第143回 青沢オンエアバトル 市河:以上で計量は終わりました。 オンエアされる上位3組の発表です! |
バーソロミュー教団
(3位)
3連勝! |
いちのへはちのへ
(2位)
初挑戦初オンエア! |
森の熊さん
(1位)
連続1位! |
小倉:5連勝でしたね? 仁川:そうでもないみたいですが、まあ良しとしましょう。戦え森熊ーズ。
仁川:どうも〜。
小倉:『森熊絞殺!』
仁川:ビックリですね。そんなはずは無かったのですけれども。
小倉:この位のスタンスが一番良いんです。
仁川:そうですか、勝手にしてください。
小倉:ところで皆さん、サッキングしてますか?
仁川:・・・ん?
小倉:サック ― サッカー ― サッキスト。
仁川:比較級にしないで下さい。サッカーですね?
小倉:そう、近年アメリカで大統領批判なのではないかと疑われ、公共の放送から外されたサッカーです。
仁川:そうなんですか。それで、それは一体どのサッカーなんでしょうか。
小倉:・・・ぁれ?みなさんもしかして・・・サッカーご存じない?
仁川:ご存知ですよ。存じ上げてますよ。
小倉:しょうがないですねぇ、私からじきじきにサッカーというものを教えて差し上げましょう。
仁川:皆様は小倉さんが思っている程幼稚ではないので大丈夫だと思います。
小倉:まずサッカーと言うのはですね。雨の日に6千人でするスポーツでして。
仁川:のっけから間違ってる気がします。
小倉:それで首に掛けたレイを引きちぎりあい、最終的には憎みあい、歴史はまた戦乱の一途を辿るのです・・・。
仁川:現実に戻ってきてください。
小倉:はーい・・・うわ!舞台にいるとは!
仁川:・・・最初から現実にはいなかったんですね。
小倉:あれ、もしかして現実にいない間、超能力とか使ってませんでした!?
仁川:ませんでした。
小倉:そうですか・・・ませんでしたか。・・・あ〜あ、いっつもませないんですよね〜。
仁川:・・・まぁ、あんまりましててもしょうがないですよ。
小倉:そうだ、サッカーの話やります。
仁川:最初からその話題でしたが。
小倉:そういえば凄い盛り上がりでしたね。日根共催ワールドカップ。
仁川:・・・日『根』?
小倉:お向かいの国、大根民国の事ですよ。知りませんか?
仁川:お隣ではないんですね。と、言うかそんな野菜の国は知りません。
小倉:主産業はにんじん。主食はしょうが。首都はかぶ。
仁川:ことごとく根菜なのに、大根が一度も出てこないとは。
小倉:まぁ、その国と日本が共同でワールドカップを開催した事、覚えてません?
仁川:韓国となら2002年にしましたけど・・・。
小倉:そんな昔の事じゃないですよ。BC2007年位の頃です。
仁川:遥かに古すぎます。ビフォア・キリストじゃないですか。石器時代ですか。
小倉:いやぁ、盛り上がりましたねぇ。限定サッカーとか人食いサッカーとかざわ……ざわざわ……とか。
仁川:福本伸行の臭いがプンプンするんですけど。
小倉:サッカーボールって言うんですか?あの赤くて片目にしか墨入ってない球を蹴っ飛ばして。
仁川:違います。だるまを蹴らないで下さい。
小倉:あとサッカーって本当に白熱しますよね。いや、発熱して高熱にうなされますよね。9度5分くらいの。
仁川:訂正前で合ってます。サッカーとインフルエンザを一緒にしないで下さい。
小倉:それで本当に爆熱して実況の人までハイになって灰になるんですよね。
仁川:まぁ、爆熱とかしたら灰になるんじゃないですかね。
・・・あぁ、実況っていうとシュート、ゴールゴールゴールみたいな。
小倉:中村のシューク!リームリームリィィィィム!
