第222回 青沢オンエアバトル

市河:以上で計量は終わりました。
    オンエアされる上位4組の発表です!

ミック桑原☆センセイション  (3位)
4連勝!


エイジアンエイジアン  (1位)
通算23勝目!


月影連盟  (2位)
初挑戦初オンエア!


ホームライナー  (4位)
連敗脱出!


碓氷:難関を突破した皆さんの熱演をご覧いただきましょう!

エイジアンエイジアン   (23/26)
コント/ホームさん
真田:またまたー。

島村:馬鹿な!
オンエアは予想してたと思います。でもオーバー500はまさかだったと思います。エイジアンエイジアン!

拓朗:ご飯よそってくれないかな

父上:わかった

拓朗:いただきまーす・・・って固いよ!
   僕と父さんの絆くらい固いよ!

父上:ハッハッハッ!
拓朗:むふふ・・・

父上:ところで、父さん今度ペットを飼おうと思っているんだが…

拓朗:ビームビーム

父上:ごめんよぅ!今月ピンチだったんだな

拓朗:モノ分かりが良すぎるよ!

父上:ウチの息子くらいモノ分かりが良すぎるな

拓朗:この親バカーん

父上:ポッ・・・

拓朗:顔が赤いよ!
   お母さんが家出した時くらい赤いよ!

父上:しゅん・・・

拓朗:ご、ごめんよぅ

父上:いーじいじ

拓朗:ペット飼ってもいいから!
   ペット飼ってもいいから、ねっ?

父上:わーいわーい

拓朗:子供だよ!
   愛人に甘える時くらい子供だよ!

父上:いやん

拓朗:可愛いよ!
   美子ちゃんくらい可愛いよ!

父上:ちょっと待って、美子ちゃんって好きな女の子?

拓朗:そうだよ

父上:親なのにそんなの教えてもらってないぷくー

拓朗:ごめんよぅ
   今日言おうと思ってたんだよぅ

父上:じゃあ、許す

拓朗:モノ分かりが良すぎるよ!

父上:ウチの息子くらいな

拓朗:むふふ・・・
父上:ハッハッハッ

父上:で、その娘とはどこまでいったんだい?

拓朗:まだ・・・ちゃんと喋った事もないんだよ・・

父上:シャイだよ!
   子供の頃の父さんくらいシャイだよ!

拓朗:お父さん、シャイだったの!?

父上:お父さんだって、昔はシャイだったんだ

拓朗:それがいまや愛人なんて作って・・・
   ビームビーム

父上:分かったよぅ!教えるよぅ!
   シャイを克服する方法!

拓朗:モノ分かりが良すぎるよ!

父上:ウチの息子くらいな

拓朗:そういうのいいから早く!

父上:乗ってくれないのーいじいじーん・・・

拓朗:ごめんよぅ!
   御詫びにペット飼ってもいいよ!

父上:ペットの名前は美子に決定だ!

拓朗:気が早いよ!

父上:そういうお前だって、美子ちゃんとの子供の名前も決めてるんだろう?

拓朗:むふふ・・・
父上:ハッハッハッ!

拓朗:でも、なんでその名前にするのさ   

父上:犬を美子美子って呼んでおけば
   実際に、会うときにサクッと言えちゃうもんなんだよ

拓朗:なるほど、犬ぐらいに近い感覚で言えるようになるんだね

父上:もう、今から想像しちゃうよ
   美子ぅ・・そんなになめたらいかんて

拓朗:ビームビーム!

父上:嫉妬心が強いよ!

拓朗:家出したお母さんくらいね・・

父上:しゅん・・

拓朗:ごめんよぅ!
   ペットもう一匹飼ってもいいから!

父上:わーいわーい

拓朗:喜び方がワンパターンだよ!

父上:ウチの息子くらいね

拓朗:むふふ・・・
父上:ハッハッハッ

拓朗:で、ペットは何にする?

父上:先に名前だけ決めとこう

拓朗:気が早いよ!

父上:・・・雪江にしようか

拓朗:未練たらたらだね・・・ウチのお母さんくらい・・!
   ・・・じゃーん!

父上:雪江っ!?
お前帰ってきてたのか、拓朗も人が悪いなぁ

拓朗:お母さんくらいね

父上:ハッハッハッ!
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月影連盟   (1/1)
コント/概念の打開と憧憬の損失
評価していただいて有り難く思います。
なにやら凄そうな新人がきました。初オンエア!月影連盟!

店主:…らっしゃい。

ハク:アルヒを一杯くれ。
   ……なぁ店主、此処は膨大な情報網を持つ、アカツキの酒場で間違いねぇか?

店主:…あぁ、そうとも。

ハク:そうか…此処なら、あの男の情報も手に入るかもな…。

店主:………(アルヒを出す)

ハク:すまねぇな。
   ……なぁ店主、とある男の情報を知りたいんだが、いいか?

店主:…アンタも知ってる通り、此処は世界各国の情報を持つアカツキの酒場だ。
   情報を知ったが為に命を落とした奴は数知れねぇ。
   それほどに“情報”とは重いものだ。アンタはそれを理解しているのか?

ハク:当然さ。それくらいの覚悟を持って此処に来た。
   それに、俺の故郷は各国と強力なパイプを持つ国、ディフロスだ。
   ヒューミントからハニートラップ、防諜までお手の物さ。
   まぁもっとも、俺はそんなのに興味は無いんだがな。
   …さぁ、お話は終わりだ。情報を聞いてもいいのかな?

