| 第201回 青沢オンエアバトル 市河:以上で計量は終わりました。 今回は3位が2組いらっしゃいますので、 オンエアは4組となります。 それでは、オンエアされる上位4組の発表です! | 
| シュールストロム (2位) | 
| 今期2勝目! | 
| モンブランジャム (2位) | 
| 今期3連勝! | 
| トロイデ (1位) | 
| オーバー500で5勝目! | 
| A&A PROJECT (2位) | 
| 無傷の6連勝! | 
| トロイデ コント/進路相談 (5/5) | 
| よっしゃー!今期も行ったるぜよ! 目指せ!Bランク!個人別ページ化! | 
| どっちも達成しましたし、次勝てばAランク。いい事尽くめ!トロイデ! | 
| 
生徒:失礼します。
先生:おうお前か。早速だが、お前は将来何になりたいんだ?
生徒:先生・・・・笑わないで聞いてもらえますか?
先生:大丈夫だ。先生は真剣に受け止めるぞ。
生徒:僕やっぱりサラリーマンとか平凡に人生を過ごすなんてイヤなんです。
先生:そうか。先生そういう奴はいっぱい見てきたぞ。
生徒:やっぱりそうなんですか?
先生:歌手になりたい奴、画家になりたい奴、夢を追うのはとてもいい事だ。
生徒:はい・・・
先生:しかしそれなりのリスクも出てくる。それでもお前は夢を追うのか?
生徒:はい!
先生:分かった。何になりたんだ?
生徒:パンダです!
先生:眠たくなってきたよ
生徒:ボク真剣なんです!パンダになりたいんです!
先生:人間やん
生徒:人類の垣根を越えたいんです!
先生:ちょっと素敵に言うなよ
生徒:お願いです!どうしてもなりたいんです!
先生:だってお前黒くもないし、白くもないし
生徒:それならこの前、家が全焼して火傷を負ったんで何箇所か黒くなってますよ!
先生:炎に対してポジティブ過ぎるわ
生徒:お願いです!どうしてもなりたいんです!お願いします!お願いします!
先生:もう分かった分かった。でもどうしてパンダになんかなりたいんだ?
生徒:それは今から3ヶ月前、さっきも言ったようにうちの家が火事になって全焼したんです。
先生:そうだったな。あの時は先生も焦ったよ。
生徒:1人逃げ遅れてしまったボクは荒れ狂う火の中、死を覚悟していました。
    すると炎の奥から人影が見えたんです。その人影は段々ボクに近づいてきて
    ボクを抱きかかえ助けてくれました。その人はそう!パンダだったんです!
先生:とってもメルヘンな展開だこと
生徒:そのパンダは他人のボクを助ける為に頭から水を被り、燃えやすいということで毛を全部剃り
    炎の中へ突っ込みボクを助けてくれたんだそうです。
先生:毛を全部剃られたパンダって早々見れないよね
生徒:初め見たとき、衰弱しきった牛かと思いました。
先生:だろうね。
生徒:そんなこんなでボクはパンダになりたいんです!
先生:それなら消防士とかに憧れたらいいじゃない
生徒:消防士とかは・・・ほら・・・・色々大変ですし・・・
先生:都合のいい夢だな
生徒:とりあえずボクはパンダになりたいんです!
先生:そもそもパンダになるにはどうしたらいいのか知ってるのか?
生徒:専門学校に行けばいいんですよ
先生:無いよ
生徒:ありますよ。大阪に
先生:あるの?
生徒「大阪パンダピープルアクセスインタースクール」
先生:かっこいい名前だね
生徒:通称OPPAI
先生:ださいよ
生徒:もう資料請求もしてきましたよ
先生:おぉ、どんな感じだった?
生徒:笹が送られてきました。
先生:飼料請求かよ
生徒:でも授業システムとかは全部笹に書かれてありましたよ。
先生:あ、そうなんだ。どういう感じなの?
生徒:主に笹を食べてるのを人に見られるというのを5時間
先生:精神的にツラいよ
生徒:でもそれを乗り越えて立派なパンダになれるんですよ。
先生:親御さんは何て言ってるの?
生徒:母親はやっぱり反対していて
先生:やっぱりそうだろうな
生徒:父親は燃えてしまったアダルトビデオの事を想い泣いてました。
先生:そいつとは絶対相談するなよ
生徒:んー、ボクパンダ無理ですかね?
先生:先生はもうちょっと白黒ハッキリつけた職に就いたほうがいいと思うけどなぁ
生徒:パンダだって白黒
先生:それだと意味合いが違ってくるよ
(カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカン)
先生:何か外が騒がしいな
生徒:ちょ・・・・・・・・・・・ちょっと先生!この学校すっごい燃えてます!
