第258回 青沢オンエアバトル

市河:以上で計量は終わりました。
    オンエアされる上位3組の発表です!

ディオシス  (2位)
3連勝!


ファンタジスタ  (2位)
7連敗脱出!


20th Century Boys  (1位)
リベンジ成功!


碓氷:難関を突破した皆さんの熱演をご覧いただきましょう!

20th Century Boys   (7/9)
コント/社内定例本会議
遠藤:うひょひょ!オンエアだ!
犬山:こうやって連チャンすると、トークが面倒くさいんだよね
遠藤:ネタはテキトーなんだけどね
そのトークが今回は『無い』ということでね。今期2勝目!20th CenturyBoys!

犬山:はい、わが「つきゆびおもちゃカンパニー」2008年度の冬の定例会議がやってまいりました。
この会議で上半期のわが社の業績が決まるといっても過言ではありません。
では、2008年度冬の定例会議をはじめましょう。社長より、一言お願いします。

遠藤:あーどうもどうも。つきゆびおもちゃカンパニー現代表取締役の遠藤だ。
会議を始める前に、我が社のモットーをまず、皆さんに再確認していただきたい。

子供には、安全で素晴らしいオモチャを!
大人には・・・・・・まあそれはそれで素晴らしいオモチャをね!(半笑い)

ていうワケでそれを考えた上で会議をしていきましょう。
いきなりだが諸君に考えてもらいたい。
我々一般サラリーマンは毎日冬も夏も同じ格好で同じ電車に揺られ会社の歯車となって人生が終わる。
犬山君…虚しくないか?

犬山:え?う〜ん・・・まあ・・・。

遠藤:これじゃ地球は守れない。

犬山:は?

遠藤:これじゃあ、地球は守れないといってるんだ。

犬山:あの、我々サラリーマンが地球を守るという心配をするのはどうかと思うのですが・・・。

遠藤:何を言ってるんだ犬山君。考えてみろ。アフリカでは毎日餓死して行く子供は絶えず
核戦争やらなんやらで地球はとても平和とは言えない。今のアメリカを見てみろ。
サブプライムローンやらなんやらで今地球の事を考えられる状況ではないだろう。
となれば今地球の事を守るのは第2の産業国家といわれた我が日本が
地球を背負って立つべきなんじゃないのか!?

犬山:まあ。そんな気もしないではないですけど、一体どうやって何から守るんですか?

遠藤:おお!それだ!今回の会議はそれについてゆっくり話し合おう!

犬山:ええ!?会社方針は話し合わないんですか?

遠藤:馬鹿言っちゃいけないよ!犬山君!地球が守れなかったら
会社の業績どころじゃないでしょ!?今一番大切なのは業績よりも防衛でしょ!?

犬山:地球防衛なら政治家とか自衛隊に任せればいいじゃないですか。

遠藤:あのなあ!君!今の政治家を見てみろ!自分の国一つ変えられてないじゃないか!
そんな国が地球を守れると思うか!?新造だ!今の新造を見てみろ。
・・・だめだと思うだろ?(メガネを外す)

社員A:そうだ新造を見ろ

犬山:晋三じゃないんですか?

遠藤:我々サラリーマンがいざというときに強いのだ!
管理はできるが勝負に弱い政治家には任せておられん。
・・・・・・だったら俺達が動く(メガネを外す)

社員A:そうだそうだ!!!

犬山:・・・・・・・・・。

遠藤:君はそれともあれかね?この日本国がこのまま亡国として滅びていく様を見たいかね?

犬山:・・・・・・いや・・・見たくないです。

遠藤:そうだろう。なら、今こそ日本国民として我らが世界に、いや宇宙に向けて考え、
そして闘っていく時期ではないのかね!!?
・・・・・・機は熟したんだよ?(メガネを外す)

犬山:お前何個メガネしてんだよ!さっきっからちょいちょい決めゼリフの所で外しやがって。

遠藤:・・・じゃあ、犬山君。会議を開始するよ!

犬山:勝手にして下さい。

遠藤:う〜ん、じゃあまず何が地球を攻めてくるかが問題だ。犬山君、一体何が攻めてくると思うかね。

犬山:さあ、・・・地底人とかですか?

遠藤:君ね、今どき地底人はないでしょ。

社員A:そうですよ。犬山さんには失望しました。

遠藤:そうだよ。彼は時代が70年代だ。君はなんだと思うかね。

社員A:う〜〜ん・・・金星人とかですね。

遠藤:それだ!金星から来る!

犬山:金星に宇宙人なんかいるんですか?

