第80回 青沢オンエアバトル

市河:以上で計量は終わりました。オンエアされる上位3組の発表です!




ツインバズーカ
 
381KB (4/4)

4連勝おめでとう!




セブンセブンス
 
473KB(6/8)

今期3勝目!




広崎将和
 
489KB(2/3)

2連続1位!




碓氷:難関を突破した3組の熱演をご覧いただきましょう。




ツインバズーカ

コント/VS引きこもり
やったー。あざーっす。

初めてのコント挑戦もなんのその。4戦全勝!ツインバズーカ!
   吉田   :コンコンコン・・

引きこもり :誰?お袋?なんだよ。何の用だよ。

   吉田   :そうだお袋だ。

引きこもり :・・・思いっきり男の声じゃねぇかよ!誰だ!

   吉田   :ちょっと声が低くなったお前のお袋だ。入るぞ。

引きこもり :・・・誰だよお前!!堂々嘘ついて入ってくんなよ!

   吉田   :お前の両親に頼まれてな。高校生の息子が部屋から出てこないって。お前を救ってくれと。

引きこもり :黙れ!俺はこの生活をやめる気はないぞ。

   吉田   :でも良かった。ドアはちゃんと開いた。これで一件落着だ。

引きこもり :・・・別にドアが壊れてたから外に出なかったんじゃねぇよ!

   吉田   :じゃあなんで外に出ないんだ。・・・足骨折でもしてんのか。

引きこもり :だからそういう物理的理由じゃねぇよ。

   吉田   :お前もしかして・・・・このドア引くと開くんだぞ。押すんじゃないぞ。

引きこもり :わかってるんだよんなこたぁぁぁ!!いいから出てけよ!

   吉田   :いいか、これでも俺は引きこもり救済のプロだ。数々の引きこもりをうちの施設で更正させている。

         お前も聞いたことくらいあるだろう?人呼んで「歩く百科事典」。

引きこもり :・・・ただの物知りじゃねぇか。

   吉田   :お前こんな生活続けてなんになる。

引きこもり :・・・・・・・・

   吉田   :外は楽しいぞ。ガードレールとかジーッと見てみ。人間なんかちっぽけなものなんだってわかるから。

引きこもり :意味わかんねぇよ。普通自然の雄大さに触れてそう思うもんだろうが。

   吉田   :もしアレだったガードレールの匂いとか嗅いでみ。

       ガードレールに比べたら自分の悩みなんてちっぽけなもんだって思うはずだ。

引きこもり :そんな行為するぐらいだったら俺は引きこもりでいい。

   吉田   :お前こんな話知ってるか?ある町に貧乏な男がいてな・・

引きこもり :・・・・・・

   吉田   :なんやかんやあってガードレールの匂い嗅いで一攫千金を手にするって話。

引きこもり :ガードレールはもういいっつんだよ!!しかも一攫千金って・・

   吉田   :お前なぁ。一体何が不満なんだ。

引きこもり :俺は・・・親友に裏切られたんだ。それ以来人が信用できなくなった。

   吉田   :・・・詳しく聞かせてみろ。

引きこもり :よくある話さ。俺は性格が暗かったからクラスの奴らにいじめられ始めたんだ。

       でも幼稚園からずっと親友だったアイツだけは俺の味方だと思ってた。後は想像の通りさ。

   吉田   :そうか・・・。それでお前ドアは押すものだと・・かわいそうに。

引きこもり :ちげぇよ!親友も俺のこといじめ始めたんだよ。

   吉田   :馬鹿やろう!!親友の気持ちも考えてみろ!・・・・な?

引きこもり :「な」じゃねぇよ!

   吉田   :ほらな。ほら言った。

引きこもり :意味わかんねえよ!

   吉田   :わかった俺と一緒に海賊になろう。

引きこもり :ルフィかお前は。いいからほっといてくれよ。

   吉田   :ほっとけるか!こっちは金がかかってんだ!

引きこもり :うるせえ!