先生:え!?うわホントだ!おい!とりあえず避難するぞ!
生徒:ダメです!先生!廊下ももう燃えちゃってます!
先生:なんだって!?じゃぁもうこっから逃げられないじゃないか!
生徒:ここ3ヶ月で2回も火事に遭遇するなんて!パチンコで言うと確変みたいな感じですね!フィーバー!
先生:何でテンション上がってんねん
(30分後)
先生:ゴホ・・・・ゴホゴホ・・・もうダメか・・・・
生徒:こ、こんなとき・・・・あのパンダが来てくれれば・・・・・
先生:・・・・・・お、おい。あれ人影じゃないか?
生徒:あ・・・・あの人影って・・・・まさか!?
??:・・・・・・・・・・・・・・・・
先生:あのパンダなのか!?パンダなのか!?
生徒:間違いありません!あの人影はきっと・・・・・・!
衰弱しきった牛:モオオオオ
二人:どっひゃー!
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| シュールストロム 漫才/赤ヘル戦隊 (4/5) | 
| 二人「宮島さんのー神主がーおみくじ引いてー申すには 今日もカープは勝ーち勝ーち勝っち勝ち♪」 二人「バンザーイ!」 | 
| 月曜なのでなんとも言えないのが残念。自己最高KBで連勝!シュールストロム! | 
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大下「どうもー『グライシンガー』です」
三村「…違いますよー、『シュールストロム』ですよろしくどうぞ」
大下「僕ら野球が大好きで広島カープという球団のファンなんですが」
三村「コンビ名も元広島カープの外国人投手からいただいてますしね」
大下「いやグライシンガーはカープじゃないでしょ」
三村「だからなんでグライシンガーがコンビ名になってるの?」
大下「これからは一番活躍している外国人投手の名前をコンビ名にしていく
   から」
三村「何その巨人的な発想は?」
大下「誰が巨人だ!」
三村「いやめっちゃキレるな」
大下「球界がこんなんだから野球人気も悪いんだろうね」
三村「…」
大下「そこで今日はプロ野球の人気をよくするためにヒーロー番組というの
   をつくったんだけど」
三村「ヒーロー番組で野球人気を?」
大下「広島カープをモデルにした戦隊ヒーローをつくって番組にすることで
   子供も野球に興味をもつと思って」
三村「なるほど、子供の好きなものに野球を織り交ぜるのか」
大下「その名も『赤ヘル戦隊コイレンジャー』」
三村「広島カープを全面におしてる感じがいいね」
大下「『赤ヘル戦隊コイレンジャー』は広島カープの選手達を隊員にしてプロ
   野球人気を下げる、誤審の絶えない審判団に立ち向かうのだ」
三村「ただの乱闘騒動にしか聞こえないんだけど…」
大下「そして最後はカープが試合に勝つという」
三村「ちらっとカープファンとしての欲もみえたし…」
大下「隊員を紹介しよう!」
三村「戦隊ものはやっぱり色分けされててかっこいいからね
   じゃあまずリーダーのレッドは?」
大下「前田レッド!」
三村「なるほど、やっぱりレッドはカープでも中心選手の前田選手がね」
大下「さらに、栗原レッド、梵レッド」
三村「いや赤赤赤!レッドばかり!」
大下「赤ヘル戦隊ですから」
三村「ですからじゃないでしょ!色分けしないとわかりづらいから」
大下「リーダーはちゃんと違う色だから」
三村「リーダーなのにレッドじゃないんだ…」
大下「リーダー、ブラウンブラウン!」
三村「いやブラウン監督!それじゃ色と名前が一緒だしカープの監督登場
   しちゃまずいでしょ」
大下「そしてピンチになると現われる頼れるブラック」
三村「あーそういうクールな感じの奴もいていいね」
大下「ただブラックはこのたびドジャースへの入団がきまりまして…」
三村「ブラックて黒田か!」
大下「ゴージャスなゴールドてのもいるよ」
三村「また変なのでてきそうだな」
大下「ミッキーゴールデン・レトリバー!」
三村「今度ミッキーくんかよ!ゴールドて犬の種類だし…」
大下「審判にボール渡せる犬なんだから普通の犬と一緒にするな!」
三村「オールスターとかでやってたけど、てかまだ色の種類が少なすぎるで
   しょ、もっとグリーンとかホワイトとか」
大下「グリーンウェル!ホワイトサイド!」