遠藤:そりゃ地球にいるんだから金星にだっているでしょ

犬山:いるわけないでしょ?いたら今はもうNASAとかが発見してますって。

遠藤:・・・なんだね君は。さっきからゴチャゴチャうるさいね。
君はあれか、スパイか?

犬山:はあ?

社員A:そうだ!犬山課長は産業スパイだ!

犬山:は?馬鹿じゃないですか?そんなわけないでしょ?

遠藤:いや、スパイだ!一体誰に雇われた?言え!どこの幹部だ!?言え!お前は何ボンドだ!!?

犬山:何ボンドってジェームズ・ボンドしかないじゃないですか

社員A:ちょっと待ってください!社長!これはすでに金星人の罠なのでは!?

遠藤:は!そうだよ!この犬山は洗脳されてるんだ!

犬山:あの、俺は洗脳されてるんですか?

遠藤:そうだ!きっとこいつの頭にはすでにマイクロチップが埋め込まれてるぞ!

犬山:マ…それ古いっスね。

遠藤:よし!!電話だ!警察に電話だ!

犬山:はあ?

遠藤:それとNASAに連絡をとれ!今から桜金造さんに金星に飛んでもらおう!

社員A:はい!

犬山:金造は飛ばないよ?だから無理ですって!金星には行けませんよ。

遠藤:なんでだ!?

犬山:金星は非常に高温のため降りることはできないんです。ガスとかあるし。
大体そんな住みづらい所に生物なんか生まれてくるわけないんですよ。
だから金星には宇宙人はいません。

遠藤:そうなの?ちょっとまってよ!警察に連絡しちゃってるぞ?

犬山:でも警察も相手にしないでしょ。

社員A:大変だ!社長大変だ!電話したんだけど「明日は雨」としか言いません!

遠藤:なに?やっぱ金星人の罠なんだ!

犬山:それ「177」じゃないですか。あのねえ。いっときますけどあなたたちより絶対僕の方が
地球防衛軍に向いてると思いますよ。

遠藤:なんだと?もう1回言ってみろ!(スーツを脱ぎ、キレイにたたむ) 

犬山:僕の方が地球を守れるって言ってるんです!

遠藤:何を言うか!俺は地球防衛軍に向いてるぞ!
何せ俺は毎年日テレの24時間テレビは24時間ずっと寝ないで欠かさず観てる。

犬山:それは単にヒマなだけでしょ?

遠藤:なにをいうか!俺はこのテレビを観て感動して「地球を守らねば!」と言う気持ちにさらされるんだ! 

犬山:・・・・・・じゃあ俺もあえて言わせてもらいますけど俺は未だにパンツにヒーローモノの柄がついてます。

遠藤:あ!それはポイントが高いぞ!(Yシャツを脱ぎ、キレイにたたむ)

犬山:あとカレーはいつも「ウルトラマンカレー」しか食べてません。

遠藤:ぐぐ!!そ・・・それはポイントが高い・・・・(ズボンを脱ぎ、キレイにたたむ)
てかウルトラマンカレーなんかあるのか?

犬山:あと僕はいつもニュース番組しか見ていません。

社員A:・・・それはなんか違いますよね。

遠藤:ああ、違う違う(ズボンを履く)

犬山:えええ!!??なんで!?

遠藤:今までのは、全部ヒーローと関連したりしてただろ?今のは何の関連もないもん。
ただお前がニュース好きなだけだろ?(Yシャツを着る)

犬山:でも、そういう世界情勢を知るということが、地球を守れるということになりませんか?
今の情勢を知らないで地球を守れるとは思えません。まずは知ることが重要だと思うのですが・・・?

遠藤:た・・・たしかにその通りかもしれん。何も言い返せない・・・(Yシャツを脱ぎ、キレイにたたむ)

犬山:さっきからアンタ何やってんの??自分に不利になったら脱いで有利だと着て!!

遠藤:ああ、寒い・・・。

犬山:着ろ!!もういいでしょ?早く普通の会議しましょうよ。

遠藤:・・・そうしようか。
あ!ちょっと待て!危うく引っかかる所だった!
これもお前を洗脳した金星人の罠だったんだな!
こうやって話題をそらそうとしたな!!?危ない危ない。

犬山:よくあなた社長になったな。

おしまい
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ディオシス   (6/7)
漫才/灰皿
城下:受かりました!
カミ:心配でしたー!!うひょー!!
自己最低もしっかりオンエア。3連戦を3連勝で閉めた!ディオシス!

城下:どうも〜、こんにちは。ディオシスと申します。

カミ:おい、おい、ちょっといいか?

城下:何さ?

カミ:お前だったらな、灰皿をどう使う?

