第199回 青沢オンエアバトル

市河:以上で計量は終わりました。
    オンエアされる上位3組の発表です!

ライジングブルー  (3位)
15連勝!


青西瓜  (1位)
16連勝!


天体観測  (2位)
10連勝!


碓氷:難関を突破した皆さんの熱演をご覧いただきましょう!

青西瓜

説明/東京マラソン      (16/16)
今期もチャンピオン大会目指して頑張ります。
今期合計1323KB。もう安全圏どころかトップ10圏内ですね。青西瓜!

『東京マラソンの旗の秘密』

東京マラソンの沿道で振っている旗には、「マリンブルーはパパの味」と書いてありますが、

実は秘密が隠されているのです。貴方の息子さん同様に……はっ!!

べっ、別に貴方の息子さんは、息子さんは決して犯罪なんて犯して、犯していないですからぁ!!

しんぱ、心配しないで下さい。僕は共犯ではありません。夜間外に出ることが好きなだけです。

ただの見張りです。


『旗の秘密 「初級編」
   −実は貴方以外の人は皆知っているんです−』

1.旗の棒の部分を擦って下さい
 >その時、ランプの精が気持ち良くなりすぎて、
  「滑らかになるぅ」と言ってしまうとこを想像しながら擦ると、はかどります。

2.擦ると、消しゴムのカスが出てくるので、それをランナーに投げつけて下さい
 >その時、笑顔で投げつけると、よりサディスティックに見えてファンが増えます。

3.そのカスをランナーが落とさずに運んだ距離が貴方の点数になります
 >もし優勝出来たら、いなくなった貴方の嫁さんもきっと帰ってくるでしょう。
  やはり100人のファンより、1人の嫁さんです。
  どうかこんな貴方に幸あれ……あんな息子さんを持った貴方に……。


『旗の秘密 「中級編」
   −これを知っていると一回の過ちは免除されます、でも貴方の息子さんはもう……−』

1.旗の棒の部分にありったけの蜂蜜を塗る
 >その時、ランプの精が蜂蜜の美容効果によって、
  毛穴の黒ずみが金色になり、「逆に止めて!」と言っているとこを想像しながらすると、はかどります。

2.塗り終え、最寄に配置された『プーたん』というキャラクターの口に棒のほうから押し込む
 >その時、笑顔で押し込むと、より「サディスティック、棒だけにスティック!」と、
  昼間から酒を飲んでいるおっさんに言われやすくなります。彼らの言葉が、最高のご褒美ですよね。

3.プーたんが低い声で、「勘弁してください、洗うの僕なんですから」と言う台詞を聞く
 >その時、プーたんの死角、主に背中に蜂蜜を塗ると、そのおっさんが有難く舐め出します。
  その光景を写真に撮り、その写真に「地球の安全を見回る衛星ナメダス」というタイトルをつけましょう。

4.大きな声で、「しゃらくせー! 俺も一緒に洗ってやるよ!」と言ってあげる
 >唯一無二の親友になれます。
  しかしまだ中級編程度なので、この行為をする人はたくさんいます。
  よってこのプーたんの着ぐるみを着た青年には唯一無二の親友がたくさんいます。
  でもせっかくの唯一無二の親友、逃げた嫁さんの相談に乗ってもらいましょう。


『旗の秘密 「上級編」
   −意外と知られていないカイワレと息子さんの生態、結構知られている上級編スタートです−』

1.旗を自分の生オヘソに触れる
 >その時、ランプの精が、
  「それ新しい健康法かい?」と聞いてくることを想像しながらすると、はかどります。

2.気持ちが良いです
 >あの時のランプの精の気持ちが分かったような気がしましょう。


『旗の秘密 「超上級編」
   −これを知っていれば貴方の生活は安泰です、貴方だけは安泰です、でも……−』

1.ランナーとして走っているランプの精の胸に旗を刺す
 >その時、ランプの精が、
  「ジェニファー・ロペスマン、お前もか」と言って消滅しますが、特に罪は問われません。
  ランプの精は消滅後、500m先に出現します。
  むしろランプの精は刺され待ちみたいなとこがあります。

