第227回 青沢オンエアバトル

市河:以上で計量は終わりました。
    オンエアされる上位3組の発表です!

みかづき。  (3位)
6連勝!


ディオシス  (1位)
TOP合格!


WAOWAOPANIC  (2位)
リベンジ成功!


碓氷:難関を突破した皆さんの熱演をご覧いただきましょう!

ディオシス   (2/2)
漫才/マネキン運び
カミ:とんでもない高得点です。
城下:オンエアー!!うひゃー!!
とんでもないかは別としてたしかに高得点。2連勝!ディオシス!

城下:どうも〜、こんにちは。ディオシスと申します。

カミ:おい、おい、ちょっといいか?

城下:何さ?

カミ:憧れちゃうんです!

城下:おう、どうした?

カミ:どんなクズでも憧れちゃう職業があるんですってば!

城下:言い方気をつけろよお前。

カミ:素敵な職業が!

城下:憧れちゃう素敵な職業?…って何よ?

カミ:マネキン運びー!

城下:………何だよそれ。

カミ:いや、マネキン運びってのは、マネキンを運ぶ仕事のことで…

城下:意味じゃねぇよ。意味は別に聞きたかねぇんだよ。

カミ:じゃあ何さ?

城下:"だけ"はねぇだろ。運ぶのはショップ店員の仕事の1つに組み込まれてんでしょって。

カミ:いや、専門の業者がいんの。

城下:おる?!俺、売ってる業者は聞いたことあるけど運ぶだけの会社なんて聞いたことねぇぞ!

カミ:あるんだって!株式会社『走るマネキン』

城下:おっかねぇな!何て奇抜な社名だ!

カミ:社長が実際に見たということで…

城下:だからってそのまんまつけんなよ!動詞を社名に組み込むな!気持ち悪ぃな!

カミ:気持ち悪い?…何て失礼なことを言うんだ!!家賃2万9千円のくせに!!

城下:どの部分で差別されてんだ俺は!

   気持ち悪いから気持ち悪いって言ってんだよ!そんな職業誰が憧れるんだバカ!

カミ:子供子供!子供に大人気!

城下:憧れねぇよ!どこのガキが「あっ、マネキン運びたい」って言うんだよ!

カミ:公務員、パティシエ、マネキン運び。

城下:捏造すんな!ランキングをよ!絶対嘘だろ!

カミ:畳職人。

城下:地味に大健闘したな畳職人!4位かよ!

カミ:ゴマ和える人。

城下:もはや職業でも何でもないやつが5位ってどういうこった!

   いや、違うよ!子供の憧れる職業っつったらプロ野球選手とかが第1位でしょうが。

カミ:マネキン運びは端から見たら、どう考えても死体遺棄ーでしょうが。

城下:"第1位"みたいに言うなよ!"遺棄ー"って伸ばすな!

カミ:憧れちゃうわ〜。

城下:憧れねぇよ!何でパッと見、死体遺棄っぽい職業に憧れるんだよ!

   子供はやっぱりプロ野球選手ですよ。夢があるし将来大金持ちになるかも知れんし。

カミ:マネキン運びはすんげーだるいし将来腰痛持ちになるかも知れんし。

城下:ぽく言うなって!しんどいだけじゃねぇか!

カミ:憧れちゃうわ〜。

城下:憧れねぇって言ってんだろ!ほんでプロ野球選手になれば、女子アナとも結婚できるし。

   ホームランをカキーンと打てたら気持ちいいし。お立ち台に立って「サイコーです!」心の底からカッコいいがな。

カミ:いや、マネキン運びだってマネキンの股間にいい様に穴あけたら結構できるし。

城下:何がだ!何が結構できるんだよ!

カミ:ソープランド行かんとイケるから気持ちいいし。

城下:いや、もう私物化してんじゃねぇか完全に!

カミ:もう勃ちに勃って「サイコーです!」

城下:何してんだよお前は!マネキンで!

カミ:心の底から(ええがな〜)

城下:言い方エロいんだよ!気持ち悪い!

カミ:あ〜壊れちゃうわぁ。

城下:ぽく言うなってだから!"憧れちゃうわ"風に言うなよ!

   っていうか穴開けた時点でとっくに壊れてんだよ!お前の頭もマネキンも!

