友達を呼んで家でゲームしていた俺と杉本。トイレを借りた杉本の後に、俺もトイレに入ったら、便器にフンドシ姿の人間が真っ逆さまにつっこんでいた。おい！ 
  
  島田：おい！コラぁ！ちょっと来い！ 
  
  杉本：イタタタタ！耳引っ張るなって！何よ？ 
  
  島田：何やないやろが！お前、人ん家きて、トイレ借りて流さへんてどういうことやねん！ 
  
  杉本：ああ、ちゃうねん。流したよ。でも流れへんかってんもん。 
  
  島田：ちょー、もう、ええ加減にしてくれやー！ 
  
  杉本：ちゃうねんて。最近、全然出てなくていっぱい溜まってたせいで、物凄いでっかいの出てもうたからな。 
  
  島田：言い訳はええねん！流れへんかったら流れへんで対策せえよ！なんや、やり逃げするつもりやったんか！ 
  
  杉本：ごめんて。 
  
  島田：あー、もうっ！……おい、ちょっと待て！お前、何勝手に赤いフンドシ穿かせてねん！ 
  
  杉本：え？いや、あったから。 
  
  島田：勘弁してやー。フンドシ30ロールのセット買って、1ロールしか入ってない赤いフンドシ勝手に使うなやーー！白いっぱいあるやんけ〜！ 
  
  杉本：ごめんて。 
  
  島田：ごめんちゃうやん！楽しみに取っておいたのによー！ 
  
  杉本：でも、ほら、お歳暮の季節やんか。きっと誰か送ってくれるって！最近CMでもよくやってるやん。
　　　　　「フンドシって毎日使うものだから、どこのお宅に贈っても喜ばれるのよね。」って。 
  
  島田：わかったわ、もう。使ってもうた物をいつまでもウジウジ言うてられへんしな。とにかく、この便器につっこんでるのを何とか始末しよ。 
  
  杉本：うん…。でもどうすんの？ 
  
  島田：そうやなあ。とりあえ…ず……おい…おいっ！ 
  
  杉本：何？ 
  
  島田：もー最悪やー！ 
  
  杉本：何なんよ？ 
  
  島田：便器の外にめっちゃ飛び散ってるやん！ 
  
  杉本：ええ？ウソ？ 
  
  島田：ウルトラマンフィギア落ちてるしー。あ、こっちにも！こっちにも！何これ？ウルトラ兄弟満載やんか！ 
  
  杉本：え、ええ〜？そ、そんな覚え、な、な、ないけどなあ〜？ 
  
  島田：しらばっくれるんなや！よう見てみろや！ウルトラマン！ゾフィー！
  　　　　タロウ！エース！セブン！帰ってきたウルトラマン！帰って来たウルトラマン！帰って来た！帰って来た！帰って来た……何回帰って来とんねんっ！！ 
  