   吉田   :わかったこうしよう。まずお前が引きこもるのをやめる。

       俺がお前の両親からお金をもらう。どうだ。

引きこもり :最初っからそういう話だろうが。

   吉田   :わかったお前は引きこもりをやめなくてもいい。だが俺に金をくれ。

引きこもり :・・・やべえ、なんかこいつ最高にうぜえ。

   吉田   :ふふ、お前も人間そう悪いもんじゃないってわかったろ。

引きこもり :わかるか!むしろ人間に失望したわ!

   吉田   :馬鹿ヤロウ!お前親の気持ち考えたことあんのか!

       お前が引きこもるのやめるようにって、お袋さん毎日ケーキいっぱい食べてんだぞ。

引きこもり :意味がわかんねぇよ。

   吉田   :毎日毎日、多いときには5個も。

引きこもり :ただの甘党なんだよ奴は。

   吉田   :かわいそうに。

引きこもり :だから好きで食ってんだよぉぉぉ!!

   吉田   :チョコレートケーキを食べてるときが1番幸せなんだそうだ。

引きこもり :俺はどうなった!?

   吉田   :じゃあ親父さんはどうなる。お前が引きこもりやめるようにって毎日毎日・・・。

引きこもり :??なんだよ。

   吉田   :ケーキ食べてるそうだ。

引きこもり :親父も!?

   吉田   :糖尿病になる危険を冒して。

引きこもり :うちの両親は予想以上にケーキが好きだということがわかった。

   吉田   :しょうがない、ここまで言ってもわからないか。

引きこもり :・・・・

   吉田   :よし!じゃあお前引きこもりやめなくていい。好きなだけ引きこもってろ。

引きこもり :何?

   吉田   :その代わり俺に金をよこせ。

引きこもり :結局それかよ!


381/545KB


セブンセブンス

漫才/爆弾
速水:また連勝していこう
南 :おう!
速水:そして目指せセブセブブーム
南 :それは・・・パス

確実に成長を続け8回目にして遂に400の壁を突破!セブンセブンス!
2人:よろしくおねがいしま〜す

南 :俺さ爆弾処理班になりたいんだよ

速水:爆弾処理班? 何それ

南 :映画とかであるじゃん、爆弾犯が仕掛けた爆弾を解除するやつ
   赤と青どっちのコードを切ればいいんだ!!みたいな

速水:すっげえ危険じゃん、ちょっとサボったらドカーンだろ?

南 :何でサボる前提!?ちゃんと仕事するから

速水:いや、お前は絶対サボるって、爆弾がある横でボンバーマンをやって遊ぶだろ

南 :しねえよ! だいたい「やった!敵殺した」と思ったら次の瞬間自分が吹っ飛ぶぞ

速水:その痛みで人は成長するんだよ

南 :即死するんだよ! 

速水:だいたい爆弾てさ、例えばどういうところに仕掛けられるの?

南 :出来るだけ被害の大きくなるようなところじゃねえの、そうだな・・・東京ドームとか

速水:そこ貸しきって爆弾を

南 :被害でねえよ! 何で貸しきっちゃうんだよ

速水:じゃあ被害出すためにチケット手売りするよ

南 :わざわざ!? 大体チケット買って、来るやつなんていねえだろ

速水:東京ドームで爆破イベントやりまーす!!って言ったら来るよ

南 :楽しそうだな! もうそれ犯罪じゃないっぽいぞ

速水:5万人は見込めるね

南 :巨人戦なみじゃねえか! 

速水:いや今は巨人はそんなに人気ないから巨人戦なみというツッコミはどうかと思うよ

南 :ニュアンスだよ! そこ広げなくてもいいだろ

速水:そして5万人で爆破のカウントダウン 
   5ぉぉぉ! 4! 3! 2ぃぃぃ! 1! 0ぉぉぉ! ・・・・・ポンッ

南 :音しょぼいよ! それ爆弾の音じゃねえよ

速水:だから客の怒りが爆発

南 :うるさいよ!

速水:・・・・・・いま思ったけどさ

南 :なんだよ

速水:東京ドームって中で1回爆発あったからあんな風にモコッてなってるのかな

南 :あれはドームの構造だよ! いきなり何かと思ったらそんなこと考えてたの?
   大体ね、東京ドームに爆弾仕掛けるなら有名ミュージシャンのコンサート中に仕掛けるとかじゃなきゃ

速水:そんなことしたら爆発でギターの弦が切れちゃうぜ

南 :そんなんですむか! 何万人も死ぬわ!