カミ:…ほほーう、腕上げたな。

城下:あぁ、もう!面倒だから食いつくなよそんなとこ!

カミ:家賃2万9千円のくせに。

城下:だからどこで差別されてんだ俺はよ!

カミ:いやぁ、良いことずくめじゃないですかマネキン運び。

城下:少なくとも子供には人気出ねぇよ。

カミ:じゃあ早速やってみましょうか。

城下:えぇ?!いや、何勝手に話進めてんの!?

カミ:まぁ、やりたくないけどネタの進行上やってやるよ。よし、やろうか。

城下:思ってもないことを俺のセリフを取ったっぽく言われた!

カミ:はい、じゃあ行きま〜す。よーい、スアッ…ヌ……ンフ!!

城下:はっきりスタートせぇよ。

カミ:はいじゃあ今からゴマを和えていきまーす。

城下:違う!それ5位の職業の人!

カミ:今日はリカちゃん人形に和えるんですけども…

城下:和えてどうするんだよ!

カミ:リカちゃん人ギョマ。

城下:訳わからんわ!

カミ:はい、じゃあまず部屋の電気を消して、嫌いな奴の顔を思い浮かべながら呪文を唱えつつ和えますね。

城下:呪術!!呪術!!第5位呪術師!!ゴマ和える人じゃない!!

カミ:うるさいな。何だよ横からワクワクドキドキ。

城下:ワイワイガヤガヤだろ!違うよ、マネキン運びの魅力を皆さんにお伝えしたいんだろ。

カミ:そうね。そうね。

城下:ゴマ和え呪術の人気が伸びてくの嫌だからさ。やるならちゃんとやろうよ。

カミ:はいじゃあ、い草をバンバンね。あの〜、アレしていきますけども…

城下:畳職人もいらねぇから!

カミ:このアレをこうあの〜、こうやってね。

城下:いらんいらん!そんな指導いらん!

カミ:ゴマを和えるわけですけども。

城下:だから呪術じゃねぇかって言ってんだろ!!和えんなよゴマ!!

カミ:うるさいな。ワンワンムキムキ。

城下:ワイワイガヤガヤだっつーの!何で犬鍛え上げてんだ!

   違ぇよ!マネキン運びだろ!お前のやりたいことは!

カミ:そうだった。

城下:ちゃんとしてくれよ!

カミ:はい。

城下:ほんでお前の畳職人に対する知識が皆無すぎて"い草"しか出てきてねぇじゃねぇか!

   マネキン運びをしましょうよマネキン運びを。あんまやりたくないですけど。

カミ:はいはい。

城下:お願いしますよ。

カミ:こんにちは〜マネキン運びに来ました〜。

城下:あ、は〜い。

カミ:えーとですね、本日55000体ということで…

城下:球場か!どんなキャパ誇ってんだこの店は!

カミ:チャーム頭部にご注意ください。

城下:ファールボールみたいに言うなよ!

カミ:惚れないように…

城下:惚れませんよ!そんな趣味ないですから。そうじゃなくて、普通の規模の店でさ。

カミ:こんにちは〜マネキン運びに来ました〜。

城下:あ、は〜い。

カミ:えーとですね、今日は左足大腿部2本でですね…

城下:需要ねぇわバカ!左の太もも2本だけって使い道ねぇだろ!

カミ:ご自宅の折れたベッドの脚にでも。

城下:そうそう折れねぇし折れたらベッドの脚を買うよ普通は!そうじゃなくて、マネキン1体でいいから。

カミ:マネキン1体お持ちしました〜。

城下:ご苦労様です。

カミ:1体で2800万ですね。

城下:人身売買だな完全に!俺、マフィアじゃねぇんだよ!相場の値段で来い。

カミ:1体147円です。

城下:ビタミンウォーターか!なぁ!こんなでっかいもんジュースと同じ値段なわけねぇだろ!

カミ:それではですね、マネキン代と運搬手数料込みで1万ちょいです。

城下:ちょいって何だよ。ほら、1万ちょい。

カミ:はい、じゃあ30万円のお返しです。

城下:えらい得したわ!何だ!無理にでも引き取って欲しいのか!

