第208回 青沢オンエアバトル

市河:以上で計量は終わりました。
    オンエアされる上位3組の発表です!

東京クラッチ  (1位)
初挑戦初オンエア!


ダブルアクセル  (2位)
5連勝!


ミカンズ  (3位)
こちらも初挑戦初オンエア!


碓氷:難関を突破した皆さんの熱演をご覧いただきましょう!

東京クラッチ

コント/デパートとエレベーターガール(Long Edit)      (1/1)
松岡:よし、この調子でしばらく潜伏するぞ!
石田:もったいな!
第215回に出る予定があるのに何を言うかっ。強豪押しのけ堂々の1位!東京クラッチ!

石田:おっ、このデパートのエレベーターにはエレベーターガールがいるのか・・・。

松岡:いらっしゃいませ、松岡デパートへようこそ。
   このエレベーターは下で紐を引っ張ってる人たちの握力が続く限り上へまいります。

石田:人力かよ!握力がなくなったときの事を考えたら怖くて乗れないだろ!

松岡:万が一、握力がなくなったときは申し訳ございませんが、
   お客様が「ファイトーーーッ!」とお声をかけていただければ。

石田:ベタな健康ドリンクの設定である必要あんのか!

松岡:はい、お客様が「ファイトー!」と言っていただければ、
   下の人たちもちゃんと「をござまりでえろぶぷん」と申しますので。

石田:何でそこで「いっぱーつ!」じゃないんだよ!そんな気持ちの悪い発言聞きたくねぇよ!

松岡:ただいまこのエレベーターは、内部のプルプル具合からしてもう少し握力に余裕がございます。

石田:ちょっとプルプルしてる時点で握力が限界に近いってことだろ!ますます乗りたくないわ!

松岡:ですがお客様、当デパートはエレベーターに乗るか、各階のボスを倒さないと上へは参れませんが・・・。

石田:各階のボスは何の目的で配置してるんだよ!

松岡:この世が邪悪な空気に覆われており、
   我々は光の剣を携えた勇者が諸悪の権化を倒すのを待っているのです。

石田:デパートの設定ではありえねえ筋書きだろそれ!
   だいたいお前んとこのデパートのオーナーかなにかが配置したんじゃねぇのかよ、その物騒な輩!

松岡:仰る通り、わたくしが、これら邪悪な存在をこのデパートに配置いたしました。

石田:じゃあ諸悪の権化はお前だよ!お前勇者待ってたら倒される立場じゃねぇかよ!

松岡:万引きを許すわけにはいかないのです。

石田:罪と罰のバランスが悪すぎるんだよ!・・・仕方ねぇ、エレベーターに乗るか・・・。

松岡:本日はご来店いただきましてまことにありがとうございます。
   当エレベーターは2階、4階、8階、5階、3階、5階、屋上、5階の順に止まります。

石田:ふらふらすんじゃねぇよ!下の人が大変だろ!あと5階だけ何でそんなに止まるんだよ!

松岡:6階と7階についての質問はご遠慮願います。

石田:ほんとだ!飛ばしてる!わざわざ言わなかったら気付かなかったのに!気になり始めちゃったよ!

松岡:ご利用階数は何階でしょうか。

石田:・・・4階お願いします。

松岡:4階・・・「日用品と地獄の帝王」のフロアでございますね。

石田:各階のボス情報を混ぜるな!その物騒な存在には何の用事もねぇよ!

松岡:・・・・・・。

石田:・・・・・・。

松岡:・・・・・・。

石田:・・・あの、すいませんが・・・。

松岡:・・・地獄の帝王は、勇気の水晶を使う事で邪悪の衣を

石田:何ちょっと攻略のヒント出そうとしてんだよ!その存在に用事はないと言ってるだろ!
   それより、このエレベーター動いてないですよね?

松岡:下の人たちの昼休憩じゃないですか?

石田:みんないっせいに休憩取るんじゃねぇよ!戻ってくるまで何もできねぇだろ!

松岡:そうですね、多くのお客様はこの空き時間を利用して反物を織ったり番傘を張り替えたりなさってますよ。

石田:何でそんな伝統工芸みたいなことをいきなり始めるんだよ!

松岡:おまえ は ばんがさ を そうびできないが それでもいいかね?

石田:全然いいよ!ていうか番傘くらい装備できるわ!それより早く下の奴らなんとかしろよ!

松岡:ご安心下さい。昼休憩は大体2〜3分程度のものですから。

石田:何かのメンテナンスレベルじゃねぇかよ!そんなんでファイト出るのかよ!

