おふざけ一切無しで勝てました。ありがとうございます。

先生：明日は皆めでたく卒業だ。
　　 私は途中から来た為１年しか一緒に居られなかったがこの１年間楽しかった思い出、辛かった思い出もあっただろう。
　　 それらの思い出を胸に、明日この学校から旅立ってくれ！

生徒：（先生・・・）

先生：・・・というわけでこの美顔器を買いなさい。

生徒：ええっ！

先生：今なら１２万円だ！これを逃したら一生後悔するぞ！

生徒：いや貧乏学生相手にそんな事言われても！大体お肌の事で悩んだ覚えないし！

先生：う〜ん・・・じゃあ今なら２個セットで１５万円だ！これを逃したら一生後悔するぞ！

生徒：ますます商法が怪しくなってる！つーか大体お肌の事で悩んだ覚えないし！

先生：う〜ん・・・じゃあ今ならケアレッスンビデオと特製洗顔フォーム付で１５万円だ！

生徒：怪しい商法が酷くなる一方だ！つーか天性のベビー肌だからお肌の事で悩む必要ないし！

先生：う〜ん・・・じゃあ

生徒：あ、もういいです。それよりも何で卒業式前日の僕達にそんな美顔器の宣伝してくるんですか。

先生：業者側としてこの年度末は重要だからね。どんどん売らないと。

生徒：いやだからって生徒に売り込まなくても！つーかアンタは教師だから美顔器の業者とは関係無いのっ！

先生：でもなんつーか、めっちゃ売りたい衝動に駆られたってか。

生徒：そう直感的に行動を起こすのは危険すぎる！でも美顔器て！

先生：こうして見れば、初めて担任を持った時のお前らより随分と成長したな！ってことで次の商品紹介に移ります。

生徒：移行できてない！スムーズに移行できてない！

先生：これさえあれば室内でも簡単に筋トレ！マッチョエナジー２０００！

生徒：いかにもそれっぽい煽り文句だ！しかもまったく興味湧かねぇし！

先生：なので今からビデオを見せます。ちょっと視聴覚室からテレビを持ってくるので皆は静かに待機してなさい。

生徒：わざわざビデオで効果を説明しなくても！

先生：おい、萩原。ちょっと職員室から視聴覚室の鍵を取ってきてくれ。

萩原「・・・ハイ。」

生徒：萩原絶対ビデオ見る気ねぇ！スネて行ったぞ！

萩原「・・・先生、鍵を取ってきました。」

先生：おぉご苦労。

生徒：まったくどうでも良いような事に人を使って・・・

先生：皆さんはピッキング対策をしてますでしょうか。
　　　毎年その被害件数は増える一方です。

生徒：こ、この人はいきなり何を言い出す！
　　　
先生：そこで今回ご紹介する商品はこちらのピッキングアラーム。
　　　ピッキングを開始しるとセンサーが感知して警報音が鳴りピッキング犯の撃退に効果絶大です。
　　　今回はこちらの視聴覚室を使って実験してみましょう。

