前回までのあらすじ 桑折:俺の名前は桑折龍!元気な小学6年生! 勉強なんか大嫌い!学校が終わったら空き地に集合! 皆からは、「ウザいヤツ」って呼ばれてるんだゼ! そんな俺は、とうとう皆にシカトをされ始めたある日、とんでもない物を見つけたんだ! それは「サラリーマンバトル」。お互いがサラリーマンの人生を競い合う、ナイスなホビーなんだ! (パパパパー) 桑折:今日は「サラリーマンバトル ワールドマッチ2006〜in新橋〜」の決勝戦! 予選を勝ち進んできた俺は、ついにこの決戦の舞台に立つことが出来たんだ! 絶対に優勝してみせる!優勝してみせるゾ! 見ていてくれ!インターネットの友達! (プァー) 週刊エラ呼吸 「サラリーマンバトル・龍」 最終回/決着!最後のサラリーマンバトル! 桑折:ふぅー。いよいよ決勝戦か。緊張するなぁ。 頑張れよ。山本係長。 (それでは、決勝戦を始めます!両者、前へ!) 桑折:……………ア、アイツは!! 織部:……………。 桑折:数々の大会で、様々な卑劣な手を使って汚い勝ち方をしてきた極悪非道のバトラー……! リーマンクラッシャー織部……………!! 織部:……………。 桑折:ヤツもこの大会に出てきてたのか………。 まさか決勝戦の相手になるとはな……油断できないな。 織部:……………(ニヤリ) 桑折:不適な笑みだゼ。悪いこと考えてる顔だ………。 ………おっと、試合が始まる。 (ワーワーワーワー!) 桑折:この決勝戦のルールは予選とは違う。 予選より遙かに複雑…遙かに困難。 織部:……………。 桑折:この「人生」という名のコースを早くゴールした方が勝利。 言うなればサラリーマンとして成功したほうの勝ちだ。 へへ、長期戦になりそうだゼ………。 織部:……………(ニヤリ) 桑折:不適な笑みだゼ。 織部:……………。 桑折:……………。 (……………ピー!!) 桑折:いっけー!俺の山本ー! 織部:突き放せ!伊藤取締役ー! 桑折:取締役だと……くそ、負けるなー!山本係長ー! 織部:ハッ、係長?笑わせる! そんな程度の役職で、よくここまで上がって来られたもんだな! 桑折:フン。山本は凄いんだゼ。 腰の低さは社内一!何かあったらすぐ土下座!なんだかんだで社長の息子のパシリ! 織部:ダメ社員め…………。 桑折:ダメじゃないサ!謙虚さが重要なんだ! 織部:ハッ!そんなことじゃ俺の伊藤取締役には敵わねぇな! 桑折:…お前みたいな卑劣な勝ち方をしてきたようなヤツのサラリーマンなんて、 どうせ大したサラリーマンじゃないんだろ…。 織部:お、何だ。知ってるのか? 桑折:そりゃぁもう。この世界で「リーマンクラッシャー織部」って言ったら有名だゼ。 主任に毒を盛ったり……接待相手に毒を盛ったり……専務の愛人に毒を盛ったり……。 織部:フフン。 桑折:お前……最悪だな。 織部:どんな手を使ってでも勝つ。ガキにゃわかんねぇだろうな。 桑折:ああ、わからないね! せめてリーマンらしい勝ち方をすれば良いんだ! 織部:フン。どうとでも言え。 (すいません係長。ここの書類の書き方がわからないんですけど……) (すいません取締役。ここの書類の書き方がわからないんですけど……) 桑折:お、第一の関門登場か。ダメ社員をどう扱うかだな。 織部:フフン。 桑折:よーし、行け!そこで突き放せ!社会の厳しさを見せろ! 必殺…「どんな教育を受けてきたんだ!」 ……よし、効いてるゾ!よくやった山本係長! 織部:フッ!ここは俺が勝たせてもらうぜ! 桑折:なっ、何! い、伊藤取締役!まさかそれは! (グハッ………バタリ) 桑折:毒を盛りやがった…コイツ、本当にダメ社員に毒を……。 織部:所詮この世には、生と死しか存在しないのさ! 桑折:何か深いことを言っている………くそ!負けてたまるか! 山本係長!そこで少し優しさも見せろ! 必殺…「ペンを貸しなさい。私が書いてやろう。」 ………よーし上手いぞ山本係長!ダメ社員を一人前に出来そうだ! 織部:……ぬぬ……、人が集まって来たぞ。