第194回 青沢オンエアバトル 市河:以上で計量は終わりました。 今回は3位が2組いらっしゃいますので、 オンエアは4組となります。 それでは、オンエアされる上位4組の発表です! |
スピカ (1位) |
初挑戦初オンエア! |
ペーパードルフィン (2位) |
リベンジ達成! |
whitewhite (3位) |
今期3勝目! |
井戸 (3位) |
こちらも今期3勝目! |
スピカ 漫才/もうかる (1/1) |
やった! |
やりましたね!強豪犇く中トップでオンエア!スピカ! |
今中「どーも、スピカです。よろしくおねがいします。」
小坂「いやあ、人生楽して一攫千金を狙いたいですねえ。というわけで佐渡金山行こうぜ、佐渡金山!」
今中「なんかいきなりアナログな一攫千金話を持ち出してきたね。
そんなことしなくても、現代ならいくらでも方法はあるだろうに。」
小坂「うん、僕もそう思ってネットでいろいろ儲け話を探してみたんだよ。
そしたら見つけたよ。『今日からあなたも億万長者!絶対儲かるマル秘商法!』ってやつをね。」
今中「マル秘商法…ってなんだか危険な響きに聞こえないかい?僕の思い過ごしであればよいけど。」
小坂「いやいや、実際やってみればすごく簡単な作業だったよ。
空想上の健康食品でこんなに痩せた、っていうメールを手当たり次第に送りまくるだけで終わりだったし。」
今中「思ったとおりのマルチ商法じゃねえかよ!儲け話=悪徳商法っていう典型的なダメ人間のはじまりだよ!」
小坂「でもこの仕事のおかげでメール文章が上手くなったんだ。
『拝啓、ありえない健康食品でありえないダイエットで痩せた、あなたにも売ります、敬具』」
今中「最初と最後以外は小学生並の文章力だよ!しかもありえない健康食品って言っちゃってるし!」
小坂「それでこのメールを送ったらそのまんま自分のところに返ってくるじゃん。
それをプリントアウトしてさ、郵送で送りまくるんだ。」
今中「それは送り先不明で送信できてないだけだし、結局郵送するんならメールを書く意味が無いだろ!」
小坂「うん、僕もそう思って昨日ハローワークに行ってきたんだよ。」
今中「えっ…!?ちょっ、急に興味無くすのやめろ!
結局そのマルチ商法はやめたってことなのね。それはそれで良かったけど。」
小坂「でもハローワークなんてもう二度と行きたくないね。
あいつらすぐに人をバカにしたような態度をとるし、機械からは名前じゃなくて番号で呼ばれるし。」
今中「それは多分、整理券の番号を呼ばれただけだよね。ともあれ人をバカにしたような態度ってのは許せないね。」
小坂「うん。僕が経歴を聞かれて、本当は中卒だけど院卒って答えたところから話ははじまるんだが。」
今中「お前も決して許されるべき人間ではないな。」
小坂「あれはたしか…、いくら待ってもコーヒーすら出てこない待合室にいらだちを感じて3分経った時のことだった。」
今中「おそらくいくら待ってもお冷やすら出てこないと思うぞ。」
小坂「急に『10バンデオマチノオキャクサマ!』って呼びつけられたもんだから、
俺はかじってた爪もそのままに立ち上がったんだ。」
今中「いい大人が大衆の面前で何をやってんだと言いたいよ。」
小坂「そしたらなんと!俺に付いてくれた受付の女の子がそりゃあもうボンッ、ピュッ、ボンッのナイスバディ。」
今中「何か飛び出した!腹から何か飛び出したよ!」
小坂「そりゃあ俺だって男だ。しばらくは胸の谷間とか尻の尾根に目が釘付けなわけよ。」
今中「女体をいちいち山の地形に例えるのはやめろよ!」
小坂「そしたらその女の子が『お探しの職はありますか?』って話しかけてきたんだ。
僕は何も考えてなかったもんだから、テレビで聞いたことのある『バイブモア!』って企業名を出したんだ。
いや、もっとエロティックに『ヴァイブモア!』って叫んだかもしれない!」
今中「お前基準でのエロさとかはどうでもいいんだよ!