店主:……いいだろう。ディフロスの者なら迂闊な言動も無いだろうしな。
   俺の名は“暁リクト”。この酒場の店主だ。
   アンタは?此処らへんじゃぁ見かけねぇ顔だな。
   まぁ、ディフロスから来たのなら当然か。

ハク:あぁ。俺は賞金稼ぎ、“関条ハク”だ。
   それで、俺は今とある男を追っている。
   俺が数年探し続けた男の微かな情報が、この街で途絶えたんだ。
   
店主:賞金稼ぎ…となると、追っている男と言うのは賞金首か。
   此の街は、各国で力を付けた強力な賞金稼ぎが数多く拠点を張る街だ。
   ディフロスの諜報員でさえ、見破られても不思議じゃぁない。
   気をつけるこった。
   …で、アンタが数年探している男というのは?

ハク:あぁ、俺が探してる男の名は“来破コテツ”だ。此の街じゃ知れ渡ってるだろうな。

店主:……っ………ぬぅぅ!?

ハク:…おいおい、どうしたんだそんな、にらめっこ大会全国制覇も夢じゃないような顔して。
   さっきまでの寡黙さは何処へ飛んで行っちまったんだ?

店主:……アァッ…アンタ、気は確かか!?

ハク:ははっ、俺はいつだって大真面目だが、いきなり何だと言うのだ?
   コテツの名を出したくらいで。

店主:…アンタ、コテツを何処まで知ってんだ!?常人ならそいつの名を口走ることが、どれだけ恐ろしいかを知っている筈だ…!
   東の国・セントブルスを始め、近隣諸国において反国家革命軍を率い、
   各国で爆破テロを起こしてなお、逃亡を繰り返している超S級犯罪者だぞ!?
   また革命軍を率いる以前に、“大海賊シャールス・レジエフ”が使っていたと言われる小太刀を所持し、
   馬に乗りながら敵を切り裂く事で知られる小太刀大将軍…!!
   先代の革命思想化、“来破ハッカク”の血を引く、来破一族最強の男、
   世界政府をも敵に回し、付いたあだ名が“戦慄の武装兵”、
   懸賞金8億5400万の、あの来破コテツだぞぉぉぉぉ!!?

ハク:うん

店主:可愛く「うん」じゃねぇよ!!アンタおかしい、マジおかしいって!!!
   言えねぇ、コテツの情報なんて言えやしねぇ!いや、知らない!そんな奴の情報、俺は持ってねぇぞ!!

ハク:何だよ、世界屈指の情報網が聞いてあきれるぜ。

店主:一体何なんだアンタ、8億越の賞金に目が眩んだのか!?
   確かに、賞金稼ぎにとって、数億の賞金首に目を付けるのは間違いじゃねぇ。
   だが、だがな!!コテツだけはやめておけ!!アンタだって命は惜しいだろう!
   食い繋ぐ為なら、そこらにゴロゴロ居る小物を狙えばいい!
   コテツの名を出す程の男だ、数百万程度なら簡単に仕留められるだろう!
   例えコテツから逃げる事がお前のプライドに反しても、それがお前の夢であっても、
   俺にはそれを止める権利がある!!駄目だ、早まっちゃならねぇ!
   どんな大物でさえ、コテツを倒すことなんて出来やしねぇんだ!!!

ハク:へぇ〜

店主:だから可愛く「へぇ〜」じゃねぇって!!
   それにだ、これは公にも知られている情報だから言うが、
   最近になってコテツは、何やら地下の巨大アジトに篭り、
   仲間と共に何やら怪しげな物を開発しているという噂だ!!
   それは世界を征服するための巨大核兵器なのか、はたまた戦闘強化を誇示するかのような人間兵器なのか、
   そこまでは分からねぇが、とにかく危険だ!!
   アンタ、世間が知らないコテツの情報を知るよりも、
   世間が知り尽くしている情報から集めるのが身のためだ!
   そうすりゃ、コテツの恐ろしさを知れるだろう!!

ハク:(ゲップ)

店主:とうとう興味すら無くなったよこの野郎が!!
   俺が命張ってしゃべってんだから真面目に聞けよ!!

ハク:だーかーらー!俺は別にコテツの肩書きとかどうでもいいんだって!
   それに、別に賞金稼ぎだからって、コテツを政府に引き渡そうなんて思ってねぇよ!
   コテツは昔の親友なんだから!

店主:……どふゅ…エッ…ッッッァアア!!??

ハク:…おいおい、どうしたというのだ。そんな、にらめっこ大会世界制覇も夢じゃないような顔して。

店主:…アァッ…アンタが、あのコテツの親友…!!?
   嘘だろ…そんな飄々とした奴が、あのコテツと親友だとぉぉぉ!!?

ハク:あぁ、そうさ。コテツとは長い付き合いだったけど、数年前に分かれてそれっきりさ。
   すると先日ふと思い出したことがあってね。
   ボンバーマンのゲームソフト、コテツに貸しっぱなしだったんだ。

店主:…ヴォ…ヴォンバーメンだとぉぉぉ!!??

ハク:いやに発音いいな。

店主:ちょ、待て!!深呼吸させろ!!
   ハァーー、スゥゲホッ…ウゲゲッ!!!
   な、何言ってんだお前、嘘だろぉ!?
   あの世界の大犯罪者が、ボンバーマン借りっぱなし!!?ハァァァ!?
   いや、おかしいだろ!!!いくらどんな人間にも子供時代があったからって、
   あの懸賞額と実力でボンバーマン借りっぱは無ェだろう!!!

ハク:いや、そんな事言ったってさぁ、情報と実際は結構異なるもんだぜ?
   今や大犯罪者にまで成り下がっちまったけど、昔は可愛かったんだぜ、コッちゃんは。

店主:…コッちゃん!!?世界クラスの犯罪者がコッちゃん!?
   三剣神の一人が、コッちゃん!?爆破テロの名手が、コッちゃん!?
   来破一族末裔の呼び名が、コッちゃん!?

