第238回 青沢オンエアバトル

市河:以上で計量は終わりました。
    オンエアされる上位3組の発表です!

ウルトラスーパーDX潮江軍団  (2位)
今期3勝達成!


whitewhite  (1位)
56回振りのTOP合格!


ワイトラック  (位)
負け無し5連勝!


碓氷:難関を突破した皆さんの熱演をご覧いただきましょう!

whitewhite   (11/23)
コント/プール
前田:個人的に思い入れのあるネタなのでオンエアしてよかったです
安正:良
23回目にして遂に425KBの壁を乗り越えた!whitewhite!

安正:あれはプールですか
前田:はい、プールです
安正:あれもプールですか
前田:はい、それもプールです
安正:じゃあ、あれはなんですか
前田:スプライトです
安正:スプライトですか
前田:はい、スプライトです
安正:じゃあ、これもスプライトじゃないんですか
前田:いえ、これはプールです
安正:じゃああのスプライトはなんですか
前田:プールです
安正:納得いきません
前田:納得してください
安正:本当にあれはプールなんですか
前田:はい、あれはプールです
安正:スプライトの方のプールじゃないんですか
前田:いえ、プールの方のプールです
安正:だとしたら、あれはプールの方のスプライトにはならないんですか
前田:いえ、スプライトの方のスプライトです
安正:納得いきません
前田:納得してください
安正:じゃあ、仮にこれがスプライトだとしましょう
前田:はい
安正:何故シュワシュワしないんですか
前田:お客様、スプライトが必ずしもシュワシュワするとは限りません
安正:炭酸飲料なのに
前田:時がたてばシュワシュワしなくもなりますよ
安正:納得いきません
前田:納得してください
安正:じゃあ何故あのプールはシュワシュワするのですか
前田:プールだからです
安正:プールはシュワシュワするものなのですか
前田:シュワシュワするものです
安正:それじゃぁスプライトじゃないですか
前田:お客様、シュワシュワするものが必ずしもスプライトであるとは限りません
安正:それじゃぁ、あのシュワシュワするものはなんなんですか
前田:プールです
安正:納得いきません
前田:納得してください
安正:じゃあ仮にプールがシュワシュワするものだとしましょう
前田:はい
安正:何故あのプールはシュワシュワしてないのですか
前田:プールではないからです
安正:プールではないのならあれはなんなんですか
前田:水田です
安正:何故プールサイドに水田があるのですか
前田:スプライトを育てているからです
安正:納得いきません
前田:納得してください
安正:スプライトは育てるものなのですか
前田:はい、スプライトは育てるものです
安正:芽が出ますか
前田:芽が出ます
安正:根が伸びますか
前田:根が伸びます
安正:花が咲きますか
前田:いえ、シュワシュワします
安正:納得いきません
前田:納得してください
安正:じゃあ仮にスプライトが育てるものだとしましょう
前田:はい
安正:何故プールサイドで育てているのですか
前田:プールサイドをシュワシュワさせたいからです
安正:何故プールサイドをシュワシュワさせたいのですか
前田:楽しいからです
安正:それは楽しそうですね
前田:でしょう
安正:しかしスプライトを育てるだけでシュワシュワする代物なのですか、プールサイドは
前田:信じれば叶います
安正:納得いきません
前田:納得してください
安正:仮に信じれば叶うものだとしましょう
前田:はい
安正:何故僕のスプライトになりたいという一途な願いが叶わないのですか
前田:貴方がスプライトじゃないからです
安正:じゃあ僕はプールなんですか
前田:いいえ、プールではありません
安正:じゃあ水田ですか
前田:お客様、万物あらゆるものがスプライトとプールと水田に分類されると思ったら大間違いです
安正:じゃあ僕はなんなんですか
前田:ファンタです
安正:納得いきません
前田:納得してください
安正:何故そんなに貴方は私を納得させようとするのですか
前田:早くプールに入らせたいからです
安正:そんなことをしたら僕がシュワシュワしてしまうじゃないですか
前田:お客様、いえ、おファンタ様、貴方はすでにシュワシュワしています
安正:じゃあ僕自体が楽しいみたいじゃないですか
前田:というわけで心置きなくプールをご堪能ください
安正:嫌です
前田:何故ですか
安正:まだ納得いかないからです
前田:では心置きなく水田をご堪能ください
安正:堪能できません。それは労働です
前田:では、どうすればプールに入っていただけますか
安正:僕をスプライトにして下さい
前田:私にはそんな力はありません
安正:そもそも僕は本当にスプライトではないんですか
前田:ええ、おファンタ様はファンタです
安正:スプライトの方のファンタじゃないんですか
前田:いいえ、ファンタの方のファンタです
安正:だとしたらあれはスプライトの方のプールにならないんですか
前田:いいえ、あれは水田の方のスプライトです
安正:じゃああれはプールの方のスプライトになりそうなものですが
前田:いいえ、あれはファンタの方の水田です
安正:僕はグレープ味の方のファンタだというんですか
前田:いえ、水田味の方のファンタです
安正:ただ泥臭いだけじゃないですか
前田:プールに入ればその泥臭さも消えますよ
安正:ではプールに入ることにします
前田:それはよかったです
安正:最後に一つ聞かせてください
前田:なんでしょう?
安正:何故貴方はシュワシュワしているんですか
前田:スプライトだからです
安正:納得いきません
前田:うるせぇファンタかぶれめが。くらえ、水田アターック
安正:ギャアー