社内で殺すべきじゃなかったな。 桑折:当然だ! 織部:えーいしゃらくさい!ままよ! (グハッ………バタリ) (グハッ………バタリ) (グハッ………バタリ) 桑折:毒を盛りやがった……コイツ、手当たり次第毒を……。 織部:所詮この世には、生と死しか存在しないのさ! 桑折:何か深いことを言っている………。 (ポーン!) 桑折:何にせよ…それぞれの手段で、第一の関門は抜けることが出来たみたいだな。 ここからが鍵だゾ……。 織部:どう世間の目をあざむくかが問題だな……。 桑折:既に趣旨が変わっている! 織部:奥が深いぜ…サラリーマンバトルってヤツはよ。 桑折:お前例外だろ。 (あ、山本君。今日一杯どうかね?) (あ、伊藤君。今日一杯どうかね?) 桑折:お、上司からの誘いか…これは受けておかなきゃな。 織部:誘い?そりゃマズい!さっきの死体は居酒屋に隠してあるんだ! 桑折:場所チョイスしろよ!何で居酒屋を選んだ! 織部:くっそぉー、これは受けるわけにはいかねぇな。 何とか断らねぇと。 桑折:よし、行け!山本係長! そこで、「私でよろしければお供させていただきます」だー! 腰をもっと曲げろ腰をぉー! 織部:何とか断るんだ伊藤取締役! 「あいにく、今日はどうしても外せない用事がございまして…」! 桑折:よっし、いざ居酒屋へ! 織部:うわ、何の用事か聞いてきた!えーっと…えーっと………。 「大した用事はございません」。 桑折:じゃぁダメだろ! 織部:うぬぬ……。 よし、逆転の発想だ。あそこの居酒屋に行かせないようにすればいいんだ! えーっと…「あそこの居酒屋に行かれる気ですか?ああー、あの店はやめたほうが良いですよ」。 桑折:無理あるなぁー。 織部:「死体みたいな匂いしますし」。 桑折:それはお前がやったんだろ! 織部:ああ、怪しんでる…くそ!こうなったら致し方ない! 桑折:ま、まさか! (グハッ………バタリ) 桑折:やりやがった! 織部:困った時の毒頼み! 桑折:さすがはリーマンクラッシャーと言ったところか…。 早くも5人のサラリーマンを亡き者にしている…恐ろしい男だ。 織部:ぬぬ…また人が集まって来たな。 桑折:まだ罪を重ねて行くのかリーマンクラッシャー織部…。 (グハッ………バタリ) (グハッ………バタリ) (グハッ………ポロリ) 桑折:最後凄く卑猥な響きがあったけど。 織部:好みのOLが居たのでな…。 桑折:社内セクハラ?! 織部:フッフッフ、どうとでも言うが良い! 桑折:最悪だよ。 織部:さぁ死体は居酒屋へ。 桑折:学習能力ゼロか! (ポーン!) 桑折:………やっぱり長期戦になりそうだ…なかなかゴールが見えない。 織部:フン…どんな手を使ってでも、勝つ! 桑折:……………もうやめろよ。 織部:………………何だ。 桑折:もうやめろよ…こんなサラリーマンバトル…楽しくないじゃないか。 ズルをして何が楽しい……?毒を盛って何が楽しい……? 織部:勝てればそれで良いんだ! 桑折:お前は勝とうとしてないじゃないか! さっきから毒を盛るにしたがって、自分を陥れてる。言うなれば墓穴を掘ってる! 織部:……………。 桑折:見ろよ、あの伊藤取締役の疲れ切った顔………。 もうここ最近息子の顔も見てない。そろそろ休ませてやれよ! 織部:うるさい!息子?!知るか! 勝ってこそのサラリーマンバトルだ!サラリーマンなんて、働いてなんぼじゃないか!! 桑折:違う………違う!! 織部:……………。 桑折:サラリーマンにも…家庭が有る。家族が居る。 彼らはそのために働いてるんだ。 織部:……………。 桑折:俺も今気づいたゼ……サラリーマンとして成功するってのは、 家族を支える立派な大黒柱になるってこと………違うか? この戦いの意味は、そこに有るんじゃないのか?! 織部:……………。 桑折:お前みたいに、ただ毒を盛っているだけじゃ、何にも解決しない。 俺はこれから、まっすぐゴールを目指すよ………。 織部:………………………待てよ! 桑折:……………? 