第211回 青沢オンエアバトル

市河:以上で計量は終わりました。
    オンエアされる上位3組の発表です!

インタープラグ  (3位)
見事リベンジ!


サンザンヒーローズ  (2位)
連敗脱出!


リリコミンストレルショー  (1位)
今期3勝目!


碓氷:難関を突破した皆さんの熱演をご覧いただきましょう!

リリコミンストレルショー

漫才/悪原 銀、歌を歌う      (3/3)
悪原:ぴぴるぴー!ぴぴるぴるぴる!
町々:聞いたこと無いのに気取るなよ。
悪原:ではどうぞ!
町々:言われた!
お、珍しく町々さんが押されてる。初めての1位!リリコミンストレルショー!

悪原:♪じょっし高生を〜売りさばけ〜 じょっし高生を〜売りさばけ〜でお馴染みのリリコミンストレルショーだよーん!
町々:お前皇室で全裸になって殺されろよ。
悪原:俺さー、歌作ったんだよね!歌!
町々:あ、そう。
悪原:歌いたくて今にも餓死しそうなんだけど、どうする!?
町々:聞くまでもないだろ。死ねよ。
悪原:それじゃあ歌うぜ!ワン、ツー、スリー、ヨン!
町々:やっぱり聞けよ。
悪原:1番!♪じょっし高生を〜売りさばけ〜 じょっし高生を〜売りさばけ〜
町々:その歌なんだ。
悪原:♪1200円で売りさばけ〜 オヤジに売りさばけ〜
町々:俺見てるからもう好きにしろよ。
悪原:2番!♪幼稚園児を〜火で炙れ〜 幼稚園児を〜火で炙れ〜
町々:…………。
悪原:♪弱火でじっくりコトコト炙れ〜 強火はかわいそう〜
町々:どんな優しさだよ。
悪原:3番!♪床屋の店長引き回せ〜 床屋の店長引き回せ〜
町々:…………。
悪原:♪ワシントン中を引き回せ〜 アメリカ大嫌い〜
町々:完全にお前の願望じゃねえか。
悪原:6番!♪インゲン豆を〜踏み潰せ〜 インゲン豆を〜踏み潰せ〜
町々:数かぞえらんないのか?
悪原:トップロープから踏み潰せ〜 枝豆も踏め踏め〜
町々:豆嫌いかよ。
悪原:1029番!♪繁田秀夫に〜石投げろ〜 繁田秀夫に〜石投げろ〜
町々:誰だよ。あともうお前如きが数数えるなよ。
悪原:ウインドミルで〜石投げろ〜 37km/h〜
町々:遅すぎるだろ。
悪原:2番!♪幼稚園児を〜火で炙れ〜 幼稚園児を〜火で炙れ〜
町々:さっき歌ったろ。
悪原:♪1200円で売りさばけ〜 オヤジに売りさばけ〜
町々:混ざってるよ。
悪原:3.148623番!小学生を〜釜で煮ろ〜 小学生を〜釜で煮ろ〜
町々:どうせ言えてないんだから円周率気取るなよ。
悪原:♪強火でガッツリゴトゴト煮込め〜 悲鳴は気にするな〜
町々:小学生に進級した途端なんだその豹変。
悪原:4番!♪ナチ党員と〜仲良しだ〜 ナチ党員と〜仲良しだ〜
町々:…………。
悪原:♪ヒトラーの為なら何でもするぞ〜 あの人髭素敵〜
町々:…………。
悪原:8番!♪シャアの機体を虹色に〜 シャアの機体を虹色に〜
町々:…………。
悪原:♪パステル彗星と呼ばれた男〜 ジークオン!
町々:突然メロディー無視だな。
悪原:778番!♪右から左へ受け流せ〜 右から左へ受け流せ〜
町々:何をだよ。
悪原:♪右から来たもの左へ流せ〜 左へ受け流せ〜
町々:だから何をだよ。
悪原:2億番!♪サクラダファミリアぶち壊せ〜 サクラダファミリアぶち壊せ〜
町々:一体何曲作ったんだよ。
悪原:♪ガウディ縛ってぶち壊せ〜 目の前でぶち壊せ〜
町々:…………。
悪原:−5番!♪柴犬使って人襲え〜 柴犬使って人襲え〜
町々:マイナスってどう言う事だよ。
悪原:♪柴犬可愛い無茶苦茶可愛い〜 柴犬めちゃ可愛い〜
町々:Aメロで人襲ってるだろ。
悪原:2番!♪幼稚園児を〜火で炙れ〜 幼稚園児を〜火で炙れ〜
町々:3度目だよ。
悪原:♪弱火でじっくりコトコト炙れ〜 強火はかわいそう〜
町々:お気に入りなのかよ。
悪原:550番!♪秋篠宮には従順に〜 秋篠宮には従順に〜
町々:…………。
悪原:♪なれる事ならナマズになりたい あの人髭素敵〜
町々:髭さえ生えてれば何でも良いのかよ。
悪原:93番!♪女子大生を〜売り飛ばせ〜 女子大生を〜売り飛ばせ〜
町々:…………。
悪原:600円で〜売り飛ばせ〜 オヤジに売り飛ばせ〜
町々:女子高生の半値ってどういう事だよ。
悪原:♪団鬼六に〜弟子入りだ〜 団鬼六に〜弟子入り……。
町々:ちょっとちょっと。
悪原:ん?
町々:時間。

二人:どーもで。

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インタープラグ

コント/心理ゲーム      (2/3)
八神 やった!オンエアだ!
綿谷 どうぞー!
KB的には全敗でもおかしくないのに勝ち越しとはなんて強運。今期2勝目!インタープラグ!

綿谷 それじゃあ、最初の質問です。

八神 おう。

綿谷 あなたは、1本道を歩いています。

八神 うん。

綿谷 しばらく歩いていると、道が二手に分かれています。右左、どちらに行きますか?

八神 えぇ〜と、じゃあ、左で。

綿谷 なるほど。では、左手の道を歩いていくと、大きな木が立っています。どれくらい大きいですか?

八神 ん〜、じゃあ、10m。

綿谷 はいはい。その気をよく見ると、果物がなっています。何の実ですか?

八神 あ〜・・・りんごで。

綿谷 よし。これで何がわかるかというと・・・

八神 ナ―――――!!

綿谷 うわ!