  杉本：いや、でもホラ。ウルトラマンが出るってのは健康の証拠やんか？ 
  
  島田：お前の健康なんてどうでもええわ！人ん家のトイレは綺麗に使え！飛び散らかすな！ 
  
  杉本：いや誤解せんといてな？普段は大丈夫やねんで。ただ、ここ一週間ほど出てなかったのが、一気に出てもうたからな？
　　　　　それで勢いで飛び散ったみたいな？ 
  
  島田：言い訳がましい奴やな！…あっ！こっちにはＺガンダムまで落ちてるやんか！ 
  
  杉本：だって、溜まってたから、最初は固いのが出たんよ！ 
  
  島田：知らんわ！掃除せえ！ 
  
  杉本：ホンマ、ごめんて。 
  
  島田：あああ、もう、便器にはキン消しがこびり付いてるし〜。 
  
  杉本：そ、それは俺ちゃうって！時間経過からして、キン消しは古すぎるって！ 
  
  島田：ホンマか〜？ 
  
  杉本：う、うん。 
  
  島田：って、お前！さっきのＺガンダム、初代ガンダムに変わってるやんけ！やっぱ、キン消しもお前やろ！ 
  
  杉本：うわー。バレた。 
  
  島田：なんで、この期に及んで誤魔化すねん！ 
  
  杉本：ちゃうねんて！ホンマに今日は、俺おかしいねんて！ 
  
  島田：言い訳はええから！ゴホッ！臭っ！ 
  
  杉本：何？この臭い？ 
  
  島田：ああー！もたもたしてるから、菌が増殖して、ウルトラ兄弟がワル者になってるやんかー！ほらバルタン星人！もう、とりゃ！とりゃ！ 
  
  杉本：ちょっと！やめて！ハサミで挟まんといてって！最悪や！服に跡が付いたやんか！ 
  
  島田：元はといえばお前が出した物やろが！俺なんか思いっきり握ってもうてるわ！ 
  
  杉本：だって、出した時は、バルタン星人ちゃうねんもん。そら本人でも抵抗あるって！ 
  
  島田：もうええわ！お前の自己中心的な態度には付き合ってられへんわ！全部、お前が片付けろよ！じゃあな！ 
  
  杉本：ちょっと！どこ行くねんて！ 
  
  島田：風呂だよ！風呂！ 
  
  杉本：え？風呂？ああっ、ちょっと！…に、逃げようっと！ 
  
  島田：うああああああ！なんで風呂にアヒルちゃんが浮いてるんだよっ！あの野朗！絶交だーーーっ！ 
  
  （終） 

  真田：どうも〜エイジアンエイジアンと申します
  
  島村：よろしくお願いします
  
  真田：いやぁ、僕らももう、結婚できる歳ですよ
  
  島村：そうですねぇ
  
  真田：でも、結婚っていうと色々な障害があるでしょ
  
  島村：父親の反対とかね
  
  真田：だから、今のうちにそういうシミュレーションをやっといた方がいいと思うんだよね
  
  島村：わかった
  　　　俺が結婚相手の父親やるから、息子で来て
  
  真田：バー島村・・ここが美紀さんの実家か
  
  島村：なんで、勝手に実家がバーっていう設定になってんだよ
  
  真田：カランカラン・・
  　　　マスター娘さんを一つ
  
  島村：なんでそんな軽いノリなんだよ！
  
  真田：娘さんをあちらのお客様に
  
  島村：そんなやり取り必要ねぇよ！
  　　　変な設定をつけんなっての
  
  真田：普通の家ね
  
  島村：そうだよ
  
  真田：コンコン・・
  
  島村：入っていいぞ
  
  真田：失礼します・・ガチャッ
  　　　
  島村：何の要件で来たんだね
  
  真田：あ、すいません・・
  　　　来たばかりなのですが、この後お見合いパーティーがあるので失礼します・・
  
  島村：何で、すぐ帰るんだよ！
  　　　それにお見合いパーティーってまだ、結婚相手いないじゃん
  
  真田：相手いるバージョンですね、わかりました
  
  島村：そうだよ
  
  真田：コンコン・・
  
  島村：入っていいぞ
  
  真田：失礼します・・ガチャッ
  　　　
  島村：何の要件で来たんだね
  
  真田：単刀直入に言います
  　　　お父さん、僕に娘さんを下さい
  
  島村：君に娘はやらん
  
  真田：何でですか、ウォシュレットしてないで教えて下さい！
  
  島村：ここトイレかい！
  　　　何、入っていいぞって言わせてんだよ！
  
  真田：娘さんをくれなかったら、便座カバーでガンガン挟み込みますよ
  
  島村：そんな態度無いだろ！
  　　　違う場所でやってくれよ
  
  真田：コンコン・・
  
  島村：入っていいぞ
  
  真田：失礼します・・ガチャッ
  　　　
  島村：何の要件で来たんだね
  
  真田：単刀直入します！
  
  島村：・・刺すなよ！
  
  真田：新郎新婦はじめての共同作業です
  
  島村：ケーキ入刀みたいに言うな！
  　　　はじめての共同作業が殺人っておかしいだろ
  
  真田：コンコン・・
  
  島村：入っていいぞ
  
  真田：失礼します・・ガチャッ
  　　　
  島村：何の要件で来たんだね
  
  真田：単刀直入に言います
  　　　お父さん、僕にクローズユァーアイズ
  
  島村：僕にクローズユァーアイズってどういう事だ！
  　　　ちゃんと日本語で言え
  
  真田：お父さん、僕に娘さんを下さい
  
  島村：君に娘はやらん
  
  真田：何でですか
  
  島村：じゃあ、言わせてもらうが
  　　　君は美紀を幸せにできるのか？
  
  真田：できます
  
  島村：どうだかな
  
  真田：・・じゃあ、こっちも言わせてもらいますけど
  　　　お父さんは、美紀さんの気持ちを考えた事があるんですか？
  
  島村：・・・
  
  真田：胸と股間に手を当てて考えて下さい
  
  島村：セクシーポーズじゃねぇか！
  　　　もう、帰ってくれないか？
  　　　
  真田：わかりました、今日の所は帰りますが、後でこの手紙を読んでください・・
  
  島村：帰ったな、少し読んでみるか・・
  
  真田：美紀からお父さんへ
  
  島村：美紀から？
  
  真田：お父さんは、体臭がひどいので早く結婚して、お父さんと離れ離れになりたいです
  
  島村：ただの悪口だろうが！
  　　　やり直しだよ、こんなの！
  
  真田：どこからやり直すんです？
  
  島村：単刀直入の所からだよ
  
  真田：単刀直入に言います
  　　　お父さん、僕に娘さんと５億円を下さい
  
  島村：やるわけあるか！
  
  真田：最低限、僕だけでも幸せになりますから！
  
  島村：娘を幸せにしてくれよ！
  
  真田：単刀直入に言います
  　　　娘さんでいて下さい！
  
  島村：もはや、お父さんじゃないし！
  　　　もういいよ
  
  二人：どうもありがとうございました

  日常に生きる親子
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  ＴＶ：（あんたなんか最低！！離婚よ！！）
  