城下:…いや、言ってる意味がわからないですけども。

カミ:灰皿をどう使うかって聞いてんでしょうが!

城下:いやいや、普通にたばこ吸った時に…

カミ:違うわ!家に帰ったらテーブルの上にじゃがいも、人参、豚肉、カレールー、そして深めの灰皿があった時じゃ!!

城下:使い道無いがな!灰皿で煮込めとでも?!

カミ:ほぉ〜、灰皿で煮込んじゃう?ハハハ。

城下:いや、笑うなよ!

カミ:煮込めるとでも思ってんの?

城下:灰皿が煮込み料理には不向きなの知ってますけど!じゃあお前はどう使うの?

カミ:具材が1cm角になるまで叩く。

城下:包丁使えよ!1cmに凝縮しちゃうだろ全てが!

カミ:凝縮させた具材たちを繋げて合体カレーロボ!!

城下:にはならんよ!カレーを作れや素直に!

カミ:あとこんな時どうする?

城下:何?

カミ:痴漢で捕まって駅員と2人で警察が来るのを待ってる時。

城下:いや、どうって殴らせたいのか!灰皿で!

カミ:へぇ〜、殴っちゃうんだぁ。

城下:いや、そう言わせたいんだろ!

カミ:警察の方ー!?ちょっとー!

城下:呼ぶなよ!実際何もやってねぇだろ!

カミ:最低だなお前は。ホントに。

城下:じゃあお前だったらどう使うんだよ。

カミ:殴るよ。躊躇なく。

城下:もっと最低じゃねぇか!

カミ:駅員が1cm角になるまで殴り続けるよ俺は。

城下:ならんわ!おっかないなお前は!

カミ:駅員全員を1cm角にして繋げて合体駅員ロボ!!

城下:ならんてだから!猟奇的過ぎるわ!

カミ:あとな、こんな時どう使う?

城下:どんな時だよ。

カミ:雪山で遭難してしまった時。

城下:今までで一番使い道ねぇわ!

カミ:俺は雪山を1cm角になるまで叩く。

城下:何千年計画だ!

カミ:で、その1cm角になった雪山を雪合戦してる小学生に思いっくそぶつける。

城下:何の恨みがあってそんなことを!

カミ:顔えぐれろ!!

城下:すごいスピードでぶつけるなお前は!

カミ:合体小学生の顔に雪山ロボ!!

城下:ドッキングしねぇよ!そして何でお前はロボにしたがる!

カミ:このように灰皿はホントに便利なんですよ。

城下:便利ではねぇだろ。

カミ:これからは灰皿の時代が来ますよ。間違いなく。

城下:100%無いですよ。来ませんよ。

カミ:追々、灰皿アニメなんて出来ると思いますよ。

城下:灰皿アニメ?

カミ:「灰皿くん」

城下:えらい時代に逆行したタイトルだな!

カミ:灰皿くん、灰皿くん。

   何だい?灰皿ちゃん。

城下:勝手に始めんのかほんで。

カミ:私、やっぱり灰皿くんのこと好きなの!

   灰皿ちゃん…

   私…灰皿くんと別れてからいろんな人と付き合った。

城下:何だこれ。

カミ:たばこくんにライターくん、メンソールくんにリモコンくん。

城下:1人別ジャンルだ!

カミ:でもやっぱり…灰皿くんのことが忘れられないの!

   灰皿ちゃん…僕もね、灰皿ちゃんと別れてからいろんな人と付き合ったよ。

   えっ…。

   深田恭子、長谷川京子、内田恭子、叶恭子。

城下:"きょうこ"に対して幅広すぎるプレイボーイだな!

カミ:浜口京子。

城下:残念な"きょうこ"だ!

カミ:スケバン恐子。

城下:あー、それ男だ!

カミ:岩崎恭子に小泉今日子、遠山景織子にリモコンちゃん。

城下:何でお前も別ジャンル攻めてんだ!

カミ:でもやっぱり一番"きょうこ"だったのは灰皿ちゃんだって気付いた。

城下:…いや、全く意味がわからん。

カミ:やり直そう、灰皿ちゃん!

   ええ、灰皿くん!

   アハハハハ!

   アハハハハ!

城下:超つまんねぇ。

カミ:アハハハハ!

   アハハハハ!…ね〜え、灰皿くん。

   何?

   試してみても…いいよ。

   …うん。じゃあ行くよ。

城下:何かエロそうな展開!

カミ:……………カナヅチでドーン!!

   ガシャーン!!パリーン!!ぎゃあぁぁぁぁぁ!!

城下:全然エロくなかった!!

カミ:灰皿ちゃん…全然"強固"じゃないじゃないか!!