八神 お!綿谷じゃん。久しぶり。

綿谷 えぇっと・・・ケンタ?

八神 そう。どうしたの?ジンと何やってたの?

綿谷 いやね、ジンに心理ゲーム出してたんだよ。

八神 まじで?俺にも出してよ。

綿谷 また質問するのか・・・じゃあね、あなたは、1本道を歩いています。

八神 歩いています。

綿谷 しばらく歩いていると、道が二手に分かれています。右左、どちらに行きますか?

八神 あぁ・・・右!

綿谷 同じ体でも考えてることは違うんだな。

八神 そうなんだ?まあ、中身は違うからな。

綿谷 そっか。では、右手の道を歩いていくと、大きな木が立っています。どれくらい大きいですか?

八神 う〜ん・・・5mくらいかな?

綿谷 その木をよく見ると、果物がなっています。何の実ですか?

八神 みかん!

綿谷 ・・・みかん好き?

八神 大好き!

綿谷 へぇ〜・・・ジンはあんま好きじゃないって言ってたな。

八神 ふ〜ん。でさ、結果は?

綿谷 うん、これで何がわかるかというナ―――――!

八神 うお!? 

綿谷 あ、八神君。こんにちは。どうしたんですか?

八神 あれタロウはどうしたんだ?

綿谷 入れ替わりました。僕はユキオですけど?

八神 あぁ〜、ここで入れ替わったかぁ。

綿谷 何か僕が出てきてまずいでしょうか?

八神 だってさ、タロウが俺に心理ゲーム出してたんだけど?

綿谷 答えを待たずして僕が出てきてしまったと。

八神 そういうこと。あぁ〜気になるなぁ〜、あれで何がわかったんだろう?

綿谷 すいません・・・タイミング悪くて。

八神 いやいや、しょうがないよ。入れ替わるのは自然現象なんだから。

綿谷 そうですか・・・そうだ、僕にその質問してくれますか?僕が知っていれば答えがわかるかもしれない。

八神 そっか!じゃあ、質問しま〜す!えぇ〜っとぉ、まず道を歩いてきて?

綿谷 え?今からですか?

八神 うん。

綿谷 わかりました。じゃあ行ってきます。

八神 おいどこ行くの?

綿谷 え?だから道を歩いてこようとしたんですけど。

八神 あぁ!間違ってた!道を歩いていて、道が二手に分かれてるんだ!

綿谷 あぁ、そういうシチュエーションなんですね?

八神 そうそう!で、その後実を見つける。

綿谷 実?なんのですか?

八神 みかんだよみかん!その大きさを聞かれたんだ。

綿谷 大きさ。

八神 で、最後になってる実の種類を聞かれたんだった。

綿谷 ・・・え?なってるのはみかんじゃないんですか?

八神 そうだよ、みかんだよ。何でわかったの?

綿谷 いや、さっき言ったじゃないですか。

八神 ナ―――――!

綿谷 ひっ!

八神 んで?答えは何だ?

綿谷 へ?

八神 さっきの答えだよ?左右どっちにいくかで何がわかるんだ?

綿谷 あの、僕タロウじゃないですけど。

八神 え?・・・あぁ、ユキオか。お前に聞いても仕方ないな。

綿谷 そうですね。僕もこの心理ゲーム知りませんから。

八神 あれ?何で心理ゲームやってるの知ってるんだ?

綿谷 ケンタ君から聞きました。ところで、ジン君はなんて答えたんですか?

八神 あぁ、そういうことか。俺最初の質問には左って答えたけど?

綿谷 その質問は知りませんでした。ケンタ君は右左の質問は聞いてなかったのでしょうか?

八神 さぁね。で、次は10mって答えたな。

綿谷 えぇ!10m!? 

八神 そうだけど?

綿谷 いや、大きすぎないですか!?

八神 ざらにあるだろ10m超えなんて。

綿谷 そうなんですか・・・いやぁ知りませんでした。みかんでかい・・・。

八神 で、なってるのはりんご。

綿谷 ・・・はぁ?

八神 何だよ?

綿谷 みかんがなってるんじゃないんですか?

八神 いや、みかんじゃねえよ。りんごって答えたよ俺は。

綿谷 りんごはどこから出てきたんですか?

八神 いや、その木からだけど?

綿谷 ナ―――――!

八神 おっと、元に戻るか?

綿谷 いやぁ、ごめんごめん。また代わっちゃったね。

八神 それより答え教えてくれよ。

綿谷 あぁ、心理ゲームの?まず、右に行った人はより明るい性格です。

八神 あ?俺左って言ったけど?

綿谷 次に木の大きさはあなたが住みたい建物の大きさを表します。

八神 10m・・・3,4階建てか・・・ってか俺は左って言ったんだが。

綿谷 最後のみかんはあなたが好きな胸の大きさです。みかん大でいいんだな。

八神 みかんじゃないって。りんごだって。

綿谷 あれ・・・あぁお前ケンタか。

八神 そうだよ。最後の二つはわかったからさ、左の答え教えてくれよ。

綿谷 ナ―――――!だからみかんからりんごができるってどういうことなんですか?

八神 また入れ替わった!

綿谷 それに10mもあるみかんなんてないですよ!

八神 かみ合ってないな。ナ―――――!

綿谷 あ!入れ替わった!ナ―――――!

八神 あ、また出てこれた!で、最初の答え何?

綿谷 えぇ〜と、だから左に行った人は・・・

八神 え?俺右選んだけど?

綿谷 は?さっき左って言ったじゃないか?

八神 言ってないよ!

綿谷 言ったって!

八神 言ってないって!! 

綿谷 あ、また入れ替わってる?

八神 ん?結局今君は誰?

綿谷 だから俺はナ―――――!突然変異が起こっているんですか?

八神 いや、答え教えてよ!

綿谷 教えてほしいのはこっちです!

八神 何でお前が聞くんだよ!?

綿谷 あぁ〜また僕が出てない間に会話が進んでいる!

八神 くそ・・・誰か俺たちに

四人 もう一つ体を下さい!!

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サンザンヒーローズ

漫才/存在      (9/15)
A:一番内容がぶっ飛んでると思います
B:まあ見てください
でもKBはぶっ飛ばず。連敗脱出!サンザンヒーローズ!

B:どうもサンザンヒーローズですよろしくお願いします

A:早速ですけども、存在感って大事ですよね

B:存在感ですか。例えばどんな場面のとき?