カミ:サツが来るとまずいんで早く。

城下:いや、ガチの死体かよ!小売業者が運び業者のお前を仲介してんのがリアルで嫌だわ!

カミ:バレない内にさぁ早く!

城下:絶対引き取れるか!普通の持って来い普通の!

カミ:すみません、普通のはちょっと今無くてですね…。

城下:はぁ?!何で無いの!

カミ:お安くするんで、中古でよろしければ…。

城下:じゃあもういいよ、安くなるんだったら中古でも何でも。

カミ:はいじゃあ、すみません。こちら股間に穴の開いたマネキンです。

城下:お前の使用済みのやつかよ!

カミ:今なら女子アナの写真をつけますけど。

城下:いらねぇよ!

カミ:石本沙織の。

城下:微妙だな!!チョイス微妙だなお前!!

カミ:はい、じゃあサインお願いしまーす。

城下:いや、引き取らねぇからね!

カミ:私は絶対に警察に言いません。

城下:そっちのサインかよ!もういいよ!
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WAOWAOPANIC   (12/17)
コント/たまごっち
石川:リベンジよっしゃ!よっしゃよっしゃよっしゃ!
竹森:今の気持ちを漢字に表すと「性」です。
さがと読むんだろうさがと読むんだろうさがと読むんだろう。56回振りの勝利!WAOWAOPANIC!

竹森:は・・・はやまるなよ石川!

石川:・・・うるせぇな。

竹森:考え直せよ?・・・な・・・な?

石川:しつけぇんだよ。一度決めたことは最後までやりぬくってのが俺の執念なのさ。

竹森:・・・嘘だろ。

石川:・・・嘘じゃねぇよ。

竹森:とりあえず返してくれよ。・・・俺のたまごっちを!!

石川:・・・返すもんかよ!

竹森:俺とおやじっちの思い出を返せ!

石川:うるせぇ!絶対返さねぇよ。データ消去してやるまではな!

竹森:くっそ、俺とおやじっちの仲を切り裂くってことか?

石川:あぁ。そうだよ。

竹森:・・・なんでだよ・・・なんでそんなことを・・・お前もたまごっち持ってるだろ?

   データを消されるってのがどれほどデケェことか一番お前が分かってるはずだ!

石川:・・・。

竹森:お前だっておやじっち飼ってるだろ?おやじっちの魅力は十分に・・・

   いや、十二分に分かってるはずだ!

石川:あぁ、分かってるよ。めちゃくちゃ分かってますとも!

竹森:じゃあなぜ?動機を教えてくれよ。

石川:・・・あれはな、俺がピアノのレッスンに行った日の出来事だった。

竹森:ピアノのレッスン・・・?

石川:俺は、ピアノ教室の前で気づいたんだ。「たまごっち持って来るの忘れた!」

竹森:・・・そんな重大なことを忘れていたのか。

石川:すぐさま家に電話した。ばあちゃんが出た。

竹森:・・・。

石川:俺は、「おやじっちにえさを与えてくれ。」・・・とだけ伝えた。

竹森:よりによってばあちゃんに・・・?

石川:案の定、俺が家に着いた頃にはおやじっちは死んでいた。

竹森:お前は・・・老人はああいう機械が一番苦手ということを知らなかったのか?

石川:ばあちゃんに問い詰めてみたら、どうやらじいちゃんにやっていたらしい。

竹森:「おやじっち」を「じいちゃん」と解釈していたのか!?

石川:どおりでじいちゃんが鼻血を出していたわけだ。

竹森:どんなえさの与え方だよ!

石川:俺とおやじっちはもう二度と会えない。一緒にご飯を食べることもなければ、

   一緒にうんこすることもないんだよ!

竹森:・・・石川。

石川:お詫びとしてばあちゃんから「まめっち」もらったよ。

竹森:よかったじゃねぇかよ!そいつのほうが可愛いじゃん。

石川:それが動機だ。お前にも俺と同じ屈辱を味合わせてやるよ。

竹森:やめろ!俺のおやじっちは関係ねぇよ!

石川:お前とおやじっちがイチャイチャしてるとこ見ると腹が立つんだよ!!

竹森:・・・。

石川:・・・てめぇに俺の気持ちが分かるのかよ。

竹森:・・・わかるよ。

石川:嘘つけ!

