第241回 青沢オンエアバトル 市河:以上で計量は終わりました。 オンエアされる上位3組の発表です! |
青西瓜 (3位) |
来たぞ20連勝! |
有機丸アポロ (2位) |
今期3勝目を挙げた! |
劇団ヴァージニティー (1位) |
こちらも今期3勝目だ! |
劇団ヴァージニティー (3/3) |
コント/きみはペット |
有田:で、その理由って? 牧原:こないだTVで『少年少女』というコンビが山川豊をネタで使ってましてね。 パクったと思われるのは絶対嫌なんで若干変更しました。 |
山川豊が出演していた頃がヘキサゴンの最盛期。3連勝!劇団ヴァージニティー! |
牧原:大牟田の野郎、急に電話してきやがって・・・。
見せたいものって何だろう?
(ピンポーン)
大牟田:・・・誰だ。
牧原:・・・俺だ。
大牟田:藤。
牧原:本。
大牟田:弘。
(ガチャ)
大牟田:おう、まあ上がれよ。
牧原:つくづく思うんだが、合言葉がお前で終わるというのは如何なものだろうな。
大牟田:何故だ。
牧原:『弘』の分だけいまいち効率が悪い気がする。
大体、合言葉に偉大なるF先生の本名を使うこと自体が疑問だ。
大牟田:じゃあ『藤』『子』『不』『二』『雄』にするか?
牧原:奇数がダメって点に気付け。Fをないがしろにするな。
大牟田:ま、その話は後だ。とりあえず中に入ってくれ。
牧原:そうだ、俺に見せたいものって何だよ。
大牟田:今押入れにいるんだよ。コレだ。
(ガラッ)
牧原:・・・んんんんっ!?
大牟田:どうだ?
牧原:いや、いきなり俺の脳の理解処理能力を大幅に超えてしまっているんだが。
なんでビキニギャルがお前の押入れで横たわっているんだ。
大牟田:見てわからねえかよ、ペット飼い始めたんだ。
牧原:ペットってコレお前、どう見ても・・・。
大牟田:美奈子って言うんだ。ほら、挨拶しなさい。
美奈子:にゃおう〜ん。
牧原:にゃ、にゃおう〜ん!?一応分類上はネコ科に属するのか?
大牟田:かわいいだろ?
牧原:二重の意味でな。
大牟田:この愛らしさに負けて思わず買っちゃったんだ。
牧原:買ったのか!?場所はタイか吉原か?
大牟田:何言ってんだ、3丁目のペットショップだよ。
牧原:世も末だな。
大牟田:まあ、ウチのアパートはペット禁止なんで大家に見つかるとやばいけどな。
牧原:心配無用だろ、コレがペットって誰も気付かねえよ。ていうか誰も認めねえよ。
大牟田:いやいや、そうも言ってられないんだ。なんせ最近発情期らしくて。
牧原:何だ、その素敵なシチュエーションは。
大牟田:もう夜になると発情しちゃってうるさいんだコレが。
牧原:で、お前はそれをどうやって対処してるんだ?
大牟田:そういうときには水をかけると静まるんだ。
牧原:勿体無い!あー、勿体無い!
大牟田:でも発情してるってのは自然の摂理として当然だからな。
美奈子:にゃあ〜ん。
大牟田:よーし、おいでおいで。
ほら、もうかなり胸にハリが出てきただろう。
牧原:・・・Fはカタイな。
大牟田:もういつでも子供は産める状態だ。
牧原:もう作っちゃうのか!
大牟田:いや、さすがにそれは面倒見切れないから、あまり外には出さないようにしているんだ。
牧原:ある意味歩く犯罪製造機になっちまいそうだな。
大牟田:でもこのまま去勢しちゃうのも可哀相だし、一回くらいは産ませてあげたいんだ。
牧原:ちゃんと認知してやれよ。
美奈子:にゃうん。
(ゴロン)
牧原:・・・悩殺のポーズか?
大牟田:違う違う、服従のポーズだ。
動物ってのはこうやってお腹を見せて相手に服従心を示すんだ。
牧原:分かる!大いに分かるぞう!
大牟田:そういう時はこうやってお腹を撫でてやるんだ。
牧原:お、俺にもっ!
美奈子:ふにゃーっ!
(ガブッ)
牧原:いてえっ!
大牟田:ははは、初対面の人間にそう簡単には触らせないさ。
牧原:・・・なかなかお堅いんだな。
(美奈子、台所へ)
美奈子:にゃあ。
牧原:あれ、どこへ行くんだろう。
大牟田:ああ、台所だろ。多分トイレだ。
牧原:ナニッ!それはさすがにまずくないか?
大牟田:んーむ、確かに台所がちょっと臭くなって食事に支障が出る。
牧原:いやそうじゃなくて、何と言うかもっと倫理的なものが。
大牟田:お、戻ってきた。
美奈子:んにゃん。
大牟田:ホラ見ろよ、このすっきりした顔。
どれ、片付けるとするか。
お前やってみる?シャベルですくって袋に入れるだけだぜ。
牧原:いや、いい。変な趣味に目覚めそうだ。
(ピンポーン)
牧原:あれ、誰か来たぞ。
大牟田:多分友佳子だな。
牧原:友佳子ちゃんってお前の彼女の?