(シュワシュワシュワシュワシュワシュワ・・・)



安正:どうやらスプライトになったようです
前田:納得しましたか
安正:納得しました
453/545KB

ワイトラック   (5/5)
漫才/四月馬鹿
光:影君、5連勝だってよ!
影:今、2008年の合計特殊出生率を調べてんの!
磁石…元気にやってるかな……。今は真逆の10月だってオンエア!ワイトラック!

光:どうも、ワイトラックです。
影:よろしくお願いします。
    何と世の中には、対象とした人物を虚言によって絶望の淵に陥れたとしても、
  社会的制裁を加えられる事が無いという余りにも恐ろしく、そして悲しい日が存在するそうですね。
光:長々と何を大仰に語っているかと思えば、エイプリルフールの事ね。何を今更って感じもするけど、まぁあるよ。
影:僕も半信半疑での発言だったのですが、まさか真実とは……。いやぁ、ちょっと失禁しても良いですか?
光:許可出来るワケが無いよ!別にそんなに愕然とする事じゃないでしょ。
影:何を言っているんですか。「嘘=罪」というのは宇宙の鉄則なのに、それを根底から覆すなんて開いた口が塞がりませんよ。
光:確かに嘘は良くないんだけどね。まぁでも、一年の内に一回くらいは有っても良いと思うんだけど。
影:いや、何も僕はエイプリルフールを否定しているワケじゃないんです。むしろ、良いじゃないエイプリルフールってなモンで。
光:肯定の立場だったのか!紛らわしい物言いはやめなよ!
影:素晴らしい日だと思います。特に名前。「エ」で始まって「ル」で終わるような言葉なんか、そうそう見当たりませんからね。
    しかも途中に「ー」を含んでいるトコロも高評価です。
光:どういう角度からの品評なんだよ!
影:あと同じ理由で「エターナル」ってのも良い言葉ですね。
光:「ですね」と言われても共感出来そうもないよ!
    そんな事言ったら「エール」って言葉は条件満たしてるけど、これはどう思うの?
影:死ねば良いと思います。
光:幾らなんでも冷たい!話に乗ったというのに!
影:そういうワケで、こんなに素晴らしい日がある事を知らなかった僕は、唐突に存在を知らされて、感極まったというのが全容です。
光:あぁ、そうなの。まぁ流石に今まで知らなかった、ってのは嘘だと思うけど……
影:何を馬鹿な。それじゃあ僕がエイプリルフールでも無いのに嘘を吐いた、って事になるじゃないですか。
光:いやいや、だってありえないじゃん。存在くらいは知ってたでしょ?
影:全く存じ上げません。というよりも、僕は今までに嘘を吐いた事がありませんからね。
光:それこそ絶対嘘だよ!どんなに善良な人でも、小さな嘘くらいは吐く事あるって。
影:いえ、本当に無いんです。とにかく「嘘=罪」という意識が強くて、嘘が許せないんですよ。
光:…それが本当なら素晴らしいんだけどさぁ。どうも信用がならないんだけど……。
影:自分がどんなに不利になろうと嘘だけは吐きません。
    街でアレな人達からお金をせがまれても、決して「持っていない」とは言いませんから。
光:そこは多分嘘吐いて逃げても良いと思う!
影:以前、学校の理科室を全焼させた事があったんですけれども、その時も正直に名乗り出ましたよ。
光:いや待て名乗り出たから何なんだ!嘘よりも格段にレベルの高い罪を犯してるじゃん!
影:そんな状況でも嘘だけは吐きたくなかったんです。自分に正直になりたかったです。世間に僕の存在を知らしめたかったんです。
光:痛い中学生みたいになってるよ!
影:まぁそんな僕なんですけれどもね、嘘が許されるんなら、あぁ、じゃあね、吐いてみても良いんじゃないか、と。
光:過去が過去だけに止めざるを得ないんだけど!今まで通り、嘘が許せない君で居てくれ!
影:というワケで、来るべきエイプリルフールに向けて、ちょっと計画を練りたいと思うんですが。
光:ああ……、いや、じゃあもう勝手に吐けば良いんだけどさ、そんな計画立てるほどの事でも無いからね?
影:だって折角嘘が吐けるんですから、より良い嘘を吐きませんと。
    えっと、エイプリルフールってのは、嘘の上限とかあるんですかね、何個までOKとか。
光:そんなのイチイチ気にするか!
影:どうなんですか?…あ、でも上限があったところで、結局嘘を吐けば守らなくても良いワケだから、
    えー僕は上限は無いと思うのですが、光さん、真実はいかに?
光:無いよ!そんな考察するまでも無いよ!
影:なるほど、上限は無し、と。という事は2千億個位吐いても良いんですね。
光:良いけどどうなっても知らないからね!一生かかっても無理と見た!
影:流石に多すぎますか。じゃあ各友人に対して、一つずつくらいにしましょう。という事は、合計3個と。
光:何か結構なハイテンポで悲しくなる発言が出たけど!
影:そういえば、彼等にも色んな嘘を吐かれましたね。
    「お前の余命は後半年」だとか「今自宅爆発したけど良いの?」とか。
光:かなり悪質極まる嘘だと思うよソレ!
影:一番驚いたのは「お前の家の居候ロボット、未来から帰って来たぞ」と言われた時ですね。
    急いで家に帰って、姿が見当たらなくて、そもそもそんなモノが居ないと気付いた時には流石に泣きました。
光:それは君個人がアホなんじゃないかと思うけどさ!彼等は本当に君の友達なの?
影:彼等は親友と言っても過言じゃありませんよ。共に友情の約束を交わした仲ですから。忘れもしない、十年前の四月一日。
光:エイプリルフール!
