2月某日。その日は、我が校のマラソン大会。 そう。年に一度、心から北朝鮮との核戦争が起こってもよいと思う日である。 この際、核戦争でなくても、雨が降って中止でもよい。 しかし、朝起きて一瞬で分かった。 はらわた煮えくり返るほどの晴天。 インドへの高飛びを試みたが、マイダディに阻まれて失敗。 しかし、後になって、僕は後悔する。この時マイダディを引きずってでも、インドへ逃亡すべきだったという事を・・・。 マラソン大会会場までの道のり中、雨が降らないか常に空を見上げていた。 もちろん、北朝鮮からのミサイルでもよい。 しかし、会場に着くまでそんな気配は、なし。 しかたない。ちゃちゃっと10Km走るか。と、ようやく決心した。 そんな時、友達が一人僕に話しかけてきた。 友「なぁ、赤色って持久走苦手だったよな?」 赤「あぁ、大嫌いだよ。」 友「だよなぁ。おまえ走ってる途中、塩の中のナメクジみたいだもんなぁ。」 赤「あ、あぁ・・・。」 何、コイツ?やる気のない俺から、これ以上やる気を搾り取ろうというのだろうか?出オチみたいな顔しやがって。 しかし、この出オチ顔から、意外な言葉が発せられた。 友「それでさぁ、俺も苦手なんだよぉ。だからさ、一緒に走らねぇ?」 赤「お、おお!そりゃいいな!」 友「だろ?一人で走ると寂しいし。」 赤「だな。よし、一緒に走ろうぜ。」 これは、思わぬラッキーである。一人でビリの方を走る屈辱ったらない。 最後の運動場に入ってくる時は、なおさらである。 しかし、これが二人ならば、怖いものなしである。 二人ならば、赤信号だって渡れる気がする。 そう思うと、非常に気持ちが楽になった。出オチだった顔も、キムタクに見えないこともないこともない。 あぁ、平和って良いな! 晴天って良いな! 出オチって良いな! そうこうしているうちに、スタートの時間がやってきた。 スタートラインに、全校生徒が集まる。 もちろん、僕の横には出オチ(キムタク風)。 最後まで一緒だぞ、と言わんばかりにアイコンタクトをとる。 『位置について、ヨーイ・・・ドン!!』 けたたましい号砲とともに、マラソンスタート。 先頭集団は、そらもう速い。ディープインパクトぐらい速い。 ビリ集団は、そらもう遅い。曙のK-1初勝利ぐらい遅い。 もちろん、僕と出オチ(キムタク風)は曙組である。 昨年までの自分なら、曙組みだけは絶対に嫌だった。 しかし、今年は違う。 僕には、友達{出オチ(キムタク風)}という強い味方がいるのだから! それに、今日はちゃんとトイレにも行ってある! そんなこんなで、3Kmほどすぎた。 さすがに少しづつ疲れてきた。息もあがってきた。 そんな時、出オチが僕を励ます。 友「がんばろうぜ!最後まで走ろうぜ!」 うわぁ。もうなんか、こいつが神々しく見える。 あはは!嬉し涙で前が見えないや! 4Km・5Km・6Km・・・。着実にゴールは近づいてきた。 そして、9Km地点、つまり残り1Km地点に差し掛かった。 運動場も見えてきて、あと少しで終わる、という安堵の気持ちも出てきた。 しかし、そんな時、出オチ(キムタク風)の一言が、僕の人生を大きく揺らす一言を口にしたのだ・・・。 友「じゃぁ、ここらでスパートかけるかな。」 !!!!!!??????? おいおい。こいつ、何を言い始めるんだ!?このままのペースで行くんじゃないのかよ?僕はもうペースあがんねぇぞ? 赤「ちょ、ちょっとまてよ。俺はもう無理だって。」 友「そうか?でも俺は行くからな。じゃぁな!」 赤「いや、ちょっとまっ・・・」 友「キ・ノ・コ・ダーーーーーーーッシュ!!」 やられた・・・。奴はまだキノコを持っていやがった。 俺はもうキノコなんて持ってない。あるのは、そう、バナナの皮だけだ。いや、嘘だけど。 北朝鮮と天気だけでなく、出オチ(ゴキブリ風)にも裏切られてしまったのだ。 その後の事は、想像に難くない。 たった一人で孤独のゴールインをしたのだ。 裏切りと恥ずかしさとで、最悪な気持ちのときに、ヤツが話しかけてきた。 友「おう、赤色!遅かったな!」 ・・・。コイツはいずれ、コナンにのってるトリックで殺してやる。 友「まぁ、そう怒るなって。昼飯おごってやるから。」 前言てっかーーい!! やっぱコイツいいヤツだ! みなさんも、出オチっぽい顔の人は大切にしましょう。 どうもありがとうございました。