ハク:そう、コッちゃん。コテツのコッちゃん。
   最初はみんな“こてっちゃん”って呼んでたんだけど、
   それだと何かラーメンっぽくて嫌がってたから、コッちゃんに変えたの。

店主:…あ、あの世界を揺るがせた革命士が、ラーメンっぽいあだ名で呼ばれていたなんて…
   思いたくねぇ、考えたくねぇ…!!イメージがぁぁぁぁ!!!

ハク:まぁまぁ、イメージなんてそこまで深く持たないことだよ。
   第一、コッちゃんがやってる国家破壊工作の爆破テロだって、ボンバーマンの真似してやったことだしね。

店主:…っだぁぁぁぁ!!!嘘だぁぁ!!リアルすぎるだろボンバーがよぉぉ!!!

ハク:ホントホント。
   「なぁ、ボンバーマンって面白いよな!」「そうだよな!リアルでやったらもっと面白いかも!」
   って会話がその紀元だと言われているよ。

店主:近隣諸国を唸らせた革命軍爆破テロの発端はガキのボンバーマン談だったぁぁー!!

ハク:でも今考えたら“コッちゃん”じゃなくて“てっちゃん”の方が自然だったかなぁ。

店主:このタイミングでカッコいいあだ名思いついても仕方無いよ!!
   あぁ、俺の印象は、二刀流の小太刀を構えながら、馬に乗って颯爽と戦場を駆け抜ける姿だったのに…
   ボンバーマンを軸に動いてると知ってしまったらそれも幻滅だよ…

ハク:あ、馬に乗って動いてるのは、あの卵割ったら出てくるお助けキャラの真似事らしいよ。

店主:…ヌェァァーウゴォォ!!!俺の、俺の、俺のイメージ図がぁぁ!!
   カッコいい馬の絵から、愛嬌たっぷりのミニ恐竜にぃぃ!!!

ハク:まぁ、その件もね、
   「お助けキャラって便利だよなぁ!」「そうだよな!リアルにいたらもっと便利かも!」
   って会話が紀元とされているんだけどね。

店主:世界の剣士達を震撼とさせた小太刀乗馬の伝説でさえも発端はガキのボンバーマン談だったぁぁー!!

ハク:と、言うわけだ。大した情報が無いなら、俺は行くぜ?

店主:ちょっ、待ッ!待ッ!!
   あのコテツが俺の想像を遥かに超えた可愛い奴だったってのは分かったよ!!
   じゃぁさ、じゃぁさ、地下アジトの研究はどう説明すんだよ!?
   アンタに言ったら深追いしそうだったから黙っておいたけど、
   この街からスパイとして送り込んだ男が一瞬だけ開いた扉の奥に、球体を見たそうだ。
   大きさは人間より小さいくらいだったが、アレは紛れも無く小型核兵器だ!そうに違いない!

ハク:あー、アレなら俺、知ってるよ。
   さっき言ったボンバーマンのお助けキャラのリアルさを追求するために、
   馬を卵生にする研究を続けていたらしい。

店主:…ボンb…おま…アホか!!コテツ、アホか!!コテツのアホ!!
   何だ何だ、数年全世界に轟いていた、大犯罪者コテツの伝説は全て、ボンバーマンによる欲望本能だったのか!
   …いや、待て!!まだあるぞ!
   東の国・セントブルスの破国伝説は、ボンバーじゃなく銃撃戦だった筈だ!!
   つまり、セントブルスを襲った時のコテツは、俺の想像通りの非情さをもっていたってことだろ!?そうなんだろ!?

ハク:あぁ、アレはね、他の国を襲撃する時にボンバーマンのBGM付で登場したかったけど、
   たまたま立ち寄ったセントブルスのCDショップにボンバーマンサントラック集が置いてなかったから、
   たまたま持ってた銃でとりあえず滅ぼしたらしい。

店主:………あぁ、何か分かんねぇけど俺、コテツに勝てる気がしてきたよ…。
   …いや、それはいいとして、何でアンタはそこまで知ってんだよ?
   俺が知ってる裏の情報まで。酒場の店主でもなかろうに。

ハク:まぁそんな情報程度なら、ディフロスの雑魚諜報部員でもあっさりと持って帰ってくるよ。
   スパイとして送り込んだ直後に、コテツ率いる「馬を卵生にする研究をするチーム」の副隊長に選ばれたくらいだからね。

店主:…俺はいろんな意味でアンタもコテツもディフロスも舐めすぎていたようだ。すまんかった。

ハク:さて、そろそろ行くとするか……此処で大分時間を喰っちまった…
   次は……セイドウの情報を探しに、西の国・リビターか…

店主:……(ピクッ)……
   ちょっと待てアンタ、今なんつった!?

ハク:ん?緋足セイドウの情報を探しにリビターに…

店主:……ェァヴァッ…ゴヴェエエ!!?

ハク:…おいおい、どうしたんだ。そんな、にらめっこ大会宇宙制覇も目前な顔して。

店主:…アンタ、あのセイドウも探してんのかぁ!!?
   おめぇ、セイドウと言えば、かつてコテツとも渡り合った程の腕の持ち主で、
   コテツとの決闘に敗れて以来自らを更生するために海軍入りし、
   その実力を発揮して、あれよあれよと言う間に海軍本部中将にまで上り詰めた男だぞ!?
   コテツと渡り合った当時の実力を認められ、海軍入りする前の懸賞金は7億8000万!!
   例え海軍だからと言って、甘くは無い!
   “鬼教官”の異名を持つ、海軍きっての恐怖の大参謀、あの緋足セイドウだぞぉぉぉ!!?

