第184回 青沢オンエアバトル

市河:以上で計量は終わりました。
    オンエアされる上位3組の発表です!

潮江軍団  (1位)
今回も1位だ!


サイドハンド・ボーラーズ  (2位)

連勝2桁の大台に乗った!


Rendezvous  (3位)

4連勝達成!


碓氷:難関を突破した皆さんの熱演をご覧いただきましょう!

潮江軍団

コント/武田信玄のオールナイトニッポン      (2/2)
向島軍団長:この勝利を、敬愛する吉沢明歩さんに捧げます!
吉沢明歩・・・っと。(検索結果)・・・・・いやいやいや!2回連続1位!潮江軍団!

   はやきこと風のごとく!武田信玄のオールナイトニッポン!


   ターンタターン ターンタターン ターンタターンタン
   ターラタラッタッ タッタラタッタッタラッ 
   タッタラタッタッタラッ タラッタラッ タラッ 
   ボボンボンボーン


武田:はいどうもこんばんわー、風林火山でお馴染みの武田信玄でーす。
   今日はね、スペシャルウィークということなんですが、
   まぁ毎回スペシャルウィークでは豪華なゲストをお呼びしてるんですがね、
   今回は非常に残念なゲストで、皆さん!申し訳ありません!

上杉:誰が残念だお前!

武田:お前、喋んじゃねぇよ!まだ紹介してねぇだろうが!

上杉:はいはい、それはすんませんでしたー

武田:はいというわけで、この酷い北陸ナマりでお気づきの方も多いと思いますが、
   今日のゲストは、ダサいほっかむりでお馴染みの上杉謙信さんでーす

上杉:誰がダサいほっかむりじゃコラ!おしゃれだよおしゃれ!パーカーの走りだよ!

武田:うるせぇお前!何でスペシャルウィークなのに、お前みたいのがゲストなんだよ!

上杉:いいじゃねぇかよ!残念なゲストってのは言いすぎだろうが!

武田:残念以外に言いようが無いわ!新聞のラテ欄見てだな、「ゲストは上杉謙信」って書いてたら、
   「あ、今日はガクトが出るんだな」って誰でも思うだろうが!
   何で本人が出てくんだよ!確実に聴取率下がるわ!

上杉:聴取率低いのを人のせいにすんじゃねぇよ!それはもともとだろうが!
   お前、聞いた話では裏番組の「ありがとう織田信長です」にダブルスコア付けられてんだろ?
   人気ないねー、ほんと。

武田:お前は何でそんなことまで知ってんだよ!

上杉:バカ息子だけにとどまらず、バカ親父も信長にボコられるとは哀れなこったな

武田:うるせえって!お前、出てきて早々、俺の悪口ばっか言ってんじゃねぇよ!

上杉:悪口じゃねぇよ、事実じゃねぇか!
   そもそも、何でこの番組は人気無いのか自分で分かってんのか?
   お前のトークが致命的につまんねぇからだよ。信長みたいなマシンガントークできねぇのかよ?

武田:まぁ、あいつのトークは3段撃ちだからな・・・

上杉:・・・面白くねぇよ!例えが古いんだよ!お前のファンが3段撃ちなんか分かるかよ!

武田:うるせぇ!うちのリスナーバカにすんじゃねぇよ!

上杉:いやーお前のトークは相変わらず、静かなること林の如し、リスナーの口元が動かざること山の如しだわほんと。

武田:勝手に俺の言葉引用すんじゃねぇよ!

上杉:世間が忘れかけているお前の古いギャグを使ってやってんじゃねぇか!感謝しろ!

武田:ギャグじゃねぇよ!

上杉:え?ギャグじゃねぇの?股関節に両手を当てて「風林火山!」って言うんだろ?

武田:俺がいつそんなことした!適当なこというな!
   じゃあ、お前の旗に書いてる言葉はどうなんだよ!全然広まってねぇよな?

上杉:は?そもそも広げようとしてねぇし。

武田:運動会の騎馬戦でも、「あれ、何て書いてんの?」ってみんな言うもんな

上杉:それはそいつらが無学なだけだ!あれはな、毘沙門天の毘だ!毘!

