第174回 青沢オンエアバトル 市河:以上で計量は終わりました。 オンエアされる上位3組の発表です! |
ちーむ・MM
(1位)
初挑戦初オンエア! |
サンザンヒーローズ
(2位)
5連勝! |
whitewhite
(3位)
リベンジ達成! |
誠「初挑戦初オンエアです!」 充「騙されたと思って見てください!」
誠「はいどーも!ちーむ・MMでーす!」
充「お願いしますー。初めてやからね。頑張っていきましょうよ。」
誠「そやね!いやー聞いてくださいよ。いきなりやけどね、僕ちょっと悩みがあるんですよ。」
充「おぉ。じゃああれや、カウンセラーとこ行こう。」
誠「いや違う違う。」
充「悩んでるんやったらこんなとこよりも専門家のところいった方がええわ。」
誠「いやいや。漫才にならへんから。ここで言わせてくださいよ。」
充「まあええけども。」
誠「僕ね、あまり話のレパートリーが無くてですね。」
充「話のレパートリーがない?」
誠「趣味とかも特にあらへんしね、友達とか女の子とかと話す時にパッと話題を出すのが苦手なんですよ。」
充「そんならね、簡単で、かつ絶対に盛り上がる話あるで。」
誠「あーええやんそれ。教えてくださいよ。」
充「2択。」
誠「2択?なんですか2択って。」
充「まぁだからベタな例で言うとやな、夏と冬どっちが好きかとか。」
誠「ああなるほどな!海と山どっちが好きかとかか。」
充「そうや、そういうことや。こんなんでも盛り上がるやろ?」
誠「まあ確かにそうやね。」
充「じゃあな、俺が1番盛り上がる2択の話教えたるわ。」
誠「ほんま?うれしいうれしい。」
充「これ絶対盛り上がるで。ええか?アロンアルファとセメダインどっちが好きかという。」
誠「どっちでもえーわ!そんなん別にどっちとも思わへんやんか。」
充「ちょ・・お前なに言うとんの!?」
誠「いや、どっちが好きとも思わへんから。」
充「お前おかしいで!?」
誠「いやおかしないよ。ほんならお前どっちが好きとかあんのかいな。」
充「どう考えてもセメダインやろ!?」
誠「いや・・どう考えたらセメダインなのかもようわからへんし。」
充「ほんならな、例えば接着剤が必要になるとするやんか。」
誠「お、おお。」
充「ほんで店に買いに行って、アロンとダインあったらどっち選ぶねん?」
誠「その略なんやねん。別にどっちでもええしやな。」
充「どっちでもええことないやろ!!」
誠「なんで声張るねん。いや、どっちでもええからホンマ。」
充「ほんなら強いて言えばどっちか選べや!」
誠「強いて言えば・・・・そしたらアロンアルファかな?」
充「はあぁ!!?」
誠「なんやねん!そないビックリすることちゃうやろ?」
充「ありえへん!!」
誠「いや、わからんて!」
充「じゃあ聞かせてくれや、なんでアロンアルファ選んだんや?」
誠「いやなんか名前の雰囲気やけど・・。」
充「名前の雰囲気で選ぶんやったらむしろセメダイン選ぶやろ!」
誠「どういうことやねん!そんなん個人差あるやろ!」
充「セメダインのがお前、攻めの姿勢を貫いてる威勢のええ感じするやないか!」
誠「なんやねんそれ!それただ『セメ』って入ってるからだけちゃうんか?」
充「『セメ』って入ってるだけや!!」
誠「開き直ったやん!完全に開き直ったやん!」
充「ほんなら聞くけどな、アロンアルファの『アロン』ってなんやねん!」
誠「知りませんけど!そんな疑問持たれても知らんけど!」
充「なんやねんこの「マロン」でもないし「アロー」でもないしもう・・もどかしい響き!」
誠「もどかしくないやろ別に!ほな逆に言うたらな、セメダインの「ダイン」ってなんやねん!」
充「そんなん知らんでも「セメ」だけで全ての魅力を語ることはできるやろ!」
誠「ズル過ぎるやろ!そんなんお前の勝手やないか!」
充「セメダインはとにかく攻めてんねん!攻めのセメと守りのダインのバランスが絶妙やねん!!」
誠「全然わからへん!お前かてセメダイン好きな理由はっきりしてへんやないか!」
充「ほんならな、こっちかてまだあるねんぞ。セメダインが好きな理由。」