速水:じゃあ野球の試合がある日に仕掛けるとかもいいの?

南 :そう

速水:で、処理班が試合の邪魔にならないように爆弾を解除

南 :試合は中止するよ! 何で続けるの

速水:ファールボールが飛んできてそりゃもう危ない危ない

南 :そりゃそうだよ! 爆弾に当たったら一瞬で終わりだよ

速水:ファールボールに〜 ご注意くださ〜い

南 :他にあるよ! 注意すべきな物が! 

速水:まあでもどんなことがあっても処理班は爆弾解除に集中

南 :それはいいけど他のことにも目を向けて欲しいよ、客を避難させたり

速水:するかと思ったら時々試合をチラ見

南 :なにちょっと気になってんだよ!

速水:しかも小久保が出たら見とれる

南 :ファン!? ちゃんと解除しろ!

速水:小久保が三振したら仕事のやる気がなくなる

南 :小久保打てーーーー!

速水:逆に、ホームラン打ったら飛び跳ねて喜ぶ

南 :それも危ねえ! 

速水:興奮して爆弾を客席にポイッ

南 :マスコット人形か!

速水:でもお前の憧れてる爆弾処理班なんてこんな奴ばっかだよ

南 :ありえねえよ! そんな小久保に左右される奴の集まりはそんな重要な任務受けねえよ

速水:しかもこれだけじゃない、他の場所でも処理班はドジを連発

南 :まだあんのかよ

速水:ペットショップに爆弾が! 処理班出動! しかしノミアレルギー

南 :ダメじゃねえか!

速水:ここのコードを ハックション 切ってと ハックション で次に ハックション

南 :誰かに代わってもらえ!

速水:家電屋に爆弾が! 処理班出動! しかしプラズマテレビに夢中

南 :ちゃんと仕事しろ!

速水:「わーー 薄ーーーい  ここの赤いコードを切って
    すごい臨場感だーーー   ここの青いコードを切って」

南 :片手間にやるな!

速水:おもちゃ屋に爆弾が! 処理班出動! ・・・この時は特に問題なかった

南 :おもちゃは卒業してるんだ

速水:コンビニに爆弾が! 処理班出動! 客や店員を避難させといて商品を物色

南 :泥棒じゃねえか!

速水:マクドナルドに爆弾が! 処理班出動! 客や店員を避難させといて・・・でもハンバーガーは好みじゃないからスルー

南 :なんだったら良かったんだよ!

速水:そしてポツリ 「どうせなら寿司屋に仕掛けとけよ」

南 :悪すぎだろ!

速水:遊園地に爆弾が! 処理班出動! 「ゴメン1回ジェットコースター乗った後でいい?」

南 :ダメだよ! 楽しもうとするな!

速水:歯科病院に爆弾が! 処理班出動! 「ちょうど良かった、虫歯が痛くて」

南 :だから仕事しろ! 何ついでに治してもらおうとしてんだ
   もうやめてくれよ、頼むから

速水:止めないでくれよ、今から『花火会場に爆弾、処理班は「ついでに爆弾も爆破させよう」と言った』
   っていうボケを言うから

南 :もう言っちゃってんじゃねえか! あのね、ちょっと爆弾処理班を馬鹿にしすぎだから

速水:・・・わかったよ、じゃあ爆弾処理班に応援メッセージを言うよ。それでいいだろ

南 :まぁそれなら

速水:爆弾処理班の皆さんこれからも頑張ってください

南 :小学生みたいだな

速水:そのために、僕達はできるだけ爆弾を仕掛けます

南 :ダメだよ! 何だできるだけって

速水:月イチペースでやります

南 :多すぎるよ! 月イチペースでみんなにやられたら

速水:みんなは爆弾処理班のために爆弾を仕掛け  
   爆弾処理班はみんなのために爆弾の解除

南 :すげえ悪循環だよ!

速水:はい、これで爆弾処理班の勇ましい姿を見る機会が増えるよ

南 :いいかげんにしろ

2人:どうもありがとうございました


473/545KB


広崎将和

コント/転校初日
どうも、広崎実業・・・いや、広崎将和です。
僕の渾身の苫小牧・・・いや、コントをどうぞ!

