第224回 青沢オンエアバトル

市河:以上で計量は終わりました。
    オンエアされる上位3組の発表です!

whitewhite  (3位)
連敗脱出!


青西瓜  (1位)
来た!18連勝!


くるぶしソックス  (2位)
2連勝!


碓氷:難関を突破した皆さんの熱演をご覧いただきましょう!

青西瓜   (18/18)
語り/まなべいびー
どうもありがとうございます! そしてこれからもよろしくお願いします!
遂に本家の最長記録に並ぶ18連勝に。追いつけ追い越せ!青西瓜!

う〜ん、どうしようかなぁ……明日どっち学ぼうかなぁ、帝王学かパンティ学か……。

 頭の中の天使
 「モチロン、パンティ学よ。だって、パンティは白い色も水色も赤色まであるのよ」

 頭の中の悪魔
 「何を迷っておる。パンティ学に決まっているのではないか。パンティには黒いパンティがあるんだぞ」

 頭に被っているパンティ
 「絶対帝王学だよ、君はパンティを被った人間の頂点に立つ人間だ、だからこそだよ」

う〜ん、う〜ん……あっ、悩みながら踏ん張っていたらウンコが出ちゃった。

ブリーフを履き替えようっと……パンティ履きたい……でもこれは観賞用として買ったんだけど……。

 頭の中の天使
 「パンティ、履きたい、君とボク、友達……有名な言葉よ、大地マホさんが言った言葉よ」

 頭の中の悪魔
 「何を迷っておる。パンティは履くためにあるのではないか。フハハ、なかなかの正論だろう」

 頭に被っているパンティ
 「うん、そのパンティは履くべきだよ。そして僕を被り続ければいいんだよ! 僕を替えちゃダメ!」

よしっ、パンティを履こうっと……こ、このフィット感……でもちょっと強すぎるかな……いや、

≪≪≪こっちのほうがお似合いだ!!≫≫≫

ふぅ、ウンコ問題はなんとか解決し……ていない! お尻を拭いていなかったからまたついてしまった!!

どうしよう、もうパンティ無いや……あっ、頭の上にっ! でもこれが無くちゃ、オフ会の目印が……。

 頭の中の天使
 「パンティは履くものよ。フフフ、なかなかの正論でしょう? オリジナルパスよ、さぁ、ゴールは目の前よ!」

 頭の中の悪魔
 「何を迷っておる。オフメンバーの携帯メルアドは知っているのだから目印変更すれば良い」

 頭に被っているパンティ
 「ダメだよ……僕は頭に被る専用だよ……パートの主婦が一生懸命包装したんだよ……」

あっ、そうか、目印変更のメールを送ろうっと……よしっ、

『鼻血を出して誰かにティッシュをもらおうとしているけど誰からももらえない』、っと。

さてこの頭に被っていたパンティを装着!! あっ、装着って戦隊ヒーローっぽい!! 僕レッド!!

……僕ブラウンだ……またお尻を拭き忘れてしまった……ダメだ、ブラウン管デビューはまだ先だ……。

あっ、そう言えば替えのブリーフも無い……ブリフナイ・スピアーズだ、アソコのスピアーが露出中だ……。

もう履くモノが一切無い……ついに大都会に露出狂誕生だ、今日が2つ目の誕生日だ、

1月1日という日は一生忘れないよ、1月1日は寒いということ共に覚えるから完璧だよ。

あぁ、でも隠したい、このアソコについている黒い色のスピアーと軟式テニスボールを隠したいよ、

せっかく黒く塗ってきたのに露出しっ放しじゃ、オフ会で盛り下がった時に見せて盛り上がれないよ。

……そうだ、履けないけど隠せるモノはある!! 頭の中の天使で隠せばいいんだ!! これだ!!

