第185回 青沢オンエアバトル

市河:以上で計量は終わりました。
    オンエアされる上位3組の発表です!

ライジングブルー  (1位)
復活の1位!


シュールストロム  (3位)

なんとかオンエア!


チキンハートブレイカーズ  (2位)

初オンエアおめでとう!


碓氷:難関を突破した皆さんの熱演をご覧いただきましょう!

ライジングブルー

漫才/年越し      (15/17)
青:どーもライジングブルーです! 何か言いたいことはありますか!?
昇:別に・・・。
青:・・・早速見て下さい、どうぞ。
陰の流行語大賞ですよね>別に 驚異の14連勝!ライジングブルー!

青:どうもよろしくお願いします! ライジングブルーです!
昇:第6期なんで頑張っていこうと思ってますけども。
青:ですよね。でまあいきなりなんですけど、2007年に入ったと思ったらもう終わりですよ。
昇:そうですね。もうすぐ2008年ですよ。
青:それで毎年思うんだけどさ、年を越す瞬間って何かテンションが上がりますよね。
昇:年越しの瞬間……、テンションが上がる……、ですか。
青:うんうん。何というかさ、また今年も頑張ろうって気持ちになるんですよ。
昇:…ほう。
青:ただ日付が変わるだけなんですけど、やっぱりこの日だけは特別な感じがしますね。
昇:……お前…前から思ってたけどやはり凄いな。
青:え?
昇:…凄いよ。お前にはやっぱり素質があるわ。
青:素質? 何の素質があるわけ?
昇:まあ皆さんも今ジワジワと“年越しブーム”が来てることはご存じだと思うんですけど・・・
青:待てい! 何そのブーム!? ブームとかないでしょそれ。毎年一定の間隔で年越してるだろみんな。
昇:今もう日本では凄いことになってるんですよブームが。
青:いや、来てんのお前だけだろ! 今日まで外歩いててブームを感じる機会なかったよ!
昇:まあ結局何が言いたいかっていうと、お前には年越しの素質が感じるんだよ。
青:だからその年越しの素質って何だよ! 少なくとも日本では毎年たくさんの人が年越してるわ!
昇:お前なら「年越し検定」の初段くらい軽く狙えると思うわ。
青:まず何で年越しに検定とかあんだよ! 別にそんな資格必要ないと思いますけども!?
昇:お前、年越し検定といえば後一歩でユーキャンの仲間入りできるってくらい有名なんだぞ!
青:あと一歩ってそれ無名じゃねーかよ!多分お前の中の「有名」のハードルが低いだけだと思うぞ!
  全然年越しブームなんて来てないですって。
昇:そうか?でもあれなら知ってるだろ、「年越し占い」。
青:占い?それも知らないよ。大体どうやって占うんですかそれは。
昇:そうですか…。じゃあまず「○○な人は××でしょう」みたいな感じで紹介しましょうか?
青:あ、意外とそういうしっかりした占いなんですね。それならちょっと興味あるんで紹介して下さいよ。
昇:まずは、「就職活動中に年越しを迎えた」という方。  ・・・頑張っていただきたい。
青:何だよそれ!既に占いじゃなくなってるだろ! ただの漠然としたアドバイスじゃねーか!
昇:まず就職しましょう! 就職できたら年越し3級になれますから。
青:その検定ってもう年越しすら関係無いのかよ!日本国民の過半数が3級持ってんじゃねーかよ!
昇:続きまして、「早とちりして年越しの時間を3秒勘違いしてしまったという方。
 ・・・来年のリベンジに期待。」
青:だから占いじゃなくなってるって!大体3秒ずれるって何があったんだよ!
昇:一年に一回しかチャンスがないからプレッシャーが凄いわけよ。これでまた一年間ひたすらトレーニングですわ。
青:そんなに重圧かからないだろ! しかもそのミスで一年を棒に振るみたいな言い方するなよ!
  占いも全然意味わからないじゃんか。ね、もう年越しの話は終わりでいいでしょう。
昇:いやダメだ!いいか、お前なら日本一の年越しストになれる予感がするんだよ!
青:別にいらないよそんなエクソシストみたいな称号!! そんな予感さっさと捨てちまえ!
昇:「ベスト・年越しスト」とかも獲れるって!
青:そんなベストジーニスト賞みたいなのもいらないって! 何のメリットがあるんだよ!
昇:お、よくぞ聞いてくれました。凄いメリットがありますよ。
  この賞を受賞したらなんと……一度に二年分の年越しができるんです!
青:…ん? どういうこと?
昇:まあ簡単に言えば、一気に二歳分年をとれるってことです。
青:いらんいらん!! むしろデメリットだろそれ!大体どうやったらそんなことできるんだよ!
  さっきから別にいらないメリットしか出てないじゃないですか。もういいですって年越しの話は。
昇:もう何でわからないかなあ!お前には隠れてる年越しの才能があるんだって!
青:いやだから、その「年越しの才能」っていうのがよくわからないんだよ。
  そこまで言う根拠が全然理解できないっていうかさあ…。
昇:じゃあ聞くけども、お前は今年の年越しをどうやって過ごしてた?
  それ言えばなんか場内がザワザワ…ってなりだすから。
青:何でそうなるんだよ! そんなこと言われたら怖くて大晦日を迎えられないよ!
昇:いいから試しにお前言ってみろって。とりあえず言わなきゃお前が普通だって事も証明できないでしょ?
青:…まあそれもそうですね…。でも本当に一般的な年越しだったんですよ?
  まず夜はずっと紅白歌合戦。これを見てましたよ。
昇:おお! やっぱり紅白見ちゃうんだぁ!やはりこの時点でちょっと素質が垣間見えてるぜお前!
青:自分のテンションを見つめ直してくれ!紅白は見れても素質は見られないよ!普通だ普通!
昇:はい、その後の流れは!? 早く次教えて!
青:欲するな欲するな! わかったから今すぐ言うから!
  紅白を見た後は普通にカウントダウンしましたよ。ほら、これは誰でもするでしょ?
昇:えぇ!? お前それ早く言えって! お前カウントダウン出来たの!?
青:だからお前さあ! カウントダウンくらい誰でもできるって!
昇:お前、毎年カウントダウンのためにたくさんの人が一年中トレーニングしてんだぞ!?
青:してないわ!絶対してないから! そんなことに時間費やしたくないだろ!
  つーかさっきの「3秒ずれた」ってもしかしてこのことか!?
昇:そうだよ! 失敗してわざわざ仕事をやめてトレーニングに打ち込む人までいるのに!
青:だからそいつら勿体ねえよ!! 仕事しろよそいつら!
昇:やっぱお前もそう思うだろ!? だから働けば年越し検定3級がもらえるようにしたんじゃん! 
青:何ちょっとしたところで社会に貢献しようとしてんだよ!その前にまず仕事辞めそうな人を救え!
昇:みんな3級欲しさに就職することになるでしょうよ。
青:ならないならない!まず3級なんて欲しくねえしみんな知らないだろ!
  大体カウントダウンなんて毎年たくさんの人がしてるもんだって。
昇:いや違うな。 それはお前のまわりにいるみんながたまたま凄いだけなんだって。
青:俺の周りの人だけじゃないと思うよ? お前みたいに騒いでる奴の方が絶対少ないと思うわ。
昇:何、そんなにお前の周りには凄いやつがいるわけ? 激戦区だな激戦区。
青:何が激戦区だよバカ! 誰も争ってないわ!
昇:お前この戦い勝ち抜かないと世界選手権出れないぜ・・・。
青:あ、別にいいわ。逆に嬉しいよ出れなくて。俺が今まで聞いた中で一番価値のない世界大会だそれ。
昇:な、何で出ようとしないんだお前! もし出場できたら1000万だぞ!?
 