先輩ライジングブルーをも凌ぐ驚異の489KB!広崎将和!
よし、今日はこの学校に転校して初めての日だから気を引き締めていこう。

・・・それにしても転校なんて初めてだから緊張するな。どんな感じなんだろうか。

大体こういうのって控え室かなんかに入れられて、先生が来るのを待つんだよな。

どうやって入ってくるんだろ。俺空気とか読めないしな・・・。

「よし、じゃあ行こうか」って言われても「どこへ?」って言っちゃいそうだもんな・・。

まあそれは眼球通信・・・いやアイコンタクトで何とかなるな。

にしても問題は自己紹介だよ・・・。

多分黒板に名前を書かされるんだろうな。

でも俺字を書くの苦手だしなぁ・・・

下手すぎてクラスのみんなに分度器投げつけられるのは嫌だし・・・。

分度器の半円の弧のところは意外と鋭いから恐いよ。

・・・そうだ。ここはあえて「授業中に入ってくる」ってのはどうだろうか。

例えば国語の時間だとしたら・・・。




「先生:はーい、今日は漢字の学習をしましょう。
    まず基本となる4つの字を覚えなさい。
    1つめは「広」。次は「崎」。そして「将」。最後に「和」。
    あれ・・・?この字をどっかで見たような・・・? 
    ・・・そうだ! 転校生の広崎将和くーん!!」
「広崎:こんにちはー。」



うーん、このパターンはどうなんだろうか。

よく考えたら「先生が授業するまでこいつの存在忘れてたんだ」

っていうイメージがクラスメートに定着しちゃうなあ・・・。

頑固な油汚れのようにこびりつくイメージなんだろうなあ・・・。

そしたら僕は相当のへりくだりを持って学校生活を送ることになるな・・・。

機嫌の良い山田隆夫さん並の司会に対する態度並のへりくだりが必要だよ。

でもそんな直滑降でへりくだれる自信はないからこのパターンはやめよう。

・・・そうだ。じゃあこのパターンなんてどうだろう。



「先生:はい、今日は四字熟語の練習です。
    『一石二鳥』の意味がわかる人? ・・・はい、その通り。
    『以心伝心』の意味はどうかな? ・・・はい、そうだね。
    じゃあ『広崎将和』は? ・・・あれ?みんなわかんないの?
    ダメだなあ・・・今日の転校生だよ!
「広崎:どもどもー。」



これもイマイチだな・・・。俺の入り方は完璧だと思うけど・・・。

「こいつ誰だよ」の空気がクラスを支配しちゃう気がするよ。

俺そんな大気圧には耐えきれないからこれもダメだな。

「水泳大会でフライングしたまま気づかず泳ぎ切ってしまった」

と同じくらいの気まずパスカルじゃない? 約1264気まずパスカルくらいか。

・・・そうだ。じゃあ歴史パターンなんてどうだろうか。




「先生:皆さん、鎌倉幕府を開いたのは?・・・そう、源頼朝だ。
     では江戸幕府はどうでしょうか?・・・そう、徳川家康。
     それでは、今日ここにくる転校生は?・・・・みんな知らないの?
     広崎将和さんです! どうぞ!」
「広崎:ちょっとみんな当てて下さいよーー!」



ダメだ! 何か俺のテンションが若手芸人みたいだ!

もう入り方とかはいいや、とりあえず素直に教室に入るか。

でも自己紹介の練習はしておきたいよな。

ちょっとイメージしておこう。



「どうも、広崎将和です。 好きな都市は『弘前』で、好きなロシア料理は『ピロシキ』です。」


よしここまでは完璧だ。なんてったって物心ついた時から考えてたからなこれを。

何かこう韻を踏んでる感じが好印象なんだろうなみんなにとって!ハハッ!

そっか、やっぱり名前だけじゃなく趣味とかも言わないとな。



「趣味は野球ゲームでオリックスの的山を4番に据えることです。
 また、ぷよぷよでは連鎖に頼らない派です。」

「いつもぷよぷよをクリアした後どうしてもプレイヤー名を「MATO」にしてしまいます。」

的山好きな感じがクラスには好印象なんだろうな! ガハッ!