 頭の中の天使
 「いっ、いけません! 私はそのために生まれてきたのではありません! おいしいモノを食べるために!」

 頭の中の悪魔
 「なっ、何も迷っておらん。『これだ!!』と言ってしまっているな」

 副将ハチ公の頭に被せられたあのパンティ
 「もうどうでもいいよ……僕、生まれ変わったら舞妓さんになりたい……京都を歩きたい……」

よしっ、頭をパカッと開けてと……これが天使だなぁ、ここにペッタンコ!!

ちょ、ちょっと、動かないでよ! くすぐったいじゃないか!! 子供より上の、階段、階段上っちゃうよ!!

あぁ、あぁー!! あぁーっ!!

≪≪≪あぁぁぁぁあああああーっ!!≫≫≫

……酷いや……せっかく黒く塗ってきたのに、動いたせいで墨が取れちゃったよ、真っ白になっちゃった。

もう天使で隠していても仕方ないや、頭の中に戻そうっと……よいしょっと……。

 頭の中の天使
 「あっ、あぁ……私の体が真っ黒に……全然天使じゃない……」

 頭の中の悪魔
 「ふぅ、俺は少し紫の入った黒で助かった。キャラ被りは免れた」

 副将ハチ公の頭に被らされたあのパンティ
 「え、被り?……あっ、キャラ被り……ぬか喜びさせるな!! 一瞬自分にカリスマ性を感じちゃったよ!」

おっと、そろそろ時間だ、鼻血を出さないと……指でズボッ! 良かった、順調に鼻血が出始めた。

ん? もしかしたらあの人達かな? どっちが、パンテライオンさんでどっちが、パティマニアデビルさんかな。

フフ、2人揃って警察の服着ている……出オチが被っているよ。

 (前略)あのパンティ
 ≪≪≪??!えっ、被っている!??≫≫≫

あれ、何ですか、連行? ちょ、ちょっと、僕忙しいんです!! 1年ぶりの忙しさだったんですって!!

わっ、わぁぁぁあああーっ!!
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くるぶしソックス   (5/13)
コント/おまりーパソコンスクール
おまりー:という訳で、見事初戦をエンターする事が出来ました。
ろぺす:ちなみに「エンターの神様」というボケがあったのですがあまりにも酷いので夢の島に置いてきました
実は挑戦前コメントに同じこと書こうとしてました>エンターの神様。今期初勝利!くるぶしソックス!

おまりーがパソコン教室を開いていると聞いた。
たしかに俺達はおでんの汁を10倍に薄めてご飯にぶっかける日々なのだが…
あいつはこっそり副収入を得ていたというのか。けしからん。
俺は憤りを隠せぬまま「おまりーパソコンスクール」へと足を向けた。
着いた。全体的におっさん臭いオーラを放っているビルに着いた。
なんだろう、ビル自体がリストラ勧告を受けたかのような、震度偽装というか疲れてしんどそうみたいな、
そういうビルだ。

俺はそっとドアを開け、パソコン部屋へ足を踏み入れた。

待ち構えていたのは驚愕の光景であった。

なんか、オッサン達がエンターキーをひたすら連打していた。
「パソコンがなんぼのもんじゃーい!」
「エンター!エンター!IT革命にエンター!」
とか言いながらエンターキーをひたすら連打していた。
柔道着を着ながらエンターキーをひたすら連打していた。
脇には大量の、壊れてもげたエンターキーが散乱していた。

「いいか!お前達がリストラされたのは全てこのパソコンのせいだ!今こそ反撃の時!」

なんかおまりーが教祖みたいな、麻原みたいな服装して叫んでいた。
呆然とする俺。呆然とする俺。

そすと、1500個めのエンターキーを破壊した柔道着のオッサンが話しかけてきた。
「ぬ!お主、さては入信希望者か!」

入信?え?
いやどうみてもこれは危ない宗教団体。リストラーな方々の寄せ集めの宗教団体。
おでんの汁を100倍に薄めてご飯にぶっかける夢を見ただけで一日が幸せになってそうな、
そんな人の寄せ集めの宗教団体。