下の人たち:「をご「を「をござまぶぷん」ぷん」りでえろぶぷん」

石田:「ファイト」に反応して返してくるな!せめてちゃんと揃えて言えよ!

松岡:それでは移動いたします。エレベーター内は多少揺れたり落下したりすることがありますので、

石田:落下したりする可能性は事前になんとかしろよ!

松岡:あと、摩訶不思議な力によって知らない世界へ行く可能性がフフ

石田:何笑ってんだよ!たかだかエレベーターでテレポート能力なんか使うな!

松岡:この世にはまだまだ摩訶不思議な力が存在しているものなのですよ。

石田:何でもいいけど「摩訶」いらんだろ!ほとんど死語だろそれ!

松岡:(チーン)2階、紳士服の右袖売り場でございます。

石田:何でそこだけ分納なんだよ!発注見積もり考え直せよ!

松岡:右袖以外の部分は紳士服のコナカかなにかでお買い求め下さい。

石田:右袖以外っていう状態で売ってるわけないだろ!

松岡:(チーン)8階、ピアノの黒いところでございます。

石田:だから何でこのデパートは1フロア単位で大きな需要のないものばかり扱ってるんだよ!

松岡:大変申し訳ございません、白いところも後日ちゃんと納品させていただきますので。

石田:ピアノごと納品しろよ!パーツ単位の概念はもう取り払えよ!

松岡:「グランドピアノ」ってちょっと必殺技っぽいですよね。
   「グランドォォォォ!ピィィアノォォォ!」って。

石田:何の報告だ!いらないから、そういうの!

松岡:おそらく、「グランド」っていう単語がちょっと必殺技チックなんですよね。
   「グランドォォォ!マザァァァァ!」

石田:おばあちゃんじゃねぇかよ!かわいそうだから必殺技に使うな!

松岡:しかしながら今のところ、8階、ピアノの黒いところでございます。

石田:わかったわかった、次行け次。

松岡:(チーン)・・・5階、愛する人が・・・ございます。

石田:知らねぇよ!うまくもねえよ!それでお前5階だけ何度も行ってたんだな!
   そんでお前、もの凄い自然に俺が止まりたかった4階スルーしやがっただろ!

松岡:その装備で地獄の帝王は倒せないと思いまして・・・。

石田:そっちが目的じゃねぇんだよ!いい加減にしろ!

(風のように疾走)

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ダブルアクセル

漫才/カブトムシ      (13/22)
矢吹:今期一勝目ですね。
小角:そーですね!
今期も高得点でいい感じですな。13勝目!ダブルアクセル!

小角:どうもよろしくお願いします。

矢吹:ダブルアクセルです。

小角:頑張っていきましょう。

矢吹:あのー、みんな子供の頃良く昆虫採集をやったと思うんだよね。

小角:まあ一度は経験あるだろうね。

矢吹:ところが俺は生まれてこのかた一度も昆虫採集をやったことがないんだよ。

小角:あ、そうなんだ。

矢吹:だからね、今度挑戦してみようと思うんだよね、昆虫採集に。

小角:お、いいじゃん。

矢吹:僕が狙ってるのはね、昆虫の王様カブトムシ。

小角:カブトムシは子供から大人まで人気あるよね。

矢吹:でも捕まえ方がいまいちよくわからないんだよ。

小角:そんなの簡単だよ。仕掛けをつくっとけばすぐ捕まるって。

矢吹:仕掛けな!あ、俺仕掛けでカブトムシ捕まえたことあったわ!台所で!

小角:多分お前の言ってるやつはゴキブリだな!ゴキブリホイホイで捕まえただけだよな!

矢吹:20匹ぐらい仕掛けにかかってたんだよ!

小角:お前の家の台所汚いよ!いすぎだよ、いくらなんでも!カブトムシにはカブトムシ用の仕掛けをつくんないとダメなんだよ。

矢吹:カブトムシはどんな仕掛けがいいんだ?

小角:う〜ん…スイカとかがいいんじゃないか?

矢吹:あ、スイカね!スイカはいいよね!あー、スイカといえば思い出すなあ…

小角:何の話?今カブトムシの話だよ?

矢吹:おばあちゃんちで食べたスイカおいしかったなあ…
   「わ〜い、スイカだ!ありがとう、おばあちゃん!」
   「ゆっくり食べるんだよ!」
   「うん!いただきまーす!ムシャムシャ…」
   「さて、あたしも食べるとするかね、いただきます。ハモハモハモ…」

小角:待て待て!おばあちゃんがスイカを食べる時の音がおかしいぞ!何だハモハモって!