（ガチャ、ガチャガチャ。ギィィーッ）

先生：うわっ！余裕で開いた！想像以上にこの学校はセキュリティが甘いな！ってことで是非この機会にご購入をお勧めします。

生徒：アンタ何やってんだ！しかも鍵壊すだけ壊しといて大した宣伝してないし！いや別にしなくても良いけど！

先生：ピッキングアラームの宣伝をしたかっただけだ。ちなみにテレビは既に持ってきてある。萩原、席に戻っていいぞ。

萩原「・・・ハイ。」

生徒：立たせっぱなしだったのか！アンタはことごとく萩原に冷たいな！地味すぎてそれに気付かなかった俺も若干悪いけど！

先生：じゃあ私が持ってきたテレビで説明したいと思う。商品名は先程言ったように『オラクルミラクルマシーン２００６』だ。

生徒：さっきとまるで違う！筋トレマシーンの原型どこにもねぇし！

先生：・・・はい静かに静かに！ではビデオを開始する。


（古ぼけた映像に若い女性が映る）

ビデオの女性「ＤＪがメランコリー誘うね　トップ４０♪」


生徒：これは・・・荻野目洋子の歌う『北風のキャロル』じゃねぇか！まったく関係ねぇ！

先生：すまない！これは私が荻野目洋子の大ファンだったから起こったミスだ！本当はコッチ！では改めて開始する！


「これさえあれば室内でも簡単に筋トレ！マッチョエナジー２０００！」


生徒：この煽り文句さっきも聞いたと思ったら本人が直接言ってたのか！しかも言った本人ですら商品名忘れるし！


ビデオの男「このマシンは下半身を重点的に鍛えるのサ。
　　　　　　ボーイは筋トレ、ガールはシェイプアップに使えるんダ！
　　　　　 （ビンビーン！）ウホッ！ナイスガール発見ネ！」


生徒：下半身のどこを鍛えるつもりだ！ビンビン言ってるじゃないか！


（テロップ）「アメリカ人女性のバスト平均サイズは１０４ｃｍ」


生徒：要らねぇよそんな情報！マッチョエナジーと関係無い！

先生：ちなみにこのビデオの男性は去年の１０月に交換留学生としてこの学校に来る予定でした。な、萩原。

萩原「・・・ハイ。」

先生：萩原のアメリカ行きは私が強く勧めたんだが向こうの都合でキャンセルとなってしまったんだ。

生徒：聞きたくなかったよそんな情報！その留学を勧めた理由はアンタが萩原をトレードさせたいだけな気がする！

先生：はいはい、今にも泣きそうな萩原君はそっとしておいて、ビデオの続きを見ましょう。

生徒：それは全体的にアンタのせいだ！


「何故マッチョエナジーが支持されているのか。それは科学的にも実証された鍛え方にある。
　企業秘密のやり方で大腰筋を効率良く鍛え、企業秘密のやり方で企業秘密に、かつ企業秘密で鍛える。
　何だか企業秘密ってかっこいい。」


