第32回 青沢オンエアバトル

市河:以上で計量は終わりました。オンエアされる上位3組の発表です!




ライジングブルー
 
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故郷で5連勝達成!




シンナーズ
 
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2連勝&2連続TOP!




Cloock-Clock
 
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こちらは地元で3連勝!




碓氷:難関を突破した3組の熱演をご覧いただきましょう。




ライジングブルー

漫才/サバイバルシュミレーション
青:やったー!勝ちました!
昇:次は鮭川村とか河北町でお願いします!
青:セレクトミスだよ。どうぞ。
遠い未来でねw 前回の低KBを取り返す勝利!ライジングブルー!
青:どーもー!ライジングブルーです!
昇:山形大会ということで。
青:そうですよ。よろしくお願いします。
昇:頑張っていきましょう。
青:それでいきなりなんですが、僕最近やってみたいことがあるんですよ。
昇:何をやってみたいんですか。
青:無人島でサバイバル生活なんてしてみたいんですよ。
昇:サバイバルですか。何でまた。
青:何もないところから生活していくっていうのがかっこいいじゃないですか。
昇:まあわかりますけどね。
青:だからやりたいんですよ。
昇:じゃあさ、「サバイバル・シミュレーション」っていうのをやってみましょうよ。
青:シミュレーションですか。それはどういうものなんですか?
昇:今まさに、自分が無人島にいるかのような体験ができるんですよ。
青:面白そうですね。是非やらせて下さいよ。
昇:ではやってみますか。


昇:「どうやらあなたは無人島に流れ着いてしまったようだ。」
青:こういう始まりなんですね。
昇:「まずあなたは、島を探索することにした。」
青:あ、食料とか探さないといけませんからね。
昇:「あなたはみかんがあるところを見つけた。」
青:みかんですか。早速食料を見つけましたね。
昇:「さらに別の食材も見つけた。」
青:おお。今度はどんな食材ですか?
昇:「うどん。」
青:・・・え?
昇:「うどん。」
青:うどん!?無人島でしょ?うどんはないでしょ無人島に。
昇:とにかくあったんですよ。
青:はぁ・・・。まあいいや。次行こう。
昇:「その時、後ろで物音がしたのであなたは振り返った。」
青:何があったの?
昇:「なんと海に渦があった。」
青:ちょっと待てよ!お前が言ってる島ってどこのことだ?
昇:まあ一応四国ですけど。
青:やっぱりか!無人島にうどんあるわけねえもん!そして「渦」って鳴門の事だろ。
昇:だって「島」ですから。
青:いや確かに四国は島だけどさ、無人島っていう設定だから。
昇:あれ、でもよく考えたら日本も島だな・・・。そんなこと言ったらオーストラリアとかも・・・
青:ちょっと、あなた聞いてます?無限ループに入らないで下さい。
  ちゃんとした無人島でやってもらえないですか?
昇:あ、無人島ね。
青:そうですよ。ちゃんとシミュレーションさせて下さい。
青:わかりました。