武田:何だそれ!股関節に両手を当てて「毘沙門天!」って言うのか?

上杉:・・・何、俺のボケパクッてんだよ。それ俺のおもろいやつだろうが。
   だから、流行らそうとしてねぇからいいんだよ。

武田:でもそう言いながら、謙信さん涙目ですよ!
   悔しいの〜悔しいの〜

上杉:はいはい、もうそういうのはいいから、さっさとハガキのコーナー行けよ!
   オープニングは毎週3分ぐらいで終わるだろうが!

武田:お前、よく知ってんなぁ。本当はこの番組のヘビーリスナーじゃねぇのか?

上杉:お前のトークがどんだけスベってんのか聴いて楽しんでんだよ。

武田:あぁはいはい、そうですか。はい、では一枚目のお葉書いきまーす。
   新潟県にお住まいのシャドウタイガーさんから頂きました。
   いつもありがとうございまーす。

上杉:シャドウタイガーさんはよくハガキくれんの?

武田:そうなんだよ、この人、毎週50枚ぐらい送ってくれるからね。

上杉:50枚?単なる暇人だな。

武田:うるせぇお前!リスナーの悪口はいうなって言ってんだろ!
   ごめんなさいね、シャドウタイガーさん。それでは、バカはほっといて進めましょう。
   
   『武田さん、そしてゲストの上杉さんこんばんはー』

   こんばんはー

   『今日のゲストは上杉さんだそうで、多分僕の予想ではオープニングからお得意の
    喧嘩ネタが聞けると思うのですが、お2人はまさに中尾彬と江守徹の関係みたいですよね。
    本当は仲がいいんじゃないかと思うのですが、どうなんでしょうか?』

   ということですが、そんなことないよね。

上杉:まぁねぇ。

武田:だって俺ら、お互いの携帯番号知らねぇし。

上杉:そうだな、でも俺はお前の住所なら知ってるけどな。

武田:待て・・・言うなよ。

上杉:えーと、確か山梨県甲府市丸の内1丁目メゾンタケダ・・・

武田:だから言うなって言ってんだろ!お前、この前もゲストに来たときバラしただろうが!
   あの後ファンが押しかけてきて大変だったんだぞ!

上杉:まぁ、バラすためだけにお前の住所憶えてるからな

武田:そんなちっちゃいボケのために、こっちは大迷惑かかってんだよ!

上杉:何が大迷惑だよ。お前のファンの数なんてたかが知れてるだろうが。
   せぇぜぇ戦国オタクの2、3人だろ?見栄はんなよ。

武田:俺は大河ドラマの主役だったんだから!あんた脇役!俺主役!そこ間違えないでね!

上杉:でもお前、町を歩いてて声をかけられることあるか?

武田:・・・まぁ、正直ほとんどないけどな。あんまり顔知られてないから。

上杉:だろ?あまりにも声をかけられないから、最近は風林火山の旗を持ちながら歩いてるって聞いたぞ。

武田:そこまでして声かけられたくねぇよ!じゃあ、そう言うお前はどうなんだよ!

上杉:俺はお前と違って、結構声かけられるぜ。

武田:そりゃ、そんなダサいほっかむり被ってる奴お前しかいねぇからな

上杉:だからこれはオシャレなんだよ!パーカーの走りなんだよ、パーカーの!

武田: ・・・さて、私服ダサ男はほっといて続いてのお便りに行きます。
   新潟県のペンネーム、シャドウタイガーさんから頂きました。

上杉:またそいつかよ!この番組、シャドウタイガーしか聴いてねぇんじゃねぇの?

武田:だからリスナーの悪口だけは言うんじゃない!
   さて、低脳はほっといて先に進めます。

   『武田さん、そしてゲストの上杉さんこんばんはー』

   こんばんはー

   『僕の親友に凄いニブい奴がいて、本当に呆れることが多くて困ってるんですが、
    お2人の周りにはそういう人はいますか?』

   ということなんですが、周りというかね、僕自身が少しどん臭い部分はありますね。

上杉:え、まさかの自分!?自分の失敗談って難しいのに!?

武田:あの、「式」っていう字あるじゃないですか、結婚式の式ね、あの字を書くとき、
   いっつも間違えて武田の武っていう字を書いてしまうんだよね。いつもの癖で。

上杉:しかも、お前限定のあるあるネタかよ!誰もあるあるってならねぇぞ!