大牟田:ああ。お前同様今日が美奈子の初お披露目なんだ。
牧原:俺は帰る!修羅場はごめんだ!
大牟田:ははは、何言ってんだか。
(インターホン越しに)
大牟田:・・・誰だ。
友佳子:・・・あたしい。
大牟田:藤。
友佳子:田。
大牟田:まこと。
(ガチャ)
大牟田:やっぱり友佳子だったか。
友佳子:『田』使いはあたしだけのはずでしょ?
牧原:合言葉の返答で来客を見極めていたのか・・・。
友佳子:で、あたしに見せたいものって?
美奈子:ふみゃーっ!
大牟田:こらこら、この人は怖くない怖くない。
友佳子:な・・・な・・・
牧原:さて逃げるとするか・・・。
友佳子:何この子、超かわいい!
牧原:はあ?
大牟田:だろ?お前のために高い金払って買ったんだぜ。
友佳子:この子抱いてもいい?
牧原:それはそれでちょっと見たいな。
大牟田:ははは、もう立派な大人の体重だからな、お前にはちょっと無理だろう。
友佳子:ありがとー!あたしますますアナタのこと好きになったわ!
大牟田:さすがは『有田ペットショップ』だよ。品揃えも一級品さ。
牧原:・・・ちょっと待った、その店って3丁目ってことはココから近いよな?
大牟田:ていうか来る途中にあったろ。
牧原:よし、俺も買ってくる!そしてあんなことやこんなことや・・・。
(バタン)
大牟田:ああいうヤツが一番危ないタイプだな。
友佳子:ねえねえ、早く散歩に連れて行こうよ。
大牟田:大家に見つからないようにな。
ー数日後ー
大牟田:あれっ、牧原!買ったのか!でも、これ・・・。
オッサン:ウホッ!ウホッ!
牧原:メス、売り切れだった・・・。
大牟田:買うなよ。
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有機丸アポロ (3/3) |
漫才/波に乗っチャイナ |
遠山:あー、よかった、3連勝だ。 出雲:食事ー♪睡眠♪彩花みん♪食事ー♪睡眠♪彩花みん♪ 遠山:………漫画家の彩花みんさーん、見て下さーい。 |
あー、赤ずきんチャチャの人かー。今期3勝目!有機丸アポロ! |
遠山:どうも、有機丸アポロです。
出雲:こんにちは、歌舞伎町に舞い降りた天使です。
遠山:嘘をつかない。どこのイケメンホストだお前。
出雲:ご指名ありがとうございます、いずずんです。
遠山:源氏名カッコわりい!小学生のあだ名じゃねえか。
出雲:まあ、そんなことよりお前に話があるから、聞けるもんなら聞けや。
遠山:おお、随分挑戦的だな。上等だよ、言えよ。
出雲:ああ、実はな、俺最近サーフィンでも始めようと思ってな。
遠山:ほう、そりゃなんでまた?
出雲:愚問。サーフィン始める理由に、「女性にモテて恋のビッグウェーブを巻き起こしたい」以外の理由が………おあり?
遠山:いや普通にあるよ。なんでちょっとお嬢様っぽい言い方だよ。
出雲:モテるヤツって大概サーフィンかチェスかお百度参りしてんじゃん。
遠山:そんなデータねえよ!お百度参りに至っては大してモテるイメージもねえよ!
出雲:モテる有名人って大体サーフィンしてるだろ?例えばキムタクだろ?あと………えー………。
遠山:キムタクしか浮かんでねえじゃん!お前の知識薄っぺらすぎだろ!
出雲:あ、あとシゲト、高校の後輩のシゲト!あいつサーフィン上手いし超モテるぞ!?
遠山:知らねえよ!そんな地元の知り合いのことなんざ知らねえよ!
出雲:シゲト凄いぞ、「サァーフィン!(キラーン)」って凄くカッコよく言えるんだ。
遠山:言い方知らねえよ!サーフィンの技術の話じゃねえのかよ!
出雲:もうあいつサーファーじゃねえよ、サーフィストだよ。
遠山:サーファーに比較級なんざねえよ!まあ、とにもかくにもサーフィンを始めたい訳だな?
出雲:うん、そうなんだけど、俺サーフィンに必要な道具を全く持ってないんだ。サッカーボールしか持ってないんだ。
遠山:実質何一つ持ってないな。
出雲:だから今度道具調達に行くから、俺と運命共同体になれる覚悟があるのならついて来てくんない?
遠山:いや、大袈裟だよ。普通に店に買いに行くだけだろ?
出雲:いや、何言ってんの?山奥に行くに決まってんじゃん。
遠山:………は?
出雲:だから、サーフボードを穫りに行くために山奥に行くんだよ!
遠山:え、何言ってんだお前!?サーフボードを穫る!?
出雲:山奥に サーフボードを 穫りに行く。
遠山:5・7・5でまとめるな!そもそもサーフボードは人工物だろうが!