あとそれライブドアの事だと思うけど、さっきからお前のネット音痴っぷりは目に余るぞ!」
小坂「そしたらなぜか女の子がキョトンとしてるもんだから、聞こえてないのかな?と思い、
何度も『ヴァイブモア!』って叫んださ。アドリブで踊ったりもしてみたさ。
そして5分ぐらい経った頃かな?入り口から屈強な大男たちが数人入ってきたもんだから、
『これで俺もIT企業で億万長者かあ…』と感慨に浸ったわけだ。」
今中「どこからそんなサクセスストーリーが生まれたんだよ!明らかにお前を連れ出しに来た警備員だろ!」
小坂「でもまあ連れ去られる最中も僕は決して望みを捨てず『ヴァイブモア!』って叫び続けた。
追い出されたあとも、しばらくは入り口の前で『ヴァイブモア!』、次の日も『ヴァイブモア!』、
また次の日も『ヴァイブモア!』、中国の故事ではこの事を『三顧の礼』と呼ぶらしいね。」
今中「呼ぶかよ!」
小坂「さすがに4日目は喉にポリープが出来て病院に行ったけど。」
今中「笑えねえよ!いくらなんでも必死すぎるだろ!」
小坂「でも通院しながらしばらく僕は考えたんだ。もう職なんてどうでもいいじゃないか、
一度きりの人生、大好きな趣味の釣りだけしながら過ごしてもいいんじゃないか…ってね。」
今中「そうそう、最初からお前には一攫千金なんて無理だったんだよ。」
小坂「というわけで次はフィッシング詐欺やるから、悪いけど今からやり方教えてくれよ。」
今中「それも悪徳!もう帰る!」
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ペーパードルフィン コント/温水プール (5/6) |
涼輔:このネタを見てもらう上で、もう一度言っておかないといけませんね。 春美:うん。勘違いして混乱する人絶対出てくるもん。 涼輔:春美は男です! 春美:ボクは女じゃありません! |
さすがは本人、分かってらっしゃる。今期初オンエア!ペーパードルフィン! |
涼輔:大きなプールだねー。
ほら春美、早く来なよ。
春美:・・・なにこれ・・・
涼輔:え?何って・・・温水プールだよ。
春美:え?「おんすい」って読むの?
涼輔:は?なんだと思ってたの?
春美:「ぬくみず」プールだと思って期待してたのに・・・
涼輔:そんな気持ち悪いプールに期待してたの?
春美:そりゃ期待するよー。なんたって芸能人だよ?
涼輔:僕は嫌だな・・・温水さんがびっちり詰まったプールなんて・・・
春美:は?涼ちゃん、どんな想像してんのさ。
涼輔:え?ぬくみずプールってそういう意味じゃないの?
春美:そんなわけないじゃん。
何さ、温水さんがびっちりと詰まったプールって。
涼輔:じゃあどんなプールなのさ。
春美:温水さんが壁とか床のコンクリ代わりにびっちりと使われてるプールだよ。
涼輔:あー・・・そっちのほうが気持ち悪いね。
春美:そう?
涼輔:うん。まあとりあえず泳ごっか。
春美:え?泳ぐの?
涼輔:え?当たり前じゃん。プール来たんだから。
春美:ぬくみずプールだと思ってたから水着持ってきてないよ。
涼輔:ぬくみずプールだとしても、普通プール行くって言ったら泳ぐ準備してくるでしょ?
春美:だって、そんな気持ち悪いプールで泳ぎたくないもん。
涼輔:やっぱり気持ち悪いって思ってんじゃん。
春美:で、水着どうしよう。
涼輔:売店に売ってるんじゃない?
春美:ぬくみずプールだと思ってたからお金持ってきてないよ。
涼輔:ぬくみずプールだと思っててもお金は持ってこようよ。
春美:どうしよう・・・
涼輔:しょうがないから貸してあげるよ。
春美:いや・・・いくら友達でも水着借りるのはちょっと・・・
涼輔:違う。お金貸すって言ってんの。
春美:ああ、びっくりした。お金ね。
涼輔:それくらいわかってよ。
春美:じゃあ買って来るね。
涼輔:行ってらっしゃい。
(数分後)
春美:ただいまー。
涼輔:お帰り・・・ちょっと、何で競技用買ってくるかなぁ・・・?
春美:え?
涼輔:いや、普通遊びに来たならトランクスタイプのやつ買って来ない?
なんでよりによってブーメランパンツ?
春美:え?水着にタイプがあるの!?
涼輔:・・・・・まあいいや。泳ごうか。
春美:うん。
(更衣室にて)
春美:よかった、水着ピッタリ。
涼輔:いや・・・うん・・・。
ピッタリってか・・・ピッチピチだね・・・
春美:それにしても、ボク、こういう室内のプールに来るの初めてだよ。
涼輔:そうなの?まあ温水プールをぬくみずプールって読むくらいだしな。
春美:日焼け止めって要る?
