第198回 青沢オンエアバトル 市河:以上で計量は終わりました。 オンエアされる上位3組の発表です! |
おかだまなか (3位) |
初挑戦初オンエア! |
モンブランジャム (1位) |
今期2勝目! |
麒麟145 (1位) |
5連勝! |
麒麟145 漫才/子供の頃 (10/12) |
河島:羞恥心1stシングル「羞恥心」、4月9日発売です! 矢野:お前はどこの回しもんだ! |
つるのが歌う「ズッタズタに〜されたっ」ってとこが一番好きです。10勝目!麒麟145! |
矢野:どうも〜、麒麟145です!
河島:よろしくお願いしま〜す
矢野:いや〜、最近思うんですけどね、子供の頃って楽しかったなって思うんですよ
河島:いやいや、そんな話よりさ。未来の話しようよ
矢野:はぁっ?!
河島:1000年後にはさ、人間に代わりロボットがさ・・・
矢野:何が面白いんだ、そんな話して!子供の頃楽しかったでしょ?こう、何もかもが新鮮でさ・・・
河島:ロボッ・・・
矢野:もうロボットの話はいいよ!子供の頃、何もかも新鮮って話をしてるの!
河島:あ〜、新鮮なのはいいね
矢野:でしょ?
河島:そうそう!マグロとか魚介類ね
矢野:寿司関係ねえよ!子供の頃の話ですからね?
河島:そうなんですよ。子供の頃は、お寿司屋さんで食べましたけど、大人になるとスーパーの寿司で満足するように・・・
矢野:そんなお寿司の味への愛着みたいのいらないから!
河島:違うんですか・・・それで何でしたっけ?
矢野:だから、子供の頃の話ですよ・・・
子供の頃は、友達の家に遊び行ったりして、楽しかったじゃないですか
河島:あ〜、ありますね
矢野:ガチャッ!河島く〜ん!あ〜そ〜ぼっ!
河島:へいらっしゃい!何握りましょう?!
矢野:何でお寿司屋さん登場だよ!
河島:そしたら回転寿司のレーンに乗っかった友達が「よく来たな〜。お前も乗れよ〜♪」なんて
矢野:何、大事な商売道具で遊んでくれてんだよ!って言うか寿司屋おかしいだろ?!
河島:そういうケースだってあるかもしれないじゃないですか
矢野:回転するレールの上ではしゃぐ奴なんていてたまるか!!
河島:子供達がレールではしゃいでる間に
板前のお父さんが、お寿司を握らずに若い女性の手を握って・・・
矢野:親父も親父で何やってんだよ!どいつもこいつも腐りすぎだよ!!
河島:そりゃあ、お寿司だから腐りやすいですよ・・・
矢野:生物の話じゃないの!人間の話なの!何だこの店は?!
河島:店のキャッチコピーが「ネタの足も速けりゃ、店長の手も速い」
矢野:そんな店潰してしまえ!って言うか、違いますよ。普通の家で遊ぶんですよ・・・
河島:あ〜、普通の家ね
矢野:まあ後は外で遊んだりね
河島:あ〜、元気よく家から飛び出してね!
矢野:そうそう!
河島:友達の家でTVゲーム!!
矢野:・・・・人の話し聞いてた?外で遊ぶって言ったよね?
河島:外出たじゃないですか
矢野:外に出たのは過程に過ぎないだろ!最終的にいる家が変わっただけじゃないか!!
河島:即ち、家の中→外→家の中。外が家の中に挟まれた!
こうなると外がひっくり返って家の中になるんですよね?
矢野:そんなオセロみたいなルールない!!外で遊んだ話してくださいよ・・・
河島:外で遊んだ話ね〜。まあ、子供の頃は太陽の下で泥だらけになりながら、オセロをやったわけですが
矢野:そんな野生感溢れたオセロ聞いた事ない!だるまさんが転んだとかでしょ?
河島:あ〜、その遊びは、俺の地元はちょっと違ったね
矢野:じゃあ坊さんが屁をこいたって言ってた?
河島:違う違う!「The womanさんが転んだ」
矢野:聞いた事ねえよ!何だ女の人が転んだ!ってゲームって?
河島:転んだ女の人を助けたら、恋が芽生える!みたいなローカルルールの・・・
矢野:そんなルール存在するか!ホントに知らないの?
河島:何となくは知ってるよ。鬼が「だ〜るまさんが転んだ!」って言うんでしょ?
矢野:そうそう。これで鬼が振り向いたら止まるんですよね
河島:そしたら「慌てて手を差し伸べる母親に私は叫んだ!」って言って
矢野:・・・はっ?!