青:…いやそれ早く言えよ!! 何で急にそんな価値のある大会になったんだよ!
  そんなすごい大会なんだったらすぐにでも頑張るわ俺!
昇:何、本当か!? じゃあ一緒に頑張ろう!
  早速だけどさ、お前何か「こんなすごい年越しできるぞ!」みたいなのもっとないの?
青:すごい年越し…? うーん、まあこれも普通にしたことのある人もいると思うんだけど、
  「年越しの瞬間に地球にいない」っていうのはあるよ。いわゆるジャンプするやつ。
昇:おお、「エスケープ・ジ・アース」が使えるんだ。
青:技名凄い格好良いな! しかもお前カウントダウンに驚くくせにこれは普通なのかよ!
昇:お前、これにカウントダウン組み合わせれば9.500は堅いぜ。
青:そんなフィギュアスケートみたいな点数の付け方なの!? 結構細やかな決め方してんな随分と!
  ちなみに聞くけどこの0.500点分って何なわけ?
昇:これはもう「ジャンプが3回転半スピンだった」とかじゃないとそれ以上はいけないと思うよ。
青:それ本当にフィギュアスケートみたいになってくるじゃん!安藤美姫とかしか出れねえじゃねーか!
昇:まあできなくても大丈夫だよ。それだけできるんなら出場も夢じゃないって。
青:そうなの?なんか妙に嬉しく感じないけど…。 でも出られれば1000万円貰えるんだろ?
昇:万円?違う違う。「1000万年分の年越しが一気に済ませられる」ようになるんだよ。
青:…それってもしかして……。
昇:「一度に1000万年分年をとれる」って事だけど。
青:………。
昇:………。
青:…一瞬で俺の人生終わっちまうわ!! いいかげんにしろ!
両:どうもありがとうございました。