生徒：伝わらん！肝心な所が企業秘密すぎて伝わらん！かっこいいってのもどうかと思うしね！

先生：だってかっこいいじゃないか！

生徒：アンタの私情かよ！そんなのビデオに組み込むな！


「何とこのマッチョエナジーがお値段何と４万円！４万円でご奉仕します！」


生徒：あれ程プッシュしてた美顔器より安いじゃねぇか！寧ろこっちをプッシュした方が俺は良いと思うぞ！


「お問い合わせは♪　０１２０　ビンビンビン　ビンビンビン♪」


生徒：うわっ！下半身鍛えすぎて会社の電話番号まで影響してきてるし！こんな商品より美顔器の方がまだマシに思えてきた！

先生：まぁ、そんなものは良いよ。だって明日卒業式だし。

生徒：自分で通販の話題に持っていっといてそれは無いだろ！教師の癖に何か卒業式関連の事考えてるのか！？

先生：退場のＢＧＭは、仰げば尊し。

生徒：そんなの職員会議とか何かでとっくの前に決まってた話だろ！？もういいよ！

先生：・・・皆で盛り上がる定番といえばやはりカラオケ！それが何と自宅で出来ちゃうんです！『仰げば尊し』を含め１０００曲収録！

生徒：今度はカラオケセットか！もう通販はいい！いい加減にしろ！



・・・・・


先生（２年目）：よし、君達が今度の新３年生か。卒業までの１年間よろしく頼むな！

生徒（２年目）：・・・そっかぁ、大学全て落ちたんだっけ・・・

へろへろ。

レン：おっきなテーマパークだなー、ホントに入場無料かよぉ

　　　にしてもファンタジーランドって言っても妖精とかがあちこちにぷよぷよ浮きすぎだろ

妖精：やあ、僕はこのテーマパークの案内人である妖精だよ！

レン：妖精？あちこちにいた妖精は皆案内人だったのか…

妖精：そうさ、こんなに大きなテーマパークだとマップがあっても流石に迷う人が続出してね

レン：そうなのかぁ…

妖精：まあとりあえず、君はどういうアトラクションに乗りたいんだい？

レン：そうだなぁ、やっぱりまずはスリルのあるアトラクションがいいかなぁ

妖精：だったらこのテーマパーク1の人気アトラクション、「ドラゴンドラゴンドラゴン」だね！

レン：全くアトラクションの絵図が浮かんでこないんだけど。ドラゴン連呼してるだけだし

妖精：これはね、ドラゴンに乗って様々な所を冒険するっていうアトラクションなんだ

レン：なるほど、ジェットコースター的なのか。

妖精：とりあえず案内するから来てよ！

（ドラゴンドラゴンドラゴン乗り場）

レン：これ…混雑してるの？

妖精：そうだよ、人気アトラクションだからね

レン：明らかに何かが燃えてるような焦げ臭さや煙のせいでよく見えないんだけど

妖精：大丈夫大丈夫。

（そして自分の番が来る）

レン：やっとか…

妖精：僕は案内人だから一緒には乗れないんだ。だから出口で待ってるからね

　　　…あ、あとさ、その乗り物の乗る位置によっては他のドラゴンの炎によって死ぬから

レン：えぇ！？ちょっと、ファンタジーだからって！困るよ、降りる！

妖精：大丈夫大丈夫。

レン：どこが大丈夫なんだよ！死ぬんだろ！？

妖精：座る所を見てごらん、赤いテープでマーキングしてる所があるだろ？

レン：…ホントだ、なんなんだよこれは

妖精：その枠に入りさえしなければ炎の被害に合う事はないから

レン：その言葉信用していいんだよね？

妖精：大丈夫。じゃあもうそろそろ出発しそうだし出口で待ってるね

（5分後）

妖精：…お、お帰り。どうだったこのアトラクション

レン：てめえよ！めちゃくちゃ濡れたんだけど！確かに「炎の被害」はあってねえけど！

妖精：ねっ？僕の言ったとおりだろ？

レン：言ったとおりではあるけど濡れるとは思わないだろうがよ！何だよこれ！

妖精：これは確か「ドラゴンのよだれ」のコースででかかる水だっけ？

レン：汚え！何かけてんだよこれ！

妖精：いや大丈夫だって。そういう設定だけであって使用されてる水はアルプスの水だから

レン：何で水にこだわってんだよこのランドはよ！

妖精：飲めるじゃん

レン：よだれの設定の水なんて飲めるか！最悪だなこのアトラクション！

妖精：じゃあ気を取り直してもう違うアトラクションにしようよ。きっと合わなかっただけさ。

レン：まあ…次に期待するか。じゃあ君のオススメとかないの？他で

妖精：ん〜、「ドラゴンドラゴン」かなぁ

レン：何だよその似たようなタイトル！ネーミングセンスなさすぎ！

妖精：これはね、３Ｄ眼鏡をつけて楽しむ映画みたいなもんさ。ドラゴンのストーリーなんだよ

レン：お、そういうの面白そうじゃん。じゃあとりあえず行ってみようよ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