仁川:オツムがズタズタな実況ですね。中村がシュークリーム抱きかかえてゴロゴロ転がる姿が目に浮かびます。
小倉:あぁ、こんな事話してるからサッカーがやりたくなってきた。
仁川:家に帰ってからにして下さい。
小倉:そう言うわけでサッカーコントか冬眠コントのどちらかをやらせて下さい。
仁川:何故そこで二択になるんです?あと冬眠コントって進展が無さそうなので止めてください。
小倉:じゃあサッカーコントか竹島コントか魚釣島コントをさせて下さい。
仁川:三択にもしないで下さい。あとサッカー以外の選択肢は対外諸国との関係が悪化するので止めて下さい。
小倉:じゃあサッカーコントをさせて下さい。
仁川:ご自由に。
小倉:と、言う訳で始まりました日根共催ワールドカップ。日本対大根です。
仁川:マヌケな勝負ですね。
小倉:おぉ!開始早々大黒が中田と手を取り合い、ディフェンスを掻い潜ってゴールイン!幸せな新婚生活だー!
仁川:・・・・・・。
小倉:大根民国のガチョンチョン、イエローカードを場に表示!4マナ払って敵ミッドフィルダーを1体破壊!エンド!
仁川:・・・・・・。
小倉:おっと宮本が窓際から高飛び!芸術点が下腹部に集中しているー!
仁川:・・・あの、それはサッカーですか?私サッカーの事はそれほど知らないのですがコレは違うと思います。
小倉:サッカーです。
仁川:ならいいです。
小倉:後半開始!選手全員丸刈りでガッチャマンのテーマに乗ってラインダンスしながらボールを取り囲んでいます!
仁川:・・・いや、あの、やっぱり違うと思うんですけど・・・。
小倉:全然サッカーですよ。
仁川:いや、今のシーンはサッカーじゃないと思うのですが。
小倉:だって・・・ホラ。ガッチャマンのテーマって良く流れません?
仁川:私はどちらかと言うとGO WESTとかの方がピンと来るんですけど・・・。
小倉:誰だっ、誰だっ、誰だーっ。空にー踊る謎の影ー。
仁川:ココまで否定されてあなたはまだ歌いますか。
小倉:あーかーくーてー、まるーい。
仁川:ダダダッ。
二人:ダールマァー。
仁川:だるまですよね?
小倉:サッカーボールです。
仁川:不思議ですね。そういわれると本当にサッカーボールだと思えてくる。
小倉:はい、コントお終い。楽しかった・・・。
仁川:楽しかったですか、そうですか。エゴの塊なんですか。
小倉:でもサッカーに関しては物知りですよ。サッカー界のファーブルって呼ばれてますからね。
仁川:ファーブルですか。でかく出ましたね。・・・じゃあ、オフサイドとは何ですか?
小倉:カマキリですね。
仁川:スルーパスとは?
小倉:アリジゴクです。
仁川:バナナシュートとは?
小倉:オスが集団で集まる習性のことを言います。ユスリカなんかがやりますね。
仁川:そうなんですか。まぁ、私は答えを知らないので強く違うと言えないのですけれども。
確かにファーブルとだけあって中々の知識をお持ちですね。でもサッカー界じゃなくてもファーブルなんじゃないですか、あなた。
小倉:そんなまさか。サッカー以外となると凡人と言うか蝋人形ですよ。
仁川:蝋人形ですか。どこの悪魔にしてやられたか知りませんが、それがサッカーなんですか。理解しました。二度と私に近寄らないで下さい。
小倉:ああっ・・・説明したらまたサッカーがしたくなってしまった・・・!
仁川:もういい加減にしてください。
小倉:・・・今夜は凄い夜になりそうですね。
仁川:何をする気なんですか。サッカーであなたは何をする気なんですか。
小倉:は、早く・・・サッカーを・・・!
仁川:・・・仕方ない。では今やりましょう。サッカーを。
小倉:ブ、ブラボネリネリ!やりましょうやりましょう!