織部:俺も…お前に気づかされた。 桑折:……………。 織部:死体は…目立つところに置いたらバレるっていうこと。 桑折:遅い!遅いよ気づくのが! 織部:今度からはちゃんと土葬するよ!ありがとう!気づかせてくれてありがとう! 桑折:うわー!この大人おかしいよー! 織部:…………なんてな。俺も、ちゃんとこの戦い、正々堂々勝負することにするよ。 ありがとうな。 桑折:………お互いにな。 織部:ああ!よし、決着をつけるぞ! 桑折:おお! 織部:人生という名の、長いコース! 桑折:ゴールが見える、その日まで! 二人:うぉぉぉぉぉぉ!! 20年後。 桑折:うぉぉぉ!やったー!! 息子がアメリカで事業を始めたゼー!! 織部:お前の支えが無ければ、山本(息子)はここまで大成しなかった……。 立派な父親になったな…山本。 桑折:じゃぁこの勝負は……俺の勝ちだな! 織部:ハッハッハ!良い勝負だったぜ! (ピーーー!!) 桑折:やったぁーーー!!優勝だー!! 織部:おめでとう!おめでとう! 桑折:やったぁーーーー…あーあ。 …………………………………………………そろそろ就職しねぇとなぁ。
A:どうもワールドスコーピオンです。 B:よろしくお願いします。 A:俺の悩み聞いてくれる? B:なんだよ。 A:俺、ボウリングが下手くそなんだよね。 B:ボウリングか。そんなに下手くそなのか? A:あぁ。友達にバカにされて悔しいんだよ。 B:俺は、ボウリングには自信があるぞ。1459回行ったことある。 A:行きすぎ。しかも数覚えてるし。 B:俺はボウリングかなりうまいぞ。最低スコアが35。 A:なんで最低スコアを言うんだよ。でも自信あるなら、俺にボウリング教えてよ。 B:わかった。今日、お前をプロボウラーに育ててやる。 A:プロにはなりたくない。そこそこうまい奴に育ててください。 B:ボウリングっていうのは経験だ。ボウリングをやればやるほどうまくなったり、下手になったりなるもんだ。 A:どっちだよ!経験そこまで関係ないんだな。 B:そういうことだ。とりあえず俺が今から教えることをちゃんといかせばボウリングがうまくなったり、下手になったりする。 A:だからどっちだよ!うまく育ててくれよ。 B:まず服装だ。お前どんな格好でいつもボウリングやってる? A:服装?えーと、普段着でやってるよ。別にボウリングの格好とか特に決まってない。 B:お前ボウリングをバカにしてんのか!お前みたいな奴がスイカをボウルと間違えて投げるんだぞ。 A:間違えねーよ!似てるの形だけだろ。 B:とにかくボウリングやるならユニホームぐらい買えよ。 A:でも恥ずかしいよ。俺、友達と行くのに1人だけユニホームなんて。俺だけ本気じゃん。 B:じゃ友達と行かなければいいだろ。もう1人でボウリング行け。 A:嫌だよ!てか1人で行ったら、俺なんのためにボウリングを教わるのかわからねえよ。 B:じゃ、ユニホームを着て1人でボウリング行くのか、ユニホームを着て友達とボウリング行くのかどっちかにしろ。 A:どっちもユニホームじゃねーかよ!!わかったよ、友達とユニホーム着て行くよ。 B:それが1番だ。お前な、スポーツ昔やってなかったのか? A:野球やってたよ。 B:お前、野球の試合中ユニホームだったろ?それと同じ感覚だ。 A:俺、ボウリングの試合に出る訳じゃねーからな!てか、俺はどんなユニホーム買えばいいんだよ。 B:別に野球のユニホームでいいじゃん。 A:それ着る意味ねーだろ!!ボウリング場で野球のユニホームって明かに場違いだろ。 B:野球のユニホームがあるから、新しいの買わずに済むじゃん。 A:ユニホームだったら何でもいいのかよ。てか俺ボウリング場で一人野球のユニホームなんて恥ずかしいよ。 B:もちろん帽子もだぞ。 A:付け足すなよ。帽子は絶対にいらないだろ。 B:まあとりあえず、着とけ。それがボウリングの上達への近道だ。 A:ホントかよ。それよりボウリングに技術面を教えてくれよ。 B:わかった。