涼輔:ちょっと考えればわかることを聞かないでよ。
春美:ちょっと考えたらわかる?
涼輔:わかるよ。
春美:ん〜・・・・・・・・・・・・・・・・わかんない。
涼輔:春美に考えるのを求めたのは悪かったよ。室内だから要らない。
春美:へー。
涼輔:よし、じゃあ着替え終わったから行こっか。
春美:うん。
(更衣室を出て)
涼輔:入る前にここでシャワー浴びるんだよ。
春美:そうなんだ。あ、シャンプー忘れた。
涼輔:あ、そんな本格的に浴びろとは言ってないから。
ざっと体ぬらす程度でいいんだよ。
春美:あ、そうなの?
涼輔:・・・体育とかで水泳やったことないの?
春美:あるよ。それがどうかしたの?
涼輔:体育のときシャワー浴びなかった?
春美:あー、あの要領で浴びるの?
涼輔:そうそう。
春美:わかった。南無妙法蓮華経・・・
涼輔:学校のプールでそれやってたの?
春美:うん。
涼輔:今考えると恥ずかしくない?
春美:全然。
涼輔:あ、そう。子供らしさが残ってるのは悪いことではないからいいけどさ。
春美:悪いことじゃないの?わかった、南無妙法蓮華経・・・
涼輔:やれとは言ってない。僕が恥ずかしいからやめて。
春美:で、シャワー浴びたらどうするの?
涼輔:そしたらもうプール入れるよ。
春美:ついに入れるんだね。ここまで長かった・・・
涼輔:誰かさんのせいでね。
春美:じゃあ早く行こうよ。涼ちゃん。
涼輔:だね。
(プールサイドにて)
春美:おっきいプールだね。これ。
涼輔:流れるプールだよ。
春美:流れるプール?
涼輔:水が流れてるんだよ。
春美:へー。なんか、洪水のときのドブみたいだね。
涼輔:うん、他にたとえよう無かったの?
春美:ん〜・・・・・鮭の・・・いや、ちりとり?・・・カレー屋さんの?
涼輔:ゴメン、考えないでいいから。
プール入ろ。
春美:うん!
二人:せーの、
(ただいまより、10分間の休憩に入ります)
二人:・・・・・
涼輔:・・・ベタな・・・
(数時間後)
春美:楽しかったねー。
涼輔:また来よっか。
春美:うん、また来たい。
涼輔:あ、今日貸したの明日ちゃんと返してね。
春美:わかった。
(翌日)
春美:はい。
涼輔:いや、水着じゃなくてお金返してよ。
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春美:みかづき。のはづきさんに習って、チョコです。
放送時にはバレンタインとホワイトデー、どっちが近いかわかりませんが。
碓氷:え・・・春美君、男でしょ?
春美:はい。男ですよ。
涼輔:こいつ、この時期になると友チョコ配りまくるんですよ。
碓氷:・・・ホモチョコの間違いじゃなくて?
春美:友チョコです!
市河:ていうか、そんなことばっかりしてるから女の子に間違えられるんじゃ・・・
涼輔:僕も前々から言ってるんですけどね・・・
こいつ、一番の特技がお菓子作りなので・・・
市河:わー、女の子っぽい。
春美:全国の男性パティシエに謝ってください!
涼輔:春美、やめなさい。
碓氷:・・・ていうかさ、ペーパードルフィンの2人は・・・ホモなの?
涼輔:違います!!
市河:・・・涼輔君がこんな大声出したの初めて見たよ。
春美:・・・ボクですら初めて見たよ。
碓氷:マジで?
春美:はい。
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井戸 漫才/暴走族 (6/8) |
井上:ローテンションなネタですから、きっと300台でしょう。 戸口:ネガティブー、でもあながち否定できない。 |
さすがは本n(ry 3連勝!井戸! |
井上:はいどうも。
戸口:井戸です、よろしくお願いします。
井上:早速なんですけど、僕、結構すごいドリーム持ってると思うんですよ。
戸口:いきなりドリーマー宣言ですか。
では、その自称ドリーマーのドリームストーリーを詳しくお聞かせ願いたいね。
井上:しょうがないなぁ特別ですよ?
戸口:ありがたい。
井上:暴走族ですよ。
戸口:……ほぅ、それは大した……ドリームですこと。
井上:アメリカンドリームがどれだけ子供だましか良く分かるでしょう?