矢吹:僕のおばあちゃんは地元でも有名なハモラーなんだよ。

小角:何だハモラーって!マヨラーみてーに言うな!

矢吹:まあ僕の地元は結構みんなハモラーなんだけどね、僕のおばあちゃんはかなりレベルの高いハモラーだったね。

小角:知らねーよ!レベルとかわからないから!

矢吹:普通のハモラーのレベルを50とすると僕のおばあちゃんはレベル80000位だったなぁ。

小角:群を抜いてるじゃねーか!圧倒的なハモラーだな!

矢吹:おばあちゃんのポテンシャルには度肝を抜かれたね。

小角:レベル80000だもんな!潜在能力秘めすぎだよな!

矢吹:まあとにかくスイカを仕掛けに使えと。そうすりゃカブトムシはとれると。

小角:多分な。うまく行くと思うけど。夜に仕掛けて朝見に行ってみれば良いと思うぞ。

矢吹:なるほど。夜仕掛けて朝見ると。

小角:そう。そんで運が良ければスイカにカブトムシがたかってると。

矢吹:なるほどな。でもさ、こんな古典的な方法でカブトムシ捕まえられるのか?

小角:いや、カブトムシに古典的も何もないだろ。カブトムシは本能で仕掛けに引っかかるんだから。

矢吹:いやいや、さすがにそろそろカブトムシも学習してるって。

小角:学習とかないと思うけどな。じゃあ他にどんな方法がある?

矢吹:自力捜索的な。

小角:そっちの方がよっぽど古典的なんだけど!もっと頭使え!

矢吹:カンパンとか用意しないと。

小角:確実に長期戦の予定だよな!カンパン用意する時点で相当待つ覚悟だろ!

矢吹:あとテントと水とダンボールと布団か。

小角:お前暮らすつもりだろ!カブトムシ取るのに何年かける気!?もっといい方法ねーのかよ!?

矢吹:他には木に甘い香りのするパンツを引っかけてカブトムシを誘い出すとかが有力な候補だな。

小角:斬新すぎるよ!どこが有力候補!?別にパンツである必要性も感じられないし!

矢吹:…これ案外いけるよ!さすがにカブトムシもこれは思いつかないから引っかかるだろ!

小角:カブトムシどころか普通の人間も考えつかねーよ!お前だけだこんなこと考えるのは!

矢吹:実はこれは俺の以前の体験からヒントを得たんだよ。

小角:どんな体験!?

矢吹:甘い香りのするパンツで昼寝してて、起きたらアリがたかってたんだよ!

小角:何でお前は甘い香りのするパンツをはいているんだ!お前普段どんな生活してんの!?

矢吹:とにかく!俺はこの方法が良いと思うんだ!

小角:じゃあもう好きにしてくれ!それでカブトムシがとれると思うならいいんじゃないの!

矢吹:よし、じゃあシミュレーションしてみよう!まず俺が森に行きますと。そして俺のはいてるパンツを脱いで木にひっかけると。

小角:何ではいてるやつを使うんだよ!別でもってこいよ!っていうか今お前下半身が全開じゃねーか!

矢吹:あ、でも木の下の部分だとひっかかりにくいな…少し登らないとな。

小角:その格好で登るの!?変質者だよ!

矢吹:で、登りましたと。そしてパンツを引っかけると。…多分なかなか引っかからないな。パンツを振り回す必要がある。

小角:必要ない!それにお前は今木に登っていてパンツを振り回している下半身丸出しの男だぞ!簡単に言えば変態だぞ!

矢吹:大丈夫だよ慣れてるから。

小角:慣れてたらダメだよ!前科があるってことじゃねーか!

矢吹:心配すんなバレないようにやるから。

小角:そういう問題じゃねーんだよ!せめてパンツははいてくれ!

矢吹:無理だよ!俺パンツのストックないんだよ。

小角:普通あるだろ!パンツのストックがないってかなり致命的だよ!

矢吹:ほとんど穴があいちゃったんだよ。

小角:お前パンツどれだけ使い込んでるの!?穴があくほど使い込むってすげーよ!

矢吹:いや、ちょっと待て。パンツってブリーフの方がいいのか、それともトランクスの方がいいのか?

小角:どっちでもいいよ!早い話甘い香りがすればいいんだから!

矢吹:俺はトランクス派だが、ブリーフが体にフィットした瞬間はとても感動的だ。

小角:別に感動しないけど!ブリーフで感動できるなんてお前は幸せ者だな!