ハク:うん

店主:だからその一言「うん」をやめろーッッ!!本気出してる俺がバカみたいじゃねぇかよ!!
   まさかお前、コテツの情報を探る為にセイドウのとこに行くってのか!?
   やめておけ!!いくら海軍だからって、大した用も無い一般人が近づいただけで殺されちまうぞ!?
   それにだ、アンタだって賞金首じゃねぇのか!?

ハク:…まぁ、一応ね。

店主:ほら見ろ!!アンタみたいな賞金懸かった男が近づいたら、間違いなくぶち殺される!!
   ダメだダメだ、コテツの情報源ならまだまだある筈だ!!
   だから頼む、セイドウだけはやめてくれ!!
   俺も1回、生で見た事あるんだ!!あれは恐ろしかった!
   全身から発する“死のオーラ”を直に感じたからな!!

ハク:へぇ

店主:なんだよこのデジャヴ的対話のやり取りは!!もう少し吃驚って物を知ってくれよ!!

ハク:だからー、俺は別に捕まりに行くわけじゃぁないって。
   それに、コテツの情報ならいくらでもあると思うよ。
   セイドウは俺の兄貴だからね。

店主:…ッッッ…ァクォゴゾォォォァァアア!!?

ハク:…だからなんだってんだよ、にらめっこ大会宇宙制覇の帰り道に金メダルを電車の中に置き忘れた事に気付いたような顔して。

店主:お、弟さん!?アンタが、海軍鬼教官のぉぉ!!?

ハク:そうだよ。兄弟だけど、まるで同級生の友達のように遊んでいたよ。
   セッちゃん、って呼んでたなぁ。

店主:セッちゃん!!?海軍の鬼教官がセッちゃん!?
   コテツと渡りあった男が、セッちゃん!?7億8000万が、セッちゃん!?
   死のオーラの発生源が、セッちゃん!?

ハク:そう、セッちゃん。セイドウのセッちゃん。
   最初はみんな“セイドウちゃん”って呼んでたんだけど、
   ある時コテツが「そのままやがな!捻りなはれ!」ってツッコミ入れたのがきっかけで、セッちゃんになった。

店主:……なんか俺、天下統一も夢じゃない気がしてきたよ…。
   ダメだ…俺の中の二人のイメージが一気にランク外に格下げされた…。

ハク:んー、“セッちゃんより”、“ドッちゃん”の方が良かったかも?あ、“イッちゃん”ってのもありか

店主:どれもこれも良かねぇよ!!何で一番まともそうな“ウッちゃん”を除外するんだ!!
   いや、何言ってんだ俺!そうじゃねぇや!
   恐怖心と共にさり気なく漢としての憧れを持っていたコテツに、それと対等に闘うセイドウ…!!
   俺の中の二人の人物相関図の線が糸こんにゃく並みに格下げされていくー!!
   うぁぁぁぁ!!!!!

ハク:ちょっとちょっと、何を大声出してるんですか。駅長に連絡取ったけど「メダルなんてありませんでしたよ」って言われた時みたいに。

店主:さっきから気になってたが俺の顔色で1つのストーリー作り上げてんじゃねぇよ!!
   事あるごとににらめっこ要素を取り入れるな!!何の呪いだよ!!

ハク:…さーて、俺はそろそろ行くとするか。
   さっさとセイドウ兄貴んとこ行ってコテツの情報掴んで、
   ボンバーマン返してもらわねぇとな。
   あの野郎、その内世界中に規則正しくブロック塀落としていくに違いない。

店主:…そうかい…あ、御代はいいや、何か今日は疲れたよ……

ハク:んお?そうかい。すまねぇな。
   じゃ、また来るよ。その時は、コテツとセイドウの土産話を持ってくるぜ!

店主:はっはっは!いらねー!!



(バタン)



店主:へー、本当に疲れたや。嵐のような奴だったなぁ…。
   今日は店閉めて、ゆっくり休むとするか…

 男:あ、マスター、新聞此処に置いておきますねー。

店主:あぁー、ありがとー。
   さーて…今日はどんな事件があーるのかなっ、と……(バサッ)ん?何だこれは?
   あー、懸賞金リストか…。しかしあの8億越がボンバーマンとはねぇ…
   (ピラッ)ん?これは、噂をすれば何とやら、コテツの手配書じゃねぇか。
   9億2000万……また上がってやがる…。
   こりゃ、ブロック塀落としゃ、10億越も確実だな……って、何を言ってんだ俺は…
   (ピラッ)あ、これはさっきのハクって奴の手配書じゃねぇか。
   あの態度の軽さだ、どうせ懸賞金も…………………………


“ディフロスの名も無き殺戮賞金稼ぎ、関条ハク  懸賞金:11億6400万”


店主:…ンァッアァウゴゴドペリューォォオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!

 男:……どうしたんですかマスター、道端に金メダルの紐だけが落ちているのを見つけたような叫び声あげて……
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ホームライナー   (4/14)
漫才/選挙
秋田:とりあえず連敗脱出!
元木:今期こそ大会行きたいです。
昨期いけたんですよね、KBが例年通りだったら。久々のオンエア!ホームライナー!

元木:どうも!ホームライナーです!

秋田:快速以上特急未満、ホームライナーです。

元木:宜しくお願いします!

秋田:いやー、犬食いたい。

元木:いきなり怖いよ!お前は何の人種だ!

秋田:やっぱ犬食いたくなった時は選挙行くに限るよね。

元木:お馴染みみたいに言ってるけど全然意味が分からないから!あと、犬食う事と選挙の関連性も分かんないし!

秋田:でも選挙は大事ですからね。

元木:まあそうですけどね。

秋田:だって小泉さんや安倍さんを生んだのもあの選挙ですし、何より「選挙に出たい」って理由で政治家になる人も多いですからね。

元木:大抵「国を変えたい」とかそういう理由だろ!そんなやつ見た事無いよ!