城下:うーわ、なんてひどいオチ!!

カミ:チャンチャン。

城下:いや、チャンチャンじゃねぇわお前!!

カミ:何が?!

城下:何だこの30行弱の茶番劇はよぉ!

カミ:いや、最後まで聞けって!

城下:えぇ??

カミ:次回、新番組「灰皿戦隊カタインジャー」!!

城下:いや、またロボじゃねぇか!最終的に何が言いたいんだよお前は!

カミ:楠田枝里子はロボ。

城下:灰皿関係ねぇじゃねぇか!もういいよ!
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ファンタジスタ   (1/8)
漫才/サッカーの実況
森川「いやー、ようやく勝ったね。」
坂本「内心また落ちるんじゃないかってビクビクしてました・・・。」
またひとり、7連敗戦士が現れました。8期に期株のホープ!ファンタジスタ!

森川:どうも、ファンタジスタです!!

坂本:あのさー、俺めっちゃ実況やりたいんだけど。

森川:何すかいきなり。

坂本:昨日キャベツを千切りしてたらふと思ったんだよ。
   俺、「実況の才能あるかも。」って。

森川:あーそう。でも実況って結構難しいよ?

坂本:大丈夫だって。

森川:じゃあやってみなよ。




坂本:さーいよいよW杯の決勝、日本対ブラジル戦が始まります!!
   実況は私、毎日骨太でお送りします!!

森川:名前名前!!もうちょっとちゃんとした名前つけようよ!!
   実況に骨太とか何のメリットもないじゃん。

坂本:そして今日の解説はあの鈴木さんです。 

森川:誰!?

坂本:鈴木さんは今日のためにわざわざシアトルから駆けつけてくれました。

森川:サッカーなのにイチロー呼んじゃったの!?

坂本:今日の試合、どういった展開になると思われますか?鈴木さん。

森川:ややこしいから鈴木さんって呼ぶのやめようよ。

イチロー:えー、サッカーは詳しくないのでちょっと・・・

森川:そりゃそうなるよ。

坂本:・・・だったら帰ってください!!金払ってるんですよこっちは!!

森川:えぇ!?何で逆ギレ!?呼ぶから悪いんじゃん・・・。

坂本:それではスタメンの発表です。
   日本代表、ブラジル代表ともに選手の数が11人のようです。

森川:それがサッカーなんだよ。

坂本:日本代表は、
   GK 川口
   DF 中澤、闘莉王 内田 安田
   MF 遠藤 中村 稲本 鈴木
   FW 田中 毎日骨太      です。

森川:なんでお前が入ってんだよ!!

坂本:ブラジル代表は、
     うわ、カタカナじゃないから全然読めねぇよ・・・
     ・・・11人のブラジル人ですね。

森川:適当すぎだろ!!

坂本:主審は釣りに行ってるので5分ほど遅れます。

森川:行っちゃだめでしょ!!大事な決勝だよ!?

坂本:釣ってきた魚は視聴者プレゼントにしますので
   みなさんどしどし応募しちゃってくださいね。

森川:いいからちゃんと審判やろうよ!!

坂本:さー日本のブックオフで試合が始まりました!!

森川:キックオフだよ!!
   ブックオフで試合したら迷惑でしょうが。

坂本:日本が若干押していますね。ブラジルにとっては我慢の時間帯です。

森川:やれるならちゃんと最初からやろうよ・・・。

坂本:・・・おーっと日本チャンス!!キーパーと1対1です!!
   しかも相手のキーパーはジャンプを読むのに夢中になっている!!

森川:何で今読んじゃうの!!

坂本:今週はワンピースが面白すぎるので仕方ありません!!

森川:仕方なくねぇよ!!

坂本:ちなみに今週は合併号です!!

森川:知らねぇよ!!

坂本:枠に転がせばゴール確実です・・・あーっと信じられない!!

森川:何?

坂本:ゴール前で日本選手たちが鍋を始めてしまいました!!

森川:何で鍋しちゃうんだよ!!

坂本:どうやらちゃんこ鍋のようです。この寒い時期にはぴったりだ!!

森川:そんなとこ実況しなくていいから!!

坂本:ちなみに私はかに鍋のほうが好きです!!

森川:だから知らねぇから!!

坂本:さーそしてここで日本は選手交代です。
     中盤のMFの中村に代えて鍋奉行の佐藤が入ります。

森川:なんでそんなやついるんだよ!!

坂本:目にも留まらぬ速さで具を取り分けています!!
     これが世界レベルのプレーだ!!

森川:そんなんに世界レベルとかないから!!

坂本:あーっとここでようやく審判がきました!!