三村「もうそのまま名前かよ!他球団の選手だからまずいでしょ」
大下「坂東英二」
三村「それは本当になんで?色関係ないし中日だし…」
大下「『そんなん言うたら、せっかくきてんねんから』」
三村「坂東さんでなくていいから!」
大下「事件発生!広島対中日で広島に不利な誤審発生、コイレンジャー出動!」
三村「こうして戦闘にうつるわけか」
大下「広島ベンチの猛抗議、次々と技を繰り出す」
三村「あー技なんかあるんだ、ヒーローぽくなってきた」
大下「ブラウン『ホームベースに砂かけ』」
三村「いやブラウン監督やるけど…」
大下「説明しよう、『ホームベースに砂かけ』はそんな判定するならホームベ―スなんかいらないじゃないかと言わんばかりに
   ホームベースに砂をかけて隠してしまうのだ」
三村「説明もあるのね、ヒーロー番組ぽいね」
大下「ブラウン『一塁ベース投げ』」
三村「これもみたことあるわ」
大下「説明しよう、これをやるとだいたい退場宣告をうける」
三村「ならやるなよ!」
大下「ブラウン退場!」
三村「リーダーいなくなったけど?」
大下「まだまだ、前田レッド『1999本安打』」
三村「それは何?」
大下「説明しよう、『1999本安打』は2000本安打にあと一本と迫ることで
   審判を雰囲気でのみこみ判定をカープよりにするのだ」
三村「めちゃめちゃせこいな!」
大下「まだ駄目か、こうなったらボールを使って」
三村「まさか審判に投げつけるんじゃ?」
大下「そんな元巨人のガルベスみたいなことしません」
三村「懐かしいな!あの人それやって無期限出場停止なったから」
大下「ミッキーくん『審判にボール渡し』」
三村「ボール使うてそれか!」
大下「説明しよう、…………かわいい」
三村「たしかにすごい和む光景だけど」
大下「今回の審判は手強いな、ミッキーくんでも駄目か」
三村「どうする?」
大下「最終兵器だ!坂東英二『抗議』」
三村「大丈夫か?」
大下「『審判はん、セーフでええわ、中日勝ってるしな』
三村「裏切った!本当使えないな」
大下「何を!坂東英二は進化して力が100倍も増えるんだぞ」
三村「そうだったのか!」
大下「坂東英二進化!」
三村「頑張れ」
大下「オバンドー英二になった」
三村「…駄洒落かよ!オバンドーて元日ハムの助っ人外国人だし!」
大下「次回につづく」
三村「いや終わり?」
大下「次回、赤ヘル戦隊コイレンジャー『猛抗議の効果あり、広島カープゲ
   ―ム差1の五位』」
三村「しょぼいわ!いい加減にしろ!」
二人「どうもありがとうございました」
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| A&A PROJECT コント/6(サイコロ) (6/6) | 
| 綾里:今回は6をいっぱい詰めてみました。 蟻谷:詰めてみました! | 
| 登場も6番目だしこれで順位も6だったら…って縁起でもないか。今期2勝目!A&A PROJECT! | 
| 
綾里:…じゃあ、もう一度今の状況を整理しよう。
蟻谷:…ああ。
綾里:俺がサイコロを振る。もし6が出たならば、あがり…俺の勝ちだ。
蟻谷:……。
綾里:もし俺が6を出せなかった時。3を出すことにかけては右に出る者のいないお前が、3を出してお前の勝ちだ。
蟻谷:自分でもよくわからんが、3は出せる…!もう、めっちゃ出せる…!自分でも引くぐらい…!                           
綾里:どちらにしろこのターンで、7時間半にも及ぶスゴロクに終止符が打たれるのさ。
蟻谷:……。
綾里:勝者にあたえられる権利…覚えているよな?
蟻谷:倉田先輩に告白できる…!
綾里:フフフ。まさかお前も好きだったとはな。だが、先輩は諦めろよ…。
蟻谷:お前、そんなに余裕ぶっていていいのかよ?
綾里:あ…?
蟻谷:お前ごときに6が出せるのかって言ってんだよ!
綾里:なんだと…?
蟻谷:お前、ここ二回連続で6の目を出しているだろう?
綾里:それがどうした?
蟻谷:6が三回連続で出る確率は、1/216だ。リモコンのことをチャンネルとか言っちゃうお前に出せる数字じゃねえんだよ!
綾里:フフフ…。ゆさぶりに来たか。こう、何か、精神を不安定にさせて、しまった!
俺の心の迷いがサイコロの目を変えた…!みたいな、ギャンブル漫画パターンにする気だろう?