2.刺した部分の棒に黒蜜がついていることを確認する
 >もし付いていなかった場合、走ってまた刺しましょう。
  ランプの精は非常に遅いので、すぐに刺せます。
  もうランプの精は「刺されて進みたいわぁ」と堕落してしまっています。

3.その黒蜜を最寄のプーたんのチャックを開け、その中に投げ込む
 >その時、笑顔で投げ込むと、より「サディスティック、掃除には定岡棒、みんなよろしく!」と、
  さっきの酒を飲んでいたおっさんが言い出しやすくなります。
  そのおっさんは、商売人にあるまじきシャイぶりなので、出来る限り笑顔で投げ込み後押ししましょう。

4.プーたんは気付かないまま、東京マラソンは終わり、そのプーたんは夜の歌舞伎町に溶け込んでゆく
 >その光景を写真に撮り、その写真に「プーたん、黒い絨毯の上を歩く」というタイトルをつけましょう。
  その写真はなかなか高値で取引されますが、かげがえのない家宝にしましょう。


これが東京マラソンの旗の秘密です。

えっ、貴方の息子さんの情報です、か?……仕方ありません、言いましょう。

貴方の息子さんは捕まってはいませんが、罪を償おうと、お金を返そうと、必死で働いています。

ほら今回の東京マラソンでも、でも、でも、すぐに稼いだお金は夜の歌舞伎町に消えてしまうのです……。

助けてあげられるのは父親の貴方だけなのです。

どうか、どうか、彼を救ってあげて下さい……。そして、僕はもう少し見張りを続けたいと思います……。

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天体観測

漫才/司会      (17/21)
 翔:10連勝ありがとうございます!
ミヤ:もの凄く嬉しいです!!
 翔:センバツの優勝予想は横浜か東洋大姫路です
ミヤ:だそうです
東洋大姫路はベスト4まで来ましたね。今期3勝達成!天体観測!

 翔:はいどーも!天体観測です!

ミヤ:よろしくお願いします!

 翔:オレには大きな大きな夢があるんですよ

ミヤ:ほう、それは何でしょう?

 翔:オレの住んでいる町内会の運動会の司会をやることなんですよ!

ミヤ:夢小さいなぁ!もっと大きく志しを持とうよ

 翔:小・中・高の卒業文集全てに「町内会の運動会の司会がしたい」って書いたしね

ミヤ:ぼーいずびーあんびしゃす!

 翔:でも、その夢は叶わなくなってしまうんだ……

ミヤ:え?どうして?

 翔:玉入れに使う玉が……破けてしまって、もう運動会は出来ないんだ……

ミヤ:修理しなよ!すぐ直るから!

 翔:うちに町内会は手羽先が不器用な人ばっかりだからさぁ

ミヤ:手先だよ!なぜ鶏肉が出てきたのさ!

 翔:だから、せめて今日はここで司会をやらせてくれ!

ミヤ:まぁ、もうその目の輝きは止めれそうもないし、いいですよ

 翔:ありがとうございます!では早速開会式からいきます

   『選手、入場!』

ミヤ:いい出だしですね

 翔:『今日は足元の悪い中、出席していただきありがとうございます』

ミヤ:天候悪いのかい!中止だよ!もしくは延期!

 翔:大丈夫!ただの大雪だから

ミヤ:何が大丈夫なのか分からんわ!ちゃんと晴れてる設定でやりましょうよ

 翔:『本日はお天気に恵まれました』

ミヤ:そうそう

 翔:『それでは町内会長の挨拶です』

ミヤ:あぁ、これがまた長くて辛いんだよねぇ

 翔:『……の予定でしたが巨人VS横浜が延長戦に入りましたので挨拶は省略とさせていただきます』

ミヤ:野球と挨拶は関係ない!まぁ、よくTVの上にテロップで流れるけど

 翔:『尚、町内会長は8回から上原をリリーフしてマウンドに登っています』

ミヤ:町内会長すげぇ!