矢吹:しかもブリーフは真っ白だから、見る者をすがすがしい気分にさせてくれる。まるで富士山だ。

小角:絶対違うから!形は似てなくもないけど!富士山ではないだろ!

矢吹:ブリーフ………それは地球の神秘。

小角:お前の中でブリーフは何なの!?恐らくお前の中のブリーフはブリーフという名のブリーフとは違う別の何かなんだろ!

矢吹:そんなブリーフを汚すわけにはいかない…トランクスを使おう。

小角:そんな理由で決めちゃうの!?カブトムシが捕りやすいとかそういうことは考えないの!?

矢吹:じゃあとりあえず甘い香りのするトランクスを仕掛けておこう。それで、朝まで待つと。…森の夜は寒いぞー。

小角:森で待つ気!?家に帰れ!しかも寒い原因はお前にもあるんだよ!

矢吹:でも俺トランクス1枚しかないんだよなぁ…しょうがない、友達にかりよう。

小角:何て言ってかしてもらうの!?絶対怪しまれるよね!

矢吹:「俺今度ブリーフマンと戦うことになったからトランクス仮面に変身しないといけないんだ。」

小角:もっとまともな理由を考えろよ!ますます怪しまれるよ!

矢吹:「だからトランクスを100枚程かしてくれ。」

小角:そんないらねーだろ!しかも100枚もトランクス持ってる友達いねーよ!いたとしてもそいつとは友達になりたくねーよ!

矢吹:あー、良く考えたらトランクスかしてくれる友達なんかいねーよなー。………お前かしてくれない?

小角:嫌だよ!全力で拒否させてもらうよ!

矢吹:頼むよ!一生のお願い!

小角:ここで使っちゃうのはもったいないから!もっと大事なときに一生のお願いは使え!

矢吹:しょうがない、俺が友達に土下座をして手に入れたってことにしよう。

小角:なにしてんだよ!そのトランクスに対する情熱は何なんだよ!

矢吹:で、トランクスを仕掛けましたと。そして朝見に行きましたと。
   …ん?何かが罠に引っかかってるぞ!
   「ハモハモハモ」

小角:ハモラーかかってんじゃねーか!パンツ食べてるじゃん!

矢吹:………おばあちゃん!

小角:おばあちゃんボケてるよ!早く病院につれってってあげろよ!

矢吹:ちくしょう、カブトムシはかかってなかったか。

小角:おばあちゃんほったらかしかよ!かわいそうだわ!

矢吹:あ!2つ目の罠に何かが引っかかってるぞ!
   「ハーッハッハッハ!おいどんはブリーフマンである!」

小角:変なのかかってる!ブリーフマンがかかってる!ブリーフマンがトランクスにかかってる!ややこしい!

矢吹:「必殺!パンツパンチ!」

小角:突然の必殺技!?しかも技名がダサいよ!

矢吹:誰がパンチパーマやねん!

小角:会話かみ合ってねーから!意味わからなくなってるよ!

矢吹:で、結局ブリーフマンを埋めましたと。

小角:結局で済ましちゃだめだよ!すげー残虐なことが起こってるじゃねーかよ!

矢吹:よし、3つ目の罠を見よう!

小角:すまんブリーフマン!

矢吹:あー!3つ目の罠にも何かが引っかかってるぞ!
   「ウォウウォウイエーイフォー!!!」

小角:明らか別の生き物がひっかかってるんだけど!めっちゃテンションが高いんですけど!

矢吹:やった!カブトムシだ!

小角:絶対違うよ!カブトムシのカの字もあてはまらねーよ!

矢吹:あー、カブトムシじゃねーわ、俺の父ちゃんだ。

小角:普通見間違えないだろ!それにお前の父ちゃんパンツに引っかかりながら奇声をあげちゃってるよ!

矢吹:あーあ、カブトムシいなかったなぁ…

小角:俺はカブトムシよりももっとすごいものがいたと思うんだけどな!

矢吹:…あ!カブトムシを手に入れるいい方法が浮かんだぞ!

小角:どんな方法!?

矢吹:ちょっと今からホームセンター行ってくるわ。

小角:買う気かよ!もういいよ!

二人:どうもありがとうございました。

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ミカンズ

コント/金縛り      (1/1)
岩沢:腐ったミカンと普通のミカンを一緒にしてると
北川:全部腐りますよ
かとーぅ!フレッシュな初オンエア!ミカンズ!