誠「まだあんのかいな?」
充「俺が付き合ってた前の彼女な、セメダインのおかげで出会ったんや。」
誠「どういうことや!なんやセメダイン理由で彼女と出会うって。」
充「セメダインが2人を瞬間接着させたんや!」
誠「なんやねんそれ!全然うまくないわ!」
充「うまくないも何も本当なんやからしゃーないやんけ!」
誠「ほなな、状況を説明してくれよ。その出会った状況を。」
充「状況か。あれはな、俺が部屋にこもって、一日で何個ガンプラ作れるかっていう記録に挑戦してた日や。」
誠「寂しすぎるやろ!どんだけやること無いねんお前、プラモデル作ってるだけって。」
充「作ってる途中や、作るのに必要な接着剤が無くなってん。せやから買いに行こう思て。」
誠「まあな。そりゃ買いに行くやろ。」
充「ほんで自転車でガー走って、近所のローソンとスリーエフを挟んだ交差点に着いたんや。」
誠「おぉ。」
充「ほんでどっち行こうかな思て。これ別に出会いとそれほど関係ない話なんやけど、」
誠「ほなせんでええわ!なんで関係ない話すんねん今!」
充「もう『どっち行こうかなぁぁぁ』ってムチャクチャ考えてん!」
誠「いやだから関係ないんやろそこ?」
充「熟考してん!もうあえて家帰ってアマゾンで買うたろかなとも考えたんや・・」
誠「絶対おかしいやろ!コンビニでスッと買うたらええやん接着剤ぐらい!」
充「ほんでな、悩みぬいた末にローソン入って。」
誠「おおローソンにしたんや。」
充「ローソンにしてな、セメダイン買おうと手を伸ばしたんや。」
誠「おお。」
充「そしたらな、同じセメダインを取ろうとした彼女の手と俺の手が触れて『あっ・・』てなってん。」
誠「いやおかしい!なんで同じ本取る時みたいになっとんねん。」
充「そこでビビッとなったんや!俺もうコイツと付き合おうって思ったんや!全てセメダインのおかげやってん!」
誠「いや・・そんなん言われてもセメダインのほうが好きとか特に思わへんで。」
充「なんでや。セメダインは男女の関係もくっつけてくれるんやで。」
誠「いやいやいや。ほなな、逆にアロンアルファは何があかんねん?」
充「アロンアルファなんか悪魔やであいつ!」
誠「全然わからへん!たかが接着剤でなんでそんなに差があんねん!」
充「アロンアルファはな、接着剤のくせして全然くっ付かへんのや!」
誠「いやそんなことないやろ。」
充「そんなことあんねん!俺の前の彼女はアロンアルファのせいで別れることになったんやで!」
誠「どんだけやねん!なんでお前の女関係いちいち接着剤が絡んでくんねん。」
充「もう、ようくっ付かんわ!あんなもん!」
誠「いやいや。ほなそれはどういう状況やねん。」
充「忘れもせんわ。あの夜はな、プロポーズしようと思ってたのにフラレたんや。」
誠「なんや、えらい山場やないか。」
充「俺はな、夜景がきれいに見えるレストランに彼女を呼び出したんや。」
誠「おおええやん。なんかステーキでも食べながらかいな。」
充「いや、バーミヤンラーメンと焼餃子やったんやけど」
誠「なんでバーミヤンやねん!!プロポーズにファミレスはアカンやろ!高級なとこ行けや!」
充「理由は簡単や、金が無かったんや。」
誠「それにしてもアカンやろ。一世一代やねんからもっとええとこ行かんと。」
充「まぁそこはええねん、問題はここからや。バーミヤンとはいえな、ええ雰囲気作ったで。」
誠「そらプロポーズやからな。」
充「ほんで一度「ここや!」っていうタイミングが出来たから、本題を切り出そうとしたんや。」
誠「おぉ、チャンス見つけた!」
充「その瞬間!彼女がドリンクバー取りに行ってん。」
誠「ほらファミレスあかんて!タイミング逃すやん、そんなんされたら。」
充「ほんで彼女がな、席に戻ってくるやんか。アンバサ持ってくるやん。」
誠「いや知らんけど。アンバサかどうかは知らんけどもやな。」
充「そんでしばらくまた話してな、もう1回チャンスが巡ってきたんや!」
誠「おお。」
充「そんで俺はポケットに手を入れて、箱を取り出して言うたんや!『結婚してくれ!!』」