出雲:それは養殖のサーフボード。俺が欲しいのは天然のサーフボード。
遠山:嘘つけや!草木がうっそうと生い茂った山奥にサーフボードが原生してる画が想像出来ないよ!!
出雲:まあ、最近は地球温暖化、酸性雨、キャラ芸人の台頭によって天然のサーフボードが減ってるらしいし、知らないのも仕方ない。
遠山:よくわかんない!最後の理由がよくわかんない!
出雲:まあ、とりあえずついて来てくれよ。軽い気持ちでいいから。
遠山:運命共同体がなんちゃらは何だったんだ。まあ一応サーフボード狩りがどんなもんか話してくれよ。
出雲:ああ、とりあえず四川省に向かう。
遠山:中国行くんだ!?わざわざ!
出雲:今天然物のサーフボードは四川省の竹林でしか穫れないな。
遠山:竹林!?サーフボードって竹の一種なの!?
出雲:たけのこが皮付いたまま大きくなったのが笹、皮が取れたのが竹、平べったくなったのがサーフボード。
遠山:マジかよ!!あんな細長いもんと薄平べったいもんが同じスタートラインだったの!?
出雲:ちなみに未成熟なちっちゃいサーフボードなら日本で宮城県に限って穫れるよ。さすがに乗れないから食用に使われる。
遠山:笹かまぼこ!?笹かまぼこってサーフボードのなり損ないだったの!?
出雲:まあ、とりあえず四川省に行きます。でも簡単にはサーフボードは穫れないぞ。竹林に所狭しと溢れかえるパンダをどうにかしないと。
遠山:いや、四川省だからってそんな極端にパンダはいないと思う!
出雲:大体パンダの2割は太極拳を駆使してくると思うし。
遠山:お前その中国に対する間違った認識捨てろ!
出雲:え、そう本には書いてあったよ。
遠山:その本何だよ!何だその嘘を堂々と流布する本!
出雲:東京ウォーカー。
遠山:載せる意図がわかんねえ!!
出雲:でも少なくともパンダは襲いかかってくるよ。サーフボードはパンダの貴重な精力源だもの。
遠山:サーフボードってそんな効果あんの!?じゃあパンダに襲われたらどうすんだよ。
出雲:そりゃあ倒すしかなかんべ。相手は俺の崇高な目的を阻む害獣だぞ?
遠山:モテたいだけの分際で偉そうすぎるよ。でもどうやって戦うんだ?相手は太極拳を操るパンダだろ?
出雲:遠山、何のためにお前を誘ったと思ってんだよ。
遠山:俺戦うの!?無理だよ、やったことねえし。
出雲:大丈夫だよ、お前は軽く、電磁波とか10万ボルトとか繰り出してくれればいいから。
遠山:そんなポケモンみたいな電気技使えねえよ!その間にお前は何してんだよ。
出雲:東京ウォーカー読んでる。
遠山:サボってんじゃねえ!俺が頑張ってパンダと戦ってんだから言い出しっぺのお前も何かしろや!
出雲:いや、俺はもしもお前が劣勢になったら、ちゃんとパンダにサッカーボール投げつけるよ。
遠山:ここでサッカーボール使うのか!?逆に余計なお世話な気がする!
出雲:色合いで小パンダと間違えたパンダ共がボールに群がって来たところを突破するんだよ。
遠山:さすがにそんなに間違えるほどパンダの目は節穴じゃねえよ!
出雲:最悪おにぎりとかサイコロをいっぱい投げるから。
遠山:白黒なら何でもいいと思うなよ!?
出雲:それに惑わされず襲いかかって来たしぶといパンダはもう完膚なきまでに電撃を浴びせてやれ。もう真っ黒な消し炭に、ただの黒熊にしてやれ。
遠山:絶滅が危惧されてる貴重な動物に大してその扱いは酷すぎじゃないだろうか!
出雲:そんなこんなで俺らは天然のサーフボードの群生地に辿り着くのさ。
想像してごらん?広大な土地、巨大な竹や笹、辺り一面埋め尽くす色とりどりのサーフボード。
遠山:何かの間違いとしか思えねえよ!
出雲:そのサーフボードを根こそぎ折るというおもしろエピソードを欲して集まるあんまり個性のない芸人達。
遠山:あ、キャラ芸人の台頭の弊害がここで!もっと別の方法でキャラ立たせようや!
出雲:その芸人達を率いてサーフボード狩りをするシゲト。
遠山:お前の高校の後輩の!?そいつ芸人だったんだ!
出雲:さすがにサーフィストだけでは食っていけないらしいしね。
遠山:そもそもサーファーもサーフィストも職業じゃねえだろ。趣味だろ。
出雲:そんな彼らをお前が追い払ってくれ。電撃のみならず、左腕のロケットパンチと耳から出る毒煙で。
遠山:俺ロボじゃねえんだよ!!お前俺を何かと勘違いしてるよ!!