 翔:『続きまして選手宣誓です』

ミヤ:町内会長も気になんだけど……

 翔:『選手宣誓を務めるのはふたば幼稚園の園児達です!』

ミヤ:あら、可愛らしくていいですね

 翔:でさ、その選手宣誓の原稿もオレが考えたんだけど、ついでに聞いてくれる?

ミヤ:読んでみて?

 翔:『宣誓!私たち、選手一同はこの醜い世の中を生きています!』

ミヤ:へいへいへい!

 翔:『そこでこの新兵器を使って今こそ我らがこの世界の頂点に……』

ミヤ:止まれ!このバカ!

 翔:どうしたんだよ?まだ前奏だぞ?

ミヤ:歌なの!?っていうか内容が酷すぎるよ!

 翔:これはオレの家に代々伝わる魔法の呪文なんだ

ミヤ:呪文というより大魔王のスピーチみたいだし止めて!運動会に合ってないよ!

 翔:選手宣誓ってこんな感じじゃなかったっけ?

ミヤ:園児が泣き出すわ!もう選手宣誓はいいよ。次の段階に進みな!

 翔:『え〜、続きまして俊敏体操です』

ミヤ:準備だよ! 

 翔:『深呼吸!屈伸!深呼吸!以上!』

ミヤ:俊敏すぎるよ!深呼吸と屈伸しかしてないじゃん!

 翔:『以上で開会式は終了です。早速競技に入ります』

ミヤ:なんか開会式として成り立ってないんですけど

 翔:『まずは事前にお配りしたゼッケンの色が所属するチームです』

ミヤ:なるほど、赤と白にゼッケンが分かれているんですね

 翔:『それでは、スカイブルー組とタイソンゲイ組に分かれてください』

ミヤ:片方色じゃない!色の名前の響きしか似てない!しかも何でスカイブルーをチョイスしたの!

 翔:『さて、今年の運動会はスカイブルー組100人VSタイソンゲイ組15人という戦いになりました』

ミヤ:タイソンゲイ組少なっ!!もっと均等に選んでよ!

 翔:『これは厳しい戦いになりそうです……』

ミヤ:もう勝負は見えてるわ!大体、どうやって選んだの!?

 翔:日本人はスカイブルー組でタイソンゲイ組はアメリカ人っていうくくりで……

ミヤ:なぜ国籍で分けるぅ!しかも翔ちゃんの町内アメリカ人若干多いね!

 翔:『早速、最初の行事です!まずは30人31脚です!』

ミヤ:すでにタイソンゲイ組の不戦敗になってるって!

 翔:『おや、タイソンゲイ組は足が足りないようですね?』

ミヤ:そりゃ15人しかいないからね!

 翔:『それじゃあ、お弁当に入っている鶏肉の足をくっつけて走ってください』

ミヤ:また鶏肉出てきた!ってかそんなんで良いんだ!

 翔:『ちなみに鶏肉の足は醤油とワインで甘辛く煮ていますので競技後は美味しく召し上がってください』

ミヤ:お弁当に入ってる奴だからね!ってかそんな諸注意はどうでもいいよ!

 翔:『それでは、よーい……ポン!』

ミヤ:音がしょぼい!そこはドンでいってよ!

 翔:『おっと!タイソンゲイ組が速い!見事なチームワークだ!』

ミヤ:だって実質15人だからね!

 翔:『スカイブルー組からどんどんとリードとサイフを奪っていく!』

ミヤ:こら泥棒!スポーツマンシップに乗っ取れ!

 翔:『タイソンゲイ組、速い速い!走りながらご飯を食べてる選手もいます!』

ミヤ:余裕しゃくしゃくか!

 翔:『今、ゴールイン!タイソンゲイ組が圧勝しました!』

ミヤ:何度も言うけど実質15人だからね!

 翔:『タイソンゲイ組に300000ポイント入ります!』

ミヤ:多い多い!計算とかめんどくさくなる!

 翔:『……何だって!? たった今大変なニュースが入ってきました』

ミヤ:どうしたの? 

 翔:『タイソンゲイ組のドーピングが発覚しました……アルコールが体から摘出されたそうです』

ミヤ:さっきの鶏肉じゃん!ワインで煮込んだの食べてたからだ!