杉本:よく体育会系のクラブにいるさ、女子マネージャーっていいよね。 島田:何お前、そういう健気で裏方で頑張ってサポートしてくれるような女性が好みってわけ?お?お? 杉本:よ、よせやい!いや、女子マネージャーがいるとさ、空気が華やかになるっていうかさ。 島田:まあね。そんなもんなのかなあ? 杉本:で、俺はクラブとかだけじゃなくて、もっといろんなものにも女子マネージャーがいるといいと思うんだよね。 島田:女子マネージャー普及活動か?お?お? 杉本:よ、よせやい! 島田:で、どんなのに女子マネをつけようっていうんだよ? 杉本:うん。暴力団。 島田:おい!あねごで我慢しろ!あねごで! 杉本:まず、入部届けを提出しにいくわけよ。単身、組の事務所に乗り込む可憐な女子高生。もうドキドキで。 島田:そりゃあドキドキどころじゃねえよ!やばい危険すぎるよ! 杉本:ドアを開けた少女に向かってヤクザが叫ぶわけよ。「貴様、どこの組のもんじゃい!」「あ、1年2組です。」 島田:やかましいわ。 杉本:「今日からマネージャーをやることになった桜井千春です!学校に提出するので、ここに組の紋の焼き印をお願いします!」 島田:こらこら!若いお嬢さんなんだから、もっと自分の体を大切にしなさい! 杉本:で、仕事ですよ。抗争から帰ってきた疲れたヤクザたちにハチミツとレモンを溶かした日本酒を渡して、 島田:まずそうだな……。マネージャーっぽいけどさ。 杉本:「さあ。兄弟の盃を交わそうじゃないか。」「ゴクン。まずッ!」「てめえ!俺の酒が飲めねえってのか!」 島田:こじれてる!こじれてる!一触即発じゃないかよ! 杉本:翌日は早朝から、組の縄張りをマーカーで線引きしてね。白い粉でね。 島田:何、コート割りみたいなことしてんだよ!しかもそれ、絶対やばい粉だろ! 杉本:組同士の抗争の時は、組長の横でスコアをつけてね。 島田:一体、何のスコアをつけるんだよ!! 杉本:「どうだ?」「左のインコース高めの銃弾に弱いようです。これは致命的です。8人がこの攻めにやられています。」 島田:左のインコース高めの銃弾って、心臓打ち抜いてないか!?そりゃあ致命的だろうよ!ていうか、8人もやられてる状況でお前らは、何を呑気にしとるか! 杉本:組が保管してた麻薬が大量になくなって、管理者のヤクザが責任をとって小指をつめることになって。 島田:それ、女子マネージャーの仕業だ!!線引きの白い粉だ!! 杉本:切った拍子に飛んだ小指まで、メジャーを持って走ってね。思わぬ低記録に「1m15cm……。そんな、どうしちゃったんだろう?」 島田:お前がどうかしてるわ!! 杉本:「どこか怪我でもしてるのかしら?ハッ!どうしたのその小指!?」 島田:今だ今!ついさっき、見ただろう!メジャー持って走っただろう! 杉本:ね。女子マネージャーがいると和むでしょ? 島田:組がズタボロになってんじゃねえか!! 杉本:じゃあ。これはどう? 島田:なに? 杉本:病院。 島田:看護師に任せろよ!!女子マネージャーの出る幕はねえよ!! 杉本:疲れてる患者の注射器にハチミツとレモンを入れてね。 島田:異物を混入さすな!!大問題に発展するぞ!! 杉本:早朝、死にそうな患者の体に沿って白い線を引いて 島田:何、殺害現場みたいな風にしてんだよ!!しかも、まだ死んでもないんだろ!!本人ビックリするわ!!「ええーッ!?ウソーん!?」ってなるわ!! 杉本:執刀の際には院長の横でスコアをつけてね。 島田:だから、何のスコアだよ!! 杉本:「どうだ?」「内角を鋭くえぐるパターンが良いです。相手にとっては致命的でしょう。」 島田:待て、何メスで患者の体をえぐっちゃってるの!?それを世間では医療ミスと言うんだ!! 杉本:院長も「さあ。