第253回 青沢オンエアバトル

市河:以上で計量は終わりました。
    オンエアされる上位3組の発表です!

楓 米吉  (2位)
今期3勝達成!


有機丸アポロ  (3位)
底上げ成功!


東京クラッチ  (1位)
無傷の4連勝!


碓氷:難関を突破した皆さんの熱演をご覧いただきましょう!

東京クラッチ   (4/4)
コント/正義の肖像
松岡:正義の味方もそんなに楽じゃないんですよ。

石田:だ、そうです。どうぞ!
ドラえもんにそんな話がありましたね>正義の味方は楽じゃない 2度目の1位通過!東京クラッチ!

松岡:私の名前は松岡。しかしこれは地球上の仮の名前だ。
   そしてこの体も地球の人間の姿を真似しているに過ぎない。
   そう、私の正体は、はるか遠い銀河の向こうにあるN−915i星団からやってきた
   正義の使者・変身超人クラッチマンなのだ!







石田:・・・で、転職先を探しにいらっしゃった、ということで間違いございませんね?

松岡:だぁって。地球、怪人とか怪獣とか全然出ないんだもん。

石田:ええ、私もこれまでにそういう被害が出たと言う話は聞いた事がありません。
   それに、そういった方が実在する事も今日初めて知りました。

松岡:俺ずっとヒマじゃん。テレビでニュースとか見てると、毎週必ず何かしらの怪人とか怪獣が
   現れては、同業者のやつらが退治してるんだよ。俺も出撃できるのに。

石田:あー・・・多分それニュース番組ではなく特撮番組ですね。
   同業者に見えるのは本当は同業者じゃないですし怪人とかニセなので安心していいですよ。

松岡:誰か悪い奴紹介してよ。できれば世界征服を企んでたり、
   人間の出した産業廃棄物や環境汚染から生み出された恐竜タイプのがいいんだけど。

石田:すいません、ちょっと私にはそういう特殊な感じの知り合いはいないんですよね。

松岡:そうだ。コンパやろうよ。地球防衛軍5:怪獣5くらいで。

石田:いえ、ですから、怪獣の人脈を作成するスキルが私にないですし、
   仲良くなっちゃうと、いざ倒さなきゃならない時に情がうつって大変だと思いますよ?

松岡:まあ、だから仕方ないから転職しようと思って。斡旋してよ。
   地球防衛軍とか中途採用募集してない?

石田:さっきも言おうとしたんですけど、そもそも地球防衛軍って実在しないんですよ。
   とりあえず、松岡さんにピッタリの

松岡:松岡は地球上の仮の名前だ。
   そしてこの体も地球の人間の姿を真似しているに過ぎない。
   そう、私の正体は、はるか遠い銀河の向こ

石田:めんどくせぇですね。どうしてもそう呼ばれたいのですか?

松岡:それはそうだろう。何せ私は変身超人クラッチマンなのだからな!

石田:そうですか、失礼しました。それでは、
   松岡という地球上の仮の名前でこの体も地球の人間の姿を真似しているに過ぎない
   変身超人クラッチマンさんのお持ちになられた経歴書の確認から
   させていただきたいと思うのですが。

松岡:うむ、それでいい。続けてくれたまえ。

石田:ではまずですね、松岡という地球上の仮の名前でこの体も地球の人間の姿を
   真似しているに過ぎない変身超人クラッチマンさんの経歴書についていくつか
   問題点がありましたので、まずはそこの修正からしたいと思います。

松岡:・・・そうか。何か間違っている部分があったか。

石田:ええ、そうですね。松岡という地球上の仮の名前でこの体も地球の人間の姿を
   真似しているに過ぎない変身超人クラッチマンさんの経歴上どうしても不都合な部分等
   ございますので、私が質問をしますので、松岡という地球上の仮の名前でこの体も
   地球の人間の姿を真似しているに過ぎない変身超人クラッチマンさんは
   それにお答えいただきたいと思います。
   あ、もし万が一、松岡という地球上の仮の名前でこの体も地球の人間の姿を真

松岡:・・・ごめん。「松岡」でいいです。

石田:ですよね。では今後は「松岡」さんということで続けさせていただきます。
   えーと、そうですね。まず「前職」の欄に「正義の味方」とか書かれている件なんですが、
   なんかもうバッチリ痛い人な印象になるので、「自営業」に変えていいでしょうか?

松岡:ちょっと待ちたまえ。正義の味方を目の前にして
   「お前は自営業だ」っていうのは横暴ではないかね?

石田:あ、「痛い人」ってところは特に何もお感じにならない、と。
   それよりまず職歴に「正義の味方」と書かれた私のほうが横暴さを感じているのですが、
   自営業ではないとしたら、誰かから派遣されて正義の味方をやられていた、
   ということでよろしいですね?

松岡:ん、まあ、そういうことになるな。
   ・・・んむぐぅ貴様!その辺の事は私の星ではトップシークレットになっているので
   詮索はやめよ!

石田:「んむぐぅ」て。大丈夫です。そんなつもりは毛頭ございません。
   では、派遣社員ということでよろしいでしょうか?

松岡:いや別に契約的なものがあって地球にやってきたわけではないのだが。

石田:では、どなたから派遣されたかお伺いしてよろしいですか?

松岡:はっはっは、それは何を隠そう、クラッチの父である!

石田:ああ、ウルトラの父的なアレですね。それは松岡さんのお父様ということでよろしいですか?