秋田:僕も選挙に出たいんで政治家になろうかと。

元木:そんなやつが目の前にいた!

秋田:それに選挙に出て国会を占拠してみようかなあ、と。

元木:くだらない!くだらなすぎる!しかも一人じゃ占拠は無理だろ!
   てか選挙に出るにしても準備は出来てるのか?マニフェストとかあるのか?

秋田:え?マカロニサラダ!?

元木:全然似てないだろ!「マ」しかあってないから!マニフェストだよ!

秋田:ああ、あやとりの技ね!

元木:違うよ!何でマニフェストが東京タワーやくもの巣と同じ類なんだよ!

秋田:そうか!マカロニであやとりをする事か!

元木:違うって言ってるじゃん!てかマカロニであやとりって絶対無理だろ!公約だよ!公約!

秋田:ああ、内股公約。

元木:それ膏薬だ!何で公約知らないくせにそんな難しい言葉知ってるんだよ!・・・で、肝心のマニフェストはあるの?

秋田:無いよ。

元木:いやダメだろ!マニフェスト無いなんて!

秋田:マニフェスト無くちゃダメ?

元木:よくもまあマニフェストも無しに選挙に出ようと思ったな。

秋田:どうしよう・・・。

元木:どうしようじゃねえよ!マニフェスト無いのに選挙出るなんて裸で大魔王と戦うようなもんだよ!

秋田:あ、それならやった事ある。

元木:軽くすごい発言してるぞ!

秋田:勝てたし。

元木:しかも!?

秋田:ならマニフェスト無くても大丈夫かなあ。

元木:それとこれとは別だよ!マニフェスト無けりゃあ駄目だから!

秋田:うーん・・・俺無理だからお前考えてくれない?

元木:あ、別に良いけど。
   えーっと・・・あ、今問題の「年金問題を解決」しますとか良いんじゃない?

秋田:うーん・・・ちょっと無理かもなあ。

元木:あ、そう?じゃあ「福祉施設を充実させます」とか。

秋田:福祉とかよくわかんないんだよなあ・・・。

元木:・・・じゃあ「格差社会を直します」とか。

秋田:気が乗らないなあ・・・。

元木:・・・「地球温暖化の早期解決」とか・・・。

秋田:ちょっと・・・ねえ?

元木:選挙勝つ気あるのかよ!?やる気のやの字も感じられないよ!

秋田:でも出来ないものは出来ないからなあ・・・。

元木:じゃあ何が出来るんだよ!?

秋田:犬を食う事。

元木:だから怖いって!しかも真っ先にそれって!。

秋田:でも犬が食えれば選挙活動が有利になると思うんだけど。

元木:お前の脳の構造を見てみたいわ!普通考えれば有利になる訳ない、って分かるだろ!

秋田:例えば演説中にパフォーマンスでやったり。

元木:違法だよ!演説中にそういう行為やっちゃいけないんだよ!と言うかそれがパフォーマンスかも微妙だし!

秋田:あと、民主党の小沢代表と話が弾みそうだし。

元木:小沢代表舐めんなよ!小沢代表はお前みたいにバカじゃないんだぞ!

秋田:あー・・・でも麻生さんとは合わないかも・・・。

元木:麻生さんだけじゃない事に気づいて欲しい。

秋田:あの人猫食いそうだもんなあ・・・。

元木:猫も食えるのかよ!?お前選挙無理だよ、やめたほうが良いんじゃないの?

秋田:えー!?もうだるま買っちゃったよ!

元木:気が早すぎるだろ!

秋田:高崎のだるま弁当でも良いんだよね?

元木:ダメに決まってるだろ!だるまがつけば何でも良いわけじゃないんだよ!
   もうお前には無理だ!選挙に出れる訳ない!

秋田:選挙には出れるよ!負けるだけだよ!

元木:自覚してんのかよ!いい加減にしろ!

市川:バイトを始めたそうで。
元木:近所のマックに働くことになったんですけどね。
秋田:まだポテトの揚げ方しか教わってないんですけどね(笑)
碓氷:ほうほう。
秋田:FF7だ。
元木:確かに「ほうほう」て言ってるやついたけど。懐かしいわ。
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ミック桑原☆センセイション   (6/7)
ツン/水無月に雨ふるふる
ネタが出来たら今期は本腰入れて参加したいです
目指せ4期振りのC大会ということで。6勝目!ミック桑原☆センセイション!

(ざあざあ)
 
まさる:梅雨は良いねえ

(ざあざあ)

まさる:俺のSentimentalismeに影響してくるぜ・・・

(ざあざあ ドババーッ)

まさる:そんな俺は梨元まさる。小学5年生!
    梅雨は好きだけど明日は遠足!こんな雨じゃ中止になっちゃうよ!
    そうだ!てるてる坊主を作ればいいじゃん!(ぴっかーん)



「俺たちゃ 裸がユニホーム
 たまにゃ 蜂にも 追われるけれど
 ファイト! ファイト!
 ファイトひとつが 財産さ
 しかし強いぜ 負けないぜ
 俺たちゃ アパッチ野球軍〜♪」



まさる:誰だ!アパッチ野球軍のオープニングを口ずさみながら俺の部屋に上がって来る奴は!



「ルネ〜ッサ〜ンス 情熱〜♪ 僕のこの手は〜♪
 いつも 何か 探し〜♪  燃・え・て〜る〜♪」



まさる:ミスター味っ子のオープニングになったぞ

(ガラガラッ)

不知火:私だ

まさる:だれだよ

不知火:私は全日本てるてる坊主普及連盟会長の不知火と申す

まさる:不安な人が来たよ

不知火:その顔は明日遠足だというのにめざましテレビで皆藤キャスターから降水確率100%と告げられ難儀している顔だな

まさる:何で知ってるの・・・?