誠「プロポーズしたんや!」
充「その時な、俺は大きなミスに気づいたんや。」
誠「どうしてん?」
充「指輪を買うたつもりやったんやけどな、間違えてアロンアルファ買うてもうててん!」
誠「アホやお前!!どうやったら間違えんねんアロンアルファと指輪をよぉ!」
充「その日な、待ち合わせ時間に遅れそうになってバタバタしながら買うたから間違えてもうてん!」
誠「そんなんありえへんやんか!」
充「ありえへんことが起こるから怖いねん世の中は!」
誠「そんな言い訳あるか!お前がアホなだけやないか!」
充「もちろん俺はフラれたよ!」
誠「そらそやろ。そんな大事な場面でアロンアルファ差し出したんやろ?」
充「『あんたなんか嫌いよ!』言うて!アンバサもバシャーンぶっ掛けられて!」
誠「もう完全に怒らせてもうてるな。」
充「怒って店を出て行ってもうてん!俺はもう悔しくて悔しくて!」
誠「いや悔しいというかお前がアホやねんで?」
充「悔しさのあまり、そのアロンアルファを床にバーン叩きつけて!足でガー踏んで!」
誠「まぁ悔しい勢いでってことかいな。」
充「そしたらな、アロンアルファの容器が踏んだ勢いで割れて、中身が漏れてきたんやろな・・。」
誠「・・おお。」
充「俺の右足と、バーミヤンの床、ビッチリくっ付いて取れなくなったんや!!」
誠「アホやぁお前!!お前どこまでマヌケやねんオイ!!」
充「いくら引っ張っても取れへんねん!ビッチリやからもう!」
誠「そらそやろ!瞬間接着剤やねんから!」
充「まさか俺は一生このバーミヤンでつっ立ってる事になるのかとも考えたんや・・。」
誠「そんなんなったらな。店側もお前もややこしなるで。」
充「でも気づいてん!よくよく考えたら簡単な話や!靴を脱げばよかったんや!!」
誠「頭わるいわお前!!メチャメチャ簡単な話やないか!」
充「そんなんな、フラれたショックと憤りの中で冷静に考えられへんやろ!40分かかったんやで!」
誠「40分ずっとくっ付いてたんかいな!」
充「そや!さすがに出入り禁止食らったわ!」
誠「最悪や!お前なんやってん一世一代のチャンスをよ!」
充「いまだにそのバーミヤンの床には俺の靴がくっ付いているという話や。」
誠「なんもすごないけど!なんや、そんなんあったからアロンアルファ嫌いになったんかいな。」
充「そやで、悪魔の接着剤やからな。」
誠「いやお前がアホなだけやって。」
充「まぁとにかくな、接着剤の二択の話はこんなにも盛り上がるから、明日から話の種に使えるやろ。」
誠「お前だけや!もうええわ!」
両「ありがとうございました!」
安正:タイトルが雑炊でないのはネタバレをさけたかったからです 前田:やったあ
安正:(何かを食べている)
前田:(ニコニコしている)
安正:(ほお・・と感心しながら食べている)
前田:(ここからほぼずっとニコニコしている)
安正:(不思議そうな目をしながら食べている)
前田:おいしい?
安正:ん、ああ、おいしいよ。お前の料理久しく食べてなかったからなぁ
前田:よかった
安正:まぁ、おいしいよ。おいしい、けどさ・・・うーん・・・
前田:もんだーい
安正:ん?
前田:その雑炊に入ってる黒いのはなーんだ?
安正:うーん・・・しいたけ?
前田:ブー
安正:ナス?
前田:ブー
安正:うーん・・・わかんないなあ
前田:ヒント欲しい?
安正:うん
前田:ヒントはね・・・か・え・る♪
安正:ああ、かえる・・・ん?・・・・・・えっ?・・・いや、えっ?・・・お前・・・
前田:わかった?
安正:・・・うん
前田:せーの
安正:・・・いや、言わないよ。なんかそれが正解って信じたくないもん
前田:えー
安正:てかさ、なんで今日雑炊なの?
前田:だって今日は結婚記念日じゃない
安正:あ、わかってたの?
前田:当然よ
安正:じゃあ尚更だよ。結婚記念日だからもっと豪華な食事とかの方が
前田:節目だからこそ健康でいてほしいから
安正:ああ・・・お前深いなぁ
前田:だからこんなに具沢山なのよ
安正:じゃあさ、えーと・・・もういいや。なんでおたまじゃくし入れたの?