仁川:ブラボーじみた滅茶苦茶語が聞こえなくも無かったですがこの際仕方ないです。
それでは、まず何をすれば良いのでしょう?
小倉:そうですね。まず先攻後攻を決めましょう。
仁川:・・・サッカーボールも無しにですか?
小倉:ボールなんてあろうがなかろうがサッカーは出来るんですよ。
仁川:ボールを軽視しすぎてません?
小倉:そんなはずは無いですよ。適当に「シュート!」とか「喰らえっ!」とか「岬くん!」とか言えばサッカーは成り立つんです。
仁川:本当に適当ですね。やる気の欠片も見えないです。
小倉:それでは潜行航行を決める為にコイントスをしましょう。
仁川:先攻後攻ですよね?何だか潜水艦みたいな事になっちゃってるんですが。
小倉:それでは(ピーン)・・・僕が先攻ですね。
仁川:では、どうぞ。
小倉:「シュート!」
仁川:「ゴール!」
小倉:「翼くん!」
仁川:「岬くん!」
小倉:「喰らえっ!」
仁川:「死ねえ!」
小倉:満足・・・・・・!!
仁川:釈然としないんですが。
小倉:どうしたんですか?
仁川:これの面白さはちょっと私には分からないのですし、サッカボールも無いのにサッカーをやるなんて本末転倒ですよ。大体翼君と岬君が殺しあってるじゃないですか。
小倉:そうですかね。
仁川:そうですよ。「サッカーボールを蹴らずに何がサッカーだ」とオシム監督も言ってたじゃないですか。確か。
小倉:そう・・・ですよね。確かにそう怒られた記憶があります。多分。
仁川:えぇ、これからはサッカーボールを蹴ってサッカーをしましょう。
小倉:そうします・・・・・・いや・・・やっぱり・・・。
仁川:ん?
小倉:ダダダッ、
二人:ダールマァー。
仁川:やっぱりだるま蹴る派なんですか。
二人:ありがとうございました。
一:やったね、初オンエア! 八:ぎゅっ。
子:ママあのね。わたし、昔話を覚えたんだよ。
母:あらまー、ユキちゃんったら可愛いわねー。何ていうお話なのかな?
子:えっと、桃太郎っていうの。
母:あら、それならママも知ってるわ。あれはいいお話よねー。
じゃーせっかくだから、ママに聞かせてくれるかな??
子:いいよ。わたし、ママの期待には出来るだけ応えていきたいとこのように思ってる。
母:へぇー、それはいいコト・・・・・・ん?なんか今ユキちゃん変にならなかった??
まあいいわ、さっそく聞かしてちょうだいな。
子:うん!
あるところに、桃太郎がいました。
母:あ、もうダイレクトで居るんだ。
子:・・・え? 居ちゃダメなの・・・?
母:あ、いや!別にそういうことじゃないの!!居ていいのよ!居ちゃダメな人間だなんてこの世には存在しないから!
そうよね、初めから年寄りの話なんかしても興味湧かないもんね。
それに、どこの原産地かも分からないような桃を拾って食おうとする寸劇だなんて、子供には悪影響よ!
すごいわユキちゃん!!今のたった一文で、世の中の世相まで斬っちゃったわ!!
子:桃太郎は桃から生まれてきたというだけで、村の子供達にイジめられていました。
母:可哀想。
子:「僕だって、桃なんかから生まれたくなかったのに・・・!」
母:分かるわー。ママその気持ち痛いほど分かるわー。
子:桃太郎は、この昔話を作った岡山県民を恨みました。
母:そこは分からない!ちょっとそれ恨む相手が広すぎるよ!
子:桃太郎は岡山県が嫌いになりました。
そして毎晩、どうしたら岡山県を退治できるか悩みました。
母:完全に方向が間違ってるわ。
子:岡山県民は手ごわいです。
隙を見せると、すぐ後楽園を投げてきます。
母:投げてこないよ!あんなでっかい庭園、まず持ち上げられないよ!