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チキンハートブレイカーズ

コント/おみくじ      (1/2)
小笠原:よかった、よかった。
塩田 :いがった、いがった。
野沢 :うむ、うむ。
この中では「いがった、いがった」が好きです。初オンエア!チキンハートブレイカーズ!

小笠原:くそっ、何で俺がこんな目に・・・。



   ・
   ・
   ・
(ガサガサガサ・・・)

野沢 :ああ!我が友を痛めつけるな!

(ガサガサ・・・グシャッ)

野沢 :ああ!我が友を潰すなー!

(ひょい)

野沢 :ああ!我が友をどこに連れてく気だ!?手を離せ!

小笠原:おい、うるせえぞ、凶。

野沢 :キミは、・・・大吉君だね。よかった、無事だったんだね。

小笠原:無事もなにも俺らはこうして誰かに引いてもらうのが役目なんだって。

野沢 :何だと!?こうして目の前で友が誘拐されるのを黙って見てろとでもいうのか!?

小笠原:まあ確かに寂しくなるけどさ。そういうもんなんだよ。

野沢 :おお!神よ!何故あなたは私だけにこれほどの仕打ちを・・・

小笠原:してねえよ、バカ。それに何勝手に自分だけ不幸のヒロインにしてんだよ。
    ここにいるみんな一緒だろ。

野沢 :そうはいっても・・・。
    どうしてキミはそんな気楽でいられるんだい?

小笠原:どうしてってそりゃ、俺を引いた奴はみんな喜ぶし。

野沢 :じゃあ俺はどうなる!凶だぞ、凶!不幸の代名詞だぞ!
    「今日は凶を引きました。あはははは・・・」なんて空気は絶対出ないぞ!

小笠原:確かにダジャレで済まそうとする奴はいないだろうなあ。
    でも凶だからってすべての項目がひどいわけじゃないはずだろ?

野沢 :ハハ、項目か。そんなのは関係無いんだよ!
    俺は引かれたらすぐに張りつけの刑だぞ!

小笠原:確かに結んでいく人が多いけど!
    でもだからってそこまで悲観的になるなよ。

野沢 :悲観的か。ああ、そうさ!俺はオシミストさ!

小笠原:ペシミストね、悲観論者は。惜しみっていう点ではなんとなくは近いけど。

野沢 :それに最近のおみくじって中に一緒に小さい招き猫とか入ってたりするだろ?

小笠原:あー、確かに。

野沢 :大吉のは何運の招き猫だ?

小笠原:えーと・・・これは金運の招き猫だな。まっきっきーだ。

野沢 :それに比べてほら見ろ!俺の真っ黒い招き猫を!

小笠原:真っ黒ってことは厄除けじゃないのか?ならいいじゃん。

野沢 :よくないんだよ!
    いいか、お前の金運ていうのは厄が来ないのを前提としているんだぞ。
    いわば余剰の運にも手が回っているってことだ。
    んでもって俺のはとりあえず厄だけよけるので精一杯みたいだろ!

小笠原:読みが深いよ!てかひがみすぎだって!

野沢 :お前は余剰に手が回る一方おれは1つのことで精一杯。
    まるで先進国と発展途上国の経済格差みたいじゃないか!