戸口:その例えはイマイチ分かりませんが、暴走族になるのが夢なんですか?
井上:そうですよ?
戸口:なればいいじゃないですか。
井上:あなた暴走族を甘く見てないですか?
戸口:暴走族なんてバイク乗って終了でしょう。
井上:ダメだこいつ。話にならん。
暴走族のいろはも知らんなんて、ゴミだね。
戸口:そこまでボロクソに貶しちゃう?
じゃあ、ちょっと、その「いろは」を教えてよ。
井上:「いいかげんそろそろ大人になれば……?」だ。
戸口:それは「いろは」の「い」?
しょっぱなから暴走族からの卒業みたいな文章じゃないか。
井上:そういう意味じゃない。
暴走族の9割9分9厘が一輪車に乗って暴走族を名乗ってやがるんだ。
小学生かよ、って思うだろ?
戸口:うわぁー、それは知られざる新事実だわ。
テレビとかに出てるあの暴走族って希少種だったんだね。
井上:一輪車でガーッ、と走って近所のコンビニに向かう彼らを見るのは良くある光景だね。
戸口:見たことないよ。何その光景。
井上:「何見てんじゃコラ!!」って一輪車に乗ったパンチパーマの高校生が、怒鳴りつけるとこも良くある光景だよ。
戸口:そりゃ見るよね。だってパンチパーマの高校生が一輪車でガーッ、と走ってるんだもん。
そりゃ見ちゃうよ。自然の摂理だね。
井上:でもいくら一輪車で子供みたいとはいえ、風を切るその姿は気持ちよさそうだよ。
戸口:微笑ましい光景だね。
自らそんな雰囲気出してるのに気づかずに、「何見てんじゃ!」はちょっと頭が弱すぎるね。
井上:まあ、そんなヤング暴走族と違って、残りの1厘はそんな甘々な空気は醸し出してないよ。
彼らは恐ろしい。まさにアダルト暴走族。
戸口:ヤング暴走族とアダルト暴走族っていう二派なんだ。
なんかカッコ悪いね。
井上:ちなみにアダルトは自転車な。超コワいぜ?
戸口:あれぇー自転車ー? テレビとかに出てるあれってなんなのー?
ほらー、バイクに乗ってるあれだよー。
井上:単なるバイクに乗りたい人でしょう?
戸口:バッサリいったね。
単なるバイクに乗りたい人、っていう括りは衝撃的だ。
「単なるバイクに乗りたい人、高速道路で大暴れ」
新しいね。この見出しでニュースは新しいね。
井上:まあ、「暴走族のいろは」は以上かな。
戸口:すくなっ。まだ「い」しか言ってないよ?
井上:バカだなぁ。
「“い”いかげんそ“ろ”そろ大人になれ“ば”……?」を略したら「いろは」になるじゃないか。
戸口:最後「ば」じゃないか。
井上:しりとりを例に考えろよ。
「は」は「ば」にも「ぱ」にもなるじゃない。
戸口:しりとり基準なんだ。
井上:まぁね。
戸口:というかさ。
井上の話を聞いてると、アダルト暴走族の怖さが分からないんだけど。
単に、一輪車と自転車という違いだけなのかな?
井上:ああ、実はな。
アダルト暴走族のほうは、全員にそれは恐ろしい恐ろしい通り名が与えられるんだ。
戸口:お、どんなのだい?
自転車だから期待は出来ないけども。
井上:「三丁目の佐藤さん」とかかな。
マジ怖いだろ? マジコワだろ?
戸口:なんかもう普通の人じゃないか。全然、恐ろしくないよ。
井上:お前は甘い。甘すぎる。レディースとはいえ、「主婦」の異名を持つ佐藤さんの恐ろしさを知らないからそんなことが言える。
戸口:それ異名っていうか、単純に主婦なんでしょ?
井上:あの人は恐ろしいぞ……子持ちゆえの「何かを守るパワー」と言うか……。
戸口:子持ちなんだ。
井上:あの人の子供は一輪車のヤング暴走族らしい。
戸口:親子関係から見るに、色々な意味でヤングとアダルトだね。
井上:ちなみに「ぽんぽこりん商店街」で彼女を知らない主婦はいない。
戸口:もう世界が主婦の中での話じゃん。狭いよ。狭いよ井上。
井上:あ、そうそう。
毎週日曜の夕方3時頃になると、「ぽんぽこりん商店街」ではレースがはじまるから見ものだぞ。
戸口:それ、タイムサービスのためにスーパーへ向かう主婦の光景じゃないの?