 翔:『残念ながらタイソンゲイ組は反則により失格です!この勝負はスカイブルー組の勝ちです!!』

ミヤ:競技中に食べるからだよぉ…… 

 翔:『スカイブルーに30ポイント入ります!』

ミヤ:ポイント減ってる!さっきの1000分の1になってる!

 翔:『サービスでポイントオフです』

ミヤ:ここまで嬉しくないポイントオフも珍しい!

 翔:『さて、最後の競技です!』

ミヤ:行事少なっ!2つ!?

 翔:『最後の競技は騎馬戦です!』

ミヤ:まぁ、盛り上がるよね

 翔:『最後の戦いなので勝った方には20ポイント差し上げます!』

ミヤ:タイソンゲイ組追いつかないよ!逆転のチャンスをあげて!

 翔:『それでは2人一組になって騎馬を作ってください』

ミヤ:騎馬の数が少ないよ!ただの肩車になる!

 翔:『それではよーい……コン!』

ミヤ:キツネ!?

 翔:『さぁ、壮絶な戦いになっています!』

ミヤ:よくやるよ……

 翔:『……何だって!? たった今大変なニュースが入ってきました』

ミヤ:また?

 翔:『町内会長が延長11回に力尽きて3点を献上したそうです!』

ミヤ:町内会長まだ投げてたのかい!

 翔:『それでは今からオレは町内会長のインタビューをしに行って来ますので運動会は勝手にやっててください』

ミヤ:最後はなげやりかい!

 翔:ふぅ……夢が叶ったわ

ミヤ:むちゃくちゃじゃん!

 翔:じゃあオレ、隣町に引っ越すわ。そっちでも司会やるつもりだから

ミヤ:もういいよ!

2人:ありがとうございました

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ライジングブルー

漫才/卒業式      (16/18)
青:はい2勝目! やりましたライジングブルーです!
昇:卒業式を題材に二人が数分間コミュニケーションします。
青:してまーす。どうぞ。
なんて夢も希望も無い言い方。怒涛の15連勝!ライジングブルー!

青:どーもよろしくお願いします! ライジングブルーですお願いします! 

昇:とまあいきなりなんですけど、感動することが最近少ないなと思うんですよ。

青:感動ですか。まあ確かに日常生活で感動することはなかなかないですからね。

昇:そうなんですよ。昔はたくさんそういう思い出があったんですけどね。

青:あー、そう言われてみると昔はたくさんありましたね。

昇:でしょう? それで僕は卒業式で一番感動した覚えがあるんですよ。

青:おー卒業式ね。 それは僕も感動しましたよ。

昇:感動ですよね。 僕なんかもう卒業式レーズンが近づいてくると思い出しますよね卒業式のことを。

青:うん、卒業式「シーズン」ね。 何で別れの儀式で干しぶどうなんだよ。

昇:あれおかしいの? いや、俺の地元では証書の筒の中にたくさん詰まってたんだけど・・・。

青:文化違いすぎるわ! つまみながら感動に浸ったりとかできないでしょうよ。

昇:ん、いや、最初にブドウをそのまま入れたのが時間が経ってひからびてレーズンになったのかな。

青:そういうことでもねーだろ! お前んとこだけだよそんな証書もらってんの。

  お前んとこみたいなのじゃなくて、僕が感動したのはもっと一般的な普通の卒業式なんですよ。

昇:なるほど。しかしですよ、今「一般的」って言いましたけど、卒業式のパターンってもう固定的じゃないですか。

青:固定て、それはもう当然っちゃ当然のことじゃないですか。

昇:いやでもね、今日は僕がちょっと新しい形の卒業式のプランを作ってきてみたんですよ。

青:ほー、新しい形ですか。 まあ少し興味はありますけども。

昇:お、もう興味あるんなら早速やってみましょう。 ではあなた生徒やってみてください。

青:本当に早速ですね。 じゃあとりあえずやってみますか。

 

 