影:さ、という事で彼等の人生を破滅に導くような嘘を考えましょう。何、大丈夫、エイプリルフールですから。許される許される。
光:法的に許されない事をしそうな気がするけど大丈夫かな!あくまでも嘘を吐くだけだよ!
影:分かっています。あくまでもエイプリルフール、そう、この現実が嘘だったらどれほど良いかと思えるような……
光:絶対に何かしでかす気じゃん!そんな事で人生を棒に振って良いのか!
影:え?何しても許される日なんでしょ?
光:許されるのは嘘だけね!犯罪だったらそりゃ罰せられる…、大丈夫?興奮しすぎて見失ってない?
影:あぁ、そうでしたね。せっかくのエイプリルフールなんですから、嘘を吐きましょう。
    そうしますと、肝心な嘘の内容について考えていきたいんですけれど。
光:ていうか、基本的に他愛も無い嘘が望まれるからね。あまりに酷い嘘だと流石に駄目だと思うよ。
影:え?じゃあ僕が友人達に吐かれた嘘は何なんですか?友人達にしてみれば、
アレが他愛も無い嘘だと?
光:こう言っては何だけど、もはや友達とは呼べないと思うよ、前例がある訳だし……
影:友達じゃ無いと言うなら、一体何と呼べば良いんですか。
光:それに関してはもう、何とコメントしたら良いか……
影:なるほど、分かりました。僕だって別に彼等が憎い訳ではありません。
    多少事故れば良いな、と思うようなレベルですし。
光:充分過ぎるほど憎んでると思う!
影:他愛も無い嘘、結構です。それを以って彼等との親睦が深まれば最善でしょう。
光:そうそう、そういう穏やかな気持ちでね。
影:問題は騙されてくれるか、ですね。騙されてくれないと嘘の意味が無いですし。
光:そこは君の腕の見せ所なんじゃないの?
    まさか嘘を吐いた事が無いから、どうすれば良いか分からないとか?
影:いや、そもそも僕の話を聞いてくれるかどうか……
光:そんな次元じゃ話にならないから!もう絶対友達じゃ無いよそんなの!
影:あ、じゃあ「僕達の友情は永遠だよね」と言いましょうか。
    そうすると彼等は「は?何言ってんのお前マジで気持ち悪い虫唾が猛ダッシュ」とか言うハズですので、
    そこですかさず僕が「エイプリルフールでしたー」と言って、後でボッコボコ。
光:そこまで想像出来てたら友情なんて最早皆無だよ!
    あと何だ「虫唾が猛ダッシュ」って!どういうセンスなんだよその人達は!
影:いや、「虫唾が猛ダッシュ」は絶対に使うハズです。
    「コレ俺等の間で流行ってるから、お前もドンドン使っていけよ」って言われましたから。
光:じゃあ嘘だよ!何で尚も彼等を信用できるんだ君は!
影:でもコレを教えてくれた事には感謝しているんです。今まで外した事が無いですからね。そりゃもうクスクスと……
光:間違い無いと思うけどソレ嘲笑!馬鹿にされてるよ君!
影:何を言うんですか。僕は彼等から「お前が居ると退屈しないな(ニヤニヤ)」と言われる男ですよ。
光:最後の擬音が物語ってるよ、馬鹿にされてるって事を!
影:さっきからどうにも酷い言い様ですね。流石の光さんとも言えど、僕も我慢なりませんよ。
光:情報を聞く限りでは前向きな意見なんて言えないよ!
影:友達ってこういうモンでしょ?その場を楽しくするためなら平気で嘘を吐き、
    場合によっては少々の折檻も厭わないのが、真の友情でしょ?
光:ねじれ過ぎてるよ!思想が既にダークサイドなんだけど!
影:僕は彼等を楽しませる事が出来るなら何だってやりましたから。
    お金もすぐ用意しますし、「燃やせ」と言われれば理科室に火も点けましょう。
光:それで本当にやっちゃったのか君は!もう本当、その人達と関わっちゃ駄目だよ!
影:そんな事言わないで下さい。彼等は僕に光を与えてくれた、唯一にして絶対の神なんですから。
光:ポジティブというのも痛々し過ぎる!悲しくなるよもう止めてよ!
影:そんな彼等に嘘を吐く、そんな行為は許されないかもしれません。
    しかし、僕が行動を起こす事で彼等が楽しんでくれるなら、それなら僕は……
光:嘘吐く云々より、民事的な事気にした方が良いよ!今のところ勝てる要素大量だよ!
影:……喜んで………死をも受け入れます。
光:怖すぎる!無闇に鬼気とした間を持たせないで!
影:「僕が死んだ」という事が嘘ならば、きっと彼等は悲しむんだろうな。
光:叙情的に言うな!涙が出そうになる!
影:……ハイ。と、まぁココまでの話は、全部嘘なんですけれども。
光:いや、嘘かよ!もうこれしか出てこないよ!嘘かよ!
影:エイプリルフールなんて知らないハズが無いですよ。一日平均三回は嘘吐きますよ。
光:何だったのコレ!何が伝えたかったの?!
影:大体ね、僕に友達なんて居るハズ無いじゃないですか。
光:それはまた別に悲しいよ!君はそれで良いのか!
影:ただ、友達が居ない事は本当だったんですよね。
    僕、嘘が許せないって言ったじゃないですか。最後に本当の事言いたくなっちゃってね。
光:割と嫌な事実だけが残っちゃったんだけど!
影:やっぱりエイプリルフールだろうと、嘘なんか吐いちゃ駄目ですね。
光:もういい加減にして!
影:ありがとうございました。
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ウルトラスーパーDX潮江軍団   (6/7)
コント/昼休み。教室にて。
向島戦犯:見せて貰おうか、潮江軍の糞コントの性能とやらを・・・。
ようやく元ネタを知ってる台詞が来ました。自己タイの3連勝!ウルトラスーパーDX潮江軍団!