武田:うるせぇよ、さっきから!じゃあお前には面白エピソードがあるのかよ!

上杉:そうだな、俺の周りで言うとお前が一番にぶいよな。

武田:一番は言いすぎじゃねぇか?

上杉:でも本当に鈍感だからなお前は

武田:そうか?じゃあ具体的にどういうところが鈍感だと思うんだ?

上杉:いやね、いつ気付いてくれるのかなって思ってたんだけどね、シャドウタイガーっているじゃん

武田:何の話だよ急に。シャドタイさんはうちのヘビーリスナーだけど。

上杉:シャドウタイガーを日本語に直してみなよ

武田:え?シャドウタイガーを?シャドウは影、で、虎?かげとら・・・は!

上杉:そう、長尾景虎・・・シャドウタイガーは俺なんだよ!

武田:え!マジで!何かちょっと気持ち悪い!

上杉:気持ち悪い言うな!人の好意をないがしろにして!

武田:いや、すまん・・・でも何でだ?

上杉:信ちゃん!俺は・・・、俺は悔しいんだよ!俺の最大のライバルといわれたお前が、
   信長みたいなクソガキに負けているのが!だから少しでも力になろうと思って・・・
   迷惑だったか?

武田:迷惑なわけ無いだろ!お、お前・・・塩だけでなく・・・ハガキまで送ってくれたのか!

上杉:当たり前だろう!お前のピンチは俺のピンチなんだ!俺ら2人で信長包囲網を築こうじゃないか!

武田:ありがとう・・・

上杉:俺はな、それを言うために今日ゲストで来たんだよ!プロデューサーに無理やり頼み込んでな!
   もちろんノーギャラでだ!

武田:そこまでして俺のことを・・・

上杉:あ、ちょっと待ってね。え?あと放送時間30秒?あ、やばい、
   これだけは言っとかないと、えー今度舞台やります、
   上杉謙信の単独ライブ『ほっかむり2007』新宿コマ劇場で
   S席8500円・・・

武田:お前、告知目的で来たんじゃねぇか!



終わり

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サイドハンド・ボーラーズ

漫才/秋田美人      (10/11)
あべ:よっしゃ、10勝目!
おか:この調子で今季は最多勝を狙いたいですね。あと最低でも今季中に15勝は挙げたいです。
あべ:いやそれはルール上無理だから!
新記録の8勝なら十分狙えますよー。地味な中堅プレイヤー!サイドハンド・ボーラーズ!

おか:はいどうも、よろしくお願いします。

あべ:よろしくお願いします。

おか:しかしもうこんな年になりましたし、そろそろ結婚を考えてみたいですね。
   で、俺の理想の女性といったらズバリこれ、秋田美人ですよ。

あべ:なるほど、確かに日本で一番美人さんが多い県は秋田県だとか言われてるのは聞いたことありますけどね。

おか:とにかく秋田美人は最高です。これが、ちょっと間違えて青森県人とかだったらもう大変、この世の終わりです。

あべ:そこまで言うか!? それは青森県の人に失礼だろ、そんなに秋田と青森とかで違うか?

おか:全然違いますよ、まず秋田美人は色白で肌がきれいだし、まさに水もしたたるいい女ですよ。
   これが青森県人なら、青森名物のリンゴを丸かじりした時に歯茎から血がしたたる自称いい女で・・・

あべ:そんな女の子なんてめったにいないから! つーか、青森県人にもちゃんと美人はいるだろ・・・

おか:いやいや、秋田美人には勝てませんって。
   たとえ青森県人がどんなに秋田美人に焼きもち焼いたとしても「ははーん、焼きリンゴだな?」の一言でかたづけられます。

あべ:そんなシャレとかいらないから!

おか:でもそれぐらい秋田美人は別格ですって、
   有名人でいえば、あの世界三大美女、小野小町は今の秋田県出身ですからね。
   それに対して青森県出身の有名人は、高見盛、舞の海、貴ノ浪、若の里、岩木山・・・

あべ:相撲取りばっかりじゃないか! 確かに青森県は相撲が盛んらしいけど!