松岡:その通りである!私の一族はエリート正義の味方なのだぞ!

石田:お父様は今も正義の味方をやられてるのですか?

松岡:いや、父はもう引退している。今、変身超人クラッチマンをやっているのは私だけだ!

石田:じゃあやっぱり「自営業」で差し支えないですね。

松岡:・・・あ、ほんとだ。でも「正義の味方」から「自営業」ってなんか落差ねえ?

石田:大丈夫です。「正義の味方」というスタート地点が間違っていただけです。
   次に本籍の欄なんですが・・・。

松岡:変身超人クラッチマンははるか遠い銀河の向こうにあるN−915i星団からやってきた正義の使

石田:はい、あの、それさっき聞きました。
   そんなDoCoMoの端末みたいな星団ちょっと不安になりますね。

松岡:説明しよう!N−915i星団の「N」は「納戸婆」の頭文字なのだ!

石田:何ではるか遠い銀河の星団の頭文字が西日本の妖怪の名前からつけられたのかがわかりませんが、
   ちょっとここも痛い空気がありますので「岡山県」でいいですか?

松岡:え。だって、はるか遠い銀河なのに岡山県ってギャップあるじゃん。

石田:納戸婆の伝承は岡山県で広く伝えられてるので、それでいいかと思いましたが。

松岡:あ!じゃあ、納戸婆やめる!
   説明しよう!N−915i星団の「N」は「入道坊主」の頭文字なのだ!

石田:何で妖怪の頭文字にこだわるのか、という部分の説明の方が欲しいところなのですが。
   ・・・入道坊主なら岩手県ですね。

松岡:よし!岩手はちょっと銀河っぽいよね!

石田:申し訳ございません、微塵も賛同できなくて。
   次に特技について教えていただきたいのですが。

松岡:書いてあるではないか!悪を倒す事である!

石田:それ地球上の実績がなさすぎて使えないんですよ。もっと具体的になりませんか?

松岡:巨大化である!

石田:おおっと・・・具体的になったのに抽象的だ・・・。
   巨大化は大体どれくらいの大きさになれますか。

松岡:説明しよう!変身超人クラッチマンの巨大化は最大でだいたい196センチまで大きくなるのだ!

石田:ああ・・・まあ、大きいですね、確かに。
   ちょっと当方の想像とはスケール的に違いましたけども。
   それで怪獣とか怪人がやっつけられるんですか?

松岡:それはわからないよ。だって地球って全然怪獣とか出てこないんだもん。
   地球に怪獣が出たらどれくらいの大きさなのか情報ないしさあ。
   東京タワーくらいなのか、富士山くらいなのか。

石田:そうですね、個人的な意見を申しますと、「196センチ VS 3776メートル」の戦いは
   非常に興味がありますが、もし出現しても挑まないことをおすすめしますね。
   失礼ですが、過去に怪獣の類と戦った経験などは・・・?

松岡:地球じゃないところでだったらあるよ。・・・そう、あれはまだ火星に高度な文明が

石田:その話、長くなります?

松岡:かいつまもう。グワー、ズバーッ、ブバーン。

石田:すいません、かいつまみすぎててほとんど把握できませんでしたので、
   普通に話して頂いて結構です。

松岡:その時俺は火星にある空き地の砂場でお城を作って遊んでいた。

石田:変身超人思いっきりヒマそうですね。他にすることなかったんですか?

松岡:あの当時他にやることがあるとしたら、
   火星を襲っていた時空妖怪アムベベを退治することくらいだったなあ。

石田:あるじゃないですか、すること。
   何でそんな重要そうな案件より砂場のお城の方が優先度が上位なんですか?

松岡:だって二条城の廊下をウグイス張りにするところまで完成してたんだよ?

石田:おっ。砂でそこまで再現できる技術があなたにはもったいないですね。。
   ・・・その時に地底怪獣が?時空妖怪アムベベが現在進行形で襲っていたのに、
   さらに現れたんですか。火星も災難でしたね。

松岡:そう。地底怪獣がグワーって現れて。

石田:ああ、さっきのかいつまんだ時の擬音はそこで出てくるんですね。

松岡:で、俺ズバーッって逃げて。

石田:また当方の想像と違う展開だ。びっくりするくらい勢いよく逃げましたね、また。

松岡:そしたら例のアレがブバーンってなって。

石田:ちょっと今の会話のどこに「例のアレ」の要素が出てきたか分からなかったんですが、
   結局かいつまんだ時と情報量がほとんど変わらなかったですね。

松岡:で、結局そのまま火星は例のアレのブバーンのせいで生物の住めない星になっちゃったから、
   俺も砂場のお城をあきらめて帰ったんだよね。そんとき俺、超号泣。

石田:なるほど、二度とそんなことで泣かないって約束してほしいと思いました。
   ・・・特技は他にありませんか?

松岡:あとはないなあ。

石田:変身超人なのに変身は特技に出てこないんですね。

松岡:人には得意なものと不得意なものがあるじゃん。
   そういう人の弱みをえぐるような発言はいかがなもんかね、人として。嫌われるよ?

石田:大変失礼致しました。今すっごくあなたの事ぶちたいです。
   ・・・いや、変身超人って名乗っておいて変身が不得意だと、
   ちょっとなんかこういろいろ「なにこいつ」的な感じがしたものですから・・・。

松岡:唯一、三条実美にだったら完璧に変身できるよ。

石田:すいません、どこのどいつですか。

松岡:二代総理大臣黒田清隆が辞任したあと、ちょっとだけ代理で総理大臣をやった人だよ。

石田:その変身はどういう時に役に立つんでしょうか?