河島:「ダメだ!そう、すぐ手を差し伸べたら弱い子供になる!奥さん、あの子が自力で立つのを共に待とうじゃないか!」
矢野:何この寸劇?!もう完全にルール無視してますよね?
河島:それで「そう言ってるそばから・・・だるまさんが転んだ!」って言って
みんなで一斉に「転ぶんかい!」ってツッコミ入れながら転ぶゲームじゃないの?
矢野:何だその物悲しい遊びは!最後に至っては新喜劇みたいだしよ!!
河島:何かこう、熱血漢溢れるね!
矢野:そんな要素1個もなかっただろ!
河島:どうも地方によって違いが・・・
矢野:地方全く関係ないわ!じゃあ、もう地方ルール関係ない話しましょうか。子供の頃アニメとか見てなかった?
河島:あ〜、見てたね〜。ちなみにどんなの好きでした?
矢野:一休さんとか好きでしたね。とんちとか面白いな〜って思いましたよ
河島:あと、あのアニメは主題歌が可愛らしいですよね
矢野:確かにいいですよね「♪好き好き、好き好き、好きっ好き」
河島:「♪八・九・三」
矢野:ヤクザじゃねえか!何処が主題歌が可愛らしいんだよ?!
河島:これダメなの?
矢野:ダメに決まってるだろ!可愛らしさの要素も0だしよ・・・
河島:背中には富士山の彫り物が!子供に日本の誇る自然の美しさを教えてるんだぞ?
矢野:何処に学習の要素入れてんだよ!!
河島:お前な・・・捨てられてるゴミまでリアルに彫ってあるんだぞ?
矢野:何の話だよ!大体、刺青の時点で子供に見せられるわけないだろ!
河島:細部まで細かく、手を抜く事のない人間に育て!と言うメッセージを・・・
矢野:何でさっきから、子供へのメッセージ性をアピールしてヤクザを正当化しようとしてんだよ!
そこは一・休・さんって言ってくださいよ!
河島:了解、了解
矢野:それで、話もユニークなんですよね
河島:ユニークですよね。「これ一休よ!お前を呼んだのは他でもない」
矢野:これでとんち勝負が始まるんですよね
河島:「最近あの暴力団が暴れまわって困っている。あそこの組長を懲らしめてくれないか?」
矢野:相手ヤクザか!そんな恐ろしい依頼があるか!
河島:「う〜ん・・・・ボクボクボク・・・・」
矢野:何で素直に考え始めちゃった?!
河島:「ボクボクッ・・・・あっ!木魚から白い粉が!」
矢野:そんなの一発で放送禁止だよ!木魚の中に変なもん入れるな!
河島:「えっ、えっと・・・多分塩か何かだと・・・」
矢野:言い訳とかしなくていいわ!ちゃんと何も入ってないバージョンでお願いします!
河島:「ポクポクポク・・・・」
矢野:そうそう・・・
河島:「ズギューン!」
矢野:「チーン!」だよ!何でそこで発砲しちゃった?!
河島:「バタッ・・・チーン!」
矢野:誰か死んだ?!
河島:すると一休は言いました。
矢野:サラリと進めるな!今の「チーン」が気になるわ!
河島:何か、こう・・・バタッ!って
矢野:うやむやすぎるわ!じゃあもう、一休のとんちを炸裂させちゃってください
河島:了解。「わかりました。懲らしめたいと思うので、組長をあの牢から出してください」
矢野:こりゃあ、一本取られた〜!ってなるか!そんな怖い依頼じゃないでしょうが・・・
河島:そうなんですか?じゃあどんなのなんですか?
矢野:「この橋渡るべからず」って言われて、端を渡らず真ん中を渡ればいいって言って「お〜っ!」てなるとかさ
河島:あ〜、そういうのね。じゃあ「この指詰めるべからず」って言われて・・・
矢野:詰めるな、詰めるな!最初からもう感心出来ないよ!
河島:「詰めるのがダメなら切っちゃえばいいんだ〜」って言えば「お〜っ」てなる?
矢野:なるわけないだろ!「お〜!」より悲鳴が「きゃ〜!」だよ!!
河島:そこは・・・持ち前のとんちでどうにかしろよ!
矢野:どうにもならねえよ!大体さっきからおかしいだろ!何なんだ、お前の子供時代は?!
河島:いや〜・・・最初のネタの振りでお前がこの振りを押し切った時点でよくなかったね
あのまま、未来の話に切り替わってくれなかったから・・・
矢野:あれは、お前のした話がおかしかったからだろ?!