A:例えばわんさか人が集まっているコンサートに行ったときに歌手にこっちに手を振ってもらいたい場合ね。こういうのってやっぱ存在感がいるでしょ

B:あーファンが1番望んでることだもんね

A:しかも野外とかで皆が立ち上がって盛り上がっているときにされたら感動するでしょう

B:それはもう自慢できますよね。友達とかにも

A:まぁ一発でこっち向くようになる方法ってのは意外と単純なんです

B:え、どうやるの?

A:体に灯油ぶちまけてライターで火つけて火だるまになるんですよ

B:・・・え、マジで言ってるの?

A:そりゃそうですよ。今までふざけた気持ちで笑いに取り組んだことは無いでしょ?もしかしてお前今ふざけた気持ちでやってるのか!

B:その言葉そっくりそのまま返すわ!第一どうやったらコンサート中に火だるまになれるんだよ!

A:お、良いこと言ったね。そりゃあ人ごみの中で灯油をぶっかけて火をつけるなんて動作は並大抵の頭じゃ出来ないことなんです

B:それならその並大抵じゃない頭をほかの事に活用しろよ!

A:もう単純に堂々とやってしまったら灯油かけてる時点で警備員に止められてしまいます。それはアホのやることです

B:すでに発想自体がアホだと思うんだけど

A:あくまでも自然体で事を済ませないといけないんです。これが大事なポイントですね

B:ポイントって言われても・・・その自然体にやるってどういうことですか

A:まず灯油。これはただバケツに灯油を入れた状態とかでいくわけには行かないでしょ?

B:そりゃそうですよ。灯油が入ったバケツ片手に立ち上がって盛り上がるわけには行かないだろ

A:そこで活躍するのが意外なところでライターなんです

B:え、火をつけるのとは別に使うの?

A:ライターっていうのは火が灯し続けるのを保つために中には油が入っているんです

B:まさかその油を使おうってんじゃ・・・ 

A:その通り!だから会場に行くときにコートと大量のライター買いに行って、
  そんでコートのポケットというポケットにライターを詰め込みましょう。これが第1のステップです

B:いやステップって!誰も真剣にこの講習を聞いてる人はいないと思うよ?

A:ということは、お前は今ふざけた気持ちでやってるのか!

B:いやそこは真剣に突っ込んでるよ!第一何でコートも買うわけ?

A:あ、それは単純にいっぱいライターを携帯できるからで

B:それだけのために買うの!?もうその買われたコートがかわいそうだわ

A:じゃあ次のステップに行こうか

B:はあ

A:ライターをたくさん買ったはいいけども、その油をどうやって手に入れるかなんです

B:ライターからどうやって取り出すかってことね

A:それはもう叩き割ります

B:そこは原始的な方法なのか!

A:いや他にも手段があるだろうと思って色々試してみたよ?ある時は思いっきり噛り付いてライターのひび割れたとこから出してやろうと思ったんだけど

B:お前試したの!?それこそ警備員に止められるって

A:そしたら逆に全ての歯がひび割れちゃってさ

B:お前の歯脆いな!

A:それで悔しさ紛れに床に叩き落したら、四方八方に飛び散ってね

B:歯の苦労が水の泡になった瞬間だ!

A:とにかくその飛び散ったライターの破片とともに出てくる油を服に吸わす為に寝っころがります

B:くどい様だけどコンサート中なんだろ!?それこそ警備員にバレるって!

A:いやそこは場の空気を呼んで行動に移すわけですよ 

B:・・・どういうこと?

A:例えばノリのいい曲がかかったときに皆がジャンプしたりするでしょ

B:その間にやる、と・・・

A:皆がこぶし突き出して「オイ!オイ!」とか言ってる隙に、こっちはライターというライターを叩き落して「オイ!オイ!」

B:一人だけ全く違う行動している!確かにその時は歌手に目が行ってて気付かないかもしれないけど・・・いやぁ気付くだろ!

A:そして全てのライターを叩き落したその時。目の前には異臭の広がる湖が出来上がる

B:どんだけぶちまけたらそうなるんだよ!絶対周りの皆気付いてるけど相手に出来そうも無いから近づいてないだけだと思う!

A:そしてその湖にダイブですよ

B:コンサート中に何してんだよ・・・

A:ライターの破片とかがあって出血するかもしれないけどそこは我慢で

B:そりゃあ湖が出来るくらい叩き割ったんだからな!湖の底は破片でいっぱいだろうさ!

A:でもその時にバンドのライブだったらたまにボーカルが客席にダイブするときあるでしょ?
  そのときと同時に行ったらシンクロしたってことになって、それはそれでいい思い出に

B:なるか!もうそんなん思ってるのはお前だけだよ!

A:そして足の裏に破片が刺さりながらも、湖から這い上がってきたらいよいよ本番ですよ

B:いいよその破片のくだりは!もうそういう問題じゃないから

A:でもここで問題が。火をつける用のライターも一緒に叩き割ってしまうときもあります

B:ちゃんと考えてからたたき割れよそこは!どうせ叩き割ってる内に楽しくなって止まらなくなっただけだろ!

A:でも安心してください。100%火をつけれるアイテムがございます

B:・・・何?

A:ジッポ!

B:それもライターだよ!!ちょっと高価になっただけじゃん!

A:それで体に火をつける!歌手たちがこっちを向く!呆然としたまま見てる!これでOK!

B:何でOKなんだよ!

A:これが、コンサート中に火だるまになる方法ね

B:手を振ってもらいたい願望はどこにいった!いい加減にしろ!

2人:ありがとうございました

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【敗者コメント】
オンズメンズ 237KB
中山:・・・そう来ましたか。
安田:・・・やりやがりましたか。
TSU 217KB
柏:「ついで」だったのが災いしたか・・・。
香焼:違う原因があると思うが。
えむけー 189KB
やっぱりこういうネタはダメでしたか・・・
でも負けたままでは絶対終われないので、必ずリベンジします!

【ジャッジペーパー】  上から、せら、夏草、イレブンナイン、BOMB、利根川、テライキアツ、銀沙灘(敬称略)
1組目 TSU
・全体的にツッコミに難があるように思われます。

 柏:全員白色バージョンがあるぞ!!
 香焼:それじゃあパナウェーブ研究所だよ!!