松岡:・・・もう一回黒田清隆が総理大臣を辞任したときじゃない?

石田:なるほど、とりあえず黒田清隆にまず一度全盛期の形で生き返ってもらうのが難しそうなので、
   話を戻しますね。
   再就職の際に資格があると非常に有利なのですが、何か資格をお持ちではありませんか?

松岡:「エ゛ア゛ッ゛!3級」かな。

石田:え、あのウルトラ的な掛け声って資格が必要だったんですか?

松岡:当たり前じゃん。資格もナシに「エ゛ア゛ッ゛」とか
   「タ゛ア゛ッ゛」とか「ジ゛ェア゛ッ゛」とか言ったら
   警察に逮捕されるよ。懲役15年か1000万円以上の罰金だよ。

石田:オトナゲないくらい重罪ですね。
   恥ずかしながら私、昨日ふざけてお風呂場でやっちゃいましたよ。

松岡:昨日でしょ?じゃあ時効だよ。

石田:もう重いんだか軽いんだか。

松岡:あ、あと「イー!1級」も持ってるよ。

石田:それ初期仮面ライダーの敵方の掛け声じゃないですか。
   正義の味方がそっちの資格とってどうするんですか。

松岡:正義の味方として、よりよい掛け声ができるようにっていう努力じゃないか。

石田:でも「エ゛ア゛ッ゛!」が3級なのに「イー!」が1級なのはまずいでしょ。
   敵方の掛け声のほうが明らかに上級資格ですよね。

松岡:でも資格があると非常に有利なんでしょ?

石田:申し訳ございません、想定の範囲外でした。これらの資格で有利になる就職先が思いつきません。
   運転免許関連の資格はございませんか?

松岡:「3号機運転免許」ならあるよ。

石田:恐れ入ります、何の3号機でしょうか。

松岡:え、知らない?テレビにもよく出てるよ。
  「ヤー!」とか「どうぞどうぞ」とか「くるりんぱ」が持ちネタの。

石田:あ、失礼しました。存じております。
   ダチョウ倶楽部の3人を「1号機、2号機、3号機」と呼んでる人は初めてなもので。

松岡:3号機は操縦が難しいんだぜ?
   「どうぞどうぞ」を出すコマンドは、→→→→→→→→→→→→→→→+パンチボタンだからね。

石田:それコマンド入力するとどんどん前に進んじゃいますよね。

松岡:そうだよ。芸人って、ネタやるときどんどん舞台の前に出てくるじゃん。

石田:この世の芸人さんみんなコマンド入力で動いてたんですか。
   ・・・すいませんが、その、さっきからチカチカ光ってる豆電球消してもらっていいですか?
   気が散るので。

松岡:おっ。カラータイマーが光ってたか。

石田:いえ、どう見ても豆電球・・・まあ、言うのは勝手だし、いいか・・・。

松岡:すまんが、次回予告をやるので少々お時間頂きたい。

石田:えっ、次回予告って正義の味方が自前でやってたんですか。番組側とかじゃなく?

松岡:次週の変身超人クラッチマンは、「炸裂!極悪店員にクラッチマンキック100連発!」

石田:それ私の事だったら承知しませんからね。

松岡:じゃ、来週も絶対相談にのってくれよな!

石田:あぁ、やっぱ来るんですか、来週も・・・。
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楓 米吉   (7/9)
コント/伝説の剣
笑いって何だ
挑戦前コメ・勝者コメ・敗者コメ。全部コレです。連勝再開!楓 米吉!

ついに見つけたぞ、伝説の剣・エクスカリバー・・・

思えばここまで長かった・・・

18歳になった晩、母さんから「お前はその昔、勇者に選ばれた」と言われてからというもの、
この暗黒に蝕まれた世界を救うためにエクスカリバーを目指して冒険してきた。
そして、その時に手渡された勇者の証でもあるこのメダル・・・
僕はこれを見た途端にこの絶望に包まれた世界を救わなければという義務感に襲われ、親に黙って旅に出た・・・
きっとこれは勇者の血を引く者の持ちうる義務感なのだろう・・・

冒険に出た僕は、時にはモンスターと戦い・・・
不思議な老人に出会い・・・
小人の村にも訪れた・・・

しかし、その旅も今ここで終わる・・・
エクスカリバーを抜くんだ!
いくぞ!

ふんぬぅぅぅぅぅぅぅ!














ぬ、抜けない・・・
何故だ・・・
何故だ!
勇者が来た、伝説の剣と出会った、抜けるだろ!冒険物の定番だろ!



まてよ・・・
冒険物の定番・・・

呪文だ。
呪文が必要なんだよ。
しかし呪文なんか知らない・・・
まてよ・・・冒険物の定番!佳境に近づいたらよく聞く台詞!
「その呪文なら、すでにお主の心の中にあるはずじゃ」
これだ!
つまり勇者の血を引く俺は、潜在的にこの呪文を知っている・・・血の記憶だ・・・

よし、集中しろ・・・
この聖剣を前にして浮かんだ言葉こそが呪文だ・・・


よし、いくぞ!




『タッカラプト ポッポルンガ プピリットパロ』

ふんぬぅぅぅぅぅぅぅ!

抜けないっ!
駄目だ!抜けるワケない!
頭にパっと浮かんだ呪文って、これナメック星のドラゴンボールからポルンガ呼び出す呪文だもん!
人間の聖剣がナメック語の呪文で出るわけないわな!