（アトラクションが終わって…）

妖精：お、どうだった。

レン：どうだったじゃねぇよ！何が３Ｄだよ、思いっきり本物使用してんじゃねぇか！

妖精：ハッハッハ、ユニークでしょ？

レン：ユニークでもなんでもねぇよ！３Ｄ眼鏡かける意味もねぇし、
　　　折角ドラゴン×３で命拾いしたのにここで殺されかけたんだぞ！

妖精：ここのドラゴンの方が若干凶暴だしね。

レン：ドラゴン×３の時のように言ってくれよ！いやまぁあれは言っても回避ぎりぎりだったろうけどさ！

妖精：まあいいじゃない。

レン：いいわけねぇだろ！もういい、こんな所にはいてられない、帰る。

妖精：ちょっと！早いよ〜、もうちょっといようよ、まだまだいっぱいあるんだしさ

レン：もう人気のアトラクションがアレな時点で期待が持てないし、殺される前に帰る！

妖精：「ドラゴンゴーランド」っていうメリーゴーランドっぽいものもあるんだよ？それなら…

レン：何でここはそんなにドラゴン推すんだよ！もうドラゴンには乗りたくないから！

妖精：じゃあ、そうだ…パレード見て行こうよ。もうすぐお昼の部が始まるからさ

　　　それで決めればいいじゃないか。パレードは最高だぜ。

レン：じゃあパレードで決めるわ。パレードがホントダメだったら帰るから、止めるなよ？

妖精：オッケーオッケー


（パレード地）

レン：そろそろか？

妖精：そろそろだよ、確かパレードが来る前には始まりの合図みたいな音が出るんだけど

レン：音？

（ドーラドラドラドラゴンッゴンッ♪）

妖精：ほらほらこれだよ！

レン：明らかにドラゴン出てくるよなこのパレード。生きて帰りたい

（ギャース。ゴォ―ッ!!）

レン：火吐いてるじゃねぇかあのドラゴン！危なくない？マジで

妖精：あれはいつものパフォーマンスみたいなもんさ。大丈夫、あっこの近くにさえいなけりゃ100％生きれる

レン：あっこの近くに居る人は死ぬって事じゃねぇかよ！大丈夫なの！？

（ギャース、ダラダラ）

妖精：ほらほらあれだよドラゴンのよだれ。あれもアルプスの天然水使用してんだぜ？

レン：というか1アトラクションと演出が同じな時点でもう使い回しがひどいじゃねぇかよ！

（ギャ――ス。ドドドドドド）

妖精：メインパフォーマンスのはかいこうせんだよ

レン：ちょっと！あれいつもやってんの！？あっこらへんめっちゃめちゃだよ！

妖精：そうだよ、スゴイなぁいつ見ても。あれがドラゴンの技か〜

（ドーラドラドラドラゴンッゴンッ♪）

レン：あれ！？終わっちゃったよ！？こっち来ないじゃんあれ！

妖精：そうだよ？

レン：そうだよじゃなくて！パレードって動いて皆の前通り過ぎるんじゃないの？

妖精：ここはそんなのじゃないから。どう？これすげえでしょ

レン：凄えというか予想以上のしょぼさだから。結局ドラゴンやりたい放題して終わりやがったし

妖精：え〜？また不評なの？

レン：ああ。俺もう帰るから。

妖精：わかったよ。じゃあ天然水1回3万円でアトラクション中に出てきたのが1回、パレードで2回見たから9万円ね。

レン：いやあんなので取るな！！ボッタクリバーかよ！！

速水：よし、４連勝！
南　：よっしゃ
速水：よっく見てね

２人：よろしくおねがいしま〜す

南　：俺なりたいものがあるんだよ

速水：何になりたいの？

南　：代打バッター

速水：・・・・なんでだよ

南　：ツッコまないで、確かにおかしい事を言ったかもしれないけど

速水：でも、なんでまた台座バッタに？

南　：代打バッターな！

速水：そうそう、なんでそれになりたいの？

南　：だってかっこいいじゃん、９回裏２アウト満塁とかいう状況に出てきてさ、
　　　カッキーンとサヨナラホームランを打ったりさ

速水：仲間に「たいして動いてねえのにおいしいとこ持っていきやがって、消えろ！」とか思われるんだよ

南　：怖いよ！そんな選手いない・・・とは言い切れないけどそこはナシにしてよ、
　　　そしてお立ち台のぼってヒーローインタビュー受けるんだよ

速水：仲間は思うよね
　　　「お立ち台ってちょっと高くなってるし、都合よく雷が落ちねえかな」

南　：なんでそんな悪なの！絶対仲間も喜んでくれるよ

速水：まあそうなのかな、でも野球選手っていろいろ大変でしょ？

南　：そうだよね、野次られたりするし

速水：そうだよ
　　　「何でアイス食いながら守備ついてんだ！」とか

南　：それはする方が悪いだろ！　

速水：「食うのはいいけど、アイスは腹を壊さない程度にしとけよ！」

南　：それは野次じゃねえよ！何でアイス食うの許しちゃうんだよ

速水：野次も大変だけど、逆にファンに囲まれるのも大変だよね

南　：それはいいことでしょ、応援してくれてるんだし

速水：絶対大変だよ、ファンに囲まれて邪魔されてバッターボックスにも立てないよ

南　：試合中にはファン来ねえよ！