河本:あぁ、腹減った! 
   今日の弁当はどんなんかな・・・うわっ!ショボッ!全体的に茶色!煮物だらけ!色合いを考えてくれよ母! 

半沢:・・・おい・・・河本・・・ 

河本:ん?何か用か? 

半沢:お前の机の上にあるそのジュース・・・もしかしてブリックじゃないか? 

河本:あぁ、ブリックのヨーグルト味だ。それがどうかしたか? 

半沢:・・・違う!史実と違う! 

河本:・・・はぁ? 

半沢:そんなはずがない!ブリックなんてことは有りえない!絶対に有りえないんだ! 

河本:おい、どうしたんだ急に? 

半沢:・・・どうやら、俺は歴史に干渉しすぎたようだ! 

河本:さっきから何言ってんのお前? 

半沢:・・・すまん。取り乱してしまった。 

河本:いや、別にいいけどさ。何があったんだ? 

半沢:話すと長くなるが・・・まずはこれから話さないとな。 
   ・・・親友のお前だから打ち明けるけど、実は俺・・・未来から来たんだ! 

河本:・・・あぁそうなの。お前の中では、そういうのが流行ってるんだな。

半沢:ある任務を遂行するために数年後の日本から来たんだ。
      何のために来たか、詳しくは言えないが・・・。今まで黙っててすまなかった! 

河本:まぁ、面白そうな話だから付き合ってあげるわ。うん、それで? 

半沢:で、この世界でしばらく高校生として過ごしていたんだが・・・俺が生きていた世界とは若干の違いが生じてきているんだよ! 

河本:なるほど、お前が歴史を変えちゃったって設定なのね。 

半沢:そうなんだよ!で、今回はそのブリックなんだ! 

河本:ブリック? 

半沢:あぁ。史実通りにいけば、西暦2008年11月21日の今日、お前はブリックではなくピクニックを飲んでなければならないんだ! 

河本:いやいや、大して変わらんやんけ。 

半沢:そういう問題ではない!お前はバタフライ効果を舐めてるのか! 

河本:なんだよバタフライ効果って。 

半沢:今は小さな違いでも、時がたてばその僅かな差がどんどん大きくなり、取り返しがつかないほどに歴史が狂って・・・
   ・・・まぁいい。細かいことを説明している暇はない! さぁ今すぐそのブリックを置いて、ピクニックを買ってきてくれ! 

河本:いや、勿体ねぇし。せっかく買ったから全部飲むよ。チュー 

半沢:や、やめろ!これ以上ブリックを飲まないでくれ!史実と違う行動はやめてくれー! 

河本:チュー! 

半沢:あ!あ!紙パックがベコってなる勢いでストローを吸っちゃって!やめて!その吸い方も史実と違うから! 
   頼む!この通りだ!今日だけはピクニックを飲んでくれ! 

河本:もー、分かったよ。分かったから、座れって。もう飲まないから。 

半沢;ありがとう!助かったよ! 

河本:何でそこまで必死になるかなー。全く意味が分からんけどな。 

半沢:意味は分からなくていい。とにかく、今日はピクニックを飲んでくれ。 

河本:分かったよ、後で買いに行くよ。 

半沢:すまんな! 

