第213回 青沢オンエアバトル

市河:以上で計量は終わりました。
    オンエアされる上位3組の発表です!

エクスプレス  (3位)
今期2勝目!


20th Century Boys  (2位)
通算4勝目!


ミカンズ  (1位)
無傷の3連勝!


碓氷:難関を突破した皆さんの熱演をご覧いただきましょう!

ミカンズ

コント/別れ      (3/3)
北川:この腐ったミカンが!!
岩沢:がびーん
お気に入りですか?今期3勝目!ミカンズ!

岩沢:この3年間、オレは裕子と共に過ごし、嬉しいことも、悲しいことも
   共に分かち合ってきた

北川:うん・・・

岩沢:オレはこの3年間、裕子と居れて本当よかった

北川:アタシも岩沢くんと居れて楽しかった

岩沢:あんなに楽しかった日々が今日で終わりだなんて、あっと言う間だな
   この教室とも今日でおさらばだ

北川:アタシ・・・いやだ・・・

岩沢:・・・オレだってヤダさ・・・
   
北川:この教室とのお別れも、岩沢くんとのお別れも・・・・

岩沢:でもしょうがねえんだ、こういう運命なんだよ・・・

北川:・・・アタシこの幸せがずっと続くものだと思ってた

岩沢:・・・・

北川:ずっと一緒に居てよ、ね?

岩沢:ごめん、それはできないんだ・・・

北川:なんで、なんでよ・・・

岩沢:・・・・・

北川:・・・・・アタシ、岩沢くんに着いていく

岩沢:だめだ、お前はお前の人生を

北川:アタシの決意なの!

岩沢:お前の夢だってあるだろ?

北川:アタシの夢は・・・岩沢くんと幸せになることよ

岩沢:お前・・・

北川:アタシも一緒に働くわ!岩沢くんの夢はアタシの夢、一緒に叶えましょう!

岩沢:ありがとう、裕子に出会えてよかったよ

北川:アタシもよ

岩沢:さあ、日本一の飼育員夫妻になろうぜ!

北川:・・・・・え?なになになになに??

岩沢:いや、だから動物園の飼育員になろうぜっていう・・・

北川:なにそれ聞いてない聞いてない!
   なに!?飼育員夫妻って!?夫婦仲良くゾウのケツ洗いってこと!?
   考えられないでしょ!

岩沢:いやオレの夢であって、1つの憧れ・・・

北川:いや、ないでしょー そりゃアタシは岩沢くんの事は好きよ?
   でもライオンにビクビクしながらウンコ掃除をしている岩沢くんが好きかって
   聞かれると疑問符が残るわー

岩沢:いやでもきっと二人なら・・・

北川:たしかに岩沢くんは夜のオオカミかもしれない、でも相手は百獣の王よ!?

岩沢:どういう意味でオオカミだよ!

北川:だって考えてみなさいよ!夫婦仲良くパンダの小屋を掃除したらどうなる!?
   パンダより見物よ!!

岩沢:裕子、一旦落ち着けって!

北川:そのうち園内の名物になってみなさいよ!

岩沢:考えすぎだって!

北川:恥よ!恥!!
   挙句の果てには、動物扱いよ!アタシら専用の檻が作られるわ!!

岩沢:もはや仕事してないよそれ!

北川:立派な看板が立てられるわ!!『オシドリ夫婦』って!!

岩沢:ダジャレじゃねーか!くだらねえ!

北川:鳥のコーナーに人間の夫婦が追いやられるのよ!
  
岩沢:それ監禁だ監禁!!どんな園長が勤めてんだよ!

北川:どうせならクジャクの隣がいいわ!

岩沢:配置はどうでもいいよ!

北川:檻の中の岩沢くん・・・そんな岩沢くん見たくないわよ!

岩沢:裕子は考えすぎなんだって!

北川:そんなのアタシの知ってる岩沢くんじゃない!
   檻に入れられ、気ままに暮らし、飼育員に糞も片付けてもらい・・・

岩沢:それは裕子の妄想だろ!ってかなんで逆に世話されてんだよ!

北川:そしたらアタシは岩沢くんにこう言うわ
   『自分のケツは自分で拭け』って・・・

岩沢:・・・上手くはねえぞ!

北川:そうなってしまったら、岩沢くんにもう輝きはないわよ
   クジャクの方がずっとマシだわ!

岩沢:それすごくショック!動物に負けるのかよ!

北川:クジャクとの不倫に発展してしまうわ!

岩沢:急展開すぎるでしょ!人と動物だぞ!

北川:それだったらアタシもなるべくスカートを履いて、クジャクっぽくふるまうわ!

岩沢:無理があるだろ!メスとは程遠いわ!
   裕子一回落ち着けって!深呼吸だ!

北川:すうぅーはぁー・・・
   なるべくレインボーなスカート履いてクジャクの檻の中に入るわ!

岩沢:効果なしか!
 
北川:そのうちあれよ、アタシらの名物みたいのが売店で売られるようになるのよ!
   『オシドリの手羽先』が売られるのよ!

岩沢:動物園で売るものじゃないよ!子供とかトラウマじゃん!

北川:それでどんどん人気が高まり、アタシたちのプライベートは丸見えよ!

岩沢:さすがに檻の中で生活はしないって!

北川:そのうちアタシたちの間に子供ができるかもしれないわ
   でもその子の名前は園長にゆだねられてしまう!!

岩沢:パンダとかそうだけど!

北川:それか市の幼稚園にでも名前募集されるのよ!
   せいぜいランランとかカンカンとかになるのよ!

岩沢:ホントにパンダみたいだよ!!

北川:あーそんな人生まっぴらだわ!
   アタシ、岩沢くんに着いていくのやめたわ!

岩沢:・・・・ああ、裕子が望むならそれでいいよ

北川:さようなら、3年間楽しかったわ

岩沢:ああ、ありがとう

北川:縁があったらまた会いましょうね!ばいばい

岩沢:・・・・

北川:(教室を出て行こうとする)

岩沢:・・・・・・・・・
   最初にー、デートに行ったとき覚えてるか?

北川:・・・・え?

岩沢:動物園だったよな

北川:そうだったわね・・・

岩沢:あのときは楽しかったなーまだ鮮明に思い出せる

北川:アタシもよく覚えてるわ

岩沢:裕子、もう一度考え直してくれな・・・

北川:臭くて本気で死ぬかと思ったぐらいですからね!!キーー!!
   バタン!(ドアを閉めて帰る)

岩沢:・・・・・・・・・さーて、金魚にエサでもあげるかな・・・

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20th Century Boys

漫才/偉人オマセ白書      (4/5)
遠藤:碓氷さん気にしてないよ!ちょっと言ってみただけ!
ただ前回203回目に出場させてなければ負けなしだったかもしれないのに…
犬山:ネタで言っただけですから!
ただ前回203回目に出場させてなければ負けなしだったかもしれないのに…
碓氷:言っときますけど203回に出てなかったら今日の勝ちはなかったんですからね。リベンジ成功!20th Century Boys!