子:桃太郎は権力によって岡山県をねじ伏せようと考えました。
しかし、彼には財力はおろか友達もいないので、岡山県を相手に勝てそうもありません。
母:それは困ったわね。
子:桃太郎は何としてでもお金を得るため、芸術家をこころざしました。
母:安易すぎるわよ。
子:桃太郎は、ひとまず美術館に出かけることにしました。
母:あ、確かに数々の芸術に触れることは大切ね。
子:自分が生まれてきた桃にさっそうと飛び乗り、美術館まで飛ばしました。
母:ちょっ、なんで桃にそんな原動力が備わっているの!?
子:・・・え?備わってちゃダメ・・・?
母:あ、いや!別にそういう訳じゃないの!!いいのよ備わってて!物質には無限の可能性があるんだから!
でもお母さん、一度使った桃をもう一度再利用してる点は評価できるなぁ。
世界中でゴミが溢れかえっている中、リサイクルを活用するだなんて人類のお手本よ!
すごいわユキちゃん!!今のたった一文で、消費社会を叫ぶ国々に一石を投じたわ!!
子:美術館に着くと、桃太郎は物凄い形相で入っていきました。
この形相には特に意味はありません。
母:じゃあその情報いらないよ!
子:展示室に入るなり、桃太郎は驚きました。
同じ人間なのに、よくこんな奇抜なアイデアが浮かぶなあと感心しました。
母:心を打たれてるみたいね。
子:裸の銅像のあんなところをペタペタ触ったりもしました。
母:こらっ!何てことするの!
子:すかさず従業員が止めにやってきました。
母:やっぱり。
子:桃太郎は、裸の従業員のあんなところをペタペタ触ったりもしました。
母:だから触っちゃいけません!・・・って何でこの従業員も裸なのよ!!服着ろよ!!
子:たくさんの名作に触れた桃太郎は、自分もここで絵を描くことに決めました。
母:勝手気ままな人ね。
子:キャンバスと絵の具はありませんでしたが、
そこは美術館の真っ白な床と、持ち前の血尿で上手くまかないました。
母:まかなえないよ!何よ持ち前の血尿って!
子:桃太郎は絵を完成させて、一言いいました。「ダメだ!こんな出来じゃダメだ!」
母:あら、随分とヒステリックね。
子:そういうと、桃太郎は岡本太郎の作品に傷をつけました。
母:何で他人の作品に当たってんの!その人は無関係でしょ!
子:「同じ太郎として恥ずかしい!」 そう言い残して、桃太郎は美術館を後にしました。
母:アンタの方が恥ずかしいよ!アンタ血尿で落書きしてるのよ!
子:桃太郎は桃に乗り込むと、猛スピードで家路を急ぎました。
母:何をそんなに急いで居るのかしら?
子:犬、猿、雉をひきころせば、おうちはもう目の前です。
母:サラッと死んだ!せっかく出てきたと思ったのに!
子:自宅に着いた桃太郎は、すぐさま自分の部屋に引きこもり、一枚の白いキャンバスと向かい合っています。
母:え?芸術作品はもうコリゴリなんじゃなかったの?
子:実は彼、さっき会った従業員に「自分にピカソが憑依する術」を教えてもらったのです。
母:すごーい!じゃあそれを早く試したいがために、あんなに物騒なほど家路を急いでたんだ。
でも従業員さんも、よくそんなことを教えてくれたわね。
子:初めは口を硬く閉ざしていた従業員ですが、
右の乳首をコリコリすると急に喋りだしたのです。
母:急変の仕方が気持ち悪いわよ!そんな大切な事、乳首をいじられただけで簡単に教えちゃダメよ!