蟻谷:フフフ…。
綾里:だがな、それは通用しないぜ。その程度で動揺なんかしない。それに、次に6が出る確率は、1/6でしかないんだよ!
蟻谷:なかなか賢いじゃないか。だがな、俺が本当に言いたいのはそんなことじゃない。
綾里:じゃあ、一体…?
蟻谷:6が三個並ぶ。666…。これが何を意味するか分かるか…?
綾里:……!悪魔の…数字!
蟻谷:その通りだ。6を出した瞬間、お前には呪いがかかる…!
綾里:の、呪いだと…?フ、フフフ。そんなものあるわけないじゃないか!…ないよね?え?あるの?いやいやない。さすがにないだろ。
蟻谷:動揺しまくりじゃないか…!
綾里:か、仮にその呪いがあったとすると、どんなものなんでしょうか?
蟻谷:敬語になってる…。
綾里:い、いや、怖がってるわけじゃないぞ?あくまでも、お前の作り話にのってやろうっていうだけだよ。
蟻谷:6を出せば作り話かどうか分かるだろう…。出されると困るけどな。まあいい。特別に呪いの内容を教えてやるよ。
綾里:是非お願いします。
蟻谷:四方八方からお前めがけて、体重666キログラムの、見た目オッサンな悪魔が…。
綾里:あ、悪魔が…?
蟻谷:666人猛ダッシュで走ってきて…。
綾里:すでに怖いぞ…!ていうか悪魔なら飛べよ…!いや、飛んでるオッサンも怖いか…。
蟻谷:お前を666回胴上げして帰っていくんだ!
綾里:うわああああ!地獄じゃないか!大したことしていないのに、胴上げされるなんて!隣近所に見られたら気まずいじゃないか!
蟻谷:フフフ、怖いだろう?6の目を出したくなくなっただろう!
綾里:…。いや、もしその呪いが本当だとしても、俺はスゴロクで勝つ方を選ぶ!
蟻谷:ほう…。勇敢じゃないか。…でもな、右手の人差し指がすげー逆に曲がることぐらいしか自慢することのないお前ごときは、やっぱり6は出せないんだよ!
綾里:なぜだ!?左手は曲がらないからか!?
蟻谷:そんなことは問題じゃない。
綾里:じゃあ、なぜ!?
蟻谷:666人が猛ダッシュ。そうすると、当然息が切れる。二酸化炭素の濃度が上がる。
綾里:…?
蟻谷:しかも、巨漢が密着して胴上げ。もちろん熱気がムンムンだ。すると、当然…。
綾里:当然…なんだ?
蟻谷:日本の温度が上がる。
綾里:ありえねえよ!その程度で温度が上がったら、とっくに世界は滅んでるよ!
蟻谷:5度は上がる。
綾里:本当の日本沈没じゃないか…!
蟻谷:サーモグラフィーで見ると、日本だけ真っ赤。これが本当の日の丸ってやかましいわ!
綾里:お前がやかましいわ!丸くねえよ!
蟻谷:ところでお前、チームマイナス6%って知ってるか?
綾里:地球温暖化防止のために、日本の二酸化炭素排出を6%削減しようって運動だろ…?
蟻谷:そうだ…。でもな、なかなか6%という数字は大きいんだ。
綾里:…。
蟻谷:お前は、その6という数字で苦しんでいる人々を、6という数字によって絶望へと叩き落とそうとしているんだよ!
綾里:そんな…馬鹿な!
蟻谷:さあ、分かっただろ!お前は6を出せない。出しちゃいけないんだ!諦めろ!
綾里:…ああ。分かった…。お前の勝ちでいいよ。
蟻谷:フフフ。お前が物分かりのいい奴でよかったよ。
綾里:…なんて言うとでも思ったか?
蟻谷:なに…!?
綾里:そんな幼稚園児も騙されないような嘘にひっかかるわけないだろ!そりゃ!
(コロコロ…ピタッ)
綾里:…6だ。俺の勝ちだ。残念だったな、大嘘つき野郎!
蟻谷:お前…なんてことしてくれたんだ…!
(ドドドドドドドドドドド)
綾里:なんだこの音?
蟻谷:もうダメだ!日本の終わりだ!666人がお前を胴上げしに来たんだ!
綾里:うわあ、四方八方から「らっせーらー」の掛け声とともに胴上げされる!助けてくれえええ!
綾里:っていうCMを流したら、温暖化防止に協力してくれるんじゃないですかね?