  　　：（ちょっと待ってくれよ！！考えなおしてくれよ！！）
  
  Ｑ１：お父さーん。
  
  Ｑ２：んー？
  
  Ｑ１：どうしてこの人とこの人は離婚するの？
  
  Ｑ２：・・・・・・。
  
  Ｑ１：ねーなんで？
  
  Ｑ２：うーん、この人とこの人は多分ちょっと仲良くなくなっちゃったんだろうな・・・。でもな、大人ってのは難しいんだよ。
  
  Ｑ１：離婚ってなに？
  
  Ｑ２：離婚？離婚ってのはなぁ、お父さんとお母さんが夫婦じゃなくなることを言うんだ。
  
  Ｑ１：夫婦ってなに？
  
  Ｑ２：夫婦ってのはなぁ、お父さんとお母さんが一緒にくらすこと・・・かな？
  
  Ｑ１：「かな？」ってなに？
  
  Ｑ２：・・・・・・。
  
  Ｑ１：「・・・・・・。」ってなに？
  
  Ｑ２：・・・・・点と句点が集まってできた文章のことだよ〜。
  
  Ｑ１：文章ってなに？
  
  Ｑ２：・・・文章か。文章はな、たくさんの文字がつながってできたもののことを言うんだ。
  
  Ｑ１：「たくさんの文字がつながってできたもの」ってなに？
  
  Ｑ２：・・・文章のことだよ。
  
  Ｑ１：文章ってなに？
  
  Ｑ２：・・・文章か。文章はな、たくさんの文字がつながってできたもののことを言うんだ。・・・ってさっきこれ言っただろーが〜！！！
  
  Ｑ１：今のなに？
  
  Ｑ２：・・・こ、これはツッコミって言うんだ。
  
  Ｑ１：ツッコミってなに？
  
  Ｑ２：ツッコミってのはなぁ、「なんでだよ！！」とか「どないやねん！！」とか言いながら頭をたたくことをそう言うんだ。
  
  Ｑ１：なんでだよ！！
  
  Ｑ２：なんでツッコむんだよ！！
  
  Ｑ１：なんでだよ！！
  
  Ｑ２：・・・この流れじゃネタ終わんないぞキュウイチ。
  
  Ｑ１：（手元にある人形のオモチャを持って）なんでだよ！！どないやねん！！
  
  Ｑ２：・・・質問終わったみたいだな。いまの年頃だと好奇心旺盛だから質問止まんねーんだよなぁ。
  
  Ｑ１：はいど〜も〜。
  
  （左手）僕がウルトラマンで、
  
  【右手】僕がアンパンマンです。
  
  （左手）なんでだよ！！バシッ。（ポロッ）
  
  Ｑ２：・・・いくらなんでもそんなバイオレンスじゃないぞ。あ〜ウルトラマン首とれちゃった・・・。
  
  Ｑ１：・・・ウルトラマン死んじゃうの？
  
  Ｑ２：ううん、大丈夫。お父さんが直してあげるから安心しろ。
  
  Ｑ１：ウルトラマンもうツッコミできないの・・・？
  
  Ｑ２：ううん、大丈夫。とれちゃったの首だけだから。腕が残ってるからツッコミはまだできるよ。
  
  Ｑ１：ウルトラマンもうロケット頭突きツッコミできないの・・・？
  
  Ｑ２：だから首とれたのか・・・。うん、それは無理だなぁ。
  
  Ｑ１：プロレスラーみたいに頭突きできないの・・・？
  
  Ｑ２：てかツッコミってそんなにダメージ蓄積させるもんじゃないからな？
  　　　そんなんやってたら芸人さん体持たないから。
  
  Ｑ１：エドモンド本田みたいに頭突きできないの・・・？
  
  Ｑ２：なおさら危険だなぁ。そんなんやってたら相方どころかセット破損させてスタッフさんに怒られちゃうぞ。
  
  Ｑ１：ふ〜ん。
  