前田:体にいいのよ、それ
安正:聞いたことないよ
前田:足生えかけだったし
安正:可愛そうだなぁ。もうちょっとで成体になれたのに
前田:活きがいいじゃない
安正:じゃあ、それはいいとするよ。なんか青い物体入ってたろ?
前田:うん?・・・うん
安正:あれなんだよ
前田:サプリメントみたいなの
安正:わざわざ雑炊に入れる必要ないだろ
前田:でも、本当にそれも体にいいのよ。名前なんだっけなぁ・・・ストリキニーネに似てたような
安正:怖いなぁ。ストリキニーネって猛毒じゃないか
前田:大丈夫よ
安正:それとこの肉も。なんか変な味するぞ。確実に牛とかメジャーなのじゃないよな羊か?
前田:違うわ。もうちょっと珍しいの
安正:何さ
前田:えへへー・・・ じ・ん・に・く☆
安正:(一、二歩退く)・・・誰の?
前田:そりゃ貴方が嫌いだった上司の金城さんに決まってるじゃない
安正:いやっ、おまえ
前田:貴方毎日のように愚痴いってたよね、説教がくどいとか人使いが荒いとか
安正:(電話をかけようとする)
前田:私心配だったの。そのストレスのせいで貴方どうかしちゃうんじゃないかって
安正:(つながらない)
前田:だからその人の肉を取り込めばそういうモヤモヤも取れるんじゃないかと思って。あ、電話線切れてるから
安正:(絶望に満ち溢れたような顔で振り返る)
前田:もしかしたら勘違いしてるかもしれないけど、別に殺したわけじゃないからね?
安正:え?
前田:貴方聞いてなかったのかしらね?あの人心臓病で亡くなったの
安正:出張いってる間そんな報告なかったぞ
前田:あら、なんででしょ。まあ、その人のつやのときに無理言って貰えたのよ
安正:無理言い過ぎだろ
前田:あ、レバーとかの方が体に良かったかな
安正:どっちにしろやだよ。それにあの人酒好きだったから絶対肝臓は体に良くないよ
前田:そっか
安正:あー・・・風呂沸いてる?
前田:えー、最後まで食べてよ
安正:真実を全部知らされた後で食べられないよ
前田:あ、軟骨の唐揚げとかもあるよ
安正:いらないいらない。そういう人肉関係はいいから
前田(真顔になり)・・・そう
安正:ん?
前田:貴方のためにと思ったのにそんなこというなんてね・・・まあ、予想はだいたいついてたけど
安正:じゃあやらないでよ
前田:このままこれを続けていってよい人肉夫婦って呼ばれたかったのに
安正:やだよそんなの
前田:ま、どうせこうなる運命だったのかしらね(懐から包丁を取り出す)
安正:おい、待て、どうするつもりだ
前田:決まってるじゃない。貴方も上司と同じようにするのよ
安正:人肉食べないだけで僕も肉になるの?人として人肉食べられないって当たり前じゃないか
前田:私の考えを理解してくれないんだもの。安心して、シチューにしてあげるから
安正:嬉しくないって。ちょっと待って、落ち着いて
前田:さよなら(包丁で掻っ切ろうとする)
安正:うわっ!(避けようとして後ろに下がるがすぐに壁につく)
前田:(ニヤリと笑いゆっくり包丁を近づけてゆく)
安正:い、いやだ!やめろ! ひっ・・・
前田:(ニコニコと笑い)ドッキリでしたー♪
安正:へっ?(腰を抜かす)
前田:そんなわけあるわけないじゃない。ほら、包丁も偽物偽物
安正:手首にあてつけてリストカットみたいにしないでよ。怖いから。
あ、本当だ。切れてないや
前田:去年までの結婚記念日は淡々と過ぎちゃったからたまにはこういうのもやってみたかったの
安正:あー、よかった・・・
前田:ビックリした?
安正:もうビックリどころの次元じゃないよ。お前演技うまいなー
前田:中高と演劇部だったからね
安正:じゃ、雑炊は?
前田:嘘に決まってるでしょ。人肉とかおたまじゃくしとか、ましてやストリキニーネに似た名前の薬品なんてあるわけないじゃない
安正:じゃ、この肉何?
前田:馬肉ー
安正:馬肉?
前田:そ、馬肉。スーパーで大安売りしてたの
安正:最近のスーパーは変なものうってるな・・・じゃ、この黒いのは?
前田:のりの佃煮ー
安正:佃煮?
前田:そ、佃煮
安正:でも変な弾力あったよ
前田:あら、なんででしょ。ダシのせいかしら
安正:どんなダシだよ。じゃ、この青い物体は?