蟻谷:却下。
 | 
| モンブランジャム コント/受験勉強 (3/3) | 
| 善田:受かった! もう点数なんてどうでもいいや、オンエアすりゃ満足ですよ。うっれし〜! 城島:支離滅裂! | 
| 勝ちゃぁいいんですよ勝ちゃぁ(悪役面で) 3連勝!モンブランジャム! | 
| 
善田:(カリカリ…カリカリ…)
城島:………………。
善田:(カリカリ…カリカリ…)
城島:………………。
善田:おい城島、お前も勉強しろよ。
城島:いや、無理だろ…。
善田:無理ってことないだろ、今頑張らずにいつ頑張るんだよ。
城島:いや、でも…。
善田:城島…。センター試験まであと400日を切ったんだぜ?
城島:浪人してるじゃねぇか。実際はあと一ヶ月くらいだろ。
善田:え?でも親は俺が一浪する前提で、その準備も進めて行ってるけど?
城島:諦めるの早くないか!?もう少し我が子に望みを託そうよ。
善田:前もって悪い方に考えといた方が結果が出た時落ち込まずに済む、みたいな発想だよ。
城島:受験でその考えはやめた方がいいと思うけどな。
善田:でもさ、勉強しないとお前もマジで浪人するかもよ?
城島:いや、勉強する気はあるんだよ。なぁ、やっぱ俺家帰ってもいい?
善田:ダメだよ、家じゃ集中出来ないからここに来たんだろ。こう飯食う場所でやればいいと思って。
城島:…あのな、その場所に問題があるんだよ。
善田:……えっ?どゆこと?
城島:どゆことじゃねぇよ!場所に問題あるって言ったんだよ!なぁ、俺らは一体どこで勉強しているのだろうか!?
善田:いや、だからこうして広い座敷の予約を取って…。
城島:それだよ!どこの世界に受験勉強に高級料亭使う奴がいるんだよ!
善田:だって、お前が食事も兼ねられるような所で勉強したいって言ったから…。
城島:普通はファミレスとかにするだろ!何故料亭の、しかも大部屋の予約を取った!?
善田:そりゃあ、広い方が解放感を持てて良いと思ったから。
城島:逆に孤独感を覚えるわ!十人用の部屋にたった二人だけって。
善田:別にいいじゃんかよぉ。
城島:大体何だあれ、入口の「御予約 善田様御一行」って!
善田:結構予約取るの大変だったんだよ。まぁ乗り掛かった舟だし、季節の山菜でも食べて落ち着こうぜ。
城島:落ち着けません!店入る時、店員の不信そうな視線気にならなかったのか!?それにさ、とてもじゃないけどお金支払えないよ?
善田:へ、もひはひてよふぁんのほほひにひへる?
城島:山菜をほお張りながら話すな!くつろぎ過ぎなんだって。
善田:(ゴクッ)もしかして予算の事気にしてる?大丈夫大丈夫。
城島:何でだよ。たくさんお金持ってるのか?
善田:まぁ一切相談せずに料亭を予約した俺に責任があるしね。だからお前はお金の事は考えなくていいから。…にしても美味しいなこれ…。
城島:美味しいなじゃないよ全く…。
(ガラガラ)
城島:あ、はい…。まだ前菜の山菜食べ終わってないです…。はい…。…へぇこれが…。
   美味しそうですね…。ありがとうございます…。
(ガラガラ)
善田:おい聞いたか!?ヤマメのからあげだってこれ。旨そうだなぁ…。
城島:少しは状況読めよ!今凄く気まずい空気流れたぞ!
善田:え?何で?
城島:料亭の大部屋にぽつんとたたずむ二人、しかもどっちも高校生、あげくに皿の横に並べられた勉強道具って誰の目にもおかしく映るだろ!
善田:そんな事よりさぁ、早く食べようよ。珍味も多いし。
城島:珍味とか言ってんじゃねぇよ!俺らの方がよっぽど珍しいわ!
善田:こう話し合っても無駄だし、諦めて食べながら勉強しようぜ。
城島:いや、出来ないだろ常識的に考えて…。
善田:(カリカリ…カリカリ…)
城島:おーい…善田くん……。
善田:(カリカリ…カリッ、カリッ…)美味しいな…。
城島:からあげ食べてただけか!勉強してるのかと思ったわ!
善田:外はこんがり揚がってるんだけど中はホクホクでヤマメの味わいがにじみ出てるよ…。
城島:知らねぇよ!食いながらやるなって言ってんの!
善田:なぁ、ところでこっちのキレイな飾りみたいなのは食べられるのかな?
城島:確かに庶民には判断しづらいものもあるけども!
善田:あ、これ法事の時食べたことあるわ!
城島:高そうだな!もっと味わって食おうぜ!