犬山:犬山です!

遠藤:遠藤です!

犬山・遠藤:いくぞーーーー!!!!3!2!1!

エイジアンエイジアン!!

遠藤:いやーなんともベタな自己紹介!

犬山:前も言ったけどさあ、彼女ほしいよ〜

遠藤:衝撃の出逢いがほしいな。漫画みたいな

犬山:学校の図書館で同じ本をとろうとして、手と手が重なって「あ・・・」みたいなね

遠藤:その後図書委員会に「返却日は守ってくださいね〜」って言われて「あ・・・」みたいなね

犬山:ないない。それロマンのかけらもないだろ。ませすぎだろ

遠藤:そういえば俺、若いころませてたもんな〜

犬山:あら

遠藤:男なんて皆ませてるよ。言っとくけど。

犬山:何だお前。そんなもんか?

遠藤:歴史に名を残すような男なんて皆ませてますよ。

犬山:歴史上の偉人まで?たとえば誰よ。

遠藤:誰だろうな。織田信長とかませてたね

犬山:・・・まあ、ませてそうだけどさ。どんなところがませてたのよ

遠藤:「泣かぬなら 泣いてもいいよ 今夜くらい」

犬山:ませてるな〜。でも教科書に載せたくないよな。

遠藤:ちなみにこれ、かけてるからね。

犬山:・・・どういうこと?

遠藤:つまり、「泣かぬなら 泣いてもいいよ 今夜CRY…」だから

犬山:うますぎる!戦国時代なのに横文字!てか秀吉とかもあんのか?

遠藤:確か秀吉はね顔があまりハンサムじゃないから、その分やさしさがあるんだよな

犬山:ほうほう

遠藤:「泣かぬなら せめてお前に 寄り添って」

犬山:やさしいな!やっぱり天下とるだけのことはあるな!家康とかはどうなの!?

遠藤:「あいつには 優しい笑顔 みせるのに」

犬山:嫉妬してる!可哀想!ここは我慢だ!耐えろ!家康!

遠藤:「お前とは 今日もベッドで 花いちもんめ」  明智ミツヒデ

犬山:何だよこの詩。

遠藤:明智さんって手エ出すの早いんだよな。いっつも行動が先走っちゃう。

だから織田信長の女寝取って嫌われて、本能寺に火つけちゃうんだよ。

犬山:あれそういう理由だったんだ。てかミツヒデって光秀じゃないの?

三村マサカズみたいじゃん。あそこらへんの歴史上の人物でまだいる?

遠藤:毛利元就とか、かなり女には策を張り巡らせてたね。

犬山:へえどんな?

遠藤:「合コンで 酔わせて介抱 ホトトギス」

犬山:うわ!いるそういうヤツ!大学生みたいじゃん。

遠藤:毛利元就は相当な策略家だからね。こうやって酔わせて誰が介抱するか

水面下で競う男子の1人だったのよ。

犬山:迷惑なだけじゃん。松尾芭蕉とかもませてたの?

岡本:あれはオマセの極地

犬山:マジでマジで!?たとえば?

遠藤:「若肌や はじく水滴  水の音」

犬山:いやらしい!!!

遠藤:他もあるよ。「美巨乳や 兵どもが 夢の跡」

犬山:直球だね!どうしたの?

遠藤:松尾芭蕉は巨乳の女の子を見ると、

世の男どもがその巨乳の子にアプローチして、

結局みんないい様にあしらわれちゃって…

戦に破れて去って、デート代だけ払わされて何も残らなかった男たちの

虚しさを想像しちゃって、よく巨乳の子の前で涙流したりしたらしいよ。

犬山:松尾芭蕉もかなりの変態って思われたんじゃねえの?

でも戦国大名だけじゃなくて、文学者も結構マセてたんだね。

遠藤:バカだなあ。文学者の方がマセてたり、エロいんだぞ。

ムッツリな人もたくさん。

犬山:そういうもんなの?

遠藤:じゃなきゃあんなに名作は書けないよ。

犬山:マジかよ!例えば川端康成とかも?

遠藤:あれはムッツリの極地。

犬山:例えばどんな!?

遠藤:「長いトンネルを抜けるとそこは女湯であった」

犬山:のぞきじゃん!てかもう歴史上の人物はいいや。イメージ変わっちゃう。

お前はどうなのよ。お前はませてなかったのか?

遠藤:ませてたなー。特に遊びがませてたな。

犬山:たとえばどんな

遠藤:野球拳とかませてたよ

犬山:野球拳?あれってませてるとかあるの?

遠藤:一般のルールって「負けたら服を脱いでいく」ゲームじゃん

犬山:うん

遠藤:これは、負けたらその人の心の重荷を脱いでゆくゲームだから

犬山:はあ?なんだよそれ。どうやるの?

遠藤:やきゅうーすーるなら。こういう具合にしやさんせ。アウト、セーフ、よよいのよいチョキ!

犬山:パー。まけちゃったよ。

遠藤:よく負けたって言ってくれた!!!

犬山:え?

遠藤:本当の敗者は・・・負けをぼかすヤツだから・・・

犬山:カッコ良い・・・ってならないよね。

遠藤:「だるまさんがころんだ」もマセてたなあ

犬山:あらま。どういうこと?「だるまさんがころんだ!」(クル)

って振り返るんじゃないの?動いたら負けみたいな

遠藤:「なみだがとまらないの」(クル)

犬山:ドキ!

いやいや!確かに泣いてる女の子が振り向いたみたいな動きだけど

ゲームとして成り立たないよね!

遠藤:「ポコペン」もマセてたよ。

ポコペン知ってるだろ?鬼に見つからないように電柱蹴ったら勝ちってヤツ。

缶蹴りとかくれんぼを足して2で割ったようなやつ。

犬山:知ってるけどさあ。またワケのわからん遊びになるんだろ?

遠藤:じゃあやってみるよ。俺隠れるから。お前オニやれよ。10秒数えてね。

犬山:ああ。

1−2−3−4−5−6−7−8−9−10

も〜い〜かい?

遠藤:ま〜だ〜だよ。

犬山:も〜い〜かい?

遠藤:まあだー

犬山:もういい〜?

遠藤:まだダメ〜!