でも的山が本当に4番で使われることが的山が暮らすには絶対条件なんだろうな! ガンバッ!


・・・まあ、これだけやればクラスの「的山マニア」・・・いや、「マトヤマニア」

にも受け入れられるだろう。

・・・そうか!もう自己紹介は「マトヤマニアの広崎です」で良いか!

早く打ち解けられると良いな・・・


489/545KB



敗者コメント
オクトパス 233KB

飯田 このネタはもう・・・
高島 言うな。

ブラックキャッツ 213KB

霧原:イヤですね。連敗って
神田:俺ピンで出ようかなぁ・・・
霧原:俺はどうなるんだよ!

ミドレンジャー 157KB

緑川「しょうがない」
緑山「しょうがないね」
緑川「うん、しょうがない」

ジャッジペーパー
1組目 ブラックキャッツ

・冒頭設定からベタな感じがした。ただ後半部分、「えーんやーこーらよっと」で笑ったw(2点)
・ツッコミの強弱に波がありすぎたように思います。でも「アグレッシブ」など光るフレーズもありました。(1点)
・「一方そのころ・・・」など、哲郎ネタの出し方は巧いのですが、
 志村達とのつながり(結婚式に出てくる理由)がよく分かりませんでした。
 後半は志村(ドリフ)ネタに頼りすぎなような気がします。(1点)
・面白いことは面白いですが文章力が少ないかなと思います。
 そのせいか分かりにくい部分が多かったです。(1点)
・序盤の「青春深海物語」や冬の海の展開に意外性が無く、哲郎が出てくるまではほとんど面白みがありませんでした。
 その哲郎は現状でも十分良い味出してるんですが、もっと暴れさせるとボケの破壊力が増すと思います。(2点)


2組目 ツインバズーカ

・吉田:ほらな。ほら言った。のやりとりが分からなかった。それと、「わかってるんだよんなこたぁぁぁ!!」「だから好きで食ってんだよぉぉぉ!!」
 ぁ、ぃ、ぅ、ぇ、ぉを連続で繰り返さないほうがいいと思います。1個でも十分意味が通じます。(2点)
・ケーキやドアの部分がとても面白かったですが、オチがやや消化不良な感じがしました。(4点)
・設定が奇抜なのと、「ガードレール」を引っ張るところが良いです。
 ただ、「わかってるんだよんなこたぁぁぁ!!」や「だから好きで食ってんだよぉぉぉ!!」の
 テンションがちょっと不自然な気がしました。
 わざわざ「ぁ」や「ぉ」で伸ばした形にしなくても、強いツッコミであることは伝わると思います。(2点)
・「・・・やべえ、なんかこいつ最高にうぜえ。」
   ↑すげえ、なんかこのセリフ最高に面白え。
 ネタとしてしっかり形が出来ていると思います。
 タイトルが「VSひきこもり」という吉田目線なのが地味に面白いです。(5点)
・ガードレールの下りとケーキの下りは結構面白いんですが、その繋ぎの部分がごちゃごちゃしていました。
 吉田   :ほらな。ほら言った。
 から
 引きこもり :うるせえ!
 までは余計だと思います。なるべく繋ぎをスムーズに、そしてコンパクトにまとめてケーキの下りへ持っていくと、
 前半の勢いを持続させる事ができ、更にネタのテンポも良くなります。(3点)


3組目 セブンセブンス

・ボケもツッコミも面白かった。ただ、口に出して笑えるほどのボケがなかったのが残念。(4点)
・安定していて失速を感じなかったです。ただ
 速水:いや今は巨人はそんなに人気ないから巨人戦なみというツッコミはどうかと思うよ

 などの部分は一瞬引き戻される感じがしてハマらなかったです。(3点)
・全体的に「客の怒りが爆発」「小久保」「ノミアレルギー」など、面白いネタが多かったです。
 ただ、東京ドームの部分の流れが多少分かりにくい気もしました。(5点)
・後半の畳み掛けが素晴らしいです。
 おもちゃ屋のボケは変化球気味なのでもう2,3つ後に廻した方がより良い効果が得られると思います。
 ただ、「モコってなってるのかな」より前が後半と比べると極端に弱かったので、そこを練ると良い仕上がりになると思います。(4点)