出雲:俺は逃げ帰る芸人達にそっと笹かまぼこを渡してこう言う。「無理にキャラを立たせる必要は無い。自分の信じる芸風を貫けば道は開けるさ。(キラーン)」
遠山:何でお前だけカッコよくキメてんだよ!俺を破壊兵器にしておいて!
出雲:そしたらサーフボード穫り放題だ!どんなサーフボードがいいと思う?俺中国語が書かれたやつが欲しいんだけど。
遠山:一応それら自然物だろ!?文字とか書かれてんの!?
出雲:大体の天然のサーフボードには「加油回鍋肉」と書かれてるはず。
遠山:ありえねえよ!中国語で「がんばれホイコーロー」って書かれたサーフボードなんて自然に生えてこねえよ!!
出雲:そして念願のサーフボードを収穫したら早速サーフィンだ!向かうは漁港!
遠山:なぜ漁港!?いやいや、港でサーフィンは無謀だろ!!
出雲:漁港から サーフィンだけで 帰国………なんか違うな、港から サーフィン駆使し えーと………とにかくサーフィンで日本に帰るんだよ!
遠山:5・7・5でまとめきれてない!いや、サーフィンで帰国する気!?
出雲:そうだよ、行きはお前に乗って行くとしても、帰りはバッテリー抑えないと博士に怒られる。
遠山:俺のロボ設定やめろ!あと博士って誰だ。いや、どっちみち港からサーフィンは無謀だろ。港じゃパドリング出来ないじゃん。
出雲:ぱどりんぐ?なにそれ、おいしいの?
遠山:いや、基本用語すら知らねえのかよ!サーフボード穫りに行く以前の問題だよ!
出雲:パドリング、パドリンク、パンドリンク………わかった、飲めるパン的な!
遠山:気持ち悪いわ!パドリングってのは、サーフボードにうつぶせの状態になって腕回してスピードつけに行くことよ。砂浜からじゃないと出来ないよ。
出雲:え、水上にサーフボード浮かべて、バランスとってそーっと乗るんじゃないの?
遠山:そんなバラエティー番組の浮島みたいなシステムじゃねえよ!
出雲:それにサーフボードに胸つけんの?無理無理、かぶれる。
遠山:アレルギーかよ!!いや、直接胸はつけなくていいよ、ウェットスーツ着ればいいだろ。
出雲:うぇっとすーつ?なにそれ、つおい?
遠山:もう何も知んねえじゃん!!むしろサーフボードだけ知ってたことが凄いわ!
出雲:ウェットスーツ、ウェットスーツ………あ、思い出した!シゲトの組んでるコンビ名だ!
遠山:知らねえよ!ここでそんな繋がりいらねえよ!!
出雲:ウェットスーツはな、シゲトが普通にボケてパンダが普通にツッコむ芸風で、つまんなくはないんだけど個性無いから仕事来ないんだ。
遠山:いや、相方パンダであること売りにすりゃいいじゃん!!そんじょそこらのキャラ芸人よりよっぽど個性的だよ!!
出雲:うーん………サーフィンって想像以上にややこしいな………。
遠山:むしろ知らなさすぎなんだけどな。もう諦めろよ、もっと勉強してからサーフィンに挑めよ。
出雲:じゃあ俺はサーフィストになれないのか?
遠山:それどころかサーファーにもなれないよね。最上級使うのおこがましい。
出雲:じゃあ俺はキムタクにもなれないのか?
遠山:それはどう足掻いてもなれない。サーフィン出来てもなれない。
出雲:そうか………じゃあサーフィンでモテるのは諦めた。よし、今度はお百度参りして来よう!!
遠山:いいかげんにしろ!
二人:どうもありがとうございました。
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出雲:合コン行きましょうや。4対4で。
遠山:お前まだ3回しか出てない分際で何だよ。
碓氷:んー、日時と場所は任せるけど古臭い居酒屋は勘弁ね。あと、当然女の子はそっちが揃えてくれるんでしょ?
市河:超乗り気だな!?しかも偉そうに!
出雲:そりゃあめっさ可愛いガールズ揃えて来ますよー!!
あ、遠山、妹連れて来いよあの顔はいいけどメダカより頭悪いでお馴染みの遠山エリナをさー!!
遠山:炙り殺すぞ?
出雲:………すんませんでした………。
市河:………遠山君てシスコンだったんだ………。
碓氷:………炙り殺すって脅し文句斬新だな………。
市河:何に食いついてんだ!