 全員が白いコスチュームだからと言って、一気にパナウェーブに飛躍するのは少々無理がありますし、

 柏:消費者の食の安全を守る・・・。
 香焼:帰れ!!地元のスーパーでやってろ!!

 もう少し柏の話を聞いてやってもいいんじゃないか? と思うようなところも見受けられました。
 いいじゃないですか。消費者の食の安全を守っても。
 「72時間も寝といてまだ寝足りない」のフレーズは面白いと思いますが、
 あまり光っているボケも見つけることが出来ませんでした。
 すいません。(1点)

・「うんこ」って書くとかわいいんですけど、「排泄物」って書くとウザイですよね。ごめんなさい。
 えっとー、まず行頭は揃えてください。「行間は空けねぇ」とかのポリシーとは違いますので。

 ネタの方なんですがー、単刀直入に言うとベタベタでした。
 今までに存在した全てのヒーローネタを足して割らないまま出してきたような。

 最初のチャレンジャーなんかは、下ネタの下手な使い方の典型。
 「あきらめない、何事も挑戦」ってのもリアルに使われなかったし、
 結局コーラックとか、そっち系の事を言ってればなんでもいいって感じになっちゃってます。
 次のハンドレンジャーの下りもイマイチ。
 それに、『相方は考えるヒーロー物は全然ダメ』って確実に分かってるのに、
 「次行く」に対して「香焼:おう。」って乗り気なのが不自然。
 『相方が何かしらの案を次々言っていく、それにツッコミを入れる』ってのはよくある設定パターンなんですが、
 リアルな日常に置き換えるとありえない設定なので、せめて長文の設定上ではリアリティを追及して、
 「まだあるのかよ…どうせ似たようなのばっかだろ…」と、突き放す程度が丁度いいと思います。
 結局、重要そうなスーパーレンジャーのとこも在り来たりで、
 野菜レンジャーとか、果物レンジャーとかどっかで見た事あるようなのばっかでした。

 後、ツッコミは単調すぎ。もう少しメリハリを付けた方がいいかと。
 ザッと見直したところ、ほとんど全て「!!」だったので。(1点)

・ヒーローものという、もうでつくしただろ感があるネタを作るのは、正直すごいと思います。
 この手のネタは、もうよっぽどのことがない限り笑わないぞ、と大きな期待になってしまうのですが、その期待を超えることはありませんでした。
 三日三晩寝ながらとか、全員同じ色とかいうボケをとっても、もう見飽きた感じです。
 ですが、途中のハンドレンジャーあたりから徐々に盛り返してきて、最後の落ちはきれいに決まったと思います。
 あと思ったのは、全部が同じ長さくらいになるよりかは、ヒトリンジャーを削って、スーパーレンジャーのくだりをもっと長くすればいいのにと思いました。
 これから盛り上がるぞ、というときに次の説明に入っていて、消化不良という感じを受けました。(6点)

・一番気になったのが、「ビキニレンジャー」。
 あそこで一気に読み手を突き放しているというか。
 ツッコミがツッコミになってないんですよね。ボケの補足というか。
 芸能ニュースに詳しい方なら爆笑のボケなのかもしれないですけど、少なくとも
 私にとってはポカーンとうするしかなかったです。
 また、
 柏:パプリカイエロー!!
 香焼:そんなに改善されてない!!バナナにしろよ!!
 ここもツッコミが無理矢理すぎるというか・・・。
 なぜバナナなんでしょう?それ以降のネタの核になるわけでもなかったですし。
 その後の桃も同じです。ツッコミが決め付けすぎているかと。
 前半は結構良かったんですが後半になるにつれパワーダウンしていった感じです。(4点)

・戦隊ヒーローネタをやるのであれば、ヒーローの名前で留めるだけでなく、
 そのヒーローの特性を生かした戦闘シーンとかまで書いたほうがいいと思います。
 今回の場合、ヒーローの色でボケるというのがネタの主軸になっていると思うのですが、
 ブラウンとか、ハンドレンジャーとかあ結構ありきたりなボケで作者さんの独自性が見られないように感じました。
そこから一歩脱却するためには前述しましたように
 そのヒーローたちの特性を生かした戦闘が描いていく必要があるのではないかなと思います。(2点)

・ネタ全体が予想出来る範疇に収まっている「悪い意味でのベタ」であり、
 先ずはオリジナリティを探す所から始めた方が良い、というのは言うまでもない事なので黙っておきます。
 どうにも構成がブツブツ切れている感じがします。
 段落と段落の間にテンションの隙間が出来ているというか。テンポが持続出来ていないというか。
 その点を抜いても不思議と違和感なく読めるのはボケが秀逸だからでしょうけれど、何度も読むと構成の難からか二人のテンションが浮き上がって見えます。
 ボケ自体ですが、瞬時に絵の想像出来る物が少なく、やっぱりそこもテンションだけが空回っている印象。
 例えばレンジャーの呼称を一人一人読み上げて行く所なんかは、
 ツッコミのテンポや語呂の悪さ、ボケのペース配分なんかが「読むリズム」を妨げている感じなんですが、
 それでいてテンションが結構高いので、読み手としては置いて行かれてしまうんです。
 確かに読み手は「文字を読むだけ」という立場なんですが、出来れば言語感覚含め文字の並びや言葉のキレなんかは「気持ち良く」読みたいと思うんです。
 ですからこの場合、もう少し「読み手が一瞬で『面白い』と判断出来る文章」というものに気を遣って欲しい所です。
 もっと文字だけで読んでも頭にズガンズガン来るネタの方が好みなんですよ。いや、それは好みの問題なんですが。
 以上、読み手との温度差という点で評価出来ない作品でした。(2点)

・柏:ウィーン、ガシャン!鋼鉄銀狼、ハンドウルフ!!ワオーン!!
 このへんの子供っぽいアホさが個人的にツボです。
 チャレンジャーは掛け言葉ボケが荒削りながらもしっかりしていて、
 ハンドレンジャーも前述の通り、影絵の所は好きです。
 しかしビキニレンジャーで一気に流れが変わりましたね。
 特に面白くも無い上に後々にボケとしてまた出てくるわけでもない。
 「カラフルなビキニを着たビキニレンジャー5人が手をつないだ状態で砂浜から登場することは決まってるんだけどなあ。」
 ここに「男」って単語を付け足すだけで全然違ってくると思うんですよね。
 そこからまた色々な展開ができるわけですし。
 何よりこのネタは展開しなさ過ぎです。
 名前とメンバー紹介。あとはちょっとした活動内容みたいなもので終わってしまっていて、
 戦闘シーンとか秘密兵器を出すくだりとか全て省かれていて非常にもったいないです。
 こういうストーリー性の無いネタでは終盤の畳み掛け、のような盛り上げはまず無理です。(4点)
2組目 インタープラグ
・いい設定のコントですね。
 このコントの胆は「設定をどのタイミングで読み手に理解させるか」だと思うので、
 私が設定を理解した箇所を書いておきます。参考までに。

