせる場面が多々あります。
 また、野球ボールが飛んでくる、風、ヘリの音が邪魔をするといった説明して成立するボケが多かったことも関係しています。
 「ちくしょぉぉぉぉ!」「何故だぁぁぁぁ!!!」
 のようなシンプルなツッコミだけで十分面白いので下手に凝らない方がこのネタには合ってるかもしれません。(6点)
7組目 超特急
・どうしても小ぢんまりとした印象しか残んなかったです。
 レストランって設定上仕方ないのかもしれませんが、
 最初の席に案内するまでの流れや呼び出しベル、セットメニューとか、
 会計、ベタなところでしかボケがなかったように思えます。
 しかもそのボケ奇想天外ってわけでもなく、サラサラ〜って感じで終わっちゃいました。
 ボケのタイミングを変えたり、思い切って設定をぶっ飛んだものにするのもいいと思います。(2点)

・シンプルイズベストと言いますか。非常に面白かったです。淡々としたやり取りの中に散りばめられたボケにセンスを感じました
 食べる描写の粗っぽさとオチのベタさ以外は、自分からは特に言う事は無いですね(9点)

・うーん・・・基本の流れは出来てると思いますが・・・それ以外は練り直しが必要ですね。
 とりあえず話の流れから店長は蛇足ですね。終盤しか出番が無いですし、セリフも2つしかないですし。
 出したいのであればもっと話に絡ませて出番を増やしましょう。
 あとは独自性を出しましょう。
 「パンの中身はライス」など個性が出てた所もありますので、そこを伸ばしていけば点数も付くと思います。(0点)

・正直、少しビックリしました。
 以前見た超特急さんのネタは、お世辞にも面白いとは言えず、言い方は悪いですが自己満足の塊に見えたからです。
 その点、今回のネタは非常にスムーズにまとまっていました。「ごはんの中にパン」「純和風!」など、良質なフレーズもありました。
 ただ、練り不足と言いますか、意外性にかけると言いますか。
 「ファミレスで店員がおかしな接客をする」というのはかなりのテンプレだと思うんですよ。
 だから、想像の斜め上を行くほどの発想のボケやツッコミが無いと厳しいという印象があります。
 今回のネタは、どれも斜め上とまでは届かなかった印象です。
 ハンバーグを食べてる時にもかなりボケを詰めれたと思いますし、店長はいらなかった気もします。
 以上、結構書かせて頂きましたが、成長はかなり伺えました。今後、斜め上どころか真上を行くほどの成長を期待しています。(2点)

・オチの部分で店員役の田中が客役の山田に『また、来てくれますか?』と、普通に聞くよりは
 『また来てください。』にした方が自然な感じになると思いますね…、そこに引っかかりました。

 ネタの構成は前回と比べれば良くなっていると思うのですが、ネタがさっぱりしすぎた感じがしますね…。
 お煙草をお卵に変える、ボケはかなり上手かったので良かったのですが、
 トゲの部分をくだりとしてもっと上手く使いこなせる事が出来るのではないかと思います。
 ボケが小ボケだけだったのか、爆発力に欠けていたと思います。なので次からは大きなボケをネタに取り入れてみると良いと思います。
 ストーリーの構成はかなり良くなっていますので、
 ツッコミの見せ方やボケのチョイスやボケのタイプを色々使ってみると面白くなると思います。(4点)

・ボケは悪くないのですが、盛り上がりに欠けるし少し短いと思いました。
 もう少し食べるくだりでも二人のやり取りがあってもいいと思います。少し気になったのが、漬物と味噌汁のくだりです。
 和風ハンバーグだったら普通にあり得るし、そうでなくても『純和風!』とツッコムより驚きが先に来る様な気がします。
 気まぐれのボケは結構ありきたりなので、オチは変えたほうがいいかなあ、と思いました。(4点)

・テンポが良いと言えば聞こえはいいでしょうが、このネタの場合は緩急無く同じリズムでボケっぱなしだったので終始単調でした。
 もちろん、これだけボケの応酬が続くことによる笑いは生まれますが、
 ボケの第一声からその応酬が始まっているため、それもよくて中盤まで。
 ときにボケないこともボケの技術なんですよ。
 最後の店長の気まぐれコースは割といいボケでしたので、これを軸にネタを組み立てるといいでしょう。
 例えばパンとライスの選択で、今日は店長が米炊くの面倒だからパンを強制とか。(1点)
8組目 親子丼
・いやぁ〜、面白かった!
 祝日っていう設定だからネタが縛られるんじゃないかと思ったんですけど、
 そんなこともなく縦横無尽にボケを繰り出していたと思います。
 似た言葉を使うにしてもクオリティーが高いと思いました。
 「世界のアマタツ」とか、「責任転嫁」とか、「タマゴ・ボーロとか」。
 大オチがちょっと弱かったかなあって思ったので8点です。(8点)