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青西瓜 (20/20) |
コント/僕から君へ |
≪コメントシャッフル 挑戦前コメント≫ セミファイナルを確実にしたいです。 |
合計1435KBはほぼ確実でしょう。史上2組目の20勝達成!青西瓜! |
僕に笑いかけた君はほとんど銀歯だった。
しかも何故かサビていた。
その時の僕は何も知らなかった。
でも今なら言える。
「銀歯って別にヴィジュアル系バンドっぽくない」
そして
「自分で銀歯作るヒマがあったらその生え過ぎた耳毛を切ったほうが良い、何を目指すにしても」
と。
でも君はもういない。
もう君のネイティブな発音での『ホテルブレッド』を聴くことは出来ない。
僕は貧しい家に住んでいて、おかずなんてモノは口にしたことも無かったが、食事に困ったことは無かった。
それは君の『ホテルブレッド』を聴くだけで、何杯もご飯を食べることが出来たから。
さらに君の『ホテルブレッド』を聴くためだけに、集まって来た女性達から10円をいっぱいもらえたりした。
君のおかげで僕は今、地主になっている。
僕が経営する都心の格安駐車場”ミミゲ”グループ、
この”ミミゲ”はモチロン字画が良いと言われ、そして君のことを忘れないため、そう付けた。
こうしておかないと、君のことを忘れてしまいそうだから。
あの時集まって来た女性達の顔しか浮かばなくなってしまいそうだから。
また会いたくなってきた。
いや、決してその女性達ではない、その女性達は根こそぎ従業員にしたからいつでも会える。
君に会いたくなってきた。
でも君はもういない。
どうして行ってしまったんだ、僕をこの世に残して、いやそれは正解だったと思うけども。
僕はずっとこの世で何から何まで万物全てのモノを転がしていたい。
モチロン良い意味で、相手にとっては悪い意味だとしても。
無力は悲しい、いや決して僕に転がされた人間を見て思うのではなく。
僕がどう頑張っても、どうマネーで小国の経済を破滅に追い込んでも、君に会うことは出来ない、金しか入らない。
僕は結局、その入った金をオーダーメイドのグラサンに全てつぎ込むことしか出来ない。
あぁ、空色のグラサンを作ってもらった時は失敗だったなぁ、すぐに裸足のオッサンに踏ませた。
そのオッサンはすごく痛がった。でもその後、小切手を掴ませたら、「へへっ」と笑いながらいなくなった。
僕はそのグラサン踏みをいろんなオッサンにさせ、
時折そのことを思い出し、笑い、そのついでによく君のことを思い出す。
あの頃の君は誰よりも輝いていた。
普通は光るはずの銀歯が、あんなに、ゲンナリという言葉の由来のようだったのに。
君はいつもクラスの中心だった。
席替えをいくらしても君はいつも同じ中央の席だった。
それが唯一、君のネタだったね。
君はそれ以外はほとんどダメで、あだ名は……ゴメン、覚えていない。
でも、正直そんなに良いあだ名ではなかった。
あっ、クサイ電子レンジだったね。
全く拭いていない。
でも君の『ホテルブレッド』だけは素晴らしかった。
まるで神の手の異名を持つ歯肉炎の外科医のようで。
君の『ホテルブレッド』に酔いしれた僕は2秒後、君の吐息の香りで目を覚ました。
でもその『ホテルブレッド』の連呼には参った。
全く飽きない。
飽きさせるヒマを与えない。
まるで神の手の異名を持つ外科医が録音した自分の寝言のようで。
正直神経は疑ったけども全く飽きない。
でも君のおかげで財を成したことは事実。
それには僕は素直に感謝している。
だからこそ借りを作ったまま、いなくなった君を憎く思う。
いや決して憎い理由はそれだけではないけども。
むしろもっと深い部分は別にあるけども。
もし僕が今、君に会えるとしたら、僕は、乗ったショベルカーから決して降りることは無いだろう。
そして僕のショベルカーの持ち上げる部分と君の手で握手をする流れで、君を持ち上げ、鼻フックで持ち上げ、
地上から62cmのところから落とすだろう。
これは僕がいろんなオッサンに試した結果、最も笑えるケガをした高さだ。
これ以上高くなると笑えなくなる。
骨は笑えない。
いや、もしかしたら君なら骨でも笑えるかもしれない。
それはやってみないと分からない。
でもそれをやってみることさえも出来ない。
僕は何度泣いたことか、何度君が痛がるところを想像して泣くほど笑ったか、3回か。
君のことを思い出した時は必ず想像しているから3回だ。
あっ、そうだった。
今自分で考えて思い出した。
そろそろ君が痛がるところを想像しよう。
君は多分、そういう突然のアクシデントが起きたら逆にちょっと笑ってしまうタイプだと思う。
またそれが面白い。
ハハハッ、すげぇ面白い、体が熱くなるタイプの面白さ。
今日は風呂に入らなくても良いと思えるくらい熱くなる。
最高だ、今日は風呂に入らなくていいや。
もうこのまま寝、アハハハッ。
とまらない。
もうどうにもとまらない。
あっ、いや、そこでその『ホテルブレッド』は正直冷める。狙いすぎだ。
……ふぅ、いつもこのタイミングで冷める。
本当なんだろうか。
何なんだろうか、君は、全く。
|
WAOWAOPANIC 409KB |