犬山:いつまで待たせんだよ!もう目開けるからな!

遠藤:きゃあまだ着替えてないってえ!!!もうエッチーー!!

犬山:あわわわごめん!

遠藤:も〜秀二ったらスケベ!!

犬山:・・・・・・なにこれ?

ただのカップルの甘いシチュエーションなだけじゃねえか!

もう真面目にやらねえと帰るぞ!!

遠藤:わかった!じゃあ後1回!もう1回オニやって!

犬山:後1回だけだぞ。

1−2−3−4−5−6−7−8−9−10

も〜い〜かい?

遠藤:も〜い〜よ

犬山:へへへ。大体隠れてる場所はわかったぞ。


そこの塀の裏だろ!それ!






………ケーキ?

(パンパンパン!)

犬山:うわ!びっくりしたあ!

遠藤:ハッピーバースデー!!!

犬山:え?え?

遠藤:犬山23歳の誕生日おめでとー!

犬山:え???……あ〜もうや〜〜ら〜〜れ〜〜た〜〜!!

ちょ……そういうサプライズ……え〜〜〜?

遠藤:いやあビックリした?

犬山:もうビックリだよ〜お前隠れてると思ったらケーキなんだも〜ん!

ちょっと〜いいの〜?こんな場で勝手に俺誕生日会挙げちゃって〜!?

遠藤:いいよ。じゃあ歌い終わったらロウソクの火消せよ。

ハッピバースデートゥーユー♪ハッピバースデートゥーユー♪

ハッピバースデー!ディア犬山〜!ハッピバースデー……


電柱蹴〜〜〜った!!隙あり〜!はい鬼の負け〜〜!

犬山:……あああ!

遠藤:いやあ見事に引っかかってんの!お前の誕生日8月だろ?ダッセ〜!

犬山:いや・・・おれ誕生日今日だし・・・

遠藤:え?あ!!!

犬山:これ・・・ウソだったのかよ・・・

誕生日サプライズっての・・・誰の誕生日と間違えたのよ!どうせ浮気してるんでしょ!

遠藤:いや・・・ハッピバースデー犬山〜♪

犬山:遅い!!だれ!誰と浮気してんの!?

遠藤:いや違うって!

「お前だけ お前とだけだよ 花いちもんめ」

犬山:うるさい!結局お前女の敵なだけだろ!

やめさせてもらうわ!

犬山:犬山と!
遠藤:遠藤と!
市河:市河と!
碓氷:……碓氷の…
犬山・遠藤・市河・碓氷:「踊る!青沢御殿!!!」
遠藤:いやあ始まっちゃいましたね!!!毎回ゲストを交えてのトークバラエティ
犬山:ぶっちゃけマジな話、ネタなんかとっとと早く書いて、
早くこっち書きたくてしようがなかったんだから
市河:いやあ嬉しいね!
碓氷:嬉しくない!!!あんたらネット芸人だろ!ネタに命かけろよ!
遠藤:だってさ、最近こっち先に書いてからネタ書いてるんですよね。
こっちに面白いことかいてたから、ネタがもう面白くない面白くないwww
犬山:だから前回も言いましたけど、マジでネタが落ちても、
トークだけはオンエアして!!!
遠藤:これ書いてんのに落とされるとへこむのよ。ネタと違って、
このトーク一応ストーリーがあるし
市河:しようがないなあ。じゃあこの最終審判はこのHPの管理人さんに委ねよう!!
碓氷:ぼ・・・僕は認めないぞ!!!
市河:何だ急に。お前本当KYだな。
碓氷:うるさい!!大体お前らが来て本当俺のキャラ崩壊なんだよ!!
なんかツッコミキャラになってるし、いじめられてるし。
遠藤:大丈夫だよ。みんな大してこのトーク観てないから
碓氷:な!
犬山:管理人さんと俺らくらいじゃん?観てるの
下手すると管理人さん見てないか?じゃあみてんの20CBとしてネタかいてる人くらいか
碓氷:何言ってんの!?みんな観てる…はず!てかお前そんな気持ちでいたのによくこんなトークに力入れてんな!
遠藤:まあ書いてる自分が面白きゃ良いし
犬山:ぶっちゃけ投稿者のオナニーだよねー。
碓氷:おいこら!
犬山:だからこんな破天荒な「青沢御殿」なんてトークやってるんですよ。
碓氷:だから俺は認めない!お前らがこんな好き勝手にしてたら俺の「ボケ」としてのイメージと司会者としてのお株大暴落だよ。
遠藤:いいじゃん別に。あんたボケとか司会者としてとかいってっけど、
青バトのバックナンバー観たけど、別に大してアンタ面白い事言ってねえじゃん
碓氷:がーん!!
市河:それ俺も思ってた。
犬山:まああまりゲスト待たせてもあれなんでね。呼びましょうよ。
今日のゲストは「潮江軍団」さんで〜す!!
(パチパチパチパチ!!)
潮江:どうも!
遠藤:まあこの第6期では、僕ら20CBと共に新勢力としてチャンピオン大会出場が期待されてますね。
潮江:ええまあ。
犬山:まあ潮江軍団がKB的には一歩リードって感じですよね
市河:まあお互い良いライバルになると良いね。2人は記念すべき200回の時に対面したんだよな。
潮江:そうですね!お互いオンエアされて!
遠藤:でも潮江軍団さんのネタマジで面白いんだよな〜
犬山:ホントだよね。何であんな面白いネタかけるんだろう。
潮江:いや20CBさんもなかなか良いですよ
遠藤:ちょっとやめて下さいよ〜www
犬山:ちょっとさあ、お願いがあるんだけど
潮江:なんですか?
遠藤:あのさあ、潮江軍団さんの「〇〇(歴史上の偉人)のオールナイトニッポン」
っていう十八番のネタあるじゃないですか。
あれボクらに下さい。
犬山:設定だけ!設定だけで良いんで!あれ面白いんですもん!
潮江:も〜そうやってすぐ20CBさんは俺のおもろいトコ取ろうとするんだから〜
犬山・遠藤・市河・潮江:わははははははははははは!
碓氷:……僕は絶対認めない…
市河:なにが?
碓氷:こうやってる20CBトークしてるけど!こいつらただこのサイト乗っ取ろうとしてるだけなんだ!そうだろ!?
犬山・遠藤:ギク!!
碓氷:ほら!言った!わざわざ口で言った!「忍たま乱太郎」みたいなリアクションでワザワザ口で!
市河:そんなことないよな
犬山:ええ
遠藤:もちろん
碓氷:絶対ウソ!
市河:碓氷、お前な。よく聞け!
碓氷:なんだ!?
市河:あのな、こいつらは、このトークで盛り上げてくれる数少ないコンビなんだぞ
こいつらが出てくるまで、他のメンバーが誰か、トークに力入れてくれてたか?
みんなないがしろだろ?それをこいつらが、『せめてトークでこの青バトを盛り上げたい』っていう
気持ちがあるからこうやって長く書いてくれるんじゃねえか。
もっともっと青バトを盛り上げていこうぜ
碓氷:・・・お前ら・・・ごめん。勘違いしてたわ・・・
犬山:いえいえ
遠藤:分かれば良いんですよ。
碓氷:じゃあこれからも盛り上げていきましょう!
犬山:そうですね!
遠藤:俺らもこの青バトを乗っ取…盛り上げていけるように頑張ります!
碓氷:おい!!!今自分で言ったぞ市河!聞いたか!?
市河:ZZZ…
碓氷:お前もグルだろーーー!