北川:はあー今夜も金縛りに遭うのかなぁ
   最近夜中になると金縛りになって小さい男の子が出るんだよな
   毎晩寝るのが怖いよ、とか言いつつウトウト・・・

・
・
・
・
・

北川:ZZzz・・・・
   !!う、動けない!くそう金縛りめ!

岩沢:ぶはははは!重いだろー!

北川:お前だな!毎晩オレを苦しめるのは!!勝手に人の膝で膝枕するなー!
   早くそこをどけろー!

岩沢:やだねー!僕は太ももが大好きなんだー!さっさと耳かきをしてくれー

北川:なんて図々しいしんだ!

岩沢:僕は毎晩、膝枕をしてもらうために渡り歩いているんだ!

北川:なぜ男を選んだんだ!気持ち悪い!太ももフェチの幽霊ってなんだよ!

岩沢:ゴチャゴチャ言ってないでさっさと耳カキ棒を持ってこーい!

北川:しかも耳カキ棒は持参じゃないのか!図々しいこと極まりない!

岩沢:ほら!持ってこないと頬をすりすりするぞー!

北川:止めてくれ止めてくれ!
   分かった!持ってくるからオレの膝からどけてくれ

岩沢:うむ、それはしょうがないことだな
   ホラ軽くなっただろーさっさと持ってこーい!

北川:んじゃちょっと待っててね

岩沢:早くするんだぞー 嗚呼、太ももが恋しい!!

北川:うーん耳カキないなぁ

岩沢:おーい耳カキは綿綿が付いてるやつだぞ

北川:分かったようるさいな!そんで『わたわた』って言うな!

岩沢:あっあとオレンジジュースもね

北川:くそっ偉そうにー
   ・・・・はいオレンジジュース持って来たよ

岩沢:おおご苦労

岩沢:い、今だ隙あり!とりゃー!!

岩沢:うわくそ!痛い痛い!放せ!

北川:やだ!放さないぞ!どうしてこんな悪さをするんだ!!

岩沢:お前なんかに教えてたまるかー!

北川:なにをー!耳カキ棒じゃなくて指で掃除してやる!おりゃー!

岩沢:痛い痛い!鉛筆削りのごとくー!!

北川:なんならオレンジジュースも入れて綿綿でグリュグリュ!!

岩沢:ギャー!!!耳鼻科もしくは小児科!!火おこしみたいにしないでよー!

北川:じゃあワケを話せ!

岩沢:分かったよ・・・
   うう・・・寂しかったんだ・・・いっつも弟ばかり可愛がってもらって・・・

北川:ああ、兄貴の運命だよな

岩沢:それでいっつも弟はお母さんに耳カキしてもらって、
   僕は全然相手にされなかったんだ

北川:可哀想に・・・

岩沢:それで僕の耳クソは溜まる一方

北川:それで死んでしまったか・・・

岩沢:違うわ!そんな間抜けな死に方してたまるか!
   縁起わるいこと言いやがって!

北川:いや縁起わるいも何も、お前すでに死んでるだろう

岩沢:え?いや、僕死んでないよ?さっきから幽霊とか死んだとか言ってるけど

北川:え、まだ現存!?こっちの世界の人だったの!?んじゃお前不法侵入じゃん!!
   警察をー!!誰か警察をー!!

岩沢:ちょちょちょちょ!急に態度変わったなお前!

北川:そりゃそうだよ!幽霊よりリアルに怖いわ!
   ってかあれ金縛りじゃなくて単純に重かっただけかよ!お前の頭おもっ!!

岩沢:子供は5頭身なんだよ

北川:そんなん関係ないわ!だれかー!警察をー!!

岩沢:まってまって!僕は小さな男の子だよ?

北川:あっそうかごめん
   悪い事したからお巡りさんを呼ぶよ?

岩沢:言い方変えても同じだよう!

北川:とにかく!お前のやってることは犯罪だぞ!

岩沢:まって!警察だけは勘弁してください!

北川:だってお前信用できないもん!
   耳クソがどうだこうだ言って金目の物を盗む気なんだろ!

岩沢:いやいやいや!
   こんな純粋な小さい男の子が、犯罪に手を染めるとでも思っているのですか?

北川:いやもう君不法侵入してるからね?

岩沢:ごめんなさい見逃してください!

北川:ってか勝手に人の膝で膝枕もしてるから、
   わいせつ罪とかも引っ掛かるんじゃないの?なんなら訴えてもいいんだけどなー

岩沢:本当にすいません!男の人の膝枕で、少年院には行きたくない!

北川:いいじゃんか、男の太ももがわんさかだぞ?