昇:「これより、第√57回・卒業証書授与式を始めます。」

青:ルートいらねえだろ!なんでそんなややこしい回数も証書渡してんだよ。2乗しとけ2乗を。

昇:いや、これからの人生の“ルート”を歩む第一歩っていう意味を込めてなんだけど・・・。

青:いらないよそういう細かいメッセージ性とか! 回数は正確にお願いしますよ。

昇:「これより、第57回・卒業証書授与式を始めます。」

青:そうそう。そんな感じですよ。

昇:「それでは卒業生が入場致します。皆様拍手でお迎えください。」

青:あ、拍手の中を卒業生が通っていくわけですね。

昇:「卒業生の皆さん、横の壁を見て下さい。 お世話になった先生方からのメッセージが貼られています。」

青:おお感動的じゃないですか。良いですねそういうの。入場しながら見れるって良いですね。

昇:「さらに床をご覧ください!」

青:・・床!? 晴れの舞台でうつむいて歩くことになっちゃうよ!?

昇:「在校生が心を込めて作ったうどん生地が置かれています。」

青:何でうどんがあんだよこんなところに!! 在校生の気持ちが全く汲み取れねぇよ!

昇:「卒業生は生地を踏んで進むように。」

青:踏みたくないわ! 何で卒業生がうどんのコシ作りに協力しなきゃなんねーんだよ!

  もう入場の流れはいいよ! のっけからいきなり嬉しい気持ちが若干削がれた感じするだろ。

昇:「では早速、卒業証書の授与を行います。」

青:お、卒業証書ね。メインイベントじゃないですか。

昇:「3組、青澤君。」

青:おぉ呼ばれた。 じゃあ貰うために壇上へ上がりました、と。

昇:「・・・・・・輪島太郎君。 ・・・・・・渡部孝介君。」

青:あーなるほど、壇上では前のクラスの人たちがまだ数人貰ってるからちょっと待つ必要があるわけですか。

昇:「・・・あ、青澤君。 こちら空いてますよ。」

青:・・・何で貰う場所が分かれてんだよ! 一カ所で貰うのが普通だろうがよ証書は!

昇:だって時間無いんですもん。

青:何で時間気にしてんだよ! もう何でもいいから早く渡して下さいよ。

昇:じゃあわかりました。「はい、こちら証書の引換券になります。」

青:実物渡せ校長! 何で一回引き換えなきゃなんねーんだよ!

昇:「証書は校舎手前にあるローソンで手続きして受け取って下さいね。」

青:二度手間だろ! 何で最後に無関係な店員から受け取るんだよ! 我が母校で渡してくれ!

昇:だって時間ないんですもん。

青:だから時間は気にすんなって言ってんの! しっかり直接渡して下さいよ。

 

昇:「はい、ではこちらが証書です。」

青:よし、まあなんだかんだ言ってやっぱりこの瞬間は嬉しいですね。

昇:「・・あー青澤君ちょっと待って。 はいこちらレシートになりまーす!」

青:いらねえよバカ! さっきから感動したと思ったらすぐに裏切られての繰り返しだよ!

  大体なんで校長がレジの前に立って渡してるんだよ!

昇:「え、何かいけませんでしたか・・・?」

青:そうだよダメだよ! 証書渡すんだからもっと大事なことあんだろ! それ思い出せよ校長!

昇:「あ、そうだそうでした!大事なことを忘れるところでした! ・・・・・・証書は、温めますか?」

青:校長辞めちまえバーカ!! 温めたから何になるんだよ! 聞いたことないぞこんな渡し方・・・。」

昇:「はい、じゃあ証書です。 ではこちらレシートになりま・・・」

  「・・・今だ!(シュッ、ダッ・・・)」

  「・・あ、万引きだー! 早くあの生徒を捕まえろー!」

青:何で万引きとかあるんだよ! 大体そんなことしても何のメリットも無いだろ!

昇:「みんな! 犯人にあれを投げつけるんだ!」

青:あれって何だよ! コンビニみたいにみんなカラーボールとか持ってんの!?

昇:「いや、レーズンだ!」

青:何でレーズンなんだよ! 本当に卒業式レーズンになってきたぞおい!