じゃあ正しいボウリングのボールとシューズの選び方を教えよう。 A:技術面を教えてくれ!そんなの自分でわかるからさ。 B:お前ボウリングをバカにしてんのか!お前みたいな奴がきゅうりをボウルと間違えて投げるんだよ。 A:どうやって間違えるんだよ!!何も似てねーよ。 B:ちなみにお前、ボウリングのボールどれくらいの重さのを使ってる? A:13。 B:シューズの足のサイズは? A:26.5。 B:合わせて? A:…39.5。 B:じゃ次は投げ方だ。 A:今のは何の足し算だよ!!今の足した結果の数字はなんだったんだよ。 B:今の足し算の答えの意味をよく風呂場で考えれば、ボウリング上達の近道だ。 A:てきとうなこというな!絶対聞いたことない。 B:てかお前、野球やってたんだろ?ポジションは? A:投手だったよ。 B:あのな俺の知ってる限り野球でピッチャーだった奴は、ボウリングがうまい。 A:へぇーそうなんだ。俺、ピッチングは自信あるよ。ストレートMAX130キロは自慢だ。 B:ちなみにお前は、ボウリング上投げ、下投げどっちだ? A:下投げに決まってるだろ!上から投げたらいつか肩が壊れるわ。 B:野球は上投げ、下投げどっちだ? A:そりゃ上投げだよ。野球で下からボール投げる奴まずいねーだろ。 B:そういうことか。お前がボウリング下手なのは、野球の経験をボーリングにいかせてないからだ。 A:むちゃくちゃ言うな!!ボウリングのボールを上から投げる奴見たことあるのか? B:バカ。お前は上から投げればMAX130キロ投げれるだろ。 A:投げれるわけねーだろ!ボウリングで130キロの速さのボールを投げれる奴見たことあるのか? B:ボウリングも野球も結局は一緒だ。 A:一緒にするな。あんな、ボールの重さが違うんだよ。野球のボールは軽いんだ。 B:ならこれからはボウリングのボールも野球のボールの重さと同じぐらいのを選べばいいだろ。 A:そんな軽量化されたボールあるわけねーだろ!まずな、ボールの大きさも違うんだよ。 B:なら、これからボウリングのボール選ぶ時に野球のボールと同じサイズのボールを選べ。 A:そんな小さいボールねーよ!!まず指が入らねーだろ。 B:指が入らないならボールを握って投げればいいだろ。 A:もう野球じゃねーかよ!!そんなんだったら最初から野球のボールを投げるよ。 B:あっ!その手があったか。 A:納得するな!!お前もはやボウリングじゃねーよ。 B:新しいじゃねーか。ボウリングのピンを野球のボールで倒すって。 A:新しすぎる。でも、あんな小さいボールでストライク取るのって厳しいだろ。 B:まぁ確かにな。でもお前は強気で攻めて三振の山を築いてほしい。 A:なんの話だ!俺はボウリングのストライクのことを言ってるんだよ。 B:心配すんな。お前MAX130キロだし、たぶんそのボールの勢いで風が吹いてストライクが狙える。 A:やだよ。なんで俺、ボウリングで風に頼らなくちゃいけないんだよ。 B:あっ、変化球があるじゃん。ボウリングでもカーブさせる人とかいるし。 A:まぁ確かにね。 B:フォークとかも使えるじゃんか。 A:意味ねーだろ!ボールが落ちたらレーンに当たるだけだろ。 B:でもバッターは打ちづらいだろ。 A:これはボウリングの話だ!!ボウリングにバッターはいねえだろ。 B:ちょっと思ったことがあるんだけど、一言いいか? A:なんだよ。 B:俺とお前ではボウリングの投げ方がまったく違う。だからお前に教えることは何もない。 A:俺も、もうお前に聞きたいことは何もねーよ!! B:そしてお前とはボウリングに行きたくない。お前のはもうボウリングじゃない。 A:お前が言うな!俺だって、ボールを転がしてボウリングを上達させてえよ。 B:てか、お前ボウリングじゃなくて野球うまくなれよ。 A:それ言ったらおしまいだろ!!お前が野球の経験をいかせっていうから。 B:よく考えろ。俺がお前に教えたとおりに今度ボウリングをやってみろ。どうなると思う? A:どうなるって言われても。 B:すぐに係員に止められるだけだぞ。 A:わかってたなら教えるな。もういいわ。