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エクスプレス

コント/友人の紹介      (7/11)
浜瀬:エクスプレッソです
広崎:違う!
浜瀬:カプチーノ浜瀬とブレンディ広崎です
広崎:違う!
浜瀬:今日はアイスコーヒーに恋をするココアのコントをします
広崎:違う!僕等はエクスプレスといいまして
ジョージアのエスプレッソはメチャウマイよ。連勝止まらぬ超特急!エクスプレス!

浜:………。

女:………。

広:という訳で、今日は浜瀬が彼女と別れちゃったから、代わりに俺が新しい女の子を紹介しようと思ってさ。
  この子も俺の友達なんだけど、ちょうどこっちも彼氏と別れちゃったんだ。だからお前を紹介しようかな、なんて。

浜:………。

女:………。

広:…あのさ、折角こうやって会ったわけだし、もうちょっとテンション上げていかない?
   まあ聞きにくいこともあるだろうけど、そこは共通の友人である俺に聞けばいいからさ。

浜:………。

女:………。

広:いや、確かに相手の情報とか何も教えてないから戸惑ってるかもしんないけどさ。
   そういうのはどんどんしゃべって解消すればいい話だからほら。

浜:………。

女:………。

  〈プルルル・・・プルルル・・・〉

広:あ、ごめん電話だ。 ちょっと外で話して来るから二人で会話広げててよ。
   沈黙とかなしだかんね! 頼むよ!

  〈広崎が外へ出る〉

女:………ちょっと。

浜:………おい。

両:……何でお前なんだよ…。

浜:大体なんでこんなことが起こるんだよ。あいつには俺らが付き合ってたこと言ってなかったの?

女:いや、付き合ってたっていうのは言ったけど相手が誰なのかっていうのは言ってないわ。
   そもそもあなたが広崎君と友達だったことも知らなかったのよ…。

浜:そっか、俺も付き合ってたことだけ伝えてたから相手がお前だとまでは言ってなかったんだよ…。
  いや、まさかお前と広崎が知り合いだったなんて……。

女:…それでどうすんのよ。結局あいつは私たちの事情を知らないんでしょ?
  正直に私たちがこの前別れたカップルそのものだって言ったらショックで広崎君の就職が遠のくんじゃない?

浜:そうだな。じゃあこうなったら今日はなんとなく会話してやりすごそう。そしてあいつは俺が適当にごまかすよ。

女:それがいいわね。 じゃあそういうことにしましょう。

  〈広崎が戻ってくる〉

広:あ、ごめんねごめんね。ちょうど面接を20社断られちゃってさあ。
   それで話は弾んだ? だんまりとかしてなかった?

浜:い、いや、・・・話はすごく弾んでたよ。

広:そうなの、なら良かった良かった。
   いやあ、それにしてもお前から彼女と別れたって聞いた時は俺もすごく嬉しかったよ。

浜:………そ、そ、そうだったのか……。

女:……??〈浜瀬の方を見る〉

広:お前会うたび会うたび彼女の悪口ばっか言ってたもんなあ!
  「やっと別れられたよ!!」って聞いた時のお前の笑顔は今までで一番輝いてたぜ。

女:!!〈浜瀬を睨む〉

浜:〈目をそらす〉そ、そそそうだったな。 まあでも、こ、この子にこんな話を聞かせるのもなんか悪いだろ?

広:あ、それもそうだな。 いや、ごめんね、なんか聞かせたくない話させちゃって。

女:いえ、確かに聞きたくは無かったけど……。〈浜瀬を凝視〉

広:でもお前だって彼氏の悪口は相当言ってたから浜瀬の気持ちもわかるんじゃない?

浜:………?〈女の方を見る〉

女:え、ええ、まあ………。

広:お前彼氏のためにって買ったお守りに「食あたりしろ」って書いた紙を入れたらしいじゃん。
  俺それ聞いちゃってすげえ笑ったんだぜ。

浜:!!〈こっそり財布からお守りを取り出して中身を見る〉

女:そ、そうだったっけ……。

広:いやあ面白かったあれは。 ……あ、でもどっちにしろこんな話はこの場にはふさわしくないよな。

浜:うん、そう思うよ。

女:私もそう思うわ!!

広:お、二人とも同じ意見? 早くも意気投合してんじゃん! まるで昔から知りあってたみたいだな。

浜:………。

女:………。

広:よし、場が暖まってきたところで質問ターイム!!
  二人でいろいろ質問しちゃって仲良くなっちゃって!! よし行ってみよーう!

浜:あ、あぁ……いいね、いいね…。

女:じゃ、じゃあ私から…。 あの、好きな食べ物は…なんですか?

広:おお良いね良いねナイスクエスチョン!! あ、「なん」っていうのはカレーの方じゃないからね。
  というわけで質問の答えを言っちゃって浜瀬くん!!

浜:あ、えーと……肉じゃが……かな?

女:ああ、やっぱり…。

広:ん? やっぱり? 何で?

女:あ、あ、いや違うの!! ただ、ちょっと肉じゃがが好きそうだなと思って…。

浜:そ、そう? ぼ、僕もよくそうやって言われるよ。

広:あー、確かにそう言われるとお前肉じゃがっぽいな。
  でもあれじゃん、お前って前の彼女が作った肉じゃがだけは嫌がってたな。

女:えっ!?

広:あっいや、大丈夫大丈夫。 こいつは君にそんなことはしないよ。
  ただあの前の彼女の肉じゃがで蕁麻疹が出るだけであって、君の肉じゃがではそんな風にならないよ。

女:じ、蕁麻疹・・・!?

男:い、いいい今は違うんだよ!? たまたま出たかもしれないんだよ!?