昇:「とりあえず島を探索することにした。」
青:探索ね。
昇:「なんと、島でミステリーサークルを見つけた。」
青:いいねいいねそういうの。好奇心が湧くね。
昇:「あなたはそのサークルを調べてみることにした。」
青:ほう。わくわくしてきましたよ。どんな形のサークルだったんです?
昇:「そのサークルはどうやら四角形のようだ。」
青:四角形のサークルなんだ。
昇:「またその四角形を扇形のサークルが囲んでいた。」
青:なんか珍しい形のサークルだね。
昇:「さらに周りには謎のメッセージが残されていた。」
青:何て書いてあるの?
昇:「そこには『アイランドリーグ』という文字が・・・」
青:また四国かよ!サークルって野球場のことだったの!?
昇:「・・正解!YOU CLEARED!」
青:これで終わり!?全クリが早すぎるよ!
昇:スペシャルプロデューサー・・・坂山 亨
青:スタッフロールすんな!まだクリアしてねえよ俺!
昇:秘密兵器・・・板本 毅
青:何のだよ! 何のために温存してるんだよそいつ。
昇:なんですかさっきから。
青:俺まだ無人島っぽいこと何もしてないよ。
昇:ミステリーサークル調べたじゃないですか。
青:野球場だったじゃないですか。このままだとすごーく四国を推したゲームになっちゃうよ。
昇:CM欲しいんだよ四国の。
青:ほとんど見る機会ないだろ。四国のCMはあんまり見ないって。
昇:そんなもんですか。
青:そうだよ。とにかく無人島のシミュレーションさせて下さいよ。
昇:大丈夫です。四国の人たちをみんな本州に避難させてますから。
青:なんでそんな大がかりだよ!そこまでするほどかこれ!無人島ですよ無人島。
昇:無人島ね。
青:お願いします。
昇:「まずは雨風をしのぐ場所を確保することにした。」
青:ああ、確かにそういうのも大切ですよね。
昇:「どのように作るかを選んで下さい。」
青:自分で選べるんだ。
昇:「A,洞窟を利用する。」
青:なるほどね。
昇:「B,葉を使って作る。」
青:それもいいですね。
昇:「C,歯を使って作る。」
青:意味わからん!歯でどうやって作るんだよ。かみちぎりでもすんの?
昇:「D,城を作る。」
青:できるかそんなもん!技術の持ち合わせがねぇよ!
昇:「4つから選んで下さい。」
青:この4つから? えーと、じゃあAで。
昇:「洞窟を掘ってみると、なんと油田が出てきて、大金を手にしてしまった。」
青:え!?何だこれ?
昇:「次回から、『油田王者ナリキング』が始まります。お楽しみに!」
青:何だよこれは!思いっきりムシキングを意識してるじゃねえか!
昇:どうしてもCM欲しいんですよ。
青:いいよもうその話は!じゃあやっぱりBでお願いします。
昇:Bですか。
青:そうだよ。葉っぱで作るってやつだよ。
昇:「早速、あなたは発破で作ることにした。」
青:字が違う!そのはっぱじゃねーって!爆発しちゃうだろ!
昇:「3・・・2・・・1・・・ドカーン!」
青:あー、本当に爆発しちゃったよ。
昇:「土砂崩れが起こってしまった。」
青:言わんこっちゃねえ!大変なことになってきた。
昇:「どれを選びますか?」
   C・・・歯を使って作る
青:作れねえよ!普段すらできねんだからこの状況でも無理だ!他の選択肢で作るよ。
昇:「D・・・城を作る」
青:間に合うわけねーんだよ!豊臣秀吉でもタイムオーバーするよ!
昇:ザブーン!  GAME OVER・・・
青:終わっちゃったよ。なぜか最後着水音だったけど。
昇:さあ、どうでした?
青:何だこのゲームは。全く意味がわかんないよ。
昇:じゃあ次は油田発掘シミュレーションゲームでもしましょうか。
青:ナリキングかよ!いいかげんにしろ。
両:どうもありがとうございました。


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Cloock-Clock

漫才/福井顎太郎
福井:愛してます、東北。
山形:大好きです、東北。
福井:長すぎです、アゴ。
山形:3連勝です、どうぞ。
2期は絶好調!アゴが伸びれば連勝も伸びる!Cloock-Clock!
山形:はいどーもー。Cloock-Clockでーす。 

福井:さぁ〜今日も例のごとくアゴが長いヤツが出てきましたよ〜!

山形:いや〜東北は山形県ですよ。ついに来ましたよ〜。

福井:実は僕達ね、東北は日本の生まれなんですけども。

山形:う〜んと…大分おかしいねぇ。日本の中の東北は青森の生まれですよ。

福井:とにかく今日は絶対勝ちたいと思います。

山形:そうですね。そんなワケで突然ですけどもここに来て野球人気が再燃してるみたいですね。 

福井:そうですね。これはやっぱりWBCで日本が活躍して優勝を勝ち取ってくれたお陰ですよ。 

山形:うん。イチローとか福留とか上原とか毎日違うヒーローが出ましたからね。
   やっぱり個々が活躍したチームは強いですよ。 

福井:そう。だからね、俺もヒーローになりたい。 

山形:あぁ良いですね。でもヒーローって一口に言っても色々ありますよ? 