ここからは非公開だ!取材陣はシャットアウトだ!」ってね。 島田:なに、大事な大会前の練習みたいな言い方してんだよ!!ただの隠蔽じゃねえか!!しかも、いまさら取材陣を追い出しても、バッチリ見られてるしよ!! 杉本:パッと見たら、患者の体にメスでナスカの地上絵が描いてあって、「執刀医さん…どうしちゃったんだろう?」 島田:本当にどうかしちゃってるわ!!取材陣追い出しといて良かったわ!! 杉本:な?女子マネージャーっていいだろ? 島田:どこがだよ!むちゃくちゃじゃないか! 杉本:というわけで、俺たちの漫才。ボケとツッコミと女子マネージャーのトリオにしようと思うんだけど。 島田:絶対却下だ!いい加減にしろ! (終)
昇川:よし、もう少しで時効だ。よくここまで逃げ切れたもんだ。 〈ウィーン・・・〉 青澤:あーあ、何が張り込みだよ。こんなところに犯人が来るわけないじゃんよ・・・。 〈ウィーン・・・〉 昇:あのー、何階ですか? 青:あ、13階です。 昇:わかりました。13階ですね。 〈ウィーン・・・バチッ!ガターン!〉 青:うわっ! 昇:・・・エレベーターが壊れたみたいですね。 青:明かりも消えて真っ暗ですね・・・。どうしましょうか・・・。 昇:〈ポチッ〉もしもし?エレベーターが止まったので、救助よろしくお願いします・・・。 青:ありがとうございます。こういう連絡とかに慣れてるんですね。 昇:いえいえ。(振り込め詐欺をしてたから、なんて言えるわけないよなあ・・・。) 青:まあとにかく救助を待つことにしましょう。 昇:そうですね。 青:・・・。(でもこんな暗いところでシーンとしてるのもなあ・・・。) 昇:・・・。(シーンとなっちゃったよ。何か話した方が良いのだろうか・・・。) 青:・・・あのー、お仕事は何を?(とにかく話をしよう。) 昇:えーと、フリーター・・・ですかね。(詐欺グループの一員で逃走中、もうすぐ時効だなんて言えるわけない・・・。) 青:そうなんですか。(応対が上手いから電話を使う仕事かと思った・・・。) 昇:あ、あなたは?(話を相手に移そう。) 青:警察官です。 昇:えっ!?(マジかよ!警察官?下手したら俺捕まっちゃうじゃん!) 青:あっ!?(やばっ!いとも簡単に本職喋っちゃったよ!) 昇:・・・。(こうなったら気づかれないように別の話をしよう。) 青:・・・。(でも喋っちゃったからには頼りになるようなことをしないとな。) 昇:・・・。(もしすでにばれていたらどうしよう・・・。) 青:安心して下さいね。何かあったら僕が何とかしますから。 昇:あ、ありがとうございます。(警察に連行するという暗示なのか?) 青:こちらこそ。(よし、ここは退屈しないように何か話をしよう。) 昇:はい・・・。(よし、これ以上気づかせないようにしよう。) 青:あの、ここだけの話なんですけど、やっぱり警官ってのも大変なんすよね。 昇:はあ・・・。(苦労話で同情を誘い、自白させようという作戦か。誘われないぞ。) 青:銀行強盗とか、心理戦が多くて疲れますよ。 昇:はあ・・・。(「心理戦なら負けない」と言いたいのか。こっちも負けるか!) 青:最近は詐欺も多くなってきて。 昇:は、はああ・・・。(ついに本題に来たか!?) 青:あれ?何か?(さっきから元気ないな・・・。もしかして被害者の方かも・・・!) 昇:いや、別に。(こっちの隙をうかがってるんだな。冷静に冷静に。) 青:あのー、聞きづらいんですが、被害者の方でいらっしゃいますか? 昇:え、えーと・・・。(あれ?もしかしてまだ俺のこと気づいてないのかな・・・?) 青:・・・。(もしそうだったらこの人に嫌なことを思い出させることになってしまうかな・・・。) 昇:1回だけ、ほんのちょっと前に・・・。(これで上手く騙せるか・・・?) 青:そ、そうだったんですか!(やっちゃったよ!申し訳ないなあ・・・。) 昇:いえ、少しだけですので。(ばれてないのか・・・?) 青:本当にすいませんでした。悲しい事を思い出させてしまって。(ここは謝るしかないよ。) 