速水：でも守備の時は代わりに捕ってくれたり

南　：そんな訳ねえよ！

速水：あっなんか足が痛えな、誰かファンの人に代走してもらわなきゃ

南　：そんなことある訳ねえだろ！

速水：アナウンス「一塁ランナー、速水に代わりましてファンＡ」

南　：何だよファンＡって！

速水：Ａは代走用員、Ｂは代打用員、Ｃは守備用員だよ

南　：そんなのいたらおかしいだろ！

速水：そんな怒らないでよ、野球選手はいろいろ大変ってこと言いたかったんだよ

南　：お前がいろいろと認識を間違えてるからだよ！
　　　それと、もともとは俺が代打バッターになりたいって言う話だったからね

速水：あっそうかそうか、そういう話だったね

南　：だから一回やってみようよ、俺が代打バッターするから

速水：じゃあ俺は・・・・実況をやるわ





速水：さあ９回裏２アウト満塁、東京ミナミズは９９対１で負けています

南　：そんなに負けてんの！？

速水：おっとここで敗戦処理バッターの南の登場だ

南　：敗戦処理バッターって何だよ！

速水：そして南の登場で客は一斉に立ち上がった！！　そして帰った！

南　：そりゃ帰るよ！敗戦処理バッターが出てきたもん

速水：相手ピッチャーは失笑しています！

南　：完全にナメられてるじゃねえか！

速水：そして監督が南にアドバイスをしています
　　　「お前で試合を決めて来い、頼んだぞ」

南　：それは早くアウトになれってことだろ！ストップストップおかしいおかしい

速水：おっと南が空気を読まずにタイムをかけた

南　：もういいだろ、どんだけ広げる気だ！

速水：何だよ、いい感じに盛り下がってたのに

南　：下げるなよ！あのさ、もっと緊迫した場面にしてくれよ

速水：緊迫した場面・・・・さあ南がスナイパーに狙われているなか、バッターボックスに入った

南　：そうじゃない！「息詰まる接戦」みたいな奴だよ、分かるだろ？

速水：なるほどね




速水：さあ９回裏２アウト満塁、１点差なので１打出れば逆転です

南　：そうそう、そういうの

速水：そしてどういう訳か代打に南がコールされました

南　：どういう訳かが余計だよ

速水：そして南の登場曲が流れます
　　　まった〜り　まった〜り　まった〜りな〜♪

南　：なぜおじゃる丸！？　打つ気になれねえだろ

速水：じゃあどんな曲がいいの？

南　：もっとノリのいい奴だよ

速水：ワンアウッ　ツーアウッ　スリーアウトチェンジ♪

南　：それじゃアウトになる前提で俺の登場じゃねえか！もう曲いいわ、早くピッチャーと対戦させてくれ

速水：さあどういう訳か南がバッターボックスに入りました

南　：そりゃ入るだろ！ 

速水：さあピッチャーが、手を抜いて投げた！

南　：本気で来させろ！

速水：ああっと中途半端なツッコ・・・・スイングで空振り

南　：中途半端なツッコミって言おうとしただろ、あのさほんと頼むからちゃんとやってくれよ

速水：ちゃんとって何だよ

南　：だから俺はチームメイトに信頼されてるような凄いバッターなんだよ、打率も高くて

速水：ふんふん、分かった



速水：さあ代打に南がコールされました、南は打率は９割９分９厘

南　：打ちすぎだよ！　限度があるだろ

速水：得点圏では３０打数０安打

南　：どんだけチキンだ俺は！

速水：しかし南はチームメイトからの信頼が厚く
　　　「南が試合に出るくらいだったら俺は引っ込む、あいつと同じとこにいられるか」と全員が言っています

南　：それは、いじめられてるんだね

速水：さあピッチャー投げた！

南　：おりゃあ！

速水：南打ちました！　伸びる伸びる、入ったーー！　サヨナラホームラン！

南　：おっしゃあ

速水：観客はわき立つ！チームメイトは作り笑い！

南　：心から喜べ！

速水：南が今ホームイン！　さあチームメイトから文字通り手荒い歓迎です、刺されてます

南　：危ない危ない！　

速水：仲間「俺はお前が打つと思ってたぜ〜　（ザクッ　ザクッ）」

南　：刺しながらそういうこと言わないで！

速水：仲間「明日も頼むぜ〜　（ザクッ　ザクッ）」

南　：もう試合には絶対に出ねえよ！

２人：どうもありがとうございました

真田：勝っちゃったー

島村：見さらせー

真田：どうもーエイジアンエイジアンと申します

島村：よろしくお願いします

真田：突然ですが、サッカーの実況がしたい

島村：まぁ、どうせ俺がダメだって言ってもやるんでしょ？

真田：うん

島村：じゃあ、やったらいいよ



真田：これより、親善試合日本対ドイツの試合が行われようとしています
　　　会場の国立競技場は超満員です

島村：おぉ、いいじゃない

真田：さぁ、両チームのスターティングメンバーが発表されました
　　　まずは、日本のメンバーからＧＫ、天田、ＤＦ、今田、馬田、絵馬田、尾馬田
　　　ＭＦ、鎌田、木馬田、熊田、毛馬田・・