森川:やっときたのかよ・・・。

坂本:右手に大きなマグロを持っています!!

森川:ちょっと行ってきて釣れる魚じゃないでしょ!!

坂本:そして鍋にまるごと入れた!!今日はマグロ鍋だ!!

森川:何一緒になってやってんだよ!!審判なんだからちゃんと注意しようよ!!

坂本:しかしやはり鍋をやっていた日本選手たちにはカードが出されそうです。
   ・・・あーっと!!ブックオフのポイントカードだ!!

森川:ブックオフはもういいから!!

坂本:田中がブックオフに行ってしまったので、
     日本はこれからの時間を10人で戦わなければなりません!!

森川:行っちゃうのかよ!!

坂本:数的優位のブラジルが攻める!!日本凌ぎきれるか!!
     ・・・・来週につづく

森川:つづくとかねぇよ!!試合続いてんだろ!!

坂本:・・・さて、ここで視聴者クイズです!!
   この後試合はどうなるでしょう??
   
     1、	日本が勝つ
     2、	ブラジルが勝つ
     3、	鍋による両チームの交流


森川:鍋しなくていいから!!

坂本:鍋には世界を平和にする力があります!!

森川:そんな自身げに言われても・・・

坂本:正解を選んだ方の中から抽選で3名に土鍋をプレゼントします!!

森川:どんだけ鍋好きなんだよ!!

坂本:・・・・おーっと!!ここでキーパーがジャンプを読み終えました!!

森川:まだ読んでたの!?

坂本:早く来週号をみたいという気持ちが抑えられないようです!!

森川:そんなん知らねぇよ!!

坂本:しかし今週は合併号だ!!これはきつい!!

森川:どう考えても決勝の方が大事だろ!!

坂本:そしてついにブラジルの選手たちも鍋の輪の中に入りました!!

森川:もうめちゃくちゃだな・・・

坂本:素晴らしい国際交流です!!
   これが鍋です!!
   鍋 is wonderful!!
   もうこうしてはいられません!!私も輪の中に入ってきます!!


森川:おい!!何やってんだよ!!お前全然実況できてねぇじゃんかよ。

坂本:でも鍋の良さは伝わっただろ?

森川:もういいよ!!

二人:ありがとうございました!!
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【敗者コメント】
サークルブレイン 305KB
桜井:来期また頑張ります。
加藤:来期は4勝します!
blue violet 233KB
青田:衝動敗北ってやつですね。

柴田:そうですね。
シャドーウォリアーズ 141KB
やっぱりね

【ジャッジペーパー】  上から、BOMB、ギャラえん、先風、8823、銀沙灘(敬称略)
1組目 ディオシス
・んんー!?
 なんか随分と自由奔放に進められた感じが。
 ロボが3つ全て不発な気がするんですがどうでしょう。
 ジェスチャーかなんかでロボの過程を説明すれば幾らかマシになる気はしますが、いずれにせよ唐突だし、その後の発展も無し。
 まぁオチで少し触れた感じはありましたが、浮いてしまっているかなと思いました。
 灰皿アニメのくだりはなかなか面白かったんですけれども。(6点)

・導入部の「カレーロボ」は面白かったのですが、それ以降の「○○ロボ」のしつこい天丼は逆効果な印象がしました。
 さらに、「きょうこ」「リモコンちゃん」のようなボケが結構よかったのに
 「30行弱の茶番劇」のような前フリも無い唐突なメタネタで興ざめさせられるなどいいボケをさらに広げようとして
 逆に殺してしまうような部分が多々あって非常に惜しいネタだと思いました。(3点)

・ぶっ飛んじゃってますね。ネタを作る時にどこから捻出するのか、っていうのを考えさせてくれた作品でした。参考になりました。
 灰皿から捻出できるっていう事例はすごいと思います。
 浜口京子さんを「残念」と表現する私的で失礼な判断が不快だったのと
 灰皿くんと灰皿ちゃんのやりとりが、どっちが発言してるかが
 明示的じゃない部分をもう少し工夫できたんじゃないかな、というところで
 やや減点させていただきました。(8点)

・灰皿とロボが上手くつながってない気がしました。
 1cmのボケも引っ張ったわりには笑えなかったです。
 あと、灰皿アニメのくだりも読みにくかったです。
 例えば
 カミ:灰皿くん、灰皿くん。

    何だい?灰皿ちゃん。
 とか、誰が喋ってるのか良くわかんなかったので、かぎ括弧とか使って分かりやすくまとめた方が良いと思いました。(1点)