福井:ありますね。もちろんスポーツで活躍してヒーローってのも良いですよ。
   だけどね、困ってる人を助けるヒーローってのも絶対カッコイイしやりがいがありますよ。 

山形:あぁ確かにそれはやりがいあるね。 

福井:んでね、思ったんだけどTVでよく戦隊ヒーローみたいなのあるじゃないですか。 

山形:ありますね。ウルトラマンだとかなんとかレンジャーみたいなのだとかね。 

福井:でもそいつらは悪者と戦うばっかりじゃないですか。 

山形:そりゃあ戦隊ですからね。 

福井:だからね今度は困ってる人、例えばお年寄りだとか捜し物をしてる人だとかを助けるヒーローもTVには必要かなと。 

山形:なるほどね。 

福井:だから今日はね、俺がそのヒーローになって困った人を助けるから。 

山形:わかった。んでヒーローの名前はどうすんの?やっぱり格好いい名前は必需だよ。 

福井:えーとね……じゃあ福井顎太郎で。 

山形:・・・福井顎太郎?また随分とシュールなお名前でやんすね。 

福井:アゴアゴ変態・福井顎太郎ですよ。 

山形:あっ、それはやめよう。ヒーローで「変態」はよろしくねえから。 

福井:とにかく福井顎太郎ですよ。 

山形:わかったわかった。じゃあ俺はお前のお望み通り、落とし物をしちゃった少年の役やるから。 

福井:なら俺は、重い荷物を持って困ってるお年寄りの役やるから。 

山形:それじゃ意味ない!困ってる+困ってるで凄く困ってる地獄から抜け出せなくなっちゃうから。 

福井:じゃあ俺は何をやりゃあいいんだよ? 

山形:さっさと福井顎太郎でもやっとけバーカ! 

福井:わかりましたよ。 



山形:あれー?おかしいな?無い無い。ヤバいどうしよう。 

福井:(スタッ)どうした少年? 

山形:わーっ!おっさん誰? 

福井:おっさんじゃない。おっちゃんだ。 

山形:どっちでもいいでしょ別に。で、誰なんだよ? 

福井:心配するな。怪しい者だ。 

山形:いやそこは少しでも否定しなよ。警察呼んだら終わりだよ。 

福井:あぁそれは困る。せめて呼ぶなら救急車を呼んでくれ。 

山形:なんでだよ。別に誰も怪我も何もしてないだろ。 

福井:実はおっちゃんな、普通は黄色い液体が出てくるはずの股関節の部分から
   なぜか赤色の液体が出てくる病気に悩まされてるんだ。 

山形:素直に血尿って言えばいいじゃん!んでそれならとりあえず家で安静にしてなよ! 

福井:おっとそれは出来ない。 

山形:え? 

福井:おっさんは困った人がいるからこの世に存在しているんだ。
   今日も何処かで誰かが困っているからこうして戦っているんだ。 

山形:ふーん。そうなんだー。よくわかんないけど。 

福井:で、少年どうした?あるいはどうした少年? 

山形:いやどっちでもいいと思うけど…僕、財布落としちゃったんだ。 

福井:ははっ。 

山形:いや笑うなよ。とっても腹にムカツキが溜まるからさ。 

福井:それなら養命酒でも飲めよ。 

山形:そういう事じゃないよ!まったくもう。冷やかすならおっちゃんどっか行ってよ。 

福井:ごめんごめん。おっちゃんも一緒に財布捜してあげるよ。 

山形:またどうせそんなこと言って。テキトーにしか捜してくれないんでしょ?

福井:もちろん。 

山形:おーい!帰れ帰れ! 

福井:冗談、冗談。冗談だって。真面目にやるって。信じてくれよ。 

山形:・・・本当? 

福井:本当だよ。 

山形:命賭けれる? 

福井:違うものにして。 

山形:じゃ何賭ける? 

福井:養命酒。 

山形:だからいらないって!そっくりそのままお返ししてやるよ! 

福井:それは困る。せめて血尿が治る薬にご変換していただかないと。 

山形:いや、それはちゃんと個人で病院行って。 

福井:・・・はい。 

山形:ってかそろそろちゃんと捜そうよ。 

福井:そうだな。少年、家を出たときは何処に財布を入れてたんだい? 

山形:え?左のポケットの中だけど。 

福井:なんだ!なら話は早いわ。 

山形:も、もう場所がわかったの? 