島村：なんで、〜まだってつく選手ばっかりだよ！
　　　しかも５０音順に揃えやがって
　　　
真田：監督が物凄くセルビア・モンテネグロを意識しているようで

島村：確かに、セルビアの選手ビッチってつくの多いけども！
　　　でも、名字で揃えるのはおかしかろうが！

真田：気を取り直して、ＦＷ、駒田、トラックとなってます

島村：なんで、生身の人間達の試合にトラック混じってんだよ！

真田：佐馬田さんが乗ってます

島村：中の人どうでもいいわ！

真田：続いては、ドイツのメンバ−です

島村：ったく、おかしいだろ・・

真田：ＧＫ、カーン、ＤＦ、カーン、カーン、カーン、カ−ン
　　　ＭＦ、カーン、カーン、カーン、カーン、ＦＷ、カーン、カーン

島村：今度は全員カーンかよ！
　　　それに、今更って感じだし

真田：カーン！

島村：やかましいわ！

真田：今、試合開始のゴングがなりました

島村：今のゴングかい！
　　　ってか、サッカーの合図はホイッスルだろ、ホイッスル！

真田：さぁ、ドイツボールで試合開始です
　　　まずは、カーンがカーンにパス

島村：全然、区別つかんから
　　　もっと、わかりやすくフルネームで呼んだりしてよ

真田：ミツカーン、愛媛ミカーンにパス

島村：それじゃあ、明らかに日本のまわしもんだろ！

真田：おっと、ドイツの選手が倒されて、フリーキック
　　　倒されたのは、どうやら空きカーン選手のようです

島村：名前のせいで、全然反則って感じがしないから！

真田：これを蹴るのは愛媛ミカーン
　　　あっと・・これは外しました、ここで前半終了です

島村：早っ
　　　まだ、フリーキックしか蹴ってないじゃん

真田：そんなこんな言ってる間に、後半開始です

島村：ハーフタイムも早っ
　　　なんか、ハイライトとかしないの？

真田：さぁ、日本ボールで試合開始です

島村：しないんだね

真田：日本華麗なパスワークです
　　　そして、毛馬田がトラックの荷台にパス

島村：なんか、ずるいなぁ

真田：ヤマカーンがトラックのタイヤめがけタックル！
　　　これは、ヤマカーンにレッドカードです

島村：なんで、タイヤに行ったよ！

真田：ヤマカーンピクリとも動きません・・
　　　ヤマカーン、いま担架で運ばれていきました

島村：色んな意味でかわいそうだよ！

真田：さぁ、気を取り直してＰＫ
　　　パンダキックです

島村：どんな略だ！
　　　こんなの、絶対動物愛護団体から苦情くるわ！

真田：これを蹴るのはトラック！

島村：おい！

真田：トラック助走をつけて・・あっと、パンダの横に逸れていったー！
　　　これは、わざと外したんでしょうか

島村：パンダは轢かないんだ！

真田：客席から、拍手が起こっています

島村：なんで、拍手起こってんだよ！
　　　既に人一人轢いてんだぞ！

真田：パンダを蹴らずに観客席に突っ込んだトラックの運転手佐間田さんもその拍手に応えています

島村：突っ込んでたんか！
　　　まだ、パンダ蹴ってたほうがマシだったよ！

真田：トラック、大丈夫でしょうか

島村：そっちより観客の心配をしろ！

真田：どうやら、大丈夫のようです
　　　トラック、プレイ続行です

島村：はぁ・・

真田：さぁ、トラックがパンダを蹴らなかったのでドイツボールで試合再開です