前田:それも佃煮だと思うんだけど・・・
安正:じゃあなんで青いの?
前田:やっぱりダシのせいかしら
安正:お前ダシに何入れたの?
前田:別に普通だと思うんだけどね。昆布に鰹節に煮干に味の素に醤油に味醂にテンメンジャンに
安正:無駄に豪華だな
前田:そう?
安正:あれ、ちょっとまって。ってことはさ、あのストリキニーネのくだりってアドリブ?
前田:うん。まさか青くなるとは思ってなかったから
安正:すごいアドリブ力だな、お前・・・じゃ、電話は?なんでつながらなかったの?
前田:今日たまたま通信局のメンテナンス中だったみたい
安正:あ、これはわりかし普通か
前田:そうだ、こういうドッキリだけじゃ私が楽しいだけだからちゃんとプレゼントもあるのよ
安正:お、なんだ?
前田:はい、頭蓋骨☆
安正:ぴぎゃあ!
前田:(満面の笑み)
B:5連勝! A:おかげで僕の寿命が延びました! B:連勝止まると死ぬの!?
B:はいどーもーサンザンヒーローズでーすよろしくお願いしますってことで
A:がんばっていきましょうってことでね。ちょっと聞いてくださいよ
B:なんですか
A:今ね日本が他の国にどれだけ借金してるか知ってる?
B:えーと、確か相当な額だった記憶があるけど
A:およそ770兆円ですよ、兆ですよ兆
B:そんなに!
A:4人家族当たりの借金が約1600万円にもなるんですって
B:ひとりで400万円って相当なものだよ
A:だからね、これから借金が増えるのをわずかでも止めるためにお金の無駄遣いをやめようってのが今回の漫才でございます
B:お金の無駄遣いをやめるってのはどういうことですか?
A:たとえば小さいお子さんでいえば家の家事の手伝いをするとおこずかいが貰えたりするじゃないですか
B:そうですね、お金もらうために目を輝かせながらゴミ出しに行ったりするんですよね
A:それで貰えるのが一回無料の肩たたき券に替えようかなと
B:オッサンくせえ!子供泣いちゃうよ!
A:あと大変な手伝いなんかさせられたじゃないですか、車を洗うのを手伝ったりとかしたでしょ
B:そうだね
A:ああいうのだともちろんもらえるものもアップしますよ
B:そりゃそうだよ、これで肩たたき券だったらギネス認定の最年少飛び降り自殺もあるかもしれないよ
A:JCBカードをくれるんですよ
B:めちゃめちゃランクアップしてるじゃねえか!何このコイキングとミュウツー並みの差は!
A:そりゃあキャンピングカー30台洗えばそれ位は
B:なにお子様相手に超重労働させてんだよ!業者じゃねえんだから!
A:あとお金の無駄遣いをやめるためにはね、これからの施設とかもコストを抑えていかなきゃかなと
B:まぁ確かにね
A:たとえば学校だったら青空教室で
B:建物無くした!そこまで切り詰めるの!?
A:科学の実験とかもビーカーの変わりに先生の家のコップを使ってね
B:先生実験のたびに家の家具を消費していっちゃうじゃん!
A:でも体育のときはいいかもしんないよ
B:何でだよ、体育館もないんだろ?
A:だからこれでついつい天井に引っ掛けてしまうバレーボールとか気にしなくて済みますし
B:その程度かよ!確かに気をつけてるけども!
A:修学旅行とかも全部学校内で済ませますよ
B:どこかに行かせてやれよそこは
A:バスに乗ってバスガイドさんに学校の近くにある「高野さんち」とか「西山百貨店」とか紹介してもらって
B:いや近くに住んでる人んちを紹介されても困るだろ!だれだ高野さんて!
A:高野さんっていったらお前、このバスのバスガイドさんじゃないか
B:近所の住民じゃねえか!
A:それで学校の周りをグルグル廻って
B:つまらねえよ地元の町並みを行ったり来たりしたって!眠っちゃう人続出だって!
A:ちなみそのバスも経費削減として後ろのほうのタイヤを外してあるから
B:謹んで先ほどの証言を撤回いたします!!
A:それで宿泊先は高野さんちですよ
B:また高野さんち出てきた!高野さんに頼りすぎじゃない?
A:あるときはおせっかいな近所のおばさん、あるときはハキハキ喋るバスガイド、またあるときは民宿経営の女将さん、そんな伝説の女の名前、それは!