そんな俺の気持ちをよそに、オッサン達は手際よく俺の服を脱がし、変わりに加齢臭が漂う柔道着を着せてくる。

レッスンが始まった。

「いいか!今この世はパソコンに踊らされておる!人が作ったパソコンが、人を操っておるのである!」
熱弁を振るうおまりー。
「エンター!エンター!」
唾を飛ばしながら掛け声をあげるオッサン達。
ここでは『はい=エンター!』なのだろうか。なんか間違ってる。大きく間違ってる。

「パソコンに憎しみを持て!」
「エンター!エンター!」

「おでんの具を食べたいか?!」
「エンター!エンター!」

「俺、おまりーは」
「エンターテイナー!エンターテイナー!」

とかなんかそんなんが延々と続いていた。
最後のやりとりにはあえて触れない。俺もスベったみたいになるから。あえて触れない。
おでんの具を食べたいならエンターキー押してないで働きなさいよ。


「それでは講義に参る、パソコンを付けなさい」

ブイーンという音とともにWindows95が起動する。この期におよんで95。貧乏か。
一瞬の静寂。嵐の前の静けさ。
そして、おまりーのときの声が稲妻となり響き渡る。

「今だ、お前達、エンターキーのケンシロウになれ!」
その瞬間、信者達の柔道着がはじけ飛んだ。
「エンタタタタタタタッタタッター!」

物凄い轟き声と共にカタカタカタカタとした音が鳴り響く。
次々とフリーズしていく95。
パンツ一丁の北斗真拳伝承者達が、何十人も一心不乱にエンターキーを押し続けるその姿は、まさしく世紀末だった。
エンターキーのケンシロウて、もはや何が言いたいのか全く分からない。うん分からない。
とりあえず俺もそそくさと柔道着を脱いでおいた。この狂気の宴に参加してないとバレたら俺が「ぶべら」される事は間違いなかった。

一時間ほどエンター連打の宴が続いた後、次の講義に入った。

おまりーがぼそりとつぶやく。
「皆、エンターキーを準備しろ」
エンターキーを準備?どういう事だ?
そんな俺の不安をよそに、おもむろにパンツからエンターキーを取り出す裸のオッサン、もとい信者達。
いやいやいやいや。
アンタら普段エンターキーをどこにエンターしとんねん。そんなとこに普通は無いだろ。

…ん?アレ?
俺の股間に固いものが当たってるがするぞコレ。


俺はほかほかのエンターキーを取り出すと、教祖の次の指示を待った。

「準備できたか?」
「エンター!」
「ではそのエンターキーを、俺に投げつけろ」

・・・え?

「エンターッ!」
次々とエンターキーを豪速で投げていく信者達。
次々と当たるエンターキーに、苦痛に顔を歪めながらどこか嬉しげにしているおまりー。

先程、「危ない宗教団体」と言ったことをお詫びしたい。
これはまさしく変態エンター同好会である。
これはイカれた教祖が、リストラー達と共にひたすらエンターキーを消費していく同好会である。
もはや「パソコンスクール」の文字などどこにもない。
ちなみに、彼等はパソコンを憎んでるが、パソコンを壊し、また買い換える事により
むしろパソコン会社側にとって利益になっている事は心の引き出しにしまっておいて戴きたい。

「そうだ、俺をビルだと思え!ゲイツだと思え!マイクロソフト本社だと思え!」
「エンタァァァア!エンタァァァア!」
もはや信者、もとい変態エンター同好会部員はショッカー状態である。
オッサンの体毛があたかも黒タイツに見えたが、決して俺の気が狂ったからでは無いだろう。

エンターキーの襲撃を受けながらおまりーは怒声をあげた。
「終焉の時が来た!それでは、いよいよIT世界に終止符を打つ!」
彼等の目の色が変わる。パンツ一丁の変態達が一斉に部屋から出て行く。
片手に社会への復讐をエンターさせたプラスチック片を握って。

一時間後。


「え、あ、はい。いや出来心だったんです。いや、集団露出魔とかじゃなくてその」
彼等は警察署にエンターされていた。彼等は世紀末救世主になる事は出来なかったのだ。

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という訳で彼は今拘留所に居ます。
え?「おまりーパソコンスクール」はどうするんだって?