昇:「・・・あっ、皆さんやりました! さっきの万引き犯は置いてあったうどんにつまづいて転倒し、確保されました!」

青:そいつバカだろ絶対! 何であんなのにつまづいちゃうんだよ!

昇:「きっと彼は入場の時にうどんを踏まなかったんでしょうね。」

青:どういう祟りだよそれは! 入場の時に踏んどいて良かったよ俺!

昇:「では次の方、証書を受け取りにきて下さい。」

青:淡々と進むなお前も。 大体そんなレーズンまみれのステージで受け取る人も可哀想だよ。

昇:「はい、こちら証書になりまーす。」

  「・・・おい強盗だ! このバッグにありったけの卒業証書を詰めろ!!」

青:だから何のメリットがあってそんな事するんだよ! 他人の証書もらってどうしたいんだ!

昇:「・・・わ、わかりました・・・。」

青:校長ちょっと怖がりすぎ! 教頭とか市議会の人とかみんなこの茶番見てるから!

昇:「おおわかったか。 じゃあ証書を一枚ずつ確認しながらバッグに入れろ。」

青:何でここも本物さながらなんだよ。 札束とかを確認するんだろ普通。

昇:「わかった。 田中君・・・田辺君・・・中本君・・・」

青:名前で呼ぶな名前で! 何か可哀想だろ!

昇:「仁村君・・・レーズン・・・根田君・・・レーズン・・・野嶋君・・・レーズン・・・」

青:ちょいちょいレーズン入れてんじゃねぇよ! 苦しまぎれの反撃のつもりか!

昇:「いや、交換留学生のレーズン君だ。」

青:だとしても多すぎるだろ! すでにその名前5、6回呼ばれたぞ!

昇:「・・・まあいい、とにかくこれで俺の用件は済んだ。じゃあな。」

  「・・・待てーい!! おい犯人、お前の望み通りに行くのもそこまでだ!」

  「・・きょ、教頭・・・!!」

青:教頭出てきた!? 何なんだよこの救世主的な展開は!

昇:「おい犯人! 早く田辺や中本を解放しろ!」

青:人質みたいに言うな! あくまで証書じゃねーかよ!

昇:「俺はお前みたいなやつを許さん、俺はこの卒業生たちを、絶対に守るんだーー!!」

青:・・・・・・・・・教頭熱くなりすぎだろ・・・。

昇:「・・・とまぁね、卒業生にはこのメッセージを胸にそれぞれ旅だってほしいと思っています。これで校長の式辞を終わります。」

青:今の全部式辞かよおい! 俺は今の茶番から何を胸にすりゃいいんだよ!
  おい、こんな卒業式全然感動しねぇだろ!

昇:「・・・はい、以上で卒業生代表の青澤君による別れの言葉を終わります。」

青:いや、まだ式続いてたのかよ! いいかげんにしろ。

両:どうもありがとうございました。

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【敗者コメント】
ビッグウエスト強行軍 409KB
私の辞書には「リベンジ」という言葉しかない!(シクシク・・・)
泣いているわけではないぞ!!!
暗黒天国 317KB
漫画好きな女の子に絶望先生の話はそれなりに受け入れられるけど、
ハヤテのごとくの話はあまり受け入れられないよ!
藍原りおんwithのすたるじっく 177KB
のすた:連敗かぁ。
りおん:次、頑張ろ。ね。

【ジャッジペーパー】  上から、BOMB、雑記帳の管理人、ミスターA、中村諭史、銀沙灘(敬称略)
1組目 暗黒天国
・細かいところまで気を配っている印象を受けました。
 「スーツ姿で公園のパトロール」から「出来るだけ仕事の事は考えず」、
 「全身にとんかつソース」から「一張羅が雨に流されて全裸」など
 気になったところが展開・発展されていて良かったです。
 リンクのとこの管理人の生真面目さも好きですw
 ただ、マップと敵の説明のところでもっとボケを入れられるかと思います。
 宝箱や見方が壁に囲まれているマップにしてみたり、敵との戦闘のポイントを入れてみるのも良いかと。(8点)

・ボケはおもしろかったけど、最後の掲示板は笑えませんでした。荒らしとか再現しているのは分かりますけど・・・(6点)