竹森:嘘じゃねぇよ!俺も昔、ピアノのレッスンに行ったときの話だ。

石川:ピアノのレッスンて。

竹森:おめぇには言われたくねぇよ!

   俺はたまごっちをポケットに入れたまま、ピアノの教室に行ったんだ。

石川:・・・。

竹森:教室に着いたとき、俺のポッケにはたまごっちが無かったんだ。

石川:・・・落としたとでもいうのか?

竹森:俺は探したよ。塀を乗り越え、屋根をつたって、あの子の風呂場にも入ってな。

石川:普段、どんなルートで行ってんだよ。

竹森:俺の権力で警察官、自衛隊総勢100万人で探すことになったんだ。

石川:大規模すぎるよ!その権力欲しいわ。

竹森:そして開始から78時間後、やっと見つかった。

石川:どこにあったんだよ。

竹森:俺のポッケの奥深くさ。

石川:くだらねぇ!財布なくしましたって言ってみんなに迷惑をかけておきながら、

   あ、カバンの中にあった!って言ってるようなもんじゃねぇか。いやそれよか酷いわ。

竹森:俺の言いたいこと分かるか?

石川:全くわからねぇよ。お前が変態ってことしか伝わらなかったわ。

竹森:要するに俺とおやじっちはいつも一緒ってことだ!てめぇと違ってな!

石川:竹森てめぇ!全く俺の気持ち分かってねぇじゃねぇかよ!

竹森:てめぇの気持ちなんざ興味ねぇんだよ!とっとと返しやがれ。

石川:尚更返す気失せたわバーカ!

竹森:・・・消すのか。

石川:・・・何度も言わせるなよ。

竹森:・・・なら消せよ。

石川:・・・あ?

竹森:お前に消せるならの話だがな。

石川:・・・・・・くっそ・・・・・・俺にはできねぇ。

竹森:お前、そのまめっちがさっきから悲しそうだぜ。お前のたっぷりの愛情。

   そいつに注ぎ込んでやれよ。

石川:・・・竹森ぃぃ・・・。

竹森:な。返してくれよ。俺のおやじっち。

石川:あぁ・・・わ・・・悪かった・・・データ消そうなんて・・・俺どうかしてたよ。

竹森:ばーか。泣くなよ。これからはまめっちを大事にしてやるんだぞ。いいな?

石川:・・・お・・・おう・・・。

竹森:お前のまめっち貸してみろよ。友情の証ってことでまめっちにエサを与えてやりてぇんだ。

石川:・・・是非とも頼むぜ!

竹森:サンキュ!大きくなれよ。まめっち。これからは石川に愛情たっぷり注いでもらうんだぜ?

   まめっち。お前は世界一の幸せ者だな。・・・とか言っておきながらデータ消去!

石川:てめぇ・・・!?何の躊躇いもなく、なに消去してんだよ!

竹森:まめっちはこれからも・・・お前の心の中で生き続けるさ。

石川:消した本人に言われたくねぇよ!

碓氷:お疲れ様でした。ワオワオなんとかです。

石川:パニックですよ!

市河:いきなりどうしました?私達のほうがパニックなんですけども。

竹森:絡みづれぇ!

3人:お前が言うな。

竹森:石川まで言わなくても・・・。
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みかづき。   (14/19)
コント/かさむすめ。
健太:6連勝!
はづき:ありがとうございまーす!
オーバー400は一先ずおあずけ。何はともあれ14勝目!みかづき。!

健太:うわっ、電車の中からじゃ分かんなかったけど雨ひでぇなぁ・・・。
   ビニ傘買うのもめんどいし、濡れて帰るか・・・。

はづき:(スッ)

健太:・・・え?

はづき:どうぞ♪

健太:・・・え、いや?

はづき:どうやら、帰る方向一緒みたいですしねっ。

健太:あー・・・いいんですか?

はづき:困ってる人間がいたら助けるのが、人間の唯一残ってる善意!

健太:・・・また随分斜めから見てますね。

はづき:さ、行きましょう!





健太:おー・・・今日は綺麗な夜空だ。
   それにしても昨日の女性は誰だったんだー・・・?

はづき:(スッ)

健太:・・・え?