岩沢:イヤほんとごめんなさい!心改めます!これ以上・・・
   これ以上、お母さんに嫌われたくない・・・

北川:なーんて、冗談だよ、小さい子にそこまでしないよ

岩沢:ほ、ホント!?

北川:オレも下に兄弟がいて、お前の気持ちはよく分かるんだ 今回は見逃してあげる

岩沢:ありがとう!もう絶対に悪さはしない!

北川:今までずっと寂しかったんだろう?

岩沢:うん・・・・

北川:ホラおいで、耳掃除してやるよ

岩沢:うん・・・・ありがとう

北川:もう勝手に人の家に入ったりしちゃダメだぞ?

岩沢:ごめんなさい・・・・
   お兄ちゃんの太もも、あったかい

北川:ちょっと気持ち悪いけど我慢するよ
   ・・・あ!お前どうしたんだよ!?体がどんどん砂になっていくぞ!!

岩沢:え?あっホントだ!どうして!?消えていくよ!助けてよー!!

北川:そうか!お前、死んでたんだよ!自分で死んだことが分からず
   そのまま自縛霊になってたんだよ!

岩沢:そんなあ・・・もっともっとお母さんに甘えたかったよぉ・・・

北川:しょうがないことなんだよ・・・・

岩沢:ばいばい・・・会えてよかった・・・

北川:うん・・・オレも会えてよかったよ

岩沢:さようなら・・・

北川:天国でも良い子でいるんだぞ・・・

岩沢:うん・・・・・・・

北川:・・・・・・・

岩沢:・・・・・・・

北川:・・・・・・・あの一つ聞いていいかな?

岩沢:どうしたの?

北川:お前さっきから、砂になっていく部分が耳だけだよね?

岩沢:うん

北川:これどゆこと?

岩沢:耳クソが風に舞ってるだけでした

北川:冷めた 警察ー

岩沢:そんなあー

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【敗者コメント】
トロイデ 389KB
僕のせいです。

僕のせいなんです。
ホームライナー 333KB
秋田:ありゃりゃりゃりゃりゃ。
元木:やっちったなー。
ブラックキャッツ 249KB
霧:負け癖がやばいですね
神:黒ばっかってところがブラックキャッツっぽいですけどね

【ジャッジペーパー】  上から、翔、BOMB、浜田、ロイ、銀沙灘(敬称略)
1組目 東京クラッチ
・ちょびバトじゃ何回も拝見させていただきましたが、長文は初めてのような
 さて、率直な感想は面白かったです
 やりとりが心地よい面白さで、テンポがまた素晴らしいですね
 不満と言いますか、個人的な思いなのですが、少し松岡のキャラが最後まで定まってないかなぁ
 という印象を覚えましたね。あとは、もっと深く詰めれる部分も見受けられたん
 ですがそれは今後に期待という事で(8点)

・万引きをゆるすわけにはいかない〜のくだりですが、読み直したりするうちにかなり良質なボケであるとわかったんですよ。
 ただもうちょっと説明が欲しいかなと。
 おそらくRPGでよくある、優者が勝手に民家に侵入して金やら回復アイテムやらをかっぱらってくシーンをイメージしたと思うんですね。
 それ以前にもボスといった表記がありましたし。
 (ただそこでもボスという存在をあまりにスッと受け入れすぎていて違和感がありましたが。)
 でもそこまで読み手を考えさせる、ってことは流れを悪くするようなものですよね。
 ならいっそのことタイトルにRPGの要素を混ぜてみては如何かと。唐突にボスが出てきても抵抗は減りますし。
 ボケ自体は良かったです。ツッコミも勢いがありました。(8点)

・テンポがいい、ボケもいいので言うことなしです(9点)

・『をござまりでえろぶぷん』がまずツボに入りました。
 そして、エレベーターが人力ということも生かし、健康ドリンクとか握力が持たないと休憩とか上手いと思います。
 『1フロア単位で大きな需要のないものばかり』のくだりの後から「ちょっとおかしな方向へ行ってしまったか?」と思いましたが、
 ボスのオチへの伏線も良く出来ていたと思います。
 ここで屋上について触れられてなかったので『屋上にコナカ』とかいうボケがあれば後半もおかしくならずにいけると思います。(8点)

・手動やボスなどいきなり良質なボケの応酬でやられました。
 終盤のグランド押しも効果的なんですが、そこへの繋ぎがちょっと粗かった様に思えます。
 もう少し各階の商品や様子を見せてからでも遅くはないので、
 もっとネタを伸ばしても問題ないと思います。(8点)
2組目 ダブルアクセル
・MM-1でも審査させてもらったネタなんですが、見事な改良をしてきたなという印象です
 中盤からの厚みが増してますよね
 これは8点ぐらいをつけないと失礼かなと思わせるくらいの改良でした
 素晴らしいですね〜
 あとは、もう2、3個期待を裏切るボケがあればますます良くなると思います(8点)