昇:いいんですよ。(よし、相手はまだ気づいてない!) 青:やはり、詐欺する人は許せませんね。 昇:そうですね。(俺はその一人だけどね。) 青:人を平気で騙すなんてひどいですよ。 昇:そうですよね。(俺はその一人だし、今もあなたを騙してるけどね。) 青:私も犯人逮捕のために全力を尽くします! 昇:ええ・・・。(いえ、尽くさなくていいです。というか尽くすな!) 青:実はね、今日僕は詐欺グループの一員を追ってここに来たんですよ。 昇:そうだったんですか!?(もしかして俺!?) 青:あっ!!(うわっ!また口滑らせたよ。言っちゃいけないことになってるのに・・・。) 昇:それって誰なんですか!?(ここは俺なのかどうか確かめないと!) 青:ダメですダメです!(これ以上は口滑らせるわけには行かないよ。) 昇:そこを何とか!協力はしますから!(自首はしないけどね。) 青:うーん・・・。(まてよ。別の人の名前を出せば・・・!) 昇:どうなんですか?(教えてくれよ・・・。) 青:わかりました。(俺の友達の名前とかで良いかな。あの人にわかるわけないし。) 昇:名前は何て言うんですか?(俺じゃなきゃいいけど・・・。) 青:僕が追ってるのは「谷島」という人物です。(本当は違うけど。) 昇:谷島ですか・・・。(俺じゃなかったー!俺の名前は「昇川」だから、かすってもない!) 青:そうなんですよ。(本当は「昇川」っていう人物なんだけどね。) 昇:へえ・・・。(これで安心だな。) 青:一応ですが、この人に心当たりは・・・? 両:(『あるわけないんだけどね。』) 昇:ないですね・・・。 青:ですよね。あるはずないですよね。 昇:知らないですね・・・。(知ってても言わないけど。) 〈バチッ!ウィーン・・・〉 青:あ、開いた。 昇:助かった・・・。(2つの意味で。) 青:え?はい。異常なしです。2人とも無事です。 昇:良かったですね。 青:はい。良かった良かった。 昇:では、仕事頑張って下さい。(できるものならね。) 青:はい。それでは。 〈プルルルル・・・〉 青:もしもし?おお谷島。飯食いに行こうって?良いよ。仕事終わったら行くわ。 昇:え、谷島って? 青:あっ・・・・・・。
ゴウ:どっかかわいい女いないかな…。おっ、あんなところにかわいいのがいるじゃん。 ちょっと誘ってみようかな。 ナオ:はぁ〜、俺また面接失敗した…。早く仕事を見つけないと…。 どっか仕事ないかなぁ…。仕事、仕事…。 ゴウ:ねぇ君。 ナオ:…え?なんですか。 ゴウ:もしかしてさ、行くとこがないんじゃない? ナオ:ぇ?え、ぁまあ…。見つからなくて…。 ゴウ:それならさ、一緒にどっか行かない? ナオ:え!…でもいきなりですか? ゴウ:でも行くところないんでしょ。 ナオ:まあそうなんですけど…。 ゴウ:ならいいじゃん。一緒に行くとこ探してあげるから。 ナオ:え?ほんとですか!?それなら行きます。 ゴウ:ほんと?じゃあ行こ。 (てくてく…) ナオ:(仕事がなかったところで…ちょうどよかったぁ。) ゴウ:(この子、すんなり誘いにのってきてくれてよかったなぁ。) 二人:(これはチャンスかも!) (てくてく…) ナオ:あの…。どこに行くんですか? ゴウ:まぁ、とりあえずカフェでも行こっか。 ナオ:カフェ…?大丈夫なのかな…。 ゴウ:え?いや別にメイドカフェとかじゃないから大丈夫だって。 ナオ:当たり前ですよ!そんなとこじゃ恥ずかしいじゃないですか。 ゴウ:いや、行くのは普通のところだから…。 ナオ:それでも…カフェって安すぎないですか? ゴウ:え?でも安い方がよくない? ナオ:いやだめですよ!せめて20万円はないと。 ゴウ:それは高すぎでしょ! ナオ:そうですか?それぐらいはないと足りないですよ。 ゴウ:それじゃどんだけ食べるんだよ! ナオ:どんだけって、このごろは人より少ないぐらいですよ。 ゴウ:じゃあ余計おかしいって。だいたいカフェってのは300円ぐらいが主流でしょ。 ナオ:それじゃ生きていけませんよ!