・ネタは面白かったんですが、掲示板からは、笑いどころが少なく、行数を埋めているだけのように見えました。(4点)

・正直、私には普通に読めてしまいました。
 役に立たない仲間とか、何かしらネガティブさがある敵キャラとか。ありきたりすぎです。(0点)

・出会い系を素直にリンクする管理人のアホさに爆笑です。
 ただ、肝心の攻略ページはクスクス笑い程度でした。
 ここがネタの要となる部分なので捻りの効いたボケを数多く散りばめた方がいいです。
 あと、難しい要求かもしれませんがちゃんとしたオチが欲しいところです。(7点)
2組目 ライジングブルー
・このネタは何回読んでも笑えます。
 √、レーズンの使い方を始め、コンビニへの展開も良いと思います。
 ツッコミが全体通して特に強かったです。
 最初、卒業式の実演に入るまでが少し弱いかと。

 以前別のページで書いたジャジペと重複する所があるかもしれないです。申し訳ないです。(9点)

・卒業式をコンビニにするのは意外でした。オチも上手でした。(10点)

・卒業式シーズン→卒業式レーズンから、どんどん話が広がってました。
 オチは、「いや、まだ式続いてたのかよ!」ではなく、「別れの言葉」にツッコんだほうがよかったと思います。(8点)

・これはいいなあと思うボケがなかったですね。淡々としすぎたような気がします。

 「輪島君…渡部君」「あの次がいきなりわ行?」とか
 うどんの所でレーズンを持ってきたりして「ワインになりました」とかいうボケ方もあったと思うんですけどね。(2点)

・設定で半分勝ったようなもんですが、その設定に負けないボケも素晴らしかったです。
 昇:「あ、そうだそうでした!大事なことを忘れるところでした! ・・・・・・証書は、温めますか?」
 青:校長辞めちまえバーカ!!
 この間の使い方好きです。
 惜しむべくはうどんがあまり機能していなかったことです。
 犯人が躓くためならもっと他に面白いものがあったと思うので。(9点)
3組目 青西瓜
・ただの見張りです、そのカスをランナーが落とさずに運んだ距離が貴方の点数になります、
 洗うの僕なんですから、プーたんは夜の歌舞伎町に溶け込んでゆく、
 すぐに稼いだお金は夜の歌舞伎町に消えてしまう、などが特に笑えました。
 独特な世界観が良かったです。
 上級編が他に比べ少し弱かったと思います。(9点)

・あいかわらずシュールですねー。ときどき垣間見える息子さんのイメージ像が見えてきて楽しかったです。(8点)

・シュールなボケの中に駄洒落を入っていて、意外性がありました。息子さんがきになりますねぇw(10点)

・ブルーさんらしいとても良いネタだと思います。

 最初に出た息子も途中途中でちゃんと出して最後も出してあるし。
 「でも貴方の息子さんはもう……−」とか最高ですね。

 ただ所々分かりづらい部分があったのはマイナスだと思います。(7点)

・青西瓜さんのネタの中でもとりわけ意味不明なネタでした。
 上級編は変化球としてあえて短くしているのだと思いますが、
 それならステップ1だけで終わる最もインパクトのあるボケをここに持ってきたほうがいいです。
 しかしナメダスって。(9点)
4組目 藍原りおんwithのすたるじっく
・出だしの11から13行目がよくわからなかったというか。
 恐らく角砂糖のことを砂糖単品といったのをさらに角砂糖だと訂正したのだとは思いますが・・・。
 始めでいきなり意味があやふやな内容を出されますと、そこでつっかえてそれ以降がテンポ悪くなると思います。
 またナルトも浮いているかと。
 また、ツッコミがツッコみきれていない部分もありました。
 例えば終わりから13行、消毒液が飲めるっていうボケがありましたが、ツッコミが飲むなとしかツッコんでいないですよね?
 それ以前に診察についての話題があったので、診察の代わりに消毒液を飲むだけで済まそうとしている事にもツッコんでほしいです。
 でないと1文1文のつながりが弱くなるかと思います。(1点)