不知火:私独自で開発した人工衛星「てるてる」で君の暮らしをおはようからおやすみまで・・・

まさる:なんだLIONの回し者かよ。はみがき粉でも作ってろよ

不知火:いやちょっ・・・マジだって!俺はマジで全日本てるてる坊主普及連盟会長なの!

まさる:素が表れたね。そのキャラ維持してるの大変だったろうに

不知火:というワケで俺は会長だから、高確率で雨を回避できるてるてる坊主の作り方を知ってるのよ

まさる:へー

不知火:具体的にはバナザードの打率ぐらいかな

まさる:3割ちょいやん。バナザードって聞くと凄そうだけど雨天回避率で考えたら低いやん

不知火:まぁそんなゆるゆるな感じで会長直々にてるてる坊主の作り方を教えるよ!みんな集まって!

(てるてるチルドレン:わー!)

まさる:なんかいっぱい来た!

不知火:ゴメンやっぱ今日は仏滅で日が悪いから帰っていいよ

(てるてるチルドレン1:今度は大安の日に呼んでね!)

(てるてるチルドレン2:今度は大安の日に呼んでね!)

(てるてるチルドレン3:今度は大安の日に呼んでね!)

(てるてるチルドレン4:今度は大安の日に呼んでね!)

まさる:いっぱい帰っていったぞ

不知火:てるてるしか知らない子供達だから勘弁してあげてね。彼らをフラーレン形に結合させれば究極だったのに・・・

まさる:いやどっからツッコめばええねん

不知火:とりあえず今から用意するものは布と綿とヒモ、そしてサインペン!

まさる:オーソドックスに逃げたな

不知火:まずは頭となるスペースにオージービーフを詰めます

まさる:不安すぎる立ち上がりだよ。俺はきっちり綿を詰めるぞー

不知火:これを網で焼くとおいしいです。しゃぶしゃぶでもイケます

(じゅうじゅう)

まさる:まぁなんておいしそうな焼肉。そして俺はてるてる坊主完成っと

不知火:・・・名前はシェーンマックだったっけ?明日はどこに行く予定なの?

まさる:梨元まさるです。明日は伊香保グリーン牧場に行きます

不知火:じゃあ胴の部分に牛さんのおっぱいを描き足してあげよう

まさる:今更だけどお前ばかじゃねえの

不知火:牛さんの乳房と胃袋をそれぞれ4つずつ描き足してあげよう

まさる:なんで胃袋が外から見える位置にあるんだよ。ズルッズルやん

不知火:うるさい!文句言うな!てるてる坊主完成したんだしガキはもう寝ろ!

まさる:何もしてないお前が言うな!もし明日雨が降ってたら責任とれよ!

不知火:俺は全日本てるてる坊主普及連盟会長、確実に降らせはしない!

まさる:信用してないけど、俺はキミキスでも見て寝るとするよ!


【次の日の早朝】


(ざざー)


不知火:皆藤キャスターの言う事に間違いはなかったか・・・その上可愛いし・・・
    連盟ルールとしてここは会長の俺が自ら責任をとらねば・・・




・・・・・



(すずめさん:晴れた晴れたよちゅんちゅんちゅん!)



まさる:・・・晴れた!見事なまでの快晴!湿度78%!これで遠足に行けるぜー!
    不知火のオッサンが頑張ったみたいだけど、まぁてるてる坊主作ったのは俺自身だし、俺のおかげー!(えっへん)

不知火:ロ・・・ロープが首に引っかかってくるしい・・・タスケテ・・・

まさる:人間てるてる坊主かーい!(すてーん!)




(終劇)
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【敗者コメント】
七草 229KB
草野:負けちゃいましたか・・・

鈴城:もう一回だけでも勝ちたいですね。
あかさたな 137KB
また今度挑戦します

【ジャッジペーパー】  上から、グリドラッシュ、利根川、qqq、ブラック、スリーオール、銀沙灘(敬称略)
1組目 あかさたな
・内容はそんなには悪くないですが、やはり漫才となるとシュールではなくノリがいい方が読んでいる方を引き寄せる、見たいな力があると思います。
 あと、ところどころ読みにくいところがあったので、もう少し改善してみては?と思います。(4点)

・色々おかしいですね。いい意味でも悪い意味でも。まぁ比率は1:9くらいなんですけども。
 まずボケに対する展開が浅すぎです。せっかく「カンジャー」とか「キッコーマン」とか出してるのに
 それを簡単なツッコミで終わらせてるのはどうかなと思います。ツッコミが作業的になりすぎてるような感じがしました。
 それとコロコロ話題が変わって展開にまとまりがないように思います。もう普通にはじめてのおつかい」だけで展開したほうが良かったんじゃないでしょうか。
 あとオチまでの展開が脈絡なさすぎですよね。そこが妙に面白かったんですが、
 それが計算ならばすごいと思いますけどどうなんでしょう。(1点)

・とりあえず改行をきちんと均等に揃えたほうが、読む側は見やすいと思います。
 入院中戦隊カンジャーは個人的に悪くなかったです。ただほかのボケというか、全体的に広げが足りないかと思います。
 ほかの方のテキストに目を通して、文章力を身につけていけばネタの表現力が間違いなく広がります。
 ということで今回はこの点で。(0点)

・自分の書いたネタに「面白い!」って思えてますか? 皆さんが言うように、あなたには「ネタを読んでもらう」という精神はあるのですか?