子:桃太郎は呪文を唱えだしました。
「パブロピカソパブロピカソパブロピカソ・・・」
母:うわぁ適当。
子:「早くピカソが降りてこないかなぁー。早くその絵を高く売ってしまいたい!」
そう目論んでいた桃太郎は、静かに時の流れを感じていました。
母:緊張するわね。
子:すると次の瞬間、ピカソが桃太郎に憑依したのです!
そして、彼の目の色が変わったかと思うと、物凄い勢いでゲルニカが描けました。
母:おお、本当に霊が降りてきた。
子:我に返った桃太郎は、目の前のキャンバスを見て自分の目を疑いました。
「なんだよこのラクガキ、使えねぇ」と言い捨て、けっこう破りました。
母:こいつ審美眼の欠片もないわ!つーか売りなさいよ!せっかく描いてもらったんだから売ればいいのに!
子:「・・・ったく、収穫なしか。ピカソにはウンザリだよ。」
そう言って自分の部屋を後にし、帰り際に岡本太郎の作品を傷つけました。
母:だからその人関係ない!ていうか岡本太郎の作品のことがそんなに嫌なら自宅に置いとくな!
売れ!それこそ売れ!
子:今の時刻はお昼過ぎ。なんか食って空腹でも満たそうと思いリビングにきたとき、
「おーい、桃太郎いるかー?」と金太郎が訪ねてきました。
母:金太郎も出てくるの?
子:金太郎は桃太郎のことが大好きです。
彼はきびだんごが貰えるなら、いくらでも桃太郎のパシりになります。
母:プライドないわね。
子:「おう、金太郎か。上がれよ」
そういわれるなり、金太郎は桃太郎の部屋に入ってゴミ箱をあさり始めます。
母:意地汚いわよ!何でそこまで必死なの。
子:すると金太郎は、ゴミ箱の中に捨てられていたゲルニカの残骸を見つけました。
母:さっき捨てたやつね。
子:「こ、これはゲルニカでねぇか・・・?」金太郎はビクつきながら質問しました。
「そうなのか?多分さっき俺がビリビリに破り捨てた絵だけど。それがどうかしたのかよ?」
「ちょっ、何してんだ桃太郎!これ本物のゲルニカだぞ!あーあ!これを売り飛ばせば一躍億万長者になれたのに!」
母:もったいないわねー。まあでもビリビリに引き裂いちゃったんなら、諦めるしかないんじゃない?
子:桃太郎はすぐさまセロハンテープを持ってきて、修復作業に取りかかりました。
母:セロテープで貼り付ける気なの!?偽装工作バレバレじゃない?
子:それからというもの、2人はおよそ18時間かけて絵の欠片を全てつなぎ合わせ、
元のゲルニカに完全に戻すことに成功しました。
母:すごい根気ね。よく頑張りました。
子:そして、桃太郎はすぐさま金太郎を怪しい組織に売り飛ばし、多額の礼金を手に入れました。
母:いや、絵を売り飛ばそうよ!!金太郎あんなに頑張ってたのに!!
子:彼の手元に転がり込んできた額は、およそ7千億円。
母:うわ、すごい。
子:大金を手に入れた桃太郎は、さっそく日本地図の出版元に圧力をかけに行き、
見事岡山県を日本地図から追放させました。
母:・・・え!?退治ってそういうことなの!?
子:こうして桃太郎は、自分の野望を果たすことが出来ました。
めでたしめでたし。
母:物語り終わっちゃったよ!
うわぁー、すごいわユキちゃん!私の知ってるヤツと全然違ったわ。
子:え、ホント?そんなにすごかった??
母:もうすごい良かったわよ!ユキちゃんの才能とか努力とか、全部買ってあげるわ!
子:わぁい!・・・じゃ〜あ、前からほしかった熊さんのぬいぐるみも買ってくれる??
母:もちろんじゃない!可愛いユキちゃんのためなら、そんなのいくらでも買ってあげるわよ!
子:やったぁ!ユキ嬉しい!