おか:それに秋田美人はきっと家庭的ですよ、
   寒い冬場に家に帰って玄関を開けたら、奥さんが郷土料理の「きりたんぽ鍋」とかを作って待ってくれてるんですよ。
   対して青森県は、玄関開けたら相撲取りたちがリンゴを握りつぶしながら「はい、リンゴジュース!」

あべ:そんな玄関開けたら相撲取りとかありえないから! どこの相撲部屋だ!?

おか:・・・あぁ、やっぱり青森なんかじゃダメだ、秋田がいい。

あべ:お前は何か青森に恨みでもあるのか・・・?

おか:・・・あぁ、やっぱり青森のリンゴなんかはダメだ、つーか悪魔の果実だ。
   元はと言えば、アダムとイブが、このリンゴという禁断の果実を食べたばっかりにこの世は苦しみの世界に・・・

あべ:なんで突然そんな話になるんだ!? 関係ないだろ・・・

おか:アダムとイブが、禁断の果実をこの青森の地で食べたばっかりに・・・

あべ:違うから! なんで「アダムとイブ」の話が青森でリンゴを食べる話になるんだよ!?

おか:あと、同時に魔法使いのおばあちゃんも現れて、あの時毒リンゴを青森で食べさせられたばっかりに・・・

あべ:白雪姫とも関係ない!

おか:まぁ、話がそれましたすいません、とにかく秋田美人には他にはない魅力があるんですよ。
   だから結婚してからも、いつまでもきれいな女性のままでいてくれるでしょうね。
   これが青森県人とかなら、結婚後は毎日ダラダラと食っちゃ寝食っちゃ寝でブクブクと太っていき・・・

あべ:そしてまた青森県人の話にするのか、しつこいって・・・

おか:で、そんな姿を見た、近所の人からは陰でこう言われるんですよ。
   「あそこの家の奥さん、青森から嫁いできただけにこれが本当の「ねぶた」だね」と。

あべ:確かに青森にねぶた祭りってあるけど! そんなダジャレみたいなのいらないから・・・

おか:で、そんな陰口を聞いた青森県人の奥さんはきっとこういい返すんですよ、
   「私は、食べた後にすぐ寝るという、相撲部屋のルールをきっちりと守って生きているのよ!」と・・・

あべ:もういい、妄想もいいかげんにしろ!

おか:まぁそんなのとは対照的に、秋田に住めばもうみんなが円満な家庭生活を送れるでしょうね。
   そして、そんな2人の間に生まれる子供もきっとすくすくと育ちますよ。

あべ:それ本当なのか? 秋田県民だけがみんなそんな幸せになるとは限らないだろ。

おか:いや、なります。なぜなら秋田では幸せの守り神、なまはげが家庭を守ってくれますから。

あべ:またなんでなまはげが出てくるんだ・・・ しかも家庭を守ってくれるってそれ違うだろ・・・

おか:守ってくれますって。とにかく、秋田では家を買えば一家に一台なまはげが付いてきますし。

あべ:付いてくるか! いくら秋田でもそんな「車庫付きなまはげ付き物件」とかは売って無いから。

おか:でもとにかくなまはげは、家庭のためならなんでもやってくれるんですよ。あの鋭い歯と爪で、
   悪い子たちはやっつけてくれるし、ついでにあの歯でなかなか開かなくて困ってたビールの栓まで開けてくれます。

あべ:そんなのありえないだろ! つーかなまはげはどこぞのお助けマンとは違うから!

おか:ついでにあの爪で、奥さんのお肌の角質層もきれいに掃除してくれたりとかも・・・

あべ:それもありえない! 

おか:これが、お肌スベスベの秋田美人になる隠れた秘訣で・・・

あべ:どこがだ! むしろ顔が傷だらけになりそうだし・・・

おか:う〜ん、いいですね、なまはげのような女性。

あべ:・・・ってそれ顔的に最悪じゃないか! もはや、秋田美人っていうのが根底から覆ってるし!