  綿谷 同じ体でも考えてることは違うんだな。


 設定上仕方のない事なんですが、読んでいて多少の混乱がありました。
 しかし、この混乱がコントの世界観にいい刺激を与えていて素敵です。

 面白いコントではありますが、「興味深い」というタイプの面白さでした。
 これに心地よくくすぐるようなボケが入っていれば、更に素敵なコントになるかと思います。
 偉そうなこと書きました。
 すいません。(5点)

・あぁ、最初意味分かんなかったけど、読み進めてるうちに分かってきた。
 あれ、パピーゲバさんのサバリバ思い出した。
 どっちかが起きてたらどっちかが寝てる、起きてる二人は会話が噛みあわず、みたいな。
 その設定を体自体?というか中身自体が分かれるようにしたのと、心理ゲームという設定にしたのはお見事。
 ただサバリバを読んでこの設定を思いついたのなら、その劣化バージョンみたいで微妙になるなぁ。
 まぁ設定は上手かったんですが、それだけ。
 よく聞く「上手いけど面白くなかった」って感じです。
 どっちかが起きてて、相手もどっちかが起きてて、誰に何をやってるのか分からなくなる、
 そこまで考えたのなら、そこから一歩ボケを入れていかないと。心理ゲームに。

 後、「!」と「?」のサイズは合わせたほうがいいかと。
 個人的には、半角より全角に揃えるほうがいいと思います。(6点)

・多分、自分の中では設定とか、今誰が体に宿っているのかとかわかっていると思うんですよ。
 ですが、読み手のことを考えてないって感じでした。頭で考えていることを文で表現でききっていないというか。
 例えば、「八神」 と「綿谷」 という表記で行われると、体は変わってないというのは分かりますが、誰がしゃべってるのか分からなくなります。
 それなのに最後のオチでは、四人という風になっていて、結局どうなってるのか分かりませんでした。

 綿谷 あの、僕タロウじゃないですけど。

 というところがありますが、「お前タロウだよな?」 とか聞いてるわけでもないのに、いきなりタロウを否定するのも少し分かりません。
一 つの体につき二人宿るというのも、最後のオチで分かったことなので、「え、何の話?」 くらいでいいのではないでしょうか。
 こういうネタは、ちゃんと自分の中で消化してから文にしないと伝わんなくなってしまいます。
 非常に独特のネタを書けるのは間違いないので、頑張ってみてください。(2点)

・第一印象は非常にわかりにくいというものでした。
 せめて八神(ケンタ):〜〜〜、みたいに今誰がしゃべっているのかをわかりやすくして頂きたいです。
 結局読むのに10分くらいかかったわけですが、ボケで笑うことよりも、
 内容を理解する方、特に誰が何を喋っていたのかを把握する方に神経を研ぎ澄ませていたというか・・・。
 なかなか面白い設定なんで、もっとスラスラ読めればなあと思います。
 また、23行目にして初めて1つの体に2つの人格があるように思わせる表記がありましたが、
 そういったコントの最重要な設定は出だしからすぐに読み手に伝えるべきかと。
 もちろん擬人コントなど引っ張ってから設定を明かした方がいい時もあるんですけど、
 少なくともこのコントにおいては読み手に早急に設定を教えた方がいいと思います。
 自分はそこでまず混乱してしまいました。(2点)

・発想は素晴らしいと思います。こういう発想、すごく羨ましいです。先にやられてものすごく悔しいですね。
 ただ、この素晴らしい設定に伴った笑いがないというのが残念でしたね。その原因の一つには文章のわかりにくさが挙げられると思います。
 現在、誰と誰がいるのか、誰と誰が話しているのかがわかりづらかったですね。
 苗字表記で展開している分、余計わかりにくかったのではないでしょうか。なんだか読んでてもやもやしてきましたね。(6点)

・やりたい事は奇抜で面白いです。評価出来る点でもあります。
 ですがそれを読み手に伝える技術が圧倒的に不足しています。
 この作品の場合、「固有名詞が登場し過ぎて展開を脳で追い切れない」「設定の把握に、異常なまでの時間がかかる」などの問題点が有ります。
 それを補って余りあるボケの面白さがあれば、またネタを見る目も変わって来るんですけど、この作品の場合はどうもそれが見えない。
 設定をこなす事だけに必死になっているイメージがあります。いただけません。
 その設定についても、上記のやりきれなさから読み取りが厳しい状態です。
 「面白い部分」を「面白い」と純粋に読み手に伝えられない、というのは書き手にとってあまりに高い壁であり、最もよくあるジレンマですが、
 そういった部分を乗り越える事が出来たら、色々な意味で面白い作品を書いてくれそうな人だと思いました。期待して居ります。(3点)

・例えは下手ですが、なんか採掘場で宝石の原石が見つかる予感がする気分です。
 はっきり言うとジンとユキオのすれ違いによる会話しか笑いどころは無かったように思えます。
 文章力も現在の状況を上手く伝えられないレベルではあるんですが、設定の発想力には大器の片鱗を感じました。
 4つの人格がころころ入れ替わるって設定に何を足すかが問題なんだと思います。
 このネタではそれに心理テストを組み合わせていましたが、正直いまいちです。
 もっと笑いに繋がるような場面でこの設定を使うと、ひょっとしたら大化けするかもしれません。(2点)
3組目 サンザンヒーローズ
・書き慣れた人が書いた漫才だなァ。と思いました。

 「並大抵じゃない頭」「それはアホのやることです」など、
 心地よく面白いフレーズがあって素敵でした。
 ただ、全体的な出来が良いだけに、粗が目立ってしまっているような印象を受けます。
 例えば

  B:そりゃそうですよ。灯油が入ったバケツ片手に立ち上がって盛り上がるわけには行かないだろ

 細かいですが、口調が統一されていないこの箇所が周囲から浮いて見えました。
 あと、ステップ1のライター・コートの件はもう少し捻った方が良いと思いますし、

  A:それはもう叩き割ります
  B:そこは原始的な方法なのか!