福井:君の左のポケットの中だよ。 

山形:そこに入ってないから困ってんだよ!入ってたらこんなとこでチョロチョロしてないって! 

福井:そうか…落とした覚えは無いんだな? 

山形:全く無いよ。 

福井:チッ。物忘れが激しいヤツめ。 

山形:いや物忘れも何も記憶すらないんだよ! 

福井:しょうがない。ここは俺が本領発揮しないとダメだな。 

山形:どういうことだよ。 

福井:「悪魔の色は黒い色、天使の色はホワイテスト、 

山形:何だ、急に? 

福井:てめえのアゴは長いにありけり、 

山形:それはおっちゃんだ。 

福井:まさにゴツゴツ歯並び悪し、お肌ツルツル頭もツルツル、 

山形:ハゲてんのか。 

福井:おまけに髪の毛サラサラで、狙った獲物は逃がさない、 

山形:それはすげぇな。 

福井:ただし確実とはいえないが、 

山形:逃がしてるんじゃないか。 

福井:それこそが俺の使命である。いでよ!アゴガノビールチヂームー!!」 

山形:なんだなんだ? 

福井:(ピカーン パァァァ…) 

山形:うわぁ!おっちゃんが光った! 

福井:(ガカーン) 

山形:おっ…おっちゃんが巨大に! 

福井:ただいま、変身終了しました。 

山形:一体なんなんだよ?! 

福井:青森で生まれ育った不屈のヒーロー、福井顎太郎参上! 

山形:不屈のヒーロー?! 

福井:そうさ。おっちゃんは困った人を助けるヒーローなのさ! 

山形:へぇ〜。 

福井:別名、浪花のキットカットとも呼ばれている! 

山形:よくわかんないよ。青森出身の時点でその呼び名間違ってんだろ。 

福井:……まぁ何はともあれ。 

山形:別に上手いこと言えとは言ってないよ。 

福井:本当の財布のありかは私にはもうわかっている。 

山形:ええっ? 

福井:2つ前の曲がり角の電柱の脇だよ。 

山形:ホ…ホント?!ってか何で…?! 

福井:さっき若くてかわいい女の尾行してたら、 

山形:それストーカー。 

福井:偶然お前が財布落としたの見た。 

山形:たまたまかよ!ヒーローらしからぬだな! 

福井:本当は拾ってあげようかと思ったんだけどね。 

山形:だけど? 

福井:拾ったら拾ったで、たぶん盗んで治療代にしちゃう気がしたから止めた。 

山形:しちゃうなしちゃうな!危うく全額を他人の色変化治療に使われるとこだったよ! 

福井:というワケで、さっさと交番行ってこい! 

山形:・・・なんでだよ。 

福井:あぁそうか。今日は交番定休日だもんな。 

山形:そういうシステム無いよ!さっきおっちゃんが電柱の脇って言ったんじゃねえか。 

福井:そうだ、電柱の脇だったな。こりゃカルカッタ。 

山形:悪かったって言いたいの? 

福井:さぁ、俺みたいに怪しい他人に盗まれる前にさっさと電柱のところへ! 

山形:うん。わかった。行って来るよ!ありがとね、おっさん! 

福井:だからおっちゃんだって。ほんでツッコミ無しかい…。まぁいいけど。 

山形:(スタタタタタ…) 

福井:はっはっは。今日も困っている人を1人救ったぞ。
   困っている人がいる限り、俺はいつでも飛んで行く。
   ムムッ。また何処かで誰かが呼んでいる。行かねば!さらばだ諸君! 

山形:次週、交差点で重い荷物を持っている老婦人を助けn…なんだこれ? 