大体、子供の頃楽しかったって話題を押し切ったのと、お前の子供時代の記憶がおかしいのとどう関係するんだよ?
河島:ちゃんとフリ・変えれなかったんですよ
矢野:もういいよ!
河島&矢野:どうもありがとうございました
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おかだまなか コント/相談 (1/1) |
岡田:付き合ってください、市河さん。 愛華:ホモ? |
これが「突き合ってください」だったらぶん殴るとこでしたよ。見事初オンエア!おかだまなか! |
岡田:ちょっと相談があるんだけど・・・。
愛華:何?
岡田:俺、好きな人が出来たんだ。
愛華:へー。誰?
岡田:ゴリラ。
愛華:岡田にそんな趣味があるとは思わなかったよ。世も末だな・・・。
岡田:いや、同じクラスの後藤さんの事。名前が「後藤りあら」だから略して「ゴリラ」って言われてる。ちなみに可愛い。
愛華:すごい自殺しそうだね。うん、自殺しそう。
岡田:いや、本人もこのあだ名気に入ってるみたいだよ。
愛華:世も末だな・・・。
岡田:とにかくさ、俺その人に告白したいんだよ。だからどうしようかなーって。
愛華:しったこっちゃねえよそんなモン。自分で考えろワレェ。
岡田:いきなりクチ悪くなったな・・・。お願いだよ。後押ししてよ。
愛華:男がグチグチ言ってんじゃねえよ。男ならビシッと言ってこい!
岡田:何?キャラ設定迷走中?でもやっぱりふられるの怖いよ・・・。
愛華:えー?てか何で私に相談するの?
岡田:あ、キャラ戻った。やっぱり女の意見が聞きたいじゃん。俺が仲いい女子ってお前ぐらいしかいないしさ。
愛華:寂しいね。
岡田:寂しいよ。
愛華:とにかく私ゴリラさんの事知らないから、どういう人か教えてよ。
岡田:ゴリラさんって呼ぶんだ。
愛華:呼ぶよ。本人が嫌がってないんならそう呼ぶよ。
岡田:うーん・・・まあ、成績優秀で、真面目で、メガネっ娘で、可愛くて、ボンキュッボンで、皆からモテモテで、
愛華:あー、無理だわ。絶対無理。
岡田:何で?
愛華:理想高すぎ。真面目で可愛くてボンキュッボンって最高値じゃん。国民的アイドルじゃん。
岡田:でも相手が俺だよ?ちょうどいいじゃん。
愛華:まあ、国民的アイドル+国民的ブス=ちょうどいいっていう計算だったら合うけどさ。
岡田:なんだよそれ。国民的アイドルと国民的イケメンの二重奏だよ。
愛華:これが俗にいう現実逃避・・・!
岡田:違うよ。俺のアバターかっこいいよ。
愛華:現実逃避だ。
岡田:とにかくさ、もう玉砕してもいいから告白だけはしたいんだよ。
愛華:そうか。まだ現実を見れてるようだ。
岡田:安心したか。
愛華:残念だった。
岡田:あっ・・・まあ、とにかく告白の後押ししてよ。
愛華:もう言ってくればいいじゃん。私もついて行ってやるからさ。
岡田:本当?
愛華:本当。ただ男がふられる瞬間が見たいだけ。
岡田:ならしっかり見とけよ!男がふられる瞬間を!
愛華:あんたってポジティブなの?ネガティブなの?
岡田:ポガティブ。
愛華:新語大賞受賞。
岡田:まさかの受賞。
愛華:ところでゴリラさんって普段どこにいるの?
岡田:家。
愛華:そりゃそうだ。他には?
岡田:学校。
愛華:うん、まあ普通の学生って事ね。なんか2人っきりになれる時とか無いの?
岡田:無い。
愛華:そんなはっきり言われても。
岡田:だから告白するチャンスが無い。
愛華:あきらめな。
岡田:なんで?
愛華:あんた本当に告白しようと思ってる?
岡田:・・・・・思ってる。
愛華:何その間。本当に告白したいなら自分からチャンスを作るものよ。
岡田:へー。
愛華:知らなかったんだ。
岡田:全然。
愛華:ラブレターでも送ったら?
岡田:手紙買うお金がない。
愛華:あるでしょ、それぐらい。
岡田:この前クレーンゲームに夢中になって貯金まで全部使っちゃったんだよ。
愛華:ああ、ダメ人間タイプか。
岡田:おしりかじり虫トランプ、欲しかったなあ・・・。
愛華:それだけのために・・・。てか、私それこの前とったよ。
岡田:結婚しよう。
愛華:それだけで?甥っ子にあげちゃったけど?