はづき:どうぞっ。

健太:・・・昨日の女性の方ですよね?

はづき:はい。

健太:別に今日雨降ってないですよ?

はづき:趣味です!

健太:・・・は?

はづき:趣味、毎日傘をさすことです!

健太:・・・・・・妖怪、傘さし娘さんですか?

はづき:あ、良くあたしのあだ名をご存知で。

健太:合ってた・・・。

はづき:ナイス勘!さ、傘の中入ってください。

健太:・・・イヤです・・・。

はづき:何でですか!いつ鉄の雨が降ってくるか分かんないですよ!?

健太:どこの中世ヨーロッパですか。

はづき:それじゃなくても、梅雨のこの時期、傘ささないと危険がいっぱいですよ?!

健太:晴れててもですか?

はづき:例えば、坂道の谷間に雨が溜まってたとします、2m。

健太:マンホールの力を甘く見ないでください。やつらはちゃんと排水してくれます。

はづき:そしたら坂道のこっちから向こう側へ、傘でぴょーん、ふわふわーとメリーポピンズ、通称メリポピみたいに!

健太:お父さんのための栄養剤みたいだ。

はづき:カービィとか言ったら怒ります!

健太:カービィ。

はづき:やぁ!(傘を健太に向け、ぐるぐる回す)

健太:・・・?

はづき:気功を感じて是非倒れてやってください!

健太:(後ろに何もないことを確認しつつ)・・・・・・ぱたっ。

はづき:やったー!傘で人倒せたー!これで教室でもやろっかなー!

健太:(立ち上がってズボンについたゴミを取る)

はづき:やぁ!(傘を健太に向け、ぐるぐる回す)

健太:・・・・・・・・・・・・・ぱたっ。

はづき:やったー!さっきの偶然じゃなかったー!月2000円ぐらい取れるかなー!

健太:(立ち上がってズボンについたゴミを取ろうとしたら、子犬がいたので撫でてあげる)

はづき:やぁ!(傘を健太に向け、ぐるぐる回す)

健太:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・どこの千日手ですか。

はづき:せんにちて・・・?あ、阿修羅の仲間ですね。手がいっぱい生えてる。

健太:・・・そうです。阿修羅の仲間です。

はづき:来世のあたしが楽しみだー!

(ポツ・・・ポツ・・・)

健太:・・・あ、雨。

はづき:ほら、出た!降ってきた!雨ー!

健太:・・・まさかさっきのが雨乞いになってたんじゃあるまいな。

はづき:世界中の人間よ!あたしの傘に入りたまえ!

健太:60億人入れるつもりですか?

はづき:雨を降らせたあたしですよ?!60億人を傘の中にいれることぐらい簡単に決まってるじゃないですか!!

(ポツポツ・・・)

健太:うわ、結構本降りに・・・。

はづき:じゃああたしは傘をさして帰ろう!あたしを奉りたまえ60億人!

健太:キリスト教に勝つつもりかよ。

はづき:やぁ!・・・・・・バギッ!(傘を開くが、壊れる)

健太:・・・・・・・・。

はづき:・・・・・・・・・。

健太:(持っていた折り畳み傘を出す)

はづき:あるじゃないですか、傘。

健太:(さす。)

はづき:・・・?

健太:(はづきの方へ向け、傘をぐるぐる回す)

はづき:・・・・・・・・・・・・・・・うわー・・・・・・ぱたっ。

健太:教室作ろう。
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【敗者コメント】
ヘルシーライフ 333KB
西岡:ついにジンクスが破れた・・・
大黒:もうそれはいいよ!今期もよろしくお願いします!
Sky Star 225KB
ジャッチペーパーが楽しみです。
グリドラッシュ 133KB
村本:オフエア。
青山:オフエア。
村本:かなしい。
青山:かなしい。
二人:オフしい。

【ジャッジペーパー】  上から、スルーするー、グリドラッシュ、BOMB、SPARKING、銀沙灘(敬称略)
1組目 ヘルシーライフ
・最初の小ボケと思われる『お笑いのネタによく使われる』、『新たな笑いを開拓』が面白くてよかったです。
 その次の2択や3択の選択肢の所、(ネタのメインと思われるタバコや食事、和洋中や肉の種類などのところ)は大笑いしました。そこは文句なしに面白いですね。
 でもスープの所は読めてしまいました…。
 もっと長かったら10点でしたはずです。(9点)