何が呪文だよ!何が勇者の血の記憶だよ!何が「お主の心の中にあるはずじゃ」だよ!


・・・待てよ
・・・「あるはずじゃ」
老人だ。
老人だよ!いつか出会った不思議な老人!
アノ人が教えてくれた呪文、あれがこの伝説の聖剣を抜くのに必要な呪文だったに違いない!
今こそあの呪文を唱える時なんだ!

よし、今度こそいくぞ・・・・・



『パ ル プ ン テ』

・・・やはり剣には何も変化がないか・・・
・・・いや、待てよ・・・
これは・・・
力が・・・
力が沸いて来る!
そうか、この呪文を唱えることにより力が沸く、そしてこの力こそが剣を抜くための力なんだ!
いくぞ!
ふんぬぅぅぅぅぅぅぅぅ!



抜けないっ!ボケっ!ボケ老人っ!
何がパルプンテだよ!これドラクエでお馴染みの何が起こるかわからない呪文じゃねぇか!
よく考えたら力が沸くのもパルプンテの効果の一つだし!


落ち着けー、落ち着くんだー、剣は抜ける、俺には勇者の証がある、本物の勇者なのだからー。
そうだ!小人!小人の村!小人の村のことを思い出す!これでいこう!

『キャッ☆キャッ☆ 勇者、キャッ☆キャッ☆』
ふんぬっ!よしっ!無理っ!
抜けるわけねぇだろ!呪文でもない!また小人ども随分楽しそうだな!
一瞬でも抜こうとしただけ俺よくやった!

クソッ!
俺はこの暗黒と絶望に満ちた世界を救わなければならないのだ!
なのに、なのに、こんなところで・・・
俺は・・・
俺は・・・
俺はーーーー!


「♪ぜったい君が好ーきだよー」

ピッ

もしもし?

あぁ!?お袋!?なんだよ!
俺は今忙しいんだよ!
え?18歳にもなって何やってるのかわかってんのかって?
わかってるよ!
大学受験を蹴って、暗黒と絶望の100年に一度の大不況に沈む世界を救うために伝説の剣を抜きに来てんだよ!
予備校!?ボケが!
暗黒と絶望の世界で東進衛星予備校になんぼ程の意味があんだよ!

だから「良いから帰って来い」って、こっちには勇者の血と責任があんだよ!
世界中の希望がこの若い勇者の肩にドンとのしかかっt・・・・

え?
俺は勇者じゃない?

何を言ってんだよ!母さんが言い出したことじゃないか!
それにこの勇者のメダルだって本物だって母さんが言ってたじゃないか。

え!?東京ディズニーランドのシンデレラ城ミステリーツアーでの話だったの!?
ホントだ!よく見たらメダルにTOKYO DISNEY LANDって書いてある!自分はずかしっ!
なんだー、そういう事なら家に帰ってこのメダルを大事にしまうかー。
もうミステリーツアーも終わって貴重な品だもんなー。



・・・いや、やっぱり母さんは嘘をついてるね!
いいか、俺はな、ここに来るまでに不思議な老人に出会ってるんだよ!
呪文を教えてもらってるんだよ!
屁ほどにも役にたたなかったけどな!
どうだ、この事実は!?

その老人はウチのお爺ちゃん!
そういえば最近ドラクエ5DSを買ったとか抜かしてたな!あのボケ!
そうだ!それで俺じいちゃんに「パルプンテってどうすれば覚えるの?」って聞かれたんだった!
ルラフェンの村に行けって言った!
それかミニデーモンを仲間にしてレベル上げしたら覚えるって教えた!
ただの祖父と孫の会話だった!自分はずかしっ!


まてよ、パルプンテだよ!
パルプンテで実際に力が溜ったんだよ!
あれは何だったんだよ!?

気のせいっ!
そういえば昔からよく思い込み激しいって笑われたっけ!自分はずかしっ!


じゃあ小人の村は!?あれは実在しただろ!?

幼稚園っ!
どおりでキャッ☆キャッ☆騒いでた!
むしろ一番ノリが良かった!
いや、ノリ良いの通り越してバカにされてた!自分はずかしっ!

じゃあモンスターは!?
森の仲間たち!動物愛護団体ごめんなさい!

じゃあこの鎧は!?
ドンキホーテで買った!激安の殿堂!

じゃあ薬草は!?
雑草!
大学受験を蹴って、雑草かたてに無意味な大冒険!
これがホントの道草食いだね!
やかましいよ自分っ!
もう母さんなんか、嫌いだーー!

ピッ


クソ・・・
僕が今までしたことはまったくの無意味だったなんて・・・
この就職難の時代になんて無駄足を・・・
このままじゃ大学にも入れやしない・・・
どうしたらいいんだ・・・


そうだ・・・この100年に一度の暗黒の時代・・・
今の僕がやるべきことは、これだ!







もしもし、東進衛星予備校さんでしょうか?通いたいんですけども今からでも大学受験間に合いますでしょか?
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有機丸アポロ   (4/4)
漫才/レトロに乗って
遠山:やりました、メチャクチャ頑張りました!
出雲:ずっと前傾姿勢で漫才した甲斐がありました。
遠山:イエーイ、腰痛めるー。
腰を痛めるといろいろつらいですよ。4連勝!有機丸アポロ!