河本:・・・・・あのさ、話は変わるんだけどな。

半沢:何だ?

河本:半年ぐらい前、お前にFF貸したよな? 

半沢:え!? 

河本:何を驚いてんだよ。いい加減返せよな。借りパクは許さんぞ。 

半沢:・・・お前、今・・・何て言った? 

河本:いや、FF返せって話だけど。 

半沢:・・・ち、違う!史実と違う! 

河本:えー、またかよ。 

半沢:史実に従うならば・・・お前はFFを「ファイファン」と略していたはずだ! 

河本:今どき、ファイファンって言う奴いるのかよ。 

半沢:いや、お前はそう略していたはずだ!間違いない! 
   頼む!今日からはファイファンと略してくれ! 

河本:やだ。FF返せ!FF!FF!FF!FF! 

半沢:やめろー!やめてくれー!Fの連呼はやめろー! 

河本:FF!FF!藤子不二雄FF! 

半沢:やめろー!変なアレンジまで加えるなー!しかもそれを言うなら、藤子・FF・不二雄だろー!初心者が陥りやすいミスをするなー! 

河本:分かった分かった。分かったから。ファイファンって言えば返すんだな? 

半沢:あぁ、返す!速攻で返す! 

河本:じゃあ、明日ファイファン持ってきてくれよ。 

半沢:・・・ブフォ!今どきファイファンって! 

河本:何、噴き出してんだよ!お前が言えって言ったんだろうが! 

半沢:すまんすまん!明日必ず持ってくるな!FF! 

河本:・・・いちいちムカツクなぁ・・・ 

半沢:・・・おい、ちょっと待て! 

河本:なんだよ! 

半沢:お前が今食ってるの・・・それ何だ? 

河本:これ?レンコンだけど? 

半沢:・・・ち、違う!史実と違う! 

河本:またかよ!そのノリしつこいな! 

半沢:・・・俺の世界では・・・レンコンに穴は開いていなかった! 

河本:それ、歴史に干渉とかいうレベルではないと思うけど。 

半沢:いや、本当なんだ!信じてくれ!

河本:あぁ、そう。穴のないレンコンを食べてたんだ。

半沢:もちろんだよ!そんな穴だらけの食べ物、初めて見た! 

河本:へー。 じゃあさ、お前がいた世界では、からしレンコンとか作れないんじゃないのか? 
   穴がなかったら、からし味噌入らないだろ。 

半沢:いや・・・それは作れる。 

河本:え?どうやって? 

半沢:からしの穴にレンコンを入れるんだ。 

河本:いや、わけわかんねぇし。からしに穴なんかねぇし。 

半沢:もしくは、鼻の穴にからしを入れた状態で、レンコンを食べる。 

河本:何だその罰ゲーム。 

半沢:・・・クソ・・・それにしてもショックだ・・・ここまで歴史が歪んできているとは・・・ 

河本:確かにレンコンは酷いな。生態系が変わってるもんな。 
   じゃあ、他にも何か変わってることってあるのか? 

半沢:もちろん、細かいのを入れたら、数百個はあるだろうな。 

河本:へー、結構あるな。いつからそうなったんだ? 

半沢:そうだな。一番初めに歴史の歪みに気付いたのは、藤川球児がマウンドに上がるのを見た時だ。 

河本:藤川?阪神の? 

半沢:そうだ。こっちの世界では、リンドバーグの曲で登場してくるだろ。 

河本:あぁ、確か「every little thing every precious thing」っていう歌だったかな。 

半沢:でも、俺の世界では違うんだ・・・俺の世界の藤川は「ドナドナ」で登場するんだ。 

河本:え!?「ドナドナドーナードーナー」ってやつか? 

半沢:そうだ。「かわいい子牛〜売られて行くよ〜」の歌詞とともに、哀しげな目をした藤川がリリーフカーで運ばれてくるんだ。 

河本:そんな曲をかけられたら、気合が入らないだろ? 

半沢:見慣れてないからそう思うだけだ。俺の世界ではそれが普通なんだ。  

河本:そうかな・・・他に違いはないのか? 

半沢:他には・・・一番大きいので言うと、俺の世界では辻ちゃんがタバコ吸って、加護ちゃんができちゃった結婚したことかな。 

河本:そこ、逆なんだな。 

半沢:そうなんだ。おまけに、安倍なつみはパクリ魔だし。 

河本:それは俺の世界と一緒だ。あいつのパクリ癖は普遍的だ。 

半沢:それから、LOVEマシーンのジャケットの法則って知ってるか? 

河本:あぁ、何か聞いたことあるな。確か・・・ジャケットに並んでる順に、メンバーがモー娘を脱退してるんだっけ? 

半沢:そう、それだ。俺の世界では、ジャケットに並んでる順にメンバーが謎の死を遂げてるんだ。 

河本:怖えぇなそれ!呪いじゃねぇか! 