おか:まぁとにかく秋田では、なまはげが毎日のように活躍してるんですよ。その活躍っぷりは地元秋田では、
  「秋田なまはげテレビ」と「ラジオなまはげNBC」によって毎週欠かさずテレビラジオで放送されているらしいですし・・・

あべ:もはや子供の作り話レベルじゃないか! つーかお前はなぜそこまでなまはげを持ち上げるんだ・・・?

おか:とにかく、なまはげは神様です。そんななまはげがいる秋田は最高です。
   これが青森県なら大変ですよ、青森で家を買えば一家に一台ねぶたが付いてくるんですよね?

あべ:あんなもの家の中に入りきるか! 家が壊れるだろ! 
   つーかまた青森の話か、だからいい加減しつこいって言ってるだろ・・・

おか:これが青森県なら、なかなか栓が開かなくて困ってたリンゴ酒はいつの間にか相撲取りたちに飲まれて無くなってた・・・

あべ:だからいくら青森でも、家に相撲取りが侵入してくるとか無いから!

おか:これが青森県なら、奥さんのお肌の角質層めがけて相撲取りが塩をまいて「はい、塩エステ!」

あべ:そんなエステ存在するわけないから!

おか:これが青森県なら、テレビもねぇ、ラジオもねぇ、車もそれほど走ってねぇ・・・

あべ:それ吉幾三の歌だろ! さすがに今の時代はそれら全部青森にもあるし!

おか:まぁとにかくそういうことで・・・ いや〜、早く秋田に移住したいですね。

あべ:もういい! つーかさっきからグダグダと妄想ばかり言ってるけど、
   お前には、実際に結婚も考えているような秋田美人の彼女ってのはいるのか・・・?

おか:いません。なぜならついこの前、青森出身の元彼女に最後にひどいこと言われてフラれたばっかりですから。

あべ:お前の青森に対する言葉は結局逆恨みか! もういいかげんにしろ。

2人:どうも、ありがとうございました。

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Rendezvous

漫才/選挙演説      (7/11)
鈴村:4連勝だってさ。
大柴:ビクトリー!!
鈴村:何そのテンション?
元軍人のあの人:レッツ、セイ、ビクトリー!!7勝目!Rendezvous!

鈴村:どうも、Rendezvousです。
大柴:みんな!花弁集めてる?
鈴村:集めるわけないだろ!急に何を言い出すんだよ。
大柴:集めるで思い出したんだけどさ、選挙っていう演説をして票を集めるスポーツがあるでしょ?
鈴村:スポーツじゃねえよ!お国の未来を左右してるんだよ。
大柴:そう、そのお国の森山未来を左右する選挙なんだけどさ・・・
鈴村:いらんもん付け足すな!俳優さんの話になっちゃってるからね。
大柴:僕ね、選挙演説ってやってみたいんですよ。
鈴村:演説ね・・・難しいよ?
大柴:大丈夫!自信があるんだよ。
   何たって僕は中学の時に演説部に入ってたからね。
鈴村:何その変な部活!?演劇部ならわかるけどさ・・・
   まぁ、演説をやってみたいのね。それならビシッとやってくださいよ。
大柴:じゃあ、僕が選挙ダンプカーに乗ってきますから、
鈴村:待て待て!車がゴツいよ!
大柴:じゃあ、選挙リヤカーに乗ってきますから。
鈴村:極端過ぎるわ!
大柴:それじゃあ、選挙ウインカーに乗ってきますよ。
鈴村:もはや車の部品じゃねえかよ!
   まぁ、演説がやりたいならしっかりやってくださいよ。
大柴:みなさん!私は集合党の大柴堅と申します!
鈴村:そうそう、そんな感じでね。
大柴:私が金メダルを取った際には・・・
鈴村:だからスポーツじゃねえよ!ちゃんと演説をやってくれよ!
大柴:涼宮ハルヒの?
鈴村:いらんもん付けるなよ!「涼宮ハルヒの演説」なんてライトノベルが売れるか!
   ちゃんとやれって。
大柴:何!?ギャンとズゴック?
鈴村:何でガンダムの話になってんだよ!?
   しかも「ちゃんと」と「ギャンと」はわかるけど、「やれって」と「ズゴック」は聞き間違えないだろ!?
大柴:仕方がないだろ。僕の聴力は23cmしかないんだから。
鈴村:数値と単位がおかしいよ!とにかく演説をやれって。
大柴:私は集合党・オブ・ジョイトイの大柴堅と申します!
鈴村:そんなセクシーな政党あるわけないだろ!普通にやれって!
大柴:私は集合党の大柴堅と申します!
   私が当選した際には、皆さんの住みやすい地域づくりを行っていきます!
鈴村:そういう公約は大事だね。
大柴:歩道を全て動く歩道にします!
鈴村:歩くのは楽になるけど・・・維持費や何やらで増税する気だろ!
大柴:そして、環境問題の解決にも努めていきたいと思います!
鈴村:無視!?絶対に増税するだろ・・・
大柴:私は環境問題を解決するためだけに生まれてきた機械です!
   だから富士山のゴミを1人で全て撤去します!
   できなかった時には、私はその場で舌を噛み切って見せます!
鈴村:なんか悲しくなっちゃうよ・・・
大柴:また、消費税の増加を防ぎ、逆に妻と一緒にお風呂に入る回数を増やしていきます!
鈴村:後述が蛇足だよ!一体何の逆なんだか・・・
大柴:どうか、こんな私に清き一票をお願いします!
   今の時代、ニックネームで投票しても場合によっては得票として扱われる時代です!
   私の場合は「バカ」「ハゲ」「前科一犯」などの色々な愛称があるので、そういった記述でも得票に含まれるんです!
   本当にお願いします!
鈴村:あざといな!?しかも愛称というよりはバカにされてるだろ!
   しかも「前科一犯」に関しては大問題だろ!
大柴:本当に!本当にお願いします!
   投票してくれた人にはタイプの異性を紹介します!
   毎月3万円振り込みます!
   親しい友人が刀鍛冶をやっているので、日本刀に触らせてあげます!
鈴村:しつこいわ!しかも3つ目は喜んでいいのかどうかわからないよ!
   っていうか、そんなの選挙違反だろ!
大柴:ダメなの!?
鈴村:ダメだよ。翌日から前科二犯になっちゃうからさ。
大柴:そうか・・・じゃあ、諦めて票じゃなくて花弁を集めるよ。
鈴村:もういいよ!