小笠原:おみくじから国際問題まで発展させたのはすごいけどさ。
    結局何が言いたいのかだんだんわからなくなってきたね。

野沢 :つまり、おれはもっと違う招き猫がよかったなと。ピンクの恋愛運のやつ。

小笠原:結局自分の欲望を語るだけ!?これだけ長い説明しておきながら!

野沢 :あ、そうそう。細かいけどさ、他にもちょっと問題があるんだよ。
    おれの招き猫の厄除けの「除け」の部分の印刷がなってないんだよ。

小笠原:それが一番問題じゃねーか!厄を招くってなんだコノヤロー!

塩田 :さーて、お参りも済んだしおみくじでも引こうかなー。

小笠原:お、誰か引くぞ。

(がしっ、ずずずずず・・・)

塩田 :ん、やけにおみくじの箱って重いんだなー。くそ。

小笠原:箱ごと!?しかも「くそ」って盗もうとしてた!?

塩田 :え、いや、ち、違いますよ。ジョークです、あ、はい、すいません。

小笠原:そして結局怒られてるし!

塩田 :仕方ない、ちゃんと引くか。

(がしっ)

野沢 :え、うわああああ!こらー!離せー!

小笠原:いやいや、「離せー!」じゃないでしょ。いわば俺たち商品だよ?

塩田 :げーっ!凶かよ!いらねー!

(ポイッ)

野沢 :やったー、助かったぞー!

小笠原:素直に喜んでんじゃねえよ!てか今引いた奴もマナー最悪だな!

塩田 :さーて、引きなおしだ。

小笠原:そんで引くのかよ。ちゃんともう100円払えよ!

(がしっ)

野沢 :うわあああ!またかよー!

小笠原:引いてる奴も運無いな!連続で凶って。

塩田 :ああ!?また凶かよ!おっかしーな、仕組んどいたんだけどなあ!

小笠原:なんか負け惜しみっぽいの言ってるけどより自分の人間としての価値下げてるから!

塩田 :こんなものクーリング・オフだ!

小笠原:あんた押し売りされて無いだろ!自己責任!

(ポイッ)

野沢 :九死に一生を得たぞー!いや、九死に二生を・・・

小笠原:どっちでもいいよ!

塩田 :どうしても大吉が引きたいな・・・。
    こうなったら大人買いだ!すいませーん、おみくじ一箱下さーい!

小笠原:こいつはこいつでどれだけ頭のネジはずれてんだよ!
    そこまで大吉にこだわるなら少しはご利益考えろ!

塩田 :え、所持金ですか?えーと・・・。
    1000円ちょっとくらいしかないです。

小笠原:財布確認してから発言しろよ!あからさまに足りねえ!
    てか神社側でも大人買いをさせるなよ!何所持金聞いてんの!

塩田 :こうなったな1個だけ引くふりして2個ひいちゃえ。

小笠原:リアルで陰湿だなー。
    大人買いっていう大胆策から急にセコい策になったな。

(両手でがしっ、がしっ)

塩田 :えっ、何やってるんですかって?見ての通りおみくじを1個だけ引こうと・・・。

小笠原:見えねえよ!何で両手でいっちゃうかなー!ばればれだよ!
    それに1個だけって強調しちゃってるし。進歩がない。

塩田 :はいはい、わかりましたよ!片手で引きますよ!

小笠原:お前がキレる権利はないよね。

(片手でがしっ、がしっ)

小笠原:お、引かれた。他には誰が引かれたんだろう。

野沢 :おーい、誰かー!たすけてくれー!

小笠原:3回目!?どんだけ相性いいんだよ!

塩田 :どれどれ・・・大吉とまた凶か。これはもう大吉できまりだな。
    凶は結んでいくか。
   ・
   ・
   ・



小笠原:くそー、あいつあそこまで大吉に執着しといて何故間違えるかなあ!

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シュールストロム

漫才/思い出      (3/4)
三村「よかったですね!!」
大下「カープは1ゲーム差の5位でしたが…」

二人「…。」
最後まで最下位攻防戦が楽しめたとプラスに考えましょう。リベンジ成功!シュールストロム!