半沢:ちなみに、安倍なつみは陸上自衛隊の駐屯地で右翼っぽい演説した後、割腹自殺した。 

河本:それ、三島由紀夫のまんまパクリじゃねぇか!せめて、死に方にはオリジナリティを入れてほしかったなぁ・・・ 

半沢:・・・そういえば、こっちの世界ではドラゴンボールが実写化されるんだってな? 

河本:そうらしいな。・・・もしかしてそれも違うのか? 

半沢:そうなんだ。俺の世界では、風の谷のナウシカが実写化されたんだ。 

河本:へー!確かに名作だけどね。じゃあ、ナウシカ役は誰がやったの? 

半沢:ナウシカ役は・・・ウーピー・ゴールドバーグだ。 

河本:え!?ウーピー・ゴールドバーグ?原作無視しすぎだろ! 

半沢:いや、ナウシカ役はまだましな方だよ・・・ヒドいのは巨神兵役だ。 

河本:え、巨神兵はCGじゃないの? 

半沢:そうなんだよ・・・実は巨神兵役もウーピー・ゴールドバーグだったんだ。 

河本:えぇ!無駄に1人2役! 

半沢:あぁ。ちなみに王蟲役もウーピー・ゴールドバーグだ。 

河本:え!王蟲まで!それ主要人物、ほとんどウーピー・ゴールドバーグじゃん! 

半沢:そうだ。ナウシカが王蟲の群れに突っ込んでいく名シーンあるだろ?あれ、画面上が全部ウーピー・ゴールドバーグだったからな。 

河本:すげぇな・・・カオスだな・・・ 

半沢:あと、何故かキツネリスだけニコラス・ケイジがやってた。 

河本:なぜそこだけニコラス・ケイジ!コンセプトが見えない!でも正直、その映画観てみたい! 

半沢:まぁ要するに、実写版ナウシカが見たければ、史実と違う行動は慎んでくれって話だ。 

河本:あぁ、分かったよ!できる限り、史実に合わせた行動するわ! 

半沢:あ、あとさ。もう1つ頼みごとがあるんだけど、いいかな? 

河本:何? 

半沢:あの・・・一万円貸してくれねぇか? 

河本:は?一万円はちょっとなぁ・・・ 

半沢:・・・違う!史実と違う!史実に従えば、お前はすんなりと一万円貸してくれるはずだ! 

河本:分かった、分かった!貸すから! 

半沢:ありがとう!わーい! 
   じゃあ、俺はグラウンドでポートボールして来るから!お前も弁当食って、ピクニック飲んだら来いよ! 

河本:おぉ分かった、すぐ行くわ! 
   ・・・やっぱりナウシカの主題歌もウーピー・ゴールドバーグが歌ってるのかな・・・



終わる
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【敗者コメント】
レンコン 361KB
レン:う〜ん…やっぱ4連勝はかなり高い壁なんですかね。
コン:そんな壁は努力でいつか超えてやるよ。
レン:良い事言った。頑張ります。
天体観測 361KB
 翔:よし!なんか決断できる負けですね
ミヤ:自分たちのペースで頑張れってことでしょう
るねより 261KB
瑠音 しょうがない。いろいろな意味で。
上寄 概ね同意。

【ジャッジペーパー】  上から、SPARKING、もりちみを、牧原ナオミ、8823、銀沙灘(敬称略)
1組目 レンコン
・雪合戦を変えるというアイデアは良かったです。平等院と万有引力は良かったです。
 ただ雪を食うというのは雪ネタでかなりベタなボケだと思います。
 個人的にもう少しパターンをもうちょっと増やして欲しかったです。(6点)

・「平等院鳳凰堂」が非常につぼにはいりました。
 テンポが良くてすらっと読めましたね。
 突っ込みにやや違和感がある部分もありましたが、面白かったです。(9点)

・実に頭に入ってきやすい漫才だったと思います。流れるような読みやすさ。
 ボケも不意打ちの鳳凰堂は意表を突かれました。
 気になる点はツッコミでしょうか。
 「そこは見た目にしとけよ!」「しかも最後鳳凰堂投げてたしな!」
 の部分など、ちょっと蛇足的なニュアンスを感じました。(7点)

・ネタの題材としては斬新だと思ったんですけど、一本調子な印象を受けました。
 雪を食べるというボケを押していると思うんですけど、僕の中じゃツボじゃなかったので笑いどころが狭まったきがしました。(2点)

・平等院鳳凰堂には不意を突かれました。いきなり雪とは全く関係ない単語出てきて。
 けどボケが食べ比べ、鳳凰堂、万有引力の3パターンしかないのは致命的です。
 テンドンこそ効いてましたが、こじんまりと落ち着いてしまったように思えます。
 終盤はただ前に出したボケを再登場させること優先で展開してるようにすら感じました。
 もう少しボケの種類を増やして欲しいです。(6点)
2組目 天体観測
・全体的な流れは相変わらず流石天体さんだなと感じました。
 ただいつもに比べてダジャレや言い間違いレベルのベタなボケが多々見受けられたのが勿体無かったです。
 個人的にボカチカが誰だか分らなかったのと外国人差別は入れない方が良かったです。(6点)