・1cm角、殴る、きょうこなどボケやフレーズの破壊力はとてつもないのに
 それを上手く生かせてなかったのが惜しまれます。
 前半のカレー、駅員は上手いこといきましたが、雪山は駅員のくだりとほぼ同じパターンだったせいでいくらか損してます。
 「何千年計画だ!」のような雪山を生かしたボケ・ツッコミをもっと増やした方がよろしいかと。
 オチももうちょっと他にあったと思います。笑えはしましたが、あまりに…。(7点)
2組目 blue violet
・んー…最後までサンタのキャラというか人物像が浮かんでこなかったです。
 独特な設定なだけにそれを確実に読み手に伝えないと、読み手を突き放すことになっちゃいますし。
 多少説明口調臭くても自分だったらサンタの現状やトナカイとの関係をハッキリさせます。
 まずボスとは誰なのか(どういう役割を担っているか)、そしてリクナビでヒットしてどうしてベテランのサンタが選ばれたのか、
 名義が神であるとはどういうことか、そして神名義であるとどうして不利益になるのか。
 序盤でここまで疑問点が残っちゃうと盛り返すのは至難の業かと。(1点)

・こういうネタ、僕は好きですよw
 「未経験者大歓迎」とか「涼宮ハルヒ」に対するツッコミ方とかがお気に入りです。
 サンタのキャラが憎めない感じで好印象ですが、ちょっとばかりパンチが足りないという部分もあるので
 もっと大きなボケをひとつふたつ増やすといいネタになりそうです。(8点)

・今年「も」クリスマスにプレゼントを届けに行くベテラン、という設定なのに
 今さらクリスマスのイメージが崩れるもないでしょう、と
 序盤で発言の構成に矛盾が生じてしまっていますね。
 引きこもりを解消する道具が何で本なのか、トナカイが疑問を持ってるのに
 最初「それはいいですね」って言ってる矛盾もありますね。
 窓から入る際の「はやくやってはやくおわらそう」の「はやい」は
 「速い」ではなく「早い」ですね。
 最後、この話が本当にto be continuedなのかも不明ですね。
 続く、で締める意味があったんでしょうか。
 やりたいネタの構想というかプロットは確立されているのに、
 それを表現するための個々の発言の精度が低いんじゃないでしょうか、
 きつい言い方でごめんなさい。
 推敲する時にこれらのおかしな点は解決できるものだと思います。(3点)

・ダブルボケの色が強かったですね。
 その割にはトナカイのキャラが立ってないと思います。
 もっとクールでサバサバしたキャラのほうがサンタのヘタレぶりとの対比が面白くなったと思います。
 あと、最後の[to be continued]の終わり方はあんまり良い感じじゃないですね。
 1本のネタとして審査をつけてるんで、ちょっと汚いと思いました。(2点)

・うーん、設定にだいぶ無理が生じてるせいでなんだかぎこちないコントになってしまってました。
 サンタが神、なのに派遣社員。この時点で疑問が現われました。
 普通に窓際落ちこぼれサンタと中堅トナカイという設定で展開すればよかったんじゃないかと思います。
 その場その場の思いつきで進めるように見えたので、一旦全体を通して読んでみると間違いに気づくと思います。
 プレゼントを決める会話の雰囲気はいい感じなのでここをネタの中心にするといいかもしれません。(2点)
3組目 ファンタジスタ
・イチロー:えー、サッカーは詳しくないのでちょっと・・・
 ↓
 イチロー(坂本):えー、サッカーは詳しくないのでちょっと・・・
 漫才なんでこうしときましょ。
 パッと思いついた感想がボケが唐突過ぎるものが多すぎるということ。
 アクセント程度なら別に構わないと思うんですけれどもここまで多いと何て言うか、もうどういう展開でもアリになっちゃいますよね。
 自分的に唐突に感じたボケを列挙すると、
 キャベツの千切り、主審が釣り、視聴者プレゼント・クイズ、キーパーがジャンプに夢中、鍋関係全て、といったところでしょうか。
 これらのボケを再利用されても笑いにはつながらないかと。
 ぶっちゃけ別にサッカーの漫才でなくても良いような気がしました。
 ボケる演者を変えればどういう設定でも書けそうというか。
 例えば主審を指揮者に、日本チームを演奏者にすればオーケストラの設定でもこれはできるんじゃないかなぁ。あくまで一例ですけど。
 ブックオフみたいなサッカーならではのボケがもっと欲しいところです。
 基本的な書き方なんかは上手いだけに非常に悔やまれます。(3点)