岡田:いつか君に復讐の刃がふりそそぐと思いたまえ。
愛華:それだけで?
岡田:それだけで。
愛華:話戻すけどさ、ラブレターが無理なら言葉で直接言えばいいじゃん。
岡田:そんなことしたら俺ショートしちゃうよ。
愛華:恥ずかしすぎて気を失うって事?
岡田:正解。10ポイントゲット。
愛華:どうでもいい。
岡田:ごめんなさい。
愛華:じゃあ、どうやって告白する気?
岡田:それが分からないからこうして相談してるんじゃないか。
愛華:あ、そうか。
岡田:早くどう告白すればいいか教えてよ。
愛華:自分で考えろワレェ。
岡田:あ、少し懐かしいキャラが。でも僕の頭はお金のことでいっぱいいっぱいだよ。
愛華:そう。じゃあ告白するな。両思いなんて夢のまた夢。
岡田:うーん・・・やっぱり僕には無理なのかな・・・
愛華:うん、アンタには無理。告白しても絶対無理だったよ。
岡田:じゃあさ、あともう一つ相談したいことがあるんだけど。
愛華:何?
岡田:クレーンゲームでお金なくなったから、お金ちょうだい。
愛華:このダメ人間!
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岡田:はい、まさかのオンエアということで。
市河:いやいやいや、まだ決まってないからね!?
愛華:だってこのトークがオンエアされてるってことはネタもオンエアされてるって事じゃないですか。
市河:確かにそうだけどさ!
岡田:あとボケの方は読み方わからないんでトークはスルーしときます。
碓氷:えー!?
愛華:あっ、くそ、分かっちゃった。
碓氷:なんかありがとう!
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モンブランジャム 漫才/祖母の姉 (2/2) |
善田:やったぁ!!どうよぉ?連勝だいっ!! 城島:挑戦者コメントで弱気発言してたのは誰だ。 善田:………どうぞ…。 城島:どうぞー! |
自信の無いネタでも、蓋を開けてみれば2連続トップ合格!モンブランジャム! |
善田:どうもどうも、よろしくお願いしまーす。
城島:さぁ、頑張っていきましょうね。
善田:もちろんさ。2008年は俺らの飛脚の年にしてやろうよ。
城島:飛躍の年な。郵政民営化の時代に飛脚は流行んねぇだろ。
善田:そうそう、飛躍ですよ飛躍。頑張りましょうよ、2008年には俺がスゴク楽しみにしてるアレもあるから気合い入ってんだよ。
城島:はて……?アレとは?
善田:はぁ、アレが分からないの?鈍感だな。暗愚だな。うつけ者だな。この惑星から追放ものだな。
城島:言い過ぎじゃね?地球から追放って…。
善田:鈍いなお前は。じゃあ、ヒントをやるよ。
城島:すぐ答えをくれてもいいんだけど。
善田:ほら、2008年と言えば、4年に一度の…。
城島:あ〜、分かった分かった。そういうことだな。
善田:皆が盛り上がる…。
城島:悪い悪い、忘れてたよ。
善田:思い出した?
城島:うん、4年に1度、アレだろ?
善田:そう、閏年。
城島:夏季オリンピックじゃねぇの!?2月が1日増えて誰が盛り上がるんだよ!
善田:おいおい、閏年を忘れたなんて言わせねぇぞ。
城島:忘れてはないけど、4年に一度と言えば普通オリンピックだろ。おかしいよあんたは。
善田:はぁ!?いいか?えっと……価値観は人それぞれなのだから、自分の固定観念を押し付ける事は大変恥ずべき悪行である!
城島:…どっかの文章から丸暗記してきたろ、「えっと……」とか言っちゃってるし。
善田:ともかくな、閏年は魅力に満ちた暦なんだぞ。
城島:その熱い気持ちは見習いたいけどさ、一体どこに魅力を感じるんだよ。
善田:考えてみろ。他の月は30日か31日まであるのに2月には28日までしかないだろ?
城島:そうだけど。
善田:……他の月に少しでも追い付こうと……1日増やした。……でも、まだ1日足りない。……どうだ?この健気な閏年の哀れな悲劇。
城島:どこが!?てか1日増やしたのはそんな理由じゃねぇだろ!
善田:それはまるでアスファルトの割れ目に咲く一輪の花のよう。
城島:何と並べてんだよ!