福井:いやぁ〜楽しかったぜ。やっぱりヒーローはいいね。 

山形:楽しかったとかじゃなくてさ… 

福井:これはもの凄い視聴率稼げそうだわ。 

山形:実質出番なんて一瞬で終わりだしさ。放送すらされんわ、こんなの。 

福井:WBCのドミニカ共和国対ベネズエラ戦の視聴率を上回るよ、これ。 

山形:対称軸がおかしいだろ。民放とか衛星放送とかでやってたかどうかさえわかんねえよ、その試合。 

福井:とにかく視聴率をたくさん稼げば、みんなにギャラがガッポガッポ。 

山形:視聴率以前の問題になるって。 

福井:そうしたらちゃんとお前に養命酒おごってやるから。 

山形:まず顎太郎の血尿治せ!いい加減にしろ。 

2人:はい、クルックークルックー。どうもあごがとうございました。


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シンナーズ

漫才/観察日記NEO
香川:うっわー、勝ったよ。こいつマジで勝ちやがった・・・。
山上:て、てっちゃん。そんな「本当に万引きしたいじめられっ子」を見るような口調で話さないで・・・。
香川:どうぞ・・・うわー・・・。
歴代7位タイ、2連続1位と快進撃を続ける!シンナーズ!
香川:どーもー!シンナーズですー!
山上:僕が山上 海人で。
香川:僕が香川 輝なんですけれども。
山上:なんだかんだで。
香川:ラヴ・アンド・ピースのシンナーズです、よろしくゥ!
山上:そういえばさ、小学校のころ「アサガオの観察日記」って無かった?
香川:あぁ、あったあった。「8月10日、アサガオの花が咲いた」みたいなヤツな。
   あと確か「蝶の観察日記」とか「ハムスターの観察日記」とかで生き物飼ったりしたぜ。
山上:でね、懐かしいなと思って僕も観察日記を書いたんだ。
香川:お、何の観察よ。
山上:ゴキブリ。
香川:ゴキブリ!?もっと他に観察すべき動物いたろ!
山上:なんだけどねー。それが理由があってさ。
香川:どういう理由だよ。
山上:最初、僕はウサギにしようと思ったんだよ。
香川:まぁウサギなら普通だったわな。・・・でも何でゴキブリになるんだよ?
山上:それがさ。僕がウサギの所に行ったら、ウサギが「あっしよりもハムスターの旦那のほうがいいですぜ・・・」って言って。
   じゃあハムスターにしようかなーって思ってハムスターの所に行ったら、ハムスターが「おいどんよかミドリガメどんの方がいいでごわす」って言うんだよ。
   それだったらって事で、ミドリガメの所に行ったら、ミドリガメが「ああん?手前、ゴキブリに決まってんだろ!?決めちまえや、ゴキブリによー」ってスゴまれちゃってさ。
   だから、ゴキブリ。
香川:何小動物にたらい回しにされてんだよ!しかも揃いも揃って喋り方おかしいだろ!
山上:と、言う訳でじゃあ早速読むね。
香川:唐突だな・・・。
山上:「ファルコン観察日記」
香川:・・・・・・なぁ、ファルコンって何だ?
山上:あぁ、ゴキブリの名前。
香川:ミスマッチ!名前だけでもカッコ良くってか?
山上:んじゃいくよ。「7月15日、ゴキブリの卵を水槽に入れる。早く生まれないかな?」
香川:・・・まぁ、本来ならそういうの見つけた時点で即行根絶やしにするんだがな。
   つーか、何処から調達したんだよゴキブリの卵。
山上:ペットショップ。
香川:ペットショップかよ!何十歩陳列商品間違えてるんだよ、そこは!
山上:「7月16日、まだ生まれない。」
香川:・・・まだ生まれてませんね。
山上:「7月17日、まだ生まれない。」
香川:気長に待とうぜ・・・。
山上:「どうしよう。イライラする。卵潰したくて仕方が無い。」
香川:落ち着け!待ってやろう、とりあえず!
山上:「7月18日、なかなか生まれないので、ダンプで下敷きにする。すると悲鳴の様な産声が。」
香川:結局潰しにかかってんじゃねえ!・・・つーか、生まれちゃうんだ。さすがにしぶといなゴキブリ。
山上:じゃ、続きだよ。「このゴキブリを「大空を駆け回るような子に育って欲しい」