4組目 ミドレンジャー

・笑うところが全然ありませんでした。ゴール周辺でもなにかあるのかと思ったらなかったし、オチも「さようなら」程度じゃ味になりません。(0点)
・「教習」と「マリオ」が完全に混ざらず、どこか並立している感じがありました。
 もうちょっと2つの世界の狭間に引き込めるようなボケがあると良かったと思います。(0点)
・「マリオ教習」という発想が面白いです。
 特に前半(土管に入るまで)は車の教習とうまい具合に合わさっていると思いました。
 ただ、前半で初歩的な事を習っているのに過去にファイアーボールで燃やすなどしている所が、ちょっと不自然に感じました。
 それと、行数の割には短く感じるので、水中の後にもう1展開欲しいところです。(3点)
・1UPキノコ→生命保険は上手いと思いました。でもそれ以外は・・・。
 ネタとかコントというよりフリートークに近いと思います。(1点)
・凄い淡白なネタです。序盤は教習所とマリオが巧い具合にマッチしているんですが、ボケが1UPキノコ以外は弱い物が多かったです。
 中盤の水中面は序盤で作り上げた「教習所」という設定をほぼ無視し、普通の不思議なマリオのネタになっています。
 そして終盤は一気に失速し、オチの普通さには絶句です。
 緑川「さようなら」
 の後にもう一言二言付け加えないとオチとして成立しないと思います。(0点)


5組目 広崎将和

・オチを除けばよかったと思います。けど口に出して笑うところがありませんでした。ただ、「発想がいいな」って感じで。(4点)
・設定がしっかりしてて良いと思います。
 ところどころに出てくる小ネタも面白いです。
 ただ、最後は的山を知らないと読みづらいのが残念。
 「MATO」「マトヤマニア」というネタ自体は良いです。(4点)
・バカだなぁ。バカバカしいなぁ。でも、笑っちゃいますね。
 これはこういうネタの流れを思いついた時点で勝ち組ですよ。素晴らしいです。(5点)
・自己紹介、特に的山が最高です。
 しかし、そこまでの「入り方」関連のボケが割りと低空飛行で、満遍なくは笑えませんでした。
 もう少し全体の水準を上げると良いと思います。 (4点)


6組目 オクトパス

・「まァとにかくね、最近良くおやつ食べながらアニメみるのよ」
 この太りたいとアニメのつなぎ方は無理やりな感じがしました。もう少し自然に話の流れがアニメに移り変わるようにしたらいいと思います。(2点)
・「太りたい」に関連したボケに当たりが少なかったため、全体的に印象に残らない部分がありました。(1点)
・前回とほぼ同じネタなのですが、ネタ自体は悪くないです。
 ただ、変えたと思われる「脂肪と体脂肪は別の言葉なの?」「なんだそれ!タイトル文
章じゃん!」
 の2つは、前回までの言葉の方が自然だったように思います。
 あと、アニメがテーマになっている割には、「えっ、俺に父さんなんか居たっけ?」などの内容があまりアニメっぽくなかったところが気になりました。(1点)
・アンジョンファンが流れを止めていると思います。
 前半部分の勢いのままいってほしかったです。(2点)
・小さな波の繰り返しで、決定的なボケが無いのが痛いです。
 一つの提案ではありますが、後半部分を
 「ボケが肥満化願望を忘れられずにするアニメ漫才」から「アニメキャラが太ったら」に変えてみるのはどうでしょうか?
 そちらの方が前半との結び付きも強く、多分ボケも考え易いと思います。
 あくまで一つの案ですよ。(2点)




第80回の結果表 平均KB 324.3KB
出場者KBOA率バトラーランク
広崎将和4892/3
セブンセブンス4736/8
ツインバズーカ3814/4
オクトパス2332/7
ブラックキャッツ2130/5
ミドレンジャー1572/12
広崎将和、セブンセブンスが470を越えてワンツー。ツインバズーカも連勝継続。
オクトパスはC大会出場の為にはもう後が無い。