井上:そして、スーパーシオザキで起こる抗争はまさに戦争。
戸口:完璧タイムサービスだわ。
井上:周囲にいるやつらは全員敵。
そいつらをぶっ倒し、スーパーシオザキの鮮魚コーナーへと向かう。
戸口:その日はお魚が特売だったんだね。
井上:勝者の手には鮭、一切れ47円。
戸口:あら、お安いこと。
井上:そして悠然と闊歩し、レジへ向かう。
戸口:いよいよ清算だね。
何の話か分からなくなってきたけども。
井上:そこで、あの「三丁目の佐藤さん」がありえないミスを犯したことに気づいた!
戸口:今まで「三丁目の佐藤さん」視点だったんだ。
井上:「財布忘れた!!」
戸口:それは大変だ。
井上:ま、そんな感じでさ。
俺もなんの話をしてたか忘れたわ。
戸口:アホか、もういいわ。
二人:ありがとうございました。
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whitewhite コント/監禁 (7/16) |
安正:さて、偏りは打破出来たんでしょうか 前田:とりあえず、カオス空間をお楽しみに |
なんとか打破したみたいです。今期3勝目!whitewhite! |
前田:第2187回せーん
安正:いえー
前田:いっせーのーで、1
安正:いっせーのーで、3
前田:いっせーのーで、1
安正:いっせーのーで、0
前田:いっせーのーで、4
安正:いっせーのーで、2
前田:いっせーのーで、2
安正:いっせーのーで、3
前田:いっせーのーで、0
二人:終わんねぇー
安正:ちょっと待って。指あげる本数は0含めて5通りだからそんな確率高くないはずなんだけど
前田:いつもは5回くらいで終わるのに
安正:とりあえずこれは引き分けってことでいいか
前田:そうだね
安正:でも、そろそろ飽きてきたなぁ
前田:でも他にすることもないしなぁ
安正:だよなぁ。ずっとこれしてんのに眠くならないし。何時間くらいたってんだろ
前田:やった数4ケタ行ってるから何時間じゃなくて何日の世界だと思うよ
安正:そっか
前田:もう一回今までの状況整理してみる?
安正:あー、そうだな
前田:まずいつも通り自動販売機の中のサンプルをとろうとして
安正:そしたら捕まって
前田:今までうまく行ってたのになぁ
安正:そうだよなぁ。かれこれ2年くらい続けてきたけど捕まる気配すらなかったもん
前田:で、交番連れて行かれて
安正:と、思ったらすぐに刑務所に連れて行かれて
前田:何も供述したりしてないのに不条理だぁとか思いながらオロオロしてたら
安正:なんか薬飲まされて、気失って
前田:気づいたら二人この部屋にいる
安正:・・・全部か
前田:全部。セブンステップ
安正:あー、もう。愉快犯に対しての扱いが変わったっていうのは聞いたけどさぁ
前田:いや、愉快犯じゃなくて頭がなんか、こう、なった犯罪者だろ
安正:ああ、そっか
前田:全く酷いらしいよなぁ。部屋の真ん中にものすごく可愛い猫がいるのに触れなかったり
安正:左耳には温風の、右耳には冷風のドライヤーを吹きかけられたり
前田:懲役刑じゃなくなったって代わりにそんなヘンな扱いされて
安正:ってか、らしいって人事みたいに言うなよ。今俺らもその被害者だろ
前田:被害者じゃなくて加害者だろ、どっちかというと
安正:そうだな。しかしなんだろこの匂い
前田:本当にね。ずっと鼻の穴の中に入ってくるんだけど
安正:無駄にフルーティーなんだよなぁ
前田:確実に果物の匂いなんだけど・・・これなんだっけ
安正:うーん・・・春雨?
前田:いや、春雨は緑豆とかジャガイモから作る透明の麺状の食品のことだろ
安正:ああそっか、1mmほどの穴の開いた容器から熱湯中に押し出して煮沸し、水冷後に凍結させ、さらに天日乾燥して作るあれか
前田:そうだよ
安正:あー、春雨のことならこんなに思い出せるのになぁ
前田:とにかくこの匂いは春雨じゃないよ
安正:だな
前田:ってか気になるのは匂いだけじゃないよ。この部屋の真ん中にある白い物体も
安正:うん、俺も気になってた
前田:無駄に流線型なフォルム
安正:二段式になってる蓋
前田:レバーをひねると水が流れる
安正:そして上部に書かれた「ティー・オー・ティー・オー」の文字・・・
前田:うーん、見たことはあるきがするんだけど、なんだったっけなぁ
安正:うーん・・・やかん?