善田:頑張れ!春はもう、すぐそこまで来ているぞ!
城島:確かに2月29日ともなりゃ春も間近だけども。
善田:この話を「ウルウの唄」てタイトルで曲にしたら、ヒットするかな?
城島:しないだろ!テルーの唄みたいに言うな!
善田:あとな、閏年には他に変わった話があるんだ。
城島:今の話も十分変わってるから。
善田:それはだな…。………………。
城島:勿体ぶる程のことなのかね。
善田:それは、閏年に生まれた人は、4年に一回しか誕生日を迎えないってことだ。
城島:…まぁ理屈上はそうなるけど、だからどうしたとしか言えないよ。
善田:いいか?つまり2月29日に生を受けた者は、4年で1歳しか歳をとらないんだ。
城島:ありえねぇだろ!そんな差、個人差どころの違いじゃ済まないよ!
善田:………城島、少し聞いてくれないか。
城島:何だよ、さっきから聞いてるだろ?嫌々だけど。
善田:実は、俺の祖母の姉、つまりばあちゃんのねえちゃんなんだけど、………その日の生まれなんだ……。
城島:身近にいた!でもやっぱり「で?」としか言えないよ!
善田:今年でな、ばあちゃんのねえちゃんは4年に一度の誕生日を迎えたんだ。
城島:でも成長速度は普通の人と一緒だったろ?
善田:確かにばあちゃんのねえちゃんと同じ年に生まれた人は今年で80歳になるがな、本人は今年でやっと20歳になった。
城島:嘘付け!今年でようやく成人したのか!
善田:あぁ、今年でようやくな。国民年金も払い始めた。
城島:もはやもらう世代なんだよ!てかその人は何年未払いだったんだ!
善田:ばあちゃんのねえちゃんは不正が嫌いだから、必ず年金を払ってる。最近払わない人多いだろ?
城島:その先陣を切ってる事に気付け!恐らく未払い期間の長さはトップクラスだぞ!
善田:真面目な人だからな、きっと60歳まで払い続けるよ。
城島:…それだと240歳まで払うことになるだろ!年齢が大樹の域に達してるよ!
善田:ただ定年後はな、支払った分だけしっかり貰うつもりだ、って笑いながら言ってるよ。
城島:笑えねぇ!冗談になってないから!
善田:ちなみに口癖は、「200歳まで生きてやる」
城島:つまりは800歳か!?そんな未来想像も付かないわ!
善田:真面目だけど、ちょっぴりお茶目なばあちゃんのねえちゃん。
城島:むしろ馬鹿だろ!人様の親族にこんな事言いたくないけども!
善田:なんか、20歳とは思えないんだよな。
城島:当たり前だよ!だってホントは80歳じゃん!
善田:そんな、ネバーランドの住人もな、
城島:ピーターパンか何かと履き違えるな!他人と並行して歳くってるからね!?
善田:何年か前には色々苦労したんだよ。
城島:…しただろうな。苦労がいくらでも思い浮かぶわ。
善田:まず結婚。今の日本じゃ女性は16歳で結婚できるけど…、
城島:ちょっと待って?その時ばあちゃんのねえちゃんは64歳だよな?
善田:普通の人ならな。
城島:ばあちゃんのねえちゃんだって普通の人だよ!
善田:でも16歳って未成年じゃん。親の反対があって結婚できなかったんだよ。
城島:このケースならできるだろ!…ってかその時親は何歳だ!?
善田:えっと、確かばあちゃんのねえちゃんは、ばあちゃんのねえちゃんのとうちゃんとかあちゃんが30歳の時に生まれたから…。
城島:すると当時94歳か!結婚を否定した理由、気力、相手、全てが謎だよ!
善田:相手?相手は確か当時22歳だったから…。
城島:実質64歳と22歳のカップル!?
善田:だからばあちゃんのねえちゃんの6コ上か。
城島:42コ下だよ!
善田:結婚を許されない、哀れな二人…。
城島:この歳の差は何なんだよ!東山紀之と森光子の庶民版か!
善田:ばあちゃんのねえちゃんは親戚一同から結婚を反対された、「未成年の結婚は許さん!」
城島:だから未成年じゃないって!お前の一族に常識人はいないのかよ!
善田:二人は相当悲しんだ…。
城島:しなくていい不幸を経験してるな…。
善田:でも、今年になって、その束縛から彼らは放たれた。
城島:まだ続いてたのかこの関係!?
善田:ばあちゃんのねえちゃんは当時16歳。4歳分、歳をとるのを待ち続けた…。
城島:つまりは16年だよな!?…相手の男性も、今38歳か!