竹森:自信あったんですけどね。 石川:このネタが受かるまで送り続けますからね。 |
ヒョーウエ 269KB |
渡部:・・・・・負けた・・・・ 阿藤:・・・・・しょうがないよ・・・・ 市瀬:次はオンエアしようよ!! |
乱舞ドライブ 205KB |
羽崎:やっぱりかぁ〜。 新井田:もうひとひねりなんでしょうね。たぶん。 羽崎:次こそは、OAしてみせます。 |
1組目 青西瓜 |
・詳細な設定をぼやかしていると思うのですが、そのせいなのか、 あまりネタを読んでピンとくるところがありませんでした。 「どこからそのボケが出てきたんだろう?」みたいな印象を拭えなかった、というか。 また、凝ったフレーズが多かったのですが、面白かったものとそんなに来なかったものと半々、というところでした。 ただ、そのように気になるところはあるものの、面白かったといえば面白かったです。 ネタ全体で何となく統一されたイメージ(哀愁感みたいなもの?)があるところが良かったんじゃないかと思います。(7点) ・なんか数行おきに口元がゆるみます。 オッサンの立場がいいですねー。「最も笑えるケガをした高さ」て。 あと「体が熱くなるタイプの面白さ」っていうフレーズがもの凄く好きです。 満遍なく面白いんですが最後が「何なんだろうか、君は、全く。」で終わってしまうのはなんか腑に落ちないというか、後味が悪いなあと。(8点) ・ホテルブレッドの繰り返しとオッサンの件がツボでした。天丼に次ぐ天丼で、非常に笑いました。 ただ、展開が強引な部分があると思います。話題と話題のつながりがボケのみというのは違和感を感じました。(8点) ・不条理というか独創的というか我が道を行くというか。相変わらず前衛的な世界観ですね。 多少、発想が飛びすぎていてついていけないところもありましたが、とりとめなく淡々と語られる異質な世界観に笑いました。 クラスの中心、笑えるケガ、空色のサングラスのくだりが特に好きです。(8点) ・ミミゲ、グラサン、ショベルカーと既存の単語での笑いが多かったです。 しかし今回のネタはどうも方向性が定まっていないように思えました。 ボケもばらばらでしたし、何より全体のまとまりに欠けていました。 もう少し構成に気を配った方がいいのではないかと思います。(6点) |
2組目 ヒョーウエ |
・最初の部分で、(阿藤の心配)→「どんだけ心配性なんだよ!」の展開がちょっと急だったというか、 ネタのイメージが沸く前にネタの核心に来てしまったような気がしたので、 もう1会話(阿藤・渡部のセリフ)分くらい阿藤の服装についての提示をしてから 「どんだけ心配性なんだよ!」とツッコむ流れにしたほうが、より自然な流れになるとは思いました。 ボケとしては、真ん中の2つ(スーツとハイエナのネタ)は場所とのギャップが面白く、素直に笑えました。 市瀬の第3者的なキャラもすごく良かったんじゃないかと思います。 オチは、二人が彼女を連れて来るというのは面白かったのですが、何となく落とし方として釈然としない感じもしました。(5点) ・このパターンってのはいいと思います。ただパターンそのままだとキツイ。 なんというか、後半に裏切るようなボケが欲しいですね。そこが上手くいけば最高。 あ、このオチはなんか好きです。渡部さんの哀愁漂う感じが。(4点) ・ボケは悪くないと思いますが、ワンパターンすぎると思います。市瀬の心配の仕方が非現実的すぎます。 あと、スタイルがフラミンゴのコントに非常に似ているので、スタイルを拝借したからには中身をかなり質のいい物にしないと笑いが起きづらいと思います。(4点) ・前半二つは普通に遊びに行くことが心配になる阿藤の理屈が甘くてはまりませんでしたが、 映画館の話からハイエナを持ち出してくる発想のジャンプ力に笑いました。それにオチも上手く決まっていますね。 ただ、三人の会話が味気なくて盛り上がりきらなかったのが非常に残念。 必要最低限のやり取りが四パターン続くことで雰囲気を出せてはいますが、話に起伏がなくて物足りなかったです。 もっと渡部と阿藤の会話を膨らませることで、阿藤の心配になる理屈づけに狂気をはらませることが出来れば、 各パートごとに見せ場も出来ますし、オチで登場する市瀬の突拍子のない言動も落差が出て強調されると思います。(5点) ・市瀬の立ち位置が絶妙ですね。引き立て役として上手く機能してると思います。 しかし阿藤さんの思考がこじつけにも程があるかなと(特にスキー)。 徐々にエスカレートして面白くはなっていったんですが、設定のせいで心から笑う事はできませんでした。 展開や方向性はちょっと違っても、フラミンゴのソレとほぼ同じなのはさすがに控えるべきではないかと思います。(2点) |
3組目 有機丸アポロ |