 "そこは"と強調するほど、今までが原始的でなかったのかどうかは疑問符が付きます。

  A:例えばノリのいい曲がかかったときに皆がジャンプしたりするでしょ
  B:その間にやる、と・・・

 この二行は無くなってもなんの問題もないので、無い方がサクサクと読めるかと思います。
 さらにその後の件で「場の空気を呼んで行動」の例を一つだけでなく、
 二つ三つぐらいは畳み掛けたりすれば、さらに効果的なのではないかなと思いました。

 しかし、全体的にはいい流れを持った漫才でした。
 細かいことを書きました。
 すいません。(5点)

・んん?…なんだろう。設定も問題無いし、文章も書きなれてる印象なんですけど、全く面白いと感じませんでした。
 ってか、いろいろ不自然なのかな?コンサートでの存在感て設定自体がそもそも、
 灯油とかライターの下りの前フリにしては無理やりすぎるし、
 なんだろうなぁ、設定が難しすぎ?というか…話が拡がって無さすぎなんでしょうか。
 結局は存在感そっちのけで、わざわざ火だるまにならなくても湖が出来てる時点で存在感溢れてるし。
 大体そんなとこに湖出来るわけないし、湖できるほどのライター持てるわけないし、
 そもそも設定自体が不自然すぎて訳が分からなくなっちゃってます。
 ここから拡げるのは難しすぎかと。(3点)

・なんだかものすごく斬新なネタでしたね。火だるまになろうと考えたことは、僕はありません。
 それはアホのあることです とか ジッポ! とか、細かいところで笑いをとることに長けているなあと感じました。
 ただ気になったところは、ライターいっぱい入れるなら、コートじゃなくて鞄だろと思いました。
 このコートがきっと伏線になっているんだろうなと思って読んでいきましたが、最後まで出てきませんでした。
 しかし、「服に油をしみこませる」というところを「コートに油をしみこませる」 にするだけで、数段よくなるのではないでしょうか。
 でもやっぱり ジッポ! が面白かったのでこの点数で。(7点)

・ライターを叩き割る以降、一気にテンポが良くなっていったと思います。
 ツッコミの言葉選びも秀逸でボケを引き立てていると思いました。
 歯の苦労が水の泡になった瞬間、のところがすごく笑えました。
 如何せんそれ以前が弱かったように思います。
 正直、ボケているのはわかったんですが、笑うほどのものではなかったというか。(6点)

・漫才としての構成はできているんですが、なんといいますか、最初の題材の時点でミスったかなあと思います。
 「目立ちたいから火だるまになっちゃえ」っていうボケが軸になってますよね。
 そのボケ自体はまあいいとして、ネタ作りの主軸にするボケではないなぁ、と思いました。
 そこから派生させていくボケも核となるボケを超えるものがなく、終始読み手と書き手のテンションに開きがあったように感じました。(5点)

・狭いテーマを馬鹿馬鹿しく盛り上げて行く様は読んでいて楽しかったんですが、
 テーマの狭さゆえにネタに広がりがなく、印象が頼りないまま終わってしまった様な気がします。
 漫才の場合、「展開・構成」の力がかなりの比重を担っていると思うんですが、
 この作品の場合に見える物は「展開」と言うより寧ろ「延長」と言った方が良いかも知れません。
 テーマ自体は本来視野の広い物ですし、最終的にしっかり落ち着くので別に上手くないとは言えないんですが、どうにも「折角広い舞台を狭く使っている」印象。
 もう少し「話題」の本質を広く見て会話を弾ませても良いかも知れません。好みの問題かも知れないので大きい事言えないんですが。
 細かい所ではツッコミが気になりました。
 勢いもあって非常に読みやすい良い文体なんですけど、所々焦点のズレている様な台詞が目立ちます。
 総じて言うと、テンポは良くて読みやすいんですが、もう少し全体を見通した書き方をしてみて欲しい、という事でした。
 個人の主観が結構入ってますのでアテにはなりませんけれども。(5点)

・良い意味でサンザンヒーローズさんらしくないネタでした。
 火だるま、叩き割る、ジッポの3つで6点分はあります。
 あとは発想力で2点なんですが、構成力に少々難アリかなぁと。
 せっかく盛り上がりやすい形式のネタなのに終盤で笑いを取れたのはジッポだけでした。
 思ったより終盤があっさりしていたので、
 火だるまになったその後のやりとりとか、何かしら新しくくっつけるといいと思います。(8点)
4組目 リリコミンストレルショー
・独特な世界観を持った作品ですね。
 一見、単調にも見えるんですが、良い変化を次々に与えてきていて、
 飽きさせないような作りでした。

  数かぞえらんないのか?

 この一行からも細かい読み手への配慮が伝わってきて、非常に好感が持てました。
 恐らくオンエアされるでしょうから、遠慮なく特に面白かった箇所を並べさせていただきます。
 素晴らしいネタだと思います。

 ・歌いたくて今にも餓死しそうなんだけど
 ・聞くまでもないだろ。死ねよ。
 ・どんな優しさだよ。
 ・円周率気取るなよ。
 ・小学生に進級した途端なんだその豹変
 ・柴犬めちゃ可愛い
 ・あの人髭素敵〜 (二度目の)

 無粋なまねをしました。
 すいません。(9点)

・あー、アホや。ただ歌ってるだけやのに、何でこんな笑えるんやろ。
 久々に声に出して笑いました。(10点)

・これは漫才というよりも、大喜利の羅列って感じでしたね。
 多分、歌の内容がボケなんじゃないかと思うんですが、面白いというより、残酷なことをいってるだけで、笑うところはありませんでした。
 ツッコミも、さめてる感じを出しているのはいいのですが、それでも弱すぎるように感じました。
 ツッコミでも笑いはとれるものだと思います。というか、ツッコミが笑いを大きくするには欠かせません。
 だから、もっと勢いや言葉の選択を考えてみてください。
 これだと、漫才のルールにはツッコミが必要だから仕方なく書いてる、みたいな感じがします。(1点)