前田:いや、やかんっていうのは銅とかアルマイトで作ったお湯を沸かすための道具のことだろ
安正:ああそっか、コンロないし裸火に掛けて中の水を加熱するために使う場合もあるが、単に水など液体を運搬するための簡易容器にも用いられるあれか
前田:そうだよ
安正:あー、やかんのことならこんなに思い出せるのになぁ
前田:でもここからは絶対にフルーティーな匂いは出てこないと思う
安正:俺も
前田:まぁ、深いこと考えず続きやろうよ
安正:おう
前田:第2188かいせーん
安正:いえーい
前田:いっせーのーで、3
安正:いっせーのーで、4
前田:いっせーのーで、0
安正:あっ、お前パーフェクトゲームかよ
前田:おー378回ぶりのパーフェクトゲームだ
安正:これで32勝2155敗1ノーカウント
前田:僕は2155勝32敗1ノーカウントか
安正:お前強すぎだろ
前田:そう?
安正:だってこれほぼ運なのに勝ちすぎだろ。お前インチキしてないか?
前田:してないよ。だって現に32敗してるじゃないか
安正:まぁ、そうだな。よし続けるか
前田:第2197かいせーん
安正:おい、2188の次は2189だろ
前田:そうだっけ?
安正:まずいな、数の数え方まで忘れてきてるのか
前田:わー、色々忘れてきてるなー
安正:数の数え方
前田:フルーティーな匂いの何か
安正:白い流線型のフォルムの正体
前田:板東英二の性別
安正:1年の日数
前田:ダメだ、どれもあんまり思い出せない
安正:全部薬の効果なのかなぁ
前田:そのくせ一部的に思い出せるんだよね
安正:あーあ、なんで捕まっちゃったかなぁ
前田:あの時で記念すべき3000本目になる予定だったのに
安正:そういえばお前盗んだサンプルっていつもどうしてんの?
前田:積み木みたいにしてる
安正:あ、意外と安直だな
前田:ベルサイユ城とタージ・マハールは作り終わって今はグレートマジンガー作ってる
安正:すげえな
前田:そう?
安正:だって安直に考えて一つ頭1000本だろ、パーツ足りなくないか?
前田:そんなことないよ
安正:絶対足りないと思うんだけどなぁ
前田:そういや、今気づいたけど壁の材質もおかしくない?
安正:あー、そういやなんかぷよぷよしてるな
前田:なんか豆乳ににがりを加えて固めて水にさらして作ったような感じがするんだけどこれってなんだったっけ?
安正:うーん・・・エビフライ
前田:いや、エビフライっていうのは、その、なんか、あれだよ
安正:あれか
前田:そうだよ、あれだよ
安正:あー、エビフライのこともあんまり思い出せなくなってきてるのか
前田:でも、これがエビフライじゃないっていうのはわかるよ
安正:俺も
前田:ところで榊原郁恵の性別ってどっちだったっけ
安正:メス
前田:ああ、そうだった
安正:で、どうする?続きや
前田:うわぁ!ビックリした!
安正:うわぁ!壁がグチョッってなったかと思ったらそこから人出てきた!
前田:え、なんですか?
安正:・・・釈放?
前田:釈放って刑事法で、適法な事由に基づき、在監者の拘禁を解くことだったよね?
安正:うん
前田:ということはここから出ていいんですか?
安正:・・・本当ですか!?
前田:うわぁ、アスファルト踏めるようになるんだ
安正:あ、一つ聞きたいんですけども、僕たちがここに連れてこられてから何日たったんですかね?
前田:・・・二日?
安正:それだけしかたってないんですか!?
前田:その間にあんなに指あげるゲームやれたなぁ
安正:はぁ、新しい薬品の実験台にされてたんですか、僕たち
前田:あの薬そんな危ないものだったんだ
安正:え、何ですかこの紙袋
前田:・・・実験の報酬?
安正:僕たち特に何もしてないですけども
前田:もしかして、あそこでやってたのを監視してたんですか?
安正:そうなんですか
前田:まぁ、いいや。ここから出られるんだから
安正:あ、出るための手続きとかしないんですか?
前田:あ、もう適当に済ませといたんですか
安正:じゃぁ、もう帰りますね
前田:いやぁ、こんなに早く帰れるとは思わなかったなぁ
安正:ただなんで僕らが実験の対象になったとかわかんないこといっぱい残したまま帰るのはなんだかなぁ
前田:なんかスッキリしないね
安正:スッキリしないな
前田:ところで、その紙袋の中身なに?