・序盤はかなり笑いました。ほとんどのボケにハマりました。1つ1つのボケが斬新で良かったと思います。 ただ序盤の勢いが強すぎたのか、中国に行っていろいろやるあたりからは、そこまでに比べてあまりハマりませんでした。 意外性のあるボケが少なくなったように感じた、というか。 ただ、ボケのクオリティ自体はネタ全体であまり差はないと思いました。(後半の方が高いかもしれません。) そのため前半でボケのレベルに慣れてしまって後半あまりハマらなかった、というのもあるにはあるのですが、 根本的な原因としては、ネタが単調だった事が挙げられると思います。 ストーリーが続いてクオリティの高いボケが出てくる、というのが終始続いていると思いました。 後半になって、何か展開として意外なものが欲しかったです。(8点) ・すごい、面白い。サーフィンからの広げ方もだけど、一番はタイトルが綺麗なのがもう。 ここまでビシッと決まってると感心せざるを得ないです。 ちょいちょい話に関係ないボケが入ってくるのがリズムを崩しているようで少し残念でしたが、 ボケ自体は面白い物が多かったです。サァーフィン!(キラーン)て。(9点) ・展開が上手だと思いました。ただ、唐突なボケが目立ちました。宮城とサーフボードだけで笹かまぼこと分かるのは無いと思います。 いきなり5・7・5でまとめようとするのもよく分かりませんでした。(7点) ・「サーフィンを始めるのにまずは山奥に原生しているサーフボードを取ってこよう」というイカれたテーマでまずつかまれ、 その世界観を広げていくボケの破壊力も高く、キャラ芸人の伏線回収など構成もしっかりしていて良かったです。 ただ、所々でツッコミのフォローが過剰になっていて 、一度読んだだけではボケの意図を理解できないのにちゃんとツッコミを入れている所がいくつかあったのは気になりました。 たとえば >出雲:ちなみに未成熟なちっちゃいサーフボードなら日本で宮城県に限って穫れるよ。さすがに乗れないから食用に使われる。 >遠山:笹かまぼこ!?笹かまぼこってサーフボードのなり損ないだったの!? ここは食用と笹かまぼこの間にワンクッション入れた方が伝わりやすくなりますし、 オチ前の5・7・5は文章で読むだけだと七五調で喋っていることが伝わらないので書き方を工夫してほしかったです。(7点) ・シゲト、サッカーボール、無知な出雲とボケは申し分ないです。 展開も場面転換が明示されわかりやすく、オチも無難でした。 しかしちょっとボケを欲張ったせいでまとまりに欠ける漫才になってしまったと思います。 例えばポケモンボケとロボットボケは「人間離れした遠山」という同じタイプのものなのでどちらかに絞るのがいいでしょう。 もっとスマートな漫才になるとテンポも格段に良くなるはずです。(8点) |
4組目 乱舞ドライブ |
・「カタカナ語 日本語化計画」自体は面白い設定で、そこでのボケはある程度典型的な展開に留まりながらも面白かったのですが、 ただ、その話が出る前に新井田が戸惑いもなく「ウィンドウショッピング」「ルームサービス」「バウムクーヘン」等と言ってしまうのはどうなのでしょう。 自己満足でやっているにしたって、その計画をやっていながら易々とカタカナ語で言ってしまうのは自然でない気がします。 「カタカナ語 日本語化計画」の話が出てくる前と後とで、矛盾のようなものを感じました。 あるいは、自己満足なのに支部があるっていうのもヘンな気がします。 例えば最初なら、「ウィンドウショッピング」を無理やり日本語にしたような言葉を言わせた方が、 違和感から読み手を引き込む事にもなりますし、より面白さが増すと思います。 せっかく「『カタカナ語 日本語化計画』那須塩原支部」という面白い設定があるのですから、 ネタ全体にその設定を意識したボケややりとりを散りばめた方が良いと思います。(3点) ・前半に話題に関係ないボケが多いですが、蛇足です。で、日本語化のボケが少ないのは痛い。 まずボケが「カタカナ→日本語化」の羅列だけだとネタとして広がらないので辛いかなあ、と。 こっから僕の勝手な発想なんで無視してもらっても構わないですが、この設定なら、会話にカタカナ語をちょいちょい入れてきて、 そこから話題を広げる方がいいと思います。まあそこから話題を広げるのも難しいんですが、そこは頑張るしかないです。(2点) ・序盤のボケがベタ過ぎる気がしました。ボケを詰め込みすぎているように思います。薄いやり取りが延々と続いてしまった印象です。 うっかり八兵衛を間違える件もべタだと思いました。 カタカナを日本語に直すという設定はいいと思うので、そこをもっと広げたほうがよかったと思います。(3点) ・前半のやり取りに必然性がないなあ……。というか、プレハブ小屋に移動する必要も、 長々と喋ったところもうっかり七兵衛以外後半に生かされることがなくはっきり言って無駄でした。 オフィスの一室に呼び出したことにして、さっさと「カタカナ語 日本語化計画」に入るべきです。 この構成だと、カタカナ語を日本語に言い換えるボケがあまり浮かばなかったから関係ないところで水増したようにしか見えませんでした。 それと、新井田がこの計画を始めた理由が「自己満足」というのも安易すぎるかと。 ここは「文科省の要請で〜」でも「日本語離れを直すため〜」でもなんでもいいからもっともらしい理由をつけておくべきでした。 ここで笑いを取る必要はないですが、せめてコントのバックボーンをしっかり作っておくのは重要だと思います。 「カタカナ語を日本語に言い換えたらどうなるか考える」という設定は面白いですが、 肝心の言い換えに関するボケが「エアコン」と「シンクタンク」、それのフリになる「テレフォン」を含めても三つだけというのは寂しすぎます。 