・「毎日骨太」「ジャンプを読み終えました」のようなセンスを感じさせるボケは多々あっただけに
 ツッコミの技量不足や構成の甘さなどが浮き彫りになっている感じです。
 とにかくボケようという心情が先走っているせいか「イチロー」「11人のブラジル人」のような悪い意味でベタなボケをそのまま挿入してしまって
 さらにネタ全体の印象が悪くなってしまっているのも残念なところですね。
 もう少し推敲してみると化けるネタだと思います。(2点)

・「キャベツの千切りしてたら」の部分はスルーで良かったんでしょうか?
 フレーズで笑わせるだけだったらやらないほうがいいというか
 あさましさを感じるというか・・・。
 そこから先は面白かったです。正統派の展開、という印象でした。
 しかし、それだけにインパクトの強いボケ、というのがなかったような、
 読み終わってから思い返しても印象に薄かったというか。
 確実に面白かったと思いますが、もう一越え欲しかったな、と。(7点)

・最初の4、5行の千切りのくだりと本ネタのツッコミのキャラの違いが浮いちゃってますね。
 本ネタ自体は面白いと思います。
 特にブックオフのボケが単発で終わんないでポイントカードのボケにつながってるのも良かったです。
 ただ、もう少しブラジル代表のGKが目立っても良いと思いました。(6点)

・スピード感、そして勢いのあるいい漫才でした。実況ネタではスピード感は大切な要素だと思います。
 骨太、ブックオフとそれなりにパンチのあるボケも繰り出されてます。
 しかしオチのためとはいえ終盤は鍋ボケを押し過ぎかな、と。
 鍋奉行の佐藤や対戦国がブラジルというのを生かすようなボケも入れて鍋の密度を薄めるとほどよき感じになります。
 オチに結び付けるために最初のキャベツを千切りは白菜を千切るとかダシをとるとか
 それとなく鍋に関係するものの方がまとまります。(7点)
4組目 シャドーウォリアーズ
・まぁ笑わずに読み終わったわけですが。
 なんか凄く内容の薄いネタだと思いました。
 短かった、っていうのも一因なんでしょうけれども、それ以上に気になったのがボケの目新しさの無さ。
 ウコンのCM以外のボケって何かしらのネタで1度以上は目にしてるボケばっかなんですよね。
 まぁ簡単に言ってしまえばベタでした、ということなんですけれども。
 勿論基本に忠実に作っていくことも大切なんですけれども。
 流れはこんな感じで良いと思うんですけれども……でもボケは不味いなぁ。自分色を出して欲しいというか。抽象的かな?
 無個性に感じられたんで二人にキャラをつけてみるのはどうでしょ?参考にするならリリコミンストレルショーさんのネタとか。(1点)

・「玉遊び」のくだりのようにいい感じの部分もありましたが、全体的にまだまだこれからという印象でした。
 ネタそのものが短くて、これから発展できる部分も全部殺してしまっているので
 あと10行から15行ほど長いネタを作ってみるといいかと思います。(1点)

・まず「〜」が全く効果的じゃないというのが率直な意見で、
 間延びしているだけに見えてしまって文体としてしまりがなくなっています。
 それだけで全体の空気が澱んでいるようなんですよ。
 面白そうなところすら面白くなくなってる効果が出てるんですね。
 あとは二人の会話が下手、というかですね。
 それをそのまま声に出して読むと、舞台としては考えられないほどの
 大根役者になるんですよ。やりとりを文章化する、というのはそんなに
 簡単な事ではないですからね。
 プロットはしっかり確立されてますので、もう少しだと思います。(1点)

・ネタ自体が短いのに加えて、内容もちょっと弱い気がしました。
 あと、窓ガラスが割れたくだりで先生と校長が出てきたところで誰が誰だかよくわかんなくなっちゃいました。
 台詞の前に喋る人の頭文字とか入れたら分かりやすくなると思います。
 ボケ数も増やせば面白いネタになると思います。(2点)

・内容がどうのこうの以前に漫才の基本からですね。
 まず「〜」の多用。ゆるい雰囲気を出したいネタならともかく、
 こういう勢いのある漫才では使わないのが鉄則です。なんだか間抜けに見えちゃいますからね。
 次に心理描写。これはよく見る演出ではありますが、おそらくどれもコントのはずです。
 「漫才をしているという設定のコント」ならこれ使っても問題ないのですが、
 やはり普通の漫才ならしゃべりで説明して欲しいところです。
 そして最後は口調。標準語だったかと思えば急に関西弁になったりとまちまちです。
 関西弁の方がしっくりくるツッコミというのもたまにありますが、だからといってこんな頻繁に口調は変えるものではありません。
 他にも書きたいことはありますが、まずはこの3点に気をつけてください。(1点)
5組目 サークルブレイン
・マツコデラックスを上手く使ってますね。
 彼女をネクストバッターサークルに置いたらさらに面白い展開が作れそうな気がしました。
 ただ他がなぁ…。
 決して減点するようなものは無いんですが、プラスに捉えられるようなボケも無かったです。(6点)