2人:ありがとうございました。

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【敗者コメント】
ノースフリー 297KB
北泉:長文企画は初参戦だったので…これら頑張ります。

工藤:次はもっと頑張ります。
特攻レファレンダムチーム 261KB
堀 :うーん、残念。
和田:PGGPでも負けてたしね。
マイケル:封印!封印!
鸚鵡神 233KB
武:3連敗はしたくないです。

嬰:はい。

【ジャッジペーパー】  上から、夏草、ねんど、しばふみ、オニガワラ、銀沙灘(敬称略)
1組目 潮江軍団
・・「いやーお前のトークは相変わらず、静かなること林の如し、リスナーの口元が動かざること山の如しだわほんと」
 ・股関節に両手を当てて「毘沙門天!」
 ・お、お前・・・塩だけでなく・・・ハガキまで送ってくれたのか!
 ・ほっかむり2007
 文句の付けようが無いです。歴史的事情を巧みに使用していて、それでもそれに頼りすぎることなく、
 鈍い下りや、宣伝目的等のオリジナリティがあったので満点で。(10点)

・よく作りこんでいてそれでいてバカバカしくて面白いコントですね。
 文字だけなのに2人のキャラクターや表情が見えてくるのがすごいです。
 このラジオ番組は普通に聴いてみたいなと思います。(10点)

・過去の世界と現実の世界と虚構の世界が入り混じっていながら、
 これほど面白いネタを作るというのは本当に素晴らしいと思います。
 感動さえ覚えましたし、ヘビーな歴史好きにもたまらないコアな仕上がりのネタだと感じました。
 歴史背景を理解していてそれを面白くする。こんなネタは是非ともまた見たいですね。(10点)

・・ボケ   安定感がありました
 ・ツッコミ 的確でした
 ・設定   面白いと思います
 2人のキャラがしっかり作られている感じがしました。
 ボケの中でちょっと歴史事項に深く掘り下げているようなボケが流れを止めている気がします。
 信長のに比べてパンチのあるボケが少なかったと思います。(8点)