ここから同じパターンのボケを重ねて徐々にパターンをズラしたり天丼を重ねていって初めてこの設定が生きます。 せっかく思いついたメインになる設定の良さを出し切れるよう考えてください。 「エアコン」と「シンクタンク」はジャブとしては面白かったですし、 本編と関係ないところでは支部が避暑地ばかりというボケ(ツッコミが淡白すぎるのはマイナスですが)に笑いました。 もっと本題を膨らませてくれたらかなり面白いコントになりそうだと感じました。(2点) ・率直な感想を言うと、もっとカタカナを日本語に変換するボケを入れて欲しかったです。 それがこのネタのテーマであり、メインとなるボケのはずですから。 しかし実際はそれよりバームクーヘンやうっかり七兵衛などあまり関係の無いボケの方が多かった気がします。 それと序盤の本題を切り出すまでのやりとりが長いのでもっと縮めた方がいいでしょう。 練ればいくらでも面白くなりそうな設定だけに残念です。(3点) |
5組目 WAOWAOPANIC |
・「MOVED」系のボケ等、結構面白いフレーズとか小展開はいくつも見られたのですが、 若干違和感を覚えたところがありました。何というか、石川がキレる理由があまり釈然としませんでした。 竹森が「石川がうそをついた」事によりキレたのは、そこそこ道理にかなっていると思うのですが、 それに比べて石川は、キレるというほど竹森に理不尽な事はされていないように思いました。 まして石川側が弟子なので、より安易な理由でキレるっていうのがあまり納得いかないというか。 ただまぁ、「だるまさんがころんだ」+「師弟関係」という設定がはっきりしていたので、その分楽しみやすいネタだとは思いました。(6点) ・急にボケが交代して戸惑いました。これなら徹底して弟子をボケとして使うべきだと。 あとは…括弧書きの長いのは伝わりづらいのでやめたほうがいいと思います。 なんか批判ばっか書いてますが、このアホな空気と師匠が弟子に振り回されるってのはいいと思います。師匠がもっと当惑するのが見たい。(5点) ・石川ひどっ。だるまさんがころんだという発想が素晴らしいと思います。そしてそれを大真面目やっている二人の姿がとても滑稽で面白かったです。 ただ後半の石川が竹森に攻撃しだす所からワンパターンになって来たと思いました。(7点) ・武道の話かと思わせておいて「だるまさんがころんだ」だったときの落差、師匠と弟子の対決で無駄に煽られる緊張感、 後半のボケツッコミが入れ替わったバカな展開への飛躍。と、流れが綺麗に作れていて面白かったです。 欲を言えば、爆発できるポイントと、オチがあっさりしていたのでもう一展開ほしいところですが完成度の高いいいコントででした。(8点) ・コントの主導権が石川に渡ってから一気に面白くなりました。ここまで不条理だとなんか爽快です。 終盤であと一山あったら満点でした。できればト書きによる笑いよりは会話による笑いをメインで進めて欲しいです。(9点) |
6組目 劇団ヴァージニティー |
・設定からまず面白かったです。ビキニギャルがペットという意外性もそうですが、 挑発的な女性がすぐ近くにいるのにペットとしての対応しかしていない大牟田と、 そんな大牟田を冷静にツッコみながらも興奮する牧原とのやりとりが非常に面白かったです。 友佳子のキャラ設定も良かったと思います。 ただオチのところで、何故牧原がオスを買ってしまったのかが若干気にかかりました。 確かにオチとして面白いとも言えるのですが、牧原は基本女性目当てのような気もしたので。 尤も、あまり深く考えてはいけない部分なのかもしれないのですが。(9点) ・読み物として、非常に面白い作品だと思います。オチが見事すぎる。 読み物として、と言ったのははっきりとしたボケが合言葉ぐらいだったのでお笑いのネタ向きではないかなあ。別のベクトルの面白さだと。(7点) ・設定が斬新です。合言葉の件もボケで終わらせずに来客を見極める方法として使うのは秀逸です。 ただどうしても下ネタの部分が目立ってしまうのと、オチが少し安易な気がしました。(9点) ・捻った世界観を生かしきる確かな発想力に脱帽。 友佳子が登場してからの展開が速すぎたかとは思いますが、ペットと美女の置き換えの上手さと、 オチの破壊力にノックアウトされました。合言葉のチョイスも地味に好きです。(10点) ・よくこの設定から面白い方向へ広げられたなぁと感心しました。 明確なボケは少なくても設定と言い回しから生まれる良い雰囲気が笑いを何倍にも増幅させていたように思います。(10点) |
グループ名 | KB | OA率 | BL |
劇団ヴァージニティー | 501 | 3/3 | D |
有機丸アポロ | 445 | 3/3 | D |
青西瓜 | 425 | 20/20 | S |
WAOWAOPANIC | 409 | 12/18 | B |
ヒョーウエ | 269 | 0/5 | G |
乱舞ドライブ | 205 | 0/3 | G |
劇団ヴァージニティー、有機丸アポロの今期期待の新鋭がワンツー。 青西瓜は止まらない20連勝。全組今期3勝目を挙げた。 |