　　　おっといきなり日本カット、そしてトラックにパス

島村：トラックもういいわ！

真田：ドイツのドカーンがタックル、あっと爆発した！

島村：もはや、テロの域だよ！

真田：さぁ、フリーキックです

島村：淡々と進めんな！

真田：さぁ、これを蹴るのは熊田
　　　熊田蹴りました！

島村：どうなった？

真田：入りました、ゴール！！
　　　日本決めました！

島村：おぉ、ようやくまともな実況が

真田：ポカーン選手一歩も動けませんでした

島村：だから、名前！

真田：やっぱり、ポカーン選手
　　　試合開始からずっと空を見上げたままでしたからね

島村：なんで、国際試合でずっと上の空なんだよ！

真田：さぁ、もうロスタイムに入りそうです

島村：今回も早いなぁ

真田：ロスタイムは何分でしょうか
　　　あっと、ちんぷんかんぷんだそうです！

島村：下らねぇよ、審判もちゃんとしろ！

真田：今、試合終了のホイッスルが鳴りました！

島村：審判、適当に終わらせちゃった！
　　　おいおい、どんな実況だよ

真田：俺、実況諦めるわ

島村：そうしてくれ

真田：カーン、カーン、カーン、真田ギブアップ！

島村：もういいよ！

二人：どうもありがとうございました

改善してまた来ます

エイト「だめだ〜」

セブン「萌え〜〜〜（死）」

・ドラゴン×３もオチかと思ったらそうでもなくってよかった。（４点）
・ドラゴンに絞ったせいかワンパターンに感じましたが、その分インパクトもあり楽しむことができました。（３点）
・ドラゴンとかの設定をうまく生かしていると思います（４点）
・二回目のドラゴンや、アルプスの水は良かったですね。
　ただ、後半からは似たようなボケばかりだったので、ちょっと飽きてしまったかもしれませんね。（３点）
・オチがちょっと安易だったような
　よだれの使いまわしとかのボケはなかなかでした（３点）
・ドラゴンの使い方が上手い！ボクはレンコンさんのネタの中で一番じゃかいかと思います。
　唯一違和感を感じたのがオチのボッタクリバーでしたが。（４点）
・山場がなかったので残念でした。設定にもう少し理不尽さが欲しいです。（１点）
・細かい笑いが続いて良かったですか、抑えきれました。あと一押しって所です。（３点）

・よくわからないとしか表せない感じです。数が足りないのも厳しいのではないかと思います。（０点）
・短いですし何がしたいのかサッパリでした（０点）
・「自分」と「幸福」を入れ替えれば、「幸福には見えない自分」になるんじゃないですか？
　やりたいことはよく分かるのですが、その表現の仕方がやや下手だった気がします。
　第一、ネタが短すぎます。（０点）
・ちょっと、設定されているルールが曖昧だったゆえに
　何がしたいのかよくわからなくなってしまっているような気がします（０点）
・言葉を入れ替えるんですよね。それなのに文脈が変化しているのはおかしく感じました。
　あと、他の方も言われると思いますが、短いと思います。実際のレム色は５つでネタは終わりませんよね？
　こういうネタならそれなりの量が必要です。残念ながら、笑いはありませんでした。（０点）
・何がなんだかさっぱりです。それを狙ってるのでしょうか？（０点）
・終始「？」でした。入れ替えるって、入れ替わったのを元に戻しても意味通じないじゃないですか？（０点）