・ボケに対するかぶせ方が悪く、ネタそのものの勢いが失われてしまっているのが惜しいところです。
 あと、「マツコデラックス」はそんなに天丼できるほど面白いものでもないと思います。
 構成の仕方は中々いいと思ったので、ただ闇雲にボケるだけでなくそれを如何に操れるかがカギかと。(2点)

・基準点を5点として、加算と減算を繰り返した結果の採点です。
 「番組の罰ゲーム的なノリ」という展開と「ナイル川前ヒット」が
 好きなんですが、その他がちょっと食傷気味のボケばかりだったかな、
 という感じでした。やや真新しさが感じられなかったなと。
 起承転結が非常にきれいな漫才だと思います。
 この機軸の書き方は大変勉強になるのではないか、と思いました。(4点)

・全体的に言い間違えのボケが多かった気がします。
 ただ、それ以外のボケの質は高かったと思います。
 中盤のマツコデラックスが記録を作りそうなくだりは面白かったですね。
 あと、大オチのあっけなさが良い意味で裏切られたのが良かったです。(7点)

・〜前ヒットのボケは外れがないですね。「家に帰れました」のボケには巧さもあります。
 逆にウグイス嬢のボケは順番を入れ替えたり言葉をもじっただけであまり印象に残るようなものがありませんでした。
 売り子の応援は後で使えそうなボケなのに一発で終わらせるのはもったいないです。
 尻上がりな構成がベストですが、それがムリならせめて盛り下がりの少ない構成がいいです。(5点)
6組目 20th Century Boys
・このネタ作った時にはまだ首相は安陪晋三だったのでしょうか。
 今はもう既に福田を飛ばし、マスコミからナメられまくっている麻生になっているという悲しい時の流れ。
 で、審査に入りますが、括弧内の行動のボケがとにかく強いと思いました。
 1回1回でツボに入った感じっす。
 画を想像しやすいんですよね。それは文章力の賜でしょうか。
 問題はそれ以外のボケがほぼヒットしなかったということ。117はクスッときたけど。
 彼らの会話でもうちょい笑わせて欲しかったですね。(8点)

・「お前は何ボンドだ!!?」「ウルトラマンカレー」といったフレーズの一つ一つがツボでしたw
 遠藤のキャラがとても面白かったです。こういうキャラ先導のネタにはピッタリですね。
 ただ「晋三」というのが一瞬「誰?」と思ってしまい、そこで一旦勢いが止まってしまったのは惜しいと思いました。
 おそらく「安倍晋三」のことだとは思いますが…。(9点)

・爆発的に上手いボケがあった、というだけでもう上位点数で良いと思います。
 細かい部分で見ると不自然な部分があったりしてますが
 (社長の身分に対しての慇懃無礼なツッコミに対する違和感など)、
 メガネを外すポイントと服を着脱する展開は面白いです。
 新造の部分とか「何ボンドだ」のところとか、ちょっとレベルの下がった
 ボケがあったりしてるところが少し残念ですね。
 そろそろ「何○○だ!」「××しか入らないだろ」っていうのは
 飽きてきた頃じゃないですか。みんなやってるし・・・。
 特に高評価なのは、序盤で作り上げた空気感を、社長が維持し続けた点です。(8点)

・ボケのばかばかしさが面白かったです。
 一つ一つの台詞はもちろん、眼鏡を何個もかけてたり、服を脱いだり着たりする動作が良かったと思います。
 ただ、社員Aがちょっと目立ちすぎな気がします。
 二人のみの会話でそれを表現し切れればすばらしいと思います。(8点)

・メガネを外すといい、スーツやYシャツの着脱といい、
 ここまでト書きを有効活用してるネタは初めて見ました。なんか新しいですね。
 しかしそのト書き部分以外はあまりパッとしませんでした。
 地球防衛とかスパイとか会話の論点がおかしいだけで、会話の中で見られる小ボケはどれも弱くインパクトに欠けます。
 話術による笑いを重視するとバランスよくなるかと思います。(7点)

【第258回結果表】 平均KB 294.3KB
グループ名KBOA率BL
20th Century Boys4537/9
ディオシス3176/7
ファンタジスタ3171/8
サークルブレイン3051/11
blue violet2330/2
シャドーウォリアーズ1410/1
20th Century Boysが450を越えて一人勝ち。
ディオシスは3連勝、ファンタジスタは遂に初オンエア。
サークルブレインは1点に泣いた。