・「ボカチカ」とか「寝る前に涙が止まりませんでした」などのフレーズがおもしろいですね。
 全体的にみると、面白いボケも多いですが…序盤のほうの「ヘロイン」などはちょっと弱いかなと思いました。
 でも、全体で通してみると6点以下をつけるネタではないと思いました。(7点)

・「オープニングのダジャレ攻め」「ミヤちゃんパーンチ」「朝青龍が200キロ」
 すいません、減点理由はこの三つだけです。他の部分は減点する理由がありませんでした。
 だけど、私としてはここは引かせてください、申し訳ないです。
 オープニングのダジャレ攻めはその後のネタの雰囲気と比べると、
 必要性があったのはバグダッドだけで他はいらなかったかなあと。
 朝青龍はまあ200キロもないっていう単純な理由です。
 だけどミヤちゃんパンチは、それまでの完璧ともいえるネタ運びと世界観が、私の中で揺らいだ一行でした。
 この素晴らしい漫才にそぐわないように思えてしまいまして・・・こればっかりは申し訳ありません。(7点)

・言い間違いのボケが多すぎる気がしました。
 後半のCM宣伝のくだりは面白かったです。
 ただ、大オチが強引だったのはもったいないと思いました。(3点)

・2年ぶりくらいに見ました。ミヤちゃんパンチ。その後のボカチカも好きです。
 言い間違いボケはつまらなくはないんですが、かなりしつこいかなと。
 さすがに2,3個に1個がコレだと読む側も慣れてしまいます。
 あとは脚本、配役、宣伝とこの順番を入れ替えても然して問題のないくだりが続き、
 あまり進展がない漫才だったのでいきなり終わったように思いました。
 実演、とまではいかなくても、接続詞として「最後に」を使うと変化があるかもしれません。(7点)
3組目 ウルトラスーパーDX潮江軍団
・世界で起こっている細かいことが違う事を必死で変えようとする半沢のキャラが最高です。
 全体的にボケのレベルが高くてかなり楽しめました。
 ただその分オチが消化不良に感じました。(9点)

・終始面白かったです!
 とにかく、SF的な要素をうまくボケにしているのはすごいと思いました。
 きっと、このネタ書いた人は頭がいい人なんだろうな、と感じました。
 細かいフレーズも良くて、もう満点です。(10点)

・時空を超えてやってきたってネタ、以前見たことあるなー。とれいんさんだったかなギャラえんさんだったかな。
 それはまあおいといて、未来から来た→史実と違う、っていうのはいささか矛盾があるかなー。
 タイムパラドックスの話になると論点がややこしくなるのでこっちもおいておきますが、
 ボケは当たり外れが大きかったですね。ニコラスケイジはよかったけどモー娘。あたりはさすがに風化してるかなと。
 それとオチ。これは流石にもうちょっと予想を裏切った落とし方をしてもらいたかったですね。
 ニコラスやウーピーをこんな使い方が出来る方ですから、そこまで望んでもいいかなーなんて思ったり。(5点)

・ナウシカのくだりはかなり面白かったです。
 だた、他の部分のボケは印象に残らなかったです。
 結局一万円借りるための嘘だったとしたら、最後の台詞がネタにマッチしない気がします。(3点)

・潮江さんの芸能ネタは面白いということがよく分かりました。中身は普通なのに出し方が巧いんですよね。
 ウーピー・ゴールドバーグに関しては何にも知らないのに笑えてしまいました。
 ネタも尻上がりに調子が出てきたように思います。
 ホントは満点でもいいんですがそうじゃない理由はオチがオチてない事にあります。
 さっきまで連呼していた言葉をオチに持ってくるのは綺麗じゃないですし、
 こういうもやーっとしたオチが似合う雰囲気のネタでもないです。(9点)
4組目 whitewhite
・何度か見たことがあるネタなんですが、相変わらず二人のゆるい押し問答がかなり好きです。
 ワンパターンなのに掛け合いが上手くじわじわツボにハマりまって良かったです。
 特に僕から言えることは無いです。(10点)

・シュールなネタですね。
 終始一貫してシュールで、読んでいるうちにどんどん引き込まれてしまいました。
 でも、笑えるかというとまた別で、どちらかといえば不条理な小説を読んでいるという感じでした。(5点)

・脳内でゲシュタルト崩壊。ある意味凄いネタでした。
 話がどんどん逸れていく様を描いているのはこれも凄いテクニックだとは思うのですが、
 それが笑いに繋がるか、となるとそれはまた別の話なわけで。
 かといってつまらないかといえばそういう分類の仕方をするのも違うかなと思いまして、
 振り子は大きく触れましたが、(私の中での)基準点に落ち着いたというわけで。(5点)

・良い意味で意味不明なネタですね。
 水田が出てきて、ファンタが出てきて、水田味が出てきたときには大笑いしました。
 単調な会話の中に生じたズレがすごく面白かったです。(10点)