三村「どうもーシュールストロムです」
二人「よろしくお願いします」
大下「最初にいっておきますが僕ら野球が大好きなんですよ」
三村「まぁコンビ名も元広島カープの外国人投手からいただいてますしね」
大下「そんな野球好きの三村と大下でやってます、シュールストロムです」
二人「よろしくお願いします」

大下「最近思うのが学生での思い出って大事にしたいよね」
三村「そうだねわかるよ」
大下「僕らも思い出あるよね」
三村「僕はずっと野球ばかりやってましたよ」
大下「そうだったね、いつも叙々苑いくんだなんていってね」
三村「甲子園!なんで焼肉屋めざして野球やんなきゃいけねんだ!」
大下「で地域では「○○中のチチロー」て有名だったんですよ」
三村「イチローであってほしいわ、それじゃただのお父さんキャラでしょ」
大下「試合では安打製造機ていわれて」
三村「そうだっけ?」
大下「守備でエラーばかり」
三村「相手チームの安打つくっちゃってんじゃん!」
大下「ただ足がはやくていつもベースを盗んでたね」
三村「ベース=塁を盗む、盗塁てことですね」
大下「新聞の一面かざりましたよ「各中学校野球部のベースがなくなる!」て」
三村「本当にベース盗んでんじゃねぇか!」
大下「その数16個、内4個はホームスチール」
三村「ホームベースを4個ぬすんだてことでしょ?」
大下「そして何よりキャプテンとしてチームとタコを引っ張ってくれました」
三村「引っ張りダコ!?意味がわからない」
大下「いい三年間だったね」
三村「でもねえよ!お前はなんか思い出は?」
大下「やっぱりあだ名かな」
三村「なんて呼ばれてたの?」
大下「まぁいくつもあったんですが三年間欠席がなかったことから「鉄人」とか」
三村「元カープの衣笠!?まぁたしかに連続試合出場の記録で鉄人て呼ばれてたけど」
大下「けど遅刻が多かったことから「亀山」とか」
三村「阪神の遅刻魔!?て有名じゃねぇだろ!」
大下「亀山は遅刻が原因で球界を去ったというおっちょこちょいなんですが」
三村「大問題だろ」
大下「あと「右のイチロー」てよばれてましたね」
三村「どういう面でだよ!お前野球やってなかったろ」
大下「まぁこれは日ハムの田中幸雄という選手なんですが」
三村「それも有名な話じゃないでしょ!」
大下「あともう一つあった」
三村「何?」
大下「僕大下洋介ていうんですが、「洋ちゃん」て」
三村「ふつうじゃねぇかよ!」
大下「あとはいろんなことに挑戦したね」
三村「何に挑戦したの?」
大下「M-1でてみようとしたり」
三村「あぁいいじゃん」
大下「オンバトの審査員やろうとしたり」
三村「そうだったね」
大下「真剣10代しゃべり場でてみようとしたり」
三村「意外と真面目な番組でようとしたんだね」
大下「いや俺これでもドラクエとかFF好きじゃん?」
三村「まったく関係ない、それRPGだもん」
大下「討論大会とか弁論大会とかスピーチコンテストとかよくでてたから」
三村「そういう場いくつあんだよ!どんな学校だよ」
大下「とにかく相当な語りキャラだったから」
三村「語りキャラて…初耳だし、でどんな議題でしゃべり場でようとしたの?」
大下「『打てるだけのキャッチャーはいらない』ていう」
三村「確実に却下でしょ!まともに話せる奴いないだろうし」
大下「最近の「キャッチャーなのに打てる」的なキャッチフレーズの選手をかたっぱしから斬ろうと」
三村「確かにキャッチャーは守りの要だからね」
大下「あとは習字とかにも挑戦したね」
三村「そんなのしてたっけ、なんて書くの?」
大下「梵」
三村「カープの内野手!?たしかになんかかっこいいけど」
大下「まぁそれで断念したけどね」
三村「はやすぎるだろ」
大下「挑戦することに意義があるからね」
三村「もっと頑張れよ」
大下「それにしても三年間彼女ができなかった!」
三村「お前野球のことばっかだからだよ」
大下「それが悪いかよ!!」
三村「めっちゃきれてんじゃん、女心がわかってないよ」
大下「そんなことないよ、旅行いったらちゃんとお土産とか買ってくるし」
三村「大阪いったときな、いとこの女の子に何買ってきたよ?」
大下「早実のペナント」
三村「誰が欲しがるか!部屋にも飾りにくいし」
大下「ちょ、ハンカチ王子!」
三村「だとしてもポスターとかにしてやれって」
大下「けどポスターも買ったよ」
三村「誰のを?」
大下「大阪だったからタイガースショップで井川のを」
三村「微妙だよ、そんなイケメンでもないし」
大下「ちょ、メジャーリーガー!」
三村「だけどね」
大下「あとは高校受験なんかもいい思い出でしょ」
三村「そうだね、一生懸命塾に通ったね」
大下「男塾ね」
三村「違うよ!そんで成績悪いと塾長に叱られたりもしたり」
大下「ドン・フライね」
三村「だから男塾じゃねぇよ!」
大下「そんで最後は卒業ですよ」
三村「三年間の思い出をこめて記念品とか配られてね」
大下「早実のペナント」
三村「いい加減にしろ!」