遠山:どうも、有機丸アポロです。            
出雲:こんにちは、笑うせぇるすまんです。    
遠山:嘘をつくな。お前に心のスキマを埋める力は無い。              
出雲:トーーーーン!!
遠山:ドーンだよ。濁点取っちゃったらなんか画材のセールスマンみたいじゃん。
出雲:まあそれはさておき、お前に話があるから、ちょっと聞きあぐねてくれない? 
遠山:いや、普通に聞くよ。何で一回聞くかどうか判断に困らないといけないんだよ。
出雲:じゃあ話すけど、今まで色んなブームがあったよな。            
遠山:あったな。現在お笑いブームでもあるし、ちょっと前には落語ブームもあったな。
出雲:あとブームブームな。                  
遠山:うん、それはなかった。てか、何それ?  
出雲:THE BOOMのブームだよ。                
遠山:THE BOOMは確かに流行ったけれどもそんなめんどくさい俗称はついてなかったよ!        
出雲:だからブームブームを再燃させるよ。ブームブーム再ブームだよ。
遠山:ややこしい!具体的には何すんだよ。    
出雲:まず国家を「島唄」に変更。            
遠山:国家レベル!?ちと大規模すぎねえか!?
出雲:服装も沖縄っぽく年中アロハシャツに限定。冬場などコート等を羽織った者は厳重処罰を下す。                  
遠山:もうそれブームの域じゃねえよ!宗教による独裁国家だよ!      
出雲:将来の夢を聞かれた場合、必ず「風になりたい」と答えること。  
遠山:くだんねえよ!そんな極端なブーム問題だらけだろ!            
出雲:でも年中アロハだから、風にはなれなくても風邪にはなれるよ。  
遠山:くだんねえって言ってんだろ!!小学生のダジャレじゃねえかそんなもん! 
出雲:それでみんな風邪ひいちゃって歌うわけよ。「しまーったよ風邪になりー  咳とともにー  熱が出たよー♪」    
遠山:変な替え歌歌うな!意外と余裕だなおい!
出雲:「しまーったよ風邪辛いー  届けておくれー  私を医者にー♪」  
遠山:うるせえ!!駄目だよそんなブーム!流行ったのはTHE BOOMじゃなくて風邪じゃねえか! 
出雲:………「何一つ上手いーことー  言えなかったこの男ー♪」      
遠山:言っただろ上手いこと!すべった感じは伝わったが!            
出雲:「おもしーろくーないー♪」            
遠山:うるせえ!!   
出雲:「おもしー(おもしー)おもしーろくぅーないぃぃー♪」            
遠山:コーラスまで入れてんじゃねえ!!もうブームブームの話はやめだ、他の話しよう。
出雲:他な、だったらさ、昭和ブームってのがあっただろ。            
遠山:あったな。昭和をテーマにした映画が流行ったりな。            
出雲:「オールヌード」とかな。               
遠山:オールウェイズだよ。ただのポルノ映画じゃねえか。            
出雲:それが流行ったみたいに、これからどんどんブームがレトロになっていくと思うんさ。特に流行りに敏感な若い女性にね。ヤングウーメンにね。          
遠山:ヤングウーメンに関してはあえて触れないが、レトロになっていくって……具体的にはなんだよ。                
出雲:例えば戦時中ブーム。                  
遠山:戦時中って……どゆこと!?            
出雲:まあ基本服装は防災頭巾ともんぺ。髪型はおかっぱだな。        
遠山:戦時中っぽい!でもダサいんじゃねえ?  
出雲:だから可愛らしさを出すために、もんぺにはハム太郎のプリント。
遠山:逆に違和感あるよ。                    
出雲:ハム太郎が戦火の中リボンちゃんの亡骸抱えて泣きながら叫んでるやつ。
遠山:怖いわ!!それ見た子供泣きじゃくるぞ!?                    
出雲:バックプリントにはメッセージね。「こんな戦争が生むものなんて、何ひとつ無いのだ!」
遠山:ハム太郎が叫ぶべきセリフじゃねえよ!  
出雲:あと携帯のストラップ竹槍。            
遠山:危ないしデカい!もはや携帯がストラップみたいじゃねえか!    
出雲:満員電車の時は槍を避けたり抑えたり。必然的に槍が窓とかからはみ出しちゃって、電車を外から見てる人からしたら毛虫みたいでちょっと愉快。
遠山:全然愉快じゃねえよ!まさに走る凶器じゃねえか!              
出雲:でも痴漢は減るよ。触ろうものなら突き刺されるから。触らなくても電車が揺れれば、否が応でも誰か刺さるが。
遠山:痴漢以上の被害が出てるじゃねえか!嫌だろそんな惨状!所詮一過性のブームの分際で人命犠牲にしちゃダメだろ!! 
出雲:遠山、戦争というものは理不尽なものなんだ。                  
遠山:もっともチックなこと言ってんじゃねえ!
出雲:でもどんどん遡るよ。平安ブームとか。  
遠山:平安!?        
出雲:まず、基本服装は十二単。              
遠山:動きづらいだろ!!絶対街中で転倒者続出するぞ!              
出雲:an・anとかのファッション雑誌でも十二単特集が組まれんの。「この秋、八枚目の着物を迷彩柄にするのがお洒落上級者!」       
遠山:そんなところこだわられても見えねえから!                    
出雲:ちなみにモデルは全員平安美人。
遠山:しもぶくれなの!?嫌だわ、俺そんな急激な美的感覚の変化に絶対ついていけねえわ。
出雲:男の方もしもぶくれが人気でな、「まぐわりたい殿方番付」ってあるだろ。 
遠山:「抱かれたい男ランキング」か!?      
出雲:彦摩呂が殿堂入り。しもぶくれだし名前平安っぽいしね。        
遠山:褒めてんのか!?褒めてねえよな!?    
出雲:投票者の意見としては、「あのやんごとなき輪郭といい、全てにおいて癒やされるのでございまする。(十七歳・女学生 )」                   
遠山:目を覚ませよ!ブームに踊らされんなよ!!                    
出雲:「彼の子孫をたくさん繁殖させたいでちゅわ。(二歳くらい・洋風小鼠)」
遠山:リボンちゃんが投票してるぞ!?        
出雲:「風になりたい。(二十五歳・職場淑女)」   
遠山:ブームブームのなごりが混ざってる!あと職場淑女ってOLか!?メチャクチャだろ!!  
出雲:遠山、平安というものは理不尽なものなんだ。     
遠山:いやいや、それはそうだと思わん!      
出雲:よし、のってきたね、もっと遡るよ!!  
遠山:もっとって……まさか邪馬台国、いや、原始人か!?            
出雲:いや、類人猿。  
遠山:………すげえ、俺の予想の先を行きやがった………悪い意味で………。
出雲:正確に言えば先じゃなく昔を行ってんだけどね。                
遠山:やかましいわ!!大体類人猿って、平たく言えば猿だろうが!!ヤングウーメン猿ブームってなんだ!             
出雲:………ヤングウーメン………?          
遠山:お前が使った言葉だろ!何だその初耳感!
出雲:意外と気に入ってたんじゃん。          
遠山:うるせえ!!思いのほか響きが好みだったんだよ!んなことより、猿ブームがどういうことか言えや!
出雲:まず、基本服装は全裸。                
遠山:その時点でもう無理だ!日本、変態国家と化すじゃねえか!      
出雲:まさにオールヌード。                  
遠山:黙れ!!        
出雲:何でも生で食い、木から木へと飛び移り、全ての発言は「ウキ」のみ。
遠山:それもう猿ブームじゃねえよ!完全なる猿への退化だよ!         
出雲:an・anもuki・ukiになって、全裸のファッションモデルがバンバン載って。
遠山:ファッション雑誌じゃねえよそんなもん!酷く低俗なエロ本だよ!!
出雲:「子孫を残したいオスランキング」もあってな。 
遠山:随分野性的なネーミングだな!?        
出雲:ハッピハッピーが殿堂入り。            
遠山:え、何で!?どちらかと言えば元相方のモンキッキーの方だろ!! 
出雲:投票者の意見は「ウキウキキキ、ウッキウキ。(ヒトで言うと十七歳・ヒト)」             
遠山:さっぱりわかんない!ヒトならヒトで言うととか二度手間だし!  
出雲:「チュチュチュー、チュチュー!(ヒトで言うと二十一歳・ハムスター)」                 
遠山:リボンちゃん野生化してる!?あと思ったより大人!             
出雲:「服を着たい。(ヒトで言うと四十五歳・ヒト)」                 
遠山:着ろよオバチャン!若者についていこうとすんな!見苦しいから! 
出雲:まあ、常に全裸だからやっぱり風邪になるわけで。
遠山:ブームブームの時点で学習しろ!!      
出雲:みんな歌うのさ。      「ウキキーウキウキキキキー  ウキウキウキー  ウキヨキタレー♪」
遠山:わかんねえっつーの!しかも最後「雨期よ来たれ」で雨乞いみたいだし! 
出雲:どーだ、こんだけありゃどれか流行るだろ!!                  
遠山:流行るわけねえだろ、むしろ流行ったら日本の終わりだよ!!    
出雲:そうか、じゃあせめて風邪だけでも流行らせよう。              
遠山:いいかげんにしろ!                    
二人:どうもありがとうございました。