B:え・・・!!??人生ゲーム? A:驚きすぎだよ。何にもやることがないんだからやろうよ。 B:じ・・・人生ゲームをやって現実逃避する気か? A:考えすぎだよ。いいじゃん。暇なんだから。 B:お前・・・今のこの環境が嫌なのか・・・? A:そんなんじゃねぇよ。お前も準備するの手伝って。 B:・・・え?現実逃避するの手伝って?・・・どういうこと? A:さっきからうるせぇな!暇だからやろって言ってるだけじゃん。 B:・・・わ・・・分かった。 A:・・・所持金は2万な。 B:・・・こんなにもらっていいの? A:うん。 B:お前凄いな・・・金持ちだなぁ。 A:ゲームの世界の話だよ。現実ではそんな余裕ねぇから。 B:そっか。じゃあオレからな。・・・8。とっとっとっと・・・ 「ヤンキーに絡まれる。1万かつあげされ、全治2ヶ月の怪我を負わされる。1回休む。」 ・・・この人生ゲーム怖くないか?現実の方がいいよ。平和だもん。 A:まぁ、何が起こるか分からないからなぁ。 B:・・・ちょっと聞いていい? A:なに? B:ヤンキーに怪我負わされてかつあげまでされたんでしょ? A:・・・まぁ、そう書いてあるねぇ。 B:警察に連絡したのかな? A:・・・知りませんけど。 B:病院代で1万は使うでしょ。所持金0ってこと? A:・・・まぁ、現実ではそうだけど。病院代を使うなんて書いてないからさ。いいんじゃないの? B:人生はそんなに甘くねぇんだよ!! A:うるせぇぇぇ!!人生ゲームだから。 B:そっか。けど、こんなんありえねぇじゃん!! A:うるせぇぇぇ!!人生ゲームってことを忘れるな。人生ゲーム。 B:人生ゲーム・・・人生ゲーム・・・ A:こんな熱いヤツ初めて見たぜ。オレは・・・4。とっとっと。 「狼に追われる。4マス進む。」・・・ちょっと嫌な予感がするんだけど・・・とっとっと。 「ヤンキーに絡まれる。1万かつあげされ、全治2ヶ月の怪我を負わされる。1回休む。」 B:はっはっは。コイツまじ受ける〜 A:っせぇ!何だよ・・・狼に追われるだけでも辛いのにヤンキーにばったり会うなんて。 B:ついてねぇよな〜♪ A:全くだ。 B:次オレだ。・・・7か。大きい目ばっかだな。とっとっと 「あいつとバッタリ会う。あの夏の日以来の再会に泣き崩れる。」 ・・・はい? A:・・・ま、何も起こらなかったってことでいいんじゃないかな? B:あの夏の日に何があったの? A:聞かれても困りますよ。失恋でもしたのかな? B:オレはな・・・2年前の春・・・あの日以来 A:次お前だよ。 B:お・・・おう。・・・9。とっとっと・・・ 「幸せを運ぶ借金鳥に出会う。日に日に借金が増える。」 なんだかリアルだな。コレ。 A:不幸の借金鳥だな。それ。 B:日に日に借金が増えるって怖いよ・・・ A:次オレか。・・・2。とっとっと・・・ 「回し蹴りを喰らうスタートに戻る」 オレの身に何があったぁぁぁ!? B:回し蹴りを喰らうっていきなりだもんな。心当たりないの? A:ねぇよ。 B:ヤンキーかな?また。気をつけろよ。 A:どう気をつければいいのかサッパリ分からん。 B:8。すっげぇ。大きい目ばっかだ。とっとっと・・・ 「12万の利益。」 ・・・ん?状況がさっぱり分からない。 A:いきなりだもんな。借金取りはどうなったんだろうな。 B:まぁ、いいか。12万くれ。 A:あいよー。次はオレだな。・・・8。とっとっと・・・まさか。 「ヤンキーに絡まれる。1万かつあげされ、全治2ヶ月の怪我を負わされる。1回休む。」 本当に勘弁してほしいな。コレ。 B:2回目だよな。運が悪いとしか言いようがねぇよ。 A:ごもっとも。 B:オレは・・・8。凄い強運の持ち主かもオレ。とっとっと・・・ 「強運の持ち主と勘違いする。スタートに戻る。」 ・・・ん? A:凄いリアルに再現してあるな。コレ。 B:リアルどころかオレの言うことまで分かっちゃうなんて。怖くない?