・完成度が高いです。2人の会話が自然ですぐネタに引き込まれましたが、
 後半、ハガキのコーナーになってからは、
 『股関節に両手を当てて「風林火山!」』のような意外性のあるボケが少なくなって少々物足りなかったです。(9点)
2組目 鸚鵡神
・順番的なものもあると思うんですが、グダグダしてた印象でした。
 他にも、あせ→あめ、おちつく→もちつく等の、
 稚拙な言葉の言い換えボケが中心だったのも何かなぁと思います。(1点)

・単語単語でボケているところはテンポが感じられて面白い。
 でも全体的に見るとどこかで見たような感じが強いネタです。
 「それをポケットにしまうな!ちゃんとやれ!」とか「新幹線のきっぷうりばの裏から出てくるベテランか!」とか
 イマイチあっている感じがしないツッコミも気になりました(4点)

・言葉遊びのボケが割合を多く占めすぎていると感じました。
 ボケ自体は悪くは無いのですが、あまり話題に一貫性が無いので、
 1つ1つのボケにインパクトが無いとこのスタイルは辛いように思います。(4点)

・・ボケ   ベタなものが多かったです
 ・ツッコミ 面接か!のとこがボケに合っていないと思います
 ・構成   自然でした
 いろんな人からもらうな〜のくだりがとてもよかったです。
 ですが致命的にボケが全体的にベタだと思います。
 餅つけのところはもしもあえてベタ路線で入れたのであれば省いたほうがいいです。(4点)

・ボケの割合が多過ぎて歯切れが悪いといいますか、流れが動いたり止まったりしたといいますか、
 とにかくボケ過ぎて逆効果になってると感じました。
 脈絡のあまり無い突発的なボケが多い中で、SHINJOマッサージが飛び抜けてました。
 こういうボケがもっと欲しいです。(3点)
3組目 サイドハンド・ボーラーズ
・いやー面白い。これが漫才かぁって感じでした。
 青森になると世界の終わり〜吉幾三の歌まで、失速することなく構成されていて、かなり良かったと思います。
 ただその中で爆発的なボケがあればなぁと。(8点)

・他の都道府県シリーズも見てみたくなりましたね。かなり上質な作品です。
 なまはげのボケレベルは微妙かな?それでも素晴らしい作品でした。(9点)

・THE・偏見漫才と言った様子で、1度審査させて頂いたことがありましたが、
 やはり2人の立場が明確に対比されているという作りは、面白いネタになるなとつくづく感じます。
 ただ、全体的に「なまはげ」と「ねぶた」にこだわり過ぎている様に思ったのと、
 もう少し他のバリエーションも見てみたかったですね。
 ただオチが怨恨なのは人間臭くて個人的には好きです。(8点)

・・ボケ   大きな一発が無かったです
 ・ツッコミ 的確でした
 ・構成   自然でした
 ボケがベタというわけではないのですがどれもクスクス程度でした。
 また話題転換のときテンポが悪くなっているように思います。(5点)

・こういう展開の仕方もあるのかあと感心しちゃいました。
 その県の特徴とか伝統行事とかを上手く取り入れててまとまりのあるネタではあったんですが、
 それに固執するあまりに発想力を生かしたボケが少ない為にボケの種類に偏りが出来てしまったと思います。(7点)
4組目 ノースフリー
・弱いなぁ。何より話が破綻しすぎじゃないかと。
 妹がインド象に関しての反応が薄いからだからローテンション漫才かと思いきや、
 後で食いついてしかも「!」が使われてたので、やっぱ普通の漫才だったのかぁと。
 そこはツッコミ入れたほうがいいんじゃないかと。
 せめて「インド象!?」とかくらいに。(2点)

・インド象が奇抜なだけに他のボケがおとなしすぎる、こじんまりとした漫才という印象をうけました
 一つの発想だけではなかなか勝てませんよ(2点)

・面白かったです。
 メリハリがついていて切れ味の良い王道の漫才という印象でした。
 ただ、最初に工藤がボケを羅列するやり方はどうかと思います。
 ツッコミの北泉が消化出来てなくて、なんだか序盤はグダグダとしたものを感じました。
 構成次第ではもっと面白いものになるはずです。(6点)