二人「どうもありがとうございました」

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【敗者コメント】
ホームライナー 253KB
秋田:まけてゃー。
元木:何それ!?
サポートカラーズ 193KB
西村:あらららら。
奥田:あーあ・・・
たいへいた 161KB
爆:前回と同じオフエアかぁー
裂:いけると思ったんですがねぇ。
たいへいた:次こそは!

【ジャッジペーパー】  上から、夏草、ねんど、翔、イレブンナイン、音黒、銀沙灘(敬称略)
1組目 サポートカラーズ
・「ああああ」にしても、名前のボケにしても、ボケが全て稚拙でした。
 どうせならもっと面白い名前にしたらいいんじゃないかと。
 実在する「厩戸皇子」を名前のボケにして、「長いわ!」ってツッコミ入れるより大分ましかと。(1点)

・漫才の形にはなっていますが、「厩戸皇子」「後鳥羽上皇」以外のボケが普通に感じられてしまいました。個性的なネタが見たいです。
 ネットでわざとすべるやり取りってあのすべったどうしようもない空気が伝わってこないので
 よっぽどの工夫がないと面白くなるとは思いません。(1点)

・ボケをツッコミで説明しすぎかなと
 結局はそうなるとただの指摘になってしまうんですよね
 後は、ボケもベタな物が目に付きました(2点)

・たぶん、たぶんですけど、5行目6行目でボケツッコミ逆転しちゃってますよね?してなかったらごめんなさい。
 内容の方ですが、ボケは全体的にどこかで見た感じだな(パクリという意味ではなくて)といったものが多いかなと。
 もっとバカやっちゃっていいんじゃないかと思いました。
 マンガのたたみかけは勢いと盛り上がりがいい感じだと思います。(3点)

・漫才としての構成はよくできてると思います。
 序盤から中盤にかけては「ああああ」「ロスタイム」「後付け」はよかったんですが他の部分が勿体ないと思いました。
 ただ、後半のコロコロ辺りからは一気によくなりました。(5点)

・んー・・・歴史はわざとらしいスベリが他のを台無しにしてしまっていて、
 最後の漫画はコロコロ、ボンボン以外はまんま漢字にしただけなので大分練り足りなかったです。あと
 西村 僕思うに、将来結婚して、子どもが欲しいですよ。 とか
 奥田 よかったぁ・・・というか二人 話を戻そう! とか時々日本語がおかしくなるのも減点対象です。
 でも2度同じやりとりをするってボケはハマりました。(2点)
2組目 たいへいた
・初っ端の役割丸ごといりません。他の人も書くと思いますけど。
 ネタに関して、全くと言っていいほどに意味が分かりませんでした。
 故郷に久々に電話する、この設定だけで後はすき放題やって何のまとまりも脈絡も無くなってる感じでした。
 これはオンエアする気ないだろ、と言われても仕方ない気がします。
 他人のネタを見て勉強するところから入ってください。(0点)

・キャラクターが好き勝手にボケているだけなのでついていけず。
 本当におかしな人が続出しているので「頭おかしい病院行け」ってツッコミが黒すぎる印象を受けます。
 もっとまとまればいいネタになっていたと思います。
 オチは笑ってしまいました(2点)

・ごちゃごちゃし過ぎている印象ですね
 登場人物を生かしきれてないというか
 文章もおかしいとこがあったんでこの点数で(1点)