それなら余計カフェは絶対行きませんよ。 ゴウ:え…そう。じゃあ別なところいこうか。 (てくてく…) ナオ:(月300円って…いくらなんでもおかしいでしょ…。) ゴウ:(カフェで20万使うって…いくらなんでもおかしいでしょ…。) 二人:(こいつ大丈夫なのか?) (てくてく…) ナオ:次はどこへ…? ゴウ:じゃあ映画に行こっか。 ナオ:え!?映画ですか! ゴウ:うんそうだけど。 ナオ:大きくでましたね…。 ゴウ:…え、そうか? ナオ:はい…。だいだい今からで大丈夫なんですか…。 ゴウ:大丈夫でしょ。今からでも厳しくはないよ。 ナオ:でもかなり厳しいって聞きますけど。 ゴウ:え?そうかな。 ナオ:だって結局これが成功するのは何万人のうちの一人ですよ。 ゴウ:それはないって!すごい人気じゃん。 ナオ:ライバルはたくさんいるんです。たゆまぬ努力が必要なんですよ。 ゴウ:そんなことないって。そこまでしなくても金さえ払えばできるだろ。 ナオ:金さえって…。お金じゃ絶対足りませんよ。 ゴウ:大丈夫って。1000円ちょっと払えばなんとかなるって。 ナオ:それじゃムリですって!それに時間もかかります。すぐにできなきゃダメなんです。 ゴウ:時間って30分ぐらい待てばいいことでしょ。 ナオ:30分!?ありえませんよ。せいぜい5年以上はないと… ゴウ:そんなに!?それなら別なとこいこ。 (てくてく…) ナオ:(いきなり映画俳優って…。今からじゃムリだし…。) ゴウ:(映画見るのにそこまで必死になるか?5年も待てないだろ…。) 二人:(なに考えてんだろ…。) (てくてく…) ナオ:じゃあどこいくんですか?時間も無いんですよ…。 ゴウ:そう。なら…ホテル行こう! ナオ:ホテルですかぁ。 ゴウ:そ、そうだけど。 ナオ:それなら早く言ってくださいよ! ゴウ:え?ほんとにいい? ナオ:はい。早く行きましょう! (てくてく…) ナオ:(ホテルの仕事なら安定した収入が得られそうだ…。) ゴウ:(ホテルにすんなり行くなんて…。) 二人:(やりぃ!) ナオ:(…早くやりたいなぁ…) ゴウ:(…早くやりたいなぁ…) ナオ:(あんなこともできるかな…) ゴウ:(あんなこともできるかな…) ナオ:(そしたら我慢してたことも…) ゴウ:(そしてら我慢してたことも…) ナオ:(ああ!うれしい想像が脳内を駆けめぐる!) ゴウ:(ああ!やらしい妄想が脳内を駆けめぐる!) ナオ:(これで暮らしが立つ!) ゴウ:(もう息子が立つ!) ナオ:(家賃も入れられるなぁ!) ゴウ:(※ご想像にお任せします) 二人:(ドキドキするなぁ…) (てくてく…) ゴウ:よし、着いた! ナオ:…ぇ?ここですか? ゴウ:じゃあ部屋にいこ。 ナオ:いや、ちょっと待って下さいよ!仮にも僕は男ですよ! なんでこんなとこに来なきゃいけないんですか! ゴウ:へ?うそ!君、男? ナオ:そうですよ! ゴウ:うそぉ!ずっと女だと思ってた! ナオ:は?どういうことですか!? ゴウ:だからずっと君をナンパしてたんだけど。 ナオ:マジで!?うそ!?仕事探してくれてるんじゃなかったんですか! ゴウ:はぁ〜。マジかよ…。 ナオ:こっちのセリフですよ。 ゴウ:あぁ〜もう男でもいいや!行くぞ! ナオ:え?いやちょっと待て!だれか〜!
| 出場者 | KB | OA率 | バトラーランク |
| 灯風 | 473 | 1/1 | C |
| 赤色102号 | 433 | 2/2 | C |
| ライジングブルー | 433 | 4/6 | B |
| パピーゲバ | 433 | 3/3 | B |
| アレックス | 381 | 0/6 | E |
| Frigg | 361 | 2/3 | D |
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1期最終戦は最後に登場した灯風が1位。ライジングブルー、パピーゲバはC大会進出。 アレックスはまたも高得点オフエア。2期には彼のネタがオンエアする事を祈ります。 | |||