・序盤のクイズの必要性が感じられませんでしたね・・・笑い所を作らないのであれば、すっと話題に入った方がいいと思います
 あと内容ですが、漫才と言うより、祝日の説明文に2人が茶々入れてるようにしか感じられませんでしたね
 インパクトの強い笑いが無かったというか・・・最終的に祝日の知識のみで終わってしまったように思いました(2点)

・<面白かったフレーズ>
 『旧・・・え?横から!?』

 「月曜団」うまいですね。
 ただ面白いというよりうまいが先行しちゃった感じです。
 ボケがボケというより説明になってるものが多かった気がします。
 ボケらしいボケも突拍子も無いものが多かった気がします。天達が特にそれが顕著でした。
 あと解説が無い祝日はボケが思い浮かばずにやむなく「教科書読め」などという形になった気がしてなりません。
 そこを改善すれば点も伸びると思います。(1点)

・発想自体はいいと思うんですよ。「え、横から!?」とか。ボケの意外性に関してはかなりのレベルでした。
 ただ、構成に難ありと言いますか。
 こういうネタの性質上、ボケるための説明が必要不可欠になります。その説明でだいぶとっつきにくくなってしまい、ネタに入り込めない感じを受けました。
 また、「混乱します」と言った直後に「混乱するだろ!」とツッコんでしまったり、ネタとして作りきれてない印象です。
 あと世界のアマタツとか要らなかったかと。
 しっかりとネタを構成し、見やすくするだけで、だいぶボケは活きてきます。(4点)

・文章を読んでいてかなり楽しく勉強が出来た感じがして、好印象でした。
 けれど面白いボケはあるのですが、大笑いできる部分があまり無かった気がします。
 ネタとしては好印象が持てるのですが、分かりにくいボケが少なからずもあったのはもったいない気がしました。
 天達さんのくだりやマルコポーロのくだりは面白かったのですが、成人と18歳のくだりが微妙でした。
 くだりのボケは2つくらいが丁度良いので、2回目以降の成人と18歳のくだりを違うボケに変えてみると良いと思います。
 けれど、そのボケがお気に入りでしたら違うくだりを省いてみるのはどうでしょう。
 くだりを3つにすると、2つのくだりが外れたらネタの面白みが減少してしまいますので。(6点)

・一つ一つの休日を説明していたのですが、それほどボケもなく次へ行ってしまうのでボケが単発で終わっていたと思います。
 天達の天丼もハマりませんでした。
 序盤に出てきた元旦は面白かったので、もう少し休日を限定して、一つ一つを深く掘り下げていったらもっと面白くなると思います。(3点)

・着眼点が面白く、太陽の昇り方、月曜団など印象に残るボケも多かったです。
 月曜団も2度目以降はボケとして使っていないと考えると、このような一発限りのボケはどれも高水準でした。
 しかし18歳と20歳の抗争、天達は初見こそかなり笑えるものでしたが、
 2度目以降はまったく笑えませんでした。もう少し出し方を工夫してみると違ってくると思います。
 あと、「鳥谷:ブンガー!!」は本来「ブンカー!!」のつもりだったのでしょうか…?
 でないとあまりに脈絡の無いボケになってしまうので。(6点)
9組目 灯風
・最初の1泊2日っていう発言でなんとなくストーリーが予測出来ちゃいました。
 「修行」っていう名の「旅行」に行く話みたいな。
 内容自体は悪くなかったです。
 「青かったのはお前の顔」っていうツッコミが特に面白かったです。
 もっと大オチがズバッと決まってればなあ。(5点)

・一瞬ネタ名だけで修学旅行と勘違いしてました。仕方ないね
 旅行を修行と置き換える、その置き換え具合が絶妙で、すべてにハマりました
 回想を語っているのに「ポイ」という表現に矛盾を感じたのは事実ですが、それ以外は文句なしです(10点)

・<面白かったフレーズ>
 『ってか1泊2日って言い方だとなんか旅行みたいだぞ。』

 こちらも設定が良いですね。うまいこと修行っぽい感じになってましたし。
 あとオチも好きです。ナオさん、優しいですね。(笑)
 ただ満点を付けるにはボケの破壊力が物足りなかったです。
 勝負内容がショボいものというのも読めてしまいましたし。
 うまくまとまってるのもいいですが、この出来なら少し壊してみるのも良いと思います。(7点)

・修業と旅行を上手く掛け合わせたわかりやすいネタで、終始楽しめました。バスツアーのあたりからエンジンがかかってきたと思います。
 ただ、出だしが多少残念です。「なんのための修行」なのか明記していないため、イマイチ乗り切れずに始まった印象です。
 後々の「腕相撲」という伏線に繋がる部分ではあるのですが、
 「お前に勝つために修行に行ってくる!」などと付けるだけでだいぶ伝わりやすくなると思います。
 また、何も言ってないのにゴウが修行について語り出したのにも違和感がありました。
 その分、中盤はもう言うことなしなのですが。(8点)