・町々:やっぱり聞けよ。→聞くよ。
 んー・・・これまでと比べると断然笑えなかったです。
 歌のなかで何どか関連性を持たせているようなのもあったんですが、歌詞の内容が・・・。
 明るくは歌っていますが、明るく歌ってはいけないないようであるというか。
 良かったものは髭と柴犬、他は笑えませんでした。(2点)

・んー、やりたいことはわかるし、こういうネタは嫌いじゃないんですけどもフレーズが自分とは合わなかったように感じます。
 幼稚園児、女子高生あたりの天丼はちょっと狙いすぎな感じがしてどうかなと思いました。ただサクラダファミリアは超面白いです。超好きです。(6点)

・審査する人の眼を試す様なネタです。くそう、挑戦的ですね。
 真面目に審査させていただきますと、言語感覚はリズミカルな上に何処かトんでて良い感じです。
 ですが、あらかじめの「適当オーラ」という物が滲み出て居るので、構成や展開なんかは糞喰らえと言った感じ。
 それでも伏線や天丼なんかの基礎的な所は押さえているあたり、如何にも確信犯ですよね。
 個人的には好感の持てる部類のネタなんですが、あんまり点数入れちゃいけない気がしますね。おっと。
 例えばここに「リリコミンストレルショー」というカテゴリーがあって、
 その中で勝負をさせるのなら、どんなネタでも許されますし、センスだけで星を勝ち取れるとは思います。
 ですが、「青沢オンエアバトル」「長文」というカテゴリーの中でのこの勝負中では、明らかに異質。
 落とされてもしょうがないというのはご自分でも解って居るとは思いますが。
 「点数」の判断基準に迷うなぁ。主観でつけた点数に、客観的にマイナスを施した上でつけた点数で良いのかしら。
 個人的には「人がどう思うか」なんていうのはそこまで気にしないので、今回は好きに採点させていただきます。
 この芸風で、もう少し時間をかけて書いて欲しい、という期待も込めてこの点数。  「他には無い物を感じた」って理由だけで良いじゃないですか。言い訳がましいぞ。
 他の出場者の方には、この人の結果を見て、何か「感じて」欲しいです。(7点)

・うわー…………これなんて書けばいいんだろう…………。
 構成とかわかんないし、オチもこういう形でしか落とせないだろうし。
 全体的には十分面白いですし、ヒトラー、サグラダファミリアなど
 衝撃的なフレーズもありました。てかヒトラー使うの好きですねー。
 終盤はテンドンネタだらけだったので、それはもう少し控えた方がよろしいです。
 無理矢理なテンドンは逆に評価下がりますから。

 あ、正しくはサ『グ』ラダファミリアです。(8点)
5組目 えむけー
・手法としてはアリだと思います。
 しかし、いささかズルイ手法でもありますので、
 その分要求されるテクニックも大きいものだと思った方がいいかも知れません。

 特に言うことはありません。
 すいません。

 あ、「ナルトのえいがはいつはいる」は面白かったです。(0点)

・んんー…面白いっちゃぁ面白い。
 けど、この画像って笑いの題材を目的とした物じゃない上、
 他人が書いたものにツッコミ入れてるだけなんですよね。
 ブログで書く分には、一つの面白記事として成り立つんですけど、
 「笑い」で勝敗を決めるこの場に持ってくるのはどうなんだろう。
 折角の画像ネタなんだから、自分で作った面白画像とかじゃないと勿体無くありません?
 「面白い」の要素が自分のボケとかツッコミじゃなく、意図しない他人のものじゃなぁ…。
 申し訳ないんですけど、この点数で。(1点)

・これは、写真へのツッコミで笑いをとらないと、面白いのはあなたではないですよね。で、ツッコミで笑いはなかったです。
 この意見を書いてるのが全部あなただったらごめんなさい。でも、おそらく違いますよね。
 意見の内容も、「生協の白石さん」 を読んでた方が面白いです。
 この点数なんで、もっといっぱい書かなくりゃいけなんですが、ほかに書くことないんですよね・・・。
 もっと面白い意見を書け、なんてのはお門違いでしょうし。
 こんなことを思ってるのは僕だけかもしれませんが、0から自分の力でネタを作ってほしいです。
 いや、画像が駄目だというわけではないんです。自分がとってきた風景などの写真にツッコむとかならいいんです。木村さん(でしたっけ?)みたいな。
 でもこれだと、出来てたものを少し加工って感じなので、この評価です。ごめんなさい。(1点)

・おお、久々の画像ネタ!てかブログの!
 実際本当に働いていらっしゃったりするんですかね?
 ここまで写真を撮ってくるのは普通の客にはできないような気が・・・。
 「ディー・グレイマンはないんですか?」以降は爆笑でした。
 それ以前も悪くはないんですが、クスクス程度で終わってしまったのが残念です。(7点)

・題材自体の面白さはありましたが、それは作者さんの力ではないので評価したくないですね。
 こういう形式を否定する気はないのですが、このネタっていっちゃ悪いですが、
 誰にでもできるネタだと思うんですね。オリジナリティがないんじゃないかなと私は思います。
 そこに加わるツッコミに面白みが見いだせればまだいいのですが、それも見いだせなかったので、
 今回は厳しいですがこの点数をつけさせていただきます。(0点)

・「画像ネタ」というネットならではの利点が、あまり活かせていない様に感じます。
 決して「逆贔屓」みたいな、そういう「画像ネタだからちょっと厳しめにつけるか」みたいな事では無いんですが、どうにもこうにも読後感が悪いです。
 画像に対してのツッコミがしつこ過ぎるんです。的確なだけにまた刺さる。刺さりすぎなんです。これでは「粗探し」のレベルです。
 殆どの画像に対して大きくツッコんでいるので、「そこまで言わなくても」ってちょっと思ってしまうんですよね。
 全ての画像で大きな笑いをとろうとせずに、ボケの弱めな画像はジャブ程度で軽く流し、
 読み手には「だんだんおかしくなって来たぞ」と思わせる、という様な、爆発への前振りとでも言うべき「構成の妙」を感じたかった所です。
 ツッコミ自体は狙いどころを捉えていてしっかりしてますし、素材となる画像も面白いんです。
 でも、あまりに飾り付けすぎるのも考え物です。素材の味が失われてしまいますので。(4点)