このゲーム。 A:次お前だよ。 B:・・・2。もう大きい目出そうにないな。 A:弱運の持ち主になったかもね。 B:「落とし穴に落ちる。全財産をなくし、全治2年の怪我を負う。」 落とし穴怖っ! A:どんだけ深いんだよ。全治2年相当だぜ? B:・・・ってかどうして全財産なくすんだろ。 A:落としたんじゃない? B:コイツ全財産持ち運んでるのかよ。危険な野郎だな。 A:次オレか。・・・1。とっとっと・・・ 「老人の家を乗っ取る。マイホームを手に入れる。」 ツッコムべき点が多いな。 B:まず、家持ってなかったのかよ。 A:だから全財産持ち運ぶわな。 B:オレかなり金あったから家建てれたかもしれなかったのに。 A:アパートくらいなら住めたな。 B:・・・うん。 A:そんで、老人の家を乗っ取る。 B:老人が家にいないとき何処かから侵入したんだろうな。 A:庭からか・・・?それとも窓ガラスとかドア壊して入ったのかな。 B:・・・それと、老人はどうなったのか。 A:老人ホームに住むようになったのかな。 B:・・・一応謝っとけよ。 A:えー、家を乗っ取ってしまい申し訳ありませんでした。 B:・・・このゲーム怖いわぁ。 A:う・・・ん。 B:次オレか・・・あれ全治2年じゃなかったの? A:時が経つのは早いなぁ。 B:・・・ま、いいか。・・・3。とっとっと・・・ 「(省略)スタートに戻る。」 ・・・今度はオレの身に何があったのか・・・。 A:大事な部分を省略しちゃったなこりゃ。 B:スタートか・・・まぁいいや。 A:次はオレね、・・・10。とっとっと・・・ 「不良に絡まれる。1万かつあげされ、全治2ヶ月の怪我を負わされる。1回休む。」 うん。何でヤンキーから不良に変わったのか。 B:ヤンキーと不良が違うだけで内容は全く同じだね。 A:このゲーム作成者に会ってみたいな。 B:うん。お前さ、絡まれて金取られるの通算3回目だよね。 A:お陰で金ねぇよ。 B:家を売ればどうにかなるけどね。 A:まぁね。 B:次はオレか・・・6。とっとっと・・・ 「殺人魔に後を追われる。」 ちょっといい? A:ん? B:このゲーム段々グロくなってない? A:・・・確かに。これさ、箱に「お子様からお年寄りの皆さんまで。家族みんなで楽しめる。」って書いてあったんだけども。 B:・・・辞めようぜ。このゲーム。 A:後1回やらせて。 B:なんちゅうヤツだ。 A:・・・5.とっとっと・・・ 「呪われる。このゲームはゴールへたどり着くまで終われない。」 B:やらなきゃよかったね。 2:はっはっはっはっは・・・ あまりの悲しさに笑うことしか出来ない二人であった・・・
・いいボケがいくつかあったんですが、オチが少し物足りないです。(4点) ・独特な感じがいいです。分かりづらい所もありましたが・・・。(3点) ・オチは良かったですが、そのほかが微妙でした もう少しボケが面白いといいと思います(2点) ・毒盛りがここまで面白いとは・・・・・。 ややストーリー重視の為か、序盤と終盤にボケの少ない箇所があったが残念です。(4点) ・ツカミから、展開、オチまで綺麗で、流石に流石でした。ただ、毒をおすのが僕にはあまりハマりませんでした。 いや〜、おもろいですw きゅうりと間違えるとか、うまくなったり下手になったりなどは最高ですね。個人的には足し算のところが一番ツボでしたw(3点) ・こんなに毒を盛ってなんで捕まらないんだろうかという疑問が浮かんできてしまいました。 でも、こんな凄い設定なのに面白く出来るのは流石です。 あと、オチが読めました。駄目な大人になるんだろうなー、と。(3点)
・笑い・構成・流れ、どれも完璧です。 「バッターは打ちづらい」は、ズレ過ぎてて大笑いしました。(5点) ・う〜ん、面白いですが、もっと大きなボケがほしいです。(2点) ・後半はよかったのですが、前半がイマイチでした 後半はよかったので、もっと全体的に笑えるといいと思います(3点) ・野球と絡める辺りは良いんですが、全体的に波がありました。(3点) ・いや〜、おもろいですw きゅうりと間違えるとか、うまくなったり下手になったりなどは最高ですね。個人的には足し算のところが一番ツボでしたw(5点) ・足し算とか上投げで130キロはおもしろかったんですがはずれが多かった気がします。(1点)