・パンツにいろんな人がかかってからは申し分ないです。最高でした。
 ただそれ以前がちょっと弱い感じがありました。
 ハモラーといった謎の言葉を展開したり、乾パンのくだりなんかがベタかと。
 ツッコミは全体的に良かったです。読んでて気になったところをツッコみ切れていたと思います。

 まったく関係ないんですが、スイカを餌にしちゃうとカブトムシは水分過剰摂取になってしまい早死にするので
 自分的には蜂蜜の方がいいと思いました。(8点)

・ボケがいっぱいありますが
 あまり面白いものはないとおもいます(4点)

・途中、ハモラーのおばあちゃんのくだりで「この流れで大丈夫なのか?」思いましたがその後は凄く笑えました。
 「全裸になってまでパンツかけるなよ!」「お前そこまでパンツにこだわらなくていいだろ!」とツッコミを入れたくなりました。
 『で、結局ブリーフマンを埋めましたと。』『ウォウウォウイエーイフォー!!!』
 などの他のボケと違うボケで終盤は笑いながら見れました。
 正直なところ「最初にハモラーを使うならもうちょっと使ってもいいのでは?」と思いました。(9点)

・割と長めなのに全くダレませんでした。
 ハモラーが重要単語くさそうなのに使い込みが甘かったですが、
 それでも十分満点に値するネタでした。こちそうさまです。(10点)
3組目 ホームライナー
・○○かもしれない、これをもっと上手に使えるような気がするんですよね
 アツキーさんのネタが最近面白いと評判なので、少し厳し目につけちゃいます
 ○○かもしれないの出し方が少し安直かなぁと、もっと捻ってこういうボケをするんだろうなぁ
 というところからの裏切りがもっとあっても良かったかなと(5点)

・ハッピーターンみたいなお菓子よりかはポテチみたいなポピュラーなものを選んだほうがいいと思います。
 実際、このお菓子を知らない人もいるのではないでしょうか?(私は食べたことありますが。)
 何度もネタの中に現れるわけですし。
 内容についてですが、あまりに幽霊ネタを多用しすぎていて本題のかもしれない運転の存在が弱くなっているかと。
 同乗者が騙してくるかもしれない、のとこでピークを迎えてしまっている感じです。(4点)

・最初から最後までハッピーターンがあったのは気になりましたが、それでもおもしろかったです(7点)

・設定は自動車教習所という設定でいいと思うんですが何か足りない気がします。
 『見えない何か』『かも知れない運転』『ハッピーターン』3つメインのボケがあってそれぞれが打ち消してしまったような気がします。
 『ハッピーターン』に関しては無しにして『見えない何か』『かも知れない運転』の
 二つでいったほうがゴチャゴチャしないで読めるような気がします。
 「あれ?」という感じがしたので盛り上がりがほしいように感じました。(5点)

・かもしれないと見えない何かの二本柱で中盤まではそれぞれ面白かったんですが、
 終盤になると似たような感じのボケが続いてさすがに飽きてきてしまいました。
 どこかで新しい要素を加えたり、違う展開を入れたりして
 ネタに変化をつけるといいかもしれません。(6点)
4組目 ブラックキャッツ
・ツカミの部分が蛇足な気がします
 すっと本筋のコントに入ったほうがいいと思います
 あとはもっと展開があっても良いと思いましたね
 メニューの下りと最後のオチの2つしかないのは物足りなく感じました(5点)

・呼び込み→接客、当局→当店 このほうが自然かと。店内での会話でしょうから。
 神:アンパンマン!
 霧:オレ人間だよ!
 ここツッコミおかしくないですかね?神威の台詞からこのツッコミはあまりに飛躍していると思いますが・・・。んで、
 神:メニューの方どちらになります?
 霧:選択制度!?いや、普通のメニューでお願いします
 ここも神威がどういったメニューブックを用意しているのかがはっきりしないためツッコミが飛躍してるかと。
 内容に移りますが、ボケが唐突なものが多いかと。
 プルルル・・・とありましたが痙攣が唐突だけでなく客の前で電話を取ること自体がおかしいですし。
 ウェイターの態度が悪いというボケが目立ちましたが、ただ態度が悪い行為を羅列した感じでした。
 それゆえ笑いにつながらないというか。
 ただ、ひじきも唐突なボケではありましたがオチへのつなげ方は良かったです。(1点)