B:TA・KA・NO!ってなんだこれ!ろくな修学旅行じゃねえよ!
A:あと子供たちにも節約してもらうように昔話とかも低コストにリメイクして教えたほうがいいと思うんですよ
B:いやそこは普通にやってもいいでしょ
A:例えば桃太郎だったら最初のほう川上から桃が流れてくるところがあるだろ
B:そのシーンがないと桃太郎は生まれてきませんよ?
A:それを桃抜きでやるんですよ
B:赤ちゃんがダイレクトに流れてくんの!?確実に水死体だろ!
A:それをおばあさんがひろってウチでおじいさんがパックリ割って
B:なんにも包まれていませんよ!?
A:そしたら中から大きな赤ん坊が
B:訳わかんねえ!赤ん坊の中から赤ん坊が!?
A:桃の代わりに着ぐるみで
B:そっちのほうがお金掛かってるとおもうけど
A:あとヘンデルとグレーテルのお菓子の家があるだろ
B:ありますよ、彩り鮮やかな家で2人を魅了するんじゃないですか
A:その家の素材を全部角砂糖にします
B:真っ白になった!それはそれで綺麗だろうけど
A:ただ煙突はうまい棒にします
B:なんかしっくり来そうだけど真っ白な家に一つだけ色が違うってのも何か変だろ!
A:あと鶴の恩返しね
B:ああ鶴を助けた爺さんにその鶴が化けて織物作って恩返しする話でしょ?
A:鶴だと見た目豪華そうだから他の鳥にします
B:いいじゃねえか鶴でも!田舎なんだからどこにでもいるだろ!
A:スズメにします
B:ぐっと身近な鳥になった!
A:スズメを罠から逃がしてあげたおじいさんの家の玄関から夜中コンコンと音がするんですよ
B:助けたスズメが人間に化けて来たんですね?
A:戸を開けると女の人が泊めてくれないかと言って来るんですよ
B:鶴と変わんないじゃん
A:30センチぐらいの
B:小っちゃい!それがスズメの限界か!
A:それで何日か泊めてもらってある日「この部屋は絶対に覗かないでください」と
B:織物を織るんですね
A:それから20分後、おじいさんが我慢できずに部屋を覗くんですよ
B:早いな!おじいさん我慢弱すぎだろ!
A:すると部屋の中には一羽の羽の無くなったスズメと織物が!
B:ものの20分で羽使い果たして完成かよ!
A:「もうここに居られません」とスズメが出て行くんですよ
B:まあ正体がばれましたからね
A:部屋にはリストバンドが一つ・・・
B:それが限界まで羽を使った完成品か!そんなんでおじいさんが喜ぶと思うのかよ!
A:ふとまた外に目をやるともうスズメの姿はありません
B:もう去ってしまったんですね
A:代わりに何かを頬張っている猫が一匹
B:天敵に喰われたーーー!!
A:こんな話なら感動するでしょ?
B:誰もしないよ!もういいよ!
2人:ありがとうございました
井上:ちょうどいいところで負けたねー 戸口:あんまり連勝しすぎると、ちょいプレッシャー
ひー。
ありがとうございました。 スーパーパピヨンズをよろしくお願いします。
・ネタの方向性やストーリーはしっかりしていたと思います。 ツッコミどころが多くあるのは良かったのですが、爆発力に欠けていた気がします。 もっとぶっ飛んだ表現やボケが欲しいところです。 あと、「不良っぽい奴がいっぱいいた。」など、 ですます調に直さないと不自然なところがあったのも気になりました。(4点) ・後半からジワジワと来た感じでした。 僕は熱狂的ファンなのでイントロの時点で気付きましたよ。や ベースとドラムの人はもう少し自重したほうがいいですよ。 などツボに入るフレーズが多かったです。 (←言いすぎ言いすぎ(笑))で完全にやられました。(7点) ・何1つ笑えませんでした。ただホントにアタマの悪い人が書いた文章ってだけで終わってしまった感じです。 こういう文章だけで笑いを取ろうとなれば、もっと奇抜な展開が必要になってくると思います。 だからこうやってホントに普通のライブの内容になぞって書いただけでは厳しいかと。(0点) ・人によって評価が分かれるネタではないかと思いました。 僕は今回のネタはあまり笑うポイントが少なかったと感じました。(3点) ・んー・・・まずネタらしくないなと思いました。 ちょっと調子に乗ってるファンのライブレポって感じでボケらしいボケがあまりなかったです。 しかし少ないながらも「ベースとドラムの人はもう少し自重したほうがいいですよ。」「(←言いすぎ言いすぎ(笑))」は上手いボケです。 こういうネタの場合、ライブレポの筆者がもっと自己中になるか、サンドラのパフォーマンスを過激にしないと大きな笑いは取れないと思います。(3点)