・・ボケ   後半弱く感じました
 ・ツッコミ 妥当だと思います
 ・構成   自然でした
 前半・後半と分かれていましたが後半が明らかにパワー不足でした。
 電話は内容こそ違いますが結局は電話を切るかゾウが暴れるかの同じボケだと思います。(6点)

・天使と悪魔〜痔までの中盤は発想力が光っていて大いに笑わせていただきました。
 序盤もまずまずではあったんですが、終盤では逆ギレ、露骨にやる気が無いなど安直なボケが多かったです。(7点)
5組目 特攻野郎レファレンダムチーム
・ドタバタしてる間に終わったというか、どうもインドとかスリランカに食いつけませんでした。
 序盤の5円玉とか、その辺の銀行強盗のオーソドックスな下りは面白さを感じたんですけど、
 スリランカ語が入ってから少々ダレてきました。(5点)

・1人外人という設定も、イワシを連呼した意味もあまりなかったような気がします。
 他のネット企画でよくみるトリオ漫才と違ってトリオとしての形にはなっていたことは好印象なだけに残念!(3点)

・飛び道具が結構ある趣向は面白かったです。
 ただ疑問点も結構ありました。
 特にオチの「危険を回避する術(銀行強盗編)」って一体何物なんでしょうかね。
 ちょっと見ている側には分からなくて、オチは逃げのように感じました。
 それから根本的なところも2つばかしあって、マイケルの外人設定が活かしきれていない、
 鰯の面白さがもう1つ伝えられていないように思いました。(5点)

・・ボケ   新鮮なものが多かったです
 ・ツッコミ 少しずれているように思います
 ・構成   基本の流れはいいと思います
 外国人を生かしたボケがもっと見たかったです。
 それでインド語ですが確かに斬新でインパクトがありますがそれだけで終わってしまっています。
 単に浮いているようにしか捉えられませんでした。(1点)

・野球帽に5円玉詰めろとかなかなか鋭いボケもあるんですが、全体では問題アリなものの方が多かったと思います。 
 インパクトだけの外国語ボケは使えてもせめて1、2回ですし、
 イワシもそれが魚であることを踏まえたようなもう一歩踏み込んだボケがなかったです。(5点)
6組目 Rendezvous
・ネタの山場が無かったというか、どれも薄いものが多かったです。
 何より。タイトルもネタも選挙演説なのに、ツカミとオチだけが花弁て(4点)

・ベタベタな印象の漫才。だけど終始ニヤニヤ。
 所々で出てくる唐突なボケがよかったのかな。
 漫才というよりボケてつっこんでの繰り返し作業っぽくも感じたので高得点は出せないかな。
 もう少しネタを掘り下げてほしかったです。(5点)

・いい線をついたボケもあったのですが、
 やや数打ちゃ当たるといったようなボケも多く見られた気がします。
 傾向として元々ある言葉に付け足したり、1部分を換えたりするボケが多いのがちょっと気になったでしょうか。
 ただ選挙演説というテーマが起転結出来ていたのは凄く好印象でした。(8点)

・・ボケ   不自然なものが多かったです
 ・ツッコミ 的確でした
 ・構成   全体としてはいいですがボケのために無理矢理流れを変えている所が多々見受けられました
 聞き間違いの部分ですがそのボケをやるためだけに流れを壊していると思います。
 ボケも公約を言う、つっこむのワンパターンだったと思います。
 最後の刀鍛冶の部分はよかったです。(3点)

・ボケもツッコミもしっかりしていて好印象だったんですが、
 テーマがほぼ公約一本だったので大喜利を見てるような錯覚に陥ってしまいました。
 いっそ本当に選挙をスポーツ化したらどうなるかとか、もっとあらゆる方向へ展開してもよかったと思います。(7点)

【第184回結果表】 平均KB 344.3KB
グループ名KBOA率BL
潮江軍団5172/2
サイドハンド・ボーラーズ42510/11
Rendezvous3337/11
ノースフリー2970/1
特攻レファレンダムチーム2611/4
鸚鵡神2330/2
潮江軍団が歴代7位タイの高KBで連勝。
サイドハンド・ボーラーズ、Rendezvousもそれぞれ連勝を伸ばした。