広:・・・まあ雑談はここらへんにして、ここで今回のメインイベントです。
  あなたたち二人の共通点は「前の相手と別れたばかり」ということなんで、
  お互いに気持ちを共有してもらおうと思って、今までのグチをこの箱に入れて今日は持ってきました〜!!

男:うぇ!?

女:えぇ!?

広:どれが読まれるかは運次第だよ〜。 じゃあ最初は・・・・・・これだ!
  えーと、「部屋が狭くて経済性が無いんだと思えて笑える」 うわー、これどっちが書いたの??

浜:!!

女:・・・・・・。

広:えっと次は・・・「あいつが作ったハンバーグを犬に食べさせたら二日間吠えなかった」
  これは浜瀬でしょ。 大変だったね〜。

浜:いや、あの・・・・。

女:(睨む)

広:これいっちゃおうかな。「走るのがそこら辺の三輪車と良い勝負でがっかりした。」
  「卒業証書にコーヒーかけちゃいました。ごめんなさい」 へぇ〜。
  「卒業証書をシュレッダーにかけちゃいました。悪かった。」 こっちもかよ、みたいなね!
  いやー二人ともいっぱい文句があったんだねー・・・ どう、あと他にはない? ねえ!? どう!? ちょっと!?

浜:うるせーーーー!!

広:え!? どうした!? 喫茶店だから静かにしないとダメやヤツだって思われちゃうぞ?

浜:20社断られて就職できないヤツよりはマシだろうがよ!! あぁ!?

広:・・・・・・・・・・ごめん

女:ねぇ浜瀬くん聞いて、この人この前会社の面接で特技を聞かれたとき何ていったと思う?
  「特技は因数分解です」だって。 バカじゃないの?

浜:いやいやそんなの序の口だって、こいつ志望動機聞かれて「チャンネル争いには自信があります」だって!

両:バカだよなぁ〜!

広:・・・・・・・・・・ごめん

浜:・・あ、でも何だか俺らまた仲良くなったみたい。 これは感謝してるぜ。

女:そうそう、私たち実は元々付き合ってたから広崎くんの紹介とか最初からムダだから。

広:・・・・え・・・そう・・なの?

浜:じゃ、そういうことで、就職しろよ〜。

広:あ、お前、金払っていけよ・・・






  〈プルルル・・・プルルル・・・〉

広:「・・・もしもし・・・あ、そうですか。わかりました!ありがとうございました!」  

  〈ピッ〉





広:これで21社目かぁ・・・・・・・。

市河:こちらの女性は・・・?
??:おい市・・・・・いえ、初めまして。
広崎:初対面・・・じゃないんですか?
市河:いや、初対面でしょう。では今日の出来はどうでしたか?
??:お前もっと面白いこと聞けよ!!〈ハラリ〉
浜瀬:あ、碓氷さん。
碓氷:・・・・・あ。
市河:・・・・・・。
広崎:・・・・・・。
浜瀬:・・・・・・。

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【敗者コメント】
先天的セラ 261KB
参りましたね。参りました。
レインボークルーズ 201KB
井岡:やっぱり、まだまだ勉強が足りないのですよ、私達には

藤原:そうですね。出直してきます。
アルテマ7/523 117KB
アルテマ:7期、頑張っちゃうわよ。

【ジャッジペーパー】  上から、夏草、クレ、せら、テライキアツ、BOMB、銀沙灘(敬称略)
1組目 先天的セラ
・基本的なキャラ設定は上手くいってるんですよ。勢いと寡黙、常識人と非常識人。
 だからこそもう一歩踏み込んだ展開が欲しかったというか、もっと暴走してもいいような。
 「Fukiが過去の険しい道のりを冷静に突きつけるも、Takaは曲がらずに興奮し切っている」、
 こう考えれば更に拡がると思います。
 例えばですね………………………まぁ、自分で考えてください(考案失敗)。

 どっちにしろ、文章の書き方や、ボケのクオリティ(国会議事堂でライブ、くそ、タイトルはかっこいい等)は
 良い物があったので、後は展開とボケを増やせば結構な期待が出来ると思います。(4点)

・イエス・キリストや嫉妬 is shitのボケは面白く
 ボケのキャラクターが上手く出来てますが
 全体をみると、ツッコミが弱くボケを最大限生かされてない感じがしました。(4点)

・久しぶりに文に説得力のある作品に出会えたと思いましたが、これ絶対途中ですよね。
 ペース配分から考えてもっと展開すると思ったんで、それだけが残念です。最後まで見たい。
 非常に読み易く、綺麗な文章ではあるんですが、やっぱり作品の短さから物足りなさを感じます。
 全体的に見て、まだ「前振り」のレベル。ジャブの連続にしか見えませんでした。
 「ボケ」というレベルではなく、後の伏線になりそうな「布石」程度に見えます。
 この短さで勝負するならペース配分を変えるべきですが、
 自分はこのくらいのテンポが好きなので、このペース配分でもっとネタを長くして欲しいと感じました。
 今回は明らかに未完成なので点数低めですが、今後に期待します。(3点)

・ためて、ためて、ためて、そしてトライアングルでは吹きました。
 ただそれ一発で終わってしまったように思います。
 飛びかかった後にステイチューンとよくわからないものを並べて減速し、
 女王アリとその直後の間の悪さで完璧に流れが狂っちゃったと思うんですよ。
 また、さんざん長い歌詞を書いておいてボケがタイトルだけ、っていうのもあまりに物寂しいかと。
 歌詞の内容に関してボケてもっと発展させてほしかったです。(3点)

・解散したい→変なバンド編成ってのはよくあるパターンなんですが、
 トライアングルの使い方が上手いですね。歌詞にマッチしてました。
 Takaのキャラも完成してるしネタの土台は出来てるんですが、
 ボケとか展開を見るとまだまだ練り足りないところがたくさんあります。
 一つ一つのボケの繋がりを意識してみてください。(5点)
2組目 エクスプレス
・おぉ、画が浮かぶ。焦ってる男女と、事実を何も知らない楽天家の3人が部屋に座ってる画がマジマジと浮かんでくる。すげぇ。
 って、喫茶店かーい。あ、審査です。

 設定はね、エクスプレスさん何やり出すか想像できない人だから斬新対策は出来てたんですけど、
 今回はちょっとありがちすぎたかなぁ…。
 まぁ、広崎のバカさ加減が加わることで、お互いの丸秘エピソードばっかり言い続けるって最悪な展開を阻止出来たわけですけど、
 うーんなんだろう…冒頭の書き方で、「結局この二人はまた仲良くなって広崎が酷い目にあうんじゃないかな」と、
 容易に予想できるわけですよ。
 創作物は裏切ってなんぼ、21社目の断りというオチは想像外でしたが、
 エクスプレスさんには伏線バリバリの裏切りの裏切りを期待してしまいます。ごめんなさい。(6点)