との願いから、『ファルコン』と名づける事にした。」
香川:ゴキを飛ばすんじゃねえ!
山上:「早速、ファルコンに芸を教えようと思う。」
香川:ゴキブリに芸を?いや、無理だろ。
山上:「伏せは得意みたいだ。」
香川:いや普段から伏せてるカンジだから!芸じゃないわ、んなモン。
山上:そうそう。最終的に一撃必殺デスファング覚えさせるつもりだからね。
香川:なんで芸から必殺技だよ!おかしいだろ!
山上:勇者一行について行ったら役に立ってくれるかなーって。
香川:立たねえよ!入ったとしても存在浮くよ!「ゆうしゃ・まほうつかい・ごきぶり」みたいなお笑いパーティーになっちまうだろうが!
山上:そのために、毎日デスファング覚えさせるために耳元で「デスファング」って囁き続けるからね。
香川:覚えるわけねーだろ!特にその方法で!それよか何だよゴキブリの耳って・・・。
山上:「7月19日、ファルコンに餌をあげてみる。いくつか試してみた。一番好きなのはホウ酸団子の様だ。」
香川:なんで殺虫剤を試してみるんだよ!大体、んな毒盛られて喜ぶファルコンもファルコンだっつーの・・・。
山上:「7月26日、ファルコンが一週間の闘病から立ち上がる。」
香川:ほら死線を彷徨った!
山上:「『ん・・・あれ?ココは・・・何処?』
    『ファルコン・・・病院だよ。良かった・・・本当に良かった・・・』
    『今日は26日・・・・・・そっか、もう一週間経ってたんだ。
     ・・・ね、ねえ?何で泣いてるの?何でさ?ねえ?
     ・・・・・・あ・・・あれ、腰から下が・・・動かないや・・・』
    『ファ、ファルコンッ!!』」
香川:何今の!?随分とリアルな状況だな!て言うか、ゴキブリ相手に何どきつい芝居かましてんだよ。
山上:まぁ、10割作ったけどね。
香川:完全に嘘っぱちかよ!
山上:「7月27日、ファルコンが幼稚園卒業。涙の卒園式は園長先生の『キャー!ゴキブリよー!』の一声にて終了。」
香川:突然意味不明だ!またなんでそんな状況に陥るんだよ!ツッコミ所多すぎだわ。
スゲーな、ゴキブリが幼稚園に通ってた事実。
山上:「7月28日、ファルコンが陸軍713部隊に入隊。
   しかし涙の列車での送迎は、ラジオの天皇陛下の『キャー!ゴキブリよー!』の一声にて終戦、除隊・・・。」
香川:今度はまたどんな事態だよ!なんでゴキブリが戦地へ赴くんだ!?それにゴキブリ関係で終わる戦争ってどんな戦争じゃ!
山上:「7月29日、夢だと気付く」
香川:夢オチかよっ!ココまで引っ張っといて夢オチかよぉっ!
山上:「7月30日、ファルコンにお嫁さんをあげようと思う。クロゴキブリのフランソワだ。」
香川:お嫁さんねえ・・・。・・・つーか何でそんなクソネームだよ・・・。
山上:いや、ほら、ドイツ語でフランソワは「高き空を駆け回る」と・・・。
香川:言わねえよ多分!しかもファルコンとほぼ同じ理由だよな!?流行ってるのか!?ゴキ飛ばすの流行ってるのか!?
   ・・・てか、どこから調達してきたんだよ、フランソワは。
山上:ブリーダーの方から譲って貰って。
香川:なんで子犬貰うみたいな感じで貰っちゃってるんだよ!ゴキブリブリーダーなんかいねーから!
山上:んじゃ続き。「8月01日、ファルコンはフランソワを気に入ったみたい。フランソワをバリバリと食べた。お嫁さん作戦失敗。」
香川:食べ物として見ちゃったよ!しかも共食いなのと名前着いてるのとで相乗効果効いて相当グロいな!
山上:「8月02日、ファルコンが初めて言葉を喋った。『ま〜んま、ま〜んま』」
香川:いや喋るゴキブリってどんなだよ!しかも赤ん坊かっ!
   普通ゴキブリは喋るなんて芸当やらねーから・・・。
山上:・・・『チャバネーから』?
香川:お前の頭ン中ゴキブリで一杯か!?
山上:続きね。「8月03日、ファルコンが全国英語演説コンテストで優勝。テーマは『人とゴキブリの共存』。」
香川:って、一晩で物凄い成長したな!てか、そのテーマもゴキブリがやるだけあって重みを感じるし・・・。