・「Cセット」の「C」って中華の「C」?の展開が少々強引な気がします(4点)

・構成は良かったと思います。
 ただ、ボケが弱く爆発せずに終わった感じです。
 途中からはひじき頼みになっていたように思います。
 オチにはひじきではなく、もう一度視力検査を持ってきたほうがいいと思います。(4点)

・Bセットは入りマース!→Bセット入りマース!
 ひじき、ド素人、痙攣と終盤で捻りの効いたボケが出始めたんですが、
 全体的にはレストランネタとしてありふれたものって感じでした。
 なんというかこう飛びぬけたキャラや設定が無いとレストランネタでの高得点は難しいと思います。(4点)
5組目 ミカンズ
・岩沢:おおご苦労
 岩沢:い、今だ隙あり!とりゃー!!
 岩沢:うわくそ!痛い痛い!放せ!

 真ん中は北川のセリフですよね?
 まぁ、そこはいいとしましても、率直に面白かったです
 特に実は生きていたと発覚した所から二人に勢いが出てきて
 ボケも盛り上がってきたんですよね
 でも、実はやっぱり死んでいたとするならばそこでもボケが欲しかったです
 最後の数行がもったいないかなぁ(7点)

・いやー、笑いました。
 初めのとか言いつつウトウト・・・ってw
 警察あたりで弱くなりましたが、すぐに盛り返していたって感じです。
 ちなみにこれはボケとツッコミがそれほど厳しく分けられていないんですかね?
 実際に耳かきをするシーンでは北川もボケっぽかったので・・・。(9点)

・北川:冷めた 警察ー

 岩沢:そんなあー
 この落ちがユルイ感じで良いですが、ネタの中身が薄っぺらい気がします(5点)

・幽霊かと思ったら幽霊じゃない、幽霊じゃないかと思ったら幽霊、幽霊かと思ったら幽霊 いい意味で期待を裏切り続けてくれました。
 『痛い痛い!鉛筆削りのごとくー!!』って「以前にもやられたことあんのか!」と思いました。
 北川の態度の変わり様にも笑えました。
 構成も良く、読み手を飽きさせないネタだったと思います。(9点)

・どうしてこうドラマティックに面白いんでしょう。
 ボケもツッコミも粒揃いでネタのクオリティは高かったです。
 そして一発ドカンとくるようなパンチ力をもつボケさえあれば…惜しかったです。(8点)
6組目 トロイデ
・何やってるんすか?w
 もうね、バカじゃないの?としかいいようがないんですよねw
 でも減点する必要性がないネタなんですよね
 だからこのような高得点にするしかないんですよね
 さすがに満点は付けれませんが、らしいネタだったと思います
 こういう風に思い切ってネタを書ける人って少ないんじゃないかなぁ?(9点)

・いい意味で独特なコントだったと思います。
 オチも個人的には好きです。
 ボケも強かったんですが、如何せん数が少なかったかと。
 イヤリングの後の会話で笑いが途切れてしまっているかと思います。(8点)

・(2点)

・新感覚のコントにド肝を抜かれましたね。
 実際の歌の間に挟んだストーリーがリアリティがあって面白かったです。
 ちょっと、ストーリー性を重視しすぎた感じもしましたがクマと女性のやり取りは面白かったです。
 「歌だけで4時間とか有り得ないだろ」と思いながら最後爆笑しました。(8点)

・下ネタ全開のネタだけでなくこういう挑戦的なネタでも的確なツッコミが生きているんですが、
 今回はボケの方がどうもパッとしない上に数が少なかったです。
 クマが普通に喋ってるとか車持ってるとか小田和正聞いてるとか
 雰囲気で笑わせるには十分な要素が揃ってるんですが、
 それらだけでは爆笑を取るのは難しいと思います。なにか決定打がないと。
 途中で若干感動路線に入ったのも
 それが次のボケへのフリになっているわけでもないので必要性を感じませんでした。
 クマと女性を和解することが目的ならもっと簡潔にできるはずだと思います。(6点)

【第208回結果表】 平均KB 385.7KB
グループ名KBOA率BL
東京クラッチ4651/1
ダブルアクセル44513/22
ミカンズ4331/1
トロイデ3896/7
ホームライナー3333/11
ブラックキャッツ2491/11
東京クラッチ、ミカンズと2組が高得点で初オンエア。
ダブルアクセルは今期初勝利。トロイデは痛い初黒星。