・・・あ、そうだママ。ここに一枚の絵があるんだけど・・・。
母:あら?それってゲルニカじゃない。
子:そうなのよ。今なら安くしとくから、ママも買ってくれない?
母:もちろんじゃない!ユキちゃんの頼みは断れないわ!いいわよ、いくらでも出してあげる!
子:毎度ありー!!
斉藤:おひょひょひょひょひょ
教団市 中央刑務所
今、一人の男が牢獄に入れられた
A:ったくウゼェんだよ!!てめ、絶対こんなとこ出てやっからな!!(バターン)
ちきしょー、あんなとこでヘマやらかすんじゃなかったぜ!
B:あ、どうも。
A:ん?あぁ…。
B:いやー、僕も逮捕されてここに入れられちゃってね。まぁ、同じとこに入った悪同士、仲良くやりましょうや。
A:あぁ…、お前とは気が合いそうだな。
B:貴方、何をして捕まったんですか?
A:あぁ、いつものように人の家忍び込んで金目の物盗んで逃げるところがよう、
偶然ポリがパトロールしてやがってよぉ、捕まっちまった…
お前はなんで此処に入れられたんだ?
B:僕ですか?僕は2週間前にスーパーで納豆と寒天を買い占めたら、女刑事に逮捕されました。
A:それで不審がらずに2週間も此処で生活してんのかよ!
しかも、健康気にしすぎだし!
B:女刑事が僕を逮捕した理由は、
「ぁたしも納豆買いたかったしぃ。ちょーうぜぇんだけどぉ。」
A:めっちゃ迷惑!!
B:えっと、名前は何ていうんですか?
A:ん?あぁ、斉藤だよ。
B:奇遇ですね、僕は佐々木ですよ!
A:何処に共通点があるんだよ!
B:それはともかく、聞いていただきたいことがあるんですが。
A:何だよ…。
B:実は僕、脱獄計画を思いついたんです。やっぱりあれだけで逮捕されたんじゃ納得いかないなーと思って。
A:無論だよ!ってか、脱獄するより訴えたほうがいいんじゃない?
B:一回訴えたんですが、裁判官やら検察官やら何やらがおばさんばかりで結局負けちゃいました。
A:んな法廷怖いわ!!
B:それはそうと、僕の脱獄計画聞いてもらえますか。
A:あぁ…。
B:因みに貴方、この刑務所内の図面は頭に入ってますか?
A:いや、目隠しされたままここまで連れてこられたから全く分からないんだが…。
B:分かりました。とりあえず、ここの警備体制を考えて、物凄い忠実に正確に考えたんですよ。
A:ほぉ。
B:まず、この牢獄の天井に穴を開けてそこから逃げる作戦が候補です。
A:よくあるパターンだな。上手くいくのか?
B:えぇ、大丈夫です。喰いますから。
A:……………ん?
B:僕のこの頑丈な歯で限界まで齧りますから。
A:ハムスターかお前は!このコンクリートの天井喰って逃げるとか無理だから。
B:それが駄目なら、このスコップを使います。
A:最初からそれ使えよ!何自分の限界に挑戦しようとしてんだよ!
B:で、このスコップでコンクリートで天井に穴を開けます。そしたら上から警備員が降ってきます。
A:へ!?へ!?
B:この上、警備室ですから。
A:ならなんでそっから逃げようとしてんだよ!!あっさりと御用じゃねぇか!
B:うーん、やっぱ駄目か。2週間前に思いついたんだけどな。
A:逮捕当初から警備室に乗り込む作戦組んでたのかよ!!
B:なら横から逃げるってのはどうでしょう。この方が穴開けやすいですし。
A:それはいいんだけど、それだと横の人も一緒に逃げることになるよ?
B:あぁ、それは大丈夫。横の人は警備員だから。
A:四方八方から警備員が狙ってんのかよ!