・アロンアルファとセメダインからここまで話を広げたのがすごいと思いました。 ボケも面白く、1つ1つのやりとりに大爆笑させていただきました。 「アロンアルファは全然くっ付かへん」と言ってたのにも関わらず 最終的にくっ付いた事の話だったのが少々気になりましたが、 (「くっ付かへん」発言が強がりだと考えれば繋がらなくはないですが。) 全体的に面白くて出来も良かったので満点です。(7点) ・テンポのいい漫才でした。 ボケも一定のレベルを保っていて面白かったのですが、 後半の指輪と接着剤のくだりでガクっと下がったように思えました。(6点) ・コレぞしゃべくり漫才というような軽快なテンポの漫才で読み進めやすかったです。 前半は「攻め」とか「『アロン』ってなんやねん!」とか着眼点がいいボケが多かったのですが、 アロンアルファの話のほうがセメダインに比べて若干見劣りしてしまったのと、 「接着剤のくせして全然くっ付かへんのや!」といっていたのに対し「いくら引っ張っても取れへんねん!」という矛盾が見られたので。 あ、ツッコミで「ガンプラ」をプラモデルと説明したり、「バーミヤン」をファミレスと説明したりするのは親切でいいと思います。(5点) ・小さい話題から大きい笑いを生み出す技術が凄いと思いました。(7点) ・笑い過ぎて涙が出ました。攻めのセメと守りのダインてホントなんですかw(7点)
・ネタの発想が斬新で面白かったです。 「良い匂い・長い」の部分の使い方も新しいと思いました。 ただ、最後のインピロパンピロ語の流れが、これまたうまくて斬新ではあるのですが、 勢いとしては冷めてしまっていたのが少々気になりました。(6点) ・この雰囲気に入り込めなかった感じです。 おい、どうしたよいきなり一人ボケツッコミか? ↑ここから急にツッコミとボケのキャラが変わっって 置いてけぼりを食らったまま終わった感じです。 個人的には最後まで同じキャラの展開がよかったです。(3点) ・「笑った」所はなかったですね。雰囲気は嫌いじゃなかったんですけど。 気になった点は、 「無駄にしている部分」が人生の99.7341%なので残りの0.2659%は「無駄にしていない部分」になりますよね? その「無駄にしていない部分」と「インド」というのはイコールじゃないと思うんです。 なんか上手く言い表せれなくてすいません。でもソコがひっかかりました。 あと最低限「ムリパリン語」は解決してほしかった。 意味不明で消化できないまま進められてもネタがアタマに入ってこないんで。(2点) ・戸口:せんせー 井上:はいそこ ここのやりとりがとても良いと思いました。ただ少し何でもありのような漫才になりかけていたように感じました。(3点) ・途中で折り返すという珍しい構成でした。前半は何から何まで面白かったです。 しかし問題は折り返してから。前に出た台詞がそのままな上、そこから新しい笑いも生まれなかったのは致命的です。 やはり繰り返すからには何か笑える要素というものを新たに組み込んで頂きたいです。(5点)
・鶴の代わりにスズメという発想が面白かったです。 全体的に漫才の流れは良かったのですが、ボケの爆発力としては弱かったかもしれません。(5点) ・修学旅行までは面白かったのですが、桃太郎、ヘンゼルとグレーテルで失速したように思われます。 特にヘンゼルとグレーテルは短かったのでもう少し展開しても良かったと思います。 オチも「こんな話なら感動するでしょ?」とありますが、コストはどこにいったのな? と疑問が残りました。(5点) ・おこずかい→おこづかい ちょっと焦点が定まってなかったですかね。「学校」ネタと「昔話」ネタを一気にやるのにはムリがあったかもしれません。 コスト削減学校ネタを作ったあとにむりやり昔話ネタをつなげたように見えました。 ツルをスズメに変えたとしてもコスト削減になるとは思えませんし。 あとコスト削減ネタなんですからオチは最低限ソコに絡めてください。 学校ネタも昔話ネタもかなり使い古されてるのでもっと奇抜なボケがないとつらいと思いますよ。(3点) ・二人のやりとりがしっかりしていて読みやすかったです。 ただ設定を一つにまとめた方がもっとすっきりしたかなと思います。(5点) ・コスト削減という設定はなかなかですが、ボケのレベルに差があり過ぎます。 修学旅行を学校近辺で、というのは至極当然な気がしましたが、後ろのタイヤを外すは着眼点がいいです。 高野ボケも勢い任せなところがありましたし。 昔話ネタは笑えるには笑えるんですが、それがコスト削減に結びついているかどうかは微妙なところです。 第一、国家予算規模の借金を返そうというのが主題であれば、もっとボケの規模を大きくした方がテーマに沿っていて綺麗にまとまると思います。(4点)