善田:20歳と38歳。……18コ上になっちゃったな…。
城島:だから42コ下のままだって!プラスじゃなくてマイナスだよ!
善田:感動的な話だよな…。うっうっうっ。
城島:なぁ、泣くほどの事か?
善田:この話を「閏年物語」て題名で本にしたら、ベストセラーになるかな?
城島:だからなるわけねぇだろ!さっきから一獲千金狙いやがって!
善田:まぁそれはともかく、これからの二人の将来にも、期待がかかるよなぁ。
城島:………。ごめん、不謹慎は承知の上で言わせてもらうけど、片方の将来はあんまりないよ。
善田:何言ってんだよ。人生なんて成人過ぎてからが本番だぜ?
城島:とうの昔に成人しきってると思うけど。
善田:いいか?人生を80年として、それをレールに例えるとだ。
城島:80歳の人にその例えをするな!これじゃ、人生終了しちゃってるじゃん!
善田:20歳なんて、まだ4分の1にしか
城島:1分の1だよ!既に終点に到着してます!
善田:これからどんどんと社会に進出してってだ。
城島:仮にドロップアウトしても全く不自然じゃない歳だから!
善田:最近は少し身体が不自由らしいが、だからと言って甘えるわけにはいかない。
城島:甘えよう!昔、散々苦労してきたんだから今は甘えよう!
善田:成人することで責任も必要となってくるってことか…。
城島:…むしろ介護の方が必要だろ!お前が世話してさしあげなさいよ!
善田:…とまぁ、これまで話してきたのは、一つ聞きたいことがあるからなんだけど。
城島:……何だよ?
善田:この話を「閏年ネタ」てジャンルで漫才にしたら、俺たち飛躍できるかな?
城島:いい加減にしろ。
二人:ありがとうございました。
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ステレオミサイル 289KB |
高部:あーあ・・・ 辻添:あーあ・・・ |
暗黒天国 277KB |
鈴村:まぁ、男女コンビでド下ネタっていうのがマズかったかな・・・ ハナ:次は綺麗なネタで挑みましょう。 |
ヘルシーライフ 249KB |
大黒:うわー、また負けたー!!! 西岡:もうー、来るかー!!! 大黒:また、来ますー!!! |
1組目 ヘルシーライフ |
・最後ですが、「このネタのオチと引き換えにお前の命を頂くぞ・・・」から 「って、お前が犯人かよ!もういいよ!」という風にはつながらないかと思います。 電話で第3者がいて、そしてその第3者が捕まったわけですから。 全体通してボケは非常にわかりやすかったです。 ただ何と言うか、予想できるボケ、またはベタであるというものが多かったです。 時代を変えたり、役割が変わってたりなど、ありがちすぎるというか・・・。 何か期待を裏切る展開が欲しかったと言うか・・・。 そういう点ではこんにゃくは良かったと思います。(4点) ・面白かったです。ただ、中盤の、「お、メールだ。なになに・・・『大変です!事件です!』って、メールもしてくんな!普通に呼びに来い!」 のノリツッコミらしき所が不自然でした。(7点) ・時代が違うという、大きい笑いがとれるわけではないボケをいつまでも引っ張りすぎだと感じました。 あと、一行ボケて一行突っ込むというのは、勢いが感じられていいのですが、ずっとその調子だと違和感を覚えます。 最初はゆっくりと展開していき、最後の盛り上げのときに使うというのがしっくりくると思います。(2点) ・前半はボケのテンポが良く、基本的なボケをうまく出せていて面白かったのですが、 後半ルパンネタに入ったあたりから、ボケの詰め方が甘かったように感じました。 ルパンネタでは、奥さんのボケと奥さん=不二子のボケが、少々説明不足で伝わりにくく感じました。 ツッコミを読まないとボケのイメージが湧きにくくなっていたので、 ボケの発言をもう少し丁寧に、というか、臨場感のある感じで書くと良いと思います。 さらに最後、若い娘が殺されたという事件そのものに関するボケが少なかったように思います。 探偵というからには、推理をしていく過程、みたいなのをもっとストーリーに取り入れた方が面白くなりそうな気がします。 結局の所このネタで何が足りないかというと、ネタの核となる要素と、盛り上がりだと思います。 このネタの前半のようなボケは、ネタ入りやツカミとしては有効でもありますが、 同じ調子で最後までボケても、あまり印象に残るネタにはなりません。 何か一つの事件について順に追っていくストーリーで、それに沿ってボケていく、というような方が、 より読者を惹きつけられるのではないかと思います。 また、特にネタの終盤に盛り上がりがないと、締まらないネタになってしまうので注意が必要です。(3点) ・最初のスキミングは爆笑だったんですが、こうも現代的ボケやルパンボケが多いと飽きてきてしまいます。 それと子分が親分を呼びにいくくだりでボケ過ぎです。ここはもう少し抑えて犯人探しの方にも目を向けてください。 似たようなボケ、似たような展開が続くので、どんどん話しを展開していって新しいボケを出してみてください。(2点) |