何言ってるんですか親父さん。ここはもう「ろぺすパソコンスクール」ですよ?


いいか!俺達はこのスペースキーで無限の宇宙の世界へ、スペースワールドへGOするんだ!!

おまりー:という訳でね、いやいやね、うん、話す事も特に無いのにトークしますけども。これってどんだけ喋ってもいいんですか?
碓氷:基本は大丈夫ですよ。
おまりー:いやいや、そんな事言ってどうせアレでしょ?僕らだって精神年齢は残念な事になってますけどアレですからね、
 その大人の事情的な事は存じてるつもりですよ。尺的なものがあるんでしょ?時間とページの尺的な物が。
碓氷:えぇ、まあ。そういえば尺といえば、最近のおまりーさんの尺八のほうはいかがですか?
おまりー:あ、僕の尺八ですか、なんか僕の尺八、最近元気が無い訳なんですよ。ここ一週間くらいstand upしてない訳なんですよ。
 起立してない訳ですよ。いわばもう年なんですよ。
 もうね、一ヶ月前と比べてもアレですからね、体力の衰えを感じますよね。アレ?階段高くなったんじゃね?とか思っちゃいますからね。
碓氷:年をとるとそうなるんですか。まだ自分のは常に核弾頭の如きオーラを放ってますけど。
おまりー:気をつけた方が良いですよ。あっという間に老いはやってきますからね。最近は労力>性欲ですからね。しんどいから別にいいやってなってますからね。
 まあね、こう気合れていかなあかんなあって思うんですけどね、ですからそういった意味合いでも、今回自分に渇を入れて出場した次第なんですよ。
碓氷:なるほど、ではおまりーさんの尺八の復活を祈っております。以上、くるぶしソックスさんでした。

ろぺすと市河:尺八>俺達の存在かよ
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whitewhite   (9/21)
コント/地獄
安正:油汚れにー
前田:ジョリ
うわ、凄い硬度が高そうだ。4回目のオーバー400!whitewhite!