なんで納豆とか買い占めただけでこんだけ警備万全な部屋に入れられてんだよ!
もう、脱獄なんて無理なんじゃない?この刑務所、警備体制強力そうだし。
B:なーに言っちゃってんですか。ここの刑務所はそこら辺の刑務所と比べてかなり警備体制が甘い。
というか、檻の鍵も開いてるし。
A:はぃー!!?ちょ、(ガチャッ)…………。
普通に開いたし!!なんでここから逃げねぇんだよ!!
B:自分の限界に挑戦しようと思って。
A:それは勝手だけど、俺まで巻き込むなよ!!
何を牢獄内に留まって踏ん張ってんだよ!!
B:さぁ、仕方ないからここから行きますよ!ワクワクしますよ!
A:絶対何かありそうだけど…。
警察A:ん?こら、お前ら!!
A:早速見つかったぁー!!
B:これだからアドヴェンチャー止められないっ!
A:だからオレまで巻き込むなぁぁ!
警察B:おいこら!
警察C:おまえら!
警察D:逃げようと
警察E:してんじゃ
警察F:ねぇよ!
警察G:バーカ
A:本当に四方八方から警察出てきたし!!しかも最後の奴めっちゃムカツク!
おい、佐々木!こっちから逃げるぞ!
B:あ、下の名前で呼ばないでくださいね。苗字は「斉藤」ですからねっ!
A:「斉藤 佐々木」だったの!?
警察A:おい、納豆斉藤!納豆効果が無いことが明らかになった!
だからお前、帰っていいよ。
A:そんなノリで!?
B:え?あ、そうなんですか。じゃ、失礼しまーす。
じゃね、斉藤さん♪あ、俺もか。てへっ
警察A:ほら、何してる強盗斉藤。檻の中に入れ。
(バタン)
A:……………何だこの虚無感………………
健太:いやー、これで落ち着けますねー。 はづき:今期はC大会をスルーする方向で行きたいと思います。
井岡:本当にやばくないか・・・ 藤原:こりゃ、一回活動停止するか?
わかば:ダメだったね 小トリ:ダメダメだね
・凄く一つの話として文章力もあり楽しめました ツッコミも工夫されててGOODですね 後は、ちょこっと見かけたベタなボケが残念でした(6点) ・面白い。けど何かあっけない あっという間にすぎていってもう終わり?という感じがしました もう一押しほしいです。(5点) ・うまく時事的なネタも盛り込まれてあってよかったです。 前半がベタなボケが多かったのが気になりましたが後半の四方八方あたりからはすごく乗っていたと思います。(6点) ・悪くはないんですがもう一押しって感じがしました(3点) ・後半からのスパートはハイレベルだったんですが、前半のボケにありきたりな物が多かったです。 ボリュームも少々不足していて、あと1,2パターンの脱獄計画を見たかったです。(5点)
・中盤の美術展からガバッと世界に巻き込まれてしまいましたw 必死に子供を理解しようとするお母さんも凄く良いですね〜(7点) ・いやー、これもすばらしい。オチまでの伏線がちゃんとなってます ただ母の口調が時々普通になってたのが気になりました。原点にはしませんが。(7点) ・母親のフォローがとても面白かったです。 あまりにも関連性のないボケが時々流れを崩してしまっている気がしました。(5点) ・もし日常の親子の会話でこんなのがあったらおもしろいですねww(5点) ・血尿や岡本太郎などボケの破壊力は凄まじいです。母親の口調が定まっていなかった事が唯一の減点箇所です。(6点)
・いつも通り、二人のアホだけどなんか癒されるコントでした しかし、いつもに比べるともっと展開が欲しかったと 思いますね(5点) ・ひいきしてるわけじゃないんですが、みかづき。さんが個人的に好きです。言葉運びとか雰囲気とか こんかいもそれがよく出てると思ったんですが最後の最後で少し落ちてしまったかなぁと。(6点) ・なんか肝心の詐欺ボケが少なかったと思います。 そこをもうちょっと増やせば見ごたえのある作品になると思うのですが。(3点) ・ところどころ笑える箇所がありました。 ちょっと短くてもったいない感じがしました(3点) ・相変わらず雰囲気は最高なんですけど、ボケや展開の数がかなり少なめだったのが気になりました。 もっと長く見たかったです。(4点)