・「皿洗いからでもいいです」が面白かったです。 全体的な流れはキレイだったのですが、もう一つ個性的な展開が欲しかったです。 オチがやや唐突だったので、最後にもう一展開あるだけでも変わった気がします。(3点) ・悪くはないのですがどうも淡白で短かったです。 もう少しビデオ好きのキャラを強くすれば面白くなると思います。(4点) ・3年間の延滞料が6万って少なくないですか?1年延滞すれば10万強ぐらい取られるはずですけど。 内容ですが、短い。短いってか薄い印象を。 本当に面白くしたいならココからが見せ所なんじゃないでしょうか。 せっかく「家には火を放ってきました」最初皿洗いからでもいいです」等のいいボケがあるんですから。 あと個人的な意見なんですけど、コントの最初にタイトルを言うのはちょっと控えた方がいいかと。 いかに登場人物のセリフだけで状況を見せれるかっていうのも腕であり、客を引き込むための手段だと思うので。 まぁ、あくまでコレは自分の意見なんで、こだわりがあるのならこのままでもかまわないと思いますけども。(1点) ・今回の登場の仕方だとどうしてもコントに入り込みづらい感じがするので、コントならば最初からすっと芝居に入った方が良いと思います。 また、コントでは良いボケもあったものの、もう少し設定を活かせるのではと思いました。(2点) ・良いボケが所々にあって、全体のバランスはいいんですが、ボリュームが物足りないです。 設定上伸ばしにくいとは思いますが、新しい展開を考えればまだまだ続けられます。 また、冒頭で「TSUTAYAでどうしても働きたい男が最後に取った行動」と言ってしまったが為に、出オチ的要素が一切排除されてしまって勿体無いです。(4点)
・設定やオチの2〜3行はなかなか面白いのですが、 終盤の具の正体が明かされる部分で冷めてしまいました。 具の正体や電話のカラクリが普通なものが多かったからかもしれません。 それならそれでもう少しコンパクトにテンポ良く展開されていれば、オチもより効いたと思います。(3点) ・こういうグロ系はあまり笑には繋がらないんじゃないかな?と。 普通の具を出してから急に人肉を出したほうが意外性があっていいと思います。 そのあとにカエルなどを出せばいいと思います。(3点) ・前田:そっか の改行ミスはちょっと頂けないですかね。 ある程度の誤字とかは許せますけどコレはさすがに読むにあたって支障をきたしますから。 世界観は好きですね。大好き。 セリフ回しも上手いと思いますし、カッコも効果的に働いてくれてたと思いますし、オチもまさにひっくり返すようなオチでいいと思います。 ただ、前半部分で安正が冷静すぎかなと。そのせいでちょっと現実味に欠けてしまった気がします。(6点) (改行部分ついてはこちらで編集した時に誤った恐れがあります。 もしそうであった場合はこの場を借りてお詫びさせていただきます。 管理人より) ・展開の運び方や読者の裏切り方は素晴らしいと思いました。 ただ改行のミスなどがあったのと、オチが少し消化不良な感じがあったのが気になりました。(4点) ・黒いボケが素敵です。人肉は出し方に気を遣うものですが、オチ前できちんとフォローもされてるので引き難かったです。 終盤のドッキリ説明でもっと盛り上がれば尚良かったです。(5点)
出場者 | KB | OA率 | BL |
ちーむ・MM | 505 | 1/1 | D |
サンザンヒーローズ | 373 | 8/12 | D |
whitewhite | 361 | 4/11 | E |
井戸 | 333 | 3/5 | E |
百鬼夜行 | 309 | 7/9 | C |
スーパーパピヨンズ | 269 | 0/1 | G |
ちーむ・MMがダントツの1位。サンザンヒーローズは着実に連勝を伸ばした。 whitewhiteは連敗脱出。井戸はC大会への夢ここで潰える。 |