・やっぱり漫才はハイテンションがいいですね。
 動きのない(コントをしない)漫才が個人的には好きなので、好みのネタでした。

 鴨かもカモン!など、読めてしまうところもなぜか笑えてしまう、そんな漫才でした。(9点)

・うーん、ハードル上げた割にこれといって特筆するようなボケもありませんでしたが・・・。
 100万人目〜のボケがありましたが、あれって普通入店した際じゃありません?
 無理矢理スープのボケにつなげた感じが。
 あとはオオサンショウウオ。養殖ってなんのこっちゃ。
 ウェイターが客の料理を食べてしまう、ってボケもベタの極みですので止めたほうが良いと思います。
 細かいところを指摘すれば養命酒もいかがなものかと思います。
 「あれは用量を〜」みたいな説明が必要なボケはなるべく割けたほうが良いかと思います。
 とまあ自分的にマズいと思うボケを列挙しましたが、最後のやつ以外はカットしても良いような気もしますね。
 もちろん代わりとなるボケも必要ですが。
 これらのせいで最終的に2点減点される、っていうのも馬鹿馬鹿しいでしょうし。(4点)

・ツカミで無駄にハードルをあげて、そのツッコミで「普通にやるからな!」って言った地点で大きく減点です。
 相当自信がない限りは避けたほうがいいです。
 ボケ自体も記念のスープを開店当初から用意していたボケ以外は残念な有言実行でベタ過ぎました。(1点)

・賛否ありそうですが、私はこういう長文界の実情を皮肉ったツカミ好きですよ。
 ただ、内容が伴ってません。店員が料理をつまみ食い、きまぐれサラダからの適当系サラダボケ、腐ったものを出す。
 どれもさんざん使われきったボケです。こういうのがあっちゃこのツカミも生きません。
 和洋中から肉料理にかけてはなかなかいい線いっていたので、こういった言葉遊び系のボケを増やしてみるといいかと思います。(4点)
2組目 みかづき。
・ネタとしては良い出来なのですが1回しか笑えませんでした。
 ほのぼのとした雰囲気のネタは好感をもてましたのですが…。
 ボケを工夫すれば良かったはずです。ほのぼのとしたストーリーは悪くないので頑張ってください。(3点)

・うーん・・・。今回のネタは、いまいち笑いどころが少なかったような気がします。

 オチのところも、まあ、みかづきさんらしくていいのですが、やはりもう少しはっきりさせた方がいいと思います。(6点)

・やっぱマンホールのくだりは強いなあ。
 ただそこでグッとあがったあと、また下がっているというか。
 抽象的で申し訳ないんですけど、後半にも山場みたいなのが欲しいです。(6点)

・二人のユルい掛け合いがいい感じにネタに表れていたと思います。
 ただカービィみたいにパラソルを振るところが少ししつこかったのとボケが若干分かりづらい感じがしました。(7点)

・マンホールの力を甘く見ないでください、どこの千日手ですか、キリスト教に勝つつもりかよ
 ここ最近のみかづき。さんのネタじゃ一番ツッコミが冴えてたと思います。
 ボケも平均以上ですし、オチはこのネタにピッタリって感じでした。
 ネタの性質上難しいことは承知ですが、まとまった笑いの山がどうしても欲しいです。
 これがないと爆笑した、って気にはなれません。(8点)
3組目 Sky Star
・2つのショートコントをつなげるということが2つあったのは良かったと思います。
 桃太郎2の『婆はゲームセンター』という所で『ゲームセンターそんなに昔じゃないだろ』と思わせるのは賛否両論だと思います。
 最後の『確変起きた』は私的に理解できませんでした。
 ↑の事を除けばいい出来だったと思います。(8点)

・ショートコントというか、ただくだらない話をだらだら話してるだけのような感じがします。

 やはり内容に深みがなかったような感じがします。(3点)