遠山:俺達キャラ薄くないっすか?
市河:なんだいきなり。
出雲:俺達今期の新星の中で特に個性無いと思うんですよ。ベテランでもないし、
   強豪次々破ってるわけでもないし、一輪車に乗りながら漫才もしてないし。
市河:最後の例みたいなやつ今期出てた記憶無いけどね。
碓氷:でもそう気に病むことでもないと思うよ?ネタさえ良ければそれが個性になんだから。
出雲:そうっすか?一応キャラづけいくつか考えてあるんですけど。
遠山:ハングル語で漫才するとか、ネタ中に出雲が増えるとか。
市河:それは個性じゃねえ!悪ふざけだ!
出雲:あとDAIGOとmisonoの漫才ってアイデアがあるんですが。
碓氷:それに至ってはもはや君らの個性じゃねえじゃん!!
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【敗者コメント】
インタープラグ 389KB
綿谷 10連敗達成!
八神 何でテンション上がってんの?
ディオシス 353KB
カミ:セルの下ネタのくだりがね。ちょっとハマらなかったんかな。
城下:ハマるもクソも無いですからね。そんなくだり。
ぽん 205KB
木村 負けちゃいました

【ジャッジペーパー】  上から、翔、ユウキ、ヨッシー、もりちみを、銀沙灘(敬称略)
1組目 楓 米吉
・これって書いた人のノンフィクションが混じっている気がします!笑
 ナメック星のくだりでオレは完全に心を引き込まれましたね
 オチも綺麗なんですけど、もっと裏切ってほしかった気もします(9点)