善田:今は大人だから美味しく頂けるけどさ、子供時代は何が美味しいのか分からずこんなの残してたよな…。もったいない…。
城島:思い出に浸られても困るから!大体18歳ってそこまで大人とは言えないし!
(ガラガラ)
城島:あ…はい…。山菜はまだ食べてません…。いえ、嫌いじゃないです…。
   いや、後から誰か来るとかそういうのはないです…。はい…はい…。分かりました…。
(ガラガラ)
善田:へぇ!こりゃまた旨そうな寿司だなぁ!早く食べよ食べよ!
城島:とことんKYか!いい加減向こうの不信感も最高潮って感じだったぞ!
善田:城島、お前ウニは食べられる?
城島:俺の好き嫌いはどうでもいいよ!いや、マジで早く帰ろうよ!頼むから!
善田:しつこいなぁ。そこまで言うのなら分かったけど、料理は全部食べてから帰ろうよ。
城島:……まぁそうはしたいけど…。
善田:(パクパク)えっと、ウニは等黄卵で卵割の形式も等割…。あと、調節卵の性質も持つんだな…。
城島:だから勉強しながら食うなよ!しかもウニ食いながらウニの発生の勉強って!
善田:ちょっとまだ復習の途中なのに。これじゃ二浪しちゃうよ。
城島:だから親の言った一浪を念頭に置くなって!
善田:だったら勉強させてくれよぉ。一浪のための準備が、二浪のための準備になっちゃうよ。
城島:知らないよ。……あ、そうだ。一方が問題を出してもう一方が答える、ってのはどう?それなら料理食べながらでもまだマシだし。
善田:え〜、一人でやった方が効率が良いのに〜。
城島:そんな事言わない。ほら、道具はしまってしまって。
善田:ブゥ〜。(渋々勉強道具をしまう)じゃ、俺が問題出すよ。
城島:OK。
善田:じゃあ日本史いきまーす。江戸幕府が長崎貿易で輸出していた“俵物”ですが、イリナマコ、フカノヒレ、他に何があるでしょう?
城島:えーと…干しアワビ。
善田:正解!アワビですねェ〜、そう、今俺らが食べているアワビなんですよねェ〜。このアワビのお寿司美味しいですねェ〜。
城島:………………。
善田:じゃあ次は文学史も絡めていきまーす。プロレタリア文学運動で活躍した小林多喜二ですが、彼の代表作は、何、工船?
城島:……蟹工船…。
善田:そう!なんですよねェ〜。俺らが今食べてる蟹のお寿司、美味しいですねェ〜。タラバガニですかねェ〜。
城島:わざとやってるだろ!嫌がらせにしか見えねぇよ!
善田:そ、そんなつもりはないですけどねェ〜。
城島:その語尾の「ねェ〜。」が鼻につくんだよ!今までそんな言い方してなかっただろ!
善田:え?別に普通ですけどねェ〜。
城島:だからそれやめろ!
(ガラガラ)
城島:あ…どうも…。一通り食べ終わりました…。はい…美味しかったです…。
   え、山菜ですか?あ…食べるの忘れてました…。
   下げていいです…。いえ、嫌いじゃないんですけどねェ〜…。
(ガラガラ)
善田:あ、お前だって「ねェ〜。」使ってたじゃねぇか。
城島:動揺してこのフレーズが出て来たんだよ!耳に残るわこれ!
善田:ちょ、逆ギレですか?
城島:もういいから!食べ終わったし帰ろうぜ!……お金はお前が持ってるんだよね?
善田:うん、持ってるよ。ほら、こんなに。
城島:!!何でそんなに持ってるんだよ…。
善田:まぁ、これで絶対に現役合格しなきゃいけなくなったけどな。
城島:………………。どういうことだよ?
善田:これ、浪人して予備校に行くためのお金なんだよね。その時に使いなさいって親が…。
城島:やっぱお前の親周到ですねェ〜!!