  Ｑ２：じゃあお父さんいまウルトラマン直したげるからキュウイチは絵本かなんか読んでな。
  
  Ｑ１：は〜い。
  
  Ｑ１：（絵本を読みながら）お父さーん。
  
  Ｑ２：ん〜？
  
  Ｑ１：どうして子供が生まれるの？
  
  Ｑ２：・・・・・子供はなぁ、コウノトリさんが赤ちゃんをお父さんとお母さんのところまで運んできてくれるんだ。
  
  Ｑ１：どこから運んでくるの？
  
  Ｑ２：ずーっと遠くからだよ。
  
  Ｑ１：どこから運んでくるの？
  
  Ｑ２：・・・・海外。
  
  Ｑ１：どーやって運んでくるの？
  
  Ｑ２：飛んでくるんだよ。
  
  Ｑ１：どーやって飛んでくるの？
  
  Ｑ２：羽をパタパタさせて飛んでくるんだよ。
  
  Ｑ１：どーやって飛んでくるの？
  
  Ｑ２：（首なしウルトラマンを持って）こーやってプシューって飛んでくるんだよ。
  
  Ｑ１：ふ〜ん。
  
  Ｑ２：・・・いくらなんでもテキトーすぎたかな。
  
  Ｑ１：（まだくっつけてない首を持ち出す）
  
  Ｑ２：あ、コラコラまだ直してないんだから。
  
  Ｑ１：（首をアンパンマンの額にくっつけて）ガシーーーーン！！！
  
  Ｑ２：・・・・・・。
  
  Ｑ１：プルルルルルルルル
  
  Ｑ２：こらこら相方に首くっつけてロックマンＸ１のシグマ第２形態ごっこするんじゃない！！プルルルとかＨＰ上がるとことかわかりにくいだろ。
  
  Ｑ１：は〜い。
  
  Ｑ２：ったくもう、あれアロンアルファどこやったかなぁ？
  
  Ｑ１：お父さん僕ねぇコウノトリさんに運ばれてくるの覚えてるよ。
  
  Ｑ２：え？ホントか？？どーだったんだ？？
  
  Ｑ１：んっとね〜なんかね〜周りが真っ暗でね〜。
  
  Ｑ２：真っ暗か・・・。どこだろう？
  
  Ｑ１：そんでね〜（オモチャ箱から取り出す）これに乗ってきたの。
  
  Ｑ２：へぇ〜トーマスじゃん。
  
  Ｑ１：そんでね〜中に乗ってる人がこれじゃおそいからって言ってね〜。
  
  Ｑ２：うん。
  
  Ｑ１：（オモチャ箱から取り出す）こんどはこれに乗ったの。
  
  Ｑ２：新幹線に乗ってきたのか。新幹線トーマスより早いもんなぁ。
  
  Ｑ１：そんでね〜これのなかでおじいちゃんに会ったんだよ〜。
  
  Ｑ２：おじいちゃん？でもおじいちゃんキュウイチが生まれる前に死んじゃったから会ったことないハズなんだけどな。
  
  Ｑ１：そんでね〜そのおじいちゃんの頭の上にね〜輪っかついてたの。
  
  Ｑ２：うんうん。
  
  Ｑ１：そんでおじいちゃん「ここはとおさん！！」って言って輪っか頭からとって僕に投げてきたんだよ〜。
  
  Ｑ２：じいちゃん何やってんだ・・・。そこでなんで門番してるのかがわかんない・・・。
  
  Ｑ１：そんで僕ね〜ロックバスターでやっつけたんだよ〜。
  
  Ｑ２：じいちゃん２度死んだのか・・・。
  
  Ｑ１：そんでおじいちゃんがその輪っかくれたの。
  
  Ｑ２：輪っか？どこにあるんだ？？
  
  Ｑ１：あそこ。（そこを指さす）
  
  Ｑ２：ってウチのパルックじゃん！？
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  日常に生きる親子