・質問は小学校低学年の人が書いたと思われるものが画像の大半を占めていては、
 それにツッコんだところで大して面白くありません。
 例えばこれが役所に置いてある住民の声みたいなものだったら、
 「大人なのにそんなこと書くなよw」って感じで笑えるんですが、
 子供がおかしい文章や変な事聞くのはある種当然であるので、
 「それくらい見逃してやれよ」ってなります。
 個人差はあると思いますが、私はこう感じます。
 ドラゴンボールGT押や店員が乱暴になるとこの引っ張りとかは
 作者の力量による笑いなので評価しますが、今回は画像のチョイスで間違ったかなぁと。(3点)
6組目 オンズメンズ
・メリーさんネタは作りやすそうですね。
 所々に光るフレーズがあって、面白いところは面白かったです。

  中山:俺どんだけ殺されたいんだよ。

  安田:「あたしメアリー。今自分の家にいるの」

  安田:「あたしメリーさん。さっきあなたの後ろにいたの・・・」

 しかし、全体的に見ると少々、粗が目立ちすぎているように思われます。
 特にオチの

  安田:と、見せかけて・・・?

 は蛇足だと感じました。
 今までに「と、見せかけて・・・?」のフレーズがあるのならキッチリと締まりますが、
 最後の最後で急に出てきたフレーズですので、これで落とすのは気持が悪いです。
 これなら
 
 中山:過去形かい!もう疲れた!やめさせてもらう!
  2人:ありがとうございました!

 という風にした方が幾分良いかと思います。
 また偉そうなこと書きました。
 すいません。(2点)

・あぁ、なんでもありすぎてヤケになってるっぽい。
 使えそうな要素がこんなにも溢れていながら、何故単発として終わらせてしまうのか。
 此処でいろいろ指摘してもアレなんですが、特にヒザカックンなんか何故すぐ終わらせてしまうのか。
 ヒザカックンされたメリーさんが「わたしメリーさん、今病院にいるの」とか言い出して、
 メリーさん弱!とか、ジェニー強!とかいろいろ出来るじゃないですかぁ。
 そういうの生かしてほしいんですよね。
 特に、ジェニーの存在を忘れた頃にね。
 「伏線やったんか!」とかになって、審査の評価もネタのクオリティも高まると思うんですよ。
 ボケ自体は悪くないので、いろいろ勿体無くしないように推敲してみてください。(2点)

・まず、最後三行はいらないかなと思います。「と、見せかけて・・・?」 というフレーズが前に出てるとか、伏線の答えになってるとかなら別ですが。
 特にそういう感じもなかったので、すっきり終わらせた方がいいと思います。

 ツッコミが非常によかったと思います。僕は、簡潔にツッコむというのが好きで、かわいっ とか 速っ とか非常に好みです。個人的にですが。
 だから、ボケで笑わせて、ツッコミで笑いを大きくすると言うのが上手くできてるなあと思いました。
 ボケもいいのが何個かあるのですが、メリーさんという非常にボケやすいという題材からみると、全体的では少し弱いかなと感じました。(6点)

・ボケが唐突なものが多くいまいち笑えませんでした。
 メリークリスマスを皮切りにどんどん唐突なボケが増えていったような気が・・・。
 メリケン粉、笑い方、邪馬台国など急に出てきて急に消えていくボケが多すぎるかと。
 前後の関係にもっと着目してほしいです。
 また、抽象的な言い方になってしまいますが、ボケが想定内にあるものが多かったです。
 メリーさんが遠ざかって行ったり、メリーさんは実は違う職業の人だったりとありがちなボケが多かったです。
 もちろん意味不明なボケを入れるよりはずっとマシなんですが、何か斬新なボケが欲しかったです。(2点)

・うーん、面白くなってきたと思ったら急につまんなくなったり、そう思ったらまたちょっと面白くなったりと忙しいネタだなと思いました。
 ふつうに「私、メリーさん。いま○○にいるの」→ツッコミ、という形だけでネタ作れそうだなあと思いました。
 メアリーとかボブとかは余計じゃないかと思います。あとラスト3行は絶対にいらないと思います。(4点)

・全てのボケが突拍子過ぎて非常に刹那的です。これはこれで芸の形ではあるんですが、多用すると不自然ですね。
 「ボケ」というのは、「テーマの中には有り得るけど普通はあまり無い」という線の上で行われるのが基本ではないかと思います。
 このネタの場合、殆どのボケがその線をギリギリなぞっている程度になっています。つまり、常人には想像しえない単語が急に浮上するんです。
 もっと解りやすく言うと、ボケの一つ一つが「いきなり」という事です。
 良く言えば「シュールなボケ」と言えなくもないのですが、この体裁の漫才の場合、また「シュール」とは違うボケが必要になって来ると思います。
 オチや畳み掛けにかけて需要のある「伏線」、漫才の内容を彩って見せる「天丼」などの、漫才の基本的なボケは大抵、オーソドックスな発想から生まれます。
 こういった、引っかけ所の見当たらない「刹那的・突発的なボケ」は、利用価値が薄れる、即ち「漫才全体の印象を悪くさせる」事に繋がります。
 もう少し「理解出来る範疇のボケ」から手探りを始めて行き、後々利用価値のあるボケを普段から使える様にするべきだと思います。
 そうすれば「構成・展開」にも自然と眼が行く様になる事でしょう。
 (ベタベタなボケを多用した方が良い、という事ではありません。あくまでも、「シュール」と「オーソドックス」の持つ二つの良さを活かした様なボケ、
 自分の許せるレベルでの「解りやすいボケ」をもっと有効に利用して欲しいという事です)(2点)

・ゴーイング・メリー号のくだりはテンポとツッコミの良さが際立っていて面白かったですね。
 でも不必要に外国人名出し過ぎですし、他のボケもぽんぽん出してほいほい捨て過ぎです。
 もう少しすっきりネタをまとめた方がいいです。
 オチはあれでいいんですかね・・・?見せかけたところで笑いが起きるわけでもないですし。(5点)

【第211回結果表】 平均KB 268.3KB
グループ名KBOA率BL
リリコミンストレルショー3693/3
サンザンヒーローズ3419/15
インタープラグ2572/3
オンズメンズ2370/2
TSU2170/1
えむけー1890/1
リリコミンストレルショーが今期3勝目を挙げた。
サンザンヒーローズは今季初勝利。インタープラグは連敗を免れた。