・設定は面白いのですが、もう少し元彼と元カノの二人が気まずくなるようにボケを重ねれば更に良くなり
 最後の違和感のあった二人が友人に罵声を浴びせたり、仲良くなる過程も説得力が増すと思います。(4点)

・広崎が哀れすぎます。
 最後に広崎に対してキレるってのはアリな展開なんですが、
 広崎の落ち込みっぷりが見るに堪えないレベルなので笑えませんでした。

 最後の辺りでも広崎の空気の読めなさを出していけば、多少は緩和されるかも知れません。

 ここまで書いて、広崎を東京03の角田さんに置き換えて想像してみたら、
 そう可哀そうでもなくなってきました。不思議ですね。


  女:広崎君の就職が遠のくんじゃない?

 この箇所が一番好きでした。(2点)

・発想や話の運びは途中までは完璧です。所々ボケそのものに気恥ずかしさがありますが、読み物として全然気にならないレベル。
 ですが、中盤から終盤にかけてかなり急ぎ足になってしまっていて、粗雑になってしまっている感じが見てとれてしまいました。
 構成を気にするのなら会話のエンジンがかかるのが早すぎる気がしますし、オチもかなり尻切れトンボです。
 前半に登場した伏線を無理に回収しようとしている様にも見えました。就活でオチがつくとは思っていなかったので。
 自分はこれが苦手なんですが、もう少しネタ作りに対する集中力が持続していれば、
 もっとしっかりした作品になりそうなだけあって、残念でした。
 会話は凄くお上手なので、その語彙力を効果的に爆発させられる様、構成力を磨いていただけたらなと思います。
 あと、細かい所では、名前の表記ミスが気になりました。細部にも気配りを。(5点)

・これは上手い。
 素直にそう思える作品でした。
 オチでありがとうございました、と言ってるのに就職試験に落ちたのかが不自然でしたが、
 他は特につっかえるところはありませんでした。
 できれば爆笑できる箇所が前半でもうちょっと欲しかったです。
 ゴミ箱からはもうすごく笑えました。
 自分もトリオがメインなのでわかるんですが、人物の区別をわかりやすくするのって結構大変なんですよね。
 そこがしっかりと区別できていてとても参考になりました。

 実は昔コンビ以外でトリオをプロデュースしていたとかってありません?妙にに書き慣れている感じが。(8点)

・いいなぁ…いいなぁいいなぁいいなぁ…。
 これぞまさにトリオコントって感じでした。
 設定から広げたボケで笑いを取るという理想的な形だったのは及第点ですが、
 現実的な設定のためか意外性のあるボケは少なく、笑いの絶対量に乏しかったです。
 作りはしっかりしてるのであとはそこだけかと。(8点)
3組目 20th Century Boys
・まぁエイジアンエイジアンは置いときまして、
 「ポコペン」?時代かなぁ。僕らでいう「電付き」ってやつかな?あの、「缶蹴り」の缶、蹴らないバージョン。
 あれ面白いですよね。見つけてないのに大声で「山崎デン!!」って叫んで喧嘩になったりとかね。あ、審査です。

 序盤まとまってたのに、終盤なんでもありーみたいになっちゃってますよね。
 もう驚くほど話が破綻しちゃってて「どうしよう!」って思ったんですが、
 序盤の偉人の名言や著書の内容で面白いこと言うていったほうがいいと思います。
 だるまさんが転んだ辺りから失速していった感じでしたので。
 偉人の部分もそんな爆発したのが無かったのが残念でした。
 もっといろんな人に触れていけばいいと思います。
 例えば「上杉謙信も武田信玄もホモだ」みたいな。
 あ、昔の戦国武将とかってホモ多いんですよ?なんででしょうね。
 とか、そんな事もリアルに取り入れられたらいいなぁと思いました。(3点)

・丁寧にしっかりと作られている印象を受けました。
 歴史ネタは個人的に大好きなので、川柳のくだりは面白かったです。
 ただ、最後の方は他が丁寧に作られてるわりに、雑さが少し目立ちました。(8点)

・良い漫才ですね。
 実際に演じている姿が目に浮かんでくるようです。
 各俳句も面白かったのですけれど、「あれはオマセの極値」
 「あれはムッツリの極地」の流れが一番好きでした。

 その箇所が一番好きなのですけれど、一つ気になることとしては、

  犬山:迷惑なだけじゃん。松尾芭蕉とかもませてたの?
  岡本:あれはオマセの極地
  犬山:マジでマジで!?たとえば?
  遠藤:「若肌や はじく水滴  水の音」

 岡本って、誰?

  岡本:あれはオマセの極地

  遠藤:あれはムッツリの極地。

 細かい事なんですけど、やっぱり重要な事だとも思うので指摘させていただきました。

 後半からは「ダレてきたかなァ」という印象です。(6点)

・上手な漫才の書き方をしてらっしゃいます。構成や展開も申し分ありませんし、読後感もスッキリしていて良い感じです。
 物足りなさを感じたのは、あまりにスッキリしていた点です。「あと一歩」という所で笑いを逃しているイメージがあります。
 上手いボケの連続は見ていて楽しいですが、水清ければ魚住まずと言います。テーマ自体は全然清くないんですけど。
 上手いボケをした後に、そのボケを踏まえた上で敢えて下らないボケをかます、
 という様な、少し下品な書き方もこの作品には合う気がします。
 テンポもいちいちリセットしてしまっては味気ないです。前半は特に一言ネタに近いの で、徐々に速度を上げて、ハイペースで駆け抜けた方が気持ち良い様な。
 それは完全に、ただの自分の好みなんですが。
 圧倒的に上手な漫才ではありますが、個人的には、色々な方面から「惜しい」作品でした。(7点)

・ポコペンから急に笑えなくなったというか・・・。
 それ以前は爆笑は少なかったものの、安定した笑いがあり、流れ的にはよかったのですが。
 川端康成はすごく笑えました。
 終盤、ケーキに引きつけておいて電柱を蹴る、という流れは読めてしまいました。
 最後浮気のくだりは余計だったかなと。オマセから急に浮気ってのが不自然というか・・・。
 タイトル通りオマセな感じでシメていいと思います。(6点)