了
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| 神風とくやこうや 369KB | 
| とくや「ついにマジック2が点灯しました。」 こうや「マジックはこれ以上減らしません!」 二人「また来ます!」 | 
| 安物鬼 361KB | 
| ゴミガワラ | 
| 1組目 安物鬼 | 
| ・発想がよくてかなり笑わせていただきました この主婦のキャラがいいですね〜 もっとウザイキャラでもいい気もします(9点) ・主婦がわざわざ踏切の前まで来て、延々と愚痴に続けるというその設定自体がなんか強引というか微妙ですし、 ネタ全体を見ても無理のある感じのやりとりが目立った気がします。 「100円入れると5分間窓が開く」などは特に、あまりにありえなさ過ぎでボケとして無理があると思います。 リンボーダンスのところの発想は面白いんですけどね。(3点) ・設定が斬新ですね。 後半の畳み掛け方が好きです。(7点) ・おばさんの理不尽なキャラはよかったのですが 肝心のボケがあまり笑えず、さらにおばさんっぽくなかったんですよね。 (特にお金を入れてテレビを見るなど) もう少し漬物石のようなボケがあるとよかったです。(4点) ・1台と1人がどっちもいいキャラしてますね。お互いに潰し合うことなくネタが進んでいきました。 しかし少々作りが粗いかと思われます。 使い捨てのボケが目立ち、いまひとつまとまりに欠けてましたし、オチは急ぎ過ぎです。 ここまで唐突に終わらせることも無いでしょう。(7点) | 
| 2組目 シュールストロム | 
| ・自分野球が好きなので結構分かりますがガルベスといった古い選手を出されると全然知らない世代もいるので… 最後のオチが広島らしくて良かったです(6点) ・正統派な野球ネタって感じで、中盤まですごく面白かったんですけどね。 ただ「坂東英二」関連のボケを全部外してしまって後半失速した気がします。モノマネみたいなのは特に文章では伝わらないですし。 それでも個人的には好きなネタだったんですが、今回の第201回のレベルの高さを考えるとオンエアは厳しいか・・・ もし落ちてしまったとしても、次回ぜひこのネタを改良してリベンジを!(6点) ・野球は詳しくないのですが、名前ボケは詳しくなくても分かるのでありがたかったです。 全体的に良かったと思います。(9点) ・自分は野球については無知なので、分かりづらいかなぁと思ってましたが それほど分かりづらいボケもなく、面白かったです。 気になったところを 赤ばっかりというボケがありますが先に『赤ヘル戦隊』と言ってしまっているので先が読めてしまいました。 変えた方がいいと思います。 大下「審判にボール渡せる犬なんだから普通の犬と一緒にするな!」 と、ありますが審判は敵なのでその事にもツッコンでおくべきだと思います。 あと、もう少し試合のくだりは長くていいかなぁ、と思いました。(6点) ・坂東の使い方がいいですねえ。 これこそ万人受けを実現した野球漫才って感じです。作りも丁寧でしたし。 ただ、ブラウンの必殺技の説明はそのままだったので何か捻りが欲しかったです。(9点) | 
| 3組目 神風とくやこうや | 
| ・ところどころ笑えたんですがオチが笑えなかったのと「こさえる」の単語に意味が分からなかったのでその分笑いにつながりませんでした 黒魔術も推しすぎの感じがします(3点) ・シンプルだけど面白いです。前半部分のネタはどこか別のとこで見たことあった気がしましたが、それでもやっぱり面白い。 青バトではなぜかいつもレベルの高い回ばかりにぶつけられてオンエア率が低くなってる気がします。今回も強豪ぞろいですし・・・ しかし、それでもくじけずに出続けるその心意気はとても好きです。これからもぜひ出場し続けて欲しいです!(8点) ・黒魔術とか一姫二太郎などいいボケもありましたが終わり方に?(6点) ・ボケの当たり外れ多かったと思います。 ゾンピパウダー並のボケもう2,3個あれば大分面白くなったと思います。 あと無駄な、というか内容の薄いやり取りが多かったと思います。特に こうや「はい!もう大好物です!」 とくや「食うのかよ!子どもの人権条約に謝れ!!・・・だめだその答え。」 こうや「何勘違いしてるの?食わないし。」 とくや「『大好物』という表現がおかしいんだよ。単に『好き』でいいじゃん。」 こうや「じゃあ、好きです・・・」 とくや「それでいいんだよ。・・・ なんかは、2行目の『食うのかよ!子どもの人権条約に謝れ!!』までで十分だと思います。 オチのツッコミは3度目はさすがにしつこいかなぁと思ったので、 2回目の「じゃかーしい!!もうやめんべ!!」で終わっていいと思います。(5点) ・神風とくやこうやさんの黒いボケはほどよいくらいに残酷でホント面白いです。 これでオチがもう少しスッキリした終わり方だったら言う事無しでした。 個人的に「下手すりゃ自治体一つ作れるぞ!」ってツッコミがツボです。(9点) | 