・なんだこれ。ややこしいのに面白いです。いや、ややこしいから面白いんでしょうか。
 「いえ、シュワシュワします」「信じれば叶います」「ファンタです」
 単調になりそうなところでこういった新たな不思議フレーズがぶち込まれる事で最後まで飽きることなく読めました。(10点)
5組目 ワイトラック
・影が友達から嫌われていたりその友達を騙す嘘を考えているボケはほぼ外れ無く面白かったです。
 ただオチがその分凄く勿体無いように思えました。
 あと僕も以前言われたことなんですが、光さんは女性なのでツッコミの口調を統一した方が良いと思います。(8点)

・「虫唾が猛ダッシュ」というフレーズは好きです。
 全体でみると、ややこじんまりとしている印象で残念です。
 過去のネタをみた限り、貴方の実力はこんなものではないはず、と勝手ながら思っています。(6点)

・うーん、いろいろと惜しい漫才かしらん。
 ボケの言い回しにこれ以上ないというくらい丁寧な気遣いが感じられるのに、
 ツッコミが若干拾い切れてない印象を受けました。
 恐らくなんですが、「お前ん家の居候ロボット」のくだりはドラえもん7巻の部分だと思うんですよ。
 けど、それはやっぱりツッコミがそこで引用先をフォローしないと、分からない人には伝わらないまま終わっちゃうと思うんですよ。
 あと、「エール」→「死ねばいいと思います」のくだりなんですが、
 折角ここまで練りこまれた言い回しなのに、この部分だけはストレート過ぎるかなあ。
 終盤で出てくればまだそのギャップに笑えたかもしれませんが、些か序盤でぽっと出されると、違和感だけが残りました。(4点)

・ボケがかなり良いキャラ出してると思います。
 前半のカツアゲと理科室の火事が後半にリンクしているのも良かったです。
 ただ、中盤のネタが暗すぎる気もしました。(6点)

・語彙力が凄いですね。知的なコンビって印象を受けました。
 序盤から中盤にかけては影のダークキャラで笑いが取れていたんですが、
 終盤になるとさすがに慣れてしまいました。というよりダークさに拍車がかかって笑えるどころじゃなくなってます。
 「……喜んで………死をも受け入れます。」とか普通のキャラが言えば笑い飛ばせるんですが、
 今までの発言が発言なので冗談で済まないんですよね。
 となるとそれ以外のボケはどうなのかって話ですが、種類が友達(?)に遊ばれる影の一辺倒でバリエーションが乏しいです。
 それで盛り上がれば問題ないんですが、そうではないので。
 暗い発言はどんな雰囲気のネタであれ慎重に使うべきだと思います。(8点)
6組目 るねより
・タイトルの夜月って誰でしょうか?個人的に凄く気になりました・・・。
 肝心の内容なんですが、シュールな掛け合いはwhitewhiteさん同様良かったです。
 しかしこちらは内容がイマイチまとまっておらず情景が思い浮かびづらかったです。
 でも瑠音さんのキャラは非常に好感持てました。(5点)

・キャラが面白いですね。かわいいと思います。
 でも、展開がちょっとわかりづらくて損していますね。
 序盤の導入部が特にわかりづらく、理解するまで時間がかかってしまいました。(4点)

・うーむ、「二人が楽しそうに会話をしている」という印象だけで終わってしまいました。
 実際TVに出る芸人さんとかでも、やっている本人たちは楽しそうだけど、その楽しさが客席にまで伝わってないというか、
 このネタも同じ感覚で最後まで読み進めてしまったんですよ。おいてけぼりをくっちゃいました。
 一人一人の台詞自体は決して長くなく、テキストとしては読みやすかったですね。
 あとはちょっと沈黙の「・・・」の多用が気になったかなあ。
 間の表現としては一番適切かと思いますが、やはり使用度が多く、逆に間延びを感じました。(3点)

・ループネタは結構好きなんですけど、全体的に不透明な点が多すぎる気がしました。
 言葉の使いまわしはうまいと思います。
 ただ、それが笑いにつながらなかったのがもったいなかったです。(3点)

・「お願いをしてきて下さいにゃ。」
 うーん、決して悪くは無い、いやむしろ面白いんですけど、
 こんだけ引っ張ってるんですから相当インパクトのあるものでないと閉まりません。
 特にこのネタはオチに重きを置く必要があると思うんです。
 序盤からずっと何のお願いだろう何のお願いだろうと読み手が気になるのは必然なわけですし。
 それに爆発的ボケもなく、盛り上がりに欠けました。
 でもメイド以降のやりとりはなんか面白かったです。雰囲気でしょうか。
 できればこの雰囲気をメインにしてネタを作り直してみてください。(4点)

【第238回結果表】 平均KB 372.3KB
グループ名KBOA率BL
whitewhite45311/23
ウルトラスーパーDX潮江軍団4176/7
ワイトラック3815/5
レンコン36112/20
天体観測36119/24
るねより2611/5
whitewhiteが自己最高で今期3勝目を決めた。
ウルトラスーパーDX潮江軍団も同様に今期3勝目。
接戦をモノにしたのはワイトラック。
レンコン、天体観測はまさかの連勝ストップ。