・以前から思えば格段に進歩したと思います。
 川柳や文学の部分は言う事なしですが、
 だるまさんがころんだ〜サプライズパーティーまでをもう少しコンパクトにできればベストだと思います。
 ちょっと間延びしてしまってますので。(9点)
4組目 ミカンズ
・あー、すげぇ。こんなの書きたい。
 「鳥のコーナーに人間の夫婦が追いやられるのよ!」「深呼吸→効果無しか!」
 等間隔で爆発的ボケがあるから、多少の失速も感じないんですよね。
 クジャクのとことかすげぇ面白かったんですけど、終盤がなぁ…。
 一つのテキストとしては綺麗にまとまった終わり方なんですけど、
 物語としては、在り来たりなこういう流れじゃなく、中途半端なトコで終わってくれた方がスッキリするというか…。
 なんだろう、一つの魅力なんですよね。「え?ここで終わりー!?」みたいな。
 いろんなサイト回っててそういうのが高得点取ってたりするんですよね。すいません逸れました。

 何せ、「テキストの終わり方はリアルに」という考えを打開して、もっと裏切り的なオチも考えてみたらいいと思います。
 でも失敗したら大変なことになります。「何でチンコないのー!?」みたいなのが失敗作の代表です。
 うぁぁぁぁぁーーーん!!!!(9点)

・大喜利のボケを羅列したような展開に見えました。
 その分、テンポは良いのですが、ストーリーの魅力が半減されてるように思います。
 コントなので、ボケやツッコミが話を膨らまさせる台詞を加えても良いかと思います。(3点)

・最初は岩沢がボケかと思ったらすぐに覆されましたね。五、六行で。
 気が動転したような裕子のテンションの高さに引っ張られ笑ってしまいました。

  北川:でもライオンにビクビクしながらウンコ掃除をしている岩沢くんが好きかって
     聞かれると疑問符が残るわー

  北川:たしかに岩沢くんは夜のオオカミかもしれない、でも相手は百獣の王よ!?

 この辺りの爆発っぷりは凄かったです。笑いました。
 ツッコミもいい味を出している箇所があって素敵でした。

 ただ、後半にもう一山欲しかったような気もします。
 少し尻すぼみという印象がありました。(8点)

・狭い舞台を広く見せる語彙力と会話量に圧倒されました。
 エンジンのかかりが少しだけ唐突に感じましたが、寧ろそれも一つの表現だったんではないかと読み終えた後に思えます。
 深呼吸のくだりが面白かったなぁ。個人的にはあんまり言う事はありません。
 オチはこれはこれで面白いんですけど、オチ含め他の点であともう一つ爆発があれば最高でした。(9点)

・とにかく勢いありましたね。
 北川:そのうちあれよ、アタシらの名物みたいのが売店で売られるようになるのよ!
    『オシドリの手羽先』が売られるのよ!

 岩沢:動物園で売るものじゃないよ!子供とかトラウマじゃん!
 ここがちょっとツッコミが飛躍しすぎかと。トラウマまでいくかなあと疑問が残りました。
 またできれば爆笑できるところがもう1か所くらい欲しかったです。
 他はもう言うことないです。(8点)

・今日こういう男女関係を取り扱ったネタ多いなぁ…w
 1行目から雰囲気作りに入ってて一体どんな凄い設定なんだろうと期待してたら
 案外普通だったのでちょっと肩透かしを食らわされました。
 しかし逆に世話されてるとかクジャクと不倫とかそこからの展開が最高です。
 オシドリの手羽先以降にもう一山あれば申し分無しでした。(8点)
5組目 レインボークルーズ
・「DS内臓」!?怖ッ!!あ、審査です。

 どうしよう、チャートって何だ?汗(死ねよ)
 やべぇ、スピードスターも複素数も分からねぇや。
 此処は思い切って他の人に任せるのが妥当だと思います。男はスパッと諦めるのも大事なことですよ(死ねって)。

 あ、点数は理解できたボケツッコミの分と、
 結構審査してきて「あー、これこんくらいの点数やなー」的な思いつきの分で付けさせていただきます。(4点)

・話の構成がシンプルなのに、ボケもシンプルなので、話全体が味気ないものに感じました。
 もう少し大袈裟な表現のボケを加えるか、
 ベタなボケでもそこから話を展開させてストーリーを楽しめるようにすれば良いと思います。(2点)

・「俺の腕にかかればものの3分」は面白いと思いました。
 サクサクと読める漫才だとは思いましたが、
 「大きな笑い所を用意してもいいのではないのかなァ」と思います。(2点)

・ウチの学校はそれ使ってましたけど、明らかにテーマ選びを間違えています。
 内容もしかり。登場する局地的なボケの内容を全ての読み手が把握出来るとは考えられません。
 評価に障害を与えるので、固有名詞は避けた方が良いでしょう。
 全体的に、友達との会話の様な作品だと感じました。
 「素朴」であり「親しみやすい」という意味ではなく、少々「文章」として成立していないという意味です。
 このネット長文というのは、確かに趣味の世界ではありますが、一応インターネットという媒体を通して大衆に読ませる「作品」なのです。
 もう少し読み手を意識したネタを心がけましょう。全ての人が貴方と同じ価値観を持っているとは限りません。(0点)

・最後のポケモンは本当に良かったのですがそれ以前が・・・。
 まず、「チャート式」に関する説明がもっと欲しいところかと。
 自分の高校ではそれを教材として使っていたのでわかりましたが、使ったことのない人、
 または中学生以下には伝わるかどうか微妙なところだと思います。
 また、クリアガリとクリーチャーは流石に無理があるんじゃないでしょうか。(4点)

・題材がマニアックなのは結構なんですが、ボケまでマニアックってのはどうなんでしょうかね…。
 ピクトチャットとかクリーチャーとか終盤にそういうのやられちゃ貰える点も貰えなくなっちゃいますよ。
 チャートボケも真っ白は不意を突かれましたが、ピンクチャートに頼り過ぎです。
 でもポケモンで大爆笑だったのでこの点で。(3点)
6組目 アルテマ7/523
・…んん?汗
 まぁ、「なんでもありかーい」みたいなネタは数多く見てきたんですが、これは何を狙ってるんだろう…。
 何でもありすぎて話がまったくまとまってない典型ですよね。本当の意味での「意味分からん」状態です。

 まぁ、これから書くことは全部僕個人の意見なんで、かっこよくスルーしてくれたらいいと思うんですけど。
 いや、読め。

 漫談にしろコントにしろ、「おはいらさんしゃぃん!( ゜∀゜)ノ」ってのはどうかなぁと。
 そんなに広めたいんですか?流行語大賞狙ってるんですか?としか感じなくてですね。
 正直、自分のチャットで保っている内輪の雰囲気を外部に漏らしているだけ、というか、
 アルテマさんの長文に対する「やる気」と「勝つ気」が微塵も感じられないんです。