 まず、改行するのかしないのか。文頭をそろえる。 まず、そんな事出来てないのだから、そんな精神を持ち合わせてる訳ないですね。
 おつかいの部分はまだマシにできているから、そこを広げて、そこで勝負すればいいでしょうよ。前の映画の部分とか、喧嘩の件とかは蛇足だと思います。
 人形という設定だからと言って、ツッコミに手を抜くのはどうかと思います。

 まずは他の人の面白いネタを見て勉強するのも一つの手だと思いますよ。(0点)

・とてももったいないと思いました。読み手に伝わってこないボケが多く、
 その中で光っているボケがあっても後々活かされることなく消化されてしまっていたと思います。

 また、ツッコミの投げやり感が「人形と漫才」という設定を意識しての意図的なものだとしたら確かにそれはある程度成功していると言えます。
 ですがそうでないとすれば設定も全く活かせていないということになりますし、
 ツッコミも良くない意味で「投げやり」と受け取られるのではないかと思います。(0点)

・読んでて思ったのですが、喋り方に緩急が全くありません。喋ってないのに棒読みに聞こえます。設定上人形とはいえこれはどうなんでしょう。
 「!」とか「、」とかそういう句読点を使うべきとこで使っていないのが原因と思われます。
 ちゃんと表現ができないとどんなボケも本来の面白さが出ません。
 おっさんがおつかい、世界地図とボケもありがちなものが多く、オチはもはや破綻してます。
 カレーの材料でチョコレートってところでクスってきたのが唯一の救いです。(0点)
2組目 七草
・ピローンで盛大に吹き出しました。
 内容は斬新でおもしろかったのに、最後が少しブラックな感じで終わってしまったのが残念です。(6点)

・なんていうんでしょうか。ネタのコンセプトが分からなかったですね。不条理な世界観を表現したかったのでしょうか、でもそれも表現できてないような。
 単純にネタの面白さだけで見ても笑えるポイントがなかったので、すいませんが
 今回はこの点数で。(0点)

・設定とやりとりがうまくかみ合ってないんじゃないかなと。
 おそらく最初のやりとりで読み手に説明ができてないからではないでしょうか。
 そのせいで、せっかくのやりとりが空回りしてしまっていると思います。
 ○○○でぼかして笑いをとろうとする設定はなかなか面白いと思うので、
 もっとこのやりとりが生かさせるような別の設定を見つけ出したほうがいいと僕は思います。(1点)

・オチは上手に出来ていると思いました。 
 オチのためにその前の交通事故での○○○の件を作ったのだと思います。その交通事故の件のために前の色々な○○○の件を作ったのでしょう。
 しかし、その前の色々な○○○の中には笑いが少なかった気がします。
 その後のツッコミ・解説部分で笑いを誘おうとしたのだと思いますけど、よほどツッコミの力が無ければ難しいと思います。
 色々なシチュエーションにも前後の繋がりとか出してみたら、もっと面白くなるように思います。
 改良次第ではもっともっと面白くなっていくネタだな。と思いました。(5点)

・設定・形式・オチなどは十分通用してもおかしくないものだったと思いますが、
 それらの脇を固める他の要素(飽きさせないように様々なパターンのボケを配置する、など)が少し見劣りしていたように感じました。
 また、どうしても「もっと良いボケがあるのではないか」という疑問が拭い去れなかったです。
 その感情を出させないほどの強いボケがあればさらに良くなると思います。(3点)

・すべての○はオチへの伏線だったってことですよね。それは十分評価できるんですが、
 これは単独で繰り出すボケではありません。
 他の一般的なボケの中に散りばめて効果を発揮するんじゃないかと思いますよ。
 伏字で笑かすにももうちょっと強い捻りが無いときついんじゃないでしょうか。
 設定自体は面白そうなんですが、展開の仕方に難ありかと。(1点)
3組目 ミック桑原☆センセイション
・もう少し爆笑するところは欲しかったものの、個々の笑いが積み重なって、楽しませてもらいました。
 「はれたはれたよちゅんちゅんちゅん」など、意外なところで笑ってしまいました。(8点)

・いい意味で卑怯ですね。笑いの取り方がすごくトリッキーですごいなと思います。「今度は大安の日に呼んでね!」は名言ですね。
 ただストーリーとしてはやや普遍的かなと。スパイス的なボケは天才的なんですけど、話の流れでのボケはまだまだ練れるんじゃないかなと思います。(6点)

・マニアックな元ネタで笑いをとるスタイルは当たれば大きいのですが、
 個人的にはちょっと分からない元ネタが多かったため、あまり笑うことができませんでした。
 てるてるチルドレンが出てきたとこがなんか面白いというかなんかかわいいというか、
 そんなほほ笑まされるみたいな笑いがこみ上げました。
 LIONの回し者かよっていうツッコミと、オージービーフを詰めるくだりが面白かったです。(4点)

・いやー、面白いですね。 自分は非常に笑いましたw
 LIONの回し者とか、「大安の日に呼んでね!」とか、自分は非常に笑いましたよ!
 しかし、自分が無知なのでアパッチ野球軍やミスター味っ子はちょっと分かりにくかったです。
 そこを狙ったのかもしれないですが、すいません。自分が無知な者で。
 でも、非常によく出来たネタだと、自分は思いました(9点)

・バナザードやフラーレンなどの単語選びが抜群に面白かったです。ツッコミも的確・確実に笑いに繋がっていました。
 話術で笑わせるボケも印象的でしたが、
 もうちょっと単語力寄りなボケと話術寄りなボケとの量のバランスが釣り合っていた方が良かったように思いました。(6点)

・後半に入ってからじわじわ来ましたね。ツッコミがいい仕事してます。
 でもOPのくだりはちょっと分かりにくい上、笑いに繋がりにくいのであまり必要ないと思います。(8点)
4組目 エイジアンエイジアン
・正直、読んでいて怖かったです(笑)。
 だが、一つ一つのネタは、何か不思議な感じがして面白かったです。(7点)