・二人のやり取りは割りと好きなんですけど ちょっとツッコミが飛躍しすぎでボケが弱いかなぁ という印象です(3点) ・前半が弱いですかね。 妻と妻子などのうまいボケがありますがノリましたね?などはいらないと思います 正統派だなぁ、いいなぁ。(4点) ・藤原:分かりました、ドラッグの取引はやめます 井岡:もう、人間失格ですね これ最高ですね。 後半の連続ボケは妻子などいいボケもあるのですが全体的にクスリ程度が多かったと思います。(4点) ・なんかスラスラ読めてしまいました。 もう少し内容をこくした方がいいと思いました(2点) ・ビーム式レントゲンとか発想は良かったと思いますが、2人の会話が何処となくぎこちなくなかったです。 話の移り方が強引だったり。あと言いたいことが2つほど。 藤原:そして、皮を脱いでください 井岡:レントゲンの意味が無くなりますよ ツッコミがちょっとズレてますし、第一まだ肉があるので骨は見えません。 藤原:じゃあ、致死量のX線浴びるか、皮を脱ぐかなら・・・ 井岡:皮を脱ぐよ!そりゃ死んじゃうからね!でも、レントゲンでは死なないよ! いやいやいや、皮脱ぐって。どの道死にますから。(3点)
・前半は大笑いしたんですけど、どうしても中盤から後半は ただ、サッカーを知らない2人のやりとりが イマイチでした(6点) ・貴方は人の腹を壊す気ですか これ漫才でいいんですかね?概念はあるんですけどもう漫才の域を通り越したという感じがします サッカーは正しく遊びましょう。(7点) ・小倉:はーい・・・うわ!舞台にいるとは! 仁川:・・・最初から現実にはいなかったんですね。 ここまでするとは・・・強烈でしたw 後半からなんかグダグダになってきたと思いました。(5点) ・最高に笑えましたww(7点) ・いやあ、面白かったです。 面白かったんですが、中盤のサッカーコントでピークが来てしまって、そこからは一段階レベルが下がってしまったように思えました。 終盤でもう一山あれば良かったです。(6点)
・なんか新しい事をやろうという意欲は伝わりますが 個人的には歌ネタ、ショートコントとしても 殻を破りきれてないという印象ですね(2点) ・ごめんなさい、最後までよくわかりませんでした ボケてるつもりなんですけどもこちらにはまったく伝わりませんでした スタンスを見直すとよいと思います。(0点) ・小トリ:またパターンがガラリと変わるよ いやいや、このパターン1個だけですよね? 変わるも何もないじゃないですか。 もっとジャンルを決めてからネタ作りに入ってください。(0点) ・知らない歌があってよくわからなかったです・・・(1点) ・替え歌したいのか、ショートコントしたいのか、ボキャブラしたいのか、どれをやりたいのか最後まで分かりませんでした。 ボケもさることながらツッコミがあまりに棒読みです。 スタイルを先に述べた3つのどれかに統一した方がいいですね。(0点)
出場者 | KB | OA率 | BL |
森の熊さん | 493 | 5/5 | C |
いちのへはちのへ | 481 | 1/1 | D |
バーソロミュー教団 | 413 | 3/3 | D |
みかづき。 | 361 | 8/12 | B |
レインボークルーズ | 297 | 8/17 | E |
春のかほり | 125 | 0/1 | G |
森熊、のへのへ、バーソロがそれぞれオーバー400で勝利。 平均KBが350を越えたのは第108回以来、350越えオフエアは第89回以来の出来事。 |