2組目 暗黒天国 |
・えっと、これは2人ともボケるっていう設定ですよね?入れ替わって少し戸惑ったというか・・・。 ボケとツッコミが入れ替わる部分が曖昧になっているかと思います。 1回ハナがこうなったら〜とボケた後に鈴村がよっしゃ〜とボケているためはっきりしなくなったのかと思います。 前半下ネタ場仮だった割には面白かったです。 ただクリームパンあたりから展開が読めてしまいました。(5点) ・途中から、ボケとツッコミがぐちゃぐちゃになってしまいましたね。分かりずらかったです。(2点) ・何のパンを買いますか?との質問なのに、アップルパイや所有権が出てきた意味がわかりません。 役割を交代するところでの戸籍を交代するというボケは、飛躍しすぎとも感じました。ツッコミが入るまでわからなかったです。 ボケツッコミを無理やり交代する必要もないんじゃないかと思います。(2点) ・Wボケも取り入れたネタのスタイルは斬新で、雰囲気としては良かったと思います。 また、ボケの切り口が面白かったです。若干ベタ気味なボケではありつつも、ツッコミでうまくカバー出来ていたと思います。 ただ、若干展開不足かなぁ、という気がします。 単純に行数的な意味で、とも言えなくはないですが、 鈴村の心理テストの部分に対しハナの心理テストの部分が内容的にも短かったと思います。 ハナの心理テストにも鈴村のと同じくらい行数を割くか、またはもう一つ次の心理テストや別の話題がある位が、 個人的にではありますが、ちょうど良い気がします。 そうしないと、せっかく仕込んだWボケも若干浮いてしまうような気がします。 1回転換しただけではかえって不自然、というか。 せっかくなら、ネタの真ん中あたりでボケ・ツッコミ/出題者が入れ替わる部分のように、 突拍子もない所でツッコミ側がボケる、くらいの冒険がもっとあっても良いと思います。(6点) ・序盤の心理テストと中盤の入れ替わりの話。この2つは結構繋がりがあって且つある程度完成度が高いんですが、 終盤のハナの心理テストは中盤で入れ替わりの話を出してしまったが故に仕方なく進めてるように思えました。 ここだけボケが明らかに弱かった気がします。 また、始まりから終わりまで徐々に盛り下がっていったように感じます。(6点) |
3組目 おかだまなか |
・雰囲気は好きなんですけど、笑いどころが少なかったと思います。 淡々と話が進んでいる分、内容が薄い気がします。 ポガティブ以降は単発のボケの繰り返しっていう感じです。 個人的には愛華の一言の後に岡田の似たような一言を繰り返す場面がよかったです。(3点) ・面白かったです。ただ、ボケとツッコミがごっちゃになってしまいましたね。あと、注文をつけるとすれば、 好きな人に告白する相談の内容ならば、告白する所まで持っていって欲しかったです。 (題名が「相談」なので、このままでもいいかも知れませんが・・・)(6点) ・復讐の刃やポガティブなど、面白いボケが多数見られました。 冷たく返すツッコミもいい味出してると思います。 ただ、ネタにもありますが、キャラはしっかりきめといた方がいいと思います。 キャラ迷走中っていうのは、ボケとして成立してないと思えるので。(7点) ・二人のキャラ付け(性格)がかなりうまく表現できていたと思います。 そのおかげで、会話がリアルに感じるというか、ネタに臨場感が出ていたと思います。 普通の友達同士の会話みたいなのが逆に良かったです。 「ポガティブ」とか「10ポイントゲット」みたいな、 少し流れから脱線したところにあるボケも面白かったです。 強いて言えば、設定やボケがありがちといえばありがちかなぁ、というところです。 そのため、斬新感というか、刺激が少なかったようには感じました。(8点) ・前半は台詞の一つ一つにこだわっているように見えて、非常に読み応えがありました。 しかしゴリラさんの居所の話あたりから下り坂になっていき、 尻すぼみな終わり方になってしまいました。(5点) |
4組目 ステレオミサイル |