前田:というわけでここが地獄なわけですけども
安正:というわけでと言われましても前置きがないわけですけども
前田:地獄ですもの、前置きなんてあるわけがないじゃないですか
安正:そういうものなのですか
前田:ええ、そういうものです
安正:それにしてはやけに清潔ですね
前田:地獄アターック!
安正:ギャアー
前田:地獄なので都合が悪くなるとはぐらかします
安正:そういうものなのですか
前田:ええ、そういうものです
安正:というか、アターックとかいいながら耳の穴から生クリーム注ぐのはどうなんですか
前田:地獄ですもの、生クリームを注ぐに決まってるじゃないですか
安正:そういうものなのですか
前田:ええ、そういうものです
安正:つまり、この清潔で白く見えたのは生クリームが塗りたくられてたからなんですね
前田:地獄アターック!
安正:ギャアー
前田:ふぅ、すっかり都合が悪くなってしまいました
安正:ああ、両耳に生クリームが注がれてしまいました
前田:というわけで地獄といえども色々あるわけで
安正:ああ、また前置きがない
前田:ちなみに8割方生クリームが塗りたくられてます
安正:自発的にいいましたか
前田:まぁ、メジャーなものは貴方でも知っているでしょう
安正:ええと、血の池地獄とか、針山地獄とか、釜茹で地獄とか
前田:全部生クリームが塗りたくられてます
安正:イメージが台無しですよ
前田:釜茹で地獄では生クリームと一緒にゆでられます
安正:もはや料理じゃないですか
前田:当初はブイヨンで煮込む予定だったのですが
安正:あ、ベクトルは変わらないんですね
前田:後、5割がたは生クリームを食べてもらう地獄になりますね
安正:半分占めちゃいましたか。楽そうにはきこえますけども
前田:ろくろで回されながら食べたり、眼鏡の逆光を浴びながら食べるとかがありますが
安正:やっぱり厳しいですね
前田:地獄アターック!
安正:ギャアー
前田:あ、よく考えたらそんなに都合は悪くありませんでした
安正:ああ、口から直接生クリームを注がれてしまいました
前田:これだけ生クリームを注いでもまだ余りあるほど塗りたくられてます
安正:そういえばさっきから床の生クリームをすくって注いでいるのに一向に減る予兆がないですね
前田:それもこれも天国が悪いのです
安正:そうなのですか
前田:ええ、上に雲のようなものがあるでしょう
安正:ああ、ありますね
前田:あの上が天国なのです
安正:ほぉ、そうなんですか
前田:しかし、最近雲だと思ったものが生クリームということが判明いたしまして
安正:あららら
前田:それが悔しくて地団駄を踏むとその衝撃で生クリームが降るようになってしまいまして
安正:最終的にそっち側の責任ではないですか
前田:というわけで生クリームが降ることに怒りを感じているので天国に攻め込もうと思います
安正:おお、珍しく前置きがありましたね
前田:あいつら全員ブイヨンで煮込んでやります
安正:それは攻撃として成り立つのでしょうか
前田:その間ここの番をしておいてください
安正:何故私がそんなことをしなければならないんですか
前田:そういう運命なのです
安正:大体地獄へ来たというのに僕は何をすればいいか分からないじゃないですか
前田:ここはここの番をしなければならないという地獄なのです
安正:そういうことだったんですか
前田:ええ、そういうことだったんです
安正:しかしそんな地味なことしたくないです。地獄にきたんだからもっと血しぶきが出るようなアレがいいです
前田:全身の毛穴から生クリームを注ぎますよ?
安正:勘弁してください


(数日後)
前田:負けました
安正:それは残念です
前田:ブイヨンで煮込もうとしたら、天国アタックをされました
安正:通りで耳からいちごミルクを注がれた形跡があるわけです
前田:ところで番の方はちゃんとやってくれましたか
安正:ええ。誰も来なくてとても暇でした
前田:やっぱりですか
安正:やっぱり、ということは分かっていたのですか
前田:ええ。どうやらもう下界の人々は死ななくなった模様です
安正:なんと
前田:地獄も廃業しなくてはなりません
安正:ではいったいどうするのですか
前田:下界に行っていたるところに生クリームを塗りたくろうと思います
安正:なんて楽しそうなんでしょうか
前田:貴方も一緒にやりませんか
安正:といいながら生クリームをあられもないところへ注ぎ込もうとするのはやめてください。やりますから

こうして有限会社「生クリームを塗りたくる屋さん」は創立した




前田:ところで残ったブイヨンはどうしましょう
安正:生クリームでも煮込みますか
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【敗者コメント】
A&A PROJECT 353KB
綾里:連敗ですって…。
蟻谷:いかん…立ち直れないかもしれない…。
サンザンヒーローズ 325KB
A:波に乗れないね
B:もう溺れまくり
インタープラグ 277KB
綿谷 連敗は6まで伸びましたね。
八神 次こそオンエアしたいです。

【ジャッジペーパー】  上から、利根川、BOMB、grass、潮江ちゃん、銀沙灘(敬称略)
1組目 whitewhite
・whitewhiteさんの独特な空気感は相変わらずだと思うんですが、今回は内容が伴ってないかなぁと思いました。
 主要のボケとして生クリームを人体の穴につめるというのはわかるんですが、それ以外に目に留まるようなボケがなかったです。
 ボケのパターンがほぼ1つしかなかったので、
 中だるみしていったように感じます。(4点)

・そもそも生クリーム自体の色が地獄にはマッチしてない、というような生クリームにツッコむくだりも欲しかったですね。
 なんか生クリームをあまりに受け入れすぎている感じが。
 そんなこといったら地獄になぜいるの、とかキリがないですが、これはスタイルとして確立していると思うので除きます。
 まあ話題の中心を占めることになるものについては詳しく書いて欲しかったな、ということです。