・繰り返すだけのボケは微妙でした。「オチ言ったから帰れる」はよかったです。(4点)

・う〜ん。わかんないや。が、ちょっとしつこかったです。
 ボケの人が突然やる気がなくなった理由が、あまり分らなくて、最後に繋げるために無理矢理入れた感じでした。(3点)

・これもまた淡々としていましたね。
 所々の「もういいy」「わかn」とかが2つ3つも必要無い感じがしますね。(1点)

・終始盛り上がらないまま終わってしまいました。
 なんか漫才というよりただボケっぽい人とツッコミっぽい人の会話みたいな。
 そうさせている原因はおそらくほとんど伏線が張られていないせいでネタが薄かったからだと思います。
 唯一のテンドンである角砂糖もボケとしては微妙です。もっと渡されても困るものを選ばないと。(1点)
5組目 天体観測
・俊敏体操以降はもう文句無しです。
 それ以前ですが、『今日は足元の悪い中、出席していただきありがとうございます』ってありましたが、
 それだけで中止や延期になったりするか疑問に思いました。
 次の台詞で大雪とあるから上のツッコミが成り立っているので初めから大雪という状況を説明しておいたほうがベターかと思います。
 手羽先、魔法の呪文もややベタかと。(8点)

・数字ボケ以外は笑えました。最初のほうにでていた町内会長がしっかり締めに使われていて、よかったです。(8点)

・×タイソンゲイ組追いつかない→○スカイブルー組追いつかないですよね?オチは無理矢理でしたね・・・。
 ツッコミの口調がちょくちょく変わるのが気になりました。(7点)

・『宣誓!私たち、選手一同はこの醜い世の中を生きています!』とか
 足りてないのに「最後の戦いなので20P」とか面白かったと思います。
 ただ、ネタ中にもあったとおり競技がやっぱり少なかったと思います。もう1つあれば。(8点)

・リリーフ、スピーチ、俊敏体操と中盤は非常にボケが高品質でした。
 競技に入ってからもこのクオリティを維持してれば満点だったんですが、
 中盤に比べると見劣りする感じでした。(8点)
6組目 ビッグウエスト強行軍
・4:何言ってんの!?うちなんか、勉強もしないで教科書やノートに何か書いてるのよ!

 1:それを日本では「勉強」って言うのよ。
 こうありましたが、何も勉強以外に落書きなどいろいろあるのでここまでツッコミで言い切るのはどうかと思います。
 カレーは良かったですが、それ以降がベタなボケかつ何度も状況を変えて使っているのが気になりました。
 2の人のボケはベタすぎるし、3の人は展開が読めてしまいました。(4点)

・ローテーションでボケるのは、新しかったです。
 ただ、間延びした感じが・・・あと、点数には関係ないですが、最後の3人の口調が変わっていたのが不自然でした。(6点)

・順番にボケるのは、面白かったです。ボケの3人が最後ツッコんでいるのが、おかしいなと思いました。(8点)

・1〜4さんまでのテンポがとてもよく感じました。
 1つ目は普通に見える2、普通じゃない3、そして最もおかしい4。
 組み合わせがうまく感じました。

 …なるほど、そういうオチできたか(9点)

・ボケはそこまで大当たりではないんですが、ハイテンポなおかげでボケの面白さが2割増になってました。
 ずっと同じ展開なので単調なネタになりそうなところでしたが、長さが丁度良いのでなんとか持ちこたえた印象を受けます。
 ただ、構成が常に同じな為盛り上がりにくいのでそれを補うくらい一つ一つのボケを練り込む必要はあると思います。(8点)

【第199回結果表】 平均KB 377KB
グループ名KBOA率BL
青西瓜48116/16
天体観測44517/21
ライジングブルー43316/18
ビッグウエスト強行軍4090/1
暗黒天国3171/4
藍原りおんwithのすたるじっく1770/2
青西瓜、天体観測、ライジングブルーがそれぞれ2桁連勝&オーバー400。
ビッグウエスト強行軍は善戦するもオフエア。
地方大会以外での400越えオフエアは第38回以来、実に161回振りとなる。