・他所でも見せてもらったんですけど好きですね。独特のファニーさがすごくいいですね。味があります。
 こういう独特の軽さを出せる文の書き方はなかなかまねできないものだと思います。もう少し展開にひとひねりあればなおいいですね。(9点)

・ネタ全体に漂うユニークな雰囲気が、それぞれのキャラクターや、
 ビームビーム!のセリフを際立たせてる気がします。そんな独特な空気になんだかなごまされました。
 ホームドラマみたいな・・・だからホームさんってタイトルだったり?
 物足りないと感じられたりもするかもしれませんが、これはこれで形になってるんじゃないでしょうか。
 この雰囲気が好印象でしたので1点プラスさしていただきます。(7点)

・いい意味でバカ一直線ですねw
 ビームビームとか、父子揃ってバカ一直線なのに、そんな2人の掛け合いがたまらなく好きでしたw
 こんな感じなネタをどんどん見たいですw(10点)

・どっぷり世界に浸ってしまいました。非常に良かったです。
 ただシャイを直す方法などの部分をもう少し広げても良かったのではないかと思いました。(8点)

・これまで何千本ものネタを見てきましたが、初めて見るタイプの笑いです。
 なんかそこらのほのぼのコントとは格が違うように思います。
 パンチのあるボケが2,3個あったら更に良くなるんじゃないでしょうか。(8点)
5組目 月影連盟
・あまりにも複雑な設定で、いまいち内容が理解できませんでした。
 それと、店主の一つ一つのセリフがあまりにも長すぎました。(4点)

・作り込みが半端ないですね。すごく良くできてると思います。1つのネタに対する情熱がすごい。
 コテツのくだりのところは伏線回収まで含めて完璧だったと思います。上手いことボンバーマンとリンクできていて素晴らしいです。
 ただ、ネタの展開的に必須とは言え、セイドウのくだり以降はちょっとだれたかなぁと思います。展開的に同じパターンが続きくどさを感じてしまいました。
 オチも王道的すぎて納得できるんですけども笑いに繋がらなかったです。
 あと一つ、何かが欠けてるような感じがするネタですが、完成度の高さでいえば最近私が見た中では随一でした。(7点)

・所々の作りこみが非常に細かいですね。この作りこまれた設定が、
 このシリアスな雰囲気に説得力を与えています。店主と男のテンションの差がうまく書けているし、
 シリアスな雰囲気から序々にしょぼい現実が明らかになっていく構成も上手い。
 終盤辺りにちょっと落ち着いちゃったような気もしたんですが、この手のネタ内ではとても良質かと。(8点)

・全体の設定や登場キャラクターなどの細かい設定などにも気が配ってあり、とても凄いな。勉強する点だと思いました。
 しかし、その細かい設定の説明がちょっと長かったかなー、と。
 その後の「へぇ〜」など可愛い返事で巻き返せる部分もあったのですが、全体的に笑うポイントが少なかったかなと思います。
 でも、オチには驚きましたw(6点)

・シリアスさとバカっぽさの落差が完璧でした。しかもただ設定を通すだけでなくそれ以外のボケでも確実に笑いをとっていくところが素晴らしいと思います。
 僕からは文句ないです。(10点)

・読み応えのあるネタでした。序盤の2人のテンションと文字数に差があるやりとりが好きです。
 一連のボンバーマンボケもハズレはなく中盤まではほぼ完璧でした。
 セイドウのところは2度目なだけにもっと新しいボケを入れた方がいいと思います。(8点)
6組目 ホームライナー
・これぞ漫才って感じでしたね。
 内容が非常に安定していて、こんなネタを作れることがうらやましくもなりました。(9点)

・以前見たネタですが、良くなってもいないし悪くなってもいないという印象です。
 選挙漫才という外形はできてるんですけど、なんというかテンプレートをなぞってるだけという感じでした。
 あとやっぱり「犬食う」っていうのは引っ張るほどいいボケじゃないと思います。(3点)

・全体的にどうもボケが弱く感じてしまいました。
 どうも秋田の突拍子もない発言がいまいち笑いに結びつけれていない印象が。
 犬を食べるっていうボケが個人的にちょっははまらなかったので、後半での天丼もあまり笑えませんでした。(3点)

・とても正統派の感じがしました。最初から最後まできっちりまとまって終わってました。
 でもそのまま正統派。で終わっちゃった気がします。もっとグッっと引きつけてくれるような、山場が無いまま終わってしまった感じがします。
 犬を食べる。だけじゃあちょっと伏線ボケには弱いかなと。設定を活かせた伏線をもっと増やせる気がします。
 だから、このネタもで、もっと面白くなるような気がします。(6点)

・やりとりなどもしっかりしていてすいすい読めることは読めるのですが、どうしても読み終えたあとに印象に残るボケが少なかったように思いました。
 若干引っ張りぎみなボケもいくつか見られたので、そこを抑えめにして演説の練習をしてみる、
 など展開を広げていくとボケの自由度もあがるように思います。(5点)

・毎回言ってると思いますけどこのネタの小沢・麻生のくだりは部分点なら10点なんですよねホント。
 でもそれ以外には印象に残るフレーズがなく、特に盛り上がりも無いネタなんです。
 全体的なボケの底上げが必要だと思います。(6点)

【第222回結果表】 平均KB 355.7KB
グループ名KBOA率BL
エイジアンエイジアン50523/26
月影連盟4571/1
ミック桑原☆センセイション4416/7
ホームライナー3654/14
七草2291/7
あかさたな1370/1
エイジアンエイジアンがコントでは初となるオーバー500。
月影連盟、ミック桑原☆センセイションはオーバー400。
ホームライナーは3連敗から脱出。