・人物をたくさん出してぐちゃぐちゃな感じを狙ってるのだとは思うのですが、あまりにも意味が分からなすぎますね。
 たくさん人を出すなら、しっかりとキャラの書き分けができる能力が必要になると思います。
 やっぱり、ある程度しっかりした枠組みの中で暴れる、ということも大事ではないでしょうか。
 ボケが勢い任せみたいになってしまっているのも残念です。(1点)

・登場人物が多すぎる割に全て生かしきれてないと思いました。
 ボケに関しては「みんなおかしい」というのが続いてるだけなので、もう一変化ほしかったです。
 あと細かいことですが、喋ったのが声だけで兄とか妹とかわかっているのに
 オチで間違い電話というのは少し噛み合わないと思います。(2点)

・たけしのポジションいいなあ・・・。
 序盤は割と面白いんですが、姉妹が出てきた辺りから
 必要以上に似たようなタイプのボケを使い回してたり、
 ツッコミがズレてきたりと悪い意味でハチャメチャになってしまいました。
 それに登場人物が多過ぎてはネタにまとまりが出来ません。
 ひろし、母、たけし、父、祖母の5人んもいれば十分じゃないでしょうか?(4点)
3組目 ホームライナー
・「犬を食う」こと自体に関心が持てなかったと言うか、選挙と関係ねぇじゃんって思いました。
 皆さん選挙というと何かしら別の目的を押し通すネタが多いんですが、せめて選挙関連のボケを押して欲しかった。(3点)

・犬食いたい発言にいきなり「人種」でつっこむのはどうかな?「三平です」は瓶ですよ。
 うーん、最後の9行だけはかなり面白かったんですよ。
 それだけに全体が「発音にこだわる」とかそういう小さなボケばかりだったのが本当に残念ですね(2点)

・ちょっと全体的に見てパンチ不足だと思います
 形式的にはしっかりと漫才をしているので
 あとはボケの質とインパクトですね(4点)

・ツッコミのワンパターンが気になりました。
 文の最後に ! をつけると勢いが出るので、使いたいのは非常によくわかるのですが
 全部が全部につけてしまうと、やはり同じテンポで続いていく感はしてしまうと思います。
 いかにツッコミで面白くするかを考えると、非常に面白いネタになると思います。(3点)

・全体的によくまとまってると思います。
 心地いいテンポで読みやすい漫才でした。
 内容もこれといって悪いところは無いんですが逆に大きな一撃もありませんでした。
 可もなく不可もなくと言った感じです。(6点)

・終盤になって盛り上がってきただけに発音とか古い流行語とかつまらないボケに行数を割いて欲しくなかったですね・・・。
 「元木:選挙勝つ気あるのかよ!?やる気のやの字も感じられないよ!」
 「元木:小沢代表舐めんなよ!小沢代表はお前みたいにバカじゃないんだぞ!」など
 ツッコミに関しては常に安定してました。  
 特に「元木:麻生さんだけじゃない事に気づいて欲しい。」このツッコミが大好きです。(4点)
4組目 ライジングブルー
・詰め込みすぎたかなぁって感じでしたけど、面白かったです。
 年越し検定、年越しストとかも、フレーズだけでなく説明もきちんとしてて、良かったと思います(7点)

・ネタとしてはツッコミがしっかりしていて面白かったですね。
 途中「正月あるある」が安易になった部分が弱く感じたんですが、1000万言い出してからがとてもよかった。
 オチもうまいですね(7点)

・こちらも山場を作りきれなかったかなと
 前半がインパクト不足ですかね
 後半からはやや盛り上がってボケもヒットし始めましたが乗り切れなかった印象です(6点)

・こういう、ボケの世界観をツッコミに押し付ける(ちょっと言い方が違うかもしれませんが…)みたいなネタは
 完成度が高くないと変なことになってしまいがちですが、非常にうまくまとまっていると思います。
 あとは、ツッコミに変化が出てくればもっと良くなるでしょう。
 エスケープ・ジ・アース 最高です。(7点)

・この異様な設定をよく生かしきれたなぁと感心しました。
 序盤の異様な会話で一気に引き込まれ、後半は一切失速せずに逆に加速した印象です。
 楽しませていただきました。(10点)