・ゴウのカッコよく感じる発言からいきなりダサくなる部分がどれも当たりまみれで外れが全然無かったと思います。
 ゴウの言葉のチョイスや行動、ナオのツッコミが分かりやすくて良かったです。
 終盤の腕相撲のくだりは、ちゃんと旅行に関するボケが入っていたので違和感が無くてよかったです。
 全体的に悪くなかったのですが、大笑いできるボケが無かった気がしたので大笑いできるボケを付け足してみると満点になると思います。(9点)

・上手く旅行を修行っぽく言い換えていて面白かったです。ツッコミもあきれてる感じで良い温度差でした。
 ただボケがワンパターンだったので変化も欲しかったです。
 オチはナオの飽きれ具合が良い味出してました。
 ちょっとどうでもいいですが、鐘はどんなお土産なのか気になります。(8点)

・置き換えコントっていうんですかね、こういうの…?
 1泊2日に始まり、バス・温泉での戦いに笑い、夕食のくだりは大爆笑。
 特に指摘するところもありません。(10点)
10組目 暗黒天国
・ネタの本筋よりもちょっとした小ボケが際立ってて面白かったです。
 「鶴亀オンエアバトル」って!すっげえ見てみたい!
 個人的には「茶畑ポテトトマト」のネタもみたいです。
 ただ4人も出てきてるから井上のキャラが弱くなってたと思います。
 あと、あんなに堂々とおちんちんって言っちゃうのもいろんな意味ですごいと思いました。(7点)

・ストーリー仕込みの練られた展開で非常に見やすくて面白かったです
 ただ、ここまで来たら4人がどんなネタをしたのか、短くてもいいんで、見せて欲しかったですね
 そして何故夏海さんは「フリ」だというのを察知したのかも疑問が残りました(7点)

・<面白かったフレーズ>
 『お前のちんちんをオフエアにしてやろうか!?』

 暗黒天国さんにしては下ネタが控えめな気がしましたが、それでも暗黒天国さんらしさが出てて良かったです。
 女の子キャラが臆することなく下ネタを言う所が特に。(笑)
 ただ前半は平行世界の説明に終始してしまいボケが少なかった印象を受けました。
 あとジャジペで落とさずにもう一展開欲しかったです。
 それ以外は問題無かったと思うので、そこが改善されればより良くなると思います。(7点)

・「お前のちんちんをオフエアにしてやろうか!?」
 アホやないですか。もうアホやないですか。相変わらずフレーズの力がハンパないですね。
 「井上:じゃあ、ダーリン」「二人の間でもう価値観がズレている」など、ワードの破壊力はかなりもものでした。
 ただ、構成がぶつ切りと言いますが、まとまってない印象を受けました。
 「井上と夏海が現れる→平行世界での価値観の違いを見せる→ジャッジペーパー」と、展開がガラリと変わりすぎてしまった感じです。
 また、井上と夏海がなんで世界を渡れるのかとか、つるかめオンエアバトルの仕組みとか、外枠の違和感がだいぶありました。
 気にならないと言ったらそうなのですが、その辺を整理することでだいぶわかりやすくなると思います。(6点)

・4人のキャラがしっかりと練られており、4人の個性がちゃんと生かせていて良かったです。
 下ネタに嫌らしさが全然無く、たとえに関するボケ、インパクトのあるボケなど、
 ボケの種類が沢山あったので読んでいて飽きが全然来ませんでした。それに対するツッコミも上手でした、
 妄想の部分やジャッジペーパーの部分のちゃんと面白く作られており、最初から最後まで笑いが止まりませんでした。
 全体的に悪いところが無かったと思います。(10点)

・ネタ本番までは面白かったんですけど、オチがちょっと期待ハズレでした。
 何かしら向こうの二人が原因になるのかと思ったら、全員でツッコミを入れるというのはあまりにも唐突でした。
 『文化の違い』のくだりをもっと深く掘り下げればもっと面白くなると思います。(7点)

・この世には2種類の下ネタがあります。上品な下ネタと、下品な下ネタ。
 このネタは全編通して間違いなく後者です。途中の妄想とか思春期丸出しじゃないっすか。
 マンガチックなコントだったので大変読みやすく、ぶつ切り構成の助けになってました。
 「拳銃とマリファナは合法?」も結構ツボにきました。
 しかし妄想以降は先が読めやすい展開とずば抜けて質の高いボケが皆無だったことが仇になって
 終盤で盛り上がることなく終わりました。(7点)

【第262回結果表】 平均KB 392.2KB
ユニット名KBOA率BR
灯風51316/17
ウルトラスーパーDX潮江軍団4939/10
安物鬼46122/26
QQQ46114/20
暗黒天国4617/11
走馬4331/1
親子丼3090/2
NOT FIX MEMBERS2732/4
ヘルシーライフ2652/13
超特急2530/2
灯風が17回目の挑戦にして初の500越え。
ウルトラスーパーDX潮江軍団、安物鬼、暗黒天国とC大会組が順当に勝利。
QQQは連敗を2で止めた。走馬は高得点で初挑戦初オンエア。
上位6組と他4組がクッキリ分かれた回だった。