安正:えーっと・・・あ、これりんごジャムだ
前田:あ、部屋の外のフルーティーな匂いってこれだったんだ
安正:これトーストに塗って食べるとうまいんだよなぁ
前田:トーストって薄く切って軽く電子レンジなどで焼いた食パンのことだろ?
安正:そうそう、メライード反応によって表面が茶褐色になるやつな
前田:悪いことしたのにこんなのもらっていいのかなぁ?
安正:まぁいいじゃん、こっちはこっちで変な目にあったんだからさ
前田:そうだね。ようし、帰って第2189回戦やりますか
安正:おうよ
前田:あ、そういえばさぁ
安正:ん?
前田:りんごってなんだっけ
安正:さぁ
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市河:前回は残念でした
安正:まぁ、残念ですよね
前田:普通の人なら喜ぶべきKBですけどね。あそこまで偏るとなんか、こう、ねぇ
(190回の計量シーンが流れる)
碓氷:今企画初の計量時に笑いが起こるという
安正:もう、ネタよりも皆さんそこが面白かったんじゃないですかね
市河:いや、そんなことないでしょう
前田:とりあえず、今回こそ打破を、ね
安正:できれば、今まで以上のKBを取りたいです
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神風とくやこうや 297KB |
とくや「まー、またここか!」 こうや「つれーなあ!・・・でも、くじけません!」 二人「また来ます!」 |
ヘルシーライフ 165KB |
大黒:まあ、簡単に連勝は無理だということです。 西岡:次こそは・・・ZZZ・・・ 大黒:・・・とりあえず、帰って寝ます。 |
1組目 神風とくやこうや |
・漫才としては形式的にしっかりしているし良くも悪くもない感じかなぁと ただ呼びかけの部分で誰かがいなくなるというのはちょっとベタ過ぎるかなと(5点) ・ネタのテーマ自体はベタなんですが、なかなか面白くできていたと思います。 ただ、個性的なボケがあまりなく全体的に弱い感じがしました・・・オチも、もうちょっとひねりが欲しかったです。(5点) ・とても読みやすく、ややベタながら非常に楽しく読めました。 ドカンと来るようなものがあればなお良いと思います。 …とくやこうやさんもずいぶん長いのに、ちゃんと新ネタを作られるのは非常にすばらしいと思います。(私も見習わないと…)(7点) ・形がしっかりとしている漫才だとは思うのですが、内容がほとんどどこにでもあるような卒業式ネタに見えてしまうのが残念。 もっとインパクトがほしいです(2点) ・所々しっかりしたボケがあって決してつまらなくはないんですが、 あまりにも落ち着いた漫才で盛り上がりとか爆発とかそういうものが見受けられませんでした。 PTA会長ボケをもっと有効に使えればなんとかなるかもしれません。(4点) |
2組目 スピカ |
・2人のやりとりが個人的には大好きです このネタはかなり良質ですねぇ こんな漫才書いてみたいなぁ…… ちょっとライブドアの下りが強引だったのが惜しいかなと(8点) ・はっきり言って、ネタが短いです。それに、途中からネタのテーマから外れていたような気がします。 でも、僕は好きなネタです。(3点) ・拝啓…敬具 いいですねえ。実におもしろい。 途中もダレずにいいボケがつづき、とてもおもしろかったです。 …今中、小阪…となるとあの人??(9点) ・いい雰囲気を持ってますね。今中の着眼点鋭いツッコミがネタをよくしていると思います でも詐欺にしろハローワークにしろ小坂がこれからもっと面白くなりそうなところで話をやめてしまうので物足りなかったです。 もっと小坂がおかしな方向にいくのをみたかったです(5点) ・独特な漫才ですねえ…。 後半のエピソード部分が最大にして唯一の見せ場なだけにもっと色んな話を入れてもよかったんじゃないでしょうか。(8点) |
3組目 ペーパードルフィン |