・エスケープ・ジ・アースがカッコ良過ぎますて。
 オチを始め伏線の使い方が上手くてボケに無駄がないです。
 ただ、前半は年越し3級やベスト・年越しストなど所謂へんなものマニア漫才ではありがちなボケが多くを占めていたので
 意外性のあるボケが欲しかったです。(7点)
5組目 シュールストロム
・チチロー、ベース盗む、梵、相変わらず面白いなぁと思います。
 もう少し暴走した思い出話で盛り上げたほうが良かったかなぁと。(7点)

・何ヶ所かいい部分があったんですが、「叙々苑」「盗塁」が安易過ぎたりマニアックすぎて伝わらなかったりすぎる前半が弱すぎたのが残念。
 後半もよくわからなかったです。
 「梵」は好きですよ。「『打てるだけのキャッチャーはいらない』」はとても好きです。(3点)

・野球ネタなんで個人的には少し甘くなってしまったかなぁ……
 ただ、楽しめたんですが焦点が色々と変わってしまって軸が出来なかったですね
 野球ボケもつながりが欲しかったです(7点)

・話があちこちに飛びすぎな気がします。
 話と話をつなぐときにも、適当ではなくて、違和感なくつなぐように心がけてほしいかなと思います。
 学生時代の話で一つと言えば一つなのですが、もっと細かいところを深く掘り下げるのがいいんじゃないでしょうか。

 全く関係ないですが、「シュールストロム」は臭い缶詰のことかと思ってました。ごめんなさい、ストロムさん。(2点)

・テンポよく進んでいてスラスラ読めるんですが、所々よくわからないボケがありました。
 野球以外の部分のボケももう少し練り込んでほしいです。(4点)

・前半は大人しかったんですが、早実のペナントから一気に加速してきましたね。なんかツボにハマりました。
 盗塁=グラウンドの塁を盗むだけではあまりに拙いので、そこからスポーツ用品店で万引きにもチャレンジとか
 盗ったベースを球場の側においてプロ野球選手がスライディングしてこないかわくわくするのが楽しみとか
 一歩踏み込んだボケが必要だと思います。(7点)
6組目 チキンハートブレイカーズ
・おみくじの中のやり取り…設定は素晴らしいんですが、笑いに繋がりにくいんじゃないかなぁと。
 序盤はまだ笑いどころがあったんですけど、後半少々ダレてきたかなと思います。(4点)

・設定はこっている。センスがある。
 なのになんだかわかりにくくてもったいないですね。名前は「小笠原」「野沢」「塩田」とするより
 素直に「大吉」「凶」「塩田」にすべきだったのではないかと。見せ方に気を使ってみてください(3点)

・設定はよかったですけどもっと広げられるんじゃないなぁと思います
 もっとおみくじに関するボケをどんどんとぶち込んでテンポをあげるのもありかなと(5点)

・非常に面白いです。「クーリングオフ」 「大人買い」笑わずにはいられませんでした。
 くじを引く人のおバカっぷりがいいですね。逆ギレのタイミングもバッチリでしょう。
 こういう、特殊な設定は、思いついたあとに生かしきることが難しいと思うのですが見事に生かしきってると思います。(9点)

・おみくじ引く人が出てきてから一気に面白くなりました。
 その前の部分にもう少しボリュームがほしいです。
 あと、オチを理解するのに少し時間がかかりました。
 もう少し伝わりやすくしたほうがいいと思います。(6点)

・塩田のバカさ加減が堪らないです。1000円ちょっとで大人買いとか両手で引くとか。
 しかし山場が来る前に終わってしまった感じもありましたし、
 「塩田 :ああ!?また凶かよ!おっかしーな、仕組んどいたんだけどなあ!」の「仕組んどいた」の意味がわかりませんでした。
 大吉が必ず出るように仕組んだ描写も凶を引かないように仕組んだ描写も見られないので。(7点)

【第185回結果表】 平均KB 281.7KB
グループ名KBOA率BL
ライジングブルー42115/17
チキンハートブレイカーズ3451/2
シュールストロム2933/4
ホームライナー2530/7
サポートカラーズ1930/1
たいへいた1610/2
ライジングブルーが貫禄のトップ合格。
チキンハートブレイカーズ、シュールストロムはリベンジ達成。