 にしてもこの独特な雰囲気、板に付いてきたのではないでしょうか。
 まだまだ化けそうで怖いですね・・・。(7点)

・「生クリームを注ぎ込む」このボケがツボに入りました。
 他のボケもハズレがなく、最後の天国アタックでは思わず吹き出してしまいました。
 減点する所がありませんでした。(10点)

・無意味なやり取りを淡々と繰り返してるのが妙に面白かったです。地獄アタックの使い方も上手いです。
 ただここまで生クリームで押し通してしまったら話の広がりが制限されますし、
 天国に攻めるという展開も取ってつけたような感じになってるんですよね。
 なので、読後感に何も残らないというか、あっさりしすぎてるというか、そんな印象を受けてしまいました。(8点)

・中盤までは生クリームや前置きの使い方が上手くて、ちょいちょい笑わされたんですが、
 それ以降は惰性で進めたように思えます。それまでに出したものをちょっと変えただけ、みたいな。 
 生クリーム、前置き、ブイヨン。あと2つくらいキラーフレーズとなる単語が欲しいところです。(6点)
2組目 青西瓜
・アホだと思います。≪≫の使い方がいいですね。ちょっとシモネタがエグいと思う人もたぶん出てくるかもしれないですけど、僕はむしろ良かったと思ってます。
 ただちょいちょい意味の分からないボケが出てくるのはマイナスポイントかなと。「(前略)あのパンティ」のくだりはよくわかんなかったですね。
 ブルースイカさんの場合、良くも悪くも笑いのつくり方がものすごく強引な面が見られると思います。
 それをご自身のものにされた時はもっとすごいネタができるんじゃないかと戦々恐々としております。(7点)

・オチがあまりに予想通りだったので1点減で。
 あとは指摘しづらいですが・・・凄く笑いました。
 パンティ学と比較されてるから分かりづらいけど、帝王学ってのもおかしい気がw(9点)

・全体的に下ネタが多いのに、何ででしょうか。不快感が全くないんです。とてもすごいと思いました。
 失礼かもしれませんが、下らないのに面白いです。バランスが絶妙です。
 オチの警察は読めてしまいましたが、自然なオチだし、自分がこれ以上のオチを考え付くはずもないので、
 点数は引かないでおきます。(10点)

・あー面白かったです。
 アホの極みですねこれ。
 ずっと笑いっぱなしでした。
 天使と悪魔という設定ってよくあるんですけど、この題材をここまで破壊尽くされるともう感嘆するしかないです。
 素晴らしいです。(10点)

・天使と悪魔に第三の選択肢があるって発想だけでも大したものなのにこのクオリティ。終始笑いっぱなしでしたよ。
 ただ、帝王学とパンティ学。結構重要な単語っぽいのに初めに出たっきりなのが腑に落ちませんでした。(9点)
3組目 くるぶしソックス
・こういう1人称なんだけどコンビ芸であるっていう発想を打ち立てた時点で尊敬に値します。
 このネタは何回か見させていただいたんですけど、やはり完成度は高いと思います。「オッサンの体毛があたかも黒タイツに見えたが」とかあほですね。
 ただ、私の好みのしてはもうちょっとろぺすの語りにテンションの強弱をつけてほしかった感。
 盛り上がりに欠けるように感じる一因じゃないかと思います。(7点)

・今回個性的なネタが多くて楽しいです。
 エンターテイナーはやられました。脳裏に焼き付いてますもん。
 これもジャジペが非常に書きづらいのですが・・・。
 とりあえずどのくらい笑ったかで点数をつけさせていただく、ということで8点。
 ただ「麻原みたいな」は問答無用で1点引かせていただきます。(7点)