山上:「8月04日、ファルコンがオリンピック出場。金メダル獲得。一躍人気者に。」
香川:もう何かゴキブリとは思えない出世だよ!
   つーかどんな競技だ、ゴキブリが結果を残せるスポーツって・・・。
山上:ぬめぬめタイムトライアル2006。
香川:ねえよそんな競技!内容不明だろ!トリノでする気かその競技!?
山上:ファルコン、江頭2:50と競り合って見事優勝。
香川:エガちゃん意外と強いな!・・・いや、まぁ例外だろうけど。
山上:続きね。「8月04日、ファルコン、プロチームに引っ張り蛸。ただ、ゴキブリなのに蛸とはこれ如何に。」
香川:慣用句にケチつけんじゃねえ!
山上:「8月05日、ファルコンが数多ある誘いを蹴り、俗世間に嫌気がさして出家。」
香川:仏門入っちまったよ!しかもなんか悟り気味じゃねえかよ。ゴキブリがよー。
山上:「出家に伴い、触角を切る」
香川:頭丸めた!
山上:「8月06日、ファルコン破門。理由、ゴキブリだから。」
香川:まぁ、常識的にはそうはなるだろうけれども!
   だけど・・・なんか理不尽な理由で破門されて可哀想だな・・・。
山上:「『たとえ破門されても、仏を信じる心は変わらない』、沈む夕日に誓うファルコン。」
香川:健気だ!健気なゴキブリだ!頑張れファルコン!その姿勢が気に入ったぞ!
   すげえ!尊敬するよ!これじゃ、俺ら人間もファルコンの様に頑張らなくちゃいけないな・・・。
山上:「8月07日、今日の夕飯はホウ酸団子、ファルコン寝込む。」
香川:台無しだぁぁー!それでも頭の悪さは変わらねえのかよ!情けねえ!
山上:「8月14日、病気で寝込む中、フランソワが夢枕に立つ。」
香川:フランソワってファルコンが食ったゴキブリじゃんか・・・てか、また一週間闘病したな。
山上:「『どうして・・・どうして私を殺したの・・・?』
    『ごめん・・・あの時は・・・あの時は、どうしていいか自分でも解らなくて・・・
     気付いたら、バラバラになったお前が目の前に・・・・・・』」
    『あなたに殺されてさえいなければ、私のお腹の中の赤ちゃんも死なずに済んだのに・・・』
香川:まーた始まったよ。大根・・・いや、ゴキブリ役者が。
山上:「『じゃあねファー君。テストで100点とったら許してあげる。』
    『あ、そうだ!僕ね、英語で100点取ったよ!』
    『偉いねー!じゃあ許してあげる!』」
香川:はぁぁ!?急激に雰囲気ガッシャガラガラだよ!母子かお前ら!つーか、殺害とテスト100点じゃ罪と罰が釣り合わなさすぎだろうが!
   ・・・・・・それにしても、得意の英語が役に立ったワケか。
山上:まぁ、アメリカのニュージャージー生まれだしね。
香川:ジャパンの水槽生まれだよ!お前のゴキブリ、恐らくそんなに英語環境に恵まれてないから!
山上:「8月15日、終戦記念日だからという理由で兵隊さんが夢枕に立つ。」
香川:どんな理由だ!適当も甚だしいな!
山上:「『どうして・・・どうして私を殺したの・・・?』
    『え、あなた誰ですか?』」
香川:案の定知らねえのかよ!別にお前は知らないってよ!帰れ!
山上:「知らない兵隊が夢枕に立った。2マス戻る。」
香川:すごろくかよ!いつからすごろくの要素が追加されたんだよこの観察日記は!
山上:「8月16日、ファルコン死去。享年約一ヶ月。」
香川:え、急に!?おい、ファルコン死んじまったぞ!?どういう事だよ!
山上:僕が『ゴキブリの動きぶり』って言ったら寒さで生きていけなくなって・・・。
香川:それは死亡の一因に成りえねえよ!駄洒落でゴキブリ死に至らしめるヤツなんかいねーから!
山上:それにしても・・・たかだかゴキブリってナめてたみたいだね、僕。
香川:適当すぎだっつーの・・・。
山上:・・・そういえばさ、ファルコンって鷹って意味じゃない。
香川:あぁ、そういやそうだわな。・・・それが?
山上:ゴキブリを育てるのを、「鷹」なだけにちょっと「タカ」くくってたみたいだね。
香川:いいかげんにしやがれ!
二人:愛と平和と中毒症状、シンナーズでしたー!