・ローソンの看板〜が浮いていたかと思います。 また、ゲームのタイトルにあった性同一性障害に関する内容が無かったのが気になりました。 あとは特に後半が面白かったです。 ただあっさり終わってしまったというか、もっと見たかったです。 真希さん以降も作って欲しかったと言うか、ローソンをいれるのならもっと違う展開を入れてほしいです。(6点) ・年齢や好感度などの数字ボケがほとんどだったので、あまり笑えませんでした。(5点) ・ゲームネタはもう本当に、よっぽど面白くない限り笑いを取るのは望めないと思います。もちろん得点も。 そしてこのネタも、その枠を出ているとは感じませんでした。 この点数ですので、いろいろと指摘をしなければならないと思うのですが、設定負けしてるとしか言えないです。(3点) ・ボケやフレーズ自体には面白いものも多かったです。 が、ネタの設定や展開としては、よくあるゲームネタの域を脱せなかったように思います。 また、もう少しこのストーリーの中にボケを詰め込んだ方が良かったかもしれません。 今の状態だと少々物足りない気がします。(3点) ・細かいボケに結構当たりが多かったんですが、正直ボリューム不足です。 展開に乏しく、ここで終わり?って思ってしまいました。 あと、選択肢ボケが悉くハズレだったのも痛いです。(6点) |
5組目 モンブランジャム |
・大樹の域などツッコミがボケを引き立てていて良かったです。 ただボケの方ですが、年齢に関するボケが大半を占めていたせいで分かりづらいところがあったというか。 実際かなり読み直しする必要がありました。 自分の理解力と設定の記憶力が足りないだけなんですけど、もっとパッとわかるボケも入れてほしかったです。 前半は良かったですが、後半は自分は笑うというよりも考える方に集中していたように思います。(5点) ・設定はベタだけど、完成度がかなり高かったです。ただ、オチがネタのままで終わって欲しかったです。(8点) ・途中年齢がごちゃごちゃしてきてましたが、非常に面白かったです。 よくもまあ閏年の話をここまで広げられるもんだなあと思いました。すごいです。 ボケツッコミともに文句ないですね。 あと1点は、爆笑とまではいかなかったかなというくらいです。ごめんなさい。(9点) ・ネタの発想がとにかく面白いです。 閏年から、親戚が4年に1回しか歳をとらずその結果どうなったか、という着眼点がまず素晴らしいと思います。 また、1つ1つのボケやツッコミもうまく、面白かったです。 特に「6コ上か。」「42コ下だよ!」が最強です。 さらにその後「42コ下のままだって!」と繋がっていくのがすごいと思いました。(9点) ・発想とそこからの展開が素晴らしいです。 最後の1分の1とか終盤の畳み掛けはなかなかだったんですが、 少々ややこしい設定なだけに中だるみしないよう中盤にもっと厚みを持たせた方がいいです。(8点) |
6組目 麒麟145 |
・だるまさんから新喜劇のくだりが最高でした。 また、一休さんから一気に盛り上がって言ったと思います。 逆に前半が少し弱かったかと思います。 オセロ、The womanさんが転んだあたりで笑いが止まりました。(8点) ・さすがといった感じですね。オチもよかったです。(9点) ・すごいちゃんとした漫才らしくていいと思います。 ただ、際だって悪いところはありませんが、際だって良いところもなかったのでこの点数です。 ツッコミに変化をつけてみたらよいのではないでしょうか。 ! ばかり使われると、見てて疲れてしまいます。(6点) ・爆笑までいくものこそなかったものの、ボケのレベルは全体的に高かったと思います。 台詞運びがうまいので、細かいことがあまり気にならず読みやすかったです。 ほとんど指摘する部分はないと言えばないのですが、 後半の一休さんネタの部分が、それまでの部分と比べてややボケの構造が単純だったので、 人によってはそこのところが弱く感じるのでは、という気はします。(8点) ・The womanさんが転んだは若干スベった感があるんですが、その後の一休さんで盛り返してきました。 中盤はもう少し練れると思います。(8点) |
グループ名 | KB | OA率 | BL |
モンブランジャム | 445 | 2/2 | D |
麒麟145 | 445 | 10/12 | A |
おかだまなか | 353 | 1/1 | E |
ステレオミサイル | 289 | 3/9 | F |
暗黒天国 | 277 | 1/3 | F |
ヘルシーライフ | 249 | 0/3 | G |
モンブランジャムと麒麟145が第164回以来の同点1位。 おかだまなかは初挑戦初オンエア。 |