・オチがよく分かりませんでした。ろぺすがおまりーと似た系統のパソコンスクールを作ったと言う事でしょうか。
 でも、それならばそれまでのおまりーパソコンスクールに対する悪口と矛盾している気がしました。
 自分なりの意見だと、最後の4行を省いてもよかったんじゃないかと思います。
 (こんなアドバイスしか書けなくてすみません。)
 ボケは面白かったです。(8点)

・これ何回も読んだことあるんですが、今読んでもやっぱり面白いです。
 しかも、最初から終わりまでずっと面白い。面白濃度がずっと濃いまま終わるんですもん。
 何かもうね、すごいっす。こんなネタは、自分には絶対に書けないので羨ましいっす。
 まさにエンターテイナー!エンターテイナー!(10点)

・3度読んでも大爆笑できるネタに満点つけないわけがありません。(10点)
4組目 インタープラグ
・設定はいいんですけどね・・・。やっぱり設定だけなんですよね。中身が伴ってないというか。
 中継役をもっとうまいこと使っていけないでしょうか。ただの言い間違いだけじゃもったいなさすぎます。
 仲直りしたきっかけもこれじゃあ少し腑に落ちないですね。オチは奇麗に決まってると思いました。(2点)

・彼女の台詞には括弧をつける等して欲しいです。
 特に後半、いったい彼女の発言なのか中継者の発言なのかが非常に分かりづらかったです。
 全体的な感想としては着眼点がいいな、と思いました。
 ただ中継を挟むほどの内容でもなかったのでは、とも思います。
 やはりこういう形式の場合、聞き間違えから発展していくボケが主流だと思うんですね。
 中継の人に話してるのか彼女に話してるかのボケもいいと思うんですが、それなら最初にも書きましたが、
 どちらの立場での台詞なのかを区別しないと非効率的かと思います。(4点)

・設定が斬新で、使い方が上手でした。
 でも、「餅なんかじゃないHong-Kongよ」この部分がよくわかりませんでした。
 聞き間違う部分もちょっと後半雑だな、と思いました。
 オチは「だれが!?」で終わってしまうと少しありきたりな感じがするので、
 「彼女のバイト先の先輩です。」「お前も知り合いかよ!」みたいなのを付けても良いかと思います(例がひどいのはしみません。)(6点)

・設定の妙味だけで終わっちゃってる気がするんですよね。どういう方向性で笑いを取りに来てるのかが伝わってきませんでした。
 中継の人が聞き間違えたところですれ違いコントが始まるのかと期待したら、そこはたいして広がらずに中継が男と会話し始めるという展開に移行しましたし。
 あと男が中継を受け入れる箇所があっさりしすぎてて、ちょっと違和感が有りました。
 女性のセリフも入れたほうが、もっとスムーズに話が進んだのかも知れません。(4点)

・設定を認識した時点で大体聞き間違いボケだなとは思っていたんですが、そのクオリティが低いかと思います。
 たしかに元の台詞を踏まえてはいますけど、その言い換えた台詞自体はそんなに面白いものではありません。
 そんな中、チョコレート、チュッパチャップスなんかのお菓子縛りのボケはどちらも良かったです。
 また、終盤ごちゃごちゃしていたものの少し盛り返したように思えました。(5点)
5組目 A&A PROJECT
・導入部の「蟻谷:うわああああ!」のとこがすごいツボでした。二重悪口っていいですね。
 ただ肝心の虹の部分の発想がありがちなんですよね。「虹はおっさんの禿げ頭」
 みたいな発想はだいぶ前からあるものなのでそれを主軸に持ってきて話を展開させていくのはちょっとどうかなと思います。(5点)

・笑いが継続していたと思います。
 ドカンと1発強い笑いがあればなお良いですが、現時点でも結構笑えます。
 ただ1か所、桜の木のくだりがあったじゃないですか。
 あれってどういう理由で桜の木だと判断できたのでしょうか?
 それとも何かの民話などを用いたものでしょうか?
 そこをもう少し詳しくしてもらえればなと。(8点)