・×××△××××××
 1個クスッときたのがありましたが、他のがアレなんで0点ということで。
 とりあえず「桃太郎」だけは絶対にカットしたほうが良いと思います。
 自分にとっては減点要素でしかないです。
 ×を3個くらいつけたいですもん、それには。
 物語の内容をつなげていく、っていう発想は良いと思うんですが、内容が薄いんですよね。
 あと気になったのがツッコミの台詞が極端に短いということ。
 それだけ笑いをもたらす機会をフイにしてるってことですから。(0点)

・後半の浦島太郎以降のナマコを投げるボケは上手いなと思えました。
 ただそれだけに前半のアニメネタがベタ過ぎて笑えなかったです。
 また、婆:「あ、確変起きた。」って言われても分かりにくく、笑いには繋がりません。(2点)

・もうタイトルからしてベタとベタの掛け合わせなのでどんなネタなんだろうかと見たら、
 思っていたよりは面白かったです。しずかちゃんをいじめた、ナマコなど。
 また、舞台が全く違うショートコント同士に連動性を持たせるというのは斬新です。
 ですが、まだまだ粗削りな部分がかなり多いです。
 アニメも昔話も共通して黒い台詞が多いんですが、結局はそれだけでした。
 既存のキャラクターを悪役にするという発想はありふれたものなのでそこから更に踏み込まなければいけません。
 婆:「あ、確変起きた。」
 このボケはパッと分かりにくいのでゲームセンターではなくパチンコ店に変えた方がいいです。(2点)
4組目 ディオシス
・『だけ』って何のことでしょうか?分からないです。
 どちらかというとマネキンより他の職業で笑いました。
 野球とマネキンのコラボネタは個人的に印象に残りました。
 下ネタが微妙なくらいにあったのはマイナスです。(6点)

・タイトルから面白かった。マネキン運びというなんともマイナーな職業を、
 予想外の展開で話を運んで行ってるので、飽きが来なく、よかったです。(8点)

・下ネタで一番笑えるってどういうことですかー。プラス1点。
 い草のツッコむタイミングがなあ・・・なんかもう忘れてましたその部分を。
 カミの台詞があまりにツッコみどころが多いんですよね。だからツッコミが追いつかない。
 あと「〜っぽく言うな」という場面が何度もありましたが、ちょっと無理あるんじゃないかと思います。
 解説を読んで、ああなるほど、って感じで終わってしまうんですよね。笑いではなく。
 一番気になったのがマネキン以外の話題が多すぎること。
 タイトルがマネキン運びなのでもうちょっと内容をまとめてみてはいかがでしょうか。(5点)

・マネキン運びだけでここまで展開を広げられるセンスが素晴らしいです。
 それだけに

 カミ:1体147円です。
 城下:ビタミンウォーターか!なぁ!こんなでっかいもんジュースと同じ値段なわけねぇだろ!

 以降から失速したのが勿体無かったです。(7点)

・読んで思ったのがボリュームが充実してるなぁと。色々やったんですが、一つもハズレがなかったです。
 ビタミンウォーター、石本沙織あたりのチョイスも個性的です。(10点)
5組目 グリドラッシュ
・トラック競技のところで『ハンマー投げ』のネタは理解しても殆どの人が『ああ。』って感じになってしまうと思います。
 『ウザイ・100万ボルト』は大笑いしましたが他のネタは微妙だったりイマイチだったりしましたね…。
 漫才オリンピックの所はボケって感じがしなかったので残念でした。(4点)

・「ライバルの誰を応援とぬれせん」さすがにこれは無理ありすぎでしょうよ。
 また、
 青山:まあ、本当に感動が直に伝わってきましたよ。
 から、
 村本:あ、そういうことだったのか〜。
 まで普通の会話が長すぎです。暇でした。
 またツッコミがかみ合わないところもありました。
 100万ボルトは痛いかもしれないけど!、と、鳥の巣で!?ははあ、今度こそ行ったんだな?、等。
 で、その鳥の巣のくだりですが、「鳥の巣に行く」この行為自体が意味不明なため、全く持って笑えませんでした。
 ちゃんとツッコんでおかないとこのように読み手をつき離してしまいます。
 全体的な印象としては話題を詰め込みすぎているかな、と感じました。
 オリンピックだし色々と話題はあふれているわけですが、1つに絞ってみたらどうでしょう。
 水泳なら水泳、陸上なら陸上という風に。
 次々と話題が変わっていくためテンポは良いですが、1つ1つの内容が薄いと感じました。
 最後も急に漫才オリンピックという話題に移りましたよね?(なんかこれだけで1ネタ作れそうな・・・)
 中途半端に新たな話題を入れるよりは1つの話題でじっくりボケたほうが良いかと思います。
 すんごく細かい点ですが、「僕はつい欲張って最新の大きいのを買っちゃいましたよ」
 ここですが、大きいテレビに直してもらったほうが読みやすいです。
 決して伝わらないわけではありませんが、読みやすさを固めるだけで評価ってだいぶ変わってくると思います。
 今回色々と言葉足らずなところがあったり、ついていけないところがあったり、
 ということで0点にしましたが、漫才としての形は出来ているのでね。
 読み手にわかりやすくするだけでも結果はずっと良くなるかと思います。(0点)