| 4組目 モンブランジャム | 
| ・なんか高級料亭で受験勉強をするという設定のインパクトに他のボケが負けてた印象があります もっとインパクトの強いボケがくればこのネタは伸びる気がします(3点) ・面白いです。言ってみればありえないような設定なのに、ネタの情景が簡単に浮かび、なおかつそれが面白い。 こういうコントこそが高評価に値するコントだと思います。 からあげの「カリカリ」とか、2人が今食べているものと問題をかけるところなんて特にうまいですね。(8点) ・設定がよかったですね。 特にウニの発生のボケが好きでした。 ただ後半の改行ミスが痛いかなと(7点) ・面白いですねえ、大部屋で二人受験勉強しているだけでもう面白いです。 少し気になったのが、 城島:高そうだな!もっと味わって食おうぜ! と、ありますがこの状況に納得していない城島が『もっと味わって食おうぜ!』 と言うのは違和感がありました。 あと 城島:あ…はい…。山菜はまだ食べてません…。いえ、嫌いじゃないです…。 とありますが、あまり店員には味の感想とかは聞かれないんじゃないかなぁ、と思いました。 最後に、減点にはしていませんが、途中どちらかの台詞が改行されていない箇所がありました。(8点) ・設定のインパクトはそれほどでもないのですが、 ネタが進むにつれてその設定がだんだんと生きてきました。 しかし終盤の問題の出し合いは無理矢理な上、少々笑いには繋がりにくかったです。(10点) (お詫びとお願い) 今回何人かの審査員から指摘された改行ミスはこちらの不手際によるものです。 大変申し訳ございませんでした。 お詫びといってはなんですが、これによって鉄心さんに引かれたであろう3点を私の点数に上乗せしました。 言い訳ということではないのですが、出来れば携帯からの投稿は控えて頂きたい所存でございます。 携帯からですと、自動改行が多く、こちらで手直しする手間が普段より多くかかり、 その結果改行ミスが出てしまう可能性が高くなります。 勿論、細心の注意は払っていますが、特に大量の投稿が予想される投稿解禁直後は更新量が多い為、 1つ1つのネタへの注意が薄れてしまいます。 更新を円滑に進める為にも皆様どうかご協力宜しくお願い致します。 こちらも今まで以上に確実な更新を目指します。 尚、今後携帯から投稿されたネタに対してのこのような救済措置は行わないつもりです。 | 
| 5組目 トロイデ | 
| ・オチの牛はよかったですがそこにたどり着くまでのボケが少し弱かったです もうちょっと進路相談で大きな笑いがあればなぁと思いました(5点) ・爆笑しました。どうしてこんなに一個一個のセリフが面白いんだろう。 特に「毛を全部剃られたパンダ」って! どうやったらそんな発想が出てくるんだろう。さすがです。(10点) ・ボケにはずれがほとんど無かったのが良かったです。 とても面白かったです。(10点) ・ツッコミが上手く笑いを誘っています。 先生:眠たくなってきたよ のところで、もう掴まれました。 オチのアホっぽさも大好きです。面白かったです。(10点) ・出オチ、そしてオチ。この2つで爆笑が取れたのが大きいです。 中身もテンポがよくオチまで読み手を全く飽きさせない素晴らしい展開でした。 いやお見事。(10点) | 
| 6組目 A&A PROJECT | 
| ・2人の空気が最高でした ただ大きな笑いにつながるボケがもう少し欲しかったです オチも少し弱かったかな(7点) ・最後のオチはたぶんみなさん「面白いです」と書かれてると思いますので、そこ以外だと、個人的には 「これが本当の日の丸」のところが一番笑いました。 こういう面白いボケが前半にももっとあれば、なお良かったんですけどね。(6点) ・シュールな展開が好きです。 ただあの終わり方は個人的にはあまり…(7点) ・この2人のバカバカしいやり取り、面白かったです。 『次に6が出る確率は、1/6でしかないんだよ!』と言ってからの悪魔の数字にうろたえる所なんか 作り方が上手いなぁと思いました。 それだけに夢オチは避けて欲しかったです。(9点) ・絶妙なあるあるネタから発想力豊かなボケまでどれもハズレがありませんでした。 しかしこの手のオチはほとんどのコントに使えてしまう云わば逃げ道的なものなので止めていただきたいです。(9点) | 
| グループ名 | KB | OA率 | BL | 
| トロイデ | 501 | 5/5 | B | 
| A&A PROJECT | 433 | 6/6 | B | 
| シュールストロム | 417 | 4/5 | D | 
| モンブランジャム | 417 | 3/3 | D | 
| 神風とくやこうや | 369 | 1/8 | F | 
| 安物鬼 | 361 | 16/20 | S | 
| トロイデが初のオーバー500で他を圧倒。A&A PROJECTは6連勝。 シュールストロム、モンブランジャムが同点3位。 神風とくやこうやは自己最高に迫るKBも惜敗。安物鬼は12連勝ならず。 | |||