・虹の根元に何が埋まっているかという都市伝説からここまで膨らませるのはすごいです。
 ただ、オッサンボケだけで引っ張るのは無理があったと思います。
 オチも、前に出たボケと似た系統のボケで落とすのは、個人的にイマイチでした。(7点)

・「虹の根元」って言葉が出たときに、「禿げたおっさん出てくるなよ!出てくるなよ!」と祈りながら読んでました。
 で、出ちゃいました、禿げたおっさん。これと酷似した話(虹の根元には、7人のハゲたおっさんがいる)が稲中卓球部にあるんですよね。
 照明持ってるおっさんで止まっておけばインスパイアーで通じるかも知れません
が、禿げたおっさん出したらやりすぎでしょ。
 え?偶然被っただけですって?もしそうなら不運でしたね。まぁ、プラスαの笑いがあるので3点で。(3点)

・蟻谷の悪口攻勢にハズレはなかったんですが、メインの虹に関するボケがどれもいまひとつだったかなと思います。
 タウンワークとか娘さんのピアノ発表会とか展開したボケは面白いのに、
 その大元となるおっさんボケそのものは全くハマりませんでした。(6点)
6組目 サンザンヒーローズ
・ベタに見えますが、意外とつくり込まれた設定で面白いんですが、あと一歩詰めが甘いかなと思います。
 ファミレスのくだりはちょっと強引かなと。あとアルファベットのくだりは蛇足かなと思います。(6点)

・「てかテクノカットならそんなにうっとうしくもないだろうし、見たこともない病原菌ってそれ以前によく発見できたな!」
 ここですが、「それ以前に」という部分を初めの「てか」の直後に持っていったらどうでしょう?
 とりあえず、このままだと何か「それ以前に」を使うタイミングがおかしい気が・・・。
 全体的な印象としては良いボケとベタなボケの差が激しい気がします。
 確信や生姜のみ焼き定食やオチといった光るボケもあれば、
 病院や灰皿のくだりや英語などベタなものも目立つんですよね。
 少なくとも灰皿と英語はカットしてもいいんじゃないかと思います。(7点)

・ガソリンスタンドとアンケートというベタな題材で、ボケもベタな物が多かったです。
 「はいオーライ!オーライ!オーライ!(ガツン)死ぬ!!」の部分は、似た下りを見たことがあります。
 副業が多いというボケも笑えませんでした。(3点)

・生姜のみ焼き定食など、ところどころに面白いボケはあるんですけど、色々詰め込みすぎてて結局どう話を持って行きたいのかが見えてこなかったです。
 色んな事業に手を出したガソリンスタンドを主体として持って来たいのならその方面で広げて欲しいのに、
 アンケートに答えさせるとか毛色の違った展開を持ち出してくるので、話の構成がまとまってないような印象を受けます。

 あと誤字が多々見受けられたので、もっと推敲してください。
 ・てかご定食のメインがが生姜のみって!→てか定食のメインが生姜のみって!
 ・富に散髪と物件探しの腕が上達してきてる→頓に〜
 ・あぁそれで散発後とか物件探しが終わった後に→あぁそれで散髪後とか〜(5点)

・散漫とした印象を受けます。いや、副業がたくさんって設定は目の付け所がいいなぁと思うんですが、
 相乗効果で面白くなる、ということはなく、独立してボケとして成立してしまっていると思います。
 ガソリンスタンドを主体にそれぞれをもっと関連付けたボケを作ってみてください。
 「いーからとっととガソリンぶち込めや!!」
 このツッコミにこのネタの全てが詰め込まれている感じがして、凄い好きな台詞です。(5点)

【第224回結果表】 平均KB 389.7KB
グループ名KBOA率BL
青西瓜50118/18
くるぶしソックス4735/13
whitewhite4099/21
A&A PROJECT3536/8
サンザンヒーローズ32510/17
インタープラグ2772/9
青西瓜が3度目の500越えで18連勝。
くるぶしソックス、whitewhiteもオーバー400で勝利。