 長文を書く理由は本来2つあってですね、
 1つは「勝ちたい」。
 いわば僕も含めて、オンバト系企画に頻繁に参加してる人たちの事です。
 この人たちは、自分の書いた作品の評価を得ることにや、「絶対勝つぞー!」という負けん気と、
 また勝って得られる「喜び」や、負けて知る「誰かに自分の負けを見せてしまった屈辱」という物を持っているので、
 「勝ちたい」側の人はどんどん伸びていくのです。

 もう一つは「書きたい」。
 長文企画の勝敗どうのこうのじゃなくて、自分が書きたいテキストをただ書き続ける。
 書くことによって満足してるんです。
 ただそれは、訳が分からんことを書き続けて他人に見せるんじゃなく、
 「理解出来る範囲内での、他人に伝わるテキスト」を表現する事によって、
 『ただ自分のやりたい事をやり続ける』という意識の元に活動している方。
 勝手に名前を挙げさせていただくと、テライキアツさんです(勝手にごめんなさい)。
 最近は企画に参加することも無く、単独公演等で自分の“書きたい”テキストを他人に表現する。
 素晴らしいですよね。こういう方って尊敬します。

 まぁ話を戻しまして、アルテマさんの場合はそのどちらも感じない。というか、言い方は酷ですが、
 「勝ちたいという気がないのに、自分のやりたい事をただやって出してくる」なんです。
 「勝ちたい」でも「書きたい」でも無い、「一応“ネット芸人”という肩書きなので、ネタ書いて出ておこうかな」って感じです。
 それってどう思います?単に審査の手間じゃありません?
 「おはいらさんしゃぃん!( ゜∀゜)ノ」とか言ってるようなネタがオンエアされるような企画で勝って嬉しいですか?
 此処はチャットじゃなく「人に自分を表現する舞台」。「何処かの顔も知らない誰かが読んでいる」と言う事を認識できてないんじゃないかなと。
 まぁこれだけ言うのには他にも理由があってですね。アルテマさんは事あるごとに
 「俺は青バトの伝説を作った、それは俺が青バトで初めて2桁得点を取ったから」って自慢気に話してるのを目にするんです。
 これは本来、負け惜しみの捩れた表現方法かもしれないんですが、傍から見たら「何お前ダメな記録で自慢してんだよ」としか思えないのです。
 2桁取ったことを他人に拡げる様な人が、人より努力してオンエアなんか出来ると思いますか?
 正直アルテマさんのネタは「一人コント/チャット」の時よりもやる気が感じられず、
 「もうどうにでもなれ」って感じで投げやりになってる気がするんですよ。
 別に「半端な気持ちで企画に出るな」と此方が決め付ける権利はありませんけど、
 「負けることを前提にしてるなら出ないでください、審査の時間の無駄です」とははっきり言えます。
 まぁ、長文に対する熱意は人それぞれなんで僕みたいなのが口出ししたらあれですけど、
 オンバト系企画に噛ませ犬要因なんていらないんですよ。マジで。お祭りじゃないんだから。
 自覚できてない新人さんならともかく、もう1年半近くやってますよね。
 自覚してて、「適当にネタ書いて負けました、次はどんな適当なの書こうかな」ってありえないんですよ。
 まぁ、適当じゃなかったらそれもまた問題ですけど。(0点)

・シュールなネタを書きたかったのでしょうか?
 だとすると、ただ単に変わった話になっただけで、書き手の意図が伝わりにくいと思います。
 書きたいことをはっきりと思い描いてるのでしょうが、相手にどうすれば伝わりやすいかを考えて書いて欲しいです。(1点)

・なにやら混沌としていますね。
 そこに理解しがたいものをみたような感覚を得たので、
 このような点数とさせていただきます。

 ただ、このようなスタイルなら変に正気に戻るようなオチを付けずに、
 最後まで貫いてやりきってしまったほうが気持ちがいいと思います。(2点)

・「カオス」というものは、基礎として構築された絶対の「自信」がなければ気持ち良い物は生まれません。
 例えばこの作品を黙読し、音読し、実際に演じたとして、貴方には「これはウケる」という自信がありますか?
 「訳の解らない事を言ってやろう」というのなら誰にでも出来ます。それは「天然」のものではなく、「計算」です。
 狙いのあるカオスはその魂胆が見えた瞬間、汚く卑しく見えるものです。
 この作品をどういったつもりで「投稿」されたか存じませんが、失礼ながら、評価するに値しない、と自分は思います。(0点)

・これは非常にジャジペ書きにくいですね・・・。
 終始まとまりが無く、かつ、笑える箇所がありませんでした。
 シュールっていうわけでもなかったですし。
 まず、タイトルとネタが一致していないところに引っ掛かりました。
 自分はタイトルって結構重要だと思うんですよ。
 どういうネタなのかを読み手に伝えたり、カッコ良いタイトルにして雰囲気を出したりと。
 そこを無駄にしてるというか。
 おそらくタイトルの数字、適当に打ちましたよね?(いや、何かしら意味があるのならば謝りますが)
 厳しいこと言いますけど、自己満足で終わってないですかね?
 客観的に見て笑えるか、という視点で見てないんじゃないかと。
 また、始めにネタがあり、それを懐かしみ、それは実は紙芝居だった、という流れもどうなのかなあと。
 それぞれの場面が生かし切れていないというか。
 ただ急展開なだけで内容が薄い感じがします。(0点)

・どこから指摘していいやらわかりませんが、
 とりあえず方向性を定めた方がいいです。
 暴走したいなら暴走すればいいし、シュールにしたいならシュールにすればいい。
 このネタを見るといろいろごちゃまぜになっていてネタ色に統一感がありませんでした。
 こういう悪い意味で滅茶苦茶なネタは読み手のネタを読む気力を削いでしまいます。
 自分だけが楽しむんじゃなくて読み手も楽しませるネタつくりを心がけてください。
 個人的には芸人仲間の葬式という設定は広げ甲斐があると思います。また、
 「食器洗い機の前に立って・・・モノマネをして・・・警察に連行されてたよなあ・・・!」
 で笑ったので1点。(1点)

【第213回結果表】 平均KB 288.3KB
グループ名KBOA率BL
ミカンズ4293/3
20th Century Boys3854/5
エクスプレス3377/11
先天的セラ2610/2
レインボークルーズ2019/21
アルテマ7/5231170/7
ミカンズが2連続1位。20th Century Boysはリベンジ。
エクスプレスは5連勝となった。