・良いボケもあったのですが、大きな笑いが無かったのが残念。(2点) ・QQQさんのネタみたいにこういう漫才は新鮮に感じました。(3点) ・新しい感じでよかったですが、ボケがイマイチでした(2点) ・独特な漫才でしたが、グダグダのような感じがします。(1点) ・モッチキチーが良かったので後の展開を期待したんですが・・・。なんだか役割がしっかりしてなかったと思います。 そういう漫才なんだとは思いますが、ついていけませんでした。(2点) ・モチは膨らんで人の形になったんでしょうか?それを想像したら笑っちゃいました。 うまいこと言ったのところはよかったんですが、比喩のところがよくわかりませんでした。(2点)
・ツッコミにもうひとひねり欲しいです。 単調な流れは飽きてしまいます。(2点) ・当たり外れが多いですが、ミヤの細かいツッコミに圧倒w(3点) ・発想がとてもよかったです! ただ、単調だったのが残念でした(4点) ・6,7割は笑えました。しかし、こういうのは2,3パターンは無いと飽きられる可能性があります。(3点) ・形式を最後まで崩さなかった事は良いのですが、やはりあたりが少ない分、飽きがきてしまいました。(2点) ・おもしろかったのが4割位でした。2点と3点で悩んだんですがいくつかツボに入ったので3点で。(3点)
・笑いどころが少し少ないと思いました。 そのせいで印象にあまり残りません。(1点) ・オチがうまいです。もう一つなにかほしいです。(4点) ・普通に面白かったです ただ、少しミサイルの機能に無理があったと思います(3点) ・もっと多くの兵器を出して欲しかったです。(3点) ・しょーもなくて面白いボケに、的確なツッコミが見ていて凄く気持ちですねw 爆発力はありませんでしたが、オチまで綺麗でとても良かったです。(4点) ・後半がよかったです。ただ逆に言うと前半の武器がことごとくはずれてしまったんですよね・・・。 戦:ももこーっ!! ここ何故か爆笑しました。(2点)
・オチが完全に読めました。 展開が少ないと思います。(3点) ・もっと人生ゲームの内容を増やしてほしかったです。(2点) ・ツッコミ所など、とてもよかったです! もう少し話が発展するといいと思います(4点) ・同じマスを何回も止まらせるなど笑いどころが多かったです。 引っかかったのが、最初A,B2人とも8マス進んで、 次にBが7マス、Aが9マス、そしてBが2マス進みましたが、 この時点でお互いスタートから17マス目の同じマスにいるのに、書いてある内容が違っているのですが・・・ 一応、直した方がいいですよ。(4点) ・最初の部分でちょっとつじつまが合わないようなところがあった気が・・・。ただ、普通の人生ゲームっぽいのにここまで広げられたのは流石です。(3点) ・家が無かったとかうまいなあと思えるボケが多かったんですが、 AとBで人生ゲーム、すごろくネタをやるとどっちにその目の効果がきたのかがわかりずらいのでなにか考慮してほしかったです。 あと、最後の1行はいらなかったと思います。(3点)
出場者 | KB | OA率 | バトラーランク |
低気圧 | 377 | 4/4 | C |
ワールドスコーピオン | 377 | 3/3 | B |
WAOWAOPANIC | 377 | 2/3 | E |
天体観測 | 345 | 3/6 | E |
テンバリズム | 345 | 5/10 | C |
ブルースイカ | 269 | 3/5 | E |
オンエア3組が同率1位。低気圧、ワールドスコーピオンは全勝継続。 WAOWAOPANICは今期2勝、3勝している相手達から大金星を上げた。 |