・ボケが分かりづらい反面ベタ過ぎるものがあったりして全然笑えず、
 掛け合いも二人でしか盛り上がっていない感じで読み手を完全に置き去りにしていて
 作者さんの頭の中で描いている世界が作品に表れていないように見受けられました。
 最後はもう滅茶苦茶で「たちどーせでても予選落ちだわ!」って言うのならもっときちんとしたネタを書いてほしいなと思いました。

 あと、
 二人:10ハン0マーm投競走げ!!

 ってハモるボケをされても文章だと伝わらないのでやめて欲しいです。(0点)

・全てはボケがマイナス要因ですね。選手名を間違えるボケはすぐにでも思いつくようなものですし、
 ○○に行ってきたボケなんかすぐ先が読めます。タイムボケも数字だけじゃ厳しいですし。
 2人が一斉に競技名言うところはわかりにくいどころじゃありません。こう考えるとボケが全滅でした。
 ツッコミは「他の競技に触れないお前の方が失礼極まりねえよ!」ってのが比較的よかったかなと思いますが、
 それでもボケで失った点数は取り戻せるほどではありません。
 今必要なのはとにかくボケを練る事と、伏線を使う事が重要です。(0点)
6組目 WAOWAOPANIC
・ストーリーとしては出来ているのですがボケが微妙だと感じました。
 ネタには驚きはありましたが笑いがなかったですね…。(ポッケの奥深く、言っておきながらデータ消去など)
 たまごっちは微妙に古いからか、あまり笑えませんでした…。(2点)

・最初の嘘のボケツッコミは、どっかで見たことがありますが、そんなことはどうでもいいです。たった2行のことなので。
 たまごっちという意外な発想は良かったのですが、もう少し内容にひねりが欲しかったです。(7点)

・おやじっちって・・・。もうちょっとカワイイのがいるでしょうに・・・。
 ぎんじろっちとか最高でしょうよ。(個人的に)
 いや、全く審査には関係ないですね、すいません。
 非常に面白いです。スキルがある。
 爆笑したところがとにかく多いんですよね。列挙します。
 ・ばあちゃんに問い詰めてみたら、どうやらじいちゃんにやっていたらしい
 ・塀を乗り越え、屋根をつたって、あの子の風呂場にも入ってな。
 ・俺のポッケの奥深くさ
 ここまでの作品なのに何故あんなオチを・・・。もったいなさすぎる。
 そこだけが気に入らないので1点引いときます。(9点)

・これはもう設定勝ちでしょう。
 二人の掛け合いやキャラクターと言い、たまごっちを人(?)質にとったり、良い意味での馬鹿馬鹿しさが素晴らしかったです。
 ただデータを消すのは読めちゃったいました。(9点)

・こういうのを隠れアホネタって言うんですかね。後半のボケはどれも面白かったです。
 逆に前半は鼻血くらいしか大きな笑いどころはなかったんじゃないでしょうか。
 もう少し早くエンジンをかけてもいいんじゃないかと思います。
 しっかしオチが非道だなぁ。(8点)

【第227回結果表】 平均KB 313KB
グループ名KBOA率BL
ディオシス4172/2
WAOWAOPANIC40912/17
みかづき。36114/19
ヘルシーライフ3330/6
Sky Star2250/1
グリドラッシュ1330/2
ディオシスが400KB越えで2勝目。
WAOWAOPANIC、みかづき。は手堅くオンエア。