・意外な結末が良いです。ファンタジーから突然、現実に引き戻される展開に無理が無く、丁寧にまとまった作品だと思います。
 主人公の空想による前半の部分から、「どのような思考で困難を解決するか」という思いをめぐらす
 少年の姿が見られて、自分の幼き日のことを思い出しました。その部分をもっと長く見たかったです。(8点)

・凄い。ピンのコントでこんなに笑ったのは久々です。
 間近で親がテレビ見ているのにもかかわらず、大笑いし、親に睨まれています(笑)。

 設定が面白いですね。
 最後のドンキホーテや幼稚園だっていうのも意外な展開で個人的にはかなり面白かったです。
 ピンでこれだけ面白いとなると個人的にはバツのつけようがなく、満点としました。

 ちなみに僕が現役の時、東進に通っていました(笑)。(10点)

・「ナメック星のドラゴンボールからポルンガ呼び出す呪文」て!ww
 とてもおバカなネタで面白かったです。大好きです。(10点)

・テンポアップした後半の波状攻撃は凄まじいですね。予断を許さない展開でした。
 安定した笑いがとれていたのですが、勇者というテーマからあまり脱線しないボケが多く、爆発に欠けてました。
 ドンキホーテ、東進と出せばどれも面白いので
 パルプンテあたりを同じくRPGっぽくないボケにすることで意外性が増すはずです。(8点)
2組目 ぽん
・木村 あぁドアが真っ二つだ
   まぁいいや放っておこう

 こうはならないでしょう
 キャラがめちゃくちゃなんですよね
 ボケに徹するなら徹してほしいしツッコミも同じく
 あっハンバーグとお寿司ってそこまで合わないとは思いません(1点)

・割とベタな設定で、普通に読めました。しかし、「選べないない選択肢」や、
 「100円札しか無いので1000円札が8枚」と、狙いなのかミスなのか分からない部分がありました。
 大胆な展開も無く、全体的な笑いが弱かったと思います。(3点)

・う〜ん。なんか淡白でガツンッとくる感じではなかったですね。
 いきなりドアが壊れるっていう設定は唐突すぎて最後のオチにしたとしてもインパクトが弱く、
 なんか落ちきれていないな〜、という印象を受けました。

 ツッコミ、というよりは相槌、という印象を受けました。
 多分、ツッコミが弱いから淡白なイメージが起きたんだと。

 もっとインパクトがあるボケ、ないしはツッコミをいれたらネタがより活き活きすると思います。
 まあ、そのインパクトがあるボケやツッコミを考えるのがもんのすごく大変なんですけどね。(3点)

・「まぁいいや放っておこう」とか、全体的に漂うシュールな雰囲気は好きです。
 構成がよくなればもっと読ませるネタが作れると思います。(5点)

・うーん、全体的に練り込み不足が否めません。
 例えばボケでいうと「生・焦げたカス」は初見だと割と面白いんですが、
 2回ボケる際、ステーキ、ハンバーグ共に焼くという点で調理法の似た食べ物なので
 また言ってくるんじゃないだろうかと簡単に予想できてしまいます。
 なので3つ目の新しい選択肢を入れていかないといけません。
 また、「全部食べないと呪いますよぉ」という台詞も「呪う」という抽象的な罰ではなく、
 もっと言葉巧みに絶対受けたくないような罰にするのがベターです。
 構成もレストランネタの最低限をなぞっただけで、ツカミのドア破損もオチの伏線とはいえ雑です。
 題材がよくあるものなため、何か大きな特徴が無いと厳しいです。(1点)
3組目 インタープラグ
・検問のくだりは見ていてすごく面白かったんですけど
 綿谷が吐いてからはちょっと引いてしまって、そしてネタが完結してしまって
 ちょっと印象が悪くなってしまったのが残念ですね(6点)

・話の展開が上手かったと思います。酔っ払っているという設定を、よく生かしたボケもあって良かったです。
 検問を乗り切るために運転手と乗客が入れ替わるシーンは、個人的に面白かったです。
 前半はまあまあといった感じでしたが、後半になるにつれて、勢いが出てきたのが良いです。(7点)

・流れがいいコントですらすら読めました。
 面白いところもありましたがしかし、全体的に弱いな〜、という印象を受けました。
 けっこう展開が読めるボケもありました。
 ただ、最後のオチはけっこう良かったと思います。
 個人的にはこのネタはもっと練ればより良いネタが出来ると思います。(6点)

・ボケもそこそこ面白くて、結構好きなネタです。
 でも、もっと大きなボケがひとつふたつほしかったです。
 あと「この道長いんですか」のくだりは最初ボケだと気付きませんでした…。(6点)

・前半は全体的におとなしめで大きな笑いというのはなかったのですが、綿谷が酔ってると判明してから雰囲気がガラリと変わりましたね。
 追えーとか上手いし面白いです。 
 しかし欠点が2つ。まず、みのもんたといいとものくだりは余計だったかなぁと。このボケの為だけに会話を途絶えさせてまで無線使う必要はないです。
 もう一つのはオチの言い回し、「あ、あそこのハローワーク行ってもいいですか?」。
 悪くは無いんですけど、どっちかといえば「このままハローワーク行ってもいいですか?」
 の方がタクシーという設定から考えてもしっくりきます。
 今のままだと職業コントであればどんなネタでも使えてしまうオチなので。(8点)
4組目 有機丸アポロ
・このコンビのツカミはいつも笑っちゃいますね笑
 ブームのくだりがとても良かったですねぇ
 いつもは後半にちょっと乱雑になるんですがこのネタはすっきりとしていましたね(8点)