・雰囲気は出てるんですがちょっと二人のやり取りが淡々としているかなぁと こういうテンションのネタだと難しいですけど盛り上がりが欲しいですね オチの一言は素晴らしいと思います(6点) ・正直、ベタなボケばかりで笑うポイントが少なかったと思います。オチも弱いです・・・ でも、設がも斬新でいいネタだとおもいます。(6点) ・こういう風な芸風の方なのですかね? だとすると、ちょっと私には合わなかったですね。 …ベタな…とかネタ内で書いているのも少し気に入らなかったですね。 あと、春美さんは女性だったらブーメランパンツはかなり恥ずかしいのでは…? …やったなあ…シャワーで念仏。(3点) ・春美って名前だから女だと思ってしまったので最初「?」ってなりました。 わかりやすくて笑えるところは笑えるんですがちょっと奇抜さに欠けるかな。もっと驚きがほしいです。(4点) ・口調とネタの雰囲気がマッチしていてボケの面白さが最大限に引き出されていたように思います。 欠点は一発のあるボケがない点と、終盤は場面転換が多いせいで盛り上がりにくかった点の2つです。(7点) |
4組目 ヘルシーライフ |
・西岡:もしもし?どうしたの?お嬢さん? 大黒:それ、みのもんたじゃん! これはちょっとテキストで伝えるのは難しいですよ あとは農薬が個人的にツボに来なかったので 漫才全体を通してボケが軽いなと感じてしまいました(2点) ・ちょっとこれはありきたりな気がしますね。 みのさん登場とか、殺してしまえとか…。 ベタなものはいいんですけど、これはというものがないと。(1点) ・なんかありがちすぎますね。せっかく台本を作っているんだからもっと人と違うことに挑戦してほしいです。 「農薬」のボケのしつこさにはついつい笑ってしまいました(1点) ・農薬ボケはツボを突いてくるんですが、おっさんとかイタ電とかベタなボケの方が多かったような気がします。 そういうボケを消していけばそれなりの完成度になると思います。(3点) |
5組目 whitewhite |
・う〜ん……ちょっと中盤にパワーダウンしてしまったかなぁ 全体的な2人のやり取りは凄く好きなんですけどね いつもの世界観と比較するとちょっと見劣りしてしまうかなと(7点) ・とても、シュールなネタでしたが僕にとっては設定がつかみにくく、付いていけませんでした・・・ でも、一言ネタには笑ったのでこのスタイルを崩さずに頑張ってください。(4点) ・こーれは…。評価が難しいなあ…。 普通に演劇としても見れそうだし、全く面白くなかったわけでもないんですけどね。 しかし、まどろっこしい(笑)(3点) ・不思議な雰囲気に何度も笑わされたのですが、終わってみたら結局ほとんど同じことの繰り返しで とくに内容のないまま(狙いなんでしょうが)終わってしまったのがもったいないです。 「前田:いっせーのーで、3 安正:いっせーのーで、4 前田:いっせーのーで、0 安正:あっ、お前パーフェクトゲームかよ」 このくだりで安正がバカなことしてるのに気づく人って何人いるかな(ほとんどだと思いますが)(5点) ・何かを忘れてて何かが詳しく思い出せる、サンプル強盗、指の数当て遊びと 色々ネタの要素があってそれぞれ面白いボケもあるんですが、 それらが独立してる感じで上手く調和してないせいで幾分損してるように思いました。 それ以外は…すみませんがコメントするのが難しいです。(5点) |
6組目 井戸 |
・ボケに当たりが多くて楽しめました 「いろは」とかは上手いなぁと思いましたね ただ、オチ周辺での失速が痛かったかなぁと(7点) ・全体的に流れが掴みにくく、ちょっとわかりにくいネタだと思います。 でも、終盤はなかなか面白かったのでよかったです。(5点) ・ネタの構成はまずまずだったと思いますが、良かったと思う場所がちょっとなかったですね。 最後まで暴走族ネタを出すとか、そういう形でもいいかなと思いました。(2点) ・今回の戸口のツッコミはキャラ作りすぎだと感じました。 井上の一見頭よさげで大バカなボケっぷりは面白かったんですが、 「話があさっての方向にいっただけで終わった」ので読み終わってもすっきりしなかったです。 やっぱり広げた風呂敷はしっかりたたんでほしいです(5点) ・不思議なネタでそれが面白みでもあるんですが、もっとまとまりがあってもいいかなと。 今回はちょっとフリーダム過ぎた気もします。(5点) |
グループ名 | KB | OA率 | BL |
スピカ | 389 | 1/1 | E |
ペーパードルフィン | 325 | 5/6 | C |
whitewhite | 305 | 7/16 | D |
井戸 | 305 | 6/8 | C |
神風とくやこうや | 297 | 1/7 | F |
ヘルシーライフ | 165 | 0/2 | G |
スピカが初オンエアで1位獲得。ペーパードルフィンは連敗を免れた。 whitewhite、井戸はともに今期3勝目。 |