・ななが結構ややこしかった（３点）
・ピンとくるボケがありませんでした。途中から完全に漫才ということを忘れている（漫才コントの域を超えすぎている）のではないかと思います・・・。（０点）
・ポケモンとピッピのボケはすごくよかったと思います
　配役・構成がいまいちごちゃごちゃして伝わりにくかったです（１点）
・ノリや設定は好きなのですが、それをいまいち活かしきれていませんでした。
　ボケがボケらしくないという感じ。（１点）
・うーんなんというか、僕が言うのもなんですが
　ちょっと強引で、ついていけなかったなと（０点）
・形はできているかなぁと思います。オチとかはよかったと思います。
　ただごちゃごちゃしている感じがします。それは登場人物が多いからだと思います。
　セブンが演じるところはナナミとか客とかにしないでセブンのセリフにした方がいいと思います。
　また、ボケが雑に感じました。笑わせようとしているのは分かりますが。（４点）
・漫才と呼べないです。
　２人の掛け合いがないし、変な登場人物を出されてもしらけます。（０点）
・構成がぐちゃぐちゃで漫才かどうかすら・・・・・。
　あと、一発用の登場人物が多過ぎです。客はＡ一人で十分です。
　一番良いのは使わない事ですが。（０点）

・下ネタかと思ったらそうでもなかったけどよかった（４点）
・ツッコミをはずしているところが無かったのは良かったですが、ボケがややイマイチな感じがしました。（２点）
・いいボケもあるのですがやりたいことをただズラズラやっただけという感じがしました。構成が雑というか（１点）
・ノリが良かったです。
　如何せん、セリフが長いためテンポを崩し気味だったのが残念です。（３点）
・ビンビンいいなぁ好きだなぁ
　面白かったんですがオチは大学落ちたではなく、留年しちまったではないかと（４点）
・商品名のとことか、なんか笑ってしまいましたね。生徒のセリフがナイスです。（４点）
・どこで笑えばいいんでしょう。もっと考えてネタを作るべきだと思います。（０点）
・何故かは分かりませんが、ツボです。勢いとアホさにやられました。
　ただ、ピッキングアラームの下りがやや弱かったです。（５点）

・結構よかった（４点）
・「〜ねえよ！」「〜って！」「〜だろ！」というツッコミが多く、あまりバリエーションがなかったです。（１点）
・前半弱かったですが後半でうまく巻き返していてよかったです。
　大きな笑いがあればなおいっそうよかったです（３点）
・スタンダードな設定ながらも、ボケが良くできていて面白かったです。
　ただ、◎をつけられるようなのがなかったのが残念です。（４点）
・漫才としては、いいテンポでしたが
　ボケがちょっと浅かったかなぁ（２点）
・ボケがぽんぽん出てくる流れがよかったです。おじゃる丸とか笑いましたが爆発的なものは無かった感じでした。（３点）
・最後の下りはまあまあだったんですが、それ以外が弱かったです。
　全体的にパッしませんでしたし。（１点）

・大満足だった（５点）
・カーンなど、とにかく笑いっぱなしでした。面白かったです。（５点）
・少し無理矢理な展開があったけど全体的にはよかったです（５点）
・カーンは良かったですねぇ。最後まで楽しく読めました。
　間抜けな単語がちょくちょく出てくるのが面白かったです。（５点）
・うわぁカーンのとことか、すべてで笑いましたｗコメントできません。（５点）
・ボケの１つ１つが面白かったです。
　ただもう少し、巧いと思わせるようなところが欲しかったのとオチが消化不良なのが残念。（４点）
・笑い死にさせる気ですか？ｗ　最高でした。（５点）