・文章が丁寧で読みやすく、内容は無駄が無く面白かったです。
 次々とテンポよく繰り出されるボケとツッコミは欠点が見当たらず、素晴らしかったです。
 「風になりたい」「リボンちゃん」等、さりげなく笑いを挟む構成が見事です。
 私は「the boom」なるものを知らないので、前半は微妙でしたが、そんなことは気にならないくらいの作品でした。(9点)

・こういう喋くり漫才、最近のネットお笑いでは少なくなったと思うのですが、その中でこういうネタが見れるのはなんか嬉しいです。

 個人的にはけっこう面白かったと思いますよ。
 流れも重視していると思いますしね。
 ただ、ボケが単調かな、という印象を受けました。
 それでも完成度はけっこう高いと思います。
 このスタイルをもっと磨き上げていったらかなりいいと思います。(7点)

・のっけからの「トーーーーン!!」がツボに入りましたww
 全体的にボケツッコミも安定していて非常にこなれているなと思いました。
 ただ、オチが少しばかり唐突で「?」な感じでした。(8点)

・どんどんブーム内容がエスカレートしていく基本的な構成に加え、
 関係ないと思われたTHE BOOMブームが後になってちゃんと生かされてるあたり技術を感じます。
 部分部分の構成は同じなのでこのまま続けてたら間違いなく失速していたでしょうけども、
 ちょうどいいところで終わったのでただの杞憂でした。(10点)
5組目 東京クラッチ
・新年からとても面白いネタを拝見させていただきました
 二人のキャラの面白さにお腹いっぱいです
 ありがとうございました(10点)

・レベルが高いですね。話が作りこまれていて、内容が分かりやすく、言うことなしです。
 ボケとツッコミという形式のようで、ツッコミの石田さんも所々おかしいのがまた良いです。
 二人の会話にとても引き込まれました。オチにもう少しひねりが欲しかった気がします。(9点)

・このネタは5組目の審査となるのですが前まで淡白で減点しているネタもありましたが、このネタは別ですね。
 確かに淡白しているけどネタがちゃんと隆起していて面白いところがたくさんありました。
 けっこう面白かったです。

 ただ、あえて欲を言うなら最後ぐらい、ツッコミが暴れても良かったかな、と。
 最後まで落ち着いたツッコミをしていくスタンスをやりつづけるのもいいと思いますが、
 個人的には最後に「もう来るな!」的な荒々しいツッコミで終わったほうがよかったかな、と思います。
 まあ、個人的考えなのでそれが答えかどうかは分かりませんが。

 ただ、完成度も高く、ネタを読んでいると石田と松岡が実際に脳に浮かんできて、かなり良かったです。(9点)

・石田の飄々としたキャラクターが地味に面白いですね。
 それだけにオチでちょっと弱る石田が少し違和感があったのが残念です。
 最後まで軽くあしらう感じで通してほしいと思いました。(8点)

・出オチに始まり、プロフィールについていろいろ展開して、
 あとは一発のあるボケがあれば満点かなと思ってたところに「エ゛ア゛ッ゛!3級」と「3号機」。
 もうちょっとコンパクトにまとめてもいいかなと思いましたが、減点するほどのマイナス要素ではないです。(10点)
6組目 ディオシス
・正統派漫才ですよね〜。しっかりとしゃべくりだけでここまで展開させるだけの技量を持っているだけで感心してしまいますね
 ボケにもう1歩深くボケてほしいな、って思うところが数箇所あるので少しだけ減点しますが
 めっちゃ面白かったです(8点)

・ほのぼのした内容でよかったです。優しい基準がおかしくて面白かったです。すらすらと読めました。
 「こたつ」の部分ですが、電車の中だということが分かるように、事前に説明して欲しかったです。何だか不自然です。
 「キレモード」や「ゴチャる」等、よく分からない部分があって残念でした。(6点)

・う〜ん。なんかボケとツッコミ、それぞれ唐突すぎるかな〜、と言う印象を受けてしまいました。
 ツッコミも詰めが甘い印象を受けました。

 カミ:ゴチャり屋のパートさんかお前は!!

 城下:何で正社員扱いじゃねぇんだよ。

 というところ。まずゴチャり屋について突っ込むべきではないでしょうか?
 「ゴチャり屋って何だよ!てかなんで正社員じゃないんだよ!」みたいのほうがボケをより活かせたと思います。

 全体的に詰めが甘いと思います。
 もっと詰めていけばよりよいネタになったと思います。(2点)

・手堅い構成で無難に読めますね。
 でも全体からみるとやはり弱い感じがします。
 もっとあほなボケがほしかったですね。(5点)

・不親切なボケが光ってます。また、比較することでボケの面白さを増してることも大きなポイントだと思います。
 でもゴチャるくだりは要らない、もしくはもっと展開した方がよかったです。
 今のままだとボケが中途半端で浮いて見えてしまいます。(8点)

【第253回結果表】 平均KB 405KB
グループ名KBOA率BL
東京クラッチ5094/4
楓 米吉5017/9
有機丸アポロ4734/4
インタープラグ3893/14
ディオシス3533/4
ぽん2050/5
東京クラッチが初のオーバー500。
楓 米吉は2連続の501KBでC大会出場確定。
有機丸アポロも同じく出場が決まった。
青バト史上初のオーバー500が2組、
そして3位で473KBというのも史上最高値。