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敗者コメント
アレックス 385KB

高石:オフエア3回でチャンピオン大会出場できないかな…
楠木:21世紀枠?
高石:うん…
楠木:だったらチャンピオン狙えるよ! どうもでした。
たかとんび 317KB

前田:改良の余地があるという事が分かっただけでも大きな収穫です。

吉川:ありがとうございました〜。
超高速道路 245KB

残念。無念。
ジャッジペーパー
1組目 ライジングブルー

・少し話題が難しいところもあった(3点)
・四国には爆笑しましたね。 かなり良かったです。(5点)
・後半少しだれた感じがありました。うどん→四国の流れはよかったです。(3点)
・一つ一つのボケや内容が良かったです。
 ただ、発展をもう少し遅くするといいと思います!(4点)
・四国やナリキングはナイスなボケですね。でも、もうちょっと小ネタが欲しかったです。(4点)


2組目 シンナーズ

・少し汚いところがありました。(4点)
・ツッコミが笑いを増やしているのがとても良かったです。(5点)
・オチが強引だったので、少し笑えずに終わってしまったのが残念…。(4点)
・終始笑いっぱなしでした。演説コンテストとか最高でした。(5点)
・なかなか内容が良かったです!
 この調子で頑張ってください!(3点)
・全て大爆笑でした。頬の筋肉が痛いです。(5点)


3組目 たかとんび

・アイディアはよかったと思うけど、分からなかった。(1点)
・笑いどころがもうちょっとあった方が良かったと思います。(2点)
・長いわりに笑いが少なかったです。 所々は大きかったのですが…(2点)
・桃天からはよかったんですが、前半は不発でした。(2点)
・オチが微妙だった気がします。
 もう少しオチを強くするといいと思います。(2点)
・小ボケがいい味出してました。あとちょっと全体のボケ量が多ければ良いです。(4点)


4組目 超高速道路

・悪い意味でハチャメチャでした。行き当たりばったりで進行していった感じです。(0点)
・ほぼ笑えず、長さの割りにボケのおもしろさが比例していなかった。(0点)
・現実とかけ離れすぎていて付いていけませんでした。117の所はよかったので1点。(1点)
・全体的になにか物足りない気がしました。
 ピンは大変ですが、頑張ってください!(2点)
・発想は悪くないんですが、ボケが大分足引っ張ってるんですよね。ツカミや例えの観察力もまだまだって感じですし。(0点)


5組目 アレックス

・オンバト形式がよかったと思います。(3点)
・全体的に何か物足りない感じでした。あと一歩はじけてほしかったです。(2点)
・最後イギリス人の船長と日本人が会話が通じてることに違和感を感じました。
 あと、平坦な感じなので山場があればいいと思いました。(3点)
・もう少し全体的にボケを入れるといいと思います。
 展開はいいので、頑張って下さい。(2点)
・オチが上手かったですね。しかし登場人物を出し過ぎて話にまとまりが無かった感じがします。(3点)


6組目 Cloock-Clock

・全体的によかったと思います。(4点)
・読み終わったあとに印象に残るようなボケが少なかったように思いましたが、本題への入り方がしっかりしていたのでネタに入り込むことができました(3点)
・不満がまたも残った形です。 気持ち良く爆笑出来ず… 密度の濃いネタにして欲しい。(2点)
・養命酒、浪花のキットカットとか良いボケがあってよかったんですが、少し物足りない感じがしました。(4点)
・なかなか良かったです。
 ツッコミも頑張っていました。(3点)
・顎太郎って名前ずる過ぎですw しかし盛り上がりが無かったというか、あまり山場がありませんでした。(3点)




第32回の結果表 平均KB 386.3KB
出場者KBOA率バトラーランク
シンナーズ4932/2
ライジングブルー4776/8
Cloock-Clock4014/7
アレックス3850/10
たかとんび3172/5
超高速道路2450/2
シンナーズが2回連続1位。ライジングブルー、Cloock-Clockの地元勢は無難に勝利。
たかとんびは連勝ならず。アレックスは高KBもオフエア・・・。